2000年12月14日木曜日

[機器][PHS] 東芝/DDIポケット,DL-M10(メガキャロッツ)~feel H"対応PHS





[機器][PHS] 東芝/DDIポケット,DL-M10(メガキャロッツ)~feel H"対応PHS
ケータイ新製品SHOW CASE
DDIポケットDL-M10(メタル)
2000年12月14日発売
2000/12/26
■ 写真で見るDL-M10
α-DATA64ポート
イヤホン端子
内蔵アンテナ
大型の誘電体チップアンテナ内蔵。ワンタッチのアンテナサーチボタン装備など、アンテナ性能に対するメーカーのこだわりが感じられる
キー配列
液晶下の3つのボタンは、左からアドレス帳、アンテナサーチ、東芝サイトへのダイレクト接続に割り当てられている
液晶解像度:96×128ドット
メニュー画面
8文字×7行
6文字×5行
画面の配色が4パターン用意されていて選択できる
■ 仕様で見るDL-M10
feel H"第2弾の東芝製DL-M10(メガキャロッツ)。音源はfeel H"共通の、沖電気製100音色12和音のチップを採用、ワイドレンジスピーカー搭載。シルバーボディのストレート型で、feel H"としては実用的なイメージの端末だ。ダウンロードメロディはメールBOXに最大40件の保存が可能で、最大10件のRZ-J90より大容量メモリを搭載している。
着信音は一人ずつ鳴り分け設定が可能。また、充電時間が約3.5時間と、PHSとしてはかなり短い。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚)127×41×19.8mm
重量 約81g
連続通話時間 約7.5時間
連続待受時間 約500時間
充電時間 約3.5時間
液晶 1.6インチ256色カラーSTN半透過型液晶(横96×縦128ドット)
表示文字数 全角8文字×7行/全角6文字×5行
メモリダイヤル 300件(1件あたり電話番号3つ、メールアドレス2つ、メモを登録可能。300件のうち10件まで写真登録可能)
リダイヤル 10件
着信履歴 30件
データ通信速度 64kbps
ボディカラー メタル/ホワイト(ホワイトは2001年1月中旬発売予定)
その他 別売のデジカメユニットTreva対応。9万語の大容量辞書搭載。また、連文100語・単漢字50語を収録した学習機能を持つ。
【インターネットメール】
サービス名 Eメール
利用料
月額基本料は無し。通信料は契約コースによって異なる。スーパーパックLを契約している場合は5円/30秒、その他のコースは10円/30秒、年契+メール割引利用時は5円/30秒。
本文受信可能文字数 最大全角約1万文字
本文送信可能文字数 最大全角約1000文字
Eメール保存件数 受信/送信:合わせて計660件(全角150文字で添付データがない場合)
新着メール通知
Eメール自動受信 対応。いずれもセンターから送った回数が10回までは1回ごとに10円、11回目以後は無料(通信料は別途かかる)。
保存/閲覧が可能な
添付ファイルの種類
・画像(BMP)
・準動画(最大で8枚のBMP形式の画像ファイルを表示して動画にするもの)
・メロディデータ(feelsoundデータ、自作着信メロディなど)
・ビジュアルサウンド(プロモーションファイル、カラオケファイル)
【着信音】
和音数 最大12和音
着信音 ・登録メロディ:6曲
・作曲メロディ:10曲(4和音)
・ダウンロードメロディ:10曲(ファイルBOXと合わせて最大40曲保存可能)
・着信パターン:3パターン
・アナログ効果音:4パターン(効果音、チャイム、電話2種)
登録メロディ曲名
First Love(宇多田ヒカル)
本能(椎名林檎)
幻想即興曲
jazz
ラルゴ
タイスの瞑想曲
和音着メロ
(feelsoundデータ)
ダウンロード 対応
■ スタッフが見たDL-M10
コメント
工藤  
RZ-J90の操作性もイマイチだと思ったのですが、DL-M10の操作性はさらに難解……。ピッチひとつさくっと使えないなんて、すごい馬鹿かも!>自分。でもぉ、例を挙げると「メロディ」じゃなくて「着信音質」メニューで登録メロディ選択をするとは、普通想像つきにくいと思うんですが(もっとも、以前から東芝製キャロッツを使用していたユーザーにとってはノープロブレムなのかも)。
ミニゲームなし、電卓なし、カレンダー/スケジュールなしとあんまり余分な機能のない端末です。あと、着信時「バイブ→音」設定で音量が選べない(小さい音のみ)のは、バイブと併用することの多い人には問題アリかも。
ではでは良いところ。ホワイトバックライト採用の液晶はRZ-J90よりくっきりして文字が読みやすい。TT03といい、最近の東芝端末は、総じて液晶がきれいです。また、9万語辞書がかしこい、新マルチファンクションキーは操作しやすい。そしてなにより、大容量メモリ! 最大40曲のダウンロードメロディをファイルBOXに保存可能です。着メロをたくさん落としたい人にはオススメ。音はもちろん、feel H"の良い音です。三洋電機製RZ-J90、九州松下製KX-HS100ともダウンロード着メロ保存は最大10曲まで(KX-HS100は別売のSDメモリカードを購入すれば山ほど着メロ保存可能ですが、SDカードは32MBで1万円超える)。また、体感ではアンテナ性能はかなりいいと思います。RZ-J90では、唐突に接続が切れることがあるんですが、試用中そういうことは1回もなく、接続に“粘りがある”感じ。あえて乱暴な言い方をすれば、操作性に難があっても人間の方で慣れるもの。大容量メモリに高いアンテナ性能と、実益重視派にはいい端末だと思います。
湯野  
最初に出たストレート型のfeel H"端末。メタリック調のやや角張ったボディは、なんとなく超合金っぽい感じ。使い勝手は他のメーカーの端末と比べると少し独特な感じがするが、日本語の入力機能が充実しているのが嬉しい。文章を確定せずに英数字の入力モードを切り替えられる「入力モード混じり変換」機能なんかも、ちょっとしたことだが、「なかなか気が利いているなぁ」と感じさせられるところ。
着信メロディの自作機能だが、入力インターフェイスこそ昔ながらのスタイルだが、4和音対応で何しろ音がイイ。これだけちゃんとベースノートが出てくれると、曲の深みがかなり違ってくる。さらに音にこだわる人には30秒までのナマ音をそのまま着信メロディにできる「録音着信音」の機能もオススメ。感覚としては、昔テレビの音をラジカセで録音したアレですな。
池森  
PHS端末にしては、厚みもあり見た目は携帯端末とあまりかわらない。つや消しシルバーの外観が高級感がある。画面の大きさ、明るさともに標準的で、操作性になれれば使いやすい端末だと思う。feelsound対応の着信メロディに椎名林檎の「本能」が入っているのが、個人的に一番気に入ったところで、「幻想即興曲」のピアノの音のリアルさに驚きました。ダウンロードメロディは最大40件の保存が可能なので、着信メロディにこだわる人にはおすすめの端末。
■URL
・メガキャロッツDL-M10製品情報
http://www.ddipocket.co.jp/syohin/dl-m10.html
・メガキャロッツDL-M10ニュースリリース(東芝)
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2000_11/pr_j1501.htm
・feel H"ニュースリリース
http://www.ddipocket.co.jp/news/h120922.html
・関連記事:DDIポケット、画像と音で遊ぶ「feel H"(フィール・エッジ)」発表
http://k-tai.impress.co.jp/news/2000/09/22/ddip.htm
・関連記事:東芝、feel H"端末「メガキャロッツ」を12月14日に発売
http://k-tai.impress.co.jp/news/2000/11/15/carrots.htm
                              
ケータイ Watch                                 
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/35282.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3062.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm







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