1992年5月19日火曜日
[アーケードゲーム] Terraform Project,スプリガンmark2(1992)
スプリガンmark2
Re Terraform Project
ナグザット/1992
コンパイル/1992
Written By T鈴木
■ドラマチック・シューティング
のキャッチコピーの通り、CD-ROMの特性を活かしまくり、とにかくゲーム中に喋る喋る!
ゲームとしては単なるロボット横スクロールシューティングなのだが、戦闘中に挿入される肉声による会話。それによって単純なSTGの楽しさだけでなく、ストーリーを追っていくことによってゲームを大いに盛上げるのです。
そしてその物語というのが、どこかで見たような・・・・といったら御幣があるかもしれないが、とにかくガンダム世代の脳天直撃しまくりのワードが続出!
月面基地。実戦中での新機種への乗り換え。コロニー落とし・・・。
そして戦友の死。裏切り。ライバル・・・・。
はたして地球規模に増大する戦いの行方は・・・!?
そしてタイトルにある「Re Teraafrom Project」とは何なのか!?
■スプリガンmark2:ストーリー
天歴47年、人類は繁栄の絶頂にあった。
とはいえ、その内部にはやはり多くの問題を内包していた。
飢餓、大国間の対立・・・・。
中でも最悪のなのは爆発的な人口増加問題であった。
すでに地球上は飽和状態であり、各国は宇宙への進出を余儀なくされる。
スペースコロニーの建造、そして比較的地球に近い環境を持つ火星への地球化(テラフォーミング)移住計画。
地球化(テラフォーミング)された火星は、人類の理想の楽園となるはずであった。
時は流れ、点歴92年。
火星は一応の繁栄を見せていた。
しかし人類は地球での過ちを再び繰り返そうとしていた。
火星を二分するA国とS国の両大国は、お互いに領土の拡大を狙い、日増しにその緊張を高めていったのである。
もはや、誰の目から見ても良国家の激突は避けられないところまできていた・・・・。
俺は、いつも薄暗く、きついオイルの匂いのするA・A(アームドアーマー)専用のカーゴデッキに立ち、一台の新型A・Aを見つめていた。
「スプリガン」。そう名付けられたその無骨な機械の固まりはしかし、S国とのミリタリーバランスを覆すほどの能力を秘めているという。
俺の名はグレッグ。A国軍のA・Aパイロットだ。自分で言うのもなんだが、かなり腕が立つと思っている。
もともと、そのおかげでスプリガンの重力下テストの為、地球から3週間近くもかかる火星くんだりまでかりだされることになったが・・・・。
カーゴデッキを出ようとした俺に、スプリガンのシルエットは、確かに何かを予感させた。硝煙と、血の、予感を・・・。
ドリトモゲーム館
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