[市場][エロゲー] エロ終活〜伊集院光『深夜の馬鹿力』(24.2.19)

[市場][エロゲー] エロ終活〜伊集院光『深夜の馬鹿力』(24.2.19)

伊集院光『深夜の馬鹿力』〜エロ終活 (24.2.19)

TBSラジオJUNK/『伊集院光・深夜の馬鹿力』

2024.2.19    

■エロ終活ビジネス

この番組には若手構成スタッフが3人いて,それぞれ得意ジャンルが違ったりするんですけど,中でも瓶底メガネ君は得意ジャンルがAV関連なんですけど,好みが僕と合わないっていう致命的な弱点を持つ男がいるんですけど(笑) 意気揚々と話してもらったものを全く観ていないという(笑) 最近は全く観ていないでお馴染みの瓶底君ですけど,割とアダルト業界の仕事とかライターやったりとかするから,アダルト関連のコネクションがあって最近聞かせてもらった話なんですけど 。

今は配信の時代で,アダルトDVDがなかなか売れない。んでエロ本とかも,コンビニが置かなくなったりとかしてるから,DVD付きエロ本もマァ売れない時代になってます。思い起こせばだけど,この番組JUNKも初期か中期に,最果ての日本最北端にあるエロ本自動販売機を探して旅に行きましたよ。稚内に行って販売機見つけて。当時はCSとかBSにアダルトチャンネルが出来た頃。んで漁村のお爺さんに「この辺にエロ本自販機ないですか?」って訊くと,「あったけど,今はエロはさ,空から降って来る時代だからサ」って。上手い事言うなって思った。ましてや雪国で,雪降ってる寒い中,買いに行く時代じゃないからっていう話をラジオでしてたのが,20年近くも前なんじゃないかな。もうエロ本自販機さえあるかどうかも分からないくらいの時代ですけど,もうディスクもの全然買わなくなって来てるし,もはやディスク媒体みたいなのが全く要らなくなってるし,ディスクものを全然買わないでいる中で,エロビデオ,エロ本販売で伸びてる会社があると。伸びてるどころかグループ企業化する位,業績伸びてる書店があるって話を今日聞いて。それが利根書店。利根書店っていう会社は,一生懸命そのエロDVD 屋やエロ本を売って,すごい業績を拡大してるらしいんだけど,そこが目をつけた方式が凄いなと思ったのは,「エロの終活の相談に乗ります」って。匿名性を守ったまま,エロの終活をキチンと遂行しますと。家族にもバレずにちゃんとやりますよっていうのがモットーで。要は爺ちゃん婆ちゃんが,このままこの壮大なエロのコレクションを残したまま亡くなった時に,マァそれは多分利根書店側の誘い文句でもあるんだろうけど,どうするんですか?っていう議論で,要は「この部屋入っちゃいけないよ」って部屋に,爺ちゃん亡くなって,孫子供が入った時に,マァ色んなエロ遺産が残ってた時に「あのお爺ちゃんが…」って。お爺ちゃん心としたら,孫子の代に渡って「あのお爺ちゃんはエロの趣味が偏ってて…」って話されるの嫌じゃん。っていうとこに目をつけてるらしくて。だから終活一切引き受けます,こちらに送ってくれたらこうしますと。んで,これの頭のイイところは,ほぼ無料引き取り。細かい事やろうとすると結構手間がかかるじゃんか。無料引き取りなんだけど,その代わりにこのエロが欲しいっていう人には,その中古で売るっていう中古販売やってんだけど,そこが瓶ちゃんに言われてわかったんだけど,本来的なエロとちょっと違う需要なんだよね。自分が10代の時に観たエロビデオって…これ,56歳の俺の感覚だからかもしんないけど,ぶっちゃけ成人向雑誌とか成人向ビデオ,成人向DVDって,成人する前の方がよく観てるよね。俺は本官は違います(笑) 本官は法の番人なので,そんな事は一変もないですけども,間違ってうっかり兄貴と同じ眼鏡をかけ,兄貴と同じ髪型に変えて,うっかりビデオ屋に行った事はあります。うっかり間違って兄貴の大学の学生証を借りて行って,『アマデウス』かと思ったら尼さんがいっぱい出てきて乱交する,観たくもないエッチなビデオ観ちゃった事があります(笑) 過失でエッチなビデオ観ちゃった事がゼロではない。そのぐらいの僕と,マァ皆さんはね,アルカトラズ島でこのラジオ聴いてる方がほとんどだとは思いますけど(笑) エロビデオ観た罪でアルカトラズ島に収容されて長い人ばっかりですから,そういう経験もあるんでしょうけど,もしも生まれて初めて観た頃のエロDVD が手に入るんなら,エロビデオが手に入るなら,そのエロ度は多分,今のよりもなんか全然荒いっていうか,全然ダメだと思うんですよ。モザイクひとつとったって,今のモザイクはもう超ハイテクで,今モザイクの形がその形みたいな状態になっちゃってるじゃん。もはやキラキラしたオチ◯チ◯みたいにさえ見えてくるような。今の若い子にはわかんないだろうけど,昔のモザイクなんて『クイズ・ヒントでピント』のパネルみたいな,丸っ切りのモザイクでしたから。もはや四角いんだもん。「女性ってパンツ脱いだら四角い」って思ってましたから。逆にお豆腐屋のタイル見てハァハァ…って(笑) その位モザイクが荒かった時代のヤツだから。だけど観れたら観ちゃうと思う。マァ20代の感覚は分かりませんけども30代ぐらいになってくると,ああいうのって…その何度も「俺は真人間になる」ってエロ資産を捨てようとするじゃん。俺の当時はハードディスクじゃない物だから,物としてもデカいし,隠し場所がなくなるし,あと友達に貸したっきり返って来ないとか。「エロは天下のまわりもの」って,その「貸したAVを返せ」っていう事って「それは粋じゃないね」って(笑) 誰かの所で又貸しされたり,誰かの所でダビングされたりとかって…「エロって川じゃん」って(笑) エロって「遥かなる大河」じゃんか。「川の流れのように」行ってしまったものは仕方ない。けどもう一度観たかったりとか,あと観過ぎでテープ伸びちゃったりして,皆に好評なシーンとかは最初「アンアン♡」って言ってた所が「アxx☆…xx△ン」ってなっちゃったりとかして処分しなきゃっていう状況になってて,さっきのパンツでないけど「もう1回だけヌこう」って,何だろう,最後にヌく時の頭の中には『ドナドナ』が流れてるみたいな(笑) 儀式的な。そのエロの事思い出すと『グリーングリーン』が流れる感じの別れの儀式を経て「やっぱり要る」と思ったりとか。あと「このままエロ観続けたら俺等兄弟ダメになる」って兄貴の部屋のエロビデオとエロ本を庭に埋めた事があって,したら兄貴は泥だらけになって掘り返してたから(笑) 泥だらけになった『SMスナイパー』(笑) そういうエロ懐かし,エロセピアがある。そうすると「あの当時のエロ観たいな…」っていう。ただ問題は,法律とは違うゾーンに入ってたヤツ…自主的に買ったヤツじゃないビデオ,あれは医学のビデオだったと思うんだけど,『ターヘル・アナトミア』クラスのヤツ。あれなんて今はアウトで再入手は出来ない。あの手のどっかの組織が作ってたようなビデオとか,モザイクなしで全部見えちゃってたビデオとか。

■ エロチラシから入っためくるめく世界

初めて一人暮らしした頃に,マンションの部屋のポストに「こういうエッチなビデオがありますモザイク無しです」「oo本でoo円です」ってチラシが入ってる。めちゃめちゃ安い。なんか最初は3本1万円位のヤツが来て,それは当時の相場からしたら表ビデオを買うよりも全然安い。そっから「15本買うと5000円」みたいな意味不明のシステム。累進課税みたいな買うしかないシステムになってって。それを買い進めてくと,3打席に2打席は普通のモザイクの入ってるヤツを違法にダビングしたガビガビの映像のヤツが送られてくるんだけど,3回に1回位,本気のヤバいヤツが来る。杉田玄白みたいなヤツ。俺も医大生だったから。医大生として観なきゃいけなかったようなビデオ。だって俺『ブラック・ジャック』全巻持ってたから(笑) 医大生的なものです。あと当時観たビデオで痛烈に憶えてるタイトルがあって。15本パック買うと,ある意味本当のダークサイドのビデオが出てくる,リバースビデオが出てくるのって,俺等みたいな騙され続けてる客からしたらある意味良心的な…「良」という言葉の定義がおかしいけど,法に触れるヤバいビデオだから。でも俺等からしたら本当にありがたい存在だけど。それでもカタログで観たいタイトルにチェックつけて注文するんだけど,そのタイトルは全部無視されて一方的なセレクトのパックが届く。ただただその15本が来るから,ビックリするようなビデオが入ってたりする。そん中で憶えてるのが『一本糞の女』っていうタイトル。女の人が裸で自慰をしてるところに,反社みたいな男が入って来て「オマエは一本糞の女だ」「違います」「ネタは上がってんだ」って,持ってきた3段位の脚立を立てて「一本糞を見せてもらおうか」。んで自慰してた女は裸になって,押入れの上の方の物を取る位の3段の高さの脚立に登る。そして脚立の上でキャッチャーみたいな中腰になってウンコするんだけど,そのウンコが,天井から床まで伸びる一本糞なの。CGとかない時代にだよ(笑) 全くオチ◯チ◯勃つ要素はないですけど,それがすごくて。もし今それがあるなら,…利根書店さんは扱ってないだろうけど,あの時の気持ちが絶対戻ってくる…古いアルバムの中にも思い出はいっぱいあるでしょう。だけど古いエロビデオやエロ本の中にも,思い出は絶対ある!!(笑) 郭源治そっくりっていうエロビデオもあった(笑) 当時はトップアイドルのそっくりさんのアダルトAVはあったけど,それを注文すると,ダビング繰り返したヤツでガビガビの映像だったりして,それを想像力で補うような愉しみ方をしてた。そういう中で,「◯◯さんそっくり」って宣伝文句あっても,ウソだろ?って判って買ってる部分はあった。そういう中で「郭源治そっくりさん」ってある(笑) 郭源治って中日ドラゴンズの台湾人ピッチャー。本当に男気で投げる郭源治っていうピッチャーがいて,それの「そっくりさん」てあったらカタログに◯付けちゃうじゃん。そして来て観たらさ,超似てるの(爆) 下手したら流出もんの本物なんじゃネェか?っていう位(笑) それもなんか,男優の人とエッチしないで,よく郷土土産とかである鋳物の土鈴ってあるじゃん。最終的に,その土鈴を「膣に入れろ!」って言われて入れて,「コロコロコロ…」ってずっと鳴ってるヤツ(笑) それを俺等は「スゲェもん手に入れた」って,友人呼んでは観せて。普通のエロよりもスゲェって,ヘビーローテーション。中野ポレポレ劇場より観てたから。俺の回り全員に観せたから。ああいうのを,今また観れても,俺はエロい気持ちにはならないだろうな… もう一本は,プレイが始まると,堺正章さんの『二十三夜』っていう,割とちょいヒットの曲が延々とBGMで流れているヤツ。それでプレイが終わるとそのBGMも消える。多分権利も何もクリアして ないと思うけど。その3本立。多分それを今観たら…多分全然知らないサイトにアクセスして,そのタイトル観たら,あれ?ちょっと待って…ここの動画は古いビデオばっかだな…待てよ? これ全部俺中学の時観てる…ってなったら,多分そのサイトから離れられないと思う。すげェ怖ェけど,でも観ちゃうよね。

だから何が言いたいかって言うと,この利根書店っていうところのビジネスの上手さもそうなんだけど,例えば俺が今中年期で,更に老年期に入ってく時の,その大人のエロに関する事と,中年期のおっさんのエロの事が,すごい解ってるなってところなんじゃないかって。…テレ東のビジネス番組で出来ないかな?(笑) したらテレ東には郭源治の映像もあるだろうし…なんか,それこそ瓶ちゃんに聞いた話の中で唯一いい話だね(笑)

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伊集院光『深夜の馬鹿力』〜俺のアダルトAV論(22.8.29)

TBSラジオJUNK/『伊集院光・深夜の馬鹿力』

2022.8.29    

■アダルトVR

昔『裸足のピクニック』って映画がありまして,これは割と自主制作映画にしてもお金かかったんですけど,それを中野の映画館で観て,「めちゃめちゃ面白いな」と思って,「誰が作ってんだろうな？」って思って,入口でビラ配ってる人がいたから「関係者の方ですか？できれば監督さんがどういう方か知りたいんですけど」って訊いたら,そのビラ配ってた人が矢口忍監督で。今となると『ウォーターボーイズ』とか『スイングガールズ』とかで知られる矢口忍監督で,出会ってすごい感激したっていう経験が あって。

これまた例によって俺に色々教えてくれる桜花一門さんの「無駄話をする会」に行った。お互い酒呑まないし,食事でもなく,只々無駄話をする「無駄話をする会」が月一回ペースであるんだけど。そこに何と『言葉責め体験VR〜隣に住む美人奥さんを』の監督さんがいて。「エェェ？」ってなって。「この方はアダルトビデオの監督さんなんです」っていう紹介からの,「どういうの撮ってるんですか？」って話からの「こういうの撮ってまして」「ェェエ？あの僕を虜にしたあの作品の監督ですか？？」っていう(笑)  

正式タイトルが『言葉責め体験VR〜隣に住む美人奥さんを淫語で口説きます』...瓶底君は何でこんな時だけメモとってるのかな？(笑) 今までこの番組で,人生で大切な事をいっぱい言ってきたつもりだけれども,ウチの若手構成陣の瓶底メガネ君。瓶底メガネ君は一度もメモとった事はないよね？(笑) マァ,メモをとってるリスナーもいて欲しいですからね,僕はあのFANZAで出会ったVRですけど,『言葉責め体験VR〜隣に住む美人奥さんを淫語で口説きます』。前もここでお話ししたことあると思うんですけど,カラオケじゃないけど画面に僕が言うべき台詞が字幕で出る。それを勇気を出して声を発するんです。「奥さん,ここで脱いで下さいよ」って照れて言っても駄目です。「ウォクさん！ここで脱いでくださいよォ」。正直ドラマの仕事も何本か貰ってますけど,気合の入れ方はそれより上ですから(笑)   「奥さん,ここで脱いで下さいよ」って言うと,そのタイミングで「ここでは無理です,ここでは」「無理じゃないでしょ？上の口ではそう言っても....」っていう字幕を見て言うんです。それを言うと凄い勢いでシンクロ率が上がっていく。で最終的には暴走モードに入っていく。今時エヴァの例えもどうかと思うけど。。

とにかく「無駄話をする会」でその作品の監督さんに会って。VRのエッチなビデオ観たことある方ない方いらっしゃると思うんですけど,要はあたかもそこに裸の女性がいる感じになるんですけど,弱点があって,あんまり近づき過ぎると女性が巨大化しすぎちゃう。たまにサービスで,寝てる俺に女性がチューしてくれるんですけど,チューのギリギリのところで映像が破綻して,「みんなバラバラになっちゃうんじゃないか？」っていうぐらいにバグちゃうのが凄いコワイの。人がチューする時に目を閉じるのはあのせいだと思う(笑)位,弱点があって,あまりに接近し過ぎるのは VR は難しいみたいとこがあって。

で,その監督の新作は『身長15cmになりました』(笑) ちょっと裸の女性が聳える感じ。エッチとかはない。15cmの自分が裸の女性を見上げる感じが,なんか僕の中では『進撃の巨人』と同じジャンルに入る感じ。なんかわかんないけど,あんまりエッチなビデオで思ったことがない「入りたい！」って いう感じ(笑)  でもここまで聴いてみんな偏見を持ってると思いますけど,この監督は女性です。女性の監督でVRに詳しいっていう部分が,桜花一門っていうVRの師匠と繋がってくるんだけど。

それがなんかまたその「女性も男性も関係ねえだろ？」って話なんだけど,やっぱりどっかで引っかかるのが,僕が若手の頃に,例の村西監督がAV人気でブイブイ言わせてた頃で。昔でいうAVギャルをどんどん地上波のTVに送り込んでた時期。Netflixのあの映画でも有名になった黒木香さんを先頭に,豊丸さんとかいろんな人たちが出てたから,イベントとかですごいよく御一緒することがあって。それがセクシー女優の皆さんが,可愛い人がメチャメチャ多くて。3人組のラッコ隊の森村あすかとか....又瓶底君,メモってるね？(笑) メモった事ナイよね？？注目のプロ野球選手とか色々言ってるけど,瓶底君一度もメモった事ないよね？(笑) 森村あすかとかに会うと,もう帰りにレンタルビデオ屋に行っちゃうんだよね。。生身を見た上でビデオ観ちゃうんだけど。で,このVR監督。帰ってFANZAで一覧だすと相当数あるんだけど,なんかわかんないけど掴まれる感じ。。黒澤明監督と会った帰りに『7人の侍』観てもいいよね？これは俺の中の偏見とか差別と少し関係あるかも。男の監督だったら,気に入ったAV一本観たら他も買うと思う。またその監督は,人としてもとても人当たりの良い感じの良い女性で,なんかそれが関係してんのかな？『身長15cmになりました』は買ったんだけど,まだ観てはない。

■美少女VTuber

「無駄話をする会」で色々教えてもらって。前回話した,「僕が女子中学生でVTuber始めたい」っていう話で,その権利関係の話とか教えて貰って。難しいのが,今ソフトの権利関係がユルくなってて,例えばあるソフトに入ってたサンプルデータとかを自由に使っていいですよみたいなのが多い。更には営利目的でも使っていいみたいな事になってる。もっとその先に,例えばYouTubeとかでフォロワー5万以上の人は有料版買ってくださいみたい規約もある。そういうのを勉強させてもらったりとか,あと俺の中で「これはどのどのワクワク？ゾクゾク？」っていうのが,今のYouTuber事情というかVTuber事情で,画面に表示されるのが可愛い女の子で,その中の人って言い方でいいのかな？画面にはCGが表示されているけれども,パーソナルには美少女系CGの中の人は女の人である事が多く,まれに115kgの54歳のおじさんである場合もあるっていう状況ですけど,意外に人気が出てきたりして,で今YouTuberも芸能事務所に所属したりとか好条件の事務所に引っ張られたりとか,いろんなことがあるから,人気VTuberの中の人が事務所と揉めて辞めちゃったりする。そうすると,その美少女CGは事務所側のものだから,事務所のパソコンの中に延々と眠ってて。で中の人はヨソに行ったり,技術持って独立したり。これも他業界じゃよくわかんないことだけどさ。 でその人も人気のある前のキャラクター使いたいけど,それをも権利関係でできないから,新しいキャラクターなんだけど,それを観てる人達に「見た目は全然変わってしまいましたけど,中身は私です」っていうぶっちゃけ方も変じゃん？ かと言って,残ってるVTuberにはキャラクターが大切だから。例えるなら,『ルパン三世』における栗田貫一的人が来たとて,台本ではないから同じ人にはならないわけで。『ドラえもん』は大山のぶ代で止まってるけど,2代目の花澤香菜さんがドラえもんの声やってたんだけど,「花澤さんは契約満了で安部譲二に替わります」って言ったところで観てる人は納得しないでしょ？「如月さやかの前半の人は変わります。その替わりとなる人は,今年の風邪で喉をやられたということで多少ガラガラ声です」「俺の大好きなあの如月さやかちゃんは変わらない...」「さやかちゃんが日本海の荒れ狂う海に向かってずっと演歌の練習をしてたんだから,声のトーンが変わったからっていって嫌いなんて言わないよね？」って無理に納得させても,喋るのは安部譲二だから(笑)話題も安部譲二。報道禁止のピー音繰り返しで,その合間にサンドペーパー飲み込んだ大蛇の声がするだけだから(笑) だから本人引退してCGの側だけが権利のある会社の中に眠っているっていうその感じ。。辞めたVTuberの3D美少女のCGの側みたいなものが事務所にいっぱい眠ってるらしい。だからといって「それを格安で譲って下さい」という訳にもいかないんだけど,それもなんか頭ん中で想像するに,楽屋に大勢体育座りしてる白目のCG美少女たちがいっぱいいる感じ。そうか...そういうことになるわけだな...っていう。CGと中の人の声と全部足して初めて如月さやかちゃんになる訳で,片方欠けても成立しない。なんかすごいよね...1人の人が解散する感じっていうか。。そんな話をしながらシラフで5時間位喋ってた。

■ ゼノブレイド3

....『Xenoblade(ゼノブレイド)3』すげーやってます。メチャメチャやってて,人生進まず『Xenoblade(ゼノブレイド)3』だけがどんどん進んでるって状態なんですけど。前の部屋の模様替えをしつつゼノブレイド3始めちゃったら,もうゼノブレイド3ばっかりで,部屋はもう模様も一切変わってない。50時間位やってんじゃないかな？寝落ちしてセーブデータが膨大な時間行っちゃったりとか無しで50時間位プレイしてる。必要とされる必殺技の出し方みたいなのに新しいのができたりとか,あとコロニーでのみんなの仲良し関係が高いとできるイベントみたいのとかが増えていって,50時間プレイして全機能が揃う感じ。人気も相当高くて,大事なところは俺はゼノブレイドの1も2も一切やってないんだけど,そのことが邪魔になるストーリーもなく楽しめる。

けどこれは俺の問題。豪華声優さんがいっぱい使われてて,しかもイベントに結構手の込んだのがメチャメチャある。多分,エヴァンゲリオンの影響がメチャメチャ高いような,長い迫力のあるアニメのイベントシーンが延々続く。これが「そういうテレビ番組です」って言われても「あーそうなんだ」と納得しちゃうようなフルアニメーションみたいのが来るんですけど,「俺は別にアニメーションが観たいわけじゃない」ってなっちゃう。アニメーション好きでゲーム好きっていう人にとってはあんなに面白いゲームないと思うんだよね。クリアした御褒美としてそのフルアニメーションが始まるわけだけど,「そのアニメーション早く巻いて次のゲームさせてくれないか？」ってなっちゃう。これは俺が悪いのわかってるわけで,俺向けじゃないんだけど,あの手のアニメーションを長時間見る耐性を持ってない俺をここまで観せるところ。

中学生当時にファミコンやその前のPC-8001っていうのでゲームに出会うんだけど,その頃は今みたいにフルオーケストラも鳴らないし,動画も出ないし,いわゆる記号みたいなキャラクターしか動かない。「A」を自機に見立てるとか「X」は敵機とかだけど,俺の能力は,その記号みたいなキャラクターを脳内でちゃんと凄く見せることができたた。しばらくの間はゲーム画面が俺の脳内に出てる映像に叶うことはなかったから,どんどんスーパーファミコンになって,その記号的なキャラクターが細かく鮮明になったりとか,グラフィックの色数が増えたりとか,PlayStationになってCGになって行った時も,それをすごく欲してるわけじゃないんだよね。。実際見てすごいと思う,実際にはそうなるんだけど,やっぱりゲームってゲームがメインで,アニメーションだったりとか実写版さながらみたいなものは,そのゲームを盛り立てるための何かでしかない。でもそれがどんどん進化していって,『ゼノブレイド3』みたいに,あんなに番組でもやっててもおかしくないようなアニメーションになったっていうことが,別に俺の中で御褒美として機能はしてないから,「それより早くゲームに戻らせて欲しい」とか「スキップボタン押して終わり」も分かってるから,そういう意味ではなんか自分の思ってたのと違う未来には来てるって思う。

■ エロカセット

これは54歳のおじさんが中学生ぐらいの時は,みんなエロ漫画とエロ写真が見たいわけですね。エロ本が見たいんですけど,僕はエロ小説が好きだった。実際の映像があるにもかかわらず,活字版のエロ本が大好きで。みんなが写真のエロ本を回し読みしてる時に「いや文字のほうがいいだろ」って読んでた。もっと言うとエロビデオが登場してきた当時もエロカセットが良かった。みんなが普通にだんだんエロビデオとか観れるような環境になっても,その一個ぐらい前の時代のエロカセットが好きだったりとか,ビニ本が買えるようになってバッチリの鮮明な写真も手に入る時代になってるにも関わらず,俺はエロ小説とかエロ文章が凄い好きだった。

エロカセットはもう老害にしか分からないんだけど,エロ本の付録のカセットで,音声メニューについてる。音声メディアがついてて,でその中に「隠し録り」とされてるものや,色々入ってる。「隠し録り」って本当は違法なんだけど,真偽の程も怪しい。俺はどっちかっていうとラジオドラマ形式のやつが好きで,スゲー優れたドラマとかがある。んで,ある日自分が買ったカセット付きのエロ本のカセットを聴いてたら,すごい音質が悪いんだけど,エッチを始める時の音が遠い。多分うちのミキサー岡部さんだったら「何だよ？誰だマイク置いたヤツ？」って怒る位(笑) でもそこが岡部さんの素人なところ(笑) めちゃめちゃバネの軋む安いベッドの音がすごいから,ちょっと隔てて聞こるエッチの声の距離感。それから外から聞こえる電車の音。ステレオじゃないのに,雑音のバランスが作る音空間が安アパートの一室を見事に再現してる。多分,ベッドの下に置いているラジカセで録ったんだろうけど,結果分かんない。それがどういうものなのか。分かんないんだけど,耳済ませて聴くと,駅のアナウンスで「駒込〜駒込〜」って薄い声が入ってる！「駒込」って当時俺が住んでた田端の隣駅。「オィオィオィ！駒込かよ！」(笑)ってなって。で俺はそのまま自転車乗って駒込行った。夜中で終電終わってるから真っ暗の中で「ここか！」(笑) 前パンパンに膨らんで「ここか！」(笑) それがきっかけで俺はラジオパーソナリティになってると言っても過言じゃない(笑)

もう一本が,ドMの男が女王様にスゲーことされてるカセット。それが女王様に「オィ豚！あんた今何されてると言ってごらん？」「ォ....ォ...ォチ○チ○を...器具で....」「どういう器具か,聞いてらっしゃる方にはわからないだろう？」「....ゅ....ゆで卵を切る...器具に....ォチ○チ○...」。。レポートってこういうことにだと思った(笑) ピンチの状態でレポートするのはおかしい事なんだけど,そこにゲーム性を入れると本当に臨場感があるままレポートができる事に俺は気付いた。この2つが俺の師匠。今病気と闘ってるのが兄だから,三位一体です(笑) 何かの襲名の時は3人並んで欲しいけど,ヨレヨレになるまで聴いた。DVDとかと違ってテープは伸びちゃう。伸びた「コォ〜マァ〜ゴォ〜メェ〜」とゆで卵切り器のテープはもうなくして久しいんだけど,鳥三木さんっていう漫画家も「自分も持ってた」っていう話してて,何か「。。あったんだ」みたいな。俺の夏の幻ではなくて,ゆで卵切り器で虐められる中年のおじさんがいたんだ。。っていう。多分,ちゃんと言えそうなる毎にゆで卵切り器を少しグイってやるんだと思う。毎回「ギァァァ」って叫び声が入るから。ディレクターの金子もミキサー岡部もあれ聴いて勉強しろ！勉強！

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