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2025年12月26日金曜日






 

[市場] 製品情報メモ/ 25.12.23〜「光速船」復刻ほか
◆ アイ・オー・データ機器NAS「LANDISK」
自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!
【使いこなし編】第245回
アイ・オーのNAS「LANDISK」のファイルを、Androidアプリ「Owlfiles」で操作する
村上 俊一2025年7月10日 06:00
アイ・オー・データ機器のNAS「LANDISK」シリーズの「HDL1-LA02」を、第237回から活用している。家庭向けモデルの中でも最も廉価で、気軽にスマホのバックアップ用として2TBの容量を活用できる。
✔  設定したアイ・オー・データ機器のNAS「HDL1-LA02」でAndroidのファイラーを使ってみよう
前回は、自宅のWi-Fi(HDL1-LA02と同じLAN)に接続したiPhoneからHDL1-LA02のファイルを操作する実践を行ったが、今回はAndroidスマートフォンから同様にやってみよう。Androidでも基本的には任意のファイル管理アプリが利用できるのだが、アプリによっては対応していない場合もあるので、おすすめのアプリを紹介する。なお、Androidのメジャーなファイル管理アプリとして、Google Pixelシリーズなどに標準搭載されている「Files by Google」があるが、ネットワークドライブの操作に対応していないため、残念ながら利用できない。
✔ 無料で使える多機能ファイル管理アプリ「Owlfiles」
今回は、「Owlfiles」という多機能ファイル管理アプリを使う。以前は「FE File Explorer」という名前だった。基本機能は無料で利用でき、サブスクリプションに課金することで自動バックアップや同期、PCへの転送といった機能が利用可能になるほか、今後の追加機能も使えるようになる。今回実践する機能は無料のままで使える。以降の手順は、Pixel 9 Pro XLのAndroid 16上にて実践している。なお、新規の接続先は「NAS」を選ぶと、LAN内の機器が表示されるので、そこから設定が可能だ。いったんゲストで接続したら、登録したユーザー名でログインし直す。これで接続先として登録される…
◆「光速船」復刻
幻のゲーム機「光速船」ミニサイズで復活 ’80年代に登場した唯一無二のベクタースキャン家庭用ゲーム機
2025年10月27日 11時42分 公開
[ITmedia]
米Neo Retroは、1982年発売の家庭用ゲーム機「Vectrex(ベクトレックス)」をミニサイズで再現した「Vectrex Mini」のクラウドファンディングを11月から実施する。Vectrexは、日本でも当時バンダイが「光速船」という名前で発売したものの、高価すぎてあまり売れなかった“幻のゲーム機”だ。オリジナルの半分程度のサイズに5インチの有機ELディスプレイを搭載し、光速船のシャープな画面表示を再現。付属のコントローラーはBluetooth接続で、オリジナルと同様、本体に収納できる。当時の名作を中心に12本のゲームを内蔵。microSDカードスロットもあり、ゲームを追加できる。使用していない時にWi-Fi経由で時刻や天気などの情報を取得し、画面に表示する「クロックモード」も備える。
クラウドファンディングは、米国のKickstarterで11月4日にスタートし、購入者への発送は26年8月になる見通し。
1980年代を思わせる「Vectrex Mini」のキービジュアル
Vectrexは、1982年に米General Consumer Electronics(GCE)が発売したブラウン管内蔵の家庭用ゲーム機。当時業務用などに使われていたベクタースキャン方式を採用し、モノクロ表示ながらもジャギーのないきれいな斜め線を表示できた。海外を中心に今でもコアなファンが多い。日本ではバンダイ(当時)が家庭用ゲーム機「アルカディア」の後継として1983年に光速船という名前で発売したが、本体の重さや5万4800円という価格もあってあまり売れなかった。当時は1万4800円の任天堂「ファミリーコンピュータ」が人気を集めていた。
◆ マクセルUDカセット
「♩ラーイドンタイム」懐かしのマクセルUDカセットが数量限定発売
GIZMODO
2025.05.27 19:30
author 巽英俊
「♩ラーイドンタイム」懐かしのマクセルUDカセットが数量限定発売
70~80年代懐古の流れか、エモくて懐かしいフィジカルメディアとしてカセットテープが人気ですね。テープを入れ替えたり、頭出ししたり、巻き戻したりといろいろめんどいのですが、そこが儀式っぽくってちょっと楽しかったりもします。最近ではカセットテープでDJする猛者がいたりして、単なるレトロカルチャーで済まなくなってきました。
✔ ダビングとかしちゃう?
でも、今では未使用のカセットテープを手に入れるのがなかなか難しい。そこで立ち上がったのが電響社。マクセルからライセンスを受けて、「UD」カセットテープを限定販売します。
UDはGIZMODOが70〜80年代初期に販売していたカセットテープ。比較的買いやすい普及価格帯のラインで、非常によく売れていました。CMソングには山下達郎の「RIDE ON TIME」が使われて大ヒット。達郎さんブレイクのきっかけになったことでも有名です。
今回の新製品は、当時の「UD」シリーズにインスパイアされたもの。⾳楽専⽤の磁性体を使⽤しており、デザインは当時を思わせるテープの磁気パターンをイメージしたタテ模様が使われています。ケースには取り扱い便利な 「出し⼊れ楽々厚型ケース」を採用。録音可能なカセットデッキを持っている人は、何本かまとめ買いしてもいいですね。レコードからダビングなんてのも、独特のにじんだサウンドでまた味があります。
     
Internet Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/homewifi/2028836.html
    
ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2510/27/news063.html
     
GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2025/05/maxell-ud.html








     
     
     
     

2025年5月18日日曜日

[機器][改造] MacSE/30のNAS接続~あだちの再生工房日記


[機器][改造] MacSE/30のNAS接続~あだちの再生工房日記
SE/30 ASANTE PRINT によるNAS接続
2024年04月06日 17時53分03秒 | OLD Macintosh
久しぶりにSE/30の予備ボードの起動チェックをしました。
ついでにASANTE PRINT ( ASANTE Talkの古いタイプと思う )でNAS接続もチェックしました。
NASはI-O Data のLAN-iCN2でコントローラとHDDが別体の古いNASです。
HDDはiConnectタイプなのでちょっと特殊ですが、Old Macには十分な容量です。
120GBのHDDです。
久しぶりだったので、Pinter Portに繋ぐことすら忘れており、
少し難航しましたが無事接続できました。
     
あだちの再生工房日記2
     
     
     
     
     
     
     
SE/30 ASANTE PRINT によるNAS接続
2024年04月06日 17時53分03秒 | OLD Macintosh
久しぶりにSE/30の予備ボードの起動チェックをしました。
ついでにASANTE PRINT ( ASANTE Talkの古いタイプと思う )でNAS接続も
チェックしました。
NASはI-O Data のLAN-iCN2でコントローラとHDDが別体の古いNASです。
HDDはiConnectタイプなのでちょっと特殊ですが、Old Macには十分な容量です。
120GBのHDDです。
久しぶりだったので、Pinter Portに繋ぐことすら忘れており、
少し難航しましたが無事接続できました。
接続状況です。
ASANTE PRINTです。 正常に動いているときはTXとRXが点滅しています。
そうでないときは、DC電源を入れ直せば正常に戻ります。
NASの名称はlandisk120です。 ここにMacのOSやソフトがすべて入っています。
これによりCD-ROMドライブやMOドライブは使うことがなくなりました。
NASの中身の一部です。
以前に別の機器でNASへ接続する方法をこのブログに掲載したので、
それらを改めて紹介します。
ASANTE EN/SC の作動チェック
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/f88c9c6a42358c33feddd2a53d56b7fb
Old Macのファイル共有
FarallonのPhoneNetを使った例です。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/9dab67bedd162e6df8f45d7d29b49bd1
     
あだちの再生工房日記2
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/c/ab11491c6245b3805cffae2c6203cf6b
     
     
     
     
     
     
     
Windows版 QEMU(m68k)でMacOS8.0をインストール その2
2024年03月31日 15時55分28秒 | OLD Macintosh
3年ほど前に、Windows10にQEMUでMacOS8.0をインストールしました。
そのブログです。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/95da9ae3f36b147a569f1a6c47bc87fc
SE/30用に用意したBlueSCSIのSCカードのhdaファイルが色々試行している間に
数多くWinPCに溜まってきました。
整理したいのですが、SDにコピーし、実機のSE/30で起動チェックするのも大変なので、
QEMUのm68kエミュレータで読み込めないか、さらには起動もできないかトライしました。
hdaファイルはSheepShaverで読み込めることは承知しているのですが、
起動はできないのでこれを使うのはやめておきます。
QEMUのm68kのインストールは下記に従いました。
Running qemu-system-m68k in Windows
https://www.emaculation.com/doku.php/ppc-osx-on-qemu-for-windows
ROMは手持ちのQuadra650のROM( q650.rom )を使いました。
先ず、練習も兼ねて解説通りの MacOS8.0をインストールしました
 qemu-img.exe create -f raw -o size=2G MacOS8.img
 qemu-img.exe create -f raw pram-macos.img 256b
ちょっと手こずったのが、初期化していないMacOS8.0.imgのHDが表示されていなので、
これを初期化する方法を忘れて焦りました。
MacOS CDの中のユーティリティホルダ --> ドライブ設定ホルダ -->ドライブ設定のアプリで
初期化して、HDが表示できたので、ここへOS8.0をインストールしました。
OS8.0で起動できることを確認した後、本命のBlueSCSIのhdaから起動できるか確認しました。
色々トライした最終的なコマンドは下記のリストです。
qemu-system-m68k.exe ^
-M q800 ^
-m 128 ^
-display sdl ^
-bios q650.rom ^
-drive file=pram-macos.img,format=raw,if=mtd ^
-device scsi-hd,scsi-id=0,drive=hd0 ^
-drive file=HD00_512-KT753.hda,media=disk,format=raw,if=none,id=hd0 ^
-device scsi-hd,scsi-id=1,drive=hd1 ^
-drive file=FREE.img,media=disk,format=raw,if=none,id=hd1 ^
-device scsi-hd,scsi-id=2,drive=hd2 ^
-drive file=MacOS8.img,media=disk,format=raw,if=none,id=hd2 ^
-device scsi-hd,scsi-id=3,drive=hd3 ^
-drive file=HD50_512-500MB.hda,media=disk,format=raw,if=none,id=hd3 ^
-device scsi-cd,scsi-id=4,drive=cd0 ^
-drive file=KT753.iso,media=cdrom,if=none,id=cd0
HD00_512-KT753.hda
このファイルはBlueSCSIのファイルで、SE/30で使ているものです。
FREE.img
これはブランクの500MBのHDです。
  qemu-img.exe create -f raw -o size=500M FREE.img
で作成しました。
MacOS8.img
一番最初に作成、インストールしたOS8のHDです。必要ないのですが残してあります。
HD50_512-500MB.hda
これもBlueSCSIのファイルで、漢字Talk7.5.1~7.5.5のファイルを500MBのHDにコピーしたものです。
KT753.iso
漢字Talk7.5.3のCDのisoイメージです。思い通りに、KT7.5.3で起動でき、HD50_512-500MB.hdaやKT753.isoも画面上に表示されています。
     
あだちの再生工房日記2
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SE/30 用 30pin SIMMソケット
2023年07月01日 16時03分49秒 | OLD Macintosh
30pin SIMM ソケット(金属ラチェット)の入手が困難になっています。
手持ちのジャンクな IIci のボードのソケットが、金属ラチェット式なので、
これを取り外し、備蓄することにしました。
以前、ヤフオクで350円という安さで落札したIIciボードです。
HAKKOの半田吸取り機 FR-301を使いました。
SIMMソケットは2列が1組のタイプです。
以前68pinのROMソケットを外すときに失敗した経験を踏まえ、足が自由に動くのを確認できるまで、完全にハンダを吸い取りました。
1本目を外しました。 ジャンクなIIciボードで、後で再利用することはないので、
プリントのラインを潰してしまっても構わないのですが、練習を兼ねて極力潰さないように、直接基板には吸取り機が接触しないように注意しました。
4本ともうまく外れました。
以前にSE/30にも使える共通のIC(UE10,UJ11,UK11,UL11,クリスタル発振器など)数点を取り外してあります。
外したソケットです。
その裏側です。
よく見たら、1本だけ足が短くなっていました。
もともと基板の裏で折り曲げてあったのを真っすぐに戻した際に、折れたようです。
再利用する際には、半田付けは要注意です。
     
あだちの再生工房日記2
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30pin SIMM 4MBメモリー キットの組立 その2
2023年06月08日 17時10分34秒 | OLD Macintosh
2023年06月19日 15時21分22秒 | OLD Macintosh
2023年06月21日 17時44分21秒 | OLD Macintosh
少し前に、このキットを組立てたブログを下記に掲載しました。
https://blog.goo.ne.jp/masaharu221208/e/19e0fb2c9cacd7eca8ca953f05eaab53
がらくた箱を探っていたら、64MBメモリカード(パリティなし)が2枚と、16MBカード(パリティあり)の2枚が出てきました。 どのPCに使っていたか全く記憶にないものです。
このカードを有効利用するため、再度 Kero's Mac Mod さんから128MB用に、計8枚の基板を購入しました。
今日現在、32MB分(パリティあり)は完成済みで、2セット目を組付け中です。
64MBのカード2枚です。 チップはHY5117400Cが裏表で合計32個あります(2枚では64個)。
16MB(parityあり)のカード2枚です。今回はパリティ用にGM71C4100だけを取り外し利用します(2枚合計で8個)。
1セット目のコンデンサや抵抗、LEDはまだ付けていない状態です。
手持ちの0.1μFのチップコンデンサのサイズが1608(0603)で推奨の3216(1206)の半分なので、パッドにハンダを多い目に盛りつける感じで、取り付けました。
コンデンサ、抵抗、LEDを取り付け完成。 SE/30でチェックし、OKとなりました。
(2セット目からはグリーンのLEDがなくなったので、黄色か青になりそうです)。
現在2セット目で、メモリーチップまで取り付けた段階です。 パリティなしです。
アルミフォイルで包んであるのは初回に作成した32MBのメモリです。
▼メモリーキット組立
合計 128MB (64MB 2枚)をばらして、32MBのSIMMメモリーキット4セットとして組立中です。
空き時間を見つけては組付けており、本日3セット目が完了しました。
これで、最初に購入した1セットと合わせて4セットとなります。
組みあがった8枚です。 No Parityです。Parity用のICのコンデンサも取り付けてあります。
今回はBlueのLEDを使ってます。
32MBと認識しており、OKです。
32MB SIMM キットの4セット目の組付けが終わりました。
これで合計5セットとなります。
その内訳はParityありが3セット、No Parityが2セットとなります。
今回はParityありです。
赤色のLEDとなりました。
32MBと認識しており、完了です。
     
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SE/30 + BMOW ROM-inator II MacOS8.1のインストール
2023年06月03日 18時28分56秒 | OLD Macintosh
数年前にBMOWのROM inatorを何枚か仕入れていたのですが、System7.1以上ではパッチが必要ということで、使わずにいました。
しかし、もったいないので意を決して、system7.1~OS8.1までを試験的にインストールすることにしました。
SE/30ではSystem7.1 程度が軽快で良いので,OS8.1など意味ないですが、あくまで興味本位のトライです。
インストールしたOSは 漢字Talk7.1, 7.5.3, 7.5.5, MacOS8.0, 8.1です。
これらのOSをBlueSCSIのmicro SDにそれぞれインストーしました。
合計5枚のSDとなります。
基本的には Mac SE/30 with Upgraded ROM の記事に従いました。
https://www.bigmessowires.com/mac-se30-with-upgraded-rom/
少し異なるのは次の2点です。
(1) 漢字Talkや日本語のOS8なので、記事にある7.0.1 Disk Toolsではインストーラーが文字化けしてやりにくいので、漢字Talk7.1の " CD起動ディスク" をFloppy Emulatorに入れて、これを使いました。
(2) 手持ちのMacOS8( Version8.0, J691-1615-A, J97050-120B )では "Wish I Were" でQuadra700に化けても、”この機種ではインストールできません” と来るので、
別のMac0S8 ( Version8.1, J691-1797-A, J97050-315A )を使いました。このCDなら記事通りに進めることが出来ました。
先のMacOS8のCDを入手した経緯を忘れましたが、PM6300などのPowerMac専用かも知れません。
インストール中の状態です。
BMOWのROM-inatorです。
OS8.0をインストールした結果です。
このOS8.0のBlueSCSIのファイルをBasiliskIIの起動ディスクとして起動させてみました。 やはりカラーはきれいです。
最終的にたどり着いたOS8.1の起動画面です。
     
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BlueSCSIのトラブル
2023年05月23日 16時15分48秒 | OLD Macintosh
SE/30において、自作したBlueSCSI (ver1.1a)の2台は、外付けSCSI(MO ID=5, CD ID=6)を繋いだ状態では起動しないトラブルが明らかになりました。
この自作2台は外付けSCSIを接続しない状態では、問題なく起動したものです。
2台のSTM32 Blue Pillです。
試しに他の自作機のBlue Pillに差し替えると、外付けSCSIを繋いだままでも正常に起動します。
そのことから、No.4, No.5のBlue Pillが原因と判断しました。
No.4, 5号機のSTM32です。 よく見るとSTM32ではなくCH32F103C8T6です。
同じチップを少し位置を変えた写真です。
一方、正常に起動したBlue Pillのマイコンは STM32F103C8T6です。
このCH32F103はAmazonでSTM32と互換ありとあったので買ったものです。
外付けSCSIなければ正常に起動するので、微妙な点で異なるようです。
プログロムを少し変えればOKになるのでしょうが、それが出来るほどの知識もないので、正規のSTM32を搭載したBlue Pillを買うことにしました。
Amazonで購入したBlue Pillに搭載された、STM32です。
これに従来と同じようにフラッシングした結果、2台のBlueSCCIは外付けSCSIが繋がっていても、正常に起動することが確認できました。
以下はSTM32とCH32について説明したサイトです。
CH32F103C8T6やCS32F103C8T6とは
https://elesynd.blogspot.com/2021/11/CH32F103C8T6-CS32F103C8T6.html
     
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2023年3月4日土曜日

[通信][Android] Android上からのFTP通信



[通信][Android] Android上からのFTP通信
Androidのファイラーアプリ
簡易NAS
2020/06/2405:10 0 0
■Total Commander           
Total Commander - file managerってのをインストールしてみた。
たぶんポピュラーなのは
 X-plore File Managerとか
 ASTROファイルマネージャーとか
 Solid Explorerとか
 ESエクスプローラー
あたりですかね?このへんは端末IDやらコンタクトやらやたら権限を要求するからスルーで。なんで電卓アプリが端末IDやら通話履歴やらアドレス帳の権限もってくんねん(▼▼メ)!インターネット接続する必要性がわからんわ😡ちゅうのは明らかに怪しすぎるし(汗)単にアプリ開発に慣れてなくて必要もない権限を外し忘れて公開しちゃった(大汗)ってコトもまぁまぁある。ユーザーのプライバシーをかき集めるための囮アプリはインストールしないしうっかりさんの作ったアプリも未熟だろうからバグあると思ってインストールしない。でもファイラーやらマルチメディア系の図体のデカいアプリだと満載された機能のどれかが端末IDやらコンタクトやらへの接続を必要とするかもしれないのでプライバシー収集用の囮アプリだと単純に決めつけるわけにもいかない。ただね、あれもできます、これもできますなお腹一杯なアプリはお呼びじゃないんで。パソコンの使い方が長年お腹いっぱいアプリはノーサンキューの方針なのでもうほとんどパソコン状態なスマホの運用もおなじ方針です。やりたい仕事ごとに別々のアプリを立ち上げるくらいのちぃとの手間を惜しむ気がないし,本当にデキのいい多機能アプリの可能性もあるけど,どさくさにプライバシーをもっていくアプリはご免なので,あたしが選ぶのは権限最小限のアプリと信じてアテにしてくれてかまいませんことよ。
今回探したのは
 ☑権限最小限なファイラー
 ☑LAN上のSSD(なんちゃってNAS)に接続したいのでネットワーク機能あり
 ☑できたらクリーンなUIがよい
そんなところですかね。というワケで
   Total Commander - file manager
う~ん、、、このルックスか、、、一番左の起動直後の表示とか、システムディレクトリに潜ったときはリスト表示になるのは別にいい。むしろ歓迎。表示量が多い方が俯瞰して見やすいから。テキストファイルがアイコン表示でタイリング表示されるとイラっとくるけどメディアファイルはサムネ表示でタイリングされて欲しいかなぁ。特にスチール写真や動画はね。ファイル名よりサムネ見た方が内容がすかっとわかるからね。てのは作者さんも一応理解してるらしくサムネが表示されているけどこんな小さくちゃ意味ないくらい視認性ゼロ。ま、美人秘書ばりのビューティーファイリングを旨としているのでディレクトリを切りまくって細かく細かくコンテンツを分類して仕舞うからこのていどの視認性の悪さは我慢することにした。
音声ファイルを再生しようとするとコンテキストメニュー(?)が表示されます。たぶんこれは設定かなにかでコンテキストメニューを飛ばして動作を固定できる。まだ使いはじめなのでイライラしてあちこち設定しちゃうと機能を忘れそう(笑)。あるていどこのまま使って、いよいよ面倒くさくなってから設定します。う~ん、外部アプリにファイルを渡して欲しいけど自前UIで再生しちゃうのかぁ。
※真ん中のスクショ参照。
課金したPowerAmpを持っているので再生はPowerAmpにさせている。
一番右の画像を見てほしいんだけど
音声ファイルアイコンがPowerAmpのものに変更されたのでおそらく(?)内部的にはPowerAmpがデコードして音出しているんだと思う。
聞いても分からんのならどのデコーダーで再生してもいんじゃない?
とか正論言う人は嫌いです
■ネットワーク上のSSDへの接続
ネットワーク上のSSDへの接続設定は下のほうにある「FTP(ファイル転送)」とか「TotalCmd LAN(windows 共有)」をタップ。遷移したさきの右の画面で<新規サーバー>でサーバーの設定を登録するとそれぞれのサーバーに接続するプロファイルができあがります。
LAN上のSSDに接続するときも,いったん左の画面からFTPに繋ぐのか,SMBに繋ぐのか選択して右の画面に移ったあと保存したプロファイルをタップして接続しにいくわけだけどアプリヘッダにいかにも「お気に入り」アイコンって体な★マーク入りフォルダアイコンがあるので「お気に入り」に登録すれば多少ステップ数を省略できますよ。って仕組みになっているんだと思います。
■MiXplorer
以前からこれ使ってました。ぐぐプレに拾いに行ったら約500円(4.9米ドル)の有料アプリになっていたので。バックアップがてらgmailのどれかのアカウント送ってあるといいな~と思いながら心当たりのgmail垢にログインしてapkで検索した。あたし偉いわ~。そしてGoogleイケ好かないわ~ あんだよ!つかえねぇなっっ。ちゅうわけで野良apkを拾いにインターネッツの海へ。無料だったころの古いバージョンを誰かがアーカイブしてくれてるハズなんでね。MixplorerにFTPクライアントやSMBクライアントが搭載されていたか記憶にないのでとりあえずインストールしてチェックしぃの「やっぱりお前に決めたゼ!」ということになったら500円くらい課金するのは構わない。え~結論から申しますと
https://labs.xda-developers.com/store/app/com.mixplorer
↑ここで相変わらず無料アプリとして配布されています。
オープンソースなのでバグフィックスや機能追加を多人数でやっていて更新が頻繁。ぐぐプレの審査を受けて、最新バージョンを都度都度アップして、、、etcとかやるのがかったるいんでしょう。そんな手間かけたくないんでしょう。
「欲しいやつは手間かかるとかものぐさせずに持ってけ!」
「身元不明なアプリのインストールを許可する手間ありだけどそんくらいやれや!」
というスタンスでかの有名なXDAで無料で配布してました。英語圏でサービスされているコミュニティだしアカウントを作成しなくちゃいけないしだし,スイーツさんたちにはダウンロード無理…ってワケでぐぐプレには手間賃として4.9米ドル取る方式で公開してるみたいね(笑)。XDAから落とせば今もかわらず無料でした。
これこれ。静止画や動画なんかのメディアファイルはサムネのタイリングが無双。ストレージ内のコンテンツファイルをかき集めてくるコードを書く人とユーザーインターフェース部分のコードを書く人が別人だったりして人手があるんでしょうね。これがいいってわかりきっている場合はちゃんと工数をかけてそのようにコーディングされています。メディアファイルの再生もOSが関連付けをもっている専用アプリに投げてくれます。
このへんは好みなんだけどファイラーが自前UIで再生する必要なんかありません。もし動作的に気に入らないところや、不足なところがあったら再生専用アプリを別のものに乗り換えて、関連付けをそっちにくれてやる。ってゆーふうに使うのがイニシャル手間(笑)はかかるかもしれないけど
道具をそれぞれの人がそれぞれの使い方で使いやすく使っていける方法。林檎プロダクトにはない、LinuxなりwindowsなりBSDなりの標準的な思想ですわ。ま、いまじゃ林檎も内部はBSDらしいので,林檎に手取り足取りしてもらわなくていい人はその他のPCたちとおなじように使えるらしいけど、ね。逆に林檎に面倒みてもらっとけなスイーツが泥使ってぐぐプレにお花畑なコメント書くから,ぐぐプレにアホアプリが増えすぎて選定に時間かかる。
さて、泥スマホに直接接続してデータを移したとき掘られた泥ディレクトリを掃除すっか。PCを使ってエクスプローラーでFTP接続したときにはできなかったディレクトリ削除がSambaで接続したスマホからだとキレイに完了するな~。おそらくスマホからならFTPで接続してもイケそうですな。PCでこういうことができないと不便なので、PCのSMB環境をなんとかせんと(汗)。ちなみに、スマホで不用な泥ディレクトリを掃除しあと
PCのエクスプローラーでFTP接続した直後はゴミディレクトリは消えてなかった。
「なんだキャッシュでもしてんのか?」
と、ブラウザじゃないのに脊髄反射的にCtrl+Rしたら,リフレッシュしてゴミディレクトリを掃除したあとの状態を表示した(汗)。エクスプローラーでもCtrl+Rって利くのね。
ところで、MixPlorerはユーザーが手に馴染むようにカスタマイズして使うクリーンなアプリなので
FTPクライアントやSMBクライアントはプラグインつぅか、AddOnする方式です。アプリ右肩の三点リーダーをタップするとメニューが出てくるので「Settings」を選ぶ。真ん中の画像の画面になるので「ADD-ONS」で追加したいモジュール(?)をインストールするんだけど…小窓が開くのでよきにはからっていくとブラウザが起動して右端の画像まではいく。ちなみになんのことはない
https://labs.xda-developers.com/store/app/com.mixplorer
↑ここをスマホのブラウザでブラウジングしているだけ。
恥ずかしながら老眼でにっちもさっちもいかない状況でしてブラウザの設定で文字サイズを「特大」にしてるから文字が見切れてる~。オレンジ●に白文字がダウンロードボタンなのでタップ。
XDAにログインしないと「ダウンロードさせないよ~ん」って,エラーで蹴られるからログインしたんだけど、どーしても落ちてこなかったです。
何度かやったけどどうにもならないので業を煮やしてPCでブラウザを起動してapkファイルを落としてきました。そいつをPCのエクスプローラーからLAN上のSSDにFTPで接続して転送。MixplorerはSMBクライアントをプラグドインできてないんでSSDに接続できないんだけど,前出のTotal Commanderが稼働できる状態なのでTotal CommanderからSSDに転送したMixplorer用のSMBクライアントapkを叩いてインストール。
これでも結構手間だけど,たまたまもう1ヶネットワーク接続できるファイラーが入っていたからラッキーだった。もし入ってなかったら,PCで落としたapkをメール添付でスマホに送ってメールからapkを叩いたと思いま。gmailに送ったらダメだけどね(▼▼メ)。もしくはAirDroidなりWiFi File TransferなりでWiFi経由でスマホにapkファイルを転送して叩く。アプリ内臓のアドオンツールが何らかの理由でうまく動かなくても手動でどうとでもできます。挫折してアドオンのダウンロードをPCブラウザからやるまえにふわっと調べたところ,どうやらスマホのブラウザだとたまにうまくいかないらしいコトを書いてあるブログがあった。XDA側のちょんぼでも、アプリ作者のちょんぼでもなくスマホ用ブラウザが原因らしいと書いてあるように読める記事をみつけた瞬間,ちょっとうんざりしていたので面倒くさかったけど確実な手動インストールをする面倒くささを選択してみた。手間がかかっても慣れたやり方でやったほうが楽。方法論がたった1つになってしまうくらいなら上げ善据え膳でなくてもいいです。
つつがなくアドオンのインストールが完了するとアプリ左肩の三線リーダーをタップして現れる
ブラウズするディレクトリをワンタッチで選択できる一種のランチャーにネットワーク上のストレージを追加することができる。ランチャー内の右肩のアイコンをタップして小メニューを表示させ
「Add storage」を選択する。
もちろん「LAN(samba)」にプロファイルを設定して内臓メモリや増設SDみたいに,あたかもスマホ本体内のストレージのようにネットワーク上のSSDを読み書きさせるため。左端の画像みたいなダイアログが表示されるから必要な項目を埋めて設定する。設定がおわってからアプリ左肩の三点リーダーをタップして起動するランチャーを見るとアドオンなしだと先頭にあった「Home」より上に「SMB」って項目が増えてます。先にアドオンなしの素のMixplorerの動作をスクショ付きで説明してしまったんだけど,メディアファイルをサムネでタイリング表示するように設定で変更できるとか,再生はOSで関連付けを持たせている専用アプリに投げてくれるとかって記事を書くためにスクショを確保した素材はぜんぶLAN上のSSDのメディアを読み込んでテストしていたのでした。
やっぱMixploereいい! 手になじむ。Total Commanderは削除してMixploereを使うことにします。Mixploereはダウンロードがちょっと面倒だからぐぐプレで500円弱支払ってほいちょいでインストールするもよし。面倒なことはしたくないし、有料アプリを使うのもイヤというならTotal Commanderが次の選択としてナイスだと思います。
PCでの
 ☑Samba接続をなんとか設定しきるか
 ☑エクスプローラー上でのFTP接続でディレクトリ操作できない問題を解決するか
どっちかを片付けたあとにやっと外出先からのSSD接続だぁ~。はぁ、、、。ダイナミックDNSを取得してopenVPNを設定する。って文言だけはわかってる。文言だけは、ネ。ネットワーク苦手なんだよなぁ~。はぁぁぁ、、、。宅内LANから接続するほど簡単じゃないからハマるんだろうなぁ。はぁぁぁぁ、、、。

腰をいたわりバックドロップ
http://pukachan.blog94.fc2.com/blog-entry-2883.html

2022年7月21日木曜日

[機器][通信] I-ODATA, HDL2-AAX4E〜リモートアクセスできるNAS


[機器][通信] I-ODATA, HDL2-AAX4E〜リモートアクセスできるNAS
今どきのNASを使ったらリモートアクセスもiPhone画像のバックアップもカンタン過ぎてビックリ
瀬戸 学
2022年5月13日 12:16
会社から自宅にリモートアクセスすべく、アイ・オー・データ機器のNAS「HDL2-AAX4E」を購入した
メインは自宅でテレワーク、ときどき出社という今の形になって、ちょっと面倒なのがファイルの保存先だ。原稿などは容量が小さいのでクラウド上で問題ないが、セレクト前の莫大な写真や動画データなどは容量が大きすぎてクラウドでは管理しにくく、自宅のメインPCに保存している状態。ときどき出社する際には、仕事で使いそうな素材を持ち運び用のノートPCにコピーしたり、ちょっとした画像であれば、リサイズしたものだけクラウドに上げたりしてから出社している。しかし出社する度にこうした作業をするのは面倒だし、せっかく準備していっても、やっぱり別の画像が使いたい、なんていうこともある。
そこで今回は、職場からでもリモートアクセスできるNASを購入することにした。テレワークが定着した昨今、INTERNET Watchの編集部員も、それぞれのテレワーク環境を改善すべく工夫を凝らしている。この連載では、そんなスタッフが実際に使ってオススメできると思ったテレワークグッズのレビューをリレー形式で紹介。今回は、ほぼ在宅ワークが中心となった編集部員が、出社したときにも自宅にリモートアクセスするべく導入したNASについて紹介する。
■今どきのNASはリモートアクセスもカンタンらしい……
実は昔、自宅のNASでリモートアクセスできたら便利そうだと挑戦したことがあった。しかしルーターのポートを開いたりIPアドレスを固定したりといろいろ試してみたものの、結局うまくいかず断念したことがある。そんなこともあってNASのリモートアクセス化に苦手意識を持っていたのだが、なにやら最近のNASはリモートアクセスの設定がカンタンにできるらしい。調べてみると、さらにWi-Fi経由でスマホの画像を直接バックアップできるような機能も付いているようで、なかなか物欲が刺激される。それならば今一度挑戦してみるかと、調べていたところ、ちょうどAmazonのセールで安くなっていたこともあって、アイ・オー・データ機器の2ベイ4TBで、2.5GbEに対応した「HDL2-AAX4E」を購入することにした。
我が家の有線LANは現状ギガビットで、2.5GbEはオーバースペックではあったが、4TBのモデルだと下のギガビットモデルと2000円程度の価格差で、CPUもシングルコアからデュアルコアになる。今後何年も使うことを考えると、2.5GbEも普通になるかもしれないし、まぁ2000円程度ならいいか、という気になった。容量は、基本は仕事で使う写真とiPhoneのバックアップ程度であれば、数年間は4TB(実質は2TB)でも十分だと判断した。それとこのNAS、内蔵HDDの交換もとてもカンタンにできる上に、「拡張ボリューム」という、RAID 1とはちょっと違った独自のミラーリングを使っているとのことで、将来的に容量が足りなくなった場合にも、HDDを1つずつ交換することで、データ移行&容量アップがスムーズにできる仕様になっている。最初から大きすぎる容量を買うよりは、まずは4TBにしておいて、それが一杯になるころに、新しくて大容量のHDDへと換装していけば、HDDの寿命的な意味でも無駄のない運用ができそうだ。
■届いた製品をチェック!!
ということで製品が到着。外箱は真っ白で質素だったが、本体は真っ黒でヘアライン仕上げとなっており、プラスチックではあるがAV機器のような高級感がある。縦長の筐体で海外製のNASと比べるとかなりコンパクト。正面にUSB2.0のポートが1つと、背面には電源、有線LAN、USB2.0とUSB3.1のポートと電源ボタンがある。背面には2.5GbEの有線LANポートのほか、USB 2.0と3.1のポートがある。ここにUSB接続のHDDをつないでさらにバックアップを取ることもできる天面に押せる部分が1つあり、ここを押しながら天面をスライドさせると中のHDDにアクセスできるようになる。HDDの脱着は工具不要で可能という容易さだ(ただしHDDの交換にはプラスドライバーが必要)。
🔧HDDを引き出すところまでは工具無しでいける
同梱の説明書に従って接続。といってもLANケーブルの接続と電源の接続程度だ。先にも書いたとおり現時点ではほかに2.5GbE対応の製品がないので、一般的なギガビットのイーサネットにつないでいる。そして電源投入。事前にいろいろなレビューで見かけていたが、確かに起動したときの起動音はデカい。ただ、動作音のレベルはごく一般的な静かさで、書き込んでいるときのカリカリ音もファンの音も、すぐ横にあってもそこまで気にならないレベル。また熱的にも、触ればわずかに暖かい程度で、ヤバそうな感じはない。
🔧専用アプリで設定もスムーズ
次にPCには専用アプリ「LAN DISK CONNECT」をダウンロード。アプリから設定画面を呼び出すと、ウェブブラウザーが立ち上がって、NASの設定画面が見られる様になる。初回は管理者パスワードを設定してログイン。さらにアクセス用ユーザーIDを登録する。共有フォルダーもここから設定可能で、ユーザーIDごとにアクセス権を設定できる。家族での使い分けはもちろん、例えば仕事のPCで使うユーザーIDと、スマホなどプライベートで使うユーザーIDを分ければ、仕事場でうっかりプライベートな写真を開いてしまうことも防げるだろう。
設定項目はいろいろとあるが、同梱されている紙の説明書(初回設定マニュアル)では、基本的なことだけに絞って説明されているので、使いこなすには同社のウェブサイトで「詳細ガイド」を確認する必要がありそうだ。まだ全然使いこなせていないが、オプション(有償)でテレビの録画先としてDTCP-IP対応にできる機能や、セキュリティ機能、また、GoogleドライブやDropboxなど、さまざまなクラウドストレージと同期する機能なども使えるらしい。
ただ、そういうことを考えなければ、ローカルでNASを認識させることはとてもカンタンだ。
■おどろくほどカンタンなリモートアクセス
そしていよいよリモートアクセスを設定する。以前の失敗があるので不安もあったが、実際には拍子抜けするほどカンタンに設定できた。設定画面の共有の中から「Remote Link 3」というのを選択し、「IOPortal」から製品を登録する。IOPortalというのはアイ・オー・データ機器の利用製品を登録するもので、これまで登録したことがない場合は、最初にIOPortalのサイトで会員登録が必要になる。会員登録ができたら、設定画面に戻って登録したメールアドレスとパスワード、NASのシリアルナンバーを入力する。続いてRemote Link 3の設定から[Remote Link 3]を[有効]にし、共有フォルダーごとのチェックボックスにチェックを入れて、有効にする。なお、新しく共有フォルダーを作った場合は、フォルダごとに有効にしないと、外からは見ることができない。実は筆者はそれに気が付かず「共有フォルダーを追加したのにリモートで見えない!!」としばらく頭を悩ませることになった。あとは、ローカル上で見えているNAS(デフォルトだとlandiskー****という名前)を右クリックして[リモート登録]を選択。先に登録したアクセスユーザーの情報を入れれば完了だ。
自宅に複数のPCがある場合は、それぞれのPCでアプリ「LAN DISK CONNECT」をインストールすることでどのPCからでもNASにアクセスできるようになるし、外に持ち出す可能性のあるPCであれば、上記の右クリックで[リモート登録]を選べば、外出先からアクセスできるようになる。あまりにカンタン過ぎて心配になったが、試しにモバイルルーターでアクセスしてみると、確かにつなぐことができた。あのときの苦労はなんだったんだ!?
■スマホはアプリでQRコードを読むだけ
スマホに至っては、アプリ「Remote Link Files」をインストールし、接続機器の登録へ。PC側の設定画面から「接続用PINコード」(QRコード)を表示させて読み取り、アクセス用ユーザーIDとパスワードを入力するだけでOKだ。また、iPhoneで撮った写真のバックアップには「Fotoclip」というアプリ(現在はiOS用のみ)を使うことで、Wi-Fi経由でスマホの中の画像をNASにバックアップできる。しかもiPhone内の画像を縮小することもできるので、バックアップしたあと画像を縮小すれば、iPhoneの容量を圧迫しがちな写真データを圧縮可能だ。
NASにバックアップした写真を見たい場合は、前述の「Remote Link Files」を使うか、「Fotogenic」というアプリでも閲覧できる。Fotogenicは、より写真閲覧に特化したアプリで、NASの中の写真をメールでほかの人に共有したり、タグ付けして整理したり、Instagramに投稿したりすることも可能だ。
スマホ写真のバックアップがめちゃ快適!! でも問題も……
もともと仕事のファイルを外出先からアクセスできるようにと買ったNASだったが、このスマホの画像バックアップがめちゃくちゃ快適で便利すぎた。
子どもが生まれてからというもの、子どもの写真や動画でスマホの容量は常に圧迫されまくっている。Amazonプライム会員なので、Amazon Photoを使ってバックアップしているが、この場合、写真は無制限だが、動画は制限があって、とっくに容量オーバー。もちろんPCでもバックアップもしているが、その都度PCを立ち上げてケーブルをつないで、という作業は面倒な上に、バックアップした写真を見るのにもPCを立ち上げる必要があるなど手軽さがない。結局スマホの中の愛娘の写真を消すことはできずにいた。その点、FotoclipだとバックアップはWi-Fi経由なので、わざわざケーブルをつなぐ必要もなく、動画だってNASの容量を超えなければいくらでもバックアップできる(ただし1ファイルで4GBを超える動画はバックアップされない)。さらにiCloudに保存した写真もバックアップされるらしい。最初はかなりの容量を一度にバックアップすることになったが、アプリも安定していて途中で落ちることもなかった。逆にほかのアプリを開くとバックアップが止まってしまうが、アプリを再開するとちゃんと中断していたところから再開されるので、時間があるときに少しずつバックアップするのでも大丈夫だ。ただし、よいことばかりではない。特にアプリが複数にわたっているのが面倒で、Fotoclipでは簡易のサムネイルが見られるが、NASと同じLAN内のWi-Fiにつながっている必要があるので出先では使えない。外出先でバックアップした画像を見るためにはFotogenicかRemote Link Filesで開き直す必要がある。この時、年月に分かれたフォルダの中から写真を探し直す必要がある。その上Fotogenicではサムネイルが表示されるのにも時間がかかる。JPEGファイルであればそれほどでもないが、iOSのHEICファイルだとサムネイルがなかなかできず、特に出先で探すのは大変そうだ。これについてはiPhoneのカメラの設定でフォーマットを[互換性優先]にすることで、JPEGで撮れるようにした。若干容量は大きくなってしまうようだが、バックアップが容易になればその問題もない。むしろサムネイルの表示の早さでも扱いやすさでもメリットのが大きいだろう。
あとはバックアップした画像を消してしまうのではなく、リサイズして取っておくようにすれば、普段はリサイズした写真をスマホだけで確認できるし、大きい写真が必要になったときだけNASにつなぐといった使い方ができそうだ。試しに筆者のiPhone XRの中の写真を、Fotoclipでリサイズしてみたところ、画像のサイズは3024×4032ピクセルから827×1103ピクセルにリサイズされた。それでいてスマホの画面で写真を楽しむ、という範囲であればサイズが小さすぎるという印象はない。というかたぶん言われなければ気が付かないレベルだ。結果的には、写真4123枚をリサイズして、7.41GBほど削減できた。あとはビデオも消せばだいぶ余裕が生まれるだろう。なお、クラウドのバックアップサービスを利用している場合、場合によってはリサイズした画像が再度バックアップされたり、クラウド上の画像もリサイズされたりする可能性がある。筆者が使っているAmazon Photoだと、リサイズされた画像が再度アップされる形になった。といってもAmazon Photoの場合、アップロードした日で絞り込めるので、リサイズ済み分だけ削除することも可能だ。
■ギガビット接続での速度はいかに?
ということで、これまでメインPCの内蔵SSDに保存していた画像ファイルや動画ファイルはNASに保存するようにした。写真などを保存しているフォルダをネットワークドライブに割り当てれば、内蔵ドライブ感覚で使うことができるようになって、写真整理に使っているLightroomなどでも直接アクセスできるようになる。いままで使っていたのがSSD(SATA)なので、それと比べると遅さは感じるが、内蔵ストレージをHDDからSSDに換えたときにかなり速くなった印象があるので、HDD同士での比較であればそれほど差は感じなかったのかもしれない。試しにSDカードの写真データ(約1GB)の書き込みにかかる時間を実測してみたところ、NASが手計測で3分44秒程度、内蔵SSDがおよそ2分18秒。速度としては約4割ダウンという結果になった。といっても1GBコピーして1分30秒程度の差なので、遅いというよりは、むしろSSDの速さを改めて実感したという印象だ。そこでNASの中のフォルダをネットワークドライブに指定して、CrystalDiskMarkを使って速度を計測してみたところ、シーケンシャルリード(Q8T1)で109.19MB/sをマークした。ギガビット接続ということを考えれば、けっこう速いと言えるだろう。内蔵HDDの速度もあるのでどこまで伸びるかは分からないが、将来的に2.5GbEにしてみるのも楽しみだ。

INTERNET Watch 
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/teleworkgoods/1408790.html





2021年1月2日土曜日

[Web]「Googleフォト」ストレージ無制限サービス終了.....その対策法






[Web]「Googleフォト」ストレージ無制限サービス終了.....その対策法
2021年5月末に無制限終了の「Googleフォト」対策法……他サービスへ移行,ダウンロード,延命する方法
太田百合子
太田百合子 [テクニカルライター]
Nov. 17, 2020, 04:40 PM 
TECH INSIDER66,850
現在の「高画質圧縮時の無制限保存」を2021年5月末までと発表した「Googleフォト」。
グーグルが写真および動画向けのオンラインストレージサービス「Googleフォト」のポリシーを変更。
現在無償提供している,写真と動画の高画質(要圧縮)でのバックアップを,2021年5月末で終了することを明らかにした。
そこまでにバックアップされた写真&動画はそのまま維持されるが,2021年6月1日以降にバックアップされるものは,「Gmail」や「Googleドキュメント」と同じく,Googleアカウントに紐付く保存容量を使用することになる。
今までのペースでバックアップを続けると,無料の保存容量(15 GB)がいつ頃上限に達するかは,「使用状況に基づく見積もり機能」で確認できる(画像をクリックすると確認ページを表示)。
出典:グーグル
グーグルではアカウント1つにつき15GBまでの保存容量が無料で利用できる。
すなわち,2021年6月1日以降もGmailやGoogleドキュメントなどとあわせて,15GBまでは無料でバックアップが可能だ。
上限に近づくとグーグルから通知され,以降もバックアップを続ける場合は有償のストレージサービスである「Google One」(100GB/月額250円~)で追加の保存容量を購入することになる。
既存のPixelスマートフォンのGoogleフォトアプリなどでは,2021年6月1日以降もPixelからのアップロードであれば無制限である旨が明示されている(写真はPixel 5)。
ただし,「Pixel 5」までのPixelスマートフォンからのバックアップについては,今回のポリシー変更の影響を受けず,引き続き無制限にバックアップが可能だ。
■他のオンラインストレージも無料・無制限ではない
自動アップロード機能 比較
モバイル向けアプリに写真の自動アップロード機能のある5つのサービスで比較してみた。
スマートフォンから写真や動画を自動的にバックアップできる機能はGoogleフォトのほかにも,アップル製品向けの「iCloud」や「Amazon Photos」「OneDrive」「Dropbox」などのオンラインストレージで提供されている。
ただし,いずれも容量無制限ではなく,無料で利用できるのは5GBまで(Dropbox Basicは2GBまで)。Amazon PhotosはAmazonプライム(月額500円~)の会員であれば,写真は無制限(非圧縮)でバックアップできるが,動画は5GBまでとなっている。
これまで,スマートフォンからGoogleフォトに写真や動画をバックアップしていた人は,2021年6月1日以降無料で使える15GBの保存容量がいっぱいになった時点で,引き続きGoogleフォトを利用するか,他のサービスに乗り換えるか選択することになる。
■Googleフォトのデータを引っ越すには?
Google Takeout
グーグル内に保存された自分のデータをダウンロード・転送できる「Google Takeout」。
出典:グーグル
思い切ってGoogleフォトに見切りをつけ,これまでのデータも含めて他のサービスへ引っ越す,あるいはローカル(PCのストレージ)に保存するという方法もあるだろう。
写真や動画のアーカイブは,同じところに集約されていたほうが検索しやすいからだ。
GoogleフォトからデータをPCに一括ダウンロードする方法は以下の通り。
☆ローカル環境へデータを移動する方法
「Google Takeout」へログイン。
「新しいエクスポートの作成」の「追加するデータの選択」で「Google フォト」をチェックし,「次のステップ」へ。
「エクスポート先の選択」の「配信方法」で「ダウンロードリンクをメールで送信」を選び,「ファイルの形式とサイズ」を選んで「エクスポートを作成」をクリックする。
圧縮ファイルが作成されたらメールが届くので,リンクをクリックしてダウンロードする。
なお,ファイルの形式はZIPまたはTGZ,サイズは1GB~50GBから選択でき,指定サイズ以上は分割されるしくみ。
バックアップされている写真や動画の容量によっては,ファイルの作成に1日から数日かかることもある。
エクスポート中
保存されているデータ量にもよるが,エクスポート作業にはかなり時間を要することも。
出典:グーグル
ダウンロードしたファイルは圧縮されているので,他のオンラインストレージへ移す場合は,解凍してアップロードする必要がある。
ローカルに保存しておく場合も,解凍しておいたほうが閲覧や検索がしやすいだろう。
ローカルに保存する場合は,メインの保存場所とは別にバックアップも作成することをおすすめする。ちなみに,筆者は過去にハードディスクの故障で,数年分の写真データを失った経験がある。
☆他サービスへ移行させることも
Googleフォトのデータを直接ほかの企業のサービスに移すこともできる。
出典:グーグル
このほか,写真共有サービスの「Flickr」(SmugMu)や「OneDrive」(マイクロソフト)へは,Googleフォトから写真や動画を直接転送することもできる。その場合の手順は以下の通りだ。
☆FlickrかOneDriveへデータを移動する方法
「Googe Takeout」へログイン。
「新しいエクスポートの作成」の「追加するデータの選択」で「Google フォト」をチェックし,「次のステップ」へ。
「エクスポート先の選択」の「配信方法」でFlickrまたはOneDriveを選択し,「アカウントをリンクしてエクスポートを作成」をクリックする。
エクスポート先のアカウントを入力してログインし,アクセスを許可する。
この場合もバックアップされている写真や動画の容量によっては,ファイルがコピーされるのにかなりの時間を有することがある。ただ,コピー先のストレージに空きが十分あれば,放っておけば勝手にコピーされるので手間はない。
■無制限だけではない,悩ましいGoogleフォトの魅力
Googleフォトには,他のサービスにはない魅力がある。
出典:グーグル,スクリーンショット:小林優多郎
しかし,Googleフォトの魅力は,バックアップが無制限というだけではない。
場所や人,日時などで自動的にアルバムに分類してくれる機能や,複数の写真からショートムービーなどを自動作成してくれる機能。被写体やシチュエーションなどで探せる強力な検索機能,ほかの人と簡単に写真をシェアできるなど,便利な機能が目白押しだ。
☆共有パートナー機能
特定の人物や特定の日付以降の写真を自動共有できる「パートナー共有」機能。
中でも筆者が手放せないと感じているのは共有機能だ。
例えば,家族と共有アルバムを作成してお互いの顔を登録しておけば,自分が撮った写真に相手が写っていた場合,その写真を自動的にアルバムに追加できる。これは他のオンラインストレージにはない,Googleフォトならではの機能だ。
無制限にバックアップができなくなっても,もはやこの便利さは手放せない。2021年6月1日以降も筆者は結局,空き容量を気にしつつGoogleフォトを使い続けることになるだろう。
☆ローカルでもオンラインでもストレージは有限
紙の写真も簡単にデジタル化できる「Googleフォトスキャン」。
今回のことでひとつ得た教訓は,ローカルであろうとオンラインであろうと「ストレージは有限」だということ。
たとえGoogleであっても,有限のものを無限に提供し続けることはできない。
いつかその日が来るだろうと誰もが思っていた日が,とうとう来てしまったということだ。
いま我々にできるのは,まだGoogleフォトにアップしていない古い写真,たとえばプリント写真をGoogleフォトスキャンなどを使ってデータ化し,2021年の5月末までに目一杯アップロードし続けるか,Pixelシリーズのスマートフォンに乗り換えるか。
あるいは,Googleフォトの利用を諦めるか。いずれにしても,撮りっぱなしになっていた写真や動画と向き合う,良いきっかけにはなりそうだ。
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発売開始の「iPhone 12 mini」がProとの“差”をほぼ感じない3つの理由…日常性能は十分高い
(文・太田百合子,撮影・小林優多郎)

BUSINESS INSIDER

























無制限保存サービス終了の日よりも前にアップロード済みの写真や動画は影響を受けない
「Googleフォト」,無制限の無料ストレージを2021年5月末で終了へ
Alison DeNisco Rayome (CNET News) 
翻訳校正: 編集部
2020年11月12日 10時03分
導入事例,製品情報,調査・レポートなど,ホワイトペーパー多数掲載
Googleは「Googleフォト」で写真や動画を無料で無制限に保存できるサービスを終了すると,米国時間11月11日のブログ記事で発表した。
2021年6月1日以降,新たにアップロードした写真や動画は,すべてのGoogleアカウントに無料で提供されている15GBのストレージ容量にカウントされる。
これまで無制限だった高画質の写真や動画も容量にカウントされることになる。
ただし,その日よりも前にアップロード済みの写真や動画は影響を受けないほか,Googleの「Pixel」シリーズのスマートフォンについては,6月1日以降も無制限でのアップロードが可能としている。
これは,Googleのストレージサブスクリプションサービス「Google One」に登録するようユーザーを促すための動きだ。
Google Oneは,月額2ドル(日本では250円)のプランから提供されている。
このプランでは,100GBのストレージに加えて「Googleストア」での割引などの特典が利用できる。
期限の前に,既存の写真や動画をGoogleフォトにバックアップしておくとよいだろう。
それらは無料で,ストレージ容量にカウントされないためだ。
「フォト」アプリの「設定」 > 「バックアップと同期」で,バックアップ品質を確認することができる。
ポリシーが改訂された後も,Googleフォトの現行ユーザーの80%以上は,15GBの無料容量でおよそ3年間はコンテンツを保存し続けられる見込みだという。
15GBの上限に近づくと,アプリ内や電子メールで通知される。写真や動画をバックアップする頻度に基づいて,無料容量があとどれだけ持つかを推定する機能も提供されている。
ブログによると,4兆枚を超える写真がGoogleフォトに保存されており,毎週280億件の写真と動画が新たにアップロードされるという。
Googleは2020年6月に同アプリを刷新し,マップビューと,写真を整理するための3つのタブを追加した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです

CNET News

















課金か,それとも乗り換えか--「Googleフォト」の無制限アップロード終了で考えられる選択肢
山川晶之 (編集部)
2020年11月13日 17時30分
導入事例,製品情報,調査・レポートなど,ホワイトペーパー多数掲載
グーグルは,「Googleフォト」で提供してきた無料の無制限アップロードを2021年5月末で終了する。
6月以降は,同社のスマートフォン「Pixelシリーズ」を除き,Googleドライブの容量内でのアップロードに限定される。ただし,これまでアップロードした写真や動画は引き続き保存される。
このニュースは日本でも一気に広まり,11月12日のTwitterトレンドにはGoogleフォト関連のワードが並んだ。
愛用していた筆者も,ニュースを知って鳩が豆鉄砲を食らったような顔になってしまったが,よくよく考えてみれば,データの圧縮や解像度の制限(静止画は最大1600万画素,動画はフルHDまで)はあるにせよ,無料かつ無制限で写真も動画もアップロードできる大盤振る舞いのサービスだったことを考えると,今までが異常だったのかもしれない。
Googleフォトが優れている点は,バックグラウンドでの自動アップロードやサムネイル表示スピードのサクサク感に加え,被写体の自動識別により,人物別での自動グルーピング,ロケーションや映り込んだオブジェクトでの検索が可能な点にある。写真内のテキストも読み取っているようで,フワっとした検索ワードでも目的の写真にたどり着きやすくなっている。クラウドベースなのに,ローカルと体感上あまり差がない使用感も特徴的だ。
無制限をウリにしていたこともあり,スマートフォンの写真・動画以外にも,デジタル一眼で撮影したデータもすべてGoogleフォトにアップする“ドンブリ運用”をしているユーザーも少なくないだろう。しかし,アップロード終了が宣告されてしまった以上,残された道は引き続きGoogleフォトを使い続けるか,他のサービスに移行するかになってくる。
■Googleフォト継続で15GB以上のストレージが必要なら課金コース
こうした利便性を今後も享受したいのであれば,追加容量プランの契約も検討すべきだろう。
Googleの新しいストレージサービス「Google One」の無料プランは15GBで,同社では「8割のユーザーが3年間アップロードできる容量」と説明しており,あまり写真を撮らないユーザーであれば15GBのやりくりで問題はなさそうだ。
ただし,個人的には全く足りないと感じるのが正直なところ。
もしそれ以上の容量が必要であれば,月額250円(年間2500円)の100GBプラン,月額380円(年間3800円)の200GBプラン,月額1300円(年間1万3000円)の2TBプランから選ぶ必要がある。
Google Oneには,家族との共有機能もあるので,例えば2TBのプランを4人のファミリーグループで共有する場合,一人あたり325円で500GBを利用できることになる。
無料で15GBというは,実は他のクラウドサービスと比較すると良心的な方であったりする(iCloudやOneDriveは5GB)
Googleフォトは,オプションとして元データでのアップロードにも対応しているが,Google Oneのストレージ容量を使ってしまうため,無制限アップロードが適用される圧縮アップロードを選択する必要があった。
もし,大容量のストレージを契約するのであれば,元データでのアップロードでも問題なさそうだ。
■Pixelを購入するのも手
もし,スマートフォンを買い替えようとしているのであれば,Pixelを選択するのも手だ。
グーグルによると,初代Pixelから現行のPixel 5まで,6月1日以降も写真・動画を無制限でアップロードできるとしている。
カメラ性能でいえば,Pixelシリーズはスマートフォントップクラスの画質で,新型のPixel 5/4a 5Gでは新たに「夜景ポートレートモード」も追加されている。
iPhoneだと上位機種の12 Pro/12 Pro Maxでのみ搭載されている「ナイトポートレート」と同等の機能で,夜でもボケ感を生かした写真が撮影できる。
なお,他のスマートフォンやカメラで撮影した写真や動画をPixelに集めてGoogleフォトにアップロードすれば,無制限の対象になるかもしれないものの,単純に手間なのと,挙動がまだ確認できないため期待半分としておきたい。
あと,気になる点としては,Pixel 5以降のモデルに関してはこの特例が適用されない可能性が高いということだ。
Android CentralとAndroid Policeによると,将来発売されるであろうPixelスマートフォンには,無制限バックアップを提供しないとグーグル側が認めたとしている。もし,無制限アップロード目当てであれば,現行かそれより前のモデルを購入するしかなさそうだ。
■乗り換え先として最有力の「Amazon Photos」
乗り換え先として最有力候補なのが,アマゾンがプライム会員向けに提供している「Amazon Photos」だ。
厳密には,年会費(年間4900円)を払う必要があるため無料ではないのだが,すでにプライム会員であれば追加費用なしで利用できる。SmugMugのベーシックプラン(年間55ドル)よりも安い。
Amazon Photosの最大のメリットは,Googleフォトと異なり,写真データを“元の画質”で無制限にアップロードできる点にある。
JPEGだけでなくRAWデータも保管できるため,一眼のバックアップ先として利用しているユーザーも多い。スマートフォンアプリやデスクトップアプリも用意され,写真のアップロードもスムーズだ。
アプリのサムネイル表示も速く,AIを使った人物ごとのグルーピング機能もある。
ただし注意点もある。動画については無制限アップロードの対象外で,5GBまでに限定される。
もしそれ以上の容量が必要な場合は,有料プランとして,月額250円(年間2490円)の100GB,月額1300円(年間1万3800円)の1TB,月額2600円(年間2万7600円)の2TBなど,最大30TBまで用意されている。ちなみに30TBの場合,年額で41万4000円が必要となる。
■YouTubeを使う手もある
もし,ある程度圧縮されても問題ないのであれば,動画のみYouTubeを使う手もある。本来の使い方ではないが,公開設定として「非公開」が設けられており,動画をアップロードしても世界中に公開されることはない。しかも,Googleフォトと異なり,1ファイル最大128GBまたは12時間までアップロードでき,4K映像でも解像度はキープされる。ただし,自動バックアップといった機能はないため,毎回手動でアップロードする必要があるほか,今後何らかの仕様変更を受ける可能性も否定できない。
OneDriveにiCloud……クラウドストレージサービス
Google OneやAmazon Photosに追加料金を払うのであれば,他のクラウドストレージも選択肢として出てくる。もし,マイクロソフトの「Microsoft 365 Personal」のユーザーであれば,クラウドストレージ「OneDrive」の1TBが付与されている。
月額1284円(年間1万2984円)と,Google Oneなら2TBが契約できる価格ではあるが,「Word」や「Excel」,「PowerPoint」などの定番ソフトを,Windows,Mac,iOS,Androidデバイスにインストール可能。同時に5台までサインインできる。なお,OneDriveのみ利用したい場合は,月額224円の100GBプランが用意されている。
OneDriveのアプリには,写真とビデオを自動でアップロードする「カメラアップロード」機能が内蔵されている。
iOSであれば,「Appのバックグラウンド更新」を有効にすることで,アプリを閉じているときでも写真・動画の自動アップロードが可能になる(ただし,無料版を使った個人的な感想では,複数ファイルのダウンロードに非常に時間がかかったりとOneDriveにはあまり良い印象がない)。
■Officeアプリと1TBのストレージがセットになった「Microsoft 365 Personal」はコストパフォーマンスが高い
iPhone/iPadのみでGoogleフォトを使っているユーザーであれば,「iCloud」を検討するのも良いだろう。iOSやmacOSに統合されているため,データの連携が非常にスムーズなほか,iOSデバイスのバックアップ先としても使うことができる。なお,Windowsアプリは用意されているものの,Androidアプリは存在しない模様。複数のOSでデータ連携したい場合は,少し使いづらい点に注意したい。
■AppleはAndroid向けにiCloudアプリを提供していない
プランは,月額130円の50GB,月額400円の200GB,月額1300円の2TBが用意されているほか,クラウドパッケージ「Apple One」の提供も開始している。
これは,Apple Music,Apple Arcade,Apple tv+,iCloudをセットにすることで割安で利用できるというもの。iCloudが50GBのプランは月額1100円,200GBのプランは月額1850円となる(日本では2TBプランは未提供)。iCloud目当てで契約するプランではないが,もしApple Musicなどを別途契約しているユーザーであれば,一考の余地はありそうだ。
AppleのサブスクサービスとiCloudがセットになった「Apple One」
■最終兵器「NAS」
もし,大量の動画など,容量の大きなデータを扱うのであれば,自宅にNAS(ネットワークに接続されたストレージ)を導入するのも手だろう。
最近のNASでは大半がモバイルアプリを用意しており,自動バックアップ機能などを搭載。NASを「パーソナルクラウド」として使うことができる。
クラウドサービスではなかなか契約できない大容量の構成にできるほか,PCのバックアップやテレビの録画ストレージ先など使い方は幅広い。
さらに,一部のメーカーでは写真機能を強化したモデルも登場間近のようだ。
例えば,Synologyが提供予定のNAS向けOS「DSM 7.0」では,「Synology Photos」という写真アプリが搭載される予定だ。このアプリは,NASにアップロードされた写真を分析して,人物別のグルーピングやジオタグからロケーションごとに分類するという。同社では,「DS Photo」など,外出先からでも閲覧・自動バックアップが可能なスマートフォンアプリを提供しているが,AIの自動タグ付けによる検索機能の強化にも期待したい。
外出先から自宅のNASにアクセスできるスマートフォンアプリを用意するNASも珍しくない。写真は,Synologyが提供する「DS Photo」
ただし,NASは初期投資+固定回線費用+電気代がかかるほか,冗長性を持たせてあるクラウドサービスと異なり,機器の故障や被災リスクが高くなる点に注意したい。
NASの中には,自動でクラウドサービスにバックアップする機能を搭載しているモデルもあるので,大切なデータなど種類に応じてNASのみ,あるいはNAS+クラウドサービスの併用と使い分けるのも手だ。
筆者の場合,Googleフォトには,歴代のスマートフォンで撮影してきた写真・動画に加え,デジタル一眼で撮影したオンライン上にないデータ(自宅の古いNASや外付けHDDに保管してあるものなど)もアップロードしてあり,多少画質が劣化しているとしても,スマートフォンから簡単にアクセスできる総合ライブラリとして重宝していた。6月1日以降もすでにアップロードされた写真や動画に関しては引き続き保存されるため,こうした写真については影響はないと安堵しつつも,Google Oneへの課金,あるいは他サービスへの移行も含め,もう少し悩みそうだ。

CNET Japan














まもなく無制限保存終了のGoogle フォト。次の移行先は?
2020.11.16 13:00
42,558
author 塚本直樹
フォトストレージ難民
Google フォトの無制限保存が来年で撤廃されることから、次のフォトストレージサービスを探している方も多いことでしょう。
おさらいをすると、Google(グーグル)が提供する有料ストレージサービスとしては、Google Oneが月額250円で100GB、380円で200GB、1300円で2TB、1万3000円で10TBまで利用できます。
狙い目としては、250円の100GBプランや380円の200GBプランは気軽に利用できそうです。
■Amazon Photos
そして移行先の第一候補として多く名前があげられていたのは、Amazon(アマゾン)が提供するAmazon Photos。
こちらはプライム会員なら写真を無制限、動画を5GBまでアップロードすることができます。プライム会員では配送に関する特典や動画、音楽配信サービスも提供されるので、アマゾンユーザーならまず試してみたいサービスです。
■Adobe(アドビ)Lightroom
その他にも、Adobe(アドビ)はLightroomプランとして、月額980円にて1TBのストレージを提供しています。こちらも趣味や仕事で画像編集をする方なら、有効に使えそうです。
個人的にはAmazon Photosの存在を知らなかったのですが…もし完全に容量無制限な状態が続くなら、今からでも移行してみたいサービスではありますね。
Source: Amazon, Adobe
Tags :デザインテクノロジーWebカメラPC

GIZMODO









Google ストレージの仕組みに関する今後の変更
2020 年 11 月 11 日より、利用されていないアカウントまたは保存容量の上限を超過しているアカウントについて、
Google フォト、
Gmail、
Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトを含む)
のサービス ポリシーが変更されます。
■Google アカウントの保存容量について
各 Google アカウントには、Gmail、Google ドライブ、Google フォトで使用できる 15 GB の保存容量が無料で提供されます。
Google One メンバーシップを購入すると(お住まいの地域で提供されている場合)、保存容量を追加できます。
特別なプロモーションや関連サービスのご購入により、追加の保存容量が無料で提供されることもあります。
保存容量について詳しくは、容量を使用するアイテムをご覧ください。
■Google アカウントの保存容量への影響
☆2021 年 5 月 31 日まで
次のアイテムが保存容量にカウントされます。
Google フォトにバックアップされている元の画質の写真と動画
Gmail のメールと添付ファイル([迷惑メール] と [ゴミ箱] フォルダ内のアイテムを含む)
Google ドライブ内の大部分のファイル(PDF、画像、動画など)
☆保存容量を超えている場合
新しいファイルや画像を Google ドライブにアップロードできなくなります
元の画質の写真や動画を Google フォトにバックアップできません
Gmail でのメールの送受信機能が影響を受ける可能性があります
Google アカウントへのログインとアクセスは引き続き可能です
☆2021 年 6 月 1 日以降
次のアイテムも保存容量にカウントされるようになります。
2021 年 6 月 1 日以降に Google フォトにバックアップされた高画質およびエクスプレス画質の写真と動画。この変更について詳しくはこちらをご覧ください。
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard などの共同編集用コンテンツ作成アプリで作成または編集したファイル。
保存容量にカウントされるのは、2021 年 6 月 1 日以降に作成または編集されたファイルのみです。
2021 年 6 月 1 日より前にアップロードまたは編集されたファイルは、保存容量にはカウントされません。
■利用状況がデータに及ぼす影響
Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard を含む)、Google フォトを 2 年間利用していないユーザーについては、
利用がなかったサービス内のコンテンツが削除される場合があります(合理的な事前の通知が行われた後)。
☆保存容量を超えている場合
新しいファイルや画像を Google ドライブにアップロードすることはできません。
写真と動画を Google フォトにバックアップできません。
Gmail でのメールの送受信機能も影響を受ける可能性があります。
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard などの共同編集用コンテンツ作成アプリで新しいファイルを作成することはできません。使用量を上限以下に減らさない限り、あなただけでなく他のユーザーも、影響を受けるファイルの編集やコピーができなくなります。
Google アカウントへのログインとアクセスは引き続き可能です。
保存容量を超過した状態が 2 年間続くと、Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard のファイルを含む)、Google フォトのコンテンツが削除される場合があります。
☆保存容量を超過している場合
保存容量の超過とは、割り当てられた容量の上限を超えて使用している状態を意味します。保存容量の超過が 2 年以上続いているにもかかわらず、上限を超えないようにする対応(空き容量を増やす、追加容量を購入するなど)がとられていない場合は、Gmail、ドライブ、フォトからすべてのコンテンツが削除される可能性があります。コンテンツが削除される前に、Google は以下のことを行います。
Google サービス内での通知およびメールでお知らせします。コンテンツが削除の対象となる 3 か月以上前にご連絡します。
削除を回避できる方法をご提案します(追加の保存容量の購入、ファイルの削除など)。
Google のサービスからコンテンツをダウンロードする機会を提供します。詳しくは、Google データをダウンロードする方法をご覧ください。
☆保存容量の上限を超えないようにするには
one.google.com/storage でストレージ管理ツールを使用して、空き容量を増やす方法を確認できます。
あるいは、クラウド ストレージのファイルを個人用のデバイスにダウンロードし、その後ストレージから削除して空き容量を増やす方法もあります。
Gmail、ドライブ、フォトの保存容量がさらに必要な場合は、Google One でストレージ プランをアップグレードできます。
☆サービスをしばらく利用していない場合
Gmail、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトのファイルを含む)、または Google フォトを 2 年間利用していない場合、そのサービスからすべてのコンテンツから削除される可能性があります。
コンテンツが削除される前に、Google は以下のことを行います。
Google サービス内での通知およびメールでお知らせします。コンテンツが削除の対象となる 3 か月以上前にご連絡します。
削除を回避できる機会を提供します(該当するサービス内で操作を行う)。
Google のサービスからコンテンツをダウンロードする機会を提供します。詳しくは、Google データをダウンロードする方法をご覧ください。
Google One をご利用で、未払いのお支払いや容量超過の問題がない場合、アカウントは有効な状態であるとみなされます。
重要: たとえば、フォトは 2 年間ご利用がなく、ドライブと Gmail ではご利用が確認されている場合、
Google フォトのコンテンツのみが削除され、Gmail と Google ドライブのコンテンツ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard のファイルなど)は削除されません。
☆サービス内のデータを有効な状態で維持する方法
データを有効な状態で維持するには、Gmail、Google フォト、Google ドライブ(Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、図形描画、フォーム、Jamboard、サイトなどの共同編集用コンテンツ作成アプリを含む)を
ウェブまたは Google アプリで定期的に利用するのが最も簡単です。その際は、アカウントにログインし、インターネットに接続した状態でご利用ください。
Gmail: Android、iOS、mail.google.com
Google ドライブ: Android、iOS、drive.google.com
Google フォト: Android、iOS、photos.google.com
お使いのデバイスで複数のアカウントを設定している場合はご注意ください。
操作はデバイスごとではなくアカウントごとに判断されるため、有効な状態を維持したいすべてのアカウントで、これらのサービスを使用している必要があります。

Google 






Googleフォトの無制限を終了する理由,「アップロードされるデータは1日4.3PB以上に」
2020/11/13 
モバイル
Google,2021年6月1日よりGoogleストレージのポリシーを変更する。
これまでは無制限でアップロードが可能だった,圧縮済みの画像ファイルについて,2021年6月1日以降にアップロードされるファイルは,通常のファイルと同様にGoogleアカウントに紐付くストレージ容量(無料ユーザーは15GBまで)を消費するルールに変更される。
ポリシー変更後もGoogleのスマートフォン「Pixel」デバイスからアップロードされる写真・動画については,ポリシー変更の対象外で,従来と同様にストレージ容量を消費しない。(Pixelスマホ向け特典は2021年6月以降も継続。)
Googleアカウントのストレージポリシー変更に関する公式Blogでの説明は以下にて。
■Google Japan Blog: Google アカウントのストレージポリシー変更について
Gmail,Google ドライブ,Google フォトは,世界の数十億人のメール,ドキュメント,写真,動画などを安全に保存して管理するお手伝いをしています。
そして今,かつてないほど多くのコンテンツがアップロードされており,Gmail,ドライブ,Google フォト全体で,1 日 にアップロードされるデータの容量は 430 万 GB 以上にのぼります。
公式Blogによると,Gmail,Googleドライブ,GoogleフォトなどのGoogleサービスで1日にアップロードされるデータ容量は
430万GB(=4.3PB)
を超えることが明らかにされている。
※この容量にYouTubeが含まれているのかは不明。
Googleは,Googleアカウントのストレージ使用量を簡単に把握できるように,スマートフォン向けのGoogle Oneアプリおよび,Google OneのWebサイトでストレージ管理ツールを提供しているほか,現在のペースでGoogleのストレージ容量を消費した場合に,容量上限に達する目安を表示している。
■「Google One」のストレージ管理ツール
ストレージ管理ツールを使うと,ストレージの容量を消費しているファイルを効率的に発見・削除できるので,2021年6月1日のポリシー変更にあわせて,不要なファイルを削除しておくのも有効。
ストレージを使い切る予測タイミングも
このほか,Googleでは2021年6月1日のポリシー変更にあわせて,Googleフォトにアップロードされたファイルで,暗い写真やぼやけた写真,サイズの大きな動画など,削除しても問題が無さそうなファイルやストレージの消費量が大きなファイルの削除を助けるツールを提供する予定。
Googleのストレージポリシー変更による影響を解決する手っ取り早い方法は,Google Oneの有料プランを契約してストレージ容量を有料意購入すること。有料ストレージは100GBが月額250円,2TBが1,160円,10TBが6,500円,30TBが19,500円で,全てのプランで登録したファミリーとストレージ容量の共有が可能。(単純にストレージ容量をわけあう話なので,その中身は共有しない)
「Google One」の有料プラン(一部)
Google One有料プラン
個人的には,Google Oneの1TBプランを契約しているので,ストレージ容量はそこそこ余裕があるけれど,2021年6月1日のポリシー変更以降はストレージ容量の消費ペースが早まることが予想されるので,他サービスの活用やローカルストレージの活用を含めて対応方法を考え中。

shimajiro@mobiler
















終了した容量無制限オンラインストレージサービスまとめ
2015/11/032020/11/12
Web ServiceOneDrive
人は何度 容量無制限にだまされ続けるのか。容量無制限だったけど、終了してしまったオンラインストレージ系のサービスをまとめてみました。
ツイートやはてブのコメント等で追加情報もお待ちしています。
■Google Photos ※
2015/5/29 Googleフォト リリース。高画質(1,600万画素)までなら無料、容量無制限
2020/11/12 2021年6月1日から高画質でバックアップしたすべての写真と動画は、Google アカウントに付属する無料の保存容量(15 GB)または購入した追加の保存容量を使用すると発表。ただし、Pixel 1-5 からアップロードする場合は、影響を受けない。
2021/6/1(予定) 無料の保存容量を Google アカウントに付属する 15 GB に変更 ※ Pixel 1-5 からアップロードする場合は影響を受けない。
写真クラウドサービス「Googleフォト」がリリース - デジカメ Watch Watch
Googleフォトの容量無制限無料バックアップ、2021年5月末で終了 - ITmedia NEWS
■Google Drive for Work
2012/4/25 Google Drive サービス開始
2014/6/26 容量無制限の Google Drive for Work を発表
2020/10/6 G Suite が Google Workspace に変更。G Suite ビジネスプラン(5ユーザー以上) Google Drive の容量無制限から、1ユーザーあたり最大 5TB に変更。 
※ これまで容量無制限(英語表記 Unlimited)の G Suite Enterprise プランに代わる大規模ビジネス向けは、営業担当への問い合わせの上で提供され、保存容量は「必要に応じて拡張可能(英語表記 As much as you need)」とのこと。
ASCII.jp:保存容量無制限の企業向け「Google Drive for Work」
「G Suite」が新ブランド「Google Workspace」に、新機能も続々 - ケータイ Watch
■Amazon Drive
2011/3/29 サービス開始
2015/3/26 容量無制限の Unlimited ストレージを米国で開始
2016/7/20 容量無制限の Unlimited ストレージを日本で開始
2017/6/8 Unlimited ストレージプランを終了。プラン上限を 30TB に変更(日本国内は無制限を継続)
2017/11/21 日本国内でも Unlimited ストレージの提供終了を発表。プラン上限を 30TB に変更
Amazon Goes After Dropbox, Google, Microsoft With Unlimited Cloud Drive Storage | TechCrunch
ASCII.jp:Amazon、容量無制限のオンラインストレージを開始
米Amazon.com、容量無制限オンラインストレージを廃止 - ITmedia NEWS
Amazon、Amazon Driveの容量無制限プランを日本でも終了 | マイナビニュース
■Pogoplug Cloud
2012/1/31 クラウドサービス提供開始
2012/11/8 容量無制限のサービスを日本で開始
2016/9/28 サービス終了
自宅のストレージをクラウド化「Pogoplug Mobile」が発売に - ケータイ Watch
無料で5GB、月額500円で無制限に利用可能なクラウドストレージ「Pogoplug Cloud」が日本でサービス開始 - GIGAZINE
ASCII.jp:Pogoplugのクラウドストレージが9月28日に終了
■SurDoc
2011? サービス開始
2013/1? 1年間容量無制限のアカウントを提供開始?
2016/5/31 サービス終了
容量無制限プランのクラウドストレージ「SurDoc」がサービス終了
■Adobe Revel(旧Adobe Carousel)
2011/10/31 写真アプリケーション提供開始
2016/2/23 サービス終了
Adobe、iOSとMacで写真を共有できるクラウドサービス「Adobe Carousel」開始 -INTERNET Watch
Adobe Revel(旧Adobe Carousel)
■OneDrive (Office 365)
2014/10 Office 365 で使える OneDrive の容量を無制限に変更
2015/11 上限1TBに変更
Microsoft、「Office 365」ユーザーの「OneDrive」を容量無制限に ? ITmedia ニュース
Microsoft、「OneDrive」の無料容量縮小ヘ “容量無制限”は終了 ? ITmedia ニュース
■Hive
2014/11 容量無制限のストレージサービス開始
2015/10 サービス終了
無料でストレージ容量無制限のクラウドストレージサービス「Hive」がスタート、Androidアプリも後日リリース予定 | ガジェット通信
HIVE SHUTDOWN NOTICE
■Evernote
2015/4 Evernote プレミアムのアップロード容量を無制限に変更
2015/8 月間10GBに変更
Evernoteプレミアム、月間アップロード容量を「無制限」から「10Gバイト」に 「想像以上の混乱と問題」受け ? ITmedia ニュース
■Yahoo! ボックス
2014/7 容量無制限プランを追加
2015/4 容量無制限オプションプラン受付停止
2016/2 容量無制限オプションプラン終了
月額690円で容量無制限 オンラインスストレージ「Yahoo!ボックス」に新プラン ? ITmedia ニュース
「容量無制限オプション」新規申し込み停止のお知らせ ? ストレージならYahoo!ボックス
容量無制限オプションサービス終了のお知らせ ? ストレージならYahoo!ボックス
■さくらの BASE Storage
2014/2 容量無制限のクラウドストレージサービスのベータ版を提供開始
2015/2 サービス終了
※ 2015/1 オブジェクトストレージを新サービスとして提供開始
クラウドストレージ「さくらの BASE Storage」、ベータ版を無料提供 -INTERNET Watch
さくらのBASE Storageについて【最終的なまとめ】 | ハルパス
※ (追記)補足: BASE Storage は、当初案内していた正式版にはできず、再三ベータ版として延長してそのまま終了、データ削除となり、別サービスをはじめたようです。また、大切なデータのバックアップ先として利用などをうたっていました。
■Bitcasa
2013/2 容量無制限のクラウドストレージサービス開始
2014/11 容量無制限のプラン終了、1TBと10TBのプランに乗り換えが必要に
Bitcasa、うたい文句の「容量無制限」終了 「需要が少なかった」 ? ITmedia ニュース
■マカフィーオンラインバックアップ
2010/8 容量無制限のバックアップストレージサービス開始
2014/12 サービス終了
マカフィー、“容量無制限”の年額制オンラインバックアップサービス ? ITmedia PC USER
マカフィー オンラインバックアップ (MOBK) 製品サポート終了のお知らせ
■SafeSync
2010/12 保存容量無制限のオンラインストレージサービス開始
2011/3 容量無制限サービス終了
※ 2011/4 上限容量100GBの新サービスを開始
容量無制限のオンラインストレージ、トレンドマイクロ「SafeSync」――年額4980円 ? ITmedia エンタープライズ
トレンドマイクロ、オンラインストレージ「SafeSync」容量無制限を終了 -INTERNET Watch
■Mozy
2006? 容量無制限のバックアップサービス
2011/2 容量無制限プラン終了、月額$4.95/無制限から月額$6/50GBプラン等へ
オンラインバックアップサービス「Mozy」を使ってみた - @IT
Mozyが料金プランを値上げした件でデータバックアップについて考えてみた | TechCrunch Japan
■Upline
2008/4/8 容量無制限のオンラインストレージサービス開始
2008/4/17 サービス停止
関連リンク

プロ生









2020年8月5日水曜日

[機器][ストレージ] BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ




[機器][ストレージ] BUFFALO デジタルフォト・アルバム おもいでばこ
写真のデジタル化
家電感覚で写真・動画の保存や整理ができるおもいでばこがすごい!
2019/8/13 
写真のデジタル化, 買ってよかったもの
感動ものの「家電」が我が家にきました!いえ、普通に買ったんですけど、あまりにも出来がよくて素晴らしいので「お迎えした」くらいの心境です。その家電とはバッファローのおもいでばこ!
これは何かとひとことでいうとデジタルフォト・アルバムなんですが、その本質は家族の時間を増やすツールです。うちでは、家族そろって大画面のテレビで写真や動画を見る時間が劇的にふえました。フィルム時代の写真もデータ化しましたので、懐かしい写真も見ています。やはり写真や動画は見返してこそですね。
おもいでばこの機能を説明するとこんな感じ。
写真や動画を取り込めば、自動で日付や記念日ごとにアルバムを作ってくれる。保存した写真はテレビ、パソコン、スマホなどから自由に見ることができる。というものです。プリンタにつなげば印刷もできます。これだけ聞けば似たようなものはありますが、おもいでばこが凄いのは、これらの設定や使い方を家電レベルにまで簡単にしていること。デジカメやビデオのデータだけならパソコンが必要ないというのも大きい。iCloudとかストレージとかNASとかWi-Fiとか、そんなん言われてもわからへん。という実家の両親でも大丈夫!ビデオ録画ができるレベルなら使えます。
おもいでばこで出来ることと、我が家での使い方をご紹介します。
■おもいでばこがあればこんなことができる
おもいでばこは、現在のバージョンでは1TBモデル(PD-1000)と2TBモデル(PD-1000L)があります。価格差は1万円程度。
動画保存が多くなければ1TBで十分で、だいたい10万〜20万枚くらいの写真を保存できると考えておけばいいかと。動画が多いなら2TBの方が安心ですかね。キャンペーン中でAmazonが一番安いですが、楽天とYahoo!ショッピングにもあります。
※追記:11ac対応の新モデルが出ました。Wi-Fi接続速度が速くなります。
BUFFALO おもいでばこ 11ac対応モデル 2TB PD-1000S-L
ちなみに動画はiPhoneとAndroidスマホ、各種デジカメやデジタルビデオカメラの動画は問題く見られます。他の形式はMP4ならOKといった感じです。
おもいでばこが出来ること、メリットをまとめると以下のようになります。
パソコンがなくても写真や動画のデータを取り込める
アルバムで簡単に整理できる
テレビ、パソコン、スマホなどでいつでも見ることができる
使わなくなった古いタブレットをデジタルフォトフレームにできる
バックアップと新機種への乗り換えも簡単にできる
ひとつずつ説明します。
バラバラだった写真データを1箇所に
私の写真や動画のデータ管理方法は、基本的にはパソコンで行っていました。月単位でフォルダを作っていくやり方です。
ただ、写真撮影するガジェットがいくつかあり、データのサイズやファイル名連番が異なるため、あまりスマートな整理はできていませんでした。
具体的には、iPhone、iPad、iPAD mini、デジタル一眼レフ(Canon EOS kiss)が私。妻が同じくデジイチとAndroidタブで撮ります。
さらに前まで使っていたコンパクトデジカメや、昨年からやっているアナログ写真をデジタル化したものなど、データは多岐にわたります。しかもフィルムや紙から取り込んだ昔のデータは、取り込んだ日付でソートされてしまいますし。
しかしこれらをすべておもいでばこに放り込んでやれば、自動で日付ごとに整理し、テレビでもスマホでもPCでも見ることができます。
月単位、年単位でまとめて表示できますし、切り替えも簡単。テレビにつないでリモコンのボタンで操作もできます。年をまたいだ記念日ごとの表示なんかもあらかじめ設定されています。
デジタル化したフィルム写真などは、撮影日ではなくデータとして取り込んだ日付になっているので、変更してやる必要があります。ただ、これも複数枚まとめて一括で日付変更できますので、とても簡単です。後述しますが、あまり厳密にやらずに年単位で変更しておくだけで十分です。
一番のメリットは簡単にテレビに表示できることパソコンは主に仕事や調べ物をするのに使うので、のんびりと家族写真を見返したりはほとんどしませんでした。それにパソコンをさわる時は、基本的に1人ですしね。その点テレビはリビングを見渡せる位置にあり、家族でみることを前提にレイアウトしてあります。しかも大画面です。想い出を一緒にみるという意味では、やはりテレビが最強です。昔ほどテレビを見なくなったとはいえ、家や家族の中心にあるものは、依然として家電としてのテレビ(テレビ放送ではなく)なのだと思います。大手家電メーカーが、赤字になりながらもテレビ事業を続けるのはきっとそういうことです。
テレビ接続はとても簡単です。HDMIケーブルをテレビに挿すだけです。マニュアルのイラストがとてもわかりやすい。これだけでもう映るようになります。厳密には電源ケーブルもありますけど。ちなみにテレビは50インチです。右下にあるのがおもいでばこ本体です。小さいですよねー。
■データの取り込みは簡単
デジカメからおもいでばこにデータを入れるには、そのままカメラのSDカードを使えばOKです。差し込み口に挿して、横にあるボタンを押せばすぐに取り込み開始。以前に取り込んだデータとかぶっても、ちゃんと重複データは避けてくれます。これ以上ないってくらい簡単ですね。スマホやタブレットで撮った写真なら、無料の専用アプリがあります。このアプリさえあれば配線なしで転送してくれます。めっちゃラク。さらにおもいでばこがすごいのは、家に無線LANがなくても転送できること。いちいち同じWifiにつないで〜、と気にする必要がありません。
パソコンから取り込むときも専用の無料ソフト(アプリ)が用意されていて、スマホと同様に転送できます。WindowsもMACもOK。すでに外付けハードディスクなどに写真を保存している場合は、そのHDDをUSBで接続すれば自動的に写真と動画を認識して取り込みます。このように、おもいでばこは徹底的に保存のハードルを低くしています。
おもいでばこ
アプリ・ツールダウンロードページ(BUFFALO)
取り込んだ写真は自動で整理される
おもいでばこに写真を取り込めば、自動で整理してくれます。日付ごとはもちろん、年単位、月単位、または年を横断して記念日ごとなどに写真を見ることができます。設定なしでこれらが最初から使えるので便利です。もちろん家族旅行や誕生会、発表会などのイベントごとに自分でアルバムを作成することも可能です。閲覧時にバックグラウンドで鳴る音楽がまたいい感じなんです。好きな音楽を取り込むこともできます。アナログ写真をデジタル化したものは、撮影日に変更する必要がありますが、古い写真は年単位でまとまっていたら十分かと思います。頑張って1枚ずつ日付まで正確に設定しても、結局は年単位や月単位で閲覧すると思うので。私は西暦だけ変更して、月日は全部おなじままです。あ、誕生日や旅行などのイベント分だけは正確に設定しておくといいかもしれません。
■リモコンが使いやすい
私のようにPCに慣れた世代や、もっと下のスマホネイティブ世代にとっては、画面上でいろいろな操作を行うことは自然にできますが、私の両親などはやはり物理的なリモコンが扱いやすいようです。どうも画面遷移によって押すボタンの位置が変わるというのが理解しにくいようで。おもいでばこならそんな親世代でも安心。リモコンは大きなボタンで色づけがしてあり、ほんとうにわかりやすい。AppleTVに代表される、シンプルでスタイリッシュなリモコンは、実家の親は絶対に使いこなせませんから……。
■スライドショーを利用すれば、デジタルフォトフレームに
家族みんなでテレビで見るときは、好きなものを順番に見ていけばいいのですが、スライドショーを使えば画面をデジタルフォトフレーム化することができます。なんとなくテレビをつけているときに、シャッフルして流すのもいいですが、おすすめは使わなくなったタブレットの再利用です。おもいでばこは同時接続OKですので、テレビの画面で写真を見ているときでも、スマホのアプリで別の写真を見ることができます。これを利用して古いタブレットをスライドショー再生専用機にすれば、自動で写真が切り替わっていく写真立ての完成です。玄関やリビングにちょっと置いてあると、とてもいい感じですよ。今はAndroidタブレットが数千円の価格で買えたりしますし、古くなったタブレットが家に放置されている状況もあると思います。うちも3年ほど前のASUSタブレットがありホコリをかぶっていましたが、これで使い道ができました。(写真は現役で使っているiPad miniです)
■バックアップと機種変更も簡単
USBで外付けHDDを挿せば、まるごとバックアップできますので、常時バックアップしておいてもいいかもしれませんね。何年かして新しいバージョンのおもいでばこが登場しても、バックアップした外付けHDDを新しいおもいでばこに繋げば、まったく同じ状態で簡単に復元できます。うまいこと囲い込まれている感じですが、これだけ至れり尽くせりされたら、喜んで囲い込まれましょうぞ(笑。
おもいでばこ本体はとてもコンパクト。背面はテレビにつなぐHDMIケーブルと電源ケーブル。前面はSDカードやUSBなどの差し込み口です。これらが前面に配置されているのも素晴らしい。こういうよく使う部分を背面に配置している機械って、けっこうありますよね……。デザイン上、仕方がないのかもしれませんが、ユーザーからすると不便なだけです。おもいでばこは本当に利用者のことを考えて作られているのがわかります。
■おもいでばこは即答でおすすめ!と言える商品
私は家のなかで無線LANを使っていますし、ネットワーク機器同士を接続したり、NASを使って保存やバックアップもしています。クラウドサービスやSNSも利用します。これらを使えばおもいでばことほぼ同じことはできます。しかし、これらの設定や利用には、一定のPCスキルやネットワークの知識が要求されます。しかもLAN関係いじっていると、けっこう思い通りに動かないこと多いんですよね。おもいでばこはそんなものは一切不要で、つなげるだけで簡単に扱えます。しかも動作がサクサクでめちゃくちゃ安定しています。日本の家電って本来こういうものだよなあと思い出させてくれます。扱いが簡単なので、いわゆるメカ音痴の方でも大丈夫です。実家のご両親に贈るものいいですし、出産祝いにもぴったりだと思います。冒頭でいいましたが、おもいでばこは家族の時間を増やすツールです。公式のコンセプトは「すべてのおもいでをここに。振り返るひとときと共に。」
デザインや使い方のすみずみまで、これほどコンセプトがしっかり反映された商品を久しぶりにみました。おもいでばこ、心からおすすめします。

VHSビデオテープからDVDへのダビング方法.
https://vhs-dvd.net/omoidebako







2019年9月30日月曜日

[ファイル管理] ぐうたらNASバックアップ~実録! 俺のバックアップ術




[ファイル管理] ぐうたらNASバックアップ~実録! 俺のバックアップ術
PC Watch半導体/周辺機器NASその他
連載実録! 俺のバックアップ術
むしろ手間とコストを減らす。ぐうたらバックアップ
~小寺信良編
小寺信良
2017年1月31日 06:00
■変わるバックアップの概念
筆者がバックアップの重要性を最初に痛感したのは、1984年頃のことだ。当時TV番組を編集する編集機はCMX Editing Systems製の「CMX-340X」というUNIXで動くCUIの編集プログラムで、編集履歴のタイムコードをテキストリスト(EDL)として記録していた。
当時の業務用編集機はHDDを搭載しておらず、OSとプログラムを8インチFDでRAM内にロードする。EDLデータもRAM内にしか記録しないのだが、途中でエラーが出て操作不能になると、再起動せざるを得ない。当然ながらRAM内の編集データも吹っ飛んでいた。FDへも逐次バックアップする機能も備えていたが、ディスクの書き込み速度が致命的なほどに遅いため、誰も使っていなかった。
ところが編集室を増設した際に、新型の編集機「CMX-3400X」が導入された。この新型機では、FDへ記録しても、速度的に耐えられるぐらいになった。喜んで使っていたのだが、ある日再起動してディスクからEDLをロードしようとしたら、書き込みエラーで何も記録されておらず、愕然としたことがある。
当時の編集システムは3,000万円ぐらいしたはずだが、ディスクのベリファイもしないようなお粗末な仕様だったのだ。バックアップもさほど重要視されていなかったのだろう。
その時代から時は流れて30余年。自分で使うPCのバックアップもずいぶんあれこれやってきたが、基本的にはローカルのHDDやNASにコピーを残すというものだった。だが最近、そうしたやり方を変えていいんじゃないかと思っている。ここでは筆者が実践している「クラウド依存型ぐうたらバックアップ」をご紹介したい。
■写真のバックアップ
筆者はモノカキであると同時に、動画コンテンツ制作者でもある。しかもWeb媒体専門だ。従ってバックアップの質や量といった点では、一般的な使い方からはかなり特殊かもしれない。
バックアップすべきものは、それぞれに重要性やバックアップ周期、方法論などが異なる。筆者の仕事では、大きく4つに分類される。
(1)取材時のイメージファイル
(2)動画素材およびその完成品
(3)テキスト原稿とそれに必要なファイル
(4)OSおよび全体の環境
現在使用しているコンピュータは、Macが3台である。以前はWindows PCを使っていたが、Windows 8時代に嫌気がさしてMacへ全面移行した。仕事場である自宅ではMac mini(Late 2014)がメイン、持ち出し用としてMacBook Pro(Late 2016)、予備のMacBook Air(Mid 2013)がある。
自宅でのメイン環境。Mac miniに4K TVを接続している
持ち出し用のMacBook Pro(右)、予備のMacBook Air
一番バックアップに注力しているのは、(1)の取材時のイメージファイルである。この中には写真だけでなく、インタビューを記録した動画や音声ファイルも含まれる。記事中で使う写真もさることながら、資料やメモとして撮影したものもあり、時間が経ってから参照することが頻繁にある。
これらは取材が終わったら、Dropbox内にあるpictureフォルダに日付分けして取り込む。取り込んだ写真は、3台のMacに同期されることになる。これだけでもバックアップになるのだが、別途バックアップソフトのスケジュール機能を使って、週に1度自動的に2台のNASにどんどん蓄積される。
取材写真をDropboxに取り込むと、同時に上記3台が同期する
バックアップソフトを使って週一でNASに自動バックアップ
DropboxはProプランを契約しているので、1TBの容量がある。ただローカルのMacにそれほどの容量がないため、3カ月以上経過した写真は、Macから削除している。過去の経験からすれば、大体それぐらいの保存期間で困ることはない。削除も3台が同期するので、どれか1台で作業すれば全てシンクロする。それ以前の写真が必要になったら、NASから探せば良い。
そのほか写真に関しては、Google PhotoとAmazon Driveにも自動的にアップロードされる。これらはバックアップとして当てにしているわけではなく、NASにアクセスできない外出先で、過去の写真が必要になった時の用心だ。ただ現在まで、そういった事態には遭遇していない。
実は家族の写真なども特に仕事と分けておらず、一緒に撮影日ごとにフォルダに分けている。以前はGoogleがPicasaという写真管理アプリを提供していて、顔認識により写真をグループ化することができた。従って特に家族写真をどこかに集めなくても、困らなかったのである。
しかし2016年5月でGoogleがPicasaのサポートを停止してしまったため、ハシゴを外された格好になった。ただ、顔認識はもはや廃れることのない技術だし、そのうち何かいい手段が出てくることだろう。
■動画のバックアップ
動画はコンテンツの素材として撮影するほか、カメラレビューのためのテスト撮影ファイルもある。
これまでこうした動画素材は、1TBの外付けHDDに取り込んで編集作業を行なった後、3カ月を目処にBD-Rに保存していた。
だが最近は撮影が4K化したため、1度のテスト撮影動画が1枚のBD-Rに入らないということも起こるようになった。
このあたりでふと考えた。
BD-Rを湯水のごとく使って、動画素材をバックアップする必要が本当にあるのか。
筆者は僚誌AV Watchにて動画カメラのレビューを16年間続けているが、これまで過去の動画素材が必要になって、光ディスクから引っ張り出してきたことは、過去2回ぐらいしかない。
ゼロではないのがせめてもの救いではあるのだが、これぐらいの頻度なら、3カ月程度HDDの中で寝かしておいて、古いものから順次削除しても困らないのではないかという結論に至った。一方完成した動画コンテンツはネットに上がるわけだが、それのオリジナルファイルが欲しいという話になったことは、過去一度もない。これも3カ月ぐらいとっておけば、問題ないだろう。
そもそもオリジナルがなくて困るのは、筆者ではない。それが欲しい誰かだ。
その時は、「もうないよ」と言えば済む話である。
ただ、先日のCES取材で困ったことがあった。持ち出し用のMacBook Proの内部SSDはまだ120GBぐらい空いていたので、取材した動画を取り込んで作業しても十分間に合うと思っていた。ところが実際に現場で編集してみると、撮影動画が編集用の中間素材にどんどん変換されるため、あっという間にSSDがいっぱいになってしまった。
仕方ないので、編集が終わったファイルはどんどん予備のSDカードに待避させるという無駄な作業をする羽目になった。
これではダメだということで、次回の出張に備えて240GBの外付けSSDを購入した。
これにOSのバックアップも入れておけば、出張先でも安心だろう。
先日購入したUSB 3.1対応SSDドライブ。2.5インチHDDに比べて小型軽量で、持ち歩いても苦にならない
■生原稿のバックアップ
Web記事や書籍の執筆は、筆者の収入のおよそ80%に相当する、重要な仕事だ。当然、テキストファイルや掲載写真といった納品ファイルの保全は最優先ではある。しかしこれも、どの期間が一番重要かという時間軸で考えると、バックアップに対するアプローチも自ずと変わってくる。
ファイルを失って一番困るのはいつか。それは原稿に着手してから納品前までだ。つまり書きかけの原稿を失うのが、一番ダメージが大きい。何しろモチベーションが下がるため、二度目の執筆は初回のクオリティに届かないのだ。
執筆中は、テキストは書き足されるし写真は増えるしで、フォルダ内の状況が刻々と変わる。こうした「生きている」期間のバックアップこそ、Dropboxが最適だ。少なくとも3台のMacとクラウドに存在し、同期も逐次行なわれるので、もし失ったとしても数行分の原稿である。今のところこれを超えるバックアップ手段はない。
一方で納品してしまった原稿はどうするか。実はWeb媒体に掲載してしまった原稿は、それほど重要ではない。テキストも写真も、必要になったらWebから探せばいいからだ。ローカルのディスク内を検索するより、ネット検索した方が全然早いのである。
従って入稿して3カ月程度を過ぎた原稿は、Dropboxの同期のチェックを外す。そうすると3台のMacのストレージからは消えるが、クラウド上には残り続ける。こうしてクラウド上にのみ存在する原稿は、毎年正月休みの時にまとめてダウンロードし、BD-Rに待避させる。
過去の仕事の保全がクラウドだのみでは危ういだろうと、多くの人は考える。だが本当にそうだろうか? 筆者がDropboxを使い始めたのは、日本語対応して間もなくだから2011年である。ここまでおよそ5年間、ファイルを喪失したことはないのだ。仮にクラウド上で失ったとしても、近々3カ月のファイルは3台のMacに存在するので、過去ファイルを失ってもたいした被害はない。
何よりも、ファイルを失うかもしれないとビクビクしながらローカルにバックアップするという、時間的+金銭的コストおよび精神的消耗が無駄だ。
ほかのジャンルのライターさんと違って、筆者の場合はWeb連載を集めて書籍化するようなことがほとんどない。従って原稿というアウトプットも、わりと刹那的な扱いで困らないのである。
■OSのバックアップ
Macを使っている人ならお分かりだろうが、OSのバックアップは標準機能であるTime Machine一択であろう。
わざわざコストをかけて別のバックアップ方法を使用するメリットはない。
■Macの場合、OSのバックアップはTime Machineが完璧
自宅でのメインマシンであるMac miniは、外付けUSB HDDにバックアップを保存している。出先でのメインマシンであるMacBook Proと予備機のMacBook Airのバックアップディスクは、NAS上に設定している。
これらのバックアップはほっといても自動的に行なわれるので、特に頑張ってバックアップしているという意識はない。むしろ過去に遡ってレストアしなければならないようなケースもないので、そんなにマメにバックアップを取らなくても、とすら思っている。
MacOSの面白いところは、何か調子が悪くなってOSを再インストールしても、そのまま元使っていた状態にまで戻ることだ。アプリケーションは全て元のままだし、ブラウザの履歴すらもクラウドに残っているので、すぐに作業を再開できる。別にAppleのエバンジェリストのつもりはないが、突然のトラブルに強い環境になっている。もちろんOSを再インストールすれば、それなりに時間もかかるわけだが、その間は別のマシンを使えばいいので、時間的に穴が空くことはない。
そもそも、コンピュータで映像を扱う使う仕事の質も、近年劇的に変化している。以前はハードウェアとしてボードを装着したり、怪しげなフリーウェアをテストしなければならなかったりしたので、コンピュータのコンディションも悪くなりがちだった。
だが今はほぼノーマルの環境で動画が扱えるようになっているし、今後は映像編集も全てクラウド上で完結するようになるだろう。特にカスタマイズの必要もなく、クリーンインストールとさして変わらない環境で即仕事に移れるようになったのは大きな変化である。
■バックアップのコストバランス
従来のコンピューティングにおいて、クラッシュするという意味は、具体的には物理的にHDDが壊れることであった。ほかのパーツは交換が効くが、中身のデータだけは替えが効かないものだ。
しかしPCのストレージがSSDとなり、作業ファイルはクラウドに自動で同期される現在、どこまでローカルによるバックアップを頑張るべきか。環境作りの手間と金銭的な面でのコストバランスについて、もう一度よく考えてみるべき時にさしかかっている。
データが消えて一番困るのは仕事のファイルではなく、家族の写真とか、そういうプライベートなものだろう。筆者が保存している一番古いデジタルデータをNASから探してみたところ、1999年に子供を撮影した画像データだった。この年に初めてデジカメを買い、それ以降写真データは一度も損失することなく、18年が経とうとする現在までずっと積み重なっている。
これまで光ディスクにバックアップしてきた仕事のデータは、メディア枚数にして200枚を超える。だがそれらのデータをもう一度引っ張り出して利用するチャンスは、たぶんもうないのだ。これまでのバックアップは無駄だったとは思いたくないが、実際あと5年10年経てば最初の頃のデータは読めなくなるだろうし、引っ越しでもしようものならその機会に捨てたって構わないのだ。
何をどこまでどのように保存しておくべきか、それを見極めるのが21世紀のバックアップ術と言えるのではないだろうか。

インプレス
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mybackup/1041577.html
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mybackup/1048022.html



















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[ファイル管理] OneDriveXNASバックアップ~実録! 俺のバックアップ術

[ファイル管理] OneDriveバックアップ~実録! 俺のバックアップ術
実録! 俺のバックアップ術
クラウドストレージにあるデータこそが“正データ”。ローカルファイルはキャッシュとして扱う
~笠原一輝編
笠原一輝
2017年3月7日 06:00
バックアップはIT機器を使うユーザーにとって頭が痛い課題である。
しかし、発想を転換することで、バックアップを簡単に行なって、古いPCから新しいPCへの引越しといったデバイス移行も簡単にできる方法がある。それがクラウドストレージを活用する方法だ。
全てのデータをクラウドストレージに集約し、デバイス上に置いているファイルはそのキャッシュに過ぎないという運用をすれば、バックアップはおろか、従来は数日を要したデバイス移行もあっという間に終わってしまうというおまけまで付いてくるのだ。
■PCをスマートフォンのように運用できるWindows 10の「回復」機能が便利
筆者がPCを含むIT機器を使う上で常に意識しているのは、生産性を上げることだ。生産性向上の目的を実現するために起こって欲しくないことは「機器に何らかのトラブルが発生して使えなくなる」あるいは「機器に問題が発生してお金に換えられないデータが消えてしまう」、この2つにある。
そうしたことを避けるための具体的な手段としては、前者なら機器のバックアップを常に用意しておくことだし、後者の意味では複製をいくつも用意しておき、機器が故障してもバックアップからデータを書き戻せるようにしておくことになる。
筆者の場合は、大体1~2年に一度PCやスマートフォンを更新することが多い。
そして、古い機器はバックアップに回して、壊れた時にはそちらに戻って仕事を継続しながら、その間に故障した機器を修理するという体制でやっている。
バックアップツールとしては、Windows 7時代までは、AcronisのTrue Imageのようなシステムをイメージごとバックアップできるバックアップツールを利用していた。理由はシンプルで、Windowsのシステムが壊れてしまった時に、イメージでバックアップを取っておけば、壊れる直前の状態に書き戻して仕事が再開できるからだ。
特に、Windows 7時代までのノートPCは、2.5インチHDDやSSDをネジ1本で交換できるものがほとんどだったので、ストレージが壊れてしまっても、すぐに交換してTrue Imageのバックアップイメージから書き戻して仕事再開という使い方をしていた。
しかし、近年の薄型ノートPC用のストレージのように、M.2やmSATAのようなマザーボード上のコネクタに直接接続されているものが増えてからは、この方法は採らなくなった。
特に2in1デバイスはストレージの交換がそもそもできない製品が少なくない。Surfaceシリーズのように、筐体が接着剤で封印されていてそもそもできないというのもそうなのだが、筐体を開けると保証の対象外になり、仕事で使うPCには短くても2年、長ければ3年の保険をかけることを考えると、賢い選択ではない。
ということで、現在ではPCもスマートフォンやタブレットと同じような運用方法で利用している。具体的には、何かがあった時にイメージから書き戻すのではなく、常にOSリカバリ機能を利用して、初期状態に戻して、そこから再度セットアップする。
Windows 10では、OSの初期化機能である「回復」が用意されており、その時点での最新のアップデート(現在で言えばWindows 10 Aniversary Edition)の初期状態に戻してくれる。ソフトウェアなり、ハードウェアなりに問題が起きた時には、まず「回復」機能を利用して、初期状態に戻してみる。
それでも問題が発生すればハードウェアが原因だし、それで問題が発生しなければソフトウェアの問題だったと原因の追及が容易なこともメリットとして挙げられる。
Windows 10の「回復」機能。
「このPCを初期状態に戻す」というメニューを利用すると、最新のアップデート、ドライバなどは当たった状態の初期状態に戻してくれる。スマートフォンのリセットと同じような機能だと思えば良い。何かあったらこの機能を使って戻すと、PCの初期状態に戻ってくれるので便利
「このPCを初期状態に戻す」は個人用ファイルを保持したままのリセットを全てを削除するという2種類のリセットが選べる。前者はアプリケーションとWindowsフォルダを初期状態に戻し、後者は全て初期状態に戻す
自分用にリセットする時には前者を、デバイスを誰かに譲渡する時には後者を選択する
以前ならこうした初期化の後、環境構築には半日は時間がかかったものだが、筆者の環境ではアプリもかなりUWPへの移行が進んでおり、Win32アプリで導入しているのはMicrosoft Office、Adobe Creative Cloud、ジャストシステムのATOKくらいなので、それほど時間はかからない。これらのアプリは各社のクラウドサーバーからインストールし、Windowsストアから必要なものをダウンロードすれば、仕事環境は完成だ。
WebブラウザはMicrosoft Edgeへの移行を済ませているので、ブックマークやWebサイトのID/パスワードなどはWindowsが勝手に同期してくれる。インターネット回線で十分な速度さえ出せていれば、リカバリしてから1時間程度で仕事環境が構築できるようになっている。
Microsoft Officeも、Adobe Creative Cloudもクラウドから直接インストールが可能。昔のように外付けDVDドライブを探して……という時代ではもうない
大事なのはローカルにしかないデータは持たないこと。
クラウドストレージこそがメインのストレージ
Windows 10の「回復」機能は、このようにPCをスマートフォンやタブレット的に使えるという意味で、非常に良いと思うのだが、ユーザーのデータが常にPCのローカルにだけ保存されていると、そうした回復を行なう前にデータを何らかの形でバックアップする必要がある。
Windows 10の「回復」機能には、ユーザーデータを消さずにリカバリできる機能が用意されているのだが、本当に全部大丈夫なのか常に不安を感じながらリカバリするのも気分的に良くないし、リカバリそのものも中途半端な感じがあるので、どうせなら綺麗さっぱりゼロに戻す「ユーザーデータも消す」というやり方でリカバリしている。
この問題に対処するため、筆者は常にこう考えることにしている。自分のユーザーデータの”正”データは、クラウドストレージに置いておき、デバイス上に置いてあるデータは”キャッシュ”だと。キャッシュであれば、いつ消えても問題はなく、必要に応じてクラウドストレージにある”正データ”からコピーすればいい。
では、PC上ではどうしているかと言えば、クラウドストレージの同期ツールを利用して常時同期しておき、PCでデータを編集する時には、このクラウドストレージが同期するフォルダ上のファイルを編集する。こうしておけば、常にクラウドストレージとの同期が保たれており、最新のデータはクラウドストレージ上にあるという状況が保たれることになる。
クラウドストレージだが、OneDrive for Businessを利用している。筆者の場合、法人向け(厳密に言うと、筆者のような個人でも契約できるので微妙な言い方だが、ビジネス向けという意味でこう表現しておく)Office 365をビジネスのインフラとして利用しており、Office 365 Business Premiumというプラン(年契約で月額1、360円)を契約している。50GBのメールと、5台までのOfficeアプリケーションの利用権、1TBのOneDrive for Businessが利用できる。
OneDrive for Businessの同期ツール。現在は一般消費者向けのOneDriveと同じ機能が実装されている。
以前のバージョンでは同期を停止する手段がなかったのだが、今のバージョンでは手動で同期を停止する機能が実装されている。バッテリ駆動時などにはこれを利用して同期を一時停止すれば良い
OneDrive for Businessは一般消費者向けのOffice 365サービス(Office 365 SoloやOffice Premiumに付属してくるサービス)にバンドルされているOneDriveとは異なる。一般消費者向けのOneDriveが、Microsoftによるコンテンツの検閲(成人向けのコンテンツや違法なコンテンツが含まれているかどうかなど)があるのに対して、OneDrive for Businessにはそうした検閲はなく、機密情報を含むような情報を扱う企業ユーザーにも配慮されている。
また、OneDriveはサーバーがどこにあるのか、また障害が発生している時にその情報が公開されないのに対して、OneDrive for Businessは日本で契約しているユーザー用に国内にサーバーが置かれており、障害発生時には管理者に対して障害発生情報が公開されるので、ビジネスユーザーでも安心して利用できるのが特徴だ。
以前のOneDrive for Businessは、同期ツールが一般消費者向けのOneDriveに比べて時代遅れで、2万アイテムしか同期できないという制限が付いていたが、2015年の末にOneDrive for BusinessとOneDriveの同期ツールは統合化され、現在ではほぼ同じ機能が利用できるようになっている。
このOneDrive上に仕事に必要なデータ(過去5年分の記事の元データや写真、資料)を置いておき、それをPCのストレージと同期している。OneDrive for Businessの同期ツールでは、フォルダ単位で同期する/同期しないを設定できるので、常に全部のデータを同期するのではなく、例えば写真なら3年分などとデータ容量を200~300GB程度に収まるように設定している。
これは、PCのSSDの容量がハイエンドPCだと512GB程度であることを考慮しているためで、現在では224GBのファイルを常にPCのストレージに”キャッシュ”するようにしている。
■OneDrive for Businessの同期ツールではフォルダごとに同期するしないを選択できる
こうした運用にしておけば、Windows 10の「回復」機能を利用して、リカバリしても、同期ツールで書き戻せば簡単に元の環境に復帰できる。
ただし、言うまでもないことだが、224GBを全部クラウドから書き戻すのは膨大な時間がかかる。このため、可能であれば、リフレッシュする前に、高速なUSBストレージなどにバックアップして、同期する前にOneDrive for Businessのフォルダに書き戻しておけば、同期にかかる時間を短縮できる。
クラウドに置いておけばバックアップは完璧という話しとはやや矛盾するが、回線の速度が十分ではない環境にいて、筆者のように同期するデータ量が200GBを超えてしまっているような上級者にはそうした方法をお勧めする。
■家庭用の写真、動画、音楽データなどはSynologyのNASにいれ、Amazon Cloud Driveに同期
多くのユーザーにとっては、おそらくクラウドを正、デバイス上のデータをキャッシュとするだけで、バックアップの代替としてはほぼ十分だと思う。しかし、これで安全で万全かと言えば、そうではない。より念には念を入れたいユーザーにとっては、もう1段階の対策をしておくと安心できるのではないだろうか。
クラウドストレージを使う上での課題は、サービスを提供する企業のクラウドサーバーが何らかの形で落ちてしまい(例えばデータセンターが火事になってしまったなど)、データが復旧されないことへの対処と、ランサムウェアのようなウイルスへの対策が難しいことだ。
ランサムウェアはコンピュータ上のストレージを改竄して暗号化してしまうが、OneDrive for Businessの同期フォルダもやられてしまうと、改竄されて暗号化されてしまった状態でクラウドストレージへの同期が行なわれてしまい、クラウドストレージ上のデータが使えなくなるということも想定されるのだ。
OneDrive for Businessの場合にはどのタイプのファイルでも、何世代かは復元可能になっている(一般消費者向けOneDriveのOfficeファイルのみ可能)が、それでも限界はあるので、やはり別途バックアップを取っておくことが大事だと考えている。
そこで、筆者の場合はOneDrive for Business上のデータ全てを自宅に置いてあるデスクトップPCと同期するように設定してある。具体的にはOneDrive for Businessのフォルダを、Acronis True Image 2017を利用して、Acronisのクラウドストレージにバックアップを取っている。
先週からTrue Image 2017がバージョンアップされて、True Image 2017 New Generationになり、データ改竄対策としてブロックチェーン技術などが実装されたため、現在ではそれを利用してバックアップしている。バックアップの頻度も1週間に2度にしており、何らかの形でデータが改竄されても、True Image 2017 New Generationでバックアップしているデータは無事だということを期待して、このようになっている。
True Image 2017 New Generation、公証するファイルというのがブロックチェーン技術を利用したバックアップ
どこのクラウドサーバーを選択するかは意外と重要。標準では米国になっているので、日本のユーザーは日本のクラウドサーバーを選択した方が良い。バックアップの速度の桁が違う。日本を選んだ場合には写真のような速度だったが、米国を選んだ時は2日間かかった
クラウドサーバーに日本を選んだ時のバックアップ速度。36Mbpsとかかなり速い速度が出ていた
また、ビジネスには使っていないデータ、例えば家庭での写真、動画、音楽などのファイルは自宅に設置しているNAS(Synology DS415+)に保存してある。Synology DS415+には標準で外付けHDDなどにバックアップを取る機能が用意されており、基本的にはこれを利用してバックアップをしている。
それと同時に、Synology NASの特徴の1つであるクラウドストレージとの同期機能を利用して、クラウドストレージへの同期を行なっている。利用しているのはAmazon DriveのUnlimitedストレージ プラン(年間13,800円)で、ほかのサービスのように1TBまでというデータ容量に制限がない。既に900GBをアップロードしているが、今のところエラーもなく利用できている。
本来であれば、NAS上のデータもランサムウェア対策をした方がいいのだろうが、ビジネス用のデータほどは重要度は低いと考えてそこまでの対策はしていないというところだ。
自宅でNASとして使っているSynologyのDS415+
■Amazon Driveの利用状況、900GBを既に超えている
SynologyのNASに用意されているAmazon Driveとの同期ツール
クラウドストレージを活用すると、プラットフォームを跨いだマシンの移行も容易になるという副産物もある
このように、筆者が構築しているシステムは、シンプルにクラウド上にあるデータを“正データ”として扱い、ローカルのデバイス上のデータを”キャッシュ”と考えて構築されている。この仕組みにしておくと良いことは、バックアップは取らなくて良いというのはもちろんなのだが、クライアント側のプラットフォームに依存せずに、その時々に良いと思えるデバイスを自由に選択できることだ。
今プライマリのデバイスとして使っているのは、Windows 10デバイスのSurface Bookだが、明日MacBookに移行しようと思えば、既に移行する体制が整っている。OneDrive for Businessの同期ツールがmacOSに対応していて、Office 365/Creative Cloud、そしてATOKなどのWin32アプリも、サブスクリプション契約をしておけばmacOSと同じアカウントで両方のプラットフォームで利用できるようになっているからだ。
また、PCからiOSやAndroidのタブレットなどに移行することも可能で、既にOneDrive for Business、Office、Creative Cloudのモバイルアプリも出揃っている。このため、PCはWindows PC、タブレットはiPad Pro、スマートフォンはiPhoneとWindows 10 Mobileと異なるプラットフォームを混在させてマルチデバイス環境で利用できている。もはや、筆者にとってどのプラットフォーム(OS)を利用するかは問題ではなく、どのデバイスが一番生産性が高いかの視点で選ぶようになっている。
そうした観点からも、”正データ”をクラウドストレージにしておくというのは、より高い生産性を実現していく上で今後鍵になっていくと考えており、バックアップのソリューションの1つとしてだけでなく、そうした生産性の向上という観点からも、クラウドストレージへの移行を積極的に進めていくべきだ。

インプレス
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mybackup/1048022.html










2019年2月9日土曜日

[通信][無線] Diga-スマホ通信


[通信][無線] Diga-スマホ通信
外からどこでもスマホで視聴
スマホやタブレット※1 、パソコン※2 からいつでもどこでもすべての番組を楽しめる※3
ブルーレイディスクレコーダー
スマホやタブレット(iOS/Android)~どこでもディーガ/メディアアクセス~
■「どこでもディーガ」対応モデル
・ DMR-SUZ2060 / SCZ2060 / UBZ2060 / UCZ2060 / BRG3060 / BCG3060
・ DMR-BRT2060 / BCT2060 / BRT1060 / BCT1060
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・ DMR-BRG2050 / BG2050 / BRW1050 / BW1050 / BRW550 / BW550
・ DMR-UBZ2030 / UBZ1030 / BRT1030 / BRT530 / BRS530
※1 視聴アプリ「どこでもディーガ(無料)」のダウンロードが必要です。
■上記以外のモデル
※1 視聴アプリ「メディアアクセス(無料)」のダウンロードが必要です。
メディアアクセスに関する詳細は下記ホームページをご覧ください。
http://panasonic.jp/support/av/m_access/
パソコン(Windows)~DiXiM Play for DIGA Windows版~
※2 (株)デジオン社製のWindows 用視聴アプリのダウンロードが必要です。
Windows 用視聴アプリに関する詳細は下記ホームページをご覧ください。
http://www.digion.com/diximplay/diga/

Panasonic
http://panasonic.jp/support/av/d_diga/
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DIGION
http://www.digion.com/diximplay/diga/










[機器] ブルーレイレコーダー DIGA

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パナソニック Panasonic DMR-BX2050 ブルーレイレコーダー DIGA 通販
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Panasonic DIGA DMR-BRX4000 活用まとめ1 新着番組に関して
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あー、やっぱり便利ねぇ。もう返さなきゃいけないんだけどさ。
一度使うと手放せなくなるモノのひとつだよね、これ。
てことでPanasonicさんからお借りしたDIGA DMR-BRX4000。
イベントから1ヶ月、あれこれとよーやく機能を使いこなせるようになったところでそろそろ返却なわけだ。(泣)
良いところ、悪いところも含めてとても使える機種だなぁと。

若旦那の独り言wp
http://blog.8th-wonder.biz/?p=5660