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2023年1月8日日曜日

[機器][ゲーム] MyArcade, Micro Playerシリーズ/エレベーターアクション






[機器][ゲーム] MyArcade, Micro Playerシリーズ/エレベーターアクション
2023.1.6             
1月6日(金),一粒万倍日に秋葉Sofmapにて今年の初買い。定価は3800円位か。
Sofmap SofmapPremiumカードの貯まってたポイントで購入。Premiumカードは1年間に最低一点買えば年会費は払わなくていい。Premiumのほうがポイントの貯まりがいい。
学生時代以降,ゲームは全くやらなくなってしまったが,今年はレゲーを少しやりこもうと思っている。
MyArcadeはアメリカの会社らしい。ゲームタイトルにより価格は違う。こういう企画はナムコやらタイトーがやればいいと思うんだが,MyArcadeが権利料を支払って実現したモデル。
プレイした感想としては,完成度は高いと思う。当時の数KBのROMデータを現代に再現する事など訳ないと思うものの,このレベルで再現してしまう所にメーカーの気合を感じた。
部屋の照明落としてプレイすると結構熱中してしまう。。

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ついしん
昨年暮れにPixel3が盗難にあったために,画像投稿に難儀しとります。。
当面は画像はなしか,少なめの投稿になりますゆえ。

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1982年8月6日金曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,Dr.デンタル(Dr.DENTAL)(1982)~バンダイLCDゲームデジタルシリーズ




Dr.デンタル(Dr.DENTAL)
ゲーム性 ★★★★ オジャマ菌の存在が憎い。テンポの良いシューティング、名作です
操作性 ★★★ 機敏な操作を要求されるが、ボタンが少し小さい(子供には問題なし?)
キャラクタ ★★★★ とても可愛らしいキャラ達、患者が泣く姿もGOOD!
サウンド ★★★★ 消毒液を発射して虫歯菌をやっつけるまでの音がこのゲームならでは
ハード ★★★ とても良く合ってるカラーリング
総合 ☆☆☆☆ さすがバンダイ、アイデア勝利的なモノが見えます。是非GETせよ!





Dr.デンタル(Dr.DENTAL)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
■ゲーム内容:とてもいやな歯医者だが・・・
Dr.デンタルの画面1  歯医者と言えば、子供が嫌いな所ナンバー1と言っても過言では無い場所でしょう。
あのウィーンウィーンの音には、大人も嫌になってしまう程です。
子供が泣くのも当然でしょう。私も例外ではありませんでした。
電子ゲームの大御所とも言えるバンダイは、日常生活からアイデアを取り入れた作品も多く、
この作品も言うまでも無く「歯医者」から取ったものですが、非常にうまくゲーム化されていて
いやな歯医者とは思えないほど面白く仕上がっています。
まず注目したいのは、患者でしょう。絶滅寸前のアフロヘアーなのです(笑)。
ゲーム中は目をパチパチしています。やっぱりチクチク痛いのでしょう。
(それにしても、こんなに虫歯菌に好まれるなんて何を食べていたんでしょう?)
次によく考えると、このゲームは「シューティング」の分類に入ると思います。
シューティングと言うと、TVゲームでも電子ゲームでも戦闘機ものばかり。
それを歯医者に当てはめるなんて、さすがバンダイ・・・と思いました。 Dr.デンタルの画面2
Dr.デンタルの画面3  さて、ゲーム内容ですが、ゲームが始まると上の歯に虫歯菌が現れます。
虫歯菌が歯をカジカジ囓って虫歯にしてしまうので、Dr.デンタルを操作して消毒液を発射し(FIREキー)、
虫歯菌をやっつけます(2点加算)。
ただし下の歯には、オジャマ菌が居て、Dr.デンタルの消毒を妨害します。
オジャマ菌は下の歯を虫歯にする事はありませんが、消毒液がオジャマ菌に当たった場合は
消毒液は消えてしまいます(1点加算)(オジャマ菌も消えます)。
つまり、オジャマ菌のおかげで消毒液が虫歯菌に届かない間は、虫歯菌はやりたい放題です。
虫歯菌がしばらく歯を囓ると、1段階虫歯になります。これが3段階になってしまうと患者が泣き出してしまいミスになります。
これはバンダイのお約束システムなのですが、得点1,000点毎におっかけダンス(左写真)が始まり、
ボーナス500点加算されます。つまり「パックマン」のコーヒーブレイクみたいなものですね。
このゲーム、オジャマ菌のおかげでゲームがとても面白くなっています。
オジャマ菌が原因でミスになる事がよくあります。本当にジャマな存在です(笑)。可愛いけどイヤなヤツですね。
なんとなく音もコミカルで楽しいものとなっています。ゲーム中、たまにある「間」も、虫歯菌との駆け引きには欠かせません。
是非、可愛いキャラの「Dr.デンタル」を是非プレイして下さい。
ちなみに、このゲームの虫歯菌・オジャマ菌がバンダイらしいキャラだと思った人はかなりの通だと思います(笑)
注:キャラの名称などは説明書を紛失してしまった為に正確な名称ではないかもしれません。ご了承下さい。
■本体解説
ゲームデジタル3,980円シリーズについては、「ハンバーガーショップ」「影忍者」をご覧下さい。
カラフルなカラーリングが多いシリーズですが、Dr.デンタルの青は意外に落ち着いていてマッチしていると思います。
■当時の思い出
私はこのゲームがかなり好きでやり込みましたが、当時は歯にこういった虫歯菌が居るモノと信じていた時期がありました(汗)。
当時、「どうしてDr.デンタルと言うんだろう?」と疑問を持った私は英和辞典で調べたら・・・納得。これで「DENTAL」と言う英単語を覚えました。
ゲームで遊べて英単語も学べる・・・うーん、さすが電子ゲーム!(オイオイ)。
     
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1982年7月20日火曜日

[ゲーム][エレメカ] トミー/テクノボーイ・シリーズ/スペースクルーザー(SPACE CRUISER)(1982)~電池不要!ゼンマイ仕掛けのLSDゲームもどき





[ゲーム][エレメカ] トミー/テクノボーイ・シリーズ/スペースクルーザー(SPACE CRUISER)(1982)~電池不要!ゼンマイ仕掛けのLSDゲームもどき
スペースクルーザー(SPACE CRUISER)
トミー/テクノボーイ・シリーズ/1982頃?
(C)1982 TOMY
ゲーム性:★★★★
機械仕掛けだけなのに,様々な要素が!結構遊べる!
操作性:★★★
ハンドル操作が快適!
キャラクタ(画面);★★★
何故か電子ゲームっぽい自機や敵機
サウンド:なし
サウンド無しは当然と言ったところ
ハード:★★★★
値段の割りには結構しっかりしていると思う。ハンドル装備も○
総合:☆☆☆☆
電子じゃないのにここまで出来るトミーに脱帽!他のも見たい!
■ゲーム解説:「電子」じゃない電子ゲーム機?!
「スペースクルーザー」の本体
スペースクルーザーの本体
箱に輝く(?!)「乾電池不要」の文字・・・
乾電池不要!買ったその場ですぐ遊べる!  1980年前半に様々な電子ゲーム機が各メーカーから発売されました。
後期に入る程,低価格化されましたが,それでも主力商品が3,000円~8,000円前後の
高額商品に変わりありませんでした。
当然,そんなに買って貰える訳は無く,クリスマスやお正月等のビッグイベント(?)時の楽しみでも
ありました。
しかし,このゲームは当時の標準価格でも1,500円程度・・。現在の液晶ゲームなら
その値段は妥当とも言えますが,約20年前でこの価格では電子ゲームなど実現出来る訳は
ありません。しかも,箱に「乾電池不要」の文字が目立ちます。
まさか太陽電池式?
実はこれ,電子部品を一切使わないゼンマイ式のゲームなんです。
こういうのを「疑似ELトイ」と呼ぶらしいです(私は単なる電子ゲームとは違う「オモチャ」として認識していました)。
トミーは電子ゲームで最新技術を駆使しながらも,こういったゲームも発売していたんですね。
さすが職人気質のトミーと言ったところです。
 さてゲームですが,本体右にあるメインスイッチを「STOP」にします。
そして,ツマミを止まるまで回します。本体右下にあるラップカウントを「S」にして,
メインスイッチを「START」にするとゲームスタートです。
ハンドルを動かして,「DOCK(ドック)」から自機を発進させ,向かってくる敵機を避けながら
得点を稼いでいきます。この敵機,甘く見てはいけません。なんと,外周の敵機と内周の敵機の
動くスピードが違うので絶妙なコンビネーションが繰り広げられるのです。
おかげで結構,当たりやすいです(苦笑)。ちなみにドックに入っている間は得点が加算されません。
自機が敵機と衝突したら,要注意!素早く[DOCK IN]ボタンを押して,ドックに収容して再出発しましょう。
この間もゼンマイは動いているのでロスタイムとなってしまいます。
敵に衝突している間は[DOCK IN]ボタンを押すまでハンドル操作が出来なくなっているのには驚きです。
どうやって衝突判定やハンドルロックをしているんでしょうね。
ゼンマイが止まれば,ゲーム終了。その時のラップカウントの数字が最終スコアとなります。
ただしスコアは22点までしかカウントしません。とは言っても22点行くのは至難の技でしょう。
遊んでみると,なんだか往年の業務用ゲーム「モナコGP(セガ)」を思い出してしまいます。
電子部品を一切使わずにこれだけのゲームを成り立たせてしまうトミーに感服せずにはいられません。
最後に1つ,テクニックを紹介します。敵に衝突しそうになったら,[DOCK IN]ボタンを押しましょう。
緊急回避出来ます。
ぜひ,皆さんもこういったゲームをプレイしてみて下さい。意外と味があって面白いですよ。
操作系統:
(右)ハンドルとラップカウント表示
(左)[DOCK IN]ボタン
ハンドルの左にある[DOCK IN]ボタン
ピンクのハンドル,意外とこだわっている感じがする
敵機が動き出して,さぁ発進ダ!
敵が動き出して,さぁ発進!
エマージェンシー!敵機と衝突!
イタ!敵機に衝突!すぐに帰還せよ!
微妙ハンドル操作が高得点へのカギダ!
微妙なハンドル操作が高得点のカギだ!
■本体解説:値段の割にしっかりしてる!
画面左下の意味無し表示もイカス!  
ゼンマイ式のこのゲーム。外見はどことなく電子ゲーム機を意識した作りになっています。
しかし,1,500円程度のゲーム機の割にはハンドル使用やサイバーを思わせる背景など
よく出来ていると思います(確かに安っぽい感じはあるのですが)。
あらかじめ用意されたパターンで動く電子ゲーム機と違い,
滑らかに動く機械式の本ゲームには,こういったレースゲームが良く似合っていると思います。
おそらく中に仕込まれた円盤に敵機が描かれて,それを動かしているだけだと思いますが・・。
この「スペースクルーザー」,「テクノボーイ」の2番目のゲームだそうです。
シリーズにはどのゲームがあるか不明です。ご存じの方は是非,お知らせ下さい!!
(なんと追加情報を頂きました!上のゲーム解説でプレイ感覚が「モナコGPの様だ」と書きましたが,
キャラが車に変わっただけの本当にモナコGPの様なゲームがあるとの事です!
しかも,「エキサイトバイク(FC/任天堂)」の様な横画面バイクレースもあったとの事です。奧が深いですね!)
電子を使わないゲームと言うと,パチンコみたいな玉を弾くだけのゲームや簡単な野球ゲームくらいか
思い出せないのですが,ゼンマイ式でここまで出来るとは正直言って驚きました。
そういえば,電池を使うけれども全てが機械制御の「サブマリン(メーカー不詳)」と言うのもありましたねぇ。
     
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1982年5月22日土曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,恐怖の無人島(KYOFU NO MUJINTO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ




[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,恐怖の無人島(KYOFU NO MUJINTO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ
恐怖の無人島(KYOFU NO MUJINTO)
バンダイ/LCDソーラーパワーシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
ゲーム性 ★★★
攻守を織り交ぜた内容は評価出来るが、少々のんびりした印象。
操作性 ★★★
問題なし。
キャラクタ(画面) ★★★★
バンダイの電子ゲームキャラは良いっ!
サウンド ★★
電池式のゲームに比べれば貧弱だがソーラー式でサウンド有りは評価出来る
ハード ★★★★
他社のソーラー製品に比べ、ダントツに良いボディ!
総合 ☆☆☆
ソーラーパワーシリーズの名に恥じないゲームだが少々インパクトに欠けるかも
     
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(上)やっとの思い出で一命を取り留めた遭難者を容赦なく襲うサメの姿・・・。
左端に島が見えたら速攻で上陸せよ!






■ゲーム解説:SOS!!サメと対決、サバイバル(パッケージより)
カメラが捕らえた決定的瞬間!
恐怖!飛行機の墜落現場!はたしてパイロットは助かるのか・・?!
(上)やっとの思い出で一命を取り留めた遭難者を容赦なく襲うサメの姿・・・。  
あなたは「無人島に行きたい」と思った事がありますか?
無人島=夢の楽園・・・。無人島に行けば、苦しい勉学・仕事から解放されて自給自足でのびのび暮らせる・・・。
これは誰でも描く「夢」でしょう。
(「夢の楽園」な「オイシイ所・痛い所」などはレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』で
克明に描写されてましたね。)
私は「無人島」と言えば、1972年1月24日にグアム島密林から奇跡的生還した横井庄一軍曹の
ニュースを思い出します。(と言ってもリアルタイムにこのニュースを観た訳ではないのですが ^^;;)
もしかしたら、ゲームの誕生の背景には、このニュースが題材になっているのかもしれませんね。
(あ、ゲーム発売から10年前のニュースだから少々無理があるかも・・ ^^;;)
横井氏にとってグアム島密林での生活は辛いものだったに違いありません。
「夢の楽園」でありたい無人島・・・・。
しかし、このゲームもタイトルの通り、主人公(遭難者)にとってあまり良い存在では無いのです。
さて、どの様な「無人島」になっているか、ゲームを始めて確かめてみましょう!
ゲームは第1パターンから始まります。
いきなり飛行機が墜落して、主人公が漂流してしまいます。
無地、海に不時着し、何とか一命を取り止めたパイロットですが、物事はそう上手く運びません。
広い海に人間がただ一人残された場合は必ずサメが出てくると相場は決まっているからなのです。(^_^;;;;
(電子ゲームではサメは悪役の人気者で、かなりの数のゲームで登場します。 ^^;)
このゲームも例に漏れず、非情にもしっかりとサメが襲ってきますので、
[LEFT][RIGHT]キーを使ってサメを避けましょう。(10点加算)
(もちろん、サメに襲われると1ミスになります。)
このシーンでミスせずにサメを避け続けて100点以上得点すると、時折左端に無人島が
現れるようになります。島が現れたら[LEFT]キーを連打して主人公を左端まで移動させて
上陸させれば、このパターン終了!ゲームは第2パターンに移ります。
この第1パターンではサメのキャラクタの配置が変則的なので、
避けるのが少々難しいかもしれません。
幸い、サメと遭難者(主人公)が蜂逢わせになっても、ミスになるまで少し時間がありますので素早く行動する事がミスの減少・・・高得点へのカギになるでしょう。
サメの襲撃を避けつつ、無事に上陸出来てホッと一息・・したいのですが、そうはいきません。(涙)しつこいサメが無人島まで襲いかかってくるのです。もしかして飢えているのでしょうか。しかし、このパターン2では遭難者は棍棒を持っているので、反撃出来るのです。これまでの恨みを晴らすべく、サメを退治しまくりましょう!(笑)
(パターン1)
生き延びる為にはサメを避けてまくれ!
パターン1画面:生きる為には避けまくるんダ!
左端に島が見えたら速攻で上陸せよ!
島を発見したら、速攻で上陸だ!!
(パターン2)
ココナッツを避けながら、サメを退治せよ!
パターン2画面:ココナッツを避けつつ、サメに逆襲ダ!
「痛てッ!」ココナッツに当たる遭難者
ココナッツに当たると、棍棒を振る動作をするのは何故だろう?  ところが、無人島の1本しか無いヤシの木から、なんとココナッツが雨の様に
降ってきて、遭難者の行動を妨害してくるではありませんか! ^^;;;
これにあったらひとたまりもありません。ココナッツを避けた結果、サメを退治できなくても
ミスにはなりませんので、ココナッツが落ちてくる方法を素早く見極めて、
無理なく確実にサメを退治していきましょう。棍棒を振るには[ATTACK]キーを押します。
サメを退治する毎に20点加算されます。
サメとの遭難者の当たり判定は甘めに設定されているのですが、サメが出てきて
しばらくしてから退治しにいくとキャラクタが重なった瞬間にミスになる場合がありますので
注意が必要です。
このパターンでサメに噛まれたり、ココナッツにあたると1ミスとなり、舞台は
パターン1に戻ります。
パターン2でミスせずに500点を得点すると、出てきたイカダに遭難者が
飛び移り救助船に乗って500点のボーナス点が加算されます!
そして次の飛行機が墜落し(笑)、次の遭難者が海に投げ出され(汗)、
舞台は再び海の中へ戻ります。(^^;;;
 このゲームをプレイして思った事は少々のんびりした感じを受ける事です。
ソーラーパワーシリーズの宿命でしょうか、サウンドが貧弱なのも、
のんびりした印象を後押しする結果となっているのです。
また、ボーナス制度もゲーム進行の一部の演出にしか見えず、
自動的に加算される方式ではなく、「謎のピラミッド」等の様な条件制「~したらボーナス点」にした方が
有難味があると思いました。
(同じのシステムでも「バクダンマン」等はテンポが早いので、ボーナス加算時にはインターバルにもなって
有り難い存在なのですが・・)
とは言え、当たり判定を易しくなっていたり、効率の良いキャラクタの配置はさすがバンダイ、
名シリーズに恥じない出来と思わざるを得ません。
ソーラーパワーシリーズを集める際に外せない1作ですので、ぜひ手に入れて遊んでみて下さい。
■本体解説:電子ゲームの人気ブランド・シリーズ!
「LCDソーラーパワー」シリーズについては、「大脱走」「激戦!Uボート」をご覧下さい。
太陽電池を用いた電子ゲームは電子ゲーム全盛期(1982年頃)から様々なメーカーで登場しましたが、中でもバンダイ製のこのシリーズは本体デザインがコンパクトの様に折りたたみ式で
とても良く、ゲームに2パターン制を用いたりして、人気ブランドとしてしっかりとした地位を確立していきました。
本体のカラーリングもゲーム内容にマッチしていて「緑色」、
まるで、無人島に生い茂る木を意識したようなカラーになっています。
本体デザインについては電車の中で女性が化粧をすべくコンパクトを出すと思いきや、ソーラーパワーを取りだす・・・と言った事があっても良かったんじゃないかな~と常々思います。(笑)
ただ、ソーラーパワーダブルパネルシリーズはやりすぎ感がありますけどね・・。
     
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1982年5月19日水曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,大脱走(DAIDASSO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ



[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,大脱走(DAIDASSO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ
大脱走(DAIDASSO)
バンダイ/LCDソーラーパワーシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
ゲーム性 ★★★★
看守の目を盗んでの鉄格子ギコギコのスリルが最高!
操作性 ★★★★
操作良好!
キャラクタ(画面) ★★★★
バンダイキャラって本当にいいよねって思わせるゲーム
サウンド ★★
ソーラーパワーでは、仕方がないのか?演出が良いだけに惜しい!
ハード ★★★★
他社のソーラー製品に比べ、ダントツに良いボディ!
総合 ☆☆☆☆
ソーラーパワーの中では1、2番のデキだと思います!

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■ゲーム解説:看守の目を盗んでいるわりにはバレバレ?(笑)
大脱走の第1パターン画面(牢の中)  私がソーラーパワーの存在を知った時、かなり衝撃を受けました。
今まで、電子ゲームを毎日何時間もプレイしていた為に電池代もバカになりませんでした(少ないお小遣いなので)。
それが、ソーラーパワーでは太陽電池の為にボタン電池不要・・・0円になる・・・。
どうして太陽の光だけでゲーム画面が出るのかとオロオロするばかりでした。
後になって考えれば太陽電池式の電卓(ソーラー電卓)が既に出ているんだから、
太陽電池式のゲームが出るのは時間の問題だったのかもしれません。
しかし、当時の私は小学生だったんで電卓なんてロクに触っていないので
ソーラー電卓なんて知る由もありませんでした(汗)。
(それどころか電卓を使ってちゃんと計算しなければいけない仕事なんてあるのか・・と思っていたくらいです)
 さて、大脱走ですが、プレイヤーは何故か捕まっています。こうなると目的は一つ、脱走するだけです(笑)
いじわる(?)な看守は常時、見張っています。プレイヤーはベッドで女性のボスターに見とれているふりをします。
看守がいなくなった隙に鉄格子に近づき、隠し持っていたノコギリで鉄格子をギコギコ切っちゃいます。
看守がドアを開けた時にベッドに戻っていないと、脱走計画がバレてしまってミスになります。
鉄格子を1つ切る(鉄格子の前でLEFTキーを10回押す)と10点加算されます。3本切ると無事外に脱出出来ます。
実はこの看守、かなりのやっかい者でフェイントのオンパレードです。連続でドアを開けたりしてイヤな奴です。
本当に看守の目を盗まないと脱出出来ません(笑)。頑張って脱出しましょう!(題材がヤバい様な気がしますが・・・)
あと、ずっとベッドにいればいいじゃないか・・と思われますが、ベッドに20秒間以上寝ていると、自動的に移動させられます。
大脱走のミス時画面
大脱走の第2パターン画面(牢の外)  脱出成功!・・と思いきや、なんと既にバレバレ状態・・(笑)
数限りない警察犬が襲ってきたり、看守はピストルを発砲しまくったりと、
地獄絵図そのものに見えます(汗)。脱走者を殺す気でしょうか?
プレイヤーは当然、これらを避けなければいけません。警察犬の攻撃を避ける毎に10点加算されます。
向こうに仲間のクルマがある時に駆けつけると、無事脱出成功で500点のボーナスとなります。
牢の外で警察犬に襲われたり、看守の銃に当たってもミスにはならずに牢屋の中に戻されます。
この辺はバンダイのソーラパワーで良く使われているシステムです(ミスは第1パターンのみ)。
このゲーム、牢屋の中と外とでは全く違うゲームになっていて、本当に感心させられます。
バンダイのキャラはなかなか漫画的で表情豊かで良いと思います。
看守の目を盗んで鉄格子をギコギコ・・・これはかなりスリリングな行為です。一見の価値ありなゲームだと思います。
■本体解説:閉じれば非常にコンパクト!電池代不要の凄いヤツ!
上のゲーム解説でも書きましたが、太陽電池式の為にボタン電池などは一切必要ありません。また、コンパクトの様に閉じる事が出来ます。
ソーラーパワーシリーズには他に「天国と地獄」「謎のピラミッド」「恐怖の無人島」「激戦!Uボート」「謎の沈没船」等があり、
液晶板を2枚使って、しかもジョイスティック装備のソーラーパワー・ダブルパネルがあります。
ダブルパネルシリーズには「エアポート・パニック」「悪霊の館」「秘境!アマゾン」「Mr.フランケン」等があります。
LCDソーラーパワーはサウンドを装備している為か、蛍光灯などの弱い光には反応せず、昼間の明るい時や電気スタンドの下でないと動きません。
■当時の思い出
このゲームは、友人のA.Y氏に借りてプレイしました。
個人的にはソーラーパワーの中では「謎のピラミッド」の次に好きな作品です。
ソーラーパワーのボディって白いから、時が経つと黄色く変色しちゃうんですよね。
個人的にこの部分がイヤです(笑)

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1982年5月14日金曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,ツッパリコンサート(TSUPPARI CONCERT)(1982)~プロもマッ青 熱狂ライブ!


[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,ツッパリコンサート(TSUPPARI CONCERT)(1982)~プロもマッ青 熱狂ライブ!
ツッパリコンサートの本体
ツッパリコンサート(TSUPPARI CONCERT)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
ゲーム性 ★★★
中途半端な受け止めゲームになっている様な気がする
操作性 ★★★
機敏な操作を要求されるが、ボタンが少し小さい(子供には問題なし?)
キャラクタ(画面) ★★★★
ツッパリバンドのキャラクタがイカす!バンダイはキャラクタ描くのが上手!
サウンド ★★★
ミスした音がゲームデジタルの中では凝っていると思う
ハード ★★★
カラーリングがイマイチ・・・?
総合 ☆☆☆
設定がイカしたゲーム。ゲームデジタル3980円シリーズの名に恥じない作品

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■ゲーム内容:プロもマッ青 熱狂ライブ!(パッケージより)  
近年、"音楽"を扱ったゲームが多く発売される様になりました。
内容的にはリズムに合わせて演奏を楽しむものがほとんどです。
(Beat Maniaなどでゲームセンターで達人の演奏を聴くと感動を覚えますね)
電子ゲームでも音楽機能を搭載した機種はいくつかありました。
しかし、「音楽を演奏しているバンドそのもの」を題材にしたゲームはそんなにないでしょう。
このゲームの名は「ツッパリコンサート」。
バッチリ笑えてインパクトのある名前のこのゲームの舞台は80年代初めのツッパリバンドのコンサートホール。
"横浜銀蝿"を始めとするサングラス・リーゼントに皮ジャンがトレードマーク(?)のツッパリバンドが流行っていた
頃の時代です。もちろん、このゲームの主人公はそんな格好をしたツッパリギタリスト(ボーカル)です!(^^;)
超満員のコンサートホールにファンも次第にテンションが高くなるのでしょうか、
演奏中にも関わらず花束などのプレゼントを投げてくるではありませんか!
ツッパリギタリストを左右に動かして、ノリノリ気分でプレゼントを受けとめましょう(20点加算)。
プレゼントを受け損なってもミスにはなりません。
ただし、ツッパリギタリストは常に右腕を上下していて、各プレゼントが観客の手から離れて2コマ目に到達した時に
近くに移動させないと受け止めてくれませんので注意して下さい。
(実際に受け止めるのは3コマ目なのですが、この時に移動させても受け止めてくれないと言う事です。)
・・と、ここまでは良いのですが、なんとツッパリギタリストを引きずり落とす観客が出てきたのです!
ファン心理から来るものと言ってしまえばそれまでですが、こんな事されてはひとたまりもありません。
最前列の観客が手をさしのべたら、すばやく避けてください。
観客に捕まると、ステージから引きずり落とされミスとなります。
痛々しいツッパリギタリストのミスマークが表示され、3回ミスするとゲームオーバーになります。
ゲームデジタルの基本システム通り、得点が1000点毎にひと休み、
左端の女の子にKISS(キッス)をもらってボーナス500点が加算になります。
ツッパリコンサートの画面2
キケン!
ミス画面(見にくくてゴメンナサイ!)
出演者には手を触れないで下さい!
 以上がゲームについてですが、実際に遊んでみると設定は面白いのにゲームは平凡(基本の受けとめパターン)
と言う印象を受けます。しかも従来と違い、プレゼントを受け損なってもミスにならない所が
緊張感がイマイチ沸かない原因にもなっていると思います。
特にゲーム開始後、何もしなくても700点近く得点出来てしまうのにはゲーム内容的に問題があるのでは
ないでしょうか。
しかし、名作揃いの3980円(サンキュッパ)シリーズの名に恥じない印象深い作品である事には
変わりありません。比較的、手に入りやすい機種ですので、これを機にプレイされてみてはいかがでしょうか。
祝福のKISS
ボーナス時のキッス1
ボーナス時のキッス2
ボーナス時のキッス2
ヤッタネッ!
■本体解説:本体の細かい仕様変更、さりげない気配りがグー!
ゲームデジタル3980円シリーズについては、「ハンバーガーショップ」「影忍者」「Dr.デンタル」をご覧下さい。
このシリーズ、途中の機種から電池蓋にネジが付くようになりました。これは誤って子供がボタン電池を飲み込まない様に
配慮したものとの事です。このネジの紛失率が非常に高かったのは言うまでもありません(笑)。
また、このタイプになってから元から電池は組み込まれており、絶縁シートを取り除いて使用するようになりました。
     
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1981年5月21日木曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)(1981)~ヨッパライは無事横断出来るか










[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)(1981)~ヨッパライは無事横断出来るか
クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1981年頃
(C)1981 BANDAI ELECTRONICS.
ゲーム性 ★★★★
ゲームバランスに多少難有りだが、微妙な避け行為にドキドキヒヤヒヤ!
操作性 ★★★★
キー操作に問題無し。
キャラクタ(画面) ★★★★
バンダイ初期GDシリーズのキャラはナイス!
サウンド ★★★
単純な音ばかりだが、いかにもゲームデジタルっぽい音!
ハード ★★★★
コンパクトで可愛くブランド感がある。
総合 ☆☆☆☆
好みが分かれると思うが、達成感はある。必ず手に入れたい一品だ。

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■ゲーム解説:ヨッパライは無事横断出来るか!(パッケージより)
車を避けて、道路を横断しよう!
現実にありそうな題材を選んでくるから、バンダイはスゴイ!(笑)  
今から約20年前、現在第一線で活躍している20第後半の世代の人がまだ幼少の頃、
「電子ゲーム」という携帯ゲーム機が発売され、一大ブームを巻き起こしました。
そのブーム時に欲しい物を好きなだけ手に入れる事が出来た人は少ないでしょう。
友達が所有しているのを見て欲しくなる等、「欲しかった」けど数少ない機会の際、
ふとした理由で「別な機種を購入」してしまい、「憧れの機種」で終わったゲームも少なくないと思います。
「クロスハイウェイ」も、筆者の中では憧れの機種でした。
年1回の限られた機会で購入を迫られた私は、欲しかった「クロスハイウェイ」「大地震」が売り切れの中で、
やむを得ず「バクダンマン」を選択しました。これは結果的に良かったのですが、
電子ゲームブーム真っ最中は商品の移り変わりの激しく、翌年に同じ機種が店頭に並ぶ事は
ありませんでした。
 こうして、手に入れる機会を失い、ブームがとうに過ぎた現在に欲しかった電子ゲームを手にしてみると、
TVゲーム慣れした今日では想像できない程、ゲーム内容が単純であっさりしているのに驚く事でしょう。
電子ゲーム後期になると複雑なルールのゲームも発売されるようになりましたが、
それでも1日でも遊べば内容を把握出来るし、単純なゲーム内容の方がずっと多かった実情がありました。
よって、今プレイしても、よほど思い入れが無い限り、長続きしないのが現状でしょう。
しかし、このゲームも当時の人気機種、モノ珍しさだけで子供達が熱中していたのでしょうか・・・・。
さっそく紹介して、その謎を探ってみたいと思います。
★クロスハイウェイ・キャラクタ紹介★
ヨッパライおじさん(プレイヤー)
とクラブのママ(推定) 車(タクシー、トラック、乗用車) 踏切と電車
同じ「避けゲーム」のヘルメットと比べると、なんてアダルトチックなんだろう…。
1台くらい止まってもいいのに、このタクシー群…。
そういえば、交差点前のコンビニで止まっているコンビニのトラック、ムカツキますね、邪魔過ぎて(全然関係なし ^^;)
無理矢理前に入ってくる自動車って嫌ですよね、危なくて。 何を運んでいるトラックなのか、非常に気になるところです。
踏切が上がっているのが一瞬な時があるぞ…大丈夫か?!
クラブのママに見送られ、
デレデレ状態のおじさん。
このママはいったい、何人の
ヨッパライを見送ったのだろうか。
プレイヤーの行く手を阻む存在だが、実は車は何も悪い事は
していない(笑)。道路奥の乗用車はスピードが速いので要注意。
やたら上げ下げの激しい踏切は
業務上問題は無いだろうか(笑)。
最寄り駅のK生駅も
結構上げ下げ激しいです。(^^;
 さて、ゲームの説明に移りますが、まず画面最下段に立ってる「よっぱらいおじさん」、
お土産片手にゴキゲンですね。
このおじさんがキョロキョロしてますが、何をしたいのか分かりますね?(笑)
そうなんです、「道路横断」したいんです!しかし、道路横断って飛び出し事故なんかあって危険ですよね。
お決まりですが、良い子のみんなは決してマネしないようにしましょう!
(って、良い子のみんなは世代が違いすぎて、このページなんか見ないと思いますが ^^;)
でも、このおじさん大丈夫なんでしょうか?
そこであなたはおじさんとなって道路の向こう側に導いてあげましょう。
具体的には、[UP][DOWN]キーでおじさんを前進、後退させるだけなんですが、これがまた交通量が
多いのなんのって(笑)。
なんで近くに横断歩道が無いのか!って疑うほどです。車は車線によって、移動する方向が決まっていますが、
隣り合わせになった瞬間に追突扱いでミスになるという”辛口設定”になっていますので注意してください。
しかも、せっかく向こう側に行こうとしても、なんと踏み切りが上がっている時でないと、
渡り切れないのです。(涙)
避けて避けて避けまくれ!
普通は交通量の多い道路の向こう側に駅は無いよね(ゲームと同じような場所があったら写真希望デス!)
コツをつかもうとしないと即ゲームオーバーだ
とびだし事故に注意しよう!
おじさんより小さいトラックにぶつかっているが、もしこれが本当だったら即死でしょう。減速してないし。(^^;
ピーポー 安易な気持ちは「死」を誘う、サラリーマン魂が試されるゲームだ!(なんのこっちゃ^^;) ポーピー
タクシーが人を轢いたなんて、聞いた事がない…。 ちなみにゲームの流れからして当然の事ながら、この踏み切りは降りている
時間の方が長いです。(笑)
踏み切りを越えると10点加算されて、次のおじさんが出てきますが(笑)、
踏み切りを越える時に電車が来ていると(無事に電車を乗る事ができ)、100点が
加算されます。
このゲームではゲームデジタルシリーズ伝統の500点のボーナス制度が無い為に、
100点は貴重な得点源となります。
…とは言え、踏み切りの上げ下げが気まぐれの為に、そう狙って稼げる訳では
ありませんが、時折、踏み切りが長時間上がっている時があるので、
[UP]キーを押しまくってダッシュしましょう。
もちろん、道路の向こう側に行く事ばかりにこだわると、
あっという間におじさん3人病院送りになってしまいますので、
戻る事も必要です。注意しましょう。
ミスマークの包帯巻いたおじさんの姿が痛々しいじゃありませんか。
このゲームは当たり判定が厳しすぎる為に非常に難しく、ただ黙々とプレイしていても
絶対に高得点は望めません。せいぜい500点止まりでしょう。
では、どう対策するか?
まず、あまり踏み切りの手前で待たないようにする事です。
一番奥の車の移動速度が速いせいもあって、その下の車と重なり、逃げ場が無くなる事が多いのです。
車が来たら、早めに車が来ていない車線に移動しましょう。
次に車線に車があっても、じっくり車の動きを見て移動するようにします。
車が通りすぎたところを素早くに移動するようにすれば、以前は車に挟まれて脱出不可能な場面でも、
切り抜ける事が出来るようになります。
といっても上級者レベルのゲーム2で2000点を越えると、速度制限がかなり緩和されて、
車の速度がアップするので、更なる策を見いださなければなりませんが…。
単純ながらもやりこめば分かるこの駆け引き、奥深さ。
これがこのゲームの面白さなのです。ただ、得点源が10点と100点のみで幅がありすぎてスコアが
上がりにくい実状や、踏み切りの上げ下げの間隔や厳しい当たり判定で高い難易度になっているのが
評価の分かれるところなんですが…。
速度規制大幅緩和のG2は手強い!(笑)
そこまでキケンを冒して、何故道路を渡るのか?電子ゲームのゲーム設定はとにかく"矛盾だらけのゴリ押し"でした・・・。
ゲームスピードは、500点で上がり、
1000点で一時的に低下。
2000点でスピードアップする!
 私自信は「単純=飽きやすい」現状でも、時々ふとプレイしたくなるというリプレイ性の高さが電子ゲームの良いところだと思うのです。
気軽に遊んで気軽にリプレイ・・・。複雑化している近年のゲームではなかなかそうはいきません。
電子ゲームのような気軽にプレイ出来るゲーム内容は非常に「携帯ゲーム」向きであると言えます。
ロールプレイングゲームやシミュレーションゲームは家で腰を据えてじっくりプレイすれば良いのですから。
(余談ですが、私がイチ押ししているリンクスのカリフォルニアゲームスは携帯ゲームの特性を活かした手軽で、
しかも新鮮なゲーム内容だったのですが、残念ながらハード自体がそれほど普及しませんでした。)
このゲームは携帯ゲームらしさだけでなく単純なゲーム内容から見え隠れする「奥深さ」があるのです。
その「奥深さ」をプレイしながら、導き出すのも、また楽しいではありませんか。
★バンダイゲームの人気のヒケツ★
「ハイウェイ(高速道路)に踏切があるか!」とご指摘する方もいるとは思いますが、"ハイウェイ(Highway)"は「公道」の意味がありますので矛盾はありません!
任天堂が「浪漫主義」で、バンダイが「写実主義」って感じかな?  余談ですが、このゲームの人気のあった背景には
ゲームタイトル「クロスハイウェイ」のカッコ良さがあると思います。
同シリーズ「バクダンマン」「大地震」「オットセイランド」「ツッパリカラス」
の中で比べれば歴然でしょう。
バンダイゲームの特徴として、電子ゲーム晩年まで、
実生活に絡んだ題材をゲーム化しており、
非常に親しみやすい内容になっています。
実生活をいかに面白くゲーム化するか…、
これがバンダイゲームの「面白さのヒケツ」なのです。
ゲーム内容的には、業務用のフロッガーを参考にしたか分かりません
が、同タイプのゲームに、「ヘルメット(ゲーム&ウォッチ/任天堂)」
があります。
こちらはバランス調整が絶妙で適度な難易度でお薦めなんですが、
クロスハイウェイの方は高難易度のおかげで、
マラソン等で一線を越えた時のアドレナリンを分泌しまくったような
快感が味わえます。(笑)
いつでもどこでも暇な時に、プレイするところから始めましょう。
きっと虜になるでしょう。
「奥深さはデータの多さじゃない!」を知る事が出来る
ゲームなのです。
■本体解説:電子ゲームのもう1つの顔”ゲームデジタル”
 ゲームデジタルシリーズに関しては「バクダンマン」「大地震」を御覧下さい。
ゲームデジタルの4800円シリーズの第1作がこのゲームです。このシリーズには付属のケースが
付いている事を「大地震」の紹介で説明しましたが、ケースに書いてある説明文が
「クロスハイウェイ」と他とで微妙に違います。[SET]キーがある機種と無い機種がある為です。
ゲームウォッチでは画面サイズが常に固定していましたが、
ゲームデジタルにはゲーム内容によって縦画面と横画面がありますが、このゲームは横画面です。
(縦画面=バクダンマン、ツッパリカラス 横画面=クロスハイウェイ、大地震、オットセイランド)
■備考
このゲームは、後にキャラクターゲーム「なめんなよ」としてリメイクされています。
「クロスハイウェイ」は横画面に対し、「なめんなよ」は縦画面で道路を横に横断するようになっており、
一見すると別ゲームに見えるところが恐ろしいです。誤って両方買ってしまった方は
さぞかしショックだった事でしょう。(^^;

JUN AMANO'S HOMEPAGE             
http://homepage3.nifty.com/lsigame/

         
     
         
       

クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)(1981)
(LCD GAME DIGITAL/バンダイ)
Written by T鈴木
■バンダイゲームデジタル
バンダイと言えば、アニメのキャラを使用したゲームばかり出していたように思われますが、実は初期の頃は、この「クロスハイウェイ」を初め、「バクダンマン」「大地震」など、実にオリジナリティあふれるゲームを発売していました。コンパクトなボディに、楽しい数々アイデアの詰まったこのシリーズ、「ゲームデジタル」は、電子ゲームファンの間で任天堂G&Wに勝るとも劣らない人気を誇ります(ただし、後期は結局アニメものになったちゃった・・・)。
■主人公はよっぱらい!
主人公はヨッパライのおじさん。自機が酔っ払いだけに、よく見るとお寿司の包みを持っていたりします(芸が細かいですね~)。おそらく飲み屋のママと思われる見送りの女性(この辺が妙に生々しかったり・・・)の手から離れてゲームスタート!トラックやタクシーの行き交う道路を横断しましょう(ちょっとフロッガー入ってます)。遮断機が開いている時に駅にたどり着けばクリア。そのとき電車が来ていればいっきに得点が10倍です!(きょ、極端すぎるのでは・・・・!?)
当時から、なかなか買えず
このクロスハイウェイ、単純ながら大変テンポがよく、なかなか熱くなれるゲームです。
何と言っても、電車が来たときに駅に着くとボーナスというアイデアが秀逸です!
筆者も昔、すごくこのゲームが欲しかったのですが、既に時代は「ドクターデンタル」などの3980円シリーズや、ソーラーパワーに移行しており、手に入りませんでした。
近年やっと入手して、改めてこのシリーズの素晴らしさを確認した次第です(でも、なかなか見つからないんだよなぁ~・・・・)。

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.cross.htm



1981年1月12日月曜日

[ゲーム][ゲーム電卓] カシオ計算機/ゲーム電卓シリーズ,デジタルインベーダー(1981)~数字インベーダーを撃墜せよ!








ゲーム電卓,デジタルインベーダー
ゲーム性 ★★★★★ 数字でよくここまで要素を盛り込んだ
操作性 ★★★★ 2つしかキーを使わない!
キャラクタ ★★ ゲーム電卓ではしょうがない
サウンド ★★★ ゲーム電卓ではしょうがない
ハード ★★★★★ 意味無し音楽機能がグ~!
総合 ☆☆☆☆ 本当に気軽に遊べる














デジタルインベーダー
カシオ計算機/ゲーム電卓シリーズ/1981年頃
(C)1981 CASIO COMPUTER
■ゲーム解説:感服!数字だけなのに無理のない内容!
 カシオ計算機が発売した電子ゲーム「ゲーム電卓」シリーズ。初めて見た時は衝撃的でした。
何せビジネス使用の電卓でゲームが出来てしまうのですから。
どんなゲームが遊べるのか想像が出来ませんでした(当時、電卓を所有している小学生なんていませんでした)。
当時、社会現象にまでなったゲームに「スペースインベーダー(タイトー)」(以下、業務用)があります。
(ゲーム電卓発売時にはブームが沈静化してしまってたのか知りませんが・・)
おなじみのインベーダーゲーム、名前を聞いただけで誰でも分かるゲームです。
この「デジタルインベーダー」も名前から分かる通り、業務用を意識した内容となっています。
ただ画面が数字表示だけなので、業務用の雰囲気どころかインベーダーそのもの自体、再現は無理だろうと
思われるでしょう。無理もありません。なんてったって数字だけですから。
しかし、このゲームには電卓でインベーダーゲームを作ってしまおうと言う頑張りが見え隠れしていたのです。
▼ゲームキーを押すと最高得点を表示
最高得点表示
▼次にゲーム条件表示
ゲーム条件表示
そして、ゲームスタート!!
▼数字インベーダーが侵略してきた!
ゲーム画面!インベーダー侵略開始!
▼ここまで来られたらピンチ(?!)
おお、どんどん向かってくるぞ!
※砲台(自機)の右側にある、
3本表示は残機を表しています。  まず、ゲームキーを押すと最高得点が表示されてゲームスタートです。
最高得点の次に「ゲーム条件」が表示されてインベーダーの戦略が始まります。
画面左端が自機である砲台(と言っても数字ですが)でインベーダーは右側からじわじわと侵略してきます。
[AIM]キーを使って砲台の数字を変化させます(数字は0・・9→n→0と変化していきます)。
数字インベーダーと同じ数字にして[FIRE]キーで撃破!!
砲台と同じ数字のインベーダーが消えます。もちろんどの位置にいる数字インベーダーでも狙って消せます。
実はこの辺にこのゲームの戦略性が見え隠れしているのです。
数字インベーダーを撃破すると、撃破した位置によって得点が加算されます。
砲台の手前から10点・20点・30点・・となっており、出現と同時に撃破すると60点が加算されます。
素早く撃破しろって事ですね。
たまに出てくるUFO(”n”)が出てきたら、高得点のチャンス!
砲台を”n”に変化させて[FIRE]キーを押して素早く撃破しましょう。UFOを撃破すると300点加算されます。
逆にインベーダーやUFOに侵略されるとミスとなり、砲台を1つ失います。
砲台を3機失うとゲームオーバーです。砲台の数はゲーム中の砲台の右側に表示されています。
(UFOの要素や「侵略」されるところなど、業務用を意識していますね。数字ながら本当に頑張ってます。)
☆インベーダー撃破・オペレーション・マニュアル☆
[AIM]キーで照準を
合わせろ! 照準が合ったら・・・ [FIRE]キーで
発射! 数字インベーダー撃破!
[AIM]キー [AIM]キーで数字を変えろっ! 撃破したい数字インベーダーと同じ数字に合わせて・・
[FIRE]キーを押せっ! 数字インベーダー撃破!
説明が前後してしまいましたが、ゲーム前に表示される「ゲーム条件」は左の数字がパターン内に登場する
数字インベーダーの数になっています。全てのインベーダーを撃破すると無事パターンクリアとなる訳ですが、
ゲーム条件の右の数字がクセ者です。これは1パターン内で発射出来るミサイル数なんです。
要注意なのが、パターンをクリアする前に全てのミサイルを発射してしまうと即ゲームオーバーになってしまう
と言う事です。ケチったな地球防衛軍!!(笑)。
数字インベーダーが寄ってきたり、パターンが進んで数字インベーダーの動きが
速くなったりすると緊張してしまって間違いを起こしがちです。
焦って発射ミスしないよう極力気を付けましょう(ちなみに命中音とハズレ音は違うので分かります^^)。
まだまだ特質すべき事があります。9パターンをクリアすると、今度は「パート2」は始まるのです!
パート2は右から2桁目から数字インベーダーが出現する様になり、
得点が倍(砲台手前から20・40・60・80・100点)になります。
パート2のパターン9をクリアすると、再びパート1のパターン1に戻る訳ですが、
ここまで業務用の要素を取りこんでいるのには驚きです(業務用にも続編の「パート2」があります)!
高得点のコツですが、業務用と同じくUFOを上手く出現させる事にあります。
業務用のUFOにも出現の法則(16発目、23発目等)がありましたが、このゲームのUFOにもあります。
そのパターン内の撃破した数字インベーダーの数を足して、10の倍数になると出てくるのです。
ただやみくもに数字インベーダーを撃破していては高得点は望めません。
出来るだけ10の倍数になるように効率良く数字インベーダーを撃破していきましょう。
高得点には算数が出来なくてはいけないんですね。
ただし、ゲーム後半はかなりスピードが上がりますので高得点にこだわりすぎてミスしない様にしましょう。(^^;;)
ちなみにこのゲームの説明書には様々な遊び方や得点によるランク表等が書かれており、
プレイヤーの遊び心に拍車を掛けるニクイ演出となっています。
得点加算表
得点加算表
UFOの出現の謎、解明!
(マニュアルに書いてあるって ^^;)
UFO出現!!
ゲームオーバー画面  はっきり言って、このゲームは名作の分類に入ると思います。
数字表示と2ボタンだけでここまで「スペースインベーダー」の雰囲気に近づけたデジタルインベーダーの制作者には
感服せざるを得ません。業務用とはまた別な面白さがあるこのゲームをぜひ入手して下さい。
■本体解説:メロディ機能付き電卓?!
本体は何の変哲も無い電卓です(^^;)。業務に使用しても全く違和感がありません。
本体左上にあるモード切り替えスイッチは左から、「OFF・音楽モード・電卓&ゲームモード」になっています。
何とこの機種はゲームが出来るだけで無く、電子オルガン(何か言い方が古い^^;)としても使用できるのです!
しかも音楽モードの時にゲームキーを押すと、「聖者が街にやってくる」のメロディが流れるではありませんか!!
電池の消費が激しいので私はあまり使用しませんが、ここまで遊び心の入った電卓はめずらしいと思います。
今なら携帯電話の着信メロディの作成に使えそうです。この機種にはカード型のタイプもあります。
カシオのゲーム電卓シリーズは同じゲームでも数種類の機種が存在するのでコレクターの頭を悩ませます(^^;;)。
謎の宣伝の紙(?!)
■備考
ゲーム電卓を購入すると以下の様な宣伝用の紙(?)が入っていました。
よく覚えていませんが、カシオの箱入り電卓を購入するとこういうのが入っていた気がします。
特に「打ち落とせ数字軍団」や「ピ、ピッと新発売」のキャッチコピーが笑えます。
いったいいつの新発売なんでしょう?(笑)。
この紙の上の部分には「只今、戦争中」となっており、切り取って立て掛けて置く事で
仕事中でも(ボスに)許してもらえる・・・そんな訳ないですね(笑)。
■当時の思い出
 当時って訳では無いのですが、前の勤務先でカードサイズ型のデジタルインベーダーを発見しました。
昼休みに突然鳴ったピコピコ音に、過剰反応してしまったのは言うまでもありませんが・・・・。
結構高級感あったので、是非欲しいと交渉したのですがダメでした。チェッ!

JUN AMANO'S HOMEPAGE             
http://homepage3.nifty.com/lsigame/