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2001年2月6日火曜日

[機器][携帯電話] パイオニア/J-フォンJ-PE03II~16和音ストレートケータイ




[機器][携帯電話] パイオニア/J-フォンJ-PE03II~16和音ストレートケータイ
ケータイ新製品SHOW CASE
2001/03/13
J-フォン J-PE03II(スプラッシュホワイト)
2001年4月上旬発売予定
■仕様で見るJ-PE03II
従来機「J-PE03」に比べ,スピーカーの強化やノイズ低減技術により通話音質が向上。自分自身の声を受話スピーカーへとフィードバックすることで,自然な感じの通話環境を実現する「サイド・トーン」や,受信ノイズだけでなく送信側でもノイズを低減させる「エンハンスドノイズサプレッサー」により,リアルな通話品質を実現している。
また,FM音源やADPCMに対応し,メロディに使用できる音色も増やされ,自作曲では200音色の再現が可能となっている。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚): 130×46×19mm(最薄部15mm)
重量: 約82g
連続通話時間: 約140分
連続待受時間: 約350時間
液晶: カラー液晶120×143ドット
表示文字数: 全角10文字×10行
メモリダイヤル: 500件
リダイヤル: 10件
データ通信速度: 9.6kbps(回線交換)
ボディカラー: スプラッシュホワイトのみ
【インターネットメール】
サービス名: J-スカイウォーカーのEメールサービス(送信は1メッセージにつき3円で月額使用料が無料,受信は無料で月額使用料が200円)
受信可能文字数: 全角192文字まで(オプション月250円のロングメールは全角3000文字までで,画像や音楽データも添付できる。ロングメールを申し込むと,Eメールサービスも含まれるのでEメールの受信オプション申込は不要)
メール保存件数: 送信:最大約240件
受信: 最大約550件
(いずれもスカイメール―全角文字64文字まで―での計算)
【着信メロディ】
和音数: 16和音(FM音源)
着信音
・登録メロディ:11曲
・自作メロディ:最大48曲
・ダウンロードメロディ:最大48曲
・着信パターン: 19パターン
登録メロディ:
メヌエット
ノクターン変ホ長調
別れの曲
G線上のアリア
ピアノ協奏曲第1番
タイスの瞑想曲
ウィリアムテル序曲
むすんで開いて
ココロニ
theIndigo
和音着メロ
ダウンロード:
できる。J-スカイメロディ スーパーハーモニー対応
■ スタッフが見たJ-PE03II
コメント
工藤  
J-PE03からの変更点は仕様のところに書いてある通りで,全体としてはあまり変わっていないマイナーチェンジモデルと言っていいと思います(だから型番変わらずでIIがついたのではないかと)。通話品質については,残念ながらJ-PE03が手元にないため,どの程度変わったのかは確かめられませんでした。
全体としては,液晶も見やすいし,機能的にも16和音やステーションなどひととおり対応しています。
性能面ではあまり不満はないと思います。気になるのは操作メニューがちょっと独特なので,慣れるまで少しとまどうかなという程度。あとはデザインが好みかどうかだと思います(これはどの機種にしても同じことですが)。
湯野  
一見すると「J-PE03」との違いはボディカラーだけのように見えるが,中身は音まわりを中心に若干チューンナップされている。さすがパイオニア。
スピーカーが良くなったり,ノイズを抑える技術が搭載されたりして通話の際の音質が良くなっている……らしいが,その違いが私にはよく分からない。最も顕著なのは,メロディに使用できる音色が増えたところ。といっても,それほど大したことでもない。
とはいえ,「J-PE03」にはシルバーのモデルしかなかったので,白が欲しかったという人にはオススメ。
松下  
通話音質の改良や音色が増やされたこと以外,従来機「J-PE03」とは特に大きな違いは見られず,また登録メロディも従来機とほぼ同様のラインナップとなっているが,自作曲では200音色の再現が可能になったということで,メロディ自作派の方々には作成甲斐のある端末ではないでしょうか。従来機同様,操作方法がちょっと独特ですが,メニューの構造を覚えてしまえばそんなに使い勝手は悪くないと思います。個人的に面白いと思ったのは,待受画面に登録されている「位置情報」(上記写真参照)。ステーション対応機ならではの機能ではないでしょうか。現在地の位置情報を取得し,おおよその住所を表示してくれるので,旅先で知らない街を歩いている時などに確認するとおもしろそう。
■URL
・ニュースリリース(J-フォン)
http://www.j-phone-east.com/company/n/2000/010214.htm
・【関連記事】ケータイ新製品SHOW CASE:J-フォン「J-PE03」
http://k-tai.impress.co.jp/showcase/2000/09/jpe03/
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/static/showcase/2001/09/27/jk31/
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm




2000年10月4日水曜日

[機器][改造] PIONEER MPC-LX200-TV

[機器][改造] PIONEER MPC-LX200-TV
PIONEER MPC-LX200-TV へAlchemy搭載のために
予てより PIONEER MPC-LX200-TV のAlchemy化を企んでいましたが、やっと重い腰を上げました。
このような改造は、すでに旧Macユーザーの中では珍しい部類ではなく目新しさも無いのですが、折角なのでご紹介したいと思います。
Codyceps と Alchemy の違いを簡単に言うと、世代が違います。
拡張スロットが旧式なLC-PDSに対し、今でも主流のPCIとなっています。
メモリスロットが72PIN SIMMに対し、168PIN DIMMになっています。
CPU周波数が75MHz~120MHzに対し、120MHz~200MHzとなっています。
   幸いな事に特定の機種では、Mac本体へのロジックボード搭載に互換性があるので、比較的容易に旧Macのドーピングがおこなえる様になっています。
したがって、Color Classic (通称:カラクラ)に PowerPC G3 を搭載してしまう強者も現れるのです。
ヒートシンクが黄銅色の方がCodyceps、黒メッキの方がAlchemy
 CodycepsからAlchemyへのロジックボード交換は一部(※)を除いて、電源回路部分への3.3V生成回路の導入が必須となっています。
今回のロジックボードは以前、YAHOO!オークションにてこれを目的に購入したPerforma 6420/200から流用します。
※一部とはCodycepsロジックボード採用の機種でも、ロットによっては3.3V出力を備えた電源を持った機種もあるようです。
電源の定格シールなど表記を確認しましょう。また3.3V対応電源を持たない機種でGazelle化を行う場合、このような電源改造は必要なくロジックボード交換だけでそのまま動作するようです。
つまり"G3カード"を使わないノーマルのGazelleに限り、電源改造が不要と言うことです。
ただし後から、Gazelleに"G3カード"を装着する場合は、やはりこの3.3V生成回路の導入が必要になります。
ちなみに、五州貿易では"Nextro PCI Booster"といった商品が9,800円程度で販売されていますので、
お金に余裕がある方や時間のない方などは便利だと思います。
ただし、改造元の機種によって異なるタイプがあるようなのでご注意を。
■改造前の PIONEER MPC-LX200-TV (Codyceps) スペック
CPU:PowerPC603e/100MHz
メモリ:64MB(32MB+32MB)
HDD:SEAGATE 51270A 1.2GB
OS:MacOS 7.6.1
■どんな部品が必要なのか?値段はどのくらい?
フレキシブル基板(Sunhayato ICB-90) 1個 205円 ※指定は無い
レギュレータ(LINEAR TECHNOLOGY LT1585CT-3.3) 1個 1,520円 ※推奨品
電解コンデンサ(16V100μF) 1個 ※耐圧10V程度でOK
タンタルコンデンサ(10V100μF) 1個 95円 ※耐圧10V程度でOK
ヒートシンク 1個
シリコンゴムシート 1個 ※シリコングリス代用可能
☆ここから下は必ずしも必要ではありません。
ATX用内部延長ケーブル(ミヨシ DE-ATX) 1個 515円
ドライブ用電源ケーブル 2個
ジャンパーリード線 適宜
収縮チューブ 適宜 ※絶縁テープ代用可能
その他、送料・駐車場代など 1,600円
   値段表示の無いものはすでに持ってたものや、仕事柄入手出来ちゃったもので、3,935円の費用が発生しました。
でもATX用内部延長ケーブルは、行けば貰えるヤマダ電機のポイントだけで買った?ので、これはタダ同然かな。
よく部品を吟味してから一括で通販など利用すれば、結構安く上がるのではないでしょうか。
■さあ!作ってみよう!!
電源からの配線に回路を直接割り込ませるより、いざと言うときに対処し易いようにコネクタのカップリングによる接続を目指す。
ATX用内部延長ケーブル
このケーブルはDOS/V用のため10PIN×2列の合計20PINとなっている。
実際必要なのは8PIN×2列の合計16PINなのでそのままは使えない。
不要な4PIN分を思いっきり切り取り!カッターナイフで切れ目を入れて、大きめのニッパーでぶっちぎる。
究極に仕上がりこだわる方は、モレックス製コネクタ"5557-16R"と"5559-16P"でハーネスを製作・改造されても良いでしょう。
ちなみにモレックス製コネクタ自体は秋葉系通販で1組160円程度でした。
回路割り込み部分も真っ二つ!
ドライブ用電源ケーブル
割り込みケーブルの割り込み用?まぁ過剰な装備で、必要ないのだが・・・
私の環境では、そこらへんにに転がっているので使っちゃえと。
不要な2本を抜き取り、真っ二つ!
基板部品配置・半田付け
こんな感じに出来上がりました。残念ながら半田状態はたいへん見苦しいためにお見せできません。r(^^;)
電源部配線への割り込み
こんな感じで割り込み接続させます。
最終的には基板部分を絶縁テープと両面テープを使って、電源周辺下部の空間へ固定します。
■さあ!動かしてみよう!!
Performa 6420からAlchemyロジックボードを抜き取り、バックパネルなど分解。仮組み。
キーボードパワーON!
ジャ~~~ン♪
おー!重低音な起動音が鳴ったぞ。おー動いた動いた!
Apple システム・プロフィールの表示が、ちゃ~んと「プロセッサ: PowerPC 603ev / 200 MHz」になっています。
■障害発生!
さて、すべてのパーツを組み付けよう。おや?ヒートシンクが邪魔でPCIスロットが使えないではないか。
ここにはVGAカードを挿す予定なのだ。高さの合うヒートシンクに交換しなければ・・・近くのヤマダ電機へ急げ!
しか~しヤマダ電機には手頃なヒートシンクが無かったのです。
元々、DOS/Vパーツ自体が寂しいヤマダ電機なので仕方ない。
ならば、パワーで何とかするしかない!
と言うことで、ハンマーとペンチを手に元々付いているヒートシンクの放熱翼?を力任せに曲げてしまう。
ふぅ~!
電子部品にもあたりは無いし、どうやらこの突貫工事はうまくいったのではないでしょうか。
まぁ今後、都合の良いヒートシンクがあればいずれ交換するとしよう。
続きは"ジオログ"の「PIONEER MPC-LX200 ロジックボード交換」にて。
さて、Performa 6420から"ATI XCLAIM 3D RAGE Pro"と"TV/FMチューナー"を移植、
PowerMac 7300/166からSCSI HDDを移植・増設して、MacOS8.6をインストールしよう。
8.6ではちょっと重いかも知れませんが"禁断のiTunes?"を動作させるギリギリですから。
おや?Apple Video プレーヤがインストールされてない。
あぁ、思い起こせば Performa 6420 入手時からおかしい現象だったので、どうやらロジックボードのTV関連部分が逝かれているのかも知れません。
Performa 6420 はJunk品だったんだし取りあえずFMが聞ければいいかっ!
と言い聞かせ、この問題はまたあらためて。
※後から判明した基本的な事なのですが、Performaシリーズのロジックボード"Alchemy"や"Gazelle"の場合、純正TV/FMチューナーの出力表示は仕様上内蔵VGAからしか出来ません。よってPCIバススロットに増設したVGAでは純正TVチューナーでTVを見ることが出来ません。(x_x)
■改造後の PIONEER MPC-LX200-TV (Alchemy) スペック
CPU:PowerPC603ev/200MHz
メモリ:136MB(8MBオンボード+64MB+64MB)
HDD1:SEAGATE 51270A 1.2GB
HDD2:Quantum Fireball TM21S023 2.1GB SCSI ※移植・増設
OS1:MacOS 7.6.1
OS2:MacOS 8.6
VGA:ATI XCLAIM 3D RAGE Pro 8M (標準4M +4M増設) ※移植
※ATI XCLAIM 3D RAGE Proは標準ビデオメモリ4MBなのですが、更にSGRAMを増設出来ます。
メモリスロットに互換性のある内蔵VGA増設メモリを PowerMac G3 MT266 から移植。
このメモリは初代iMacの内蔵VGA増設メモリとしても使用可能の物です。
高解像度フルカラーでiTunesが動作し、これでますます
「映像と音響機器メーカーのPIONEER」
に相応しいPCとして磨きがかかったのではないでしょうか?
その後、ロジックボードを"Gazelle"に変更しました。
これは内蔵VGAによるTV出力と基本性能UP(解像度・CPU・バスクロックのUP)を目指す目的であり、更にはCPUのG3化も果たしていますが、ここで3.3V出力改造が大いに役立ってます。
ちなみに"Alchemy"はPerforma 6420に戻しました。
■総括
取り敢えずAlchemyによる PIONEER MPC-LX200-TV のパワーアップは成功したのですが、やはりシステムバス50MHz/内蔵グラフィック2MBのGazelle化、またG3カードの搭載が目の前をちらついてきました。G3カードは、SONNETのCRESCENDO/L2 G3を狙っているのですが、オンライン価格で19,800円(2005/8/30時点)となっています。以前にくらべて価格が随分安くなっていますので、もしかしてそろそろ無くなるのでは?と心配しています。
ところで手持ちのVGAカードで、ハードウェアDVD再生支援デコーダボード付きの
「ATI RAGE128 PCI 16MB」
があるのですが、G3カードとDVDドライブ装着でPIONEER MPC-LX200-TV によるDVD再生は可能となるのでしょうか?
あー、こんなことしてる間に絶対に"Macmini"が買えるに違いない...(^^;)
■謝辞
今回の改造作業に関しては、以下のホームページが非常に参考になりました。どうも有り難うございました。
KAZUYAさんのページ「It's a tiny story of "PIONEER MPC"」
http://homepage3.nifty.com/mpc-party/
snappyさんのページ「Old Friends」
http://www.h4.dion.ne.jp/~mitake/

Old Friends
http://www.h4.dion.ne.jp/~mitake/

Power PCのページ
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/lx200/lx200_alchemy.html
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/index.html


2000年10月3日火曜日

[機器][PC] パイオニアMPC GX-1, パイオニア製MacOS互換機




[機器][PC] パイオニア(Pioneer)MPC GX-1, パイオニア製MacOS互換機
先駆者~あの音色をもう一度~ 
2007/6/27(水) 午後 8:55
ステーション日記 パソコン
ども!
今日は暑かったですね!もう夏ですかね?
ところで、今回からコノ「パソオタ昔話」コーナーも新章に突入することになりました、今勝手に!
新しいイケニエマシンが見つかりましたのでね。
この話、諸事情により前回のMA-56Hみたいにダラダラ書けません。
なので早速、本題に。
みなさん、パイオニアって会社はご存知ですか?
そう、世界的な音響機器メーカーですよね。
ステレオや音楽プレーヤーはもとより、カーナビなんかも作ってます。
他にも社会人バレーボールなんかも強い事で有名ですよね。
と・こ・ろ・で…
その昔、このパイオニアさんからパソコンが発売されていたのです。
しかも完全に自社ブランドで。
最近、onkyoがどっかとコラボしてサウンド重視のpcセットなんかを発売したニュースを読みましたが、パイオニアさんのpcは筐体から自社設計!
しかも…windowsじゃないんですよ…「MacOS」です。
かつてapple以外のメーカーブランドでmacosが動く「互換機」が発売されていた夢の時代があったのです。
ほとんどが欧米、台湾などの海外メーカーブランドだった訳ですが、その中で唯一、日本のメーカーから発売されたのがパイオニア製mac互換機だった訳です。
当然、音響機器メーカーのパソコンですから、
音へのコダワリも半端ではありません。
筐体フロントパネルに横一列に並んだpc搭載の物としては大きなスピーカー。
昔ながらのデスクトップ型なのにウーハーまで搭載。
徹底的に防磁処理を施した専用筐体に専用設計の電源。
筐体天板にはデカデカと「Pioneer」のロゴが!
はっきり言ってパソコンの部分は体積の半分も無いんじゃなかろうか…。
私とこのマシン(mpcシリーズ)との出会いは、結構前、東京に出稼ぎに行ったときのアキバででした。
その時のアキバは、メイドさんなぞいない平和な『電気パソコンオタク』の街でしたが。
メインは中古屋、パーツ屋巡り。獲物を狩る猟師の目で。
歩き回って物色しているうちに、ソ○マップのある店舗の前に流れ着きました。
大音量でジャズが表に流れており、ふと目をやると…
その音はパソコンから流れていました。しかも単体の…。
普通なら音がビビってしまうような大音量が、きれいに出ている。
白い筐体にメッシュのフロントスピーカーグリル。
しかも、よく見ると動いているのはmacos。
スゲェパソコンだ!マジ欲しい!買わなきゃ!そう思いました。
が、その値段と重量で断念!オゥシット!これを抱えて山形までは無理!
「先生!自分が秋葉原で目撃したあの素敵なパソコンは一体!?」
山形に帰ってきてから、早速有識者にその話をした所、
『パイオニアで作っていた音がスゲェナイスな互換機だ』という事。
いずれはゲットしなければならない逸品となった次第…。
時は流れて、ある日の事。
帰宅中になじみのショップから突然の電話が…。
「もしもし、iさん?macみたいなパソあるんだけど、買わね?」
「どんな奴っスか?」
「う~んとね…何か『Pioneer』ってデッカく書いてある」
ピィィン!ときた。いろんな所が!
「へ…へぇ…。で、いくら位?」
「んとね…500円でいいや」
「買った!今から逝く!何時までだっけ?」
こうして憧れのパイオニア製互換機を、随分経ってからゲットしたのでした…。
パイオニア製MacOS互換機…
結局、『どういうものか?』と言うと…
自分の所有するパイオニア互換機は今から2年ほど前に入手した「MPC GX-1」です。
PowerMac6100と同じロジックボードをライセンスされて搭載しております。
ちなみにパイオニア互換機は…
パフォーマ588系の68040CPU搭載の『MPC LX100』シリーズ
PM6100系のPowerPC601CPU搭載の『MPC GX-1』シリーズ
PPC搭載パフォーマ系列のPowerPC603CPU搭載の『MPC LX200』シリーズ
があるようです。
特に『LX200』シリーズはPCIスロットがあるので、比較的拡張が楽…かな?
この他にも幻の『GX-2』なるタワー型マシンがあったようです。
ただ出荷直前にAPPLEの互換機路線廃止を受け、日の目を見なかったそうな…(残念な事に)。
話が逸れてしまいましたが、
ワタクシ所蔵のGX-1…今年正月のレアMac大量強制処分勧告をしのぎ切り、
現在、庭の小屋で眠り続けているGX-1…
これを復活させてみようと言うのが、今回の企画☆
(10年以上前の腐れPCのネタですから、今更役に立たない情報満載!)
ていうか…このマシン…買った店の支店(米沢店らしい)の倉庫整理の折に『発掘』された、
ぶっちゃけ『いつ?誰が?どういう経緯で?』が全く不明なマシンらしいと記憶してます。
よってマジで汚れており…まずはクリーニングから…(涙)
ていうか…買って2~3回起動しただけだったような…
ところで件のワタクシのパイオニア互換機「GX-1」なのですが…
■スペック
古の記憶をさかのぼると…
CPU…PowerPC601(66MHZ)
HD…500MB(SCSI2)
メモリ…24MB(8+8+8)
光学ドライブ…SCSI4倍速?(パイオニア純正、専用?)
ビデオカード…APPLE純正PDS AVカード
こんなスペックだった…様な記憶がある。
はっきり言ってプアそのものです。
今となってはファッキンシットなスペックです。
コレをどうやって21世紀の現代に蘇らせるか…
んでもって、どぉするのか…
まずコノ機械を現役復帰させてどうしたか…です。
以前ネットラジオがないと自分は死んじゃう事はご説明したかと思いますが、
とりあえず「iTunes専用ジュークボックス」を目指します!
やはり、このマシンの目玉は音響関連装備!
これを活用するにはピッタシな方向性!…ですよねぇ~…
とりあえず方向性が決まったところで、そのために必要なスペック確認。
どぉ頑張ったってMacOSXは動かないのでクラシックOSとなる訳ですが…
現在唯一、クラシックで動くiTunesで入手可能なのは「iTunes2」
だが…このヤロー…9以前のOSでは動かねぇってんだから…
もうMacOS9を入れるしかない訳ですわな…
とすると…できれば…
CPU…601→G3
HD…なるべくでっかく!
メモリ…可能な限り!予算の許す限り!
こんなのが望ましい形…
が、これから少しお金に不自由な生活を約束された小生には…
10年前のMac互換機に、有限かつ貴重な資金を掛ける余裕が無い!
という訳で…「あるもので」…今回こそ「あるもので」!
超セコいテクで可能な限り快適に!そして経済的に!
こんな方向性で、このマシンをいじり倒したいと思います。
■PowerMac6100のロジックボードの拡張性
PowerMac6100のロジックボードの拡張性について(いきなり一般の方が引きそうなテーマですが)
ところでパイオニアMPC GX-1のお話。
ぶっちゃけ、パソコンとしての中身はPowerMac6100です。
したがってロジック(マザボ)も、同じです。
(同ロジックボードを独自にクロックアップして80Mhzで駆動する独自モデルもある)
※PM6100は60Mhz・66Mhzの2種のみ
CPUは、今では考えられない事ですがマザボ直付け。
よって単体での交換は不可能。
ちなみに、PPC601は『目玉焼きが焼ける』程、発熱します。
(同CPUを搭載したPM8100/110は、実際に13年前にペルチェ積んでました)
なのでCPU強化は後述のPDSスロットに挿すG3カードという事になります。
増設メモリはウィンドウズ95時代のマシンで標準だった『72ピンSIMM』。
骨董品です。
ジャンク屋でよく見かけます。
2つのメモリスロットが用意されてます。
しかも2バンクづつの増設になるので同容量のSIMMが2枚必要です。
使用できるのは公式には8・16・32のメモリ。
非公式ですが64・128のメモリが使用可能だそうです(初代PowerMacでは6100系だけ)
その他にも、これまた懐かしい8MBのマザボ直付けメモリがあります。
ですので最大で公式72MB・非公式で264MBのメモリが搭載できます。
HD、光学ドライブはSCSI2のみ。
今時、新品を見つけるのは不可能でしょう。
しかし強引にIDEHDを乗っけちゃう技もあります。
■PDSスロット
そして6100系唯一無二の拡張スロット、PDSスロット。
無論、APPLE特異の超絶独自規格。
対応品は確認されているだけで僅か2種類。
AVカードなる入出力機能付ビデオカードと
VCカードなるVRAM増設が可能なビデオ出力カード。
他の初代PowerMacはNuBusという古の増設スロットが用意されてましたが、
狭くて薄いPowerMac6100では用意されてません。
どうしても欲しいならPDS・NuBus変換アダプタが必要でした。
本来なら直にカードを垂直に挿すのですが、
薄いPM6100はライザーカードを介してL字型に取り付けるブラケットが必要でした。
マザボ自体はFSB33Mhz(!)で駆動しております。イェーイ!
う~ん…ちょっと気が重くなってきた…
わが心のJUNK箱を漁ってパーツ確保…です。

DoIt!天童老野森1丁目ステーションの今なら空だって飛べる
https://blogs.yahoo.co.jp/gdmgf990/21745363.html
https://blogs.yahoo.co.jp/gdmgf990/21850426.html








[機器][改造] PIONEER MPC-LX200-TV
PIONEER MPC-LX200-TV へAlchemy搭載のために
取り敢えずAlchemyによる PIONEER MPC-LX200-TV のパワーアップは成功したのですが、やはりシステムバス50MHz/内蔵グラフィック2MBのGazelle化、またG3カードの搭載が目の前をちらついてきました。G3カードは、SONNETのCRESCENDO/L2 G3を狙っているのですが、オンライン価格で19,800円(2005/8/30時点)となっています。以前にくらべて価格が随分安くなっていますので、もしかしてそろそろ無くなるのでは?と心配しています。
ところで手持ちのVGAカードで、ハードウェアDVD再生支援デコーダボード付きの
「ATI RAGE128 PCI 16MB」
があるのですが、G3カードとDVDドライブ装着でPIONEER MPC-LX200-TV によるDVD再生は可能となるのでしょうか?
あー、こんなことしてる間に絶対に"Macmini"が買えるに違いない...(^^;)
■謝辞
今回の改造作業に関しては、以下のホームページが非常に参考になりました。どうも有り難うございました。
KAZUYAさんのページ「It's a tiny story of "PIONEER MPC"」
http://homepage3.nifty.com/mpc-party/
snappyさんのページ「Old Friends」
http://www.h4.dion.ne.jp/~mitake/

Old Friends
http://www.h4.dion.ne.jp/~mitake/

Power PCのページ
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/lx200/lx200_alchemy.html
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/index.html