初期標準仕様
最終拡張仕様
ロジックボード Tanzania Tanzania
システムバス 40MHz 40MHz
CPU PowerPC 604e 200MHz PowerPC G3 300MHz
二次キャッシュメモリ 512KB 512KB
メモリ(メモリタイプ) 合計:32MB(DIMM:168PIN 3.3V)
※スロット3基:最大160MBまで拡張可能 合計:160MB(DIMM:168PIN 3.3V)
※32MB+64MB×2
内蔵ハードディスク 2.5GB(E-IDE) 13.6GB(Ultra ATA 66)
NEC DPTA-371360 13.6GB 7,200rpm
CD/DVD-ROMドライブ 8倍速CD-ROM
MATSUSHITA CR-583 8倍速CD-ROM
MATSUSHITA CR-583
VGAメモリ 2MB(標準)
※スロット1基:最大4MBまで拡張可能 16MB(PCI拡張スロット1参照)
解像度 640×480
800×600
832×624
1,024×768 640×480
800×600
832×624
1,024×768
1,152×870
1,280×960
最大表示色数 1670万色
1670万色
スピーカ 本体内蔵:モノラル 本体内蔵:モノラル
PCI拡張スロット 1 3dfx VooDoo3 3000 PCI 16MB
PCI拡張スロット 2 TAXAN STF66 Storage Fighter
※IDE機器最大4台まで拡張可能
PCI拡張スロット 3
PCI拡張スロット 4 Asante Fast Adapter 10/100BASE-TX
PCI拡張スロット 5
オペレーティングシステム 漢字Talk 7.5.3 Mac OS 8.6
特徴と拡張のポイント
このモデルはPower Macintosh 4400/200相当のロジックボードを採用しています。
従って拡張パーツはPower Macintosh 4400/200とほぼ共通となります。
基本がE-IDEのため、Ultra-ATA66カード増設によりIDE機器の搭載を可能にして安価で高速なIDE HDDを搭載する。
互換機ならではのDOS/Vライクな拡張性を備える筐体。2基分の5インチ空きベイと1基分の3.5インチ空きベイ。
Ultra-ATA66カードと5インチ空きベイ有効活用でDOS/V用モバイルラックを装着。
Power Macintosh 9x00シリーズに匹敵する豊かなPCI拡張スロット。
PS/2ポートを備え、ADBポートと同時使用可能。DOS/V用マウス・キーボードも接続・使用出来ます。
2次キャッシュスロットを使用して拡張するCPUアクセラレータ SONNET CRESCENDO G3/L2 300MHz/512KでG3化
VooDoo3による描画速度の高速化。Mac OS 9.x以前においてはATI製よりも圧倒的に高速です。
10/100BASE-TXイーサネットカード装着で高速ネットワーク
貧弱なメモリ周り。メモリ3本で最大160MBまでしか拡張出来ない。当然160MBまで増設済。
StarMaxUser
http://www.akibo45.com/starmaxuser/
PowerPC
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/starmax/starmax_index.html
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/about.html
3dfx VooDoo3 3000PCI を使う!
■描画を速くして体感速度をUPしたい!
StarMax 4000の標準グラフィックはメモリスロットに2MBのメモリを搭載しています。
このメモリ交換により、最大4MBまでのメモリ容量拡張が可能です。
専用メモリスロットが1基しかなく追加増設が出来ないため、不経済な構造です。
■グラフィックアクセラレータの入手
Mac OS 9.x世代までのグラフィックアクセラレータは多種多様なモノが存在しました。
代表的なモノは、現在でも主力のATI製品を始め、
IXMICRO iX3D Ultimate Rez/TwinTurbo128
Formac Proformanceシリーズ
3dfx VooDooシリーズ
Matrox Milleniumシリーズ
など、たいへん賑やかだったのですが、最近では倒産/合併やMacからの撤退などにより、ATIやnVIDIAなど数社の扱いで寂しい限りです。
旧Mac主流のPCIバススロット用となると、実質ATIしかありません。
※その他SONNET SONATA SDもあり
よって一部を除いて新品での購入は難しいようです。
またATI以外はMac OS Xへの対応が無いので将来に於いて使用の割り切りも必要です。
Yahoo!オークションなど中古市場はまだまだ魅力的?なものが入手可能です。
私は以前3dfx VooDoo 3Dカードを購入し、内蔵2Dとの組み合わせで(SLIのようなもの?)楽しんでいたこともあり、
3Dと言えばVooDooカードとばかりに3年くらい前に3dfxVooDoo3 3000PCI/16MBを購入しました。
このカードは本来DOS/V用であり、ROMの書き換えによるMac化を施したものです。
■体感速度を数値で測ろう!
旧Mac世代においては、Formac Proformance 3 Pro 32MBが最速との呼び声が高い(値段も高い)ようですが、このVooDoo3 3000PCIはどうでしょうか?
SYMANTEC SYSTEM INFOで計測してみました。
SYMANTEC SYSTEM INFO 測定結果
SYSTEM CPU VIDEO HDD FPU
標準VIDEO 2MB 223 392 061 977 500
VooDoo3 3000PCI 389 391 314 977 498
SYSTEM:標準VIDEO vs VooDoo3
CPU:標準VIDEO vs VooDoo3
VIDEO:標準VIDEO vs VooDoo3
DISK:標準VIDEO vs VooDoo3
FPU:標準VIDEO vs VooDoo3
■総括
ご覧のように、VIDEO数値が5倍程度に大幅アップしています。
当然ながらCPUやディスクに影響はありません。
取り付けた途端、かなりの描画向上です。
スクロールもフォルダオープンも見違えるほどに体感速度は速くなります。
軽快と言う表現では間に合わない速さです。
文字も鮮明ですが色合いの派手さはなく表示の速さからか、硬いイメージを感じます。(表現が抽象的で難しいなぁ・・・。)
それとVooDoo3 3000PCI入手当時より、最近はWEB上でのMac用ROMイメージやドライバの入手はだんだんと難しくなっているように思います。
VooDooカードをお持ちの方や、これからVooDooカード入手の可能性のある方は、あらかじめ早めのファイル入手とファイルバックアップをお勧めします。
PowerPC
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/starmax/starmax_index.html
http://www.geocities.jp/apple_powerpc/about.html
SYSTEM:標準VIDEO
SYSTEM:VooDoo3
DISK:標準VIDEO
DISK:VooDoo3
CPU:標準VIDEO
CPU:VooDoo3
VIDEO:標準VIDEO
VIDEO:VooDoo3
FPU:標準VIDEO
FPU:VooDoo3
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