ネットスケープ7・基礎講座
今では、ウェブページを見るための「インターネット閲覧ソフト(ブラウザ)」には、
マイクロソフト社の「インターネット エクスプローラ(Internet Explorer)」(以下 IE)
を使っている、という人がほとんどだと思います。
パソコンを買えば、すぐに使えるようになっており、大変便利です。
けれども、昔は違いました。
ほんの5~6年ほど前までは、ブラウザといえば、
ネットスケープ コミュニケーションズ社の「ネットスケープ ナビゲータ(Netscape Navigator)」(以下 NN)
を使う人が大半でした。
IEがシェアを伸ばし始めたのは1995年以降、マイクロソフトがインターネットへの対応を強化し始めてからでした。
IEはバージョンアップと共に機能を強化し、またマイクロソフトの強引とも取れる努力の甲斐もあって、しだいに使う人は増えていきました。
ネットスケープは、ソフト業界の巨人、マイクロソフトに対抗するために、世界中のソフト開発者を味方に付けようとしました。
つまり、それまでは極秘事項だった自社ソフト(つまり、NN)のソースコードを一般に公開し、ソフトの開発をネットスケープ社内だけでなく世界中のソフト開発者にもボランティアで参加してもらおう、というものでした。
それが、『モジラ プロジェクト(Mozilla Project)』と呼ばれる計画です。
しかし、この計画は遅々として進みませんでした。
開発者が思うように集まらず、スケジュールはどんどん先延ばしされました。
また、ネットスケープ社自身がアメリカ オンライン(AOL, 現在は AOL Time Warner)に買収されたりもしました。
そのため、一部では
「モジラ プロジェクトは失敗した」
という評価も出てくるようになりました。
こうした雌伏の間も、モジラ・プロジェクトは着々と進められました。
そして、2000年3月にはネットスケープ6が発表され、同年11月にリリースされました。
けれども、せっかくリリースされたネットスケープ6の評判は、散々なものでした。
モジラのかなり古いコードに基づいたネットスケープ6は、動作が遅い、機能が未完成、など酷評され、
6が出たばかりだというのに「ネットスケープ7の予定は?」と聞かれる始末でした。
ネットスケープは、数ヶ月後には大幅に性能アップしたネットスケープ6.1 をリリースしましたが時すでに遅し、
ネットスケープ6はダメ!
という一般の評価は固まってしまっていたのでした。
モジラ プロジェクトは、しかし、着々と開発を進めていました。
そして、2002年6月にはようやく開発の一応の目標である"Mozilla 1.0" のリリースにこぎ着けたのです。
開発元がバージョン1.0 の大台に乗ったことと、これまでのバージョン6に付きまとった悪いイメージを払拭する意味もこめてか、
ネットスケープは新しいソフトのバージョンをを7にしました。
これが「ネットスケープ7」です。
8/30 に、ようやく正式版(ver.7.0)が公開されました。
このネットスケープ7の特徴については、以下で述べたいと思います。
(2)なぜ、ネットスケープ7?
IEの方は始めからパソコンに入っています。このIEを使わず、あえてネットスケープ7をインストールして使うメリットはどこにあるのでしょうか?
ここでいくつかを挙げてみたいと思います。
1.IE には、危険が伴う。
IE はバージョン4以降、ウインドウズとの融合がすすめられました。
その結果、IE はウインドウズのシステム深くに入り込むようになりました。
これは、便利なことは便利なのでしょうが、同時に大変な危険も伴うことになります。
よく、ウインドウズが不安定になるから、IE はバージョンアップさせずに、古いままのを使っているという人がいます。
ですがこれは大変危険ですので、直ちに最新版にすることをお勧めします。
これに対して、ネットスケープでは、バージョンアップさせたからといって、システム全体が不安定になるようなことはありません。
システムに深く入り込まず、それ自体で完結しているからです。
ただ、ネットスケープにもセキュリティ ホールが無いというわけではありません。
IE を使っていないからといって、ウイルスやセキュリティ ホール等の危険性がゼロになるわけではありませんので、注意してください。
また、ウインドウズからIE を削除することは出来ないのだから、ネットスケープを使うことに意味はない、と言う人もいますが、
そんなことはありません。IE を利用する機会を減らすことはIE に感染するウイルスの脅威をそれだけ減らすことが出来るのです。
2.統一された操作性
インターネットは、ウェブページを見るだけではありません。
メールをやり取りしたり、インスタント メッセンジャー(IM)を使ったり、ウェブページを書くこともあるでしょう。
ネットスケープ7では、一つでこれらすべてを扱うことができるのです。
マイクロソフト社のソフトでも、これらを扱うことは可能ですが、
それぞれ別のソフトで構成されているので、インストールから別々にしなければなりません。
対応ソフト
Microsoft
Web ブラウザ:Internet Explorer
メーラー:Outlook Express
インスタント メッセンジャー:MSN Messenger / Windows Messenger
ページ作成:Frontpage Express
Netscape
Web ブラウザ:Netscape 7
メーラー:Navigator,Mail & Newsgroups
インスタント メッセンジャー:Instant Messenger (AIM, ICQ 互換)
ページ作成:Composer
また、ネットスケープ7なら、マッキントッシュ(OS 9, OS X)やリナックスでも、全く同じ見た目と機能で使用することができます。
IEは、ウインドウズ版とマッキントッシュ版とでは、見た目も機能も全く違います。
さらにリナックス版に至っては、そもそも存在しないのです。ネットスケープこそは、真にクロス プラットフォームなソフトウェアなのです。
deegg
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/3809/basic.html
(3)ネットスケープ7の凄いところ
ネットスケープ7の最大のポイントは、多くの最新の標準技術に対応していることでしょう。
これまではブラウザの種類やバージョンによって見え方や挙動が異なるので、ブラウザごと、バージョンごとにそれぞれ書き分けなければいけなかったのです。けれども、ブラウザが標準技術にきちんと従えば、ウェブページの作者は一度標準に則った記述をすれば、全てのブラウザで意図したとおりに、ページを再現(表示)できるようになるのです。
ネットスケープの対応する標準技術について、表にまとめてみました。
これらの膨大な標準技術を含め、その他の様々な最新技術にも対応しているネットスケープ7は、基本的なブラウズ機能やその他の便利機能を比べても、ネットスケープのこれまでの製品はおろか、多くの部分で既にIE をも凌駕していると言っても過言ではないでしょう。
また、ネットスケープ(含モジラ)を最も特徴づける機能に"XUL"(ズール)と呼ばれる機能があります。これは、XML を基にして作られた、画面表示(UI) を規定する言語です。ネットスケープはこの仕組みによって、ウインドウズやマッキントッシュ、リナックスなどの特定のOS に出来るだけ依存しない、真にクロス プラットフォームな環境を提供できるようになりました。
この仕組みを最もわかりやすく体験してもらうためには、ネットスケープ(6以降)で、"chrome://navigator/content/navigator.xul" へアクセスしてみて下さい。どうなるかは、やってみてのお楽しみ。
ネットスケープ7には、このほかにもさまざまな新機能が追加されましたが、具体的には以下の導入&活用編で、実際に順を追って説明したいと思います。
また、ネットスケープとその開発元モジラの関係についてより詳しく知りたい方は、ネットスケープ7・中級講座へ進んでください。
deegg
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/3809/basic.html
ネットスケープの対応する標準技術(モジラ1.0スタンダード リストより)
◆HTML
HTML 4.01
◆CSS
Lv.1, Lv.2 (大部分), Lv.3 (セレクタの多く)
CSS によるXML へのスタイル付け
◆Script
ECMA-262 Edition 3 (JavaScript 1.5)
◆DOM
DOM 1 & 2 (Core & HTML)
DOM 2 Style, Range, Events (大部分)
DOM 3 Load & Save (document.load()) -将来的に対応
◆XHTML
XHTML 1.0 (XML MIME type 付き)
◆XML
XML 1.0
◆XML名前空間
XML Namespaces 1.0
◆XSLT
XSLT 1.0,
XSLT によるXML 文書の変換
◆Xpath
JS APIを通じてXpath 1.0
◆SOAP
SOAP クライアント API
◆RDF
RDF 1.0 (ブラウザ資源の記述、使用の為)
◆その他
XMLHttpRequest によるXML データ交換
MathML(完了?)
SVG (将来的に対応)
P3P 1.0 等
deegg
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/3809/basic.html
2001年10月29日月曜日
2001年10月27日土曜日
[ゲーム][携帯電話] MW'sFormula~Iアプリケータイゲーム
[ゲーム][携帯電話] MW'sFormula~Iアプリケータイゲーム
MW'sFormula
3Dカーレース。全15コース。
3Dカーレース。携帯でもここまでできる!全15コース。
[Iアプリの対応機種]503:FiS,D,N,NiS,SO,SOiS,504:P,N,SO,FOMA:N2002
種別 : フリーアプリ :
登録カテゴリ : スポーツ/レーシングゲーム
作者情報 : MW's Wonder World [クリエータコード 511]
クリエーター関連情報 : 作者情報
公開メールアドレス webmaster@mwww.jp
関連ホームページ http://mwww.jp/
URL転送で簡単ダウンロード!
iアプリのダウンロードページのURLをメールでケータイに転送します。
Infoseek
http://iappli.infoseek.co.jp/pc/view_2638.htm
2001年10月26日金曜日
[機器][PC] Apple PowerMacintosh G4 QuickSilver
Power Mac G4 733MHz SP (QS) (M8359)
生産中止のために入手困難なOS9単独起動可能なマックやクラシック環境使用可能なマックを中心にレアものマックを販売しています!
ホーム > Power Mac G4 QuickSilver > 733MHz SP (QS) (M8359)
Power Mac G4 733MHz SP (QS) (M8359)
powermac g4 mdd
2001年7月に発表されたPower Mac G4 QuickSilverの初代シリーズです。OS9を単独起動できるPower Macとして現在でもその人気は衰えていません。OS9起動可能のマックをお探しですか?
プロセッサー
種類 PowerPC G4
スピード 733 MHz Single Processor
三次キャッシュ -
マザーボード
バススピード 133 MHz
ビデオ
インターフェイス AGP 4x Pro
メモリ
規格 DDR SDRAM
速度 133 MHz
容量 128 MB
スロット数 3 DIMMs
最大サポート容量 1536 MB
拡張性
I/O ポート USB 1.1 x 2、FireWire400 (IEEE1394a) x 2
拡張スロット AGP 4x Pro x 1、PCI x 4
拡張ベイ 3 x 3.5インチ (内部アクセス) 1つ使用済み、2 x 5.25インチ( 外部アクセス)1つ使用済み
ハードディスクドライブ
インターフェイス Ultra ATA 66
容量 40 GB
回転数 7,200 RPM
CD / DVD
種類 CD-R/-RW
読み込みスピード 32x (CD)
書き込みスピード 24x (CD)
オーディオ / ビデオ
グラフィックカード NVIDIA GeForce2 MX
ビデオメモリ 32 MB
ピデオポート VGA x 1、ADC x 1
最高解像度 1,920×1,200
オーディオ 内蔵スピーカー、Apple Pro Speakers接続用Appleスピーカーミニジャック、ヘッドフォン/ライン出力ミニジャック、マイクロフォン、スピーカー、MIDI機器などの他社製USBデジタルオーディオ周辺機器をサポート
ネットワーキング
種類 AirMac 対応
データリンク
プロトコル Ethernet、Fast Ethernet、Gigabit Ethernet
寸法
横幅 22.7 cm
奥行き 43.2 cm
高さ 46.8 cm
重量 13.6 kg
その他
製品番号 M8359
OS OS10.1, OS9.2
APPLE HPより転載
アップル、新型Power Mac G4ラインアップを発表
革新的なSuperDriveを約10万円価格を下げて提供
2001 年7月19日-アップルは本日、733MHz、867MHzおよびデュアル800MHz PowerPC G4プロセッサを搭載し、最高のパフォーマンス、拡張性、そしてデジタルメディアソリューションを誇る、新しい「Power Mac G4(パワーマックジーフォー)」を発表しました。
アップルの革新的なSuperDrive(スーパードライブ)は、一般のDVDプレイヤーで再生できる DVD制作が可能なDVD-R/CD-RWの両用ドライブで、これまでに比べて約100,000円ほど価格を下げ、Power Macラインアップのスタンダードとして299,800円(Apple Storeプライス、税別)のモデルから提供されます。
「今回のラインアップは、867MHz、またはデュアル 800 MHz PowerPC G4プロセッサを搭載した、かつてないほど高速なMacです」とアップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っています。「867MHzのプロセッサとアップルの革新的なSuperDriveを一つのシステムに搭載して、価格はわずか299,800円(Apple Storeプライス、税別)です。より多くのユーザの方々がプロフェッショナル品質のDVDを制作できるようになりました。」
新しいPower Mac G4は、Velocity Engine搭載の867MHzとデュアル800MHz PowerPC G4プロセッサにより、驚くべきパフォーマンスを提供します。プロセッサを最大限に活用するために、867MHzとデュアル800 MHzプロセッサは、プロセッサと同速度で動作する256KBのオンチップ二次キャッシュと、2MBのバックサイド三次キャッシュをプロセッサ毎に搭載しています。
また、高度なグラフィック性能を提供するために、NVIDIA GeForce2 MXグラフィックカードをすべてのモデルに標準搭載しています。さらに、デュアル800 MHzモデルには、デュアルモニタをサポートするTwinView機能に対応した新型のNVIDIA GeForce2 MXグラフィックカードを標準搭載しています。デュアル800 MHz搭載のPower Mac G4は、Adobe社のPhotoshopのようなプロフェッショナルなアプリケーションにおいて、1.7GHz Pentium 4を搭載したパソコンに比べ最大83%高速で動作します。革新的なSuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)と付属の「iDVD(アイディーヴィーディー)」、または別売のソフトウェア「DVD Studio Pro(ディーヴィーディースタジオプロ)」の組み合わせにより、一般のDVDプレーヤーで再生できるプロフェッショナルレベルのDVDビデオ制作環境となります。SuperDriveは、299,800円(Apple Storeプライス、税別)の新しいPower Mac G4のモデルから標準で搭載されます。SuperDriveはDVD-Rの書き込みを最大2倍速、DVDの読み込みを最大4倍速、CD-Rの書き込みを最大8倍速、CD-RWの書き込みを4倍速、CDの読み込みを最大24倍速で行うことができます。
水銀のようなカラー(クイックシルバー)で、新しいデザインのPower Mac G4の概要は以下の通りです。 数々の賞に輝くスイングオープン式サイドドアを採用したデザインは、メモリや拡張カードの増設などの内部へのアクセスを、手軽に行うことを可能にします。
* 4 基のハイパフォーマンス64ビット33MHz PCIスロットと64MB SDRAMを備えたTwinView機能対応NVIDIA GeForce2 MXグラフィックカード(デュアル800MHzモデル)、または32MB SDRAMを備えたNVIDIA GeForce2 MXグラフィックカード(733MHzおよび867MHzモデル)が装着された1基のAGP 4Xスロットの合計5基の拡張スロットを装備し、用途にあわせた拡張が可能です。
* 2基の400Mbps FireWireポートと2基の12Mbps USBポートにより最新のDVカメラ、プリンタなどの周辺機器を接続できます。
* プリインストールされるMac OS Xは、メモリ保護、プリエンプティブマルチタスキング、対称型マルチプロセッシング、先進的なメモリ管理、モダンな業界標準のネットワークアーキテクチャを提供します。
* アップルが提供する革新的なジュークボックスソフトウェア、「iTunes(アイチューンズ)」を使用して、ミュージックコレクションを管理したり、オリジナルの音楽CDを作成したり、Disc BurnerソフトウェアでデータCDを作成したりできます。さらに、世界中で最も親しまれているビデオ編集ソフトウェア、「iMovie 2(アイムービーツー)」でビデオ編集を楽しむことができます。
* ムービーや画像データ、大容量のファイルの転送で威力を発揮する10/100/1000BASE-T Ethernetを内蔵。
* 最大80GBのUltra ATAハードディスクドライブが装着されている3基のハードディスク拡張用のドライブベイ。
Health-i Inc.
http://www.kenkokanri.com/auction/powermacg4/733_sp_qs.html
私の愛用してきたMacのラインアップ
書庫Mac Life
カテゴリMacintosh
2016/10/22(土) 午後 10:05
私がこれまで愛用してきたMacの顔ぶれです。
今顧みると、そのどれもが懐かしく、多くの想い出が浮かんできます。
1988年代になってワープロ専用機がようやく手の届く値段で発売されるようになり、それを使い始めたのですが、
やはり欲しいのはパーソナルコンピュータ。それも当時は音楽とグラフィック編集に長けていたAppleが高嶺の花の存在でした。
その後値段が下がるのを待ち続けていましたが、音楽編集に使いたい気持ちとCDドライブが搭載されだしたことから、1993年の春にとうとうそれを買ってしまいました。
Macintosh IIVi(1992年/漢字Talk7.1)
Macintosh IIVi(1992年/漢字Talk7.1)
CPU : 68030 / 16MHz / 4MB RAM / 40MB HDD
購入時は本体に付属しているのはマウスのみで、ディスプレィはもちろんキーボードも別途購入しなければならず、30万円ほどかかったように記憶しています。更に利用したいアプリケーションを購入し、メモリとHDの容量を増やしてアクセラレータも搭載し、プリンタやスキャナ、そしてモデムなども買い揃えると、更に30万円を遥かに超える出費となったように思えます。何しろ当時はメモリだけでも増設しようとすると1MBにつき1万円くらいの値段でしたから。
Power Macintosh 7100/80AV(1995年/漢字Talk 7.5)
Power Macintosh 7100/80AV(1995年/漢字Talk 7.5)
CPU : PowerPC 601 / 80MHz / 16MB RAM / 350MB HDD
モトローラの「Power PC」というCPUを使ったPower Mac シリーズの1機種。
Power Macの時代に入っても、相変わらず一長一短の多くの機種が乱発されてAppleの経営が悪化し始めた頃です。
Power Macintosh G3 Blue and White(1999年/Mac OS 8.5.1)
Power Macintosh G3 Blue and White(1999年/Mac OS 8.5.1)
CPU : PowerPC G3(750) / 350MHz / 128MB RAM / 12GB HDD
Steve JobsがApple社に復帰し、iMacを大ヒットさせると共にデスクトップタイプも一新してこの機種を発売しました。
ドライブもCDからDVDへと変わっています。
◆ Power Macintosh G4 (Graphite)(2001年/Mac OS 8.6)
Power Macintosh G4 (Graphite)(2001年/Mac OS 8.6)
CPU : PowerPC G4 / 400MHz / 128MB RAM / 80GB HDD
Power Macintosh G4
Power Macintosh G4 (Mirrored Drive Doors)(2003年/Mac OS X 10.2 / OS 9.2)
CPU : PowerPC G4(7455v2.1) / Dual 867MHz / 1.25GB RAM / 130GB HDD
Dualコアを装着し一段とスピードアップされたタイプで、システムがOS X とOS 9.2が併用できる機種でした。
以前からのアプリケーションも使い続ける事ができ、デザインも一番気に入っていた機種でした。
Power Macintosh G5
Power Macintosh G5 Dual 2GHz(2006年/Mac OS X 10.4.2 )
CPU : PowerPC G5 / Dual 867MHz / 4GB RAM / 160GB HDD
この機種もかなり長い間使い続けていましたが、海外へ出ることが多くなり仕事先でも必要となってきたことから、
これまで使い続けてきたAppleのデスクトップ型はこれが最後となり、これ以後はコンパクトなノートタイプへ移行することにしました。
気侭に
https://blogs.yahoo.co.jp/ac2essk/40746934.html
ソフトウエアの重要性~マイクロソフトはなぜダメなのか
2010/8/8(日) 午前 2:11
Apple パソコン
■21世紀におけるソフトウエア至上主義の崩壊
ソフトウエアがハードウエアを凌駕し、パソコン市場の方向性を決定するという神話は未来永劫続くと思われた。
マイクロソフト帝国が、一層の支配を進め、ビル・ゲイツのもと情報化社会はこれからも動いていくと誰もが疑わないような風潮が21世紀の初頭にはいわば当然のように語られていたのだ。しかし事態は以外の方向に展開する。しかも新展開をもたらしたのはデジタル電子プレイヤーという、意外なハードだった。
■iPodというハード?ソフト?の出現
2001年9月、アップルは突如として、これまでとは全く異なったジャンルのハード機器を発表した。
アップル・コンピュータとは一見、関係なさそうなデジタル音楽プレイヤーだ。
スティーブ・ジョブス復帰以降、アップル・コンピュータは製品ラインナップの大幅な整理を断行していた。
パソコンをディスクトップ、ノートそれぞれたったの二種類、都合四種類に統合し、プロユースの製品には冒頭に”Power”、一般ユーザー向けには”i”を冠し、一方、デスクトップには”Mac”、ノートブックには”book”という表記に統一した。た。つまり
プロユースのデスクトップ=PowerMac、ノート=PowerBook、
一般ユースのデスクトップ=iMac、ノート=iBook
という組み合わせである。そしてこの音楽プレイヤーにも一般ユース用の”i”がつけられていた。
ご存じiPodだ。
スティーブ・ジョブスはキーノートのスピーチの中でiPodを「画期的なソリューション」だとぶち上げたが、一般のマック・ユーザーには全くわけのわからぬピント外れなものに思われた。ユーザーは八百屋が肉を売り始めたような感覚に襲われたのだ。
ただし、この時、ジョブスは「デジタル・ハブ」という構想を併せてぶち上げている。
パソコンがインターネット、テレビなど、様々なメディアの中心となって、これらを機能させるようになるという考えで、こういったハブ構想の一環としてiPodは位置づけられたのだ。
とはいっても、当時の人間からすればこの考えは理屈はわかっても、まったく持ってリアリティのないものだった。
iPodにしたところでいちいちパソコンに繋ぐなんてややこしいことをするよりもCDプレイヤーにCDを入れて、あるいはMDプレイヤーで聴けば十分と考えていたのだ。
■またもやソフト-ハード一体型をチョイスしたアップル
iPodはその内部のソフトウエアはアップルが独自に設計したもので、またもや例によってソフトとハードの一体型という、旧態然としたスタイルをアップルは踏襲した。いやそれどころか、これを操作するためにはパソコン側にiTunesというソフトウエアが必要で、ここでもまたiPodユーザーはアップルが独占的に提供するソフトウエアを使用しなければならないという条件に置かれる。だから、ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代には、どう見てもアナクロな戦略としてしか思えないし、事実、多くのマックユーザーさえもがそう思っていた。
ところが、iPodは意外な展開を遂げる。当初こそ、その売れ行きはどうということもなかったのだが、iTunesがウインドウズマシンにも搭載可能となり、しかもこれをアップルが無償で提供するようになると、iPodは突如としてブレイクしはじめたのだ。(続く)
勝手にメディア社会論
https://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/61890159.html
新戦力
2009/2/13(金) 午前 11:51 生活 家族
3年ぶりにメインマシンを入れ替えました。
といっても、ど中古です(汗)
同業者の方から笑われそうですが、またまたPowerMac G4を買いました。
今までのメインマシン、PowerMac G4 Gigabit Ethernet(改)に不満は少なかったのですが、RAW現像時のもたつきには頭を悩ませていました。
で、少しでも快適な環境を手に入れる為に、新しい相棒探しに。
素直にインテルマック買っときゃいいものを、「自分でいじくれないMacはいらん!」と、白羽の矢が立ったのがこいつでした。
最終型のG4/1.25Ghz Dualです。
いわゆるMDD(ミラードライブドア)と呼ばれるこのMac、その名の通りピカピカのドライブドアを持ち、写真に撮ると後ろの汚い室内が写り込みます(笑)
今まではG4/1.6Ghzのシングルだったので、クロックはダウンしてますが全体的な速度は大幅アップ。
2個のCPUが効いているのと、システムバスの速度が速い、メモリの規格も早いので、パフォーマンスは数字以上のアップです。
OSX起動専用のこのMac、かなりお安く買えました(笑)
メモリの増設さえ行えば、永く使えそうです。
僕がPower PCの呪縛から解き放たれるのは、遠~い先の話の様です(爆)
New!館主のひとり言
https://blogs.yahoo.co.jp/momohiro2000/18329783.html
パソコン祭り
2009/4/14(火) 午前 0:32 ダイアリー雑記 練習用
またまたパソコンが仲間入りしました。先月にMacintoshのPowerMac G4を入手したばかりというのに…。
で、今回もMacintoshのPowerMac G4を手に入れました(笑) 違いはCPUが466MHzのマシンということ。
あとは豪華?にMOドライブが内蔵されています。ドライブがCD-ROMというのが時代を感じさせますね。
ただでさえ狭い部屋だというのに、これ以上パソコンを増やしてどないするっちゅ~ねんて感じです。
今回のマシンは前ユーザーが大切に使用していたので保存状態がとてもよく、非常にキレイでした。
Macintoshでいろいろと改造をしてみようと思ったものの、部品がかなり高いので躊躇しております。
改造のメインとなるのはやはりCPUなんですが、載せ替えの金額で中古の程度のいいものが買えるんですよ。
そこまで費やすほどの価値があるマシンではないにしても、これから使うことを考えると環境を整えたい。
あれこれ考えているのが楽しかったりするのですが、こんな調子なので先に進むことができません。
というわけで今のところは観賞用になっています。外見はポリタンクにしか見えないんですけどね~。
ここ最近は暇さえあれば秋葉原に出没しています。裏通りのジャンクショップ巡りってやつですね
幸いにも職場から近いこともあって、わずかな時間ではありますが会社帰りに立ち寄ったりしてます。
店頭に置かれている箱に無造作に入っている部品を見ては、使えるものが出てこないか漁っております。
全然関係ないですが…メイドさんのコスプレしてビラを配っている女のコがいたるところにいますね。
あいにくと興味はないのでスルーしてますが、こういう光景を見ると日本は平和だな~と思います。
で、日曜日にボウリングを終えてからクルマで秋葉原まで行き、激安のモニターを購入してきました。
ちょっと前までは液晶モニターは高額で買えなかったのに、25インチでも3万円切っているんですね。
ちなみに購入したのは17インチの液晶です。Macintosh用のモニターとしての用途なのでこれで十分。
帰宅後は2つのマシンを起動して現状確認。あとはマシン同士で使えるパーツの移植などをしてます。
この作業に夢中になっていると時間が経つのが早くて…毎日コツコツとイジっていこうと思います。
JUST POCKET!
https://blogs.yahoo.co.jp/cb_nyanko/14766489.html
今更ですが
2011/5/13(金) 午前 10:29 Mac関連 Macintosh
うちにはスタジオと自宅、合わせて5台のMacがあります。
そのうちインテルMacはMac miniだけ。
PowerMac G4が3台、PowerBook G4が1台で、圧倒的にPowerPC優勢ですw
ま、お金が無くて買い替えられないだけなんですがw
スタジオの店頭でお客様にプレゼン、またBGMやスライドショーを流す役目も担っているのが、G4最終型のこの人です。
MDD(ミラードライブドア)と名付けられたこのG4は、その名の通りピカピカのドアが2枚。
その中には5インチドライブが2台、収まっています。
OSも10.5 Leopardまで対応、拡張性も高くデザインも美しく、今の用途にまったく不足がありません。
が、しかし。
そんなステキなMDDにも、最大の欠点が・・・
それは・・・
めちゃくちゃ「ウルサい」のです、この人w
1.25GhzのCPUをデュアルで動作させ、サーバーにも使われている高性能電源を搭載した代償が、業務用掃除機と揶揄される爆音
ほんと、スピーカーから流れるBGMが、かき消されるほどウルサい冷却ファンの音・・・冬は良いけど、夏は大変な事になるんです。
で、決意しました。
今更ながらの「PowerMac G4 静音計画」
手をつけたのは爆音、発熱、ビビリ音の3拍子揃った電源部です!
さあ、覚悟しやがれ!!!
先ずは電源外してしまわんと、話になりません。
G4は内部アクセスがめっちゃ楽です♪
いまだにファンが多いのもうなづけますね~。
取り外した爆音の元凶、これがMDDの電源部です。
一般的なPCの電源とは全く異なるシルエット、さすがApple!なんて天の邪鬼なんだw
代わりに接続する電源は一般的なやつなので、外付けにします。
マザーボードに接続するピンの数も、一般的なPCと違うという徹底ぶり
変換ケーブルで接続し、ケーブルを引き回し・・・ああ、めんどくさいw
しかし静かな環境を実現するため、気合い注入!
やってやるぜ!!!
てなわけでw 完成です
電源入れてテスト運転、無事Appleマークも出て来て一安心。
後は騒音がどれだけ軽減されたか???それが問題です。
ここ数日運用してみた感想は、騒音レベルが半分くらいに下がった感じ。
明らかに静かです
電源の容量が上がっているので、動作も安定している気がします。
いやあ、大成功ですね
...今度はメインの冷却ファンの動作音が気になる(爆)
戦いは続くw
New!館主のひとり言
https://blogs.yahoo.co.jp/momohiro2000/12248895.html
頭痛い
2008/11/28(金) 午後 9:53 生活 家族
秋のシーズンインから過酷な仕事をこなしてきた我がPowerMac G4。
余りの酷使ぶりに、遂に反乱を起こしました(泣)
メインのHDがどうも様子がおかしい。
ソフトの不正終了が続き、仕事が中断してしまう事もしばしば。
診断ソフトでデータを調べても、特におかしい事は無い。
う~ん、何だ?
解明しないまま昨夜の残業中、静かな店内にはG4の動作音のみが響く。
・・・んっ?
アクセスのたびにHD付近から異音らしきものが聞こえる。
「カリカリカリ・・・」
嫌~な予感が的中、HDの寿命が近づいているようです(号泣)
一応初期化して、バックアップの起動ディスクからリストア。
変わりなし、やはり寿命が近い様です。
まあ、G4本体がダメなわけでないのが不幸中の幸い。
即効で内蔵HDを新品に換装、この貴重な残業時間中に再セットアップです。
データやシステムは常にバックアップしているので、リストア作業は比較的楽ですが、なんせ時間がかかる。
仕事が満載のこの時期、かなり頭が痛いです(- -;;
とりあえず出来ることをやるのみですが・・・
何か毎年、この時期に調子を崩すMac達。
ええ、ええ、休ませろって事でしょ?分かってますよ。
実はうちのMac達も、お正月が楽しみだったりして(^^;;
New!館主のひとり言
https://blogs.yahoo.co.jp/momohiro2000/18329746.html
2001年10月23日火曜日
[機器][PHS] 京セラ/PS-T25~京セラ初のH"ケータイ
主 な 仕 様 |
ボディーカラー | シルバー(S)/ロゼ(R)/ホワイト(W) | |
質量(電池共) | 約79g | ||
容積 | 約79cc | ||
サイズ(mm) | 約40×125×20.8mm | ||
アンテナ | 伸縮アンテナ | ||
付属電池パック | リチウムイオンバッテリー | ||
使用可能時間*1 | 連続通話時間 | 約5.5時間 | |
連続待受時間 | 約700時間 | ||
連続チャット時間 | 約160分 | ||
フル充電時間 | 約360分 | ||
基 本 機 能 |
ツインウェーブ機能 | ○ | |
HyperLink | ○ | ||
α-DATA64 | ○ | ||
PメールDX | メロディ作成 | 5曲、999音符/曲 テンポ変更(62段階)、4オクターブ | |
文字入力方式 | 挿入方式 | ||
メロディ添付 | 送受信可能(自作メロディのみ) | ||
メロディ保存 | 5曲、999音符/曲 Pメロディ対応 | ||
イラスト | 送受信可能 | ||
イラスト作成 | 5件、32×32dot/件 | ||
メモ作成 | 5件、全角105文字/件 | ||
メロカ送信 | ○ | ||
Pメール | ○ | ||
Pechaメール | ○ | ||
音声メモ機能 | 50件、約100秒 | ||
お知らせメモ | 8件 | ||
LCDバックライト切替 | グリーン/オレンジ | ||
電話帳(漢字対応) | 300名分(900電話番号+600メールアドレス) | ||
電話帳転送機能 | ○ | ||
PメールDX履歴高速化 | ○ | ||
待ち受けモード切替 | 公衆、家庭、トランシーバー、自動(公衆優先)、自動(家庭優先)、トランシーバー+公衆 | ||
液晶表示能力 | フルドット(全角8文字×4行×ピクト1行) | ||
ツータッチダイヤル | 10件 | ||
リダイヤル | 10件 | ||
オートリダイヤル | ○ | ||
着信履歴 | 20件 | ||
着信音種(公衆) | 9種類(電子音、メロディ音、作成メロディ音、受信メロディ音) | ||
通話音量調節 | 小、中、大、最大 | ||
着信音量調節 | 切、小、中、大、アップステップ、バイブ、バイブアップ | ||
ボタンロック | ○ | ||
時計機能 | ○ | ||
応答お知らせ | ○ | ||
アラーム設定 | 時間設定 | ||
サービス対応*2 | 分計、留守番電話サービス |
[機器][PHS] SANYO PHS-J80~記念すべきH"1号機
[機器][PHS] SANYO PHS-J80『PASCAL』~記念すべきH"1号機
[PHS端末]
■SANYO PHS-J80 SANYOのJ80
記念すべきエッジの1号機です。J80はとにかく評判がいいです。
操作性,感度,ハンドオーバー性能,メール機能,音質・・・全てが高いレベルでバランスの取れた端末のようです。CSをすぐに切り換える性格のようで,CS密集地帯では抜群の切れにくさを発揮するようです。
TOKYO~H"~F@N
http://members.tripod.co.jp/tokyo_h_fan/
[ゲーム][携帯電話] ゲーム合衆国~アメリカンテイスト溢れるiアプリケータイゲーム
[ゲーム][携帯電話] ゲーム合衆国~アメリカンテイスト溢れるiアプリケータイゲーム
アメリカンテイスト溢れるiアプリゲームサイトが、米国大手ゲームメーカー「THQ」との共同運営で実現!
月額150円という脅威のハリウッドプライスで、1ヶ月になんと5ゲームをDownloadできるよ!
◆Major League Baseball
Players Association・Home Run Contest
MLBPA-Home Run ContestTM
メジャーリーグの人気選手が実名で登場するエキサイティングなホームランダービー!
対戦相手にみごと勝つと次の相手に挑戦、というラウンドクリア型のゲーム。
メジャーリーグファンはもちろん、シンプルなゲームなので誰でもすぐに楽しく遊べるよ!
◆WWE Mobile Madness TM
実在のWWETM人気スーパースター達が大暴れ!プレイヤーはジ・アンダーテイカーやケイン等、並み居る強敵を倒し、ベルトを掴み取れ!
登場選手…今後も続々と人気スーパースターが登場するよ!
KURT ANGLE TM(カート・アングル)・BROCK LESNAR TM(ブロック・レスナー)
BOOKER T TM(ブッカー T)・EDGE TM(エッジ)
◆Bowling
横スクロール型の対COMボーリングゲーム。
力加減やカーブを調整してストライクを狙おう!
ボールやピンのリアルな動きとグラフィック、そしてサウンド!!
リアルなグラフィックとサウンド、片手で遊べるシンプル操作なのに本格的!
◆SOCCER
本格的なiアプリサッカーゲームが登場!
パス、シュート、ゴールセーブ…今までにない本格的なサッカーゲーム!
8カ国トーナメントで優勝を目指せ!
◆Rotoball TM
THQのオリジナルゲームである「Rotoball TM」の移植版。
2枚のボードが固定された盤を回して、ボールを打て!
ボールが盤の外に落ちたらゲームオーバーだよ。
アメリカ民謡やアメリカンテイストの着信メロディ配信など陽気なおまけコーナーです!
MLBPA選手の待ち受け画像も配信するよ!
THQ WRLS. 運営:コナミモバイルオンライン
iモードアクセス方法:メニューリスト → ゲーム → ミニゲーム → ゲーム合衆国
コナミネット
http://www.konami.co.jp/k-tai/imode.html
2001年10月17日水曜日
[通信] インターネット接続共有を利用したPCの無線ルーター化
インターネット接続共有を利用したPCの無線ルーター化
- 2001年10月 -
1.レポートの概要
●Windows 98 SE 以降は 「インターネット接続共有」 機能が標準で付いていますが、これを利用することにより複数PCによるインターネット同時接続が可能となります。
自宅ではメルコのエアステーションを使い既にそれは実現していますが、今回はエアステーションの代わりにPCを無線ルーターとして使って同様の環境を構築する実験を行いましたので、その結果についてレポートします。
2.インターネット接続共有とは
● サーバーPCに 「インターネット接続共有」 を設定することによりサーバーPCのインターネット接続環境 (ダイアルアップ接続やLAN接続) がクライアントPCからも共有できます。つまり、xDSL や CATV などの常時接続であれば、クライアントPCにおいても同様の常時接続が実現できることになります。常時接続環境を共有するためにはサーバーPC側はインターネット接続用とクライアントPCとの接続用の2枚の NIC が、クライアントPCではサーバーPCとの接続用の NIC がそれぞれ必要となります。
サーバーPCに 「インターネット接続共有」 を設定するとクライアントPCの NIC にはサーバーPCの DHCP からプライベートIPアドレスが自動的に割当てられます。クライアントPCからインターネット側に向けてパケットが送信されるとサーバーPCのアドレス変換機能 (NAT) によってプライベートIPアドレスはインターネット接続用NICのIPアドレスに変換されます。これによりクライアントPCからもインターネットへのアクセスが可能となります。
尚、 Windows 98 SE の場合は 「アプリケーションの追加と削除」 から 「インターネット接続共有」 を別途導入する必要がありますが、Windows 2000 の場合は当該機能が標準で装備されており追加導入の必要はありません。
3.PCの無線ルーター化実験の目的
●「インターネット接続共有」 を設定したサーバーPCとクライアントPC間を無線LANカード間通信 (アドホック・モード) で繋ぐことにより、アクセスポイントを使わず無線LAN環境を実現する実験をしてみます。
インターネット接続共有を利用したPCの無線ルーター化
http://www.geocities.jp/ayr_takahashi/pc/ics/ics.htm
<実験しようとしている環境>
<参考> 現在の無線LAN環境
4.サーバーPC (Windows 2000) の設定
●前述のとおり、サーバーPCではインターネットに接続する側 (WAN側) とクライアントPCに接続する側 (LAN側) の双方の設定が必要となります。
<WAN側>
WAN側は内蔵LANポートを使うため、LANポートの TCP/IP 等をプロバイダーの指定どおりに設定します。
これで少なくともサーバーPCからのインターネット接続が可能になりますので、ブラウザーを起動しWebページが正しく表示されるかを確認します。
<LAN側>
LAN側はメルコの無線LANカードを使いますが、アクセスポイントを経由せずに通信できるようにクライアントマネージャーを起動し接続モードを 「無線PC間通信」 に設定します。
WAN側に対して 「インターネット接続共有」 を設定 (後述) するとLAN側の TCP/IP 等が自動的に設定されるため手動での設定は不要です。もし固定IPアドレスなどが既に設定されている場合にはこれを全てクリアします。
クライアントPCとの間でリソースを共有する場合は、さらに 「ワークグループ名」 の設定など共有に必要な設定を行います。
<インターネット接続共有の設定>
「LANポート」 のプロパティから 「共有」 タブを開き 「この接続でインターネット接続の共有を使用可能にする」 にチェックを入れます。
「インターネット接続の共有を有効にしますか?」 というメッセージが表示されたら 「はい」 を選ぶと DHCP が同時に導入されLAN側にプライベートIPアドレスが自動的に割振られます。
<IPアドレスの確認>
WAN側にプロバイダー指定のIPアドレスが、LAN側には 192.168.0.1 が割振られているかどうかを確認します。
5.クライアントPC (Windows 98 SE) の設定
●クライアントPCではサーバーPCとのネットワーク接続用のLAN設定のみとなります。
<LAN設定>
サーバーPC側の無線LANカードとアクセスポイントを経由せずに通信できるようにするため、クライアントマネージャーを起動しし接続モードを 「無線PC間通信」 に設定します。
「IPアドレス」 タブを開き 「IPアドレスを自動的に取得」 にチェックを入れます。
サーバーPCとの間でリソースを共有する場合は、さらに 「ワークグループ名」 の設定など共有に必要な設定を行います。
<IPアドレスの確認>
設定が完了したらPCを再起動し 192.168.0.x が割振られているかどうかを確認します。
6.PC間の通信およびインターネット接続・リソース共有の確認
●サーバーPC/クライアントPC間で正しく通信できているかを確認し、正しく通信できていれば次にインターネット接続およびリソース共有を確認します。
<PC間通信>
クライアントPCからサーバーPCのWAN側/LAN側のIPアドレスに対して ping を打ち、正しく返ってくるかを確認します。
逆にサーバーPCからクライアントPCのIPアドレスに対して ping を打ち、正しく返ってくるかを確認します。
<インターネット接続>
これでクライアントPCからもインターネット接続が可能になりますので、ブラウザーを起動しWebページが正しく表示されるかを確認します。
<リソース共有>
ネットワーク上でお互いのPCが見えているかどうかを確認します。
さらに共有フォルダなどを開いてファイル転送などが可能かチェックします。
7.実験結果
●インターネット接続およびリソース共有においては、アクセスポイントを使った無線LAN環境と同等の環境が実現できることが確認できました。接続スピードにおいてもアクセスポイント経由の場合とほぼ同等です。
<結論>
以下のようなデメリットを除けば、例えばアクセスポイントが故障した際などには応急措置として十分使えると思います。
常時接続とするためにはサーバーPCの電源を常時ONにしておく必要がある。
サーバーPCとモデム間は有線接続となるためサーバーPCの設置場所が制約される。
アクセスポイントの付属ソフトが使えないため、無線PC同士の通信状態がチェックできない。
インターネット接続共有を利用したPCの無線ルーター化
http://www.geocities.jp/ayr_takahashi/pc/ics/ics.htm
登録:
投稿 (Atom)