[製作][ハム] AKI-H8(H8/3048)によるエレキー(メッセージキーヤ)の製作
2.AKI-H8(H8/3048)によるエレキー(メッセージキーヤ)の製作
2.2 機能概要
作成したキーヤーの主な機能は以下の通り。
パドルより入力した符号を、NEC製PC-9821/9800のキーボード入力へ出力する。これにより、パソコンのログソフトにキーヤーから直接入力が可能。
パドルより符号を入力するとリグのスタンバイをONとする。符号の頭切れがないようにスタンバイONから時間をおいて符号を送出する。
スタンバイON後一定時間符号送出がなければスタンバイをOFFする。
スタンバイの自動OFFは符号送出後約3秒とし、ラグチュー時等のんびり送信しても語間でスタンバイOFFとならない。尚、ESCキーを押せば、瞬時にスタンバイOFFする。
パドルより入力した符号を判別し、登録されたキーワードを送信するとリグのスタンバイを即座にOFFにする。キーワードの追加、変更が可能。
メッセージキーヤーとして、4×4=16チャンネルのメッセージを記憶できる。各チャンネルの文字数は任意で、メモリーの許す限り記憶可能(約3500文字)。
メッセージはブレークポイントで複数に分割可能。
メッセージ書き込み中、語間を空けることで自動的にスペースを挿入する。
メッセージ書き込み中の入力ミス時に、訂正符号'HH'を打つことで直前に入力した文字を消去できる。
一度入力したメッセージを、1文字ずつ読み出しながら必要箇所のみ修正することも可能。
メッセージ読み出し開始でリグのスタンバイをONとし、メッセージ終了で即座にスタンバイOFFとなる。
メッセージの間欠読み出しが出来る。読み出し時間間隔の設定変更も可能。
001形式のコンテストナンバーを自動生成する。数値の確認、UP/DOWN、設定が可能。設定できる数値の範囲は000~999,1000~9999。
定型文字列を登録できる。文字列として、コールサイン、コンテストナンバー、QTH、挨拶(GM/GA/GE)等を設定しておき、メッセージ中に制御符号を入れることで読み出す。メッセージの書き換えを行わずに、定型部分のみを置き換えることが出来る。
メッセージ途中での文字間隔変更が可能。
メッセージ、設定等は電池によりバックアップされる。
2台のリグを切り替えて使用できる。
各種の設定はパドルからの入力で行える。
モニタプログラムを内蔵し、デバッグ機能を使用することが出来る。キーヤーのH/Wを用いて、新たなプログラム開発も可能。
RAM上のプログラムをPOWER ON時から(モニタプログラムを介さずに)使用する事も可能。
パソコンでメッセージを作成し、キーヤーへ転送することが出来る。(モニタプログラムの転送機能を使用する。)
工作室
http://www.geocities.co.jp/ward1122_tech/1402/
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