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1995年12月19日火曜日

[データ] DOSBoxでWindows95を作動させる

[データ] DOSBoxでWindows95を作動させる
DOSBoxでWindows95を作動させる
インストール事前準備
ハードディスクの領域確保
ここから以降は、DOSBox内でのコマンドライン操作が多くなります。
かなり煩雑ですし、英語キーボード環境のため記号の入力でてこずることがあるかもしれません。
しかし、DOSBox内では標準環境だとコマンドラインの入力ヒストリーを上下(↑↓)で呼び出せますので、活用すると少しは楽になると思います。

私の好きなインドネシア
http://www.geocities.jp/indo_ka/dos_v/dosbox/win95/03prep.html
https://indo-ka.sakura.ne.jp/




(1) 作業フォルダー(c:\test\win95)内に次の4つのファイルがあることを確認してください。
(2) DOSBoxを起動します。スタートボタンをクリックし、
「すべてのプログラム」->「DOSBox-0.74」と選択し、
「DOSBox-0.74」をクリックします。
作業フォルダー(c:\test\win95)がXドライブとしてマウントされていることを確認してください。
上手く行っていない場合は「DOSBox環境の変更」」の編集が失敗している可能性があります。
DOSBoxを終了させ、もう一度チェックし、やり直してください。
(3) ハードディスクイメージをマウントします。DOSBox内はキーボード配列が英語式です。
記号の入力が日本語キーボードとは異なる部分があるので気をつけてください。
まず一台目のハードディスクイメージをマウントします。
次のように入力し、「Enterキー」を押します。
(ハードディスクのsizeパラーメータはDisk Image Creation Toolで作成時に取得したものです。最初の512は固定で決め打ちです。)
imgmount 2 x:\hd0.img -size 512,63,16,1021 -fs none
続けて、二台目のハードディスクイメージをマウントします。
次のように入力し、「Enterキー」を押します。
imgmount 3 x:\hd1.img -size 512,63,16,1021 -fs none
「:(コロン)」は「Shift + ;(セミコロン)」で入力できます。
「:(コロン)」の次のバックスラッシュ「バックスラッシュ」は「ろ」を押すと入力できます。
(4) 2台分のハードディスクイメージをマウントしたら、Floppy Diskイメージからブートします。
次のように入力し「Enterキー」を押します。
boot x:\wininst.img
Floppy Diskイメージファイルからブートが始まります。
(5) ブートが完了し日本語環境に切り替わったら、「fdisk」と入力し「Enterキー」を押します。
(6) FDISKのメニュー画面が表示されたら、「1」を選び「Enterキー」を押します。
(7) 次の画面でも「1」を選び「Enterキー」を押します。
(8) 基本MS-DOS領域の作成が始まります。
本物のハードディスクだと少々時間がかかりますが、イメージファイルですので、すぐに完了します。
(9) 完了後に表示される画面で「Y」を選び「Enterキー」を押します。
(10) ドライブのチェックが始まります。
これも本物のハードディスクだと少々時間がかかりますが、イメージファイルですので、すぐに完了します。
(11) 完了したら「Esc」キーを押して、最初のメニュー画面に戻ります。
これで一台目のハードディスクの領域確保が完了しました。
(12) 最初のメニュー画面に戻ったら「5」を選び「Enterキー」を押します。
(13) 現在ハードディスクドライブを2へ変更します。「2」を入力し「Enterキー」を押します。
(14) メニュー画面へ戻ります。
「現在のハードディスク」が「2」であることを確認し、「1」を選び「Enterキー」を押します。
次に上の(7)~(11)の作業を繰り返してください。
これで2台目のハードディスクの領域確保が終わります。
(15) 最初のメニュー画面に戻ったら「5」を選び「Enterキー」を押します。
2台のハードディスクが503Mバイトで領域確保されていることを確認してください。
確認したら「Esc」キーを連続して押し、FDISKを終了させます。
コマンドプロンプトに画面に戻ったら、画面右上の「X」をクリックし、DOSBoxを終了させます。

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作業フォルダー内に4つのファイルがあることを確認してください
DOSBoxを起動

boot x:\wininst.img
Floppy Diskイメージからブート
「fdisk」と入力し「Enter」
FDISKのメニュー画面




1台目のハードディスクの領域確保が完了


2台目のハードディスクの領域確保が完了










ハードディスクのフォーマット
(1) 再びDOSBoxを起動します。
(2) 次に上の「ハードディスクの領域確保」の(2)~(4)を繰り返してください。
(ハードディスクのマウントと日本語環境へのブートを行ってください)
(3) 日本語環境でブートしたら、2台のハードディスクをフォーマットします。
まず、Cドライブをフォーマットします。「format c:」と入力し「Enterキー」を押します。
(4) 「フォーマットしますか(Y/N)」と聞いてきますので、「Y」を入力し「Enterキー」を押します。
(5) フォーマットが始まります。
本物のハードディスクだと少々時間がかかりますが、イメージファイルですので、すぐに完了します。
(6) 次にDドライブもフォーマットします。
「format d:」
と入力し「Enterキー」を押します。
「フォーマットしますか(Y/N)」
に対してはCドライブをフォーマットした際と同様に
「Y」
と入力し「Enterキー」を押します。
(7) Dドライブのフォーマットが完了したら、作業用のフォルダーを作成しておきます。
「d:」(「Enterキー」を押します)->「md win95」(「Enterキー」を押します)と入力します。
続けて
「dir」
と入力して「Enterキー」を押し、フォルダー「win95」が作成されていることを確認します。
(8) 画面右上の「X」をクリックし、DOSBoxを終了させます。

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DOSBoxを起動














Windows 95セットアップファイルの複写
DOSBoxはデフォルト環境だとCD-ROMのイメージファイルをマウントさせることが出来ますが、
別のOSでブートさせてしまうと、マウントが出来なくなってしまいます。
マウントできるのは、Floppy Diskイメージとハードディスクイメージのみとなります。
(厳密には別のOSでブート後、mountコマンドは使えません。
DOSBoxの標準環境でマウントしたドライブを、別OSでブート後も引き続き使えるということです。)
こういった事情から、ハードディスクイメージを2基分マウントさせ、DドライブへCD-ROMのファイルを複写してセットアップに使うという手法をとります。
(1) DiskExplorerを起動します。最初にエクスプローラーの画面が開きますので作業用フォルダー(c:\test\win95)を表示させ、
「hd1.img」(Dドライブとして利用しているイメージ)
をダブルクリックします。
(2) 「ディスクを開く」ダイアログで「(Manual HD)」を選び、「OK」ボタンをクリックします。
(3) 「hd1.imgのHDD領域選択」ダイアログではフォーマット-「AT形式」、領域名-「基本領域」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
(4) イメージファイル「hd1.img」の中身が表示されます。フォルダー「WIN95」をダブルクリックして開きます。
(5) このフォルダー「WIN95」へ、「Windows 95 (CD-ROM、日本語、Upgrade版)」の全ファイル・フォルダーを複写してください。「コンピューター」から「Windows 95 (CD-ROM、日本語、Upgrade版)」が入っている光学式ドライブ(CD/DVDドライブ)を選んで表示させ、全ファイル・フォルダーを選んで、DiskExplorerが表示しているフォルダー「WIN95」へドロップ&ドラッグすれば、複写できます。
なお、複写の前にWindowsのフォルダーオプションで「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をチェックし、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外しておくことをお勧めします。
(6) 複写が完了したらDiskExplorerを終了させます。また、変更したWindowsのフォルダーオプションを元に戻しておきましょう。
以上で事前準備は完了です。

私の好きなインドネシア
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DiskExplorerを起動
「ディスクを開く」ダイアログ
「hd1.imgのHDD領域選択」ダイアログ
フォルダー「WIN95」をダブルクリックして開きます


フォルダー「WIN95」へWindows 95の全ファイル・フォルダーを複写





Microsoft Windows 95日本語版
Microsoft Windows 95 (with Internet Explorer 4.0)
種類 オペレーティングシステム
必要環境
  • 本体: i486SX以上を搭載するパーソナルコンピュータ
  • メモリ: 8MB以上
  • ハードディスク空き容量: 75MB
  • CD-ROMドライブ
  • 640x480以上表示可能なグラフィックス機能
  • アップグレードする場合はWindows 3.1日本語版とMS-DOS 5.0/V以上
  • NEC PC-9800シリーズ用の動作環境はこちらも参照 → PS98-7001-31
価格(下記参照)
JAN 4988648069701 (PC/AT互換機用、アップグレードパッケージ、CD-ROM)
発売年 1997年11月21日(Windows 95初回パッケージは1995年11月23日)
メーカーマイクロソフト株式会社, Microsoft Corporation
内容物
  • CD-ROM 3枚(Windows 95, IME 97, IE 4.0)
  • ファーストステップガイド
  • お使いになる前に
  • 同意書/オフィシャルユーザー登録依頼書
  • Microsoft Internet Explorer 4.0 Microsoft IME97 for Windows 95 Upgrade スタートガイド
  • Microsoft IME97 for WIndows 95 Upgrade 日本語入力ガイド
  • Microsoft Internet Explorer 4.0 ユーザーズガイド