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2019年5月31日金曜日

機器] シャープPC1360





[機器] シャープPC1360 
知っている人いるかなぁ
ポケットコンピュータ
通称 " ポケコン "
1986年発売
シャープ PC1360

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https://www.facebook.com/groups/886472171393131/permalink/2914840215222973/



(-.-)
PC-1250持ってました!
82年ごろ、小6だったかな?
(-.-)
このシリーズはアメリカのTandy Radio Shack (RS)とシャープ電卓事業部の共同開発でRSがソフトを担当し1983最初一年はRSブランドの独占販売でした。一年経ってシャープブランドが出たら値崩れが激しく。画期的でしたが表示がコマンドライン一行のため、先に紙にプログラムを一枚書いておき一行づつ打ち込んでいきました
(-.-)
初のmyコンピューターがPC1500でした。大学1年の時です。

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1996年2月9日金曜日

[通信] ハイパーターミナル~ポケコン-パソコン間通信







[通信] レベルコンバータ~ポケコン-パソコン間通信
レベルコンバータを使ってのポケコン-パソコンの通信方法
そういえば、これがわからないことには始まりませんね。
回路図を公開したのは3月・・・。
遅すぎですね(爆
では、説明します。
あ、字が多くなりますので覚悟してください。
とりあえず、Windowsを使っての通信方法です。
一言でいうと、「ハイパーターミナル」というソフトを使います。
たいていのパソコンにはWindowsが入っていれば一緒にインストールされていると思います。
が、ない人がたまにいます。
入っていない人はWindows98(95/NT/2000/ME。3.1はターミナル)のCD-ROMを用意しましょう。
とりあえず、「ハイパーターミナル」がインストールされていることを前提に解説します。
まずは、「ハイパーターミナル」を起動します。
場所は・・・[スタート]-[プログラム(P)]-[アクセサリー]-[通信]-[ハイパーターミナル]です。
Windows98では、クリックするとフォルダが開くと思いますので、その中のハイパーターミナルをダブルクリックしてください。
こんな画面が出ます。起動中です。
では、設定をはじめましょう。
まずは、[名前]のところに適当な名前を入れてください。
僕は「PC-G850通信」という名前にしておきます。
適当な名前を入れたら[OK]を押してください。
アイコンも適当なものを選んでOKです。
次は[レベルコンバータ]を接続したポートの設定です。
[接続方法]のところを接続したポート名に変更してください。
僕は[COM1]につなぎました。
変更したら[OK]をクリックしてください。
今度は通信環境の設定です。
この設定とポケコン側の設定をあわせないと通信できません。
「2400bps以上になるとエラーが起こる」と言われる事がありますが、今までエラーが起こったことはありません。
(ただし、あくまで僕の環境では・・・です。)
エラーが起こるようであれば、通信速度を落としてみてはどうでしょう?
ちなみに・・・PC-G830以前のポケコンでは4800bps、PC-G850以上のポケコンでは9600bpsが、最高速度です。
これで終わりではありません。
もうちょっとだけ設定が残っています。
[ファイル(F)]-[プロパティ(R)]を開いてください。
「プロパティ」を開いたら、[設定]タブをクリックし、[ASCII設定]をクリックします。
[ローカルエコーする]にチェックを入れて[OK]をクリックしてください。
これで、「ハイパーターミナル」の設定は終わりです。
[ファイル]-[名前をつけて保存]で、設定したファイルを保存してください。
そうすることによって、次回からすぐに通信できるようになります。
つぎに、ポケコン側の設定をします。
RUN MODE                .
電源を入れるとこんな画面になりますね。(ならないとおかしい)
[TEXT]ボタンを押してください。
  *** TEXT EDITOR ***  .
 Edit   Del   Print    Cmt
 Sio   File   Basic    Rfile
TEXTモードになりますね。
Sioを使いますから、頭文字の[S]ボタンを押してください。
        << SIO >>       .
   Save    Load    Format
設定をしますから、[Format]を選んでください。
([F]をおします。)
     ⇒baud rate =1200     .
      data bit   =8
      stop bit   =1
      parity    =none
      end of line =CR LF
      end of file =1A
ここを、次のように変更してください。(すべて、パソコン側とあわせてください。)
baut rate(通信速度)⇒9600(PC-G830以前なら4800)
flow(フロー制御、PC-G850以上のみ)⇒RS/CS(ハードウエア)
他はいらう必要がないと思います。(たぶん)
以上で設定完了です。
次は使い方。
簡単です。
まずは、ポケコンをつないでください。
?@ポケコン⇒パソコンの通信(パソコンへファイルを転送する)
「ハイパーターミナル」側は、[転送(T)]-[テキストのキャプチャ(C)...]をクリックし、保存先&名前を指定します。
ポケコン側は、[TEXT]の[EDIT]に送るプログラムを用意します。
もし、送るプログラムがBASICエリアにある場合は、TEXTに変換しないといけません。
[TEXT]-[Basic]から「BASIC CONBERTER」を呼び出して、[T]ボタンを押すと変換できます。
  *** TEXT EDITOR ***  .
 Edit   Del   Print    Cmt
 Sio   File   Basic    Rfile
  <<BASIC CONVERTER>>  .
  Basic←text  Text←basic
あとは、[Sio]-[Save]で、転送できます。
もし、2-7(3-7)に圧電ブザーを取り付けている場合は、雑音が鳴ります。
うるさいと思う人はスイッチを切りましょう。
?Aパソコン⇒ポケコンの通信(パソコンからファイルを転送する)
<<注意!>>
ポケコンで扱うことができる文字は半角英数&半角カタカナのみです。
全角文字を転送することもできますが、文字化けします。
やめましょう。
ポケコン側は、[Sio]画面でLoad[L]を選びます。
「ハイパーターミナル」側は、[転送]-[テキストファイルの送信]を選び、転送するテキストファイルを指定します。
このとき、TEXTモードにあるデータは消えます。セーブしてない人はしましょう。
転送終了後BASICプログラムの場合、[BASIC CONVERTER]で、ベーシックファイルに変換してください。
[BASIC CONVERTER]画面で[B]ボタンを押します。
あとは遊んでください。
他にもいろいろと機能はあります。各自で研究してください。
また、ポケコン操作については取扱説明書も参照してください。
以上です。お疲れ様でした。

ぽけこんde遊ぼう
http://ww8.tiki.ne.jp/~kazuchi/tusin.htm
http://ww8.tiki.ne.jp/~kazuchi/pc-poke.htm
http://ww8.tiki.ne.jp/~kazuchi/tensou.htm
http://ww8.tiki.ne.jp/~kazuchi/beep.htm
                    
PC-E500 回想録なぺーじ
http://www.geocities.jp/setokem/















1987年6月23日火曜日

[通信] Sharp PC-E 通信等設定


[通信] Sharp PC-E 通信等設定
私は1991年ぐらいまでポケコンに入れ込んでいましたが
マシン語をまるで使えないヘタレでした。
努力してみましたが、おぼえることを断念してます。
それもあってか、TYーDOS、PLINKなど重要そうなものまで全く導入しませんでした。
それと91年ごろ?壊れてしまったせいで、その後の技術については全くわかりません。
つまるところ漢字をいれるとか、常駐ソフトとか、そういった事はまるっきり知らないのです。(最近知ってビビりました)
ですので過度な期待はしないでください。
ここにあるメモは、
ポケコンとパソコンをつなぐ設定
エミュレータについて
文字のグラフィックを変更する
以上の3つは今回記述
その他の部分は
小技をまとめたメモ帳から抜粋した物が主体となっています。
(当時穴のあくほど見ていたPJから読者が投稿した物などです)
このメモを使っていろいろプログラムを組んでいました。なにかの参考になれば幸いです。
                    
PC-E500 回想録なぺーじ
http://www.geocities.jp/setokem/memo.html
http://www.geocities.jp/setokem/
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    
                    


ポケコンとパソコンをつなぐ設定
■エミュレータについて
文字のグラフィックを変更する
文字のグラフィックを変更する2
ファンクションキー(キーバッファ関係中心)
EVALの用法
同時キー読み(簡略)
音関係
本体の設定など
その他
BASICテクニック関連
2008/01/09 
ご指摘部分をちょっと訂正しました(16進=>2進部分)。
まだまだ直す所がちょろちょろしてますので
時間見てちょくちょく直していく予定
■ポケコンとパソコンをつなぐ設定(BASICのようなテキストのみ)
パソコン側設定
高松製作所様のところにはハイパーターミナルで・・とあるけど
vistaにはありません。
ewterm2000 Ver1.32a というターミナルのフリーソフトで代用しました。作者様に感謝します。
各項目の設定は
設定の通信 
ポートCOM3 速度9600 パリティなし ストップ1ビット ビット長8ビット
送信ウエイトなし フローXON/XOFF 改行 CR+LF コードは全部 シフトSJIS
設定の環境
基本 プロトコル 無手順
設定のディレクトリ
アップロード、ダウンロード テキストファイルのフォルダを任意に設定
としました。
ポケコン側設定
POKE &BFD35;,0,255,0,80
OPEN "9600,N,8,1,A,L,&1A,X,S":CLOSE
としました。OPEN$で確認できます。
送るには
ポケコン側 LOAD リターン
パソコン側 転送からテキスト送信-ファイル選択-無手順
受けるには
パソコン側 転送から受信-ファイル名入力-送信
ポケコン側 SAVE リターン
これでできました。
反応が無い、終わらないなど、安定しない面がほんのちょっとありますが
ソフト再起動で回避できます。
ソフト切り替えやスクリーンセーバにからむところを考えるとこれは
vistaの問題であるようです。
■エミュレータについて
吸出しに3時間半かかりました。9600bpsなので注意が必要です。
パソコン エミュ間のデータ移動方法(バイナリ除く)
□取り込む
si.dat内に、入れたいベーシックをテキストのコピーアンドペーストでそのまま入れます。
このファイルはデフォルトで実行ファイルのフォルダにあります。
エミュ上で LOAD"COM:" これで読み込まれます。
□取り出す
エミュ上で SAVE"COM:"
これで so.dat内にテキストデータとして入ります。 
                    
PC-E500 回想録なぺーじ
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■文字のグラフィックを変更する
一般的にカナ文字が変更に使われると思います。
以下はカナ文字 ア を自前のグラフィックに変更する方法です。
&BFE40以下192バイトは自由に使える空間で、ここに自前の
グラフィックデータをいれます。
POKE &BFE40;,&50,&20,&10,&0E,&0A,&0C
次にカナ文字のグラフィックデータが入っているアドレスを指定する
部分がありますので、そこに今回の&BFE40;から入れたデータを指定します。
この時 &BFDDA; を指定していますが、それは、ア にくる部分の
位置を考えてのことです。
POKE &BFC93;,&DA;,&FD;,&B;
以上で ア のグラフィックを変更しました。(鍵の絵のつもり)
直す場合
CTRL + +/-  又は
INIT"SRCN:  return
で直してください。
■文字のグラフィックを変更する(詳細)
E500シリーズは
PEEK&FFFF0; にて機種(又はバージョン)が調べられます。
文字のグラフィックを指定しているアドレスは機種によって異なります。
こんな感じです。
&FFFF0;の値
格納番地
BFC87
BFC90
BFC8A
BFC93
BFC8D
いじられたカナを直す場合、
CTRL + +/-  又は
INIT"SRCN:  return
を使いますが
プログラム中では再度、カナ文字のグラフィック指定アドレスを正規の物に指定し直す事が必要です。
この時、先の表にある番地が有効になります。
つまり
PEEK&FFFF0;の値
1 or 2 
3 or 7 
4   
6   
8
となります。
■ファンクションキー(キーバッファ関係中心)
・key0,???
 キーバッファにデータを入れる。???に入れる。
・入力後、編集
key0,A$:input a$
・RCL
key0、chr$0+chr$144
で前押した、又は最後の数値が表示される。
・16進数の訂正
key0,"&"+hex$A:INPUT"???";a$
a=eval a$
・リプレイに使う
ENDの前にkey0,"RUN"とすると、リターンキーでリプレイ
・key0の内容の場所
&BFD1A;の指す番地&EC;から後にkey0の内容がある
・プログラム中でrun、proモードの区別をなしにする
A$=CHR$0+CHR$5
b$=CHR$13
key0,a$+"list"+B$
・・・・runからproへ、そしてリスト表示
応用例
FI.+CHR$34+"E:"+B$+CHR$31+"LY"+"G.10"+B$
E:をfileして下に移動後ロードし10行目から実行。
RUNは文中使えない。
L.+STR$i+B$+CHR$28+CHR$24
i行の最後尾にいく
■ファンクションキー登録
CHR$&H81-;&H9F;
    &HE0-;&HEF;  は、普通登録できない。
例 KEY1,CHR$81+CHR$82 
ようするに2つならべると、できる。
■EVALの用法
・例1
print right$("0"+hex$ A,2)
これと同じ事が
h$="ri.(hex$(a+256),2)"
print eval h$
でできる。
・例2
a$="A.I.$ 1-48"
a=eval a$
キー入力待ちになり、0ー9を押すと0ー9の値を得る。
■同時キー読み
10 poke&fb;,&a;,&0
20 poke&f0;,xx,0
30 print peek &F2;
40 goto 30
20行目のxxが&20の場合
押されたキー
RCL
hyp
HEX
EXP
7
4
1
0
同時に押された場合、数値の合計が返ってくる。
解除はpoke&fb;,&e3;
■音関係
・音長指定
(Hz)=25600/(90+4*a) 
aは音の高低指定データ。半音ずつ変化する。 これに流す秒数をかける。
・音関係その1
T=150
L=38400/T
beep1,N,L/(22+N)*S
四分音符
八分音符
全音符
・音関係その2
マニュアルの高低指定値の周波数・・・・s
テンポ・・・・・t
四分音符は58*s/t
例 ド BEEP1,222,58,216.8/T
四分休符
forW=1to44118/T:next(nextWは駄目)
・beep 
print chr$7  beep1と同じ
・音を消す
11ピンの1番と2番をつなぐ。
絶えず1mA流れるので必要の無いときははずす。
・音を消す2
11Pコネクタ2番7番からイヤホンに
■本体の設定など
poke&fd;,&xx;
 xx ・・・・
・画面のon,off
off  poke&2000,&3E
on   poke&2000,&3F
・パワーオフ
poke&BFE00;,8,0,&41:call&FFFDC;
又は key0,chr$0+chr$15
・文字反転
poke&BFCA1;,&40
もどすのは&0
・width設定
poke&BFC9D;,40から1まで。
はじめは40
・行数制限設定
poke&BFC9E;,4から1まで。
はじめは4
C-CEキーを押すとファンクションキーを表示して元に戻ってしまいます。
・キーを押さえてからリピートするまでの時間
poke&BFCBA;,1から255まで
始めは43
・リピートの時間
poke&BFCBB;,1から255まで
始めは4
・テープの音待ち
poke&BFD48;,??
始めは80
・インサートモードのキャラクタをハートに
poke&BFC84;,&1c,&28,&F;
■その他
・メモリ
E500、E550において、&BFE40;より数バイトはフリー
&BFF00;まで192バイト(&C0;バイト)
小さいマシン語、キャラクタ変更データ入れるのに使用できます。
・外部電源
11Pコネクタ上から2番に+3番に-
乾電池4本直列分 300mA6Vいれる
・シンボルランプ点灯
E=&B8;
poke&2008,E:poke&2008,&7f
a=PEEK &200B:A=PEEK&200B:ifA<>3 LET E=E+1
poke&2008,E:poke&2008,&7F
poke&200A、????
注a=PEEK &200Bはダミーリード。レーンを調べてあわせている。
3がAレーン、8がBレーン、24がCレーン
A 0    PBL   PRO   RUN   BUSY
B 2rdF CAPS  HYP   カナ    小文字
C DE   G     RAD   E     PRINT
D 0    0     0     0     BATT
画面戻すのはPOKE&2000,&3F
・縦横比
31/28=1.107
・S1:に機械語セーブ
そのサイズのファイルを作っておく。
open"S1:MASHINE.BIN"for outputAS#1
print#1,そのサイズ分のデータ
close
のちに、savem"S1:MACHINE.BIN",番地
・BTEXT$について
初期値="S1:TEXT.BAS"
変更するとTEXT.BASの時が保存されたまま
他のプログラムが入力できる。
・エンジニアソフトウェア禁止
BTEXT$="ENG.$$$"なので
SET"ENG.$$$",Pとする。解除は、," "
・高速化改造
CPU・SC62015の上にある2.3のセラロックを3.00へ切り替える
1.31倍速くなる。
・キー入力
INKEY$1
INKEY$0
INPUT$(入力文字数)
INPUT$1
・画面転送
copy"S1:funckey"to"scrn:"
でファンクションキーの内容が画面転送される。
data.basにすると変数データを参照できる。
・コントロールキーでちょっと楽に入力
CTRL+E
CTRL+H
CTRL+K
CTRL+L
CTRL+M
CTRL+R
CTRL+U
■BASICテクニック関連
・for、next
fori=0to1step0
この間が無限ループになる。
next
・\、modを使いたい
a \ b   = int(a/b)
a mod b = a-int(a/b)*b
・-1or1
#NAME?
・ハイパーオリンピック技
k$=inkey$:if i$<>k$ LET y=y+1:i$=k$
前後をループさせる
・四捨五入
CINT(A)=INT(A+0.5)
・16=>2進データ変換
clear:cls
input w$:e=eval ("&"+w$)
t=128:fori=0to7:
a$=a$+chr$(&7F-((E AND t)<>0)*8)
t=t/2:next
print a$
変数 t を使わず
a$=a$+chr$(&7F-((E AND 2^(7-i))<>0)*8)
でもOK
a$=a$+chr$(&30-((E AND 2^(7-i))<>0))
とすると0、1で表現されます。
・RND命令 初期化
R=RND-1で乱数列を初期化する
・nextについて
nextの後の変数を書くか書かないかでスピードが異なる
・A=-1,1,-1,1・・・・
Z=1-Z:A=Z*2-1
良く考えれば、A=1:A=-A
・文字列1字挿入
1<=A<=LEN B$の範囲にある時
B$=LEFTt$(B$,A-1)+"?"+RIGHT$(B$,LENB$-A)
・0について
0は&でよい。メモリの短縮になる。スピードは犠牲になる。
・for、nextの時間差測定
fori=0to500:???:nextで実験
なお、ループ自体はfori=&to;&1f4:???:next
としても時間は変わらない。
???で
A=0  43秒
A=&  44秒
a=&0 45秒
※不必要としか思えない内容、全く理解できない内容など、内部RAM関連、BTEXT$、MEM$、reservedに関してかなりの部分割愛しました。
 ある程度確認しましたが、確認しきれていない部分もかなりあります。ですのでこの情報に関する質問にはほとんど答えられません。
 全て自己責任にてお願い致します。
                    
PC-E500 回想録なぺーじ
http://www.geocities.jp/setokem/memo.html
http://www.geocities.jp/setokem/















 

1987年4月19日日曜日

[通信][ポケコン] SHARP PC-G850シリーズとPCでプログラムを送受信する


[通信][ポケコン] SHARP PC-G850シリーズとPCでプログラムを送受信する
2019.4
PC-G850シリーズとPCでプログラムを送受信する方法
PC-G850シリーズはメモリが32KBしかありませんので少し大きいプログラムを作るとすぐにメモリが不足してしまいますが、
PCと接続するケーブルを使うとPC-G850で作成したプログラムをPCに保存できるようになります。
ここではPC-G850シリーズとWindows PCの間でプログラムの送受信をする方法を解説します。
対応機種はSHARP PC-E200,PC-G801,PC-G802,PC-G803,PC-G805,PC-G811,PC-G813,PC-G815,PC-G820,PC-G830,PC-G850,PC-G850S,PC-G850V,PC-G850VSです。
■手順
▽ケーブルを用意する
PC-G850とPCを接続するケーブルは自作することも可能ですが自作が難しい場合は高松製作所で販売しています
  USBタイプ→PC-G850/PC-E200シリーズ用 パソコン接続ケーブル(USB)
  シリアルタイプ→PC-G850/PC-E200シリーズ用 パソコン接続ケーブル(シリアル D-Sub9P)
自作の方法はこちらのサイトなどを参考にしてください
  PC-G850用USB通信ケーブルを作ろう!
▽USBドライバのンストール
高松製作所で販売しているUSBケーブルはFTDI社製のUSB-シリアル変換チップを使用していますので最初にFTDIのUSBドライバをインストールします。
こちらから対応するOSのドライバをダウンロードしてインストールしてください。(OSによってはドライバをインストールしなくても使用できます)
Virtual COM Port Drivers
※右側のComments欄のsetup executableと書かれたリンク先のドライバを使うとダブルクリックするだけでセットアップできますので簡単です。
ドライバのインストールが完了したらケーブルをPCのUSBポートとPC-G850に接続してください。
▽ポート番号の確認
システムのプロパティからデバイスマネージャを開き、「ポート」の下の「USB Serial Port(COM?)」のポート番号を確認してください。
※デバイスマネージャーの開き方
Windowsキー(CtrlキーとAltキーの間にあるWindowsのロゴが付いたキー)を押しながらBreakキー(キーボードの右上辺りにあるPause/Breakと書いてあるキー)を押してシステムのプロパティが表示されたらデバイスマネージャーをクリックする
通信ソフトの準備
こちらからTera Termをダウンロードしてパソコンにインストールします。
Tera Term
※Windows XP以前のOSをご利用の場合はTera Termの代わりにプリインストールされているハイパーターミナルを使うこともできます。
▽通信条件を合わせる
ポケコンで [TEXT]→[S]→[F]と操作して通信条件を下記の通りに設定します
  baud rate = 9600 end of line = CR LF
  data bit = 8 end of file = 1A
  stop bit = 1 line number = yes
  parity = none flow = RS/CS
パソコン側では、Tera Termを起動します。
「新しい接続」と表示されたらシリアルを選択してケーブルを接続したポートの番号を選択します。
 [設定]→[シリアルポート]で下記の通りに設定します。
  ボー・レート:9600
  データ:8bit
  パリティ:none
  ストップ:1
  フロー制御:hardware
 [設定]→[端末]で下記の通りに設定します。
  改行コード-受信:CR
  改行コード-送信:CR
  漢字-受信:SJIS
  漢字-送信:SJIS
 ※9600bpsに設定する場合の例です。機種によって4800bpsまでしか設定できませんので9600の部分を4800に変更してください。
▽パソコン→ポケコンのファイル転送
この操作では受信した内容はTEXTエディタに保存されます。
TEXTエディタの内容をBASICのプログラムに変換する場合は受信後に[TEXT]→[B]→[B]と操作してください。
 1.ポケコンを受信待機状態にする
  ポケコンで[TEXT]→[S]→[L]と操作します
 2.パソコンからファイルを送信する
Tera Termの[ファイル]→[ファイル送信]で送信するファイルを選択します。(又はTera Termの画面に送信するファイルをドラッグ&ドロップします)
送信が終了してもポケコン側で受信が終了しないときはTera TermでCTRLキーを押しながらZキーを押します
※ファイル転送時にエラーが発生する場合は通信速度を下げてください
▽ポケコン→パソコンのファイル転送
この操作ではTEXTエディタの内容が送信されます。
BASICのプログラムを送信する場合は送信前に[TEXT]→[B]→[T]と操作してBASICのプログラムをTEXTに変換してください。
 1.パソコンを受信待機状態にする
  Tera Termの[ファイル]→[ログ]で受信するファイル名を入力します。[追記]のチェックは外します。
 2.ポケコンからファイルを送信する
  ポケコンで[TEXT]→[S]→[S]と操作します
 転送が終了したら、Tera Termのログウインドウの[閉じる]をクリックします。

Kenji Takamatsu Homepage







ポケットコンピューターPC-E500シリーズ、PC-G850シリーズについて書いてます。
PC-E500シリーズというのはSHARPのポケットコンピューターPC-E500,PC-E550,PC-1480U,PC-1490U,PC-1490UII,PC-E650,PC-U6000の総称です。
PC-G850シリーズというのはSHARPのポケットコンピューターPC-E200,PC-G801,PC-G802,PC-G803,PC-G805,PC-G811,PC-G813,PC-G815,PC-G820,PC-G830,PC-G850,PC-G850S,PC-G850V,PC-G850VSの総称です。

Kenji Takamatsu Homepage
 

1980年6月4日水曜日

[機器][ポケコン] シャープ PC-E500









[機器][ポケコン] シャープ PC-E500
2019/7/08(月) 帰ってきたPC-E500
2019/7/8(月) 午前 0:32 無題 練習用
シャープのポケコン,PC-E500をヤフオクで手に入れました。
E500を手にしたのはかなり久しぶりです。
以前はこれでよくプログラミングをしたものです。
これで当時のツートップ、PC-E200とPC-E500が手元に帰ってきたことになります。
ひと安心です。
昭和の昔から令和の今まで、ポケコンはほとんど進化することなく過ぎてしまいましたね。
結局もとの愛機に戻る結果になることは期待していなかったのですが、
時代がポケコンを必要としていないのだから仕方ありません。■

巻雲,ココア,PDA。
https://blogs.yahoo.co.jp/cirrus_cocoa/
https://blogs.yahoo.co.jp/cirrus_cocoa/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=5



1980年6月3日火曜日

[機器][ポケコン] シャープPC-E500シリーズ改造の手引き


[機器][ポケコン] シャープPC-E500シリーズ改造の手引き
■PC-E500シリーズ 改造の手引き
Japanese (sjis) Only [最終更新日: 1998年02月28日(Saturday)12時04分48秒]
本改造記事は、PC-E500シリーズのメモリ増設に関する過去の記事について、要領よくまとめたものです。
初心者にもわかりやすいように、丁寧な解説がされております。
『PC-E500シリーズ 改造の手引き 第2版』zou.lzhをダウンロードする。
なお、本文中に出てくるドライブ名D:はバンク切り替えを行うことによって512Kバイトの容量を得ています。
したがって、増設したメモリをポケコンに認識させるためには、別途、デバイスドライバ(DeltaVer3.4 または 3.5)が必要です。
お持ちでない方は、ここからdelta350.lzhをダウンロードしておいてください。
(deltaの説明書を読む)
注意…お決まりですが...。
   本改造記事により、ポケコン本体が破壊されたとしても一切の責任を負わないも
   のとします。全て各人の責任においてやって下さいるようお願いいたします。

以下、転載記事です。

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 タイトル:PC-E500シリーズ 改造の手引き 第2版
 カテゴリ:テキストデータ
  FILE 名:ZOU2.LZH
 編集者名:Lycanthrophy nomi (略して らい.)
 圧縮方法:- lh1 -
 転載可否:可
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【備考】

初心者向け、改造の手引きです。
改造の一例として、S1:256、S2:256、D:512KB の回路図が載っています。
第1版との違いは、若干の誤字の訂正と IC の説明についての補足などです。

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【ZOU2.LZH】でダウンロードして下さい.

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以下がZOU2.LZHの内容です。

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***                E500シリーズ 改造の手引き                 ***
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***                                                              ***
***                       ~  第2版  ~                         ***
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■ 目次 □
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   □ 第1章 □ - 基礎知識
     (1)はじめに
     (2)裏蓋を開ける
     (3)CPUの基礎知識
     (4)RAMの基礎知識

   □ 第2章 □ - 部品&工具を揃える
     (1)工具類
     (2)消耗品
     (3)パーツの入手

   □ 第3章 □ - 改造の際のアドバイス
     (1)改造を始める前に
     (2)ハンダの取り扱いの注意
     (3)RAMの取り外し方
     (4)RAMの足の加工
     (5)RAMのハンダ付け
     (6)RAMの2階建て
     (7)CMOS ICの配置
     (8)改造に失敗したら?

   □ 第4章 □ - IC規格
     (1)74HC00、74HC02
     (2)74HC138
     (3)74HC139
     (4)74HC157
     (5)74HC158 (or 74HC258)

   □ 第5章 □ - 回路図の例

   □ 第6章 □ - あとがき
     (1)連絡先など
     (2)さらに上を目指す方へ
     (3)PJのコピーサービス

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■ 第0章 □   まえがき
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一頃ポケット通信の ;BBSE500 を賑わせた、「E500の改造」と言うテーマについて、私が簡単にまとめてみました。一通り読めば誰にでもE500の改造が出来るように、と言うコンセプトで、初心者にも解りやすいように心掛けて編纂しました。
しかし、私自身初心者ですので、説明に解りづらい点があるかもしれません。
また、間違っている点があるかもしれませんが、その点はご容赦下さい。
改造中級者&上級者の方にとってはつまらない内容ですが、まあ勘弁して下さい。(^_^;)
それと、改造をするとメーカー保証が受けられなくなります。あと、改造は自分の責任に於いてやって下さいね。改造をして失敗しても、手助けぐらいは出来ますが、私は一切責任を持てません。

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■ 第1章 □   基礎知識
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(1)はじめに
E500シリーズの改造と言ってまず思い浮かぶのは、RAM増設やクロック高速化です。
この章では、改造の際に必ず必要になるであろう基礎知識を紹介します。
(2)裏蓋を開ける
裏蓋を開ける場合は、まず単4電池、メモリ保護電池、ラムカードをすべて取り外します。
そして、ネジが全部で8本ありますので、これを外します。
いよいよ裏蓋を外しますが、この時力を入れ過ぎてツメを折らないように気を付けます。
ここで、E500やE550の人は、裏蓋と本体の間にリード線が2本見えるはずです。
このリード線の先にあるのが、圧電ブザーですが、このリード線は極めて外れやすいので注意して扱って下さい。
運悪く外れてしまった場合はハンダ付けして付け直しておきましょう。
さて、裏蓋を開けると、基板の上にICが幾つか見えると思います。
ここで、中央付近に「SC-62015」と書かれたICがありますが、これがポケコンの中核とも言うべきCPUです。
また、右上のほうに「HD6120??」と書かれたICが3つ並んでいますが、この3つのICは液晶画面を担当しています。
また、右下にある「LH53??」はROM、「HM62256LEP-12SLP」はRAMです。RAM増設をする場合は、このRAMを交換する事になります。
後、真ん中辺りに青いものが見えると思いますが、これがセラロックです。
マシンを高速化したい場合は、このセラロックを高速なものに交換します。
(3)CPUの基礎知識
CPUには、ピンが100本付いています。各ピンの名称は次の通りです。図では、切り欠きが右上にありますので注意して下さい。

                                                  T  RE             
                        K K K K K K K K M         E G S V V         
        D D D D D D D D I I I I I I I I R W O C C S N E C D X X X X 
        7 6 5 4 3 2 1 0 7 6 5 4 3 2 1 0 Q R N O I T D T C D 4 3 2 1 
      +-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|--\
      |                                                               |
    A0-  (Data In/Out)  (Keyboard Input)                    (Clock)   -E0
    A1-                                                               -E1
    A2-                                                               -E2
    A3-                                                               -E3
    A4-                                                               -E4
    A5-                                                               -E5
    A6-                                                 (E-Port)      -E6
    A7-                                                               -E7
    A8-   (Address)                                                   -E8
    A9-                                                               -E9
   A10-                                                               -E10
   A11-                                                               -E11
   A12-                                                               -E12
   A13-                                                               -E13
   A14-                                                               -E14
   A15-                                                               -E15
   A16-                                                               -TXD
   A17-                                                               -RXD
   A18-                                                               -_Ko0
 VIOSp-    (Keyboard Out)   (Chip Select)         (Keyboard Output)   -_Ko1
      |                                                               |
      +-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|-|---+
        V C K K K K K K I   C C C C C C C C       R K K K K K K K K 
        A R o o o o o o R   E E E E E E E E       R o o o o o o o o 
            1 1 1 1 1 1 Q   7 6 5 4 3 2 1 0         9 8 7 6 5 4 3 2 
            5 4 3 2 1 0                                             

次に、各ピンについて簡単に解説をしますので興味のある方は読んでみて下さい。よく解らない人は、さらっと読み流して下さい。
「D0」~「D7」は、データ受送信の際に使用されます。SC62015 は8ビットC
PUですので、8本の信号線が出ている訳です。「WR」は、「D0」~「D7」までのデータが、書き込み用のデータであるか、読み出し時のデータであるのかを指定しています。
「WR」が High (+5V電圧)の時読み出し、Low (0V電圧)の時は書き込みを行います。
「A0」~「A18」 「CE0」~「CE7」は、データ受送信の際のアドレスを指定する際に使用されます。
「CE0」は内蔵RAM、「CE1」は外付けRAM、「CE2」はROM、「CE5」 は液晶LSI、「CE6」 はグラフカードをそれぞれ選択し、
「A..」で選択されたエリア内の相対的なアドレスを指定しています。
「CE?」のアドレスは、実際には次の通りに割り当てられていると考えられています。

 〈CE0〉 80000h~BFFFFh  負論理  内蔵RAM(S1:)
 〈CE1〉 40000h~7FFFFh  正論理  増設RAMカード(S2:)
 〈CE2〉 C0000h~FFFFFh  負論理  内蔵ROM(S3:)
 〈CE3〉 20000h~3FFFFh  負論理  (DELTAなど)
 〈CE4〉 ???
 〈CE5〉 ???
 〈CE6〉 10000h~1FFFFh  負論理  グラフカード
 〈CE7〉 BC000h~BFFFFh  正論理  システム予約

この中で、負論理というのは、そのエリアが選択された時に Low(0V電圧)がかかるというものです。正論理の場合は、High (+5V電圧) となります。
〈CE3〉のところにDELTAなど、 と書いてありますが、DELTAについては後述します。
「VCC」は共通+5V電源、「GND」は0V端子です。この2つは、次の各ピンと直結しているので、外部電源を使いたい場合はここに繋げばよいでしょう。
 [VCC]11ピンコネクタ、第2番ピン、ここに+極を繋ぐ
 [GND]11ピンコネクタ、第3番ピン、ここに-極を繋ぐ
(4)RAMの基礎知識
RAMは、データの記憶&読み出しに使用されます。RAMにはいろいろな種類がありますが、ここでは次の3つのRAMを紹介します。この3つはE500改造の際にはぜひ知っておくべきだと思われます。

                               +----u----+           +----u----+ 
                               | 1    32 |VCC     A18| 1    32 |VCC
         +----u----+        A16| 2    31 |A15     A16| 2    31 |A15
      A14| 1    28 |VCC     A14| 3    20 |CS2     A14| 3    20 |A17
      A12| 2    27 |/WE     A12| 4    29 |/WE     A12| 4    29 |/WE
       A7| 3    26 |A13      A7| 5    28 |A13      A7| 5    28 |A13
       A6| 4    25 |A8       A6| 6    27 |A8       A6| 6    27 |A8
       A5| 5    24 |A9       A5| 7    26 |A9       A5| 7    26 |A9
       A4| 6    23 |A11      A4| 8    25 |A11      A4| 8    25 |A11
       A3| 7    22 |/OE      A3| 9    24 |/OE      A3| 9    24 |/OE
       A2| 8    21 |A10      A2| 10   23 |A10      A2| 10   23 |A10
       A1| 9    20 |/CS      A1| 11   22 |/CS      A1| 11   22 |/CS
       A0| 10   19 |D7       A0| 12   21 |D7       A0| 12   21 |D7
       D0| 11   18 |D6       D0| 13   20 |D6       D0| 13   20 |D6
       D1| 12   17 |D5       D1| 14   19 |D5       D1| 14   19 |D5
       D2| 13   16 |D4       D2| 15   18 |D4       D2| 15   18 |D4
      Gnd| 14   15 |D3      Gnd| 16   17 |D3      Gnd| 16   17 |D3
         +---------+           +---------+           +---------+ 
         (HM62256)32KB       (HM628128)128KB     (HM628512)512KB

ここで紹介する3つのRAMは、それぞれ 32KB、128KB、512KB の容量を持っています。
このうち、32KB の HM62256 というRAMは、元からE500に乗っているRAMです。
容量を増やしたい場合は、この 32KB のRAMをもっと容量の大きいものに交換してやればよい訳です。
実際の改造の方法は後回しにして、まず各ピンの解説をしたいと思います。これを理解できれば、改造の幅が一気に広がる事でしょう。
[D0~D7]は、CPUについての項でも解説したとおり、データ受送信の際に使われる端子です。
RAMの[D0~D7]は、CPUの[D0~D7]にそれぞれ直結しています。
活用研究(工学社の出している解析本)を持っている方は最後のページの回路図をご覧になってほしいのですが、すべてのICの[D0~D7]はCPUの[D0~D7]に直結していますね。
この先[D...]と出てきたら、ああ、これはデータの受送信の内容に関わっているんだな、と思って下さい。
(D0~D7 は、I/O0~I/O7 と表現される場合もありますが、どちらでも同じです。)
[A0~A18]もCPUの項で触れましたが、 これはアドレスの指定の際に使わ
れます。つまり、これによってデータ([D0~D7]で受送信されるデータです)
をどこに格納するか、またはどこのデータを読み出すのかを指定しているのです。
[VCC][GND]についても既に触れてありますね。これは共通電位です。
[/CS]を Low つまり0V電圧にすると、RAMが選択された事になり、動作します。
[CS2]は 128KB RAMだけに付いている端子ですが、これは[CS]の逆で、High つまり+5V電圧の時にRAMが選択された事になり、動作します。
[/WE]を Low にするとデータの書き込み、[/OE]を Low にするとデータの出力を行います。
(データの出力とは、RAMがデータを出力すると言う事ですから、人間から見ればデータの読み出しと言う事です。)
[/CS][CS2][/WE][/OE]については、その選択のされ方が複雑なので、表にしておきます。 表中で、----  と表されている場合は、 その値がRAMの動作に関係しない事を意味します。

    (CS2 が無いRAMの場合)
   +--------------------+--------------------+
   | /CS    /WE    /OE  |  動作              |
   +--------------------+--------------------+
   | High   ----   ---- |  何もしない        |
   | Low    High   High |  何もしない        |
   | Low    High   Low  |  データ出力        |
   | Low    Low    ---- |  データ書き込み    |
   +--------------------+--------------------+

    (CS2 があるRAMの場合)
   +---------------------------+--------------------+
   | /CS    CS2    /WE    /OE  |  動作              |
   +---------------------------+--------------------+
   | High   ----   ----   ---- |  何もしない        |
   | ----   Low    ----   ---- |  何もしない        |
   | Low    High   High   High |  何もしない        |
   | Low    High   High   Low  |  データ出力        |
   | Low    High   Low    ---- |  データ書き込み    |
   +---------------------------+--------------------+



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■ 第2章 □   部品&工具を揃える
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次に、改造の際に必要となる、部品やパーツ、機材について紹介します。『道具は良い物を使う、手間をおしまない、これが結果的に速く確実な仕事に繋がります。』
(1)工具類
ハンダごては、15wの物を使用します。この時注意するのは、セラミックヒーターのハンダごてであるかどうかです。
ハンダごてにはニクロムヒーターとセラミックヒーターの2種類あって、ニクロムヒーターの方が安く手に入るのですが、ニクロムヒーターの場合、高温で絶縁抵抗が低くくなるため、AC100Vからの漏れ電流でRAMやポケコン本体を電機的に破壊してしまう事があるのです。
と言う訳で、少々高価でもセラミックヒーターのハンダごてを買いましょう。
あと、こて先は極力細いものを選びます。裏蓋を開けた人は解ると思いますが、ポケコンのICは非常にピッチが細いので、こて先が太いハンダごては使い物になりません。
小さいラジオペンチやニッパーも用意しておきましょう。ニッパーは、とくに精密工作用のニッパーは、使用する際に強く握り締めないように気を付けましょう。
私は握力が人より強いのかどうか知りませんが、 買ったばかりのニッパー(1200円もした!!)が、使い始めて5分もしないうちに根本からポキリと折れてしまいました。
買ったばかりですよ、しかもちゃんとしたメーカー品のニッパーだったんですよ。
信じられん!!。みなさんこんな風にならないように道具は大切に扱いましょう。
ピンセットは、あると非常に便利です。先が細くとがって、それでいてネジれに強いしっかりしたステンレスのピンセットを選びます。
精密ドライバーは、ポケコンの裏蓋を開けるのに使います。ネジ山を潰してしまわないように、ネジにあった大きさのものを使うようにします。
何種類か用意しておくとよいと思います。セットになっているものを買えば問題無いでしょう。
他に、テスターやワイヤストリッパは、良いものを1つ奮発しておくべきです。
テスターは、通電をブザーで知らせてくれるもの、そして抵抗も測定出来るものがベターです。
(2)消耗品
ハンダは、必ず、すず(Sn)60%でフラックス入りの、高密度集積基板用のものを選ぶようにしましょう。
φ0.5mm 以下のものがあればベストですが、無ければφ0.6mm 程度の物でも実用にはなります。
気が違ってもφ2.0mm なんてものは使わない事。
私はφ0.3mm のものを使っています。
これぐらいの細さになると値段もかなり奮発する事になりますが、細かい部位のハンダ付けには非常に重宝します。
後、ハンダ吸取り線も必須です。15Wのハンダごてでも吸取れるように、一番細いものを選ぶようにします。
リード線は、ジャンパに使います。
なるべく細く、被覆が熱で溶けにくく、ハンダのノリがよいものを選びます。
ハンダ用リード線や、ラッピングワイヤーのφ0.26mm 程度の物を選びましょう。
以上が、工具類&消耗品で必要と思われるものです。以下に簡単にまとめておきますので、改造を始める前にチェックしておきましょう。

  ◇ハンダごて セラミックヒーターで15Wのもの
  ◇ラジオペンチ 小さいもの
  ◇ニッパー 精密工作用の小さいもの
  ◇ピンセット 先が細くとがったもの
  ◇精密ドライバー 何本かセットになっているものを買うとよい
  ◇テスター
  ◇ワイヤストリッパ
  ◇ハンダ φ0.5mm 以下、Sn60%、フラックス入り
  ◇ハンダ吸取り線 なるべく細いもの
  ◇ハンダ用リード線 ラッピングワイヤーでもよい


(3)パーツの入手
RAMや抵抗、コンデンサなどのパーツはお近くの電機店で入手して下さい。
ただ、RAMは取り扱っていない電機店が多いので、近くの電機店で手に入らな
い場合は通信販売で入手する事になります。神和電機(株)でRAMの通信販売
を行っていますので、こちらを利用するといいと思います。

 神和電機(株) 小売店 TEL 03(3253)9010
                 通販部 TEL 03(3253)5701
                 住友銀行秋葉原支店(普)518934

通販部に電話して、4メガ(または1メガ)のフラットパッケージのSRAM下さいと言えば送ってくれます。4メガは 512KB、1メガは 128KB です。
他に、E500の人はフレキシブル基板というものを入手しておくと後々の改造が楽になります。
お店で、SHARPのフレキシブル基板(流通コード:507 684 5023パーツNo.DUNTK1442ECZZ、価格:4800円) 下さいと言えば取り寄せて貰えます。
E550やE650の人は、フレキシブル基板が最初から内蔵されていますのでこれを使います。

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■ 第3章 □   改造の際のアドバイス
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さて、以上でパーツは揃いましたね。では、実際の改造の方法を次に書いておきます。これを一通り読めば、回路図を見ただけで改造に取り掛かれるようになれますよ。
(1)改造を始める前に
改造を始める前に、次の事を頭に叩き込んでおいて下さい。
まず、チェック用の回路図を実際に自分で書いてみて、解らないところがないか確認します。
この時点で解らないところがあった場合は、第1章・基礎知識、第3章・改造の際のアドバイスをよく読んで下さい。
それでも解らない場合は、ポケット通信の ;BBSE500 へ書いて頂ければ、お答えする事が出来るかと思います。
決して、解らない箇所を残したままで、改造に取り掛かったりしないで下さい。
解らない箇所を残したままだと、万が一失敗した時に、どこをどう直せばいいのか見当がつきませんからね。
そして、改造を始める前に、ドアノブなどに触って、体に溜まった静電気を逃がしておきましょう。
これを忘れると、体に溜まった静電気で、高価なCPUやRAMを壊してしまう可能性があります。
改造はあわててやると間違え易いので、作業の節目でコーヒーブレークを必ず入れましょう。
そして、電源を入れる前にテスターで導通や、ショートの確認を必ずチェックしましょう。いきなり電源を on しては駄目です。
とにかく慎重に焦らず時間をかけてやれば必ず成功します。
E500シリーズはとっても丈夫なので、改造をして動作が変でもあきらめず原因を調べて直す様にして下さい。
ハンダ不良で通電していなかったり、ハンダが意図していない所に飛んでショートしていたりと言う事はよくある事なので、ここらへんを念入りにチェックして下さい。
(2)ハンダの取り扱いの注意
まず最初に書いておきますが、ハンダは多い程信頼性が無いと思って下さい。
例えば、製品のハンダ(CPU等)を見れば解ると思います。
細かいところへのハンダ付けのコツは、コテとハンダを接触させないことです。
足の右からコテを、足とパターンを加熱するようにして当てたら、足の左側にハンダを接触させれば最小のハンダでキレイにハンダが付きます。
それでも馴れないうちはハンダ付けは難しく、どうしても隣のピンとハンダ・ブリッヂしてしまいがちです。
ブリッジしてしまった場合は、ハンダ吸取り線で吸い取って、ハンダを付けなおしましょう。
また、2度熔かしたハンダはハンダ吸収線で除去して3度目は使わないようにすると安心です。
それは、2度溶かしたハンダは、フラックスが飛んでしまい、不良ハンダになってしまうからです。
古いPJ('92.7 など)で、元からあるRAMのハンダを再利用する方法が紹介されていますが、この方法ではハンダが不良ハンダになってしまいます。
後々の誤動作の原因になるので、これはやめた方がいいでしょう。
あと、ハンダこてを長い間(10秒以上)基板に付けておくのは危険です。あ
まり長い時間こてをあてていると、基板のパターンがはがれてしまう事がありま
すが、こうなると修復は困難です。もし不運にもパターンをはがしてしまった場
合は、剥がしてしまったところに来ている信号を、活研の回路図などで調べて、
それに対応する信号をROMなりCPUなりから引いて来る事になります。
(3)RAMの取り外し方
RAMを増設する場合で、S1: を増設する場合は元からある 32KB のRAMが邪魔になりますので、これを取り外してしまいます。
この 32KB のRAMは、こ
の先、一生使う事はないと思われますので、少々荒っぽいですが次の方法を紹介します。
まず、このRAMには 28 本の足がついていますが、これを1本1本、ニッパでプツプツと切ってしまいます。
すべての足を切り終わったら、RAM本体が外れるはずですので、これは捨ててしまいましょう。(記念に取っておきたければそれでもいいですが。)
そうすると基板には、28 本の足の残骸が残っていると思います。 次は、この
足を一本ずつハンダで暖めて取り除きます。
最後に、基板上に残ったハンダは、ハンダ吸い取り線で綺麗に吸い取ってしまいましょう。
これでRAM外しは終わりです。ここまで終わったら必ずコーヒー一杯の休憩を取りましょう。
(4)RAMの足の加工
始めに言っておきます、RAMの足は極めておれやすいので、加工の際は十分に気を付けて行って下さい。
足が折れてしまった場合は、そのRAMは諦めましょう。モールドを削って無理にハンダする方法もありますが、あまりお奨めできる方法ではありません。
E500の改造に利用される、1MRAMや4MRAMは、幅が広いため、こ
れをどうにかしないと基板に乗せる事は出来ません。そこで、まずマイナスドラ
イバで足を左右から押して、うまく基板に乗るサイズまで、足を縮めてしまいま
しょう。この時、縮めた足は横からみると、Z字型になっている筈です。
おっと言い忘れていました、足を縮めるのは3番ピンから30番ピンまでです。
それでは1、2、31、32番ピンはどうするのかと言いますと、ペンチで並行に真横に延ばしてしまいます。足をペンチで上下から押さえるようにすれば簡単に出来ると思います。
が、足は折れやすいのでくれぐれも注意して行って下さい。失敗したからと言って何度もやっていると、おれます。
○○番ピンってどこだろう!?と思っている人は、第1章・基礎知識をよく読みましょう。
(5)RAMのハンダ付け
(4)で加工したRAMの、Z字型に加工した足が基板の元のパターンに重なるようにしてハンダ付けします。ハンダ付けの際の注意点は(2)に書いてありますので、よく読んでおきましょう。
残った4本のピンはどうするかというと、回路図をよく見て、回路図の通りにジャンパ線で繋いで下さい。「なんじゃそりゃ、回路図なんて無いぞ!」と思った方、回路図は第5章に載せてありますのでそちらを参照して下さい。
(※注)回路によっては、22番(/CS)、29番ピン(/WE)もジャンパ線で繋 がなければいけない場合があります。この場合は、基板にハンダ付けしないで、回路図の方に従って下さい。
(6)RAMの2階建て
さて、E500でフレキシブル基板(第2章参照)を持っている人や、E550、E650の人は、基板の上にもとからRAMが2つあるので、これを両方外せば(両方外して下さい)、新しいRAMの置き場所は2つ確保出来ますね?しかし、E500でフレキシブル基板を持っていない人はどうでしょう。RAMの置き場所が1つしかありません。
そこで、このような場合にRAMをどうしても2つ置
きたい、と言う人はRAMを2階建てにするという手段が残されています。
2階建てにする場合は、増設したいRAMが2つある場合ですね。
さて、ここで問題が1つあります。RAMを2階建てにすると、高過ぎて裏蓋が閉らないのです。困ってしまいました。
そこで、RAMをげしげしと削ってしまいます。ヤスリでもカッターでも何を使ってもいいので、RAMを削っちゃって下さい。
だいたい、RAMの表と裏、両方 0.1~0.2mm ぐらい削ればokです。
この時、どの足が1番ピンか解らなくなると困るので、削る前にあらかじめ消えない印を付けるのを忘れない事。
さて、1階部分のRAMは(4)を見て、この通りに足を加工して下さい。
そして、(5)の通りにハンダ付けして下さい。
問題は、2階部分のRAMです。
このRAMは、1階部分のRAMとの共通部分のピンをすべて真下に、RAMと直角になるようにペンチで足を曲げてしまいます。
そして残りのピンは真横になるようにペンチで足を曲げます。折れやすいので注意して下さいね。
(※注)何番の足を真下に、そして何番の足を真横に延ばすかは、回路図によって異なる場合があります。この場合は必ず回路図の方に従うようにして下さい。
最後に、2階部分のハンダ付けです。2階部分の真下に向けたピンを、1階部分の該当するピンに付けて、ハンダ付けします。名付けて『亀の子』。真横に向けたピンは、回路図の通りに配線します。

+-----------------------------------------------------------------------+
| 第1章で、A0~A14、D0~D7等は、すべて共用していると書きました |
|ね?                                                                   |
| そうです。よく見て下さい。その通りになっているはずです。             |
+-----------------------------------------------------------------------+


(7)CMOS ICの配置
さて、回路図によってはRAMの他に、HC00 や HC158 等の様な CMOS ICを
要求するものもあります。その場合は、回路図で指定しているICを別途揃えて、
配線する事になります。
ここで、これらのICを基板のどこに配置するかですが、これはクロック回路(基板中央付近に、青いものが見えると思いますが、このあたりです)の近くで
なければどこでもokです。例えば、3つあるLCDCの、間などがいいでしょう。
ここだ!と思ったところに、両面テープ等で張り付けてしまいます。
(8)改造に失敗したら?
電源onしても動かない?そんな時は、落ち着いて、 on キーを押しながらリセットして下さい。
それでも動かない時は、ただちに電池を抜いて裏蓋を開け、配線やハンダのチェックをして下さい。チェックすべき項目は次の通りです。

 - 回路図を見ながら、ジャンパ線の配線間違いが無いかチェック。

 - ピンとピンの間がショートしていないかチェック。見た目ではショートし
      ていなくても、テスターを当てるとショートしているのが解る場合があり
      ますので、これを完璧にチェックして下さい。

 - RAMの各ピンがCPUと直結しているかチェック。回路図と、CPUの
      ピン表、RAMのピン表(第1章「基礎知識」を参照)を参考にして、テ
      スターでよく調べます。

 - RAMを2段重ねにしている場合は、上のRAMと下のRAMの共通部分
      のピンがちゃんと繋がっているかチェック。これも、各ピンが見た目には
      ハンダで繋がっていてもテスターを当てると繋がっていない、と言う場合
      が結構ありますのでチェックします。

 - 倍速化改造をしている場合は、クロックラインのジャンパ線が切れていな
      いか、クロック切り替えスイッチが劣化していないかも調べます。

 - 改造中に誤って、基板上のパターンを切ってしまう事が有ります。その箇
      所を見つけたら、ジャンパ線で繋いでおきます。

 - また、改造中にハンダが飛んで、思わぬ所でショートしている場合もあり
      ます。この場合、不良箇所を探して修復するのはかなり困難ですので、改
      造中に気をつけるしかなさそうです。

それぞれ念入りに調べてみます。運良く不良箇所が見付かれば、しめたものですが、見付からない場合は何度もチェックしてみます。それでも駄目な場合は、RAMやCPUが死んでいる可能性があります。そうなってしまった場合は残念ですが、改造は失敗です。RAMが壊れている場合は交換すればokですが、それ以外の部品が壊れているとなると、修復は絶望的です。


==========================================================================
■ 第4章 □   IC規格
--------------------------------------------------------------------------

さて、ここまで読み進めてこられた方なら、回路図を見ただけで改造に取り掛かれますね。
え?、さっぱり解らない?、ご、ごめんなさい。
さっぱり解らない人は、図入りの詳しい解説がある、PJ(ポケコンジャーナル)と言う雑誌のバッ
クナンバーを取り寄せて下さい。
こちらのほうがよっぽど解りやすく書いてある
かもしれません。取り寄せ方は、この説明書の最後の方にかいてありますので、そちらを読んで下さい。
話がそれてしまいました。この章では、幾つかのCMOS-ICの規格を紹介したいと思います。
これだけの知識があれば、もう、自分で回路図を書く事だって出来ますよ。技巧的な事は、実際に回路図を幾つか見て身に付けて下さい。

(1)74HC00、74HC02

       真理表                              ピン配置
     +--------------+------------------+        +---u---+        +---u---+
     | 入力         | 出力(Y)          |       A| 1  14 |VCC    Y| 1  14 |VCC
     | A      B     | 74HC00   74HC02  |       B| 2  13 |A      A| 2  13 |Y
     +---------------------------------+       Y| 3  12 |B      B| 3  12 |A
     | High   High  | Low      Low     |       A| 4  11 |Y      Y| 4  11 |B
     | High   Low   | High     Low     |       B| 5  10 |A      A| 5  10 |Y
     | Low    High  | High     Low     |       Y| 6   9 |B      B| 6   9 |A
     | Low    Low   | High     High    |     GND| 7   8 |Y    GND| 7   8 |B
     +--------------+------------------+        +-------+        +-------+
                                                 74HC00           74HC02
        74HC00 では、Y=NAND(A,B)
        74HC02 では、Y=NOR(A,B)

※ピン配置を見ると解りますが、 4つの A、B、Y を別用途で使えます。使わないものは、A、B の各ピンを必ず GND に繋いでおき、Y の出力ピンを解放(どこにも繋がない状態)しておきます。


(2)74HC138

       真理表                                                   ピン配置
  +---------------------+---------------------------------+     +---u---+
  | 入力                | 出力                            |    A| 1  16 |VCC
  | G1  /G2 C   B   A   | Y0  Y1  Y2  Y3  Y4  Y5  Y6  Y7  |    B| 2  15 |Y0
  +---------------------+---------------------------------+    C| 3  14 |Y1
  | --  Hi  --  --  --  | Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  | /G2A| 4  13 |Y2
  | Lo  --  --  --  --  | Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  | /G2B| 5  12 |Y3
  | Hi  Lo  Lo  Lo  Lo  | Lo  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  |   G1| 6  11 |Y4
  | Hi  Lo  Lo  Lo  Hi  | Hi  Lo  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  |   Y7| 7  10 |Y5
  | Hi  Lo  Lo  Hi  Lo  | Hi  Hi  Lo  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  |  GND| 8   9 |Y6
  | Hi  Lo  Lo  Hi  Hi  | Hi  Hi  Hi  Lo  Hi  Hi  Hi  Hi  |     +-------+
  | Hi  Lo  Hi  Lo  Lo  | Hi  Hi  Hi  Hi  Lo  Hi  Hi  Hi  |             
  | Hi  Lo  Hi  Lo  Hi  | Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Lo  Hi  Hi  | 但し、       
  | Hi  Lo  Hi  Hi  Lo  | Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Lo  Hi  |  /G2=/G2A+/G2B
  | Hi  Lo  Hi  Hi  Hi  | Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Hi  Lo  |             
  +---------------------+---------------------------------+             


(3)74HC139

       真理表                                                   ピン配置
     +-----------------------+----------------------------+     +---u---+
     | 入力                  | 出力                       |    G| 1  16 |VCC
     | G      B      A       | Y0     Y1     Y2     Y3    |    B| 2  15 |G
     +-----------------------+----------------------------+    A| 3  14 |B
     | High   ----   ----    | High   High   High   High  |   Y0| 4  13 |A
     | Low    Low    Low     | Low    High   High   High  |   Y1| 5  12 |Y0
     | Low    Low    High    | High   Low    High   High  |   Y2| 6  11 |Y1
     | Low    High   Low     | High   High   Low    High  |   Y3| 7  10 |Y2
     | Low    High   High    | High   High   High   Low   |  GND| 8   9 |Y3
     +-----------------------+----------------------------+     +-------+

※ピン配置を見ると解りますが、右と左を別用途で使えます。片方使わない場合 は、使わない方の G、B、A の各入力ピンを必ず GND に繋いでおき、Y0~Y3の出力ピンを解放しておきます。


(4)74HC157

       真理表                                           ピン配置
     +------------------------------+----------+        +---u---+
     | 入力                         | 出力     |  Select| 1  16 |VCC
     | Storob Select A      B       | Y        |       A| 2  15 |Storobe
     +------------------------------+----------+       B| 3  14 |A
     | High   ----   ----   ----    | Low      |       Y| 4  13 |B
     | Low    Low    High   ----    | High     |       A| 5  12 |Y
     | Low    Low    Low    ----    | Low      |       B| 6  11 |A
     | Low    High   ----   High    | High     |       Y| 7  10 |B
     | Low    High   ----   Low     | Low      |     GND| 8   9 |Y
     +------------------------------+----------+        +-------+

※ピン配置を見ると解りますが、 4つの A、B、Y を別用途で使えます。使わないものは、A、B の各ピンを必ず GND に繋いでおき、Y の出力ピンを解放しておきます。

(5)74HC158 (or 74HC258)

       真理表                                           ピン配置
  +---------------------------+-----------------+       +---u---+
  | 入力                      | 出力 (/Y)       | Select| 1  16 |VCC
  |15番pin Select A      B    | 74HC158 74HC258 |      A| 2  15 |OutputControl
  +---------------------------+-----------------+      B| 3  14 |A
  | High   ----   ----   ---- | High    H-Z     |     /Y| 4  13 |B
  | Low    Low    High   ---- | Low     Low     |      A| 5  12 |/Y
  | Low    Low    Low    ---- | High    High    |      B| 6  11 |A
  | Low    High   ----   High | Low     Low     |     /Y| 7  10 |B
  | Low    High   ----   Low  | High    High    |    GND| 8   9 |/Y
  +---------------------------+-----------------+       +-------+
                           (H-Z は High-impedance)

※ピン配置を見ると解りますが、 4つの A、B、Y を別用途で使えます。使わないものは、A、B の各ピンを必ず GND に繋いでおき、Y の出力ピンを解放しておきます。




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■ 第5章 □   回路図の例
--------------------------------------------------------------------------

さて、ここでは、4MRAMを2つ利用してE500/E550の内蔵ラムを1MBにする方法を紹介します。1MBの内訳は、S1:256、S2:256、D:512 KB
です。 D: は、DELTA と言って増設EMS のようなものです。この場合は512KB のラムファイルが D: に出来ると考えて下さい。
(別途、DELTA Ver3.5 または Ver3.4 をポケット通信などから入手して下さい)
え~っ、1MBも!?
そんなにいらないよ、と言う方は、PJのコピーサービスで S1:256 の増設記事を取り寄せるなり(後述)、何なりして下さい。選択肢は沢山ありますよ!!
さて、2つの4MRAMを使うと言いました。E500の方はこの2つのRA
Mを2階建てにして下さい。E550の方は横に2つ並べるだけでokです。E
650の方は、残念ですがこの改造は出来ません。ROM領域が他の2機種より
も大きいため、DELTAの領域と競合してしまう事が原因です。
また、この改造をした場合は 256KB の S2: を内蔵する事になるので、ラムカードは必要なくなります。
と言う訳で、改造後はラムカードをスロットから外して下さい。
なぜ内蔵にするかと言えば、スロットがラムカードで塞がっているとハードディスクが繋げられないからです。
下が回路図となります。これは、;P;1;1;3 から、Daris さんと ganze さんの記事を参考にさせて頂きました。(Daris さん考案の回路は丸写しです)感謝!
ganze さんのオリジナルの回路図は、S2:256 と D:256 を選択できる等、非常に完成度の高いものですので、一度実物を見ておくと勉強になると思います。
実物はここにあります。↓

+--------------------------------------------------------------------------+
| ;P;1;1;3                                                                 |
| >00074  95-09-21 21:17:41 3261    4MRAMでDELTA!/Daris        |
| >00082  96-02-26 18:34:26 2814    4msram s1:256 d:256 or 内蔵s2:256 (^^; |
+--------------------------------------------------------------------------+

 RAM1階部分(S1:256 S2:256 部分)       RAM2階部分(DELTA 512KB 部分)

 A15----->ram A15        ^               +-------+                 ^
 A16----->ram A16        |               |        |                |       
 A17----->ram A17        |               |        |                |VCC     
       +->ram A18        |               |        |             +-------------
       |  +-----U-----+  |               |        |             |         4
 /CE0--*->|Select  Vcc|--+               | C  A15|------------>|A15      M
       *->|1A  Control|---+              | P  A16|------------>|A16      S
       +->|1B       4A|---*              | U  CE3|------------>|CS       R
     +----|/1Y      4B|---*              |    Ko15|------------>|A17      A
     +--->|2A      /4Y|   |              | S   E5|-----*------>|A18      M
 CE1----->|2B       3A|---*              | C     |     |       |           
 ram/CS<-- 3b="" nbsp="" p="">        +-|Gnd     /3Y|   |              | 2     |  1MΩ     |    →A0-A16,
        | +-----------+   |              | 0     |     |       |      D0-D7,
        |     HC158       |              | 1     |     |  +----|OE    Gnd,OE,
        |                 |              | 5     |     |  | +--|GND   Vcc,WE
        |                 |              |        |     |  | |  +-------------
        |                 |              +--------+     |  | |
        v                 v                             v  v v

   「^」Vccへ、「v」Gndへ            「*」は接続、「+」は交差 or 折れ曲がり
   倍速機では、1MΩを470kΩに交換

どうです?解りますでしょうか。E500の方は、1階部分を配線し、その後2階部分の制作にかかります。DELTAが必要無い、と言う方は1階部分だけ作れば、それだけで S1:256 S2:256 の出来上がりです。E550の方は、 1階部分と2階部分を横に並べて置いて下さいね。
やっぱり回路図だけじゃまだ不安だ、と言う人、居ますか?では、ヒントを書いておきますので、参考にして下さい。
まず1階部分のヒントです。A0~A14、D0~D7、Gnd、OE、WE は、基板のパターン上のものがそのまま使えますから、何も考えずにハンダ付けします。さて、残っ
たピン(A15~A18、CS、VSS)は足を横に並行に伸ばして、 ジャンパ線で配線する事になります。1本1本丁寧にやって下さいね。ピンの位置が解らない?そんな人は、第1章の基礎知識で確認しておきましょう。
では2階部分のヒントです。回路図に書いてありますが(私が書きました。大ヒントです)、A0~A16、D0~D7、Gnd、OE、Vcc、WE の各ピンは1階部分と共用出来ますので、ピンの足は垂直に下に伸ばしてハンダ付けします。
おっと、実際に亀の子にするのはE500の人だけでしたね。E550の人はA0~A16、D0~D7、Gnd、OE、WE の各ピンは、 開いている方のRAM置き場にそのままハンダ付けしますが、残りのピンは頑張ってジャンパ線で配線して下さい。

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■ 第6章 □   あとがき
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(1)連絡先など
E500の改造をしたい、と決意してから1か月間、3年間分のPJに目を通し、;BBSE500、;TECHE500 の全書き込みを読み漁ったりと、いろいろと勉強しました。本書はその集大成です。
本書を読んで、解りにくい点があるかもしれませんが、その時は ;BBSE500 に書いて頂くか、私までメールで質問して下さい。解る範囲でお答えできるかと思います。
質問のほか、提案&バグ情報&情報提供&感想など何でも待っています。ぜひぜひメール下さい。私への連絡は、以下のBBSまでお願い致します。

 ポケット通信V3 03-3299-8661 ID:4041
 Limit 0423-21-9969 ID:Lim0010
 ZOB Station BBS 0466-80-1045 ID:zob12705
 Wanibbs Host Interconnection Protocol ID:Lim0010@Limit

 ハンドル名 : Lycanthrophy nomi(略して らい.)


(2)さらに上を目指す方へ
本書だけではもの足りない、もっと深く突っ込んだ知識が知りたい、と言う方は、ポケット通信の ;P;1;1;3 にある次の記事を読まれる事をお奨めします。この記事はかなりレベルが高いものですが、本書をすべて読み終えた読者の方でしたら、理解するのに十分な知識はすでに身についている筈です。

>";P;1;1;3"
>00011  94-12-28 21:37:11 2845      増設 208KBライト・プロテクトS3:の設計/Great
>00031  95-02-24 19:03:10 2845      E650のライト・プロテクトRAM(S3:)増設講座(第1回)/Great
>00032  95-02-24 19:03:20 2845      E650のライト・プロテクトRAM(S3:)増設講座(第2回)/Great
>00033  95-02-24 19:03:34 2845      E650のライト・プロテクトRAM(S3:)増設講座(第3回)/Great


(3)PJのコピーサービス
図やイラストでの説明が欲しい、と言う方はPJのコピーサービスを受けるといいと思います。工学社営業部(03-3375-5784)に、「ポケコンジャーナルの、○○年○月号の、○○ページから○○ページまでのコピーサービスを頼みたい」と言えば、送金方法等を指定してくれます(1ページ50円)。
  92 年 7月号  3~12 ページ  『E550/1490UII の S1:256KB 改造』
  92 年 7月号 13~21 ページ  『E500/1480U/1490U の S1:256KB 改造』
  92 年12月号 16~28 ページ  『時計を内蔵する改造』
  93 年 8月号 16~17 ページ  『U6000 の S1:256KB 改造』
  93 年 8月号 20~23 ページ  『4.8MHz 倍速化改造』
〈参考文献〉
『PJ'91.5 128KB RAM基板の制作』工学社/みずほ
『PJ'91.5 PC-E500の高速化』工学社/みずほ
『PJ'91.12 信号引き出しとCEのメモリ制御について』工学社/天野仁司+TOM
『PJ'92.7 E550/1490UIIの内蔵RAM256KB改造への道のり』工学社/澤田保隆
『PJ'92.7 フルメモリ257,976バイトの巻』工学社/大阪北新地
『PJ'92.7 PC-E500シリーズの内蔵RAM増設』工学社/みずほ
『PJ'92.7 パーツを通信販売で入手するためのノウハウ』工学社/みずほ
『PJ'92.12 リアルタイムクロックを内蔵する』工学社/近成人
『PJ'93.2 128KBRAMカードを作ろう』工学社/みずほ
『PJ'93.2 プロテクト256KBRAMカードを作ろう』工学社/みずほ
『PJ'93.8 PC-U6000大容量256KBへの改造』工学社/みずほ
『PJ'93.8 ポケコンの倍速化』工学社/みずほ
『PC-E500*PC-1490UII 活用研究』工学社
他に、ポケット通信V3の ;BBSE500 から、次の方のご意見を取入れさせて頂きました。感謝!
#2814 ganzeさん
#2845 Greatさん
#3041 しゃかんきょりたもつさん
#3261 Masaさん
#3383 ~Miki!~さん
また、#3733 Nmasu さんからバグ情報を頂きました。感謝、感謝!

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| E500 シリーズ改造の手引き  初版 1996/3/16       |
|                            第2版 1996/3/20     |
| (C)#4041 Lycanthrophy nomi                      |
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以上がZOU2.LZHの内容です。
インデックス
    ポケコンのお部屋
        ポケコンの改造・周辺機器の製作
            PC-E500シリーズ 改造の手引き←現在地点
『delta350.lzh』は神尾尚(きゃぱ)さんが著作権を保有しています。
本『PC-E500/550を1Mバイト化』内の記事はポケット通信上のSOFTE500(;4112)にて公開された物で、らいさんが著作権を保有しています。
転載にあたりまして、神尾尚(きゃぱ)さん、らいさんより許可を頂いております。
Copyright (C) 1996-2004 Takayuki Mizuno [tmizuno@kt.rim.or.jp] 公開鍵

Mizuno Homepage
http://www.kt.rim.or.jp/~tmizuno/pocket/e500/zou.html





1980年2月9日土曜日

[設定] Sharp PC-E 通信等設定~音を鳴らそう!

[設定] Sharp PC-E 通信等設定~音を鳴らそう!
ポケコンで音を鳴らそう!
(1)はじめに
BEEP音を鳴らすにはポケコンのベーシック命令で、次のように打ち込みます。
BEEP命令(ポケコンの説明書には、載ってない。)
BEEP A,B,C×D
A=回数
B=音階
C=1分間120の時の四分音符分の長さ
D=長さ(音符長)
使用例
ド+を1回、2泊分鳴らす
BEEP 1,105,245×2
ラ+を3回,1泊分鳴らす
BEEP  3,60,406×1
Dの数値音階表
どうです?音が鳴りましたか?多分ならないでしょう。なぜか?
それは、スピーカー(圧電ブザー)が、ポケコンについていないからです。
では、ポケコンに、スピーカーをつけてみましょう。
(2)ポケコンに、スピーカーをつけよう。
゛スピーカー゛と書きましたが、圧電ブザーのことです。わかりやすいように、ここでは、゛スピーカー"と表現しました。
用意するもの!
圧電ブザー1個(300円程度で、電子部品屋さんにある。)
用意する道具!
特に無し.
注意!
ポケコンを分解すると、メーカーの保証が受けられなくなります。また、壊れる可能性もあります。分解するときは、必ず、自己責任で行ってください。また、作者は、一切責任を負いません。
というわけで、ここでは、外付けする方法で、やりましょう。
とても簡単です。
ブザーを買ってきたら、図のようにブザーを3ピンと7ピンにつなぐだけ。
後は、(1)の命令を打ち込むだけです。
 (2番と7番、外回りの金具と7番でも、音がなります)
どうです?今度はなったでしょ。なにぃ?このまんまじゃカッコ悪い?それは、あなた次第ですよ。
うまく工夫して、かっこいい外付けの装置を作ってみてください。
内蔵した方は、必要ありませんが・・・
なお、正式な公式(音の長さ)もありますが、面倒くさいのでこれになりました。

ぽけこんde遊ぼう
http://ww8.tiki.ne.jp/~kazuchi/beep.htm
                    
PC-E500 回想録なぺーじ
http://www.geocities.jp/setokem/




ポケコン音設定
Dの値

音符長

0.0625

64分音

0.125

32分音

0.25

16分音

0.5

8分音

4分音

2分音

全音



ポケコン音階表
音階

音の高さ(B)

音の長さ(C)

(1分間に120)

音階

音の高さ(B)

音の長さ(C)

(1分間に120)

ド-

219

122

93

274

ド#-

206

129

レ#

87

290

レ-

194

137

82

307

レ#-

182

145

ファ

77

325

ミ-

172

153

ファ#

72

345

ファ-

162

162

68

363

ファ#-

152

172

ソ#

64

383

ソ-

143

183

60

406

ソ#-

135

193

ラ#

56

431

ラ-

127

205

52

460

ラ#-

119

217

ド+

49

482

シ-

112

230

レ+

43

543

105

245

レ+#

41

565

ド#

99

258

ミ+

37

617