2019年4月3日水曜日

[アプリ] Google+終了




[アプリ] Google+終了
一般ユーザー(個人)アカウントとブランド アカウント向けの Google+ サービスは終了いたしました
これまで Google+ をご利用くださいました皆様に Google+ チームより心からお礼申し上げます。
■Google+ は現在どうなっていますか?
2018 年 12 月に発表しましたとおり、2019 年 4 月をもって一般ユーザー向け Google+ サービスを終了いたします。
一般ユーザー向け Google+ サービスは終了しますが、他の Google サービス(Gmail、Google フォト、Google ドライブ、YouTube など)は引き続きご利用いただけます。
また、これらのサービスへのログインに使用している Google アカウントも引き続きご利用いただけます。
Google フォトにバックアップ済みの写真や動画は削除されません。
お客様の Google+ のコンテンツについて
Google では現在、一般ユーザー向け Google+ アカウントと Google+ ページのコンテンツを削除する手続きを進めております。
この処理には数か月かかるため、その間はコンテンツが残っている可能性があります。
Google+ で作成したコンテンツがある場合、削除が完了するまでの間は、残っている Google+ コンテンツのダウンロードと保存や、Google+ プロフィールの削除を行える場合があります。
また、残っている Google+ アクティビティの閲覧や削除を行える場合もあります。
■職場や学校などの G Suite アカウントでも Google+ を使用している場合、どのような影響がありますか?
G Suite 向け Google+ は、組織内の他のユーザーとのコミュニケーション手段として引き続きご利用いただけます。
G Suite 向け Google+ に関する今後の開発予定についてはこちらをご覧ください。
組織で G Suite を使用しているかどうかわからない場合は、こちらでご確認いただけます。
一般ユーザー向け Google+ のサービス終了に関連して、今後 G Suite 向け Google+ の機能に変更が生じる可能性があります。
詳細については、こちらでご確認いただくか、G Suite 管理者にお問い合わせください。
一般ユーザー向け Google+ のサービス終了に関する詳細につきましては、よくある質問をご覧ください。

Google+
https://plus.google.com/















4月2日、Google+終了。月間ユーザー5億人、大統領やAKBも活用した「巨大SNS」の夢はなぜ破れたのか?
Google+が失ったものと、残したもの。
[辰井裕紀,ねとらぼ]
2019年4月2日、この日をもってSNS「Google+」の一般ユーザー向けサービスが終了します。
Google+は、Googleが2011年6月28日(現地時間)からはじめた総合的なソーシャルサービス。
一時期は月間ユーザー5億4000万人、アクティブユーザーが3億人、毎週15億枚以上の写真がアップロードされていた巨大SNSでした(Google発表)。
Google+とはどんなサービスだったのでしょうか? 
そしてなぜ終わってしまうのでしょうか。Google+の盛衰の歴史を振り返ります。
■最初は大人気だった
Google+は鳴り物入りで登場した、独自機能が満載のSNSでした。
連絡先をグループ分けする「サークル機能」
10人までが同時に参加できるビデオチャットルーム「ハングアウト」
興味のあるテーマを登録すると、Web上の関連コンテンツがテーマごとに表示される「Sparks」
Googleアカウントの連絡先を、視覚的なユーザーインタフェースでグループ分けするサークル機能
などが搭載。
さらにGoogleが初めて文化系統の社会学や社会心理学に強いスタッフを集めて、コミュニティの仕組みを研究して作られた意欲的なSNSでした。
最初は招待制で行われており、「早く利用したい」と人気が殺到した末に利用登録を一時中断することも。
人気のあまり、招待メールに装ってバイアグラ販売のサイトへ誘導する迷惑メールまで登場しました。(関連記事)
バイアグラ販売へ誘導する迷惑メール
2011年7月当時、投稿を見せる「共有」機能は毎日10億回使われ、Facebookのいいねに近い働きの「+1」ボタンは毎日23億回クリックされ、ユーザーは毎日100万人ずつ増えて好調でした。
(『Google+完全活用術』/田口和裕, 花岡貴子 アスキー・メディアワークスより)
しかし同時に、Google+はアカウント名に実名を使うことを強制し、従わない場合はアカウントを削除するなどの強硬策に打って出たのです。
これはユーザーの猛反発に合い、それを受けていくぶん緩和されましたが、これがGoogle+の最初のつまずきだったともいわれます。
■オバマ大統領が対話集会に使った
同年9月21日には試験運用を終了し、全てのユーザーが登録可能になりました。
世界で登録者が殺到し、解禁した週は1500万人近い登録者が集まったほど。
2011年10月にはダライ・ラマ14世がGoogle+のハングアウトオンエアを使い一般ユーザーとビデオチャットを行い、2012年1月には当時のオバマ大統領も対話集会を行いました。
オバマ大統領はハングアウトを活用していった
しかし競合他社も、この人気を指をくわえて見ていたわけではありません。
Facebookはサークル機能の導入、文字数制限の大きな緩和、タグ機能の改善、ビデオチャットの導入など、Google+のメリットであった部分を次々と実装していきます(関連記事)。
これによりGoogle+はアドバンテージを少しずつ削られていきました。
■“ぐぐたす”の象徴、AKB48登場
2011年12月にはAKB48と提携。AKB48だけでなく、姉妹グループを合わせた全メンバー(当時約260人)がGoogle+にページを持ち、Google翻訳を使って
英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語
の5カ国語で展開し、世界のファンに向けて情報を発信しました。(関連記事)
2012年3月には、Google+から生まれたユニット「ぐぐたす選抜」が結成。
Google+での活動から見出された松村香織らが抜てきされ、彼女たちのブレイクのきっかけになりました。
その後もGoogle+はAKBグループの交流の場として使われ、その独特のコミュニティ感を愛するファンも少なくなかったようです。
強引な手法に不満噴出    
■Google+使用の強制化に不満噴出
2012年以降、Googleはやや強引な手法に打って出ます。
例えばGmailを開設するときにGoogle+アカウント取得を強制したり、YouTubeのコメントにGoogle+アカウントを必須にしたりなど、Googleのサービスを使うためにはGoogle+のアカウントを使う必要があるように仕向けたのです。
それは複数のサービスを垣根なく利用しやすくなるメリットもありましたが、この強引ともいえる手法にはユーザーから不満も集まり、YouTubeでGoogle+を非難する曲が400万回近い再生数を集めるほどに。
Google+のやり方を非難する歌
さらに2014年4月には、Google+生みの親であるヴィック・ガンドトラ氏がGoogleを退社。
ここから迷走が深まったといわれ、景気のいいニュースはなかなか聞かれなくなります。
2015年1月には、当時22億人を数えたユーザーの中で、YouTubeにコメントする人を除けば約400~600万人ほど、つまりわずか0.2~0.3%ほどしかGoogle+を使っていなかったという報告まで上がってきます。
■Androidのプリインストール義務付けアプリから外れる
2014年7月にはこだわってきた実名ポリシーを撤廃し、そのために参加してこなかった人たちへの理解を求めます。
2015年5月には、Google+が生んだ最大のプロダクトともいえるGoogle+フォトが、Googleフォトとして分離。
2016年9月にはハングアウトオンエアがYouTubeライブに移行し、事実上の終了を迎えます。
GoogleフォトはもともとGoogle+のプロダクトだった
また2015年7月にはGoogleのほかのサービスへのGoogle+アカウントとの連携強制をやめることを発表し、8月にはAndroid端末へのプリインストール義務付けアプリからも外れたことが分かります。
プリインストールされたアプリは、ユーザーが削除したくても削除できないもので、ここから外れたことは大きかったと思われます。
これらの結果、Google+はなかなか人の目にふれることもなくなります。
■Google+、とうとう終了に
そして2018年10月には、とうとう「2019年8月」での一般ユーザー向けGoogle+サービス終了が発表されました。
調査によりGoogle+の利用が少ないことが明確になったとのこと。
同時に公開設定でないプロフィールにアプリがアクセスできるバグが見つかったことも発表され、最大で50万件のアカウントに影響した可能性があったと明かしました。(関連記事)
Google+終了のアナウンス
さらに同年12月には約5250万人の個人情報流出のおそれがあることを公表。
不具合は1週間以内に修正されたというものの、これにより終了時期は「2019年4月」に前倒しとなりました。(関連記事)
■死にゆくGoogle+と、生き続けるもの
Googleの消えたサービスを弔う「The Google Cemetery」には、既にGoogle+の名前がありました。
一般ユーザーの利用を終了したGoogle+は今後企業向けとして、ひっそりと生き残っていきます。
「The Google Cemetery」より
鳴り物入りで登場したGoogle+は、
先進的な機能への他社の追随
実名制への固執でユーザー離反
Googleサービスへの強制的な紐付け
などの理由で推進力を失っていきました。
しかしGoogle+が提示した革新的なアイデアを各社が取り入れたことで、これからも既存のSNSの中で生き続けていきます。
そして記事後編では、独自性のあるコミュニティと運営サイドの取り組みの功罪が、「最後までGoogle+を愛したユーザーたち」によって語られます。

IT Media
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/02/news032.html











Googleがこれまで終了してきたサービス
2019.03.13
柳井政和
莫大な資本と労力を投下したサービスを終了することを決めたGoogleだが、こうした終了は初めてのことではない。
Googleという会社は、サービスを始めては撤退を繰り返すことで有名な会社だ。
Googleがこれまで終了してきたサービスの中で、私の記憶に強く残っているものをいくつか紹介してみる。
■Googleリーダー
「Googleリーダー」の開始は2005年、終了は2013年。
Web上で使えるこのRSSリーダー(フィードリーダー)が終了する際は多くの人が困った。
開始当初は、RSSでの情報収集の価値が大きかった。しかしSNSが情報収集の中心に移り、RSSリーダーの価値が低下した。
同様のサービスである「Live Dwango Reader」(ドワンゴ)は、前身である
「livedoor Reader」(ライブドア、現・LINE)
の公開が2006年で、2017年にサービスが終了している。
RSSを利用して情報収集する層は、総じてITリテラシーが高い。
広告を表示しても、無視されることが多かったのではないかと推測している。
■iGoogle
「iGoogle」の開始は2005年、終了は2013年。
自身のスタートページをカスタマイズするサービスで、各種ツールや、RSSなどの表示ができた。
私も便利に利用していたので終了時には困った。
終了後は仕方なく、自分で使いたい機能をまとめたプログラムを作成した。
■Google Wave
「Google Wave」は、2009年にプレビューリリース、2010年5月にサービスを一般公開して、同年8月に開発中止を発表した。
サービス自体は2012年まで続けられたが、実質的な寿命は3ヶ月と短命だった。
当時、「Google Wave」の本を執筆されている方がいて、amazonで予約受付中の段階でサービスの停止が発表された。
まさか3ヶ月で終了が宣言されるとは思っていなかったのだろう。
「Google怖い」と思った記憶がある。
■Google URL Shortener
「Google URL Shortener」の開始は2009年で、終了予定は2019年3月30日。
URL短縮のサービスで、私も利用しているから困っている。
古くからある「TinyURL」の立ち上げが2002年。
URL短縮サービスをよく見かける契機となった「Bitly」の立ち上げが2008年。
「Google URL Shortener」は、その後追いということで始まり、Google製ということで多く利用された。
ただ、収益化という面では難しかったのではないかと感じた。
■Google Glass
「Google Glass」は、2013年に一般向けの発売開始。
2015年1月には消費者向けの販売を終了した。
法人向けには、まだ存続している。
眼鏡型のウェアラブルコンピュータで、多くの記事がネットに出たので、記憶に残っている人も多いだろう。
ヘッドマウントディスプレイの市場は、現在マイクロソフトが「Microsoft HoloLens」で強い存在感を示している。

ハーバービジネスオンライン
https://hbol.jp/187775/2













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