[市場] FCNTが民事再生
2023年5月31日
「arrows」愛用者,TwitterでFCNTを激励 中の人「申し訳ない気持ちでいっぱい」
「arrows」のFCNTが民事再生。Twitterには同社を激励するリプライが多数届いており、“中の人”は「突然のことに申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと返信している。
[岡田有花,ITmedia]
「arrows」や「らくらくスマホ」などのスマートフォン開発・製造を手掛けてきたFCNTが5月30日、東京地裁に民事再生手続きを申請した。スマホの開発・製造事業はスポンサーが決まっておらず、シリーズの今後が危ぶまれている。同社の公式Twitterは約6万4000フォロワーおり、日々、ユーザーと交流してきた。30日の発表以降は、同社を激励するリプライが多数届いており、“中の人”は「突然のことに申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと返信している。FCNTの公式Twitterは、30日朝には「じめじめした日が続きますが、今日もスマホを相棒にがんばりましょ~」などと平常運転。この時点では、民事再生について知らなかったことがうかがわれる。民事再生が発表された同日夕方以降、ユーザーから、「長く愛用してきたので本当に残念ですが、再起を願います!」「スポンサー企業が見つかるといいですね、応援しています!」「記事見ました。寂しすぎる」「お辛いかと思いますが、気を確かに…」などの激励が多数届いた。Twitterの中の人は「こんなことになってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいですが、長らくF機をご愛用いただきありがとうございます!!」「寂しさと申し訳ない気持ちでいっぱいです」「気は確かではありませんが、最後までがんばりたいと思います」「なんとか踏ん張りたい所です」などと返信している。
FCNTはスマホの製造・販売について「速やかに停止」するとしており、サポートも「一旦停止」を表明。NTTドコモは同日、arrowsシリーズについて「アフターサポート体制を整え、販売を継続する」と発表した。
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民事再生手続開始の申立て及びスポンサー支援に係る意向表明受領のお知らせ
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https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2305/31/news126.html
KDDIがFCNT端末の販売継続を表明、FCNTによる民事再生法の申立てで
2023年05月31日 12:12
KDDIは5月30日、FCNT社製品の販売・サポートについて、同社ホームページ上でアナウンスした(※画像は「arrows We」のイメージ)。
発表によれば、FCNTによる民事再生法の申立てについての発表が同日あったとして、今後の販売・サポートについて言及。「KDDI、沖縄セルラーでは、当該端末を利用されているお客さまへ心配をおかけすることがないよう、アフターサポート体制を整え、販売を継続していく」(KDDI発表より)とコメントしている。
価格コム
https://s.kakaku.com/prdnews/cd=keitai/ctcd=3147/id=130926/
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2023/6/3 ドコモ, au, スマホメーカー本体, ソフトバンク, スマホ市場・市場シェア, コラム, ニュース
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■メーカー間の競争が減ることによるデメリットもあるが
エントリー機~ミッドレンジ機セグメントにおいては、キャリア経由の販売が減り、SIMフリー機市場の拡大が進むことが期待できます。一方、好ましくないシナリオとしては、サムスン・Google・SHARP・Sonyが大手通信キャリアの販売力に「安住」するようになり、新製品のコストパフォーマンスが下がっていくことが想定されます。SonyのXperiaシリーズについては、既にその傾向がみられています。
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これまで、3大キャリアの力が強すぎることが日本のスマホ市場の発展の阻害要因の一つになっていたことは間違いありません。4メーカーの脱落によりメーカーの力強まることで、日本のスマホ市場が良い方向に進むことをを期待したいところです。特に、サムスンとGoogle、そして、Xiaomiあたりに、今をチャンスととらえて日本での攻勢を強めていってほしいですね。
■ コメント
匿名 2023.06.03 17:58 ID:1298091bd 返信
そもそもキャリアスマホ自体に興味ない
記事にする必要もない
匿名 2023.06.03 18:19 ID:87c79b0cb 返信
次はいよいよソニーか。ただソニーはカメラ
分野ではプロ、アマ問わず圧倒的に強いから、
その実験用としてスマホを残すかも知れない。
匿名 2023.06.03 18:27 ID:87c79b0cb 返信
あとメーカーは日本のキャリアには全く興味がないと思う。極東の人口減少衰退国の3大キャリアなど世界では今や何の存在感もない。
匿名 2023.06.03 18:55 ID:7c90536a9 返信
市場の特殊性を考えれば、キャリアどころか日本市場自体に旨味がないと思う
匿名 2023.06.03 21:25 ID:8d920eb06 返信
ソニーは動機からして特殊枠だから比較にならんわな。研究目的で上位機を出すために黒字確保して事業存続してるみたいなもんだし。
匿名 2023.06.03 18:29 ID:db305a9a6 返信
輸入しか勝たん!
匿名 2023.06.03 20:08 ID:f891d525a 返信
技適と、Volteと、必須ではないがDocomo系5Gのn79さえ何とかなれば海外スマホの方が断然良い。おサイフなんぞ端っから不要だし
匿名 2023.06.04 15:09 ID:d90ca8d65 返信
5Gいる?
匿名 2023.06.04 17:40 ID:e20e60da6 返信
「必須ではない」と書いてあるだろ。日本語読めないのか?
匿名 2023.06.03 18:55 ID:7c90536a9 返信
SamsungとGoogleに関しては杞憂だろ
匿名 2023.06.03 20:00 ID:9e290db1c 返信
キャリア絶滅しろ
匿名 2023.06.03 20:37 ID:ac34a2d2d 返信
Apple、Googleの2強になるだろうね
Samsungも日本では不振な感じだし
中華は軒並み撤退だろう
匿名 2023.06.04 15:11 ID:d90ca8d65 返信
Appleは強いがGoogleは北米で不人気やしならんやろ。次はピクセルにしないって人が60%以上おるってなかったか?
匿名 2023.06.03 22:07 ID:82ec34031 返信
auガラホも持ってる身としては京セラ脱落は痛い
新機種しばらく出てない気がするが、今後どうなるやら需要少ないのは理解してる
匿名 2023.06.04 00:44 ID:7b809f8f5 返信
ヨーロッパとかアメリカとか他国の通信規格の奴通ってれば日本でも売れるようにしてくれ
技適通ってるやつだと林檎グーグルサムスンの三択だし、選択肢少なすぎる
匿名 2023.06.04 06:41 ID:f3b658be1 返信
国内で技適なしスマホとかグロ版使っても大丈夫なんだっけ
匿名 2023.06.04 08:22 ID:7afb556c2 返信
技適違反単体の逮捕事例はない
個人輸入もできないチンカス技適警察が大っぴらに触れ回ってるだけ
匿名 2023.06.04 07:16 ID:ab1c1fb8a 返信
米国メーカーの脅威になった時点で、言い掛かりつけられて潰されるってのが実証されてるからねぇ……
匿名 2023.06.04 10:31 ID:461ce5224 返信
XiomiはRedmi note9s とMi 11 lite 5Gだけコスパよくて後は全てが微妙だったの本当ガッカリした
日本では売れないからやる気なくしてるとか考察する人いるけどSD695連発して売れるわけないよね
匿名 2023.06.04 15:09 ID:1aa637f25 返信
因果が逆
日本は基本iPhoneかPixelしか売れない国で自社のスマホが売れる見込みがないのに778G等のミドルハイSoCを搭載したスマホをわざわざ日本市場の為に投入するわけないだろ。慈善事業してるわけじゃないんだぞ。売れなければメーカーが損するだけ。一部のニッチな需要の為に自ら損するような真似はしないし、普通に撤退した方がダメージも少なくて済む。だから中華メーカー各社は日本市場撤退の準備を始めてんだろ
匿名 2023.06.04 11:39 ID:357770205 返信
技適って世界標準規格には統一できないんか?
匿名 2023.06.04 13:02 ID:4efe8c622 返信
ガジェオタが技適いらないと言っているなら
技適は今後も必要だな
匿名 2023.06.04 13:28 ID:e20e60da6 返信
黙れカス
匿名 2023.06.04 14:04 ID:9b95eb522 返信
京セラは事業撤退では無く、利益を稼ぎ難い「個人向け量販機種」の市場から手を引いただけですよ。他のメーカーの製品と差別化が出来る。『TORQUE』については、次の新型までは少なくとも出すらしいですから、現時点で事業撤退と言うのは違います。また、『TORQUE』がAUの限定機種でなく、他のキャリアでも発売されていたならば、状況は違っていたと思います。
telektlist
https://telektlist.com/carrier-handset-maker-exit/
日々物語fc2
http://kimito39gmailcom.blog.fc2.com/page-2.html
無無無庵2
https://nono634.blog.fc2.com/blog-category-2.html
京セラにFCNT--相次ぐ日本勢のスマホ撤退で、シャープに「強烈な神風」が吹き始める
石川温2023年06月01日 11時30分
2023年5月30日、スマートフォンメーカーであるFCNTが東京地裁に民事再生法の適用を申請した。FCNTはもともとは「らくらくスマートフォン」や「arrowsシリーズ」を手がけてきた富士通の携帯電話事業を担う組織が分社化されたものだ。同社からのリリースによれば、スマートフォンの製造や販売については速やかに事業が止まり、端末の修理やアフターサービス事業も一旦停止すると発表された。
ただ、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクはFCNTの端末の販売を続け、サポートも継続していくとアナウンスしている。おそらく、どのキャリアもFCNTから調達済みの在庫を処分したいのだろう。FCNTでは、2023年2月にNTTドコモ向けとして「arrows N F-51C」を発売。「エシカル」を売りにしており、「長く使えるスマートフォン」として、Androidのバージョンアップはarrowsシリーズで最も多い3回、セキュリティアップデートも最長4年を予定しているとした。しかし、今後、どこまでアップデートに対応してくれるか、かなり不透明となってしまった。
■日本勢のスマホ撤退、総務省の割引規制も影響
先日は京セラが個人向けスマートフォンから撤退すると発表があったばかりだ。FCNTの民事再生法の適用申請により、日本メーカーはシャープとソニーのみとなった。ただ、シャープに関しては、親会社が台湾・フォックスコンであることから、純粋な日本メーカーと言えるかはかなり微妙だ。
京セラとFCNTが苦境に立たされた理由はいくつもある。まず、昨今の円安基調により、製造コストが高騰していた。ちょっと前までは半導体不足という問題も抱えていた。そして、総務省の意向により2019年10月から電気通信事業法が改正となり、端末と通信回線のセット割引が規制され、2万円が上限となった。このため、ソフトバンクやKDDIは、2万円で調達できる中国のOPPOやXiaomiのスマートフォンを積極的に導入。FCNTを含む各社は、2〜3万円のスマートフォンを作らざるを得なくなった。割引規制によりハイエンドが売れなくなるなか、利幅の薄いエントリーからミドルクラスのスマートフォンで台数を稼ぐ必要があったのだ。京セラもFCNTも、ソニー「Xperia」やシャープ「AQUOS」といった自社で強いハイエンドのブランドは持つことができなかったのが痛い。FCNTは「arrows」があり、技術で尖っていた時期もあったが、いまではすっかりエントリーモデルのブランドとなってしまった。京セラには「TORQUE」があるが、耐久性に優れてアウトドアニーズを捉えることに成功したが、丈夫すぎて買い換えてもらいにくいという状況にあった。両社はキャリアから発注する「企画端末」として、シニアやキッズ向けのデバイスを数多く手がけていた。シニアはなかなか機種変更しない。キッズは大きくなればiPhoneに乗り換えてしまう。結果、同じメーカーを使い続けてくれるファンを作ることができなかったのも敗因だ。
■高耐久、シニア、キッズ向け需要がシャープに一極集中へ
京セラとFCNTがスマホ市場から退場することで、強烈な神風がシャープに吹き始めようとしている。京セラとFCNTが得意としていたシニアとキッズ向けのデバイスの発注が、各キャリアからシャープに舞い込むことだろう。シャープにはすでにシニアとキッズ向け、さらに2万円程度のAQUOS wishシリーズも手がけるなど、全方向でラインナップが揃っている。今後、ひょっとすると、京セラが手がけていた「TORQUE」の代わりとなるようなスマートフォンもシャープに発注が向くことも考えられる。
もうひとつの日本メーカーであるソニーは、独自の路線を築いている。ソニーではYouTuberなど映像や音楽制作を手がけるクリエイターに向けた製品展開に注力している。デジタルカメラ「α」シリーズも、最近は「VLOGCAM」として、VLOGをしているユーザーに向けた新製品ばかり出している。先頃、発表されたばかりのXperia 1 Vも、VLOGCAMで人気の機能を取り込むなど、クリエイターエコノミーを徹底的に意識している。ソニーとしてはテレビやデジカメなどで価格競争はせずにプレミアムな路線を突き進んだ。これにより、家電事業は大儲けはしないが、なんとか事業を継続できるだけの体力を維持している。スマートフォンもXpeira 10シリーズはあるものの、中国メーカーに対抗するような製品は出さず、いたずらに台数を追うようなことはしなくなったことで、なんとか事業を継続できている。個人的には「シンプルXperia」「Xpeiraキッズ」のような企画端末があっても、面白いような気もするが、ソニーはあくまでハイエンドを突き進むXperiaしか出さないだろう。
■「3G停波」もシャープに追い風
スマホ業界的には2024年1月31日にソフトバンク、2026年3月末にNTTドコモが3Gサービスの停波を控えている(KDDIは2022年3月31日に終了済み)。総務省が今年3月に発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ(令和4年度第3四半期(12月末))によれば、3G契約はいまだに1433万件も残っているという。つまり、ガラケーを使っているユーザーに対して、4Gに対応したケータイ、もしくはスマートフォンへの乗り換えをしてもらう必要があるのだ。いまだに3G契約という人は、当然のことながら、通信料金も安価に収まっており、高価な端末に買い換える人は限られている。これまでケータイを使っていたような人が手に取りやすい価格帯のスマートフォンをNTTドコモとソフトバンクは用意しなくてはならない。日本メーカーのケータイを愛用していた人がOPPOやXiaomiといった中国メーカーのスマートフォンに乗り換えるには、ハードルがやや高いと思われる。NTTドコモは親会社の影響からか中国メーカーの端末調達を敬遠しているようにも見えるため、シャープに頼らざるを得ないだろう。もちろん、ケータイからの乗り換えとして、iPhoneやPixelなども候補には挙がってくる。しかし、ケータイを使ってきたユーザーからすると、実態はさておき、一般的には「日本メーカー」に見えるシャープのほうが安心感がありそうだ。京セラとFCNTが脱落したいま、シャープが今後、1000万件規模の3Gユーザーをどれだけ獲得できるかが、注目と言えそうだ。
CNET
https://japan.cnet.com/article/35204570/
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