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2025年9月19日金曜日

[機器] ガジェット記録~92の扉




[機器] ガジェット記録~92の扉
▲2015
△ 昨年故障した本拠地のNAS及びプリンタを新型機に入れ替え
2015-01-10 | ブログ・デジカメ・PC
昨年故障した本拠地のNAS及びプリンタを新型機に入れ替えました。まずはプリンタですが、これまで使っていた Canon PIXUS 950i(発売年が2002年らしいので、12年間の使用で壊れた模様)が故障したので、今度は EPSON EP-807ABを後継として購入。
Canon製品でも良かったのですが、設置場所の耐震対策も考慮し、フラットかつベルト固定状態で使用可能なEPSON製品を選択しました。メーカーが変わってしまうと、これまでの予備インクやプリント用紙のストックが使えなくなってしまうので勿体ないとも思いますが、実はインクは世代が違いすぎて、同じCanon製品でも使い回しが出来ないので、そこは割り切りかなぁと思っています。
入れ替え設置 セットアップ完了
一方、データのバックアップ用に使っていたNAS(2008年の購入なので7年間の使用)も故障してしまったので、同じ Buffalo の LS-220D 0402(2TB×2による4TBモデル)を後継として購入。せっかくなので RAID を組める製品にしてみました。2ドライブ型なので旧機種より幅は少し増えますが、高さや奥行きについては旧機種よりコンパクトになっています。おまけに容量も大幅に増えており、このあたりは時代の流れ(技術の進歩)の賜物でしょう。
▲2013
△ 出稼ぎ拠点にデスクトップPCを導入
2013-11-02 | ブログ・デジカメ・PC
これまで出稼ぎ拠点のマシンはノートPCでしたが、3年余りの年数が経過し、やはり非力さが気になるようになってきました。特に最近ハマっている某ゲームはブラウザゲームながら CPU を酷使するので、ゲーム中は CPU使用率が常に振り切っている状態。折しもこのゲームで秋の特別イベントが11月から始まるという話もあり、ちょうど安価なセール品も見掛けたりしたので、思い切って出稼ぎ拠点にもデスクトップPCを導入することにします。半年ほど前に本拠地のメインマシンを新しくしたばかりですが、今回はそこまでのスペックは必要ないので、最近の課題だった CPU強化を主眼とし、かつ狭隘な出稼ぎ拠点であることを考慮して省スペースをキーワードに選んだ結果、DELL のInspiron 660S(Inspiron 660 ST Base (BTX) VDV99 - Inspiron 660s D7-1)を選択することにしました。ちょうど直販メニューで期間限定のディスカウント・キャンペーン(標準で6万円台のところを 17,000円引きで4万円台)が実施されており、かつ即納モデル(通常は海外からの輸送も含め1週間はかかるところを3日※で配達される)があったこともポイントでした。
※10/28(月)早朝注文、10/29(火)出荷、10/30(水)夜配達(不在)、10/31(木)午前受領
ちなみに基本スペック( <== ノートPCとの比較)は以下の通りです。
CPU:第3世代インテル Core i3-3240 (3M キャッシュ、3.4 GHz) <== Intel Celeron 743(1.30GHz)
RAM:4GB (4GBx1) DDR3 SDRAM 1600MHz <== 4GB(2GB×2)
HDD:1TB (1TBx1) 3.5インチ SATA (7200回転) <== 500GB SerialATA
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ <== なし
OS:Windows7 Home Premium SP1(64ビット版)  <== Windows7 Home Premium(32ビット版)
グラフィックカードが内蔵(オンボード)であることと、メモリが4GBという点がバランス的には少し弱いかなぁ、という気もしますが、とりあえずの強化目標であるCPUについては満足できる水準。今後の動作状況を見ながら、場合によってはメモリ増設やグラフィック強化も視野に入れるというところでしょうか。参考までに、Windows7 の基本スコアで比較してみると、ノートPCでは2.9だったものが新PCでは4.8までレベルアップしたことになります。
<ノートPC>
ノートPCのパフォーマンス
【内訳】
CPU:7.2 ←2.9
RAM:5.9 ←5.1
グラフィックス:4.8 ←3.6
ゲーム用グラフィックス:6.2 ←3.3
HDD:5.9 ←5.6
<新PC>
新PCのパフォーマンス
実は本拠地のメインマシンの世代交代(移行)がまだ終わりきっていないうちに、出稼ぎ拠点のPCまで追加して、対応できるのかという不安もありますが、特に出稼ぎ拠点では今後もノートPCとの併用を考えているので、何とか切り替えていきたいと思います。
△ 本拠地のメインマシンをデュアルディスプレイ化
2013-10-06 | ブログ・デジカメ・PC
半年ほど前に本拠地のメインマシンを世代交代させた時は、モニタは TV を使うことにしていたのですが、画面が大きいことは良いものの、細かい部分を見るには少し遠いことや、そもそも作業用には画面が大き過ぎる感もあり、なかなか旧PCからの切り替えが進んでいません。そこで細かい作業用として少し小型のモニタを追加することにしました。
うまい具合に先々週の平日、少し時間を確保できたので、新宿のヨドバシカメラへ寄り、いろいろ実物をチェックしつつ選んだのは LGエレクトロニクスの 21.5インチIPSモニター「22EA63V」です。また、メインのディスプレイである 40インチ液晶TV(SHARP AQUOS LC-40V5)との併用ということで設置場所の関係や、せっかく軽量の液晶モニタであることを活かすため、やや値段は張りますがモニターアームを導入することにしました。購入したのはエルゴトロンの「LX デスクマウントアーム」(45-241-026)です。
東京から松本へ運搬
先週末に松本の本拠地まで持ち帰っていたのですが、構築時間を確保できなかったので今週末まで構築は持ち越しとなっていましたが、今日ようやく組み上げることができました。これでメインマシンへの完全切り替えの歩みも進むことでしょう。
△ 6年半ぶりに本拠地のメインマシンを世代交代
2013-02-09 | ブログ・デジカメ・PC
信州松本の本拠地のメインマシンとして、6年半ぶりに新たなデスクトップPCを追加しました。購入したのは Dell の XPS 8500 です。
オーダーステータス詳細
先月末にオーダーし、待つこと約10日。当初は2月8日配達予定となっていたものが、1日配送が遅れて今日の配達予定に変わりましたが、どのみち週末しか松本にいないので、ちょうど良いタイミング。ところが、午前の配達指定だったのにも関わらず、何故か配達されて来たのは夕方となりました。
お届け状況確認
伝票にも配達指定は「午前」となっていますし、配達業者も今朝には松本の配送拠点を出発していたようですが、どこをどう彷徨っていたのでしょうかねぇ伝票上も「午前」指定だったんですけど… 夕方にようやく到着
それはともかく、今回の新デスクトップ購入に至った主な経緯や考え方は以下の通りです。
これまで6年半使っていたデスクトップマシンが性能的に見劣りしてきた上、電源系に起因すると思われるトラブルが頻発するようになってきた。
上記マシンの OS(Windows XP)の延長サポートの期限(2014年4月8日)が迫って来た。
Windows 8 が発売されたものの、安定期に入るまでは Windows 7 を購入したい。
上記にも関わらず、2月になってから Windows 7 を購入すると、Windows 8 への Update 優待が終わってしまう。
新デスクトップは長く使うことを考慮し、多少イニシャルコスト高でもスペック的に上位かつ拡張性の高い機種を選定したい。
ディスク容量もさることながら、速度を重視して SSD ドライブを装備させたい。
参考までに、これまでのメインマシン(Dell Dimension 5150C、左下の写真の奥にあるスリム型)の基本スペックは以下の通りでした。
CPU:Intel Pentium D 820(2.80GHz、800MHz FSB)
RAM:1.5GB(512MB×2、256MB×2)デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ
HDD:320GB SATA 3.0Gb/s
光学ドライブ:DVD+/-RWドライブ
その他:13メディア対応カードリーダ/ライタ
OS:Windows XP Professional SP3
△ 6年ぶりに携帯電話を機種変更
2012-07-16 | ブログ・デジカメ・PC
6年余り使い続けたうちの携帯ですが、さすがに電池の持ちが悪くなってきたことに加え、au の周波数(800MHz)帯の再編の関係から今月22日で使えなくなるということで、久々に機種変更しました。
キャリアや各メーカーは最近スマートフォンを前面に押し出している状況なので、これを機にスマートフォンへ移行する手もありましたが、ウチ的にはスマートフォンの操作性にはもう1段の改善が必要&大型化だけでなく小型化のラインナップも必要だと感じていることや、既に iPod touch を持っているので無理にスマートフォン化を急ぐ必要を感じないことから、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン/ガラケー)で新たな機種を探すこととします。これまで使っていたのはカシオの W41CA(紹介記事(1)・(2)・(3)・(4)・(5))だったので、直接の後継にあたるのは2011年夏モデルの CA007(メーカーサイト)ですが、W41CA の特にカメラ機能での使い勝手のポイントであった2軸回転機構が無くなっていることや、既に店頭での流通は終わっている模様。2軸回転機構を持つとなると2010年秋冬モデルの CA006(メーカーサイト)となり、もっと入手は困難な状況でした。
それでは、と他メーカーで2軸回転あるいはスライド式を探してみると、2011年春モデルの S006 か2011年夏モデルの T007が候補となりますが、これらも揃って既に店頭での流通は事実上終わっている状態。僅か1年前のモデルですら無いというのは、かなりの思惑を感じますよ。仕方がないので、現状で流通している通常の折りたたみ型のラインナップを見てみると、カメラ機能をウリにしている F001や最新モデルで使いやすさをウリにしている K011は何れもデザイン的にイマイチ好みに合わない印象。と言うことで、かなり消去法的な選び方となりましたが、ソニーエリクソンの URBANO AFFARE(紹介記事(1)・(2)・(3)・(4))を選択することにしました。ちょうど新色(ソリッドシルバー)が発売されるということで、この色にも惹かれたのですが、実際にモックを見てみると意外とシルバーが明る過ぎな気がしたので、色はリアルブラックにします。もちろん、キャリア側の都合での機種変更なので、「サンクスチェンジ」の恩恵を受けてウチの費用負担は0円(厳密に言うと別売オプションの卓上ホルダを追加購入していますが、貯まっているポイントを利用したので、現金支出はありません)です。
パッケージからして随分とスリムになっていることに驚きましたが、これは省資源&詳細版マニュアルの電子化(ダウンロード利用)によるところでしょうか。また、実際の携帯本体で較べると、幅が2ミリ増(49→51mm)、高さが6ミリ増(103→109mm)なのに対し、厚さが5ミリ減(22→16.4mm)、重量も12グラム減(126→114g)となっています。これは2軸回転機構が無いことも大きいのかもしれません。ディスプレイも0.7インチ(2.6→3.3インチ)大きくなり、解像度も 240×400ドット(約65,000色)から 480×854ドット(約1677万色)となって情報量が豊富になりました。カメラのスペックも207万画素CMOSから810万画素裏面照射型CMOSに進化しています。
W41CA と URBANO AFFARE W41CA と URBANO AFFARE(開いたところ)
細かな使い勝手については、これから設定をカスタマイズしつつ試していきたいところですが、従来機との比較で第一印象としては以下の通り。
○ Snapdragon(QSD8650)CPU採用の威力なのか、割とサクサク動く
○ WIN HIGH-SPEED(下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbps)対応の効果なのか、メールの送受信やEZwebアクセスが割と高速
○ ワンセグやBluetooth、緊急地震速報等に対応し、防水仕様となった
○ スリム&軽量化により、胸ポケットに入れた場合の存在感が軽減
△ スリムになったのは良いが、折りたたみの開閉には慣れが必要
× カメラの性能は良くなったのかもしれませんが、操作性についてはイマイチ。慣れの問題かもしれませんが…
× 撮影したファイル名の変更がフォトビュワーからは出来ない
× カレンダー/スケジューラやメモ機能の使い勝手が悪化
× 各フォルダに振り分けたメールの有無がわかりにくい
× 単語登録のソート(並び替え)が出来ない
× microSD カードの脱着には電池パックの取り外しが必要
全般的に、性能や機能はアップしたかもしれないけど操作性が悪化した傾向があるように思えますよ。まぁ慣れの要素も少なからずあるとは思いますが…とりあえずメモリーカード(旧機種ではminiSDカード 256MB でしたが、今度は microSDカード 32GB)等は調達したので、あとは使いながら慣れるしかないでしょう。 前回の機種変更時にも書きましたが、うちはマニュアルを一回は読んでから使う人なので、何とか時間を捻出して、ボチボチ読みながらいろんな機能を試して、徐々に自分流の設定に変えていきたいと思います。
▲2011
△ AVアンプをグレードアップしました 【追記あり】
2011-08-14 | ブログ・デジカメ・PC
先月、松本の本拠地のTVを地デジ対応液晶TVに更新したばかりですが、それに触発されて音響関連の新製品動向などをチェックしているうちに、AVアンプもアップグレードすることにしました。
最近の AVアンプのトレンドを見ると HDMI 接続による TVとの連携やネットワークオーディオ機能の充実ぶりが魅力的。各メーカーの製品をいろいろ検討したのですが、今まで使っていたのもYAMAHA製品ということもあり、RX-V771(紹介記事(1)・(2)・(3))を導入することにします。
RX-V771
発売から間もないのに、いきなりファームウェアの更新情報(紹介記事(1)・(2))が出ていますが、逆に言うとオーディオ機器の世界でもこんな形での不具合改修や機能追加などのフォローが出来る時代になったのか、と感慨深いものがありますよ。ちなみに、これまで使っていたのは DSP-AX1300(紹介記事(1)・(2))で、約9年前に本拠地を現在の場所へ移した際に購入したものですが、まだまだ退役するには惜しいので、出稼ぎ拠点へ活躍の場を移すことにしました。
これまで本拠地の中軸だったDSP-AX1300 これからは出稼ぎ拠点の中軸に
これに合わせて、出稼ぎ拠点のサラウンド環境も整備します。ちょうどセット購入すると 5,000円引きになるというキャンペーンが実施されていたので、同じく YAMAHA のスピーカーパッケージ NS-P285(紹介記事)を RX-V771 と一緒に購入し、NS-P285 は出稼ぎ拠点に導入しました。個々のスピーカーは小型化されますが、センタースピーカーやサブウーファーが加わるので、音響効果としては良くなりそうです。
【追記】
せっかくインターネットラジオ対応だという話だったのに、これまで一番よく聴いていた Japan-A-Radio が vTuner のリストに含まれておらず、苦戦していたのですが、ようやく聴くことが出来るようになりました。
「追加したラジオ局」に登録すればリスト外の局でも聴けるのはわかっていたのですが、なかなか聴けるアドレスがわからず苦戦。もしかしてコーデック対象外なのかと諦めかけていたのですが、SHOUTcast でのアドレスを登録することで、無事に聴けるようになりました。これで PC なしでも Japan-A-Radio を堪能できますよ! (2011-08-27:追記)
△ 本拠地のTVを地デジ対応液晶TVに更新
2011-07-03 | ブログ・デジカメ・PC
出稼ぎ拠点のTVは3年前に地デジ対応液晶TVへ移行を済ませたものの、松本の本拠地ではまだアナログのままだったため、この週末に地デジ対応液晶TVへ移行しました。
松本の本拠地には原則として週末しか帰れない上、帰っても地上波などは「鋼の錬金術師 FA」の放送が終わってからは見る番組も無く、見るとすれば稀に GAORA の野球中継(ファイターズ)か Animax 程度。そんなワケで、どうも優先度が下がってしまい、元々地デジ対応は今春以降を想定していたのです。それが東日本大震災の発生もあり仕事の繁忙状態が半端なくなって休日も不規則になる等で、全く検討が出来ない状態が続いていたのですが、さすがにアナログ停波まで1ヶ月を切ったため、急いで検討を進めました。
松本で利用している TV は、本拠地を現在の場所に移転した 2002年に購入した SONY 液晶テレビ"ベガ"シリーズの「KLV-23HR1」ということで、そろそろ9年を経過しようというところです。とは言え、特に不具合もないですし、前述の通り、そもそもTVを見る機会が少ないこともあり、地デジチューナーを外付けで追加購入するか、CATV(テレビ松本)を受信しているので専用チューナー(STB)を導入するだけで済ませるという比較的安価な手法を採用する案が一時は最有力でした。でも、そろそろ大画面TV の価格もこなれてきたことですし、これを機会に画面サイズを大きくするのも良いかなぁという気もしてきたので、亀山ブランドで定評のある SHARP AQUOS V5 ラインの「LC-40V5」に買い換えることにします。
旧アナログ液晶TV 23インチから40インチへ
9年前に 23インチを購入した時と較べると、高機能・高精細な 40インチを格段に安価で購入できるようになっているワケですから、液晶の低価格化&高性能化も随分と進んだものですね~
チャンネル設定中
残る大きな課題は、CATV(テレビ松本)のアナログでは BS や CS(Animax や GAORA)が基本サービスで受信できていたのに、地デジ化された後は「デジタルベーシック」(月額 525円)もしくは「デジタルぱっく」(月額 1,155円)に加入しないと観れない(しかも「デジタルベーシック」で CS を観るには 2011/7/24 までの申し込みが必要)という件にどう対応するかという点です。現状の利用頻度を考えると、これらが観れなくなるのは痛い反面、その程度しか観ないのに初期料金(もしくは買取料金)や月額使用料を新たに払うのか、という点が非常に悩ましいんですよねぇ今回は TV買い換えに合わせて家庭内LAN も強化。無線LAN でも良かったのですが、セキュリティや安定感も考慮して、有線でギガビット対応に順次移行できるよう HUB や一部ケーブルを入れ替え& TV もネットワーク接続します。
LANもギガ対応
もっとも、ウチでギガビットに対応している機器は3年ほど前に購入した NAS ぐらいのものなので、現状では殆ど恩恵は受けないんですけどね…
     
92の扉
https://blog.goo.ne.jp/92_t/e/ea8488d25ff282ea7a56ec14e5712eae
     
     









     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
     
      

2025年2月21日金曜日

[機器][AV] サンワサプライ, 多機能ラジカセ「400-MEDI050」〜スタパ齋藤「スタパトロニクスMobile」






[機器][AV] サンワサプライ, 多機能ラジカセ「400-MEDI050」〜スタパ齋藤「スタパトロニクスMobile」
サンワサプライ、カセットテープやラジオをデジタル保存できる多機能ラジカセ
サンワサプライのラジカセが何でもできるしマジで懐かしすぎた
スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
スタパ齋藤2025年2月17日 00:00
2024年11月に見たニュース。あっラジカセだ!!! と惹かれてしまった。
サンワサプライから発売された多機能ラジカセ「400-MEDI050」。いわゆるラジカセの機能に加え、カセットテープの音をデジタル化したり、デジタルサウンドをカセットテープに録音することができる。※画像はサンワダイレクトの商品ページより抜粋。
 ここ数年ポツリポツリと発売されるラジカセタイプのサウンド系ガジェット。見るたびに「欲しいかも……」とは思うのだが、俺の場合は「買う必要がナイ」のだ。音楽を録音した古いカセットテープはあるが、テープ上のほとんどの曲はデジタル化済みだったり、ネットで配信されていたりする。
手持ちの楽曲録音済みカセットテープ。タイトルや曲目をインスタントレタリングやタイプライターで作成していた。高校生の頃のテープなので、45年くらい前のものだ。保存状態が非常によい。のだが、中身の曲は既にデジタル化済みで、カセットテープという物理的なメディアを「そのうち加工してアクセサリーに作り替えよう」と思って残している。
未開封のカセットテープも残してある。ラジカセかぁ~、今見ると何周か回ってカッコイイなぁ。でも買ってもなぁ。というタイミングで発見したのが「ANN」と書かれたカセットテープ。ん? あぁアレか……あっそういえばこのテープはまだデジタル化してないんだった!!! 
ANNと書かれたテープを発掘。かつてラジオ番組に何度か出たが、番組を録音したカセットテープをもらえることが多かった。……「ANN」はコバジュンさんの字かな?じつは昔、ニッポン放送のラジオ番組「オールナイトニッポン」に出たことがある。↓の記事からだと、2003年1月3日放送分だと思う。
https://bb.watch.impress.co.jp/column/stapa/2003/05/29/
ともあれ、このテープは記念としてぜひデジタル化したい! という後押し理由が出てきて、サンワサプライの多機能ラジカセ「400-MEDI050」を購入したのであった。だが、年末年始は妙に忙しく、最近になってやっと開梱&使用したので、今回はこのラジカセをレビューしてゆきたいッ!!!
■1万3800円で買える、かな~り高機能なラジカセ
サンワサプライの多機能ラジカセ「400-MEDI050」は、直販サイトのサンワダイレクトで1万3800円で買える。で、いきなりココでコストパフォーマンス的な結論を言ってしまうと、この価格で買えるわりには非常に高機能である、と感じられた。カセットテープ上の音声をデジタル化(MP3ファイル化)して現代のデバイスで再生可能にするのが、400-MEDI050の主な用途となる。のだが、ほか細々した機能もユーザーによっては「これだ!」的に役立ったりする。400-MEDI050で「デキるコト」を具体的に挙げると、ラジカセとしての各種機能に加え、カセットテープ上の音声をMP3ファイル化できる。それらファイルは本体に挿したUSBメモリーやSDカードへ書き込まれる。カセットテープ上の音声をサルベージできるというわけだ。なお、カセットテープに対するスペックとしては、対応テープがノーマルポジション(Type I)。トラック方式は2トラック・2チャンネルステレオとなっている(ただし説明書は誤表記でコンパクトカセットモノラルというスペックになっている)。
本体にはUSBポート(USBメモリー用)とSDカードスロットがあり、カセットテープ上の音声をMP3ファイルに変換してこれらメディア(ひとつ)に書き込める。2のメディアを同時接続すると変換・書き込みができない。ちなみに、こういった機能を持つカセットテープ再生装置はけっこう多々ある。価格もこなれており、5000円以下で買える製品もあるので、単に「テープの音をMP3にしたい」だけなら、より安価な製品を選ぶのがいいかも。それから、400-MEDI050はBluetoothスピーカーとしても機能する。スマートフォンやタブレットを無線接続し、ステレオスピーカーから音を出すことができる。ただしコーデックはSBCのみで、SCMS-Tには非対応となっている。
スマートフォンなどとBluetooth接続すれば、Bluetoothスピーカーとして機能する。基本的にはラジカセということで、ラジオ(AM/FM)を受信できる。ポータビリティがあるラジカセで、サイズは幅34×奥行き8.25×高さ12cm。重さは1.5kg。電源は単2形乾電池×4本もしくはACアウトレット(コンセント)で、ACアダプター部は本体に内蔵されている(付属電源コードだけで使える)。
本体上面にあるチューニングダイヤルや周波数メーターを使ってAM/FM放送を受信できる。ラジカセなので、受信した放送を録音することもできる。ちょっとユニークなのが、受信した放送をカセットテープに対してもUSBメモリー/SDカードに対しても録音できる点。一瞬、「えっ? 2025年の今、ラジオ放送をカセットテープに録音しなくね?」とは思ったのだが、「そういえば最近、カセットテープで音楽聴くの流行ってるとか……」と思い出した。もーしかするとそういう需要を狙っての機能かもしれない。ちなみに、400-MEDI050はマイクを内蔵(左右スピーカー上部左右)しており、マイクの音もカセットテープ・USBメモリー/SDカードともに録音できる。またUSBメモリー/SDカード上の音声をカセットテープに録音することもできる。これらの機能性を見ると、やはりカセットテープ活用需要を見込んだ各種機能が400-MEDI050にはある感じ。いろいろなソースからカセットテープに録音できるので、カセット活用派にはとても役立つラジカセかもしれない。
もちろん、USBメモリー/SDカード上の音声を単に再生することもできる。再生できるのはMP3ファイルで、メディアのルートディレクトリに置かれているものに限られる。ということで、1万3800円で買えるわりには、かな?り高機能な400-MEDI050。外観もイイ感じなので、つい欲しくなっている人が少なくないかもしれない。
■使い心地はどうなのか?
さて、実際に400-MEDI050を使ってみて、どうだったのか? そのあたりを思ったままに。まず、Bluetoothスピーカーとして音質を確かめた。接続したのはiPhone。ラジカセ側のコーデックはSBCのみなのであまり期待していなかったが、BGMを流すくらいの使い方なら十分に高音質だと感じられた。BASSつまみで低音を増強すると、けっこうイイ音で音楽を流せる。ラジオやカセットテープを聴いても同様。意外な音質であった。
ステレオスピーカーは意外に高音質。それから、ラジオ部はチューニングつまみ使用時はやや慎重な操作が必要で、雑に指を動かすとチューニングがすぐズレたりする。本格的なラジオとはかな~り違うが、この価格帯の製品ならこんなものかな? といった使用感だ。でもまあAM/FMラジオとしてフツーに使える。昔ながらの? みたいな感じのチューニングつまみ。チューニングが合うと周波数メーター部のLEDが赤く光るといった機能はない。細かな操作については説明書を読んでいただきたいが、一連の機能を試すと「ふーん、こう使うのか」とだいたい把握できるハードルの低さがなかなかイイ。全体的に単純明快に使えるあたりも、なんかこう、昭和の電気製品を彷彿させる。つーかですね、このラジカセ、操作がけっこう楽しいのだ、現在において。今って、デカいボタンを押したりダイヤルを回したりして使う機器が、あまり身近ではなくなった。その状況においてボタンを押したりツマミをまわしたりスイッチを入れたり、それが愉快。ボタンを押すとカパァ~ッとゆっくり開くカセットドアとか懐かしいというかなんというか、むやみにカセットドアを開け閉めしてしまう。
STOP/EJECTボタン(停止/取出し)を押すと、カパァ~ッとゆっくり開くカセットドア。あとこれ、ラジカセとして普通に使えて、AC電源駆動にも電池駆動にも対応しているので、普段使いをしつつ災害時用のラジオなどとしてもイイかも。ただ、ACコードは本体背面から後ろへ伸びているので、壁にペタリと着けた状態で置くことができず、残念。本体の後ろへ一直線に向いちゃう電源コード。接続部がL字の電源コードを使えばいいかもしれない……。けっこうイイ感じで使える400-MEDI050だが、作りはお値段なりというイメージ。ハッキリ言って細部のつくりはイイとは言えず、たとえばカセットデッキ部のボタンは押した後に傾いたりする。でも指を触れて修正すればその傾きが直る、みたいな?それと、テープが回っているときのモーターの振動が大きめだったりする。音楽などが流れていればあまり気にならない振動だが、音を消すと聞こえてくるレベルだ。でもまあ廉価なカセットデッキとかラジカセとかって、こんなモンだったような気もする。もうひとつ、音が出ていないときにスピーカーから少々ノイズが聞こえる。これも音を消すと聞こえるレベルなので、あまり気にならないが……昭和の終わり頃の安価で身近なオーディオって……まあだいたいこんなだったかもしれない。
ともあれ、そんな感じで細かい部分を精査すると「1万3800円だもんな~」という感じかもしれない。購入を考えるならそのあたりの割り切りも必要だと思う。余談だが、前述のラジオ番組「オールナイトニッポン」出演時のカセットテープだが、400-MEDI050を使って無事デジタル化できた。20年以上前のテープだが、密閉性の高い容器のなかで立てて保管していたなど、保管状態が良かったためか、テープ自体も音質も無問題であった。てゅーか、カセットテープの音って厚みというか温かみがあって、なかなかイイですな♪

ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/stapa/1662512.html