1989年12月31日日曜日

[機器][PC] PC-9801GS





[機器][PC] NEC,PC-9801GS
NEC,PC-9801GS
-Junk!-
JunkなPCです。私が初めて入手したNEC製のパソコンでもあります。廃棄処分のものをパーツ取りでもってきたものです。未だに手は着けていませんが、GSのスペックをしるにいたって、「Junkにするのはもったいないのでは?」と思うようになってきました。
このGS、CPUは386SXと非力ですが、それを支える周辺機器は、SCSI・73音源・倍速CD-ROM搭載・AV入出力完備、加えて640×400ドットで1677万色表示(!)の専用グラフィックモードをもつなど、マルチメディア一直線のマシンです。SASI接続のHDDを搭載していますが、これはどうやら逝っているようで、起動しません。OSはWindows3.0を搭載しており、NECがどういうコンセプトでこのマシンをつくったのかは、このスペックを見れば一目瞭然です。
73音源をつんでいるため、86音源対応のDOS用ゲームソフトができないかなぁと考えているんですが、どうでしょ?
もしも音源が対応しているなら、結構ハイスペックなDOS専用マシンとしていけそうだとは思いませんか?
ま、CPUがちょっと弱いんで、パワーアップしてあげる必要はありそうですが。
と、いうわけで、ついに「GSでDOSです。」連載開始予定。DOSを極めるぞぅ。

おーるでぃ'S
http://www.page.sannet.ne.jp/nomu
     
Ken1-Town    
http://www.interq.or.jp/japan/tanoken/mypage/dosv/dosv.html

SSK-BELL/旧鈴木製作所
http://www.ssk.co.jp/

しーど君の工作記
http://seedkun.orz.hm/menu.html

Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm

EPSON PC ROOM
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm

どるこむ
http://www.dorcom.net/

虎菊
http://my.reset.jp/~toragiku/kopa/98gs.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/kopa/8001.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/kopa/88.htm
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/kopa/pc100.htm 
















1989年12月24日日曜日

[機器] CASIO MXシリーズ



MX-10


MX-10
ネットオークションで落札した物。稼働品。
下記のMX-101のほうが入手は先ですが、 型番から察するに、こちらの方が先に出た機種のようです。
小型筐体&小さい角ゴムキーボードがなかなかいい趣です。
下は入手直後の動作確認風景。
ファーストマシンのキャプチャボードに 画像を入力するという荒技だったりします(^^;)。
周囲が汚くてすみません。 ちなみにこの画像を取ったのはCASIOのEXILIMだったりします。
 (2003/9/10)

パソコンコレクション
geocities.jp/ryujimiura/pcmusiam/pcmusiam.html






MX-101



MX-101
他機と一緒に譲渡していただいたもの。
上記MX-10より先に2台も入手。
外形が非常に小さく、またキーもゴム製でとても細かく、 ミニチュア嗜好をくすぐる逸品です。(MX-10と同等)
一台目は本体以外に附属品がなく、 またACアダプタに7Vが必要だったので、 しばらく動かすことができませんでした。
後日ふと思いついて6VのACアダプタを使用したところ難なく稼働。
さらに完品セットも入手して、問題なく使用できる環境になりました。
しかしこのキーボード、実用には耐えませんね、さすがに。
ちなみに右手前に見える青い大きな矢印キーは、カーソルキーではなく、 ジョイパッドの方向キー相当。
ジョイパッドのボタン相当は左手前の青いキー二つ。 まさにゲーム向け機種ですね。
プログラミングなどでカーソルを動かしたい時は、 方向ボタン奥の横に並んだ4つのキーを使います。
むむっ、この並びは、MZ-80Bか?。使いにくい・・・
 (2003/9/10)

パソコンコレクション
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カシオ(CASIO)
電卓、時計などで有名なメーカーです(だと思う)。
パソコンは、独自8ビットのほかMSX、初期16ビット機まで生産していましたが、その後一時撤退。
現在、電子手帳から派生して、「カシオペア」でWindowsCEマシンに進出。
主流ではありませんが、今後もパソコン関係には関わっていくようです。
また、関数電卓から派生して、SHARPと並んで古くからポケコンを多数生産しいてます。
特に8086互換CPUを使った機種は、現在でも大学など、教育向けとして生産している(かも?)。
所有機種FP-1100
FP-3000
FP-200
MX-10
MX-101

パソコンコレクション
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[機器][PC] ナショナルJRシリーズ


JR-100






JR-300









松下電器(NATIONAL)
(PANASONICブランドと同じ松下電器ですが、ブランド名が異なるので別記しました。)
言わずとしれた大手家電メーカー。
NATIONALはその古くからのメインブランドです。
初期の松下は、このNATIONALブランドでJRシリーズ(鉄道とは関係ない^^;)などのパソコンを出していましたが、
MSX以降はすべでPANASONICブランドになっているようです。
現行のノートパソコン(Let's Note)なども、全てPANASONICブランドです。
AV機器類もPANASONICばかりですし、もはやNATIONALブランドは電灯ぐらいだけなのかな?
 (2004/7/23)
所有機種
JR-100
JR-200
JR-800
CF-2000

パソコンコレクション



JR-100
JRシリーズ最初のマシンです。 
非常に小さい筐体で、電源は別途アダプターで供給しています。 
機能的にはパソコン最初期のもので、 画面はテレビに出力し白黒のみ、音楽機能はありません。 
キーボードは消しゴム状。なかなか風情のある機種です。
 (2004/7/23)

パソコンコレクション





[機器][PC] ナショナルJRシリーズ
謎のマシンJR-300
自分が小学生だったころ、一番欲しかったマシンは松下電工のJR-100という機種でした。
こいつはカラーこそ出ないものの、値段は54,800円と貯金をはたけばなんとか買えなくもないというレベルにありました。まあ、実際に買おうとすればTVとつなぐケーブルやデータレコーダ等も購入する必要があるのでこの程度の出費では済まないのですが・・・
見かけ上は頑張れは買えそうだったJR-100です。
純正のデータレコーダが2万円近いというまさかの落し穴が待っています・・・
そのへんを考えるとMZ-700の方が明らかにお買い得だったり。
そして、「子供の科学」という雑誌には毎月JR-100を使ったパソコン講座のようなコーナーがあって、 色々なプログラムが掲載されていました。
当時の記事です(我ながらよくこんなもの残してたな・・・)。
今見てみるとけっこうしょぼく見えますが、当時はコンピュータが
自分のプログラム通りに動くというだけで感動してました。
当時、自分が持っていたのは電子ブロックのFXマイコンというマシンで、これはこれで相当面白かったのですが、いかんせん表示が7セグメントLEDが1個とノーマルのLEDが6個、あとブザーが1個であまり複雑なことはできませんでした(でも、これをいじるのはメチャクチャ面白かったです)。
そこで、これに比べるとまだ本格的なマイコンということでJR-100にあこがれていた訳です。
JR-100の欠点はカラー表示ができないことだったのですが、後日カラー表示のできるJR-200という上位機種が発売されました。
しかも、こいつは音楽演奏もできたのですが、いかんせんベストセラー機FM-7とほぼ同時の登場ではまったくインパクトがありませんでした(発売早々扱ってくれる雑誌はベーマガのみという状態に・・・)。
さて、これらのマシンに加えて最上位機種にJR-300があったというのはあまり知られていません。
・・・「クリーンコンピュータ」「スーパーインポーズ機能」ってそのまんまX1ですねこれ。
値段も初代X1とほぼ同じぐらいです。基本性能はまさにX1+G-RAMです。
しかも外観までかなり似てます(X1をわざわざパクったのはおそらくセットでディスプレイTVを売りたかったんでしょうね・・・)。
その昔、Amigaという外国の人気マシンのデザインをそのまんまパクった(よく訴えられなかったなというレベルの)エプソンのPC CLUBというマシンがあったのですが、JR-300の方も相当きてますね。しかもPC CLUBがパクっていたのは外観だけなのですが、こっちはマシンのスペックや特徴まで同じです。
でも、オプションでROMも搭載できるのはいちいちテープからシステムを読み込まなくていいのでありがたいかもしれませんね(クリーンコンピュータじゃなくなっちゃいますが・・・というか、今考えるとあんなの起動が遅くなるだけで何の意味もなかったよなぁ・・・ROM差し替えりゃいいんだし。)。

昔のPCに関するホームページ
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/zatsubun14.html
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/

1989年12月15日金曜日

[ゲーム][Old Mac] Glider, soft dorothy software(1989)~ライフ・アクション








Glider
soft dorothy software 1989-91
This is a simple arcade-style game where the objective is merely to avoid the obstacles in rooms and make it through all 15 of them. It’s as if you’re sort of in this ridiculously long hallway and want to traverse it and escape.
ジョンカルフーン氏(John Calhoun)によって所有されている
Soft Dorothy SoftwareはPararena, Glypha, Mac Tuberling,および
Glider(Glider Proとして続行される)
などMacの歴史に残る傑作シェアーウェアゲームを多数発表。
Casady , Greene社は、Macintoshのためのシェアウェア製品のSoftWare出版社として1984年にRobin Casady氏によって設立された。
1988年、CasadyWareとGreene, Incが合併、設立されたCasady & Greene社がSoft Dorothy Software製品の取り扱いを開始。
以後、Glider, Glider Pro , Pararenaを除き、多くのGame Softが開発を続けられなかった。
しかし、Sky Shadow, Pararena, Piper, Silicon Casino, Crystal Crazy, Mission Starlightなど数々のMacゲーム史に残る名作Softwareを取り扱ってきたCasady &Greene社も2003年には会社を閉じた。現在、Glider Pro4は作者のJohn Calhoun氏のページから無料でダウンロードできる。

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/








1989年12月13日水曜日

1989年12月8日金曜日

[ゲーム][Old Mac] SHANGHAI/上海, ACTIVISION(1989)~パズル・アクション







Shanghai
ACTIVISION 1989-90
SHANGHAI/上海/Shanghaiの音楽もTETRISの音楽同様、当時としては最高レベルのStudio Session Music System を用いてつくられていました。

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/







1989年12月4日月曜日

[ゲーム][Old Mac] Mission Starlight, Casady & Greene, Inc(1989)







Mission Starlight
Casady & Greene, Inc 1989
Casady , Greene社は、Macintoshのためのシェアウェア製品のSoftWare出版社として設立された。
1988年、CasadyWareとGreene, Incが合併、設立されたCasady & Greene社は
Sky Shadow,
Pararena,
Piper,
Silicon Casino,
Crystal Crazy,
Glider,
Glider Pro
など、数々のMacゲーム史に残る名作Softwareを取り扱ってきた。
しかし、残念なことに2003年、会社を閉じた。

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/


1989年11月21日火曜日

[ソフト][Apple] Mac3D




[ソフト][Apple] Mac3D
アニメーションソフトの原点。Macのソフト全般に言えることですが、インターフェイスがとても良くできています。
むちゃくちゃ、楽しめるソフトでした。

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/photoshop.htm

1989年11月15日水曜日

1989年11月10日金曜日

1989年11月7日火曜日

[ゲーム][Old Mac] ASSAULT, MIDNIGHT SOFTWARE(1989)




ASSAULT
MIDNIGHT SOFTWARE
The object of this game is to occupy the space of the German Headquarters. Use your tanks, airplanes and soldiers to accomplish this task across a 11x 9 grid. Good sounds and graphics.

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/

1989年10月30日月曜日

[ゲーム][Old Mac] Ashes, Stoneware(1989)



[ゲーム][Old Mac] Ashes, Stoneware(1989)
Ashes
Stoneware

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/

1989年10月20日金曜日

[ソフト] NEC PC-9801環境でDOS用バックアップツール「オーシャノグラフィII」をつかう

[ソフト] NEC PC-9801環境でDOS用バックアップツール「オーシャノグラフィII」をつかう
根気とフロッピーがあれば2GBでも・・・。 ~ オーシャノグラフィII ~
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2010/12/27(月) 午後 6:50
PC-98x1関係 ソフトウェア
皆様、こんにちは。
年末も近づき、おいらも忙しい日々になっています。><
まぁ、今回が今年最後の記事になるかもしれません。
とは言え、取って置きのネタもないので、またまたソフトのご紹介。^^;
今回は、マイクロデータ社製のバックアップツール「オーシャノグラフィII」です。
今年は、おいらの2大イベント
「Dual PentiumPRO機 OS探しの旅」
「PC-9801F 再稼動計画」
が終わり、真っ白に燃え尽きました。^^;
来年は新しい薪を探し、燃えて行きたいと思っています。^^ノ
皆様、本年中は大変お世話になりました。
来年もまた、宜しくお願い致します。
良いお年をお迎え下さい。^^ノ

おいらの趣味(興味)
https://blogs.yahoo.co.jp/def_int/
https://blogs.yahoo.co.jp/def_int/folder/574038.html?m=lc&p=2
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1989年10月19日木曜日

[ソフト] NEC PC-9801/MS-DOS用ワープロソフト「一太郎 dash ver.1」


何故にdashなのか・・・。 ~ 一太郎 dash ~
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2010/11/29(月) 午後 8:47 PC-98x1関係 パソコン
JUSTWINDOWS
PC-9801/MS-DOS用ワープロソフト「一太郎 dash ver.1」
皆様、こんにちは。
さて、やはりPCは弄ってないので、懐かしのソフトでもご紹介しておきますかね。^^;
今回は超有名なワープロソフト「一太郎」のノート向け軽量版である、「一太郎 dash」のご紹介。
とは言っても、手元には有るけど、使った事は無いのでした。^^;
一太郎 Ver.4のサブセットだったようですね。
PC-9801Fで作動するので結構古いものですね。
DOSもVer2.11が入ってますし・・・。
今回、ジャストウィンドウとか懐かしい言葉も思い出しました。
一太郎のWikiを見てみると、文芸作品作成に最適化された「一太郎 文藝」、公文書作成用の「一太郎ガバメント」なんかもあるんですね。
恐るべし一太郎ファミリー!

おいらの趣味(興味)
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1989年10月9日月曜日

[ゲーム][NEC] ハドソンPCエンジンゲーム「ネクタリス」~ハドソンゲーム製作秘話






[ゲーム][NEC] ハドソンPCエンジンゲーム「ネクタリス」~ハドソンゲーム製作秘話
ネクタリス(PCエンジン)
1989年2月9日発売 価格5,800円
■PCエンジン版として登場
元祖PCエンジン版ネクタリスです。
全てのネクタリスの歴史は、このPCエンジン版から始まりました。
「ネクタリス」以前の戦略シミュレーションゲームとしては当時「大戦略」がありましたが、システム的にマニア向けの設定 であり、また当時家庭用ゲーム機での販売はなく、誰でも気軽に楽しめるものではありませんでした。
「ネクタリス」はここに着目し、「簡単で誰にでも遊べる」という事を基本コンセプトに作られました。ユニットの特徴づけを明確にし、種類を最低限の23種類、工場や輸送ユニットは存在するものの「生産」を 廃止し、コマンド入力も極力単純化したものとしました。
そして今までのSLGにはなかった「包囲効果」や「支援効果」の要素を入れ、ゲーム性そのものの味付けを大幅にパワーアップさせたものとなりました。
これらのコンセプトが当たり「ネクタリス」は発売後、PCエンジンソフトとして、またSLGソフトとしても記録的な20万本を超す大ヒットとなりました。
■知らなくても良いお話 Vol.1
マスター・アップ予定日まで、あと1ヶ月となっていたある日の事でした。
・・・・・
もう既に現場スタッフは会社に泊り込みの状態であった。
昼夜は反転し、朝方まで仕事をしてから仮眠を取り、昼頃から作業を再開するのが一日の流れになっていた。
その日は思いの外順調に作業が進み、間もなく23時になる頃だった。
O氏がUに声を掛け、奥の会議室で打合わせを始めた。
「今日はかなりプログラムも安定して大きなバグもありませんので、プログラマーのK君を一度帰宅させたいのですが。」
とO氏が口火を切った。K君はかれこれ一週間程家に帰っていないし、ゆっくり風呂にも入らせたいとのO氏の意向である。
「出来れば電車が動いている内に帰したいのですが。」
とO氏はUの顔から視線を外さず言葉を続けた。
「そうだね。丁度切れも良いし、そうしようか。」
Uは軽くそう答えてからK君以外のスタッフの今夜の作業の指示を出した。
打合わせを終えて、O氏は早速K君にチェック用生CD焼きの準備と明日の出社時間を告げていた。時間は既に23時30分を過ぎた頃だった。
Uがポツリと言葉を発した。
「Oさん、これはマズイな~」
この場に及んでバグを発見してしまったのである。
直った筈のバグであったが、Uがプログラムを苛めていたらイキナリ!の登場となったのである。
「う~ん。これは直ぐ直そうよ。K君。」
一気に暗い表情になったO氏と君に、Uは相変わらず軽く言ってのけた。そして
「今さっき帰っていいよ、と言いながらバグを見つけるとは困ったもんだ。」
と言って口を噤んだ。プログラムの修正とチェックが繰り返され、作業が終わったのは明けて1時30分頃だった。
当然電車は走っていない。しかし、優しいO氏はK君を自分の車に乗せて、1時間半かけて家まで送り届けたのでした。
■知らなくても良いお話 Vol.2
マスター・アップ予定日まで、あと1ヶ月となっていたある日の事でした。
睡眠時間が3時間前後の日が連日続くと、1日は結構長いものです。
食事も千差万別で各人各様の回数で食事をしています。
しかし、1日の活動時間が増えても食事の回数は普通は3回前後でしょう。1日4回も食べれば上等だと思います。
処がです。話は聞いて見ないと分かりません。
Uは仮眠を取って13時の出社前に朝食(普通の人は昼食時)を食べたにも関わらず、15時30分頃お腹が空いて来てしまったのです。
そう思っていた矢先に外出先から帰ったO氏が誰に言うでもなく、
「お腹が空いたので、蕎麦を食べて来ました」
と言いながら部屋に入って来ました。
そこでUは
「なーんだ、一人で食べちゃったのか。一緒に食べようと思っていたのに」
とポツリと言った。別に深い意味は無かったのである。それを受けてO氏は
「いいですよ、次は一緒に食べに行きましょう」
と、間髪を入れずに言葉を返した。Uは
「僕も今、お腹が空いたので何か食べて来るよ」
と言いながら外に出る用意をし始めていた。O氏はUの言葉に答える様に
「じゃあ、3時間毎に一緒に食事しましょう」
と言い出したのである。Uは面白い事を言うもんだと思いながら
「何回でもいいのかな?」
と言いながらO氏の顔を見た。O氏は真顔で
「いいですよ、付き合えと言うのなら何回でも」
と答えた。
「じゃあ、次は18時30分だね、僕も蕎麦を食べて来ますよ」
と言いながら部屋を出て行った。Uは近所の蕎麦屋で肉ソバと稲荷寿司を2個食べて、直に戻って来た。
時間が経つのは早いものである。もう約束の18時30分になっていた。
「Oさん、御飯を食べに行こうか」
とUはO氏に声を掛けた。
O氏はいつもの頑張りますといった顔で、Uと共に外へ出て行った。
「Oさん、何食べようか」
とUが言うと、
「何でもいいですよ」
と直ぐに返事が返って来た。
話しながら歩いている内に視界の右手前方に天丼屋が見えて来たので、
「天丼にしよう」
とUが言いO氏もそれに従って二人でその天丼屋に入った。
スタッフの晩御飯もオーダーし、Uは天丼を食べ、O氏は天婦羅定食を食べて会社に戻った。
当然二人とも満腹状態である。
時間が経つのは早いものである。もう約束の21時30分になろうとしていた。
社内を見回すとO氏は外出していて、食事には行けないのである。
22時30分になっても戻らず、23時30分にO氏は戻って来た。
「Oさん逃げちゃ駄目だよ」
とUが言うと、
「仕事で外出していただけですよ」
とO氏は言い、
「それでは行きましょうか」
と言葉を続けた。
「帰りにスタッフの夜食を買いますから、誰か連れて行きます」
と言いながらO君を連れて再び外へ出て行った。
今度は3人である。今度は食べ物を限定しないように、近場のファミリー・レストランへと向かった。
Uはハンバーグ、O氏は麺類、O君はお腹が空いていないのでソフト・ドリンクを注文した。
Uは難なく片づけ、O氏は何とか麺をやっつけ、O君はこの3時間毎に食事をする二人に呆れながら
ソフト・ドリンクを飲み終えて店を出た。
その後コンビニでスタッフの夜食やオヤツを買って会社に戻った。
時間が経つのは早いものである。もう3時をとっくに過ぎてしまったが、仕事の切れが悪いのである。
やっと一段落出来たのは、5時に近い頃だった。
「Oさん、皆で御飯食べに行こうか?」
とUが言うと、O氏は
「えぇ。」
と力無く返事を返して眠そうな目でUの顔を見た。
CD焼きの段取りをして、4人で今度は先程とは反対側にある遠くのファミリー・レストランへ向かった。
こんな時間でも営業しているのは、ここしか無いからである。Uはここでオムライスを食べたが、
O氏はスープのみを口にしてるだけだった。
UもO氏も意地っ張りと言うか負けず嫌いと言うか、変な人達である。
しかし、この話はこれで終った訳では無かったのである。
新たに焼いたCDのチェックも終え、時間はもう11時になろうとしてた時だった。
「Oさん、朝御飯食べに行こうか」
とUが言い出した。
「何を食べるんですか?」
とO氏は怪訝な顔で言った。
「朝といったらマックかな」
と空かさずUが答えた。O氏は、信じられないといった面持ちで
「朝からハンバーガーですか?」
と聞き返した。
「そうだよ」
とUは無頓着に答えた。
「はい、分かりました」
と言いながらO氏はもう一人のOさんに声を掛けて、
3人は勇んで遅い朝食を食べに出掛けて行きました。
これでやっと長かった一日も終り、その後は安らかな短い仮眠が待っていました。
     
HUDSON
http://www.webbee.net/gamedb/slg/soft/necPS.html
http://www.webbee.net/gamedb/slg/soft/SS01.html
http://www.webbee.net/gamedb/slg/soft.html
http://www.webbee.net/gamedb/softinfo/momojr/index.html





 

1989年9月24日日曜日