1981年9月12日土曜日

[ゲーム][PC6001ほか] 暗黒星雲/ Dark Nebura,カセット/FDD版





[ゲーム][PC6001ほか] 暗黒星雲,カセット/FDD版
◆タイトル
暗黒星雲
◆メーカー
T&Eソフト
◆機種
PC-6001Mk?U、8801、FM7
◆メディア
カセットテープ、FDD
◆ジャンル
アドベンチャー・SF
◆解説
外宇宙からの侵略者ジャミルの攻撃から惑星シークロンを救うため
スターアーサーは強大な力を持つという伝説の剣「レイソード」を求めて,
惑星メフィウスへと向った。
そして,スターアーサーは遂にレイソードを手に入れたのだが・・・
◆説明
なんと3Dシューティングゲームが合体しており,ゲームのしょっぱなからいきなりドンパチやらされる事になる。
そういったサプライズはおいといても前作みたいな独りよがりな謎とちがってアイテム制限や幽霊船でのエイリアンとの攻防など,頭を使うシーンが増えている。
続編としては及第点の出来。
暗黒星雲とは?
その存在が認められる星間物質の雲。
天の川の中にある蛇遣い座暗黒星雲,オリオン座の馬頭星雲などが有名。』
(大辞林より)
と,いうことは今回の目的地は馬頭星雲?
3D・・・
敵の弾をよけて打ち返して倒す。
勝てない人のために単体の修行プログラムもある。
なんとなくPC-6001の名作「オリオン」を彷彿とさせる。
(ただし,操作性などは圧倒的にオリオンに劣る。)
カーソル式
カーソルで指定する「カーソル・システム」があった。
つまり,「トル」「タタク」「オス」といったコマンドを入れると
画面にカーソルが現れそれで叩きたい場所や取りたいものを
指定するというやり方だった。
よく,『「トル」といれても何もできない』なんてQ&Aが雑誌に
載っていたが・・だから,コピーして遊んじゃいけないつーのよ,
マニュアルにやり方ちゃんと書いてあるもん。
◆攻略法(88版で攻略)
謎の老人
前作のラストシーンから始まるとこなんざ,
いかにも,シリーズ物って感じでイイですな。
そこに,いきなり謎の老人が現れます。
「スターアーサー!私は二千年間お前の来るのを待っていた。
この剣を使いこなせるのはお前しかいないだろう。
しかし,レイソードの最大のパワーを得るにはまだまだすべき事がある。
お前の旅はまだ終わっていない。
レイソードを持ってオリオン座へ行け。
次に会う時を楽しみにしているぞ。」
老人の言葉をうけ,メフィウスから旅立ちます。
バトルシーンその1
宇宙に出ると,いきなりジャミルの戦闘機が襲ってきます。
で,早速バトル開始です。
戦闘に勝てばokなのですが
被弾したり,敵と衝突したりすると,故障します。
ブンセキで修理に必要なパーツが解りますので
それをどっかで捜すことになります。
ちなみに,壊れた状態で戦闘に突入しても
勝てばOKですが,負けるとそこでゲームオーバーです。
脱出カプセル
最初の戦闘で勝利すると,敵艦の脱出カプセルを
発見します。回収してあげましょう。
パートナーその1・ルナ
中から出てくるのはジャミルの雇われ傭兵・ルナ。
傭兵のせいか,あっさりと味方になってくれます。
会話モードでレイソードのことについて聞くと
「ミステリウム」という鉱石に反応してパワーを発揮する
ことを教えてくれます。
ミステリウムとは?
「暗黒星雲内で生まれたばかりの惑星の
中心部から僅かに採掘される高密度鉱物。」
暗黒星雲は?
「この近くではオリオン座にあったと思う」
ジャミルの基地は何処?
「ジャミルは今,暗黒星雲内の小惑星ジークで
必死になってミステリウムを発掘しているわ。」
ジークは何処?
「ジークの位置なら知っているわ。オリオンへワープして・・・
確か位置はXが26722,Yがー11249,Zが5726よ。」
右の助手席に座るルナの図
星座
このゲームには全部で15の星雲があります。
それぞれワープでさっと行けますが,
そのほとんどには何もありません。
(行き先はランダムに1~6つ表示されます)
せいぜいアルタイルでボイジャー1号を
アンドロメダでジャミルの無人偵察機を
見ることが出来るくらいです。
重要な星座はプレアデスとスコーピオン,
そして最終目標のオリオン座です。
ちなみに,このゲームはリアルタイムですので,
ボサッとしてるとすぐにジャミルの戦闘機が来ます。
プレアデス
ここでは,遙か昔のものと思われる難破船が
見つかります。
探索のルールとしてアイテムを4つまで持っていくことが
できます。
初期アイテムは以下の4つ
・宇宙服
・レイソード
・レーザーガン
・スパナ
です。
この難破船にはレイソードは使わないでしょうから,
それ以外の物を持って乗り込みましょう。
右の図は3-Dスキャナによる構造解析の図
難破船
コックピットと8つの部屋,そして廊下からなる
この宇宙船は,完全に朽ち果ててます。
ここでやるべき事は,
・パートナーとなるロボットの修復
・(戦闘で故障していた場合)修理パーツ探し
です。
この宇宙船には結構アイテムが落ちていますが
半数がダミーです。
持ち物制限があるので,吟味して拾いましょう。
(まぁ,困ったら捨てれば良いんですが)
注意すべき点としては
・エンジンールームでエンジンを打たないこと。
・救命ポッドに入らないこと。
いずれも即死亡です。
真ん中の足が正しい足。
ロボットの復活作業
とある部屋に手足が取れた状態で倒れているロボットが
います。
「シラベル」でロボットを指定するとアップになります。
そんなに破損してないので上手くやれば作動しそうです。
コクピットで見つけたエネルギーカートリッジを差し込むと,
意識を回復します。
次に手と足を取り付けてやります。
(ダミーの手足を付けないように注意!)
手足を付けてもまだ動かない・・・
そおいうときは,今も昔も機械を直す定番行動「ぶっ叩く」。
2回叩くと完全に回復して自分の名前をボブと名乗ります。
そして,以後貴方に付いてきてくれます。
おまけ
会話モードの笑えるコマンド
「メフィウスカイマシタ」
「スターアーサー」
「チキュウ」
「ハマチ」
「ブリ」
(T&Eにおけるハマチの意味が分かる人は,
間違いなく筋金入りのT&Eフリークか元ユーザーズクラブ会員(笑))
このロボットを撃つとゲームオーバーだかんね。
完全回復の図
エネルギーユニット
ジャミルとの戦闘で故障した場合のパーツがここにあります。
ボブに聞けば,ここの倉庫にあることを教えてくれます。
あと,死にたくなったらこの部屋で入手できる爆弾を食べて下さい。
確実にゲームオーバーです(笑)。
パートナーその2・ボブ
「ソウイエバ,ドウシテ貴方ガレイソードヲ持ッテイルノデスカ?
レイソードハ,アーサーオウの子孫シカ手ニ出来ナイハズナノニ。
ソレニ,レイソードニ関スル資料ノ入ッタセラミックディスクは
既ニジャミルノ手ニ渡ッテイマス。」
「ジャミルナラ,ヨク知ッテイマス。私達ノ星「テラ」ノ文明ハ,1999年ニ
ジャミルノ攻撃ヲウケ滅ビマシタ。
私達ノ乗ッタ移民船団ハ,移住可能ナ惑星「シークロン」ヘ向カッテイタノデスガ
ジャミルノ攻撃ヲウケ・・・」
スコーピオン
ここでも幽霊船が見つかります。
ただし,今度の船には生命反応があるようです。
できるなら近寄りたくないところですが,戦闘で故障した際の
パーツがあるみたいなので,そうもいかない。
乗船時のアイテムは前回と同じで大丈夫でしょう。
ちなみに,ボブをパートナーにしていると彼も連れていけます。
連れていった方が絶対いいです。
アイテム探しに本当に役立ちます。
幽霊船内
ドッキングして乗り込むといきなりの変な画面に面食らうことでしょう。
これが,ウリの一つ『四分割画面』です。
それぞれ,前後左右の視点になっていて自分が見ていない方向は
反転しているという仕組み。
おまけに,船内の部屋のつながり方がダイヤ型につながっているので
混乱すること間違いなし。
とりあえず,歩き回って部屋の位置関係を早急に把握して下さい。
というのも・・・奴が来た!ほら!ドアの所から覗いている目!
エイリアン
このエイリアンはずっとゴーストシップに住み着いているだけあって
不死身です。レーザー如きじゃびくともしません。
なんとかして排除する方法を考えなければなりません。
さらに,こんなときだけリアルタイムになってますのでボサッと考えてると
襲われてしまいます。とにかく逃げましょう。
ただし,間違ってもそのままクラプトン?Uへ逃げ帰ってはいけません。
さもないと・・・
とりあえず,下の階へ行くハシゴがありますので降りていきましょう。
エイリアン退治
幽霊船の1Fを歩き回っていると転送ルームという部屋があります。
宇宙のどこかへは解りませんが物体を転送する装置です。
ここにエイリアンを誘い込めば・・・
エイリアンが常に自分の後を付いてくる(前の部屋にいる)事を
利用して,
1・転送ルームへ移動。
2・転送ルームの小さな扉を開けて操縦室へ。
3・操縦室のボタンを押して転送完了!
やれやれ。これで幽霊船の中をじっくり探検できそうです。
改めて幽霊船
幽霊船には修理用の光ファイバーが(二種類)あります。
(ボブを連れていないとまず解らないでしょうな。)
それと,1Fのある部屋には何かがしまわれています。
開きそうにもないので銃でふっとばしましょう。
中には宇宙用固形食料がしまわれています。
有り難く,いただいておきましょう。
オリオン座
全ての星雲を辿って、情報とアイテムを入手できたら
いよいよ、オリオンへ移動しましょう。
その後に、座標移動で暗黒星雲へ突入します。
当然暗黒星雲の座標は知っていますよね?
暗黒星雲・小惑星ジーク
さてさて、ジャミルの基地がある小惑星ジークへやってまいりました。
アイテムを4つ選んで外へ出ましょう。
ここで、必要なアイテムは
・宇宙服(必需品)
・レイソード(真打ち登場!)
・レーザーガン(定番)
・食料1(詳しくは後で・・・)
です。
勿論、パートナーのボブも連れていって下さい。
第一歩
方角はカーソルキーで選びます。
まずは正面に進んで下さい。
分かれ道
ここで、左右に道が分かれます。
どちらへ行っても結果は同じですが、
より冒険を楽しみたいのであれば、左をお勧めします。
アリ地獄
おおっと、いきなり流砂のアリ地獄!
貴方はなんとか抜け出せたが、重いボブは沈んでいく!
さぁ、どうする!
持ち物で長い物があるならそれを差し出して助けるべし!
(ちなみに見捨てることもできますが、当然あとでツケが来ます。)
(サシダス レイソード)
怪鳥
いきなり目の前に巨大な怪鳥が現れた!
レーザーガンもレイソードもびくともしない!
よくみると、でっかい首輪で繋がれています。
と、いうことは野良ではなくて飼われているということみたい。
となれば、畜生を手なずけるには今も昔もエサが一番。
エサになりそうな物を投げてやると、こちらのことなどお構いなしに
飛びついて食べ出しますからその隙に通り抜けましょう。
(上の分かれ道で右を選ぶとここへ直結します。)
(ナゲル ショクリョウ1)
レーザー・バリアー
遠くに見えるのはジャミルのミステリウム採掘鉱。
ただし、
目の前にはレーザーバリアーによるバリケードが築かれており、
そのまま進めば、黒コゲ確実。
ボブが付いていれば、赤外線サーチでバリアーを分析してくれます。
どうやら、バリアーは地面の下までは、張られていないようです。
穴を掘って下を潜って行くことにしましょう。
(ホルx5)
地雷原
次の障害は地雷原。そのまま進めばやっぱり御陀仏。
ボブがいれば、センサーで何処に地雷が埋まっているか
調べてくれます。一つ一つレーザーガンで破壊していきましょう。
(スキャンすると一瞬地雷が見えますのでモニター上にペンなどを
あてておいてから、カーソルをそこまで持っていくと便利。)
5つ破壊すると先へ進めます。
(ウツx5)
警備ロボット
ついにジャミルの採掘基地へと辿り着きました。
入り口には警備用ロボットが見張っています。
素早くレーザーで破壊しましょう。
(本当に素早く撃って下さい。こんな時だけリアルタイムです。
もたもたしてると向こうが先に撃ってきます。)
警備兵
いきなり、ジャミルの警備兵に出くわします。
「レイソードをよこせ!」と言っていますので、
足下に投げてやりましょう。
相手がレイソードに手を伸ばしたその一瞬がチャンスです。
相手を倒したら、スター・ウォーズよろしくコスチュームを
ぶんどって着替えておきましょう。
(レイソードを回収するのも忘れずに。)
準備が整ったら、ドアの左側のボタンを押して中へ侵入しましょう。
(ナゲル レイソード
ウツ
トル レイソード
キガエル
オス)
警備兵2
ながーいエレベーターを下って到着すると、またもや敵の警備兵。
ここで、何事もなく通してもらえるか、撃ち殺されるかはさっきの行動次第。
通路
強いミステリウム反応が通路の先からしてきます。
ミステリウムは近いようです。
カセリア
「お前がスターアーサーか。
私はジャミル第7皇帝・カセリアだ。
このカプセルの中にあるのがミステリウムだ。
1つの惑星からたったこれだけしか採掘されない・・・
さぁ、レイソードを渡せ!」
いよいよ、敵の親玉のおでましです。
エネルギーバリアを張ってあるので、こちらの攻撃は
びくともしません。
ですが、怯まずレイソードで斬りかかって下さい。
その内、大きな地響きが起こり、エネルギーバリアも破れてしまいます。
ひたすらキルを繰り返すとこうなります。
「馬鹿な!レイソードが反応し始めている。
これぐらいのことで反応するはずないのに!
・・・そうか!
私の計算違いだった!お前のサイコエネルギーが
レイソードとミステリウムを反応させたみたいだな!
ここは、惑星ジークの中心部だ。まもなくこの惑星も崩壊することだろう。
生きていたら、また会おう!さらばじゃ!」
エンディング
ちなみに、ゲームはカセリアが脱出するところで終わっていますが
テラ4001に付いてくるストーリーブックによると、
スターアーサーがミステリウムのカプセルを手にした途端に振動はやみます。
ミステリウムのカプセルを手にしたスターアーサーはジークを後にし、
いよいよ、ジャミルの本星・太陽系第3惑星テラへと向かうことになります。

Ashens to Ashens
http://www3.airnet.ne.jp/ashen/


1981年8月21日金曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,大地震(DAIJISHIN)(1981)~ワァー大地震だ!どうするどうする




大地震(DAIJISHIN)
ゲーム性 ★★★★ 非常に忙しい!アイデア勝利!2つの要素が楽しめる!
操作性 ★★★★ キー操作に問題無し
キャラクタ ★★★★★ バンダイ初期GDシリーズのキャラはナイス!
サウンド ★★★★ いかにもゲームデジタルっぽい音!
ハード ★★★★ コンパクトで可愛い
総合 ☆☆☆☆ 1万点までは比較的簡単に達成出来るが、その後が難しい!







大地震(DAIJISHIN)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1981年頃
(C)1981 BANDAI ELECTRONICS.
■ゲーム解説:ワァー大地震だ!どうするどうする(パッケージより)
ゲーム開始直後に激震が・・。
もしかして震源地はあなた?
大地震のゲーム画面1
大地震が起きていると言うのに
子供はのんきなモンです(^^.)  「地震・雷・火事・親父」にもあるように地震は大変恐ろしい天災の一つです。
地震は予期出来ないばかりか、火事・津波をも誘発し、毎回多くの犠牲者が出ており、痛ましい限りです。
平成7年に発生した阪神淡路大震災も同様でしたが、地元の方々の努力で復興を成し遂げる事が出来ました。
なんとバンダイはこの恐ろしい「地震」を題材にした電子ゲームを発売していたのです。
これが「バンダイ・LCDゲームデジタル・大地震」です。
地震と言えば、TVゲームでの演出の一種くらいな利用方法を考えると
「大地震」は地震そのものを扱っており、とても異質(貴重)な存在と言えますね。
 さてゲームの方に話は移りますが、舞台は地震の真っ最中!いつになったら、
収まるのか分かりません。(^^;)
料理中だった「奥さん(おばさん)」は大慌て!!
地震で倒れてくる家具(冷蔵庫・花瓶・タンス)をすばやく押さえなくてはなりません。
家具の揺れるパターンは3パターンあります。
3パターン目まで来たら要注意、急いで家具の所に移動させましょう。
家具を押さえると得点が10点加算されます。
(ちなみに得点下部でブラブラ揺れている電灯はゲームには関係ありません。
私は説明書を見るまで電灯だとは思いませんでした・・・(苦笑))
ゲーム画面の左端にガス台があります。地震の影響でガス台から火が燃え上ってしまって
とても危険です。一番左端に移動して、さらに[LEFT]キーを押すと消化器を放出します。
時たま出てくる消防士より先に火を消すとボーナス得点として500点が加算されます。
(何故、消防士が待機しているかは全くの不明なんですが・・・ ^^;)
ガス台の火は必ず消防士が消してくれるので無視していても構いませんが、
これを逃しては高得点は望めません。コツとしては普段はガス台の前で[LEFT]キーを連打
して消化器を放出しておいて、家具が倒れそうになるまで待ってから、
素早くまとめて押さえに行くという方法が良いようです。
「大地震」名場面集
▼家具を押さえろっ!
花瓶を押さえろっ! 冷蔵庫を押さえろっ! タンスを押さえろっ!
▼ビタンッ!倒れる家具!
花瓶が割れたっ! 冷蔵庫が倒れたっ! タンスが倒れてグチャグチャッ!
▼もーイヤ!奥さんミスポーズ集
キャ~! もうイヤ~! あなた助けて~!
待機している消防士よりも
早く火を消せ!
何故か時たま姿を現す消防士 消防士はガスの火を消してくれるが・・・ 自分で消すとボーナスだ!!  
家具が倒れると奥さんが嘆いてポーズ(OH!MY GOD!風)のポーズをとってミスとなります。
もちろん3ミスでゲームオーバーとなります。
尚、ゲーム1の設定は震度5(強震)で、ゲーム2は震度7(激震)となっており、
地震体験にはもってこいです(そんな事ないって ^^;)。
このゲーム、家具が倒れるパターンや2種類あるミスポーズ、燃え上がる炎の表現が
良く出来たゲームだと言えます。ゲーム的には同シリーズの「バクダンマン」に比べてテンポが悪いのですが、
地震という題材を見事にゲーム化したバンダイには頭を下げざるを得ません。
勇敢な奥さんの活躍を是非、ご覧ください。
■本体解説:ちょっと高級感あるゲームデジタル!
何とケースが標準添付!!
ゲームデジタル共通ケースとマスコットキャラ  「バンダイ・LCDゲームデジタル(GD)」4800円シリーズについては「バクダンマン」をご覧下さい。
バンダイゲームデジタルシリーズは初期のシリーズと言う事もあってか、
時刻設定を行う[TIME]スイッチを搭載しているのが「クロスハイウェイ」「バクダンマン」「オットセイランド」
だけで「大地震」「ツッパリカラス」からは省かれており、途中で本体仕様が変わっています。
しかし、初期のGDシリーズのボディは少し高級感があり、任天堂の「ゲーム&ウォッチ」と互角に張りあえる
デザインになっています。
今後、バンダイのLCDゲーム機は子供向け・低価格化でデザインも簡素なものになっていってしまうのが
少し悲しいです。
なお、このシリーズには電卓についている様なソフトケースが付いています。
中には時刻の設定方法が書いてあったり、表にマスコットキャラが書かれていたり
初期のバンダイゲームは気合が入っている事が分かります。
マスコットキャラがあるシリーズゲーム機なんてそうありませんから・・・・。
(って言ってるそばからタカラの「システム カード&アクション」にはマスコットキャラがいた事を
思い出しました(爆))。
■備考:本当に地震が起こったら・・・?!
地震が起こったら、大地震の様にしてはいけません。
まず、出来るだけ倒れそうな家具から離れます。そしてテーブルなどの下に隠れます。座布団等で頭を保護すると尚良し!
ガスは素早く消して元栓も閉めましょう。・・とは言え、現在のガスのマイコンメーターには一定以上の揺れを感知したら
自動的にガスの供給をストップする機能が付いているようです。しかし、そればかりに頼ってはいけません。
詳しくは、「消防庁のホームページ(http://www.fdma.go.jp/)」に載っていますので、これを機会に是非御覧下さい!!
電子ゲームを通じて防災知識を学ぶ・・・素晴らしい事ですよ!!本当に!!
無理せず、
身の安全を考えよう!
大地震のゲーム画面2
参考:「大地震」説明書(バンダイ)/「消防庁ホームページ(消防庁)」
Special Thanks!:ぴょん吉氏

JUN AMANO'S HOMEPAGE               
http://homepage3.nifty.com/lsigame/

           
     

1981年7月20日月曜日

[機器] Casio VL-1(VL-TONE)





[機器] Casio VL-1(VL-TONE)
CASIO VL-TONE VL-1
2018年11月17日(土) 21時16分54秒
テーマ:アーカイブ
いつも朝からFMラジオを聴きながら仕事してるのですが、
朝の番組で、YMO特集をやってまして、懐かしいテクノポップ連発で!
それで、シンセサイザーの走りという、
小学生の頃に持っていた「CASIO VL-TONE」を思い出して、
クローゼットを探してみたら、ありました!
裏の保証書には、昭和56年5月10日となっています!
で、今は無くなってしまった四日市一番街の文化センター白揚で買ったようです!
ネットで調べてみると当時1万円以上したようですが、お年玉で買ったのでしょうか??
35年以上ぶりぐらいで、電池を入れてみたら、ちゃんと使えました

南野クラフト建築設計室
http://www5c.biglobe.ne.jp/~n-craft/

南野クラフト建築設計室 きまぐれ日記2
https://ameblo.jp/ncraft/entry-12479790893.html















演算機器の歴史
年月 国名 事象
1981年 アメリカ
IBMが初代IBM PC用に発売したDOSが「PC DOS」で、1982年よりマイクロソフトがIBM以外のメーカーにOEM提供を開始したものが
「MS-DOS」であったが、マイクロソフトは後に1981年から「MS-DOS」と呼んでいる。
1981年 日本
カシオ計算機は、世界初のVLSI化されたワンキーボード電子楽器「VL-1」を開発し、
電卓、シンセサイザー、ミュージックシーケンサーの機能を持って、35,000円で発売された。
1982年10月 日本
NECは、16ビットパソコン「PC-9801」を発売した。CPUに16ビットのNEC製μPD8086(5MHz)、インテルの8086ファミリチップを採用した。ハードウェア面ではPC-8000/8800シリーズを上位継承したことで従来のPCユーザーが取っつきやすいように工夫されていた。また、高速な日本語表示のためにテキストVRAMを搭載していた。
1983年06月 日本
パソコン既存メーカーに対して出遅れた家電メーカーの団結を背景として、MSX規格が考案されて発表された。米マイクロソフトとアスキーによって提唱された8ビット・16ビットのパソコンの共通規格。
1983年07月 日本
任天堂より家庭用ゲーム機としてファミリーコンピュータ (Family Computer) が「HVC-001」が発売された。 8ビットCPUは専用LSIのリコー製RP2A03で、ゲームプログラムはROMカートリッジで提供した。1985年10月アメリカで販売したのを皮切りに世界に広がった。
1984年06月 日本
トロン(TRON)プロジェクトは、坂村健による、リアルタイムOS仕様の策定を中心としたコンピュータ・アーキテクチャ構築プロジェクトが開始された。プロジェクトの目指す最終的到着点のグランドイメージとして「どこでもコンピュータ=HFDS」を掲げて、デジタル家電で広く使用されている。
1984年08月 アメリカ
IBMがパーソナルコンピュータ 「モデル5170」 を発売した。これ以降、IBM PC互換機として、アーキテクチャーを継承した、いわゆるPC/AT互換機全般や、そのアーキテクチャー群を指すした。
1985年11月 アメリカ
マイクロソフト(Microsoft)のウィンドウズ(Windows)が登場した。初期バージョン「Windows 1.0」は独立したOSではなく、MS-DOS上で稼動するGUIを実現するアプリケーションであった。のちに、GUI環境で先行していた1984年登場のMac OSを追い越して世界のパーソナルコンピュータ市場でトップシェアとなり、2009年10月にはインターネット上で使用されているクライアントの市場シェアの約90%を得た。
1985年11月 日本
日本電気 (NEC) が開発・提供したスーパーコンピュータ「SX-2」は世界で最初にGFLOPSを越えたスーパーコンピュータで、Cray-2に抜かれるまでのひとときであったが世界最高速であった。
1998年11月 日本
ドリームキャスト(Dreamcast)は、セガ・エンタープライゼス(後のセガゲームス)が発売した家庭用ゲーム機である。一般にはDCやドリキャスの略称で呼ばれる。
1990年05月 アメリカ
マイクロソフト(Microsoft)「Windows 3.0」は、MS-DOSを拡張する16ビットオペレーティング環境(Operating Environment:)。1991年に発売された改良版「Windows 3.1」が爆発的に売れた。
1990年10月 日本
日本IBMが「PS/5535-S」で初めてVGAのみを搭載した機種で、それに対応したOS「IBM DOS バージョンJ4.0/V」を発表した。これがDOS/Vの最初のバージョンになった。
1991年09月 スェーデン
リーナス・トーバルズ(Linus Torvalds)は「Linuxカーネル」を開発し、一般に公開した。開発を促進するために、Linuxのファイルはヘルシンキ工科大学のFTPサーバ (ftp.funet.fi) にアップロードされた。トーバルズの協力者であり、当時そのサーバの責任者であったレムケは、トーバルズに相談することなく、サーバ上のプロジェクトに「Linux」という名前をつけた。
1993年06月 アメリカ
Hillis と Sheryl Handler はシンキングマシンズ社を創業し、AI研究、CM-5 では、アーキテクチャを完全に変更し、Fat Tree構成のネットワークでSPARC RISCプロセッサを接続し、MIMD方式で動作した。世界スーパーコンピュータのベンチマーク(LINPACK)によりランク付けでTOP500の第1回首位に輝く。
1993年11月 日本
航空宇宙技術研究所が研究用に構築した数値シミュレーション向けのスーパーコンピュータ「数値風洞」が、世界スーパーコンピュータのベンチマーク(LINPACK)でランク付けTOP500で首位になる。
1994年06月 日本
富士通「数値風洞」1995年11月まで、1996年6月は日立「SR2201」、1996年11月は日立「CP-PACS」がTOP500の首位を2年半維持した。
1994年12月 アメリカ
カリフォルニア工科大学で開発された、インテルパラゴン「Paragon XP/S 140」が、TOP500の首位になる。
1994年12月 日本
ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) (現:ソニー・インタラクティブエンタテインメント (SIE) )から家庭用ゲーム機「プレイステーション」(PlayStation)、が発売された。置き型の家庭用ゲーム機史上初めて累計出荷台数が1億台を突破した。
1996年 日本
本田技研工業(HONDA)が人型をしたロボット「Prototype Model P2」の開発が正式に発表された。後の「ASIMO」の二足歩行ロボット。開発の途中でローマ教皇庁に人間型ロボットを作ることの是非について意見を求め、問題がないことを承認してもらった。
1997年06月 アメリカ
インテル(Intel)スーパーコンピュータ「ASCI Red」が2000年6月までTOP500の首位になり、引き続きIBMの「ASCI White」が2001年11月まで首位になった。
2000年 日本
本田技研工業(HONDA)が、世界初の本格的な二足歩行ロボット「ASIMO」を発表した。予測運動制御によって重心やゼロモーメントポイント(ZMP)を制御して自在に歩くことができ、階段の上り下り、旋回、ダンスなども可能。
2001年11月 アメリカ
マイクロソフトが開発および販売を行った家庭用ゲーム機「XBOX」で、ゲーム市場に参入した。Xboxは固定されたゲームプラットフォームだったが、Windows 8ではエンターテインメントブランド、Windows 10ではゲームをコアとしたサービスプラットフォームと広がりを見せている。
2002年06月 日本
JAMSTECと日本電気が「地球シミュレータ」は、スーパーコンピュータの計算性能のTOP500で IBM ASCI White に5倍の差をつけて首位を獲得し、2004年6月まで2年半の長期に渡ってトップを譲らなかった。
2004年11月 アメリカ
ブルージーン(Blue Gene)プロジェクトがローレンス・リバモア国立研究所と共同で開発されたスーパーコンピュータ「Blue Gene/L」は、地球シミュレータを抜いて当時の世界最速のスーパーコンピュータとなった。
2010年10月 日本
政府の「事業仕分け」で、当プロジェクトは「予算計上見送りに近い縮減」(事実上の凍結)と判定された。
2011年06月 日本
文部科学省の次世代スーパーコンピュータ計画の一環として、理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ京(K computer)がTOP500で1位を獲得した。2012年9月以降は、地球物理、生理学、天文科学、気象地震、製造技術など共用が開始された。
2013年06月 アメリカ
ローレンス・リバモア国立研究所の「Sequoia Blue Gene/Q」がGraph500で首位になる。TOP500では有効に計測されない大規模データ処理の処理性能を競うGraph500が公表された。
2013年11月 日本
東京工業大学 「TSUBAME-KFC」がGreen500で、日本製スパコンとして初めて1位を獲得した。Green500は、世界で最もエネルギー消費効率の良いスーパーコンピュータを定期的にランク付けし評価するプロジェクトである。日本では「スーパーコンピュータの省エネ性能ランキング」などと呼ばれる。2014年6月まで2年連続1位。
2013年11月 中国
国家超級計算広州中心ではスーパーコンピュータ「天河2号}(MilkyWay-2)がTOP500で首位になり、その後「天河-1A」が2015年11月まで首位となった。以降2016年11月時点で「神威・太湖之光」がTOP500で1位。
2014年06月 日本
理化学研究所とペジー・コンピューティング(PEZY Computing)の「菖蒲」(Shoubu)がGreen500で首位になり、2016年6月までの3期トップを守った。

1981年7月13日月曜日

[ゲーム][LSDゲーム] エポック,パクパクマン-T/U(PACPAC MAN)(1982)~エポック社ポケットデジコム・シリーズ



パクパクマン-T/U(PACPAC MAN)
エポック社/ポケットデジコム・シリーズ/1981(?T),82(?U)年頃
(C)1981 EPOCH
ゲーム性:★★★★★
パックマンを忠実に再現。難易度やさしめ。テンポ良いゲーム展開!
操作性:★★★★
方向キーのみなので簡単操作。操作性良好。
キャラクタ(画面):★★★★★
エサをフルーツにしたりするなどパックマンより良い!
サウンド:★★★★★
この当時にしては驚きのメロディ音!
ハード:★★★★
ゲーム使用キーが4方向キーのみという斬新なデザイン。
総合:☆☆☆☆☆
パックマン系ゲームの中でイチ押しだと思う!ぜひゲットせよ!
■ゲーム解説:業務用のパクリだが、見事に小型化!
パクパクマンの画面  1980年にナムコが発売した業務用ゲーム「パックマン」は日本に留まらずに世界的にヒットとなりました。
特にアメリカではかなりの数の関連グッズが発売されるなど、かなりのフィーバーぶりだったようです。
当時、コンピュータゲームに著作権が認められる事はあまり無かったために、
インベーダーゲームと同じく、コピー基板はもとより、TVゲーム・パソコン等にもバンバン無許可で移植されていました。
こういった流れは電子ゲームでも例外でなく、移植しやすい題材だったのか幾つか同じようなゲームが登場しました。
この「パクパクマン」以外にも、
トミー「パックマン」・バンダイ「パックリモンスター」・学研「パックモンスター」「スーパーパックモンスター」
が出ていました(私の知る限り)。似たような名前ばかりでややこしい事この上ないです(苦笑)。
ただし、トミーの「パックマン」は、ちゃんとしたナムコからのライセンス品です。
本体まで黄色く丸い形をしている凝りようです。
パックマンというゲームは一見すると電子ゲームに簡単に移植できそうですが、そこには大きな落とし穴が隠されています。
それは、原作ではエサを食べる・モンスターを食う/食べられるの表現はパターン同士が重なって表現されているのです。
電子ゲームでは構造上、パターンの重なりは許されません。
メーカー側もその辺は苦慮した様で、大体が1つのパターンを
「丸いポチ(エサ)の周りに○で囲み(パックマン)、さらに大きな○で囲む(モンスター)」というスタイルにしていました。
(たとえば、○の上の部分に目を付けたようなパターンがパックマンとか・・・)
これだとパターンはたくさん配置出来るのですが、キャラクタの印象は薄くなってしまいます。
また、その様なパターン配置ではないトミーの「パックマン」も、原作のパックマンの形を重視したために
「後ろ向きにはエサを食べられない」という弊害も生まれてしまいました。
そこで、「パクパクマン」はエサとパクパクマン&モンスターを交互に配置しました。
これによりエサはそれ程配置出来ませんが、キャラクタは余裕を持ってデザイン出来る様になりました。
「パクパクマン」では従来「点」だったエサが「フルーツ」になり、プレイヤーのパクパクマンは正面を向いています。
正面を向いたまま移動してで食べている様に見えるのか・・・と思われがちですが、
交互に口を開けたパターンになっているので、ちゃんと食べている様に見えます。
それどころか、にっこりしたり、困った顔のパクパクマンには愛着さえ湧いてきます。
ここら辺はエポックのデザインの勝利と言えましょう。
さて、ゲーム内容ですがゲームモードにして上移動キーを押すとメロディが鳴って、迷路の右下から始まります。
移動キーを使ってパクパクマンを動かし、モンスターを避けながら全てのエサを食べれば1面クリアです。
橋の下を通る時にはパクパクマンやモンスターは表示されません。又、ここにもエサ(見えない)があります。
「★」を食べるとモンスターが5秒間点滅して、パクパクマンはモンスターを食べる事が出来ます。
連続して食べると、10点・30点・50点・70点・90点・・・・・・と点数が加算されます。
迷路中央に時々「?」が表示される場合があります。これを食べると10~90点が加算されます。
迷路の上下にはワープトンネルがあり、右上・左下と右下・左上が15秒間毎に交互に開いています。
右上のワープトンネルに入ると、左下から出てきます。
モンスターは迷路をクリアする度にスピードが増していき、最大スタート時の5倍の速さになります。
得点が2,000に達するとパーフェクト「HHH」となり、ゲーム終了となります。
原作でもそうですが、こういったゲームはどうしてもパターンを覚えれば簡単に攻略できてしまうものです。
このゲームでもそうですが、それでもHHHまでのスピーディな展開にハラハラドキドキしていました。
■本体解説:6大プレイメカ(多機能ウォッチメカ)搭載!!
操作キーの配置が斬新なポケットデジコムは、他にも「モンスターパニック」「オイルギャング」があります。
又、画面サイズが大きなった「ポケットデジコム・スーパーワイド」もあります(「妖怪ゴルゴン」「フクちゃん・お化けなんか恐くない」など)
このシリーズの特徴としては、
時計機能・カレンダー機能(曜日表示はない機種がある)・アラーム機能・ストップウォッチ機能・ラップタイム計測機能があります。
当時、これとゲームを合わせて「6大プレイメカ」と呼んでいました。
ストップウォッチは1/10秒までしか計測できず、しかも20分になると自動的に時刻表示に戻ってしまうためにカップラーメンのタイマー位にしか使えませんでした(汗)。
アラームを設定すると、ゲーム中でも指定した時刻にアラームが鳴ります。ゲームメロディが鳴っている最中でもアラームが鳴ります。
「パクパクマン-U」は「-T」の1年後に発売された(確か^^;)廉価版で、本体色以外は全く変わっていません。
(T→6,000円 U→4,800円)
■備考:職人気質なエポック社
これはエポック社の全ての製品に言えるのですが、保証書の欄に製品チェックしている検査員の方のハンコが押してあるのです。
ちゃんと1つ1つ動作確認しているのだな・・と職人気質で品質管理が徹底されている事が分かります(他のメーカーもそうだと思いますが)。
■当時の思い出:私的攻略ルート公開!
パクパクマンは言ってみれば「パターンゲーム」なのでパターン通りに行けば、ある程度楽勝に攻略出来ます。
この攻略ルートは人それぞれで、度重なるプレイによって見出されるものです。
大抵、一度覚えた攻略ルートは「指」で覚えてしまう為に、新たなルートを受け入れるのには難しいものがあるでしょう。
否定的な立場を取る方もいるでしょう。
それでは参考までに私の攻略ルートを紹介します。
これが最短・最良ルートではありませんが、私にとっては攻略しやすいルートです。
迷路中の黒い線がルートで、赤い部分はエサを食べるポイントです。
もし、まだ攻略ルートが確立出来ていない方がいらっしゃいましたら、
ぜひ参考にしてください。
 
Jun Amano's Homepage
http://homepage3.nifty.com/lsigame/
   
ゲーム研究所3948
http://hori3948.g2.xrea.com/ff2/index.html
http://hori3948.g2.xrea.com/
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Bingo/3948/

あのゲームをもう一度。
https://shamirgame.blog.fc2.com/

techno-dependency
https://blogs.yahoo.co.jp/kawasaki19600207
https://blogs.yahoo.co.jp/kawasaki19600207/folder/448815.html









■懐かしい電子ゲーム時代
1979年頃,パドルでボールを打ち返すテニスゲームを組み込んだTVゲームが主流の頃にLED(光表示)などを採用した
電子ゲームが登場します。電子ゲームはTVモニタを必要としない主に電池式に携帯ゲーム機です。
LSIゲームとも呼ばれる電子ゲームはTVゲームと違って大抵1種類しかゲームが出来ませんが,
TVゲーム機に比べて安い事(TVゲームが1万~2万なのに対して電子ゲームが5~6千円)や,
バリエーションが豊富な点で子供達の間に徐々に浸透していきました。
1980年に任天堂がゲームウォッチを発売し,電子ゲームブームが訪れます。
このブームのおかげで,沢山のメーカーから電子ゲームが発売されました。
しかし,電子ゲームで使われているLEDやLCD(液晶表示)やFL(蛍光管表示)という技術は,
パターン(キャラクタ)を重ねる事が出来ない為に動きがコマ送り状になってしまうばかりでなく,
画面内に配置されるパターンの数が限られるためにうまく作らないと他と似たり寄ったりの内容になってしまうのです。
ゲーム内容的には何かを受け止めたり,パックマン・インベーダ・ギャラクシアン型のゲームが主流でしたが,
感受性豊かな子供達はよほどアイデアを練り混んだ「面白い」ゲームでないとじっくり遊んでくれません。
よって,ゲーム内容が他と同じでキャラを替えただけのゲームでは子供達は振り向いてくれないのです。
電子ゲームと言えども高額玩具である事には変わりません。1年の間に幾つも電子ゲームを買ってくれる家庭はそうなかったと思います。
子供たちは慎重にゲームを選ばなければならない,メーカーは面白いゲームを作らなければ売れない・・・・・。
「面白さ」を通しての一種の駆け引き,真に「面白さ」を追求していた時代かも知れません。
そんな電子ゲームブームも「ファミリーコンピュータ」の登場で,意外にも短い期間で幕を降ろします。
近年,ゲームはグラフィック・サウンド共にもの凄い勢いで進化しています。
しかし,ゲームも複雑になり気軽に,そして簡単に遊べるゲームが少なくなって来ました。
このページは当時電子ゲームを遊んだ方が懐かしんでもらおうと作成しました。
ここに掲載された電子ゲームを見て,押し入れから眠っているゲームをプレイしてくれたら幸いです。
あなたも当時夢中になって遊んだ電子ゲームのあのピコピコ音を思い出してみませんか?
■電子ゲームに対するメーカーのこだわり
電子ゲームには,同じメーカーでも様々な機種が存在します。
電子ゲームはどうしてもゲーム内容が単純になってしまうのでメーカーも最新の技術を駆使して
子供達の目を引こうとします。例えば,太陽電池を組み込んだり,三角柱で三面にスクリーンを搭載し回しながらプレイするものや
腕時計式のもの,中には必然性を疑う様なプラモデルの中に電子ゲームを組み込んだものやAMラジオ付きのものも存在します。
パックマン型のゲームや,業務用筐体を意識したゲームなど「見ても楽しい」のが電子ゲームの特徴で,当時の友達への自慢のネタにもなりました。
電子ゲームの発売していたのは主に任天堂,バンダイ,エポック,トミーなどでした。
任天堂は「ゲーム&ウォッチ」で一躍トップメーカーに,バンダイは「質より量(質もそこそこ良い)」,
エポック・トミーなどはFLゲーム機にて業務用に迫るクオリティを実現していました。
他にも,学研もかなりの数の電子ゲームを発売しており,当時本当に「この会社は『学習』研究社なのか?」と疑ったほどでした。
電子ゲームの初期の頃はオリジナル作品が多かったのですが,当時放送していたアニメーションを基にしたゲームも登場する様になります。
電子ゲームでアーケード作品(又はパクリ)はたくさん出ていましたが,LCDなどの特性上,かなり移植が難しかったようで,
キャラの知名度でそれなりに売れるアニメキャラ使用の電子ゲームをバンダイ,ポピー,ヨネザワ玩具などからかなり発売されました。
 私自身,「電子ゲーム」はこの1979年~1984年位までに発売されたLSIゲームの事を差すと思っています。
いまのLSIゲーム機はどことなく作りが安く,なんせメード・イン・ジャポンじゃないので,
もう心を振るわせる程の電子ゲーム機が登場しないのかと思うと少し寂しい思いがします。
■電子ゲームを手に入れるには?
さて,20年近く経った今,電子ゲームを手に入れる事は可能でしょうか?
答えは「可能」です。ただし,商品の入れ替えが激しい量販店では手に入らないと思います。
秋葉原などでレトロ商品を扱っている店がありますが,とんでもない価格設定(レア価格)をしている場合もあります。
そこで,ローカルな玩具屋を狙いましょう。「昔,通ってたけどいつの間にか行かなくなったおもちゃ屋」にもう一度足を運んでみましょう。
ただ,パッと見ただけでは見つからない場合があります。
ショーケースの中のファミコンソフトなどの奥を注意深く見てみましょう。意外と手に入らないモノが手に入るかもしれませんよ。
ただし,結構年数が経っている為に壊れている可能性があります。注意しましょう。
「壊れているかもしれないけど買う」と「買わない」とで,マニア&一般人を分ける事が出来るでしょう(笑)←ちなみに私は前者です(^^;)
   
Jun Amano's Homepage
http://homepage3.nifty.com/lsigame/
   
ゲーム研究所3948
http://hori3948.g2.xrea.com/ff2/index.html
http://hori3948.g2.xrea.com/
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Bingo/3948/

あのゲームをもう一度。
https://shamirgame.blog.fc2.com/

techno-dependency
https://blogs.yahoo.co.jp/kawasaki19600207
https://blogs.yahoo.co.jp/kawasaki19600207/folder/448815.html