IOSYS
[市場][スマホ] 中古iPhone6/7/8人気の背景
中古市場で「レトロiPhone」が人気? ゲオモバイル渋谷センター街店で販売急増の理由を聞いた
2024/11/18(月) 12:30配信
ITmedia Mobile
ゲオモバイル渋谷センター街店では、レトロiPhoneの中ではiPhone 6sが人気だという
中古スマホを販売するゲオでは、2024年5月以降、中古市場で売れているiPhoneよりもさらに古い“レトロiPhone”がじわじわ売れているという。中古市場で現在売れているのは「iPhone SE(第2~3世代)」や「iPhone 11/12」シリーズ。古いものでも「iPhone 8」や「iPhone 7」に限られる。しかしゲオでは、それらのモデルよりもさらに古い「iPhone SE(初代)」や「iPhone 5s」「iPhone 6」「iPhone 6s」などが売れているという。この中で最も古いiPhone 5sは、今から11年前の2013年に発売された。いずれのモデルもOSアップデートは打ち切られており、現役機種として使うのは厳しい。そにもかかわらず、売れているというのはなぜか。ゲオモバイル渋谷センター街店に訪れて話を聞いた。
■とあるユーザーの投稿でレトロiPhoneブームが過熱
ゲオモバイル渋谷センター街店で売れていたレトロiPhoneは、2024年2月~4月は1桁~2桁台だったが、5月には4月の3倍売れたという。きっかけは、とある韓国人が5月にXで投稿したこと。ゲオモバイル渋谷センター街店で、iPhone SEを6万~7万ウォン(約6500円~7500円)で買ったという内容のポストは瞬く間に拡散し、約2.2万のリポスト、約3万のいいねが付いた。その結果、ゲオモバイル渋谷センター街店では、6月~7月にかけて、レトロiPhoneが5月の3~4倍ほど売れたという。その後、8月をピークに売れ行きは鈍化傾向にあるそうだが、ほぼ棚が動いていなかった2月以前と比べると、レトロiPhoneのニーズは依然として残っているそうだ。昨今のスマートフォンはiPhoneをはじめ、ハードウェアとしてカメラ性能が向上していることはもちろん、「コンピュテーショナリー・フォトグラフィー」により、ソフトウェアで画質を自動補正することが当たり前になりつつある。一方、レトロiPhoneでは画質の補正を今ほど行っておらず、低画質な写真が逆にエモいと評価されることがある。ゲオストア店舗運営部 店長の石川理人氏は、「レトロiPhoneを使用して、あえて画質の低いカメラを使うことで、オシャレな感じの写真を撮れるので、Z世代を中心に人気を集めています」と話す。
ゲオモバイル渋谷センター街店でレトロiPhoneを購入するのは、9割ほどが韓国人で、年齢は20代前半が多く、女性が9割以上とのこと。ただ、日本でもレトロiPhoneブームは広がる兆候はあるという。ゲオホールディングス 社長室 広報 サステナビリティ推進課の中川稜氏は「岡山などの地域でも、古いiPhoneを買うZ世代の若い方がいます」と話す。「現状は落ち着きを見せていますが、日本でも波及する可能性はあります。何かしら別の契機があると、次は国内需要が増えるんじゃないかと感じています」(石川氏)渋谷センター街店は訪日外国人が多く、加えて韓国ではTWICEをはじめとした女性アイドルも、レトロiPhoneを使っていることをSNSに投稿していることもあり、韓国人の購入が増えているようだ。そこでレトロiPhoneの在庫をなくならないよう、渋谷センター街店に集約している。中川氏によると、次いで秋葉原店もレトロiPhoneが売れているそうだが、「渋谷センター街店が異常値に近い」とのこと。
■人気機種はiPhone 6s 日本の中古スマは海外よりも安い?
特に売れている端末が「iPhone 6s」で、他の倍近く売れているそうだ。レトロiPhoneの販売価格は5000円前後と安い。じつは韓国では、同じようなレトロiPhoneを中古で購入する場合、日本の2~3倍ほどの値段になるのだという。日本の方がはるかに安いため、韓国人を中心に支持を集めたようだ。レトロiPhoneを購入した海外のユーザーは、どのように使用しているのだろうか。1つネックになるのが「SIMロック」だ。日本でSIMロックなしで売られたiPhoneは「iPhone 13」以降で、ここで紹介しているレトロiPhoneにはSIMロックがかかっている場合がある。ユーザー自身でSIMロックの解除はできるので、買い取り前に解除されている場合もあるが、SIMロックがかけられたままの機種もある。石川氏によると、「外国の方であっても、SIMを入れて、そのまま使いたいという人もいらっしゃいますが、大多数の人はカメラ機能を使うことを目的として購入している人が多い」という。ゲオモバイルでは、SIMロックがかかっている機種と解除されている機種が混在しているが、SIMロック解除の有無はプライスカードに記載しているため、来店者に対して「SIMを入れて電話を使いたいなら、SIMフリーになっているものを選んでください」と伝えているとのこと。
ただ、レトロiPhoneでは既にセキュリティアップデートすら提供されておらず、旧OSのままでは利用できるアプリにも制限がある。ネットに接続したりアプリを使い続けたりすることは難しいため、トイカメラやアラームなどとして使うのが現実的だろう。ちなみに、AndroidではiPhoneのようなレトロブームは起きているのかが気になるが、中川氏は「考えにくい」と話す。例えば韓国ではサムスン電子のGalaxyも人気だが、「韓国の人が(渋谷センター街店に)来店してGalaxyを買うというのは聞いたことがありません」と同氏。iPhoneは中古市場でリセールバリューが高いことで定評があるが、韓国でレトロiPhoneが日本より高価なこともそれを裏付けている。だからこそ、より安価に買える日本のレトロiPhoneが支持を集めている。韓国のアイドルは日本で知名度の高いグループも多いので、レトロiPhoneブームが日本の若者に波及することも期待される。
■コメント
('-')
自分は今でも楽天キャリアで6sと8を使っています。電池交換がアップル以外でも出来る子が最高のメリットです。予約無しでも30分から1時間有れば終わりますし8以降は設定マークに①表示とその他非正規バッテリー警告がでますのでとても嫌ですね。それな6sだとバッテリーの容量増が販売されていますから重宝しています。
('-')
中古で買って4年目の7が現役バリバリです。特に不満ないです。10以降のiPhoneは手に余るので、軽くて扱いやすいホームボタンつき一択です。SE4は今のスタイルになる噂もありますね。だとしたら、SE3が入手できなくなったらiPhoneとはお別れかなと。それまでに軽くて小ぶりなiPhoneが復活することを願ってます。
('-')
オールドコンデジの中古相場が上がりすぎててびっくり
ただ買取はただみたいな値段
('-')
SE1の頃の軽さと小ささが懐かしい。いまだにあれは完成されていたと思う。ダメになれば中古を買ったりして何年も使っていたけど、とうとう容量の問題で動かなくなることが続き、買い替え。どのサイトも問題なく観られたし、性能さえあげてくれればなんの問題もなかった…。デジカメの代わりと割り切って13pro1TBに替えたけど、確かに写真は綺麗だがとても重い。片手で操作できない煩わしさ。身軽に動きたい時は本気で置いていきたくなる。日本の会社はどうしてミニサイズを開発しないんだろう。アジアなら絶対ウケると思うのだけど。
('-')
レトロと言うほど古いとは思わないし、そう言う懐かしさで売れてると思わないけど、一万円弱で買えるとしたら、気軽に買えるおもちゃの感覚ですかね。一万円で買えたとして、使いようによってはそれに見合う価値はあると思います。オフラインで使い道があるならOSが古いのも、セキュリティも気にならない。今、古いデジカメが人気って話もありますし、同じような感覚で買う人もいるのかも知れませんね。
('-')
私の会社でも、中古iPhoneを購入して社用携帯として使用しています。
8の64GBでも15,000円前後で買えるので、新しめの機種を買ったりリース契約したりするよりはかなりお得です。バッテリー交換は必須となってきますが、それでも2万ちょいで済むし、仕事で使う分には少し古い型でも特に困らないので、中古を有効活用しています。
('-')
スマホは直接インターネットに接続して使うことが多い機器なので、セキュリティアップデートが提供されていないOSしか動かない機種を使うのは、完全オフラインじゃ無い限りは気をつけて欲しいというか、正直止めた方がいいですす。仮にそのスマホに何ら重要なデータを入れていなかったとしても、ボットネットの一部に組み込まれたりすると自分だけじゃなくて他者にも迷惑がかかりますので。
('-')
だから用途はカメラ中心のオフラインだって言ってんじゃん。そもそも今の20代は「スマホは直接インターネットに接続して使うことが多い機器なので」って言ってるあなたよりリテラシー高いからそんなの百も承知。
('-')
個人情報入れなければ別にインターネットリスクなんて気にすることないかと
('-')
「ネットに接続したりアプリを使い続けたりすることは難しいため、トイカメラやアラームなどとして使うのが現実的だろう。」
メインはiPad Proでモバイルとしては普通にiPhone6使えてます。Youtubeをブラウザ経由で見れます。頑丈な作りで壊れそうにも無い。単にメーカーの都合でアップデートが止まっているだけで性能面では不都合はほぼ無いですね。
('-')
iPod無き今、代わりにiPhoneSE(2G) 64GBをミュージックプレイヤーとして最近購入してみました。
市場にはiPodの新品在庫や中古もありますが足元見ているのか高いのですよねぇ。。。
中古のiPhoneだと同じくらいのストレージ容量でも半値以下で買えたり。
モバイルSIM無し、内容更新はデスクトップPCと優先で実施。
サブスクリプションは使っておらず全ての音楽コンテンツはCDからのiTunesへ取り込み、もしくはレコード&カセットテープからMP3化したもの。
余計なアプリは全て削除しているので容量も確保できます。
CD音源は全てAppleロスレスで取り込んでいるのでこれはありがたいです。ロスレスでも1500曲程度(約40GB使用)なら余裕です。今は通勤と言うよりも車内有線接続。ロスレスなのでそれなりの音で鳴っています。ミュージックプレーヤーとしてと言う使い方もありですよ
Yahoo!ニュース
なぜ「iPhone8」はいまだに人気なのか? 専門店に聞いた中古スマホ市場の“いま”
11/12(火) 7:04
年々価格高騰が止まらないスマホ業界。最新モデルの価格は当たり前のように10万円を超えてきて、昔のように気軽に買い換えを決断することも難しくなってきた。そんななか注目を集めているのが、“中古スマホ市場”。とはいえ、「中古スマホって実際どうなの?」と感じている人も多いはず。そこで今回は『ゲオモバイルアキバ店』店長の氷見氏に、最新の“中古スマホ市場”について語ってもらった。
・注目され始めたのは、意外と最近?
今回訪れたのは、電気製品において最先端の地でもある秋葉原。だが、中古スマホが注目され始めたのは意外にも最近だという。「中古スマホ自体はかなり前から販売しているのですが、お客さんに認知されたと感じるようになったのは、ここ2、3年ですね。昔は『中古スマホって何?』『大丈夫なの?』と思われることも多かったのですが、最近は中古スマホの購入を目的に来店される方がかなり増えました。でも、まだまだ『中古スマホって?』と感じている方は多いと思います」
かくいう筆者も、中古スマホを意識し始めたのは最近だ。ここまで注目されるようになったきっかけについて、氷見氏はこう語っている。「コロナがターニングポイントでした。おうち時間を充実させるために、動画を見たり、ゲームをしたりする人が増えたので。だから先に注目されたのは中古スマホではなく、中古タブレットだったんですよ」
「コロナが落ち着いたいまは、学校の授業で使う中古タブレットを探しに来るお客さんもいらっしゃいます。iPadは変わらず人気なのですが、Androidのタブレットは徐々に減ってきました。もうスマホの性能が、タブレットを凌駕してしまっているところがあるので」
タブレット需要が減ってきたのには、スマホの高性能化が背景にあるようだ。「スマホの画面は、基本的に6インチのものが多くなってきました。それだけあれば動画を見るのには困らないサイズですし、わざわざ10インチのタブレットを持ち歩くより楽ですよね。それでいて多機能なので、『じゃあスマホでいいじゃん』という結論に至る方が増えたのではないかと考えています」
タブレットの強みでもある“画面の大きさ”が、スマホの進化によってそこまでの魅力にはならなくなってきたようだ。また、中古スマホが求められている理由についてこう語った。「コロナがきっかけでUber Eatsが台頭し、配達用のサブ機として中古スマホを買われる方も多いです。あとは、スマホゲームを歩きながらプレイするためだったり、音楽を聞く用として複数台使用したりといったケースもあります。いまは2台目、3台目のスマホを持つ理由が無数にありますからね。私たちも知らないようなサブ機の使い道もあると思いますよ」
「単にスマホを複数台持つだけではなくて、通信回線を2個、3個契約して使っている方もいます。最初はネット関係のお仕事をしている方だからなのかなと思ったんですけど、普通の大学生のお客さんでも、複数のキャリアを使っている方がいますね」
最近は端末のみならず、回線も複数使用するのが当たり前の時代になりつつあるようだ。そんな時代の流れのなかで中古スマホは、価格的にも手に取りやすくちょうどいい存在なのだろう。そして今回訪れた『ゲオモバイルアキバ店』の客層は、約9割が外国人だという。秋葉原はもともと海外からの観光客が多く訪れる街ではあるが、なぜ中古スマホ市場にも影響があるのだろうか。
「極端に外国人のお客さまが増えたなと感じたのは、今年の4月あたりからです。たとえばiPhoneでいうと、そもそも日本の方が定価が安いんですよ。それが中古となるとすごくお買い得ですよね。さらに円安などの影響も重なって、日本でスマホを買うのがお得だと感じている海外の方が増えているのではないでしょうか」
(参考:日本のiPhone販売価格は世界38の国・地域の中で最安https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=598)
・キーワードは「SIMロック廃止」と「0円廃止」
国内のみならず、海外からも注目を集めている“中古スマホ市場”。ユーザーの生活の変化もあるようだが、たびたび見直される携帯販売に関する規制も、注目を集める背景に影響しているようだ。「SIMロックが廃止になったのは大きいですね。いまでも、SIMロックが解除されている端末の方が買取金額が高い傾向にあります」
「2021年の10月からSIMフリーになったことで、端末を購入した会社以外のSIMカードを使うことができるんだ、ということを改めて知った人が増え、格安SIMを利用する方も増えました。格安SIMは維持費が安いですからね。中古スマホと合わせて、安いパッケージでサブ回線として使う方もいらっしゃいます」現在は大手キャリアからも格安プランが登場しており、格安SIMへの抵抗感もほぼなくなりつつあるだろう。くわえて追い風となったのが、「0円スマホ」や「1円スマホ」の規制だ。携帯の割引上限は、法令の抜け穴を通じて値引きをおこなう通信キャリアと、独禁法における「不当廉売」にあたるとして規制を強化する総務省による“いたちごっこ”が年々続いている。2019年、総務省は「回線契約に伴う利益供与」の上限を2万2000円までと定めたが、その後通信キャリア各社は回線契約の有無を問わない「端末単体購入値引き」を開始、ふたたび大幅な値引きがおこなわれた。そして2023年12月27日に総務省の電気通信事業法ガイドラインが改正され、値引き上限が端末単体購入も含めて原則4万4000円に制限された。「値引き金額の規制により『0円スマホ』や『1円スマホ』がほぼなくなったのも大きいです。キャリアショップで『0円スマホ』や『1円スマホ』のプランで新品を買い換えていたお客さんが流れてきたのも、中古スマホが注目され始めた理由のように感じます。そういったお客さまは、携帯選びにそこまでこだわりが強いわけではないので、コスパよくいい機種を使えるという需要に、中古スマホがちょうどマッチしたのかもしれませんね」
(参考:電気通信事業法施行規則等の一部改正https://www.soumu.go.jp/main_content/000913308.pdf)
「いま新品の機種はすごく高いですからね。iPhoneにしてもAndroidにしても、5、6年前なら7~8万円のスマホもあったのですが、もういまはどれも10万は超えてしまいます。昨年から今年にかけてはとくに、お客さんから『新品が高い』といった声を聞くようになりました」
・iPhone8に根強い人気がある理由
中古スマホを求めにやってくるお客さんは、性能よりもとにかく価格の安さを優先しているようだ。「うちのお店でも一応iPhone16の在庫を置いていたんですけど、そこまでの性能はいらないようですね。中古を見にきた時点で購入金額を下げることが、お客さんのなかでは1番なので。そこは外国人のお客さんと大きく違うところですね」
「ただ、性能がいらないと言いつつ気にされる点もあるんですよ。たとえば5Gが使えるかどうかです。あとは、バッテリーの状態を気にされる方も多いですね。iPhoneはバッテリーの状態が記載されているので、中古のなかでもできるだけ寿命の長いものを選んでいきます」いま中古スマホユーザーのあいだでは、“5G”と“バッテリーの状態”が判断基準になっているようだ。販売側の視点から見て、いまおすすめの中古スマホはiPhone13・14だという。「iPhoneのなかでも、比較的安価で買えるし、高性能なモデルです。価格と性能のバランスが1番いいのが、現状このあたりになってくると思います。あとはSEシリーズも数を揃えて販売していますね。ホームボタンの存在意義というか、『指紋認証がいい』という層は一定数いるので」一見顔認証の方が手軽に思えるが、指紋認証にも需要があるのは驚きだ。さらにSEシリーズは、圧倒的な価格の安さも人気がある理由だろう。『ゲオモバイルアキバ店』でも、SEシリーズは1万円~3万円ほどの価格帯で販売されていた。安価でありながらどれも傷ひとつない綺麗な状態で、まさにサブ機としてはうってつけだ。
「販売価格が低いものでいうと、iPhone8はずっと売れています。状態のいいAランクでも1万2000円程度なので、お子さまに持たせる用や、自分のサブ機、仕事用として購入される方が多いです。傷ついてもいいし、とにかく使えればいいという目的で人気ですね。万が一画面を割ってしまったとしても、心が痛まない価格なので(笑)」たしかに、子どもなどは落として割ってしまう可能性も高い。半分おもちゃのような感覚でも使うことができるのだろう。
「iPhone8はOSのアップデートが終了してしまっているのですが、アプリには対応していますし、必要最低限の機能が使えるというのが大きいですね。iPhone7までいくとLINEが使えなかったりするので、1番安価で手に入れられて、機能面の条件も満たしているのがiPhone8なんだと思います」
中古スマホのなかでも、価格帯によってそれぞれの需要があるようだ。いまは、新しければいいというスマホ選びではなくなってきていることがわかる。「iPhone8でさえいまだに需要があるので、iPhoneは何かのきっかけでガクッと販売価格が下がることもあまりないんですよね……。新しいモデルが発売されたら、旧モデルの値段が下がると思われている方もいるのですが、つまり同じように旧モデルを狙う人が増えるということなんです。だから販売する側としては値段を下げる必要があまりないんですよね(笑)。iPhoneの価格はときが経つとともに、じんわり刻みながら下がっていく、という感じなんです」
「あとAndroidでいうと、Pixelシリーズが人気ですね。以前はGalaxyとXperiaがAndroidの二大巨塔だったのですが、ここ2、3年はPixelシリーズが勢いを伸ばしてきました。若い方だと『デザインがかっこいい』というところから入るのですが、おすすめポイントとしては“世界中どこでも使える”ことが大きいですね。たとえばXperiaやGalaxyって、SIMフリーとはいえいろいろ制約があるんです。でもPixelシリーズはSIMを挿しただけでどこでも気にせず使えるので、非常に便利です。あとは、OSのアップグレードが5年間保証されているのも大きな魅力です。『Pixel 9』『Pixel 8』になると7年間も保証されています。ほかの機種はシステムのアップグレードが途中からできなくなってしまうのに対して、アップグレードが長期間保証されているという点も、人気の理由です」
・中古スマホならではの注意点とは?
ひと通り話を聞いて中古スマホ市場の全体像が見えてきたが、やはり『中古スマホって大丈夫なの?』といった不安を抱えている人は多いのではないだろうか。そこで、氷見氏に改めて中古スマホを購入する際に気をつけるべき点を挙げてもらった。
「1番気をつけるべきは『ネットワーク利用制限』です。これはどこの中古ショップでも確認していると思うのですが、前のオーナーさまがまだキャリアに分割支払いを続けているのかどうかということです。全額支払い済みだと「◯」、まだ分割支払い中なのは「△」と表示されています。「△」の端末を購入して結局支払われず通信制限がかかってしまった(通称:赤ロム)場合、ゲオでは全額返金の保証があります。ただ、データを移行しなければいけなかったり、来店などの手間が出てきてしまいますので、最初から「◯」の端末を選んだ方がいいかもしれませんね」
ネットワーク制限の保証は、中古ショップだと基本的に行っているところがほとんどだという。ほかにも、端末固有の識別番号である「IMEI」から状態を知ることができるので、ネットなどで購入する際は自身でネットワーク制限がどうなっているのか調べることも大切だ。
「あとは外装の傷がないかどうかを、購入時にしっかりと確認することですね。帰宅してから傷に気づいても、保証の対象外になってしまうので。逆に小さな傷程度だったらカバーをつけるから気にしないよ、というのであれば、金額も大きく変わるのでそういった選び方をするのもひとつですね」どちらにせよ、外装については購入前にしっかりと確認をした方が良さそうだ。これは中古ならではの注意点だろう。
盛り上がりを見せている“中古スマホ市場”。中古のなかでも古いものから新しいものまで、それぞれに使い道があることが人気の背景にあるようだ。性能には満足しているなかで新モデルが発売され続けるのであれば、今後中古スマホユーザーはさらに増えていく可能性もある。中古といえど、品質もよく保証も手厚いのであれば、購入のハードルもグッと下がるだろう。もし買い換えを検討しているのであれば、ぜひ選択肢のひとつに中古スマホを入れてみてはどうだろうか。
はるまきもえ
関連記事
価格はミドルでもハイエンド性能 ライカ画質搭載のコスパ抜群スマホ『Xiaomi 14T』シリーズレビュー
5000万画素カメラ搭載の最新スマホが1万円台! 思わず二度見しちゃうXiaomi『Redmi 14C』のお値打ち度
Xiaomiさん、価格設定バグってません? ハイエンドスマホが驚異の10万円台、超大型テレビから小型ガジェットもお手頃価格で続々登場
MagSafe対応でスマホに貼り付く、最大2TBのポータブルSSDが新登場 最大20Gbpsの高速データ転送も
すべてが“1点モノ”のスマホケースが手に入る 廃棄タイヤを再利用した『TUBE iPhone case』
最終更新: 11/12(火) 11:45
(C) blueprint inc.
■コメント
('-')
今年の夏前までiPhone8を8年くらい使っていました。バッテリーの減りが早いけど機能的には何の問題もなく使えていました。ただライトニングの差し込みがガバガバになってしまって修理費用がかなり高く買い替えを決めました。iPhone8いい製品だと思いますよ。
('-')
わたしも同じ、8→16にしました
理由も同じだから8は家専用で充電はワイヤレスで済ましてる、後カメラとライトがダメになりました、メインは16.仕事はse2.家は8てとこです、
('-')
記事の通りですね。iPhone8シリーズはOSのアプデが16で終わってしまったのが残念ですが、まだまだ普通に使えます。ですがLINE、ヤフーショッピングやヤフーフリマ等の対応OSが丁度16に引き上げられたので、
早ければ来年にも対応17以上に引き揚げられ、iPhone8シリーズで使えなくなってしまうかもしれません。そうしたら流石に現役は苦しくなってしまいますね。その場合、iPhone8でしたらSE2という後継機があるのですが、8Plusには後継機が一切無いため、8Plus愛用者には悲しい事になってしまいますね…。
('-')
中古相場を調べてみると、美品とかAランクのiPhoneSE2 128GBの販売価格が大体27,000〜30,000円位ですね。(用途にも拠りますが、今後を考えると64GBは流石にちょっと手狭かなと。) 仮に正規店でバッテリー交換したとしても、費用が11,200円なので、40,000円前後ぐらいでandroidならミドルハイレベルの性能でかつ新品に近い個体が手に入り、しかもほぼ確実に残り2〜3年のOSサポートも有るので、結構お得ですよね。
('-')
iPhone8は非正規部品が大量に出回っていて容易に入手出来るので多少調子悪くても修理可能、そのため日本に来ている外国人が母国に帰る際のお土産として根強い需要と人気があります。他の方も言っている通り、iOSのサポートは終了しておりひとつ前のiPhone7の方は一部のアプリがインストール不可の報告も出ていますが8はまだ使えます。使えますが、まぁ緊急の繋ぎとかでなければ日本国内であれば余程の事がない限り積極的に選ぶメリットも薄いかなと思います。個人的には12や13が値段落ちてきて狙い目だと感じます。以上、職場の外国人のお買い物ツアーに頻繁に駆り出される下っ端の意見でした。
('-')
iPhone7でしたが、アプリが対応できないのが出てきて残念ながら14を買いました。個人的には顔認証より指認証が楽でした、携帯見なくても触ってロック解除できたので(^_^;)
('-')
個人的には5Gは体感的に4Gとそんなに変わらないから重要視してない。それよりもesim、デュアルsimに対応しているかのほうを重要視してる。近年手数料等も上がってきている中でesimなら手数料が安いorタダという所もある。そういう観点からするとesim、デュアルsimに対応しているiphoneSE2は非常にコスパもよく優秀だと思う。
('-')
中高年の電話とメールさえ利用できれば良い層はiphone8が最強だと思う。親にバッテリー容量100%のiphone8を1万で購入して、月980円の格安SIMで1年前から運用させているが全く問題ない。月1万近く支払って大手キャリアで最新iphoneを使うメリットは殆どの人にない。
('-')
身内は楽天モバイルのMNPで半年前にiPhone15を税込み9万円で1択購入しましたよ。基本的に通話は楽天リンクとラインで無料で外で動画見なければ月980円で済みますし、iPhone15なので今からでも6~7年は安心して使えますからね。
('-')
なんでOSのサポートが終わった端末が最強なのよ?
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6284510d10312744bb2b092f710143747001a1&preview=auto
https://news.yahoo.co.jp/articles/48c7a7451cf901d7692f8d929c76a9af7dfa5986&preview=auto
Geo Mobile秋葉原
IOSYS
「iPhone 15 Proシリーズ」などのRAM容量が判明! どれくらい大きくなった?
塚本直樹
iPhone 15 ProおよびPro MaxのRAM容量や、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2のストレージ容量に関する情報が海外メディアで報じられています。
AppleはiPhoneシリーズのRAM容量を非公開としていますが、内部コードの解析などにより、前モデルのiPhone 14 ProおよびPro Maxは6GBのRAMを搭載していることが判明していました。同じく前モデルのApple Watch Series 8は32GBの内蔵ストレージを搭載しています。開発者のAaronによれば、iPhone 15 ProおよびPro Maxは8GBのRAMを内蔵しているとのこと。RAM容量が前モデルの6GBから8GBへと増加したことにより、マルチタスクを含めたシステム全体におけるパフォーマンスの向上が期待できます。なお、標準モデルのiPhone 15および15 Plusは6GBのRAMを内蔵しているそう。その一方、Appleの公式ページによれば、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2は64GBの内蔵ストレージを搭載しているとのこと。ただし音楽やポッドキャストを保存できる容量はそのうちの一部(16GB)となっており、残りはアプリやシステムが利用するようですが、こちらでもパフォーマンスと効率性の向上が期待されています。チタン素材の採用やUSB-Cポートの搭載が騒がれているiPhone 15 ProおよびPro Maxですが、RAM容量の増加による普段使いの快適さの向上にも期待したいものです。
Source: Aaron / X via MacRumors 1, 2
GetNavi web
https://getnavi.jp/digital/902920/#:~:text=%E3%81%AA%E3%81%8A%E3%80%81%E6%A8%99%E6%BA%96%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AEiPhone,%E5%86%85%E8%94%B5%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%9D%E3%81%86%E3%80%82
2023/9/14 18:30
0 件のコメント:
コメントを投稿