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2002年8月19日月曜日

[機器][PDA] hp 200LX(MorphyOne),2ちゃんねるMorphyOneスレッドダイジェスト


● 2ちゃんねるMorphyOneスレッドダイジェスト
気ままに更新
サボってました、スイマセン。仕事が忙しかったのと巨商伝βが悪いのです。私が悪いのではアリマセン。
抜けがあったり追いつけてなかったりしてますが、近日中に埋めておきます。
【判決の】MorphyOne184【行方】
・白装束
・ストレッチマン
・電波・電磁波話
・4/26の議事録が投稿される
・X68000
・WinでMDX、WinでZMUSIC
・某S氏、勝訴
・他人のトリップを検索してクラックするには現行PCで平均3万年ぐらいかかるらしい
・×シュミレータ→○シミュレータ
・某S氏の裁判の判決文→http://ecos-h8.sourceforge.jp/sogwipo/pukiwiki.php?%5B%5B%BA%DB%C8%BD%B5%AD%CF%BF%5D%5D#content_1_2
・某S氏のトリップが破られた(?)ので変更→某S ◆PmddC6geCM
・電波2ちゃんねるのピックアップで取り上げられる
・某S氏、双方向MLで判決報告
・フランスファイブ
・洋楽とか
・「Tex」とかを何と読むか
・Ruputer
【裁判】MorphyOne184【逃亡】
・スカラー波
・電子工作関係では有名な人のカキコ(らしい)>>28
・オープントリップ>>97
・懐ゲー
・さがわ君?>>128
・オープントリップ>>134-135 他にも色々
・ちょっとイイ話>>188
・KTR氏について(FHPPCでKTRと名乗る→会社を辞めてライターへ→けいてぃーあーるをもじって恵庭有と名乗る)
・googleで「尾崎孝良」を検索するとMorphyWikiがトップに
・KTR氏が本名を名乗らない事の弁明→http://morphy-ml.hp.infoseek.co.jp/ohpa/msg01676.html
・ポケコン話
・ちゃんこ増田
・久々のFM8氏>>570
・パパイヤ鈴木
・OKD氏のメール(3通連続で来たらしい)
【回収詐欺師さん】Morphy182【いらっしゃーい】
・まだまだ賛同
・wiki荒らし
【賛同】MorphyOne181【賛同】
・さがわ君 第2話>>23
・さがわ君 今後の展開>>123 >>139
・4/26集会の会場発表。会場予約名は「モルフィー被害者」、最大収容人数9人
・AKKYという名に脊髄反射
・この時点でのポイント>>341
・さがわ君 第3話>>561
・4/26集会の案内にごけんつ氏突っ込み
・さがわ君 第4話>>623
・クローズドML設立?
・ぬるぽ荒らし
【ML派に】MorphyOne180【たかる会】
・コピペ荒らし
・賛同
・賛同賛同
・賛同賛同賛同賛同賛同賛同
・くろさわ氏のページ更新>>105
・サン・ジョルディの日
・4/26の集会の目的がわからなくなってくる
・賛同の心理>>406 >>412 >>417
・あまりに多いのでSPAMと呼ばれ始める
・ごけんつ氏が4/26集会の主催者に軽いジャブ
・4/26集会の主催者が叩かれ始める
【欠席】MorphyOne179【裁判ショー】
・とよぞう氏は裁判に寝坊したんじゃないかという予想>>58
・members355の確認メールを起点に、圧倒的な量の「賛同」メール開始。
・wiki荒らし出現
・他力本願にしか見えない予約者達に批難の声
・日置弁護士より、破産手続きについてのメール>>557又はmembers362
・↑によると、翌週(4/28の週)に千葉地裁に破産申し立ての予定らしい
・差し押さえ可能な物件・口座の検討
・さがわ君 第一話>>940
【ぼくたちの】MorphyOne178【失敗】
・アダルトビデオのタイトル列挙(実在かは不明)
・SH派氏の開発作業報告>>143
・長いURL→http://www.llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch.com/
・長いURL2→http://www.genootschaptotafschaffingvannaargeslachtgescheidenvoorzieningen.org/
・ドメイン名のルール
・新潟にて某S氏の予約金返金訴訟。大方の予想では「とよぞう氏出席せず」
・破産と破産後の処理について
・某S氏の裁判、予想通りの欠席裁判となり事実上勝訴確定。判決は4/30
・CommodoreOne>>431
・某S氏の裁判報告>>462又はここ
・裁判所に電話して釈明という異常事態に住人驚愕
・人生ゲーム
・松浪ケンシロウ
・破産ネタ。差し押さえ、他の債権者の出し抜き方etc
【会社は清算】MorphyOne177【殿は破産】
・動かない予約者に批難の声。動くS氏に応援のエール
・親ネタ
・破産例>>69
・MLで「4/26に集まろう」と呼びかけ始まる
・動物愛護
・古文書とか怪文書とか
・/.Jに新スレッド
・姓名判断
・MMR
・無線話
・黒柳徹子
・ゲームラボのMorphy記事>>679
・アリスソフトが過去20年ぐらい前のソフトを配布フリー化
・プロジェクト発足時のとよぞう氏の事など
・「上り坂のときに寄ってくる友人より、下り坂のときに助けてくれる友人が本物」>>734
・さがわ君(コラム:アセンブラ)>>740-741
・数字が合わないことへの突っ込み>>752
・加藤大治郎死去
・ウィアードセブン、通称キョロちゃん→http://kaduhi.com/weird-7/index.html
・↑のリモート操作が流行。転ばせる人と立ち上がらせる人続出
・くろさわ氏への批判と擁護
・ML派氏が1000ゲット
【'A`】MorphyOne176【´A'】
・同一スレッドタイトルによる重複の為、削除依頼済み
【'A`】MorphyOne176【´A'】
・同一スレッドタイトルによる重複発生。もう一方は削除依頼
・2ch不調により一部の人が書き込みができない状態に
・OQO→http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/17/24.html
・MorphyMini(http://www.morphyplanning.co.jp/diary/diary200007.html#data)へ提供されたというの初期コスト
・http://www.morphyplanning.co.jp/Products/sell/ProductsSell.htmlの「次ロットに備えた価格となっておりましたが~」へのツッコミ
・150円のCrusoe→http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20030419/etc_crusoe.html
・T-Engineとか
・技術話色々
・URI
・予約者と言われていた/.JのGetSet氏、日記で「既に解約済み」と表明
・自己評価
・臨死体験話
・とよぞう氏からメール(hpyoyaku)PDFファイル付き。但しパスワードロック付き。
・2chで突っ込まれた直後、パスワード無しのPDFが再送される。内容はこれ
・↑のPDFに突っ込み各種。特に15日付けの文書が何故19日に配布されるのかが謎
・↑のPDFはコピー・抽出も不可だったが、気合で原文に忠実にタイプした人が登場>>760
・結局「申し訳ありませんでした」の一言は無し
・とは言え、正式に自己破産を名言明言した
【とよよ返金して】MorphyOne 175【責任を果たせ】
・プロジェクト開始後の最も活動が盛んだった時期について
・membersに日置弁護士からのメール。「会社からお金は出ていないはずです」に反応多し
・現在のモルフィー企画の金銭管理について
・くろさわ氏のサイトが更新。本当にスレを全部読んでいる様子で、内容にも真面目さが伺えると好評
・普通に凄いサイト→http://www3.wind.ne.jp/toragiku/kopa.htm
・プロジェクトX(トロン)。しばらくトロン話
・/.J弄り
・整理アンケートのことなど
・免責異議申し立てについての検討
・くろさわ氏がmembersに投稿。国民生活センターや知人の検察官へ相談した話と、債権者結束の呼びかけ。くろさわ氏の意見として、2次から1次ロットへの繰り上げは詐欺ではないかとの見解を発表。
・nameタグを打つことへの期待が。多分ここの事
・「佐川一人が悪人と仮定するとすべてが合理的に説明できる」>>695
・くろさわ氏への応援の声
【とよよ回答して】MorphyOne174【責任果たせ】
・荒らし
・インスタントラーメンとご飯
・ココアLOVE
・食い物談義
・とよぞう氏からメール(4/14 01:39:37)主要部品売る気マンマン、お値段3万円。
・↑のメールについて色々と。売却の是非等。
・スーパーカーブーム時代の思い出話と自動車業界
・とよぞう氏がパソコン通信を始めたらしい1995年(商用インターネット黎明期)を語る
【ニョガンと】MorphyOne173【債権者と】
・ぬるぽ荒らし
・愛国戦隊大日本ネタ
・刈野勉三
・同人活動と法律 >>131
・久しぶりのhamptydumpty氏
・告訴と告発の違い >>217
・/.J批判
・久しぶりのfujitsumicro8氏、弄られる
・技術話色々
・答えたくない事に一切答えないとよぞう氏に対して起こせるアクションの検討
・このスレはいつまで続くのか >>514
・プロジェクト全体の問題点の洗い出し
・プロジェクトとして残したい成果物
・両面テープ
】【MorphyOne172】【
・MorphyMiniの回路図「妙に綺麗」と疑いの声
・membersの質問と答えのまとめ(有用) >>24-26 >>28-30
・サブプロダクツUSB-IO,ISA-USBについて
・民事・刑事ネタ(出資についての解説 >>85 >>90 >>92)
・MorphyWikiが若干改良
・エロゲーの製造コスト(物を作って売るのが如何に金がかかるか) >>208
・某S氏フルネームばらし事件の考察
・部下なし課長
・動かない予約者への批難
・任意整理案についてのまとめ >>384
・債権回収方法(親類縁者、さくら基金、マグロ漁船etc)
・↑に関連して、親類縁者への連絡・要求への考察(かなり細かい)
・とよぞう氏からモルフィー企画への短期貸付金の矛盾考察 >>604 >>716 >>720 >>731 >>736 >>739 >>741 >>743
・風俗話(売春と売春類似行為、強姦と強制わいせつ)
【】MorphyOne171【】
・ダイジェストに早速ツッコミが入ったので拙速主義で修正。
・/.Jの日記ネタ(>>87)
・1000~2000台分買ってる部品の購入意図などの検討
・2次ロット予約から1次ロット予約への振り替え時期調査
・OzaKit氏追及
・破綻原因ととよぞう氏の再就職活動の心配
・xsel68関連のログ(かなり貴重)>>285
・xsel68の場合と比較しつつ免責ネタ
・消費者金融があっさり免責を飲む理由>>357
・ヤフオクでの自転車操業のススメ
・損害賠償請求の可能性についての検討
・ML派氏のブルジョア話 >>528 >>655 >>670
・返金話 予約金の扱い(前受金?)消費税免税業者について
・googleのありがたみを色々
・とよぞう氏からmembersへ投稿があった為、解読作業 ・サブプロ色々 ・生命保険談義 ・起業と資金
【佐川さんを】MorphyOne170【許そう】
・法的整理と免責について
・競売について色々
・xsel68のコナン氏について
・139氏(ライター)がコラムでスレを紹介してくれるらしい(>>156)
・サブプロダクツの通販ページが生きていることへのツッコミ(members339?)
・閉店セール(members332)への検討・ツッコミなど
・グロ画像数個←違うらしい
・googleで「とよぞう」と検索した時のトップをWikiにしてしまおう計画
・生蒟蒻問答の推定
・メールじゃ埒があかない、誰か電話しろ
・Interface誌の2001/04月号を見てたら、殿のMorphy SH4-miniの写真が出てて激しくウトゥ
・メルマガがさっぱり来ない
・サブプロダクツのLimaBeanについて色々と想像
・ついでにオーディオ話(>>555,>>562)
・独断で選ぶ俺MVP(>>901,>>904,>>907)
・とよぞう氏は無限責任社員の意味を知らなかった(>>1000)
【MO19】徹底抗戦MorphyOne ニョガン52体【動かず】
・日置弁護士のアンケート(hpyoyaku)
・アンケートへの不満色々
・2000年春当時の部品不足の状況>>93
・解約者の談>>163
・とよぞう氏の勤務先への詰問是非
・ごけんつ氏の糾弾メール>>403-406
・龍氏(ノートのまとめを買って出た人)叩き開始
・一問一答集>>799-800
・技術評論社への批判
・くろさわ氏の離脱原因などの推測

MorphyOneの軌跡
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6906/
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6906/digest.html

MorphyOne Mailing List
http://morphy-ml.hp.infoseek.co.jp/ohpa/msg04657.html

MorphyWiki
http://ecos-h8.sourceforge.jp/sogwipo/pukiwiki.php?MorphyWiki



2000年2月6日日曜日

[社会][機器] HP680日誌~PDA/PHS派の俺の日記

[社会][機器] HP680日誌~PDA/PHS派の俺の日記
■2000年10月23日
すばらしいポケットIE
ノキアNM502iのおかげで,無線でのインターネット環境を
手に入れた私だが,
「携帯(ノキア)の通信速度9800bpsじゃ遅くて使い物に ならんでしょう。」
と思っている方が多いと思う。
わたしも,購入するまではメールはともかく,9800bps
ではインターネットを見るのはとても無理だろーと思っていた。
しかし!!
そんな不安は解消されたのだ。
ノキアちゃんを手にいれるまでは,HP680標準装備の56Kbpsモデム
を使っていたのだが,
それと比較すると,ノキアちゃんでインターネットをしても1.2倍くらい遅いかなー
といった程度である。
56Kbpsと9800bps。約6倍程の通信速度差があるのになぜ?
答えは簡単なのだ。
HP680自信のスピードが遅い。
それに輪をかけて,HP680のブラウザソフト「ポケットIE」が
遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い。
従って,56Kbps通信速度でもそれを表示するためのポケットIEが
遅かったら56Kbpsの速度が無駄になっていまうのだ。
つまり,猫に小判,馬の耳に念仏,ポケットIEに高速通信なのである。
このおかげで,今までの標準モデムと殆どかわらずにノキアを使い
無線でインターネットができるのだ。
ポケットIE 遅くてありがとう。
※PHSを使用すると,ポケットIEといえども多少は早くなると思います(たぶん)
■2000年10月12日
愛しのノキア
客先回りが多いサラリーマンの方なら,こういう事が多くあると思う。
数件のお客を回る予定をし,ある客との打ち合せが思ったより早く終ってしまった。
次の客先へ行くのにも早すぎるし,会社に戻る程の時間はない。
こんな時,街頭に突っ立てぼーと時間を過ごしたりしたら,変な人と思われ警察に
通報される恐れがある。
これを避けるために,しかたなく喫茶店などに入ったりしているはずだ!!
もちろん,喫茶店に入ったからって仕事をサボルわけではない。
次の客先との打ち合せ内容を,再度検討したりするのである。
しかし!! こんな時に その喫茶店に偶然 上司が入ってきたら
どうなるであろうか?
「前の打ち合せが早く終ったので,エー警察に通報される恐れが・・」
「もういい!! わかった!」
残念ながら,減点主義により評価される事が多いサラリーマン社会。
この様な言い訳を上司が聞いてくれるはずがない。
この事態を避けるために,私はノキア製携帯「NM502i」を購入したのだ!!
「NM502i」は,imodeができかつ,赤外線ポートがついている。
この赤外線ポートのおかげで,このノキアちゃんは なんと! HP680のモデムに変身
するのである。
これで,グレ電,IC電話が無くても,喫茶店からメールチェックしたりインターネット
を見たりできるのだ。
これを利用し喫茶店に入ってもHP680を使い仕事をすればいい。
もちろん,1度くらい喫茶店から上司へメールで報告などを送っておくと効果的である。
偶然喫茶店で,上司に出合っても,HP680や携帯電話を操作していると,
「こいつ,こんなところでも仕事しているんだな」
と思われるわけである。
この様な理由で私は,ノキア製の「NM502i」を購入したのである。
もちろん,imodeにした理由は,仕事の合間,喫茶店に入った際に
ぼーとimode対応のインターネットを閲覧するためでもある。
■2000年9月17日
携帯電話
モバイラーたる者,携帯はぜーたい! PHS!!
と確固たる信念をもって生きてきたのだが,
モバイラーの前に,私は一人のコンピュータマニアなのである。
コンピュータマニアたるもの,パソコンは絶対PC98とか,CPU
は絶対 Z80とか言って固執していると,アットいうまに時代の
流れに取り残され,未だにCP/Mを走らせている事になっちゃう。
と,いうわけで PHSのエッジにしようか,imodeにしようか 迷った末に,購入してしまった。
「ノキアのNM502i」
imodeで赤外線ポートがついている,そんでもって,超オシャレなデザイン
フッフフフ・・・・
詳細の報告をお楽しみに。
9月12日
性善説
普通に考えてみたら,ホームページを開設して,みんなに見てくださいと言わんばかりしておきながら,4ヶ月近くなーの断りもなく,ページの更新をしないというのは,犯罪行為である。
しかーし!!
世の中には,こんな風には考えずに,
「佐古田さん どうしたんだろー身体でも壊してしまったのかなー
それとも,リストラされて路頭に迷っているのかなー。」
なんて,考える人がいる。
まさか,そんな人に
「更新するのがめんどうでさー。ガハッハハハ。」
なんて言えなかったりする。きっとそんな風に思われているなら心の中で
「オ・・おれ俺がー悪かったよー許してくれー!!」
なんて,一瞬思ってしまうのである。
■2000年5月26日
性格破綻
私は,未だに私以外の人間でHP680を持っている人を知らない。
もちろん,ホームページで知りあった方々は別にだ。
こんなに,WindowsCEやHP680の宣伝をしているのに,回りの人間はPalmとかVAIOを買いやがったのだ。
VAIOを買った人間にWindowsCE(それもキーボト付き)を購入せず,ナゼVAIOにしたか問い詰めたところ,
「だって,WindowsCEって店に置いてないんだもの。」
とぬかしやがった。
確かに門真市のコジマじゃー置いてなかったけど,日本橋のJ&Pには山とあるぞー
そんな~涙が出るような嘘つくんじゃねーよ!。オラオラ!!。
と,私の回りの人間がWindowsCE(それもキーボトー付き)を購入しないのは,自分のこの様な性格が原因ではないかと疑いだしているのである。
■2000年5月3日
連続冒険活劇 680の大冒険 番外編
「フッフッフ・・・・ 犯人は,この中にいます。」
「エッ!。680探偵・・・まさか。」
みんなが驚く顔をよそに,680探偵がクールにしゃべりつづけるのである。
「まず,いいですか,遺体発見時間から推測するに犯人は,
 殺人を犯したあと,直に犯行声明を新聞記者へEメールしています。」
「という事は,680探偵。犯人は犯行現場で文章を書きEメールを送ったのですね。」
「それも,犯行内容を詳細に記した長文です。」
680探偵が犯人をあぶりだすかの様に言った。
「じゃー俺たちじゃーないなー。」
とデスクトップPCとiMacが顔を見合わせて頷くのであった,
「なんせ,俺たち持ち運び不可能だからね。」
「ちょっと待ってくれ,私は持ち運び可能だけど,電源入れてから立ちあがるまで1分以上かかるんだ。私も犯人じゃーない!」
とノートPCが訴えるのであった。
「何言ってやがる。確かにおれは携帯性を売り物にして,その上Eメールまでできて,
 iモードでインターネットができておまけに電話までできるけど,
 そんな長文を打つのは不可能だぜ。」
と遊び人風の携帯電話が言うのである。
「それは,俺だっていっしょだ。そんな長文をその場で入力するなんて・・
 こんな事,俺にはできない・・・・」
と最近調子付いているPalmが自信なく言うのである。
「という事は犯人は・・・」
皆が一斉にうつむいたと思った瞬間680探偵の方を見,同時に叫んだ。
「Windows CE!!(それもキーボート付き)」
「はい。私です。」
さすが,名探偵680!
この難事件を無事解決し,罪の償いに向かうのであった!!
■2000年4月22日
検証不能2
とうとうプレイステーション2を手に入れた。
どちらかと言うと,ゲーム機などは興味が無い方なのだが,
コーエーの歴史シュミレーションゲーム「決戦」がやりたくて
購入してしまった。
それにしてもプレイステーション2楽しませてもらっている。
プレイステーション2取り扱い説明書より
炎が出たときの頁
・電源プラグをコンセントから抜くか,ブレーカーを落とす。
・大声で応援の人を呼ぶ。
・水をどんどんかけるか,消化器を使って火を消す。
・119番に通報する。
「決戦」をしながら,プレイステーション2が炎をだす事を
密かに楽しみにしているのである。
もちろん,取扱説明書どおりに事にあたり無事生還するか
検証するためである。
■2000年4月6日
青春時代
「す・・す・好きなんだ! つき合ってくれ。」
「ごめんなさい。CE男さんは,いい人よ。
 でもね,わたし他に好きな人がいるの。友達でいましょうね。」
「好きな人って,もしかして,WorkPadのことかい・・・」
「エ・・ッ・・。そうなの。」
「ギャビン~~~・・。又,ふられた・・・。
 ちくしょう。WorkPadのやつめ!」
まあ,最近の状況といえばこんな感じである。
WindowsCE。ぱーとしないのである。
これまで生きて来て,異性にモテモテの経験をした事が無い
私にとっては,同類のあわれみを感じる様になってきた。
ザウルスの場合は,高校時代に憧れていた女性がしだいに全校
生徒の人気者になってしまい。
「ザウルス子は,確かに綺麗だけど,オレあんなタイプ嫌いだぜ。」
と,自分の手の届かなくなってしまったあの子を忘れ,オレは皆とは
違うぜ,と目一杯ツッパッテみせる,あの感じである。
「CE男。まあ,いいじゃないか。あの子はお前には合ってなかったんだって。」
と励ましあって,むさくるしい野郎どもとモンモンと過ごした,
高校時代がよみがえってくる。
■2000年3月24日
短気は損気
やっと,IC電話による通信に成功した。
いわゆる”ピーヒャララ”が無いので,即時に認証が完了する。快適だ。
これから,ケーブルを持ち歩かずにスマートにモバイルができるというわけだ。
が・・・・・・
HP680の赤外線ポートは,本体左側面についている。
手首を直角にして,こっこううううやってHP680を電話の方に向けて,
えーと空いている右手で,縦向きのHP680の”受信メール”アイコンをタ・・・タップ
できるか!!
なななんで,左側面に赤外線ポートていてんネン!!HPさんヨー!!
■2000年3月11日
私的ホームページ
第一弾
私は これで癒されています。
第二弾
実は,最近非常に気に入っているドラマがある,
非常に私的な事で書くのを躊躇していたが,よく考えたら
このホームページ私的な事以外なーんも書いていないと気付く。
題名こそ「HP680日誌」であるが,別にそんな事はお構い無く,
ボヤキを並べて立てているのである。
というわけで,そのドラマの題名は「アリーMY Love」である。
2,3年前からNHKで放送しているのだが,変なCGで少々話題
になったがナゼか私の回りの人間はほとんどが知らない。
日曜日の深夜(23:45ぐらい)に放送されているせいか?
アリーというちょっと変人でミニスカートが似合う女性弁護士の
恋愛コメディードラマなのであるが,アメリカンジョークが小気味に
効いていてかつオシャレでへんてこなのである。
ぜひご覧いただきたいドラマである。
ところで,先々週の放送でこのアリーの上司の弁護士が,
HP200らしきものをタッチペンでピックしていた(HP200って
タッチペン使えたっけ?)
アメリカの去年,秋放送分が,今日本で流れているはずだ。
という事はHP680が出てきてもおかしくないはず。
なおさら,このドラマから目がはなせなくなっていまった。
(でもNHKだからHPのブランド名隠されてちゃうのかな?)
第三弾
HP680の話題がある,できたて ホヤホヤのホームページ発見!!
■2000年2月20日
非常事態だったのである。
私は,こうやってホームページを更新するため,そのネタとかをポケットワードで特定のファイルに書き綴っているのである。
もちろん,もしもの時に備えて母艦と同期をとっているのである。
「ゲーエェエェ-----!!」
いつもの様に電車の中で,文章を書こうとしたが,ファイルが見当たらない。
ポケットワードの”最近使ったファイル”には在るのだが選択すると
「そんなファイル無いよー」と出てしまう。
「客寄せ用の特売品みたいに買いに行ったら売り切れかーー。
どういう事ヤネン。とっとと探してこーい!!」
と,怒ってもWindowsCEの標準アプリにはファイルを検索する機能はない。
しかたなく,フォルダーを1個ずつ開けて探したが見つからない・・・。
ゴミ箱の中も調べたが見つからない・・・。
このファイルが無かったらホームページをアップする間隔がさらに延びてしまう・・・。
でも,安心!!
こんな時のために,母艦機と同期をとっているのだ。ガハッハハ!
というわけで,母艦機の同期ファイルを調べた。
無い!!
いったいどーなっているんだ。
母艦機と同期中にHP680をクレードルから取り外したのが,
よくなかったのか!?。
「ダイタイよー。クレードルに着けただけで,母艦機と同期とるなんて,
怪しんだよねー。いったいどういう仕組みになってんだかワカンネー。
最近のパソコンは何でもやってくれるんだねー。
あーあーもう俺にはついて行けねーよ。」
・・と。なげやりな気持になりながら,その日は過ぎていった。
翌日,もうあきらめる心の準備をしていたのだが,なにげーに母艦機の
エクスプロラーを操作しているとき,
「もしかして,でもまさかなー」
と思いつつも,エクスプロラーのファイル検索ツールを使い,
消えてしまった,ファイルを検索してみた。
どういうわけだ!なぜなんだ!探していたファイルを母艦機の¥Winodws¥tmp
配下で発見!!
あーよかった。
さすが,HP680。
よくやってくれた。
でもなぜなんだ?。
■2000年2月5日
連続冒険活劇 680の大冒険 10回目 今までのお話し
アップル国で充電に迫られた680は,親切なAplle?Uといっしょに充電が
できる場所を求めて歩くのであった。
Aplle?Uの後をついてゆくと,やがて町ハズレの古ぼけた一軒家の
前に来た。
「ここだ。」
Aplle?Uが指差した。
「スリー!」ドンドン。と呼びかけても応答が無い。
「しょうがない,ヤツだなー」と言いながらAplle?Uがドアを開けると,
暗い部屋の中で,1台のコンピュータが椅子に座っているのが見えた。
「昼間から飲んでいるのか!」
「ウィ。あ~。兄貴か・・・」
「すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「フーン。兄貴はいいよなー。どうせ俺なんか・・・・」
といいながら住人は酒をあおるのであった。
「すまんなー。コイツではだめな様だ。次へ行こう。」
次へ向かう途中で,680が思いっきり聞いてみた。
「さっきの人は,弟さんですか?」
「うんそうだ。Aplle?Vていうんだが・・・・。どーも俺をネタンでいる様でな
世間からも見放されてしまっているんだ。」
次はここだ。
「リサ!」ドンドン。と呼びかけると中から派手なオバチャンが出てきた。
「あらー叔父さん。こんにちは。」
「すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ。」
「えー。叔父さんが私に頼みごと?。珍しいわね。
まあそのぐらいしないと叔父さんも割に合わないわね。
でも,今,出かけるところなの。オホホホ・・・。」
と,一方的にしゃべりたおしたあとドアが閉められた。
「すまないねー。
姪のLisaと言うんだが・・・。プライドばかり高くて。」
二人は無言で理由もなく出合った場所へ向かって歩き出した。
すると,前方にネズミの様なものが,電柱の影から影へと動いたのが
見えた。
「ニュートン」
Apple?Uが呼びかけ近づいて行くと
「ひゃー。ごめんなさい。すみません。道を歩いていててごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい。」
「いやいやそうじゃないんだ。ニュートン
すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「えー。ごめんなさい。僕のせいで・・・
コンセントなら電柱の上の方にあるんで,もし使えなかったごめんなさい。
さよーならー」
と,又ネズミの様に道の隅っこから隅っこを素早く動きながら去っていった。
ニュートンはかなり自虐的な性格な様だ。
「おー。そうか そうか。680ここのを使いなさい。」
といって,電柱に設置されてコンセントを指差した。
「ハイ。ありがとうございます。」
680が充電を始めた。
すると,最初に出合った,身体が透けている派手な色のコンピュータ
が沢山集まってきた。
680の顔をじーと見ているのだが,その目線は冷たく,陰険なムードが
漂っていた。
「Apple?Uさん。いくらあんたの知りあいでもMS-Windows顔のヤツに
この町の電源を使わすなんてゆるさないゼ!」
一人の青リンゴ色したコンピュータが言った。回りのコンピュータも
同調する様にうなずくのである。
「何を言っているんだ。この子は困っているんだぞー」
「困っているのはそいつの勝手さー。MS-Windowsの連中に助けて
もらえばいいんだ。
みんなー。コイツをこの町から追いだすぞ!!」
と言うと十数台のコンピュータが充電中の680を囲み,無理やり
コンセントから引き離そうとした。
680~。おとなしく言うことを聞くんだ。
なんせ,Macファンはパワーユーザが多くて,作者も立場が悪くなるんだ。
抑えてくれー。頼むー。
と作者の訴えを聞いていないのか,680が攻撃名を告げるのであった!!
「昔のEXCELはロータスより人気がなかったけど,Macファンに支持された
おかげで,広まって行っただよー有効ビーム」ビーーー
おーおーなんて素晴らしい攻撃なんだ。
攻撃を受けたコンピュータたちは,たちまち柔和な顔に変化したいった。
「いやー悪かったねー。そうだったんだー。充電していってよ。」
夢中で攻撃をしかけた680であったが,あまりの効き目にあっけにとられる
のであった。
しかし,いつまた追いだされるかわからないため,いそいで充電を切り上げ町
を出ようとした。
「皆さん。ありがとうございました。Apple?Uさんありがとう。」
「ウン。いいから早くいきなさい。」
Apple?Uも680と同様に不安を感じているのか,せかす様に言うのである。
「680さん。もっとゆっくりして行きなよ。家に泊まっていってもいいからさー。」
さっき,追い出そうとしたコンピュータに言われたが,逃げる様に町はずれへ
向かった。
Apple?Uへ満足に礼を言えなかった事,みんなに嫌われている事,すっきり
しない680であったが,兄弟探しの旅は終っていない。
そう言い聞かせ,また,東へと続く道を進むのである。
2000年1月28日
発見!発見!
いや~ガハッハハ・・・・・
HP680。使いだして半年以上になるのだが大々発見をしてしまった。
HP680の”スケジュール”,”仕事”(アクションリスト)は,予定時刻とか作業予定日
になると電源が切れていても緑のランプを点灯して知らせてくれる非常に
カワイイヤツなのだ。
しかし,”スケジュール”,”仕事”に一杯登録していると,やたらと点灯する
場面が多くなるのである。
愛妻でも,毎日顔をつき合わせていると,うっとーしくなってしまう事は至極当然の
如く,誰にもせめられないのである。
ましてや,ランプが点灯する事によりバッテリーが消耗するのは避けられない。
いそいで,HP680の蓋を開けて予定を確認してアラームを消していたのだが・・・。
「なんか違う」
と感じ始めていた。
ある時,意味もなく緑のランプをボーと見てるとその回りが微妙に窪んでいて,
いかにもランプが
「指で押してくれ~」
と言っている様だった。
まさかと思いつつ指で押すと,ランプがキーボートの様に確かなクリック感とともに
沈むのである。
いや~ガハッハハ・・・・・・
そうである。ランプが点灯しているからって,慌ててHP680を開き予定を確認し
アラームを消す必要なんてなかったのだ!
単に,ランプを押せばよかったのだ!
半年以上のあいだ,気がつかなかったとはー
いや~ガハッハハ・・・・・・
みなさん,知ってました・・・・・。
■2000年1月18日
癒し
「サラリーマンは~。気楽な商売ときたもんだ!」
てな,歌詞の唄が昭和40年代に,はやったそうだ。
時代は移り変わり,サラリーマンとて気楽にやってられなくなった。
終身雇用の崩壊,年功序列の廃止・・・・・
社会人になりたての頃は,望んでいた事なのだが,
人は歳とともに立場が変わるもので,中年期にさしかかった私には,
全て手放しで喜べないのである。
こんなサラリーマン生活を続けている私には,当然の如く「癒し」が必要
なのである。
しかしながら,会社,通勤,家庭生活と着実にストレスを貯めていたのだが・・。
ついに発見!
それは,当ホームページでもリンクしている「Windows CE Fun」の
ソフトウエアライブラリの中にあった。
「DOOM」というシューティングゲームなのだ。
お試し版を早速,ダウンロードした。
3D画面でピストルとかライフルを撃ちまくって,得体の知れないやつら
をやっつけていくゲームである。
別に,このやつらに恨みがあるわけではなかったが,ボーとしているとこちらが
撃たれて死んでしまうのだ。
何回も死んでいると,さすがにホトケの私も怒りがこみあげ,ピストルを
撃ちまくるのである。バン!バン!ババーン オラオラ!
まあ,こんな感じでなにか知らないけど癒されているのだが,
この「DOOM」特筆すべき事がある。
それは,3Dのスピードである。
なんでこんなに早いの!
3Dの画面が驚く程スムーズに動き,画面に吸い込まれしまいそうになる。
Windows CEのソフトでこれ程スムーズに動くのは体験した事が無い。
モタモタと動くソフトがWindows CEの限界かと思っていたが,
そうでもないらしい。
とにかく素晴らしいソフトである。
と書きながら,実はわたし「織田信長の野望」とかシュミレーションゲームが大好き
なのだが,Widnows CEでこんなシュミレーションゲームどなたか知りませんか?
1月17日
連続冒険活劇 680の大冒険 9回目 今までのお話し
偶然にも親戚であるHP族に助けられ,ミニコン国を抜け出した680であった。
兄弟を探すために,旅をしているのだが一向に手がかりがみつからない。
しかし,東にその手がかりがある事を信じてひたすら歩くのである。
すると,ポップ調の色彩で彩られた屋根が立ち並ぶ,町が見えてきた。
「派手な町並みだなー」
と思う680であったが,ジョルナダ村では紫色した筐体をもつチョット異色で
あった680には期待が湧いて来るのである。
町の入り口で,デザイナー風に見えるイチゴ色,薄い黄色,薄い紫色の
身体の中が少し透けて見えるオールインワン型のコンピュータがおしゃべりを
しているのを見かけた。
「こんにちは。えーと ここはどこですか?」
問いかけると3台のコンピュータが振り向き,680の顔を見ると,どういう
わけか又,3台で話しだした。
聞こえなかったのかと思いもう一度大きな声で聞くのである。
「すみません。ここはどこですか?」
今度は,明らかに聞こえているはずだが680の方を見ることもなくおしゃ
べりを続けるのであった。
「なんだこいつら。まあ失礼な人ていうのはどこの町にもいるもんだ,
ついてなかっただけ,違う人に聞こーと。」
気を取りなおす680であった。
しばらく行くと,OL風の薄い青色,青りんご色したコンピュータがおしゃべり
をしていた。
「すみません。ここはどこですか?」
同じであった。
680の顔を見ると無視されてしまうのである。
「ヒドイ人達だなー。それとも,僕の顔に何かついているのかなー」
窓越しに自分の顔を見るのであるが,いつもの様に,Windows CEのデスクトップ
が出ているし,ディスプレイの輝度も問題ない。
とにかく,充電させてもらって早く町を出ようと考えた。
しかし,行けども尋ねれそうなコンピュータに出あわなかった。
「おーい。」
「おーい。」
まさか,その声が自分に向けられていると思わなかったが,ひつこく声がする。
振り返ると。
この町で見かけた人とは違い,ディスプレイ・フロッピが別売りの様で
筐体には付いていない初老のコンピュータが声を掛けてきた。
「見かけぬコンピュータだな。旅人だろー。」
「はい。兄弟を探すために旅をしている者です・・・。
 680といいます。ここは,なんという町ですか。
 みんな教えてくれなくて・・・・・・」
「そうか,悪かったネ。ここは,アップル国じゃ。
 みんな悪気はないんだよ。
 ただ,お前さんみたいなWindows顔のやつには,どうしてもそんな態度
 をとっちゃうんだよ。
 おっと,わしは『アップル?U』とでも呼んでくれ。」
Windowsがなぜ悪いのか不思議に思ったが,親切に話してくれる,
アップル?Uに悪い様な気がして聞けなかった。
「アップル?Uさん。充電したいのですが・・・・」
「うーん。実はわしの家は,焼けちゃってなー。わしも焼きだされたのだが,
チョット修理すれば,このとおり元気になったというわけさ。
その当時は,奇跡だとかいって話題になったもんなんだー・・・・」
なぜか,思いでを語り出すのであった。
「そうかそうか,充電だったな。わしの知りあいの所へ行こう。」
そう言われ,アップリ?Uの後をついて行くのであった。
変な国に来てしまった680。果たして無事充電をして抜け出す事ができる
のであろうか,まだまだ何かありそうなアップル国。次回をお楽しみに。
■2000年1月4日
今年の抱負
あけましておめでとうございます。
なんとか2000年問題は大きな問題が無く乗りきれそうだ。
ヨカッタ,ヨカッタ。
せっかくの新年を向かえての最初の更新であるので,今年の
抱負などをあげてみたい。
HP680。
スケジュール管理,ホームページの更新などに使いこんでいる
のだが,このままではいけない。
去年,一ヶ月程 PHS(サンヨーのHです)を使用する機会が
あったのだが,これが非常に便利であった。
電話としての利用はもちろんの事だが,あのメール機能には
脱帽である。
メールが届くと知らせてくれるし,わずかのキーながら短い文章
なら十分に入力可能であるし・・・・・。
コミニケーション手段としては,PHS含めた携帯電話に,HP680
の様な携帯端末はかなわないのではと思ってしまう。
当然,用途を切り分けて使用するべきなのだが・・・・。
しかし,私はHP680を十分使いこなしているとはいえない。
やはり,PHSカードを購入して,いつでもWEB検索,メール
チェックができところまでトライしてみたいのである。
でもなー。やっぱり問題はランニングコストである。
基本料金プラス通信料。
ウーン。やはりこの通信料がもっと安くならないとなー。
まあ,とりあえずはIC電話の赤外線ポートでの接続
にトライし少しでも理想に近づいてみたい。
ところで,NTTさん。
グレ電とかIC電話の赤外線ポートはあきらめるから,その分
通信料安くなりません?
それが無理なら,IC電話の赤外線ポートを改良して超高感度
受信赤外線ポートにして下さい。
IC電話の隣の喫茶店から赤外線とばしてメールチェックしますから・・・ダメ?
※ICカード入れに行くのが面倒そうだなー

HP680日誌
http://www2.osk.3web.ne.jp/~sakota/index.htm








HP680日誌
このページは,残念ながら 新しい情報をしいれるとか,何かの 参考になるとかいう事は一切ありません。 
単に作者のボヤキですから,特にWindowsCE経験者の方などは 腹立たしく思われる事もあるかと思いますので,早速 他ページへ ジャンプする事をお勧めします。
-----リ ン ク-----
WindowsCE FAN
伊藤浩一のパソコン日記
モバイル虎の穴
たすくのパソコン日記
Hearts Field!
J   O   R   N   A   D   A
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-----そ の 他-----
過去の日誌 / 680の大冒険
御便りのコーナ /
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1999年9月5日日曜日

[Code] UNIX系ユーザのための HP100/200LX テッテー活用法


[Code] UNIX系ユーザのための HP100/200LX テッテー活用法
UNIX系ユーザのための HP100/200LX テッテー活用法
Version: 3.13 (1998-07-10)
♪きむらかずし <kimu@st.rim.or.jp>
[ホームページ /ぱーむとっぷ・わーるど /ウクレレ日記(最新情報?)]
■はじめに
このドキュメントは HP200LX を可能な限り UNIX 化するための情報源です。
 HP200LX 自体については → 8. 関連リンク集をごらんください。このドキュメントの更新情報は → 9. History をごらんください。最新版は下記に置いてあります。転載&リンク・フリーです。
  <http://www.st.rim.or.jp/?kimu/palm/lx-ux.htm>
  <http://www.st.rim.or.jp/?kimu/palm/lx-ux.txt>
ご注意:
無保証です。情報提供は大歓迎ですが、単なる質問はご遠慮ください。
■まずは UNIX-like Tools
新出@奈良女子大学さん <nide@e.ics.nara-wu.ac.jp> が改良を続けている
 UNIX-like Tools は、 MS-DOS 特有の事情や日本語の処理も考慮しており、とてもよくできています。UNIX 的なワイルド・カード展開を内蔵しているのもウレシイです。
1-1: UNIX-like Tools の置き場所
1998 年 7 月現在、FTP サイトには uxtl410b.tgz (98/04/10) があります。 VECTOR のサイトには、ちょっと古いバージョンがあるかもしれません。
FTP サイトはネットワーク的に細いようです。
  <ftp://ftp.ics.nara-wu.ac.jp/pub/nide/dosutil/>
  ミラーサイト <http://www.asahi-net.or.jp/?bi3t-aoym/>
  <http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/win95/util/sn072811.html>
1-2: UNIX-like Tools に含まれるコマンド
  --- uxtl305/readme.doc より --------------------------------------
      a) オリジナル版(後述の斎藤靖さん版)時代からあるコマンド
      b) オリジナル版を廃止して私が新製したコマンド
      c) 私が新たに追加したコマンド
      d) contributeされたもの(いずれもUNIXに該当なし)
  --- 引用ここまで ---
 
1-3: Windows95 長いファイル名にも対応
HP200LX とは直接関係ありませんが、UNIX-like tools は、Version 4.0 から
同じ実行ファイルを Windows95 の DOS 窓で使うと「長いファイル名」を扱え
るそうです。さあ、マウスを捨てて、キーボードに向かいましょう。
■GNU のツールを MS-DOS に移植したもの
フリーソフトウェアといったらやっぱり GNU ですね。残念ながらgccなどDOS-Extender を必要とするものは LX では使えません。
以下、必ずしも最新バージョンとは限りません。「file: 」に示されたファイル名は archie 検索のための目安です。ほとんどのソフトは IIJ 運営する FTP サイトの gnuish ディレクトリにあります。 → 7.
gzip 1.2.4:
        GNU 純正圧縮/展開コマンド。圧縮後の拡張子は .gz です。
        DOS の場合、圧縮前の拡張子が一文字残ります。
        % gzip -d file.tgz    ... 圧縮をといて file.tar を得ます。
        file: gzip124x.zip
GNU tar 1.09:
        GNU Tape ARchive です。複数ファイルを 1 つにまとめます。
        % tar xvf file.tar    ... file.tar を展開します。
        file: gnutar.zip
GNU RCS 5.7:
        ドキュメントのバージョン管理システム RCS 。
        このドキュメントでも使っています。1 行目そのが証拠。
        GNU diff と合わせてメモリ食い。 DOS 窓では動きません。
        生 DOS でも、扱えるファイルサイズは 100KB 以下です。
        RCS ファイルの改行コードは LF だけになるようです。
        file: rcs57pc1.zip
        Simtel 等の gnuish プロジェクトに入っています。
        (rcs57pc1.zip の bindos ディレクトリに入ってます。)
        日本の koya さんが移植したものもあります。
        こちらは man ページの日本語翻訳付きです。
        <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/msdos-j/Develop/gnurcs.lzh>
GNU diff 11.5:
        -a プションで、日本語も OK 。
        file: dif115ax.zip
GNU patch 1.2:
        diff 差分ファイルによるパッチ当てに使います。
        file: PAT12BN.ZIP
        (新しい GNU patch 2.12 は LX をハングさせました...)
■他の「使える」 UNIX 系コマンド
UTIL1059:「アセンブラで書かれた Utilities 」なのでディスク節約!
        仙石浩明さんの UNIX 系コマンド集
        内容: wc, du, chmod, jtos, stoj, swchar
        ちなみに du は UNIX-like Tools にないので貴重です。
        file: util1059.lzh
HistCSH 2.04a:
        ついに発見! tcsh もどきの shell プログラム。筆者愛用。
        ファイル名だけじゃなくて、コマンド名の補完もできる!
        ただし、常駐サイズは cmdedit の約 2 倍。でもオプション
        指定の工夫で減らすこともできます。
        file: hist204a.lzh
        <http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/dos/util/sn035845.html>
cmdedit 2.0e6:
        コマンドライン編集、ヒストリ、ファイル名補完ツール。
        tcsh もどきとして(コマンド名補完はできません)。
        cmdedit.cfg にて例えば "defs cd a:\unix\bin\chd" 
        とすると cd コマンドを入れ替えることができます。
        -i option でデフォルトで挿入モードになります。
        file: cmded2e6.zip
kmtar 2.01:
        森公一郎さんら <kmori@lsi-j.co.jp> による tar クローン
        kmtar Power-Up Kit v3.7 でさらにパワーアップ!
        (圧縮ファイル、EUC 展開、GNU tar 対応等)
        file: puk37bn.lzh
        <http://www.vector.co.jp/vpack/> のどこかにあります。
uudx 2.99, uuex 2.5:
        AssistantIO さんの uuencode/uudecode クローン
        file: uudx_299.lzh, uuex_25.lzh
less  version 123 + 6(MSDOS, SJIS, Jul 12 1990).:
        「more の反対」の日本語版。つまりバックスクロール可能。
        環境変数の設定例: set LINES=11
        file: less123.lzh
jperl version 4.036 + 1.4(MS-DOS, SJIS) Oct 31 1993:
        生 DOS、あるいは maxdos 上で動作します。
        システムマネージャ上の DOS 窓ではメモリ不足でダメでしょう。
        オプション -Llatin で、オリジナル英語モードで動くようです。
        日本語版 perl マニュアルも、別途入手可能。
        <http://www.vector.co.jp/vpack/> のどこかにあります。
JVim ( VIM 3.0 日本語版 1.3 ):
        vi クローン vim の日本語版。最新版は LX でもバッチリ。
        漢字コード自動識別!筆者愛用。ただし DOS 窓では動きません。
        NEW!  VIM 3.0 最後のバージョンアップ j1.3d (MS-DOS 版)あります。
        日本語化した土田さんのホームページはこちら:
        <http://hp.vector.co.jp/authors/VA003457/>
jstevie ( STEVIE 3.69 - 日本語版 1.3 ):
        vi クローン stevie を太田純さんが日本語化。
        /etc/termcap や、環境変数 TERM の設定が必要。
        こちらは省メモリで、DOS 窓でも動きます。
        file: jst13exe.lzh
        <http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/dos/writing/sn001466.html>
jelvis ( elvis 日本語版):
        vi クローン elvis の日本語版。未チェックです。
Elrond's μEMACS 4.00 J1.00 for DOS:
        NEW!  MicroEMACS は emacs 的小型エディタ。Elrond さんが日本語化。
        うれしい Undo 機能付き!LX では「小指を CTRLに」は辛いですが...
        <http://www2.gol.com/users/elrond/microemacs/>
nit 4.2:
        NitEmacs すなわち GNU emacs に「似て」いる日本語エディタ。
        S.CHIBA さん作。 T. Kuliyama さん移植。Undo できません (;_;)
        file: nitvs003.lzh
        <http://www.vector.co.jp/vpack/> のどこかにあります。
PCC; Personal C Compiler 2.1c (June 1989) ん? 1.2c とも書いてある:
        なんと LX で単独で使える Shareware の C コンパイラ。
        file: PCC12C.ZIP
■UNIX 系じゃないけど便利なコマンド
QKC Version 1.92:
        Quick KANJI code Converter Version 1.8 by K.Sato (1992) 
        例えば、
                % qkc /m unknown.txt
        で、漢字コード&改行コードを自動判別し、下記の変換をします。
                漢字コード: ShiftJIS (デフォルト)
                改行コード: MS-DOS (スイッチ /m による)
        file: qkc192.zip
        <http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/dos/util/sn037633.html>
maxdos Version 0.3.7:
        System Manager とその上で動作している EXM アプリを終了すること
        なく、(それらの状態をファイルに swap out することによって)
        最大限のメモリを DOS モードに与えるプログラム。
        この上で、メモリ食いの jperl 等もバッチリ動きます。
        file: 下記参照
        <http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/dos/util/sn038062.html>
■Tips
% プロンプトにもこだわる?
autoexec.bat に "prompt=%% " (「"」記号は含まず。 % は特殊記号なので
%% と重ねてエスケープ。最後のスペースを忘れずに)と入れると、プロンプトが
 "% " になります。パス名表示 $p は便利ですが、大文字なので却下 (^^;
# ←これをプロンプトにして root 気分を味わうのも吉(ホントか?)。
最近、発見された HistCSH は、csh っぽいプロンプトが簡単に作れます。
この場合、DOS 側のプロンプトは set prompt=$s として殺します。
■使い方サンプル集
バッチファイルにしておくと便利かも。
6-1: UNIX 的ファイル一覧(前後スクロール可能)
    % ls -al | less
 
6-2: 改行コードの変換
漢字&改行コード自動変換コマンドは → 4.
UNIX-like Tools の tr コマンドの内部改行コードは UNIX と同じ LF です。
オプション -I で入力がバイナリ・モード、 -O で出力がバイナリ・モードと
なります。バイナリ・モードでは、改行コードの変換は行われません。
- UNIX の改行コード( LF )を DOS の改行コード( CR+LF )に変換
    % tr -I < file.ux  > file.dos
- DOS の改行コードを UNIX に変換
    % tr -O < file.dos > file.ux
- マックの改行コード( CR )を DOS に変換
    % tr -I "\r" "\n" < file.mac > file.dos
- DOS の改行コードをマックに変換
    % tr -O "\n" "\r" < file.dos > file.mac
 
6-3: マックが勝手に作るデスクトップ・ファイルの削除
フラッシュカードを直接マックにマウントすると、 DOS 側から見ると
不要なファイル、ディレクトリが勝手に作られてしまいます。これを
一括して削除するには findf (本来は find だが、DOS コマンドの
 FIND.EXE と重なるので改名)が便利です。
- フラッシュディスクのルート(あるいは任意の)ディレクトリへ
    % cd /
- 確認のため、マックのファインダが残したファイルをリスト出力する。
    % findf . ( -name finder.dat -o -name resource.frk ) -ls
            ^カレントディレクトリ ^ OR(または)
- マックのファインダが残したファイルを一括消去( rm )する。
    % findf . ( -name finder.dat -o -name resource.frk ) -exec 'rm -r {} ;'
                                                          (1)  (2)    (3)
    注(1) -exec で外部コマンドを呼び出す。
    注(2) HistCSH を使っている場合、「;」を保護するため「'」で囲む。
    注(3) {} にファイル名が入る。終端を示す「;」の前にスペースを空けること。
6-4: 残り電圧は?
battlog.com の出力ファイルから最新のバッテリ電圧を読み込んで表示します。
perl script なので、生 DOS (あるいは maxdos )上でしか動きません。
    % jperl a:/bin/v.pl
    main[2.53:2.53]  sub[2.94:2.97]
Err:510
$REC_SIZE = 20;
$VOLT_OFFSET=12;
open(P,'c:\battlog.log') || die "log file not found.";
binmode P;        # binary mode (MS-DOS)
seek(P,-$REC_SIZE,2);    # seek last record (2=SEEK_END)
read(P,$buf,$REC_SIZE);    # read last record
$main_max = &char;_to_volt(substr($buf,$VOLT_OFFSET+0,1));
$main_min = &char;_to_volt(substr($buf,$VOLT_OFFSET+1,1));
$sub_max  = &char;_to_volt(substr($buf,$VOLT_OFFSET+2,1));
$sub_min  = &char;_to_volt(substr($buf,$VOLT_OFFSET+3,1));
printf ("main[%4.2f:%4.2f]  sub[%4.2f:%4.2f]",
        $main_min,$main_max, $sub_min,$sub_max);
sub char_to_volt
{
    return ( 1.57 + ((3.30-1.57)/63.0) * ord($_[0]) );
}
Err:510
 
6-5: plain text の HTML 化
 HP200LX で HTML を書くのは辛いのです。だって Netscpae で確認できない
じゃないですか (^^; そもそも HTML を生で書くのも大変ですね。
大昔、QV-10 FAQ を書き始めたときも、最初はテキスト版だけだったのです。
でも HTML 化の要望があったので、簡易 HTML 変換を行う手抜き perl script 
を書きました。原形は UNIX 上で作りましたが、その後の拡張、デバッグは、
ほとんど HP200LX 上で(通勤電車で立ったまま)行われました。
本ドキュメントの HTML 化には、下記 URL のスクリプトが使われています。
  <http://www.st.rim.or.jp/?kimu/palm/lx-ux.pl>
 QV-10 FAQ では、さらにファイル分割や<PRE>の追放がされています。
  <http://www.st.rim.or.jp/?kimu/palm/qvsec.pl>
ちなみに Web ページに置くときは、さらに改行コードや漢字コードの心配も
しなくちゃいけません。
■UNIX 系フリーソフトの主な入手先
インターネットでは archie 検索して、お近くのサイトからどうぞ。基本は IIJ の anonymous FTP サーバです。
DOS 上で動く UNIX 系ソフトの入手先:
  日本人による日本語対応したソフトなら...
        <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/msdos-j/>
        特に...
        <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/msdos-j/Unix/>
        <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/msdos-j/Shell/>
        <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/msdos-j/Editor/>
        <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/msdos-j/Develop/>
  gnuish つまり GNU 純正 DOS ツールなら...
  Simtel ミラーサイトの OS/2、DOS 用の GNU ツール集
    <ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/simtelnet/gnu/gnuish/>
  フリー、シェアウェアの CD-ROM を販売している VECTOR DESIGN のサイト。
  DOS 一般のソフトを分野別に整理。説明ページ付き。
    <http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/dos/>
    <ftp://ftp.tohoku.ac.jp/pub/msdos/>
        jgawk, sed もあります。
  NIFTY-Serve FEXT (エクステンダーフォーラム)
    DOS-Extender、TeX、GNU、UNIX のフォーラム。
    DOS 汎用ソフト( LIB 4 )なら LX で使えます。
  フリーソフト、シェアウェアを集めた CD-ROM
    GNU の CD-ROM に含まれる MS-DOS ディレクトリ
    Simtel MS-DOS
    PowerDOS
HP100/200LX 専用ソフトの入手先( UNIX 系以外も含めて):
  前述の VECTOR DESIGN のサイトには LX 専用のページも!
    <http://www.vector.co.jp/vpack/filearea/dos/util/machine/hp/>
  上記の ftp サーバ
    <ftp://ftp.vector.co.jp/common/dos/util/machine/hp/>
  その他の FTP サーバ
    <ftp://ftp.csl.sony.co.jp/pub/HPLX/>
    <ftp://ftp.kuis.kyoto-u.ac.jp/MSDOS/hp200lx/>
    <ftp://ftp.pu-toyama.ac.jp/pub/hp100lx/>
    <ftp://ftp.cs.titech.ac.jp/pub/misc/hp-lx/>
    <ftp://hpcvbbs.external.hp.com/dist/hp200lx/>
  重要なサイトのミラーサイト
    <ftp://ftp.csl.sony.co.jp/pub/HPLX/mirror/eddie.mit.edu/hp95lx/>
    <ftp://ftp.csl.sony.co.jp/pub/HPLX/mirror/ftp.monash.edu.au/palmtop/>
  NIFTY-Serve FHPPC
  ソフトバンク刊のバイブル三部作の付属 CD-ROM
    『 HP100/200LX BIBLE 』
    『 HP200LX SOFTWARE BIBLE 』
    『 HP200LX HARDWARE BIBLE 』
■関連リンク集
DOS 化モバイルギアを UNIXy だ! by しゃあるさん:
    <http://www.ufo.co.jp/?sharl/mg/dos.html#unixy>
『HP200LXを使う』 by 関沢元冶さん
    ( UNIX 系と関係なく) HP200LX のページをひとつだけピックアップ。
    画像いっぱい、丁寧な説明。リンク集も充実してます。
    <http://www.asahi-net.or.jp/?uk6m-skzw/200lx.htm>
■ History
/*
 * $Log: lx-ux.txt $
 * Revision 3.13  1998-07-10 23:14:27+09  kimu
 *   UNIX-like tools のバージョンアップ、URL 移動に対応 → 1.1
 *   jVim のバージョンアップ、URL 移動に対応 → 3.
 *   MicroEMACS のご紹介 → 3.
 * Revision 3.12  1998-01-12 12:48:48+09  kimu
 *   Typo を修正( lxtl404b.tgz -> uxtl404b.tgz )
 * Revision 3.11  1997-12-28 01:19:05+09  kimu
 *   リンク集に『HP200LXを使う』を追加。 → 8.
 * Revision 3.10  1997-12-27 22:13:09+09  kimu
 *   JVim Version 3.0j1.3 バッチリ → 3. ( URL 更新)
 *   UNIX-like tools Version 4.04b 発見 → 1-1
 * Revision 3.9  1997-12-26 17:00:23+09  kimu
 *   章番号をずらして新設 → 4. UNIX 系じゃないけど便利なコマンド
 *   今回は、qkc (漢字&改行コード変換)と maxdos を紹介。
 *   JVim Version 3.0j1.3 リリース !LX での動作は未確認 → 3.
 * Revision 3.8  1997-10-01 22:16:23+09  kimu
 *   先日より Web にて .txt を HTML と再定義して公開していたが、そのため
 *   <>で囲まれた URL が全て無視されて見えなくなっていた!誰も指摘して
 *   くれないんだから、って自分が悪いのだ。これを機に HTML 版を公開。
 *   lx-ux.txt を簡易 HTML 化する(汚い) perl script も同時公開 → 6-5
 * Revision 3.4  1997-09-21 12:34:21+09  kimu
 *   kmtar Power-Up Kit v3.7 のご紹介 → 3.
 * Revision 3.3  1997-09-21 01:41:11+09  kimu
 *   全体の整形。
 *   Vector を中心に入手先 URL の加筆 → 2. , 3.
 *   Simtel ミラーサイトの URL 変更 → 7.
 *   GNU RCS の記述の改訂 → 2.
 * Revision 3.1  1997-09-19 20:38:58+09  kimu
 *   3.1 にメジャーリビジョンアップ
 * Revision 2.13  1997-09-19 19:09:27+09  ROOT_DOS
 *   GNU RCS 5.7 DOS 版導入。 RCS ファイルの改行コードは LF だぁ。
 * Revision 2.12  97/09/17  21:16:45  ROOT_DOS
 *   関連リンク集新設。モバイルギア UNIXy ページ紹介 → 7
 *   UNIX-like tools 最新版は Win95 LFN 対応 → 1.3
 *   漢字コード自動識別 jVIM3.0 12g 動く! → 3
 * Revision 2.10  97/05/12
 *   GNU diff の日本語を扱うためのオプションは -a が正しい。
 * Revision 2.9  97/03/24  01:56:03  ROOT_DOS
 *   0. はじめに 追加。URL も明記。
 * Revision 2.8  97/03/23  23:47:36  ROOT_DOS
 *   マイナーチェンジ
 * Revision 2.7  97/03/13  23:45:27  ROOT_DOS
 *   findf の histcsh 対応(「;」のエスケープ)
 * Revision 2.6  97/02/27  20:05:25  ROOT_DOS
 *   JVIM 3.0 は LX をメモリーエラーで飛ばす!
 * Revision 2.5  97/02/25  19:35:06  ROOT_DOS
 *   入手先等に加筆、修正
 * Revision 2.4  97/02/22  01:27:12  ROOT_DOS
 *   JVim, jelvis を追加。 www.vector.co.jp 紹介。
 * Revision 2.3  96/09/16  01:20:38  ROOT_DOS
 *   rcs -c" * " lx-ux.txt で C 言語コメント風の Log を実現
 * Revision 2.1  96/09/14  20:50:42  ROOT_DOS
 *   コメントだめ。* が頭につかない。バージョン 2.1 公開版
 * Revision 1.12  96/09/14  20:43:58  ROOT_DOS
 *   History を C ソースのコメント風に
 * Revision 1.11  96/09/14  20:41:40  ROOT_DOS
 *   あちこち整理
 * Revision 1.10  96/09/14  20:25:49  ROOT_DOS
 *   PCC; Personal C Compiler を追加。
 * Revision 1.9  96/09/14  20:02:36  ROOT_DOS
 *   find の使い方に加筆。その他。
 * Revision 1.8  96/09/14  19:53:04  ROOT_DOS
 *   プロンプトの話に加筆。
 * Revision 1.7  96/09/14  19:42:19  ROOT_DOS
 *   目次作成等
 * Revision 1.6  96/09/14  19:23:35  ROOT_DOS
 *   RCS に加筆。Log を置いてみる。
 * 1996-09-13 1.1  GNU RCS 導入。バージョン 1.1 より。
 * 1996-08    1.01 UNIX-like Tools のバージョンアップを反映。
 * 1996-08-07 1.00 ホームページに置く。
 * 199x-xx-xx 0.00 原形を palmtop-pc-ml に流す。
 */
*** 目次 ***
[ 先頭へ / ぱーむとっぷ・わーるど / ホームページへ ]
0. はじめに
1. まずは UNIX-like Tools
        1-1: UNIX-like Tools の置き場所
        1-2: UNIX-like Tools に含まれるコマンド
        1-3: Windows95 長いファイル名にも対応
2. GNU のツールを MS-DOS に移植したもの
3. 他の「使える」 UNIX 系コマンド
4. UNIX 系じゃないけど便利なコマンド
5. Tips
6. 使い方サンプル集
        6-1: UNIX 的ファイル一覧(前後スクロール可能)
        6-2: 改行コードの変換
        6-3: マックが勝手に作るデスクトップ・ファイルの削除
        6-4: 残り電圧は?
        6-5: plain text の HTML 化
7. UNIX 系フリーソフトの主な入手先
8. 関連リンク集
9. History
UNIX 系ユーザのための HP100/200LX テッテー活用法 / ♪きむらかずし / kimu@st.rim.or.jp
               
♪きむらかずし
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/palm/lx-ux.htm
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/palm/cyber-shot-faq5.html
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/index-j.html
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/
http://kimux.org/
              
HP-LX World
http://www.kaduhi.com/
http://www.st.rim.or.jp/~kaduhi/
http://kaduhi.com/links2friends.html
              
              
              
              
              
              


◆pmptojpg
ソニーのデジカメ Cyber-shot独特のPMP形式をJPEG 形式に変換します。 
Perl スクリプトで、Perl が動く環境ならどこでも使えるはずです。 元祖 Cyber-shot FAQも参考にしてください。
#! /usr/local/bin/perl
#
# pmptojpg
# converts *.pmp files to *.jpg file.
#
# copyright(c) 1996 by Jun-ichiro itojun Itoh.
# all rights reserved.
# freely redistributable.  absolutely no warranty.
#
# *Id: pmptojpg,v 1.1 1996/11/18 02:59:39 itojun Exp *
# $Id: pmptojpg 1.7 1998-05-09 22:50:15+09 kimu Exp kimu $
# PMP file: Sony digi-cam "Cyber-shot" DSC-F1,2,3 original format
# JPEG file: you must know it.
#
# modified for MS-DOS and MacPerl5  by KIMURA Kazushi
#   binmode for MS-DOS
#   output file name:
# (1) same as PMP file
# (2) "YYMMDDhhmmss.jpg" (date&time)
# (3) "MDDhhmm.jpg" for MS-DOS. M (Month) =1,2,3,...,9,a,b,c
#   in case of (2) or (3), if same shot time files exist in the ARGV[] list,
# add 'a' for 2nd file, 'b' for 3rd file... (ex: 980128180000a.jpg)
#
# $Log: pmptojpg $
# Revision 1.7  1998-05-09 22:50:15+09  kimu
# *** empty log message ***
#
# Revision 1.6  1998-05-09 18:08:10+09  kimu
# check date & time for file name
#

require 'timelocal.pl';
require 'ctime.pl';

### file name mode:  Jan 24 1998  K.Kimura
###     = ""     ... filename.pmp -> filename.jpg
###     = "date" ... -> "YYMMDDhhmmss.jpg" (date&time) for the others
###     = "dos"  ... ->    "mDDhhmm.jpg" for MS-DOS
$filenamemode = "date";

### show file name for debug if not 0
$showfilename = 1;

$bufsiz = 1024 * 16;
$jpegcom = "\377\376";

if (scalar(@ARGV) == 0) {
### for MS-DOS  K.Kimura
binmode STDIN;

# magic number check
if (read(STDIN, $magic, 2) != 2) {
print STDERR "$pmpname: not .pmp file (!=2)\n";
exit 1;
}
if (substr($magic, 0, 2) ne "\020\022") {
print STDERR "$pmpname: not .pmp file (020022)\n";
exit 1;
}

# get the header
if (read(STDIN, $pmphdr, 124 - 2) != 124 - 2) {
print STDERR "$pmpname: not .pmp file (124-2)\n";
exit 1;
}
$pmphdr = $magic . $pmphdr;
### add shottime  Jan 23 1998 K.Kimura
($pmptxt, $shottime) = &convert($pmphdr);

# write out as jpeg comment
if (read(STDIN, $jpegstart, 2) != 2) {
print STDERR "$pmpname: no jpeg header in .pmp file\n";
exit 1;
}
if ($jpegstart ne "\377\330") {
print STDERR "$pmpname: invalid jpeg header in .pmp file\n";
exit 1;
}
syswrite(STDOUT, $jpegstart, 2);
syswrite(STDOUT, $jpegcom, 2);
syswrite(STDOUT, pack('n', length($pmptxt) + 2), 2);
syswrite(STDOUT, $pmptxt, length($pmptxt));

while (0 < ($len = read(STDIN, $buf, $bufsiz))) {
syswrite(STDOUT, $buf, $len);
}
exit 0;
}

bigloop:
foreach $pmpname (@ARGV) {
print "input: [$pmpname]\n" if $showfilename;

$jpgname = $pmpname;
if ($jpgname =~ /\.[pP][mM][pP]$/i) {
$jpgname =~ s/\.[pP][mM][pP]$/.jpg/;
} else {
$jpgname .= '.jpg';
}

if (!open(IN, "< $pmpname")) {
print STDERR "$pmpname: no file found\n";
close(IN);
next bigloop;
}
### for MS-DOS  K.Kimura
binmode IN;

# magic number check
if (read(IN, $magic, 2) != 2) {
print STDERR "$pmpname: not .pmp file (!=2)\n";
close(IN);
next bigloop;
}
if (substr($magic, 0, 2) ne "\020\022") {
print STDERR "$pmpname: not .pmp file\n";
close(IN);
next bigloop;
}

# get the header
if (read(IN, $pmphdr, 124 - 2) != 124 - 2) {
print STDERR "$pmpname: not .pmp file\n";
close(IN);
next bigloop;
}

$pmphdr = $magic . $pmphdr;
### add shottime  Jan 23 1998 K.Kimura
($pmptxt, $shottime) = &convert($pmphdr);

### show shot information
printf("%s", $pmptxt);

### "YYMMDDhhmmss.jpg"; date&time as file name  Jan 26 1998 K.Kimura
if ($filenamemode eq "date") {
    if ($shottime eq "-") { ### May 9 1998
printf ("WARNING: BAD DATE for file name. Use %s\n", $jpgname);
    } else {
### path/filename.jpg -> path/YYMMDDhhmmss.jpg
### directory separator ... /unix, \MS-DOS, :Macintosh
$jpgname =~ s/([^\/\\:]+)(\.jpg)$/$shottime$list{$shottime}$2/;

### same date? if so, "YYMMDDhhmmssa.jpg", "...b.jpg", ...
if ($list{$shottime} eq "" ) {
$list{$shottime} = 'a';
} else {
$list{$shottime}++;
}
    }
}
### "mDDhhmm.jpg": shot time as file name for MS-DOS
elsif ($filenamemode eq "dos") {
    if ($shottime eq "-") { ### May 9 1998
printf ("WARNING: BAD DATE for file name. Use %s\n", $jpgname);
    } else {
$dosname = sprintf("%1x%6s", substr($shottime,2,2),
     substr($shottime,4,6));
$jpgname =~ s/([^\/\\:]+)(\.jpg)$/$dosname$list{$dostime}$2/;

### same time (minute)? if so, "mDDhhmma.jpg", "...b.jpg", ...
if ($list{$dostime} eq "" ) {
$list{$dostime} = 'a';
} else {
$list{$dostime}++;
}
    }
}

print "output: [$jpgname]\n" if $showfilename;
open(OUT, "> $jpgname");
### for MS-DOS  K.Kimura
binmode OUT;

# write out as jpeg comment
if (read(IN, $jpegstart, 2) != 2) {
print STDERR "$pmpname: no jpeg header in .pmp file\n";
close(OUT);
close(IN);
next bigloop;
}
if ($jpegstart ne "\377\330") {
print STDERR "$pmpname: invalid jpeg header in .pmp file\n";
close(OUT);
close(IN);
next bigloop;
}
### JPEG START!
syswrite(OUT, $jpegstart, 2);
### comment field (shot data from PMP header)
syswrite(OUT, $jpegcom, 2);
syswrite(OUT, pack('n', length($pmptxt) + 2), 2);
syswrite(OUT, $pmptxt, length($pmptxt));
### image data
while (0 < ($len = read(IN, $buf, $bufsiz))) {
syswrite(OUT, $buf, $len);
}

close(OUT);
close(IN);
}
exit 0;

#
# get header information of PMP format
#
sub convert {
local($hdr) = @_;
local($txt);
local($year, $month, $day, $hour, $min, $sec);
local($shotdatestr, $editdatestr);
local($comment, $resolution, $shutspeed);
### shot datetime for file name  Jan 23 1998 K.Kimura
local($shottime);

# header check
return "" if length($hdr) != 124;

# get shot date
($year, $month, $day, $hour, $min, $sec) = unpack("c6", substr($hdr, 0x4c, 6)); 
if ($year < 0 || $sec < 0) { ### data check  May 9 1998
$shotdatestr = "-";
$shottime = "-"; ### "-": bad date
} else {
$shotdatestr = &ctime(&timelocal($sec, $min, $hour, $day, $month - 1, $year));
$shotdatestr =~ s/\n$//;

### shot date&time "YYMMDDhhmmss"  Jan 23 1998
$shottime = sprintf("%02d%02d%02d%02d%02d%02d",
$year,$month,$day,$hour,$min,$sec);
}

### get edit date (same as shot date, maybe)
($year, $month, $day, $hour, $min, $sec) =
unpack("c6", substr($hdr, 0x54, 6)); 

if ($year < 0 || $sec < 0) { ### data check  May 9 1998
$editdatestr = "-";
} else {
$editdatestr = &ctime(&timelocal($sec, $min, $hour, $day, $month - 1, $year));
$editdatestr =~ s/\n$//;
}

### get comment
$comment = substr($hdr, 0x34, 20);
$comment =~ s/\000//g;

### get resolution
$resolution = unpack('C', substr($hdr, 0x1d, 1));
if ($resolution == 0x08) {
$resolution = 'economy';
} elsif ($resolution == 0x17) {
$resolution = 'standard';
} elsif ($resolution == 0x33) {
$resolution = 'fine';
} else {
$resolution = sprintf("0x%02x", $resolution);
}

### shut speed
### $shutspeed = sprintf("1/%d", unpack('n', substr($hdr, 0x66, 2)));

### make text for JPEG comment
$txt = <<EOF;
Date-Taken: $shotdatestr
Date-Edited: $editdatestr
Resolution: $resolution
EOF
#Shutter-speed: $shutspeed
$txt .= "Comment: $comment\n" if (length($comment) != 0);

### add $shottime  Jan 23 1998 K.Kimura
return (($txt, $shottime));
}
               
♪きむらかずし
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/palm/lx-ux.htm
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/palm/cyber-shot-faq5.html
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/index-j.html
http://www.st.rim.or.jp/~kimu/
http://kimux.org/
              
HP-LX World
http://www.kaduhi.com/
http://www.st.rim.or.jp/~kaduhi/
http://kaduhi.com/links2friends.html
              
              
              
              
              
              
              

              
              
              
              
              
              
              


              
               

1996年8月12日月曜日

[機器][PDA] HP1000CX



HP1000CXを手に入れました
書庫日記
カテゴリパソコン
2014/7/23(水) 午前 1:13
HP1000CXを手に入れました。
いやぁ、結局これかよって感じで。
HP200LXを手放してから安価に手に入れられないものかとオークションを狙ってまして。
んで、難ありでしたが手に入れました。
やっぱり廃人だね。b(_<)
私知りませんでした。
こういう型番がある事を。
200LX系からシステムマネージャ関係を抜いたのが1000CXなんですってね。
まぁ、基本的にテキスト打ち、アセンブラ打ちがメインなので、問題ないっちゃ問題ないんですが。
てな訳でこれから修理と改造をぼちぼちとアップして行きます。
ちなみに開いた所。
100LXや200LXのメニューキーが、物はありますが印刷無しです。
メモリは1MB。
電源を入れた所、クロックアップはされていない模様。
キーの効きが悪い、という状態で、確かに強く押さないと効かないキーがちらほら。
まぁ、ここら辺はキーボードとメイン基板の接触不良とかでしょ、と思いつつ初日は終わるのでした。

ローテクのゴミ箱_サーマルTAMりんのブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/tamrim_lowtech/12670166.html

[分解][PDA] HP1000CX

HP1000CXの修理(キーボード)その1
書庫HP200LX1000CX
カテゴリパソコン
2014/7/26(土) 午前 0:59
さて、オークションで手に入れた1000CX、次の日にはバラして接触部分等、掃除をしました
イメージ 1ついでに基板の状況も確認。メインメモリらしきチップが2つ、DOSのROMと思われるチップが1つと、空きパターンが1つ、多分、100LXや200LXの時はこちらにもROMが付くんでしょうねぇ。
後、ドーターボード用のパターンが。てことは、ここにコネクタを付けて、1MBのRAMボードを付ければ2MBって事です。(ニヤリ
後、クロックはやはり標準でした。
取り合えず一通り掃除して組み立て直し、一通りのキー入力を確認。大体の入力はOKのよう。
昔使っていたCFを取り付けて、動作確認。認識もバッチリ。100LXの時は認識しなかったので苦労したなーと思いつつ、VZ起動
再度キー入力を確認。よーし、大体OKかな。
あれ?
ESCキーが効かない。VZが終らせらんない。(今気付きましたが、F1のメニューで終了出来ましたね。いつもesc,xで終らせる癖が付いているもんで)
キーボードかぁ。外した事無いなぁ、と数々の200LXの修理をしている方のページを覗いてみると、ありました、ありました。なになに?裏を開けなくても修理出来る?
http://lx-rest.com/200lx_keyboard_easy_remove.htm
知らなかったなぁ。早速手作り工具(といっても割箸を削るだけですが)を作って、いざ、分解。
分解すると、キーボードの左上辺りに何かをこぼした後がありました。取り敢えずキートップ等は水に付けておいて・・。
更に下を確認すると、ESCキー辺りのパターンが見事に無くなっています!!。
そりゃ反応する訳ないわなぁ。
で、こういったパターンがシートに乗っているやつって・・直せるんかいねぇ?
という訳で調べましたら、あるもんですねぇ。電導性塗料ってものが。
取り敢えずそれが無いと直せないので、今日はここまでにしました。
翌日は休みだったので、どこかで電導性塗料が無いかと店をハシゴしましたが・・・無いねぇ。以外と無いもんですねぇ。
ホームセンター(車の修理で使用する模様)も、楽器屋(エレキギターの裏に塗りたくると音が良くなるんだそうな)も。まぁうちの近くの店しか行ってないので、ある店にはあるんでしょうけど。
という訳で続きは別の日で。

ローテクのゴミ箱_サーマルTAMりんのブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/tamrim_lowtech/









1995年8月7日月曜日

[機器][PDA] hp 200LX(MorphyOne)









HP200LX のハードウェア
200LX は今でこそ貧弱な性能ですが…1994年の発売時点ですでに見劣りのするスペックでした。
当時の標準的なパソコンとして93年末発売の PC-9821Ap2と,200LX,LX シリーズ初代となる 95LX ,それに 200LX のベースとなった IBM-PC/XT のスペックを,表にして比較してみましょう。
■OS
200LX は XT をベースにしているとはいっても,XT よりは良くなっています。
とはいえ,同時期のデスクトップ機に比べると性能は雲泥の差…
こんなに性能が低くても名機と呼ばれるのは,200LX が「携帯できるパソコン」という明確な方向性を持っていたためです。
ノートマシンというのは当時すでにありましたが,移動できるだけで「携帯」とまでは行かないものでした。200LX はポケットに入れやすいサイズ・重量に設計されていましたし,立ったまま入力しやすいように設計されていました。
その設計の犠牲となって各部はプラスチックで破損しやすく,トラブルが絶えなかったとしても,携帯できるパソコンを求める人にとっては,200LX は他に変えられるものがない名機なのです。
■本体サイズ
200LXの本体サイズは,閉じた状態で 幅158x奥行き86x厚み26mm となっています。
サイズ比較このサイズは,「ポケットコンピューター」である PC-E500よりも小さい。写真は,PC-E500 の上に重ねた HP200LX。
何気なく見れば「ふぅん,確かに小さいね」というくらいのサイズなのですが,実はこの数字は「絶妙な」バランスを生み出しています。
シャツのポケットに入る奥行きの 86mm という数字は,普通のシャツの胸ポケットの幅でちょうど入るくらいのサイズです。ポケットに入れるとき,幅158mm というのは「上にはみ出る」のですが,これはそれほど問題のあることではありません。
200LX では,「PCを携帯する」というのが鞄に入れて持ち歩けるという意味ではなく,いつでも取り出せる位置にあるということです。
200LX 以降さまざまな携帯PCが作られましたが,胸ポケットに入る大きさに作られている物はありません。他機種は,すべて「鞄に入れて持ち運べる」サイズに作ってあるのです。一度使ってみるとわかることですが,これは使い勝手に大きな差を与えます。
幅の 158mm というのも,実は入力時に重要な意味を持つ絶妙なサイズとなっています。詳しくは次の「キーボード」の項でお話しましょう。
■キーボード
200LX のキーボードは,賛否両論別れる所です。「あんなもので入力する事は出来ない」と言いきる人もいますが,多くのユーザーは「慣れればまったく問題無し」と言います。
「慣れれば」というのが重要で,通常のキーボードとは違う物だ,というのは事実でしょう。
キーボードまず,配置が違います。キーボードをコンパクトにする時,まずはテンキーが削られる事が多いのですが,200LX ではテンキーを残して,英字配列上段の数字キーを無くしてしまいました。
ここらへん,200LX が「高級電卓」として開発されているためで,ポケコンと同じ発想でしょう。
余談ですが,Shift キーは押してすぐ離すと「シフトロック」します。これもポケコンと似た発想です。
通常数字キーが並ぶ所には,独自のアプリケーションキーが並びます。また,キーボード右端の方の記号類は,テンキーのShift状態などに移動しています。
ここで重要なのは,このような「配置替え」は大胆に行われているものの,根本的に「無くなった」キーはないと言う事です。200LX を PC として見た時,すべてのキーがそろっているというのは,あたりまえなようで実は重要な事です。
200LX のキートップは 7mm と小さいのですが,キーとキーの間に十分な余裕を持って配置されています。このため,間違えずに「ひとつの」キーを押すために使える面積は 14mm 確保されていて,隣りあったキーを間違えて押す事が無くなっています。
親指タイプ200LX のキーは,「本体を両手で持って,親指でキーを押す」という設計思想で作られているそうです。立ったままでも使える,まさにどこでも使えるコンピューターと言う発想です。
ここで,本体の幅が 158mm であるということが重要になってきます。このサイズであれば,両手でしっかりと本体を持った時に,親指がすべてのキーに届くのです。…ただし,大人のアメリカ人男性の手であれば。
日本人の手では,「しっかりもつ」と中央にまで親指が届きません (^^; ただし,「軽く持つ」ようにすれば問題はありません。
最後に,キー配置の特徴として,右上に寄せられたカーソルキーを挙げておきます。通常,PCのキーボードではカーソルは右下にあるのですが…
実はこの位置を持つと,縦でも横でも200LX の重心を支えられるようになっています。
ゲームはもちろん,テキストビュワーなど「カーソルのみで操作出来る」ソフトは数多くあります。カーソルキーを使う時に最も安定する,というのは,使い勝手を十分に考慮した上での配置変更と言えるでしょう。
■画面
200LX は PC/XT 互換機です。なので,画面も CGA となっています。
…と言っても,日本では XT 互換機に馴染みが薄い(XT の時代,日本では PC-9801 が普及していました)ので,まずは CGA の説明からしましょう。
CGA は,白黒 640x200 dot ,もしくは4色カラー 320x200 dot を表示出来る画面アーキテクチャです。200LX も,この両モードに対応しています。とはいっても,カラーは出ないので白黒4階調となりますが。
よく 200LX を白黒2値のマシンだと思っている人がいるのですが,それは日本語を表示するためにドットの細かい白黒モードを使っているからです。日本語を使わないのであればテキストでも4階調表示が可能で,この場合は 640 dot(横8dotのフォントで80文字) で白黒4階調のテキストが表示されます。
ともかく,200LX の画面は,「CGA です」の一言で終わりです。表示からメモリマップまで,何一つ特徴はありません。
実は LX シリーズ最初の機種であった 95LX では,XT 互換を謳いながら画面だけは非互換でした。ちょうど 98HA がそうであったように。
その点,200LX で「完全な XT 互換」が実現されていたことは非常に重要なのです。

魔法使いの森




MorphyOneの軌跡
MorphyOneプロジェクトの歩んだ道を再確認するサイト。
技術的な検証は2chモバイル板かnomore-あれへどうぞ。
より詳細を知りたい方はMorphyWikiへどうぞ。
2ちゃんねるMorphyOneスレッドダイジェストを作りました。
Since 2002/11/14 00:35
Last Update 2003/04/16 23:25
各章へのリンク 序 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
● 序章 MorphyOne、その過去と今
「MorphyOne」という名をご存知だろうか。
1999年末、各種雑誌・メディアにて取り上げられた期待のPDA(情報携帯端末)、いわゆるモバイル機の名である。
PDAの名機として未だ愛用者も多く、根強い人気を誇る「HP200LX」に代わるものとして注目されたのだ。
しかしそれだけでマスコミに取り上げられたのでは無い。
これはある一個人により事実上全ての開発が行われ、更にその設計は全てオープンにして自由な参加を促すという
「オープンハード」
の思想を持った画期的なものだったのである。
当初の計画では、2000年4月頃には組み立てを開始し、第1次ロットとして850台が配布されている予定であった。しかし2002年11月現在、配布はおろか試作基板も完成していない状況が続いている。
このプロジェクトに一体何があったのか、今どうなっているのか。
このサイトは現在に至るまでのありとあらゆる紆余曲折、そして経緯をできるだけ事実のみ伝えることを目的として作成した。
筆者の拙い文章力でそれができるか疑問ではあるが、もし見苦しい点があればご容赦願いたい。
尚、基本的な情報収集は2chモバイル板のMorphyOneスレッドで行っている。
寄稿や誤字脱字の指摘はこちらにご連絡頂きたい。
特に2年半もの出来事は筆者も把握できていないので、寄稿は歓迎させて頂く。
このサイトは「オープン」なのだから。
93-229@mobile

MorphyOneの軌跡
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6906/

Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Morphy_One









● 1章 MorphyOne構想の源 ~HP200LXとは何か~
1999年8月、米Hewlett-Packard社はPDA「HP200LX」の生産中止を発表した。
これが全ての始まりであった。
では、そもそもHP200LXとは何だったのか。
元は1991年に遡る。
米Hewlett-Packard社から「HP95LX」というハードウェアが発売された。
当時の表計算ソフトの代表である「Lotus1-2-3」が標準で内蔵されている「電卓」としての発売だった。
しかしこれは世界初の「手のひらに乗るPC-XT互換機」だったのである。
つまり、この大きさでDOSソフトウェアが動作するという画期的なハードだった。
やがて日本でも輸入販売され、脚光を浴びることとなる。
しかし輸入販売だった為か、マニュアルまでもが英語での販売だった。
また、画面サイズが特殊であった(240×128ドット)為、そのままでは動かないソフトもあった。
しかしこのサイズで当時隆盛を誇っていたDOSの資産を使える、という事実は魅力的すぎた。
この魅力に惹かれた人間が知識と時間、技術を惜しみなく注ぎ込み、やがて英語しか使えないはずのHP95LXで日本語表示に成功した。
パソコン通信(NIFTY-Serve(現@Nifty)、日経MIX等)で情報交換を行った末の結果だった。
この出来事はあまりに衝撃的であった。これ以降、ユーザーの手によって技術情報が提供され、ソースコードが公開され、ソフト的な要求を徐々に満たして行った。やがて日本語化キットが完成し、市販されたのは特に大きな出来事と言える。ハードウェア面では後継となるHP100LXが発売され、HP200LXへと時代は移り変わっていく。それでも基本的な部分は変わらず、高速化とメモリの増加が主な変更であった。ソフトの資産は益々積み重ねられ、更にハードウェアに手を加えて更なる快適環境が目指されて行く。クロックアップやバックライト搭載も試行錯誤しつつも技術的に確立され、実行されていった。
HP200LX(以下の文中ではHP95LXやHP100LXを区別せず、便宜上全てHP200LXと単独表記する)というハードウェアに特別な機能は少ない。しかしテンキーの内蔵、DOSソフトが動作可能、軽量、小型、乾電池駆動。これらの用件を全て満たしたハードウェアというのは無い。ユーザーの力で発展したハードウェアは他にもあるが、そういったハードには概ね共通していることがある。「代替になるものが見当たらない個性」それこそがユーザーをひきつけ、長年愛され続けた要因であろう。
そして1999年7月6日、米Hewlett-Packard社によりHP200LXの生産中止が告示される。ユーザーは猛反対したが、それもむなしく同11月1日に生産中止された。中止前後、予備機として「買い溜め」を行う者が後を絶たなかった。また再生産を要望する署名運動が開始され、異例な事に街頭でも署名活動が行われた。
ただ私見ではあるが、実際に再生産が行われると信じていたユーザーは少数派だったのではないだろうか。HP200LXというハードウェアへの思い入れが、何かをさせずにはいられなかったのではないかと思う。この活動はHP200LXというハードがどれだけ愛されてきたのかを如実に示す出来事と言えるだろう。しかし愛故の反動として、生産中止決定後しばらくは米Hewlett-Packard社への怨嗟の声が絶えない状況であった。しかしHP200LXの国内販売開始は1994年9月。コンピュータという陳腐化の早い商品を5年間も製造し続けた米Hewlett-Packard社の企業努力も賞賛されて然るべきだろう。
とにもかくにも、HP200LXという名機の歴史はここで一つの区切りを迎えたのである。ユーザー達は今後、何を使えばいいのか悩んでいた。HP200LXが持っていた個性を持ったPDAは見当たらなかったのだ。予備機があるうちはいい、しかしその後はどうする?
・・・そんな声の中、一人の男が名乗り出た。「とよぞう」その人である。

MorphyOneの軌跡
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6906/






参考資料:
HP 200LX日本語化キット開発秘話
● 2章 MorphyOneプロジェクトの誕生 ~とよぞう氏の登場~
「とよぞう」これは勿論ハンドルネームであり、本名は「佐川豊秋」と言う。産業系SEを名乗る彼は、1999年8月にNifty-ServeのFHPPCにて、Elan SC400というチップを用いた自作PDAの構想を発表したのだった。
このスペックは、多くのHP200LXユーザーの渇望してやまないものだった。簡単に言えば「高速なHP200LX」であるが、ユーザー達はそれ以上を望んでいなかった。DOSが動く、乾電池が使える、CFが使える、10キーがある、小さく軽い。概ねこれだけでよかったのである。豪華な機能など必要が無いのは、手元のHP200LXが証明してくれていたのだから。
勿論この構想は大反響を呼んだ。少量生産ながらも、ユーザーに配布できる形を目指していたことも要因であろう。また、スペックが目の前にあるHP200LXの高速版であるが故、非常に現実に近い夢であると多くのユーザーは感じ取ったのであった。折しもHP200LXは生産中止が決定され、代替機を模索しているユーザーは多かった。そこへ公開されたのがまさにHP200LXの代替としては理想のスペック・・・。この構想はHP200LXユーザーに賞賛され、瞬く間に圧倒的な支持を得た。当時とよぞう氏はこう語っている。「回路図が愕然とするほど簡単だったんです。」「これならいけますよ!!」
そしていわゆる同人ハードとして製作されることになったMorphyOneであるが、これまでの同人ハードには無かった特殊な形で製作することが決定された。「法人化」である。
この頃までにも同人ハードは多く存在した。特に有名なのはSHARPのPC、X68000シリーズ用のハードウェアである。
趣味の範囲でCPUアクセラレータボードまで製作されたのは国内ではおそらくこれだけであろう。X68000に限らず、同人ハードも実に幅広い開発が行われていたが、その殆どが「製作者負担で設計・開発および部品購入」という形態であった。趣味のものだから、自分で負担して製作し、購入してくれた人に喜んでもらう。あわよくば黒字になるかも知れない・・・それが普通だったのである。
話を戻そう。筆者の知る限りでは一つの同人ハード製作の為に法人化した例は現在・過去のどちらにも無い。だがこのプロジェクトは設計データを全て無償で公開する「オープンハード」を作ろうという理念を掲げ、その実行の為の「手段として」法人化が選択された。
法人化と言っても、メーカーのように販売とサポートを積極的に業務として行う予定は無かった。あくまで「多人数で小額ずつ出資する」という目的を最もスマートに達成できるのが法人化であり、合資会社設立であるという判断が当時されたのだ。そしてその法人は営利を目的とするのではなく、MorphyOneを製作することを目的として作られた。完成・配布後は解散する組織なのである。
また法人には有限会社・株式会社等の様々な形態があるが、合資会社を選択することになった。開発を全て一人で行うことになるとよぞう氏に絶対的な権限を与え、効率化と著作権の問題をクリアするのが目的だった。勿論、無限責任社員(出資金に関わらない、無限の責任を負う社員)となるとよぞう氏にはリスクも大きいと考えられていたが、無限責任社員のデメリットよりもメリットを優先させる結果となった。
何はともあれ1999年12月21日「合資会社モルフィー企画」が設立された。
FHPPCのユーザー達、そしてその他からも多大なカンパや出資を受け、2000年2月10日にはとよぞう氏の本業である会社にも秋葉原にも近い、湯島に事務所を開設。とよぞう氏は本業の合間をぬって開発に励むこととなったのであった。

MorphyOneの軌跡
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参考資料:
オープンハードウェア・パームトップコンピューティング協議会(通称OHPA)
合資会社 モルフィー企画
2chの過去ログ
● 3章 開発作業の始まり、FHPPCとの終わり ~生まれる確執~
ここで時間は多少戻る。
「理想のハードを自分達の手で」。この夢が現実味を帯びてきた1999年8月以降、FHPPCは活気に満ちていた。KTR(恵庭有)氏を始め、HP200LXの発展に多大な功績を残したメンバー達が全面協力体制に入り、発言者各々が自分の夢をMorphyOneにぶつけていったのである。特にキーボードに関する話題が盛り上がったのはHP200LXユーザーならではと言える。
そして1999年11月、開発と同時に進められてきたプレスリリースがHP200LXの生産終了に合わせてとよぞう氏のサイトで正式公開された。既に回路図のα版が同年9月、CGイメージが同年10月に発表されており、順風満帆な出だしであった。
活力に満ちていた当時のMorphyOneを取り巻く環境であったが、全く平穏無事だったと言う訳ではない。FHPPCの発言の転載に関わる、論争が巻き起こる。
NIFTY-Serve(現@Nifty)内にあるフォーラム。ここでの発言を転載することは基本的に禁止されている。今でこそプロバイダの会員サービスとして行われているフォーラム運営だが、当時のNIFTY-Serveは現在のYahoo!掲示板又は2ちゃんねるにあたる。ある意味日本で最も速く、地域を問わずに最新の情報が手に入る魅力的な場所だった。しかし有料サービスである以上、その発言の持ち出しはタブーとされていた。少なくとも投稿のヘッダ部分はNIFTY-Serveに著作権があるので、転載に際しては最低限ヘッダ除去の必要とされた。但し、フォーラム管理者が許可すればNIFTY-Serveも認めていたようである。
しかしとよぞう氏とプロジェクトメンバーは、管理・運営側にメールでの断りを入れず、フォーラム上で発言者の許可は得たものの、管理・運営側の許可を待たずにWeb上にMorphyOneに関するFHPPCのログを転載し始めた。ヘッダ除去は当初考慮していたが、結局そのままの形で転載したようである。そこへ、MorphyOneへの協力者でもあるFHPPCフォーラムの管理者NORI氏、YAFO氏がクレームを付けたのである。
内容は傍目にはあまり気持ちの良いやりとりでは無く、結局とよぞう氏はこの事件を契機にFHPPCから離れていき、メーリングリストとWebが主導になってMorphyOne完成を目指すことになったのである。尚、この事件でとよぞう氏の使った「拙速主義」という言葉は、後にとよぞう氏本人を揶揄する言葉として多く用いられることになる。
前述の事件は1999年11月末に起こったものであるが、MorphyOneプロジェクトを揺るがす程の事件とは言えなかった。その証拠にとよぞう氏は各種メディアの取材をこなしつつ、同年12月に東京・名古屋・大阪にて登記準備を兼ねたオフ会を開催。成功をおさめて合資会社モルフィー企画の登記を終了させた。
会社設立に際しては、設立及び開発に必要な資金集めが行われた。「出資者」の募集である。
出資者は、1口50,000円を合資会社モルフィー企画に出資する。これはあくまでも出資金なので購入費ではなく、返還される保障も無い。出資者は合資会社モルフィー企画の有限責任社員とされ、最終的なMorphyOneの価格や生産中止・遅延へのリスクを許容することとされている。しかしそのリスクを許容する分、優先的にMorphyOneを購入でき、価格も割引される。注意しなければならないのは、これはあくまで出資金でありMorphyOneの購入費用では無いことである。とはいえ注目のハードウェア・MorphyOneがいち早く入手できるということも手伝ってか、およそ130人が出資。一部にはプロジェクトの趣旨に賛同してか、予約はせずに出資のみを行った人も居たようだ。こうして650万円もの資金が集まった。 そして明けて2000年2月、この資金を利用して湯島事務所が設立された。
湯島事務所は東京都文京区湯島に設立され、その地名から湯島事務所と呼ばれている。本来サラリーマンであるとよぞう氏の勤務先に近く、同じく秋葉原も近い。通勤時間を短縮して開発時間を確保し、必要に応じて部品調達を容易にするのが目的である。合資会社モルフィー企画名義で賃貸されたこのマンションが、今後の開発の中心舞台となった。同時に、後に大激論の中心舞台となった場所。その歴史的な第一歩であった。
参考資料:
も・う・だ・め・ぽ
● 4章 湯島事務所の稼動 ~部品手配と試作の日々~
湯島事務所の設立前後は、何かと忙しい時期であった。
3章で既に語ったように法人としての登記が済み、基本的に無償で顧問弁護士・日置雅晴氏を確保し、法務担当として法曹界よりOzaKit氏も加入し定款の雛型などを作っている。予約はこの時点では金銭を伴わない、いわば購入希望者調査を兼ねた仮予約といった形だったが、それでも希望が殺到。ペーパークラフトを作る人まで現れるなど、MorphyOneに対する期待は盛り上がる一方であった。しかしこの時期の開発はあくまで机上のものであり、あまり進んでいなかったと考えられる。法人としての事務処理に追われており、何より部品調達がネックになっていたのである。
特に部品調達は深刻であった。電子機械の場合、多種少量の部品を用意する必要がある。MorphyOneの場合、当初計画では1次ロット1000台(配布850台、残りは保守用)だが、これは内容を考えると同人ハードとしては大規模だが、工業製品としては実に小規模である。多すぎず、少なすぎるわけでもないこの量では店頭購入するわけにもいかず、最小発注単位を考えると商社にも発注しづらい。また、手配に時間を掛けすぎるとディスコン(生産終了による供給停止)となりかねず、全体の構想に影響を与えるばかりか調達済みの部品まで使えなくなる可能性もある。
そこへ助け舟を出した人物が居た。原科氏である。この人物は電子部品の供給から基板製作、実装(部品を基板載せる作業)までを行える会社に勤務しており、とよぞう氏にとっては最も欲しい協力者であったのではないだろうか。
これ以後、とよぞう氏は原科氏に部品の入手性・価格・最低発注単位等で数々のアドバイスを受けていく。そしてサンプル部品の供給も受けられるようになり、2000年1月25日、試作部品を原科氏に発注する。MorphyOneプロジェクトはハードルを一つ越えたのであった。
尚、この時の総額及び部品単価は明らかにされていない。とよぞう氏は多少ぼかした形での公開を考えていたが、OzaKit氏の反対、原科氏の要望もあり、公開されなかった。
そんな中、2000年1月23日OHPA-MLに回路図2.2がまとめて掲載される。ここまで検討してきた回路図をまとめたものである。そして2000年1月30日、特に回路図に関する話題が無い内に回路図のフリーズが宣言される。2000年2月6日の定期報告で回路図について触れられているが、これは事実上これ以上の変更は考えていないという意思表示であった。
そして2月に入り、湯島事務所の設立と移転が終了してから、とよぞう氏以下の開発メンバーは試作部品を使った本格的な開発に取り組み始める。とはいえ、実際に回路を組んだような報告は特に見当たらず、この時期に至っても机上検討と部品調達が主であったと想像される。その状況は3月に入っても続いている。2000年3月3日にはOzaKit氏が本業を理由にOHPA-MLから離脱。しかしMorphyOneプロジェクトからの離脱というわけでもなく、定款など必要な書類作成などは概ね終了している状態。特に問題視はされなかった。
3月はフリーCPU計画、ロジックアナライザ購入と、景気の良い話題が続く(フリーCPU計画は2000年4月28日に改めて提案されている)。そしていよいよ1次ロットWeb予約が開始される。2000年3月23日に開始されたこの予約で募集されたのは280台分。出資者ではない一般向けの予約であったが、2000年3月28日、つまり2日間で予定台数に到達、一旦終了となり、2次ロット予約へと移ったのである。
一般予約が良い結果に終わり生産台数が見えてきた2000年4月11日、原科氏より評価基板MOEV01が発送、同年4月13日湯島事務所へ到着した。このときの原科氏の発言は若干の不安感を匂わせるものの、問題視はされなかった。また、BIOS(ハードウェアとOSの仲立ちをするもの)の契約もこの時期に行われている。
そして2000年5月2日、吉報が入る。液晶に文字が表示されたという報告である。続いて6月12日にはCFからのブート(中身は読めず)と、開発は順調に進んでいったのであった。
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参考資料:
Morphy One はどうなった?
● 5章 予約金入金開始 ~量産化への移行~
2000年6月12日にCFからのブートに成功したMorphyOne試作基板であったが、この時点で既に当初の予定(2000年4月に量産)から大幅に遅れていた。しかもここからはDOSのブートとCFの読み書き、そして量産化という決して低いとは言えないハードルが待ち受けていた。しかしモルフィー企画はそれを待つことはせず、予約金の入金開始に踏み切る。
2000年6月初頭から予約者に対するシリアル番号の発行が行われた。シリアル番号の確定は即ち購入の意思があるということで、入金を促している。この時入金されたのは1台あたり84,000円。若干問題はありながらも、結局2000年8月27日までに626台分(52,584,000円)が確定している。寧ろ入金された後の処理に追われていた様子が伺える。1次ロット850台に対してやや少ない数であるが、一部キャンセルや出資金の返金処理があったようだ。それでも2次ロットにも相当数の予約者が居る為、大勢に影響は無かった。
シリアル番号確定作業に追われていた2000年7月11日、遂にCFからDOSがブートしたという報告が行われる(筆者注:ML等での報告は見つかっていない。情報求む)。このDOSブートに多大な貢献をしたのが「くろさわ」氏である。
くろさわ氏は湯島事務所開設以来、主にソフトウェア面でとよぞう氏を支援してきた人物である。MorphyOneのBIOSカスタマイズなどを手がけており、プロジェクトの根幹を担う人物であったことは間違い無い。キー配置などで激論を交わし、強硬手段を取ろうとする素振りまで見せるなど、技術者として頑固な一面も持つ。
くろさわ氏の貢献度はスタッフ日記を見れば概ね見当が付く。何しろ液晶に文字が表示され、CFが読み出された6~7月は殆どの日記に「くろさわ」の文字が躍る。7月に至ってはMorphyOneの技術的な報告は殆どくろさわ氏の記述によるもので、その存在の大きさが見て取れる。
一方のとよぞう氏は、7月にMorphyMini構想の発表、USBWriterの製作を行っているが、MorphyOneに関する報告は少ない。8月に入ってもUSBWriterの話題は出しているが、MorphyOneの話題は少なく、やはりくろさわ氏による記述が目立っている。
・・・そして2000年8月14日、くろさわ氏は体調を壊して湯島事務所を去る。OHPA-MLには2000年10月初頭までの投稿はあるが、それ以降は完全に表舞台から姿を消している。MorphyOneプロジェクトは大黒柱を失ったのであった。
そして残ったとよぞう氏は開発を続行する。この頃、試作機の現状を問う投稿があったが、とよぞう氏は輸送は無理という返事を返している。また、暗に湯島への現状視察を申し入れている投稿もあるが、これは黙殺された。
ひとまずDOSブートにまで辿り着いたMorphyOneであるが、ここからは量産化へ向けての改良・改善が目的となる。この時点からの量産化には、試作基板の安定化、基板の小型化(設計の簡略化)、部品の入手性の再確認などが必要となってくる。しかし、この時期から開発の報告は急激に進行を遅くしていったのである。
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● 6章 立ちこめる暗雲、生まれる火種 ~MLから2ちゃんねるへ、そして「何か」~
2000年9月より、開発の報告(と言うよりも進捗だが)が遅れるのに伴い、メーリングリストも次第にその流量を減らしていく。開発の進捗が遅く、目新しい情報も無く、特に話題が無い状況では当然と言えば当然である。とよぞう氏自身はと言うと、取材はこなしていたが、開発状況は芳しくなかったようである。
その理由の一つとして、当時の世界的な部品不足が挙げられている(このリンク内容に関しては後述)。量産基板に必要な部品の発注は終了していても、物が届かないとどうしようも無い、という事だ。そこでこの持て余した時間を利用して、MorphyOneへ関係有る無しに関わらない小物を作るようになった。サブプロダクツの起こりである。
始まりはUSBWriterだった。2000年7月に作成すると発表はされていたが、これが2000年11月、汎用USB-IOとして突然販売されるようになった。これがMorphyOneを作る為だけに設立された合資会社モルフィー企画、そのはじめての成果物であった。以降、サブプロダクツは順調に商品を追加、こまめな在庫情報の更新がされてこのように今現在も商品として販売されている。
その頃肝心のMorphyOneの状況はと言うと、設計データが多少更新された程度で、目立った進歩は無かった。メーリングリストも相変わらず閑散としており、とよぞう氏の発言はMorphyOneとは直接関係無いものだったり、将来の展望だったりと「今」については殆ど語られていない。
そして2001年1月。21世紀になった矢先、2ちゃんねるに一つのスレッドが立ち上がる。記念すべき、と言っても差し支え無いだろう、「Morphy Oneはどうなった? 」スレッドである。この頃は公式サイトも更新が途絶えがちになっており、メーリングリストも内容・量共に寂しい限りとなっている。既に触れてはならない禁忌となりつつあったMorphyOneプロジェクト。それを真っ向から語れる初めての場所だったのではないだろうか。後年、2年近くの長きに渡り100近いスレッドを重ね、2ちゃんねるモバイル板の名物ともなるスレッドの発祥であった。
スレッドが立ち上がった当初はまだ反応が薄かったが、それでもとよぞう氏の「裏」のサイト(現在は消失。内容はhttp://web.archive.org/に残っているのでこちらを参照して頂きたい。日付をクリック)のアドレスが報告されるなどしている。2ちゃんねるはその性質上、嘘も多いが真実も含まれている。そして何より肩の力を抜いて気軽に話せる場でもある。技術の話や法律の話、そしてとよぞう氏本人への批判など、メーリングリストではできない話がされていった。この最初のスレッドでは1000件の書き込みに3ヶ月を費やしているが、やがて2日とかからず1000件に達する程に膨大な発言が繰り返されるようになるのは、また後の話である。
さて、ここで一つ触れておかなければいけない事件がある。それはここでは「偽春菜事件」と呼称させて頂く。詳しくは「偽春菜問題、概要」を見て欲しい。但し、この事件は2者間のメールでのやりとりが中心な為に、外部からでは不明な点も多い。前述のリンクにしても、筆者が意図するしないに関わらず、バイアスがかかっている可能性があるので、両者の名誉の為にも参考資料として考えて欲しい。2001年3月頃の事件である。
簡単に言うと、魅力的だが荒削りな既存ソフトウェア(シェアウェア)の進化が殆ど無いことに業を煮やした個人が、そのソフトの上を行くソフトを作ってしまった。そして作者同士(先発は法人)のせめぎ合いにより、結局後発の作者は公開を中止してしまった事件である。この当時、後発側のソフトは「あれ以外の何かwith任意」という名称だったが、「何か」あるいは「任意」という呼称が一般的であり、ここでは「何か」と呼称する。
この「何か」の公開中止は多くのユーザーの落胆を呼んだ。ソフト自体はアクセサリ的なものだったが、従来のソフトには無いAI的な挙動と、他ソフトやネットとの連携による実用性も持っていた。技術さえあれば絵も挙動も変えられる(ゴーストと呼ばれる)こともあり、その当時ですら複数の作者によるゴーストが公開され、非常に盛り上がっていた矢先の出来事だった。そこへ立ち上がった人物が居た。その人物は「沢渡みかげ」(佐野拓)氏と言い、この魅力的なソフトの再配布を行うべく、「さくら基金」を創設した。
この基金はつまりカンパである。「何か」の公開に必要な費用や、将来訴訟などが行われる際の危機回避に使う為の費用を集めることを目的として創設された(初期リリースはこちら)。 そしてここに意外な人物の名が挙がる。「とよぞう」氏である。
基金設立にあたり3人の名が明記され、それぞれの役割が記されている。まずソフト開発者として「閑馬永空」氏。その配布に関わる費用を収集・負担するのが「沢渡みかげ」氏。そしてソフトを配布し、法的な責任を負うのが「とよぞう」氏とされたのである。
この発表は「何か」のファンは勿論、MorphyOneを待っている予約者達にも寝耳に水であった。特に「何か」のファンは突然挙がってきたこの名前を調べてMorphyOneプロジェクトに行き着き、その現在までの状況を調べるにつけ不安を感じたようである。また、そもそもとよぞう氏のさくら基金における存在意義も疑問視された。基金自体も当初公開するとされた口座残高を「戦略的理由により」非公開とされるなど不明な点が多く、公開するとされている支出も創設以来一度も支出されていないと発表されている。これらの理由からさくら基金の不透明さに疑問の声は今現在まで残っているものの、基金は強制ではなくあくまで任意。ユーザーが被害を被る性質のものでは無い為、現在はあまり問題にされていない。ソフトも順調に開発が進み、「伺か」と名称変更され、今もって人気を博している。
この当時、開発の遅延が続くMorphyOneがあるにも関わらず、とよぞう氏が「何か」に関わったことは問題視されながらも重大視はされなかった。とはいえ後年、とよぞう氏批判の材料となったのは言うまでも無い。
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● 7章 進まない開発、高まる非難 ~急変する事態~
さて、何故か「何か」にまで関わったMorphyOneプロジェクトであったが、2001年初頭からはゆっくりとした歩みであるが、主な出来事は以下の通りである。
2001年2月1日 量産試作基板のチェック者募集(立候補者は3人)
2001年4月30日 試作基板の写真公開
2001年6月14日 湯島の状況報告(古参メンバーのFLASH HACKER氏による)
2001年6月20日 「もうじきDOSがブートしそうな感じです」と、とよぞう氏談
2001年10月20日 外装の削りだし状況の発表
2001年11月11日 外装部品の各試作バージョン公開
2002年1月21日 外装最終版公開
2002年2月21日 新基板到着報告
それぞれの出来事の間が非常に空いているのは省略しているわけでは無い。この間は発表が無かったか、大して大きな出来事でも無いか、MorphyOneに関係無い発表だったか、のどれかなのだ。
2001年2月1日の量産試作基板のチェックは比較的大きな動きで、久方ぶりに湯島事務所に人材を求めている。しかし既に閑散としていたメーリングリストは数人の反応しか返ってこず、既に固定化された数人のメンバーでの話題のみと言って良い状況になっており、改めて報告を入れるも無反応であった。すっかり熱が冷め切ってしまった感は否めない。
2001年6月20日のDOSがブート直前であるという報告もかなりの進歩のはずだが、これも非常に反応が薄い。そしてここからは殆どモルフィー企画のサイト更新の連絡のみとなる。その内容もMorphyOne関連は殆ど無く、サブプロダクツ絡みが多いという、何とも寂しい状況であった。作る側はMorphyOneが動かない状況に、待つ側はMorphyプロジェクトが動かない状況に飽きていたのだろう。そんな中でもサブプロダクツは着々と充実していき・・・、
以降、殆どメーリングリストに投稿は無くなっていく。
逆に活気があったのは2ちゃんねるである。MorphyOneスレッドは比較的おとなしいモバイル板にしては、かなりの書き込み頻度があるスレッドであった。そこに出資者が、予約者が、そして傍観者が毒を吐いて行く。MorphyOneプロジェクトの状況は極めて悪いとしか言い様が無く、その非難の矛先は当然とよぞう氏に向いた。そして少ない情報の中、批判する側と擁護する側とで不毛な争いが続けられた。
批判の内容はさまざまである。とよぞう氏の技術的な問題は勿論、人格的な問題も問われた。DOSの起動画面はコラージュと噂され、とよぞう氏個人の裏のページからペドフィリア(幼児性愛者)扱いまでされている。他にも何故かモルフィー企画の電話が不通になっているという謎も報告され、金銭管理や出資者・予約者への対応、逆に出資者・予約者の責任まで問う声もある。2002年1月21日に公開された外装最終版など「おろし金」と揶揄されている。このあたりのやりとりは是非OHPA-MLの過去ログ(主にこのページの4300番以降)又は2ちゃんねるの当時のスレッド(14番目以降)を見て確認して欲しい。当時、如何に情報が少なかったかも同時に読み取れるはずである。
特に、金銭に関することは最大の謎であった。この時点で推定される予約者はおよそ1000人。予約金でおよそ8400万円が存在すると推定されるが、支出について初期段階では多少報告があったものの、それ以後は完全に途絶えている。前述の外装を削りだしたのもMODELAという高価(新品で30~40万円)な3次元プロッタを用いている。また湯島事務所の費用も出資金・予約金から捻出されていると考えられるし、一連のサブプロダクツも費用はどこから捻出されているのかはっきりした報告は無かった。肝心な資金の残金についてはあいまいな表現に留まっている。、その会計処理の不透明さには批判が集中した。「オープン」な企画は、奇しくも出資者にすら貸借対照表・損益計算書が報告されないという「クローズド」な会計処理に終始していたのであった。
そして2002年6月を境に、メーリングリストは一気に加熱していく。それに伴い2ちゃんねるも加熱。多くの謎があり公開を望む声の中、それを拒んでいるとしか思えないとよぞう氏の発言。様々な憶測を呼ぶ中で、2002年6月14日、ついに重い口を開いた。
「口座の現金についてお答えしますと、350万円ほどになります。」
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● 8章 紛糾の情報開示 ~湯島への前夜祭~
残金350万円。3500万円では無い、あくまで350万円である。8000万円と推定された予算は、2年の月日を経てここまで目減りしていた。この頃、メーリングリストと2ちゃんねるは話題がリンクしており、メーリングリストの投稿を肴に2ちゃんねるの話題が進む形式が確立している。この報告は勿論2ちゃんねるでかなりの反響を呼び、出資者と予約者と、そして大多数を占める傍観者に絶望を突きつけた。いや、絶望はまだ無かったかもしれない。何しろ、信じることができない金額だったのだから。
まだ量産試作基板すらまともに動作する報告が無い段階である。少なくとも量産基板作成・部品の実装・外装の作成・組立て・梱包・出荷・サポートと、しなければならない事は山とある。しかも部品が購入済みなのかどうかすらも分からない。たった350万円の予算でそれらが可能なのか?大多数の意見は「不可能」であった。しかしとよぞう氏はこのメールの中で、「何とか可能である」と金額を出して主張を行っている(但し実装や梱包・出荷は含まれていない)。
いずれにしてもこの残金の発表は大きく、2ちゃんねるでもかなりの混乱を招いた。使途が全く不明であったからだ。いずれにしても、尋常な使い方ではここまで資金が目減りすることは無いはずで、部品を購入したにしても金額が大きすぎると考えられていた。84,000円の予定価格に比して、全てが部品代につぎ込まれたとしても原価(正確には材料費)が90%を超える計算になってしまうからだ。常識的に、そのような数値では元を取るどころか、赤字になりかねない。
そして前述のメールから4時間後、支出についての大まかな内訳が公開された。これは今まで不透明なままであった会計情報の初めての公開だった。そして同時に、やはり大半の部品が既に購入済みだったことが判明した。それによると、部品は原科氏(4章参照)の会社で一括購入され、そのまま氏の会社の倉庫で保管中だったのである。
この情報は「残金350万円」よりもある意味反響が大きかった。何を買ったのか。高価すぎるのではないか。そもそも何故既に部品を購入しているのか、基板完成後に実装屋に部品調達を含めて依頼すればいいだけではないのか。慌ててそんなに購入する必要など無い。
・・・これらが主な意見である。しかしとよぞう氏はこれらの意見に対応できる発言を行っておらず、どうして動作していない基板の部品を発注・購入したのかは不明のままである。また、とよぞう氏自身も600万円程の出資(形式上は融資)していることが判明している。
ところで、とよぞう氏自身は、ここまでほぼ一貫して自信ある態度で報告を行うなりインタビューを受けるなりしてきた。しかしこの時期のメーリングリストへの投稿は殆どが非難ばかりで、擁護派も居るもののあまりに少数派で無力な存在。状況が状況だけに言い返すこともできず完全に弱気一辺倒となり、事実上の敗北宣言まで出ている。何しろ、ここまでオープンにされなかった情報は殆ど全てとよぞう氏に都合が悪いものばかりだった。そのツケが回ってきたと言って良いだろう。
しかしそれでも技術的な話題に対してはまだ若干強気な姿勢であった。しかし技術関係の話題に「ごけんつ」氏が登場。的確な指摘と状況分析力を発揮し、徐々にとよぞう氏のしてきた事が明らかとなっていく。
ここで分かったことは、とよぞう氏はここまでに2種類の量産試作基板を用意しており、最初のものがMO19、後のものがMO25と名づけられている事。そして前者はDOSの動作実績があるが、後者にはそれが無い事。この状況では普通、一先ず動作実績のあるMO19に注力するものだが、何故かとよぞう氏はMO25に固執。当然疑問の声が挙がるが、とよぞう氏はMO19には量産上の問題がある為としてこれを固辞している。
しかしごけんつ氏は強かった。MO19に動作実績があり、その基板が現存していることを背景に、DOS起動オフの開催を強力に推して行く。そして決定される。湯島事務所の関係者しかDOSの起動を目撃していないMorphyOneが、遂に事実上の一般公開を迎えることとなったのである。これと同時に、とよぞう氏には「MO19のDOS起動を見せる」という宿題が生まれた。しかしこれは当日早朝に努力はしたができないとの報告が投稿されるも、ごけんつ氏は一蹴。そのまま朝を迎えることとなった。
運命の日は2002年6月16日。日本中がサッカーワールドカップと言う祭に熱中する中、もう一つの祭が東京・湯島にて開かれようとしていた。
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● 9章 湯島監査開始 ~2002年6月16日という日~
2002/06/16 11:59
オフ会現場からの第一報が入る。「現在8人が集合。とよぞう氏も合流」。この段階でのとよぞう氏の合流は予定になかった。既に実況体制を取っていた2ちゃんねるモバイル板MorphyOneスレッドの傍観者達は狼狽。
2002/06/16 12:27
一行がファミリーレストラン・ジョナサンに到着。2グループ(とよぞう氏、龍氏、ごけんつ氏、オフ屋氏と、ML派氏を含むその他)に分かれて着席。とよぞう氏は無精髭を生やしていた。
2002/06/16 12:40
食事をとりつつ、登記簿謄本を回覧。100万円を払った出資者まで居ることが判明する。とよぞう氏はこの時「目が死んでいる」状態。とよぞう氏が居ないグループではモバイル機を並べて歓談、とよぞう氏が居るグループは話し掛けることもできない程の重い雰囲気に包まれる。
2002/06/16 13:06
とよぞう氏のグループが「笑いながら歓談中」との報告が入るが、目は笑っていない模様。相変わらず最悪の雰囲気の中で歓談と実況が続けられる。
2002/06/06 13:22
ここまではメーリングリストに流れている以上の情報は無く、現在までの経緯を確認しながらの会話を行う。とよぞう氏は力なく話をする。尚、この時点でのオフ会参加者には出資者・予約者は居なかった。
2002/06/16 14:16
湯島事務所への移動(徒歩)が開始される。ここまで馴れ合いの様相は全く無く、距離を置いて会話が出来た。
2002/06/16 14:38
湯島事務所に到着。メーリングリストの当事者が先に入り、それ以外は交代で入ることになった。湯島事務所には「御神体」は見当たらず、開発作業は行われているように見える。オフ会に向けて特別片付けたような気配は感じられない。しかし何故か本棚にはさくらが。
2002/06/16 14:57
入出金の帳簿(Excel)が公開されるも、「とよぞうのこづかい帳」との声が参加者より出る。また、出納関連の書類は税理士に預けられていることも判明。結局、湯島事務所には金銭の流れの証拠となる物が殆ど無く、2年前(の一部?)分だけが置かれていることがわかる。
2002/06/16 15:13
湯島事務所にある請求書・領収書から、大半の部品をある一社を経由して購入していることが判明する。その額は2000年で19,875,372円。そして湯島事務所の家賃が1ヶ月で約14万円であることも判明。税理士の氏名・電話番号も確認がとれた。
2002/06/16 15:36
湯島事務所を出て、「炭火喫茶 古炉奈会議室」にMorphyOneの基板と共に移動を開始。量産試作基板であり、DOSの動作実績があると言うMO19は、湯島事務所ではブートできず、ブートした頃のロムは無いらしいとの報告。
2002/06/16 15:54
古炉奈会議室に到着。オフ屋氏により、速報画像が公開される。プレイステーション2などが写っており、傍観者の憤慨を誘う。
2002/06/16 16:07
ML派氏により、大まかな金銭の流れが報告される。2000年に部品代の半額、2000万円を前払いしている。しかし翌年にもう2000万円払っているとすると、部品代総額5700万円の説明がつかず、ごけんつ氏も1700万円分も購入すべき部品はおもいつかないとの事。
2002/06/16 16:10
とよぞう氏「ちょっとまだぁブートしないんですけど」。これを受けて2ちゃんねるでは一斉に罵声が飛び交う。現場ではテスターを買いに行き、その場でMO19の修理を開始。
2002/06/16 16:17
MO19の修理がひとまず完了し、起動に成功する。しかしブートには失敗。液晶に「Non System Disk or Disk Error」の表示。コンパクトフラッシュが読めず、DOSが起動できない模様。とよぞう氏曰く、「試作基板ではPC-DOS2000とDOS7が起動。MO19ではDOS7が起動し、ソフトも動いた」との事。
2002/06/16 16:33
「残金350万で(完成)できますか?」との参加者の問いに、とよぞう氏「350万ではできない、あと400万必要」(概略)との答え。これにも2ちゃんねるで一斉に罵声が飛ぶ中、とよぞう氏は銀行からの借り入れを考えていると語る。また、以前公開されたMorphyOneの筐体作成に50万円かかっていると証言。
2002/06/16 17:05
ML派氏の「今回を機に解約が増えたらどうしますか?」の問いに、「そこはしばらくお待ちいただくしかない」と、とよぞう氏談。ここまであまりに大きな怒りと絶望ばかり突きつけられてきた為、2ちゃんねるでの反応は多少ある程度に終わる。また、とよぞう氏はごけんつ氏の「完成して出荷したら税金が発生しますよね」との問いに沈黙を持って答える。
2002/06/16 17:10
古炉奈会議室から退去。ごけんつ氏と龍氏はとよぞう氏と共に再び湯島事務所へ向かい、その他のメンバーはチムニー(居酒屋)で反省会を開く。最終的には予約者・出資者も数人参加していた模様。また、龍氏は一言も口を聞くことがなかった。
2002/06/16 17:58
メーリングリストにオフ会終了の報告として、この日判明した事の概略が投稿される。
2002/06/17 02:36
とよぞう氏より、今までの経緯も記した大反省文とも言える投稿がメーリングリストに流れる。「~べきだった」という表現が非常に多く、16日のオフ会がとよぞう氏に対して非常に大きな影響を与えたと考えられる。
結局この夜、とよぞう氏はメーリングリストに20通近い投稿を行った。内容は殆ど平身低頭、謝り続けている。とよぞう氏とMorphyOneに関わった人間、全てにとって一番長い日は終わったのであった。
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● 10章 祭りのあと ~感想戦~
ワールドカップで日本チームが熱戦を繰り広げている最中で行われた湯島オフ。その成果は無意味では無かったが、決して多くも無かった。
そもそもとよぞう氏がMorphyOneに関する一切の情報の公開をほぼ1年に渡りストップしていたに過ぎず、その情報が一気に流入しただけと言える。しかしその情報も断片的なものばかりであった為、2ちゃんねるモバイル板はこの後情報の整理・検討とメーリングリストを肴に議論を交わしていく。
この時点で間違い無い情報は、大反省文により、2001年6月24日の「もうすぐDOSが起動しそうです」という発表の段階まで「復元しておりました」という事実のみ。つまり丸1年をほとんど無駄にしていた事だけははっきりした。
開発という作業を考えると試行錯誤は決して無駄とは言えないが、既に辿り着いていたはずの地点に戻っただけでは無駄と言われても仕方が無いだろう。とよぞう氏の技術力への不信感は湯島オフ前から語られ尽くされたことではある。しかし結局オフ終了後にメーリングリスト流されたとよぞう氏の投稿には「自分の技術力の不足」を反省する弁は一切無い。忘れていたのか、自信があるのか、それは本人にしか分からない。ごけんつ氏が現状を非常に端的にまとめているが、この現状を正しく認識しているかも本人にしか分からない。
会計については前章でも触れたように、この時モルフィー企画の出納関連の資料は殆どが税理士の所にあるとされ、自身への信用が無いことを自覚してか税理士の判断を仰いだ上での公開と語った。しかし何が公開されようと、メーリングリストでの費用見積によると、残金350万程度では既に資金不足なのは明らかであり、変わらない。
そして会計と関連する問題であるが、部品についてである。量産に必要な量の殆どを開発機が未完成の現状で既に購入済み、しかもそれは2年前の話であると言う。あまりに唐突で、不可解な事であった。何故そんなに高額の資金を投入したのか。何故こんな2年も前の大きな出来事をこれまで発表せずにいたのか。長期保管だが部品の品質は維持できているのか。
そもそも、本当に購入したのか。
この時点で信用が完全に失墜しているとよぞう氏の言葉は既に誰も信用しなくなっていた。領収書などの証拠があってもそれすら信用されなくなり、「こちら側の人間」が確認しない限り、多数の信用は得られない状況にとよぞう氏は追い込まれていたのである。尚、開発状況と部品に関しての感想をごけんつ氏がまとめている。
この時、と言うよりこの1年近い期間の合資会社モルフィー企画には、協力者はおらず、技術力は問題視され、資金も無く、部品の存在まではっきりしない。企業運営には必須とよく言われる「ヒト・モノ・カネ」の全てが無いという八方塞の状態であった事が判明した訳で、開発云々以前の状態であったことが十分に露呈した。
考えてみれば情報がもう少し公開されていればこの現状は予約者達には簡単に伝わったはずで、とよぞう氏は公開による解決より隠匿による回避を選択したのである。だがこのプロジェクトは多数の出資者、そして予約者の資金によって運営されている。少なくとも原価に関しては当初から「ガラス張り」とFHPPCでも製作発表会でも唄っていただけに、とよぞう氏への非難は当然と言わざるを得ない。
湯島オフは「期待通りの期待外れ」であったが、このお陰でようやくMorphyOneプロジェクトは再びスタートラインを踏むことができた。多くの観客は当初と違うゴールラインを覚悟しているが、湯島オフをきっかけとしてゴールの見えない無限回廊は抜け出すことができたのである。また、湯島オフのおかげでメーリングリストは活性化し、2ちゃんねるではモバイル板の常識を超える速度で議論が交わされるようになった。情報量は小さかったが、周囲への影響は非常に大きかったのが湯島オフであったと言えるだろう。
そしてそろそろ議論にも落ち着きが出てくるかと思われた2002年6月18日、意外な人からの投稿がメーリングリストに転送された。
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● 11章 湯島退去、OHPA-ML撤退 ~より「クローズド」に~
「弁護士の尾崎です。ご無沙汰しております。モルフィー関係のプロジェクトに関 わるのは、約2年ぶりになります。」
そう、MorphyOneプロジェクト初期のメインメンバー、OzaKitこと尾崎孝良氏その人であった。尾崎氏はMorphyOneプロジェクト発足当時は司法修習生(司法試験に合格後、弁護士等になる為の研修を受けている人。公務員扱い)で、やがて本業を理由に一時離脱を表明。その後は一度もOHPA-MLに登場していなかった。その尾崎氏の投稿が転送とは言え2年3ヶ月ぶりにOHPA-MLに流れたのである。
尾崎氏は、MorphyOneプロジェクト初期に法務担当として活躍していた人物である。プロジェクト内に法律面に明るい人材が居なかった事もあり、この方面はほぼ全面的に任されていた。元々は恵庭有氏から紹介されて参加したようである。尾崎氏自身は、立場が公務員同様ということもあって、出資等はしていない(予約は当時受け付けていない)。己の正義には忠実という雰囲気で、それに対する相手にはかなり挑発的な文章も書いている。
氏は、会社組織としてのモルフィー企画、つまりその責任を一身に背負うとよぞう氏の責任を可能な限り回避する事に尽力したと言って良いだろう。MorphyOneプロジェクトはかつて無いオープンハードウェアプロジェクト、しかも法人化という特殊事情もあり、法律面での問題解決は必須であったし、法律に明るい人材は絶対に必要であった。氏は当時まだ卵とは言え、法律の専門家としての知識を活かして短期間ながらアクティブに活動した。氏の功績により、モルフィー企画の法的不備はかなり解消され、当時議論された法的不備は殆ど解決したと言って良いだろう。失敗だったのはとよぞう氏の技術力と善性を信じすぎたことであるが、この時点でそれを求めるのは酷というものだろう。
それから2年以上経過し、本人もこのようなメールを送る事になるとは予想していなかった事だろう。これは事実上の最後通牒、法人としてのモルフィー企画がほぼ「終わった」状態であると伝えているに等しい。
また前日の17日にはOHPAという組織自体が架空の物であるという発言がOHPA中枢メンバーから投稿され(OHPA-ML:4623)、混乱に拍車がかかった。
擁護する人間が事実上一人だけという状況で、とよぞう氏は湯島事務所の退去を決定。その日の夜に予約者専用メールマガジン(注:以降、hpyoyakuと表記する)でお詫び文を発表した。そしてこの文にある「情報発信は必要であるが、不正確な情報により混乱を招くことの無いよう慎重に行うこと」という顧問弁護士の助言を忠実に守っているのか、それとも単に逃げたのか、OHPA-MLで一切の発言を行うことが無くなった。これにより予約者も部外者も、とよぞう氏と公開の場で討論する場所が失われた。やり取りは全て直接メールでやりとりするだけのクローズドなものか、とよぞう氏から3日に一度発行されるメールマガジンの一方的な連絡のみとなった。
思えばOHPA-MLはとよぞう氏と議論が可能な唯一の場所、そして最後の「オープン」な場だったのかも知れない。「最もクローズドなオープンプロジェクト」の再出発である。
ここからのとよぞう氏のクローズドぶりは徹底している。OHPA-MLには一切の投稿を行っておらず、技術的な話もhpyoyakuで一方的に連絡するのみである。OHPA-ML参加者はとよぞう氏と直接メールでやりとりをした内容を転送したり、hpyoyakuの内容を転送・引用した上で、MLととよぞう氏本人に同時に送付しているが、その一切に対して送信者への返信のみで返事をしている。
それでもそのメールマガジンに多少なりとも建設的な事が書かれていれば良いが、予約者・出資者・部外者が最も知りたい技術や予算の情報は全く触れられないか、非常に簡素にしか触れられないか、的を外したものばかり。その割には全くどうでもいい内容は非常に詳細に纏められており、益々予約者・出資者・部外者は苛立っていく。
それでも、どれだけ非難されてもとよぞう氏は頑なにこのスタイルを崩さない。予約者・出資者・部外者にとって、あまりに不毛なやりとりの開始。後日「蒟蒻(こんにゃく)問答」と呼ばれたスタイルの確立である。
ここからは実質的に他人の声を無視する体制に入ったとよぞう氏であるが、OHPA-MLでの反応が消えて久しい2002年6月28日、ASCII24のインタビューに答えている。hpyoyakuでの情報が殆ど無意味なものだっただけに、約1週間ぶりとなる追加情報だった。しかし内容は自信とやる気に溢れており、2ちゃんねるでは「徹底抗戦の宣言」と言われた(OHPA-MLはあまり反応は無かったが、この時点で議論のメインは殆ど2ちゃんねるだった)。しかしとよぞう氏もOHPA-MLでは無反応を貫いているのにインタビューには応えたことに、若干後ろ暗いところがあったらしく、hpyoyakuで釈明している。
ところでこのインタビュー内では「私は技術的な不安は感じていません。大丈夫だと思っています。」という台詞がある。しかしこれは本当に技術的に問題が無ければ、使う必要すら無い言葉である。このプロジェクト、ひいてはとよぞう氏を象徴する言葉と言って良いかもしれない。
金銭に関しては、インタビュー内では国民金融公庫からの融資について触れられているが、これは以後殆ど触れられておらず、「無かった事」にされている。ただ、2002年6月21日のhpyoyakuにて、比較的詳しい会計状態がモルフィー企画税理士の飯田氏からのコメントとして投稿されている。これで概ねは把握できるが、それでも予約金の総額や部品の明細等の不明点は数多く残っており、金銭面での不透明さは相変わらずであった。
それでも追加出資をした人が居るが、これは例外といって良いだろう。
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参考資料:
MorphyWiki

MorphyOneの軌跡
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6906/








HP200LX 三たび
2018/1/31(水) 午後 0:42 無題 練習用
今さらですがHP200LXを手に入れました。
3回目です。
1回目と2回目は手に入れた後もったいなくてほとんど使わず、売却してしまいました。
今回は使い慣れたいものです。■

巻雲、ココア、PDA。
https://blogs.yahoo.co.jp/cirrus_cocoa/40916139.html




スマフォ以前に
2018/2/3(土) 午後 1:12
無題 練習用
現在は手元にたっぷりの情報とインターネットで広がる情報交換のスマフォの時代です。
Androidスマフォを手に入れ(SIMカードはなくてもWi-Fiで接続可能)、内蔵のmicroSDカードに昔テキスト化した「新潮100冊の本」を入れ、
さらに最近買った「新潮 明治の文豪」をテキスト化
http://vr-4.air-nifty.com/weblog/2012/04/100-c810.html 
して気が付きました。
もう30年ほど昔の話です。HP社からLX95というDOSポケコンをもらったのを機に、日本語化アプリを組み込み、DOSプログラムをいくつか作り、後続の
HP200LX
https://ja.wikipedia.org/wiki/ 
まで合わせて数台買ってしまいました。
そしてついには一つしかないスロットに通信と外部メモリがセットになったカードを組込み、出回り始めた携帯電話と接続しniftyメールの送受信までできるところにこぎつけました。
このポケコンにはまったマニアが情報交換しながら日本語化し、通信環境を作り出して持ち歩き用情報端末にしてしまったのです。
またWindowsの専用ソフトでしか読むことのできなかった「新潮100冊の本」をテキストで読めるようした人もいて、さっそくポケコンにも組み込んでみました。
これが20年前のそろそろ定年が近くなってきたころです。
DOSポケコンに触れたことを機にWindowsのアプリも趣味でいくつか作り始め、対局囲碁ソフトも作ってホームページにアップし、
今に至ってもネット対局(ボード碁)を楽しんでいます。
しかし最近買った「新潮 明治の文豪」を「新潮 100冊の本」と同様にテキスト化すると章立てがくるってしまいます。
再度調べなおしてDOSやPerlプログラムを確認しながらようやく整形できました。
これで昔のHP200LXの後継が現代のスマフォで出来上がりです。
HP200LXでは最大2GBしかなかった外部スロットもスマフォでは128GBもあり、動画を入れることもできます。
手元に情報端末の願いは昔からの話でした。

さんでーぷらっと
https://blogs.yahoo.co.jp/k_maz/43477760.html



私のLXと、その周辺機器達をご紹介します。
LXのお友達って、集めだすと止まらないんですよねぇ・・・(爆)

LXの小部屋
http://www.asahi-net.or.jp/~KC4Y-YMJ/200lx/lxfamily.html





hp 200LX
2009/11/3(火) 午後 5:26 無題 練習用
私が最初に購入したPDA、ヒューレットパッカードのHP200LXです。
詳しい仕様等はWIKI等を参照してください。年月は忘れましたが、夏のボーナスが出たときに、紀伊國屋書店のアドホック店で本体+日本語化キット+20Mのフラッシュカードを130Kくらいで買ったと思います。
この機械自体は、PC/XT互換機という、ただの英語版のPCであり、ニフティのフォーラムを中心にの有志の努力により日本語環境が構築されたものです。私が購入した頃は、プログラムのライブラリーや初心者向けガイドブック等が市販されていて、日本語化環境も十分安定した状態になっていました。
当時会社に入ったばかりの私は、現場の仕事が多く、しばらくはおもちゃとして、いじり倒していました。そのうち会社でデスクワークもするようになると、自分のスケジュール管理ぐらいはする必要があり、業務で使うようになりました。
この機械の優れた点は多々あるのですが、私にとって一番便利だっだのは、内蔵のスケジューラーの出来が非常によいことでした。「母艦」となるデスクトップPCと連携する仕組みも用意されていて、電池は持つし「to do」は便利だし、非常に重宝したのを覚えています。
何の問題もなく実に役に立っていましたが、02年についにヒンジ部分に亀裂が入り、ヒンジのパーツが破断してしまいました。機械自体は問題なく動いていましたが、98年に200LXは製造を終えており、今後の事を考えると代替品を探さなければならなくなりました。
当時既に、Windows CEを積んだカシオペアやモバイルギア、Palm等がありましたが、店頭でさわってみると「スケジューラーの月間表示で予定が文字で表示されない」という私にとってはクリティカルな欠点があり、(逆に言うとHP200LXの表示は一覧性に優れていました)代替機にはならないと評価していました。(便利なフリーウエアが出回ってるなんて知らなかったので)
そんな時でした。VGA液晶を積んだSL-C700 リナックスザウルスが発表されたのは。

はんぺんのPDAどつぼ (-_-;)
https://blogs.yahoo.co.jp/bungo7l/2838947.html



スマートフォン購入!さて何??
2011/1/28(金) 午後 5:25
生活 携帯電話
昔からポケベルから始まり携帯、モバイル端末は好きで一番初めの買った携帯は、自宅では入らないMotorolaの物だった・・・
(確か、キャリアは、auの前身のIDO!?)
それから基本はドコモの携帯をアナログの時代から15年4ヶ月使っている
モバイル端末もDOS/VマシンであるHP200LXから始まってドコモのシグマリオンやソフトバンクのWindowsMobileのX01HTなどを使って来た
今、現在、私は仕事で外回り出る時は以下の物を持って出ている
・ドコモ携帯(モバイルSuica、iD、Edy付き)
・SoftBank携帯(特定顧客用、通話のみ)
・X01HT(SIM無しで、会社PCと家のPCとの連携用)
・iPod
・ノートPC
以上、結構色々持ち歩いているし、やはりノートPCは重たいので最近、流行のソフトフォンを色々検討していた
廻りは、やはりiPhoneが断然多いしXperia等ドコモ系の少々居る
私はメインはドコモなのでいずれはドコモのスマートフォンに換えるが
今、現在では所謂ガラゲ機能(おさいふ機能、imode)を駆使しているので
今、ソフトフォンに切り換えると多分かなり困る
例えば、株、為替の取引を迅速行い、モバイルSuicaで都内を移動してコンビニやMacでiD、Edyを使って買い物をする等々・・・
先日も財布を忘れて外出したがドコモ携帯一つあれば何も困らなかった
でもやはり・・・そろそろソフトフォンを一つ欲しい所だ・・・
で・・・最近、楽しい事が無かったので・・・検討の結果として先週の金曜に半ば衝動的にスマートフォンを購入!!!
さてどの機種を買ったでしょうか??

Good day sunshine!
https://blogs.yahoo.co.jp/tskuro/27127116.html








[分解][PDA] hp 200LX(MorphyOne)
またやっちまったよ・・。
書庫HP200LX1000CX
カテゴリパソコン
2018/2/20(火) 午前 0:23
いったいこれで何個目の200LXなんだか。
でもまぁ、今回はそこそこ高くなってきた200LXをまぁまぁな値段で手に入れたからね。
大体相場が1万超え。すごいよね。
それが6500円。
映らないけどね!
映らないLXでも6500円するってのもスゴイんだけど。
んで、分解し始めて気づいたのがなんか、スイッチ付いてるよ・・クロック切り替えか?
と思いつつ裏蓋を開けると・・。
見たことない部品が所狭しと並んでるんですけど・・。
で、線を辿っていったら、液晶面に延びてる・・。
ELバックライトだ!
初めて見たよ。周りでやってる人は居なかったから。
こんなすばらしい改造をしている200LXを触らせてもらうのはおこがましいきがしつつ。
まぁ、直す為にも分解するんだけどね。
で、バックライト使わないから外すんだけどね。
ていうか、電池入れても点かなかったし。寿命っぽい。
で、直しました。
画面が黄緑になるのは仕様です。
でも、ちょっと薄かったので、今はもうちょっと角度を変えても少し緑っぽくなってます。
んー。直しちゃったよー。
分解、修理については
http://1.lx-rest.com/
こちらを参考にさせて頂きました。
色々と勉強させて貰ってマス。

ローテクのゴミ箱_サーマルTAMりんのブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/tamrim_lowtech/








2009-11-03
hp 200LX
私が最初に購入したPDA、ヒューレットパッカードのHP200LXです。
詳しい仕様等はWIKI等を参照してください。年月は忘れましたが、夏のボーナスが出たときに、紀伊國屋書店のアドホック店で本体+日本語化キット+20Mのフラッシュカードを130Kくらいで買ったと思います。
この機械自体は、PC/XT互換機という、ただの英語版のPCであり、ニフティのフォーラムを中心にの有志の努力により日本語環境が構築されたものです。私が購入した頃は、プログラムのライブラリーや初心者向けガイドブック等が市販されていて、日本語化環境も十分安定した状態になっていました。当時会社に入ったばかりの私は、現場の仕事が多く、しばらくはおもちゃとして、いじり倒していました。そのうち会社でデスクワークもするようになると、自分のスケジュール管理ぐらいはする必要があり、業務で使うようになりました。この機械の優れた点は多々あるのですが、私にとって一番便利だっだのは、内蔵のスケジューラーの出来が非常によいことでした。「母艦」となるデスクトップPCと連携する仕組みも用意されていて、電池は持つし「to do」は便利だし、非常に重宝したのを覚えています。何の問題もなく実に役に立っていましたが、02年についにヒンジ部分に亀裂が入り、ヒンジのパーツが破断してしまいました。機械自体は問題なく動いていましたが、98年に200LXは製造を終えており、今後の事を考えると代替品を探さなければならなくなりました。当時既に、Windows CEを積んだカシオペアやモバイルギア、Palm等がありましたが、店頭でさわってみると「スケジューラーの月間表示で予定が文字で表示されない」という私にとってはクリティカルな欠点があり、(逆に言うとHP200LXの表示は一覧性に優れていました)代替機にはならないと評価していました。(便利なフリーウエアが出回ってるなんて知らなかったので)そんな時でした。VGA液晶を積んだSL-C700 リナックスザウルスが発表されたのは。
hanpen77 10年前

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