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1998年3月3日火曜日

[機器][サーバ] SUN,Ultra Spark〜UO(Ultima Online)のサーバー





[機器][サーバ] SUN,Ultra Spark〜UO(Ultima Online)のサーバー
雑誌ログイン編集部,UO(Ultima Online)のサーバールー厶に潜入!
やた!ついに入ったぞ!!
オリジンに取材をしたもうひとつの使命,それはUO(Ultima Online)のサーバールームを見せてもらい写真をゲットすること。いままで,どこの雑誌にも掲載されていない禁断の部屋の正体を明かさずに帰るような,そんなヘボイ取材をするわけには絶対いかない。俺様の名がスたるってもんやしな。わはははは。そこでプレス担当のTeresaさんに,サーバールームをぜひ見せて頂けませんか?と頼んでみたところ,ログインさんならいいわよと,快く承諾してくれたのである。ラッキー!
UOのサーバールームの広さは,日本で言うところのたたみ10~12畳くらいの部屋だった。まず驚いたのが,部屋の鍵が通常目にするタイプのものではなく,なんとレッドアイ・インジケーターと呼ばれるものであったこと。目をその機械に近づけるとセン
サーが働き個人の網膜をチェックする。登録者でなければ入れないわけだ。まるで007の映画のようだったぞ。でも笑ったのは部屋のドアが開きっぱなしだったこと。おいおい,何のためのハイテクセンサーなんだ!?やっぱりアメリカ人はやることがいつも大味だなあ,まったくもう。
サーバールームに入ると、壁面にびっしりとパソコンが並んでいた。これは壮観だったぞ。ここに設置されているサーバーは
"Test Center"と
"Lake Superior"。
「サーバーに使用しているマシンはSUNのUltra Sparkです。それぞれが250メガバイトのRAMを搭載したフルスペックマシンなんですよ」とStarr氏が解説してくれた。Test Centerが4台,Lake Superiorが5台のマシンで構成されており,マシンの裏側は長いコードがあっちこっちに接続されてい
た。開発用マシン,UOのウェブサイト,セキュリティーとファイヤーウォールなんかまで含めるとマシンの数は50台弱にも達する。ここにはないサーバーはアメリカのあちこちに設置されており,しかももっと大きな倉庫っぽいところにあるそうだ。ゲームの心臓部となるマシン以外にも停電時に作動する大型の予備バッテリーや緊急用のサーバー冷却装置がドカンと設置されているのだ。丸々一日は余裕でもつというバッテリーのでかさにも驚かされたが,冷却装置はもっとすごい。天井から銀色の太いバイブが本体に接続されておりマシン温度の上昇と室温の上昇を防ぐらしい。
「実際の管理プロセスですが,まず開発用のマシンを使って様々なテストや改良を行ないます。これはスタッフやテスターだけではなく,一般のプレーヤーたちの意見も参考にして進めるわけです。特にバグ対策には気を使いますね。そして改良が済んだ時点でそのデータをTest Centerに移し,一般のプレーヤーに体験してもらいながら変なところがないか,おかしな動作をしないかチェックします。その後,問題がなければ,それぞれのサーバーにPatchを
あてて反映します。この一連の作業を定期的に繰り返すんです。いいゲームであり続けるためにね」。ほんと,感服いたしました。
ー雑誌ログイン,1998.4号

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