[機器][携帯電話] DDIポケットTreva~feel H"用デジタルカメラユニット
■超小型なのに実力派
2001/02/19 00:00
スタパ齋藤
Treva
DDIポケットのfeel H"用デジタルカメラ「Treva」。京セラ製,オープンプライスだが,店頭価格は4000円を切る程度。10万画素で,撮影サイズはノーマル横96×縦72ピクセル。重量約10gとコンパクトで,ケータイストラップに装着も可能
次はTreva。詳細はココを見ていただくとして,このデジカメユニットに対し,俺は最初「きっとコレが一番ダメそうだなぁ」とか感じていた。が,使ってみたらけっこうイイ感じだった。
Trevaは,Feel H"端末のイヤホンジャックに挿して使う10万画素のデジカメユニットで,使用時はFeel H"に挿す必要がある(単体では撮影等ができない)。サイズ的には,端末のストラップに付けても邪魔にならないサイズであると同時にその重さは約10g。すげー小さいのである。撮れる画像は96×72ピクセル。俺はRZ-J90と組み合わせて使っているが,この場合だと写真を256色のBMP画像として(RZ-J90に)保存できる。ちなみにTreva本体には5枚,RZ-J90側には10枚の写真を保存できる。価格はオープン価格だが4000円前後で手に入れた(最近ではもうチョイ安いかも)。
使ってみてナイスだったのが,端末側の機構をうまく利用しているという点。TrevaをRZ-J90のイヤホンジャックに挿し,カメラモードにする(H"ボタンを長押しする)と,スグに撮影モードに入る。撮影時は,RZ-J90の液晶画面上に,カメラからみえている光景が映る???つまり液晶画面をファインダー代わりにして撮影できるので,一般のデジカメと同様,撮れる画像をほぼ確実に予測できる。Treva本体は360度クルクル回せるので,自分撮りからミョーなアングルでの撮影まで自在。なるほど,見てくれはショボい感じのTrevaだが,ファインダーやシャッターなどを端末側で実現しているあたり,非常にスムーズに使いこなせる感じ。イヤホンジャックに挿すだけという心細さがあったが,使ってみたら,なるほどイヤホンジャックだから首振りデジカメになるわけね,と,イロイロと感心してしまった。あ,ちなみに,シャッターボタン(H"ボタン)を押すと「カシャッ」とシャッター音がするのであった。些細なことに見えるが,「1枚撮れた」というコトを確実に把握できるので便利だ。
それから,これはRZ-J90側の操作性に関わることだが,画像の表示やコピーなどの操作が非常にわかりやすく,スムーズだ。コピーや表示は十分クイックで,RZ-J90側に保存した画像を(手動で)連続して切り替えると,アニメーションgifっぽいスピードで画像を表示できたりする。画像サイズが小さいということもあるのだが,手軽さやわかりやすさに関しては,実に遊べるデジカメユニットだと感じた。
画質は,まあまあ,といったところ。どうだろう,やや明るめに撮れる印象か!?色もまあまあ出るので,楽しむためにテキトーな画像を撮るには適していると思う。携帯電話(ていうかPHSですな)と連動させて遊べる画像オモチャとしては,かなり洗練されていると感じた。ていうか,Feel H"ユーザーにとってはかなり“買い度”が高い製品でしょ!!愉快でしょコレは!!そんな感じ。
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3062.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm
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