2023年10月4日水曜日

[イベント] 日本ゲーム大賞2023〜伊集院光『深夜の馬鹿力』

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[イベント] 日本ゲーム大賞2023〜伊集院光『深夜の馬鹿力』
23.9.27   
■「日本ゲーム大賞2023」の司会
木曜日に恒例のゲームショーがあって。1日目のプレスデイっていう,基本的に関係者が集まってやる授賞式。今回は応募枠も入ってたらしいんだけど「日本ゲーム大賞」の発表授賞式。割とカタい式典の司会に行ってきたんだけど,ネットニュースとかで観た人いるのかもしんないけど,暑くて。なんかその空調の設定間違えたんだか,間違えてはいないんだけど,それ以上に人が来たりとか,機械がいっぱい入るから,兎に角ゲームショーの会場中が暑い。だけど,ゲームショウが暑いのは,僕の基準でいうと毎度の事。だって,日頃着てる短パンTシャツだって,法律あるから着てるだけだかんね。こっちは法律の手前ですよ。オシャレとかそういうことじゃないんですよ。
毎回思うけど,だからこそギャラ頂いて,ああいう式典の司会をやらせてもらってんだけど,コロナの期間中は会場に大勢の人入れてって,できなかったから,Zoomっていうか配信だけで小さい会場に少人数で集まって式典やってた。最先端のデジタルの式典の話なんだから,それでいいじゃん?っていうか。まァゲームのグッズ欲しい人もいっぱいいるし何とも言えないけど,相変わらずウチワ配ってんだよね。空調上手くいかずウチワ配ってる感じが,俺の中で何??っていう感じ。だってさ,俺は裸で,皆がゴーグルすればいい(笑) 俺は素っ裸で,皆はゴーグルの画面で俺に好きな衣装着ければいいじゃん?(笑) スキャンティつけさせようが,乳首の先にボールをつけて,クルクル三方に回転させようが,それは皆さん勝手だから。俺は素っ裸で涼しいから…って思うんだけど,ああいう式典だから,キチンとした服装をしてくださいって,ちゃんスーツ着てネクタイをして…みたいな事してくれと。しかも本来ならタキシードで行くのがいいと思うんだけど,タキシードって生地が厚くて,暑さに耐えられないから。空調機効いてたとて,耐えられない。だからすっげぇ薄い薄い,日食を見る時に使えるぐらいの薄い生地(笑) 「今太陽が欠けた…欠けた…」って。布っていうよりは,ちりめんじゃこを捕る網ぐらいの薄い生地だね(笑) その薄い生地のスーツ着て,Yシャツは普通のじゃない,ウィングカラーのヒラヒラみたいなヤツ。『ベルサイユの薔薇』のデブが着てるヤツ…『Lサイズの薔薇』の…って噛んだら面白いヤツ出来そう…二重に韻を踏んでいる…言えよって,俺の中のジブラが言ってるから(笑) 「西新井でケツ洗い」みてぇな(笑) …俺,何言おうとしたんだっけ…それで,そのヒラヒラの付いてる白いウィングカラーのシャツって半袖がない。正装に半袖ってないから。普段は,ランニングと短パンで,リュック背負って傘さして,鉄道の路線を歩いてる俺がですよ? 「伊集院さんと松本伊代さん,そこ入らないでください」って,タイムリープしておかしくなってっけど,ランニングシャツと短パンが普段着の俺が,長袖の首のキュッと締まった割と厚手のヒラヒラの白のシャツを着て,その上から薄いとはいえ,スーツ着ちゃって,首に蝶ネクタイをしちゃってるからさ,もうそもそも毎年暑くてマックス超えて。
マックス超えてるから,別に今回空調が壊れてようが,会場が燃えていようが,俺はそういうもんだっていう感じだから,直接僕自体には被害はなかったんだけど,それでも暑いのと,やっぱり毎年緊張する。ゲーム業界にとっては年に1回の大イベントで,今年度の4月から4月に出た新作ゲームって1万本ぐらい出てんじゃないか,そんな中から11本の優秀賞っていうゲームを表彰する。それは打ち合わせの時に俺が聞いたけど,契約に守秘義務があって「これは絶対漏らすんじゃねーぞ」っていう状態で,11本の選ばれしタイトルを知ってて。
んで,毎回「ソニー・コンピュータ・エンタテインメント」が入ってませんように…って思うんだけど,そりゃプレステの総本山だし入るんだよね。授賞したタイトル言ってから「株式会社ソニー・コンピュータ・エンタテインメント…」って,他は「エンターティメント」の表記会社もあれば「コンピュータ」じゃなくて「コンピューター」の表記の会社もあるし,まァめんどくさい。それを噛んじゃいけない感じ。思いつきで「Lサイズの薔薇」とか言えるような環境じゃない。床に落ちてる物を試しに食うにしても,ナイフとフォークを使いなさいっていうことだからね。床に落ちた物もちゃんとナイフとフォークで食べなきゃダメだから,手づかみとかで食べていい所じゃないから。
■『パラノマサイト』
マァ緊張する中、その最初に知ってる11本の優秀賞の中に「…コンピュータ・エンタテインメント」入ってて,そこがもうちょっと引っかかってて,んでさらに僕がしなきゃいけないのは,その11本の優秀賞を会場で初めて発表して,そのゲーム会社の関係者の人を壇上に促して,でトロフィーを渡し,表彰状を渡し,インタビューを軽くしてっていう作業をして,11本が全部終わったら,今度はその中から本年度の一番のソフト「日本ゲーム大賞」を発表するっていうとこまでが僕の仕事です。
んで,今回は抽選で事前応募してくれたゲームファンの人も会場に入れるってなって,普段はプレスデイでそれほど大きくない会場だったのが,今回は一回り大きい会場で,人もいっぱいいる。その11本の優秀賞の中に,その「ソニー・コンピュータ・エンタテインメント」の他に,『ファイナルファンタジー』から『スプラトゥーン』から錚々たるタイトルの中に,そのヒットを期待されてそのハードルを越えて11本に選ばれてくる超大作…多分億でも10億でもない次の桁のお金がかかってる可能性有りのソフトが入ってる中で,1500円で任天堂スイッチのダウンロードのみの良作が一本入ってる。これは僕的にすごい嬉しい。売り上げだけで比べたりとかすれば,そういう事になるし,お金かかってるソフトで埋め尽くされたら,「ソフトはお金かけなきゃダメなんだな」って事になっちゃうけど,「ゲーム大賞」って,売上もそうだし本数もそうだし,事前の投票もそうだしって多分全部入ってると思うんだけど,その方法で総合11本の一本に,このソフトが選ばれた。その名前が『パラノマサイト』。これ,事前の資料では「パノラマサイト」で納得してたんだけど,「パラノマサイト」って一回ちょっとカタカナで書いてみて,でその後に二重丸かいて縦線を書いて。でもお母さん見た時,怒られるから消した方がいい(笑) パッと見,完全に「パノラマサイト」なんだ。歳取れば取るほど顕著なんだけど,なんか自分が思い込んでた事をさ「イヤお前そう思い込んでたけど,正しくはこうなんだよ」 って言われて「マジで?」てなっちゃった後,5分位経って「アレ?どっちが俺の思い込みで,どっちが正解だっけ?」ってなっちゃう。この『パラノマサイト』は盛り上げたいんだけど,絶対「パノラマ…」って言っちゃうんなみたいな。何て言えばいいのかな…電車の対面の席にだらしなく座って,ケツ落ちてきた時に,見えちゃうおばさんのパンティを,3分に一度見ちゃうみたいな。「蝶の柄なんだ…イヤ見ちゃダメだ!」って。「絶対パノラマサイトって言っちゃダメだ」って思うたびに言いそうで。「パラノマ。パラノマ。パラノマ…パノラマじゃないよ…ァァアア!!…」ってなったり。
これが11作品のうちの8番目位に入ってて。
■『モンハン・ライズ』
他は大体おなじみのタイトルで,変な引っ掛けじゃないようなタイトルがすごい多い中で「パノラマサイト」はちゃんと言えた。言えたし,盛り上げられたし,そこそこ問題なく終えたんだけど,「伊集院さんありがとうございました」って言われて帰ったんだけど,俺の中でスゲェでかいミス1個だけしてて。あまりの暑さと,間違えちゃダメっていうプレッシャーで。最初の優秀賞授賞作品が『モンスターハンター・ライズ』が順当に入る。サブタイトル付いて『モンスターハンターライズ ・サンブレイク』みたいな,基本的にわかりやすいカタカナの名前で,ドラムロールみたいのが鳴って,会場のデカいモニターにそれが出たら「え〜日本ゲーム大賞2023優秀賞,最初の作品はモンスターハンター・ライズ・サンブレイク,株式会社カプコンです!!」って言うと,カプコンの開発の人が壇上に登ってきて,ちょっと軽いインタビューすんだけど,コロナを挟んで数年振りに割と大々的にやったって事で,ちょっと段取りが変わってた中で,そん時ふって気付いたのが,その毎回壇上に上がる人の名前が必ず書いてあったのが,今回なかった。そういう場合は,その場でその人にもうマイク向けちゃって「今のお気持ちは?」って訊いちゃう。壇上に上がったのは,カプコンのこのタイトルのディレクターをやった人。「今の喜びの声を」って言ったら「この作品のディレクターをやりました○○です,すごく伝統的な作品を作るプレッシャーありましたけれども,選ばれて光栄です」みたいなコメント。そのディレクターの隣の人が誰かは明らかに判ってる。その『モンスターハンター』作った人。神様みたいな,プロデューサーって言えばいいのか,辻本さん。 『モンスターハンター』っていうフィールドでみんな遊んでる訳だから,その世界のいわば造物主。だけどその辻本辻本良三さんの名前が出てこない。「モンハンの神様来たァ」ってなってるけど,名前が言えない。結果「隣の方も自己紹介お願いします」って言った,その時の会場のザワザワ感。「隣の方」だって。「隣の方」って言った時の,俺のバクバク感と,「辻本です」「それ!!!それです!!」っていう(笑) 眉ひとつ動かさずなんとか乗り切りましたけど。辻本さんも何度もお会いしてて,そんなこと言われてるから。辻本さんは俺が知らない理由はないって思ってる。知らない理由ないけど,何か面白いヤツの可能性?プロ野球で大谷に「背の高い方ですね~」なんて(笑) 「え〜それじゃあ,こちらの背の高い方です」って言ってたらもうボケじゃん(笑) その感じ。「どちらを守られてるんですか?」っていうことになった時に,面白くないけどボケのとこに片付けられるじゃん。でもセレモニーのトーンで,「お足元の悪いなか,ご足労いただいて…」なんて言ってるイベントで,そんなボケもないじゃん。辻本さんがスゲェ微妙な感じで「ええ。カプコンの辻本良三です…」なんて答えて。本当にあれを完全にボケだって解釈されたら,辻本さんは負けずボケてくるから。「そうです,ワタスが変なおじさんです」って言うじゃん。そうすっともう「変なおじさん」って言うしかない。その後も辻本さんはまたいろんな賞を取ってるから,毎回「変なおじさん」って言わなきゃだから。まァなんか焦ったね。いつもは絶対知ってて当然な人が前に来てて,なんか芸名がはっきりしない時には大体適当な名前…「汲み取り式便所さんです」とか言うと「私は汲取り式便所じゃないです,私は…」っていう流れで向こうが言ってくれるから,言ってくれればいいんだけど,もうセレモニーでそれも封じられてる中で,まさかの辻本さんを「お隣にいらっしゃる方…」みたいなボケ。
■ロバさん授賞
ゲームショウの結果も,例年と変わらずの順当な顔ぶれで,『パラノマサイト』が入った事以外は大体順当みたいな感じの結果だったんだけど,「アマチュア部門」って,ゲーム制作を割と少人数とか個人でやってるチームや個人ゲームを作った人の表彰なんだけど,すごいびっくりしたのが,そのアマチュア部門の大賞に輝いた人が,前に話したことがある,俺の近所の田端のマンションの一室で,謎のVRプログラムをしているプログラマーの人の話覚えてます? 僕らが感動したのは,VRゴーグルをしてプロジェクターに映し出されたおっぱいを触るとプルンプルンって揺れるヤツとか,乳ビンタのおチ○チ○版みたいなのをアクションですると,いい揺れ方なの。そういうのばっか作ってる人で。あの時は,桜花一紋さんに連れられて,俺と構成の大谷君と行ったんだけど,あん時は裸眼だったっけ…ゴーグルつけてたっけ…机の上に立体的な3Dの街みたいのが裸眼で見えてて。んで「ちょっと今ゲーム化しようとしてるんです」って,なんかロバさんが関わってる会社の上司が,中年のメガネかけた小太りのおじさんが,素っ裸でずーっと歩いてて,向こうからくる敵に対して,おチ○チ○の先から出る白濁液で倒すっていうヤツが,裸眼で3Dでずっと動いてる(笑) 
ロバさんって,俺的には,本当にゲームが好きで才能があって,もしかしたら人付き合いはあまり上手くなくて,でもなんかこの人は信頼できる…っていう人。ただ俺の中では「でも,こういうタイプの人って,もしかしたら日向に出ることはないんじゃないか」って。そのゲーム会社の下請けでいろんなプログラムは作ってるけども「俺の自信作,素晴らしいものができた」って俺に見せてくれてるヤツが,イヤな上司が白濁液で敵を倒すっていうゲームだから(笑) そのロバさん。俺よりは年下のおじさんで中年のおじさんですけど,Lineで「今聞いたんですけど,賞を取ったらしいですね!! おめでとうございます!!」って書いたら,文体的に照れくさそうに「僕のフルパワーは,この前にお見せした,裸の中年男性が白濁液で敵を倒すヤツなんですけど,あれをかなりマイルドにして,機能低下させたヤツが大賞だったんで,ちょっと自分としては不本意です」って,そうなの?(笑) 「今のゲーム界には裸の中年というものが受け入れられていない」と(笑) そういう時代が来てくれれば,俺なんかもうタキシード着てく必要ないから。ARで裸のおじさんになるような時代が来るわけだから。近所の田端のマンションの一室でおじさんが,ARのおっぱいがプルンプルンって,一生懸命になってるなんて思ってなかったし。なんか俺は,全体の大賞の中に,その1500円のダウンロードゲームが選ばれることも感動だったけど,何がすごいって,もうそのロバさんが「自分としては合わせてやったぜ」って,作り上げた作品が,ものの見事にアマチュア部門の大賞を取るって事に感動を覚えましたよ。今どきのアマチュア部門なんて,専門学校から個人から,天文学的な応募数の中から選ばれたって,トップ取った事にアツを覚えましたよ。ロバさんおめでとうございます!!!   
■AI囲碁が敗れた
アマチュア部門の授賞式は,俺の司会の日じゃなかったから,ロバさんの授賞は後で知った。だから,最終的にどういうゲームを出品したのかは,知らない。そのゲームも知りたいし,ARホログラムのおっぱいも,新しいバージョン出来てたら是非♪(笑) 
 せっかくゲームとかロバさんの話をしたので,未来の話をついでに話しますけど。
AI将棋とかAIチェスとかあるじゃん。そのAI囲碁の中で,俺が最初に「スゲーの出た」って聞いたのがアルファーゴっていうかなり強いAI。そのアルファーゴを破ったAIが「絶芸(ぜつげい)」っていう中国のAI。こっちはメチャメチャ強くて,プロも太刀打ち出来なくて,これが究極なんじゃないの?位の位置にいた。それが遂に人間に敗れたと。それも,破ったのはアマチュアの日本人らしい。それが,そういう事なんだ…って思ったのが,AIって,ありとあらゆる手を読み込まされて,学習していくじゃん。やっぱりそこなんだ…って思うのが,その勝った日本人に「実際にどういう手を打ったんですか?」って訊くと,「よくわかんない自爆作戦」って,勝とうとする人なら全然ありえない手を打ったと。無論アマチュアとはいえ囲碁の知識はあるから,「こういう風に崩しながら,実は最後に向こうが訳分からなくなっちゃってたらこう…」みたいな感じ。んで無敵って言われたそのソフトに勝つ。AIは「見タ事ナイ手ダ…」って。この「絶芸」はバージョンアップしようとしてるんだけども,バージョンアップするたびに,「何ノ意味ガアルンダ??」って,コンピュータって,意味がないことができないから,その「コレニ意味ガアルンデスカ…」っていう事でおかしくなっちゃうらしい。だけど多分,AIって,それすら超えて来るだろうから。ちょっと脱線するけど,床に落ちて落ちた食べ物を,フォークとナイフを持ってきますみたいな脱線の仕方じゃなくて,常識的な。AIに「イケメン描いてください」って描いて出される絵への評価で,どっちかというと残念なニュアンスの言葉で「マスピ顔」って言葉がある。AIがすごい絵描いたって時の褒め言葉が「マスターピース」。だけどAIは,大勢が「マスターピース」「マスターピース」って評価すると,「コノ方向性ナノカ…」って学習する。だから「マスターピース」って評価の多いイケメンしか描けなくなる。その「このパターン見た事ある」ってヤツが,貶し言葉として「マスピ顔(マスターピース顔)」って言われる。
俺の言ってる事,珍しくちゃんとしてるよね? さっきまで「白濁液で…」って言ってた人とは思えないけど(笑) って事は,さっきの中国のAI囲碁のソフトは,見たことがある手は全部鉄壁の防御をするけど,そうするとAIからすると,定石は逆に浅い最悪な手になる。だけど,やった事ない手は深い手になるけど,それもAIは解析していくじゃん。囲碁の言い方わかんないから,将棋にずらすけど,普通なら「三五歩」って打てばいい所を,例えば敵に歩をやるような所に打ってく手に対して,AIは「何ダ?コノ手ハ…」って思って,歩を取らずに下がってったりするじゃん。だけどこれも学ぶじゃん。だから,わかんないけど,将棋盤のど真ん中にこんもりウンコしちゃう方が強い。AIは「何故ダ?」って,ウンコ取らないから(笑) 五五のマスに縦にこんもりウンコすると「何故ウンコヲスルノダ??」って,パニックになる。「今後AIが強くなって,人間に勝ってくと,人間がもう負けちゃってつまんなくなってく」って言った人いるけど,むしろこれからだと思う。AIvs人で,千歳三段みたいなイイおじいちゃんが,肛門に挟んだ扇子を開いて振って「魚!!!」って言うと,AIはもうどうすればいいかわかんなくなるから。AIは前の戦いで見た魚を取り込んで,「魚ガ勝ツンダ…」って魚をやって来るけど,すごいリアルな魚のCG出してきて「それではない」っていうところ。 子供の頃から囲碁を将棋を一生懸命頑張って,人間国宝まで来た名人が,その将棋の定石を捨てての魚だよ?っていう。3Dプリンターでリアルな魚出して「それじゃない」っていう。バグとは言わないけど,そういうAIの思考回路みたいなものの穴の方を,このアマチュアの人は読んだんだろうね。「コウイウ事ヲシテクル時ニハ警戒シタ方ガイイ」とか「コウヤッテクルハズ」みたいなのの隙間を読むっていうか。

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[東京田端] 謎のARホログラムの天才 (伊集院光『深夜の馬鹿力』)
TBSラジオ『伊集院光深夜の馬鹿力』
22.4.18
僕にVR(バーチャルリアリティ)とか最先端の技術を教えてくれる 「桜花一紋」さんていう人がいて。ハンドルネーム,ラジオで言うペンネームみたいなものだけど。バーチャルリアリティ関連の活動してる時の名前が「桜花一紋」さん。コンピュータのVR,AR最先端関係でのネットワークがすごい人で,俺の中では賢者的な存在で,アドバイス貰ったり,新しい世界の扉を開いてくれる人で。桜花さんが「こうか!」って言ったら,俺は「...そうですゥ...今新しい門が開きましたァ」っていう感じの人です。朝のラジオで忙しい時期は会ってなかったんだけど,「時間もできたんで,久しぶりに会いませんか?」「伊集院さんに見せたいモノとか会わせたい人とか溜まってるんで,会いませんか?」みたいなメール貰って,「じゃあ明日会いましょう」ってなって。
■田端へ
「明日の午前OXO時に田端のOXOXマンションのOXO号室前に待ち合わせ」ってなって。その田端のOXOXマンションのOXO号室に住んでる人が,桜花一紋さんが会わせたいって言ってる人らしい。
俺はこのラジオ番組の若手構成スタッフの大谷君と向かう。約束の時間よりも大分前について,OXO号室の前で待ってるところに桜花さんが来て,部屋のピンポン押しても出て来ない。直前に連絡して「いる」って言ったのに出て来ない。不安になって部屋の表札見て,「OXOXさんですか?」って桜花さんに訊くと「ハンドルネームしか知らないからわからない」って。???(笑) 展示会や何かで毎回会ってるはずの人なのに名前知らない??(笑) で結局本人以外出て来た。
部屋はごくフツーのマンションの一室。住人は,俺と気が会いそうな小肥りメガネの人。「最高のもてなしがピザとコーラ」っていう雰囲気の。VRの先端技術の先行ってる人で。
■革命的ヘンテコARの数々
外界と隔離したゴーグルの中に映像を観るVR(Virtual Reality)じゃなくて,AR(Artificial Reality)ってジャンルで,普通の外界,空間に映像を作る技術。昔あった3DTV,3Dメガネかけて立体映像観るヤツ。ああいう3Dサングラスごしに観る映像が,空間に浮かんで観える。サングラスについてる小さい装置が,俺の視線の角度や俺の位置の情報をスキャンして取得するから,そのホログラムの娘は俺に向かっていつも微笑んでくれるし,俺の居場所が変わっても,破綻しないというか立体的にも観える。空間にフワフワ浮いて観える。
・謎の勃起チ○チ○AR
パソコンの画面の中にあるそそり立つオチ○チ○の立体ホログラム映像。説明しずらいけど。。えっとね....目の前にノートパソコンがあります。ノートパソコンの角度を90°にします。その上にもう一枚モニターを重ねます。説明できない(泣) ノートパソコンのモニターは壁じゃないですか。その上に蓋として,もう一枚の薄型ディスプレイが載ってます。90°で二つのモニターが組み合わされてるやつを,その立体サングラスを見ると,箱の中に立体的なオチ○チ○がそそり立ってるように見えるんですよね。。しかもそれは「この一点からしか見ちゃダメです」じゃなくて,僕の頭の位置をスキャンしてるから,右から見ても左から見ても,怒張してるオチ○チ○が全く問題なく立体的に見えることがすごい。でモニターの裏にジョイスティックのような機器があるんです,ゲームセンターのコントローラみたいなのが置いてあって,「コントローラーでオチ○チ○の向きを変えれます」。グルグル廻すとオチ○チ○もグルグル廻る。本人「伊集院さん!どうぞ!どうぞ!」って興奮して勧めるんだけど,俺が驚いてるのはそこじゃねぇから!(笑) 俺が驚いてるのは,目の前にあたかも立体のオチ○チ○があるっていう状況をに驚いてるんであって(笑) グルグル廻すのには興味ないけど,
・動き回る美少女フィギュア
で,次に見せてもらったのはすごくて。一応予算の都合上,机の上に投影してんだけど。でっかい机サイズのモニタがあるとするじゃん?今時なら70inchや80inchのディスプレイあるから。それにCG映して3Dメガネと自分の頭の位置をスキャンする装置を付けて見ると,机の上を小さなフィギュアが歩き廻ってる。そのリアル度がスゴくて,その仮想フィギュアを手で掴みたくなる。しかもゴーグルで外界を遮断してるわけじゃないから,机にパソコンを置いてパソコン打つ作業は全然出来て,パソコン打ってる俺の周りをずっとそのフィギュアが歩いてる。歩いてて,最終的にはそこに寝そべって自慰行為をはじめる。「来る所まで来てんな」とか思って。これってスゴい色々用途ある。例えばだけど,ここにサンリオキャラクターみたいのがいるとか,もっとウェットなところでいえば,俺なんか飼犬を亡くしたばっかりだから,飼犬のグラフィックを映してくれて,俺が家にいる時に仕事しない飼犬がぐるぐる回っててくれたらどんなに嬉しいか。。さらには女の子のキャラクターでも,自分が今日原稿を100枚書かなきゃなんないとするじゃんか?書いてる間ずっと応援してくれて,手が止まると「頑張れ!」っていう仕草とかやってくれるとか,色々な事出来て,コレ引く手数多だと思うんですよ。ところが当人は「伊集院さん!こっちに廻ると股間見えます」とか(笑) 「おっぱい大きくするのにどれぐらい苦労したか」っていう話と(笑) そこじゃねえんだけど?って(笑)
何というか....天才なんだよね。。すごい天才で,俺からしてみたら,さっきの部屋の中を動く美少女アニメを見たら,それだったらモニタから貞子が出てくるみたいな方が,世の中の使い道がいっぱいあって,お金にもなるような気がするんだけれども,
本人は「なんか自分の部屋にリアルな女の子がいるっていう事は,なんか単純に本当にリアルな女の子がいるのに叶わないじゃないですか?」みたいな事を言っていた。「リアルな綺麗な女の子が部屋にいますっていうだけだったら,綺麗な女の子がいる可能性がないのにいるだけだけど,絶対ありえない元々2Dの美少女が3Dで自分の部屋にいるっていう方は,絶対にできないことをやっている」って言ってた。
・謎の全裸オヤジAR
すごくよくできてて,とはいえ,仮想のホログラムだから,映像の裏に回ると見えなかったりするんだけど,初期データ入れて,オブジェの置いてある場所を最初に決めちゃえば,とはいえやっぱり擬似的な3Dだから,本当にオブジェの裏は回れなかったりとかするんだけど,視覚者の位置をスキャンしたりして,そこは避けて破綻しないところずっと歩き回ってくれたりするわけ。
でそれ用のデモに作ったっていうキャラが,昔の会社上司の全裸姿。そのホログラムが歩き廻ってる。「これスゴイわ」って,中年おじさんの歩き回るのが面白いというんじゃなくて,色々組み込んでいったらゼッタイ面白くなるわって思って。
その人が40代後半だから,50代前半の俺と世代がちかい。だから,映画『Star Wars』の立体ホログラムのチェスのシーン観て憧れた経験は共通にあって,当人も,あのシーンがAR開発の始まった地点みたいな感じがあるらしくて。あと,本人がホントにエロが好きで,3DやARやってる感じに感動して面白くて。で「伊集院さん伊集院さん,Aボタン押して下さい,Aボタンを押すと,歩いてる中年の全裸おじさんが勃起して射精します」って(笑) ここは50代しか解らないかもだけど,Aボタン押すと『ディグダグ』っていうゲームのBGMが流れて,全裸おじさんが射精する(笑) それが面白いっていうより,インタラクティブに色々足せるんだったら色々出来て,それこそ『Star Wars』の立体チェスとかも多分出来ちゃう。それを本人に言ったら,「精液の半透明感を出すのが難しくて,思った以上に黒い」と(笑) 本人は「そこが許せない」って言うんだけど(笑),俺はそこじゃないと絶対に思う(笑) 本当にスゴいんだから。。好きだっていう感情と,天才と,努力が終結して。。
・空中に浮かぶ思い出の映像
昔,3DTVが登場した。3Dメガネかけて立体映像観るヤツ。あれは話題にはなったけど,売れずにあっという間に消えた。あれは,ツーリングなら360°カメラで撮ったツーリング動画を加工して,3Dメガネで立体的に視えるようにする。しかも右に向いたり左向いたりとかすると,その画面の角度も変わる。ああいうものって,あたかも自分が運転してるみたいな,バイクに乗ってないんだけど,乗ってるように見えるように工夫して作ってるような気がするんだけど,一方でこっちは,部屋のキッチンや部屋にいる人なんかも見えてる中でツーリングのホログラム映像見る感じって,立体的な思い出を観てる感じ。。俺が欲しかった3DTVってむしろコレだったんじゃないか?って。でも間違った方向に進化して消えていったんじゃないか?っていう。。なんか空間にボヤって浮かんでる感じ。本人は「これ(ホログラム)を夜ビール飲みながらぼんやり見て,ツーリング楽しかったなーとか思って観てるのが好きなんですよ」って言うんだけど。
多分SNSとかで「ROBAさん」でやってる人なんだけど,本人は「好き」っていう感情で技術作ったりとかプログラミングしたりとか,でもその先の「どう使った方が高く売れる」とか「開発者の好きだった最初の部分は活かしながらお金に換えてく」とかいう部分は,それが得意な人がやればやれば良くて。『Star Wars』の立体チェスとか,昔のブラウン管テレビの時代に,テレビ画面で踊ってるアイドルとかを下から観たらパンツ視える?とかいうのを,本当に視えるようにする(笑)
他にも見せてもらったんだけど,VTtuber的なアイドルの女の子が踊ってるやつを特等席で観てる映像。顔を動かそうが動かすまいが,俺のいる位置から観た映像になって,だから下から覗けばちゃんとパンツも視えるし,「そうか~」とか思うけど,ROBAさん初対面だし照れるじゃん?だから「こっちからも視えますね」って技術的な話に替えたり「ホリプロとかで何か配信をするみたいな場合....」みたいな話してると,ROBAさんが「そんな事よりも,下から視て下さい! ちゃんとパンツ作ってあります!」って(笑)

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