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2019年1月1日火曜日







[機器][PC] CP/Mマシン
2018年09月06日 17:49
TRN-8
この4ヶ月間,改造と称して破壊してしまったCP/Mマシンの復活に注力してきた。 
そしてパワーアップして復活した。
このCP/Mマシンは,吉田幸作氏がトランジスタ技術 1989年4月から1990年3月の期間 「作りながら学ぶマイコン設計講座」と題した連載記事で紹介された物。 
CPUカードのみならず,ROMライター,PALライターを含む。 プリント基板やROM,CP/M等の配布サービスを利用して組み上げた。
主な構成は,
CPUは,日立のHD64180
システムROMが32KB,RAMが256KB
3.5インチFDD2台と8インチFDD1台に192KBのRAM DISK
コンソールをつなぐRS-232-Cポート
OSはCP/M 2.2でTPAは63KB
ROMライター(これは完成していない。完成していれば,もう少し楽ができたはず)
PALライター(気合いを入れて制作。でも今や時代遅れ)
であった。CP/Mが動くので,JUGのS/W配布サービスでS/Wを入手して楽しんだ。
修繕する所は,
CPUカード上のパターンカットした部分を修復。
システムROMを新規作成。これにはBoot Loader/CBIOS/ROMBIOS,CP/MのCCP/BDOSが入っている。
8インチFDDインターフェースカードを作り直し。修復では対応できないほど破壊していた。
である。
CPUカードの修復は,パターンカットをしたところと回路図を見比べながら修復。これはすぐに完了した。
システムROM中のBoot Loader/CBIOS/ROMBIOSは,記事中にリストが掲載されているので間違いなくキーインすれば, できあがるはず。CCP/BDOSはCP/Mは, The Unofficial CP/M Web Siteで,ソースを入手できた。 素材がそろったが,ROMの特定の位置にそれぞれを書き込む必要がある。そのためにROMイメージ作成ツールを作成した。 ここから,アセンブルしてはROMを焼いてテストの日々が始まった。いくら丁寧に確認しながらソースを入力し CP/Mのコマンドプロンプトが表示されない。アセンブルエラーがないにもかかわらずである。デバッグメッセージを 出力するようにすると,今度は相対アドレスジャンプができなくなる始末。苦肉の策として,プリンターポートにLEDを つなぎ,目印パターンを表示するようにしてバグをあぶり出した。原因はアセンブラーのバグ。 明らかに間違った記述なのにエラーを検出していなかった。そこを修正し,めでたくCP/Mのコマンドプロンプトが表示された。 コマンドプロンプト
8インチFDDインターフェースカードは,FDD2台をサポートできるようにTTLを追加した。これも配線図通り制作すれば, 動くはずだったが,掲載されている回路図に3カ所の間違いがあった。1カ所はすぐに気がついて修正した。しかし,もう2カ所はなかなか気がつかなかった。8インチFDDでメディアのフォーマットを試みると,動作が安定しない。途中でハングアップしてしまう。しかもこれがランダムに起きる。回路図とにらめっこしながら配線を追っかけたが,間違いが見当たらない。TTLが死んだのかと思い,ばらしてTTLを テストしたが正常品であった。何かが違っているのだが,分からない。まるで出口のない洞窟に入ったかのよう。 この様なときは,気分転換して,新鮮な気持ちで取り組み直すしかない。新品の部品を取りそろえて組み直すことにした。 
部品が到着するまでの間,じっくり回路図を眺めることにした。なんか違和感を感じる。この抵抗はどうしてここに? 回路図の間違いを2カ所発見。修正した回路図を元にカードを製作し,テスト。
安定してフォーマットができるようになった。 もちろん,8インチFDD2台ともキチンと動作する。 
新8インチFDDインターフェースカード
これで,TRN-8が復活。しかもリッチに4ドライブ構成である。 TRN-8復活
by Kida Hiroya [コンピューター] [CP/M]

アナクロなコンピューターエンジニアのつぶやき







2012年8月23日木曜日

[自作] FM3マイコン







[自作] FM3マイコン
階段波を作る STM32VL Discovery
FM3 AD変換でLEDチカチカのスピードを変える
FM3を動かしてみる 富士通MB9BF618T 32bit CPU
書庫FM3(6)
カテゴリその他コンピュータ
2012/5/2(水) 午後 10:07
インターフェース(Interface)6月号に付属しているFM3マイコンをさっそく動かしてみました。
FM3はARM社の32bit CPUコア CoreTex-M3をベースにした富士通のCPUです。
インターフェース6月号に付属したFM3 評価ボード
今回インターフェース誌に付属したボードに搭載されているのはMB9BF618TというモデルのCPUです。
ちょっと見たとこ、STマイクロシステム社やNXP社のCPUとそんなに変わりません。
みんなARM社のCPUコアを採用するようになって、ドングリの背比べになってしまいました。
日本の会社が出すとココが違うってのを、ドカンとブチまかしてほしかったなぁ!
モード切替えのジャンパーと、リセットボタンを乗せた。赤いリセットボタンは宙ぶらりん。4Pタクトスイッチも乗せられるようにしといてよ!
それはそうと、
今回は開発環境として、IAR社のEWARMを使用しました。といってもEWARMでできるのは、コンパイル、リンクまでです。オンラインデバッグとダウンロードは使えません。トホホ
出来上がった実行ファイルは、富士通の提供する「USB Direct Programmer」というソフトを使ってFM3にダウンロードしなければなりません。
FM3にはSTマイクロシステム社のディスカバリーのようなST-LINKに相当するものが無く、単にCOMポートからダウンロードするローダーが書き込まれているだけ。COMポート経由だからとにかく遅い。ST-LINKだとUSBだから一瞬で終わるのだが、FM3はこの辺がかったるいですね。雑誌の付録のため安くあげないといけないので仕方ないですね。(インターフェース6月号は2310円もするので、決して安くないが...)
オンラインデバッグができないのは、ちょっと悲しいですね。
試したプログラムは、マイコン界の"Hello World"に相当するLEDチカチカ。
インターフェース誌に載っていたのを打ち込んで走らせてみました。
#include "mcu.h"
static void InitPort(void);
int32_t main(void)
{
uint32_t period;
InitPort(); //GPIOのPin3のみ初期化する
period = SystemCoreClock / 100;
SysTick_Config(period); //10msのティックを得る
for( ;; ) {}; //永久ループ あとはSystick割り込みで
}
static void InitPort(void)
{
FM3_GPIO->PFRF_f.P3 = 0;
FM3_GPIO->PZRF_f.P3 = 1;
FM3_GPIO->DDRF_f.P3 = 1;
FM3_GPIO->PDORF_f.P3 = 0;
}
void SysTick_Handler(void) //SysTickの割り込み処理 10ms間隔でエントリ
{
static uint8_t cnt = 0;
cnt++;
if (cnt >= 50) { //10 x 50 = 500ms
FM3_GPIO->PDORF_f.P3 = ~FM3_GPIO->PDORF_f.P3; //500msごとに反転させる
cnt = 0;
}
}
本に書いてある通りやれば動きますが、
注意する点は、EWARMのメニューで「プロジェクト」->「ビルド構成の編集」に入って、MB9BF618T Releaseを選んでおく必要があることです。
これが他のCPUになっていたり、debugになっていると動きません。
FM3に期待するのは、その性能(性能はドングリの背比べ)より、国産ということで、日本語マニュアル類や、日本語のアプリケーションノートなどの充実です。
まだまだこれからのようですが。
2310円払ったのは、ちょっと高かったなぁ。
(JF1VRR)

JF1VRR(also JR3QZS)の無線日記



1992年7月26日日曜日

[改造][ポケコン] Sharp PC-E500シリーズのメモリ増設

[改造][マイコン] Sharp PC-E500シリーズのメモリ増設
PC-E500シリーズ 改造の手引き
Japanese (sjis) Only 
[最終更新日: 1998年02月28日12時04分48秒]
本改造記事は、PC-E500シリーズのメモリ増設に関する過去の記事について、要 領よくまとめたものです。 初心者にもわかりやすいように、丁寧な解説がされております。 『PC-E500シリーズ 改造の手引き 第2版』zou.lzhをダウンロードする。 なお、本文中に出てくるドライブ名D:はバンク切り替えを行うことによって512K バイトの容量を得ています。したがって、増設したメモリをポケコンに認識させるため には、別途、デバイスドライバ(DeltaVer3.4 または 3.5)が必要です。 お持ちでない方は、ここからdelta350.lzhをダウンロードしておいてください。
(deltaの説明書を読む)注意…お決まりですが...。   本改造記事により、ポケコン本体が破壊されたとしても一切の責任を負わないも    のとします。全て各人の責任においてやって下さいるようお願いいたします。 以下、転載記事です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ =====================================
タイトル:PC-E500シリーズ 改造の手引き 第2版 カテゴリ:テキストデータ 
FILE 名:ZOU2.LZH 
編集者名:Lycanthrophy nomi (略して らい.) 
圧縮方法:- lh1 - 
転載可否:可 ======================================
【備考】 初心者向け、改造の手引きです。 改造の一例として、S1:256、S2:256、D:512KB の回路図が載っています。 第1版との違いは、若干の誤字の訂正と IC の説明についての補足などです。 ======================================
 【ZOU2.LZH】でダウンロードして下さい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以下がZOU2.LZHの内容です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
 ■ 第0章 まえがき 
一頃ポケット通信の ;BBSE500 を賑わせた、「E500の改造」と言うテーマ について、私が簡単にまとめてみました。一通り読めば誰にでもE500の改造 が出来るように、と言うコンセプトで、初心者にも解りやすいように心掛けて編 纂しました。  しかし、私自身初心者ですので、説明に解りづらい点があるかもしれません。 また、間違っている点があるかもしれませんが、その点はご容赦下さい。  改造中級者&上級者の方にとってはつまらない内容ですが、まあ勘弁して下さ い。(^_^;)  それと、改造をするとメーカー保証が受けられなくなります。あと、改造は自 分の責任に於いてやって下さいね。改造をして失敗しても、手助けぐらいは出来 ますが、私は一切責任を持てません。 
 ■第1章 基礎知識 
 (1)はじめに  
E500シリーズの改造と言ってまず思い浮かぶのは、RAM増設やクロック 高速化です。この章では、改造の際に必ず必要になるであろう基礎知識を紹介し ます。
 (2)裏蓋を開ける  
裏蓋を開ける場合は、まず単4電池、メモリ保護電池、ラムカードをすべて取 り外します。そして、ネジが全部で8本ありますので、これを外します。いよい よ裏蓋を外しますが、この時力を入れ過ぎてツメを折らないように気を付けます。 ここで、E500やE550の人は、裏蓋と本体の間にリード線が2本見えるは ずです。このリード線の先にあるのが、圧電ブザーですが、このリード線は極め て外れやすいので注意して扱って下さい。運悪く外れてしまった場合はハンダ付 けして付け直しておきましょう。  さて、裏蓋を開けると、基板の上にICが幾つか見えると思います。ここで、 中央付近に「SC-62015」と書かれたICがありますが、これがポケコンの中核と も言うべきCPUです。また、右上のほうに「HD6120??」と書かれたICが3つ 並んでいますが、この3つのICは液晶画面を担当しています。また、右下にあ る「LH53??」はROM、「HM62256LEP-12SLP」はRAMです。RAM増設をする 場合は、このRAMを交換する事になります。後、真ん中辺りに青いものが見え ると思いますが、これがセラロックです。マシンを高速化したい場合は、このセ ラロックを高速なものに交換します。 
(3)CPUの基礎知識  
CPUには、ピンが100本付いています。各ピンの名称は次の通りです。
次に、各ピンについて簡単に解説をしますので興味のある方は読んでみて下さ い。よく解らない人は、さらっと読み流して下さい。  
「D0」~「D7」は、データ受送信の際に使用されます。SC62015 は8ビットC PUですので、8本の信号線が出ている訳です。
「WR」は、「D0」~「D7」まで のデータが、書き込み用のデータであるか、読み出し時のデータであるのかを指 定しています「WR」が High (+5V電圧)の時読み出し、Low (0V電圧) の時は書き込みを行います。  
「A0」~「A18」 「CE0」~「CE7」は、データ受送信の際のアドレスを指定す る際に使用されます。
 「CE0」は内蔵RAM、「CE1」は外付けRAM、「CE2」 はROM、
「CE5」 は液晶LSI、「CE6」 はグラフカードをそれぞれ選択し、 「A..」で選択されたエリア内の相対的なアドレスを指定しています。
「CE?」の アドレスは、実際には次の通りに割り当てられていると考えられています。  
〈CE0〉 80000h~BFFFFh 負論理 内蔵RAM(S1:)  〈CE1〉 40000h~7FFFFh 正論理 増設RAMカード(S2:) 
〈CE2〉 C0000h~FFFFFh 負論理 内蔵ROM(S3:)  〈CE3〉 20000h~3FFFFh 負論理 (DELTAなど)  
〈CE4〉 ???  
〈CE5〉 ???  
〈CE6〉 10000h~1FFFFh 負論理 グラフカード  〈CE7〉 BC000h~BFFFFh 正論理 システム予約  この中で、負論理というのは、そのエリアが選択された時に Low(0V電圧) がかかるというものです。正論理の場合は、High (+5V電圧) となります。 〈CE3〉のところにDELTAなど、 と書いてありますが、DELTAについて は後述します。  「VCC」は共通+5V電源、「GND」は0V端子です。この2つは、次の各ピン と直結しているので、外部電源を使いたい場合はここに繋げばよいでしょう。  [VCC]11ピンコネクタ、第2番ピン、ここに+極を繋ぐ  [GND]11ピンコネクタ、第3番ピン、ここに-極を繋ぐ 
(4)RAMの基礎知識  
RAMは、データの記憶&読み出しに使用されます。RAMにはいろいろな種 類がありますが、ここでは次の3つのRAMを紹介します。この3つはE500 改造の際にはぜひ知っておくべきだと思われます。
  (M62256)32KB 
(HM628128)128KB
(HM628512)512KB  
ここで紹介する3つのRAMは、それぞれ 32KB、128KB、512KB の容量を持っ ています。このうち、32KB の HM62256 というRAMは、元からE500に乗っ ているRAMです。容量を増やしたい場合は、この 32KB のRAMをもっと容量 の大きいものに交換してやればよい訳です。実際の改造の方法は後回しにして、 まず各ピンの解説をしたいと思います。これを理解できれば、改造の幅が一気に 広がる事でしょう。  
[D0~D7]は、CPUについての項でも解説したとおり、データ受送信の際に 使われる端子です。RAMの[D0~D7]は、CPUの[D0~D7]にそれぞれ直結 しています。活用研究(工学社の出している解析本)を持っている方は最後のペー ジの回路図をご覧になってほしいのですが、すべてのICの[D0~D7]はCPU の[D0~D7]に直結していますね。この先[D...]と出てきたら、ああ、これは データの受送信の内容に関わっているんだな、と思って下さい。(D0~D7 は、 I/O0~I/O7 と表現される場合もありますが、どちらでも同じです。)  
[A0~A18]もCPUの項で触れましたが、 これはアドレスの指定の際に使わ れます。つまり、これによってデータ([D0~D7]で受送信されるデータです) をどこに格納するか、またはどこのデータを読み出すのかを指定しているのです。  [VCC]
[GND]についても既に触れてありますね。これは共通電位です。  
[/CS]を Low つまり0V電圧にすると、RAMが選択された事になり、動作 します。
[CS2]は 128KB RAMだけに付いている端子ですが、これは[CS]の 逆で、High つまり+5V電圧の時にRAMが選択された事になり、動作します。  
[/WE]を Low にするとデータの書き込み、[/OE]を Low にするとデータの 出力を行います。(データの出力とは、RAMがデータを出力すると言う事です から、人間から見ればデータの読み出しと言う事です。)  [/CS][CS2][/WE][/OE]については、その選択のされ方が複雑なので、 表にしておきます。 表中で、---- と表されている場合は、 その値がRAMの 動作に関係しない事を意味します。 
■ 第2章 部品&工具を揃える   
次に、改造の際に必要となる、部品やパーツ、機材について紹介します。『道 具は良い物を使う、手間をおしまない、これが結果的に速く確実な仕事に繋がり ます。』
(1)工具類  
ハンダごては、15wの物を使用します。この時注意するのは、セラミックヒー ターのハンダごてであるかどうかです。ハンダごてにはニクロムヒーターとセラ ミックヒーターの2種類あって、ニクロムヒーターの方が安く手に入るのですが、 ニクロムヒーターの場合、高温で絶縁抵抗が低くくなるため、AC100Vから の漏れ電流でRAMやポケコン本体を電機的に破壊してしまう事があるのです。 と言う訳で、少々高価でもセラミックヒーターのハンダごてを買いましょう。あ と、こて先は極力細いものを選びます。裏蓋を開けた人は解ると思いますが、ポ ケコンのICは非常にピッチが細いので、こて先が太いハンダごては使い物にな りません。  小さいラジオペンチやニッパーも用意しておきましょう。ニッパーは、とくに 精密工作用のニッパーは、使用する際に強く握り締めないように気を付けましょ う。 私は握力が人より強いのかどうか知りませんが、 買ったばかりのニッパー (1200円もした!!)が、使い始めて5分もしないうちに根本からポキリと 折れてしまいました。買ったばかりですよ、しかもちゃんとしたメーカー品のニッ パーだったんですよ。信じられん!!。みなさんこんな風にならないように道具 は大切に扱いましょう。  
ピンセットは、あると非常に便利です。先が細くとがって、それでいてネジれ に強いしっかりしたステンレスのピンセットを選びます。  精密ドライバーは、ポケコンの裏蓋を開けるのに使います。ネジ山を潰してし まわないように、ネジにあった大きさのものを使うようにします。何種類か用意 しておくとよいと思います。セットになっているものを買えば問題無いでしょう。  他に、テスターやワイヤストリッパは、良いものを1つ奮発しておくべきです。 テスターは、通電をブザーで知らせてくれるもの、そして抵抗も測定出来るもの がベターです。 
(2)消耗品  
ハンダは、必ず、すず(Sn)60%でフラックス入りの、高密度集積基板用の ものを選ぶようにしましょう。φ0.5mm 以下のものがあればベストですが、無け ればφ0.6mm 程度の物でも実用にはなります。気が違ってもφ2.0mm なんてもの は使わない事。私はφ0.3mm のものを使っています。これぐらいの細さになると 値段もかなり奮発する事になりますが、細かい部位のハンダ付けには非常に重宝 します。後、ハンダ吸取り線も必須です。15Wのハンダごてでも吸取れるよう に、一番細いものを選ぶようにします。  リード線は、ジャンパに使います。なるべく細く、被覆が熱で溶けにくく、ハ ンダのノリがよいものを選びます。ハンダ用リード線や、ラッピングワイヤーの φ0.26mm 程度の物を選びましょう。  以上が、工具類&消耗品で必要と思われるものです。以下に簡単にまとめてお きますので、改造を始める前にチェックしておきましょう。 
◇ハンダごて セラミックヒーターで15Wのもの 
◇ラジオペンチ 小さいもの 
◇ニッパー 精密工作用の小さいもの 
◇ピンセット 先が細くとがったもの ◇精密ドライバー 何本かセットになっているものを買うとよい ◇テスター 
◇ワイヤストリッパ 
◇ハンダ φ0.5mm 以下、Sn60%、フラックス入り
◇ハンダ吸取り線 なるべく細いもの 
◇ハンダ用リード線 ラッピングワイヤーでもよい (3)パーツの入手  
RAMや抵抗、コンデンサなどのパーツはお近くの電機店で入手して下さい。 ただ、RAMは取り扱っていない電機店が多いので、近くの電機店で手に入らな い場合は通信販売で入手する事になります。神和電機(株)でRAMの通信販売 を行っていますので、こちらを利用するといいと思います。  神和電機(株) 小売店 TEL 03(3253)9010 通販部 TEL 03(3253)5701 住友銀行秋葉原支店(普)518934  通販部に電話して、4メガ(または1メガ)のフラットパッケージのSRAM 下さいと言えば送ってくれます。4メガは 512KB、1メガは 128KB です。  他に、E500の人はフレキシブル基板というものを入手しておくと後々の改 造が楽になります。お店で、SHARPのフレキシブル基板(流通コード:507 684 5023 パーツNo.DUNTK1442ECZZ、価格:4800円) 下さいと言えば取り寄せて貰えます。 E550やE650の人は、フレキシブル基板が最初から内蔵されていますので これを使います。 
■第3章 改造の際のアドバイス 
さて、以上でパーツは揃いましたね。では、実際の改造の方法を次に書いてお きます。これを一通り読めば、回路図を見ただけで改造に取り掛かれるようにな れますよ。 
(1)改造を始める前に  
改造を始める前に、次の事を頭に叩き込んでおいて下さい。  まず、チェック用の回路図を実際に自分で書いてみて、解らないところがない か確認します。この時点で解らないところがあった場合は、第1章・基礎知識、 第3章・改造の際のアドバイスをよく読んで下さい。それでも解らない場合は、 ポケット通信の ;BBSE500 へ書いて頂ければ、お答えする事が出来るかと思いま す。決して、解らない箇所を残したままで、改造に取り掛かったりしないで下さ い。解らない箇所を残したままだと、万が一失敗した時に、どこをどう直せばい いのか見当がつきませんからね。  そして、改造を始める前に、ドアノブなどに触って、体に溜まった静電気を逃 がしておきましょう。これを忘れると、体に溜まった静電気で、高価なCPUや RAMを壊してしまう可能性があります。  改造はあわててやると間違え易いので、作業の節目でコーヒーブレークを必ず 入れましょう。そして、電源を入れる前にテスターで導通や、ショートの確認を 必ずチェックしましょう。いきなり電源を on しては駄目です。  とにかく慎重に焦らず時間をかけてやれば必ず成功します。E500シリーズ はとっても丈夫なので、改造をして動作が変でもあきらめず原因を調べて直す様 にして下さい。ハンダ不良で通電していなかったり、ハンダが意図していない所 に飛んでショートしていたりと言う事はよくある事なので、ここらへんを念入り にチェックして下さい。 
(2)ハンダの取り扱いの注意  
まず最初に書いておきますが、ハンダは多い程信頼性が無いと思って下さい。 例えば、製品のハンダ(CPU等)を見れば解ると思います。  細かいところへのハンダ付けのコツは、コテとハンダを接触させないことです。 足の右からコテを、足とパターンを加熱するようにして当てたら、足の左側にハ ンダを接触させれば最小のハンダでキレイにハンダが付きます。  それでも馴れないうちはハンダ付けは難しく、どうしても隣のピンとハンダ・ ブリッヂしてしまいがちです。ブリッジしてしまった場合は、ハンダ吸取り線で 吸い取って、ハンダを付けなおしましょう。  また、2度熔かしたハンダはハンダ吸収線で除去して3度目は使わないように すると安心です。それは、2度溶かしたハンダは、フラックスが飛んでしまい、 不良ハンダになってしまうからです。古いPJ('92.7 など)で、元からあるR AMのハンダを再利用する方法が紹介されていますが、この方法ではハンダが不 良ハンダになってしまいます。後々の誤動作の原因になるので、これはやめた方 がいいでしょう。  あと、ハンダこてを長い間(10秒以上)基板に付けておくのは危険です。あ まり長い時間こてをあてていると、基板のパターンがはがれてしまう事がありま すが、こうなると修復は困難です。もし不運にもパターンをはがしてしまった場 合は、剥がしてしまったところに来ている信号を、活研の回路図などで調べて、 それに対応する信号をROMなりCPUなりから引いて来る事になります。 (3)RAMの取り外し方  
RAMを増設する場合で、S1: を増設する場合は元からある 32KB のRAMが 邪魔になりますので、これを取り外してしまいます。この 32KB のRAMは、こ の先、一生使う事はないと思われますので、少々荒っぽいですが次の方法を紹介 します。  まず、このRAMには 28 本の足がついていますが、これを1本1本、ニッパ でプツプツと切ってしまいます。すべての足を切り終わったら、RAM本体が外 れるはずですので、これは捨ててしまいましょう。(記念に取っておきたければ それでもいいですが。)  そうすると基板には、28 本の足の残骸が残っていると思います。 次は、この 足を一本ずつハンダで暖めて取り除きます。  最後に、基板上に残ったハンダは、ハンダ吸い取り線で綺麗に吸い取ってしま いましょう。これでRAM外しは終わりです。ここまで終わったら必ずコーヒー 一杯の休憩を取りましょう。 (4)RAMの足の加工  始めに言っておきます、RAMの足は極めておれやすいので、加工の際は十分 に気を付けて行って下さい。足が折れてしまった場合は、そのRAMは諦めましょ う。モールドを削って無理にハンダする方法もありますが、あまりお奨めできる 方法ではありません。  E500の改造に利用される、1MRAMや4MRAMは、幅が広いため、こ れをどうにかしないと基板に乗せる事は出来ません。そこで、まずマイナスドラ イバで足を左右から押して、うまく基板に乗るサイズまで、足を縮めてしまいま しょう。この時、縮めた足は横からみると、Z字型になっている筈です。  おっと言い忘れていました、足を縮めるのは3番ピンから30番ピンまでです。 それでは1、2、31、32番ピンはどうするのかと言いますと、ペンチで並行に真 横に延ばしてしまいます。足をペンチで上下から押さえるようにすれば簡単に出 来ると思います。が、足は折れやすいのでくれぐれも注意して行って下さい。失 敗したからと言って何度もやっていると、おれます。  ○○番ピンってどこだろう!?と思っている人は、第1章・基礎知識をよく読 みましょう。 
(5)RAMのハンダ付け 
(4)で加工したRAMの、Z字型に加工した足が基板の元のパターンに重な るようにしてハンダ付けします。ハンダ付けの際の注意点は(2)に書いてあり ますので、よく読んでおきましょう。  残った4本のピンはどうするかというと、回路図をよく見て、回路図の通りに ジャンパ線で繋いで下さい。「なんじゃそりゃ、回路図なんて無いぞ!」と思っ た方、回路図は第5章に載せてありますのでそちらを参照して下さい。 (※注)回路によっては、22番(/CS)、29番ピン(/WE)もジャンパ線で繋 がなければいけない場合があります。この場合は、基板にハンダ付けし ないで、回路図の方に従って下さい。 
(6)RAMの2階建て  
さて、E500でフレキシブル基板(第2章参照)を持っている人や、E550、 E650の人は、基板の上にもとからRAMが2つあるので、これを両方外せば (両方外して下さい)、新しいRAMの置き場所は2つ確保出来ますね?しかし、 E500でフレキシブル基板を持っていない人はどうでしょう。RAMの置き場 所が1つしかありません。そこで、このような場合にRAMをどうしても2つ置 きたい、と言う人はRAMを2階建てにするという手段が残されています。  2階建てにする場合は、増設したいRAMが2つある場合ですね。さて、ここ で問題が1つあります。RAMを2階建てにすると、高過ぎて裏蓋が閉らないの です。困ってしまいました。そこで、RAMをげしげしと削ってしまいます。ヤ スリでもカッターでも何を使ってもいいので、RAMを削っちゃって下さい。だ いたい、RAMの表と裏、両方 0.1~0.2mm ぐらい削ればokです。この時、ど の足が1番ピンか解らなくなると困るので、削る前にあらかじめ消えない印を付 けるのを忘れない事。  さて、1階部分のRAMは(4)を見て、この通りに足を加工して下さい。そ して、(5)の通りにハンダ付けして下さい。  問題は、2階部分のRAMです。このRAMは、1階部分のRAMとの共通部 分のピンをすべて真下に、RAMと直角になるようにペンチで足を曲げてしまい ます。そして残りのピンは真横になるようにペンチで足を曲げます。折れやすい ので注意して下さいね。 (※注)何番の足を真下に、そして何番の足を真横に延ばすかは、回路図によって 異なる場合があります。この場合は必ず回路図の方に従うようにして下さ い。  最後に、2階部分のハンダ付けです。2階部分の真下に向けたピンを、1階部 分の該当するピンに付けて、ハンダ付けします。名付けて『亀の子』。真横に向 けたピンは、回路図の通りに配線します。 +-----------------------------------------------------------------------+ 
第1章で、A0~A14、D0~D7等は、すべて共用していると書きました | |ね? | | そうです。よく見て下さい。その通りになっているはずです。  +-----------------------------------------------------------------------+
(7)CMOS ICの配置 さて、回路図によってはRAMの他に、HC00 や HC158 等の様な CMOS ICを 要求するものもあります。その場合は、回路図で指定しているICを別途揃えて、 配線する事になります。  ここで、これらのICを基板のどこに配置するかですが、これはクロック回路 (基板中央付近に、青いものが見えると思いますが、このあたりです)の近くで なければどこでもokです。例えば、3つあるLCDCの、間などがいいでしょ う。ここだ!と思ったところに、両面テープ等で張り付けてしまいます。
(8)改造に失敗したら?  
電源onしても動かない?そんな時は、落ち着いて、 on キーを押しながらリ セットして下さい。それでも動かない時は、ただちに電池を抜いて裏蓋を開け、 配線やハンダのチェックをして下さい。チェックすべき項目は次の通りです。  
- 回路図を見ながら、ジャンパ線の配線間違いが無いかチェック。  
- ピンとピンの間がショートしていないかチェック。見た目ではショートし ていなくても、テスターを当てるとショートしているのが解る場合があり ますので、これを完璧にチェックして下さい。 
- RAMの各ピンがCPUと直結しているかチェック。回路図と、CPUの ピン表、RAMのピン表(第1章「基礎知識」を参照)を参考にして、テ スターでよく調べます。  
- RAMを2段重ねにしている場合は、上のRAMと下のRAMの共通部分 のピンがちゃんと繋がっているかチェック。これも、各ピンが見た目には ハンダで繋がっていてもテスターを当てると繋がっていない、と言う場合 が結構ありますのでチェックします。  
- 倍速化改造をしている場合は、クロックラインのジャンパ線が切れていな いか、クロック切り替えスイッチが劣化していないかも調べます。 
- 改造中に誤って、基板上のパターンを切ってしまう事が有ります。その箇 所を見つけたら、ジャンパ線で繋いでおきます。  
- また、改造中にハンダが飛んで、思わぬ所でショートしている場合もあり ます。この場合、不良箇所を探して修復するのはかなり困難ですので、改 造中に気をつけるしかなさそうです。  それぞれ念入りに調べてみます。運良く不良箇所が見付かれば、しめたもので すが、見付からない場合は何度もチェックしてみます。それでも駄目な場合は、 RAMやCPUが死んでいる可能性があります。そうなってしまった場合は残念 ですが、改造は失敗です。RAMが壊れている場合は交換すればokですが、そ れ以外の部品が壊れているとなると、修復は絶望的です。 
□ 第4章 □ IC規格  
さて、ここまで読み進めてこられた方なら、回路図を見ただけで改造に取り掛 かれますね。え?、さっぱり解らない?、ご、ごめんなさい。さっぱり解らない 人は、図入りの詳しい解説がある、PJ(ポケコンジャーナル)と言う雑誌のバッ クナンバーを取り寄せて下さい。こちらのほうがよっぽど解りやすく書いてある かもしれません。取り寄せ方は、この説明書の最後の方にかいてありますので、 そちらを読んで下さい。  話がそれてしまいました。この章では、幾つかのCMOS-ICの規格を紹介 したいと思います。これだけの知識があれば、もう、自分で回路図を書く事だっ て出来ますよ。技巧的な事は、実際に回路図を幾つか見て身に付けて下さい。
74HC02 では、Y=NOR(A,B) ※ピン配置を見ると解りますが、 4つの A、B、Y を別用途で使えます。使わな いものは、A、B の各ピンを必ず GND に繋いでおき、Y の出力ピンを解放(ど こにも繋がない状態)しておきます。 
ピン配置を見ると解りますが、右と左を別用途で使えます。片方使わない場合 は、使わない方の G、B、A の各入力ピンを必ず GND に繋いでおき、Y0~Y3の 出力ピンを解放しておきます。 
ピン配置を見ると解りますが、 4つの A、B、Y を別用途で使えます。使わな いものは、A、B の各ピンを必ず GND に繋いでおき、Y の出力ピンを解放して おきます 4つの A、B、Y を別用途で使えます。使わな いものは、A、B の各ピンを必ず GND に繋いでおき、Y の出力ピンを解放して おきます。 
□ 第5章 □ 回路図の例 
さて、ここでは、4MRAMを2つ利用してE500/E550の内蔵ラムを 1MBにする方法を紹介します。1MBの内訳は、
S1:256、
S2:256、
D:512 KB
です。 D: は、DELTA と言って増設EMS のようなものです。この場合は 512KB のラムファイルが D: に出来ると考えて下さい。 (別途、DELTA Ver3.5 または Ver3.4 をポケット通信などから入手して下さい)  え~っ、1MBも!?そんなにいらないよ、と言う方は、PJのコピーサービ スで S1:256 の増設記事を取り寄せるなり(後述)、何なりして下さい。選択肢 は沢山ありますよ!!  さて、2つの4MRAMを使うと言いました。E500の方はこの2つのRA Mを2階建てにして下さい。E550の方は横に2つ並べるだけでokです。E 650の方は、残念ですがこの改造は出来ません。ROM領域が他の2機種より も大きいため、DELTAの領域と競合してしまう事が原因です。  また、この改造をした場合は 256KB の S2: を内蔵する事になるので、ラムカー ドは必要なくなります。と言う訳で、改造後はラムカードをスロットから外して 下さい。なぜ内蔵にするかと言えば、スロットがラムカードで塞がっているとハー ドディスクが繋げられないからです。  下が回路図となります。これは、;P;1;1;3 から、Daris さんと ganze さんの 記事を参考にさせて頂きました。(Daris さん考案の回路は丸写しです)感謝! ganze さんのオリジナルの回路図は、S2:256 と D:256 を選択できる等、非常に 完成度の高いものですので、一度実物を見ておくと勉強になると思います。
 「^」Vccへ、「v」Gndへ 「*」は接続、「+」は交差 or 折れ曲がり 倍速機では、1MΩを470kΩに交換  どうです?解りますでしょうか。E500の方は、1階部分を配線し、その後 2階部分の制作にかかります。DELTAが必要無い、と言う方は1階部分だけ 作れば、それだけで S1:256 S2:256 の出来上がりです。E550の方は、 1階 部分と2階部分を横に並べて置いて下さいね。  やっぱり回路図だけじゃまだ不安だ、と言う人、居ますか?では、ヒントを書 いておきますので、参考にして下さい。  まず1階部分のヒントです。A0~A14、D0~D7、Gnd、OE、WE は、基板のパター ン上のものがそのまま使えますから、何も考えずにハンダ付けします。さて、残っ たピン(A15~A18、CS、VSS)は足を横に並行に伸ばして、 ジャンパ線で配線す る事になります。1本1本丁寧にやって下さいね。ピンの位置が解らない?そん な人は、第1章の基礎知識で確認しておきましょう。  では2階部分のヒントです。回路図に書いてありますが(私が書きました。大 ヒントです)、A0~A16、D0~D7、Gnd、OE、Vcc、WE の各ピンは1階部分と共用 出来ますので、ピンの足は垂直に下に伸ばしてハンダ付けします。  おっと、実際に亀の子にするのはE500の人だけでしたね。E550の人は A0~A16、D0~D7、Gnd、OE、WE の各ピンは、 開いている方のRAM置き場にそ のままハンダ付けしますが、残りのピンは頑張ってジャンパ線で配線して下さい。  
■第6章 あとがき 
 (1)連絡先など  
E500の改造をしたい、と決意してから1か月間、3年間分のPJに目を通 し、;BBSE500、;TECHE500 の全書き込みを読み漁ったりと、いろいろと勉強しま した。本書はその集大成です。  本書を読んで、解りにくい点があるかもしれませんが、その時は ;BBSE500 に 書いて頂くか、私までメールで質問して下さい。解る範囲でお答えできるかと思 います。  質問のほか、提案&バグ情報&情報提供&感想など何でも待っています。
私への連絡は、以下のBBSまでお願い致します。  ポケット通信V3
03-3299-8661 ID:4041  
Limit 0423-21-9969 ID:Lim0010  
ZOB Station BBS 0466-80-1045 ID:zob12705  Wanibbs Host Interconnection Protocol ID:Lim0010@Limit  
ハンドル名 : Lycanthrophy nomi(略して らい.) (2)さらに上を目指す方へ  
本書だけではもの足りない、もっと深く突っ込んだ知識が知りたい、と言う方 は、ポケット通信の ;P;1;1;3 にある次の記事を読まれる事をお奨めします。こ の記事はかなりレベルが高いものですが、本書をすべて読み終えた読者の方でし たら、理解するのに十分な知識はすでに身についている筈です。 >";P;1;1;3" >00011 94-12-28 21:37:11 2845 増設 208KBライト・プロテクトS3:の設計/Great >00031 95-02-24 19:03:10 2845 E650のライト・プロテクトRAM(S3:)増設講座(第1回)/Great >00032 95-02-24 19:03:20 2845 E650のライト・プロテクトRAM(S3:)増設講座(第2回)/Great >00033 95-02-24 19:03:34 2845 E650のライト・プロテクトRAM(S3:)増設講座(第3回)/Great 
(3)PJのコピーサービス  
図やイラストでの説明が欲しい、と言う方はPJのコピーサービスを受けると いいと思います。工学社営業部(03-3375-5784)に、「ポケコンジャーナルの、 ○○年○月号の、○○ページから○○ページまでのコピーサービスを頼みたい」 と言えば、送金方法等を指定してくれます(1ページ50円)。   
92 年 7月号 3~12 ページ 『E550/1490UII の S1:256KB 改造』   
92 年 7月号 13~21 ページ 『E500/1480U/1490U の S1:256KB 改造』   
92 年12月号 16~28 ページ 『時計を内蔵する改造』  
93 年 8月号 16~17 ページ 『U6000 の S1:256KB 改造』  
93 年 8月号 20~23 ページ 『4.8MHz 倍速化改造』 〈参考文献〉 
『PJ'91.5 128KB RAM基板の制作』工学社/みずほ 『PJ'91.5 PC-E500の高速化』工学社/みずほ 『PJ'91.12 信号引き出しとCEのメモリ制御について』工学社/天野仁司+TOM 
『PJ'92.7 E550/1490UIIの内蔵RAM256KB改造への道のり』工学社/澤田保隆
 『PJ'92.7 フルメモリ257,976バイトの巻』工学社/大阪北新地
『PJ'92.7 PC-E500シリーズの内蔵RAM増設』工学社/みずほ 
『PJ'92.7 パーツを通信販売で入手するためのノウハウ』工学社/みずほ 
『PJ'92.12 リアルタイムクロックを内蔵する』工学社/近成人 
『PJ'93.2 128KBRAMカードを作ろう』工学社/みずほ 
『PJ'93.2 プロテクト256KBRAMカードを作ろう』工学社/みずほ 
『PJ'93.8 PC-U6000大容量256KBへの改造』工学社/みずほ 
『PJ'93.8 ポケコンの倍速化』工学社/みずほ 『PC-E500*PC-1490UII 活用研究』工学社 他に、ポケット通信V3の ;BBSE500 から、次の方のご意見を取入れさせて頂き ました。感謝! 
#2814 ganzeさん #2845 Greatさん #3041 しゃかんきょりたもつさん #3261 Masaさん #3383 ~Miki!~さん また、#3733 Nmasu さんからバグ情報を頂きました。感謝、感謝! +-------------------------------------------------+ 
| E500 シリーズ改造の手引き 初版 1996/3/16 | | 
第2版 1996/3/20 | | (C)
#4041 Lycanthrophy nomi | +-------------------------------------------------+

Mizuno‘s HomePage http://www.kt.rim.or.jp/~tmizuno/pocket/e500/zou.html











  [改造][ポケコン] Sharp PC-E500シリーズのメモリ増設
PC-E500/550を1Mバイト化
[最終更新日: 1998年02月28日12時04分42秒]
本改造記事は、シャープのポケットコンピュータPC-E500シリーズ(E500/E550) の内蔵メモリを1Mバイト(1024Kバイト)まで増設しようというものです。 (この記事はPC-E650/U6000には非対応ですので、注意して下さい。) なお、本文中に出てくるドライブ名D:はバンク切り替えを行うことによって512K バイトの容量を得ています。したがって、増設したメモリをポケコンに認識させるため には、別途、デバイスドライバ(DeltaVer3.4 または 3.5)が必要です。 お持ちでない方は、ここからdelta350.lzhをダウンロードしておいてください。
(deltaの説明書を読む) 注意…お決まりですが...。    本改造記事により、ポケコン本体が破壊されたとしても一切の責任を負わないも    のとします。全て各人の責任においてやって下さいるようお願いいたします。 
以下、転載記事です。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 -NUM- -R.DATE- -R.
TIME- -SENDER- -CONTENTS- [W]WRITE [RET]READ [?]HELP 00087 
96-05-05 20:35:26 4041 
s1:256 s2:256 d:512 ラ
イトプロテクト付き 《4MSRAM×2、HC158 でライトプロテクト付き内蔵1MB》 
・使用するICは、4MSRAM 2個、HC158 1個です。
・PC-E500/550 用です。PC-E650/U6000 では使用できません。 
・内蔵RAMを、S1:256、S2:256、D:512 に拡張します。 
・スイッチ1つで、S2:、D: の計 768kb のライトプロテクトが可能です。 
・RAMを2階建にすると、楽です。 
・Delta は、Ver3.4 または 3.5 を使用して下さい。 
・ライトプロテクトスイッチの切り換えは、必ず電源を切って行って下さい。 
・1階部分は ganze さんの回路図を、2階部分は Masa さんの回路図を参考にさせて 頂きました。
 ※注意:4MSRAM は、1階部分と2階部分で次の足を共用して下さい。 A0~A16、D0~D7、Gnd、/OE、Vcc、/WE by らい. -NUM- -R.DATE- -R.TIME- -SENDER- -CONTENTS- [W]WRITE [RET]READ [?]HELP 00088 96-05-07 19:02:32 4041 ↑補足 上の図について、少々分りづらいと思うので、実体配線図を書きました。 
by らい
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以上、転載記事でした。

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1989年12月24日日曜日

[機器] CASIO MXシリーズ



MX-10


MX-10
ネットオークションで落札した物。稼働品。
下記のMX-101のほうが入手は先ですが、 型番から察するに、こちらの方が先に出た機種のようです。
小型筐体&小さい角ゴムキーボードがなかなかいい趣です。
下は入手直後の動作確認風景。
ファーストマシンのキャプチャボードに 画像を入力するという荒技だったりします(^^;)。
周囲が汚くてすみません。 ちなみにこの画像を取ったのはCASIOのEXILIMだったりします。
 (2003/9/10)

パソコンコレクション
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MX-101



MX-101
他機と一緒に譲渡していただいたもの。
上記MX-10より先に2台も入手。
外形が非常に小さく、またキーもゴム製でとても細かく、 ミニチュア嗜好をくすぐる逸品です。(MX-10と同等)
一台目は本体以外に附属品がなく、 またACアダプタに7Vが必要だったので、 しばらく動かすことができませんでした。
後日ふと思いついて6VのACアダプタを使用したところ難なく稼働。
さらに完品セットも入手して、問題なく使用できる環境になりました。
しかしこのキーボード、実用には耐えませんね、さすがに。
ちなみに右手前に見える青い大きな矢印キーは、カーソルキーではなく、 ジョイパッドの方向キー相当。
ジョイパッドのボタン相当は左手前の青いキー二つ。 まさにゲーム向け機種ですね。
プログラミングなどでカーソルを動かしたい時は、 方向ボタン奥の横に並んだ4つのキーを使います。
むむっ、この並びは、MZ-80Bか?。使いにくい・・・
 (2003/9/10)

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カシオ(CASIO)
電卓、時計などで有名なメーカーです(だと思う)。
パソコンは、独自8ビットのほかMSX、初期16ビット機まで生産していましたが、その後一時撤退。
現在、電子手帳から派生して、「カシオペア」でWindowsCEマシンに進出。
主流ではありませんが、今後もパソコン関係には関わっていくようです。
また、関数電卓から派生して、SHARPと並んで古くからポケコンを多数生産しいてます。
特に8086互換CPUを使った機種は、現在でも大学など、教育向けとして生産している(かも?)。
所有機種FP-1100
FP-3000
FP-200
MX-10
MX-101

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1988年4月3日日曜日

動画][ゲーム] FM7,ハウンテッドハウス/HAUNTED HOUSE,レトロゲーム



oldtv2278.png

[動画][ゲーム] FM7,プッシュ・プルⅡ/PUSH・PULLⅡ,レトロゲーム


oldtv2278.png






[動画][ゲーム] FM7,プッシュ・プルⅡ/PUSH・PULLⅡ,レトロゲーム
#FM7 #COMPAC #レトロゲーム
FM7 プッシュ・プルⅡ PUSH・PULL Ⅱ レトロゲーム
181 回視聴
T GK
2018/12/08 に公開
プッシュ・プルII 懐かしくプレイ。
コムパック 1985 作 R.M
富士通マイクロ7 (FM-7)シリーズ
#FM7 #COMPAC #レトロゲーム

YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=DWWarbmf_dUU





パソコン遍歴
2006/9/6(水) 午後 1:03 パソコン本体系 パソコン
はじめてパソコンのようなものを触ったのは何だったか
小学校においてあったFM7だっけ(知ってます)あと8もあったっけ8001とか6001とかまだテープメディアの時代の話
色表示も16色とかで…さすがにあんまり記憶は無いけども
なんだか6001とか欲しかった様なきもするけど結構な値段だったように思う
実際自分のものとしてキーボードが付いたものは『ファミリーべ-シック』が初めてだったかな
なんかなんでも出来そうで何にも出来ないって印象だったように思う
そんなものを欲しがっていたのでたぶんヒトよりは興味があったんでしょうね
ここで違った方向に行ってればIT長者になってたりして(笑)
ちゃんとパソコンらしきものはそこからMSXに飛びます
ソニーのHITBITだっけ「♪ひーとびとのヒットビット♪」ってキャッチが印象的でした。
これは使ったことがある記憶があるのですが所有していたのか記憶が曖昧
記憶にあるのはMSX2+でSANYOのWAVY70FDこれって高校生くらいかな。
ジャンク屋さんでFDドライブ買ってきてFD2に改造しよう足した記憶があるが…
その次は大学生の頃念願の86系だけどなぜかNECでなくEPSONのNOTE386WR
今思えばすんごい変なマシンでノートそれもかなりジャストA4サイズと当時としてはコンパクトサイズの癖に3.5インチFDDが二台も付いてたかわりダネ
勿論この頃はMS-DOSの時代3.1だったか3.3だったかFDからの起動の時代で結構使いでがあった
HDなんかは一メガ(ギガじゃないですよメガですよ)壱万円時代のチョイあとかな
その次は約10年前でしょうか
理系の学校で特に生物系はMacという印象でした先生方もMacが多くてあこがれもありAppleがPerfomaシリーズでどんどん押してきていた(値段も格段に下がった時期です)こともあり初Mac!
Perfoma5210を一年ぐらい使いましたモトローラPPCシリーズの初期ですねこのあたりに比べると68系のマシンの動きは優雅でしたね
ただこれを契機にMacもスピード競争の波に飲まれていったように思います(その結末がインテルチップへの乗り換えでしょうか)
翌年更なるスピードパワーデスクトップの拡大を求めてPowerMac8500/150に値段がこなれてたのでモデル末期だったように思います良いマシンでしたメモリーもちびちびと増やしていった記憶があります
外付けHDもつけました値段は忘れましたが2GBのものです(本体は1GBだったかな)
ウインドウズ95とかの時代です
このPM8500が今のところ自分にとっては最後のMacになってしまいました(その後友人のところから嫁いで来たiMacDV-SEがありますがこちらは嫁さんが使っていました)
最後といっても実はまだ現役でしてCPUドータボードをG3にアップグレードしSCSI接続のスキャナ(時代が時代なのでバカでかい)やMOがくっついているのでたまにお世話になっています(iMacDV-SEよりはるかに遅いですけどね)
その次にメインマシンになったのがIBMのThinkPadで安かったのでビジネスモデルではないi-seriesの1124-53Jでした内容的には240Xこと51J相当品でしたが色がガンメタで黒じゃなかったのがちょっとコンプレックスでしたね光学ドライブを搭載しないマニアックですがコンパクトな良いマシンでした
たしかOSは元々98SEだったのをさっさと2000に載せかえてメモリーもオンボードで64MB載っていて公式には192MBまでなのですが192MBという特殊なモジュールを搭載して256MBにして使っていました
かなり使い倒しましたね
途中から専門学校の講師も始めたのでこれにパワーポイントで講義してました
600系を使われていた方なんかからすると頼りないものだったんでしょうがなかなかのしっかり感とトラックポイント。このマシンのおかげでそれ以降はThinkPadにはまってしまいました(基本的に小さなPC萌えなんでしょうね)
しかし4年目くらいでしょうか半年ぐらいのうちに3度のHDのトラブルに遭いキレてしまいました
やはり本当にモバイル使用すると痛みが激しいのでしょうか
今は再生待ちで放置です
そこであこがれの黒いThinkPad(特にピーチスキンにはあこがれました)値段がこなれていたこともありX31-JHJを購入。
値段が落ちたとはいえ発売当時シリーズのトップを飾っていたモデルです。使う当ては無くても全部入りってカンジでBlueToothにギガビットイーサネットまで装備これが現在の愛機になります。
トラブルは殆どありません一時期ブルーバックの再起動があったのですがメモリ増設後は出ていません
ちなみにメモリは公式には1GBが最大ですが1GBのモジュールを挿して純正256MB+1GBで正常に機能しています
このマシンも購入後2年半くらいかな突然壊れても困るのでHDなどそろそろ対策しようと計画中なのでまた悩みながらエントリしていきます
で、今は特にPCに依存しながら仕事もしていますのでちょっと前にバックアップマシンを購入しました
ついに3台目のThinkPadですLetsNoteシリーズもよぎったのですがやはりしっかり感という意味で軽量のLetsNoteがThinkPadには敵わずThinkPadから選ぶことに
持ち運びも考えてX32の最終処分かZ60tにするか迷っていたのですがバックアップマシンであり普段は嫁さんが使うことを考えて画面が大きい方が良いかなと思いはじめてZ60mとT43で悩んで悩んで
やはりIBMの最後の設計のモバイルということでT43を購入しましたLenovoだからどうこうとは思いたくないですけどなんとなくね(X60にも惹かれましたが新しいシリーズのCPUがまだ使いこなせていないだろうということとどうせ次のOSは苦しいだろうということ、あと値段で没に)あとACアダプターが使いまわせるのがメリットでした(Lenovo60系からはコネクタも違いますから)
ただT43はHDの相性問題が色々うるさそうなのでなるべく容量のおきなモノを購入しました
いまのところはこんなカンジですね
これから先どんなすばらしいPCと出会えるのか楽しみですね

ahsiamのへや完全趣味ページ
https://blogs.yahoo.co.jp/tevahsiam/18947495.html


1986年11月2日日曜日

[機器][ゲーム] 任天堂GAME&WATCH
























 








   




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