ドコモの「最大4割値下げ」をうたう新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」がいよいよ本日(6月1日)から提供開始となります。
注目ポイントを抜粋してご紹介します。
まず、最大4割値下げをうたっていますが、4割値下げとなるのはデータ容量が1GBの人だけ。
それ以外は最大でも3割の値下げ幅にとどまります。
また、値下げの主役は「家族割」の拡充です。
つまり、単身でドコモに加入しているユーザーは、新プランの恩恵をそれほど受けられません。
具体的には、ドコモを契約する家族の数に応じて、
同じ家族グループ内の契約が2回線なら500円、
3回線以上なら1000円
が、全員の通信料金から毎月割り引かれます。
また、ドコモ光とのセット契約で1人あたり1000円が追加で割り引かれ、1人あたり最大で毎月2000円お得になります。
新プランのうち「ギガホ」は月間30GBまで高速通信でき、上限を超えても最大1Mbpsで通信できるプラン。
「ギガライト」は7GBまでの段階制定額プランです。
料金はそれぞれ月6980円〜、2980円〜ですが、上記の割引などが複雑なため、
正確な料金はシミュレーターで計算することをオススメします。
なお、新プランでは月々サポートが廃止となり、スマホの本体代金に対する値下げはありません。
このため、ドコモは端末を3年割賦で購入し、
3年目以降に端末を返却することで以降の残債を免除する「スマホおかえしプログラム」を導入。
また、端末そのものの本体価格も『粗利を努力して』(ドコモ談)引き下げるなどして、新端末を購入する際の負担を軽減しています。
【お詫びと訂正 2019/06/01 10:12】
初出時、6月1日より「申込受付スタート」としていましたが、「提供開始」の誤りです。お詫びして訂正いたします。
engadget
https://japanese.engadget.com/2019/05/31/4/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly9zZWFyY2gueWFob28uY28uanAv&guce_referrer_sig=AQAAAF0qqjSWFFHCjnd6ayWofMAUORX2rRoqGphtiVedNV_HOC0H1lN4o-S_qrUPjYLgKuAj5R2jnwTbkUOCHnux5ceQnPZ4qT67j6xJGrPfal9py47R7j79N9ctgUAGCmfJQUVJSesSUysFebGSzmlt8z36O6tC7Y5-hXavof1GKY6-
旧プランは11,980円、ギガホは12,380円となり、ひとりで使う分には旧プランのほうがお得という結果に。
旧プランは37,940円、ギガホは34,140円となり、家族で使う分にはギガホのほうがお得という結果に。
細目から見える世界
https://mats2.net/docomo-gigaho
旧プランとギガホの比較、結局お得なのはどっち?
ギガホのよい点や注意点を解説してきましたが、結局大事なのは旧プランと比べてどちらがお得なのかということ。
結論からいうと、プランにもよりますが、基本的にはデータ容量をたくさん使うほどギガホのほうがお得になります。
では、具体的なプランで、両者を比べてみましょう。
◆ひとりでドコモ回線を利用する場合
以下の条件で旧プランとギガホを比べてみました。
条件1:ひとりでドコモ回線を利用する
条件2:通話は最低限
条件3:データ使用料は月30GB
条件4:iPhone Xs(64GB)を購入
旧プランは以下の通り。
月額料金合計: 11,980円
ウルトラデータLLパック30GB: 8,000円
SPモード(インターネット使用基本料): 300円
シンプルプラン: 980円
端末代金(分割24回): 5,400円
月々サポート(24回): -2,700円
ギガホは以下の通り。
月額料金合計: 12,380円
ギガホ(データ容量30GB): 6,980円
端末代金(分割24回): 5,400円
旧プランは11,980円、ギガホは12,380円となり、ひとりで使う分には旧プランのほうがお得という結果に。
ただし、ひとりで使う場合でも、ドコモ光セット割を適用させればギガホのほうが少し安くなります。
しかしギガホの割引を考慮しても、20GBまでしか使わない場合は、旧プランのウルトラデータLパック(月々20GB)のほうがギガホよりもお得です。
◆家族でドコモ回線を利用する場合
以下の条件で旧プランとギガホを比べてみました。
条件1:ファミリーグループ(3人)でドコモ回線を利用する
条件2:通話は最低限
条件3:データ使用料は1人当たり月30GB
条件4:iPhone Xs(64GB)を購入
旧プランは以下の通り。
月額料金合計: 37,940円
ウルトラシェアパック100(1人あたり約33GB): 25,000円
シェアオプション(子回線×2): 1,000円
SPモード×3: 900円
シンプルプラン×3: 2,940円
端末代金(分割24回)×3: 16,200円
月々サポート(24回): -8,100円
ギガホは以下の通り。
月額料金合計: 34,140円
ギガホ(データ容量30GB)×3: 20,940円
みんなドコモ割×3: -3,000円
端末代金(分割24回)×3: 16,200円
旧プランは37,940円、ギガホは34,140円となり、家族で使う分にはギガホのほうがお得という結果に。
このシミュレーションだと、月々サポートやdocomo withなどの割引を考慮してもギガホがお得といえるでしょう。
ただし、旧プランでは合計100GBを分け合うためギガホよりも総データ容量が大きいこと、そもそも家族全員が30GBを必要という状況があまり一般的ではないことも考慮する必要はありそうですね。
細目から見える世界
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旧プラン
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