mercari
プレスリリース
2018.7.19
フリマアプリ「メルカリ」累計出品数が10億品を突破
メルカリは、2018年7月13日時点でフリマアプリ「メルカリ」の累計出品数が10億品(※1)を突破いたしましたのでお知らせいたします。
※1 サービス開始日(2013年7月2日)からの日本国内累計出品数
■出品数の推移
■背景
今年7月2日にサービス開始5周年を迎え、現在日本国内では7,100万ダウンロード、利用者数は月間1,000万人を超える「メルカリ」ですが、
サービス開始以来、スマートフォン1つで売買できる手軽さや、売れる楽しさ、掘り出し物を探して買う楽しさのほか、
エスクロー決済システム
を導入することで支払いのトラブルを防ぐなど安全・安心なプロダクト開発を強化することで多くのお客さまにご支持をいただいてまいりました。
その中でも特に、
「スマートフォンのカメラで出品したい商品の写真を撮影し、商品説明などを記入するだけで出品できる」
という手軽さから、これまで多くのお客さまにご出品いただいております。
さらに、出品を手軽にするため、下記のような機能改善を続けています。
AI出品機能(2017年10月導入):スマートフォンのカメラで商品を撮影するだけで、カテゴリーやブランド名などが自動で入力される機能。
バーコード出品機能(2018年6月導入):本やCD、DVD/ブルーレイ、ゲームについているバーコードをカメラで読み取ると、
商品のタイトル・著者名等や売れやすい価格が自動で提案される機能。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=39dN3oIDqno
これからも、AIなどのテクノロジーを活用し、より手軽で安全・安心なマーケットプレイスを目指してまいります。
mercari
https://about.mercari.com/press/news/article/20180719_billionitems/
メルカリ?ヤフオク?/データから考える急成長CtoC市場への出店戦略
2017/09/04
ECのミカタ編集部
急速な成長を見せている「メルカリ」。
メルカリはCtoCアプリではあるものの、その人気に注目しているEC事業者も多いことだろう。
また、同じくCtoCのプラットフォームとして「ヤフオク!」も根強い人気を誇っている。
では今、出品すべきはどちらだろうか?
そこで、オークション・ショッピングの比較・検討サイトを運営している株式会社オークファンのデータサイエンティスト 中村さんを取材。
同社のデータを用いて「メルカリ」と「ヤフオク!」を比較し、そこからわかる出品戦略について伺った。
メルカリが急成長、ヤフオク!は横ばいに
「メルカリ」と「ヤフオク!」の出店戦略を考えるにあたり、中村さんは次のようなグラフを見せてくれた。
これはオークファンが持つデータから、2013年〜2017年のヤフオク!の流通額の推移を示したもの。
中村さんは「CtoC市場そのものが成長しているため、流通額は増加しているものの、伸び率は横ばいとなっていることがわかります。
メルカリが登場していなければ、ヤフオク!の流通額はさらに伸びていたことでしょう。」と説明する。
ここで一度、EC市場の状況を振り返っておきたい。
平成29年4月に経済産業省が発表した「平成28年度 電子商取引に関する市場調査」によれば、
BtoC-EC市場規模は前年比9.9%増の15兆1,358億円。
BtoB-EC 市場規模は前年比 1.2%増の204兆780億円
となっており、市場全体が成長していることがわかる。
その上で、CtoC-EC市場に目を向けると、同じく「平成28年度 電子商取引に関する市場調査」によれば、
BtoB、BtoCを含めた2016年のネットオークションの推定市場規模は、10,849億円、そのうち
CtoC市場規模は3,458億円
との発表がある。CtoC市場が誕生したのは2012年ということを考えると、CtoC市場の裾野が急速に拡がっていることが感じられる結果となっている。
両者の特徴についてもまとめておこう。
「メルカリ」は株式会社メルカリが提供するフリマアプリだ。
スマホで写真を撮り、簡単に出品ができるとして幅広いユーザーに利用されている。
ヤマト運輸とシステム連携した「らくらくメルカリ便」では、配送の手間を削減できることに加え、
匿名配送ができるのも特長のひとつとなっている。
また、「ヤフオク!」は、ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットオークション・フリマサービスで、1999年のスタート以降ユーザー数を伸ばしてきた。
オークション取引をしやすい環境が整っているのはもちろんのこと、偽ブランド追放をはじめとする安心安全への取り組みが進められている。
流通額はヤフオク!、ユーザー数はメルカリに軍配
ここで、両者のデータをみてみよう。まず図は、流通商品数とそのジャンルを可視化したものだ。
メルカリでは月間約400万商品が流通しているのに対し、ヤフオク!では月間約940万商品。
月間の流通額を見ても、
メルカリが約120億円に対し
ヤフオク!が約620億円
とヤフオク!が圧倒しているのが現状だ。
しかし、利用者についてみると、
メルカリは約74万人、
ヤフオク!は約66万人
で、メルカリのほうが出品者数は多い。
中村さんは「メルカリでは出品数に制限が設けられることがあります。
弊社の分析でも、出品者あたりの平均取引数(販売数)は、
ヤフオク!が14.8点、
メルカリでは3.0点
です。
1人あたりの月間取引数の分布をまとめた次のグラフからわかるように、取引数がわずかな層ではほとんど違いがありません。
しかしそこから差は開き、月間取引数の多い出品者はメルカリにはほとんどいないということがわかります。
ヤフオク!のユーザーには、月間取引数が1,000回以上というコアなユーザー(半ば事業者)も一定数おり、ロングテールとなっていることから、
高頻度な出品が前提となるEC事業者であれば、メルカリではテスト販売や認知拡大を目的にした少量出品に留め、
高頻度の販売はヤフオク!を中心に行うのが適当だとみています。」
と説明する。
ECのミカタ
https://www.ecnomikata.com/knowhow/detail.php?id=15657
上位3社、メルカリ、フリル、ラクマの規模
上位3社のダウンロード数などの数字は、2017年9月時点で公表されている数字によると下記のようになります。
メルカリ
開始日:2013年7月
サービス母体:メルカリ
国内ダウンロード数:5000万件(2017年6月時点)
海外ダウンロード数:2500万件(米国、2017年6月時点)
年間流通額:1200億規模
フリル
サービス母体:楽天(2016年9月に楽天グループ)
開始日:2012年7月
国内ダウンロード数:850万件(2017年9月時点)
年間流通額:数百億規模
ラクマ
サービス母体:楽天
開始日:2014年11月
国内ダウンロード数:400万件(2016年11月時点)
メルカリが、国内ダウンロード数5000万、海外ダウンロード数2500万と圧倒的な規模になっており、
テレビCMを大々的に打ち出したりオンラインでも広告で訴求するなど、認知度を高める取り組みが奏功しています。
(2017年7月6日のプレスリリースより)
またメルカリは3月15日に英国でもサービスを開始しています。
2017年5月23日にマクロミルから発表されたフリマアプリ利用実態の調査によると、利用アプリの状況を尋ねる質問(複数回答可)に対しては
メルカリ(94%)
ラクマ(22%)
フリル(19%)
ミンネ(9%)
ZOZOフリマ(6%)
という結果になっており、メルカリが圧倒的に強いことが分かります。
また、フリマアプリの認知度・利用率は若年層になるにしたがって高く、10代女性は42%がフリマアプリを利用したことがあると回答しています。
10代女性に次いで、20代女性(38%)、10代男性(34%)という順になっており、フリマアプリが若年層に浸透していることが分かります。
ちなみにCtoC最大のプラットフォームはヤフオクで、
年間流通額は8966億円(2016年)
という巨大な規模(ネットオークション市場規模は2016年に10849億円であると経済産業省が推計しており、
マーケットの80%以上をヤフオクが占める計算になります)
ですが成長率は緩やかなものとなっており、CtoCマーケットにおいてメルカリの伸びが目立っています。
黄色いノート
https://www.yellowpadblog.com/entry/2017/01/11/mercari_fril_rakuma_freemarket_apps
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