[機器][携帯電話] J-フォン/NEC,J-N03~J-フォン「ステーション」対応ケータイ
ケータイ新製品SHOW CASE
J-フォン,J-N03(スタイリッシュグレー)
2001年1月20日発売予定
2001/01/16
主要な機能はアイコン形式のメニューから利用できるが、細かい機能はリスト形式のメニュー(左)から呼び出す。メニュー画面では「ガイド」ボタンを押すことで機能内容を表示させられる(右)
待受画面には、あらかじめ用意されたカレンダー表示(左)もしくは任意の画像(右)を利用できる。画像を待受画面に選択していても、切断ボタンで「カレンダー表示」←→「画像表示」を切り替えられる
メニュー画面などの配色パターンを8種類から選択できる。色の名前はなぜか酒類の名称。ちなみに、ほかの写真における配色パターンはすべて「ウオッカ」
J-フォンの「ステーション」対応端末。メールを最大100文字表示可能な120×160ドットのカラー液晶を搭載しており、16和音の着信メロディも利用できる。ステーション対応端末の共通仕様として、エリア別に情報がプッシュ配信されるサービス「ステーション」が利用できるほか、サンプリングサウンドによる着信音のダウンロードやJPEG画像の表示などに対応する。
■ おもな仕様
サイズ(高×幅×厚):94×48×24mm(折りたたみ時)
重量:約105g
連続通話時:約120分
連続待受時間:約450時間
液晶:120×160ドットの256色カラー液晶
表示文字数:全角10字×10行(100文字)
メモリダイヤル:300件(1件につき、電話番号1個、メールアドレス1個、メモ)
リダイヤル:10件
データ通信速:9.6kbps(回線交換)
ボディカラー:スタイリッシュグレー/アイスピンク
【インターネットメール】
サービス名:J-スカイウォーカーのEメールサービス(送信は1メッセージにつき3円で月額使用料が無料、受信は無料で月額使用料が200円)
受信可能文字数:全角192文字まで(オプション月250円のロングメールは全角3000文字までで、画像や音楽データも添付できる。ロングメールを申し込むと、Eメールサービスも含まれるのでEメールの受信オプション申込は不要)
メール保存件数:受信:最大1000件、送信:160件
【着信メロディ】
和音数:16和音
着信音:着信メロディ
・登録済みメロディ 14曲
・登録済み効果音 4種類
・登録済みパターン 2種類
・自作/ダウンロードメロディ 20件
登録メロディ曲名:
民族音楽,キラキラ星,静かな湖畔,オ・ソレ・ミオ,行進曲,あしの笛の踊り,調子のよいかじ屋,メヌエット,G線上のアリア,新世界,ワルキューレ....
ダウンロード 非対応
■ スタッフが見たJ-N03
工藤
液晶は、やはりSH05のTFTの鮮やかさには1歩譲るものの、明るく見やすい大型液晶を搭載。また、メニューなど、使いやすさはSH05より上かなと思います。SH05がテキストメニューであるのに比べて、J-N03ではワンタッチで表示されるアイコンメニューで、アイコンの下に「着信音量」や「簡易留守再生」などと書いてあるので、これなら誰でも端末側の留守電機能も使えるのでは。また、数値的な裏づけはないのですが、SH05より音がいいような気がします。音源チップはヤマハ製の同じものだと思うので、スピーカーの違い? でしょうか。
NEC端末ではおなじみの待受画面のカレンダーも便利。液晶の鮮明さで選ぶならJ-フォン端末の場合、どうしてもTFT液晶のSH05ということになってしまうんですが、使いやすさで選ぶなら、わたくし的にはこのJ-N03がイチオシです。液晶も、十二分に見やすいと思います(というかNTTドコモのベストセラー機、N502itと同等の見やすい液晶です)。
湯野
カメラ付きとか、TFT液晶搭載とか、「ここがズバ抜けてイイ」というところはないが、例えば、メニューまわりのアイコンや画面上下のガイド行の構成なんかは、文字と立体アイコンを組み合わせて作り込まれているなど、細かいところで勘所をおさえた製品に仕上がっている感じがする。本体の大きさ的にはNTTドコモの「N502it」などとほとんど同じだが、中央のカーソルキーまわりの作りは「N209i」に似ていて、カーソルキーの中心に決定キーが配置されている。見た目のデザイン的にもスッキリしているし、メニューを操作している時やJ-スカイウェブを利用している時などは、指の移動も少なくて済むので使いやすい。
一言で説明すると、派手さはないが、安心感のある端末、といったところだろうか。で、着信メロディの自作機能。音色も豊富で4和音まで作成可能なのだが、入力インターフェイスが五線譜入力とは程遠い昔ながらの方式なので、いまいち作成意欲が湧いてこない。ただ、音そのものは悪くないと思う。
白根
わたしはドコモのN502itを普段使っているので、J-N03も慣れ親しんだインターフェイスを採用しているのだろう、と思っていたがだいぶ違った。N502itでは「っ」は「つ」+メールボタンだったが、J-N03では一般的な「た」ボタン×6で「っ」となった(ボタンが減ったせいであろう)。キーの配置はほかのJ-フォン端末にほぼ準じている。また、N502itでは左側面に用意されていたスクロールボタンがなくなったため、長大なメールを読むときはカーソルキーをスクロールモードに設定するなどの対策が必要となる。ただ、スクロールモードが「行」「ページ」「半ページ」から選べるのは便利。メニューなどの使い心地はかなり良いと思う。頻繁に使う機能がアイコンメニューからすぐに呼び出せたりするなどは、使用頻度に関わらず、すべての機能がメニューの第2階層に存在する、というケータイでは一般的なメニュー構造よりも気が利いている。ガイドボタンで機能の概要表示ができるのも嬉しい。ドーナツ型のカーソルキーの真ん中に決定ボタンというのは、押し間違えがないのでグッド。あと細かい点だが、画面最下部のガイド行は立体的にデザインされていて綺麗。J-N03では「J-スカイボタン」「メールボタン」「決定ボタン」に割り当てられる機能が状況に応じて変化するが、それらをわかりやすくガイドしてくれている。カラオケと6万色液晶に対応していない点がJ-SH05に見劣りするが、使いやすさ的にはJ-N03の方が上かもしれない。
J-フォン
http://www.j-phone-east.com/company/n/2000/001107b.htm
ケータイWATCH
http://k-tai.impress.co.jp/showcase/2001/01/jn03/
http://k-tai.impress.co.jp/news/2000/10/31/jtokai.htm
0 件のコメント:
コメントを投稿