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2024年11月10日日曜日

[通信][テザリング] Androidクロスデバイスサービス


[通信][テザリング]  Androidクロスデバイスサービス
Androidクロスデバイスサービスでインスタントテザリング
山田祥平のRe:config.sys
山田 祥平
2024年11月9日 06:09
以前から設定項目内に存在していたので、できそうなことは分かっていたし、そのヘルプもあったのに、どうにも有効にできなかった機能が、今月のアップデート以降、ようやく使えるようになったようだ。要するに、Androidスマホのインターネット接続を共有するために、つなぎたい側がつながれる側のインスタントアクセスポイントを有効にする機能だ。
■WANは1つ、接続は全部
それにしても、なかなかPCのWAN化が進まない。モバイルノートであって、持ち運びで使うことが前提の筐体であっても、無線接続はWi-Fiがあればそれで十分というムードがある。5G通信の普及によって、せっかく1Gbpsを超えるような広帯域のWAN接続も現実的になってきたというのに、実にもったいない話だ。WANのデータ通信料金も、かなり安くなってきた。本当なら、一気にWANの時代がやってきてもよさそうなのに……と嘆いてばかりいても仕方がない。その日がくるまでは、なんとか工夫で乗り切ろう。といっても今回の機能はAndroid端末限定だ。ここでもWindowsは置いてけぼりだ。それでもAndoroidが今頃になってこうした機能を実装してくるというのも、WAN接続を持たないデバイスがインターネットに接続するのに一定の手間暇が必要だということが分かっているからなのだろう。AIの時代ではあるが、それ以前の不便を着実に解消していくのがスマートなデバイスというものだ。
というわけで、インスタントアクセスポイントだが、この機能はAndroidのクロスデバイスと呼ばれるサービスの上に成り立っている。クロスデバイスサービスを有効にすると同じGoogleアカウントでログインしている複数のデバイスをグループ化し、グループ内で、いろいろなものを共有できるようになる。このサービスを有効にしたデバイス間でデバイス同士が近くにある場合、互いを検出できるようになり、インターネットもその1つとして共有できる。検出等についてはBluetoothが使われる(Android デバイスでクロスデバイス サービスを使用する)。どうやらQuick ShareがAndoridの既定共有手段となったことから露出されたサービスのようで、アプリを使って別のユーザーを招待したりすることができる機能を拡張したもののようだ。その副作用なのかどうか、Samsung製のデバイスではこの機能が使えなかたっりもする。もっともSamsung製デバイスのAndroidには同等の機能が独自に実装されている。「自動Wi-Fiテザリング」がそれで、同じSamsungアカウントにサインインしているデバイスやファミリーグループのデバイスを招待しておき、インターネット接続を自動的に共有できる(個人のデバイスを Wi-Fi とインスタント アクセス ポイントに自動的に接続する)。
■帯域に改善の余地あり
Android設定>>Googleのサービスと設定>>すべてのサービス>>接続済のデバイスと共有>>クロスデバイスサービス>>クロスデバイスサービスを有効>>Android設定>>インターネット設定>>インターネット共有>>Wi-Fiを自動的に共有する>>インスタントアクセスポイントをオン, デバイスの位置情報を有効>>
クロスデバイスサービスを有効にするには、Androidの設定アプリを使い、「Google」のサービスと設定項目から「すべてのサービス」のタブを開き、「接続済のデバイスと共有」の中から「クロスデバイスサービス」を開く。ここでクロスデバイスサービスを有効にし、そこでインターネット共有を開いて、「Wi-Fiを自動的に共有する」、「インスタントアクセスポイント」をオンにする。デバイスの位置情報を有効にしておくことも求められる。ここまでを手持ちのデバイスすべてで繰り返して設定しておく。これで、1台のデバイスがインターネットに接続していれば、同じアカウントを使ってサインインしているほかのデバイス側から、インターネット共有をオンにして、その接続を利用できる。WANとWi-Fi、どちらでも共有できる。具体的にはWi-Fiアクセスポイントが自動生成され、Wi-Fiの一覧にアクセスポイントとして出現する。通常のWi-Fiとは区別できるように明確に「スマートフォン」と表記され端末名がしっかりと表示される。
接続するのにパスワードは必要ない。正確にはパスワードは設定されているのだが、それも共有されているために入力の必要がないだけだ。また、クロスデバイスサービスからの通知がきて、「スマートフォンのアクセスポイントを使用する」ことができる旨のメッセージが表示されるので、ここから接続することもできる。このとき、もともと端末に設定されていたアクセスポイントは、いったん待避された状態になって見えなくなる。これについては、すべての共有が解除された時点で元通りの設定に戻る。接続には数秒間というそれなりの時間が必要だ。これがまどろっこしい。そして、端末に関わらず、周波数については2.4GHz帯が決め打ちで使われるようだ。リンク速度も1Mbpsとなっている。屋外では5GHz帯が使えない以上、仕方がないとはいえ、6GHz帯が使えるときには使うようになっていれば、もう少し広い帯域幅でのリンクができそうなものだ。現状での接続では、通常のアクセスポイントを手動でオンにして使うよりも明らかに遅い。もしかしたらWi-Fi directも微妙に絡んでいるかもしれない。このあたり、もう少し改善が進んでくれればと思う。
■デバイス相互のリソース共有
メインのスマホは、メールや予定の確認、ドキュメントの閲覧、SNSのチェック、そしてゲームに動画鑑賞、音楽鑑賞と、いろんな用途に使うわけで、そのインターネット接続を頼るWANが使い放題であったとしても、バッテリの残り容量にヒヤヒヤしながら1日を過ごすことが多いのではないだろうか。まるで綱渡りというのが普通だ。そしてピンチのときには充電しようと、モバイルバッテリを持ち歩く。これらの用途に加えてメインのスマホにアクセスポイントの機能を委ねる。手っ取り早いのは、丸一日、そのインターネット共有をオンにしっぱなしにしておくことだ。こうしておけば、WANのないデバイスは自動的に接続して、そのインターネット共有を活用してスマートデバイスとして機能する。もちろんそのためにメインのスマホは余分にバッテリを消費するが、支障が出るほどかというとそうでもない。むしろ、適材適所で複数台のデバイスを使い分けるので、処理が分散して、バッテリ消費も分散するというメリットらしきものもある。個々のデバイスがWANに接続できるのは理想だが、現実的にはなかなか難しい。それでも今後のハイブリッドなAI利用には、個々のデバイスがインターネットに接続できることが望ましい。たとえローカルで処理するオンデバイスAIをメインに使う将来がやってくるのだとしても、その利活用の幅を拡げるにはインターネットは参照できたほうがいい。そのためにも、メインのスマホのあらゆるリソースを共有するための手段は多ければ多いほうがいい。クロスデバイスサービスについては今後の可能性を楽しみにしたい。

PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/1638075.html














2024年9月16日月曜日

[通信] 小規模LAN導入記(1999-2002)

[通信] 小規模LAN導入記(1999-2002)
小規模LAN 導入記
パソコンが2台あればすでに、LAN の導入を。そんなときに知っておけば、便利です。
というより私もはじめてのことでして一緒に乗り切りましょう (^^
現在進行形のため、更新が遅いと思います。
それと、検討などは自己責任の上で行ってください。管理人の責任は追わないこととします。
環境/現在の職場(2001.4 より)
パソコン  PC/AT  6台 (DeskTop 2台 + Note 4台)
プリンター      5台
スキャナー      0台
遠未来増設パソコン  10台くらい(希望 やはり)
環境 2000.6 現在
パソコン  PC/AT  3台 + 1台 (2000.8 増設) + 1台 (▽2001.2 増設)
プリンター      3台
スキャナー      1台
遠未来増設パソコン  10台くらい(希望)
LAN 構築 発端1998
やっと2台目が
思い起こせば、職場に二台目のパソコン導入が決まり、それも一度に2台も、その時は喜んだものでした。
それまではノートパソコン(Pen 90MHz 32+64MB)が、たった一台だったのです。
いざ、くるとOSはWindows95 Pen2 233MHz メモリはたった 64MB のデスクトップとノート(Pen2 166MHz 32MB)でした。
世の中がもうじきWindows98に変わろうとしているときに (^^; 当時のスペックからいえば型落品を安く買ったという感じです。でも、個人が持っていたパソコンはまだ、Pen 200MHz 程度のスペックが多く(私はi486 DX4 100MHzでした) このマシンの速さに少し感動を覚えたものでした。パソコンが2台以上になると、当然のごとく、困った問題がでて来ました。
それまでは、一台のパソコンの横にプリンターがあり快適でしたが、別のフロアにパソコンを設置したため、データ作成や印刷のためにフロッピーにコピーして、別のパソコンまで行かなければならず、徐々に LAN の必要性がでてきたのです。
よく、データの更新を忘れてせっかく更新した前回の作業が、無駄になるケースもしばしば起こりました。当然、媒体がフロッピーしかないため、それ以上のデータは HDD の作業でしており、フロッピーに収めるため圧縮・解凍の手間を掛けなければならなくなり、徐々に使用するパソコンが限定されていきました。
これでは増設した意味はなく、パソコン更新をしたのと同じになってしまいました。
▼1999
▽1999前期
LAN 構築 提案
ある程度パソコンを使う人の中から、LAN の導入案がでてくるが使わない人(トップ) との意思にかなりのずれがあるようだ。
最新の ? マシンを導入したのだからとか・フロッピーで移動するのが、そんなに手間がかかるとは思えない・手間を惜しむのかなど、まったくすれ違いの意見であった。
1999後期
LAN 導入の検討
ずれがあった LAN 導入だが、少しづつ理解されてきた。ある日 LAN 導入検討会が設けられ、意気込んで出席したものの予算がない・メリットは・セキュリティのデメリットのほうが大きいのではなどの意見の中、検討をしてもいいとの回答をなんとか得られた。すこしは、前進したのかどうか・・・
▼2000   
2000.6
パソコン導入の検討
LAN 導入だが、具体的にどうするのか決まらないまま、時間ばかりが経っていく。こんどは、すでに遅くなった・なりつつあるパソコンの更新要望が LAN 導入より先にでてきてしまった。
当然のことかもしれない。なぜか今度はすこし違うようだ。LAN 導入はあっさり認められ、パソコンについても1台であれば検討する。すごい前進だ (^^
LAN の構築検討
いざ、導入許可がでたもののLAN には今まで無縁であったため、戸惑ってしまう。
2・3台であればすぐだが、将来や遠未来の増設のことを考えると・・・現在パソコン・プリンターがそれぞれ3台であり、設置場所を別々して、HUB にてカスケード接続をおこない、将来はサーバーを立てればいいということで、ピァ・ツゥ・ピァ接続で考えている。
将来を考えると10/100BASE 対応したほうが有利であるが、スイッチング HUB をいれないと接続が2台までとなる仕様のようだ。あと、Windows95,98,2000などの OSにも対応した機器にしないといけない。
プロトコルなど設定方法もTCP/IP , NetBEUI など、見たこともない設備を考えるには限界がある。だが、たぶん、にわか管理人にされてしまうのだろう (T_T)
2000.8
パソコン導入
なんと、検討中のパソコンが届いた。ノートタイプであった。それも、すぐにでもLAN接続ができるようにLANカード付きで・・・いそがしくて、まったくLANの検討もしていないのに。いそがなければ・・・
▽2000.11
LANの前にMO
なかなか出来ないLAN
データが彼方此方にあり不便でならない。そこで将来もつかえるMOドライブを導入することにした。フロッピーのようにファイル一つを持ち運ぶのに何枚も必要なのでは実用性が無いからである。
MOであれば最大640MBである。しかし、Windows98SEはMOの640MBのバグがある。違うサイズのメディアを挿入するとWindowsがハングしてしまうのである。仕方ないので通常は230MBにて使用することに決めた。どうしても収まらない時はWindowsを再起動してからということにした。
▽2000.12
やっと検討
時間がなくLANの検討も出来ずそのままとなっていたが少し進展となった。
構成についてはパソコンの台数が少ないため決まっているのだが、ネックは部屋の環境である。
フロア(階)が違う、LANケーブルなどを通す電線路がない。これらが計画を遅らせていた原因だった。
許可が出た頃はこれをクリアするため無線LANを考えていたがまだ、次期早々であった。
しかし、すでに実績も出来、部屋の中では無線LAN、フロア同士の接続は延々とケーブルを引くことで解決?
だが、無線LANには欠点がある。それは速度が11Mbpsまでなのである。たった4台しかないLANなのにスピードが最初から制限されているとは・・・
もう少し、考えた方がいいのかもしれない。うーん あともう少しで21世紀になってしまう。早くしなければ
▽2000.12.18
少しずつ実現へ
LANの構築に向けて情報が少しずつ入ってきた。
1.無線LANに NEC PC9821シリーズのノートは使用できない。有線によりHUB接続しかないようだ。
2.Windows2000のノート場合、LANカードへの電圧が5.xVとなるバグがある。対応した形式の選択しかない。
何か、以上の制限がネックになり、きびしい。NEC PC9821については時代遅れになった感じなので、"まぁいいか"なのであるが、2についてはショックである。
今のところはWindows98で動かしていくつもりだが、将来はWindows2000にしていくつもりなのにOSのバグでハードを変えないといけないとは、・・・
その頃にバグが修正されたOSがでるのを期待するしかない。 あと、もう少しだ。LAN 完成まで・・・。
だがその後は、設定が・・・
▽2000.12.19
新たな情報
LAN構築をしている人と電話で相談した。無線LANにて・・・にするつもりだと言うと、"無線のアクセスポイント(AP)は、どうするの?"当然二箇所に・・・ 。 "それ、上手くいかないかもしれないよ。"であった。
ノートの設定を移動時に別々のアクセスポイントにその都度変更するのであれば可能だが、同じ設定の場合はアクセスポイントからの信号がお互いに干渉して、おかしくなる可能性があるということのようだ。
これは深刻な情報であった。直ちに調査する必要がある。これを確認するにはどこかでデモ機を借りてこなければならない。 うーん、どこで・・・。
▽2000.12.20
ローミング機能
早速アクセスポイントについて確認をしてみた。ローミング機能が有りますから大丈夫とのことで一安心となった。念のためデモの手配も済ませ、後は実際の試験のみである。
▽2000.12.25
仮設LAN
ついに、デモ機がやってきた。実際に職場のパソコンとの相性なども確認するため、アクセスポイントと無線LANカード2枚をお借りしての試験となった。
インストールや設定などどんなものか確認したかったのだが、別の仕事のため同席できなかった。別件も終わり昼休みだというのに動作確認をしてみる。ノート同士の共有フォルダーの確認。プリンターの確認。
無線が何処まで届くかなど試したいことが山ほどあったが、自然の欲求には叶わず食事をすることにした。すでに昼休みも終わろうとしていたのである。午後からは試験をする時間も無くそのままとなり残念だ。
2000.12.28
仮設LAN 実験
今日やっと時間がとれたため、伸び伸びとなっていた無線LANの実験を行なった。設定については次回にするとして、どのくらいの距離まで安全に繋がるかを試してみた。
最長で17m 、確実に接続できる距離は 15m であった。やはり見通し距離だと遠くまで届くようだが、コンクリートの壁(鉄筋入り)があれば、まったく接続できなくなってしまう。
無線のアクセスポイントを増やせば、エリアをカバーできるがパソコン台数が少ないのにそうそう投資は出来ない。一応満足できる結果なので導入することに決定した。やはり今年中は無理だったようだ。でも、来年早々には・・・
▼2001
▽2001.1
LAN 工事
年も明け、業務再開。急いでLAN工事をお願いすることにした。なんとこの間に無線LANカードが値下げしていたのである。うれしいことだ。
二階フロアの床に穴をあけ最短コースで一階と連絡することに決定。いざ長ーいホールソゥにてあけていくがなかなか進まないのである。
実はこのフロアは二重構造になっており厚さ30センチであった。
穴あけも済み配線工事が終わる頃には昼となった。設定は午後からの予定となり別件の仕事のため見ることができず、残念。
仕事も終わり帰ると、何故か設定を行っている最中。うまくいかないようだ。質問をできる雰囲気でもなかったため、待つのみと決め込んだが、以外にも工事のもう一人の方とパソコン談義に・・・であった。
Windows98,Windows2000 などのOSからLANやマザーボードの話題と楽しい時間が過ぎ、気が付くとすでに23時近くになっていたのである。
何時の間にか設定も終わってしまったようである。話に夢中になり、設定等をまったく見ていなかった。
何処をどう設定しかのか・・・。紙に設定等のアドレスやパスワードを書いてくれているが ??? の世界である。にわか管理人失格である。うーん、何事も無ければいいのだが。一階と二階にスイッチングHUBを設け、それぞれ無線アクセスポイント及び、プリントサーバーを接続。
ノートパソコンは無線LANカードを挿してピア・トゥ・ピアの完成である。
▽2001.2
パソコン追加 ?
またまた、新しいパソコンが追加となった。これには驚きである。
CPU Pen3 800EB である。こんなハイスペックのが入るとは・・・
しかし、モニター無しなのである。現在購入中で液晶モニターに決定。
待ちきれず別のハードディスクにWindows2000をインストールすることにした。
ここでつまずく。LANの設定は・・・ うーんであった。
▽2001.2.22
IPアドレス競合
初めての不具合発生
ノートを起動するとIPアドレスが競合しました。・・・ のエラーが発生。
起動後にWinIPcfgにて調べるとPPPAdapter となり無線LANのアダプターが表示されていないのだ。プルダウンボックスにはあり、選択すると正常に書き換わるのだが、OKをクリックで元の設定となってしまう。
一応LAN環境の別のパソコンの情報は見れるようだ。念のため再起動すると、今度はエラーはでないので、メッセージが競合ということで、メインのパソコンも再起動することにした。するとエラーである。何かがおかしい。
それからはエラーメッセージも出ないため、一応調査は打ち切ることにしたが、気になるので、設定した方に質問することにした。返事は偶にIPアドレスを取得する時に競合を起こすことも有るとのことでした。無くすにはIPアドレスを割り振り設定すればいいとのことであったが、それでは管理が大変である。 このままの設定で行くことに決定。お騒がせのメッセージであった。あとPPPAdapter が標準となっているのはモデムが内蔵されているためで問題ないとのことでした。そういえばモデムがあるパソコンはそうみたいである。
▽2001.2.27
液晶モニター
ついに液晶モニターが届き、早速、接続することにした。
ドット抜けが気になるが、うれしいことにまったく無いのである。(気が付いていないだけかも)
時間も無くWindows2000のLAN設定については明日ということになってしまった。
▽2001.2.28
Win2000 LAN設定
やっと時間が空き、この時とばかりにLAN の設定をすることにした。
家では何度も行っているので簡単と思っていたのだが、なかなか上手くいかないのである。
だんだん、泥沼にはまってしまい、再起動をすると作成してもいないユーザーのログオン画面が・・・ 当然パスワードを入力しても受け付けてくれなくなった。
最後の手段 Formatだなぁ と思いつつ、私のユーザー名を入力、パスワードを入れるとすんなりログオンできたのである。そういえばユーザーを作成していたのである。すっかり忘れていた。(^^
何故か LANの設定も何事も無く終わったのである。今までのは何だったのか・・・
▽2001.3.1
印刷ができない
朝接続できていたLAN環境なのに昼過ぎからあちこちでおかしいとの連絡が入る。
二階にあるパソコンからどのプリンターにも印刷ができなくなった。
他では無線 LAN に接続しているノートが見れなくなった。
逆にノートから有線接続のパソコンが見れない。
などの症状であった。設定など確認しても正常。まったくお手上げである。
やはり、お助け24時間? サポート(設定した方)に電話をすることにした。忙しい人なのでなかなか捉まらないのである。やっと連絡が取れ、説明をするとまず、IPアドレスが正常になっているかどうかの確認をであった。WinIPcfgより確認すると165.155.x.x。
まったく関係ないアドレスになっていると分かり原因を調べるため無線LANのアクセスポイントを調べることにしたが、開けないのである。
別のワークグループに割り付けられているためのようだ。これでは堂堂巡りである。
ノートからではどうですか、で確認すると設定画面が開き、一安心であった。だが設定は正常。・・・
最後の手段(電話での)、すべてのパソコンと無線アクセスポイントの電源を切り再起動してください。であった。
ビンゴ。すべての不具合がこれで解消することができ、ひとつ勉強になり、ますますLAN は面白いと感じるのでした。
▽2001.3.7-9
共有フォルダー
時間がないため共有フォルダーの設定はフルアクセスのままで使用しているが、このままでは何が起こるか分からない。
試行錯誤だが実験をしてみることにした。
パソコンA(Win98環境)
古くから多数のユーザーが一つのユーザーにてログオン。
データはOSとは別のドライブ(E:)
パソコンB(Win98(C:)とWin2000(D:)とのデュアルブート)
最新のマシンでデフォルト設定をWin2000としているためパワーユーザーのみがユーザー別にログオン。(すべてのドライブがFAT32にて使用)
データはOSとは別のドライブ(E:)
1.パスワード設定でWin98どうしは難なく開ける。(当然パスワードを入力)
2.パソコンAよりパソコンBのWin2000は "IPC$" のパスワードを聞かれ開くことができない。
  Win2000でパソコンAと同じユーザー名のユーザーを作成すると開けた。
3.パソコンBのWin2000よりパソコンAは難なく開ける。
困った問題が出てきたのである。2.の設定ではWin2000環境なのに自分のユーザーで共有していても、Win98環境からは参照できない。
作成したユーザーの共有フォルダーのみである。
この方法ではWin98環境から見ると他のユーザーが設定した共有フオルダーまですべて開いてしまうのである。この設定方法は論外である。
Win98にユーザーを追加すればそのユーザーからWin2000の共有フォルダーを開けるのではと考えたが、職場のパソコンで試すことに抵抗があり、自宅のパソコンで試すことにした。
Win98の[コントロールパネル]-[ユーザ]で新しいユーザーを追加。Win2000にも同じ名前でユーザーを作成すると、Win2000の新しいユーザーで設定した共有フォルダーが現れ開くことが分かったのである。これで良いと一人で納得していたが、落とし穴が・・・。
Win98環境のパソコンを再起動するとユーザー選択の画面が・・・。と、当然か。
ユーザー別でログオンする方法になれていない多数のユーザーにはこの設定は受け入れてくれないだろう。(T.T)
それよりこの設定を何とか元に戻さないといけない。新しいユーザーを削除すれば一つになるのだからユーザーの画面はでないだろうと思い、削除して、Windowsを再起動するとまたまた現れたのである。
しかも、今度はユーザーが何もなく選択もできない。キャンセルしか受け付けない・・・。ネットワークにも接続できなくなってしまったのである。
困ったが職場で試さなくてよかったと考えながらレジストリの確認をすることにした。(レジストリのバックアップをしていれば・・・)
検索で新しいユーザー名を探すといくつかあり、それを片っ端に元のユーザー名に変更。
これでどうだ で、再起動しても・・・である。ユーザーが消えたのだから元の名前でログオンすればもしかしたらと考え今度は[スタート]-[規定のログオフ]よりログオフして元の名でログオン。
何とか私のユーザーでログオンできたようだ。ネットワークにも接続もでき、安心したが再起動はどうなるのか試すため、再び再起動。
やはり、ユーザー選択画面が・・・。だが今度はユーザーが表示されているのですんなりログオンできるようになった。しかし、面倒である。
もう一台のパソコンのレジストリと比較すると
HKEY_LOCAL_MACHINE\Network\logonに変なエントリーが1となっていたのである。正常なパソコンにはこれはない。
南無さんで削除することに。(皆さんはこんなことしないでください。)
再起動でやっと自動的にログオンができたのである。ふーであった。
だが、これで諦める訳には行かない。修復の時新ユーザーが簡単に作成されたことが不思議に思い、さいどログオフして別のユーザー名でログオンすることにした。元のユーザーでログオン後にWindowsを再起動すると正常にログオンできたのである。(パスワード設定していない)
以外に簡単な方法が、見つかり、職場で試すことにした。
職場ではパスワードを設定してWin98にて新しいユーザーとしてログオン。これでWin2000の私のユーザでの共有フォルダーを確認することに。通常のユーザーは拒否を確認。成功である。
感じたのはWindows98でのセキュリティの無さ、Windows2000はWin98のような柔軟さが無くガチガチなのだと。
Win98とWin2000どちらを取るかと聞かれば、間違いなくWin2000を取るだろう。
この際、Win98を削除しようと本気で考えたのである。しかし・・・
▽2001.3.19
共有プリンター
アクロバットリーダーファイルを開き印刷してもエラーになり、別のパソコンからも同じエラーメッセージでどうしても仕事にならずインストール、アンインストールを繰り返しても正常に印刷ができなくなってしまった。
ここでやっと気がつきプリンターを変えるとあっさりと印刷できた。
リーダーが悪いのでなく共有プリンターが原因であったことに。
電源を入れなおすと正常。ネットワークは不安定なのかもしれない。
▽2001.3.26
異動
学会出席のため暫らく留守をして帰ってくると異動となっていた。(^^;
やっと整えたネットワークなのに、お別れである。今度の職場ではどうなのだろう。何台あり、プロトコルは、気になることばかりである。
▽2001.4.20
LANの使用条件
別の職場となり数週間がたつが、未だに引き継ぎ等ができてなく、前の職場に行くことが多い。この日も連絡に行くと、このパソコンからは印刷できないやこちらからは別のパソコンが見れないなど以前あった症状に似ていた。前回と同じ、すべての電源を切る方法を取った。
これにて一件落着であるが、使い方のクレームがでているようだ。なんと、パスワードの設定が苦になるとのことである。これだけはどうしようもないし、将来オンラインとなりインターネットに接続する時にセキュリティの問題が出るとの説明では納得いかないようだ。
パスワードを聞いてくるのは実際Windows2000が起動中のパソコンなのでデフォルトの起動をWindows98にすることとなった。
ということは、事実上Windows2000の使用を拒否されたことになる。うーんである。
インターネットへの接続を考えている私たちのもくろみは、逆にセキュリティの問題で却下される可能盛大である。だって、Windowsへや、共有フォルダーなど尽くパスワード入力の手間をかけたくないとの大半の意見なのだから・・・。
無法地帯のこの状態でインターネットへ接続すれば考えるだけで恐ろしくなる。この先真っ暗である。
▽2001.4.21
LAN追加
現在の職場の環境を調べてやっとネットワークなどが分かり始めた。
前の職場とピア・ツゥ・ピア方式で無線を使用している点がほぼ同じであるが、HUB、プリントサーバーがないのである。
プリンターはパソコンに直接接続、無線アクセスポイント同士で接続し、デスクトップも無線LANにてアクセスしていた。そのためスピードは無線の制限に縛られているのである。
電源を入れておく必要の無いパソコンもプリンターが接続されているため、常時起動していて電気代が無駄である。何とかならないかと変わった時(異動)から考えていた。
プリンター追加の話が出て、これを機にHUB、プリントサーバーの導入をすることにした。
▽2001.4.26
故障
デスクトップ機が、再起動でエラーがでるとのことで確認することにした。すると、パソコンが起動できなく、起動ディスクからも途中で止まるである。ハードウェアーのチェックをしているときにとまっているようなのでFDDを疑い、外すと難なく起動、接続すると起動できず原因がFDDだと確信し、至急手配をすることに・・・。偶然プリンター関係も揃っているということでいっしょに届けてもらうこととなった。
午後に新しいFDDが届き接続、起動で修理完了かと思ったが、再起動するとまたまたエラーにて起動ができない。おかしい、FDDでなかったのか。何が原因だろう??? 。
バスに刺さっているのは標準からの音源とモデム(ISA)、後付けは無線カードボード(PCI)だけなので外すと正常。接続、位置を変えても接続すると起動できず。原因の特定ができたのである。
ただ、最初になぜFDDを外せば起動できたのかが謎であるが、複雑に壊れていた可能性がある。
電源OFFからの起動はFDDが原因、再起動時は無線カードボードのIRQ衝突が原因ではないかと。以前の管理人さんに確認すると意外な答えが返ってきた。このパソコンはプリインストール。OSはWindows95でアップグレードにて上書きでWindows98をインストールしていたのである。そのためか不安定だったので私が知らずにクリーンインストールをしたため今度はIRQの競合がでたのではと・・・。
衝突しているのは無線カードボードであり、今回の改造でLANボードから直接HUB接続にする予定なのでこのまま外して使うことにした。
しかし、業者のかたがLANボードを忘れていたため今日はこれまでとなった。
▽2001.4.27
LANボードの手配ができず家に余っていた私の予備のボード(家庭内LAN編を参照)を差すことにした。
HDDが標準の3.2GBで今回追加した新しいHDD 40GBに新規にWindows98をインストール。ハードウェアの検出でLANボードが認証され、ドライバーを組み込もうとすると"ドライバーがありません"とのメッセージがでるのである。
インストール失敗かと思い、再びクリーンインストールをすることにしたが、だめであった。以前の環境(HDD3.2GB)でドライバーをインストールするがやはりエラー・・・。何でこんなにトラブルが・・・。
パソコンが古いため、マザーが壊れているのではと思いながらメルコのサポートへ電話をし、説明をするとこのLANボードは前回修理の時にボードごと交換しているし、新しいハードの認証も出ているので壊れているとは考えにくいがドライバーが組み込めないのはおかしいので修理に出してほしいとのことだった。家の環境で確認して壊れているようなら修理に送るということで電話を切り、ネットワークへの接続は見送ることになった。業務に支障が出てせかされ、"我慢してください。お願いします。"で今日のところはスタンドアロンで終日終わったのである。
帰宅して、私のLAN環境が正常であることを確認して、交換。まったく同じボードであるから設定などの必要は無いだろうと思いながら。
起動するとなぜか新しいハードの検出が行われ、やはりドライバーが組み込めない。デュアルブートのWindows2000でも同じである。
やはり壊れている。修理後に確認していればよかった。このボードのために一日が潰れたとは・・・。
▽2001.5.1
復帰
家のLANボードを職場のパソコンに差しドライバーインストールのメッセージで簡単に組み、ネットワークの設定やプリントサーバーの設定などが終わり、やっと業務の再開ができた。
一時間もかからなくLANボードの故障が恨めしく思っていたところ、注文していたLANボードとメモリーが届き、早速交換や取り付けを行い問題が無いことを確認してパソコンのカバーをすることができた。
▽2001.5.2
無線アクセスポイント
今度はWindows2000の設定を行い各パソコンのユーザーを追加し、Windows98からWindows2000の共有フォルダーを確認すると何故かアクセスできないのエラーメッセージが・・・。
有線で繋がっているデスクトップパソコンとWindows2000が起動しているパソコンと同じ部屋にあるノートパソコンはアクセス可能である。
これは無線のローミング機能が上手く作動していないか設定がおかしいのではと思い、確認のため別の部屋のノートパソコンを持って確認するとアクセス拒否。
再起動するとアクセスができるようになった。これで確信し、再び離れたところで再起動して確認すると何故か正常なのである。アクセスできなかった別のノートで再度確認すると正常・・・。
未だに原因が不明であるが、正常なのでそのままにすることにした。
▽2001.5.11
プリンター
デュアルブート機のパソコンでWindows2000を起動。別のパソコンより作業し、印刷をするとエラーメッセージが。
プリンターのプロパティを確認するとオフラインの赤色で、解除しても元に戻る。そういえばWin2000での印刷確認はしていなかった。
ノートパソコンのプリンタープロパティのポート名には別の名前があり、それに切り替えれば正常。だが、Win2000からWin98に起動しなおすと、またまた、印刷できないのである。
これは困ったことになった。設定をいちいち切り替えなければ印刷はできないし、皆が納得してくれないだろう。プリントサーバーを取り付ければ簡単であるが余裕はないし・・・。
プリンターの追加でWindows2000用の設定をすればアプリから指定すれば大丈夫のようだ。でも、皆が納得してくれるのか・・・。
ところが各OSでのプリンター共有名がそのままプリンターポート名になっているのが分かった。
共有名を同じに設定すると切り替え無しで印刷できたのである。
これで一件落着であった。誰にも気付かれず作業終了であった。(^^
▽2001.7
OfficeXP
ついにOfficeXPが発売されました。Office95はバージョンアップ対象(期間キャンペーン中は可能)から外れてしまいました。(といってもこのパソコンはかなり古いため実用的ではない)
LANで接続されているパソコンにはその他にOffice97,Office2000,インストールされていない(業務用)パソコンが混在している。
ネットワーク環境であちこちのパソコンよりデータを編集し保存の時に聞かれる"バージョンが違うため現在の形式に保存しますか?"のメッセージが注意するところです。ファイルによってはアップすると読めなくなってしまうので。
OfficeXPは今までとおり数多くのバグがありますが、使い勝手では一番よかったため、購入計画を始めた。これを機にすべてのOffice製品をXPに統一し、インターネット接続も同時にしたく、裏工作を・・・。ネックであるライセンス認証制度を逆手に、インターネット接続も要求だ。
ただ、古いパソコンが現役で稼動しておりこれについては最新パソコン(プリインストール)を購入の方が得な気もする。
もうすぐ導入するかどうかの会議が開かれそうである。それまでに戦術を考えなければ・・・。
▽2001.7末
ネットワーク化(イントラ)
ついに会議日の通知が・・・。なんと家族旅行中の中日。当然出席できず代理人を立てることに。
旅行から帰りメールで確認すると、少しは前進したようだ。インターネットへの接続はLANとは切り離したオフラインのパソコンとして一台だけ導入。
しかし、条件がメールのチェックのみでWebサイトへは接続できない、なのである。Webサイトには情報が何でもあるのに、残念だ。
期待のOfficeXPの導入は、なんと逆行する意見で再度検討ということになったみたいです。
全台をOffice97に統一すれば、金額も少なくすみいいのではと・・・。VBAを見た事もない人の意見だ。(+_+)
▽2001.8.29
無線LANの故障
あれっ 皆の声が同期したように響いた。突然ネットワークが途切れたようである。どこが接続できていないか調べると、この部屋にあるノート3台が切断されたようである。有線LANは正常、無線LANのみのようだ。
早速、無線のアクセスポイントのランプ表示を確認すると、通信ランプどころか電源ランプも付いていない。"これが原因か。" 正常にアクセスランプが点滅している方の電源アダプターを挿しても駄目であった。このままでは業務に支障が出るためノートが固まっている部屋を正常にするためアクセスポイントを交換して再開することに・・・。
購入業者に電話をかける前に保証書を探し、年月日を確認すると、1年保証で2002/6までの保証だ。すると購入2ヶ月で壊れたことになるではないか? 無線はそんなに弱いものなのか・・・。
▽2001.9.14
無線LAN 修理完了
無線アクセスポイントが壊れ、応急的に一部のエリアを殺し対応してきたが、やはり使いにくい。修理状況を電話で確認すると、すでに完了で取り付けに来てくれる予定であった。
メーカーではこのタイプはすでに生産中止となっており、その為か修理不可能であり新機種と交換となったようである。私のLANボードと同じく修理するより交換のほうが手間がかからないのだろう。
初期設定はすでに済んでいるようでノートパソコンにアクセスポイントの追加をするだけで従来通り使えるようになった。
▽2001.10.31
インターネット接続
7月末にあったネットワーク化会議で決定したインターネット接続が、いよいよ動き出したようだ。下見に業者の方が来られた。どういう形態になるのか聞いてもまだ未定で、そのための調査のようだ。
あれから情報を集めていたが、噂ではメールオンリーで他のパソコンとのLANも許されなく、Webへの接続はほとんど制限をかけているみたいである。本当だとすると何のためのインターネットであろうか???
メールだけであれば個人が持っている携帯(持っていないのは私を含め数人)で十分である。噂が現実でないことを期待したい。
導入には早くて年末、年を越しそうである。
▽2001.12.4
インターネット接続2
インターネット計画の最終確認があった。話を聞いていると、何か勘違いをしているのではと思ってしまう。
やはり、メールは可能だがインターネットへの接続はできないみたいだ。説明している人は理解できていないようである。インターネットに接続でなくイントラネットへの接続のことを話しているようだ。
うわさとおりである。何のための施設導入なのか、疑問に思えてくる。 導入されるパソコンについてもLANに接続しない条件で一台なのにどこでも動かせるからノートにします。であった。
それでは無線アクセスにするのか確認すると、まったく考えていないの返事である。
スペックも恐ろしく旧式のをカタログで見ているようで、来年導入ですから安いところで"セレロン700MHz"程度に・・・。だった。
GHz時代になりもうすぐ3GHzに届こうとしているのにMHzを入れるとは。
あまり期待をしないことにする。メールしか使えないのであれば、十分だからである。
▼2002
▽2002.1.26
イントラネット
期待していなかったパソコンが、遂にやってきた。期待してなくても新しいパソコンにはやはり興味がある。
セッティングしている業者の方に、少し質問をする。セキュリティの問題。壊れた時のリカバリなどである。セキュリティに関して意外な言葉が・・・。
これはインターネットではないので、外部からの進入はありませんよ。でした。そうだった、Webには接続していないのだから、インターネットではなかったんだ。このパソコンへの興味がすぐに無くなってしまった。
極めつけは、サポートである。このパソコンのシステムに関してはいろいろなメーカーが関与しすぎていて、どこからもサポートを受けられず、Formatしても専用ソフトのインストールをすることもできないらしいのである。
簡易な設定を弄ることも、駄目なのである。例えIMEの入力方法を変更するみたいなものでも。(T.T)
結末が寂しいものとなってしまいましたが、この"小規模LAN"も2年近くたち進展もないので、このあたりで終了とします。
職場にインターネットが来るようになる頃には、たぶん世の中は違う方向に向かい進んでいることでしょう。それを期待して・・・。
長々と書きましたが最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。それでは
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2024年8月1日木曜日

[スポット][東京秋葉原] パソコンハウス東映~アキバ総研・秋葉原ログ






[スポット][東京秋葉原] パソコンハウス東映~アキバ総研・秋葉原ログ
▽【LANケーブル】プリンストン製LANケーブルが大特価!
2006年12月29日 12:000
PTC-E6BU1/2/3/5/7/10/15(プリンストン)180~950円  販売ショップ:パソコンハウス東映
プリンストン製ギガビットLANケーブルが大特価で販売中。詳細は画像参照。
いずれも数量限定のため売り切れゴメンとのこと。
▽【外付けHDD】アイ・オー・データ機器「HDC-U250」 9,980円
2006年12月28日 12:000
HDC-U250(アイ・オー・データ機器) 9,980円  販売ショップ:テクノハウス東映
アイ・オー・データ機器製外付けHDDの特価品。接続インターフェイスはUSB2.0/1.1で、容量は250GB。
数量限定のため売り切れゴメンとのこと。
       
アキバ総研
https://akiba-souken.com/article/273/
https://akiba-souken.com/article/274/























                
                
                
                
                
                
                
 

2024年7月18日木曜日

[通信] WindowsネットワークにDOSマシンを接続(1997)


[通信] WindowsネットワークにDOSマシンを接続(1997)
DOSで利用するネットワーク
WindowsネットワークとTCP/IP
WindowsネットワークにDOSマシンを接続
▼ソフトウェアの選択
WindowsネットワークにDOSマシンを参加させるためのクライアントソフトウェアは、MicrosoftのFTPサーバーから無料でダウンロードできます(表「各クライアントの入手先」)。これらを使用することで、DOSマシンからLAN上で共有設定されているディレクトリ、ドライブ、プリンタなどの共有資源が利用できるようになります。Microsoftによるこの手のソフトウェアで最も有名なのはLAN Managerではないかと思いますが、実はその他にもNetwork Client for DOS、Workgroup Connectionがあります。ただし、いずれもPC/AT互換機でしか使用できません。また、英語版ですので一部の2バイト文字がファイル名として使用できない(というよりは、一部を除いてたまたま使えている)という問題があります。なお、Windows NT ServerのCDROMには、PC9801、PC/AT互換機、FMR用の日本語版LAN Managerが収められており、これらは当然2バイト文字のファイル名に対応しています。
さて、同じような用途のソフトウェアが三つもあると、一体どれを選べばよいのか、という話になってきます。本来はOS/2上のサーバーへの接続を目的としていたLAN Manager、Windows NT 3.5に最適なDOSクライアントとしてLAN Managerに代わって位置づけられたNetwork Client for DOS、そしてWindows for Workgroup用の簡便"なDOSクライアントとして開発されたWorkgroup Connection、というふうに生い立ちはそれぞれ異なりますが、いずれもルーツを同じくするソフトウェアですのでまったく別物ということはなく、今回の記事の目的の「Windowsネットワークの共有資源にアクセスする」という点ではそれほど大きな違いありません。
必要最低限の機能が欲しければWorkgroup Connection、プロトコルにNetBEUIではなくTCP/IPを使いたい場合はLAN ManagerかNetwork Client for DOS、といったところでしょうか。ただ、LAN Managerはいろいろと面倒が多く、目立ったメリットもありませんのでNetwork ClientかWorkgroup Connectionを使用したほうが面倒がなくてよいかもしれません。
主な差異を表「各クライアント比較」にまとめておきましたので参考にしてください。
各クライアント入手先
LAN Manager
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-1.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-2.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-3.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-4.EXE
Network Client for DOS
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT/DSK3-1.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT/DSK3-2.EXE
Workgrouup Connection ftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/mswgcn.exe
LAN Manager,Network Client共通のドキュメント ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/README.NOW
▼インストール
ここでは、インストールに際して最も注意点が多いLAN Managerのインストールを解説します。他の二つについてはまったく説明しませんが、LAN Managerが理解できれば基本は同じですので問題ないでしょう。
クライアントのインストールに先立ち、サーバー側での準備をしておきます。
まずはインストール中に必要となる情報の収集です。既存のLANで使用しているワークグループ名、あるいはNTドメイン名を確認します。また、Windowsネットワークでは同一LANでは各々のコンピュータ名は一意でなければなりませんので、現在どのような名前が使われているのか調査し、LAN Managerをインストールするマシンにつける名前を決めておきます。
次に設定の変更を行います。LAN ManagerからWindows 95やWindows NTのマシンが見えるようにするために、Windows 95の場合はコントロールパネルの「ネットワーク」から「Microsoftネットワーク共有サービス」のプロパティを開き、「LM アナウンス」を「はい」にします。Windows NTの場合はレジストリエディタを使ってHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\LMannounceを1に設定します。これらの設定は、ネットワーク上のマシンの一覧を得るためにWindows 95などではある場所のリストを参照するブラウズマスタという機構を利用しているのに対し、LAN Managerではブロードキャストですべてのマシンに問い合わせを行うLMアナウンスという機構を利用しているために必要となるものです。これを行わなければ別表のNET VIEWコマンドを使用しても共有サービスが動いているマシンの一覧を参照することができません。Network Client for DOSとWorkgroup Connectionはブラウズマスタを利用しているので、LMアナウンスの設定は必要ありません。Windows NTの場合はさらに、15分アクセスがなかったときに自動切断されるのを防ぐために、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NetBT\Parameters\SessionKeepAliveの値をFFFFFFFFにしておいたほうがよいかもしれません。
あと、同じくコントロールパネルの「ネットワーク」でEthernetカードにバインドされているプロトコルを確認し、NetBEUIがなければ追加を行います。
さて、下準備も終わり、やっとインストールです。
表1に示したURLからダウンロードした四つのLAN Manager 2.2の圧縮ファイルからインストールディスクを作成します。
コマンドプロンプトで、
DSK3-1 -d a:
のように実行すると、a:ドライブに挿入されたフォーマット済みのフロッピーディスクにファイルが展開されます。これをDSK3-2、DSK3-3、DSK3-4に対しても行います。それぞれのディスクのラベルには、README.NOWにも記述されているように"Setup"、"Drivers1"、"Drivers2"、"NetWare(R) Client"と記入しておきましょう。そしてchevコマンドなどを使いDOSを英語モードに切り替えてから、"Setup"ディスクのsetup.exeを実行し画面の指示に従ってインストールを進めますが、いくつか注意すべき点があります。
まず、インストール先ディレクトリを選んだ後にEnhanced RedirectorかBasic Redirectorのどちらをインストールするか選択する部分がありますが、Basic Redirectorは機能があまりに少なく使いにくいので、デフォルトのEnhancedを選びます。中盤でネットワークカードのドライバの選択画面になります。いくつかのカードについてはドライバが一覧表示されますが、いずれも古いドライバですので、もし一覧の中に自分が使っているものがあっても、TABを二回押して"Other Driver"を選び、カードに添付のNDISドライバをインストールしたほうが無難です。
その後プロトコルの選択を求められますが、ここではNetBEUIを選びます(次節「LAN Managerでのプロトコル選択」参照)。
その次の「Workstation Setting」では、LANで一意になるようなコンピュータ名を指定し、"Domain Name"の項目では先に調べておいたワークグループ名を入力します。"user name"は、接続相手がWindows 95のみの場合は何でもよいのですが、Windows NTを使用している場合にはNTマシンにアカウントを持ち、共有資源にアクセスする権限を与えられたユーザー名でなければなりません。
LAN Managerのインストール終了後、ネットワークカードの種類によってはLANMAN.DOSディレクトリにあるPROTOCOL.INIを編集してIRQ、IOアドレス、共有メモリエリア(interrupt、ioaddress、memorybase、memorysize)などを記述しなければならない場合があります。この内容についてはカードの種類によってまったく異なりますのでここで一般論を述べることはできません。各自カードのマニュアルを参照してください。
また、LAN ManagerをインストールしたマシンでCD-ROMを使用している場合はAUTOEXEC.BATの中にMSCDEX.EXEをロードしている行があるはずですが、その行をLAN Manager関係のファイルをロードしている部分よりも後ろに移動します。さもないとLAN Managerを使用することができません。この点は特に見落とされてトラブルの原因になりがちですので十分注意してください。
一通り作業が終わりマシンを再起動すると、ドライバ等の読み込みが終わった後に、インストール時に設定したユーザー名でlogonするためのパスワードの入力を求められます。これも、インストール時に設定したユーザー名と同様、接続相手がWindows 95だけであれば何を入れてもかまいませんが、Windows NTがある場合はユーザー名に対応するパスワードをきちんと入力する必要があります。入力後"you were logged on, but have not been validated by a server"という警告メッセージが出ますが、これはLAN Managerでドメインではなくワークグループにログオンしているのが原因です。ここでは無視しても特に問題ありません。また、サーバーが見つからない旨のエラーメッセージが出ることもあります。これは、Windowsマシンの存在がLAN Managerにまだ通知されてないために起こる現象で、NET VIEWコマンドを使用しても共有サービスが動いているマシンの一覧を参照することができません。この時は直接コンピュータ名を指定して
net view \\misako
などと、ある特定のコンピュータの共有資源を参照してみます。そこで図「NETコマンドの実行画面」の中ほどのように指定したマシンの共有資源の一覧が表示されれば、セットアップは無事完了です。
私の環境では、NET VIEWでマシンの一覧を参照できるようになるのにだいたい5分程度かかるようです。
▼LAN Managerでのプロトコル選択
LAN ManagerおよびNetwork Client for DOSでは、NetBEUIの加えてTCP/IP、IPXなどのプロトコルを使用することができます。インターネットへの接続などを考えると、一見TCP/IPを選んだ方が都合がよさそうですが、これらのクライアントソフトウェアに限ると実は話が違ってきます。
まず、NetBEUIのかわりにTCP/IPを利用すると、DOSクライアントではパフォーマンスがかなり落ちます。ネットワークへのアクセスが多い運用であれば影響が大きいでしょう。それでなくても、大きなファイルの転送を行うと実際かなり「待たされている」という印象が強くなりますので、あまり好ましくありません。
また、アプリケーションに対して提供されるインターフェイスがWinSockインターフェイスのみであり、DOSベースのソフトでこれを利用するものはほとんどないのではないかと思われます。Windows 3.1版のNetscape NavigatorをLAN環境で利用したりする分にはちょうどよい(もっとも、LAN Managerにより多くのコンベンショナルメモリが消費されるという問題があるのでそれを解決してからの話)のですが、純粋なDOS環境では使い道がありません。
このような事情がありますので、社内LANにTCP/IP以外のパケットを流すことが禁止されている、NetBIOS over TCP/IPを要求するSambaサーバーのファイルを共有する、あるいはルータを超えて通信を行うなどといった、どうしてもNetBEUIを使えない状況でなければ、DOSクライアントでTCP/IPを使用するのはあまりお勧めできません。
LAN Managerの使い方
ネットワークにログオンしたり、共有資源に接続したりといったネットワークに関連した操作は、NETコマンドを使って行います。表「NETコマンド」に最低限必要なコマンドを挙げておきました。
例えば、TOMOKOというコンピュータにあるDOWNLOADという共有フォルダにアクセスできるようにするには、表中にもあるようにNET USEを使って共有フォルダを自分自身のドライブに割り当てます。これによって、TOMOKOのDOWNLOADがあたかも自分のN:ドライブであるかのようにアクセスできます。Windows 95などでは\\tomoko\downloadといった記述(UNC:Universal Network Convention)を使用してもアプリケーションから共有資源を利用できますが、DOSベースのネットワークではUNCを使用したアクセスはできないので、このような煩雑な手順が必要となります。
LANマネージャのコマンドは表に挙がっているもの以外にも多くありますが、ほとんどの操作はこれだけで事足りるでしょう。これ以外のものについてはNET HELPで表示されるヘルプを参照してください。
NETコマンド(一部)
コマンド
役割
NET VIEW [\\コンピュータ名] 共有資源を持つコンピュータ一覧を表示。ただし、ログオン直後はこのコマンドを実行しても何も表示されないことがある。コンピュータ名を指定すると、そのサーバで利用できる共有資源の一覧を表示。
NET USE [デバイス名] [\\サーバ名\共有資源名] [/DELETE] 共有資源をコンピュータに接続、または切り離す。
【例】
NET USE N:\\TOMOKO\DOWNLOAD
コンピュータTOMOKOの共有フォルダDOWNLOADに、自分自身のN:ドライブとしてアクセスできるようにする。
NET USE LPT1: \\MISAKO\BJC400J
LPT1への出力を、コンピュータMISAKOに接続された共有名BJC400Jというプリンタから出力されるようにする
NET USE N: /DELETE
N:ドライブにマウントした共有資源を切り離す。
NET USE 現在接続されている共有資源の一覧
NET SEND コンピュータ名 |ユーザ名 メッセージ 指定した相手にメッセージを送る。Windows95ではwinpopup.exeを起動しておかなければ受信できない。また、LAN Managerはコードページが437(英語モード)でないと、受信したメッセージをポップアップ表示できない。
NET HELP [コマンド名] ヘルプを表示。コマンド名を指定すると、そのコマンドについてのヘルプを表示。
図「NETコマンドの実行画面」
前田剛 <g_maeda@mars.dti.ne.jp>

DOSで利用するネットワーク
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007890/dos/sd/winnet.html
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007890/dos/sd/index.html

2024年7月15日月曜日

[通信][Mac] MacOS9Macと68kMacのLANネットワーク(1999)




[通信][Mac] MacOS9Macと68kMacのLANネットワーク(1999)
X68とMACでネットワークする
~NeptuneによるLAN構築~
近頃世間ではネットワークが大流行の様子ですが,68でも「Neptune-X」を利用することにより安価にLAN環境を構築できるようになりました。しかし,Windowsでの接続例は数あれど,MACと接続した話というのはあまり聞きません。果たしてどれぐらいの人の役に立つかわかりませんが,人柱となって実践してみました(^^;
なお,68側の基本的な設定方法はWindowsの場合と変わらないので,細かく説明していません。DEKOさんのページを参照される事をお勧めします。 このページでは,あくまでMACサイドのフォローという形を取ります(要望があれば68側の設定についてもフォローします)。
必要な機材
今回はLAN接続の実験ですから,MACには10BASE-Tもしくは100BASE-TXの端子が必要です。PowerMacintoshシリーズや,iMACには標準で付いているものがほとんどだと思いますが,Paformaシリーズなどでは拡張ボードを用意する必要があると思われます。
一方の68側ですが,当然「Nuptune-X」(もしくは「Neptune Evolution」等の互換ボード)とNE-2000互換のLANカード(ISA用のカードは普通この規格です)が必要になります(※1)。
その他,10BASE-T用ケーブルとHUBが必要です。クロスケーブルで直結する方法は成功例をあまり聞かないのでお勧めしません。
※1 現在完成品でこのボードを入手する方法は,いりや氏の「Neptune Evolution」の量産化計画しかないわけですが,こちらの方も11月25日で受付終了となりました。ただ不良品交換などのための在庫があるそうですので,念のためにメールで問い合わせてみると良いかもしれません。後は自作しかないわけですが,Shi-MADさんのNeputune-X HomePageに回路図がありますので,腕に自身のある方はチャレンジしてみるのも良いでしょう。
▼TCP/IPの設定
まず最初に「OpenTransport」がインストールされているかどうか確認して下さい。漢字Talk7.5.3以上でインターネットに接続できる環境になっているなら問題ないと思います。MACTCPに関しては環境を持っていないので確認できていません。なお,今回の実験はMacOS8.5で行っています。「OpenTransport」はAPPLETalk以外にTCP/IPをサポートしており,他機種(68含む)とのネットワーク接続ではこちらを利用することになります。
TCP/IPでネットワークするためには,まず自分のマシンのIPアドレス(インターネットでの住所のようなものですね)を設定する必要があります。コントロールパネル等からTCP/IPの設定を開いて下さい。
開いたら,まず新しい設定ファイルを作成します。「ファイル」メニューから「設定」を選択してください。ここで,「複製」を使って新しい設定ファイルを用意し,「名称変更」で新しい名前を付けます。この作業をしないと一々チェックボックスの項目を設定し直す羽目になります(以前はここで勘違いしてました(^^;)。
さて,新しい設定ファイルができましたら,これをLAN接続用の設定に変更していきます。
まず経由先をEthrnetに変更します。IPアドレスとサブネットマスクは空欄になっていると思いますので,何も考えないのであれば下の図と同じように入力して下さい。その他の欄はいじらないで大丈夫です。 ただし,DEKOさんのページとは異なるIPアドレスを設定しているので注意して下さい。MACが「192.168.1.1」,68が「192.168.1.2」です。
設定したら保存するかどうか聞いてきますので,「保存」を選択して下さい。これでMACをネットワークに繋げる用意が出来ました(※2)。
※2 ここで一つ注意すべき点があります。「OpenTranport」はWindowsのように複数の接続方法を混在させることが出来ませんし,自動的に接続ポートを切り替える機能も持っていません。従って,普段モデムやTAをシリアルポートに接続してインターネットに接続している場合,いちいち設定ファイルを切り替える必要があるわけです。
これを回避する方法としては以下のような手段が考えられます。
1)自動切り替えソフトを導入する
2)AppleScriptで自動化する
3)ルータを使用する
最有力なのは最初の切り替えソフトですが,「OtConfig」というのをVECTORで発見しました(シェアウェア)。シェア登録しないと毎日一回ダイアログが出ますが,なかなか便利に使えています。
(http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/mac/net/sn068892.html)
AppleScriptはMacOS8.5からTCP/IPにも対応しているらしいので使い方によっては上記のソフトを使わなくても「クリック一発」で設定変更が可能になるかもしれません。現在研究中です。最後にルータですが,資金に余裕があればこの方法が一番お勧めです。68側からもISDNが使えるようになります。いずれにせよ,今後TAよりこちらが主流になっていくのは確実なので,これを機会に移行するのもよいでしょう。
▼FTPによるファイル転送
FTPを使えば,MACでインターネットから落としたデータなどを68側へ転送することが出来ます。実際にはNeptuneの構造上,(特に大量のデータ転送時は)MO等を使った方が速い場合が多いのですが,普通のサイズのファイルをやり取りする程度でしたら十分実用になります。
TCP/IPを使ったネットワークでは,一方のマシンがサーバー,他方がクライアントという関係でなくてはなりません。しかし,現在68にはサーバプログラムが存在しないため,当然MAC側がサーバーということになります。
FTPサーバーの導入
MAC用のFTPサーバーを色々探してみましたが,「NetPresenz 4.1J」というのが定番ソフトで動作も軽いのでお勧めです。シェアウェアですが,特に機能制限はないようです。
これ以外でフリーのものとなるとMicrosoftの「Personal Web Server」ぐらいですが,Mac版は機能が豊富すぎてFTPサーバーとして使うのは面倒くさいのであまりお勧めできません(Win版は結構使いやすいんですが)。
ファイル共有の設定
FTPやWEB共有などで外部からのアクセスを許可するには「ファイル共有」を設定する必要があります。しかしファイル共有をONにするにはAppleTalkをONにする必要があります。
手順としては以下の通りです。
(1)「AppleTalkをON」 コントロールパネルか,コントロールバーから選択します。
(2)「共有設定をON」対象のドライブかフォルダの上で「control」キーを押しながらクリックし,コンテキストメニューから「共有」を選択します。MacOS8.5以降では「情報」の下位項目にあります。コンテキストメニューに対応していない場合は,ツールバーから「ファイル」→「共有」と選択してください。
(3)「FTPサーバーを起動」NetPresenzの場合,ただ起動すればオッケーです。
これでMAC側の設定は終わりです。後は68側から「ftp.x」等のクライアントソフトで転送を行って下さい。BOMBERさんの「ftpkb.x」を使えばファイラーで楽に操作をすることが出来るのですが,現在「Netprezens」ではうまく動作しないようです。対応をお願いしていますので,そのうち使えるようになったら報告します。
▼NFSによるドライブの共有
ftpが使えればファイルの転送自体は問題なく行えますが,やはり一々ソフトを起動してダウンロードするのは面倒です。NFSプロトコルを使えば,MACのドライブを68側で,まるで増設ドライブのようにマウントし,扱うことが出来るようになります。もちろんファイルのコピーや削除,プログラムの実行も通常のドライブと同じように出来るので,非常に快適な環境を作ることが出来ます。NFSプロトコルの場合もサーバとクライアントという関係が存在しますが,やはりソフトの関係上MAC側がサーバとなります。このNFSサーバプログラムには「NFSd for the Macintosh」というフリーウェアを使用します。
NFSの場合,共有設定などは特に動作している必要はありません。早速プログラムをインストールします。ソフトをダウンロードして任意のフォルダーに解凍して下さい。「NFSd for the Macintosh」というフォルダが出来たはずです。このフォルダを開けるとさらに二つのフォルダがありますが,まず「portmapper UNFSv1.0.0 」というフォルダを開けて下さい。
この中の「portmapper.68k」と「portmapper.ppc」というファイルが機能拡張ファイルなので,これをシステムフォルダに放り込んで・・・と行くところですが,実はこれを使わなくとも「portmapper SLIP/PPP」というプログラムを実行すれば代用できるので,常時ドライブ共有をしないという人はこちらを使いましょう。ただし,一度でもPPPを使った接続をしてしまうとうまく動かなくなってしまうようなので,その場合は再起動するしかありません。
次にサーバプログラムの本体を起動します。「nfsd1.5.0b970906」というほうのフォルダを開けて,「nfsd1.5.0b970906 (fat)」というファイルを実行します。起動したら「File」メニューから「Exports Controle」を選択します。
ここで共有したいドライブ(68側から見えるようにしたいドライブ)をダブルクリックで選択します。ここでは「DATA」というドライブを指定しています。68側でNFSクライアントを起動する際にはこのドライブ名が有効になるので注意して下さい。つまりここの例では「nfs HOST:/DATA」という指定になります。
上記のようにダブルクリックすると,次にこのようなメニューが出ます。最初は空欄になっていると思いますので,「New」のボタンを押します。するとホスト名の入力を求めるダイアログが出ると思いますが,ここではX68000に割り当てられているIPアドレスを指定します。この設定例ではMACが「192.168.1.1」,68が「192.168.1.2」ということになっていますので,当然後者を指定します。MACのアドレスを指定しても意味がないので注意して下さい(自分はここでハマりました・・・)。
「Known Hosts」の欄には過去に設定したホストが記録されます。別のドライブをExportしたい時などには「Add」ボタンを押すと自動入力されるので便利です。設定が終了したら,「Done」を押せばMAC側の設定は完了です。後は68側で「NFS Client」を実行するだけです(実はそこが一番大変なんですが(^^;)。
問題点
現時点ではNFSクライアントもだいぶ改良され,サーバ側マシンがMacであることで起こる障害というのはあまりないようです。ただし,68側でFUを使用すると頻繁にハングアップします。仕方がないので,うちではFTPを使用するときだけmintを使用することにしています。
May/26/1999

えりあ68
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~fumiki/x68k/lan.html






















2024年5月19日日曜日

[通信] ブリッジモード/APモード


[通信] ブリッジモード/APモード
Wi-Fiルーターのモードの違いは何ですか/ブリッジモード・APモード・中継機モード・WBモードなどの違いがわかりません
公開日: 2016/07/01 11:55 
更新日: 2024/05/13 13:50 ID: 16000
Q
詳細
Wi-Fiルーターの各モード(ルーターモード、ブリッジモード、中継機モード)の違いは何ですか
どのモードに設定すればよいかわかりません
A
Wi-Fiルーターには、下記のモードがあります。
ルーターモード
ブリッジモード/APモード
中継機モード/WBモード(中継機能対応商品のみ)
詳細は下記をご確認ください。
ルーターモード
ブリッジモード/APモード
中継機モード/WBモード
ブリッジモード/APモード
Wi-Fiルーターの上位に設置されている機器(プロバイダーから提供された機器)に、ルーター機能があり、ルーター機能が有効になっている場合は Wi-Fiルーターのルーター機能をOFF(ブリッジモード/APモード)で動作させます。
AUTO/MANUALスイッチがある商品では、スイッチをAUTOにしている場合、上位機器のルーター機能有無を判別し自動でWi-Fiルーターのルーター機能のON/OFFが切り替わります。そのため、通常はルータースイッチをAUTOにして使用します。
参考FAQ
ブリッジ設定にする必要はありますか/どのような場合にルーター機能を停止させますか

Buffalo
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/16000.html



 



▼スレ主 ayumi06octさん
小さな会社で事務をやっております。WiFi、無線接続についてあまり詳しくなくて恐縮ですが、質問させて下さい。
3階建てのビルのWiFiネットワークを強化するため、社長がこの機種を手配して下さったのですが、こちらを導入した場合、ブリッジモードであってもSSID、パスワードは現在のルーターのものから変更になるのでしょうか?
今のルーター(Nuro光のデフォルトルーターです)経由のネットワークにはパソコン、デバイス含めて最大で50台程度接続しており、全て手動で再設定となるとかなり大変なので、出来れば変更しなくて済む設定がないか探しております。
▼Excelさん 書込番号:24166111
>SSID、パスワードは現在のルーターのものから変更になるのでしょうか?
初期設定で、「ジブンで決められる」んで、「今とおんなじ」にすることができるっすよ。
ただ、「2.4GHz」と「5GHz」で、「おんなじ」にしか設定できないんで、
・「イマ、別々に使っている」ってなると、「どっちかは」設定しないとイケナイってことにはなるっすねぇ・・・。(-.-)
あんましオススメできる方法ではないんっすけど、「2.4GHz電波」は、いまので間に合ってるってことならば・・、
・「Deco」のほーは、「2.4GHz電波」を設定で止めて、「5GHz」専用にする。
・「2.4GHz接続」は、いまの「無線親機の電波」を使う
ってことはできるっすね。どうでしょうか。
▼Excelさん 書込番号:24166117
もう買ってしまった・・ってことっすよね。(・・?
各階ごとの「LANのクチ」が、あったりはするんっすか?んであれば、「Deco」でなくとも、「ふつーの無線親機」を、「アクセスポイントモード」にすると、「2.4GHz」「5GHz」別々に設定できるんで、
「今とおんなじ」にすることができるんっすけど・・・。(-.-)
▼羅城門の鬼さん
>こちらを導入した場合、ブリッジモードであってもSSID、パスワードは現在のルーターのものから変更になるのでしょうか?
まずルータモードやブリッジモードはインターネットとの間の接続方式ですので、
無線LANの子機との接続に関するSSID名等の接続パラメータは別次元の事柄となります。
なので、ブリッジモードであっても、ルータモードであっても、デフォルトではDeco自身のSSID名になっています。
しかしながら、DecoのSSID名等の接続パラメータを変更することは可能です。
但し、Decoは2.4GHzと5GHzでSSIDを共用しているので少し厄介です。現在使っている無線LANルータではSSIDをいくつ使っているのでしょうか?
SSIDが2個までなら、Decoではメイン用のSSIDとゲスト用のSSIDの2種類がありますので、Decoでもメイン用のSSIDとゲスト用のSSIDを使って、
現在使っている無線LANルータのSSID名等の接続パラメータにDecoの設定を変更すれば、何とか対応が可能です。但し、ゲスト用のSSIDはLAN内の他の端末との通信は出来ないので、LAN内の他の端末と通信する必要のある端末はメインのSSIDにする必要があります。
▼スレ主 ayumi06octさん
>Excelさん
ありがとうございます。
そうなんですね!今まで変えたことがなかったので、恥ずかしながら、変えられることを知りませんでした……
今は、1Fにルーターが、2Fに無線親機(アクセスポイントモードで接続されている?)があるのですが、5Gの電波が3階まで届かないのと、中継できなくてうまく繋がらない居室があり、メッシュWiFiはどうか?ということで手配されたものになります。なので、ご提案頂いた案ですと、5GのみをDecoで適用させる方法が良いかもしれないですね。
ちなみに購入済みで、一度アプリのマニュアルを参考にしながら設定してみたのですが、ブリッジモードでも違うSSIDがWiFi設定画面で出てきてしまい、これを1台ずつ変更していくのか……と青ざめていたところでした。
SSIDの変更を試してみます。
>羅城門の鬼さん
丁寧にご説明下さりありがとうございました!
ネットワーク接続関連のことがよく分からず、悩んでおりましたので、大変助かりました。
今メインで使用しているSSIDは4つあるのですが、うち2つは機器を限定して使用しているものなので、ほとんどの機器で使用しているのは2つになります。(aとgが末尾にあるので、おそらくGHzで分かれているのだと思います)
5Gの回線のほうをDecoで割り当てるようにしようと思います!
書込番号:24166390 スマートフォンサイトからの書き込みナイスクチコミ!0点
Excelさんクチコミ投稿数:23300件Goodアンサー獲得:2837件2021/06/01 18:20(1年以上前)
>SSIDの変更を試してみます。
なにか、変更するときにはっすね、「有線接続PC」でやったほーが、なにかといいっすよ。('ω')
書込番号:24167020ナイスクチコミ!0点
羅城門の鬼さん殿堂入り金メダルクチコミ投稿数:41363件Goodアンサー獲得:9105件2021/06/01 22:57(1年以上前)
>5Gの回線のほうをDecoで割り当てるようにしようと思います!
本来はメッシュと通常のWi-Fiを混在させると、
メッシュでスムーズにローミングできる良さが半減してしまいますが、
各子機の設定変更が手

価格com
https://bbs.kakaku.com/bbs/K0001215739/SortID=24166111/







▼mir********さん
2023/5/26 19:24
無線ルーターですが、
APモードにするとSSIDはその機器のもの(名前)となり、
WBモードにした場合はその機器ではなく上位のSSIDと同じSSIDになる。
・・・という認識で合っているでしょうか?
▼ベストアンサー sam********さん
2023/5/26 20:25
APモードは元々独立した物なので、基本的にそのSSIDはそのAPの物です。
中継機モードは、親機の電波を中継すると言う事から、親機と同じSSIDにする(引き継ぐ)と言う考えがあります。
これはメーカにより考え方が違うので、中継機モードにしたからと言って、親機と同じになるとは限りません。これは要するにその機種個々による話ですから、あなたのようにこうなると言う考え方をする事が間違っています。
▼mir********さん
質問者2023/5/26 21:49
すべてバッファローの無線ルーターのケースで言えば、中継機モードの場合、親機と同じSSIDになるでしょうか?
▼足柄オヤジさん カテゴリマスター
2023/5/26 19:26
いいえ 間違ってます
無線lanルーターの SSID は単なる電波の名前ですから 現在の販売されている機器ではほとんどが人間が自由に SSID 名称とパスワードを来ないように変更することができます

Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10280533165







アクセスポイントへの接続方法
スマートフォンやパソコンなどの機種をアクセスポイント(無線LANルーター)に接続するための手順を見ていきましょう。
接続の設定をする前に、まずはWi-Fiのネットワーク名(SSID)とパスワードを確認しておく必要があります。ネットワーク名(SSID)とパスワードは、無線LANルーター本体の側面や裏面に貼られているシールなどに記載されています。iPhone 、Android™、Windows、Macのそれぞれについて、具体的な接続設定の手順を見ていきましょう。
◆iPhone の場合
iPhone でアクセスポイントに接続するための手順は、次のとおりです。
「設定」>「Wi-Fi」の順に選択
「Wi-Fi」をオンにしてネットワークを検索
接続するWi-Fiのネットワーク名をタップ
パスワードの入力をして接続
「設定」>「Wi-Fi」と進み、「Wi-Fi」をオンにしてネットワークを検索します。Wi-Fiネットワークが一覧で表示されるので、接続するWi-Fiのネットワーク名をタップしましょう。パスワードの入力や、利用規約への同意を求められる場合があるので、画面の指示に従ってパスワードの入力などを行い接続します。
◆Androidの場合
Androidでアクセスポイントに接続するための手順は、次のとおりです。
「設定」を開く
「ネットワークとインターネット」>「インターネット」の順に選択
「Wi-Fi」をオンにしてネットワークを検索
接続するWi-Fiのネットワーク名をタップ
パスワードの入力をして接続
「設定」アプリケーションを開き、「ネットワークとインターネット」>「インターネット」の順に選択すると、Wi-Fiへの接続設定の画面が開きます。
「Wi-Fi」をオンにするとWi-Fiネットワークが一覧で表示されるので、接続するWi-Fiのネットワーク名をタップし、パスワードを入力して接続しましょう。

SoftBank   
https://www.softbank.jp/internet/special/how-to-choose/wifi-access-point/


2023年11月27日月曜日

[通信][スマホ] Wi-Fiテザリングをルーター化する


 




[通信][スマホ] Wi-Fiテザリングをルーター化する
Wi-Fiテザリングをルーター化する
Posted on2016年5月10日
Author岸本圭史
この記事をITシステム活用と言って良いかどうかは分かりませんが(^^;)。スマホのWiFiテザリング機能を使って有線LANを組む方法。スマートフォンのネット接続機能を使って、有線LAN接続のパソコンやIT機器をネットに繋げられないか?というのがこのページでの解説です。
スマートフォンでネットに接続。テザリングを有効にして他の機器も繋がるようにする。そのテザリングの接続を利用して、無線LAN機器をネット回線に接続。
■無線LAN機器の有線LANポートにデスクトップパソコンなどの有線機器を接続
こういった設定は特殊かな?と思いますが、実際私のお客様でこういう接続設定の必要に迫られた方もいらしたので、他の方の参考までに説明させていただきます。
✔用意する機器
・Buffaloの無線LANアクセスポイント(中継機能の備わったもの)・・・今回は「WXR-1900DHP」を使いました。
他の機種や他メーカーのものでも同様の事ができるかもしれませんが、全ての機器を検証するわけにもいかないので(汗)、取り敢えずこの機種なら出来るよ、ということで・・・
・テザリング機能の付いているスマートフォン
今回は、格安ケータイ会社で契約したドコモ系のSIMを使ったスマートフォン。Android5.1です。(テザリングが出来れば機種は問わないと思います、多分)
・有線LAN接続の出来るパソコン
今回は実験的にデスクトップパソコンとノートパソコンの各1台を使いました。
■設定方法
まず機種の確認と解説。機種は右図のようなバッファローの無線LANアクセスポイント(箱から出したばかりなので上部のアンテナを付けてませんが^^;)外側のフタを開けると右図のように初期値が書かれています。バッファローの無線LAN機器の場合、中継機能を使う場合の本体IPアドレスは192.168.11.100が初期値です。これ、設定の過程で使うことになるのでまずここをチェックしておきます。底面のスイッチを右図のように切り替えます
▽箱を開けたばかりの初期状態では、最初は「AUTO」「ROUTER」のところになっていると思います。これを「MANUAL」「WB」へ切り替えてから、機器の電源をONにします。
▽無線機器(WXR-1900DHP)の有線LANポートと、パソコンのLANポートをLANケーブルでつなぎます
また、この時点でスマートフォンのWiFiテザリング機能をONにしておきます。
▽以上の用意ができたら、LANケーブルで繋いだパソコンで設定画面を開きます
ブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)のアドレス欄に「WXR-1900DHP」のIPアドレス(初期値のままなら「192.168.11.100」です)を打ち込みます
▽ログイン画面が出てきますので、ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
これも、初期値のままなら
ユーザー名: admin
パスワード: password
▽ログインできたら、画面右下の「詳細設定」をクリック
▽「無線設定」→中継機能(WB)とクリックして画面を出す
▽「手動設定をする」をクリック
▽WiFi電波を拾って接続する画面になる
▽薄緑色の欄に周囲に飛んでいるWi-Fiの電波名(SSID)が表示される
▽SSID一覧の中に、あらかじめ有効にしておいたスマートフォンのテザリング機能で設定してあるSSIDがあるはずですので、テザリングのSSIDを選択
▽選択したら、この画面上の欄にSSIDが入力されると思いますので、接続パスワードを入力
この他無線の認証・無線の暗号化などの欄も設定する必要がありますが、大抵の場合は(この記事を書いている時点では)「無線の認証:WPA2-PSK」「無線の暗号化:AES」で大丈夫だと思います。これらの設定が終わったら、「決定」ボタンをクリックして、設定は終了です。しばらくしたら、必ず設定したデスクトップパソコンなりノートパソコンなりを、再起動して下さい(※後で再起動の理由を説明)。再起動して、普通にインターネットに接続できたら、設定作業は無事成功、完了です。
設定を終えると・・・
スマートフォンのテザリング機能を有線LANルーター化すると、どうやらIPアドレスは「192.168.43.◯◯」となるようです。(デフォルトゲートウェイつまりルーターとなっているスマホのIPが192.168.43.1になっているので)・・・これは幾つかのスマホでやってみたところ共通だったのでAndroidでは共通でこうなるようです。
ところで、元々バッファローの「WXR-1900DHP」は、中継機能として使う場合「WXR-1900DHP」自身のIPアドレスは192.168.11.100でした。このため、上記の設定を終えた直後は、デスクトップパソコンのIPアドレス・デフォルトゲートウェイは「192.168.11.◯◯」になっています。このままではテザリングと無線中継の設定ができていてもネットには繋がりません。そこで、上記で書いたように、設定し終えたら必ず設定したパソコンを再起動する必要がある、というわけです。ちなみに、少しこういった設定に詳しい方には、この作業の後、「WXR-1900DHP」自身のIPアドレスを「192.168.43.××」に設定変更しておくことをおすすめします。後で設定をいじるときに何かと面倒がないので、ね。
ご注意:ここでの解説はあくまで一例であり参考例です。実際の設定・運営の際には必ず自己責任で行って下さい。
なお、こちらのページでその後の追加記事を掲載しています→Wi-Fiテザリングをルータ化する~追記記事~

岸本ビジネスサポート株式会社
https://kspc-biz.com/kaisetsu/pcit/160510wifitethering-rooter01/#google_vignette










自宅のLAN環境をそのままに、固定回線の代わりにテザリングを使う方法を考えてみた
【AQUOS R5G】
佐野正弘
2021年5月14日 06:00
相変わらず自宅で過ごす時間が多い今日この頃ですが、仕事に関して言えばオンラインで取材も原稿のやり取りも済んでしまうため相変わらず自宅で過ごす時間が多い今日この頃ですが、仕事に関して言えばオンラインで取材も原稿のやり取りも済んでしまうため、インターネットに接続できればあまり困ることはありません。ですがインターネットが使えなくなったとなれば話は別です。実はここ最近自宅の固定回線の調子が悪くなり、ビデオ会議の途中に突然接続が切れてしまうなどのトラブルに何度か見舞われました。たまりかねて修理を依頼したのですが、その間固定回線がまともに使えなくなってしまったのです。そんな時はスマートフォンのテザリングで代替しているのですが、その間は仕事に使うパソコンを、固定回線に接続している自宅のLANから完全に切り離すこととなるため、LANに接続しているプリンターやNASなどが使えなくなってしまいます。そこで今後のトラブルに備え、自宅内のLANを維持したまま固定回線からモバイル回線に切り替える方法を考えてみました。
最も手っ取り早いのは有線LAN対応のモバイルWi-Fiルーターをモデム代わりにして、自宅のLANに接続しているルーターに接続をする方法。ですが有線LAN対応のモバイルWi-Fiルーターは意外と値段が張る上、SIMの差し替えが必要なのも難点です。
では、スマートフォンだけで有線LAN接続する方法はないものか? と考えた結果、行き着いたのが「イーサネットテザリング」です。これはAndroid 11から提供されているもので、スマートフォンと他の機器を有線LAN経由で繋いでインターネット接続できるようにする仕組み。利用するにはUSB端子に接続する有線LANアダプターが必要ですが、1000円台から手に入るので安く済みます。そして丁度、手元にあった「AQUOS R5G」がAndroid 11にアップデートされたばかりでしたので、これを使ってイーサネットテザリングによる回線切り替えを試してみることにしました。まずは手持ちの有線LANアダプターをAQUOS R5Gに接続し、テザリングの設定画面から「イーサネットテザリング」を選びます。あとは有線LANアダプターにLANケーブルを接続し、それを自宅のルーターに、固定回線の代わりに接続するだけ。たったこれだけの操作で、自宅のLAN環境を変えることなくモバイル回線への切り替えを実現できました。
ただイーサネットテザリングはAndroid 11でしか使えないので、アップデートが提供されていない機種やiPhoneでは使えません。ではそうした機種でも使える方法はないものか……と探してみたところ、GL.iNet製の「GL-MT300N-V2」というものに行き着きました。これは旅先のホテルの有線LANを中継してWi-Fi接続するトラベルルーターの一種で、購入時の価格は約3000円。そして今回の目的を達成する上で重要なのはUSB端子を搭載しており、スマートフォンのUSBテザリングを中継して他の機器を有線・無線でインターネット接続できる仕組みが備わっていることです。
そこでこれと手元の「iPhone 12」を使って、固定回線からの切り替えを試してみることにしました。まずはUSBテザリングができる状態にしたiPhone 12をGL-MT300N-V2に接続し、そこからLANケーブルで自宅のルーターに接続します。そのあとGL-MT300N-V2とWi-Fiで接続し、設定画面から「ホットスポット共有」の「接続」ボタンを押すと、自宅のLAN環境を維持したままiPhone 12経由でインターネット接続できるようになりました。iOS 14以降を搭載したiPhoneで利用するにはファームウェアのアップデートが必要でしたが、他に苦労することはなく、割とすんなり接続できました。ただGL-MT300N-V2は、USB端子がUSB 2.0で有線LANも100Mbpsまでと、5Gスマートフォンの実力を生かすにはボトルネックが多いのも事実。あくまで臨時で使うことを想定していますし、筆者宅の5Gエリア化もまだ進んでいないので現時点では十分事足りるのですが、頻繁に使うなら値段は張りますが、ボトルネックが少ない上位のモデルを選んだ方がよいのかもしれません。

ケータイ Watch 
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/minna/1324291.html













2017/08/18   
スマホがWi-Fiルーターになる「テザリング」、大量通信の落とし穴
田代 祥吾=フリーランスライター
テザリングは、スマートフォンのインターネット接続をPCやタブレットといった別の機器で利用できるよう橋渡しする機能だ。スマートフォンが普及し、パケット通信が定額になった頃から広く使われるようになった。
テザリングを使うには、端末が対応していることが必要だ。ここ3~4年で発売されたAndroid端末やiPhoneは、大半が対応している。一方、テザリング機能の提供方法は携帯電話会社によって異なる。定額データ通信サービスのオプションサービスとして提供する事業者がある一方で、特に利用をコントロールしていない事業者もある。
大手携帯電話事業者3社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)のテザリングの扱いはまちまちだ。ドコモは、特定のパケット定額サービスの契約者であれば、申し込みは必要なく無料で利用できる。auとソフトバンクは、特定のデータ定額通信サービスの契約者に有料のオプションサービスとして提供しているが、両社とも現在はキャンペーンにつき無料で提供されている。つまり両社とも申し込みが必要だ。格安SIMを販売しているMVNOは、大半がテザリングを申し込みなしで無料で使える。
テザリングは、携帯電話事業者によって申し込みの有無や無料になる条件が異なるため、事前に確認しておこう。画面はソフトバンクのWebページ
(出所:ソフトバンク)
3種類のテザリングがある
テザリングは接続方法の違いにより、USBテザリング、Wi-Fiテザリング、Bluetoothテザリングの3種類がある。その中で最も多く使われているのが、Wi-Fiテザリングだ。
Wi-Fiテザリングは、無線LANが利用できる機器であれば何でも接続でき利便性は高い。USBテザリングと違い無線で接続するため、ケーブルも不要だ。また、同じ無線を使うBluetoothテザリングよりも設定が楽で通信は速い。準備作業も簡単で、スマートフォンでWi-Fiテザリング機能を有効にするだけだ。Wi-Fiテザリングを有効にすると、スマートフォンが無線LANのアクセスポイント(親機)として起動するので、子機をその親機に接続すればよい。
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2023年10月18日水曜日

[通信][LAN] 無線LAN環境の改善







[通信][LAN] 無線LAN環境の改善
超入門! ネットワーク基礎
「Wi-Fiが遅い!」ネット速度低下の原因と対策7選。問題点を“切り分け”し、的確に高速化しよう
左門 至峰
2021年10月29日 07:00
みなさんこんにちは。左門です。ネットを使っていて通信速度が遅いときに、私たちは「Wi-Fiが遅い!」とよく言います。しかし、遅い原因は本当にWi-Fiなのでしょうか? どこに問題があるのかが分からないと、速くするための対策も取れませんね。そこで、第1回でも行った「切り分け」で、原因を探りましょう。探偵になって証拠集めをする感覚で、ネットワークのさまざまな場所で速度を測っていってください。
■いつも使う場所と「インターネットに最も近い場所」を計測しよう
まずは、自宅の中で、さまざまな場所の通信速度を測りましょう。最初に、いつも使っている状態のPCやスマートフォン(Android/iPhone)の通信速度と、自宅に引き込まれているインターネット回線に最も近い場所を測ってください。インターネットに最も近い場所の速度を測るには、次のようにします。光回線を利用している場合は光ケーブルのスピードを直接測ることはできません。 有線LANを利用できるPCがあったら、ホームゲートウェイに直接有線接続し、インターネットに最も近い場所として計測 してください。もしもWi-Fiしかない場合は、ホームゲートウェイから接続したWi-Fiルーターに計測用の端末(PCやスマートフォン)1台だけを接続して計測することで、代用としましょう。計測方法は、1回目でも紹介したGoogleのスピードテストを使えば簡単です。以下の図のように操作してください。ウェブブラウザーを起動して「スピードテスト」と検索します。検索結果に「インターネット速度テスト」が表示されるので、[速度テストを実効]をクリックしてください
自動でテストが開始され、ダウンロード/アップロードの速度が表示されます(本記事では「ダウンロード」の速度に注目します)
いつもの場所と、インターネットに最も近い場所で、通信速度がほぼ同じ場合、例えば、ホームゲートウェイに直接接続した状態でも、そこから離れた自室のPCでも100Mbps前後の速度だったとしたら、家庭内LANには通信速度を下げる問題がないと判断できます。
■いつもの場所(自室など)と、インターネットに最も近い場所で、まずは通信速度を計測してください
家の複数の場所で通信速度を計測するときには、計測する場所以外の条件をすべて統一しましょう。例えば、いつも使う場所の通信速度を計測したら、同じ時間帯に、同じ端末で、インターネットに最も近い場所の速度も計測するのが望ましいです。朝と夜といった時間帯の違いや、計測する機器の違いによっても通信速度は変わる可能性があります。また、速度を計測中に家の中のほかの端末で通信しているのもNGです。複数の条件が変わってしまうと、何が原因で通信速度の違いが生じているのかが分からなくなってしまいます。比較対象以外の条件はできるだけ変えないことを心がけてください。また、すべての条件をそろえて計測しても、少し時間がずれるだけで速度が大きく変わったりする場合もあります。余裕があれば、3~5回程度同じ場所の速度を計測し、実情を正しく把握するようにしてください。
■インターネットに最も近い場所が遅い場合は、ISPの契約内容や設定の確認から
いつもの場所とインターネットに最も近い場所で速度がほぼ変わらず、それでも「遅い」と感じる場合は、 自宅の外、つまり回線やISP(インターネットサービスプロバイダー)側に問題がある と考えていいでしょう。第1回では、実効速度100Mbpsを、おおむね快適に利用できる目安としてしました。インターネットに最も近い場所ですでに100Mbpsを大幅に下回るようであれば、回線やISPの改善を検討した方がいいかもしれません。その前に、現在の契約状況や回線に問題がないか確認してください。
■自宅までの回線やレンタルされた機器に問題がある→書類やウェブで契約内容を見直したうえで、サポートに問い合わせよう
基本中の基本として、現在利用しているISPの契約内容を確認しましょう。すでに何年も使っているなら、自分が記憶しているよりも遅いサービスを契約したままかもしれません。ISPから書面で送られてきている契約情報や、ウェブサイトの会員ページの情報を見てみてください。契約しているプランが遅いプランである場合は、「(2)現在のISPとの契約では現状では満足できる速度が出ない」を参照してください。契約に問題がなかった場合、自宅までの回線(集合住宅なら建物内の配線も含む)や、レンタルしているホームゲートウェイなどの機器に問題がある可能性が考えられます。これらは自分でチェックするのは難しいので、「インターネットが遅い」ことについて、 一度ISPのサポートに相談 してみてください。回線や機器のチェックだけでなく、場合によっては、プラン変更で速度アップできる可能性についても相談できるでしょう。光回線のインターネット接続サービスは進化を続けており、今では個人宅に10Gbpsの回線を引けるサービスもあります(エリアによっては引けない場合もありますが)。集合住宅では自由に回線を切り替えることが難しいですが、最近ではテレワーク対応のためなどで集合住宅に引き込まれる回線がいつのまにかアップグレードさていたり、戸建て用の回線を導入可能になっていたりするケースもあるようです。管理会社に確認してみるといいでしょう。近年ではIPv6接続が普及していて、ほとんどの光回線では、かつて使われていた「PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)」という接続方式に代わり、従来とは異なる通信網を利用して高速な通信が期待できる「IPoE(Internet Protocol over Ethernet)」という接続方式が利用できます。ここではIPv6やIPoEについて詳細な説明は省略しますが、契約している回線でIPv6 IPoE接続(IPoE方式によるIPv6接続)が可能になっていて、まだ利用していなかった場合、切り替えることで、同じ契約のままで従来よりも高速化できる可能性があります。利用可能か確認する方法はISPにより異なりますが、私が利用しているISP「ぷらら」では、ウェブサイトの「マイページ」から、設定の確認と変更が可能です。有効化すると、約1日間の切り替え処理後に利用可能になります。私の家では、IPoEを利用することで通信速度が3割程度上がりました。環境によって効果の大きさには差があると思いますが、一度設定を確認してみてください。ぷららのマイページでは「ホームゲートウェイによるIPoE接続」をオンにすることで、IPv6 IPoE接続が有効になります
■現在のISPとの契約では満足できる速度が出ない→ISPのプラン変更、または乗り換えをしよう
契約内容やケーブルやホームゲートウェイに問題はないけれど遅い、というときには、同じISPのより高速なプランに変更するか、ISPを乗り換えるか、の選択となります。ISPのサポートと相談し、より高速なインターネット環境が手に入れられるようであれば、 プラン変更がおすすめ です。同じISPと契約したままなので手間も費用も抑えられ、レンタルしている機器がそのまま使えるケースもあります。ISPを乗り換える場合、まずはどの回線が選べるかを確認してください。ただし、現在光回線を利用している場合、利用可能なそれより速い回線が存在しないことも多いです。
現在、家庭からインターネットを利用するための回線には、主に、
光回線、
CATV回線、
モバイル(5G)回線、
その他(ADSL、マンションが独自に導入している回線など)、
の4種類が挙げられます。このうち光回線は最も一般的かつ有力で、現在の標準的な光回線で1Gbpsの通信速度、高速なもので10Gbpsが期待できますが、自宅に10Gbpsなどの高速な光回線を導入可能かどうかは、確認が必要です。サービスエリア外である、集合住宅で管理会社や大家の同意が得られない、集合住宅の設備に問題がある、などの理由で導入できないことがあります。ただし、 現在利用しているものと同じ光回線のままでも、ISPを乗り換えることで高速化できる 場合もあります。NTT東西の光回線サービス「フレッツ 光」を利用している場合は、同じくフレッツ 光を利用している(「フレッツ 光コラボ」と呼ばれるISPを含む)OCN、BIGLOBE、ぷらら、@nifty、などの多くのISPから乗り換え先を選べます。自宅から通信事業者(NTT東西)までは同じ光回線でも、各ISPが持つ設備や、ISPからインターネットへの接続点となる「IX(Internet Exchange)」と呼ばれる装置までの回線がISPごとに異なるため、速度の差が生じます。以下の図のようなイメージです。どのISPが高速だと一概には言えませんが、乗り換えを考える場合は、IPv6 IPoEのようなサービスの有無も確認したうえで、総合的に判断するのがいいでしょう。一般的な傾向としては、料金が高額なISPや大手とされるISPの方が、高品質、つまり高速なサービスが期待できるでしょう。大手ISPは多くのユーザーを抱えていますが、それだけ設備投資も行われているはずです。
CATV(ケーブルテレビ)によるインターネット接続サービスは、地域により提供事業者が異なり、事業者によって提供される回線の種類や通信速度も変わります。同軸ケーブルによるサービスの場合は数百Mbpsが限界ですが、光回線であれば1Gbpsや10Gbpsが期待できる場合もあり、高速化のために乗り換える対象として考えられます。
モバイル回線は、NTTドコモなどの携帯電話用の回線を利用するものです。最近では自宅のコンセントに接続するだけで利用可能な「ホームルーター」と呼ばれる機器が登場していて、回線工事を必要としない手軽さが魅力です。通信速度は、従来(4G)だと遅いと言わざるをえません。しかし、5Gの電波が入るエリアでは、1Gbpsを超えるような通信速度で利用可能とする機器も登場しています。ただ、自宅で実際にどの程度電波が入り、期待どおりの速度が出せるかは、使ってみないと分からない面もあって安易におすすめはできません。UQ WiMAXでは「Try WiMAX」という15日間のお試しが可能で、記事執筆時点ではauの4G通信回線とWiMAXを利用したホームルーターを試せます。5Gに対応したホームルーターも試せるようになったら、導入前に試せるサービスとして注目です。
■家庭内LANのどこかが遅い場合は、順番に切り分けていく
インターネットに最も近い場所では高速なのに、いつも使う場所の端末では遅くなるという場合、家庭内LANのどこかに原因があります。さまざまな場所で速度を計測し、問題を切り分けながら解決を図りましょう。
✔Wi-Fiルーターから先が遅い→まず再起動&ファームアップデートし、さらに切り分けよう
Wi-Fiルーターの先に接続した端末が、接続方法(Wi-Fi/有線LAN)に関わらず遅い場合、まずはWi-Fiルーターを疑います。まずは簡単にできる対策として、Wi-Fiルーターの再起動(電源を切って入れ直す)と、ファームウェアのアップデートを試してください。再起動とファームウェアアップデートでも問題が解消せず、やっぱり遅いという場合、次のように速度を計測して、できるだけ問題を切り分けてください。
✔Wi-Fiも有線LANも遅いか?
同じPCをWi-Fi接続した場合と有線LANで接続した場合での、通信速度を比べてみてください。一方が遅ければ、そちらに問題があるのだと切り分けられます。Wi-Fiが遅い場合は、次の「Wi-Fiルーターのすぐ近くでもWi-Fiが遅いか?」や「接続する端末ごとに速度が大きく変わるか?」も確認してください。有線LANだけが遅い場合は、「(4)有線LANが遅い」を参照してください。
✔Wi-Fiルーターのすぐ近くでもWi-Fiが遅いか?
Wi-Fiルーターを設置してある場所のすぐ近くと、壁や天井を隔てた別の部屋や、遠く離れた部屋で通信速度を比べてみてください。すぐ近くでも遅い場合は、Wi-Fiに問題がある可能性が高いです。別の部屋や離れた部屋で遅くなる場合は、遮蔽物や距離が原因となって電波が十分に届かず、遅くなっていると考えられます。どの場所でもWi-Fiが遅い場合は、「(5)Wi-Fiが全体的に遅い」を参照してください。特定の場所で遅くなる場合は、「(6)特定の部屋やWi-Fiルーターから遠い場所で遅い」を見てください。
■接続する端末ごとに速度が大きく変わるか?
複数台のPCやスマートフォン、タブレットがある場合は、それぞれで通信速度を比べてみてください。特定の端末だけが遅い場合は、その端末に何らかの問題がある可能性が高いです。解決方法は「(7)特定のPCやスマートフォンだけが遅い」を見てください。以下では状況別に考えられる問題と解決方法を解説していきますが、利用しているWi-Fiルーターが古い(目安として、3年以上前に発売された製品である)場合は、 新しい製品に買い替えるだけで、けっこうな高確率で複数の問題を一気に解決できる 可能性があります。ぜひ検討してください。買い替えることで一気に問題が解決するのは、不具合が解消されるのと同時に、性能もアップするためです。Wi-Fiの規格の進化については第1回の解説も参考にしてください。一般に、新しい規格に対応したWi-Fiルーターは通信速度だけでなく電波の強度も上がっており、複数の端末との通信を効率化する「MIMO(MU-MIMO)」や、端末がある場所を自動的に判断して電波を最適に届ける「ビームフォーミング」などの機能も搭載しています。
また、Wi-Fiルーターの多くは、ユーザーが細かな設定を変更しなくても自動で最適な設定がされるように作られています。その反面、Wi-Fiルーターの設定を自分で変更しようとすると、かなり複雑で難しいです。こうした理由から、あまり古い機種を細々といじって問題を解決しようとするよりは、思い切って買い替えてみた方が、手っ取り早く問題を解決できる場合が多いです。
■有線LANが遅い→ケーブルを挿し直し、それでもダメなら取り換えよう
有線LANはWi-Fiと比べて考えられる原因の種類が少ないので、先に解説します。Wi-Fiルーター自体に問題はなさそうなのに有線LANの通信速度が遅い場合、まずはケーブルを疑ってみましょう。ただ、いきなりケーブルを買い替える必要はありません。まずは、ケーブルをWi-Fiルーターの有線LANポートから一旦抜いて、あらためて 「カチッ」と音がするまで挿し直して ください。接触不良が改善し、これだけで通信が安定することもあります。それでも改善しなかったら、念のため、別のLANポートに挿し直すことも試してみてください。使用していたポートが故障している可能性もあります。以上で改善しなかったら、ケーブルそのものに問題がある可能性があります。ケーブルの規格が古いほか、コネクタ付近が損傷している、途中の配線で圧迫されたりして損傷し、断線しかかっているなどの可能性が考えられます。分解しても修理は簡単でないので、LANケーブルを買い替えるのが現実的です。このとき、LANケーブルのカテゴリに注意し、第1回で解説したように、現在主流の「CAT6」のケーブルを購入してください。
■Wi-Fiが全体的に遅い→Wi-Fiの設定を見直そう
Wi-Fiルーターのすぐ近くでもWi-Fiによる通信速度が遅い場合、原因はWi-Fiルーターにある可能性が濃厚です。先述のように思い切って買い替えてみるのもおすすめですが、設定を見直して解決を図る場合は、次のことを試してみてください。簡単にできて効果も大きいのが、5GHz帯を利用すること です。現在使われているほとんどのWi-Fiルーターは2.4GHz帯と5GHz帯という2種類の周波数の電波を利用できます。このうち5GHz帯の方が高い最大通信速度で利用でき、周囲にある他の電波を放出する機器(例えば電子レンジなど)による電波の干渉も受けにくいので、5GHz帯に接続するようにしてください。Wi-Fiルーターの設定画面で、2.4GHz帯と5GHz帯それぞれのSSID(アクセスポイントの名称)を設定できるはずです。以下は、私が利用しているWi-Fiルーターの設定画面の例です。2.4GHz帯と5GHz帯の両方を有効にしてSSIDを設定していますが、端末は5GHz側に接続しています。
✔Wi-Fiルーターの設定で2.4GHz、5GHzそれぞれのSSIDを設定し、端末から5GHzのSSIDに接続するようにします
SSIDの設定画面にある、「チャンネル」と「帯域」の設定項目にも注目してください。「チャンネル」とは、大雑把に説明すると、近くで利用されるWi-Fiの電波が干渉しないよう2.4GHz帯と5GHz帯という決められた周波数帯の中で、さらに細分化された周波数帯(これをチャンネルと呼びます)を選択するための設定です。「自動」にしておけば自動的に干渉しにくいチャンネルが選ばれるので、ほかの設定には変更しないようにしましょう。「帯域」は、電波の中のどれだけの範囲(幅)を占有して通信するかという設定で、帯域幅を広く(大きな数値に)設定すると、複数のチャンネルが同時に利用されることがあります。これを設定可能な最大値にしておくことで、高速な通信が可能になります(端末側も対応している必要があります)。通常は変更する必要はありませんが、20MHz、40MHzなどに設定されていて、より大きな数値を設定可能な場合は、変更してみるといいでしょう。
帯域幅による通信速度の影響を調べるため、Windows 10のPCで、帯域幅を変えてみました。「コントロールパネル」の「ネットワークとインターネット」→「ネットワーク接続」にて、Wi-Fiのアダプターを右クリックして「プロパティ」を表示し、一番上のアダプターの下にある「構成」をクリックした「詳細設定」タブで、「チャネル幅」を選択します。すると、以下のように、20MHzという表記以外に「自動」があります。自動になっていると思いますが、これで80MHzの帯域が使えます。
✔Wi-Fiアダプターの設定で「チャネル幅」の設定を変更できます
試しに、この設定を変更して通信速度を測ってみましょう。帯域幅をデフォルトの「自動」にした場合が左、右は20MHzにした場合です。80MHzと20MHzの違いにより、通信速度が大幅に下がりました。帯域幅「自動」の場合。80MHz幅で通信します。帯域幅「20MHz」にすると、「自動」の場合と比べてダウンロードは約1/3、アップロードは約1/4になりました
■特定の部屋やWi-Fiルーターから遠い場所で遅い→設定や配置を見直すか、中継機を導入しよう
家の中の特定の場所でWi-Fiが遅くなる場合は、家のさまざまな場所で速度を計測してみてください。Wi-Fiルーターのすぐ近くと離れた場所、壁を隔てた別の部屋や上下階などです。特定の場所で通信速度が遅くなるのは、その場所の電波が弱くなっているためです。原因は複数考えられますが、主なものは「ほかの機器と電波が干渉している」「距離が遠い」「障害物で電波がさえぎられている」の3つです。電波の干渉は先にも述べたように、Wi-Fiルーターと端末の間に電波を発する機器がある場合です。「電子レンジを使うとWi-Fiが切れる」と言われることがありますが、通信機器でなくても、意外な機器が電波を発することもあります。対策としては、 5GHz帯に接続 するようにしてください。遠い部屋でWi-Fiが遅くなってしまうケースは、Wi-Fiルーターからの距離が原因で電波が弱まり、速度が低下すると考えられます。一般的な家庭(数十m程度の距離)では距離の問題はまず起きないと思いますが、もしも距離の問題が考えられる場合は、置き場を変えてWi-Fiルーターを近づけることで解決する場合もあります。置ける場所やケーブルの引き回し方などに問題がなければ、検討しましょう。障害物の影響は、木造の家だとあまり起こりませんが、鉄筋コンクリートの場合は壁や床・天井を間にはさむことで、かなり電波が弱まります。壁などを隔てないようにWi-Fiルーターの置き方を変えることで、対策が可能です。距離や障害物の問題に対し、Wi-Fiルーターの置き場を変えて効果的な対策ができない場合は、「 Wi-Fi中継機 」と呼ばれる機器を別途導入することで、電波が届く距離を延ばしたり、障害物を回り込んで電波が届くようにしたりできます。中継機でなくWi-Fiルーターをもう1台設置するのでも構いません。この場合、中継器との接続は、無線でも可能ですが、安定した速度を確保するには、有線のLANケーブルで接続することをお勧めします。
TP-LinkのWi-Fi中継機「RE605X」。コンセントに挿すだけで利用でき、電波を中継します
参考までに、私の家は3階建ての一戸建てで、2階のリビングルームにホームゲートウェイとWi-Fiルーターがあります。1階と3階には有線LANケーブルを引いていて、1階にある仕事部屋では有線LAN接続でPCを使っています。3階には寝室があり、Wi-Fiが高速に使えるよう、3階用のWi-Fiルーターを設置しています。
■特定のPCやスマートフォンだけが遅い→設定などを確認するか、思い切って買い替えよう
Wi-Fiが遅いなと思っていたら、実はスピードテストをするPCやスマートフォンが遅いことが原因だった、ということもあり得ます。そもそも 古い機種だと新しいWi-Fiの仕様や機能に対応できておらず 高速通信ができなかったり、メモリやストレージが足りていないと処理能力が不足して遅くなったりします。また、多くのアプリケーションを動かしすぎている場合などにも遅くなることがあります。処理能力が不足している場合は、インターネット以外のアプリケーションも遅いと感じるはずです。そのような場合は、新しい機種に買い替えることをおすすめします。処理能力以外の原因もあります。PCで多くのアプリを動かしすぎている場合、それらによってインターネットの処理が十分に行えず、遅くなってしまう場合があります。また、セキュリティソフトの機能が原因で、ページの表示に時間がかかることもあります。ウェブブラウザ―が原因となることもあります。現在使っている人はほとんどいないでしょうが、Internet Explorerを使った場合のウェブページの表示速度は、Google Chromeなどの高速ブラウザーよりも遅くなり、スピードテストの結果も変わります。また、利用しているアドオン(追加機能)が原因で遅くなる可能性もあります。
■ほかにもさまざまな問題が原因となりうる
家庭内LANで遅くなることが多い箇所と、考えられる主な原因および対策は、以上のとおりです。原因を的確に切り分けるには、有線LANを利用できるPCが複数台あるとさまざまな比較がやりやすく、便利です。ここまでに挙げた以外にも、通信が遅くなる原因はいくつも考えられます。例えば、接続しようとしていたウェブサイトなどのサーバーに問題がある場合、PCがウイルスに感染している場合、ISPの設備に一時的な障害が起きている場合などです。特殊なケースを考えていけばきりがないのですが、速度を計測していてこれまで上げた中でも原因を推測しにくいデータになった場合は、少し時間を置いて計測し直したり、計測する端末を変えたりしてみてください。切り分けをすすめていけば、原因がきっとつかめるでしょう。
■現状に不満がなくても、もっと速くできる可能性も!?
最後に、お恥ずかしい話でもありますが、この記事の執筆中に1つ発見したことを紹介します。第1回でも書いたとおり、私の自宅では1Gbpsの光回線を契約していて、実効速度は約90Mbpsでした。これは、仕事部屋の有線LAN接続したPCで計測した速度です。しかし、記事を書きながらさまざまな方法でスピードテストをしていると、同じ部屋で同じPCをWi-Fi接続したときには、200Mbps以上の速度が出ることに気付きました。有線LANがWi-Fiの半分の速度になるのが普通だとは考えにくく、何らかの問題がある可能性があります。調べていくと、2階では有線LANに接続して200Mbps以上の速度が出ますが、仕事部屋のある1階では90Mbps程度になり、どうやら2階と1階の間のLANケーブルに問題があるようだと分かりました。自宅は新築で購入しましたが、もともと問題があったのかもしれません。建設会社に依頼してケーブルを交換してもらったところ、仕事部屋の有線LANでも200Mbps以上の速度が出るようになったのです。よかったです。100Mbpsでも全く不満を感じていませんでしたが、より快適になった気がします。現状の回線速度にそれほど不満がない場合でも、一度スピードテストをしてみると、発見があるかもしれません。
☺左門 至峰
さもん しほう。ネットワークおよびセキュリティの専門家。株式会社エスエスコンサルティング代表。セミナーや研修講師、執筆活動を行う。著書にネットワークスペシャリスト試験の「ネスペ」シリーズ(技術評論社)、「FortiGateで始める 企業ネットワークセキュリティ」(日経BP社)のほか、雑誌「日経NETWORK」やウェブサイト「@IT」などにも寄稿。近著に「ストーリーで学ぶ ネットワークの基本」(インプレス)がある。

INTERNET Watch 
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1540024.html









自宅までの回線やレンタルされた機器に問題がある→書類やウェブで契約内容を見直したうえで、サポートに問い合わせよう
現在のISPとの契約では満足できる速度が出ない→ISPのプラン変更、または乗り換えをしよう
家庭内LANのどこかが遅い場合は、順番に切り分けていく
Wi-Fiルーターから先が遅い→まず再起動&ファームアップデートし、さらに切り分けよう
有線LANが遅い→ケーブルを挿し直し、それでもダメなら取り換えよう
Wi-Fiが全体的に遅い→Wi-Fiの設定を見直そう
特定の部屋やWi-Fiルーターから遠い場所で遅い→設定や配置を見直すか、中継機を導入しよう
特定のPCやスマートフォンだけが遅い→設定などを確認するか、思い切って買い替えよう











自宅のWi-Fiを速くする6つのワザ – こんなことで通信速度が速くなるの?
(文=すずきあきら)
スキル・ビジネス
#Wi-Fi#ネット回線#Wi-Fiルーター#インターネット#光回線
2023/07/21 17:00
高速5G通信の普及で、スマホのデータ通信速度はWi-Fiか、それ以上に速くなってきたが、それでも自宅では、データ量や速度制限を気にすることなく安定した接続ができる「Wi-Fi」を導入している人も多いだろう。だが、高速な光回線を契約しているはずなのに、イマイチWi-Fiが遅いと感じることはないだろうか? そんなときは、お金をかけなくてもWi-Fiの設定を見直したり、Wi-Fiルーターの環境に少し手を加えてみよう。それだけでWi-Fiをもっと速くできるかもしれないぞ! 
■お金をかけなくてもWi-Fiの速度って速くなるの?
アナタの自宅にWi-Fi環境はあるだろうか? コロナ禍の影響でテレワークを余儀なくされ、自宅に固定回線(光回線)を引いてWi-Fi環境を構築した人も少なくないはず。そこで問題になってくるのがWi-Fiの速度だ。ネットゲームやVOD(動画配信サービス)を楽しむのはもちろん、Zoom(ズーム)やGoogle Meet(グーグルミート)などを使ってオンライン会議するとき速度が遅いと、イライラしてしまうだろう。もちろん、Wi-Fiの電波を発するWi-Fiルーターを買い替えたりする方法もあるが、実はお金をかけなくても、Wi-Fiの設定やWi-Fiルーターの環境を変えるだけで、速度をアップする方法もあるのだ。
✔できるだけルーターの近くで作業する
Wi-Fiの電波は、電波を発するWi-Fiルーターから離れれば離れるほど弱くなってしまう特性がある。たとえば、3LDKなどのマンション場合、リビングにWi-Fiルーターを置いているが、自分の部屋がリビングから離れた玄関側にある場合は、どうしてもコンクリートの壁に遮られて、Wi-Fiの速度が遅くなってしまう。また、一軒家の1階にWi-Fiルーターがある場合も、2階の部屋ではWi-Fi電波が減退して速度が遅くなる傾向にある。もし、Wi-Fiの速度が遅いと感じているなら、まず最初にすべきことはWi-Fiルーターを近くに置く、あるいはWi-Fiルーターの近くに行って接続することである。Wi-Fiルーターを自分の部屋に移動させる。あるいは、Wi-Fiルーターのある部屋にスマホやパソコンを持って行くことで、Wi-Fiの速度は改善される
✔Wi-Fiルーターを見通しのよい場所に移動させてみる
アナタはWi-Fiルーターを自宅のどこに設置しているだろうか? もし、Wi-Fiルーターが部屋の隅の床などに置かれている場合は、Wi-Fiルーターの置き場所を変更してみよう。Wi-Fiの電波はコンクリートや金属の壁などに隠れていると、電波が広く飛ばなくなってしまう。もっともいいのは天井や壁の高い位置に設置することだが、それが無理なら、せめてテレビ台の上などに移動させてみよう。自分の目に見える場所にWi-Fiルーターを置くことで、電波がよく届き、速度が改善されることもあるのだ。なお、Wi-Fi電波の2.4GHz帯は、電子レンジやBluetoothなどと同じ周波数帯なので、電波干渉が発生しやすい。Wi-Fiルーターは、できるだけこのような機器から離れた場所に設置するようにしよう。
Wi-Fiルーターを置き場所の注意点
【1】床から1〜2m以上の場所に置く
【2】電子レンジやBluetooth製品から離す
【3】金属やコンクリートの壁から離す
【4】できるだけ家の中心に置く
Wi-Fiルーターは部屋の隅や床ではなく、できるだけ部屋の中心部で棚や机などの上に置いたほうがよい
✔Wi-FiのSSIDを「G」から「A」に変更する
Wi-Fiにはさまざまな規格(周波数帯)が利用されているのは何となくご存じだろう。ザックリ言うと、11b(11Mbps)・11g(54Mbps)・11n(300Mbps)といった古い規格では2.4GHz帯が使用されているが、11a(54Mbps)/11n(300Mbps)/11ac(6.9Gbps)といった新しい規格では5GHz帯が使用されているのだ。そのため、Wi-Fiの電波を「2.4GHz帯(G)」に接続するか、「5GHz帯(A)」に接続するかで、速度は大きく変わってくる。2.4GHz(G)帯は障害物に強く、5GHz帯(A)は障害物に弱いなど電波特性が異なるので、必ずしも「2.4GHz=遅い」「5GHz帯=速い」わけではないが、基本的に2.4GHz帯(G)から5GHz(A)帯に接続先(SSID)を変更するだけで、Wi-Fiが速くなる可能性が高い。2.4GHz帯と5GHz帯の違いについては、こちらで詳しく解説している。
■Wi-Fiの「2.4GHz」と「5GHz」ってどちらに接続すべきなの?
https://otona-life.com/2023/08/04/102808/
スマホでWi-Fiに接続するとき、電波が「〇〇-A」と「〇〇-G」の2つが表示されていることがある。実はこれ、Wi-Fiの「2.4GHz」か「5GHz」のどちらの周波数帯に接続するかということなのだが、そもそも「2.4GHz」か「5GHz」って何なのだろうか? そこで...
ちなみに、ここ数年で発売された11nや11ac対応のWi-Fiルーターであれば、同時に2.4GHz帯(G)と5GHz帯(A)の2つの電波(SSID)を発しているので、どちらに接続されているかチェックしてみよう。
こちらが、Wi-Fiルーターの裏面にある電波(SSID)の種類。もし、このように「G」と「A」の2つの表記があるなら、どちらに接続するかで速度が変わってくる
こちらはスマホのWi-Fi接続設定画面。Wi-Fiの接続が「G」になっているなら、「A」の方に接続し直してみよう。きっと速度が今より速くなるはずだ
✔Wi-Fiの無線チャンネルを変更してみる
都会ではマンションに住む人が多いと思うが、どの家にもWi-Fiルーターが設置されているため、Wi-Fi電波の無線チャンネルが干渉して速度が遅くなることがある。あまり知られていないが、Wi-Fiの電波には複数の無線チャンネルが利用できるようになっている。とくに、2.4GHz帯はチャンネル数が13あるものの、隣り合った電波が重複しているため、独立して使えるのは実質3チャンネルしかない。そのため、Wi-Fiを2.4GHzで接続していると、隣の部屋と同じかその周辺のチャンネルを使っている場合には電波干渉が起き、速度がガクンと下がることがあるのだ。そんなときは、Wi-Fiルーターの説明書などを確認して設定画面を開き、無線チャンネルを変更してみよう。もし、現在「1」になっているなら、「5」や「13」などの離れたチャンネルを変更することで解決できる場合がある。なお、5GHz帯のほうは独立した19チャンネルを利用できるため、隣の部屋と同じチャンネルを使う確率は低く、電波干渉が起きにくいと言われている。
バッファローの設定画面。2.4GHzで接続している場合は「無線チャンネル」を確認してみよう。写真では現在のチャンネルが「5」なので、「1」や「13」に変更すればいい
✔同時に複数のデバイスでWi-Fiに接続しない!
スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機、テレビ、レコーダーなど、1台のWi-Fiルーターに家中のWi-Fi対応デバイスを接続している人も多いだろう。もちろん、Wi-Fiルーターは機種によって10〜30台ものデバイスが同時に接続できるようになっている。しかし、複数のデバイスが同時に大量にデータのやり取りを行っていれば、どうしても速度は遅くなってしまうのだ。もし、仕事で重要なネット会議などを行うのなら、使っていないデバイスのWi-Fiをオフにしたり、家族がストリーミング動画などを再生しないようにお願いしてみるといいだろう。スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機、テレビなど、現在ではあらゆるものがWi-Fiに接続されている。当然、同時に複数のデバイスがWi-Fiに接続すると速度が遅くなる

【6】パブリックDNSサーバーを使ってみる

多くの人はネット回線を契約したISP(インターネット・サービス・プロバイダ)のDNS(ドメイン・ネーム・システム)を利用しているだろう。

しかし、ISPの「DNSサーバー」の処理が遅いとWebサイトなどの表示も遅くなり、Wi-Fiが遅いと感じるのだ。そんなときは、「パブリックDNSサーバー」という誰でも利用できるオープンなDNSサーバーに接続してみよう。

「パブリックDNS」はいろいろあるが、代表的なものに「Google Public DNS」がある。設定するIPアドレスは、「8.8.8.8」と「8.8.4.4」になっており覚えやすい。

たとえば、iPhoneの場合はWi-Fi設定を開き、接続しているSSIDで「DNSを構成」を開き、接続先をパブリックDNSサーバーの「Google Public DNS」に変更してみよう。これで速度が改善される場合がある。


iPhoneでパブリックDNSサーバー(今回はGoogle Public DNS)に接続するときは、まず「設定」からWi-Fiの(i)をタップして「DNSを構成」を選択(左写真)。「手動」に切り替え「サーバを追加」から「8.8.8.8」と「8.8.4.4」と入力したら、「保存」をタップすればよい

まとめ

いかがだろうか? Wi-Fiが遅くなる原因はいろいろ考えられるので、今回紹介した6つの方法を試してみてもらいたい。なお、多少お金をかけてもいいからWi-Fiを高速にしたいなら、Wi-Fiルーターを高速な最新規格対応機種に買い替えてみよう。

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iPhoneからWi-Fiのパスワード簡単に調べる方法 – 長押しするだけ!

https://otona-life.com/2023/07/11/170395/

自宅や会社でスマホやタブレット、パソコンなどをWi-Fiに接続している人は多いと思います。でも、新しいデバイスを購入したり、新入社員にWi-Fiのパスワードを尋ねられたとき、すぐに答えられなくて困ってしまうことがありませんか? そのようなときは、すでにWi-Fiに接続...

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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[通信][WiFi] Wi-Fiメモ〜ストリーム数
Wi-Fiルーターの「ストリーム数」とは何のこと?
正田 拓也
2023年7月19日 06:00
Wi-Fiルーターのスペック情報やパッケージに、最大通信速度のほかに「ストリーム数」と書かれていることがあります。このストリーム数とは、どういう意味なのでしょう? 製品を選ぶときには「ストリーム数」が多いものを買っておけばいいのでしょうか?
■ストリーム数は簡単に言えば「通信経路の本数」
ショップでWi-Fiルーターを見ていると、パッケージに、通信速度に加えて「8ストリーム」「12ストリーム」といった文字が大きく記されていることがあります。メーカーによっては「アンテナ数」と呼ばれることもありますが、これは同じ意味で、Wi-FiルーターがスマートフォンやPCなどの子機と通信する経路の本数のことを指しています。現在のWi-FiルーターやPC、スマートフォンは「MIMO」(マイモ:Multi Input Multi Output)という機能を持ち、複数のアンテナを使って同時に通信することで、高速にデータをやりとりできます。このMIMOで使える通信経路の数が「ストリーム数」または「アンテナ数」です。ごく簡単に説明すると、「おはよう」というメッセージを送受信するとき、1ストリームでは1つの通信経路で「おはよう」という4文字をやり取りしますが、2ストリームあると「おは」「よう」と2つの経路で別々にやり取りできるので、2文字分の時間で4文字をやり取りできます。つまり、通信速度が倍になるわけです。現在主流のWi-Fi 6対応の機器は、複数のスマートフォンやPCを接続しても同時にMIMO通信できる「MU-MIMO(Multi User MIMO)に対応していて、複数の機器を接続した状態で高速通信が可能です。家族がそれぞれネットを利用している場合はもちろん、一人暮らしでも、スマートフォンやPCなど複数の機器を同時に利用するときには、MU-MIMOかつストリーム数の多いWi-Fiルーターを使う方が、より快適に通信できることが期待できます。
ストリーム数は、「4ストリーム」のように1つの数字で書かれる場合と、「4×4ストリーム」のように、2つの数字で書かれる場合があります。後者は一般に、送信用と受信用のそれぞれのストリーム数を表しており、「4×4」だから16ストリームというわけではなく、これも4ストリームを意味します。ちなみに、Wi-Fiルーターにはアンテナが外付の製品もあればアンテナを内蔵した製品もあり、ストリーム数/アンテナ数は、外見上のアンテナの本数と必ずしも一致するわけではありません。
■「チャンネル幅」は1ストリームの幅の広さ
ストリーム数と関係が深く、通信速度に影響する情報に「チャンネル幅」があります。これは「帯域幅」と呼ばれることもあり、1ストリームあたりの通信帯域の広さを表します。この数値が大きいほど幅が広く、同じ時間に多くのデータを送受信できるます。現在、Wi-Fi 6対応のエントリークラスの製品では、「80MHz」のチャンネル幅が利用できますが、上位機ではその倍となる「160MHz」のチャンネル幅に対応しています。チャンネル幅が広いほど高速な通信ができ、160MHz幅対応の製品では、接続相手も160MHz幅対応であればストリーム数が半分でも規格上は80MHz幅の製品と同等の通信速度が出せると考えていいでしょう。
■使っているスマホやPCの仕様を詳しく知れば、最適なWi-Fiルーターを選べる
以上のように、ストリーム数についての考え方は「基本的には多い方が高性能だと言えるが、チャンネル幅も考慮する必要がある」となります。一例として、どちらもWi-Fi 6に対応し、5GHz帯の最大通信速度が約2400Mbpsであるバッファローの「WSR-3200AX4S」とNECプラットフォームズの「Aterm WX3000HP2」の、2つの製品を比べてみましょう。すると、前者は4ストリームで80MHz幅、後者は2ストリームで160MHz幅です。ストリーム数やチャンネル幅は、Wi-Fiルーターと、接続するスマートフォンやPCの両方が対応していないと性能を十分に発揮できません。そのため、160MHz幅に対応したPCを接続する場合は、Aterm WX3000HP2の方が適していると言えるでしょう。一方で、80MHz幅までのiPhone 14などを複数台接続するなら、WSR-3200AX4Sの方がいいでしょう。
インターネットを利用するときの通信速度に影響する要素は、自宅までの回線の最大速度や混雑具合など多くのものがあり、一般に、ストリーム数やチャンネル幅の通信速度への影響は、そこまで大きいわけではありません。しかし、その意味を知っていれば、似たスペックの製品からどれを選ぼうかという場合などに、適切な選択ができるでしょう。なお、Wi-Fiルーターのストリーム数やチャンネル幅は比較的分かりやすく記載されていますが、スマートフォンやPCの場合、ストリーム数やチャンネル数といった詳細なWi-Fiの仕様の情報は見つけにくい場合もあります。しかし、製品選びで気になったときには、詳しく調べてみるといいでしょう。
一人暮らしをするにあたって、ネット環境をどうしたらいいのかよく分からない……。そんな人のために、初めての回線選びの考え方やWi-Fi設定の基礎など、一人暮らしのためのネット知識を、Q&A形式で紹介します。バックナンバーはこちら

Internet Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/wifi_qanda2/1516815.html
















これがNG!自宅のWi-Fi速度を落とす4つの障害
6/13(月) 20:11
自宅のWi-Fiの接続が悪くなることはありませんか?実は、家の中にはWi-Fiの速度を落とす障害物がたくさんあります。原因と対策を見ていきましょう。
■Wi-Fiと空間の関連性について
まずは、Wi-Fiについて知る必要があります。簡単に言えば、Wi-Fi自体がインターネットなわけではありません。壁や棚を通り抜けて、インターネットに接続できるようにする電波です。しかし、Wi-Fiは、物理的な障害を通り抜けることで、電波の強さは弱まります。
影響の大きさは、障害物によってさまざま。これが、広告でうたっているような接続速度が出るか、ひどく遅い信号になるかの違いです。
1. 家自体が妨害しているかもしれない
Wi-Fiの速度が遅い場合、家自体が妨害している可能性もあります。コンクリートの壁や床、鋼のスタッズ、その他重い物をWi-Fiの信号が通らなければならない場合、最大限のパフォーマンスを発揮するのは難しくなります。Wi-Fiと金属の組み合わせは特に良くありません。壁や床に何かしらの金属が入っている場合は、Wi-Fiの信号を妨害したり、弱めたりしているかもしれません。
一方、木造や乾式壁であれば、Wi-Fiには特に影響はないので、家中にWi-Fiの信号がきちんと届くはずです。別の部屋やクローゼットの中にルーターが置いてあっても、Wi-Fiの速度が十分な場合は、壁や床などの材質がWi-Fiの通り抜けやすいものである可能性が高いです。当然ながら、インターネットの接続速度を最大にするために家を建てる人はいません。だからこそ、ルーターの置き場所が重要なのです。ルーターとデバイスの間に障害物が少なければ、それだけWi-Fiの速度は上がります。
2. 電化製品もWi-Fiに良くない影響が
ほとんどの電化製品は、Wi-Fiと一緒に使っても問題ありませんが(Wi-Fiに接続するものも電化製品なわけで)、Wi-Fiの天敵となるものもあります。
冷蔵庫、食器洗い機、オーブンなど、台所にある電化製品は、大きく、金属の箱状で、Wi-Fiの信号を通しにくいです。電子レンジについては、金属の箱であるのは言うまでもなく、Wi-Fiに干渉する電波も出しています。他の電化製品でWi-Fiに影響を与えるものとしては、洗濯機やドライヤーなどがあり、家の様々な場所にある可能性があります(台所のことも!)。このような電化製品のある部屋を通って、Wi-Fiに接続しようとしているなら、妨害されている恐れがあります。
3. 自宅に薄い金属の障害物はあるか
Wi-Fiを妨害しているとは思われていない、意外な2大障害物が、テレビと鏡です。薄型のテレビは、実際は薄い金属の板なので、周囲の物からWi-Fiの信号を遮断します。ゲーム機やスマートデバイスを使って、テレビからインターネットに接続しようとすると、問題になることがあるとわかるでしょう。
鏡もWi-Fiには良くありません。鏡も金属なので、Wi-Fiの信号を弱めることがあります。私は、テレビの隣に鏡を置いているので、置き場所を考え直したほうがいいかもしれません。
4. 古い技術のせいかもしれない
これは可能性が低いと思いますが、当てはまる人がいるかもしれません。現代の技術は、Wi-Fiの信号を邪魔しないように設計されていますが、昔の技術はそこまで考えられていません。特に、古いBluetoothデバイスは、Wi-Fiに干渉することがあり、Wi-Fi信号を不安定にしている可能性があります。古いBluetoothデバイスをリビングで使っている人は、移動させたほうがいいかもしれません。
■自宅のWi-Fiを妨害しないようにするには
今回の記事で何はさておき覚えておいて欲しいのは、ルーターはオープンな場所に置くということです。自宅のあらゆるものが、Wi-Fiの信号を著しく弱める可能性がありますが、まずやるべきことはルーターとデバイス間の障害物をできるだけ減らすことです。そこで一番の方法は、ルーターをオープンな場所に置くことです。誰もが同じ状況ではありません。ルーターを居間のテーブルの上に置くことができる人もいれば、インターネット回線の近くに置かなければならない人もいるでしょう。ルーターの置き場所が選べる人は、この原則を踏まえてインターネット環境を設定してみてください。
バッファロー WiFi 無線LAN 中継機【iPhone13/12/11 / Nintendo Switch メーカー動作確認済み】Wi-Fi5 433+300Mbps コンセント直挿しモデル 簡易パッケージ 日本メーカー WEX-733DHP2/N
最終更新: 6/13(月) 20:11
(C) Mediagene Inc.

Yahoo! Japan 
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcdf904d70f75b8a4222e794460c37e0d4055185











('-')
詰まるところは他の電波含めた障害物だろう。
そもそものそのネットの電波状況が悪い場合は、良いポイント探ってそこに受信端末設置するか、他のに変えるしか無いかな。弱いブルートゥース受信機とか、自分の指などが邪魔している事もある。下に箱とか敷いて上から通りやすくしたら絶賛スムーズ・・・人体は最悪レベルの『壁』に成り得ると思う。自分や家族の体で塞がない配置も大事に思える。最初「失敗したかな?」と思ったネット端末の電波状況が、使っているうちに改善していく事も有った。もちろん常に基地局など増強しているのだろうが、データ収集もされているかも知れないな。
('-')
購入して1ヶ月もしない内に電子レンジが作動しなく成り、メーカーから新品交換して頂いたのに、交換後また直ぐ壊れて、メーカーから派遣された修理業者さんが来て視て頂いたのですが、私は、てっきりリコール製品かと思ったら、修理業者さんが言うには、
『まだ立証されて無いのですが、携帯やスマホやパソコンの電波の周波数が、家電の周波数とバーストして壊れる可能性があるので、それかも知れません。』
と言われました。Wi-Fiの周波数が、家電の周波数と合わないからだったのでしょうか?電子レンジの連続で壊れたのは、2年前の話しですが、テレビや録画機能も、何度も壊れて、買い替えが大変な思いをしました。これも そうだったのでしょうか?
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私の場合、コンベンションオーブンが買って半年後位でタイマーが壊れ修理後数か月で再度タイマーが壊れました。これが全3回同じタイマー修理をしました。4回目で新しい型に替えてもらいましたが、結局こちらも壊れメーカーをかえて数年経ちますが、健在です。今迄メーカー側が原因と思っていましたが、ルーターが原因はあり得るかもしれませんね。(修理の依頼した時、一切そんな話はありませんでした)
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電子レンジもWiFiやBluetoothと同じ2.4GHz帯(マイクロ波)を使用しているのは事実です。そのため電子レンジは全周を鉄板で囲って出来るだけマイクロ波が漏れ出ないようにシールドしていますが、なにぶん出力が桁違いなためわずかに漏れ出すことは避けられずWiFiなどに障害を起こす事はあります。ですがその逆は聞いたことがありません。
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Wi-Fiの電波で電子レンジ等が壊れたと仮定すると
人体に過大な影響が出ると思われます。
まず、現状の出力では有り得ない。多分、家庭の電圧不足だと思います。コンセント刺せば電化製品は動くものだと思っているから。過給は、ほぼ無いので電圧確認した方が良いと。
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栃木県の老舗旅館、奥塩原元湯温泉 大出館では電化製品が壊れまくる悲劇に見舞われている。 この温泉は硫黄や鉄分の含有量が極めて高く、空気中の硫黄成分が電化製品を腐食させてしまうのだという。 
関係ないかもしれませんが、電化製品の故障にはこんな原因もあるみたいですよ。
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多分電源だと思いますよ定格電圧のハイピークを超える電圧を与えると内部のコンデンサなどが飛ぶ事があるので。
戸建てにお住まいなら一度電気工事資格を持っている電気屋さんなどに相談することをお勧めします。
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逆なら可能性としてはありえなくはないけど…電子レンジからマイクロ波が漏れて家電製品に影響が出る。でも、リコール騒ぎになるからね…
携帯などのモバイル通信、Bluetooth、Wi-Fiなどの無線通信如きで電子レンジが壊れるわけないでしょ!多くてもLEDが一つ光る程度エネルギーしか無いわ。
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国内のWi-Fiの出力はmWオーダーです。無線の世界で5Wなどと言ったら、かなりの高出力になります。
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本気で言っていたら頭おかしいひとだと思われますよ。電子レンジの出力は1300W ルーターの出力はわずか5Wで 1/250の出力しかありません。
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そもそも未だに2.4GHz帯を使ってるなんて…。
余程古臭い機器でもなければ5GHzの方が安定する。マンションなら特に近隣と干渉も少なくなるし。
2.4 で使わなければならない機器用のSSIDと、スマホを始めとした5GHz大丈夫で使う様のSSIDは分けて使うのが良い。また、記事にもある古いBluetooth規格のものは、早めに処分しましょう。あれは害悪でしかない。バッテリーも食うし電波妨害するし。あと、有線が使える環境なら、なるべく有線にした方が良い。テレビやオーディオなど。滅多にネットワークを使わないなら、基本的にWiFi設定はOFFにしておく。また、有線にする機器が増えれば電波を使う機器が減る、つまり安定度が増すということ。これだけでも、かなり変わる。
('-')
マンションなら5Ghzだけでもなんとかなるかもしれないけど、一軒家とか壁が挟まる環境だと未だに2.4Ghzの方が有効な場合も多いよ。
2.4GHzしか使えない機器も未だにあるし。
あと5GHzでも都心部のマンションだと30個ぐらいSSIDが表示されるような状態で、余裕でチャンネルかぶるしそこまで安定しないよ。
ただ有線を使った方がいいのは概ね同意。
('-')
Intelのレポートによると、じつはUSB3.0ケーブルは2.4GHz帯のWifiやBluetooth信号に干渉するノイズを盛大にばらまいているらしい
USB接続のストレージ等を常用するならWifiは5G帯を使うよう設定したほうが良い
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Yahoo! Japan 
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcdf904d70f75b8a4222e794460c37e0d4055185











スッキリ分かるWi-Fiルーター(ASUS編)
第4回
Wi-Fiルーターにスマホをつなぐ方法は? QRコードならもっと手軽に!
村上 俊一
2019年4月25日 06:00
ASUSのWi-Fiルーター「RT-AC67U」を使って、設定したSSIDに接続する。スマホで手軽なのはQRコードを活用する手法だ
本連載では、ASUSのWi-Fiルーター「RT-AC67U」を使って、Wi-Fiルーターの活用方法を解説している。前回は、スマホを使ってWi-Fiルーターを自宅インターネット回線に接続してみた。今回はネットに繋がったWi-FiルーターにスマホからWi-Fiで繋げてみよう。
■スマホでのベーシックなWi-Fi接続手順を確認しよう
見慣れているかも知れないが、前回も紹介したスマホをWi-Fiルーターに接続する最もベーシックな手順を、ここでちょっと見直してみよう。
スマホからWi-Fiルーターへの接続は、SSIDを見つけて接続するのが基本だ。SSIDはWi-Fiルーターの名前のようなモノで、常に自分のSSIDを電波で周囲に発信して接続できるようにしている。前回は、工場出荷時に設定されている仮の初期SSIDに接続し、SSID名をオリジナルのネーミングに変更した。
▽[設定]の[Wi-Fi]を表示。Wi-Fiがオンになっていない場合には、まずオンにしてから、接続したいSSIDをタップ
このオリジナルのSSID名は、電波が届けば誰でも見ることができてしまうので、個人が特定できる名前は付けないように注意したい。
▽スマホでWi-Fiに接続するには、iOSは[設定]にある[Wi-Fi]を選ぶ。Androidでも同様だが、端末によっては[Wi-Fi]の項目が[無線とネットワーク]や[接続]に含まれていることもある。これらを表示させると周囲のSSIDがリストアップされるので、自分が設定したSSIDを選んで繋げる。
このとき、2.4GHz帯と5GHz帯で別々のSSIDが表示されることがあるが、これを判別できるようにネーミングしておくと、接続する周波数帯を用途に応じて変えられるので便利だ。
なお、以下はの流れはiOSの例だが、Androidもほぼ同じ手順だ。
▽暗号化キーの入力が促されるので、記入して[接続]をタップする
▽Wi-Fiに接続された
▽「ASUS Router」からQRコードを表示させてWi-Fi接続
▽RT-AC67UにWi-Fiで接続した状態で、設定アプリ「ASUS Router」の[各種機能]タブにある[ワイヤレス設定]をタップ
スマホをRT-AC67Uに接続したら、前回も使用した設定アプリ「ASUS Router」を起動して欲しい。つまり手順としては、前回ネット回線を繋げる設定をしたスマホが繋がっているはずなので、ここから家族や友人のスマホを自宅Wi-Fiへ接続する作業をしていく流れになる。スマホをWi-Fi接続するときにQRコードを活用すると、スキャン一発で済むのでオススメだ。
なので、まずは「ASUS Router」でQRコードを表示させよう。
▽再度[ワイヤレス設定]をタップ
▽「5GHzネットワーク」の共有アイコンをタップ
▽QRコードが表示される。これを自宅Wi-Fiに接続したいほかのスマホのカメラでスキャンする
▽QRコードが表示された状態で右上の共有アイコンをタップすると、メールなどでテキストとして送信できる。パソコン向けに活用しよう
iOS標準のカメラアプリで先ほどのQRコード画面を表示すると、上部にWi-Fi接続のダイアログが表示される。これをタップすると、Wi-Fiへ接続できる
QRコードは、iOS 11以降のiPhoneやiPadであれば、標準のカメラアプリを使ってスキャンできる。
Androidスマホでは、QRコードリーダーアプリでWi-Fi接続に対応しているものを使えばいい。例えば以下のアプリが対応している。
公式QRコードリーダー“Q”(Google Play)
▽「公式QRコードリーダー“Q”」で先ほどのQRコード画面を表示させると、接続の確認画面が表示されるでの[OK]をタップする
▽Wi-Fiに接続される
なお、QRコードを使ったWi-Fi接続の方法については、以下の連載でも、その原理も含めて詳しく扱っているので、参照してみて欲しい。なおQRコードリーダーアプリの「Q」は、リンク先記事執筆時点ではWi-Fi接続に対応していなかったが、アップデートで対応済み。QRコード作成とスキャンしての接続の両方が可能だ。
■Wi-Fiとスマホ間のリンク速度を確認
Androidでは、[設定]から接続中のSSIDをタップすれば、リンク速度が表示される。ムムッ! 新しめモデルだが廉価機なので1ストリームのようだ
Wi-Fiに接続したら、正常に繋がったのかリンク速度を確認しておくといい。Androidでは[設定]から接続しているSSIDをタップすれば、リンク速度が表示される。iOSには標準で速度を表示する機能がないので、以下のアプリを活用するといい。
Wi-Fi SweetSpots(App Store)
iOSでWi-Fi SweetSpotsで計測。500Mbps超えているので2ストリームで接続されていることがわかる
リンク速度ではないが、「ASUS Router」のホーム画面では、ルーターのデータ転送状況をリアルタイムで確認できる
RT-AC67Uは、11acの3ストリーム(3本のアンテナをフル活用した場合だ)で最大1300Mbpsのデータ速度ができるのだが、多くのスマホで2ストリーム止まりなので、そのあたりの速度が出ていれば問題ない。
1ストリーム(1×1)=最大433Mbps(390Mbps)
2ストリーム(2×2)=最大866Mbps(780Mbps)
3ストリーム(3×3)=最大1300Mbps(1170Mbps)
※カッコ内は、ガードインターバルの設定によって表示される数値
またこの数値は、Wi-FiでスマホとWi-Fiルーター間が接続された状態での理論上の最大値であって、実際のデータ転送速度は、これよりも遅くなる。Wi-Fi SweetSpotsでは、実測値を表示しているようなので、この最大値が表示されなくても悲しむ必要はない。また、いわゆるスピードテストアプリでの計測値は、このWi-Fiリンク速度とは異なるサーバー間との転送の計測値となるので、また別のものとして考えなくてはならない。
■パソコンでのWi-Fi接続手順
Windows 10のWi-Fi接続
Wi-Fiにパソコンを接続する手順も、特に難しい部分はないのだが、QRコードを活用することができないので、地味にSSIDを選択し暗号化キーを入力する手順になる。Windows 10であればデスクトップ右下にあるタスクトレイにあるネットワークアイコンから、macOSであればメニューバー右側にあるWi-Fiアイコンを選択すると、SSIDがリスト表示されるので、接続したいSSIDを選択すればいい。あとは、暗号化キーを入力すれば接続できる。
macOS MojaveでのWi-Fi接続
パソコンでは、「ASUS Router」からメールやオンラインメモ経由で暗号化キーを受け取って、コピペして入力するのが手軽でオススメだ。暗号化キーのキーフレーズは、覚えにくいランダムな文字列でなるべく長く設定する(半角英数字記号で8文字以上63文字以内)のが鉄則になる。
IoT機器では、接続時に打ち込むのが面倒だが、暗号化キーのコピペや、QRコードスキャンなどをうまく活用し、アタックの被害に合わないようにして欲しい。
(協力:ASUS JAPAN株式会社)
村上 俊一
1965年生まれ。明治大学文学部卒。カメラマン、アメリカ放浪生活、コンピューター雑誌編集者を経て、1995年からIT系フリーライターとして活動。写真編集、音楽制作、DTP、インターネット&ネットワーク活用、無線LAN、スマホ、デジタルガジェット系など、デジタル関連の書籍や雑誌、ウェブ媒体などに多数執筆。楽曲制作、旅行、建築鑑賞、無線、バイク、オープンカー好き。

INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/asuswifi/1181239.html
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1394990.html
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/626219.html
https://internet.watch.impress.co.jp/extra/iw/search/?q=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E9%96%93#gsc.tab=0&gsc.q=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E9%96%93&gsc.page=1










[通信] Wi-Fiルーターの置き場所で速度は変わる?ほか通信メモ
Wi-Fiルーターの置き場所で速度は変わる?検証してみた
井上 繁樹
2022年4月9日 06:31
Wi-Fiは随分と速くなった。まだ誰もが使っているというわけではないが、Gbps台の速度が出る製品も珍しくない。けれど電波には弱点がある。距離によって減衰し、障害物の影響を受けて速度が低下する。無線LANの速度が出ないせいか、契約している通信量を越えてモバイル回線を使い込んでしまい、一家の大蔵省に雷を落とされる子弟もいるとかいないとか。本記事では、無線LANルーターの設置場所を変えることでWi-Fiの速度がどう変わるか、拙宅環境で速度を測定した結果を紹介する。
■棚から出したら100Mbpsアップ、壁を挟むと200Mbpsダウン
まずはわかりやすく速度測定結果の要約から。拙宅環境では無線LANルーターを棚から出して机の上に設置したところ、4m離れた地点のAndroidスマートフォンは130Mbps、Chromebookは66Mbpsの速度アップとなった。どちらも40%以上速度アップしたことになる。厚さ20cmの壁を挟んだ地点では、無線LANルーターを棚に収納した状態では、Androidスマートフォンは131Mbps、Chromebookは16Mbpsの速度ダウンとなった。それぞれ87%と17%の速度ダウンになる。また、無線LANルーターを棚から出して机に設置した場合は、Androidスマートフォンは220Mbps、Chromebookは39Mbpsの速度ダウンになった。それぞれ、78%と24%の速度ダウンになる。特にAndroidスマートフォンの速度低下が大きく、Chromebookと速度が逆転している。
以下は速度測定結果の要約をまとめた表だ。
【表1】AndroidスマートフォンのiPerf3による下り速度測定結果表(Mbps)ルーター設置場所4m地点壁越し収納15120机上28161
【表2】ChromebookのiPerf3による下り速度測定結果表(Mbps)ルーター設置場所4m地点壁越し収納9680机上162123
測定環境と詳細結果は、以降で紹介する。
■速度測定に使用したソフトとハード
電波強度の測定はAndroidの電話アプリから呼び出せるWi-Fi情報表示機能とアイ・オー・データ機器のAndroid用アプリ「Wi-Fiミレル」を使用した。接続は周波数帯が5GHz、接続規格がWi-Fi 5。
・ハード
速度の測定はiPerf3を使用した。iPerf3は、サーバーとして使用したWindows 11 PCではPowershell 7.2.2上で、クライアントとして使用したAndoridでは「Network Tools」のiPerf3機能を、同じくクライアントとして使用したChromebookではデベロッパー機能のLinux上で使用した。
・速度測定に使用したアプリ
Windows 11 Powershell 7.2.2
Android 12は電話機能から呼び出せるWi-Fi情報表示、Network Tools、Wi-Fiミレル
ChromebookはLinuxを利用
【表3】iPerf3による速度測定に使用した機器ルーターアイ・オー・データ機器 WN-AX1167GR2(有線LANのみ使用)Wi-FiブリッジGoogle Wifi()接続規格Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac 2x2 MIMO)、5GHz帯サーバーWindows11 Home (Ryzen 5 3600、メモリ32GB)クライアントGoogle Pixel 5a (Android 12)lenovo IdeaPad Duet Chromebook (Chromium OS 14)
・速度測定に使用した環境
測定環境は筆者自宅の2DKで以下の図の通り。屋内で電波を遮断、反射するものは紙と木でできた建具と厚さ約20cmのモルタルもしくはコンクリートの壁など。電波強度は、無線LANルーター「RT」の位置から0~4mはなれた5カ所に、壁を挟んだ「E」地点を加えた合計6カ所で測定した。さらに、「E」地点では人間が無線LANルーターの陰になる位置に立った場合も測定した。iperf3による速度測定は、測定地点を3カ所省略して、0距離、4m、壁越し、壁と人が無線LANを遮る場合を測定した。ちなみに、なぜ0~4mを測定地点に選んだかというと、4m以上離れるとリンク速度が大きく下がり出すことを事前の調査で確認していたため。理想的な速度が出ると思われる最も離れた測定地点として選んだ。
測定に使用した無線LANルーターの設置場所は、
①押入れの下のラックケース(材質は樹脂とアルミ。内部に金属の棚やケースを収納)の中、
②机の上、
③天袋の敷居の3カ所。それぞれ、
①は電波的にかなり条件の悪い環境で、
②は障害物がない理想の環境、
③は壁掛けの場合に近い環境(高さ1.8m)になる。
測定環境
ベージュが壁で、オレンジが木と紙でできた建具、薄い灰色がアルミサッシ、濃い灰色が鉄製ドア、水色が窓。iPerf3でベンチマークを測定したのは★印の3地点
無線LANルーターの設置場所は、
①押入れ下の樹脂製ラックケースの中、
②机の上、
③天袋の敷居の3カ所
無線LANルーターを収納しているラックケース。金属の棚に載せているが、フタをしているわけではない
■速度測定結果
Androidスマートフォンを使って、電波強度とリンク速度を測定した結果は以下のグラフの通り。どちらの場合も、電波強度は距離に比例して減衰していくのに対して、下りのリンク速度は4m離れても大きく下がらなかった。
また、壁は電波強度とリンク速度の低下に大きな影響を与えていて、さらに、人間が電波を遮る位置に居た場合も同様に影響が出た。
ちなみに、今回2種類の電波強度測定機能を使っているが、おすすめなのはWi-Fiミレルの方だ。Androidの機能として搭載されている電波強度の表示機能はリアルタイムで値が変わるので、どの値をとるべきか分かりづらいためだ。
測定環境の電波状況
無線LANルーターをラックケースに入れ押入れの下の段に収納した状態での測定結果。建具で遮蔽していないので、電波強度は減衰しているが、4mまでのリンク速度は悪い結果ではない
・無線LANルーターのケーブルを伸ばして遮蔽物が無い机の上に置いた状態での測定結果
無線LANルーターのケーブルを伸ばして天袋の敷居に設置した状態での測定結果。高所に設置した分0距離から電波強度が下がるが、4mまでの電波強度は最も良い
iPerf3による速度測定結果は以下のグラフの通り。
下りと上りの両方を表に入れると見づらくなるため、下りのみでグラフを作成した。リンク速度は4mまで速度に変化がなかったが、iPerf3による速度測定では4mの時点でも速度が低下していることがわかる。壁を挟んだ地点では速度が大幅に下がり、人が遮る位置にいる場合はさらに速度が低下した。壁を挟んで以降の速度の変化は、電波強度やリンク速度の変化に近かった。人が遮る位置に居ると速度が下がるのは、人間の体の60%が電波を通しづらい水分だからだが、こうして数字で比較してみると、十分な速度が出ていない環境では軽視できない要素になることがわかる。面白いのは、壁を越えてからAndroidスマートフォンとChromebookで速度が一部逆転していること。搭載しているアンテナの違いが影響しているのだろうか。どちらの場合も、最悪の状況でもWebや動画の視聴が可能な速度が出ているが、無線LANルーターを障害物のない机の上に置いた状態以外では、もう1枚壁を越えるのは難しそうだ。
それから、天袋の敷居に設置した場合の速度があまり伸びなかったことは意外だった。数字が伸びなかった理由として考えられるのは、
①梁が電波の障害になっている、
②電波は無線LANルーターから水平、あるいは球状に強く届くので、高低差がある分電波が届きにくくなっている、などだ。高低差ができる分距離が遠くなるということもあるのかもしれない。
ただ、壁を挟んだ地点ではAndroidスマートフォンの場合、無線LANルーターを机上に置いた場合と天袋敷居に置いた場合で速度が大きく逆転しているので、天袋敷居のような高所設置にも一定の効果があるようだ。
iPerf3による速度測定結果グラ
Androidスマートフォンの速度測定結果
Chromebookの速度測定結果。壁越しになってさらに条件が悪くなった場合でも、Androidスマートフォンよりも速度が出ている
■棚に収納した場合の速度低下に注意
無線LANルーターは、登場当初はともかく、昨今では置き場所となる家での受け入れ方がこなれてきていて、たとえば玄関の作り付けの戸棚の中にあらかじめ収納場所が用意されていることがある。冷蔵庫や洗濯機と同様に、見せないデザインで処理されるようになったと言っていいのだろうか。無線LANルーターとしては、収納されることは速度面ではマイナス要因だ。だから、収納する棚は電波を通しやすい素材(木や紙など)でできたものがよい。例えば、無線LANルーターを数多く販売するバッファローは、住宅部材メーカーと組んで「Wi-Fi収納」を共同開発している。無線LANルーターの収納について気になる人には参考になるかもしれない。
今回速度を測定した拙宅の環境のように、無線LANルーターを電波的に不利な環境、例えばBlu-rayレコーダーやAVアンプなど金属部品が含まれているものが多い棚の中に収納する場合、壁を挟んだ場所では十分な速度が出ない可能性がある。モバイル回線と比べるとそれでも十分に速いので気づかず放置していることも多いのではないだろうか。設置場所を少し変えるくらいならお金もかからないので試してみる価値はあるだろう。

PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/inoue/1401186.html










[通信] Wi-Fi6(4ストリーム)のパワーを活かすシステム作
ネットの速度低下、意外な盲点 パソコンやスマホの子機が遅いとボトルネックに
12/19(日) 20:11配信
子機の性能が不足するときは、USB接続のWi-Fiアダプターを追加するとよい
最後にWi-Fiを遅くする要因のうち、今回はパソコンやスマートフォンをはじめとするWi-Fi子機の現状を見ていこう。
Wi-FiルーターとWi-Fi子機は、それぞれWi-Fi規格のいずれかに対応している。相互の規格が異なる場合には、下位の規格で接続する。例えば、ルーターが最新のWi-Fi6(4ストリーム)対応であっても、子機側のノートパソコンがWi-Fi 5(2ストリーム)対応であれば、両者はWi-Fi 5(2ストリーム)で通信する。そうなると、自分のパソコンがどの規格に対応した子機を内蔵しているかが気になるところ。ここ1、2年で購入した最新パソコンはWi-Fi 6を搭載しているケースがあるが、それ以前の機種であればWi-Fi 5を搭載したものが多い。Wi-Fi 5の子機は2ストリームが主流だが、下位モデルでは1ストリームもある。 【図解はこちら】ネット接続の速度、PCやスマホのチェック方法
■ノートパソコンのスペックを調べる
自分のパソコンのスペックを正確に知りたければ、ウェブなどのカタログデータを確認しよう。 ただし、メーカーによっては特に古いモデルでWi-Fi子機の詳しい情報が載っていないことがある。そんなときは、子機のモジュール名から調べる。スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開いたら、「ネットワークアダプター」欄にある子機のモジュール名を確認する。「Wireless」などの文字があるのが子機のモジュール名だ。例えば、「WirelessAC」とあれば、それはWi-Fi 5。ウェブでさらに詳しい情報もわかる。 モジュール名を見てもわからなかったときは、実際のリンク速度から推測する。リンク速度とは、Wi-Fiルーターと子機間の最大通信速度(理論値)のこと。866メガビット/秒(Mbps、メガは100万)ならWi-Fi 5の2ストリーム、433Mbpsなら同1ストリームと推測できる。電波が弱いとリンク速度が落ちるので、Wi-Fiルーターの近くで確認しよう。 ギガビットクラスの光回線を導入し、Wi-Fiルーターは6対応なのに、子機のパソコンは4や5に対応──。そんな残念な環境に置かれたユーザーのなかには、子機をアップグレードしたいと思う人もいるかもしれない。 そんなときは、USB接続のWi-Fiアダプターを使うとよい。国内メーカーのWi-Fi 5(2ストリーム)の子機は4000円前後、同(3ストリーム)は7000円前後で購入できる。また、バッファローから国内メーカーで初めてWi-Fi 6に対応した製品も発売される。通信速度にこだわるユーザーは検討しよう。
■最新モデルのスマホ子機はWi-Fi 6に対応
スマホのWi-Fi規格はどうなっているか。まずはカタログデータで確認する。必要な情報が得られなかったとき、Android(アンドロイド)の場合、機種によってはリンク速度から推測できる場合がある。「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」とたどると、「送信リンク速度」「受信リンク速度」が表示されることがある。 iPhoneの場合、設定画面からリンク速度を確認できない。ただしここ数年のモデルなら子機側の性能は十分といえる。 (ライター 岡野幸治) [日経PC21 2022年1月号掲載記事を再構成]

INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1248918.html











Wi-Fi 6
清水理史の「イニシャルB」
もうこれでイイ! Wi-Fi 6最安の実売8千円! TP-Link「Archer AX10」を試す
清水 理史
2020年4月27日 06:00
TP-Linkから発売されているArcher AX10は、Wi-Fi 6に対応するルーターとしては、現時点で最安となる実売価格8000円前後の製品だ。最大通信速度は1201Mbpsとなるものの、実効速度はなかなか優秀。「もうこれでイイ」と思わせるコスパ最強のWi-Fi 6ルーターだ。
スペックはそれなり、160MHz幅非対応で最大1201Mbpsの通信速度
160MHz幅での通信には非対応で処理性能も控えめ。セキュリティ機能の「TP-Link HomeCare」もUSBポートも省略されている……。ただ、そんなスペック上の違いを気にしなければ、TP-Linkの「Archer AX10」は、なかなかお買い得な製品だ。
TP-LinkのWi-Fi 6ルーター「Archer AX10」
実売価格は2020年4月時点で8000円。1万円以下の価格でありながら、最新のWi-Fi 6ことIEEE 802.11ax(ドラフト)に対応しており、最大1201Mbps(5GHz帯)での通信が可能になっている。
Wi-Fi 6における規格上の最大通信速度は9.6Gbpsで、現時点では製品ベースでも4804Mbpsに対応するルーターが最速なので、本製品の1201Mbpsはかなり物足りなく感じる。Wi-Fi 5でも上位モデルなら1733~2167Mbpsを達成しているので、額面上のスピードだけなら、これにも及ばないわけだ。同じくTP-Link製でワンランク上(それでも安いが……)のモデルである「Archer AX50」と比べても、先にも触れた通り、いくつかスペック上の欠点が目に付く。
Archer AX10Archer AX50実売価格8000円※11万2800円※1CPUトリプルコア、1.5GHzクアッドコア、1.8GHzメモリ256MB未公表Wi-FiチップBCM6750Intel WAV654Wi-Fi対応規格IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b←バンド数2←最大速度(2.4GHz)300Mbps574Mbps最大速度(5GHz-1)1201Mbps2402Mbps最大速度(5GHz-2)―←チャネル(2.4GHz)1~13←チャネル(5GHz-1)W52/W53/W56←チャネル(5GHz-2)―←新電波法対応―←ストリーム数2←アンテナ外付け×4←IPoE IPv6○←DS-Lite―←MAP-E―←WAN1000Mbps×1←LAN1000Mbps×4←USB―USB 3.0×1動作モードRT/BR←ファームウェア自動更新―←HomeCare―○VPNサーバー○←本体サイズ260.2×135.0×38.6mm←
※1 2020年4月15日時点。調査時10%OFFクーポンあり(価格は未適用時)
しかし、実質的にはこれで十分なのだ。
「フレッツ 光クロス」など、最大10Gbpsで通信できるインターネット回線が登場したとはいえ、WANもLANも1Gbpsが上限の環境がまだまだ多いし、Wi-Fiの通信も、一部には2402Mbpsで通信できるPCがあるものの、スマートフォンの上限は1201Mbpsが最速なのだから。
Archer AX10には、前述したセキュリティ機能のTP-Link HomeCareやUSBポートに加え、同社の一部ルーター製品でサポートされているIPv4 over IPv6(MAP-EやDS-Lite)、さらに「OneMesh」と呼ばれるメッシュ機能が搭載されない。
だが、これらを不要と割り切ってしまえば、わずかな投資で次世代のWi-Fi 6へと移行できるのが本製品の魅力だ。詳しくは後述するが、筆者宅では3階の遠くの場所でもかなり高い速度で通信できており、その性能も優秀だ。
もともとTP-Linkはコスパに優れた製品を扱うことで有名だが、本製品は、今までの製品の中でも群を抜いてコスパが高いと言ってもよさそうだ。
ライバルとなりそうなのはネットギアジャパンの「RAX20」だろうが、こちらは2.4GHz帯が574Mpbsと高いものの実売価格も1万3533円と高いので、やはりコスパでは本製品が突き抜けている。
「Archer AX50」と同デザイン、大型のアンテナを4本搭載
それでは実機を見ていこう。
外観は、先の表でも比較した上位モデルのArcher AX50と共通したもので、ブラックの比較的コンパクトな筐体となっている。アンテナは、外付けタイプで4本が搭載される。本体サイズが比較的コンパクトなので、長めのアンテナがアンバランスな印象を受ける。実際にアンテナの長さを測ってみると140mmほどあるので、本体の奥行きサイズ(135mm)よりも長いことになる。
■WAN/LANポートはすべてギガビット対応
インターフェースはシンプルで、背面に電源やリセットボタン、WPSボタンに加え、1ポートのWANと4ポートのLANが搭載される。すべて1Gbps対応となっており、Wi-Fiの最大1201Mbpsを下回る。さすがにこの価格帯の製品に2.5Gbps以上のLANを求めるのは贅沢なので致し方ないが、実効速度を考えれば十分なものと言えるだろう。
■Tetherアプリを使ってセットアップできる
セットアップには、同社製品ではおなじみの「Tether」アプリを利用する。セットアップ時のWi-Fi接続は手動だが、インターネット接続などはアプリから簡単に設定可能で、SSIDやパスワード変更後のWi-Fi接続も、アプリから自動的に実行できる。各種設定の変更や動作状況をチェックができるのはもちろんだが、クラウド経由でルーターの動作状況をチェックしたり、ゲスト用Wi-Fiを手元で簡単にオン/オフできるなど、なかなか使いやすいアプリだ。こういった点は上位モデルと何ら変わらない。低価格モデルだからと言って、心配することはないだろう。
■一番遠い場所でも239Mbps! エントリーながらWi-Fi 6は侮れず
気になる性能だが、価格を考えればかなり優秀なものだ。次のグラフは、木造3階建ての筆者宅の1階にArcher AX10を設置し、各階でiPerf3による速度を計測した結果だ。クライアントには、同じくWi-Fi 6で1201MbpsとなるiPhone 11を利用した。
iPerfテスト
1F2F3F入口3F窓際Archer AX10上り544414238102下り807563381239
同じフロアとなる1階で807Mbpsをマークしており、かなり高速だ。今回は結果を掲載していないが、手元のWi-Fi 6対応PCでの計測では、同一フロアなら有線LAN並みの900Mbpsオーバーを記録できる。3階でも優秀で、入り口付近の障害物が少ない環境では381Mbps、最も遠い3階窓際で239Mbpsで通信できた。Wi-Fi 5対応のアクセスポイントの場合、3階窓際で100Mbpsを上回ることはあまりないので、エントリーモデルとは言えWi-Fi 6は侮れないという印象だ。ちなみに、今回のテストでは上下方向に電波を飛ばしたいため、Archer AX10のアンテナはすべて水平の状態で計測している。アンテナが外付けとなるタイプの製品では、アンテナの向きで結果が変わりやすいため、設置時にクライアントの利用場所を想定してアンテナを調整しないと、実力を発揮させにくい。このあたりは試行錯誤しながら調整してみるといいだろう。
■普及が進むテレワークでも、これで十分
というわけで、TP-LinkのArcher AX10を実際にテストしてみた。エントリーモデルとは言え、その実力は高い。スマートフォンを中心にWi-Fi 6対応製品が増えてきた状況を考えると、買い換えに値する製品と言えるだろう。IPv6 over IPv4に対応していないのが日本のインターネット回線事情には合わないが、IPv6は標準でオンになっている。DS-LiteやMAP-Eの環境のユーザーは、アクセスポイントモードで利用するといいだろう。テレワークの普及に伴い、家庭内のWi-Fi事情を見直す動きが出ているが、そういったケースにも適した製品と言える。5GHz帯が通りにくい鉄筋造りで広めのマンションなどでは、メッシュWi-Fiを選択した方がよさそうだが、本製品は安価なので、後から中継機を追加するという選択も無理なくできる。こうした点も、リーズナブルな本製品ならではのメリットと言えそうだ。

INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1248918.html















ハードウェア
自宅Wi-Fiの“わからない”をスッキリ!
【使いこなし編】第17回
Wi-Fi中継機でエリアを拡張しよう(3)
【Wi-Fi中継機の設置位置調整編】
村上 俊一
2019年9月30日 06:05
使いこなし編は、まずWi-Fiの電波状況を良くすることにフォーカスしている。自宅Wi-Fiの電波状況について、スマホを使ってヒートマップを作成し、ウィークポイントがよくわかるようした後、Wi-Fi中継機(エクステンダー)を使ってエリアを補完する作業をしている。前回まででWi-Fi中継機が利用できるようにセットアップが完了したところだ。
自宅Wi-Fiエリアの弱いところを補完するWi-Fi中継機を活用中。Wi-Fi中継機は設置場所の調整がとっても重要なのだ。必ず調整しておこう
今回は、セットしたWi-Fi中継機に対し、最終の微調整を行っていく。電波を中継するWi-Fi中継機は、Wi-Fiルーターの電波は届くが弱くなっていくエリアを探りながら、Wi-FiルーターとWi-Fi中継機の距離が最適になるよう設置するのだが、これが意外と難しい。なぜなら、Wi-Fi中継機がWi-Fiルーターの電波を掴まないと中継をしてくれないし、電波が強過ぎる場所ではエリアがあまり拡張されない上、中継機に接続がなかなか切り替わらない。
そこで作成しておいたヒートマップが役に立つ。電波が完全に弱くならないエリアで、コンセントのある場所にうまく設置するようにしよう。今回使っているWi-Fi中継機のTP-Link「RE350」は、Wi-Fiルーターの電波強度をリングの色で表示してくれる。ブルーに光っていればエリア内。赤くなってしまうとエリア外だ。つまり、設置場所で青かったり赤かったりと色が変わるようなら、Wi-Fiが快適に使えるエリアのギリギリであることを示している。
Wi-Fi中継機TP-Link「RE350」。接続しているWi-Fiルーターの電波強度が十分であれば、リング部分がブルーに光る
Wi-Fiルーターのエリアから外れていればリング部分が赤くなる一方、場所がギリギリだと青と赤が切り替わることも。時間をかけてチェックをしていこう
TP-Linkの機器で設定に使うスマートフォンアプリ「Tether」。Wi-Fi中継機の設定後にログインしたところ。電波強度が弱い場所だと警告が表示される。警告バナーをタップしても表示できるが、[ツール]をタップ
Wi-Fi中継機はコンセントに直接挿して使うので持ち歩くワケにはいかないが、使い始めた場所でしばらく接続状況をチェックし、問題があれば移動するという作業を怠らないようにしておきたい。なお、Wi-Fi中継機には、Wi-Fiルーターからの電波強度を表示する似たような機能を持つ製品が多い。TP-Link製品で利用できるスマートフォンアプリ「Tether」でも、電波強度のチェックができる。設定する機器にログインしたあと、下部の[ツール]タブを表示させると[ロケーションアシスタント]という機能が利用できる。ここで、[Wi-Fiシグナルを確認]をタップすると、強度が十分かどうかを調べてくれる。こちらを使ってもいいだろう。
[ロケーションアシスタント]という機能が利用できる。これをタップ
[Wi-Fiシグナルを確認]をタップすると計測される
離れすぎていて計測結果が悪いときは、もう少しWi-Fi中継機をルーターへ近づけよう
ちょっと近づけると良好になる
なお、以前に使ったアプリ「Wi-Fiミレル」[*1]で、Wi-Fi中継機を含めてヒートマップを作成してみたところ、以前はあった黄色い部分がなくなり、すべての範囲をエリア内に含めることができた
[*1]……iPhoneをiOS13にアップグレードしたところ、アプリが起動しなくなったので注意してほしい。いずれアップデートで修正されることと思われる
■今回の教訓(ポイント)
Wi-Fi中継機は、セットアップ後のWi-Fiルーターとの距離調整がポイントになる
エリアが重なりつつ、エリアがシッカリ中継できる位置に設置しよう

INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/homewifi/1209488.html