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2024年4月12日金曜日

[通信] cdma2000(2000)


[通信] cdma2000(2000)
第7回:cdma2000とは
日本ではKDDI(au)が導入してサービス開始されることになった次世代移動通信の規格が,このcdma2000(MC-CDMA・北米方式)です。元々は,Qualcomm社などを中心とするグループが次世代携帯電話の通信方式で,ITUから勧告されたIMT-2000に準拠しています。日本ではこの方式とDS-CDMA(W-CDMA・日欧方式)とが,次世代携帯電話(移動体通信)システムの規格として使われることになりました。
このcdma2000も,W-CDMA同様,「有線電話並の奇麗な音質」「高速度なデータ転送」を実現していて,データ転送速度は高速移動時144kbps,歩行時384kbps,静止時2Mbpsあり,現在のPDC方式やcdmaOne方式と比べるとかなり多くのデジタルデータを短時間に送受信できるようになります。そのため,このcdma2000でもW-CDMAと同様に,音声を使った電話,動画やデータの送れる電話,パソコンなどの高速モバイル通信用のアダプタなど,さまざまな応用機器が発売されることになるはずです。
■ cdma2000の仕組み「MC-CDMA」
cdma2000もW-CDMAと同様,「有線電話並の奇麗な音質」「高速度なデータ転送」を満足するような次世代の規格として作られたわけですが,データ転送の大容量化の仕組み実現方法がW-CDMAとは少し違います。
このcdma2000という方式の別名のMC-CDMAの「MC」の名前が示す,通り,このcdma2000ではMC-FDD(Multi Carrier Division Duplex)「マルチキャリア伝送方式」が使われています。簡単に言うとこのマルチキャリア伝送は,必要に応じて,複数のチャネルを使う方式です。cdmaOneでは必ず,ひとつの端末は帯域1.25MHzの1チャネルのみを使います。cdma2000でも同じように1つづつは1.25MHzの帯域を使っているのですが,それを何本も使って送ろうとする信号を,複数のルートに分割し,各ルートで別々の周波数で変調して送るわけです。
例えるなら,このデジタル信号を荷物を積んだトラック,帯域を道路と考えればいいでしょう。1車線の道路では,一度に1台のトラックしか走れないのでデータを1台分しか運べませんが,道路が3車線になれば一度に3台までトラックが並んで走れるようになります。結果的に同時により多くのデータが運べるようになるわけです。
cdma2000
■ cdmaOneからcdma2000へ
このcdma2000のメリットは,特にcdmaOneを扱っていたメーカーや,通信事業者(キャリア)にとって,システム構築が安くあがることです。その構造上,cdmaOneで使われていた技術的をそのまま応用すればいいからです。実際には,IMT-2000では周波数帯が2GHz帯になるため(cdmaOneは800MHz帯),そのままの技術,設備を使えるわけではありませんが,それでもある程度までは使えるので,その分,それまでの方式から大きく変えたW-CDMA陣営と比較すると開発にかける費用を安くできます。
このcdma2000では,現在のcdmaOneからIMT-2000完全準拠のcdma2000の「3x MC」というバージョンまで,以下のような順番で開発される予定になっています。
まず,cdmaOne(IS-95A/B)。これが現在のcdmaOneの規格で最大14.4/115.2kbpsのデータ転送速度を持っていていて,IS-95Bではソフトハンドオフなどの改良がされています。
その次には「1x EVDO(1x Evolution Data Only)」と「1x MC(マルチキャリア)」という規格ができます。
「1x EVDO」はひとつのチャネルで音声を使用するのをやめてチャネルでのデジタルデータの送り方をパケットデータ転送に最適化して(データ通信と会話が同時にはできなくなってしまいますが),最大2.4Mビット秒・平均では600kビット/秒)の速度でデータ転送ができる「HDR」というcdmaOneの応用技術を使ったパケットデータ転送専用の規格です。
「1x MC」はIMT-2000規格ファミリーの一員となる,音声通信を主にした規格です。データ転送は最大307kbpsで今のcdmaOneより高音質になる予定です。この1x MCはcdmeOneと下方互換(お互いに部品などを共用できる)を意識して作られるので,端末も現在のcdmaOneと同程度のコストで作れる,と言われています。
そして,周波数は2GHz帯,「1x EVDO」と「1x MC」の両方の技術を利用して音声とデータ伝送を統合,最大で3つのチャネルを利用し,最大で2Mbpsのデータ転送が行なえる,「3x MC(マルチキャリア)」が最後に登場することになっています。
一見,規格がごちゃごちゃとあって面倒なように見えますが,現在のcdmaOneから最終目標の3x MCまで,順に,それまで使っていた技術などを共用することが考えられているので,事業者にとっても,ユーザーにとっても楽にアップグレードできるようになることでしょう。
cdmaOne→cdma2000
■ W-CDMAとはここが違う
W-CDMA,cdma2000のどちらも電波は2GHz帯,音声,データ通信の高速化が図られますので,音質にはそれほど大きな差はなさそうです(実際にはW-CDMA端末,cdma2000端末どちらも発売されていませんので,確定的なことは言えませんが)。
W-CDMAとcdma2000との違いは簡単に言うと「電波をどのように使うか」の違いですから,もし,それぞれの使い勝手が違ってくるとすると,あまり設備のない場所にユーザーが集中してしまったときなどが予想できます。
W-CDMAではひとつの大きな帯域にデータ通信のデータや音声データなどが複数入り交じって1つのチャネルで送信されます。ですから,もし,たとえば音声とデータ通信とさらに動画を転送するような場合,音声と動画のデータが大きすぎて,データ通信ほうの通信速度の低下や電話の音声品質の低下,などと言う事がおこるかもしれません。
が,マルチキャリア方式のcdma2000では,音声は音声,データはデータで別の帯域を使ってデータの送受信がされますので,お互いのデータ量がお互いのデータ転送速度に影響することはありません。が,逆にいうと,何かの都合で帯域を1チャネル分しかとれなかった場合は,音声,データ通信,どちらかしか使えなくなってしまう,という可能性も出てくるかもしれません。
ただ,実際に,そのような障害が起こるかは,基地局の充実具合やどれだけユーザーが集中するかにかかってくるので,実際にサービスが始まったときにどちらが有利かとはまったく言うことができません。実際のところサービスが始まってみないとどっちがいいのか,それぞれに何が起こるかわからない,というのが正直なところでしょう。
このほか,W-CDMAは従来のPDCとはまったく違う技術のネットワークになるので,W-CDMAのネットワークを1から作ることになり,サービス開始当初はどうしてもW-CDMA端末が使用できるエリアが限られます。この点,cdma2000は,cdmaOneと基本的な技術は同じCDMA技術になりますので,cdma2000とcdmaOneが両方利用できる端末がはじめから開発・供給されれば,サービス開始当初から全国で端末が利用できる可能性があります。W-CDMA端末でも,PDCとのデュアルモードをサポートしたもの(現在のドッチーモのようなものと考えてください)が出てくる可能性はありますが,サービス開始当初から出すのは難しいでしょう。
■ サービス開始は
cdma2000方式を採用したIMT-2000規格の携帯通信サービスは,日本ではKDDI(au)が東京,関西で2002年9月頃,その他の地区で2004年3月頃のスタートが予定されています。
【サービス開始時期(予定)】
KDDI
(10月からKDD・DDI・IDOが合併,現在のIDOエリア)
エーユー
(11月から,現在の関西・九州・中国・東北・北海道・北陸・四国の各セルラーが合併)
沖縄セルラー
大和哲
1968年生まれ東京都出身。88年8月,Oh!X(日本ソフトバンク)にて「我ら電脳遊戯民」を執筆。以来,パソコン誌にて初歩のプログラミング,HTML,CGI,インターネットプロトコルなどの解説記事,インターネット関連のQ&A;,ゲーム分析記事などを書く。兼業テクニカルライター。ホームページはこちら。
(イラスト : 高橋哲史)
2000/08/01
     
KDDI
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ケータイ Watch
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http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/08/14/thanks.htm
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第6回:W-CDMAとは
NTTドコモ、J-フォングループが次世代移動通信システム(IMT-2000)の無線アクセス方式として採用することにしたのが、このW-CDMA(DS-CDMA・日欧)方式です。日本のNTTドコモ、欧州のエリクソン、ノキアなどが協力して作られた移動体通信の方式無線部分、つまり基地局から携帯電話機までの仕様を決めた規格です。
このW-CDMAはIMT-2000規格の一つですので、IMT-2000の目標である以下の項目をクリアすることを主眼として策定されました。
・グローバルローミング・一つの端末が、世界中のどこでも使うことができる
・高品質・有線のISDNに近い高音質の会話ができる
・マルチメディアに対応した高速データ通信・最大移動時で384kbps、静止時で2Mbpsの伝送速度の通信が可能
日本と欧州で使われるW-CDMA端末の規格は完全に同じではありませんが、多くの部分でほぼ共通になります。ですから、たとえば日本で買った電話機をヨーロッパやアジアに行っても使えるグローバルローミング機の発売はもちろん、日本のメーカーが欧州に共通の電話機を出したり、あるいは今まで私たちの使っていなかったような欧州メーカーの端末を日本で手軽に入手できるようになる、ということが可能になるかもしれません。
■ W-CDMAもCDMA
このW-CDMAは周波数帯は2GHz帯を使用しますが、名前からもわかるようにこのW-CDMAも、基本原理は、DDIセルラー/IDOがすでに導入しているcdmaOneと同じCDMA方式を使っています。ですので、このW-CDMAもcdmaOneと同じようなCDMA方式のメリットをそのまま受け継いでいます。
たとえば、マルチパスに強い、というのも特長のひとつです。
マルチパスとは、基地局から発信された電波が直接携帯端末に届くだけではなく、色々な建物などの建造物に跳ね返ったりして、いくつもの経路から携帯端末に届いてしまう、という現象で、たとえば都会のビルの谷間などにいるとこの現象に出くわします。電波はとても速いスピードで飛んでいますが、経路によって微妙に飛んでくるときの長さが異なるために、携帯端末に届くまでにかかる時間がずれてしまいます。ですので、ビルの谷間にいると、音声が何重にもこだまのように聞こえたり、実際には基地局から電波が届いているにもかかわらず電波を認識できずに電話が圏外にいるようにふるまってしまうことがあるのです。
CDMA方式の携帯端末では「スペクトラム拡散通信」という原理に基づいていて、このマルチパスでばらばらに入ってきた電波を同期させてより強い電波とみなして使うことが出来るのですが、その特性上、使う帯域を広くすれば広くするほどマルチパスの影響を受けにくくすることができます。つまり、W-CDMA方式を使うと現在市販されているcdmaOne携帯電話よりも、さらにマルチパスに強い電話機を作ることが可能になるわけです。
CDMA方式
さらに、cdmaOneには「ソフトハンドオーバー」と言って、ハンドオーバーがスムーズで切れないという特徴がありましたが、これもW-CDMAにも言える特徴です。「ダイバシティーハンドオーバー」と言って、W-CDMA方式では2つ以上の基地局から電波を同じに受けつつ、レーキ(RAKE=『くまで』の意)受信によってそれをひとつの信号と見なしながら受信することができますし、また、基地局側もいくつもの基地局に届いた電波をひとつにまとめてから回線に流せるので、移動している携帯電話で話している人にとっても、また、その携帯電話を使っている人と話している人にとっても、途切れることなく会話を行なうことができるわけです。
■ 大量のデータを扱えるワイドバンド
W-CDMAのcdmaOneと違う点は、その使用する周波数帯が広いことです。
このW-CDMAは「ダブルシーディーエムエー」または「ワイドバンドシーディーエムエー」を発音されます。つまり、W-CDMAのWはWide band、日本語では「広帯域」を意味しているわけです。同じCDMA方式でも、cdmaOneでは1チャネルあたり1.25MHzに決められていましたが、W-CDMAではその帯域幅を広げて1.25MHz、5MHz、10MHz、20MHzの4種類の帯域幅を用意しています。そして、転送したいデータをこの広い一続きの周波数帯の中に基地局から端末、端末から基地局へのデータの通り道を決めて、この道の中をまんべんなくデジタル信号をばらまくようにしてデータを送るわけです。
データと帯域の関係は、たとえば、水と送るホースの太さの関係に例えることができます。ホースが太ければ太いほど水をたくさん送ることができるように、デジタルデータを信号に載せる際には帯域が広く取れるほうが、たくさんのデータを載せることができるわけですね。
CDMA方式
ちなみに、W-CDMAで使われる5MHzという帯域は、cdmaのおよそ3倍の大きさがあるわけですが、これを利用して1秒あたり最大で2Mビットという大量のデータを送ることができるようになる予定です。これがどのくらいのデータ転送スピードかというと、たとえば、現在動画データのコーデックに「MPEG-4」という方式がありますが、これなどでは384kビット/秒データを送ることができることになっていますので、「ある程度の動画でも余裕で転送することができるスピード」であると考えれば大体間違いないでしょう(なお、NTT ドコモでは来年5月のサービスイン開始時には上り64kbps、下り384kbpsでスタートする予定で準備が進めているとしています)。
また、W-CDMA対応携帯端末では、携帯機での音声や低レートのモデムデータ伝送では、1.25MHzの比較的狭い帯域幅を使用し、2Mbpsの高速信号伝送では5MHzの広い帯域幅を使い、状況に応じてダイナミックにデータの転送レートを変えることができます。W-CDMA対応携帯端末ではGSM-AMR(GSM-Adaptive multi rate:適応マルチレート)という方式で音声信号がデジタル化されるのですが、この方式はPDCフルレートのコーデックであるCELPと同じように、人の声の特長に合わせて信号をデジタル化、データ圧縮しながら、「適応マルチレート」という名前の通り、使える帯域に合わせてデータの大きさを加減して送ることができる方式です。
つまり大きく帯域を取れる状況であればあるほど奇麗な音声で会話することができるようになることでしょう。
■ 実用化間近いW-CDMA
このW-CDMAはNTTドコモを中心にさまざまな実験がすでに行なわれ、実用化間近のところまできています。世界での共通規格であるIMT-2000ですが、世界に先駆けて、日本ではNTTドコモがW-CDMAを使用した次世代携帯電話サービスを2001年5月末頃を目途に、東京23区、横浜市、川崎市で開始する予定です。
     
KDDI
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2002年8月13日火曜日

[通信][携帯電話] PHS vs 携帯電話〜通信料,性能比較


 


[通信][携帯電話] PHS vs 携帯電話〜通信料,性能比較
PHS・携帯電話の正しい?選び方
「PHSと携帯のどちらが使えるか?」という考察は、「自分が良く使う場所で使えるのはどっちか?」と考えるほうが合理的
■情報サービスについて
情報サービスは月額基本料金制によるものが多いですが、都度課金される回数課金制と接続している時間で課金される時間課金制とがあります。出会い系は犯罪の誘因になるほど、熱中する方も続出。情報サービスの接続速度は、各電話会社により異なっています。現在は、どの電話会社でもそれなりに提供番組の充実を図っています。
・DDIポケットH"-LINK(接続速度32K/64K)
・Au各社EZWEb(接続速度14.4/9.6K)
・JフォンJ-SkyWeb(接続速度9.6K)
・アステルMOZIO(接続速度32K)
・NTTドコモi-mode(接続速度9.6K)
あたりまえですが、接続速度が速いほうが使い勝手よく快適です!混みあう時間帯はつながらなかったり、表示が遅くなる傾向があります。
■データ通信なら携帯よりPHS優位
最近は便利になった。ノートパソコンに通信機能が搭載されているものがある。そうでなくても電話機と通信カードがあれば、街角でもインターネットに接続してメールを送ったり受けたり、FAXの送信だって可能だ。勤務先のサーバーにログインして、業務をこなすことだって可能!文字メールだけなら電話機単体でも送受信できます。
さて、そこで通信速度だが 一般的な使い方をする場合、デジタルPDC方式携帯電話では通信速度が遅い。メールの送受信が多かったり、移動先でWEBを閲覧したりするなら、PHSがサービスされている地域ではPHSの方が良い。
日経BP社で実証実験結果(東京都内)
64Kbps通信速度 
(比較日経BP社のホームページ表示時間/キャッシュクリアで10回実行平均)
IDO/CdmaOne=34.4秒
DDIポケット/αData64=22.6秒
アステル/Astel64K=23.2秒
パケット通信サービスは1本の回線を複数利用者が共有しているので周囲の利用者が増えると速度が低下する。携帯電話のEzアクセス・iモードは、インターネット接続しているといっても完全ではない。画面の大きさ制限、文字コード互換(Ezアクセス=SJIS・iモード=EUC)の問題からインターネットといいながら、PCで普及しているように他社との互換性はないので情報コンテンツサービスと割り切ったほうが正解。むろんEメールは交換出来ます
PHSはISDNと、ほぼ同じ往復64Kbps接続・2002年に128Kbps接続開始
待望されている32Kパケット通信も順調にサービスされています。
64kbpsデータ通信の提供(DDIポケット)
DoCoMoの64Kbps
64kbps高速データ伝送(ASTEL)
■パケット通信は本当にトクか?
では、ちまたでいわれているようにパケットはお徳かというとそうともいえません。短いメールを送るだけなら安上がりですが巡回してニュースを読んだりしてると、あっと言う間に200円とか300円。大量データだとパケットは通信料メチャ高。ニュースとかウェブ閲覧長文メール読出しなら回線速度が高速な時間課金制のほうがはるかにトクです。今はパケ代がどんなに安くなってもAirH"にはかなわない。ヘビーユーザーなら迷わずコレです。
1MBのデータファイルをダウンロードした時の通信料金比較(日経BP)
IDO/CdmaOne/PacketOne=約820円
DDIポケットαData64=約20円
アステル64k=約40円
■移動しながらデータ通信は可能?
高速移動中での「64Kモバイル」通信は可能といえる。基地局の電波が到来している場所では、なんら問題はない。
理由は・・・
ドコモの基地局の構成は、音声通話用とパケット交換用の設備は別々である。
回線交換(9600bps/音声通話)MDEとパケット交換(DoPa28.8K/i-MODE9.6K)
P-MDE両方が設置してある基地局のエリアに居れば、iモードは使える。MDEのみでP-MDEが設置されていない基地局が地方に多い。ゆえに現在の800メガデジタルのエリアすべてでiモードは使えない。PaketOneのエリアは、通話エリアとほぼ同じ(一部地下除く)
Air-H”は全国津々浦々でサービスしてます。
■携帯電話→PHSは高い?
そんなこともないです。昼間は割安な場合も…ドコモの携帯電話(800/1.5GプランA)から、一般加入電話・携帯電話・-H"ではどれが通話料が安いかな?どうです?対PHSって携帯とあまり差がないでしょ?
いつもながら、DoCoMoの料金設定は安くなったように見せかけるのが上手
■つながらない携帯電話・PHSって?
携帯電話/PHSというシステムは、無線(電波)を使用している。電波を使用している以上、一定の地域(1ヶ所の基地局)で使える人数は決まっている。ここが肝腎。だから加入者が多い事業者で問題が発生しやすい。単位面積あたりの使用者が多すぎる都市部で、デジタル携帯電話が発着信できなかったり、雑音が多くて切れやすいのは、当然なのである。使用者のほとんどは市街地・駅・繁華街・オフィス街へ集中!そして、その地域で使える人数制限を軽くオーバーしてしまう。8人しか座れない座席を40人で奪いあっているようなことになる。では、基地局を増やすと・・デジタル方式の携帯電話は、基地局数を多くすると隣接する基地局同士の干渉や混信で切れやすくなるので、根本的な対策は限界にきてしまっている。PHSよりつながるのがケータイというのは、ウソだ。電話機のアンテナマークが3本表示は基地局の電波が届いているだけであって、通話が可能という意味ではないのだ!!!
イベント開催・悪天候・特定日(クリスマス・年末年始)は輻輳しやすい
つながらないイラつきは 電話をかける人が感じることが多い。つながらない時は『圏外だっ』とスグ断念しないで、時間をおいて・・・2度3度とかけなおしてみよう。
■音質がいいのはPHSだ
デジタル方式の携帯電話は、音質が悪い。利用者が多い地域・ビル街では更に音質は悪化。音声秘匿装置を通したような声になったり、きゅるきゅるいう音が声に混じったり、がぁ~と連続した雑音がしてるときもある。これは、もともと方式上いたしかたない。仮病で会社をサボりたいときにはいいかもしれない・・・・だから、私は都内で「デジタル携帯電話」で話したくない・・それは
・音声が遅延するためにおこる「間の悪さ」(デジタル方式では0.2~0.3秒)
・音質が良くないので会話の雰囲気がつかみにくい。
・同じ理由で、紛らわしい言葉が正しく伝わりにくい。
・音質が劣悪な電話は相手に失礼です・・・と思っている
使ってみれば、わかるが音が良いのは ダンゼンPHSである。PHSが使えるエリアなら、コレを使わないという手はない!
・音声の遅延がほとんどない
・雰囲気や息遣いもわかるほど音質が良い
音楽や時報を聞いてみれば違いがよくわかる。自分や、話す相手の電話機・キャリア(電話会社)によって、音質は変化します。CdmaOneは、そういう意味ではかなりまともになった。(特殊な圧縮処理をするため、音声に多少の違和感がある)PHSのほうが音はイイのは、特殊な圧縮処理をしてないからです。明瞭に聞こえなかったり・雑音が多いと通話時間が増えて通話料も余計かかります!
こんな意見が寄せられています。
私はずっとテレホンカード派だったのですが、7月にPS-T25を買いました。友人に番号を教えるたびに「何でPHSなんかにしたの?」と言われ続けてきたので、携帯の方が良いんだと思い込んでいました。その後、仕事の関係でJ-PHONEを持たされました。プライベートの通話料もすべて会社持ちのJ-SH03です。当然エッジは解約するつもりでした。でも、携帯を使い始めてびっくり。なんでこんなにバッテリー早く無くなっちゃうの?それに話ししてても音はこもってるし・・・。面白い機能がたくさん付いていて着信音も楽しいけど、私は電話としての機能を最優先にしたいので、今2台持ってエッジをメインに使ってます。
■遠距離は携帯電話同士が安い?
近距離通話は、はっきりいって割高な携帯電話の通話料は160km超の通話は携帯電話同士で、安くなるケースがある。
例)夜間・深夜ならKDDI(au)でと
デジタル・オフタイムプラン契約!
「ONLY YOU」契約で威力倍増
契約している料金プラン・電話会社によって成り立たない場合もある。
・相手が固定電話や公衆電話からでは成り立たない。
・公衆電話→携帯電話は、もっとも割高な通話料だ。
昼間の通話を安くしたいなら契約する料金プランを変える。昼夜とも普段使わない私はイーザ契約でGlobalTelを使っている。標準プランよりちょい高めの1分\43で通話できますね。(ただし国際通話の契約が必要です・もちろん無料です)
10/1から『プリペいど』という裏ワザも使えますね1分\40
■PHSは改良されました
PHSが営業開始した頃と、違って移動中でもそれなりに使えます。ただ、高出力基地局が完備して基地局同期が完璧に取れているDDIポケット以外は苦しいところもあります。
1999年1月から2月にハンドオーバー機能改善がされました。1999年夏、高速ハンドオーバーが、アステル・DDI2社で実用化されました。ハンドオーバーが瞬時に行われるようになり、更に切れにくくなりました。同時に2つの基地局の電波を捉えるというものです。高速ハンドオーバーは対応する新型の電話機が必要です。
DDIポケットのエッジ「高速道路沿いをエリア化宣言」
ハイブリット携帯通信「H"」
PHSが携帯電話に追いついた?アステルが“途切れない”PHS
TTNETのホームページ
■DDIポケットも公衆レピータ(中継器)がある
屋内で電波状態が思わしくない時に使うと威力を発揮する。DDIポケットでも、公衆レピータという中継器がレンタルされている。これは、アステルのパワーアンテナ・NTTドコモのホームアンテナと同じような働きをするもの。対応電話機は、一応発売している全機種。ポケットコミュニケーションプラザでレンタルできる。設置すると、
設置者以外の人も恩恵に浴するという点はアステル・ドコモと異なります。
■割引プランは上手に活用
通話料割引なら、例えば・・・・・・
KDDI(au)で関東地方なら「ONLY YOU」という通話料50%OFF
というユニークな割引プランがある。今まで通話料コミのプランでは不可だったが,なんと、太っ腹に「通話料コミ」のプランでも有効になった。相手がセルラー電話でもOK・・・1年間継続利用のお約束で、ご契約の月から基本使用料を500円割引。もひとつ、日本移動通信は、NTT回線とau携帯電話間の通話料を3件までの指定したNTT一般電話との間の通話料がどっちも約25%割り引くサービス「どっちもトーク」があります。アステル中部PHS同士の通話で、双方がアステル中部サービスエリア内なら、誰と話しても1分¥5の「5円コール」。DDIポケットなら迷わずコレ! 実質基本料金割引!年間割引・長期優待割引(併用可)
DDIポケット/パックL
DDI-P同士の通話料10%引 直送メール1回¥5 センターメールも30秒¥5!!
アステル東京サービス新料金プラン・割引サービス提供について
「バリューパック スタンダード」「年間契約割引(ねんびき)」「まっTel」登場
最終的には通話料がいくらか・・・ということより毎月の請求額がいくらか?ということをチェックしよう!
■プリペイド方式携帯電話登場
プリぺイド方式の携帯電話が登場した。まず、プリペイド対応の電話機と通話カードを購入する。登録用の番号に発信して、通話カードの番号を入力するします。すると、通話カードの度数分だけ発信が可能というもの。着信は、無制限だが通話カードの有効期限内でないといけない。
株式会社ツーカーセルラー東京の、プリペイドカード方式携帯電話
通話料は、通話先の電話(固定電話、携帯電話、PHSなど)に関わらず、また時間帯、距離区分にも関係なく一律30秒50円。利用エリアは、ツーカーセルラー指定のサービスエリア内
プリペイドカード方式携帯電話「プリティサービス」
通常の契約(全方式)と並行して利用するタイプ(国内携帯電話業界初)
現在、利用中のセルラーホンで、プリペイドカードを使うもの。例えば、個人所有のセルラーホンを、会社支給の「セルプリカード」により、基本料なしでビジネスにもご利用できます・・・・だそうです。
・プリペイドサービス「セルプリ」
日本移動通信 時間帯、距離区分にも関係なく一律6秒¥10 通話料だけの気軽なケータイ「プリペIDO」
・NTTドコモぷりコール
■もちろんできます
フリーダイアルを設置している会社・お店(契約者)が接続を許可していればPHSや携帯電話からもフリーダイアルが使えます。NTTの104番号案内は、PHS・携帯電話からも使えます。
15.文字通信について
メール送受信は、電話機だけでも出来る!
しかしiモードメールは独自プロトコルのため、
インターネットメールとしては親和性が良くないようです。送受信文字数が少ない、 To: が複数指定できない、受信メールヘッダのReply-To: が無視される、添付ファイル・外字があると受信不能という
問題があります。
PDXが2001年春にはパケット32Kを計画してますがこんなタコな仕様にしないで欲しいなと切望します。DDIポケットのPメールDXや文字電話は、インターネットメールのやりとりが基本料なしで出来る。パソコンも要らない。直接電話機同士でも可能。
センター蓄積は、ボケベルと同じようにセンターに接続してメッセージを送ります。
メッセージは、一旦センターが預かり相手先が受信可能なときに送信されるか
センターに接続して受信します。そのため、相手が話中・圏外・ビジー・電源切れ
でも確実にメッセージを受け取ることができますが、リアルタイムに送られたかの
確認はできません。また、センターが混雑すると送ったメールの送達が遅れること
があります。(数分から数時間・特に朝・夕方・就寝時によくおこるので注意)
iモードメール・スカイ系メールの遅延もかなり凄いことがあります!
利用者が多くなったDDIポケットの新着eメール通知も遅れることがあります。
直接送信はお互いに持っている電話機相互で、直接文字をやりとりする機能。この機能は、対応端末同士でないと使えません。すばやく確実に送信でき、相手が受け取ったことが確認でき、相手が話し中やエリア外にいる時には受け取れない事実がわかるという特性を持っています。                       
聴覚に障害がある方に支持されているPメール・直送DXメールの例があります。センター蓄積型でなく、相手が受け取ったこと・受け取れなかったことがリアルタイムにわかることが非常に意味があることが、下記のリンクを読まれるとおわかりになります。
■解約について
現在、電話機の定価が4~8万円なのに、数千円以下 へたすれば無料とかはたまた、ウンヶ月使えばキャッシュバックなんてのもあって、値段があってないようなものの代名詞になってしまった。しかし、このカラクリは、電話会社が契約を取った代理店に販売促進費なる奨励金を出していることに他ならない。そのため、販売店で購入するときに「~ヶ月使用してください」と言われたり
「~ヶ月以内解約は違約金¥*****申し受けます」なる念書を書かされたり請求がくることがあります。そのため、消費者センターに苦情も増えています。(販売店が違約金を徴収しないよう、一応指導がされていますが・・・・)
「ビジーや圏外で使えない」「端末が故障しがち」「転居する」等・・・・正当な理由があって解約する場合は、電話会社は拒めないことになっています。
■電話機によって性能の差は?
電話機は無線局ですので、送信出力・不要輻射に関しては技術基準適合という検定がありますので、法的に決められた項目は厳格に守られています。しかし、使い勝手とか音質・音量・着信音という機能面は反対に自由です。また受信感度・デジタル通信特有のソフトウェア部分は、各メーカの力量。実際に比較して使用してみると電話機ごとに個性があることが分かります。例えば高速移動中に雑音が多い、とか郊外に行くと切れやすいとか・・結論から言うと、総合的に性能の差はあります。購入される前に実際に使用されている人の意見を聞いてみるのもいいと思います。ただ無線電波という不安定なメディアを使用している関係上、地域・場所でかなり大きく条件異なりますので、自分の環境と違う人の意見は参考にならないばかりか相反する結果となってしまうことがありますので、十分注意が必要です・・・
■ -H"はパソコンで電話帳編集できる?
できます! 
一例としてαData64データ通信カード/USBケーブルをお持ちならDDIポケットのサイトからフリーソフトをダウンロードしてノートPC(Windows98/Me)にインストールすると簡単にできます。
他にも市販ソフトでもサポートしてるのがあります。でも、データ通信することも考えたら、こっちのほうがトクでは?
■パソコンからPDX・情報サービス利用は?
できます! 
エッジ電話機とαData64データ通信カードをお持ちならDDIポケットのサイトからフリーソフトをダウンロードしてノートPC(Windows)にインストールすると電話帳編集同様に、簡単にできます。
PDXマネージャ(フリーソフト)
フルキーボードで、メール作成や情報サービス利用は、楽チンです。一度つかうとやめられなくなりますって。これは、iモードよりも優れてるっす。
■1.5Gデジタル携帯電話でCS放送に妨害
事例1)
DirecTVを視聴している時、1.5Gデジタル携帯電話で発着信・メール送受信で、特定のチャンネルの放送が受信できなくなる現象
事例2)
SKYPerfevTVの、デジタルラジオ放送を受信中、同じように1.5Gデジタル携帯電話で発着信等するとラジオが聞こえなくなってしまいます。
原因として、CS放送のIF周波数が1~2GHzと、携帯電話が使用している1.5GHzが近接しているためには受信妨害となっていると思われます。ツーカーとJ-PHONEでは、妨害を受けるチャンネルも違います。CSチューナ本体から3m以上離さないと妨害を受けるというレポートもあります。
■FOMA(次世代携帯)とPHS親機干渉妨害
AtermIT60HS等のPHS親機の近くにFOMAを置いておくと着信しなくなる問題が報告されています。使用している周波数が近いせいか抑圧を受けて機能しなくなっていると推測されています。
最終更新日 2002年7月10日     

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http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/9041/telemovile.html
http://www02.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/9041/monk.html

 






PHS は幸薄い IT 製品である。
これといったデメリットもないのに,携帯電話に押されて IT 時代に鬼っ子となってしまった。
携帯電話と比べてもメリットが多い。何よりも利用者の負担する料金が圧倒的に安い。
また PHS の本質は1.9 GHz のデジタル式携帯電話であるので32kbpsないしは64kbpsというISDN 回線並みのデータ通信が可能である。
携帯電話の9.6 kbbs が限界であることを考える モバイルにわか 存在でもあるわけでありそれに音質が優れているのも PHS の特徴であって携帯電話になりがちなノイズや支援というものがほとんど起こらないまた当初は移動中に通話ができないということもあってもこれも現在は解決済みである大きなデメリットとしてはエリアの狭さであればとしお生活基盤としているのであればほとんど問題はない機能だけを考えるとここまで携帯電話に恐れる理由は見つからないのであり現在でも都市を中心に生活して PC や PDA を使ってモバイル SMS ありの人は PHS の人が優れた選択だと思う言えるくらいなので冷えてそこまで落ち込んでしまったのはひとえに各社にマーケティングやプロモーションに失敗になったと言うしかないどうぞ気軽さを強調するあまりにも 電話お出かけ電話 大丈夫だして家庭用コードレスフォンの延長線上にあることを強調していたまた当初はアンテナの設置が追いつかずに2はエリアが狭かったりビルなどのか気になって通話ができなかったりという問題もクローズアップされたその結果安い気軽というメリットも安っぽいおもちゃ的というデメリットに添加されてしまった今年2011年春にいちごの携帯電話の登場を控えて PHS の達成の瞬間湯沸かし PHS 各社は PHS にまとりついたネガティブなイメージを払拭するためにハイブリッド携帯には PIN など基礎ベースにした様々な製品の発表している今や携帯電話にするか PHS にするかという選択肢はありえないそれぞれどんなサービス 提供されている金エロ になってるのでですがピンチですだからと言って避ける理由は何一つないのである 
ー雑誌・デジタルmono/2001年3月号 

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電話な情報
関東地方中心の情報です
塵も積もれば山になるのは通話料金。電話は賢く安く使いましょう携帯電話が流行だからといって、ネコも杓子もケータイ通話はお金のムダ使い。お金を電話会社に貢ぐより、有益に使いましょう
コンテンツが増えすぎたので一部ページを分割しました

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PHSのキャリアとサービス
PHSにはDDIポケット電話グループ,NTTパーソナルグループ,アステルグループの3キャリアが営業しています。
携帯電話のキャリアと同じくPHSのキャリアにもそれぞれ個性的なサービスがあります。今回はPHSのキャリアとサービスを見てみましょう。
◆DDIポケット電話
PHSのシェア50%以上を誇るキング・オブ・PHS,PHS業界のNTTドコモと言われるのが,DDIポケットです。
営業開始当時から500mwの高出力基地局を採用し,PHSの中では一番携帯電話に近い使い方ができる事で着実にユーザーを増やしていきました。
また,今では当たり前の文字通信サービスを始めたのもDDIポケットが最初です。
しかし,DDIの欠点として,高出力故にアンテナの絶対数が少ないことがあげられます。まあ,必要にして十分な回線数は確保されてはいますけど・・・。
◇主なサービス
・Pメール
ダイレクト送信型の文字通信サービス。
今となっては半角20文字しか送れないのはちっときついかもしれないですがNTTパーソナルのきゃらトーク,アステルのAメール+がPメールと送受信出来るようになり,事実上,PHS文字通信のスタンダードになりました。
・Pメールセンター
一般加入電話,公衆電話,携帯電話からPメールを送ることが出来るのがPメールセンターです。
また,受信者が圏外などでメッセージを送れないときはセンターが最大12時間メッセージを再送信してくれます。
メッセージの送り方は,
▽Pメールセンターにダイヤルする。
(東京)060-991-6○○○
(大阪)060-541-6○○○
下3ケタの○は相手先PHSの下3ケタをダイヤル
▽音声ガイダンスに従って「1」を押します。
▽相手先のPHS番号を入力し,最後に「#」を押します。
▽メッセージを文字コードで入力し,最後に「#」を押します。
▽終了
・PメールDX
Pメールのバージョンアップ版の文字通信サービス。
最大1000文字までの(漢字,ひらがな,カタカナ,英数字,マーク等)
メッセージを送受信できます。
また,通話状態のままで文字メッセージのやりとりが可能なチャット通信機能や,
手書きメモ(手書き入力機能を持つ端末のみ)などを送れる機能なども用意されています。
そしてインターネットユーザーが一番注目している機能にPメールDXを
使った電子メールの送受信機能も予定されています。
・留守番電話サービス  月料金:100円
・着信転送サービス
・ポケット情報サービス
10円+10円/45秒(全国一律)でご利用いただけます。
159にダイアルして下さい。
・ボイスミーティングサービス
7名まで同時にはなせるチャットサービスです。
10円+10円/45秒(全国一律)でご利用いただけます。
◇通話料金
音声通話料金(標準コース)10円ではなせる秒数(回線接続料が+10円されます。)
同一区域内
30kmまで
平日昼間(8時~19時)
土・日・祝日の昼間
夜間(19時~23時)
深夜・早朝(23時~翌8時)
ポケット電話からの発信の場合,10秒までは上記に関わらず一律10円となります。
携帯電話への通話料金
平日昼間 : 最初の60秒が10秒10円,その後が14秒10円。
その他の時間 : 最初の60秒が15秒10円,その後が24秒10円。
料金コース
標準コース : 2700円
昼得コース : 1980円(昼間の通話料は標準コースと同じ,その他の時間帯は通話料2倍)
お気軽コース: 1350円(通話料は標準コースの2倍)
安心だフォン: 980円(通話先限定3カ所,通話料は標準コースと同じ)
◆NTTパーソナル
ご存じNTTグループのPHS会社。サービス開始当初は20mwの低出力アンテナをメインに設置していましたが,最近は200mwまたは500mwとアンテナの出力を上げて通話の安定化を図っているみたいです。
結局,高出力アンテナは駄目って言ってたのがウソだったことを自ら証明する結果になってしまいましたね(^_^;;)
しかし平成10年4月現在でアンテナ数140,000本と,圧倒的な回線数を誇っています。
ホームアンテナも新規加入時に無料でくれるので家の中でもばっちり使えます。
料金プランも一番充実しているキャリアではないでしょうか。
そして,ドコモに吸収されることが吉と出るか,凶と出るか・・・
非常にこれからが楽しみなキャリアですね。
◇主なサービス
・きゃらトーク
Pメール互換の文字メッセージサービス。
最大半角20文字のメッセージを送受信できます。
キャラトーク同士のメールは漢字,ひらがな,カタカナ,英数字,記号を使用したメッセージを送れます。(漢字を含んだ場合10文字)
・きゃらメール  (付加機能使用料:100円)
メッセージ蓄積型のメールサービス。
メッセージ蓄積型とは文字メッセージサービスセンターがメッセージを預かり,メッセージを受け取るときはセンターにアクセスしてメッセージを受け取るメールサービスです。
最大250文字のメッセージを送受信できます。(漢字入りメッセージは105文字)
同一メッセージを最大40人に送信することが出来る「同報機能」や,着信メロディ作曲機能で作ったメロディを文字メッセージと一緒に送信できる「きゃらメロディ」などの機能もあります。
それに,インターネットからメッセージを送ることが出来ます。
アドレスは, 相手のPHS番号@cmchuo.nttpnet.ne.jp です。
32Kデータ料金プランF5  (月額:1900円)
秒単位の累積で5時間までデータ通信が出来るサービス。
5時間を超えると普通のデータ料金となります。
PHSでインターネットをするなら必見のサービスなのですがプラン270でしかサービスが受けられないのが欠点かな・・・。
・いまどこサービス
おおよその居場所の地図をファックスで知ることが出来るサービスです。
利用の仕方は,
1,G3FAXから位置情報サービスセンターにアクセス。
2,メッセージに従い位置を知りたいPHS番号を入力します。
3,メッセージに従い,あらかじめ設定した暗証番号を入力します。
4,ファクスより居場所を表示した地図が出てきます。
◇利用料金
・いまどきプラン10
  付加機能利用料 : 100円   利用料 : 40円/1回
・いまどきプラン40
  付加機能利用料 : 400円   利用料 :  2円/1回
◇通話料金 (プラン270)
10円ではなせる秒数(回線接続料+10円がかかります。)
区域内および20kmまで
平日昼間
土・日・祝・夜間
深夜・早朝
携帯電話に通話
平日昼間         : 12秒 10円
土・日・祝の昼間,夜間 : 15秒 10円
深夜,早朝        : 20秒 10円
◇料金コース
プラン270 : 2700円(標準的なプラン)
プラン198 : 1980円(通話料はプラン270の1.5倍)
おはなしプラス : 1980円(1000円分は無料,料金はプラン270の2.5倍)
データプラス : 1980円(データ通信料金は1000円分無料,音声通話は3倍)
◆ASTEL(アステル)
なぜか3キャリア中一番売れていないのがアステルです。
売れていないと言っても別に使えないとかって言うことはありません!!
地下鉄などには一番良い所にアンテナをたてているため,地下鉄のホームなどは一番安心して使えます。
パワフルアンテナのCMなどで発信出力5倍,受信感度2.5倍などと言っているのはかなり眉唾ものですが,確かにパワフルアンテナの端末は通話が安定してますね。
またアステルの最大の特徴は地域によって付加サービスはおろか料金プランも違うことがあげられます。
のりちんは東京に住んでいるのでアステルのサービス及び料金プランはアステル東京のものを書かせていただきます。
それにしても,松田聖子のCMは金かかってないね(笑)
◇主なサービス
・MOZiOサービス
・MOZiOナビサービス
 アステルが提供するナビサーバーにアクセスして,色々な情報を検索できる
サービス。しかも自分がいる位置情報を利用した「Pナビで検索」が可能!!
検索結果に電話番号が表示されていればそのまま発信可能です。
ただ,10年10月15日に始まったばかりなので,正直に言って情報量が全然
足りないですね。
位置情報でまともに検索できるのは横浜,新宿,渋谷,池袋程度で,ほとんどの
場所は「該当する情報はありません」と,出てきてしまいます(^_^;;)
サービスコンテンツ(10.10/15現在)
・オデカケ電話帳
・たべあるき
・映画館空席
・TOKYO一週間
・Myニチの占い
・オデカケ天気
・ASTEL News
・MOZiOダイレクトメール
 MOZiO対応機種同士で,直接メロディやイラストを付けたメールをやりとりできます。
最大512文字(漢字256文字)のメールを送受信できます。
・MOZiOメールサーバー
 MOZiOサーバーにメールBOXを作り,確実なメールのやりとりが出来るサービス。
メールBOXを持つ人に最大10人まで同報送信が可能です。
・モジトーク
最大39文字のメールを送受信できる蓄積型の文字メッセージサービスです。
・Aメール
ダイレクト送信型の文字メッセージサービス。
機種ごとに文字数が異なるが,最大400文字までのメッセージの送受信が出来ます。
・Aメール+(プラス)
Pメール互換の文字メッセージサービス
最大20文字の半角カナ,英数字,記号のメールを送受信できます。
・Mメール
最大400文字のメールに自作メロディや,固定メロディを付けて送れます。
転送電話サービス
留守番電話サービス
着信メロディ呼出サービス
アステルが提供する10曲の中から,気に入った曲を自分のPHSの着信音に
する事が出来るサービスです。
操作方法
・1591にダイヤル
・音声ガイダンスに従い,曲を選択。
・メロディを着信音に設定。
アステラーボード
アステルダイヤル
◇通話料金
10円ではなせる秒数(回線接続料の+10円がかかります)

PHS普及委員会
http://www2.justnet.ne.jp/~norichin/phs_p03.htm





 
DDIポケット,10円ではなせる秒数
同一区域内 隣接区域内
30kmまで
60kmまで 100kmまで 160kmまで 160km超
平日昼間(8時~19時) 60秒 45秒 26秒 18秒 15秒 15秒
土・日・祝日の昼間
夜間(19時~23時)
60秒 45秒 30秒 26秒 20秒 17秒
深夜・早朝(23時~翌8時) 70秒 60秒 45秒 36秒 26秒 20秒



NTTパーソナル,10円ではなせる秒数
区域内および
20kmまで
30kmまで 60kmまで 100kmまで 100km超
平日昼間 60秒 45秒 36秒 14秒 14秒
土・日・祝・夜間 60秒 45秒 36秒 20秒 14秒
深夜・早朝 90秒 60秒 45秒 23秒 16.5秒



アステル,10円ではなせる秒数
同一区域内 30kmまで 60kmまで 100kmまで 160kmまで 160km超
平日昼間 60秒 45秒 26秒 18秒 17秒 15秒
土・日・祝の昼間
夜間
60秒 45秒 30秒 26秒 20秒 17秒
深夜、早朝 90秒 60秒 45秒 36秒 26秒 20秒



2002年2月11日月曜日

[機器][携帯電話] au PashaPa(パシャパ)~cdmaOne端末用デジカメユニット



[機器][携帯電話] au PashaPa(パシャパ)~cdmaOne端末用デジカメユニット
デジカメになるケータイ 「PashaPa,Treva,J-SH04」
スタパ齋藤
2001/02/19 00:00
■デジカメになるケータイ
去年末あたりから,デジカメとして使える携帯電話類(および携帯電話用デジカメユニット)が出始めた。
携帯電話というデータ通信端末に,デジタルカメラという画像データ生成装置。これらが一体化し,従来の画像生成・転送スタイルに比べてよりシームレスな利用が可能になると何が起きるのかとかいうことは1~2年待てばわかるので気長に鳥瞰したりしなかったりすることにし,とりあえずは“デジカメ機能内包ケータイ”っておもしろそーっスねということで,市場にある製品を片っ端から使ってみた。
片っ端からとは言っても,現在ある製品は3機種。
auの@mail対応cdmaOne端末用デジカメユニットのPashaPa(パシャパ),
DDIポケットのfeel H"端末用デジカメユニットのTreva(トレバ),
J-PHONEのデジカメ内蔵型携帯電話端末のJ-SH04(シャープ製端末)。とりあえず全部買うでしょ!!そして俺内部に潜んでいるっていうか暴れたりもしている「どのデジカメケータイがイイんだよ結局」欲を満たす方向で試しまくってみたので,その印象などを書いてみたい。
■これでスクープ撮るって……
PashaPa
auのcdmaOne用デジタルカメラ「PashaPa」。京セラ製,標準価格4100円。10万画素で,撮影サイズはノーマル120×120,CIF 352×288ピクセルの2種。重量50gで,C310Tと,400番台以後のcdmaOne端末に対応する。
まず,浅野忠信がスクープを撮ってスゴいことになっちゃうCM(関東だけかも!?)で話題となったPashaPa。
詳細はauのPashaPa紹介ページやニュースリリースをご覧いただくとして,この製品,モノとしては単体で撮影できる10万画素のデジタルカメラとなる。PashaPa単体で撮影ができ,撮影した画像を利用する(見たりするわけですな)時に,@mail端末に接続するというスタイル。人差し指と中指を合わせたくらいのサイズで主さ約38g。非常に小さい。撮れる画像はPNG形式で,サイズは120×120ピクセルと352×288ピクセル。本体内には最大30枚の画像(120×120ピクセルの画像の場合)を保存可能。約30センチまでの接写が可能。単4形アルカリ電池1本で動作する。で,お値段4100円(メーカー価格/税抜)。そんな製品だ。
俺が最初に買ったのがコレで,さぁ撮ってみよーと,手持ちのcdmaOne端末のC401SAと組み合わせて使った。で,結論としては,かなり期待外れだった感じ。というのは,全体的にまどろっこしい印象があったこと。
ひとつは撮影時,カメラ自体が特殊な形状で,シャッターが押しにくいと同時に,シャッター音などもせず,さらにファインダーもアテにならない(ファインダーを覗いて撮影してもあまり正確なフレーミングはきない)。使いにくかった。まあ,オモチャ系カメラだからよしとしよう!!とか思わないと「……(泣)」という状態になっちまう感じであった。
それから,画像を端末(C401SA)で表示するなどの作業も,クイックさに欠ける。カメラ画像を表示するモードへ入るのがわかりにくく(サービス→データ転送モード→カメラモード→画像表示というふうにメニューを追う),表示やコピーにも時間がかかるのだ。これはC401SAの操作性からくる“まどろっこしさ”もあるが,結局,どーも,な~んか,残念感が漂う。
加えて,画像だが,これも少々貧弱。256色の画像なのだが,被写体がちょっと明るくても逆に暗くても,256色的発色をしてくれないという印象。まあ,10万画素なので画質を求める方が間違っているのだが,オモチャ的カメラにしてはシビアな露光というか,ある程度キレイに撮るには訓練が必要な製品だと感じた。
当初から画質には期待していなかったので,画質が多少暗いとか色が出ないとかは,さほど問題ではない。むしろ気楽かつ手軽にテキトーな写真が撮れれば遊べるなぁ,と期待していた。が,PashaPa使用時の,個々の手順に手軽さが感じられないのであった。PashaPaで撮影→C401SAへ画像表示・転送→見たりメールしたりして遊ぶ,というコトがスススッとストレスなくできればいいなぁ,とそれだけ。しかし,実際は,やや使いにくいカメラでの撮影→まどろっこしい画像操作→わりと期待以下の画像を見たりメールしたり,というコトになったりする。
まあ,既に使い慣れまくっちゃってPashaPa達人となった人なら問題ないかもしれない。また,@mail端末でどーしてもデジカメケータイ遊びをしたい人も少なくないだろう。でも,俺の場合は,やはり,結局,PashaPaは7~8回使い,その後は全然使わなくなってしまった。
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3062.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       

2002年2月9日土曜日

[通信][PHS] cdmaOne(PacketOne対応)版EZweb



[通信][PHS] cdmaOne(PacketOne対応)EZweb
cdmaOne(PacketOne対応)EZweb
■EZwebを使ってみました
さてcdmaOneの付加機能(正確にはセルラーデジタル、TU-KAも)である「EZweb」ですが
・EZwebを起動して、メニューから接続するコンテンツ
・EZwebを起動して、直接アドレス(URL)を打ち込み、iモードの様にWWWに接続するコンテンツ(ただし専用の HDML という簡易言語にて書かれていることが条件)
の2種あるみたいです。
前者コンテンツですが、インターネットから接続できないクローズドなWWWなのかもしれません。
とりあえず、前者コンテンツである「着信音ダウンロードのコンテンツ」( 注意!EZGET機能付きの端末で無いと使えない )を試してみました。
EZwebのトップメニューを実行し、その中から選び「 3・EZweb最新情報 」を選択します
数日ごとのEZwebの最新情報が表示されます
さっそく着メロダウンロードを試してみます。
期間限定で、料金無料でした (もちろんEZweb接続料は掛かります)。中から、椎名林檎嬢 の「 ここでキスして 」を選びました。
聴いてみると、音の伸ばし方が嫌だったので、編集しようとしました。できまへーん!
ダウンロードしてきた曲データは通常の曲の様に編集できない。それどころか楽譜を見ることもできません。有料コンテンツなものですから当たり前と言えば当たり前か。
くっそーーーなめやがって!!!なーにが椎名林檎だ!「椎名へきる」か「Seena ~君は風になる~/PC8801」かどうか知らんけど何様だ!!
結論 やっぱ着メロは自分で作らないと気持ち悪い(そうか?)
結局、椎名林檎はやめて、前から耳コピで作っていた某CHUN SOFTのゲームの曲「弟切草メインテーマ(?)」に、下のパートを加えて2和音にしました。かなりイカス音になりましたよ。ゴンゲ~って感じです(?)
ついでに同社「かまいたちの夜メインテーマ(?)」も作成。
結論 やっぱ着メロは他に誰もやってない曲にすべき(そうか?)
ところで、上に書いたようにEZwebでは HDML で書かれたページしか見ることができないそうですが、なんとかして「HTMLのページを見ることは出来ないか?」 「iモード用のページは見れないか?」 の2点を試してみました。
■HTMLのページを見ることは出来ないか?
私の行き付けの掲示板で試してみました
「4・EZインターネット」 を選択し、URLを入力します
しかし...
なんと!入力フォームは、なんとかなりました
しかし「4 次へ...」を押しても
肝心の本文は全く読めませんでした
とにかく入力フォームから書きこみをしてみました
ブラウザは「UP Browser/3.03-TS11 UP Link/3.2.1.3b」 として認識しているようです。
内容は何と書いたのか忘れましたが、
題名   :EZWEB
名前   :えぼPACKET
題名の色:赤
としました。日本語は化けてますがそれなりには書けますね。こんなもんでしょうか
いざと言うときには使えそうです。いざという時 って...何だろう。まぁいいや。
■iモードのページを見ることは出来ないか?
携帯でページを見るためのNTTDoCoMoが提唱している「iモード」のページはどうでしょうか?
サンプルとして、Impress社のAKIBA PC Hotline!のiモード版を見てみました。
おおっ ちゃんと見れてるじゃないですか!
しかし実際、iモードで見た場合は一番上の
「AKIBA PC Hotline!」
の部分がグラフィックで表示されているはずですが
その部分が見れません。内容自体を見ることは出来ましたのでよしとしましょう。
他のページは分かりませんが、iモード用のページは基本的に画像が少なくて文字がメインですので、
多分見れるんじゃないでしょうか?
J-PHONEではどう見えるんでしょうね。
■eメールはどうかな
さて今までの cdmaOne だとこのeメール機能がとても寒いもので、J-PHONEの様に直接端末に送ってこないで「eメールがセンターに届いたよ」 しか知らせてくれませんので自分で ezweb を立ち上げてメールを拾いに行かないといけませんでした。今回のPacketOneでもそれは同じなのですが、メールが届くと自動的に「接続してメール見にいきますか?」と、入力待ちになります(※このダイアログを出さないで、メール到着のみを知らせる設定や、何も出ない設定も出来る)
そこで「OK」を押すと、EZwebの起動画面が表示され、メール受信一覧まで一気に行ってくれます。
もちろん、自動でメールをダウンロードしてしまう J-PHONE や NTTDoCoMo に比べると不便ですが、ボタンを2つ押すだけ(一つはEZweb自動起動確認、もう一つは受信一覧から、その新着メールを閲覧する為に)で、済みますので、まだ改善されています。ただ、車に乗っていたりすると焦る時があります。この eメール機能 ですが「ゴミ箱」や「ゴミ箱から削除」もあったりして、なんだかWindowsみたいです。メールアドレスですが、初期設定では電話番号がアドレスに含まれるのですが、後で自由に名前を変更することが出来ます。
■値段はどうやねん
さてメール送信なのですが、セルラー曰く「 20文字1円 」だそうです。
しかし「1パケット=128byte=0.27円」と書いてあり計算が合いません
そこでセルラーに聞くと、「通信確立のためのパケットも含まれているためです」だそうです。そりゃそうだ。「詳しい内容については、お答えできません」。はぁ、さいですか、企業秘密つーやつやね。しかし、0.27円 = 1パケット ですから 1円 = 3パケット でしょう。つまり
ID/PASS送信に1パケット。
サーバからの応答に1パケット
メールデータ送信に1パケット。
と考えられます。
つまりメールデータ自身を乗せるパケットは、1パケット=128byteあるのですが、それが20文字(全角だと思われるので40Bytes)というのは、残り分 128-40= 68 (bytes)は相手先アドレスなどの付加情報を乗せているからでしょう。それから考えると
2 (円) ÷ 0.27(円/パケット) = 7.x (パケット) 。
2円で7パケット分、送受信できます。あと、上述の通信確立に 2パケット 必要ですから、送れるeメールデータとしては
(7 パケット - 2 パケット ) x 20 = 100。 
最低でも「100文字2円」であると思われます(勝手な想像)(追記: そうとは言えないが、20文字=1円 なので 40文字=2円 という事は無く
2円だと40文字以上送れますよ、との事です。
しかし、毎回質問が長くなると、途中で私の携帯番号聞くのは辞めて欲しいです。
くれーまーじゃないっすよー。ただのメカマニアですから)
そこんところちゃんとページに書くなりしてほしいですね。送る時にも文字数を考えてしまいます。
えっ、ドケチって? 倹約家と言ってくれ! 
結論 ちりも積もれば山となる
EZwebでいろいろ繋げてみましたが、パソコンを持っていない人や、出先では有効な気がします。出先や通勤途中に、「スキー積雪情報」や「天気予報」、「ニュース」などを見れるのは良い暇つぶしになりそうです。他に 「三和モバイル・バンキング」 や 「クロネコヤマト、荷物追跡サービス/ブックサービス」 と言い、発送した荷物の配送状況を調べることが出来たり、本を宅急便で注文できたり、ANAの 航空券の予約 や チケットレス決済 等のサービスがEZweb上で行えます。
(詳しくはEZwebのサイトに載っています。)
また、新しく「EZmap」というサービスが始まりました。たとえばグルメ情報の店の場所を知りたいときに、その周辺の地図をグラフィックで表示させることが出来る というものです。
全てで行えるわけではなくて、各コンテンツが「EZmap」に対応しないといけません。
これが普及すると、紹介された場所へのアクセスがかなり便利になりそうです。今後もEZwebだけでなく、携帯インターネットには期待できそうですね。

Evolution's REvolution
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/ 
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/16.htm
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/40.htm
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/index.html
 
 





cdmaOne(PacketOne対応) 料金・基本性能
関西セルラーの「CDMA ONE」 (Packet One対応機種) 契約してきました。
(関西はセルラーですが、場所によってはIDOだったりします)
以前、旅行先の出石と城崎でPHSが全く通じなかったので、ちょっとカチンと来たのと、PHSの料金が思ったほど安く無さそうなのが乗り換えの原因です。
■一般加入電話に掛ける場合、携帯電話からより、PHSからの方が安い!?
みなさんも「家にTELするなら、携帯からよりPHSからの方が安い」と思ってませんか? 実は必ずしもそうとは言えないのです。
私はDDIを使用してきましたが、毎月の料金が、7~8000円近くになってました。たくさん掛けているからだろう、そう思ってきましたが、もっと頻繁にかけている携帯電話(NTTDoCoMo)の弟の方が安く済んでいるのに驚き、現在のDDIと 購入を検討している関西セルラー(cdmaOne)の値段を比較してみました。
これは一般加入電話に掛けた場合です 10円で掛ける事のできる時間(秒)
セルラーDDIポケット通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間近畿内または
地域隣接県平日50.020.032.5土・日・祝36.5その他の地域平日31.512.520.0土・日・祝22.5通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間同一区域内平日70.060.060.0土・日・祝60.0隣接区域内
・30kmまで平日60.045.045.0土・日・祝45.0
こう見ると、PHSの方が安く感じます。しかし、プランにもよりますが、DDIの場合一通話につき+10円加算されます(10秒以内の通話を除く)。「昼得コース」ですと夜、早朝深夜 の通話料が倍額 「お気軽コース」ですと、すべての通話料が倍額になります。つまり「カエルコール」などの短い電話だと、最低20円は掛かるPHSの方が高くなります。
さらにPHSは距離によって値段が大きくかわります。携帯の場合、上記 「隣接県」 と 「その他の地域」 の2種しかありませんが、PHSの場合は、さらに「~60km」「~100km」「~160km」「160km超」というパターンがあり、隣接県で平日昼間、60秒/10円が、160km超だと15秒/10円にまでなります。もちろん160km以上遠くに掛けることは無いにしても、30~60kmや、~100kmなら有りそうです。
もともとは、携帯と比べて料金が安く 近い距離なら料金無しでトランシーバとしても使え、電話の子機としても使える。と言うのが売りでしたが、携帯電話各社の競争で、PHSの値段もあまり安く感じないし、「トランシーバ機能」は隠し機能のような扱われ方で持っている人ほとんどが知りません。いや、もっと言えばどうやって使うか分かりません(マニュアルにも載ってません)。親機が無いと使え無さそうなのですが..一体どうなんでしょう? また携帯電話の普及で、電話の子機自体が不必要になってきています。このままだと将来性はとてつもなく低いですね。
ついでに相手が携帯電話の場合もみてみましょう。
セルラーDDIポケット通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間同一区域内平日40.016.026.5土・日・祝29.0通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間同一区域内平日15.010.015.0土・日・祝15.0
DDIの場合、一通話につき+10円加算されます(10秒以内の通話を除く)となります。
 ※「昼得コース」「お気軽コース」「標準コース」による違いはありません。
■一定通話料込みコースの違い
各社がやっている「一定額通話料込み」のコースですが、たとえばセルラーは
コミコミコールS 
コミコミコールL 
コミコミコールジャンボ
の3種類有り
料金は各、
4000円(最大1400円/35分)、
5900円(最大3000円/100分)、
8900円(最大4000円/200分) 
となります。おなじくDDIでも、
スーパーパックS 
スーパーパックL
料金は
2805円(1200円/最大115分)、
4250円(3000円/最大348分)※括弧内は無料通話分 
ところがこの2つは大きく違います。それはDDIがその無料料金分が無料通話になるのに対して、セルラーは無料時間分が無料通話なのです。
セルラーだと、上記の表は全く関係無く、1分単位で計算されます。つまり、家にかけようが、PHSにかけようが、携帯にかけようが違いは有りません。最大通話時間を超えた場合は、おのおの40円/分 30円/分 20円/分の料金体系が適用されます。そのため無料通話時間を超えると、割高の料金を払うことになります。
DDIの場合は料金で計算します。スーパーパックLは同じ料金体系、スーパーパックSは通話料のx1.2倍です。
超えた場合もそのまま計算されます。
また、DDIはPメール、PメールDXの料金は無料通話に含まれるのに対して、
セルラーのEZWEBの料金は、無料時間分には含まれていないので注意が必要です。
どうやらNTTDoCoMoは上記DDIと同じ料金基本タイプで、J-PHONEはセルラーと同じく時間基本タイプのようです。
■締め日と無料通話分の関係
セルラーの場合は月単位で計算します。つまり加入月の基本料金も無料通話分も、締め日まで「日割り」です。「締め日」には注意しましょう。DDIでもそうだと思われますので加入月は満額払う事は無いはずです。たとえば無料通話1000円分のパックに某月15日に加入した場合は、その月は500円分の無料通話しかついてきません。超えた分は別料金になります。たいてい端末を買うと、嬉しがってあちこちに電話してしまうものですので、契約時には無料通話が多いコースにしておき、次の月から無料通話が少ないコースにするといいと思います。
■他社携帯の料金
通話料込みのコースの場合です。
会社SLLL超えた場合料金超えた場合料金超えた場合
NTT DoCoMo
おはなしプラスM
4100円(1300円/可変)
おはなしプラスL
5900円(3000円/可変)
おはなしプラスBIG
9100円(6100円/可変)
関西セルラー
cdmaOne
コミコミコールS
4000円(1400円/35分)
コミコミコールL
5900円(3000円/100分)
コミコミコールジャンボ
8900円(4000円/200分)
40円/分30円/分20円/分
J-PHONE関西
トークパックS
3900円(1400円/35分)
トークパックL
7300円(2400円/120分)
無し
40円/分20円/分 
J-PHONEは通話料込みのプランが少ないですが、その分通常のプランが多いです。
こう見てみると、Sクラスのプランは全社ほとんど同じくらいです。イメージとしてNTTDoCoMoが高いと思ってましたがそうでも無い様ですね。ここに書いていないTU-KAですが、実は私の周りでTU-KAな人、あるいはTU-KAを持っているという人を聞いたことが無いのです。しかし携帯屋さんはTU-KA勧めます。報奨金大きいのかな?
知人はなぜかJ-PHONEが大半を占めて、DoCoMoが2人(そのうち一人はPHSと携帯両方所持)、DDIが2人です。弟に聞いたところ謎が解けました。J-PHONEは端末の料金が安いのです。なるほどね。
■cdmaOneはPHS並みの音声を誇る?
さて「CDMA ONE」ですが、よく言われている音声品質の高さはどれくらいでしょう?
売りは「音が良い」と言う事ですが、実際使ってみた結果は、某スタパ斎藤氏が言っているようにヘンです。相手(携帯/一般加入電話) / 自分(cdmaOne)の場合で試してみたところ、通常の携帯電話の様な「AMラジオ」のような雰囲気は有りませんが、妙に音声のみを強調しているため。相手が、ハンズフリーでしゃべっているようなちょっと遠い感じの声になります。もちろん、ハーフレート携帯と比べると雲泥の差ですが、PHSの音質に慣れている私としては奇妙に聞こえます。PHSを辞めて半年近く経ちましたが、慣れてきたらまぁこんなもんかな と言った感じでしょうか。
■cdmaOneの基本性能
さて、このC3xxシリーズはPacketOne対応と言うのが売りです。私は全然知らずに、ホームページに
「東芝のC301Tは、普通のアンテナとは別に、内蔵アンテナが入っててええ具合で電波拾えますよ」(概略)
と書いて有ったのを見て、この「人より余計に電波拾えます」部分に、ググッと来てしまい、HIT SHOPのお姉さんに「携帯お探しですか?」と言われるやいなや「このセルラーのC301Tくれ!!」と切りだし、他の会社および他の端末を進めるのを完全に無視して交渉を始めたのでした。えと、一円も負けてくれませんでした。くそ。端末ごとの違いはいろいろ有るでしょうが、C301Tは基本的な売りとして、
「別途アンテナ内蔵」 
「ハンズフリースピーカ内蔵」 
「イタズラ電話用ボイスチェンジャ」
くらいでしょうか。内蔵アンテナは周りにcdmaOne使いが居ないので差が分かりません。
ハンズフリースピーカは良さそうなのですが、マイクが使えないという無意味な機能だったりします。 天気予報や時報でも聞けと言うのか? ボイスチェンジャはまだ試してません。しかし先に出た機種( 東芝301T 日立302H )はどうやら「 液晶階調表示が出来ない 」みたいです。しくったかな....それと、多分最近の端末だと常識なのでしょうが通常の「非通知」と「公衆電話」および「通知できない電話」(国際電話など?) おのおの3種類を設定できるため大変重宝してます。もちろん「番号非通知」な、いかがわしい人間は無視です。しかし...番号通知する、いかがわしい間違い電話がバンバン掛かってきます。
結論 「りょう」って誰やねん!! 正しく番号教えとけ!!

Evolution's REvolution
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/   
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/16.htm
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/40.htm
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2001年11月23日金曜日

[通信] 第三世代移動通信システム(IMT-2000)構想





[通信] 第三世代移動通信システム(IMT-2000)構想
報道発表資料
発表日  : 1999年 9月27日(月)
タイトル : 第三世代移動通信システム(IMT-2000)の早期導入に向けて
-次世代移動通信方式の技術的条件に関する電気通信技術審議会一部答申-
郵政省は、本日、電気通信技術審議会(会長:西澤 潤一 岩手県立大学学長)から、「次世代移動通信方式の技術的条件」のうち「符号分割多元接続方式で周波数分割複信方式を使用する無線設備の技術的条件」について答申を受けました。
この一部答申は、国際電気通信連合(ITU)で標準化が進められているIMT-2000(International Mobile Telecommunications-2000)を日本に導入するための技術的条件に関する検討結果をまとめたものです。
IMT-2000は、グローバルサービスやマルチメディア通信サービスの提供等を特徴としており、現在普及している第二世代システム(デジタル携帯・自動車電話)に続く次世代(第三世代)の移動通信システムとして期待されています。
郵政省では、本日頂いた答申を踏まえて、関係省令等を整備する予定です。
符号分割多元接続方式:CDMA(Code Division Multiple Access)
周波数分割複信方式:FDD(Frequency Division Duplex)
【一部答申の主な内容】
 ・ 周波数帯:ITUにおいてIMT-2000用として割り当てられた2GHz帯
 ・ データ伝送速度:高速移動環境(自動車等で移動中)で導入当初144kbpsまで
           低速移動環境(歩行中等)で導入当初384kbpsまで
 ・ 最小運用帯域幅:5MHz×2。(将来の2Mbpsのサービスの効率的提供に備
           えて、20MHz×2の運用帯域を考慮。)
 ・ 伝送方式:DS-CDMA、MC-CDMA
       DS-CDMA:Direct Spread-CDMA(1キャリアを直接広帯域に拡散させて伝送)
       MC-CDMA:Multi Carrier-CDMA(拡散された1又は複数のキャリアで伝送)
 ・ PHS帯域においては、スプリアス発射の強度及び移動局の空中線電力をより低く制限し、PHSへの干渉の影響を防止。
【将来の公衆移動通信サービス(PHS、携帯・自動車電話を含む)の需要予測】
平成12年度末で6,450万加入、平成22年度末で8,100万加入
【第三世代移動通信サービスの市場規模予測】
平成12年度から平成22年度末までで42.02兆円
   連絡先:郵政省電気通信局電波部移動通信課
   担 当:田原無線局検査官、成瀬第二技術係長
   電 話:03 - 3504 - 4877
関係報道資料:「次世代移動通信システム(IMT-2000)の実用化に向けて」
   (「次世代移動通信方式の技術的条件」の諮問)
    (平成9年(1997年)9月29日発表)
■第三世代移動通信システムのサービス概要
第三世代移動通信システムが目指すサービスの主な特徴は、以下のとおり。
  - グローバルサービスの実現(様々な利用形態、地域を超え利用可能)
  - マルチメディア通信サービスの提供(インターネットとの高い親和性)
  - 固定網と同等な高品質なサービスの提供
  - 高い周波数利用効率の実現(既存システムと同等以上の周波数利用効率)
なお、第三世代移動通信システムの導入当初のデータ伝送速度は、少なくとも、
  - 高速移動環境:回線モード64kbps、パケットモード144kbps
  - 低速移動環境:回線モード64kbps、パケットモード384kbps
  - 室内環境  :回線モード64kbps、パケットモード384kbps
程度までのサービスが期待されており、将来的には、2Mbps程度までのデータ通信サービスを提供。
(平成11年9月 電気通信技術審議会次世代移動通信方式委員会報告より)
■需要予測と市場規模予測
1 公衆移動通信サービスの需要予測
携帯・自動車電話だけでなく、PHSや第三世代移動通信システムも含めた将来の公衆陸上移動通信サービス全体について検討。平成12年度(2000年度)末及び平成22年度(2010年度)末につき需要予測を行った結果は、表1のとおり。 
 平成12年度(2000年度)末 6,450万加入
 平成22年度(2010年度)末 8,100万加入 
2 第三世代移動通信サービスの市場規模予測
第三世代移動通信の市場規模(設備投資、システム運用経費、サービス市場、端末機器市場の合計)について試算した結果は、表2のとおり。
  2001~2005年度 14.02兆円  
  2006~2010年度 28.00兆円  
  2001~2010年度 42.02兆円 
3 第三世代移動通信サービスによる雇用の創出
当該市場規模を基に全産業への経済波及効果及び創出される雇用の規模を算出した結果は、表3のとおり。
  2005年度(単年度)  6.45兆円 
  2010年度(単年度)  9.30兆円 
   経済波及効果  
(平成11年9月 電気通信技術審議会次世代移動通信方式委員会報告より)
■一部答申の対象とする無線伝送方式の考え方
ITU勧告の対象となっている技術のうち、今回の一部答申の対象としているのは、符号分割多元接続(CDMA)方式で、送受異なる周波数を使用する通信方式(周波数分割複信(FDD)方式)を使用するもの。
具体的には、1キャリアを直接広帯域に拡散させ伝送させるDS-CDMA(Direct Spread-CDMA)方式と、下り回線において、拡散された1又は複数のキャリアにより伝送するMC-CDMA(Multi Carrier-CDMA)方式が対象。
なお、MC-CDMAについては、上り回線のチップレートが1.2288Mcpsとする方式とその3倍の3.6864Mcpsの場合に分類され、それぞれ1X、3Xと呼ぶ。
なお、ITUが検討対象としている方式のうち、CDMA/TDD方式やTDD方式については、今回の一部答申の対象とはせず、ITU等における国際的な検討状況や具体的ニーズの動向等を踏まえつつ、今後必要に応じて対応。
(平成11年9月 電気通信技術審議会次世代移動通信方式委員会報告より)
   
総務省郵政事業庁
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/990927j603.html







2000年2月3日木曜日

[機器][携帯電話] 日立/au C309H~16和音着メロ対応cdmaOneケータイ






[機器][携帯電話] 日立/au C309H~16和音着メロ対応cdmaOneケータイ
久々に大満足のcdmaOne端末「C309H」
スタパ齋藤
■ドコモかauか!?
C309H
日立製au端末「C309H」
大き目のカラー液晶,16和音着メロ対応,ハムスターパラダイスのミニゲームや占い搭載。技術的アドバンテージが売りで男性向けイメージのあったcdmaOne端末に遊びの要素を盛り込んだ注目の端末
わりと最近,俺は常用する携帯電話のキャリアを変えた。具体的には,ドコモからauにした。別にディープな理由はなく,単にauの端末の方が覚えやすい電話番号だったから,この際ってことで仕事等,メインに使う携帯電話番号をauのcdmaOne端末のものにした。
改めて考えてみると,俺にとって便利な携帯電話は,ドコモかauのどちらかだったりする。他のキャリアがキライってわけじゃないのだが,いろんな条件を考えると,ドコモかauに絞られちゃうのだ。
まず,通話圏と音質。これまでいろーんな携帯電話およびPHSを使ってきたが,結局のところ,俺にとってほとんど問題なく使えるデジタル携帯電話,特に通話圏的に問題がないものは,ドコモ(800MHz帯デジタル)かau(cdmaOne)になる。あくまでも俺の行動半径と通話圏の絡みの話だが,ドコモかau。音質となると,デジタル携帯電話よりもPHSの方がずっとイイのだが,クルマでも移動するし,仕事上いつでもちゃんと通話可能・メール受信可能ということになると,PHSは常用端末にしづらい。DDIポケットのエッジ端末という選択もあるが,実際,やはりどこでも無難に使えるかどうかということになると,デジタル携帯電話の方が有利だ。
ドコモとauの音質についてだが,これは,まあどっちも十分イイ音だと感じられる。ドコモのハイパートーク対応端末なら,時と場合にもよるが,俺が使っている感じでは,わりと多くのケースでエンハンストフルレート通話になるので,かなり音がイイ。auのcdmaOne端末は,ご存知のようにモトから音質がいい。細かい印象を言うと,ハイパートークでのフルレート通話の方が自然な音がするよーな気がして,cdmaOneはなんかエフェクタをかけたような人工的な音がする気がする。でもまあ,声をしっかり伝えられて聞けるってことからすれば,どっちの方式もイイ音だと感じる。
それから,メールの受信。俺の場合,(インターネット経由で届く)メールがちゃんと受信できる端末じゃないとイヤーンという感じなので,端末のみで何かしらのメール系データ通信サービスが使えないとイヤーン!! で,いろいろ試したが,ドコモのiモードサービスとauのEZ系サービスは,なかなかイイ感じ。ていうか他のサービスはいまひとつ好きになれない。
iモードのメールは,時と場合によってはメール配信の遅延があったりする。ていうかありがち。だが,サーバーからプッシュしてくる感じでメールの内容がどんどん端末に流れ込んでくるのは非常に便利だ。だったらJ-フォンも……とか思うわけだが,なーんか俺の行動範囲だとJ-フォンのスカイメールとかは残念感が高い。auのEZwebのメールは,サーバに届いたメールを端末で読み出しに行くタイプ。だが,Cメール(auのショートメールのようなサービス)で着信を知らせるようにしておけば,iモード端末っぽくメールの最初の数行だけを端末に自動的に配信することができる。また,EZwebのメールサービスは,受信可能な文字数も非常に多く,パケット通信対応端末で読めばかなり快適にメールを読むことができるので気に入っている。
他にもキャリアの選択基準はあるのだが,でもまあ,大雑把に言えば,通話圏と音質とメールサービスで決めている。
で,結局のところ,音質や通話圏に対しての印象はドコモ(ハイパートーク)もau(cdmaOne)も,どっこいどっこいという感じ。メールサービスに関しても,最近では携帯電話転送向けのメールフィルタリングサービスが増えたりなんかしてるので,iモード(250文字までをプッシュ)でもEZweb(2000文字までをサーバに保管)でも,おおよそだいたい似たような感じで利用できる。つまり俺にとっては,ドコモでもauでもまあどっちでもオッケーなのである。そこで決め手となったのが,電話番号。覚えやすい電話番号が取れたauの方の端末をメインに使おうというコトになったわけだ。
■俺とau,ていうか俺とcdmaOne
思い起こせば1999年4月14日,人類滅亡まであと3カ月弱なのかーとか思いつつ手に入れたのが初めてのcdmaOne端末C201H(日立製作所製)であった。当時(ってほど昔でもないが)は,ドコモの超古いフルレート端末はサイコーに音がイイぜ~とか,J-フォンってフルレートでつながるコト多くなくなくなくなぁい!?などと携帯電話の音質にこだわっていたりした。が,cdmaOne端末を使ったら,そのようなこだわりは激減。この非常にクリアな通話が可能なcdmaOne端末ってのはスゴいですな,最高ですな,ということで,cdmaOne端末に惚れ込んだのであった。
しかもcdmaOneはiモードに勝てるかもしれないデータ通信サービスがあるゼ!!その名はEZweb!!音が良くてデータ通信が便……と思ったら,始まったばかりのEZwebサービスは比較的サイテーという印象。でも音質が非常に良かったので,俺は愛用した。
それからしばらくして,パケット通信対応のcdmaOne端末が登場。超っ速のデータ通信ができるゼ!!とは思ったが,でもEZwebは以前と似たような感じ。ダメじゃんこれじゃぁ……と思いかけたものの,実際パケット通信でEZwebを使ってみたら,これがアータ,かなり快適。おーっ!!音が良くて快適にデータ通信できるなら,これからはcdmaOneでしょぉ~!!という感じで,やはりその後はより気合を入れて使い続けたのであった。
で,最近だが,カシオのC303CAを買ってしばらくした頃から,徐々に,cdmaOne端末に対する興味が薄れ始めてしまった。C303CAはハードな使用にも耐える防水型端末で,釣りとかに使うには非常にナイスこの上ない。パケット通信にも対応していて便利。だが,どうも,それ以降は欲しい端末がほとんど出てこないのであった。カラーのcdmaOne端末も出てこないし,二つ折りでEZweb対応という端末もない。一方ドコモからは,いろーんなタイプのiモード端末が出ている。せっかくau(当時IDO)の端末に快適さを見出しているのに,ドコモの端末ラインナップの方がずっと魅力的じゃん,という感じで,俺のau熱が下がった感じ。
結局,ドコモのD502iとかに執心したりなんかして,auの方はC303CAをC106ST(三洋電機製折り畳み型cdmaOne端末)に機種変更したりした。au端末に関しては,まあ解約はしないけどさぁって感じで,お茶を濁していた状態であった。
■む!!久々に魅力的!!
C100M
幻の端末,と言いたいくらい入手困難だったモトローラ製「C100M」。ただし仕様的にはモノクロ・単音で二つ折りという以外にとりたてて言うべき点はなく,モトローラ製ということに惹かれるマニア向けと言えよう
しばらくcdmaOne端末に魅力を感じていなかった俺だが,モトローラ製のcdmaOne端末ことC100Mが出ると知り,ちょいとテンションが高まった。む!!モトローラ製か!!TACSな感じか!!いいかも!!とか思ったのだが,速攻予約とかはしなかった。まあそのうち買うかな~という緩やかな勢い。端末に対するテンションが全体的に低くなったりすると,電話マニア然としてニュースリリース発表即日auショップに予約するような気合が失われてしまうのであった。
が,根っから電話が好きってこともあり,C100M発売日から数日が過ぎたら,突然,やっぱりC100M買うでしょ!!と気合が入ったりした。我ながらムラのある気合だが,とにかくauショップへ直行。
そしたら,既にC100Mは売り切れのもよう。ていうか完売状態で,予約しても手に入るかどうかわからないという。俺の気合は一気に消沈。じゃあ要らないよーん。帰りにドコモショップ行くからいいよーん。そんなふうに思いつつ,帰ろうとしたら話題のカラー端末C309Hが目に付いた。が,ここでC309Hを買うのもなんか。日立製のcdmaOne端末はこれまで2台(C201HとC302H)買っているので,カラー端末は別のメーカーのにしたいなぁとか思っていたので,なおさら買う気が起きなかった。で,結局買わなかった。
ところがその翌日,偶然にも友人のゲヱセン上野氏(電話マニア仲間だヨ!!)と会い,奇遇にも彼はC309Hを使用中であった。で,ちょっといじくらしてもらったところ,これが,すげぇイイでやんの!!C201HやC302Hなどの歴代の日立端末もヒジョーにナイス度が高かったのだが,それ以上にもっとナイス!!グレート!!一気にC309Hが欲しくなってしまった。
ちょうど翌日は,昼頃から再度ゲヱセン上野氏と会い,ちょっとお仕事をする予定だった。そこだ!!お昼前にC309Hゲット!!そうすればお仕事の合間に愉快でナイスでグレートな端末で遊べるじゃん!!というわけで,翌日またauショップに行き,店員のお姉さんに「なによこの人何度も来るわねぇ」というような顔をされているのを敢えて無視して即座にC309Hを購入したのであった。
ちなみに,どーもC309Hは大人気のようで,状況的には品薄になっている印象が醸し出されている。品薄じゃないみたいなのだが,品薄というカンジにしているようだ。俺の場合,使用中の端末からの機種変更では買えなかった。機種変更で買おうとすると,既に約50人分の名前が連ねられたC309H予約リストの末尾に俺の名前を書き込んで数週間待つ必要があったのだ。が,新規契約ならその場で即買える。んー,なんか妙なシクミだが,まあ契約者を増やしたいのであろー。それと,もうひとつ加えてヘンなシクミとして,例えば現在持ってるcdmaOne端末に加え,もう一台のcdmaOne端末を新規契約すると,1年間のお約束契約を結ばなくてはならないようだ。つまり,2台目からはシバりのある契約。なお,この契約を1年以内とかに解除すると5000円とかの解除料(!?)が必要になる。
俺がC309Hを買った時は,cdmaOneの回線契約は1回線(覚えやすい電話番号なのダ!!),端末はC106ST。その場で即,C106STをC309Hに機種変更できれば最高に有り難かったのだが,機種変更でのC309H購入だと予約待ち。スグにC309Hを手に入れるためには,新たな回線としてC309Hを新規購入する必要がある。じゃあってんで,C309Hで新規回線契約。その後,C309Hを解約し,常用のナイス番号回線であるC106STと(白ロムになった)C309Hを機種変更した。が,速攻でC309H(新たに加入した回線)を解約したことで,5000円くらいかかり,白ロム端末(解約したC309H)持ち込みでの機種変更ということで4000円くらいかかった。結局,急いでC106STをC309Hに機種変更するために,端末代とは別に1万円近くかかったわけで,なーんかauはキビシーなぁと思った。ドコモだとこーゆーことないんですけどね~。まあ,新規契約で人気端末ゲットして即解約して高値で売って儲けようとしているよーな人がいたりするので,このような料金的工夫(!?)は頷けなくもないのだが,純粋に高機能で魅力的な端末を使いたいと思うユーザーには面倒で融通の利かないシクミだと感じられた。
■全体的に抜群テイストなC309H
C309Hの右側面にある2つのダイレクトキー。初期設定では,奥(アンテナに近いほう)がEZweb,手前がメールに割り当てられているが,変更も可能。よく使う機能を呼び出すのに便利
何となく紆余曲折した感じで手に入れたC309H,現在3週間ほど使っているのだが,非常に快適。実に良い。久々に大満足のcdmaOne端末と言えよう。C309Hの詳細はココを見ていただくとして,使用した印象などを。
まず,カラー液晶だが,コレ,すげーナイス!!カラーSTN液晶だということで,スペック的には何となくキレーじゃなさそうな印象があるが,非常に見やすい。ドコモのD502iのように,バックライトの偏りもなく,画面全体が均一に照らされる。色も(256色表示)よく出ていて,とりあえずは文句ナシ。それから120×143ドットの画面は精細度が高く,これは表示のインターフェイスが良くできているのか,例えばドコモのN502itよりも緻密で色鮮やかに見える。あ,ココにC309Hの表示の写真があるが,こういう緻密さがある。写真よりもちょっとコントラストが低いイメージになると思う。
俺はこの端末をメインの通話用とEZwebによるメール閲覧用として使っているのだが,メール閲覧時も非常に快適だ。液晶自体も見やすいのだが,フォントも読みやすい。メールを10文字×8行表示で読めるので,読むためのメール端末としては実用性が非常に高いと思える。実際,この端末を買ってから,参加中の公開メーリングリストこと,オルトアール内のメーリングリスト5人組を,いつもC309Hから読んでいる。ちなみに,メーリングリスト5人組はiモード端末やEZweb端末からでも読めるようになっている(http://www.alt-r.com/info/mobile.html)。
それから,C309Hの着信音等は脅威の16和音!!もはや電話機とは思えないよーな音がするのにはマジでビックリ!!ただ,現在のところまだそーんなに多くの16和音メロディが(EZインターネットなどで)配信されていないので,16和音の実力大発揮という感じではない。また,デフォルトで登録されているメロディは4和音だったりするのもちょい悲しい。でも,音色を変えたり曲の調子(ロック調とか演歌調とか沖縄民謡調とか)を変えたりでき,もちろん自作もできるので,着メロ愛好家にはたまらない魅力がある。非常にリアルな効果音(水の音や鳥のさえずり)なんかもあるので,着信音を聴いているだけでかなり楽しめる。ちなみに,俺は,黒電話の音を愛用している(ジリリリリーンという音)。最近ではこの“黒電話の音”,ドコモのNEC製端末なんかでも聞けるようだが,もしかしたら静かなブーム!?単に同じ音源が使われてるだけ!?
目立つところでは,そんな感じだが,密かにいろんな部分が使いやすかったりする。例えば,端末右側にあるふたつのダイレクトキー。C309Hのさまざまな機能の中からふたつを,物理的なボタンに割り当てられる。つまりはショートカットキーなのだが,位置もイイし,ふたつあるあたりがなかなか便利。俺の場合は,上のボタンにEZwebのメニューを,下のボタンにCメールのメニューを割り当てており,クイックにメールを読み出せる設定にしてある。
ソフトウェア的なインターフェイスも好感触で,俺が日立製端末を使い慣れているというのも多少あるが,非常にわかりやすく,スムーズな操作ができるという印象。いや,ハッキリ言うと,例えば俺がこないだまで使っていたC106STとかC303CAとかとは,まったく別物という使いやすさがある。まあ別物なのだが,ちょっと次元が違う操作性がある。
そんなわけで,現在C309Hにかなりハマり中。コレで毎日メールを読むのが楽しいのであり,電話するのが快適なのであり,ジリリリリーンと鳴る着信音が愉快なのである。
URL
日立のC309H製品情報
http://www.hitachi.co.jp/Prod/vims/mobilephone/c309h/menu.html
2000/09/18 00:00
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3062.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm














スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し,高校時代にコンピュータ野郎と化し,大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。
特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。
収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。
                              
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[機器][携帯電話] カシオ/IDO C303CA~ヘビーデューティcdmaOneケータイ



[機器][携帯電話] カシオ/IDO C303CA~ヘビーデューティcdmaOneケータイ
ホントにタフで防水でした:IDO/C303CA
スタパ齋藤 
■ん~。やっぱ買ってみよう!!
筆者の手がデカいということもあるが,C302Hや他のケータイと比べても,サイズ的にはほとんど違いはなく,フツーの大きさ。
持った感じは,ほんの少しだけズッシリ感がある。“軽過ぎ”と感じさせないあたりが,逆に使いかもしれない</DIV>
最初見た時はその斬新な魅力から「むむっコレはすげーヒキが強いですな」と思ったcdmaOne端末ことカシオのC303CA。買おうと思ったのだが,同世代(64kbpsパケット通信対応の機種)のcdmaOne端末のC302H(日立製)の使い勝手を気に入っていたので,なんかこう,スパッと買えないでいた。
だがしかし,ケータイっつーのは不思議なモンで,ひと月くらいすると新しい端末が欲しくなる。なるほどだからiモード端末とかエッジとかはすぐに百万単位の出荷にな……え?ひと月で新しいのが欲しくなるのはお前だけだって!?ていうか欲しくなりませぇん?新しい端末。俺はなりまくり。ともかく,ものは試しということで,やっぱりC303CAを買うことにした。
C303CAの詳細についてはIDOの端末紹介ページで見ていただくとして,この端末の最大の特徴は,やはりそのタフさだ。なのでとにかくそのタフさ加減を実験……しようと思ったが,その前に軽く本体のフツーの性能面のインプレッションなどを。
結果として,C303CAのタフさにはマジで驚いたのだが,しかしケータイとしての使い勝手や各種付加機能はわりと平凡であった。
まず,タフと聞いていたので,本体自体もゴガッとゴツいのかと思っていた。女子供の手にゃ余るゼ~ハードな男の持ち物だゼ~という感覚で,例えばフツーの腕時計とGショックみたいな物理的ゴツさの違いがあるのかと思っていた。が,手にしてみるとわりとスマート。今時のケータイのサイズだ。デザイン上,なーんかデカそうな感じがするのだが,そんなことはない。
液晶面を保護するため,液晶面周辺(銀色のトコロ)が円形に盛り上がっているが,これも大した盛り上がり方ではなく,耳に当ててもポケットに入れても,特にゴロつくようなかさばり方はしない。重さに関しては,剛性を高めるためにマグネシウム合金を使ったりしている分,ほんの少し重みを感じるが,でもズッシリするわけじゃない。まあ,タフだしシンプルってことで,ナイスなコトだと言えよう。
オドロキの五線譜スタイル着メロ自作機能。テンキーを使わずに使えるという操作性は大したモンだ。楽器屋さんの譜面コーナーに行ってその譜面を立ち読み・立ち入力状態でC303CAにコピーできるような気がするが,そういった行為は楽器店経営者的にはどういった感じなんだろうか
操作性は,まだ使い始めて間もないのだが,可もなく不可もなくという印象。ていうか平凡。ドコモのD502i(最強に使いやすいと思っているケータイなんダ!!)と比べ,意地悪な見方をすれば,使いにくい。メニューを辿っていってボタンを操作する時に少々戸惑ったり,あるいは操作によってはマニュアルを見ないとわからない点もある。でもまあ,今時のケータイの平均レベルなんじゃないだろうか,この操作性は。まあそんな感じ。
少々良かったのが,デフォルトでの待ち受け画面。他のケータイにもコレができる機種があるが,C303CAの待ち受け画面は1カ月表示のカレンダー(時刻表示付き)なのだ。このカレンダーには簡単なスケジュール管理機能もあり,予定を書き込んでおける。ビジネス用途という印象ではないが,おデートとか誰々の誕生日とか何かの〆切とか,そんな簡単な予定をメモるのに便利そうだ。本体のデザインや防水等の機能,それからこのカレンダー機能を見ると,どうもなんかこう“若者のちょっとイケてるアイテム”というイメージがわく。
いやこれはやっぱり若者が使うってコトを念頭に置いて作った端末だ,と思えたのが,かなり凝ってる着信音自作機能だ。着メロ自作時に液晶上に五線譜が表示されるのである。比較的ビックリ。で,作曲も非常に簡単で,液晶下にあるジョイパッドのような方向キーで音階を選び,その他のボタンで音符の長さや休符等を選んで,ちゃんと譜面上で作曲できる。非常に安楽に音符を置いていけるのだ。
この着メロ作りのラクさは,そのまま着メロ作りのおもしろさにつながっている感じだ。ちょっと始めてしまうとすぐにハマる。他の機能はさほどリキ入ってないのに,このよーな機能ばかり抜群なのはやはり,若者をすげー強く意識しているからだろう。そー言えば,スキー場なんかに,このC303CAのポスター(かなりカッコ良い雰囲気のものらしい)がいっぱい貼ってあったりしたそうだ。
■ホントにタフでした
さて,C303CAの最大の特徴こと“タフさ”。ある程度の耐衝撃性を備え,さらに本格的な耐水性を備えている。と,C303CAの紹介ページには書いてあるのだが,結論から言って,これは全部正真正銘の事実であった。いや,もしかしたら十分それ以上のタフさがあるのかもしれない。
実際実験してみたのだ。まず,耐衝撃性について実験すべく,立った状態で,C303CAをフローリングの床の上に放り投げてみた。腕を軽く振って投げた感じで,C303CAが手から放れたのはちょうどオヘソの高さくらい。ゴトンと音を立てて落ちて床を滑るC303CAだが,どこも壊れていない。これを7~8回繰り返したが問題なし。アンテナが壊れるか,もしくは液晶が死ぬか,あるいは本体全体が終了な感じになるか,と思ってかなりヒヤヒヤハラハラしながら試したのだが,全然オッケーなのであった。
ただし,このようなコトをしても壊れないなんて,カシオ側は全然言ってない。前述のC303CAの紹介ページのとおり,“水面に対して1.5m以下の高さより自然落下”してもヘーキ,としか言ってないのだ。でも実際はもっと強靱なのであった。でももしかしたら俺のC303CAだけが偶然にも超強靱で他の全てのC303CAはちょっとだけ強靱ということも考えられる(られねえよ>俺)ので,前述(後述も含む)の実験はマネしちゃダメだヨ!!みたいな。
ともあれ,もうきっと落下実験をすることはないと思うが,床に投げてもヘーキで,しかも傷も全然付いてないのは,大したモンだと言えよう。特に液晶面の保護プラスチックに傷が付かないギミック(周辺が円形に盛り上がっていること)は,なるほどGショックと同様の工夫である。このくらい頑丈ならかなりラフに扱っても安心だ。
■ホントに防水でした
一通り耐水実験もしたが,これもカタログスペック以上のものであることが確認できた感じだ。水を入れたグラスに浸けても問題なし。水道の流水で洗っても問題なし。風呂桶に水を溜めて水没させてみても問題なし。ついでにシャワーを浴びながら通話しても(水音のノイズが相手に伝わって会話しにくいが)問題なし。ただ,本体裏側には充電用の電極がムキ出しなので,恐らくきっと電解質を含んだ水に浸けたりするとヤバい気がする。味噌汁とか野菜ジュースに浸けてみよーかなー,とは思ったが,バッテリがイカレたりバチッとか言ったりしたら怖いのでやめといた。
とにかく,この程度耐水性能があれば,織田裕二がやってるように雨の中で電話しても完全に問題がない。水たまりに落としちゃったりしても,きっとヘーキだろう。また,洗えるというふうに考えると,ホコリ等が多い場所でホコリまみれで使っても,水洗いできて便利(というか気持ち良い)だろう。俺の場合は釣りに行って急に雨に降られても心配しなくて済むなぁ,という程度の有り難みだが,でもよく考えたらこのくらいの耐水性能がいろんなモバイル系電子機器に備わっていれば実に頼もしいと思える。
水道水をコップに入れてC303CAを浸けてみた。問題なし。ていうかなんかコップに浸けた携帯電話って奇妙な光景ですな
あまり強くない勢い(とは言っても弱くもない勢い)で水を出し,その下にC303CAを置いた。しばらくそのままにしておいたが問題なし。水洗いできるケータイ,というふうに考えると清潔に使い続けられて便利かも知れない
で,さて,水道水だけじゃつまんないので,ダムの水で試してみることにした。ていうか某誌の某記事の実験でC303CAをダムに持って行っていろいろ試したので,そのコトを少々ご紹介。なぜダムなのかと言う件については,やはりこの季節のリザーバーということになるとプリプリのお魚ちゃんが元気でいらっしゃるから趣味と実益をかねていきたいなぁということなのであった。
実験場所は千葉県のとあるダム。ここの水質は微生物とか泥とかわけのわかんない汁とかで濁っている,いわゆるマッディーなもの。なーんか得体の知れない電解質がいっぱい混ざっていそうだ。某社の某誌の某記事……ていうかアスキーの週刊アスキーの物欲番長という記事は,とてもバカなスタンスであるのが好ましいという暗黙の方向性があり,担当編集者のアカザーさんはやはり「C303CAなら釣り竿に付けて実験っスよ実験」とか言うのであった。「げぇッふざけんな買ったばっかなのに」とは思ったが,既にC303CAの耐衝撃性と耐水性を知っていたので「おうよ当たりめえよ!!」という気迫でダムに浸けてみることにした。
で,C303CAをダム浸けの刑に。こんな濁った水じゃぁヤバいかなぁ……と少々心配したが,問題なし。実験当日は雨が降った翌日で,ダムの水にはかなりの泥が混ざっていた。浸けた後のC303CAにも少々泥汚れが付いたが,水で洗ったらキレイになった。
ルアーよろしくC303CAをラインの先に結んでみた。20ポンドテストくらいのラインを使えばきっと投げられたが,使っていたのは10ポンドテストラインだったので,ちょっと怖くて投げることはできなかった
(写真提供:週刊アスキー/撮影:地獄から来た地獄の編集者アカザー)
濁った水に浸けてみた。が,問題なし。泥汚れがボタンの隙間に入っちゃうかも~と思ったが,特にそういう問題も起きなかった。実験後,端末を洗ったら新品同様ピカピカに。アウトドア向けのケータイである(写真提供:週刊アスキー/撮影:地獄から来た爆釣編集者アカザー)
C303CAは,確かに水に落としても水に浸かってもヘーキな端末だ。が,ユーザーとして有り難いのは,落っことしちゃったぁ~水に浸かっちゃったぁ~でもC303CAだから助かったぁ~みたいなことよりも,落とすことや沈むことに不安を抱かなくて済むということだろう。
例えば雨の日のバス停で「あちゃ~ケータイ落としちゃったぁヤベぇよマズいよ大丈夫かなー」となることを想像し,ケータイには危なっかしい可能性があること否定できず,ほんの少しストレスが増える。というような,電子機器につきまとう憂鬱が全然ないのである,C303CAには。フツーの腕時計からGショックに替えて海に出かけた時のような,細かい心配事がひとつ消えた気持ちよさがある。頭の片隅でいつもほんの少し思っている「ケータイは落とすとヤバいし水もヤバい」というような危うさが,パッと消えてなくなることの開放感がある。
そうだよC303CAはすげぇタフなんだよ!!と改めて思ったわけで,そうだよどうせ竿にリールが付いてて糸の先にはC303CAが付いているんだから,ルアーみたいに投げてみよー!!と思ったが,投げた途端に糸が切れたらC303CAはダムの底なのでやめといた。ダムの底でC303CAは生きてるかもしんないが,魚に電話しても出てくれない。そのかわりルアーをたくさん投げて魚を釣っておいたので勘弁して欲しい(って何にだよ!?>俺)。
(写真提供:週刊アスキー/撮影:地獄から来た徹夜明け釣行編集者アカザー)
C303CA製品情報
http://www.ido.co.jp/cdmaone/keitai/303.html
2000/04/10 00:00
                              
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm