[通信] iPhoneやiPadの画面をテレビに映す方法
iPhoneやiPadの画面をテレビに映す(出力する)3つの方法【有線ケーブル/無線で接続】
2017-12-23 15:12
2019-02-08 14:33
アプリオ編集部
動画や写真などiPhoneで見ているコンテンツを、自宅にあるテレビに接続して大画面で楽しみたいというシーンは多いはず。
iPhoneやiPadの画面をテレビに映すための方法として、
(1) HDMIケーブルで接続して出力、
(2) Chromecastによるキャスト、
(3) Apple TVを利用する方法の3つを紹介します。
なお、iOS 11ではコントロールセンターに
「画面ミラーリング」
というボタンが表示されるようになりました。
この機能は、iPhoneの画面をテレビに映したい時に利用できるもので、後述するApple TVと接続したテレビなどAirPlay対応デバイスにコンテンツをストリーミングしたり、iPhoneの画面全体をミラーリングしたりすることができます。
iPhoneやiPadでテレビを見る方法まとめ──外付けフルセグチューナー/レコーダー/アプリを使ってリアルタイム・録画視聴を楽しむ
【Android】スマホやタブレットをテレビにつないで映す(出力する)3つの方法
Appllio
https://appllio.com/iphone-tv-cast-mirroring-hdmi-apple-tv-google-cast
◆HDMIケーブル経由でテレビ出力する方法
テレビにあるHDMI端子にHDMIケーブルを接続して、iPhoneの画面を出力します。
必要なものは、HDMI変換アダプタとHDMIケーブルです。HDMIケーブルは新たに購入せずとも、テレビとレコーダー/ゲーム機の間で使っているものなどを流用してもよいでしょう。
HDMIケーブルを新たに購入する必要があるのであれば、コスパに優れ、ユーザー評価も高い下記のHDMIケーブル(ホーリック製)がおすすめ。カラーバリエーションも豊富です。
◆ホーリック ハイスピードHDMI標準ケーブル タイプA メタルモールド HDM15-891GD
HDMI変換アダプタは、iPhoneのLightningコネクタや30ピンDockコネクタに接続できるものがAppleから販売されています。
iPhone 5以降やLightningコネクタを搭載したiPadシリーズを使っているなら
「Lightning - Digital AVアダプタ」
を、Dockコネクタを搭載したiPhone 4/4S、iPad2、iPad(第3世代)を使っているなら
「Apple 30ピンDigital AVアダプタ」
をそれぞれ利用します。
◆Apple Lightning - Digital AVアダプタ MD826AM/A:
Ligntningコネクタが用意されており、端末を充電しながら出力することもできる。
iPhone 5以降やLightningコネクタを搭載したすべてのiPadシリーズが対応している
◆Apple 30ピン Digital AVアダプタ MD098AM/A:
iPhone 4/4s、iPad 2、iPad(第3世代)に対応している
変換アダプタの使い方は簡単です。HDMIケーブルをテレビのHDMI端子に接続し、もう一方の端をHDMI変換アダプタに接続します。テレビの電源を入れて、リモコン等からHDMIケーブルを接続したHDMI入力に入力を切り替えれば、iPhoneの画面がそのままテレビに表示されます。あとは、iPhoneを操作して目的のコンテンツを表示します。音声もHDMIケーブルを通してテレビから出力されます。
HDMI出力中は、基本的にiPhoneの画面がそのまま表示されます。
しかし、動画を再生すると映像だけがテレビに出力されて、iPhoneの画面には再生コントローラが表示されます。
また一部のゲームによっては、プレイ画面をテレビに表示して端末側には操作パネルやほかの情報を表示するものもあります。
メリットとデメリット
HDMI出力のメリットは、何といってもその手軽さです。
ケーブルを接続するだけでiPhoneの画面を出力できるため、出先でもセットアップが簡単です。
しかも、利用するアプリを問いません。映画やドラマを楽しんだり、ゲームをプレイしたりと使い方は自由というわけです。
一方、デメリットは有線でつなぐことが必要な点です。テレビと視聴位置が離れている時は、十分な長さのHDMIケーブルを用意しなくてはなりません。また、iPhoneの画面を回転させると、それに応じてテレビ側の画面も回転してしまいます。映画を観たりゲームをプレイしたりする時は、画面が回転しないように固定しておくのがよいでしょう。
なお、Lightning - Digital AVアダプタについては注意点もあります。
仕様上は1080pの出力が可能となっていますが、内部でスケーリング処理をおこなって実現しています。
つまり、ソースとなる映像が1080pの場合、いったん1600×900のサイズにダウンスケーリングした後、1080pの映像へとアップコンバート(変換)されます。
そのため、1080pのコンテンツがそのまま表示されるわけではなく、ブロックノイズが発生することがあります。また、ゲームについてもわずかに遅延が生じます。シビアなタイミングが要求されるゲームなどには不向きでしょう。
◆Chromecastでテレビにキャストする方法
Chromecast(第2世代)
Chromecast(クロームキャスト)は、Googleが販売しているHDMIドングルです。
テレビのHDMI端子に接続して、Wi-Fi経由でスマホやタブレットからコンテンツを再生(キャスト)できます。
といっても、HDMI出力のように端末のコンテンツをテレビに直接出力するわけではありません。
またiOSから利用する場合、ミラーリング表示はできません。
Chromecastができるのは、YouTubeなど対応アプリのコンテンツをスマホから操作してテレビに表示するということです。
メリットとデメリット
Chromecastのメリットは低価格で入手できる点です。
給電に必要なUSBケーブルや電源アダプタなどがセットになって4980円(税込)で購入できます。
必要なのはWi-Fi環境のみ。
またiPhoneやiPadだけでなく、Androidスマートフォン/タブレット、Windows、Macといった幅広い機種で利用可能です。
特にAndroid端末では、ミラーリング表示も実現しています。
PCでもChromeブラウザの画面を出力するGoogle Cast拡張機能が用意されており、iOS以外でも活用できるのはChromecastの大きな魅力です。
Googleは2016年11月22日、4KウルトラHDおよびHDRに対応する初めてのChromecastとなる「Chromecast Ultra」を発売しています。
Appllio
https://appllio.com/iphone-tv-cast-mirroring-hdmi-apple-tv-google-cast
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