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2001年2月6日火曜日

[機器][PDA] HP,Jornada548








[機器][PDA] HP,Jornada548
全体的にパーフェクト感が高い「hp jornada 548」
スタパ齋藤
2001/03/12 00:00
■E-700からGFORTへ
GFORT
ドコモのPocket PC,GFORT。カシオのCASSIOPEIA E-700と同等のハードウェアスペックなので,E-700のドコモバージョンなどとも呼ばれいるが,防滴性能や独特のデザイン・サイズなど,E-700とは別の魅力を多く持つ
非常なるグレイトさを持ちまくっており,これすなわちグレイト過ぎってほどのPocket PC(WindowsCE3.0搭載のパームサイズPC)ことCASSIOPEIA E-700を愛用していた俺だが,思うところあってGFORTに鞍替えした。
E-700は処理の速さも液晶のキレイさも抜群で,Windows CE 3.0もかな~り快適(特にUSB接続でのパソコンとのシンクロナイズとPocket IE等通信系アプリの使用感は抜群!!)なのだが,拡張スロットがSDメモリカード(およびマルチメディアカード)用のものなので,通信時にはPHSやPDCをケーブルでつなげなきゃなんない。
E-700本体がドえれぇ便利さなだけに,この些細な手間こと“通信機器とのケーブル接続”がドえれぇ面倒臭さに感じられるのであった。要するに,ん~やっぱりスコッとPHSカードとか挿して使いたいなァ,ボカぁドえれぇ勢いでそう思うなァ,と。そんなわけで,E-700からドコモのGFORTに買い換えた。
GFORTは,ハードウェアの基本スペックがE-700とほぼ同じPocket PCだが,JIS防滴I型対応(小雨程度をしのげる防水性能)だったり,多少の耐衝撃性能があったりする。E-700のヘビーデューティー版(&つながる通信機器はドコモ限定)という感じの製品なのだが,Pocket PC野郎として注目しまくっちゃうのが,増設スロットがType 2のCFスロットだという点。P-in Comp@ctをスコッと挿して通信しまくれるのだ。
すげぇキレイな液晶,快適な処理速度,もちろんパソコンとのシンクロナイズも気持ちよく行なえて,それでType 2のCFカードスロットが使えるとなれば,P-in Comp@ctユーザーの俺としてはE-700の改良版と思えてならないほど魅力的!!イカス!!ナイス!!P-in Comp@ctを挿せるE-700的存在!!くわッ!!これはぜひ使っていきたい!!ていうか使わずし……(気絶)……気づいたら机上に置かれていたのだった!!ズギャーム!!
でも,使ってみたら,けっこう細かな不便さを感じたりした。あんまり贅沢言うなよって程度の不満なのだが,例えば,P-in Comp@ctを挿すときは本体上のカバーを取り外さないとイケナイ。P-in Comp@ctを挿しっぱなしにすれば,当然,本体上のカバーも外しっぱなし。P-in Comp@ct挿し中は,GFORTの少々嬉しい魅力である防滴性能がかなり損なわれるのだ。それから,GFORTにはクレイドルってモンが存在しない。なので,パソコンとのシンクロナイズ時はUSBケーブルと接続する手間がある(USBコネクタ部にも防滴カバーがあるのでコレをいちいちパカッと開くのも少々面倒)。また,クレイドルがないので,充電する時も,ACアダプタからのケーブルを(やっぱり本体の防滴カバーを開いてから)本体に挿す必要があるのだ。
GFORTはE-700以上の実用性とタフさ(と,ついでにデカさ)があってナイスデジタルガジェットと言えるのだが,パソコンやP-in Comp@ctと組み合わせて長く使うと思うと,ちょこっ,ちょこっ,と,些細なストレスを感じがちな製品なのであった。
■あ,電池切れだ……
新潟キヤノテックのCF-Pocket。Type 1・Type 2の各種CFカードに対応するとともに,IBMのマイクロドライブにも対応している
ACアダプタつなげんの面倒だなぁとか思いつつGFORTを使い続けていた俺だが,雑誌記事の撮影のために,GFORTを数日貸し出すことになった。そして数日後,GFORTが戻ってきたのだが,おっ,数日間貸してたわりにはまだバッテリーが残ってるゼさすがPocket PCだぜタフだせスタミナだゼとか思って安心したのがマズかった。GFORTさんのご帰還後,忙しくて4~5日GFORTちゃんをそのまま置いといたら,あらま,バッテリー切れでデータが全部消えちゃいましたヨ!!ごめんねGFORT。
Windows CE機ユーザーならご存知のとおり,CE機はバッテリーがカラになると本体内のRAMに入っていたデータや設定ファイルが全部消え,出荷時の状態に戻ってしまう。で,こうならないようにと,CE機のマニュアルには「気ぃつけて充電しとけやァ~!!」ってコトがビシッと書かれていたり,メモリカードやパソコンへのバックアップ手段がデフォルトで提供されていたりする。このことは心得ていたのだが,何となくザウルス感覚(ザウルスはバッテリーが切れてもデータは飛ばないヨ!!)でGFORTを扱っちゃった俺,ついうっかり……。
GFORTをイチから設定し直しつつ感じたのは,むむむぅ~やはりPocket PCにはクレイドルが必須かもしんない~,ということ。クレイドルに載せときゃ充電できるんだしシンクロナイズもラクだしで,問題がないのだ。そうだよクレイドルだよ。クレイドル!!クレイドル命!!やはりクレイドルに乗るE-700を……というのは,なんかこう,自分で自分を否定する感じ!!イヤン!!と葛藤して思い出されたのが,アレだ,新潟キヤノテックのCF-Pocketである。
CF-Pocketは,日本ヒューレットパッカードのPocket PCことjornada 548のためだけに作られた,Type 2のCFカードアダプタだ。jornada 548の拡張スロットはType 1のCFスロットなので,CF-Pocketを使ってソレをType 2に変換してチョという製品である。
で,このCF-Pocketを使えば,jornada 548にもP-in Comp@ctを挿せるわけで,P-in Comp@ct挿してラクして通信したい俺の欲望はまず叶えられる。そしてjornada 548はベーシックなスタイルのPocket PCなので,モチロン,クレイドルが付属している。クレイドル!!そしてCF-PocketでP-in Comp@ct!!しかも,あの,HP95LXとかHP100LXとかHP200LXとかのヒューレットパッカード!!こっ,これは!!CF-Pocketもjornada 548もP-in Comp@ctも,俺のために各社が鋭意開発・販売したとしか考えられん!!ていうかすぐそーゆーふーに考えるんじゃねえよ>俺。ああ確かに焦りすぎですな>拙者。
ここはひとつ,名機HP200LXでも取り出して心を落ち着け……と思ってHP200LXを触ってみたら!!んんんッ!!やっぱりhpの製品は硬派な感じでイイかもしんないっていうかイイ!!オトナっぽいんだよhpはな!!オモチャっぽくねえんだよhpはよ!!チャラチャラしてねえってことだよhpは!!inventなんだよ既存の流れに迎合なんかしねえんだよ!!などと案の定燃え上がって速攻でjornada 548とCF-Pocketを購入(真夜中のネット通販してたら気絶したんだヨ=これも案の定ですな)した案の定な俺であった。
jornada 548にCF-Pocketを挿し,そこにP-in Comp@ctなどのCFカード類を挿す
■独自路線のjornada 548
jornada 548
E-700ともGFORTともまったく違う外観・質感を持つ,日本ヒューレットパッカード製Pocket PCのjornada 548。ボディはアルマイト加工された金属に包まれている
ヒューレットパッカードの最新型Pocket PCことjornada 548の詳細も案の定同社の製品紹介ページで参照していただきたいと思う案の定だらけの俺だが,まずはその第一印象などを。ていうかイキナリだがE-700やGFORTと比べて残念だと思った点を。
それはただひとつ,液晶の“眠さ”だ。E-700やGFORTは,誰がどう見ても確実にスゲぇキレイな液晶ディスプレイが搭載されている。その美しさはPDA全部ひっくるめても最高峰。ダントツ。最強。そういう機種を立て続けに使ってきた俺が見たjornada 548の液晶は,あんまり明るくなく,鮮やかでもなく,液晶自体の反応速度もやや鈍いと感じられた。まあ,しょうがないだろう。jornada 548の液晶は,4096色表示のSTN液晶(バックライト付き)。一方,E-700やGFORTの液晶は6万5536色表示のTFT液晶(バックライト付き)。モノが違う。jornadaのは一世代前の液晶って感じなであって,トーゼン,発色や反応速度が違う。
でも,PDAに載ってるカラー液晶としては,まあ平均以上のものではないだろうか。カラー写真なんかを見てもまずまず満足できる色合いだと感じられるし,明るさも十分ある。ホントはある種のオーバースペックとも言えるキレイさのE-700系Pocket PCの液晶などと,他のPDA類の液晶を比べちゃイケナイのかもしれない。まあ,ともあれ,現在のPocket PCと言えば誰でもE-700とかGFORTを思い浮かべると思われるので,jornada 548のはそーんなにはキレイじゃないですヨ,と。
その他には残念なところがない。と言うよりもむしろ液晶のネムさを除けば全体的にパーフェクト感が高い。例えば,ヒジョーに便利なカバー(液晶を被うフタ)。内側がプラスチックで外側は(ボディーと同様にアルマイト処理された)金属。本体上部を軸にパカッと開けるので,使用時は直射日光を避けられるひさしになり,携帯時は液晶をガッチリ保護してくれるフタとなる=安心して裸(ユーザーが裸だと猥褻物陳列罪とかだヨ!!)で持ち歩ける。カバー裏にスタイラス収納ができるあたりも,なかなかスマートで実用的(スタイラスをなくさないヨ!!)なギミックだ。
ポケットコンピュータの老舗でありまた硬派でもあるhpならではの,質実剛健かつ落ちついた質感もイカス。jornada系は展示品がある店舗が少ないので実機に触れられるチャンスが少なくやや残念だが,jornada 548もjornada 720(コレも買っちゃったんダ!!)も,実際に手にしてみると持ち物としてニンマリできちゃう手触りがある。他のPocket PCも,その製品としての作りは十分に良いと思うが,jornada 548や720は作りが良いと同時にユーザーを満足させるような高級感や渋さ,それから,贅沢さと言っても過言でない風格が感じられる。スーツのポケットから取り出したりするシーンもキマるゼってな感じだ。
もしかしたら「こういう地味なPocket PCはねぇ……」と感じる人がいるかもしれない。だが,jornada548を見て触ったら,たぶん,わりと多くの人が,きっとそこに性能とは別のクオリティを感じて欲しくなっちゃうのではなかろーか!?そういう意味では,jornada 548は,他一連のPocket PCとは一線を画した,hpならではの独自路線Pocket PCだという印象がありまくるっつーかコレかなり持ってて気分イイですヨ,みたいな。
■実用的かもしんない!!
jornada 548の前面カバーは,上方約100度程度まで開く。開いたカバーの内側には平らなスタイラスペンが収納されている
hp独特の良さは,jornada 548自体の使い勝手にも現れている。そうそうソレですよね,と頷ける使用感が多々あるのだ。
一連のPocket PCは,基本的なソフトウェア構成はおんなじで,基本的なハードウェアもだいたいおんなじだが,メーカー毎に異なる点(仕様)が少なくない。内蔵アプリケーション(後からインストールするものではなくてROM上に焼き付けてあるもの)や,ハードウェアボタン類がけっこう違うのだ。
jornada 548でイイなぁと感じるのは,まず,ハードウェアボタンが必要最小限で,かつ,非常にイイ位置にあるということ。具体的には,本体左側には押せて回せるジョグダイヤル(アクションボタン)と録音ボタンだけがある。電源ボタンなど,携帯時に不意に触れて電源が入ってしまうボタンはない。録音ボタンは,デフォルトでは押せば録音スタンバイ(電源オン)になるが,スタンバイからの起動を禁止する設定にもできる。細かいことだが,裸で持ち歩くのに適したカバーがあり,フタを閉めた状態で不意に電源が入ってしまうことも防げるボタン配置,このあたりは非常に実用的な設計だと感じる。
ていうかイキナリ細かいこと書いてますな拙者は。でも,もうひとつ細かいことを。それは,フタを開けた状態で見える,本体下方にある4つのボタン類と,その下の電源ボタンだ。電源ボタンを押せば電源が入るわけだが,画面タップだけで電源が入る設定にもできる。最初は,画面タップで電源オンなんて機能が必要かぁ~!?とか思ったが,jornada 548をしばらく使うと,なるほど便利と感じられた。
jornada 548は前述のように,フタ付きのPocket PC。そしてスタイラスがフタ内部に収まっている。使い始める時は,たいていフタを開くわけで,同時にスタイラスを取り出す。で,この後に電源ボタンを押すとなると,スタイラスを持った手で電源を押すことになって,少々,スムーズ感がなくなる。フタ開けて電源押してスタイラスを持つってパターンだと,今度は手が前後に動く感じで,やはりスムーズ感がない。たぶんコレは,実際にアクションしてみないと想像できない微妙な“非スムーズ感”だと思う。
ともあれ,一番スムーズなのが,フタを開けた手がスルリと持ったスタイラスの先が画面に触れて電源オンになるという,文章上で書くと流れるようだけど実際に簡単に行なえるアクションなのだ。このアクションは,タップによる電源オンなしには実現しないのであり,なるほどだからタップで電源オンなのかーッ!!と,この機能に激しく同意する俺なのであった。
4つ並んだボタンはプログラマブルなショートカットボタン(ホットキー)だ。デフォルトでは,右から,仕事(ToDo),予定表(スケジュール),連絡先(アドレス),HPホームメニューへのショートカットとなる。他のPocket PCと同様,デフォルトでも多くの人に使いやすい設定になっているのだが,いちばん左のHPホームメニューキーがなかなかイケてる。
HPホームメニューは,プログラマブルなアプリケーションランチャをメインとした機能(ユーティリティソフト)で,この機能自体非常に便利だ。具体的には,1画面に最大12個のアプリケーションをアイコンのカタチで登録でき,ワンタップでアプリを起動できる。また,Windows CEのパワーマネジメント設定,メモリ設定,それからHP設定(液晶の調節などを含むhp独自の設定メニュー)やHPタスクスイッチャ(hp独自のジョブ終了用ソフト)を,やはりワンタップで呼び出せる。jornada 548をフツーに使ったりちょっと設定を変える程度なら,HPホームメニューだけで済む。HPホームメニューさえ呼び出しときゃぁだいたいjornada 548を使いこなせる感じなのだ。
で,この便利なランチャを,ワンボタン押下で呼び出せるのだ。あー画面の明るさ変えてぇーと思ったらこの(いちばん左の)ボタン,アプリ起動してぇと思ってもこのボタン,ゲームしてぇとか音楽聴きてぇと思ってもこのボタン,全アプリを終了してぇと思っても,このボタン押せばいいのだ。ボタンを押せば,目的を実現するためのショートカットアイコンがズラリと現れる。デパートの案内窓口みてえなボタンなのである。案内窓口の美人で美声のお姉さまに尋ねるとズバリと売り場を教えてくれるが如く,アレやりてぇと思っていちばん左のボタンを押せば,jornada 548が持つ機能へのショートカットアイコンをズラリと表示してくれるのである。
■全体的に成熟度の高いjornada 548
jornada 548を専用クレイドルに載せたところ。クレイドルの背面からはUSBケーブルと電源ケーブルが一体化したケーブルが伸びている。机上に置いてもケーブルがすっきりとまとまる
その他,ナイスだと感じられるのは,例えば前述のHP設定。ホットキーや画面タップ電源オン,メモリ管理,液晶ディスプレイの設定をするための,(非常に便利な)ユーティリティだが,特にイイのは液晶表示とサウンドを一括してしかも細かく調整できる点。
具体的には,屋外と室内と省電力とカスタマイズというプロファイル別に,液晶のコントラストと明るさと音量の3つの要素をヒッジョーに細かく調整できる。段階数では,コントラストが21段階,明るさが11段階,音量が11段階。
眠い液晶が残念だとか前述したが,ココの設定を微妙に調節すると,最大限まで見やすい設定にチューンしていくことができる。使用場所や使用状況毎の設定をキッチリやっちゃえば,バッテリーの持続時間と液晶表示の快適さをうまく兼ね備えたカスタマイズも可能だ。
ちなみに,この機能も,前述の[4つ並んだいちばん左のボタン]を押した後,画面をワンタップするだけで呼び出せる。深い機能まで一瞬で行けてパパパッとまとめて設定を終えられる感覚なのである。
そんなわけで,jornada 548は,全体的・部分部分に類い希なるスムーズ感があるPocket PCであ……ああっ!!そう言えば肝心なコトを書くのを忘れていた。jornada 548,処理速度も十分にクイックなのでストレスなく使っていくことができる……じゃなくて!!CF-Pocketのコト。
CF-Pocketは,CFのType1とType 2の両規格に対応したアダプタで,一般のCFメモリカードをはじめ,ドコモのPHSカードP-in Comp@ctや,IBMのハードディスクカードmicrodriveも使える。
使い方は簡単で,jornada 548のCFスロットにそのままスコッと挿すだけ。もちろん挿したjornada 548を使い続けていい。Type 2のCFスロットを搭載したPocket PCとして扱うことができる。で,CF-Pocketとjornada 548とP-in Comp@ctの併用は,至って楽勝でノープロブレムなのだが,ちょっと違和感もありますな。
jornada 548は,もしかしたらE-700よりもスマート!?とか思えちゃうほど贅肉のないナイスバディPocket PCなのだが,CF-Pocketを装着すると,本体上部背面がちょっと厚くなる。そーんなに気にならない厚みであり,装着時したらいきなり「カッコ悪ッ!!」というイメージになったりもしないので,俺としては納得できる範囲だ。が,もしかしたら,スーツの胸ポケットに入るか入らないかの瀬戸際の厚さになるかもしれない。で,えーと,それだけです。
てなわけで,jornada 548を使っている現在としては,今さらこう思うのもナンであると同時に我ながら悲しいような気がしなくもないが,最初からコレ使っとけば良かったかも~的な到達感がある。ハードウェア的にもソフトウェア的にも,また,モノ的にも非常に良くできている。CF-Pocket使えるし……まあこの点は,P-in Comp@ctなんかよりも大容量CFメモリカード使うから関係ねーよと思われる方もいるかもしれない。ともあれ,Pocket PCとしての充実度・成熟度としては,もーかなり高いレベルなんじゃないだろうかと思う。
■ URL
 NTTドコモ「GFORT」製品情報
 http://www.nttdocomo.co.jp/mobile/lineup/gfort/index.html
 ヒューレット・パッカード「hp jornada 548」製品情報
 http://www.jpn.hp.com/hho/jornada/548/index.html
 新潟キヤノテック「CF-Pocket」製品情報
 http://www.niigata-canotec.co.jp/producs/cfpocket.html
                     
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3178.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/13226.html
http://k-tai.impress.co.jp/static/news/2002/01/07/usb.htm











スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し,高校時代にコンピュータ野郎と化し,大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。
特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。
収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm









[機器][PDA] HP,Jornada720




[機器][PDA] HP,Jornada720
ウワサのhp jornada720購入ッ!!
2001/03/26 00:00
スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し,高校時代にコンピュータ野郎と化し,大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。
■ウワサのjornada 720購入ッ!!
hp jornada720本体。CPUにIntel 32ビット StrongARM SA1110プロセッサ(206MHz駆動)を搭載。jornada680など従来機種と比べると動作が非常にクイックになった。OSはMicrosoft WindowsR Powered Handheld PC 2000 日本語版。ウェブブラウザとしてInternet Explorer for Handheld PC 4.01を,マルチメディアプレイヤーとしてWindows Media Player for Handheld PCを搭載し,パソコンとのUSB接続(シンクロナイズ)も可能。内蔵RAMは32MB
先日この連載で書いたように,jornada 548を使ってみたらコレがヒジョーに良かったヨと。やっぱhpの製品はディープだナと。イケてるゼと。そう思っていたところへ,すげぇタイミングの良さで,jornada 720に触れる機会に遭遇。
知人が持つ720だが,実のところこの俺,jornadaのハンドヘルドタイプに触れるのは初めて。いやホントのところは,Handheld PC買うならシグマリオンだよな~あーシグマリシグマリと思っていて,jornada 720はもちろん,jornada 680のコトも考えていなかった。ついでに,ちょっと田舎になると,hpのCE系マシン(そーいえばパソコンも)とかって展示品がないので,疎遠になりまくりだったのだ。
で,触ってみたら,なるほどjornadaだjornadaだって言うjornadaフリークの気持ちがわかりました。Pocket PCのjornada 548を分厚くして長くした程度で,少々無理すればポケットにも収まりがちなサイズ・重量でありながら,小気味よくタイプできるキーボードとPCカードスロット(Type 2)とCFカードスロット(Type 1)を搭載したりなんかしていて,つまり,サイズ的にはもうひとクラス上の機種に匹敵する機能・性能が詰め込まれている。この凝縮感。羊の皮をかぶったオオカミ的な魅力がある。
触っているうちに,そうか……,そうだよ,そうでしょ!!その通りでしょ!!!!という気分になっちまったのであった。最初は「悪くないなぁ」とか思っていたものの,よーく考えたら,OSとしてHPC 2000(Microsoft Windows Powered Handheld PC 2000)を搭載した世代のCE機で,このサイズのマシンって,他にないのだ。ちなみにシグマリオンはHPC Pro 3.0(Microsoft Windows CE Handheld PC Professional Edition Ver.3.0)。細かいコトかもしれないが(いや重要なコトだよ!!>俺),HPC 2000のHandheld PCには,けっこー使えるIEやWindows Media Playerが載ってるし,パソコンとUSBで楽々とシンクロナイズできる。
このサイズで唯一HPC 2000!!イキな標準搭載アプリ!!MP3も聴けまくり!!あーっそう言やァDDIポケットのカードH"(MC-P200ですな)も挿せるじゃんPCカードスロットあるから!!つーかさコレってパソコンとの接続は具体的にどうやって……(調べ中)……うわっクレイドルがあるよクレイドルが!!シンクロナイズも充電も楽勝!!熱い!!急に熱くなった!!熱いぜ熱いぜ熱くて死……なずに気絶して起床したら,机上にその魅惑的なハンドヘルドマシンが置かれていたっていうか俺が無意識のうちに置いたと言えよう。ていうかjornada 720初遭遇後約72時間程度で,俺はその720を購入(やっぱりネット通販なんダ!!)したのであった。
■まずは,とにかく,鍛錬鍛錬!!
jornada 720
本体サイズは189×95×34mm,重量は標準バッテリーを装着した状態で510g。パンツのポケットに入れるには大きいが,コートのポケットになら収まるサイズだ
jornada 720
ある程度鍛錬すればタッチタイピングができるようになるキーボード。キー自体の押下感はまずまず。キーレイアウトの一部が変則的なものになっている
日本ヒューレットパッカードのグレイトでグレイトでしょうがねえハンドヘルドマシンことhp jornada 720と手に入れたとなれば,やはりまずはキーボードをいじくり倒していきたい!!そしてカードH"やP-in comp@ctを使って通信していきたい!!そしてパソコンとシンクロナイズさせていきたい!!そんでモバイルしていきたい!!あとウワサのステレオヘッドホンジャックにステレオヘッドホンをつないで音楽を聴いたりもしたい!!もちろん内蔵スピーカーでも音楽を聴くゼ!!ていうかやりたいこといっぱい。
手っ取り早く,まずはキーボードを堪能してみた。その押下感は,クリック感はあるものの,やや柔らかめ。だが,このサイズのマシンにしては好感触。ノートパソコンの中にはjornada 720に大負けしまくりって感じのキーボードを載せてるのもあるので,そういう観点からすれば720のキーボードには高級感がある。
ただ,タッチタイプに至るまでは,けっこう鍛錬が必要な気がする。というのは,まずキー自体がけっこう小さい点。小さいってコト自体にはそーんなに問題はないのだが,一部分,ちょっと違和感のあるキー配列になっていたりする。例えば,enterキーの上にあるbackspaceキー,さらにその上にある本体電源のon/offキー。並びとしてはフツーであり,正しい気がする。が,俺の場合,この3つのキーでいつも引っかかる。
720のキーはいきなりタッチタイピングするにはちょいとキツい小ささがある。毎日数十分の鍛錬を1週間も続ければかな~りスムーズに打てるようになるが,でも最初のうちはタイプミスが多く,また,キーに慣れても(パソコンのキーボードを使った後にjornadaのキーを打ったりすると)タイプミスをわりとやらかしがち。で,そのたびに(俺の場合は)backspaceキーを押すのだが,その時,backspaceキーのタイプミスをやってしまう。具体的には,backspaceキー上のon/offキーを押しがち。
on/offキーを一瞬押しただけなら,まあ特に問題はない。のだが,タッチタイピング中なので,瞬間的に「あれっ押せなかったゼ」と感じてもう一度強めに押したりなんかすると,アララ,しっかり電源が切れちゃうのであった。CE機なので,on/offキーで電源を切っても,レジューム状態に移行するだけだ。再度,on/offキーを押せばモトの状態に即復帰する(日本語入力を継続できる)。なのでさほど大きな問題ではないのだが,少々イラついたりするわけだ。かと言って,on/offキーを押さないように心がけて(やや下めを押すように心がけて)キー操作をすると,今度はenterキーを押しちまって変換前の文字列を確定しちまうのであった。
そんなわけで,720を使い始めてから半月程度経つ現在でも,ん~,このon/offキーの位置はちょっとナンだなぁ,とか感じる。このほか,tabキーやdelキーの位置にも少々違和感があったりする。でもまあ,このサイズでここまで打てるキーボードはそうそうナイので,やはりココはひとつ,よりいっそう鍛錬するしかないと言えよう!!鍛錬鍛錬鍛錬!!タッチタイピングへの道はけっこう厳しいゼ!!
■快楽的通信系機能
jornada 720
本体左側にType 2のPCカードスロットを搭載。カード型PHSなどを挿すことができる。本体裏面にはType 1のCFカードスロットを搭載している。jornada 720のCFカードスロットは,PCカードスロットとは反対側になる本体裏面にあり,カード部が干渉しないようになっている。jornada 680は,PCカードを挿すと本体裏側のCFカードスロットがせり出すというギミックがあったが,jornada 720にはそういうギミックはなく,スッキリしたハードウェアになっている
タッチタイピング鍛錬を継続しつつ,次にやったのは,カードH"やP-in comp@ctを使ってのネット接続。Type 2のPCカードスロットがあり,ドライバも最初から入っているので,使用や設定はスコスコッと済ませられる。ちなみに,jornada 720で使える通信系カード一覧はココ。
jornada 720のCFカードスロットはType 1なので,P-in comp@ctは挿せないので,CFカードスロット側はメモリ拡張用になる感じで,結局,PCカードスロットでPHSカードを使うんならネゴシエイションとかが速いし通信時の安定性も高いカードH"が有利じゃんってことで,俺は現在MC-P200を使用中。約64Kでのデータ通信は快適だが,それと同時に,720標準搭載のウェブブラウザやメーラの動作が思った以上に軽快なので,非常に気持ちよく使えている。
使っている中で特に不満はないっていうかjornada 548でウェブページ閲覧とかメールとかするのやめちゃおーかなーと思うほど快適なのだが,やはり,画面がちょっと狭い……かな!?720のディスプレイは,6.5インチカラーSTN液晶(6万5536色表示・バックライト付き)で,画素数は640×240ドット。多くのウェブページを,パソコンと同じ雰囲気のフォントサイズや色味で閲覧できるのだが,縦のドット数が少ないため,スクロールの手間がかかる。Pocket PCに比べたらずーっと快適なのだが,その段階の快適さに慣れてしまうと,今度はパソコンの快適さと比べるようになってしまう感じ。
あーそうかーやっぱりシャープのアレとかの方が画面デカくて快適なんだろうなぁ……とか一瞬思ったが,そーゆーコトを思うと自己矛盾が起きるので思っちゃダメ!!>俺。ぎりぎりポケットサイズのCE機でここまで表示できるならヨシとしろッ!!>俺。そんな感じ。
パソコン上でOutlook 2000を使っている俺にとっては,HPC 2000のメーラはとてもイイ感じで使いやすい。それと,前述のように,非常にマトモ感の高いキーボードがあるので,メールをびしびし書ける。比較的長く,内容を克明に示したメールをしっかり書けるので,ん!!これがあればメールに関してはサブノートとか要らないゼという印象……を持った瞬間机上に置かれたLOOXはどーすんのよ>俺,アレってH"INモデルだろアレ使わないのかよ>俺,とかいう自己矛盾が起きそうになったので,やっぱりあまり深く考えちゃダメ!!>俺。そんな感じ。
全体的に,実用性が高い通信性能を持っている。jornada 720は通信端末としてヒジョーにイケてるっていうかコレ1本に絞っていくことも現実的だなぁとか感じさせるデキなのであった。
■さあシンクロナイズを……
jornada 720
jornada 720のパッケージに同梱される専用クレイドル。シンクロナイズ用のUSBポート(とシリアルポート)を持ち,720用スタイラスペンのためのペン立てもある。クレイドルの右側に見える三角ボタンを押すと,jornada 720をクレイドルからはずすことができる
jornada720でメールの送受信をしていたら,前述のように楽勝感の高い通信性能を持っていたりするので,メール端末としてけっこう常用する雰囲気になってきた。そこで「あっそうだ」と思った。
俺の場合,CE機とパソコン(のOutlook 2000)のシンクロナイズにおいて,受信トレイ(メール)のシンクロナイズだけはしていなかった。CE機でのメール送受信はあくまでも臨時的なもので,メールはなるべくパソコンで,と分けていた。が,そうすると,CE機で読んで返信までしたメールを,再度パソコン上で読んで返信しちゃうってことが,たまにある。「あれ?このメールに返事出したっけかな!?」みたいな混乱が起きるのだ。
でもjornada720は以前のCE機に比べると,そのメール端末としての使いやすさが格段に上のよーな気がするっていうか,使いやすいのでついついたくさんメールを書いてしまう。そして,前述の混乱がより多くなった。で,今更ながら「ああそうか受信トレイもシンクロナイズさせればいーだけのコトだな」と気づいたのであった。
よしソレをやってみよう!!ということで,さっそくjornada720とパソコンを(もちろんUSB経由で)シンクロナイズ……させようとしたのだが,あれれ!?うまく行きませんヨ!!なんでかナ!?
新しい世代のCEになってから,USBでのシンクロナイズに失敗したことはなかった。CASSIOPEIA E-700でもGFORTでもjornada548でも一発でサクッと成功。Microsoft ActiveSync(シンクロナイズ用のソフト/前の世代のCEにおけるWindowsCEサービス的役割をする)はイキでイナセだなぁと感じていたのだが,同じActiveSyncを使って同じようにシンクロナイズするはずのjornada720では,全然うまく行かないっていうかどの局面でも失敗するっていうかどうにもならない状態。パートナーシップ関係が結べないのである(シンクロナイズの最初の一歩の処理ができないのダ!!)。
おかしいなぁ,ヘンだなぁ,Handheld PCだからか!?それとも拙者のマシンのUSBドライバが最強に糞まってるのかな!?と,いろいろ考え,試し,hpのサポートページの一連の解決策も全部やってみたのだが,まだダメ。
さあシンクロナイズだ!!って考え初めてから,既にマシンの再起動とかインストールとか設定変更とかを十数回やっており,jornada720なんか再起動専用マシンなんですかぁってほど再起動させまくった。そしてもうすぐ連続失敗時間が8時間くらいになってしまって俺としては最長記録!!やったぁ!!PDAトラブル継続時間記録更新だゼ!!とか自分を励ます力もなくなってきた頃,やっとhpのサポート電話に連絡できる時間となり,連絡し,アレコレと状況を伝えて指示通りにやっても,やっぱりダメ。
その後また数時間,トラブルにハマり続けた結果,hpのサポートのお兄さんは,結局,「ハードウェア的故障の可能性があるので新品と交換します」という結論を出した。で,その翌々日,俺のシンクロナイズしない720は,まっさら新品のjornada720に交換されたのであった。
ちなみに,hpのサポート電話の対応は非常に良かった。指示が非常に的確でわかりやすかった。また,その後の(ハードウェア故障の可能性が見えてからの)対処も速く,その翌々日には代替え(というか交換)の720がウチに送られてきたあたりも気持ちよかった。まあ,最初から故障してないのが気持ちイイのだが,こういう的確・迅速なサポートを受けると,次もhpのを買うゼって気になる。
ともあれ,最終的に,このトラブルにハマったトータル時間は約12時間。久々のドハマりであったが,さておき,これはすごいぜビックリだぜ,12時間を分に換算すると,ななな何と720分!!jornada720だから720分だったのかーッ!!なーんだそうだったのか~そういう意味だったのか~ってそんなわきゃねーだろ>わし。
■一発シンクロ!!720絶好調!!
悪夢のような43200秒,ハードウェア的故障だった720が去り,まったく新品の720を手にした俺は,早速そのjornada720とパソコンをシンクロナイズさせた瞬間あら不思議!!一発でシンクロナイズしまくり千代子!!何の苦労も手間もなく,いつものActiveSyncの軽快さと新世代CE機の素直さが発揮され,スコッとシンクロナイズしたのであった。
その後,パソコン上のOutlook 2000のデータをjornadaに移し,現在は気持ちよく使用中。ちなみに,現在,パソコンとパートナーシップ関係を持つモバイルデバイスは,jornada548とjornada720の2台となっている。
でも,ところで,548と720を共存させて,どう使うのか!?正直な話,結局のところ,とどのつまりは,548か720かのどっちかだけでいいと思う。両方とも併用する意味ってのは,あーんまりないと感じたりする。もちろん,身軽に出かけてデータの閲覧をメインにやるだけの時は548を持ち出し,わりと多くデータを入力する必要がある場合は720を持ち出す,みたいな使い分けができる。実際にそう使い分けると便利だが,この便利さを手に入れるために払うお金がけっこーな額になったりするので,まあ,俺が両機を共存させるのは半分くらい,いや,70パーセントくらい,趣味ですな。
jornadaをPDA的に,パソコンのデータ持ち出し・閲覧・簡単な通信に使うなら548を,サブノート的にいろんなコトやるゼって方向には720を,という選び方が正しいような気がする。
それはそれとして置いといて,複数台のモバイルデバイス(CE機)をひとつのパソコンとパートナーシップ関係にしておくと,なんかこう,非常にクリアに自分のデータを管理できる気持ちよさがある。
それは,パソコンでも,548でも,720でも,どのマシンでデータを変更しても,その更新データがすぐに全マシンに反映されるから。シンクロナイズ操作をすれば,いつもどのマシンにも,最新のデータが置かれることになる。寝っ転がって548に入力したToDoデータも,出先で思い立って720に書き込んだスケジュールデータも,パソコン上で入力したアドレスデータも,それぞれ他のマシンに反映される。データを管理する上での混乱がヒッジョーに少なくなって気持ちいいのであった。まあ,当たり前のことではあるが……。
こーゆーふーにいろんなデバイスをシンクロナイズさせたいですな。例えば携帯電話なんかもPCのモバイルデバイスとしてシンクロナイズすれば,もーすげぇスッキリと気持ちよく使えますな。ついでにコードレスホンの電話帳なんかともシンクロナイズしてほしいですな。
・ hp jornada 720製品情報
 http://www.jpn.hp.com/hho/jornada/720/
・ jornada 720で使える通信系カード一覧
 http://www.jpn.hp.com/hho/jornada/tech/j720s_card.html

ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/13226.html
http://k-tai.impress.co.jp/static/news/2002/01/07/usb.htm














2000年2月6日日曜日

[社会][機器] HP680日誌~PDA/PHS派の俺の日記

[社会][機器] HP680日誌~PDA/PHS派の俺の日記
■2000年10月23日
すばらしいポケットIE
ノキアNM502iのおかげで,無線でのインターネット環境を
手に入れた私だが,
「携帯(ノキア)の通信速度9800bpsじゃ遅くて使い物に ならんでしょう。」
と思っている方が多いと思う。
わたしも,購入するまではメールはともかく,9800bps
ではインターネットを見るのはとても無理だろーと思っていた。
しかし!!
そんな不安は解消されたのだ。
ノキアちゃんを手にいれるまでは,HP680標準装備の56Kbpsモデム
を使っていたのだが,
それと比較すると,ノキアちゃんでインターネットをしても1.2倍くらい遅いかなー
といった程度である。
56Kbpsと9800bps。約6倍程の通信速度差があるのになぜ?
答えは簡単なのだ。
HP680自信のスピードが遅い。
それに輪をかけて,HP680のブラウザソフト「ポケットIE」が
遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い,遅い。
従って,56Kbps通信速度でもそれを表示するためのポケットIEが
遅かったら56Kbpsの速度が無駄になっていまうのだ。
つまり,猫に小判,馬の耳に念仏,ポケットIEに高速通信なのである。
このおかげで,今までの標準モデムと殆どかわらずにノキアを使い
無線でインターネットができるのだ。
ポケットIE 遅くてありがとう。
※PHSを使用すると,ポケットIEといえども多少は早くなると思います(たぶん)
■2000年10月12日
愛しのノキア
客先回りが多いサラリーマンの方なら,こういう事が多くあると思う。
数件のお客を回る予定をし,ある客との打ち合せが思ったより早く終ってしまった。
次の客先へ行くのにも早すぎるし,会社に戻る程の時間はない。
こんな時,街頭に突っ立てぼーと時間を過ごしたりしたら,変な人と思われ警察に
通報される恐れがある。
これを避けるために,しかたなく喫茶店などに入ったりしているはずだ!!
もちろん,喫茶店に入ったからって仕事をサボルわけではない。
次の客先との打ち合せ内容を,再度検討したりするのである。
しかし!! こんな時に その喫茶店に偶然 上司が入ってきたら
どうなるであろうか?
「前の打ち合せが早く終ったので,エー警察に通報される恐れが・・」
「もういい!! わかった!」
残念ながら,減点主義により評価される事が多いサラリーマン社会。
この様な言い訳を上司が聞いてくれるはずがない。
この事態を避けるために,私はノキア製携帯「NM502i」を購入したのだ!!
「NM502i」は,imodeができかつ,赤外線ポートがついている。
この赤外線ポートのおかげで,このノキアちゃんは なんと! HP680のモデムに変身
するのである。
これで,グレ電,IC電話が無くても,喫茶店からメールチェックしたりインターネット
を見たりできるのだ。
これを利用し喫茶店に入ってもHP680を使い仕事をすればいい。
もちろん,1度くらい喫茶店から上司へメールで報告などを送っておくと効果的である。
偶然喫茶店で,上司に出合っても,HP680や携帯電話を操作していると,
「こいつ,こんなところでも仕事しているんだな」
と思われるわけである。
この様な理由で私は,ノキア製の「NM502i」を購入したのである。
もちろん,imodeにした理由は,仕事の合間,喫茶店に入った際に
ぼーとimode対応のインターネットを閲覧するためでもある。
■2000年9月17日
携帯電話
モバイラーたる者,携帯はぜーたい! PHS!!
と確固たる信念をもって生きてきたのだが,
モバイラーの前に,私は一人のコンピュータマニアなのである。
コンピュータマニアたるもの,パソコンは絶対PC98とか,CPU
は絶対 Z80とか言って固執していると,アットいうまに時代の
流れに取り残され,未だにCP/Mを走らせている事になっちゃう。
と,いうわけで PHSのエッジにしようか,imodeにしようか 迷った末に,購入してしまった。
「ノキアのNM502i」
imodeで赤外線ポートがついている,そんでもって,超オシャレなデザイン
フッフフフ・・・・
詳細の報告をお楽しみに。
9月12日
性善説
普通に考えてみたら,ホームページを開設して,みんなに見てくださいと言わんばかりしておきながら,4ヶ月近くなーの断りもなく,ページの更新をしないというのは,犯罪行為である。
しかーし!!
世の中には,こんな風には考えずに,
「佐古田さん どうしたんだろー身体でも壊してしまったのかなー
それとも,リストラされて路頭に迷っているのかなー。」
なんて,考える人がいる。
まさか,そんな人に
「更新するのがめんどうでさー。ガハッハハハ。」
なんて言えなかったりする。きっとそんな風に思われているなら心の中で
「オ・・おれ俺がー悪かったよー許してくれー!!」
なんて,一瞬思ってしまうのである。
■2000年5月26日
性格破綻
私は,未だに私以外の人間でHP680を持っている人を知らない。
もちろん,ホームページで知りあった方々は別にだ。
こんなに,WindowsCEやHP680の宣伝をしているのに,回りの人間はPalmとかVAIOを買いやがったのだ。
VAIOを買った人間にWindowsCE(それもキーボト付き)を購入せず,ナゼVAIOにしたか問い詰めたところ,
「だって,WindowsCEって店に置いてないんだもの。」
とぬかしやがった。
確かに門真市のコジマじゃー置いてなかったけど,日本橋のJ&Pには山とあるぞー
そんな~涙が出るような嘘つくんじゃねーよ!。オラオラ!!。
と,私の回りの人間がWindowsCE(それもキーボトー付き)を購入しないのは,自分のこの様な性格が原因ではないかと疑いだしているのである。
■2000年5月3日
連続冒険活劇 680の大冒険 番外編
「フッフッフ・・・・ 犯人は,この中にいます。」
「エッ!。680探偵・・・まさか。」
みんなが驚く顔をよそに,680探偵がクールにしゃべりつづけるのである。
「まず,いいですか,遺体発見時間から推測するに犯人は,
 殺人を犯したあと,直に犯行声明を新聞記者へEメールしています。」
「という事は,680探偵。犯人は犯行現場で文章を書きEメールを送ったのですね。」
「それも,犯行内容を詳細に記した長文です。」
680探偵が犯人をあぶりだすかの様に言った。
「じゃー俺たちじゃーないなー。」
とデスクトップPCとiMacが顔を見合わせて頷くのであった,
「なんせ,俺たち持ち運び不可能だからね。」
「ちょっと待ってくれ,私は持ち運び可能だけど,電源入れてから立ちあがるまで1分以上かかるんだ。私も犯人じゃーない!」
とノートPCが訴えるのであった。
「何言ってやがる。確かにおれは携帯性を売り物にして,その上Eメールまでできて,
 iモードでインターネットができておまけに電話までできるけど,
 そんな長文を打つのは不可能だぜ。」
と遊び人風の携帯電話が言うのである。
「それは,俺だっていっしょだ。そんな長文をその場で入力するなんて・・
 こんな事,俺にはできない・・・・」
と最近調子付いているPalmが自信なく言うのである。
「という事は犯人は・・・」
皆が一斉にうつむいたと思った瞬間680探偵の方を見,同時に叫んだ。
「Windows CE!!(それもキーボート付き)」
「はい。私です。」
さすが,名探偵680!
この難事件を無事解決し,罪の償いに向かうのであった!!
■2000年4月22日
検証不能2
とうとうプレイステーション2を手に入れた。
どちらかと言うと,ゲーム機などは興味が無い方なのだが,
コーエーの歴史シュミレーションゲーム「決戦」がやりたくて
購入してしまった。
それにしてもプレイステーション2楽しませてもらっている。
プレイステーション2取り扱い説明書より
炎が出たときの頁
・電源プラグをコンセントから抜くか,ブレーカーを落とす。
・大声で応援の人を呼ぶ。
・水をどんどんかけるか,消化器を使って火を消す。
・119番に通報する。
「決戦」をしながら,プレイステーション2が炎をだす事を
密かに楽しみにしているのである。
もちろん,取扱説明書どおりに事にあたり無事生還するか
検証するためである。
■2000年4月6日
青春時代
「す・・す・好きなんだ! つき合ってくれ。」
「ごめんなさい。CE男さんは,いい人よ。
 でもね,わたし他に好きな人がいるの。友達でいましょうね。」
「好きな人って,もしかして,WorkPadのことかい・・・」
「エ・・ッ・・。そうなの。」
「ギャビン~~~・・。又,ふられた・・・。
 ちくしょう。WorkPadのやつめ!」
まあ,最近の状況といえばこんな感じである。
WindowsCE。ぱーとしないのである。
これまで生きて来て,異性にモテモテの経験をした事が無い
私にとっては,同類のあわれみを感じる様になってきた。
ザウルスの場合は,高校時代に憧れていた女性がしだいに全校
生徒の人気者になってしまい。
「ザウルス子は,確かに綺麗だけど,オレあんなタイプ嫌いだぜ。」
と,自分の手の届かなくなってしまったあの子を忘れ,オレは皆とは
違うぜ,と目一杯ツッパッテみせる,あの感じである。
「CE男。まあ,いいじゃないか。あの子はお前には合ってなかったんだって。」
と励ましあって,むさくるしい野郎どもとモンモンと過ごした,
高校時代がよみがえってくる。
■2000年3月24日
短気は損気
やっと,IC電話による通信に成功した。
いわゆる”ピーヒャララ”が無いので,即時に認証が完了する。快適だ。
これから,ケーブルを持ち歩かずにスマートにモバイルができるというわけだ。
が・・・・・・
HP680の赤外線ポートは,本体左側面についている。
手首を直角にして,こっこううううやってHP680を電話の方に向けて,
えーと空いている右手で,縦向きのHP680の”受信メール”アイコンをタ・・・タップ
できるか!!
なななんで,左側面に赤外線ポートていてんネン!!HPさんヨー!!
■2000年3月11日
私的ホームページ
第一弾
私は これで癒されています。
第二弾
実は,最近非常に気に入っているドラマがある,
非常に私的な事で書くのを躊躇していたが,よく考えたら
このホームページ私的な事以外なーんも書いていないと気付く。
題名こそ「HP680日誌」であるが,別にそんな事はお構い無く,
ボヤキを並べて立てているのである。
というわけで,そのドラマの題名は「アリーMY Love」である。
2,3年前からNHKで放送しているのだが,変なCGで少々話題
になったがナゼか私の回りの人間はほとんどが知らない。
日曜日の深夜(23:45ぐらい)に放送されているせいか?
アリーというちょっと変人でミニスカートが似合う女性弁護士の
恋愛コメディードラマなのであるが,アメリカンジョークが小気味に
効いていてかつオシャレでへんてこなのである。
ぜひご覧いただきたいドラマである。
ところで,先々週の放送でこのアリーの上司の弁護士が,
HP200らしきものをタッチペンでピックしていた(HP200って
タッチペン使えたっけ?)
アメリカの去年,秋放送分が,今日本で流れているはずだ。
という事はHP680が出てきてもおかしくないはず。
なおさら,このドラマから目がはなせなくなっていまった。
(でもNHKだからHPのブランド名隠されてちゃうのかな?)
第三弾
HP680の話題がある,できたて ホヤホヤのホームページ発見!!
■2000年2月20日
非常事態だったのである。
私は,こうやってホームページを更新するため,そのネタとかをポケットワードで特定のファイルに書き綴っているのである。
もちろん,もしもの時に備えて母艦と同期をとっているのである。
「ゲーエェエェ-----!!」
いつもの様に電車の中で,文章を書こうとしたが,ファイルが見当たらない。
ポケットワードの”最近使ったファイル”には在るのだが選択すると
「そんなファイル無いよー」と出てしまう。
「客寄せ用の特売品みたいに買いに行ったら売り切れかーー。
どういう事ヤネン。とっとと探してこーい!!」
と,怒ってもWindowsCEの標準アプリにはファイルを検索する機能はない。
しかたなく,フォルダーを1個ずつ開けて探したが見つからない・・・。
ゴミ箱の中も調べたが見つからない・・・。
このファイルが無かったらホームページをアップする間隔がさらに延びてしまう・・・。
でも,安心!!
こんな時のために,母艦機と同期をとっているのだ。ガハッハハ!
というわけで,母艦機の同期ファイルを調べた。
無い!!
いったいどーなっているんだ。
母艦機と同期中にHP680をクレードルから取り外したのが,
よくなかったのか!?。
「ダイタイよー。クレードルに着けただけで,母艦機と同期とるなんて,
怪しんだよねー。いったいどういう仕組みになってんだかワカンネー。
最近のパソコンは何でもやってくれるんだねー。
あーあーもう俺にはついて行けねーよ。」
・・と。なげやりな気持になりながら,その日は過ぎていった。
翌日,もうあきらめる心の準備をしていたのだが,なにげーに母艦機の
エクスプロラーを操作しているとき,
「もしかして,でもまさかなー」
と思いつつも,エクスプロラーのファイル検索ツールを使い,
消えてしまった,ファイルを検索してみた。
どういうわけだ!なぜなんだ!探していたファイルを母艦機の¥Winodws¥tmp
配下で発見!!
あーよかった。
さすが,HP680。
よくやってくれた。
でもなぜなんだ?。
■2000年2月5日
連続冒険活劇 680の大冒険 10回目 今までのお話し
アップル国で充電に迫られた680は,親切なAplle?Uといっしょに充電が
できる場所を求めて歩くのであった。
Aplle?Uの後をついてゆくと,やがて町ハズレの古ぼけた一軒家の
前に来た。
「ここだ。」
Aplle?Uが指差した。
「スリー!」ドンドン。と呼びかけても応答が無い。
「しょうがない,ヤツだなー」と言いながらAplle?Uがドアを開けると,
暗い部屋の中で,1台のコンピュータが椅子に座っているのが見えた。
「昼間から飲んでいるのか!」
「ウィ。あ~。兄貴か・・・」
「すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「フーン。兄貴はいいよなー。どうせ俺なんか・・・・」
といいながら住人は酒をあおるのであった。
「すまんなー。コイツではだめな様だ。次へ行こう。」
次へ向かう途中で,680が思いっきり聞いてみた。
「さっきの人は,弟さんですか?」
「うんそうだ。Aplle?Vていうんだが・・・・。どーも俺をネタンでいる様でな
世間からも見放されてしまっているんだ。」
次はここだ。
「リサ!」ドンドン。と呼びかけると中から派手なオバチャンが出てきた。
「あらー叔父さん。こんにちは。」
「すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ。」
「えー。叔父さんが私に頼みごと?。珍しいわね。
まあそのぐらいしないと叔父さんも割に合わないわね。
でも,今,出かけるところなの。オホホホ・・・。」
と,一方的にしゃべりたおしたあとドアが閉められた。
「すまないねー。
姪のLisaと言うんだが・・・。プライドばかり高くて。」
二人は無言で理由もなく出合った場所へ向かって歩き出した。
すると,前方にネズミの様なものが,電柱の影から影へと動いたのが
見えた。
「ニュートン」
Apple?Uが呼びかけ近づいて行くと
「ひゃー。ごめんなさい。すみません。道を歩いていててごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい。」
「いやいやそうじゃないんだ。ニュートン
すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「えー。ごめんなさい。僕のせいで・・・
コンセントなら電柱の上の方にあるんで,もし使えなかったごめんなさい。
さよーならー」
と,又ネズミの様に道の隅っこから隅っこを素早く動きながら去っていった。
ニュートンはかなり自虐的な性格な様だ。
「おー。そうか そうか。680ここのを使いなさい。」
といって,電柱に設置されてコンセントを指差した。
「ハイ。ありがとうございます。」
680が充電を始めた。
すると,最初に出合った,身体が透けている派手な色のコンピュータ
が沢山集まってきた。
680の顔をじーと見ているのだが,その目線は冷たく,陰険なムードが
漂っていた。
「Apple?Uさん。いくらあんたの知りあいでもMS-Windows顔のヤツに
この町の電源を使わすなんてゆるさないゼ!」
一人の青リンゴ色したコンピュータが言った。回りのコンピュータも
同調する様にうなずくのである。
「何を言っているんだ。この子は困っているんだぞー」
「困っているのはそいつの勝手さー。MS-Windowsの連中に助けて
もらえばいいんだ。
みんなー。コイツをこの町から追いだすぞ!!」
と言うと十数台のコンピュータが充電中の680を囲み,無理やり
コンセントから引き離そうとした。
680~。おとなしく言うことを聞くんだ。
なんせ,Macファンはパワーユーザが多くて,作者も立場が悪くなるんだ。
抑えてくれー。頼むー。
と作者の訴えを聞いていないのか,680が攻撃名を告げるのであった!!
「昔のEXCELはロータスより人気がなかったけど,Macファンに支持された
おかげで,広まって行っただよー有効ビーム」ビーーー
おーおーなんて素晴らしい攻撃なんだ。
攻撃を受けたコンピュータたちは,たちまち柔和な顔に変化したいった。
「いやー悪かったねー。そうだったんだー。充電していってよ。」
夢中で攻撃をしかけた680であったが,あまりの効き目にあっけにとられる
のであった。
しかし,いつまた追いだされるかわからないため,いそいで充電を切り上げ町
を出ようとした。
「皆さん。ありがとうございました。Apple?Uさんありがとう。」
「ウン。いいから早くいきなさい。」
Apple?Uも680と同様に不安を感じているのか,せかす様に言うのである。
「680さん。もっとゆっくりして行きなよ。家に泊まっていってもいいからさー。」
さっき,追い出そうとしたコンピュータに言われたが,逃げる様に町はずれへ
向かった。
Apple?Uへ満足に礼を言えなかった事,みんなに嫌われている事,すっきり
しない680であったが,兄弟探しの旅は終っていない。
そう言い聞かせ,また,東へと続く道を進むのである。
2000年1月28日
発見!発見!
いや~ガハッハハ・・・・・
HP680。使いだして半年以上になるのだが大々発見をしてしまった。
HP680の”スケジュール”,”仕事”(アクションリスト)は,予定時刻とか作業予定日
になると電源が切れていても緑のランプを点灯して知らせてくれる非常に
カワイイヤツなのだ。
しかし,”スケジュール”,”仕事”に一杯登録していると,やたらと点灯する
場面が多くなるのである。
愛妻でも,毎日顔をつき合わせていると,うっとーしくなってしまう事は至極当然の
如く,誰にもせめられないのである。
ましてや,ランプが点灯する事によりバッテリーが消耗するのは避けられない。
いそいで,HP680の蓋を開けて予定を確認してアラームを消していたのだが・・・。
「なんか違う」
と感じ始めていた。
ある時,意味もなく緑のランプをボーと見てるとその回りが微妙に窪んでいて,
いかにもランプが
「指で押してくれ~」
と言っている様だった。
まさかと思いつつ指で押すと,ランプがキーボートの様に確かなクリック感とともに
沈むのである。
いや~ガハッハハ・・・・・・
そうである。ランプが点灯しているからって,慌ててHP680を開き予定を確認し
アラームを消す必要なんてなかったのだ!
単に,ランプを押せばよかったのだ!
半年以上のあいだ,気がつかなかったとはー
いや~ガハッハハ・・・・・・
みなさん,知ってました・・・・・。
■2000年1月18日
癒し
「サラリーマンは~。気楽な商売ときたもんだ!」
てな,歌詞の唄が昭和40年代に,はやったそうだ。
時代は移り変わり,サラリーマンとて気楽にやってられなくなった。
終身雇用の崩壊,年功序列の廃止・・・・・
社会人になりたての頃は,望んでいた事なのだが,
人は歳とともに立場が変わるもので,中年期にさしかかった私には,
全て手放しで喜べないのである。
こんなサラリーマン生活を続けている私には,当然の如く「癒し」が必要
なのである。
しかしながら,会社,通勤,家庭生活と着実にストレスを貯めていたのだが・・。
ついに発見!
それは,当ホームページでもリンクしている「Windows CE Fun」の
ソフトウエアライブラリの中にあった。
「DOOM」というシューティングゲームなのだ。
お試し版を早速,ダウンロードした。
3D画面でピストルとかライフルを撃ちまくって,得体の知れないやつら
をやっつけていくゲームである。
別に,このやつらに恨みがあるわけではなかったが,ボーとしているとこちらが
撃たれて死んでしまうのだ。
何回も死んでいると,さすがにホトケの私も怒りがこみあげ,ピストルを
撃ちまくるのである。バン!バン!ババーン オラオラ!
まあ,こんな感じでなにか知らないけど癒されているのだが,
この「DOOM」特筆すべき事がある。
それは,3Dのスピードである。
なんでこんなに早いの!
3Dの画面が驚く程スムーズに動き,画面に吸い込まれしまいそうになる。
Windows CEのソフトでこれ程スムーズに動くのは体験した事が無い。
モタモタと動くソフトがWindows CEの限界かと思っていたが,
そうでもないらしい。
とにかく素晴らしいソフトである。
と書きながら,実はわたし「織田信長の野望」とかシュミレーションゲームが大好き
なのだが,Widnows CEでこんなシュミレーションゲームどなたか知りませんか?
1月17日
連続冒険活劇 680の大冒険 9回目 今までのお話し
偶然にも親戚であるHP族に助けられ,ミニコン国を抜け出した680であった。
兄弟を探すために,旅をしているのだが一向に手がかりがみつからない。
しかし,東にその手がかりがある事を信じてひたすら歩くのである。
すると,ポップ調の色彩で彩られた屋根が立ち並ぶ,町が見えてきた。
「派手な町並みだなー」
と思う680であったが,ジョルナダ村では紫色した筐体をもつチョット異色で
あった680には期待が湧いて来るのである。
町の入り口で,デザイナー風に見えるイチゴ色,薄い黄色,薄い紫色の
身体の中が少し透けて見えるオールインワン型のコンピュータがおしゃべりを
しているのを見かけた。
「こんにちは。えーと ここはどこですか?」
問いかけると3台のコンピュータが振り向き,680の顔を見ると,どういう
わけか又,3台で話しだした。
聞こえなかったのかと思いもう一度大きな声で聞くのである。
「すみません。ここはどこですか?」
今度は,明らかに聞こえているはずだが680の方を見ることもなくおしゃ
べりを続けるのであった。
「なんだこいつら。まあ失礼な人ていうのはどこの町にもいるもんだ,
ついてなかっただけ,違う人に聞こーと。」
気を取りなおす680であった。
しばらく行くと,OL風の薄い青色,青りんご色したコンピュータがおしゃべり
をしていた。
「すみません。ここはどこですか?」
同じであった。
680の顔を見ると無視されてしまうのである。
「ヒドイ人達だなー。それとも,僕の顔に何かついているのかなー」
窓越しに自分の顔を見るのであるが,いつもの様に,Windows CEのデスクトップ
が出ているし,ディスプレイの輝度も問題ない。
とにかく,充電させてもらって早く町を出ようと考えた。
しかし,行けども尋ねれそうなコンピュータに出あわなかった。
「おーい。」
「おーい。」
まさか,その声が自分に向けられていると思わなかったが,ひつこく声がする。
振り返ると。
この町で見かけた人とは違い,ディスプレイ・フロッピが別売りの様で
筐体には付いていない初老のコンピュータが声を掛けてきた。
「見かけぬコンピュータだな。旅人だろー。」
「はい。兄弟を探すために旅をしている者です・・・。
 680といいます。ここは,なんという町ですか。
 みんな教えてくれなくて・・・・・・」
「そうか,悪かったネ。ここは,アップル国じゃ。
 みんな悪気はないんだよ。
 ただ,お前さんみたいなWindows顔のやつには,どうしてもそんな態度
 をとっちゃうんだよ。
 おっと,わしは『アップル?U』とでも呼んでくれ。」
Windowsがなぜ悪いのか不思議に思ったが,親切に話してくれる,
アップル?Uに悪い様な気がして聞けなかった。
「アップル?Uさん。充電したいのですが・・・・」
「うーん。実はわしの家は,焼けちゃってなー。わしも焼きだされたのだが,
チョット修理すれば,このとおり元気になったというわけさ。
その当時は,奇跡だとかいって話題になったもんなんだー・・・・」
なぜか,思いでを語り出すのであった。
「そうかそうか,充電だったな。わしの知りあいの所へ行こう。」
そう言われ,アップリ?Uの後をついて行くのであった。
変な国に来てしまった680。果たして無事充電をして抜け出す事ができる
のであろうか,まだまだ何かありそうなアップル国。次回をお楽しみに。
■2000年1月4日
今年の抱負
あけましておめでとうございます。
なんとか2000年問題は大きな問題が無く乗りきれそうだ。
ヨカッタ,ヨカッタ。
せっかくの新年を向かえての最初の更新であるので,今年の
抱負などをあげてみたい。
HP680。
スケジュール管理,ホームページの更新などに使いこんでいる
のだが,このままではいけない。
去年,一ヶ月程 PHS(サンヨーのHです)を使用する機会が
あったのだが,これが非常に便利であった。
電話としての利用はもちろんの事だが,あのメール機能には
脱帽である。
メールが届くと知らせてくれるし,わずかのキーながら短い文章
なら十分に入力可能であるし・・・・・。
コミニケーション手段としては,PHS含めた携帯電話に,HP680
の様な携帯端末はかなわないのではと思ってしまう。
当然,用途を切り分けて使用するべきなのだが・・・・。
しかし,私はHP680を十分使いこなしているとはいえない。
やはり,PHSカードを購入して,いつでもWEB検索,メール
チェックができところまでトライしてみたいのである。
でもなー。やっぱり問題はランニングコストである。
基本料金プラス通信料。
ウーン。やはりこの通信料がもっと安くならないとなー。
まあ,とりあえずはIC電話の赤外線ポートでの接続
にトライし少しでも理想に近づいてみたい。
ところで,NTTさん。
グレ電とかIC電話の赤外線ポートはあきらめるから,その分
通信料安くなりません?
それが無理なら,IC電話の赤外線ポートを改良して超高感度
受信赤外線ポートにして下さい。
IC電話の隣の喫茶店から赤外線とばしてメールチェックしますから・・・ダメ?
※ICカード入れに行くのが面倒そうだなー

HP680日誌
http://www2.osk.3web.ne.jp/~sakota/index.htm








HP680日誌
このページは,残念ながら 新しい情報をしいれるとか,何かの 参考になるとかいう事は一切ありません。 
単に作者のボヤキですから,特にWindowsCE経験者の方などは 腹立たしく思われる事もあるかと思いますので,早速 他ページへ ジャンプする事をお勧めします。
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2000年1月6日木曜日

[社会][機器] HP Jornada日誌/連続冒険活劇680の大冒険~PDA/PHS派の俺の日記

[社会][機器] HP Jornada日誌/連続冒険活劇680の大冒険~PDA/PHS派の俺の日記
■1999年7月11日
連続冒険活劇 680の大冒険 1回目
むかし,むかし,Jornada村に,仲のいい820と680の兄弟が住んでいました。
ある時,二人が山へしばかりに出かけると,680が倒れ込んでしまいました。そうです,標準バッテリ9時間の680のバッテリが底をついてしまったのです。弟思いの820は,自分のバッテリを680へ分けてあげたのでした。
さすが,標準バッテリ13.5時間のお兄チャンです。二人が山から帰る途中。今度は,急にお兄チャンが苦しみはじめました。大きなファイルをPocketWordで編集していたためです。さすがのレスポンスを誇る,お兄チャンもこれではタマリません。
兄思いの680は,PocketWordより,はるかに高速に動くフリーソフトのエディタをお兄チャンに渡そうとしました。
「お兄チャン これ使って」
「680。ううう。ダメなんだ」
「ダメて,お兄チャン。兄弟どうし,同じソフトを動かしても問題ないじゃないか。ましてや,フリーソフトだよ」
「実は,お前のソフトは俺では動かないんだ」
「えー・・・・・・・・・・」
そうだったんです。680と820は,兄弟の様に育てられていましたが,実は,まったく血がつながってなかったです。幸いな事に,820はファイルを分割する事により事無きを得ました。
しかし,本当の兄弟では無いと知ってしまった680は,
「お兄チャン。今までありがとう。僕,本当の兄弟を探しに旅に出るよ。」
「弟よーーーー」
こうして,680の兄弟探しの旅が始まるのでした。
つづく。
※当日誌は,技術的根拠が無い事が多く含まれています。
■1999年7月17日
連続冒険活劇 680の大冒険 2回目
JORNADA村から,本当の兄弟を探すために旅に出た680があてもなく,さまよっていると城が見えてきた。近づくにつれ,その城は古ぼけて,老朽化していたが,今まで見た事がない程,大きな城であった。
城のこれまた大きな門をくぐると,城壁の方から呼び止められた。
「オイ!!」
680が見上げると,680の数百倍は大きな青いコンピュータが立っていた。
「このドチビ何物だ」
「えーと,僕はJORNADA村からやってきた680といいます。
兄弟を探しに旅をしているのです。」
「お前の様なドチビの兄弟なんて,この汎用機国にはいない。とっとと出で行け。」
出てゆけと言われても,あてのない680は素直に聞くわけにいかないのであった。
「本当に,この国には僕の兄弟はいないのですか。せめて,探させてください。」
すると大きなコンピュータの仲間が城からぞろぞろ出てきた。
「JORNADA村なんて聞いたことがない。ましてや汎用機国以外に国などあろうはずがない。」
「こいつは野蛮なヤツに違いない!!」
さすが,中華思想がはびこり,未だに中央集権国家の汎用機国である。
「こんなヤツ叩きつぶせ。!!」
と物騒な雰囲気になってきた。
この,騒ぎを静める様に,長老とおぼしき古めかしいコンーピュータが現れた。
「ENIACじいさんどうする。コイツ」
「・・・・・・・・・・」
「叩きつぶしてしまいましょうか」
「・・・・・・・・・・」
ENIACじいさんは,レスポンスに難があった。
ENIACじいさんの煮えきらない態度に我慢しきれなくなった,大きなコンピュータ数十台が680を取り囲み,今にでも攻撃してきそうになった。
680も戦うしかない。先制攻撃だ。
「こんなコンパクトなマシンでブラインドタッチができるヨービーム」 ビビビビー
効かない。さすが汎用機,カードパンチから歴史がある入力デバイス関連の攻撃は効かないのであった。
「TCP/IP,POP3オープンシステムキック」
このオープンシステムキックは効いた。大きなコンピュータがひるんだすきに,囲いを抜け出し城壁の方へ全力で走った。
しかし,大きなコンピュータたちは,以外にもスピードが早く,すぐに追いつかれてしまった。
「このドチビめ,これでも食らえ..100万件トランザクション処理パンチ」
この攻撃に,680は気を失いそうになった。680ピンチ!!。城壁の前で大勢のコンピュータに囲まれ,気を失いかけてる680。この危機を逃れる事ができるのであろうか。次回を待て。
■1999年7月24日
連続冒険活劇 680の大冒険 3回目
汎用機国で,大きなコンピュータに攻撃を受けて,気を失いかけてる680。
そこエーーーー,。
「この,ドチビ。とどめだ!! 銀行の勘定系システムは,ほとんど汎用機でやってるんだぜチョ・・」
あーまりにも長い攻撃名が幸いした。攻撃名を告げ終わる直前に背にしている城壁の壁が開き680が引きずりこまれたのであった。
「おいしっかりしろ ドチビ!!」
680が気が付くと,古臭いデスクトップコンピュータに抱えられていた。
「ここは・・・・・。君は・・・・・・・」
「秘密の通路さ。俺は I〇M5150。ATて呼んでくれ。さあ早く。やつらが追ってくる,早くこの通路を抜けるんだ!!」
こうして,680はATの言われるまま通路を走った。すると,大きな川が目に前にあらわれた。どうやら,城の外に抜け出した様だ。
「AT君。どうして僕を助けてくれたの」
「いづれわかるさ。
それに,助かったとは限らないゼ。この川を渡らないと」
「え,デモ AT君。僕は兄弟を・・・・」
680が言うのをさえぎる様にATが言った。
「おまえの,兄弟はこの国にはいない。とにかく,この川を渡らないと,あのドデカイヤツらが追ってくる。」
「わかった。でどうやって渡るの?」
「そこにあるLAN橋を使うんだ。」
「えー僕,渡れないよ」
そうなのである。LANカードを購入していない680には,LAN橋が渡れないのであった。
「おまえ,今時  LANカードも持っていないのか。しかたないなー,ハイこれ10万円でいいよ。これで命が助かるんだぜ」
ATが680へLANカードを手渡した。
「10万円もするの。普通1万円以下だよー」
納得できないが,このLANカードを使うしかない680は,しぶしぶ払うのであった。
「毎度あり。それと,兄弟を探しているなら東へ行け。お前見たいなのが,いっぱい居るはずだ」
「ありがとう。AT君は,渡らないの?」
「俺は,無理なんだ。」
ATが自分の足元を指さしながら言った。見ると,端末制御装置の線らしき物が,ATの足元から城へと伸びていた。
「それじゃな。橋をわたったら,決して振り返るんじゃないゼ。
とにかく東を目指すんだ」と言うとATは来た通路を戻って行った。LANカードを購入した680は,無事LAN橋を渡りきった。
ATが言っていた様に振り返らず東の方向へ向かった。しかし,丘の上に立った時,ちょっと疑問がよぎった。
振り返ると,ちょうど城の中庭が見えた。すると,どういうわけか,ATと攻撃してきた大きなコンピュータが仲良くビールジョッキ片手に飲んでいった。
「だまされたのかな・・・・・」
さすが,I〇M。商売上手なのであった。世の中の厳しさを思い知った680は東へ向かって歩き出した。
今度は決して振り返らずに。・・・・つづく。
■1999年7月31日
連続冒険活劇 680の大冒険 4回目
汎用機国から,東へ向かった680であったが,いけども,いけども何も見えてこない。そろ,そろ充電しないとヤバイ状況なのである。
町につけば,喫茶店とかファーストフードの店に入り,コンセントのある席でコッソリ充電できるのだが・・・・。
さらに歩くと,一面花に覆われた野原にでてきた。すると,遠くの方で花を積む,680みたいな筐体をした女の子たちがいた。
そこまで,歩いて行くのにバッテリが持ちそうもない。
「オーイ。そこの娘たちー」
680に気付いた,一人の娘が近づいて来た。
「どうしました。」
見ると,妙にフリフリの服を着た。とってもカワイイ女の子だった。
「すみません。バッテリが切れそうなのです。
助けて下さい。」
「私の,単三乾電池じゃダメかしら?」
「ゴメンナサイ。コンセントのある所へ・・・・・・・」
すると,女の子は仲間を呼んで680を抱えて,町の集会場へ連れてってくれた。
「フー。助かった,ありがとう。僕,680です。JORNADA村から兄弟を探しに旅をしている途中なのです。」
「私,ポケ子です。ここは,『お気軽メール村』です。
本当にダイジョウブですか?しばらくゆっくりしていって下さい。」
680もポケ子のカワイさにひかれて,しばらくこの村でゆっくりしていこーと思った。
お気軽メール村では,680は大人気であった。
「わー大きい。キャピ。」
JORNADA村ではチビで通っていた680は,とっても気分がいいのであった。
「私,メールでたくさんお返事をしなければいけないの。680さん手伝ってくださる?ルンルン。」
「大変,680さん。メールで添付ファイルがきちゃった。読んでんでくださる?」
と,680に近づく娘があとをたたないのであった。
でも,680はポケ子が気になってしかたがなかった。
その日も,680は町の娘のリクエストに色々と答えて,夕方くらいに寝床に
している集会場に戻ってきた。すると,ノックがする。
「はーい。」
680がドアーを開けると憧れのポケ子が立っていた。
「こんにちは。エート。キャピ。1時間後,私の家で夕食でもどうですか?
それに,集会場の床ではゆっくりお休みになれないでしょ?
今日は,私の家にお泊りになって下さい。ルンルン」
「エー・・・・・・・。もちろん!!」
オイオイ。ポケ子。ちょっとだいたん過ぎないか?
それに,680。なにが「もちろん」だ!!。これは,680の冒険活劇だぞー,
恋愛物語じゃないつーの。
連載4回目にして,もはや主人公は作者の手を離れ勝手なことを
しだしてしまった。
この後どうなるのか・・・・。作者も しーらない。            
つづく。
■1999年8月7日
連続冒険活劇 680の大冒険 5回目
お気軽メール村で,大人気の680。
なんと,憧れのポケ子から夕食と夜のお誘いを受けてしまった。
約束の時間まで,まだ1時間ある。
この間680は,目一杯,オシャレをするのであった。
まず,バックライトを最大限にし,暗闇でも目立つ様にする。
そして,自慢のJORNADAのロゴをだす。
「フフフ・・。WIndowsCEの中でも,ここまで見栄えのするのは,僕だけ。」
と鏡の中の680は微笑むのであった。
すっかり,お気軽メール村で勘違いしてしまった様である。
さあ時間だ。
いそいそとポケ子の家の前まで来て,ドアをノックする。
「はーい」
「680です。」
ドアが開けられると,ポケ子が立っていた。
「エー。どなたですか?」
「どなたって,ポケ子さん。1時間程前に食事に誘ってくださったじゃないですか?」
「えー。キャピ。覚えてない。」
なんてこった。ポケ子は少ないユーザメモリのため,不用な記憶を削除していた際に,誤って680の記憶を消してしまったのである。
「そんなーヒドイじゃないですかー」
理由がわからない680は,いつまでもごねるのであった。
そこへ,お気軽メール村の男どもがやってきた。
「どうしたんだ。ポケ子」
「プラス男さん。変な人が家に入れろってひつこいのー」
「ナニ。こいつやっちまえ!!」
あっというまに,男どもに囲まれ攻撃を受けてしまった。
「コイツ。くやしかったら,携帯,PHSインタフェース標準で装備してみろ!!ボコボコ」
「10円メールもできんのか。オラオラ」
オイどうした680。戦うんだ!!。お前の方が値段が高いんだぞ。
しかし,680は無抵抗だった。
「もう,そのへんでヤメテ。」
ポケ子の言葉で,男どもは攻撃をやめた。
「とっとと村から出てゆけ!!」
680は立ちあがり,ポケ子の方を見た。
「さよなら。」
しかし,ポケ子から返事はなかった。
トボトボと村をあとにする680であった。
「しかし,なんでポケ子さんは,あんな事したんだろ。」
謎は説けない様だが,女の恐さを少しは思い知っただろう。
ちょっと調子に乗っていた680にはイイ社会勉強だ。
兄弟を探し見つけるまで,おまえに安息の地はない。
戦え680-----                
つづく。
■1999年8月15日
連続冒険活劇 680の大冒険 6回目
お気軽メール村から,とぼとぼ東に向かって歩いていた,
680であったが,さびれた町にたどり着いた。
町といっても人っ子一人出会わないのである。
「オーイ誰かいませんかー」
たまりかね,680が叫んでみたが返事がない。
「おかしいなー,誰もいない様だなー」
充電する必要があるため,1件のバーに入ってみた。
「こんにちは。」
「はーい。なんの様かね。」
人が居るとは思われなかったが,奥から大きな老人がでてきた。
「680といいます。充電をさせてもらえないでしょうか?」
「ああ,いいよ。 そこのを使いなさい。」
老人が指さした方のコンセントから充電をはじめながら,680が尋ねた。
「この町には人がいないのですか?」
「町どころか,このミニコン国の人間,みんな逃げ出してしまった。
なんせ,長い間戦乱が続いているからね。
あんたも,命が欲しいなら早くこの国をでなさい。」
「はい。わかりました。」
充電を終えた680が立ちあがり,礼を言い店を出ようとすると,
「待ちなさい。この国を抜け出すには,
この,VT80エミュレータが必要だ。なんせ,DECnet対応だからね。18万円じゃ。」
VT80エミュレータやDECnetなんて聞いた事がない,ましてや18万円は高すぎる躊躇する680であった。
「いや。いいです。」
「何をいってるんじゃー。このDEC族のVAXの言う事が信じられないのかー」
今までの雰囲気とは違って老人が激しく怒りだした。
それでも,680は買う気にはなれなかった。
すると,
「ははっはは。VAXじいさん,そいつは,引っかからないぜ。」
何処にいたのか,店のすみの方で飲んでいた,大きな中年のコンピュータが言った。
「おれは,K。VAXじいさんも,おれも昔はこの国でチョットは有名だったんだぜ。
特にDEC族なんか10年前は,理工系女子学生就職したいNO.1だったんだ。
しかし,あいつらのせいで今じゃ,こうやって旅人に物を売って暮らしてるてわけさ。」
橋田寿賀子風にやけに説明調のセリフ回しである。
「はー。そうですか。大変ですねー。」
<あいつら>て誰だろうと680は思ったが,これ以上関わりたくないため,気の無い返事をするのであった。
くやしがる,VAXじいさんを横に,Kはしゃべりつづけた。
「この国を無事抜け出すんなら,これだよ。K端末エミュレータ。10万円でイイよ。インストール費用は別途だけどね。
それに,この親指シフトのOASYSキーボートがあれば完璧さ。」
もう,いい加減にしてくれという気持の680であった。
「僕,間に合ってますから,失礼します。」
「おーい・・・・・イーサーネット・TCP/IP対応もあるん・・・・」
Kが呼びとめるのを振り払う様に店をでた。
680,少しは大人に成った様だ。しかし,この国,一癖も二癖もあるヤツがいる。果たして,680身ぐるみ剥がされず抜け出す事ができるのであろーか。
次回,至上最強のコンピュータの登場である。      
つづく。
■1999年8月22日
連続冒険活劇 680の大冒険 7回目
ミニコン国のさびれた町で,妙な物を売りつけられそうになった680であったが,町ハズレまで来たとき,
「・・・・オープンシステムブーメラン」
背後から,攻撃を告げる声がかすかに聞こえたと思った瞬間680の肩に激痛が走った。
「う・・・・ん・・」
余りの痛みにうずくまる680であった。
すると,背後から馬のヒヅメの音がスゴイ勢いでせまってきた。
「隊長。肩をかすめています。ネライ通りです。」
「捕らえろ!!」
680が見上げると10騎程の騎馬隊に囲まれていた。そのうち,一人が馬を降り,680へ近づいて来たとき,
「TCP/IP,POP3オープンシステムキック」
680の攻撃だ。ところが,全然効かない。効くどころか,
「はっはっははは」
「こいつ,まさか このSun族にオープンシステム攻撃をしかけるとは,はっはっははは・・・・。」
おいおい680。オープンシステム先駆者のSunに,この攻撃は通じないぞ。
よーしこうなったら新兵器だ!! 680いけー。
「大容量48M CFカード メガトンパンチ!!」ドカーン。
「今度は,48Mだって,ガハッハッハ。それも大容量だってよ・・・。はっはっは・・・」
ダメージどころか,500Mを超えるメモリーを搭載する騎馬隊は笑いをこらえるのに必死であった。
「早く捕らえろ! 敵の者かも知れぬぞ!!」
隊長の命令により,先ほどの兵士が680の肩に手をやった,その時
「隊長ー。前方に敵です。それも,大軍でーす。」
見ると数キロのところに,何百という騎馬隊がこちらに迫って来ている。
「ナニ!。本隊に知らせるぞ。」
「隊長。コイツはどうしましょうか?」
「ほっとけ,急げ! 行くぞ。」
すると,680を囲んでいた騎馬隊は,ものすごいスピードで来た方向に走り去って行った。
「なんってこった・・・・・」
680,助かったのであるが,それよりも攻撃が全く効かなかった事がショックなのであった。
しかし,680落ち込んでいる暇はないぞー。
今度は,何百という騎馬隊が迫っているんだ。
このミニンコン国では,お前の攻撃は効かない。とにかく逃げるんだー。 
つづく
■1999年12月12日
連続冒険活劇 680の大冒険 8回目
JORNADA村から,兄弟を探す旅をしている680であったが,ミニコン国で,Sun族と戦ったがまったく歯が立たない!!
ショックのままうずくまる680の背後にSun族の敵と思われる,何百の騎馬隊が迫っている。
680ピンチ!! 早く逃げるんだ!!
と,作者が応援する間もなく2騎の騎馬がせまって来た。
「アッツ!」
680が声を上げた瞬間に,騎馬の戦士に両肩を持ち上げられ,騎馬隊の中へ引きづられて行った。
「隊長。この者です。」
「ウン。見たところSun族の者ではないな。」
「僕は,680です・・・JORNADA村から兄弟を探すため,旅をしている者です・・」
もはや,戦う事も逃げる事もできない680であった。
「JORNADA村,・・・・・・,顔を見せて見ろ!!」
680が顔をあげた。
「もしかして,お前の母親は620でないか?」
「ハイ。そうですが・・・」
「ガハッハッハ,そうか,そうか・・・・・」
いきなり,隊長が満面の笑みを浮かべ,
「皆の者!! 聞け!! この者は我々と同様HP族であるぞ!!」
なんと,この手の冒険話しは都合良くできているもので,
680最大の危機と思われたが,捕らえられた先はなんと,母方の親戚であるHP族であったのだ。
Sun族に攻撃された傷の手当てを受けながら,HP族の騎馬隊と共に過ごす680であった。
「隊長,なぜSun族と戦うんですか?」
「うん。それはな,もし戦わねばこちらがやられてしまう。
戦いを望んでいるわけでは無いんだ。」
680に説明する隊長であった。
「それに,680。バブル崩壊で日本の経済は冷え込み,昔みたいにUNIXサーバだからって簡単に売れないんだ。この中で生き残るのは顧客データ・・・・・・」
680にはよくわからない話しだったので,さえぎる様に680が言った。
「そんな事よりも,隊長。僕にSun族と互角に戦える様に攻撃技を教えて下さい。」
「いいぞ。まず,わしにお前の攻撃をしてみろ。」
とまどいながら,680が攻撃をしかけた。
「TCP/IP,POP3オープンシステムキック」
「ははっはは・・・。そんな攻撃じゃダメだな。」
「もっと,お前らしい攻撃をしかけないと,やつらには通じないぞ。」
「自分らしい攻撃・・・・・・よーし」
「大容量48M CFカード メガトンパンチ!!」
「だめだな。もっと自分の特徴をアピールするんだ。」
「よーし,では・・・」
680が身構え精一杯の声を張り上げた!!
「個人情報携帯端末でブラインドタッチができ,リモコン代わりにもなるんだよカカト落とし!!」ブーン
「うーん カシオペアユーザから文句が出そうだが,いいぞ! その調子だ!」
てな,感じで技を鍛錬する680であった。
傷も癒え,攻撃技に自信を取り戻した680がある時,
「隊長,そろそろ僕・・・・。兄弟探しの旅に戻ります・・」
「わしたちといっしょにSun族と戦う気持にはなれないのか・・」
「そんな,企業間の戦いには巻き込まれたくないです。僕はやっぱり個人をターゲット
としたコンピュータなんです・・。だから・・・」
「わかった。お前はお前の道を歩むがいい。」
せっかくの親戚との出会いをたちきり,心身ともリフレッシュした680は兄弟探しの旅に戻るのであった。
次回,摩訶不思議な国に紛れ込んでしまった680~。お楽しみに。
■2000年1月17日
連続冒険活劇 680の大冒険 9回目
偶然にも親戚であるHP族に助けられ,ミニコン国を抜け出した680であった。
兄弟を探すために,旅をしているのだが一向に手がかりがみつからない。
しかし,東にその手がかりがある事を信じてひたすら歩くのである。
すると,ポップ調の色彩で彩られた屋根が立ち並ぶ,町が見えてきた。
「派手な町並みだなー」
と思う680であったが,ジョルナダ村では紫色した筐体をもつチョット異色であった680には期待が湧いて来るのである。
町の入り口で,デザイナー風に見えるイチゴ色,薄い黄色,薄い紫色の
身体の中が少し透けて見えるオールインワン型のコンピュータがおしゃべりをしているのを見かけた。
「こんにちは。えーと ここはどこですか?」
問いかけると3台のコンピュータが振り向き,680の顔を見ると,どういうわけか又,3台で話しだした。
聞こえなかったのかと思いもう一度大きな声で聞くのである。
「すみません。ここはどこですか?」
今度は,明らかに聞こえているはずだが680の方を見ることもなくおしゃべりを続けるのであった。
「なんだこいつら。まあ失礼な人ていうのはどこの町にもいるもんだ,
ついてなかっただけ,違う人に聞こーと。」
気を取りなおす680であった。
しばらく行くと,OL風の薄い青色,青りんご色したコンピュータがおしゃべりをしていた。
「すみません。ここはどこですか?」
同じであった。
680の顔を見ると無視されてしまうのである。
「ヒドイ人達だなー。それとも,僕の顔に何かついているのかなー」
窓越しに自分の顔を見るのであるが,いつもの様に,Windows CEのデスクトップが出ているし,ディスプレイの輝度も問題ない。
とにかく,充電させてもらって早く町を出ようと考えた。
しかし,行けども尋ねれそうなコンピュータに出あわなかった。
「おーい。」
「おーい。」
まさか,その声が自分に向けられていると思わなかったが,ひつこく声がする。
振り返ると。この町で見かけた人とは違い,ディスプレイ・フロッピが別売りの様で筐体には付いていない初老のコンピュータが声を掛けてきた。
「見かけぬコンピュータだな。旅人だろー。」
「はい。兄弟を探すために旅をしている者です・・・。
 680といいます。ここは,なんという町ですか。
 みんな教えてくれなくて・・・・・・」
「そうか,悪かったネ。ここは,アップル国じゃ。
 みんな悪気はないんだよ。
 ただ,お前さんみたいなWindows顔のやつには,どうしてもそんな態度
 をとっちゃうんだよ。
 おっと,わしは『アップル?U』とでも呼んでくれ。」
Windowsがなぜ悪いのか不思議に思ったが,親切に話してくれる,
アップル?Uに悪い様な気がして聞けなかった。
「アップル?Uさん。充電したいのですが・・・・」
「うーん。実はわしの家は,焼けちゃってなー。わしも焼きだされたのだが,
チョット修理すれば,このとおり元気になったというわけさ。
その当時は,奇跡だとかいって話題になったもんなんだー・・・・」
なぜか,思いでを語り出すのであった。
「そうかそうか,充電だったな。わしの知りあいの所へ行こう。」
そう言われ,アップリ?Uの後をついて行くのであった。
変な国に来てしまった680。果たして無事充電をして抜け出す事ができるのであろうか,まだまだ何かありそうなアップル国。次回をお楽しみに。
■2000年2月5日
連続冒険活劇 680の大冒険 10回目
アップル国で充電に迫られた680は,親切なAplle?Uといっしょに充電ができる場所を求めて歩くのであった。
Aplle?Uの後をついてゆくと,やがて町ハズレの古ぼけた一軒家の
前に来た。
「ここだ。」
Aplle?Uが指差した。
「スリー!」ドンドン。と呼びかけても応答が無い。
「しょうがない,ヤツだなー」と言いながらAplle?Uがドアを開けると,暗い部屋の中で,1台のコンピュータが椅子に座っているのが見えた。
「昼間から飲んでいるのか!」
「ウィ。あ~。兄貴か・・・」
「すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「フーン。兄貴はいいよなー。どうせ俺なんか・・・・」
といいながら住人は酒をあおるのであった。
「すまんなー。コイツではだめな様だ。次へ行こう。」
次へ向かう途中で,680が思いっきり聞いてみた。
「さっきの人は,弟さんですか?」
「うんそうだ。Aplle?Vていうんだが・・・・。どーも俺をネタンでいる様でな
世間からも見放されてしまっているんだ。」
次はここだ。
「リサ!」ドンドン。と呼びかけると中から派手なオバチャンが出てきた。
「あらー叔父さん。こんにちは。」
「すまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ。」
「えー。叔父さんが私に頼みごと?。珍しいわね。
まあそのぐらいしないと叔父さんも割に合わないわね。
でも,今,出かけるところなの。オホホホ・・・。」
と,一方的にしゃべりたおしたあとドアが閉められた。
「すまないねー。
姪のLisaと言うんだが・・・。プライドばかり高くて。」
二人は無言で理由もなく出合った場所へ向かって歩き出した。
すると,前方にネズミの様なものが,電柱の影から影へと動いたのが見えた。
「ニュートン」
Apple?Uが呼びかけ近づいて行くと
「ひゃー。ごめんなさい。すみません。道を歩いていててごめんなさい。
生まれてきてごめんなさい。」
「いやいやそうじゃないんだ。ニュートンすまんが,電源を貸してくれないか。旅人が困っているんだ」
「えー。ごめんなさい。僕のせいで・・・コンセントなら電柱の上の方にあるんで,もし使えなかったごめんなさい。
さよーならー」
と,又ネズミの様に道の隅っこから隅っこを素早く動きながら去っていった。
ニュートンはかなり自虐的な性格な様だ。
「おー。そうか そうか。680ここのを使いなさい。」
といって,電柱に設置されてコンセントを指差した。
「ハイ。ありがとうございます。」
680が充電を始めた。
すると,最初に出合った,身体が透けている派手な色のコンピュータが沢山集まってきた。
680の顔をじーと見ているのだが,その目線は冷たく,陰険なムードが漂っていた。
「Apple?Uさん。いくらあんたの知りあいでもMS-Windows顔のヤツにこの町の電源を使わすなんてゆるさないゼ!」
一人の青リンゴ色したコンピュータが言った。回りのコンピュータも同調する様にうなずくのである。
「何を言っているんだ。この子は困っているんだぞー」
「困っているのはそいつの勝手さー。MS-Windowsの連中に助けてもらえばいいんだ。
みんなー。コイツをこの町から追いだすぞ!!」
と言うと十数台のコンピュータが充電中の680を囲み,無理やりコンセントから引き離そうとした。
680~。おとなしく言うことを聞くんだ。
なんせ,Macファンはパワーユーザが多くて,作者も立場が悪くなるんだ。抑えてくれー。頼むー。
と作者の訴えを聞いていないのか,680が攻撃名を告げるのであった!!
「昔のEXCELはロータスより人気がなかったけど,Macファンに支持されたおかげで,広まって行っただよー有効ビーム」
ビーーーおーおーなんて素晴らしい攻撃なんだ。
攻撃を受けたコンピュータたちは,たちまち柔和な顔に変化したいった。
「いやー悪かったねー。そうだったんだー。充電していってよ。」
夢中で攻撃をしかけた680であったが,あまりの効き目にあっけにとられるのであった。
しかし,いつまた追いだされるかわからないため,いそいで充電を切り上げ町を出ようとした。
「皆さん。ありがとうございました。Apple?Uさんありがとう。」
「ウン。いいから早くいきなさい。」
Apple?Uも680と同様に不安を感じているのか,せかす様に言うのである。
「680さん。もっとゆっくりして行きなよ。家に泊まっていってもいいからさー。」
さっき,追い出そうとしたコンピュータに言われたが,逃げる様に町はずれへ向かった。
Apple?Uへ満足に礼を言えなかった事,みんなに嫌われている事,すっきりしない680であったが,兄弟探しの旅は終っていない。
そう言い聞かせ,また,東へと続く道を進むのである。

HP680日誌
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