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2004年1月14日水曜日

[設定][OS] Windows NT 4.0 Workstationのインストール

[設定][OS] Windows NT 4.0 Workstationのインストール
Windows NT 4.0 Workstationのインストール
■ファイルのコピー
Windows NT は,システムCD-ROMの「I386」というディレクトリをハードディスクに丸ごとコピーして,そこからインストールを実行できます.さらに専用のブートフロッピーを作成・使用しなくてもインストールできるという裏技(禁じ手?)があります.
余談になりますが,この「I386」というディレクトリをここでコピーし,インストール後も削除しなければ,NT上で各種設定を変更してシステムCDを要求されるたびごとにネットワーク経由でCD-ROMをセットする必要がありません.
例に取り上げている Mebius PC-PJ1-M3 は4.3GBのハードディスクを内蔵しております.実用上,100MB強のI386ディレクトリは削除しなくても支障ありません.デスクトップ機の代替使用が主ですからサスペンド用のパーティションも解放しましたし,さらに出荷状態ではWindows98のシステムCDが丸ごと入っている(と思われる)ことを考慮しますと,I386ディレクトリを残しておいても出荷状態よりはハードディスクを広く使えるということになります.
再度確認しますが,ノートPCの第1パーティションはFAT16でフォーマットされており,Workgroup Connection のインストールは完了しているとします.第1パーティションには十分な容量を確保しておきたいところです.OSのインストール領域やスワップファイル領域も含めた容量が望ましいでしょう.私の場合は750MBとしました.こちらの設定が済んでいない場合はこちらを参照しながら設定して下さい.
Workgroup Connection 用のブートディスクでシステムを起動します.ここで挙げた例に沿って解説しますと,まずデスクトップ機のCD-ROMドライブをDドライブとして使用できるように設定します.コマンドラインで次のように入力してリターンキーを押して下さい.
NET USE D: \\DESKTOP\CDROMx24
ちなみに「CDROMx24」という共有名の「x24」は24倍速という意図が込められています(だからどうした).まったく個人的な事情です.
接続したドライブにNTのシステムCDを挿入して下さい.うまく接続できているのならば,ノートPC側で「DIR D:」とコマンドラインで実行するとCD-ROMにおける最上階層のファイル一覧が表示されるはずです.「I386」というディレクトリが見えるでしょうか?
そのディレクトリが見えたのであれば,次はXCOPYコマンドでノートPCのハードディスクへI386ディレクトリを丸ごとコピーします.
XCOPY D:\I386 C:\I386 /E
最後の「/E」オプションは,サブディレクトリまで丸ごとコピーする,という意味です.このコマンドを入力してリターンキーを押すと,
Does I386 specify a file name
or directory name on the target
(F = file, D = directory)?
と聞いてきます.ディレクトリとしてコピーしたいので「D」キーを押して下さい.するとNTのシステムCDのI386ディレクトリが丸ごとCドライブにコピーされます.
コピーが正常に始まると,コピー中のファイル名が画面に表示されますが,何だか異常なほどに遅いと感じられることでしょう.Windows同士で繋いでいる時と比較すれば明らかです.私の環境では100Mbpsで繋がっているのにも関わらず,なぜこんなに遅いのかと少々疑問に思いましたが,考えてみると当然です.通信方式は半二重ですし(あまり関係ない),何と言ってもDOS上です.シングルタスクのOSである上に,メモリ領域が(Windows上に比べると)非常に小さいですからバッファリング用のメモリ領域はほんのわずかでしょう.
コピーにはかなりの時間を要しますので,本を読むなどしてお待ち下さい.
それが終了しましたら,同様にサービスパックと各種ドライバもここでコピーしておくと,NTをインストールした直後にある程度のところまで設定を済ませられます.当然ですが,最低限ネットワーク関連のもの(ネットワークカード用のNT上で使用するドライバなど)がI386に含まれていない場合は,ここでコピーしておかないとNTからネットワーク接続できませんので,必要と思われるものはこの時点でコピーしてしまいましょう.
■NTインストール
当然ですが,特にこの項目は一度通読してから実行して下さい.
ハードディスクに「I386」ディレクトリのコピーが完了しましたら,次はセットアップです.ここではフロッピーを用いないようにセットアップします.
まずはコピーした「I386」ディレクトリへ移動してください.コマンドプロンプトでまず「C:」と入力してCドライブへ移り,さらにコマンドプロンプトで「CD I386」としてI386ディレクトリへ移ります.
移動が完了しましたら,コマンドプロンプトで「WINNT /B」と入力して下さい.「/B」オプションが起動ディスクなしでセットアップを進めるためのオプションです.セットアップが始まります.
「ハードディスクにファイルをコピーします.しばらくお待ち下さい.」というメッセージが表示され,この作業にはなぜか莫大な時間を要します.「もうコピーしたのではないか?」というのもごもっともなのですが,どうやらファイルを解凍して新たに書き込むことを「コピー」と呼んでいるようです.本を読むなどしてお待ち下さい.
コピー作業が終了し,システムを再起動します.
「セットアップへようこそ」の画面が表示され,画面の表示に従って操作を進めて下さい.
このままでインストールできれば良いのですが,私がMebius PC-PJ1-M3 に対してセットアップを行った際はインストールが中断してしまいました.
再現することができませんでしたので,表示されたメッセージを提示することができないのですが,「大容量記憶装置の問題でインストール続行ができない.LOCKコマンドについて詳細を見よ.」という趣旨だったと思います.
この問題が生じると,あれだけ長い時間かけたファイルコピーがパーになり,もう一度最初からやり直すしかありません.
というわけで,とりあえずLOCKコマンドを実行して下さい.コマンドラインで「LOCK C:」と入力してリターンキーを押すと,
WARNING: The LOCK command enables direct disk access by programs
that can CORRUPT file names and/or DESTROY disk data, resulting in the
loss of files on your disk.
Are you sure (Y/N)?
という警告が出ます.意訳しますと,「LOCKコマンドを用いると,プログラムから直接ディスクを操作できるようになる.これによってファイル名を不正にしたり,データを破壊したりすることが可能になり,結果としてファイルを失う可能性がある.どうする?」といったところでしょうか.
敢えてこういったメッセージを表示するということは,このコマンドがそれなりに危険なコマンドであるということなのでしょうが,ここで「Y」キーを押して実行しないとインストールは続行できません.
OSを通してではなく,あるプログラム自身が直接ディスク操作を行えるということは,確かにOSからの統一したファイル操作が行えないという意味で危険なのでしょうが,そのOSのインストーラが直接ディスクを操作することを要求していると考えればそれほど危険とは思えませんし,当然のこととも思えてきます.
というわけで,私は躊躇なく「Y」キーを押し,LOCKコマンドを実行しました.
その後,再度セットアップ作業を行うと,無事にインストールが終了し,NTを起動することができました.
もしLOCKコマンドを使用しなければ明らかにセットアップは中断されるということが既知であれば,セットアップの前にLOCKコマンドを使用しておくことをお奨めします.そうしておかないと前述の「ファイルのコピー」に費やす莫大な時間が無駄になってしまいます(経験者談).
ただし,「万が一この操作によって何らかの障害が発生した場合におきまして,私は一切の責任を負わないものとします.」ということを再度明示しておきます.
設定
WindowsNTに関する情報は,参考文献や雑誌やネット上などから入手が容易ですし,Mebius PC-PJ1-M3上におけるNTの設定方法や詳細な情報はこちらのサイトにありますのでそちらを参照して下さい.
ここではNT自体に関する説明は省略しますが,個人的な使用感などを記しておきます.
上記のサイトからドライバを入手して使用したのですが,まずWindows98上では56kbpsでプロバイダと接続できていたのが,33.6kbpsに落ちてしまいました.これは偏にドライバが原因なのでしょう.しかしプロバイダ接続はMebiusからは殆ど行いませんし,行ったとしてもメールチェックくらいですからこの速度でも何ら問題ありません.これが気になる方は現時点ではWindows98を使用するしかないようです.
私はMebiusをデスクトップ機の代替として使用しております.よってマウスは外付けのものを使用しております.上記のサイトから入手したドライバで,内蔵のポインティングデバイスを使用する,しないの設定ができます.内蔵のデバイスを「使用する」に設定していても,外部のマウスをしようできるのですが,内蔵のデバイスに指が触れたとたんに何だか外部マウスの認識がおかしくなるようです.面倒でもオン・オフは設定する方が良いでしょう.
デスクトップの代替ですから,サスペンド機能は使用しておりません.よってサスペンド用のハードディスクのパーティションは削除して解放してOS上から使用できるようにしています.広くなっていいですよ (^-^).しかしそのおかげでBIOSなどをいじっているときに何かの拍子で「サスペンド用のハードディスクパーティションがない!」といって赤地に黒字のウィンドウが出て怒られるのですが,気にしてません.
Windows98で使用していた頃に試しにサスペンド機能を使用していましたが,画面が復旧して使用可能になるまでにかなりの所要時間がありました.確かに使用状態が保存されるのは使い方によっては利点があるのかもしれませんが,OSをゼロから起動するのと大差ない復旧時間でしたし,ハードディスクにイメージを持つサスペンドはいざというときにトラブルの原因になりやすいですから,サスペンド機能を使用できなくすることに躊躇しませんでした.
省電力機能に関してはWindows98の方が格段に上手でしょうが,旅行の共にNTをインストールした状態で持って行った際,電車や飛行機の中でメールなどを書いている分にはそれほどバッテリーの消耗は気になりませんでした.ただし本気でモバイルを考えておられる方はやはりWindows98の方が良いと思われます.
最近は Mebius with NT をゼミなどに持ち込んでプレゼンなどで頻繁に使用しますが,NT用のディスプレイドライバでもきちんとCRT出力がサポートされており,何の問題もありません.パワーポイントを使用していて,Windows95/98などが固まってしまってプレゼンが台無しになるケースをたまに見かけます.その点NTだとかなり安心です.
用途に合わせて最適の使用方法をお選び下さい.とりあえずデスクトップ機の代替ということであれば,NTは最高ですよ.現在のところ不満はありません.

どうもどうもいなだです
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/Network_install/Config_MS-DOS.html
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/Network_install/Config_MS-DOS.html
http://www.venus.dti.ne.jp/~inada/Network_install/index_network_install.html




2003年6月19日木曜日

[設定] Win95にWMP(Windows Media Player)7.1をインストールする方法


[設定] Win95にWMP(Windows Media Player)7.1をインストールする方法
Win95にWMP(Windows Media Player)7.1をインストールする方法
投稿番号:104637  
投稿日:2003年02月07日 13時41分32秒 
お名前:Mr.Q
E-mail=Q@a.b.c
コメントの種類 :その他
原典:http://www.pppr.sk/rainbow/wmp71w95.html
内容の要約:Windows Media Player 7.0(wmp7.exe)から SETUP_WM.EXE を取出してWindows Media Player 7.1(mp71.exe)に入っている SETUP_WM.EXE と入替えて実行する。
手順:wmp7.exeとmp71.exeを各々適当なディレクトリに展開(解凍)しwmp7.exeに含まれる SETUP_WM.EXE をmp71.exeを展開したディレクトリに上書きし実行するだけである。
2003/02/07現在、日本語版 Windows Media Player 7.0(wmp7.exe)は
MSサイトからダウンロード出来ないが、私は雑誌の付録CD(DOS/V Magazine 2000/10/15)から入手しました。
日本語版 Windows Media Player 7.1 の直リンク
http://download.microsoft.com/download/winmediaplayer/wmp71/7.1/W982KMe/JA/mp71.exe
手持ちのファイル
mp71.exe Ver 7.01.00.3055 SIZE 10,503,824 BYTE
wmp7.exe Ver 7.00.00.1954 SIZE 9,583,248 BYTE
setup_wm.exe Ver 7.00.00.1954 SIZE 270,336 BYTE
setup_wm.zip SIZE 82,567 BYTE
応用するとWindows Media Player 9もインストールできるかな?
皆様のご参考に。
[1]卓さんからのコメント(2003年02月07日 19時28分05秒 )
E-mail=a@a.a
本人によりコメントは削除されました。 2003年02月07日 19時28分36秒
[2]Mr.Qさんからのコメント(2003年02月10日 08時24分07秒 )
追加情報:
C:\Program Files\Windows Media Player\setup_wm.exe
もwmp7.exeに含まれる SETUP_WM.EXE を上書きすると良い。
2002 年 6 月 26 日 Windows Media Player 用の累積的な修正プログラム (Q320920) (MS02-032)
http://microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS02-032.asp
Windows Media Player 7.1: キャッシュの開示、特権の昇格、およびスクリプトに関する脆弱性を排除するパッチ
http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=39950
http://download.microsoft.com/download/winmediaplayer/Update/320920/W982KMe/JA/wm320920_71.exe
こちらも解凍してwmp7.exeに含まれる SETUP_WM.EXE を上書きし実行するだけである。
WMA9codecのファイルも再生できました。
>応用するとWindows Media Player 9もインストールできるかな?
再生できたから、まだいらない。(笑
              
Winユーザーの部屋
http://bbs.tip.ne.jp/win/
   
   
   
    
   
       
   
   
    
   
    




2001年3月17日土曜日

[OS][設定] Windowsでサーバー構築

システム奮闘記:その45
C言語で足し算サーバープログラムの作成
(2006年1月7日に掲載)
クライアント・サーバーとはプロセス間通信
クライアントとサーバーの違い。
教科書的には、クライアントは要求する側、サーバーは提供する側となる。
教科書的な説明
クライアントは要求を行い、サーバーは要求内容を提供する側
クライアントはサーバーに対して情報やデータの要求を行い、サーバーはクライアントからの要求に応じて、返答として、該当する情報やデータを送る。
だが、一般的に言われているクライアント・サーバーを、もっと突き詰めて考えて行くと以下のようになる。
クライアント・サーバー間の通信の本質
クライアント・サーバー間の通信の本質は異種間マシンのプロセス間通信
異なるコンピューター同士のプロセス間の通信の事を指している場合が多い。
TCP/IPでの通信を実現させるのには、Linuxの場合、ソケットというシステムコールを使って実現させる。
そこで今回は、ソケットを使って足し算サーバープログラムを作るまでの経緯を書く事にしました
クライアント・サーバーとの出会い
クライアントとサーバーという言葉。
その出会いは古い。12年前の1994年に遡る。大学2年の時だった。
大学のUNIXが置いてある部屋で、メールとWebにハマっていたのだ。
サーバー機があり、学生が使うのはX端末だった。
通称、ペケ端だ。
クライアントとサーバーの違いは、サーバー機か端末の違いという認識を持っていた。
だが、大学3年の時に研究室配属で、Windows95が入ったパソコンでも、FreeBSDやLinuxを使えば、サーバーが構築できる事を知る。
  この時、サーバー機能は、マシンといったハードではなく、
OSで実現させる物だと思い込んだ。
FreeBSDやLinuxはサーバーOSで、Windows95はクライアントOS。
サーバーOSを使えば、パソコンでもサーバーができる。そんな認識だった。
だが、だいぶ後になり、FrontPageを使えば、Windows98でもWebサーバーが構築できる事を知った。この時は
クライアントでもサーバーができるのか!
だった。
何せ、Winows98はクライアントOSであり、サーバーOSではないので、サーバー機能を使う事ができるという発見は、驚きだったのだ。
ここで初めてサーバー機能は、OSではなく、サーバーソフトで実現させる物だというのを知った。
その後、システムを触るのが好きな私は、実験的に、Windows2000Proで、メールサーバーを構築したり。IISでWebサーバーを構築したりして、
クライアントOSのサーバー利用を試したりしていた。
Windows2000Proのメールサーバーの話は、「システム奮闘記:その32」をご覧ください。
そんな感じでクライアントとサーバーの違いを、紆余曲折しながらも理解(?)していったのだった。
クライアント・サーバーのプログラムに挑戦だがクライアント・サーバーのプログラミング。
実は、結構前からプログラミングしてみたい!
と思っていた。
2001年に「新版 応用C言語」(三田 典玄:オーム社)を購入した時、
TCP/IPプログラミングの話を触れている。
当時、「これでサーバープログラムを書けるように」と思ったのだが、ここはいつも如く・・・
難しすぎて、わからへん (TT)
だった。
今にして覚えば、無謀な話だった。
ポインタを全く理解していないのに、返り値が「**のポインタ」という記述を見ても、わかるわけがない。
それに、inetdを使ったプログラムだったので、当時の私に
inetdなんぞ知るわけもないのらー!!
という感じだった (^^;;
ちなみに、inetdが何なのかを知ったのは、2005年になってからだった。
詳しくは「システム奮闘記:その38」をご覧ください。
(スーパーデーモン xinetdの設定)をそのため見事に撃沈してしまったのだった。

システム奮闘記
http://www.geocities.jp/sugachan1973/doc/funto45.html
http://www.geocities.jp/sugachan1973/

1999年12月25日土曜日

[ソフト][Windows] HOWFAR2000~電話会社各社の電話料金を表示



[ソフト][Windows] HOWFAR2000~電話会社各社の電話料金を表示
HOWFAR2000
Version 3.34(2005/01/01)
種類 フリーソフト
著作者 HOWFAR Project
備考 HOWFAR.DLL v3.23同梱
DL数 713
概要
電話料金を計算する元になるMA(単位料金区域)間の距離を算出し電話会社各社の料金を表示します。
地図表示、指定距離内MA一覧、隣接~20km一覧(「エリアプラス」「テレホーダイ」導入の検討にも便利)もできます。 
一部を除き、割引サービスにも対応しています。PHSはプラン別に表示します。
 対応電話会社は、
・NTT(東日本、西日本、コミュニケーションズ)
・日本テレコム
・KDDI
・ケーブルアンドワイヤレスIDC
・フュージョンコミュニケーションズ
・メディア(東京・神奈川・千葉・埼玉のみ)
・平成電電
・東京電話(TTNet営業区域のみ)、パワードコム
・九州電話(QTNet営業区域のみ)
・J-COM(J-COM Phone営業区域のみ)
・PHS全社(NTT DoCoMo、DDIポケット、アステル)
です。公衆電話、対携帯電話にも対応しています。
当ソフトは「NTT公開資料」などを元に、日本一の電話FAQ「みかかの鉄人」作者を主導とした「HOWFAR Project」が作ったものです。 不明な点は広報やお客様センターに問い合わせ、念入りに作っていますので、距離計算には絶大な自信を持っております。 見てくれだけの他ソフトとは違います。ぜひお試しください。
動作環境
OS Windows 98/98SE/Me
Windows NT4.0/2000/xp
ブラウザ 必須
フォント Windowsのデフォルトフォント設定以外は非対応
(大きいフォントなどは対応していません)
最近の更新内容
v3.34(2005/01/01)
・NTT東西のイチリッツに対応
・フュージョンのウェルカムパックに対応
・料金等の更新
・HOWFAR.DLL v3.23同梱
その他
市外・市内局番の変更に対応するには、最新の「HOWFAR.DLL」を使用する必要があります。 HOWFAR2000公開時に「HOWFAR.DLL」最新版を同梱していますが、最新版はこちらのページで公開しています。
国際電話の通話料金計算には、「国際電話版HOWFAR 2000」をご利用ください。
携帯電話の通話料金計算には、「携帯電話版HOWFAR(仮) 2000」をご利用ください。
VUP対応
Rasyntheのバージョンアップチェック機能に対応しています。
      
KYU's Technology
http://www.platz.or.jp/~kyu/

 

1999年12月20日月曜日

[OS][通信] VIRTUAL PC, NetBEUIとAppleTalkで共有




NetBEUIとAppleTalkで共有
TCP/IPでのインターネットとファイル・プリンター共有がどうもできそうにないので、プロトコルを分けることにしました。
幸いにもプリンターがマルチリンガルで色々なプロトコルを話せるので、WindowsはNetBEUIでMacintoshはAppleTalkでプリンター共有を実施出来そうです。
ファイル共有はPoweBookにWindowsエミュレータソフト、VIRTUAL PC(Win98)をインストールしているので「ノープロブレム」のはずです。
NetBEUI(NetBIOS Extended User Interface)
Windowsで小規模のLANを構成するために標準採用されているプロトコルです。
LANカード(Ethernet)ドライバーのセットアップが完了していれば、[コントロールパネル]>[ネットワーク]を開いて[ユーザー情報]から【識別情報】タブで「コンピュータ名」「ワークグループ」を設定します。LANで繋がったPCは「コンピュータ名」で識別されますので、重複しないようにし、「ワークグループ」は同一名にしないと違うグループと見なされ、ケーブルで繋がっていても利用できません。
【ネットワークの設定】タブの【ファイルとプリンタの共有】ボタンをクリックして必要な箇所にチェックを入れてください。
AppleTalk
Macintoshで伝統ある標準プロトコルです。
PowerMac以前はLocalTalkと呼ばれシリアルポート(RS-422)を使用していましたが、PowerMacからはEthernetが追加され、呼び名もPowerTalkとかEtherTalkと呼ばれた時期もありましたが、iMac以降はシリアルポートが廃止されたために名称はAppleTalkになっています。接続形態はEthernetと無線LANのAirMacが標準化されています。
ファイル共有
WinとMacのファイル共有を行う場合のファイル形式は両方で共通のものでしか意味がありません。
現実的にはJPEG MP3 PDF等のインターネット・ホームページ上で流通している形式のもが大半でしょう。
私は使ったことが無いので詳しくないのですが、マイクロソフトのワード・エクセルのように、Win/Mac両方のプラットホームがあるアプリケーションはデーターファイルは共用できると聞いています。
実際、この一年Win/Macでファイル共有の出番はありませんでした。というのも、日常業務はMacで事足りているし、今のところWinを使うのはプリント基板の製作時にパターン設計に使うだけです。

猫また社中
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雅楽多館
http://www003.upp.so-net.ne.jp/boocat-home/index.htm


1999年10月9日土曜日

[通信][ISP] BEKKOAME INTERNET,アクセスポイント設定変更/Windows95,Windows98


[通信][ISP] BEKKOAME INTERNET,アクセスポイント設定変更/Windows95,Windows98
更新日:'99.10.15
新規アクセスポイントに伴う変更箇所について
-Windows95 及び Windows98 編-
文中の例では、ユーザIDが"hanako@ha"として説明しております。
Bekkoameでは、"hanako"の部分をユーザ名,"ha"の部分をドメインとよびます
▼Bekkoameに接続するための電話番号、サ-バ-アドレスを再設定します。
▽デスクトップのマイコンピュ-タ-を開いて、ダイヤルアップネットワ-クのアイコンを開く。
▽ダイヤルアップネットワ-クの中のBekkoameの接続先の接続用のアイコンをマウスの右ボタンで1回クリック
▽ファイルメニュ-からプロパティを選択。
▼新しい画面がでてきます。
▽Bekkoameの新規開局アクセスポイントの電話番号を入力
▽国番号は、日本(81)を選択
▽OKボタンをクリック
▼新規アクセスポイントに接続するとき。
▽デスクトップのマイコンピュ-タ-を開く
▽ダイヤルアップネットワ-クのアイコンを開く
▽ダイヤルアップネットワ-クの中のBekkoame接続用のアイコンをダブルクリック
▼接続のウインドウがでてきます。
▽「ユーザー名(U):」[インターネット接続認証用ID]を入力 。
例)hanako@ha.bekkoame.ne.jp
※インターネット接続用IDには電子メールアドレス(例:hanako@ha.bekkoame.ne.jp)が入ります。
ただし、@星座名や@pppのドメインの方は省略したものを入力してください。
(例:hanako@bekkoame.ne.jp)
▽「パスワード(P):」お客様がいつも御使用になっている[パスワード]を入力。
▽接続ボタンを押して下さい。
▼接続中の画面がでてきます。
「*****bpsで接続」と表示されれば、接続成功です。
以上で今回の新規開局アクセスポイントに関する設定変更は完了となります。
  
BEKKOAME INTERNET
http://secure.bekkoame.ne.jp/support/win/Win.html
http://www.bekkoame.ne.jp/
http://secure.bekkoame.ne.jp/support/index.html


 







1999年8月17日火曜日

[OS][通信] MacOS9-Windows98間で共有





TCP/IPでLAN
パソコン構成がMacとWinなので、「共通のプロトコルはTCP/IPしかない。」決め打ちしていました。
以前に、ダイヤルアップルータのEtherポートでMac/Winを接続してファイル共有を試したことがあり、思いの外、すんなりと共有できたので安易に考えていたのが大失敗でした。
TCP/IPについては解説書がたくさんありますので、正確な説明はそちらに譲り、初心者的解説と解釈を致します。
TCP/IPで繋がる為にはIPアドレスとサブネットマスクが適切に設定されていることが必要です。
■IPアドレスってなに?
IPアドレスは[192.255.0.1]のように、ピリオドで区切った0~255の4つの数字で表されます。
この数字がまさにアドレスで、TCP/IPで繋がったコンピュータに与えられた電話番号に相当するものです。理論的には40億台のコンピューターが世界中で同時に繋ぐことができるアドレスです。
このように世界にただ一つだけのアドレスをグローバルIPアドレスと呼ぶのに対して、電話の内線番号に相当する、特定の地域だけで通用するローカル番号(アドレス)をプライベートIPアドレスと呼びます。
インターネットに接続するにはプロバイダーと契約しますが個人では「ダイヤルアップ」での契約が多数です。
インターネットに接続する場合はグローバルIPが必要になりますが、インターネット接続業者(プロバイダー)は契約者1人に1つの専用グローバルIPを与えているわけではありません。プロバイダーはまとまった数のアドレスを所有していて契約者がアクセスポイントに電話をかける(ダイヤルアップ)都度に手持ちのアドレスを貸し与えているのです。
ダイヤルアップ契約では、IPアドレスはプロバイダーのDHCPサーバーから貰うようにします。
Winでは[IPアドレスを自動的に取得]、Macでは[DHCPサーバを参照]を選択します。
このようにDHCPサーバなどでその都度IPアドレスを割り当ててもらう方法を「動的なIPアドレスの設定」と言います。
手持ちのPCを繋いで家庭内LANを構成し、外部と遮断されている場合は自由にIPアドレスを使用してもかまいません。
しかし、一様ガイドラインが示されていて192.168.0.0~192.168.255.255を使うことを薦めています。
HUBで繋いでTCP/IPでファイル・プリンター共有を行う場合はそれぞれのパソコンのIPアドレスを固定して使いますが、このような方法を「静的なIPアドレスの設定」と言います。
(CATVインターネットではケーブルネットに繋がったPCでLANを構成して、プライベートIPアドレスを割り振ることが多いようです。この方法ではインターネットの一部の機能(チャットやストリーミング)が制限されるようです。セキュリティーが甘く、繋がっているPCのファイルを覗くことができるのも問題になっています。)
■サブネットマスクってなに?
簡単に説明し辛いのですが、LANのグループを決める数字と考えてください。この数字が異なるパソコンはLANで繋がっていても他のグループとして扱われるので、ルーター、あるいはProxyサーバーを利用にしないと通信ができません。
[255.255.255.0] の設定でIPアドレスが[192.168.0.1]~[192.168.0.255]の255台のパソコンをグループとして管理できます。
初心者的には、静的IPアドレスでLANを構成する上では[255.255.255.0]と設定するのが、賢明です。
■インターネットとファイル共有の矛盾
言うまでもなくCATVインターネットは専用線ではありませんので、IPアドレスはDHCPサーバからもらうことになりますので、「動的IPアドレス」です。ファイル共有はHUBを介したプライベートなLANなので「静的IPアドレス」です。
CATVインターネットはPowerBookとVAIOの2台接続を契約していますので、LANカードをもう1枚づつ追加してインターネットを別回線でLANを構成すれば問題解決ですが。・・・もう1回線Ethsernetケーブルを引き回すのは非現実的です。
■解決策
ケーブルモデムとHUBの間にローカルルータを入れてDHCPサーバーからくる、グローバルIPをプライベートIPに置き換えれば問題は解決するのですが、\28,000.-程度の出費が必要です。
PC2台分のインターネット契約も1台の契約で済むのですが、職場のPC予算が今までの購入で締め切ったので、新たな追加は難しい状況です。

猫また社中
http://www.geocities.co.jp/6463/lan/adsl_inn.html

雅楽多館
http://www003.upp.so-net.ne.jp/boocat-home/index.htm

iMac Rev.Aボンダイブルー液晶化
http://www.sunnyplace-jp.com/imac.htm















サーバ側の設定は前へ
ファイル共有クライアント側設定
MacOS9にはインターネットを介したファイル共有機能があります。ブロードバンド化したのを機会に試してみることにしました。
 自宅のiMacと職場のPowerBookG3を使って、iMacをサーバ化してPBG3でファイルをダウンロードすることを目的としました。
サーバへの接続
[セレクタ]から[AppleShare]を開き
[サーバのIPアドレス…]ボタンを押すと
IP inPut
サーバ側で調べた、IPアドレスを入力します。
[接続]ボタンを押すと接続が開始されます。
暫く待つとデスクトップに共有されたフォルダーアイコンが現れます。
ファイルダウンロード
ファイルサイズ560MバイトのCD-ROMイメージファイルをダウンロードしてみました。
元ファイルはインターネットからダウンロードしたデータなのですが、ダウンロード時間は約45分でした。計算するとスループットは約1.6Mbps止まりですが、現在のインターネットサーバや経路の実力というか、帯域制限からみれば妥当な速度でしょう。
ADSLのアップロード・リンク速度は1Mbpsです。職場のCATVダウンロード・リンク速度は公称1.5Mbps、実効800Kbps程度です。
さて、職場のPowerBookG3(400)では90分程度でした。
 午前10時頃のインターネットの空いた時間帯ですが、上々の結果だと思います。
注 意
OS9ユーザ間ならば、IPアドレスを連絡するだけでインターネットを介してファイル共有が可能ですが、くれぐれもセキュリティーには注意すべきです。
共有フォルダのアクセス権やゲスト設定は必ず確認し、目的のクライアント以外にファイルをオープンしないように注意してください。

猫また社中
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雅楽多館
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iMac Rev.Aボンダイブルー液晶化
http://www.sunnyplace-jp.com/imac.htm










1999年4月18日日曜日

[機器][PC] Gateway2000/GP7-500







[機器][PC] Gateway2000/GP7-500
◆GP7-500
Intel (R)500MHz Pentium(R)III プロセッサ
128MB SDRAM DIMM (PC100準拠)
Intel (R)440BX AGPset
512KB CPU内蔵キャッシュ
13GB Ultra ATA 66 HDD(W/UATA 66 HDD コントローラ)
STB NVIDIA TNT 16MB AGP グラフィックス アクセラレータ
3.5インチ フロッピードライブ (2モード)
13x min/32x max CD-ROM ドライブ
Sound Blaster Audio PCI 64D サウンド
17インチVX700 カラーモニタ
ミッドタワーケース
109Key日本語キーボード
MSインテリマウス(R) &ゲートウェイマウスパッド
Windows(R)98
3年間無償保証(モニタは1年間)& 1年間オンサイト・サービス
\249,800
ご注意
Pentium IIプロセッサ、PentiumIIIプロセッサ搭載PCのHDDはUltra ATA66対応ですが、 Ultra ATA 66コントローラと組み合わせて使う時に理論的転送レートが66MB/sとなります。 
Ultra ATA 66コントローラを使用しない場合は、理論的転送レートは33MB/sです。

Gateway2000
http://www.gw2k.co.jp/product/build/gp7gp6.htm





◆Gateway Performance Line
GatewayTM Select 
GatewayTM Select 1200 DX 
GatewayTM Select 1000  
GatewayTM Select 800  
◆Gateway Performance Line
GatewayTM Performance 
GatewayTM Performance XL  
◆Gateway Essential Line
GatewayTM Essential Slim 
GatewayTM Essential  
GatewayTM Essential AV モデル(Celeron) 
GatewayTM Essential AV モデル(Pentium III) 
GatewayTM Essential Slim 
Gateway PROFILETM
Gateway Profile line
Gateway PROFILETM XL 
Gateway PROFILETM SE  
◆ポータブルシリーズ
Gateway JI-SAKU-KI TM  
Gateway JI-SAKU-KITM 650  
GatewayTM SOLO(R) 1150  
GatewayTM SOLO(R) 1150 
GatewayTM SOLO(R) 5300
GatewayTM SOLO(R) 5300
GatewayTM SOLO(R) 3300
GatewayTM SOLO(R) 3300
GatewayTM SOLO(R) 3300
(Pentium III モデル) 
GatewayTM SOLO(R) 9300
GatewayTM SOLO(R) 9300 
GatewayTM SOLO(R) 2150
◆Gateway Performance Line
GatewayTM SOLO2150 即納モデルB  
GatewayTM SOLO2150 即納モデルC  
パック・セットサービス

Gateway
http://www.gw2k.co.jp/pcshop/lineup.html








[機器][PC] Gateway2000/G6~私の牛(Gateway)飼い日記






[機器][PC] Gateway2000/G6~私の牛(Gateway)飼い日記
◆PentiumPRO 200MHz
PentiumIIの登場でちょっと肩身が狭くなってきたPenPROですが(そう言えばもうGatewayのG6はすべてPenIIになってしまいましたね(97/09/08現在))、処理能力はいまだ一級品です。
私はクロックアップはしていませんが、P6シリーズは比較的クロックアップ耐性が高いようです。まぁ、危険を冒してクロックアップしても体感のスピードはあまり変わらないようですが(^-^;;
買った時はシートヒンクが付いていましたが、今年の夏に暑さ対策の為SANYO SAN ACEを買ってあげました。
すでにカタログ落ちになってしまったモデルですが、大事に使ってやりたいと思います。
◆Intel VS440FX
Intel純正のPentiumPRO用マザーです。一部市販もされているようですが、Gatewayに使われているモデルはOEM専用となっていてBIOSがちょっと違います。よってIntelからダウンロードできるVS440FX用のBIOSではうまく動かなくなるかもしれませんので注意して下さい。Gateway用の正式な物はGateway2000 US で入手できます。
マザーボードの仕様はいたって平均的で、チップセットが440FX、PCIが3、ISAが3、共用が1となっています。メモリのスロットは4つ(2バンク)用意されていて、最大256MBまで搭載可能です。440FXを用いた平均的なマザーボートと言えると思います。
◆ATX Full Tower
Gateway名物(?)のフルタワーケースです。現在は標準がミドルタワーケースになりましたが、Gatewayを買うならやっぱりフルタワーでしょう(^-^)。私の所ではうまく机の下に収まっていてあまりその大きさは苦になりません。私のモデルは比較的新しいのでATXタワーですが、旧ATタワーを愛用している方も多いようです。
このフルタワーに慣れちゃうと、ミドルタワーでもカードを抜き差しするのが面倒になってきます(^-^;;。HDDもまだ数台積めるスペースが残っていますし、拡張性では文句無しのケースです。
◆EDO-SIMM 128MB
私は仕事で3D-CADをこのG6で動かしているので、メモリはたくさん積んでいます。Gatewayから購入する時は64MB(32MBx2)で注文して、後から32MBx2を追加して128MBにしました。
このマザーはあまりメモリの相性はないようで、特に粗悪な物でない限りちゃんと認識してくれるようです。私はMELCOの「VMH」というやつを買いました。
◆Maxtor 85120 A8
Gatewayは比較的容量の大きなドライブが標準でついてきますが、私の時はこの5GBのやつがついてきました。回転数5400rpm、キャッシュが256KBのIDEドライブです。プライマリのマスターに接続してあります。
5GBのドライブを、2GB、2GB、1GBとFATでパーティションをきって、それぞれC:、D:、E:に割り当てています。
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Western Digital AC32500
やはりIDEドライブで、プライマリのスレーブに取り付けてあります。MAXTORのドライブとは違いアクセス音がちょっと乾いた音がします。
すべてNTFSでフォーマットし、OSにはFドライブとして認識させてWindowsNT4.0WSをインストールしてあります。
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Mitsumi FX-120
これも標準でついてきた12倍速のCD-ROMドライブです。このGatewayを買うまでは、4倍速以上のCD-ROMを触った事が無かったので最初はその「シュルルルル...」とういうアクセス音にびっくりしました(^-^;;。 高速なCD-ROMドライブはどうもCDの認識に少し時間がかかるようですね。
◆Matusita CW-7501 (LK-RW602AB)
私の買ったG6は「マルチメディア」ベースなので、CD-Rも標準でついてきました。
このCD-Rドライブはパケットライトに対応していないので(ファームを入れ替える事で対応するらしいのですが、その方法がよくわかりません)、書き込むチャンスは1回きりです。もし書き込みに失敗したらそのメディアはごみ箱行きです(^-^;;。
何回か失敗を重ねて、ノウハウみたいな物が少し溜まってきましたので「What's CD-R?」のページに少しまとめてあります。
◆Melco WHP-PM8
これは自分で後から購入したビデオカードです。前述したように、私は仕事で3D-CADを使って工業製品を正確にモデリングしていたりするので、OpenGL対応の3Dアクセラレータを探していた所、ちょうどこの春に発売されたこのカードを見つけて買ってきました。
このカードの優れている所は、まず「安い」こと、次に「ジオメトリ演算チップが搭載されていろいる」ことでしょう。
「安い」といっても、このカードを購入した時は4万円近くしましたので、絶対的な値段からすれば決して安いカードではないのですが、このカードに搭載されている「PERMEDIA」チップが登場する以前は、OpenGLアクセラレータの価格が最低でも15万ほどした事を考えると、はやりこの市場では革命的な製品だと思います。
また、「ジオメトリ演算チップ」(GLENT)を搭載する事でCPUの負担を軽減し、本来の演算にCPUを割り当てる事ができます。
このことから、この「PARMEDIA」と「GLENT」を搭載した「WHP-PM」はそこらの3Dカードとはわけが違うのです。
OpenGLを使用した3DのCGソフトやCAD等がUNIXワークステーションからWindowsNT環境に移行しつつある今、とても貴重なカードといえると思います。
◆Tekram DC-390
各SCSIデバイスが繋がっているFAST SCSIアダプタです。私はSCSIのハードディスクを持っていないので、一番安いこのモデルにしました。
サブマシンにもSCSIカードは付いているのですが、なぜかすべてこのカードに繋げています(^-^;;。おかげてちょっとコード長が少し長くなってしまっていますが、今の所問題はおきていません。まぁ、外付けのデバイスは使う時以外電源を入れてないんだけど(^-^;;
◆EtherExpress PRO/100 Model B
100/10BASE両対応のLANカードです。他のカードに比べて、あまりLANカードはこだわりがありません(^-^;;
それでも今更ISAのカードは買いたくないので、PCIの製品を物色していた所、秋葉原でバルクで売ってるこいつをみて買ってきちゃいました。Intel製品である事は、ドライバをセットアップしてカードのプロパティを開くまでしりませんでした(^-^;;
◆Creative AWE64 Gold
おそらくカード型の音源で、一番クオリティの高い音の出せる音源ボードでしょう(^-^)
ですが、私は特に音楽が趣味な訳でもなく、PCから出す音といったらゲームくらいの物なので、はっきりいって宝の持ち腐れ状態です(^-^;;
◆Win95 & WinNT4.0WS
このGatewayでは、主にWindowsNT4.0WSを使って仕事をしています。ホントはWin95は要らないんですが、フィルムスキャナーのドライバがWin95しか用意されていなかったため、NT付属の「OS LOADER」を使ってデュアルブート環境にしてあります。
ですが、この環境を作った直後にEPSONからNTのドライバが発表されたので、今度時間がある時にでもNT ONLYの環境にしたいと思っています。
◆Logitech MouseMan
最初はサブ機用にとバルクで3000円ぐらいで買ったマウスなんですが、あまりに具合がいいのでメインPCに付け替えてしまいました(^-^;;。その他にMicrosoftのインテリマウスも持っていますが、私にとっては断然こっちの方が使いやすいです。
3ボタンと言う事で最初はとっつきにくいかもしれませんが、興味のある方は是非試してみてください。感覚としては、MSマウスが「握る」感じなのに比べ、MOUSEMANは「添える」感じです。
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Sanwa FA-TGATE(keyboard Cover)
この間買ってきたキーボードカバーです。いちおう売ってはいますが、まだどこでも入手できる訳ではないようです(97/9現在)。私は新宿の「ビックパソコン館」で買いました。値段は詳しくおぼえておませんが2千円ぐらいだったと思います(^-^;;。
サンワサプライから発売されていて、型番は「FA-TGATE」です。「108キーボード、2196003-45-001」のモデルに合うようです。キーボードの裏にシールが貼ってありますので、よく確認してから購入されたほうがいいと思います。
いちおう画像を載せておきますので、購入される方は確認してみてください。

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Gateway2000~牛(Gateway)飼い日記
Gateway2000
私がメインPCとして使っている、Gateway2000G6-200についてのページです。
Diary
不定期の牛飼い日記です。

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業界に痕跡を残して消えたメーカー 牛柄PCで一世風靡したゲートウェイ
2016年07月11日 12時00分更新
文大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 
編集北村/ASCII.jp
田舎くささを前面に押し出す低コストのマーケティングでヒットを飛ばす!
Gateway2000はもともとTed Waitt氏とMike Hammond氏(2015年没)が1985年に創立した会社である。
創業した時期を考えると、同社はまだWaitt氏がアイオワ大学に在学中に設立されたようで、そのためかWaitt氏は結局学士を取得せずに終わっている(そういえばDell ComputerのMichael Dell氏も、結局学位を取得していなかったような気がする)。
そもそもWaitt氏はアイオワ州のSioux City(スーシティ)生まれ・育ちだったこともあり、会社もやはりSioux City郊外にあった父の農場に場所を借りてのスタートになった。ちなみに創業費用として祖母から1万ドルを借りたそうだ。
もっとも当初はTIPC Networkという会社名で、Texas Instrumentsのハードウェアやソフトウェアを通販で売るビジネスであった。ちなみに、後に登場するTIPC(Transparent Inter-process Communication)という通信プロトコルとはなんの関係もない。
翌1986年、同社は社名をGateway2000に変更。1987年にはIBM-PC互換機を販売するビジネスに参入する。いきなりIBM-PC互換機を扱うビジネスに参入しなかったのは、創業時点ではまだIBM-PC互換機の市場がどこまで大きくなるのかWaitt氏自身が確信できず、それもあってまずは手堅くTIの製品を扱う形でビジネスをスタートさせた。最初の年の売上は100万ドル近くに達したそうだ。
転機が訪れたのは1987年である。
TI自身が「古いTIのマシンを下取りし、最新のIBM-PC互換機に3500ドルでアップグレード」というキャンペーンを打ったが、この時Gateway2000はほぼ同じ構成のIBM-PC互換機を1995ドルで提供するというキャンペーンを打った。
TIを含む競合メーカーはとてもこの価格には対抗できず、結果として1987年には150万ドルだった同社の売上は、1988年には1200万ドルまで増える。
こうして一躍IBM-PC互換機のメーカーとして有名になった同社は、その後も低価格路線を突っ走り続ける。
下の画像はPC Magazineの1991年4月号に掲載された価格表であるが、同じ号を見てみると、これより安い価格をつけているのは聞いたこともないようなショップブランドか、もしくは下取りで500ドルオフというケースばかり。
Gateway2000はこの当時、折込広告で掲載していたはずだ
大手といってよいか判断に苦しむところではあるが、当時知名度の高かったZeos Internationalの広告では、以下の数字が並んでおり、Gateway2000に比べると数百ドル高めになっている。
Zeos Internationalの広告
構成 価格
i386/25MHz+64Kキャッシュ+1MBメモリー+85MB IDE HDD+
14インチモニター+キーボード $2,295
i386/33MHz+128Kキャッシュ+4MBメモリー+130MB IDE HDD+
14インチモニター+キーボード+マウス+MS-DOS+Windows 3.0 $3,695
もっと大手のCOMPAQやDELLはもっと高価であった。
さらには、IBMのPS/2ははるかに高価な(たとえば1991年4月に発表されたIBM PS/2 Model90 XP 486SX 0G9は、定価が8945ドルであった)ため、これに比べればもちろんZeosのマシンも十分格安だったのだが。
Gateway2000が低価格を可能にしたのは、徹底的な間接経費の節約である。
同社は当初、研究開発部門などは持たなかった。マーケティングなども最小限だった。
Gateway2000といえばホルスタイン模様の箱で非常に有名であったが、広告も当初から「アイオワの田舎」を強調するようなものが多く、最初こそ一応背広とネクタイを締めていたWaitt氏も、途中からカウボーイ風に扮して登場するなど、その田舎くささをむしろ前面に押し出すという低コストのマーケティングであった。
牛柄はあくまで箱だけで、PCの筐体そのものは真っ白だった
PC Magazine 1989年11月28日号に掲載された見開き広告。
背後の小屋が当初の会社所在地だった模様。
左がTed Waitt氏、右は後追いで同社に入社したTed氏の弟のNorm Waitt Jr.氏
当時はまだ通販が一般的だったため、主要なパソコン雑誌に見開き広告、それも農夫だったり牛だったりの広告を打つだけ、
というある意味手間のかからない方策に頼っており、これで十分顧客をひきつけることができた。

ASCII.jp






97/09/20
Windy購入
この間、サブで使っているPCからバタバタと異音がするので慌てて中を開けてみた所、CPUファンがコードと接触していました (^-^;; 。
幸いコードは使っていない電源の物でしたので大丈夫だったのですが、CPUファンの羽がだいぶ痛んでしまい買い換える事にしました。
ちょっと別の用事で都内に出かけるついでに秋葉原に寄って 星野金属工業の「Windy」 をフリップフラップで購入しました。
このファンは、あのふるかわあきひとさんが普及委員長をなさっているというものです(ばき)。 最近はあちこちのパーツショップで見つける事が出来ます。
確かに信頼性という点では三洋なのでしょうが、あの富士通が採用しているという事で、そこらの安いファンよりは安心できます。あとクリアのボディに包まれた外見がかっこいいです(どうせ隠れちゃうんですが・・)。
帰ってきてから、早速今まで付いていた CYRIXファン(これはCPUを買ったらおまけで付けてくれた) を取り外し、買ってきた Windy を取り付ける。Windyは取り付けも簡単に出来るように工夫されているので、あっけないくらいに終了してしまった。
早速動作させてみる。音はそんなに気にならない。と言うより電源の音の方が大きいのでファンの音はほとんど聞こえない。
特に問題なさそうなので、コードがファンにぶつからないよう気を付けながらケースを閉じる。
今日はこれまで。

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gadget,gateway



  

モーモーダイアリー
■モーモーセットがほしい!
私が使っていたFMV-466Dは、1993年に発売された富士通のAT互換機進出記念モデルでした。i486DX2、ViperVLBと当時最高水準のスペックだったのですが、Windows95導入以降ご機嫌が悪く、『なんかええ機種あれへんかなぁ』とDOS/Vマガジンをぱらぱらめくっていると、
クリスマスキャンペーン、モーモー5点セット(注)プレゼント
の広告が。『これや!』と思い、さっそくGatewayに電話してしまいました(単純な私...)。
G6-200マルチメディアですが、CD-Rやサウンド関連をはずしてもらい、勝手に『G6-200プロフェッショナル』と命名しました。
その日は、牛柄の愛機の夢を見ました。
(注)モーモー人形・モーモーステッカー・モーモーパームレスト・モーモークッション・モーモーカレンダーの5点が、モーモーボックスに入っている。
(1996年12月7日)
■発注後にニューモデルが!
マシン発注3日後、その日はたまたま早起きしたので、朝刊をすみずみまで読んでいると、なんと全面広告で、
ハイエンドマシンなら、Gateway2000です。
G6-200プロフェッショナル、\249,800
こちらの方が自分の欲しい構成に近く、オプションを加えても\25,000ほど安いではありませんか。
さっそくお昼に電話し、営業担当の方に『あのぅ、いまから変更できるでしょうか?』とお願いしてみたところ、『だいじょうぶですよ』の答え。ほっとしたついでに『モーモーセットもついてきますよねぇ』と聞くと、『あぁ、あれねぇ、大変ご好評をいただいておりまして、品切れになってしまったんですよ。変更の場合は再発注という形になりますので、申し訳ないですが今回はつかないです。どうされますか』
一瞬、\25,000をとるか、モーモーセットをとるか、悩んでしまった私が悲しい...良かったような、ちょっとだけ残念だったような1日でした。
(1996年12月10日)
■牛箱到着
正月気分も覚めやらぬ1月9日、帰宅すると日通さんの配達不在通知が。さっそく翌日電話して、土曜日に届けてもらうようにしました。そして当日・・・『ぴんぽ~ん、日通です』『きたきたきた』。ドアを開けると、
で、でかい・・・
ケースをフルタワーに変更してもらったので予想はしてましたが、仕事でいじくったサーバ専用機と同じくらいでかい。ところで、みなさんは牛箱どうされています?私は箱に貼り紙してあった『この箱と梱包材は捨てないでください』の言いつけどおり、保管しております。丑年にピッタリ!リビングのインテリアとしてもどうぞ。
(1997年1月11日)
■爆音
さっそく箱から取り出し、電源投入。
Windows NT Workstationモデルを注文していたので、どんな画面がでてくるのか楽しみに見ていると、なんと
プログラムマネージャが起動
したではないですか。そうです。Version 3.51がインストールされていたのです。注文したときに営業担当の方に、『いまからだったら4.0ですよねぇ』と確認したのに...(ちなみに注文日はNT 4.0発売よりあと)。まぁ無償バージョンアップの説明書も入ってたのでそれを待つことにしました。
自宅では1年ぶりに使うファイルマネージャを起動し、添付の牛柄CD-ROMの中身を見ようとしたところ、
ぶお~~ん
一瞬、爆発するのではと思いました。掃除機の音を小さくしたような音です。ん~、たしかに今まで使っていた倍速CD-ROMドライブよりはかなり速いですが...
(1997年1月11日)
■CD-ROMを認識しない?!
Windows NT 3.51がインストールされていたので、NT 4.0がくるまでWindows 95を使おうと、以前使っていたマシンに入っていたものをアンインストールしたうえで、モーモー君に食べさせてあげました。セットアップも順調に進み、リブートしてこれで完了というところで、なぜかエラーが出るではありませんか。エクスプローラで確認すると、
■CD-ROMドライブがない
のです。『ど~せケーブルがゆるんどんやろ、やってくれるわGateway』とひとりごとを言いながら、ケースを開けてみてもちゃんとつながっています。ところがBIOSセットアップの画面で見ると、Secondary IDE MasterのところがNot Installedになっている(自動設定にしている)。
☆□×+*△?!
Gatewayのテクニカルサポートに電話してもつながりません。半泣きになりながら、購入前からためてあったNIFTY-Serve/GATEWAY2000フォーラムのログを読み返してみると、『CD-ROMが認識されません』と、同じような現象の方がいらっしゃるではありませんか。
なんでも、IDEバスマスタリングの関係で、Windows95の初期バージョンをセットアップするとこのような状態になることがあるそうです。いったんCMOSを初期化し(→ジャンパを変える、マニュアルを見てね)、添付されていたBUS MASTERING IDE DRIVERSをセットアップするとちゃんと認識するようになりました。
GATEWAY2000フォーラムの先輩方、感謝・感謝・感謝。
私も牛道に精進し、皆さんの役に立つような知識を身につけられるようがんばります。
(1997年1月12日)
■通信で文字化け
Windows 95をセットアップし、インターネット接続も確認して、次はNIFTY-Serveと思い、秀ちゃん(秀Term)で接続したのですが、文字が化けてしまって読めません。秀ちゃんの動作環境や通信パラメータをさわってもだめです。今度は迷わずにNIFTYのログを読み返すと、ありました。『通信で文字化けします』が。
ビデオカードがMatrox MGA Millenium、Mistyqueの場合、system.iniに次の内容を記述します。
[MGA.DRV]
DevBits=OFF
PCICHIPSET=1
意味はよくわかりませんが、直ってしまいました。またまたNIFTYに助けていただきました。
(教訓)
Windows95でも、iniファイルは重要
(1997年1月15日)
■時代はNT!
OSはWindows NT 4.0 Workstationを使っています。購入したマシンがPentium Proモデルで、最大限に性能を引き出すにはフル32ビットOSの方が良かったのと、NT 4.0でユーザインターフェースが改善され、『これからはNTやで』ということで、NTインストールモデルにしました。購入時はNT 3.51がインストールされていたりしたのですが、現在は無事NT 4.0が稼働しております。
最大の利点は、Windows 95に対して優越感を持てること・・・(x_☆)\baki  システムが安定していることでしょう(個人で使う場合はセキュリティとか関係ない)。感覚的にいうと、
Windows 3.1・・・1日に3回ハングアップ
Windows 95・・・1日に1回ハングアップ
Windows NT・・・めったなことではハングアップしない
(注)ただし、わたしは結構無茶な使い方を(ウィンドウを10個以上開けたり)しますので、普通の方はこんな不安定なことはないでしょうが(^_^;)
アプリケーションソフトはWindows 95対応のものがほとんど動きます(わたしが持っていた中では唯一筆まめVer6が動きませんでしたが、最新バージョンのものはNT対応です)。最近発売されたものならまず問題ないでしょう(保証はしませんが(^_^;)
すこし困るとすればドライバ関係でしょうか。ビデオカード、プリンタ、LANカードなど、一般的なドライバはだいじょうぶですが、スキャナやデジタルカメラの読み込みなどは対応していないものもありますので、注意しましょう。
Windows NT 5.0になれば、Windows 98と共通化されるようですから、ドライバの心配はなくなりますね(というより、NTが主流になる?)。
(1998年3月16日)
■メモリ増設
NT Workstationを使っているのですが、最近64MBでは重たく感じるようになり、メモリを増設しました。192MBにしたかったのですが、近所で64MBのSIMMが見つからず、合計128MBです。メモリソケットがないので、もう増設できない・・・(;_;)
最近、SIMMも高くなりましたね。夏ごろは32MBで4000~5000円くらいだったのが、店によっては8000円以上するところもあります。別にノーブランドのものでもよかったのですが、価格がたいして変わらなかったので、Gatewayのマシンで動作保証しているメルコのメモリにしました。
結果は、とても快適になりました。体感速度で約3倍!(ちょっとオーバーですか・・・) マシンの性能に不満を持たれている方、メモリやハードディスクの増設を検討されてみてはどうでしょうか。Pentium Proでもまだまだいけますよ。
(1998年12月20日)

Smart Web   
http://www5d.biglobe.ne.jp/~smart21/gw2k/solo3350/memory.htm http://www5d.biglobe.ne.jp/~smart21/foma/intro/index.htm




1999年1月19日火曜日

[OS][設定] Windows98 起動ディスク

起動時にInvalid system diskと表示され、Windows(R)95またはWindows(R)98が起動しない場合: dynabook.comサポート情報
対応機種
対象OS Windows(R)95,Windows(R)98
カテゴリ 起動時のトラブル
A
回答・対処方法
はじめに
フロッピーディスクが挿入されていないにも関わらず、Windows(R)起動時に以下のメッセージが表示されてしまう場合の確認/対処方法について記載します。
Invalid System disk
Replace the disk, and then press any key
注意
以下の作業を行うにはWindows起動ディスクが必要になります。
起動ディスクは必ず作業するコンピュータで作成した起動ディスクを使用し、以下の手順でMS-DOSを起動してから作業を行ってください。
※ Windows(R)95 起動ディスクからのMS-DOS起動方法
   1. 起動ディスクを挿入しコンピュータの電源を入れます。
   2. ”キーボードのタイプを判定します。”と表示されましたら、キーボードの[半角/全角]または[半/全]キーを押して[106 日本語キーボード]を選択します。
      画面にA:\>と表示されましたら起動作業は終了です。
※ Windows(R)98 起動ディスクからのMS-DOS起動方法
   1. 起動ディスク1を挿入しコンピュータの電源を入れます。
   2. ”Microsoft Windows 98 Startup Menu”が表示されましたら、[2. Start Conputer Without CD-ROM support.]を選択して[Enter]キーを押します。
   3. ”キーボードのタイプを判定します。”と表示されましたら、キーボードの[半角/全角]または[半/全]キーを押して[106 日本語キーボード]を選択します。
   4. ”Windows 98 起動ディスク2を挿入してください。”と表示されましたら、起動ディスク2を挿入して[Enter]キーを押してください。
      画面にA:\>と表示されましたら起動作業は終了です。
1. Windowsがインストールされているハードディスク内のデータが消去している場合
●確認方法
   1. 起動ディスクを挿入しコンピュータを起動します。
   2. A:\>と表示されましたら以下のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。
      ※Windows98の場合は起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ替えてから作業を実行してください。
        A:\>DIR C:
    以下の様なメッセージが表示されます。該当するメッセージの内容を参照してください。
    ●”ファイルが見つかりません。”と表示される場合
    Product Recovery CD-ROM(プロダクトリカバリーCD-ROM)またはCreate System Disks(クリエイトシステムディスク)を使用してWindowsを再インストールしてください。
    ●”無効なドライブの指定です。”と表示される場合
    ハードディスクが正常に認識していない可能性があります。
2. ハードディスク内のデータ(Windowsフォルダなど)があるにも関わらず起動できない場合
作業する機種で作成したWindows起動ディスクからハードディスクへシステム転送を実行します。
   1. 起動ディスクを挿入しコンピュータを起動します。
   2. A:\>と表示されましたら以下のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。
      ※Windows98の場合は起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ替えてから作業を実行してください。
        A:\>SYS C:
   3. ”システムが転送されました。”と表示されましたら、フロッピーディスクドライブから起動ディスクを取り出し、コンピュータを再起動してください。
※ 上記手順を実行し再起動後にC:\>またはC:\>の表示で止まってしまう場合は引き続き以下の作業を実行してください。
C:\Windows\MSDOS.SYSをC:\MSDOS.SYSに上書きコピーします。
   1. 再度起動ディスクを挿入しコンピュータを起動します。
   2. A:\>と表示されましたら以下の赤字の文字列(コマンド)を入力して[Enter]キーを押します。(C:\MSDOS.SYSの属性を解除します。)
      ※Windows98の場合は起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ替えてから以下の作業を実行してください。
        A:\>ATTRIB -S -H -R C:\MSDOS.SYS
    ※ 入力に間違いが無いのに”ファイルが見つかりません”と表示された場合も引き続き以下の手順に進んでください。
   3. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C:\WINDOWS\MSDOS.SYSの属性を解除します。)
        A:\>ATTRIB -S -H -R C:\WINDOWS\MSDOS.SYS
   4. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C\WINDOWS\MSDOS.SYSをC:\MSDOS.SYSに上書きコピーします。)
        A:\>COPY C:\WINDOWS\MSDOS.SYS C:\
   5. ”C:\MSDOS.SYSを上書きしますか (Yes/No/All)?”と表示されましたら[Y]キーを押し[Enter]キーを押します。
      ※ C:\MSDOS.SYSが存在しない場合はメッセージは表示されません。
   6. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C:\MSDOS.SYSの属性を元に戻します。)
        A:\>ATTRIB +S +H +R C:\MSDOS.SYS
   7. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C:\WINDOWS\MSDOS.SYSの属性を元に戻します。)
        A:\>ATTRIB +S +H +R C:\WINDOWS\MSDOS.SYS
   8. フロッピーディスクドライブから起動ディスクを取り出し、コンピュータを再起動してください。
      以上で作業は終了です。正常に起動することができるかご確認ください。
補足
不測の事態に備えて起動ディスクを作成しておくことをおすすめします。
※ 起動ディスク作成方法(Windows95/Windows98共通手順)
●起動ディスクを作成するために、フォーマット(初期化)済みのフロッピーディスクが必要になります。
フロッピーディスク必要枚数
    (Windows95) → 1枚
    (Windows98) → 2枚
   1. [スタート]ボタン→[設定(S)]→[コントロールパネル(C)]の順に起動して「アプリケーションの追加と削除」アイコンを起動します。
   2. 「起動ディスク」タブを開き、新しいフロッピーディスク(フォーマット(初期化)されても良いディスク)を挿入して[ディスク作成(C)]ボタンをクリックします。

dynabook.com
http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/000311.htm

1998年12月20日日曜日

[OS] Windows95>>98アップグレード


■Win95教室Ver. 1.27
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◇┳バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:kana(4/9-17:28)No.2510
 ┣━Re: バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:moon(4/10-00:07)No.2511
 ┗┳Re: バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:kana(4/10-10:46)No.2512
  ┗┳Re:^2 バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:noanoa(5/4-07:45)No.2516
   ┗━Re:^別のかたの質問ですね。-投稿者:井手(5/11-19:32)No.2523

Win95教室Ver. 1.27
http://www.geocities.co.jp/8677/win95/pastlogs1.html











2510 バージョンアップしたいのですが・・・。
kana  4/9-17:28
現在、gate wayで、Win95を使用しています。
Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。

Win95教室Ver. 1.27
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2511 Re: バージョンアップしたいのですが・・・。
moon  4/10-00:07
記事番号2510へのコメント
kanaさんは No.2510「バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>現在、gate wayで、Win95を使用しています。
>Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
>どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
>Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。
Win98のCD-ROMをドライブに挿入し指示に従い行えば良いだけです。
インストール時にセットアップウィザードでシステムファイルの保存と言うのが出ます。
コメント内容は:Win98を後でアンインストールする時のために既存のシステムファイルを保存しますか?
と出ますデフォルトで「はい」にチェックが入っていますので余計な操作しない限りWIN95は残るようになります。
win95を残しておけば後でwin98からWin95に戻す事ができます。
(WIN98アンインストールはコントロールパネルのアプリケーションの追加と削除でアンインストールします。
(インストールすると項目が追加される))
win95を残さない場合は「いいえ」にチェックを入れて下さい。
バージョンアップする前に。
1、98にアップグレードする前に現在Win95の入っているドライブ(C:)の空容量を確認しましょう。
空容量が300MB以上あれば
可能ですが、ありますか?
もちろん、ドライブを圧縮していない状態で。圧縮していれば展開しましょう。
圧縮してあるかどうか分からなければ
<スタート>→<ファイル名を指定して実行>
で「drvspace」と入力し<OK>ボタンでエラー表示されたら圧縮されていないということで。
2、Windows98起動ディスク作成のため、フォーマット済みのフロッピーディスクを2枚ご用意。慎重をきして
3、すべてのアプリケーションや常駐プログラムを終了させて下さい。
4、スクリーンセーバを「なし」に設定して下さい。
5、画面プロバティで領域を640*480ドットに、色を256色に。
もしもの時の為に重要なデータをバックアップ
6、日本語入力ソフト(IME)の辞書、結構忘れがちなのでせっかく登録した<単語/用例登録>のバックアップ。
IMEツールバーの <単語/用例登録>ボタンをクリックし、開いたダイヤログの<単語登録>タブで<辞書ツール>ボタンをクリックする。
辞書ツールダイヤログのメニューから<ツール>→<一覧の出力>を選択
「辞書の場所」にフッロッピーディスクドライブを指定して<出力開始>ボタンをおす。
逆に再登録は<ツール>→<テキストファイルからの登録>を実行し読み込む。
7、IEの<お気に入り>に登録したショートカットを保存
 C:Windowsフォルダ内のFavoritesフォルダを丸ごとフッロッピー
 ディスクに。
8、OEのメールやアドレスのバックアップ
その他ネットワークの設定など、もしもの時の為にメモしておいたほうが良いかと。
セットアップマニュアルがあると思いますのでこのへんで。

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2512 Re: バージョンアップしたいのですが・・・。 kana  4/10-10:46
記事番号2510へのコメント
kanaさんは No.2510「バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>現在、gate wayで、Win95を使用しています。
>Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
>どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
>Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。
moonさん
親切なコメントありがとうございます。
でも、やっぱりアプリケーションのインストールと違って結構怖そうですね。
しっかり準備をした上で、進めたいと思います。

Win95教室Ver. 1.27
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2516 Re:^2 バージョンアップしたいのですが・・・。 noanoa E-mail URL 5/4-07:45
記事番号2512へのコメント
kanaさんは No.2512「Re: バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きまし
た。
>kanaさんは No.2510「バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>>現在、gate wayで、Win95を使用しています。
>>Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
>>どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
>>Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。
>
>moonさん
>親切なコメントありがとうございます。
>でも、やっぱりアプリケーションのインストールと違って
>結構怖そうですね。
>しっかり準備をした上で、進めたいと思います。
>
すみません。もっと初歩的なことをお聞きしたいです。
わたしは、FM/V-BIBLIO Life Book で95を使用しています。同じく98にアップしたいのですが、win98 って upgrade版と正規のものがありますよね。
upgradeの方で計画していたのですが(現在CD-ROMを探しているところ)、同じ機種を使用している知人がアップできなかったというのです。
以前 VAIO を使用していたのですが、VAIOはVAIO専用のwin-OSを持っていたと記憶しています。これも同じことが言えるのでしょうか? 
だとしたら、upgrade版にも機種の規制があるのか?? 
つまり、正規のものでなければアップは不可能なのか??? それとも、知人のアップ方法に問題アリ?
何でも借りればいいと言うわたしの姿勢に間違いがあるのは認めますが、最近頭が混乱してきて困っています。Microsoftのサイトに行ってもなんだかよくわからないし。
ちなみに、95のCD-ROMは持っていません。どなたか親切な方、助けてください。
98にアップするには何が必要なのか。
機種規制はあるのか。よろしくお願い申し上げます。

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2523 Re:^別のかたの質問ですね。 井手 E-mail  5/11-19:32
記事番号2516へのコメント
>noanoaさんは No.2516「Re:^2 バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>
>わたしは、FM/V-BIBLIO Life Book で95を使用しています。同じく98にアップした
>いのですが、win98 って upgrade版と正規のものがありますよね。upgradeの方で計
>画していたのですが(現在CD-ROMを探しているところ)、同じ機種を使用している
>知人がアップできなかったというのです。
>
>以前 VAIO を使用していたのですが、VAIOはVAIO専用のwin-OSを持っていたと記憶
>しています。これも同じことが言えるのでしょうか? だとしたら、upgrade版にも
>機種の規制があるのか?? つまり、正規のものでなければアップは不可能なの
>か??? それとも、知人のアップ方法に問題アリ?
知人の方がどんな手順で試されたのか分かりませんが、富士通のページに手順が出ています。
http://www.fmworld.net/awindows.html
このページの下のほうにWin98のインストール手順があります。
またWin98用のドライバもダウンロード可能なので事前に準備しておく必要があります。

Win95教室Ver. 1.27
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■Win95教室Ver. 1.27
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◇┳win95でアンイストールができなくなりました。-投稿者:鈴瑚(6/3-02:00)No.2533
 ┗┳Re: win95でアンイストールができなくなりました。-投稿者:井手(6/3-23:26)No.2536
  ┗┳Re:^2 win95をアンイストールができなくなりました。-投稿者:鈴瑚(6/4-21:09)No.2538
   ┗━Re:^3 win95をアンイストールができなくなりました。-投稿者:井手(6/4-23:17)No.2539

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2533 win95でアンイストールができなくなりました。
鈴瑚  6/3-02:00
ウィンドウズ95でアンイストールをヘルプとおり、
「コントロールパネルのアプリケーションの削除、追加」
からしようとしたんですが、該当するものがなく、アンイストールができなくなりました。
一体どうすればいいんですか…? 

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2536 Re: win95でアンイストールができなくなりました。
井手 E-mail  6/3-23:26
記事番号2533へのコメント
鈴瑚さんは No.2533「win95でアンイストールができなくなりました。」で書きました。
>ウィンドウズ95でアンイストールをヘルプとおり、
>「コントロールパネルのアプリケーションの削除、追加」
>からしようとしたんですが、該当するものがなく、
>アンイストールができなくなりました。
一体何をインストールしたのですか?
「... 削除、追加」にアンインストールのためのリストが出るのは、そのソフトがインストール時にレジストリに書き込んだものです。
これが無いのは、
1.そのソフトのフォルダごと削除してもかまわないもの。
2.そのソフトのフォルダに、削除、remove、uninstall 等のユーティリティが用意されている。
3.インストール・ユーティリティの不備。
などが考えられます。
マニュアルやフォルダ内の readme.txt などを再度十分確認してください。
スタートメニューから起動しているソフトなら、同じフォルダに削除に関するショートカットがありませんか?
もし、それらが無ければ、仮のフォルダを作って一時的に中身を移動して暫く様子を見ます。
全てにおいて問題が無ければ、仮のフォルダと空になっている元のフォルダを削除すれば良いでしょう。
削除するのは確認できてからです。心配なら、放置しておくことです。

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2538 Re:^2 win95をアンイストールができなくなりました。
鈴瑚  6/4-21:09
記事番号2536へのコメント
すいません、凄く説明不足でした。
ソフトウェアをアンイストールするのではなく、
ウィンドウズ95を、アンイストールしようとしているんです。
方法はないものでしょうか…? 

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2539 Re:^3 win95をアンイストールができなくなりました。 井手 E-mail  6/4-23:17
記事番号2538へのコメント
鈴瑚さんは No.2538「Re:^2 win95をアンイストールができなくなりました。」で書きました。
>すいません、凄く説明不足でした。
>ソフトウェアをアンイストールするのではなく、
>ウィンドウズ95を、アンイストールしようとしているんです。
>方法はないものでしょうか…?
「アプリケーションの追加と削除」はWindows95がサポートしています。
従ってWindows95から自分自身であるWindows95をアンインストールすることは出来ません。
もし、Windows95の代わりに他のOSをインストールするつもりならフォーマットすれば如何ですか?
なお、次のOSがCD-ROMからインストールする必要があるなら、フォーマットする前にそのCD-ROMから起動できるかどうかを確認しておくほうがベターでしょう。
もし起動できないなら、CD-ROMを認識できる起動ディスクを作っておく必要がありそうです。

Win95教室Ver. 1.27
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戦いの果てに -マッ@とMS-
現在、世界の業界標準は、マッ@である。
中国、ロシア、オーストリア、アメリカ、そして、日本。
どこの国でも、最初に見かけるのが、マッ@の取扱店であり、その製品である。
かつて、MSの製品は、業界でも注目される存在であった。
特に、我が国がバブルに沸いていた時期の末期、MSの勢いは隆盛を極めていたように思われる。
同社の好業績は他の業界でも話題となっていたし、「高級志向」の追い風もあって、MSの製品は他社製品よりも割高であるにもかかわらず、大いに売れていた。
しかし、それも長くは続かなかった。
バブル崩壊に伴う消費者の急激な嗜好の変化~高級志向から、激安志向へ~に伴い、消費者は急速に、割高なMS社製品から、低価格路線に切り替えたマッ@へと移ったのである。
とくに、ビジネスにおけるシェアは、ほとんどの業種で圧倒的にマッ@が大幅に上回るようになる。
ある熱烈なマッ@愛好者などは、こんなことまで言う。
「MS? そんなの、業界シェアからしたら、誤差でしかないね。
そんなの相手にしないで、いっそ全部マッ@にした方が、よっぽど業界が標準化されていいよ。」
しかし、我が国では、未だにMSの愛用者は少なくない。会社員の大金沢降司さん(34歳)も、その一人である。
「ああ、MSとマッ@の話ですか。
そうですねぇ、確かに、現在の状況だと、仕事なんかではマッ@を使わざるをえないでしょうね。
なにしろ、MSは経費がちょっと多くかかりますし、同じ値段を出すなら、
マッ@の方がよっぽど早いことは事実なんですよ。
それに、MS製品では、多様なビジネスニーズに合わせた選択肢も少ないですから。
でもねぇ、いざ個人で使うとなると、やっぱり、MSの方が好きなんですよ。
なぜかなんて聞かれても、ちょっと困るんですけどね。
でもね、MSには、MSの魅力があるんですよ。
そうですね、言ってみれば『味わい』とでも言うんでしょうか。
だから、いくら業界標準がマッ@になっても、私はMSをやめられないんですよ。」

藤木総研・研究部
http://member.nifty.ne.jp/fuzsiki/tanul.html



















1998年10月12日月曜日

[スポット][東京秋葉原] PC SHOPザグレイスフル/THE GRACEFUL

店舗のご案内
旧店舗と同じ通りに面していています。隣がDOS/Vパラダイス、1Fがプラスワンです。
その右横のフェンスに面した通路を奥にいくと階段があります。そこを上っていただいた3Fです。
現在となりのビルが工事中で通路が大変せまくなっておりますが、チラシ配りの店員と、グレイスフルの 看板が目印です。
※3Fですので1Fのプラスワンさんと間違えないようお願いします。
※階段入り口まで狭く、(階段も狭い?)怪しい雰囲気となってしまっていますが、ちゃんと営業しています!
営業時間
平日 AM 11:00~PM 7:30
土日 AM 10:00~PM 7:30
定休日
毎週火曜日
最寄り駅
JR秋葉原駅 電気街口
おりて徒歩約7分
所在地
東京都千代田区外神田3-11-8
キモトビル3F
お問い合わせ先
TEL 03-5256-0522
FAX 03-5256-0523
振込先
東京三菱銀行 秋葉原支店 普通0614821
名義:ザ グレイスフル

ザグレイスフル/THE GRACEFUL
http://www.the-graceful.com/
info@the-graceful.com








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サポートの受付時間 は12時から18時までです。
サポートの休日は毎週火曜・木曜となっています。
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※保証規定をよくお読みの上、ご購入下さい。   
※ 店頭価格とインターネット価格は異なる場合があります。
※ 価格は常に変動しています。よろしくご了承下さい。
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ご連絡先   東京都千代田区外神田3-11-8 キモトビル3F
TEL 03-5256-0522 / FAX 03-5256-0523
URL www.the-graceful.com / E-mail info@the-graceful.com
営業時間 11:00~ 19:30  土日・祝日 10:00~19.30 毎週火曜定休
(C) THE GRACEFUL 1998

ザグレイスフル/THE GRACEFUL
http://www.the-graceful.com/
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CPU: ATHLON 500/FAN
M/B: ATHLON用M/B
MEMORY: 128MB PC100
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CASE: MIDDLE ATX
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DVD-ROM: DVD -ROM
FDD: 2MODE
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OTHER: 112JP,MOUSE
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P3-500 \130,800
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P3-500が10万を切った!
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CPU: Pentium3-500/FAN
M/B: 440BX
MEMORY: 64MB PC100
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VGA: Voodoo3 2000 16MB AGP
SOUND: YAMAHA724 PCI
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: MIDDLE TOWER ATX
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OPTION \97,800
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お手頃な格安システム。
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CPU:Celeron-400(S370)/FAN
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MEMORY: 64MB PC100
HDD: 6.4GB Ultra-DMA
VGA: RIVA TNT 16MB AGP
SOUND: YAMAHA YMF724 PCI
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: MIDDLE TOWER ATX
OTHER: 112JP,MOUSE
OTHER: ドーターカード
OS: OPTION \75,800
Cel-433 \78,800
Cel-466 \81,800
Cel-500 \88,800
※納期はご入金後約2.3日です。
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M/B: Aladdin5
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VGA: RIVA128ZX 8MB AGP
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: ATX MIDDLE TOWER
OTHER: 112JP,MOUSE
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OPTION \62,000
K6-2-450 \63,800
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ザグレイスフル/THE GRACEFUL
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1998年9月20日日曜日

[機器][PC] Gateway Select1100(Athron)




マイPC ~今は昔 -転換期~充実期編-
2006/6/13(火) 午後 7:52 ディエンナオ Windows
Macから入ったのは正解だったと今でも思うけど、Winを避けて通れるはずもなく。
仕事柄"Cad"はWin(たまにMac使用)"DTP"はMacと両刀遣いで過ごしていたけどプライベートはLCからPowerMac数台を乗換えた後、しばらくMacはお休み。
「NEC/LaVie・IBM/ThinkPad・Apple/MessagePad・IBM/WorkPad・HP/Jornada・IBM/DataScope…etc」
ワケの判らない方向へ進んでいく(?)モバイル志向に縁を切り、やっと手にしたデスクトップPCは
「Gateway Select1100(Athron)」
日本撤退数日前に購入して、しかもAthlonです(爆)俺って…つくづくだよなぁ。
海外BTOメーカーの先駆けとして全国でこ洒落たショップを展開するも、ダメと思ったら即撤退!
確か初期のCFには日立に浮気する前の"伊東美咲"も出てました(笑)
マシン自体は安価ですが性能も良く、独立したばかりの俺の相棒として共に頑張ってくれました。
ところが他社のハイスペックBTO&自作PCに乗り換えた途端に起動しなくなってしまいました(涙)
再上陸したとはいえ旧サポートは別会社の対応で多くを望むべくもなく、とはいえ5年近く前のPCはまさしく「今は昔」で1年以上も放置プレイ(汗)
Web検索してると…出るわ出るわ!Selectシリーズのトラブルに嘆く牛飼いユーザーの叫び声が!?
「電源&MBのコンデンサ不良」
まず電源を安い(笑)350Wにアップして・・・×
次に焼きの入った電解コンデンサの交換(てか、明らかにソレだろ?)・・・◎
"ビンゴ"・・・今は各種サーバーマシンとして快調に動作しています(笑)
掛かった費用は不良コンデンサ3個の交換、予備を含め512円也(俺のWDテクも捨てたもんじゃない?)
現存しているPCは5台、マトモに動くのは3台(笑)
まだまだ、めくるめく電脳(デンナオ)わーるどへ。…次回に続く…かどうかは?
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/92/75/gund_hanner/folder/928803/img_928803_7943012_0?20060613195212.jpg
モニタをフラットにCD-RW/DVD-ROM他ボード類を追加して、しめて16万くらいだったかな?
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/92/75/gund_hanner/folder/928803/img_928803_7943012_1?20060613195212.jpg
図の3個のコンデンサの接触部が焼け焦げたようになってました(笑)しかし、古いよねぇ。

がんどの戯れ言3.0/Dive Free or Lie Hard
https://blogs.yahoo.co.jp/gund_hanner/7943012.html








◆Gateway Performance Line
GatewayTM Select 
GatewayTM Select 1200 DX 
GatewayTM Select 1000  
GatewayTM Select 800  
◆Gateway Performance Line
GatewayTM Performance 
GatewayTM Performance XL  
◆Gateway Essential Line
GatewayTM Essential Slim 
GatewayTM Essential  
GatewayTM Essential AV モデル(Celeron) 
GatewayTM Essential AV モデル(Pentium III) 
GatewayTM Essential Slim 
Gateway PROFILETM
Gateway Profile line
Gateway PROFILETM XL 
Gateway PROFILETM SE  
◆ポータブルシリーズ
Gateway JI-SAKU-KI TM  
Gateway JI-SAKU-KITM 650  
GatewayTM SOLO(R) 1150  
GatewayTM SOLO(R) 1150 
GatewayTM SOLO(R) 5300
GatewayTM SOLO(R) 5300
GatewayTM SOLO(R) 3300
GatewayTM SOLO(R) 3300
GatewayTM SOLO(R) 3300
(Pentium III モデル) 
GatewayTM SOLO(R) 9300
GatewayTM SOLO(R) 9300 
GatewayTM SOLO(R) 2150
◆Gateway Performance Line
GatewayTM SOLO2150 即納モデルB  
GatewayTM SOLO2150 即納モデルC  
パック・セットサービス

Gateway
http://www.gw2k.co.jp/pcshop/lineup.html










  




1998年9月9日水曜日

[機器] ショップマシンPC,米AMD社製CPU,



[機器] ショップマシンPC,米AMD社製CPU,
ニューマシン
The Gracefulという秋葉原のお店で作ってもらった、いわゆるショップマシンです。
購入は、1998年9月。
まだ買ったばかりの機種ですが、買うときは、 P-IIにするかで、悩みました。
と言うよりも、買う直前までは、P-II にしようとほぼ決めていたのに、実際にショップで見積もりをすると、その差 10万円…。
約1.5倍の価格差にK6-2のマシンを選んでしまいました。
ビデオ・カードも相性の問題から、TNTでなくZXにしてしまったのも、 今では少々悔やまれます。
さて、次は何を…。
[仕様]
Case:??社製 PC-968A Middle Tower
M/B:台ASUSTeK Computer社製 P5A
CPU:米AMD社製 K6-2 350MHz
Memory:128MB PC100 CL2
Disk:8.4GB米IBM社製 DHEA-38451
Video:米nVIDIA社製 RIVA 128ZX
Modem:米Silicom Multimedia Systems社製
     Modem Master 8000/56K(後付け)
Sound:米CreativeLab社製 Sound Blaster Live!
LAN:日ELECOM社製 Laneed LD-PCI2TL(後付け)
K/B:Aptivaと共用(そのため、CPUスウィッチを購入)
CPU SW:台ATEN社製 Master View Plus CS-124

PC
http://www.geocities.co.jp/SilyconValley/1051/newpc.html

The Graceful
http://www.the-graceful.com/

1998年8月16日日曜日

[OS] Windows95 再インストール

Windows95 の再インストール方法
起動ディスクでCD-ROMを認識する
1998/08/16
------------------------------------------------------------------------
Q:(一郎兄さん)
 のぶさん、Windows95の起動ディスクで、立ち上げるとCD-ROMを認識しないのだけど。
A:(延さん)
 そうです。Windows95の起動ディスク(アプリケーションの追加と削除で作る)で立ち上げた状態というのはWindows95ではなくて、MS-DOSというOSが動いています。正確な表現ではないですが、MS-DOSではシステムで認識できるのはハードディスクドライブとフロッピーディスクドライブだけで、それ以外の機器は必ず特定のドライバが必要です。ですからMS-DOSでCD-ROMなどを使いたい場合は、そのドライバをシステムに組み込む必要があります。
Q:(一郎兄さん)
 では、そのドライバってのを組み込めば認識するんかい?
A:(延さん)
 そうです。OSR2のWindows95などは全てCD-ROMで配布されていますからセットアップには起動ディスクで立ち上げた状態でCD-ROMを認識することは不可欠ですよね。
Q:(憲さん)
 憲さんです。CD-ROMなんてみんな使うのにどうしてあらかじめ組み込んでおいてくれないのでしょう?
A:(延さん)
 ドライバというのは基本的に機器依存なんだよ。ユーザがどのようは機器(この場合はCD-ROM)を使うか分からないソフトウェア会社(もちろんマイクロソフト)としては、あらかじめ起動ディスクに組み込んでしまう訳にいかないんだ。
 Windows95にはプラグアンドプレイという機能があって、接続された機器の種類を判別して適切なドライバを自動的に組み込んでくれるんだけど、MS-DOSというOSにはそのような機能がないので、利用者がいちいち組み込まないといけないという訳。
Q:(のりこ)
 でもWindows98では、起動ディスクからCD-ROMを認識できたわよ。
A:(延さん)
 姉貴、超初心者のわりにはいい指摘だね。そうWindows98ではついに起動ディスクでCD-ROMが認識できるようになったんだよ。
Q:(憲さん)
 プラグアンドプレイができるようになったのですか?
A:(延さん)
 残念ながら、そうではないようだね。後でも説明するけど、機器依存とは言ってもかなり汎用性が高いんだよ。CD-ROMのドライバーって。結局そのへんに期待して汎用性の高そうなドライバを複数あらかじめ用意して、どれかで動くだろうという結構アバウトは方法のようなんだ。まあ僕の場合アップグレード版しか見てないけど、製品版も似たようなものだと思うよ。だから動作しない場合も稀にあるということを既に聞いています。特にSCSIのCD-ROMの場合、後述するようにSCSIホストアダプターのためのASPIマネージャというのを組み込む必要があるのだけど、Microsoftが用意したASPIマネージャに、Tekramなどかなり多くのSCSIホストアダプターで使われているSymBiosという会社のSCSIチップに対応したものがないので、結局独自に組み込む必要があると聞いています。
Q:(憲さん)
 結局完全ではないということですね。
A:(延さん)
 そうだね。逆にWindows95の時でもメーカー製のパソコンなんかは、
  大抵CD-ROMなどのドライバを組み込んだセットアップディスクというものが添付されています。
  メーカーパソコンの場合、使用するCD-ROMが既に特定していますから、
  正しいドライバを独自に組み込んでしまうことができる訳ね。
 みんなのマシンはメーカー製だからセットアップディスクが付いていたでしょ。
  一郎兄さんのFMVなんかは
  メンテナンスディスクという名称のセットアップディスクが添付されていたはずですが。
Q:(一郎兄さん)
 ああ、あのディスクがCD-ROMのドライバを組み込んである起動ディスクなわけね。
  ただあれで起動すると勝手にセットアップをはじめてしまうのだけど。
A:(延さん)
 そうなんですよね。余計なことをするようになっているセットアップディスクが多いですね。
  中にはフォーマットもしてしまうものもあるようです。
  確かあきつぐのメビウスがそうだったよね。
Q:(あきつぐ)
 そうそう、メニューに従っていったら、フォーマットしますかって聞くから、
  そのままYesで進んでしまって、フォーマットしちゃったよ。
  アプリケーションも全部入れ直さなくちゃならなくて、とても大変だった。
A:(延さん)
 結構余計なお世話的起動ディスクが多いね。
  まああきつぐの場合は、問い合わせがあったんだから、そこで拒否しても良かった訳だけど、
  初心者には何を拒否すればいいのかも分からないもんね。
  それにもし自分で別のCD-ROMなどを買ってきて繋げたら、
  途端に使えなくなってしまいます。
  ここは頑張って自分で独自の起動ディスクを作る方法を覚えてみましょうか?
Q:(貴子)
 難しいの?
A:(延さん)
 全然! 頑張ってみましょうよ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
A:(延さん)
 まずATAPIのCD-ROMを認識するには次の作業が必要です。
* CD-ROMドライバの用意
* システムへのドライバの組み込み
* MS-DOSのCD拡張
最初に兎にも角にもドライバというプログラムファイルを用意します。ATAPIのCD-ROMの場合、正確にはATAPIのMS-DOS用ドライバが必要ですが、CD-ROM用DOSドライバなどという場合もあります。メーカー製のパソコンの場合、セットアップディスクに入っていますし、
どこかにドライバの入ったディスクがある場合もあります。CD-ROMの別に購入した場合も、パッケージ品ならほぼ確実にDOS用ドライバとして、
  製品に添付されていると思います。
  バルク品でもDOSのドライバくらいならフロッピーで添付されていることが多いですから、
  よく探してみましょう。
 どうしてもない場合でも、
  大抵Web上で手に入れることができます。
  少なくともドライブのメーカーと型はちゃんと把握しておきましょう。
  それと実はこのATAPIのDOSドライバというのは、大変汎用性が高くて、
  他のメーカーのものでも結構動いてしまいます。
  以前松下のCD-ROMで別の3社のドライバがいずれも使えました。
  因みにドライバのファイル名は必ず、sysという拡張子がついています。
 ドライバを用意したら、次にシステムへの組み込みですが、
  具体的にはドライバを起動ディスクに入れると共に、
  CONFIG.SYSというファイルにデバイス文を記述することで組み込みます。
  このファイルをメモ帳か何かで編集しましょう。
 最初、CONFIG.SYSファイルは以下のような文だけが書かれていると思います。
[CONFIG.SYS (初期状態 Windows95 OSR2の場合)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
 今ここに貴子のFMV DESKPOWER SEの場合で説明しましょう。
  このマシンのCD-ROMは松下寿製で、ATAPIドライバ「CR_ATAPI.SYS」が
  セットアップディスクのほかにアプリケーションCDにも入っていました。
  このドライバをCONFIG.SYSファイルに組み込んでみます。
[CONFIG.SYS(ATAPIドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ATAPIデバイスドライバ for ATAPI-CD-ROM
DEVICE=CR_ATAPI.SYS /D:MSCD000
 最後の1行がそうです。「DEVICE=ATAPIドライバ名 オプション...」という書式です。
Q:(あきつぐ)
 /D:MSCD000って何?
A:(延さん)
 /D:というのはデバイスオプションスイッチといって、
  その直後にデバイス名を指定します。
  このデバイス名(上記の場合MSCD000)はなんでもいいのです。
  適当なもので構いません。
  ただし後で説明するMSCDEX.EXEのオプションと一致させなければいけません。
Q:(貴子)
 適当でいいけど、無いとだめなのね?
A:(延さん)
 そう。デバイスオプションスイッチは必ず記述して下さい。
 そして最後にMS-DOSのCD拡張です。MS-DOSというOSで採用されているファイルシステムは
  FAT(File Allocation Table)というものですが、
  CD-ROMではそれと全く違うファイルシステムISO 9660が採用されています。
  そこでMS-DOSがこのCD-ROMのファイルシステムを使えるように、
  MS-DOSを拡張してやる必要があります。
  具体的にはMSCDEX.EXE(MicroSoft Compact Disk EXtension)というプログラムを実行するだけです。
  手でコマンド入力してもいいのですが、
  MS-DOSにもWindowsのスタートアップのように起動時にプログラムを自動実行させる方法があるので、
  それを利用します。
 AUTOEXEC.BATというファイルにMSCDEX.EXEを実行する文を記述します。
  このAUTOEXEC.BATというファイルがその名前が示しているように
  MS-DOSが起動されると自動的に実行されるバッチファイルで、
  ここに自動実行したいコマンドやプログラムを記述しておけば、自動的に実行されます。
 メーカー製のパソコンなどで、セットアップディスクで起動しただけで、
  勝手にセットアップやフォーマットをはじめてしまうのは、
  みなこのファイルにそのようなコマンドが記述されているのです。
 因みにこのAUTOEXEC.BATファイルは、元々の起動ディスクには存在しないので、
  新規作成で作って下さい。
Q:(一郎兄さん)
 ところでそのMSCDEX.EXEというプログラムはどこにあるの?
A:(延さん)
 あっそうでしたね。このファイルはWindows95のCD-ROMにも入ってますし、
  Windowsフォルダ¥Commandというフォルダにもあります。
  で、見つけたらやはり起動ディスクにいれ、
  AUTOEXEC.BATに次のように記述して、実行させます。
[AUTOEXEC.BAT(MSCDEXの実行)]
A:¥MSCDEX.EXE /D:MSCD000
 やはりデバイスオプションスイッチが記述してあり、
  CONFIG.SYSに記述したドライバ組み込みのデバイス文で指定したものと同じものを指定します。
 これでドライバの組み込みとCD-ROMを読める環境が整います。どうです? 簡単でしょ。
Q:(憲さん)
 なんだ結構簡単だったんですね。しかしSCSIのCD-ROMも同じようにできるのですか?
A:(延さん)
 さっきもちょっと説明したけど、SCSIの場合はちょっと違います。
  違うというか、もう一つだけやっておかねばならないことがあります。
 それはSCSIのドライバの組み込みです。
  正確にはSCSIホストアダプタのASPIマネージャを組み込む必要があります。
  ASPIマネージャもやはりSCSIカードなどに添付されているのが普通ですが、
  WebなどでGetすることもできます。
Q:(貴子)
 「ASPIマネージャ」って何?
A:(延さん)
 正確に説明すると難しいというか、SCSIの歴史からひも解いていかないとならないけど、
  名前が示す通り単なるマネージャで、
  まあSCSIカードのドライバだと思っていても構わないです。
  因みに「ASPI」とはAdvanced SCSI Program Interfaceの頭文字です。
 組み込み方は、CD-ROMのデバイスドライバの場合と同様、CONFIG.SYSにデバイス文を記述することで行います。
  注意しなければならないのは、必ずデバイスドライバより先に組み込まなければならないことです。
  具体的にはデバイス文を先に書けばいいだけですが。
 私の自作マシンは、SCSIカードとしてAdaptecのAHA-2940Uを、
  SCSI CD-ROMにPioneerのDR-533を使っていますが、次にその場合の記述例を示します。
[CONFIG.SYS(ASPIマネージャとSCSI CD-ROMドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for Pioneer DR-533
DEVICE=DRD60ASP.SYS /D:MSCD000
 AUTOEXEC.BATに関しては、ATAPIの場合と全く同じです。
 またデバイスドライバの方はATAPIのものと同様に汎用性が高く、
  ホストアダプタ(SCSIカード)側が持っている(用意している)CD-ROM用のデバイスドライバが
  大抵のCD-ROMに使えてしまいますから、
  デバイスドライバが手に入れられない場合も困ることはないでしょう。
  Adaptecの場合ASPICD.SYSというCD-ROM用の汎用デバイスドライバがあり、
  大抵のCD-ROMがこれでOKです。私のPioneerのDR-533も大丈夫でした。
  Tekramのカードなどにもこのような汎用デバイスドライバ(TRMCD.SYS)があります。
 更にホストアダプタも選ばない汎用デバイスドライバもWeb上にあり、結構使えます。
  少なくとも私の環境では問題なく使えました。ものはヴェクターのライブラリにありました。
 どうです? こちらもどうってことないでしょ。
Q:(貴子)
 ええ簡単ね。これなら私にもできるわ。
A:(延さん)
 そうだろ。それにここまでできれば、後MOやPD(リムーバブルディスクとして使う場合)、Zipなどの
  リムーバブルディスクを認識する方法もいたって簡単だよ。
  CD-ROMの場合と同じようにASPIマネージャの組み込みの後にMOやPDのデバイスドライバを組み込めばいいだけ。
  その上リムーバブルディスクの場合は、ファイルシステムがFATなので、
  CD-ROMのようにMS-DOSを拡張する必要がありません。
  従ってAUTOEXEC.BATで何も実行する必要がないんです。
 ドライバはやはり製品に添付されているか、Webなどでも取得できます。
  またCD-ROMの場合と同じようにSCSIホストアダプタ側に、
  リムーバブルディスク汎用のデバイスドライバが普通は用意されています。
  AdaptecではASPIDISK.SYS、TekramではTRMDISK.SYSという
  汎用リムーバブルディスク用DOSデバイスドライバが用意されてました。
  いずれも私は使ったことがありませんが、
  大抵のリムーバブルディスクに使えるはずです。
 以下に私のマシンのコニカのMO(OMD-7060)を専用のDOSドライバで認識させた場合の
  CONFIG.SYSを示します。
[CONFIG.SYS(MOドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for KONICA OMD-7060
DEVICE=MSDRVR.SYS -OB -O2K
Q:(憲さん)
 CD-Rなんかもこれでいける訳ですか?
A:(延さん)
 残念ながら、CD-Rを単なるCD-ROMとして使うにはCD-ROMの場合と同様の方法でいいけど、
  書き込むために使えません。
  CD-Rへの書き込みにはドライバだけではだめで
  専用のソフトが必要なのだけど、
  そもそもMS-DOS上で動くCD-R書き込みソフトがないんですよ。
  たとえ作ったとしても、とても起動ディスクに収まるようなコンパクトなものは作れないだろうね。
  テープドライブの場合もほぼ同じような事情で起動ディスクから使うのは難しいです。
 ネットワークドライブはできるようですが、私はやったことがありません。今調査中です。
 後、沢山のドライバを組み込むとコンベンショナルメモリが足りなくなるという問題が起こります。
  これが起こるとインストール用のSetup.exeが実行できないという事態にもなります。
Q:(憲さん)
 憲さんのマシンはメモリに64MB積んでいるの大丈夫だと思います。
A:(延さん)
 ところがね憲さん。コンベンショナルメモリというのは物理メモリをいくら積んでも起こる
  MS-DOSの非常に厄介な問題なんだよ。
  たとえ256MBのメモリを積んでもMS-DOSでメモリ不足ですと言われてしまうんだ。
Q:(憲さん)
 そっそっそうなんですか。それは知りませんでした。
A:(延さん)
 まあ回避策というか、少なくともWindows95のSetup.exeを実行するくらいにメモリを空ける方法は簡単なので、
  また今度説明します。
  因みにこのことに関してはさすがにWindows98で新しくなった起動ディスクは
  ほぼ完璧に手当てされているので、参考にしてみるといいでしょう。
Q:(あきつぐ)
 ところでノートパソコンでPCカード経由のCD-ROMなんかはどうなの?
A:(延さん)
 当然ATAPIのCD-ROMなのか、SCSIなのかによって上記の手続きは必要な訳だけど、
  PCカードの場合は更に予めPCカードを認識させるため、
  そのドライバを別途組み込む必要があります。
  具体的にはソケットサービスドライバ、カードサービスドライバ、イネーブラなどです。
  これらを一まとめにしたようなポイントイネーブラだけでいい場合もあります。
  詳細はこちら「起動ディスク(DOS)でPCカードを使う方法」に記載しておきます。
  基本的はPCカードの「MS-DOSまたはWindows3.Windows95 の再インストール方法

起動ディスクでCD-ROMを認識する
1998/08/16
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Q:(一郎兄さん)
 のぶさん、Windows95の起動ディスクで、立ち上げるとCD-ROMを認識しないのだけど。
A:(延さん)
 そうです。Windows95の起動ディスク(アプリケーションの追加と削除で作る)で立ち上げた状態というのはWindows95ではなくて、MS-DOSというOSが動いています。正確な表現ではないですが、MS-DOSではシステムで認識できるのはハードディスクドライブとフロッピーディスクドライブだけで、それ以外の機器は必ず特定のドライバが必要です。ですからMS-DOSでCD-ROMなどを使いたい場合は、そのドライバをシステムに組み込む必要があります。
Q:(一郎兄さん)
 では、そのドライバってのを組み込めば認識するんかい?
A:(延さん)
 そうです。OSR2のWindows95などは全てCD-ROMで配布されていますからセットアップには起動ディスクで立ち上げた状態でCD-ROMを認識することは不可欠ですよね。
Q:(憲さん)
 憲さんです。CD-ROMなんてみんな使うのにどうしてあらかじめ組み込んでおいてくれないのでしょう?
A:(延さん)
 ドライバというのは基本的に機器依存なんだよ。ユーザがどのようは機器(この場合はCD-ROM)を使うか分からないソフトウェア会社(もちろんマイクロソフト)としては、あらかじめ起動ディスクに組み込んでしまう訳にいかないんだ。
 Windows95にはプラグアンドプレイという機能があって、接続された機器の種類を判別して適切なドライバを自動的に組み込んでくれるんだけど、MS-DOSというOSにはそのような機能がないので、利用者がいちいち組み込まないといけないという訳。
Q:(のりこ)
 でもWindows98では、起動ディスクからCD-ROMを認識できたわよ。
A:(延さん)
 姉貴、超初心者のわりにはいい指摘だね。そうWindows98ではついに起動ディスクでCD-ROMが認識できるようになったんだよ。
Q:(憲さん)
 プラグアンドプレイができるようになったのですか?
A:(延さん)
 残念ながら、そうではないようだね。後でも説明するけど、機器依存とは言ってもかなり汎用性が高いんだよ。CD-ROMのドライバーって。結局そのへんに期待して汎用性の高そうなドライバを複数あらかじめ用意して、どれかで動くだろうという結構アバウトは方法のようなんだ。まあ僕の場合アップグレード版しか見てないけど、製品版も似たようなものだと思うよ。
 だから動作しない場合も稀にあるということを既に聞いています。特にSCSIのCD-ROMの場合、後述するようにSCSIホストアダプターのためのASPIマネージャというのを組み込む必要があるのだけど、Microsoftが用意したASPIマネージャに、Tekramなどかなり多くのSCSIホストアダプターで使われているSymBiosという会社のSCSIチップに対応したものがないので、結局独自に組み込む必要があると聞いています。
Q:(憲さん)
 結局完全ではないということですね。
A:(延さん)
 そうだね。逆にWindows95の時でもメーカー製のパソコンなんかは、
  大抵CD-ROMなどのドライバを組み込んだセットアップディスクというものが添付されています。
  メーカーパソコンの場合、使用するCD-ROMが既に特定していますから、
  正しいドライバを独自に組み込んでしまうことができる訳ね。
 みんなのマシンはメーカー製だからセットアップディスクが付いていたでしょ。
  一郎兄さんのFMVなんかは
  メンテナンスディスクという名称のセットアップディスクが添付されていたはずですが。
Q:(一郎兄さん)
 ああ、あのディスクがCD-ROMのドライバを組み込んである起動ディスクなわけね。
  ただあれで起動すると勝手にセットアップをはじめてしまうのだけど。
A:(延さん)
 そうなんですよね。余計なことをするようになっているセットアップディスクが多いですね。
  中にはフォーマットもしてしまうものもあるようです。
  確かあきつぐのメビウスがそうだったよね。
Q:(あきつぐ)
 そうそう、メニューに従っていったら、フォーマットしますかって聞くから、
  そのままYesで進んでしまって、フォーマットしちゃったよ。
  アプリケーションも全部入れ直さなくちゃならなくて、とても大変だった。
A:(延さん)
 結構余計なお世話的起動ディスクが多いね。
  まああきつぐの場合は、問い合わせがあったんだから、そこで拒否しても良かった訳だけど、
  初心者には何を拒否すればいいのかも分からないもんね。
  それにもし自分で別のCD-ROMなどを買ってきて繋げたら、
  途端に使えなくなってしまいます。
  ここは頑張って自分で独自の起動ディスクを作る方法を覚えてみましょうか?
Q:(貴子)
 難しいの?
A:(延さん)
 全然! 頑張ってみましょうよ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
A:(延さん)
 まずATAPIのCD-ROMを認識するには次の作業が必要です。
* CD-ROMドライバの用意
* システムへのドライバの組み込み
* MS-DOSのCD拡張
 最初に兎にも角にもドライバというプログラムファイルを用意します。
  ATAPIのCD-ROMの場合、正確にはATAPIのMS-DOS用ドライバが必要ですが、
  CD-ROM用DOSドライバなどという場合もあります。メーカー製のパソコンの場合、
  セットアップディスクに入っていますし、
  どこかにドライバの入ったディスクがある場合もあります。
  CD-ROMの別に購入した場合も、パッケージ品ならほぼ確実にDOS用ドライバとして、
  製品に添付されていると思います。
  バルク品でもDOSのドライバくらいならフロッピーで添付されていることが多いですから、
  よく探してみましょう。
 どうしてもない場合でも、
  大抵Web上で手に入れることができます。
  少なくともドライブのメーカーと型はちゃんと把握しておきましょう。
  それと実はこのATAPIのDOSドライバというのは、大変汎用性が高くて、
  他のメーカーのものでも結構動いてしまいます。
  以前松下のCD-ROMで別の3社のドライバがいずれも使えました。
  因みにドライバのファイル名は必ず、sysという拡張子がついています。
 ドライバを用意したら、次にシステムへの組み込みですが、
  具体的にはドライバを起動ディスクに入れると共に、
  CONFIG.SYSというファイルにデバイス文を記述することで組み込みます。
  このファイルをメモ帳か何かで編集しましょう。
 最初、CONFIG.SYSファイルは以下のような文だけが書かれていると思います。
[CONFIG.SYS (初期状態 Windows95 OSR2の場合)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
 今ここに貴子のFMV DESKPOWER SEの場合で説明しましょう。
  このマシンのCD-ROMは松下寿製で、ATAPIドライバ「CR_ATAPI.SYS」が
  セットアップディスクのほかにアプリケーションCDにも入っていました。
  このドライバをCONFIG.SYSファイルに組み込んでみます。
[CONFIG.SYS(ATAPIドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ATAPIデバイスドライバ for ATAPI-CD-ROM
DEVICE=CR_ATAPI.SYS /D:MSCD000
 最後の1行がそうです。「DEVICE=ATAPIドライバ名 オプション...」という書式です。
Q:(あきつぐ)
 /D:MSCD000って何?
A:(延さん)
 /D:というのはデバイスオプションスイッチといって、
  その直後にデバイス名を指定します。
  このデバイス名(上記の場合MSCD000)はなんでもいいのです。
  適当なもので構いません。
  ただし後で説明するMSCDEX.EXEのオプションと一致させなければいけません。
Q:(貴子)
 適当でいいけど、無いとだめなのね?
A:(延さん)
 そう。デバイスオプションスイッチは必ず記述して下さい。
 そして最後にMS-DOSのCD拡張です。MS-DOSというOSで採用されているファイルシステムは
  FAT(File Allocation Table)というものですが、
  CD-ROMではそれと全く違うファイルシステムISO 9660が採用されています。
  そこでMS-DOSがこのCD-ROMのファイルシステムを使えるように、
  MS-DOSを拡張してやる必要があります。
  具体的にはMSCDEX.EXE(MicroSoft Compact Disk EXtension)というプログラムを実行するだけです。
  手でコマンド入力してもいいのですが、
  MS-DOSにもWindowsのスタートアップのように起動時にプログラムを自動実行させる方法があるので、
  それを利用します。
 AUTOEXEC.BATというファイルにMSCDEX.EXEを実行する文を記述します。
  このAUTOEXEC.BATというファイルがその名前が示しているように
  MS-DOSが起動されると自動的に実行されるバッチファイルで、
  ここに自動実行したいコマンドやプログラムを記述しておけば、自動的に実行されます。
 メーカー製のパソコンなどで、セットアップディスクで起動しただけで、
  勝手にセットアップやフォーマットをはじめてしまうのは、
  みなこのファイルにそのようなコマンドが記述されているのです。
 因みにこのAUTOEXEC.BATファイルは、元々の起動ディスクには存在しないので、
  新規作成で作って下さい。
Q:(一郎兄さん)
 ところでそのMSCDEX.EXEというプログラムはどこにあるの?
A:(延さん)
 あっそうでしたね。このファイルはWindows95のCD-ROMにも入ってますし、
  Windowsフォルダ¥Commandというフォルダにもあります。
  で、見つけたらやはり起動ディスクにいれ、
  AUTOEXEC.BATに次のように記述して、実行させます。
[AUTOEXEC.BAT(MSCDEXの実行)]
A:¥MSCDEX.EXE /D:MSCD000
 やはりデバイスオプションスイッチが記述してあり、
  CONFIG.SYSに記述したドライバ組み込みのデバイス文で指定したものと同じものを指定します。
 これでドライバの組み込みとCD-ROMを読める環境が整います。どうです? 簡単でしょ。
Q:(憲さん)
 なんだ結構簡単だったんですね。しかしSCSIのCD-ROMも同じようにできるのですか?
A:(延さん)
 さっきもちょっと説明したけど、SCSIの場合はちょっと違います。
  違うというか、もう一つだけやっておかねばならないことがあります。
 それはSCSIのドライバの組み込みです。
  正確にはSCSIホストアダプタのASPIマネージャを組み込む必要があります。
  ASPIマネージャもやはりSCSIカードなどに添付されているのが普通ですが、
  WebなどでGetすることもできます。
Q:(貴子)
 「ASPIマネージャ」って何?
A:(延さん)
 正確に説明すると難しいというか、SCSIの歴史からひも解いていかないとならないけど、
  名前が示す通り単なるマネージャで、
  まあSCSIカードのドライバだと思っていても構わないです。
  因みに「ASPI」とはAdvanced SCSI Program Interfaceの頭文字です。
 組み込み方は、CD-ROMのデバイスドライバの場合と同様、CONFIG.SYSにデバイス文を記述することで行います。
  注意しなければならないのは、必ずデバイスドライバより先に組み込まなければならないことです。
  具体的にはデバイス文を先に書けばいいだけですが。
 私の自作マシンは、SCSIカードとしてAdaptecのAHA-2940Uを、
  SCSI CD-ROMにPioneerのDR-533を使っていますが、次にその場合の記述例を示します。
[CONFIG.SYS(ASPIマネージャとSCSI CD-ROMドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for Pioneer DR-533
DEVICE=DRD60ASP.SYS /D:MSCD000
 AUTOEXEC.BATに関しては、ATAPIの場合と全く同じです。
 またデバイスドライバの方はATAPIのものと同様に汎用性が高く、
  ホストアダプタ(SCSIカード)側が持っている(用意している)CD-ROM用のデバイスドライバが
  大抵のCD-ROMに使えてしまいますから、
  デバイスドライバが手に入れられない場合も困ることはないでしょう。
  Adaptecの場合ASPICD.SYSというCD-ROM用の汎用デバイスドライバがあり、
  大抵のCD-ROMがこれでOKです。私のPioneerのDR-533も大丈夫でした。
  Tekramのカードなどにもこのような汎用デバイスドライバ(TRMCD.SYS)があります。
 更にホストアダプタも選ばない汎用デバイスドライバもWeb上にあり、結構使えます。
  少なくとも私の環境では問題なく使えました。ものはヴェクターのライブラリにありました。
 どうです? こちらもどうってことないでしょ。
Q:(貴子)
 ええ簡単ね。これなら私にもできるわ。
A:(延さん)
 そうだろ。それにここまでできれば、後MOやPD(リムーバブルディスクとして使う場合)、Zipなどの
  リムーバブルディスクを認識する方法もいたって簡単だよ。
  CD-ROMの場合と同じようにASPIマネージャの組み込みの後にMOやPDのデバイスドライバを組み込めばいいだけ。
  その上リムーバブルディスクの場合は、ファイルシステムがFATなので、
  CD-ROMのようにMS-DOSを拡張する必要がありません。
  従ってAUTOEXEC.BATで何も実行する必要がないんです。
 ドライバはやはり製品に添付されているか、Webなどでも取得できます。
  またCD-ROMの場合と同じようにSCSIホストアダプタ側に、
  リムーバブルディスク汎用のデバイスドライバが普通は用意されています。
  AdaptecではASPIDISK.SYS、TekramではTRMDISK.SYSという
  汎用リムーバブルディスク用DOSデバイスドライバが用意されてました。
  いずれも私は使ったことがありませんが、
  大抵のリムーバブルディスクに使えるはずです。
 以下に私のマシンのコニカのMO(OMD-7060)を専用のDOSドライバで認識させた場合の
  CONFIG.SYSを示します。
[CONFIG.SYS(MOドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for KONICA OMD-7060
DEVICE=MSDRVR.SYS -OB -O2K
Q:(憲さん)
 CD-Rなんかもこれでいける訳ですか?
A:(延さん)
 残念ながら、CD-Rを単なるCD-ROMとして使うにはCD-ROMの場合と同様の方法でいいけど、
  書き込むために使えません。
  CD-Rへの書き込みにはドライバだけではだめで
  専用のソフトが必要なのだけど、
  そもそもMS-DOS上で動くCD-R書き込みソフトがないんですよ。
  たとえ作ったとしても、とても起動ディスクに収まるようなコンパクトなものは作れないだろうね。
  テープドライブの場合もほぼ同じような事情で起動ディスクから使うのは難しいです。
 ネットワークドライブはできるようですが、私はやったことがありません。今調査中です。
 後、沢山のドライバを組み込むとコンベンショナルメモリが足りなくなるという問題が起こります。
  これが起こるとインストール用のSetup.exeが実行できないという事態にもなります。
Q:(憲さん)
 憲さんのマシンはメモリに64MB積んでいるの大丈夫だと思います。
A:(延さん)
 ところがね憲さん。コンベンショナルメモリというのは物理メモリをいくら積んでも起こる
  MS-DOSの非常に厄介な問題なんだよ。
  たとえ256MBのメモリを積んでもMS-DOSでメモリ不足ですと言われてしまうんだ。
Q:(憲さん)
 そっそっそうなんですか。それは知りませんでした。
A:(延さん)
 まあ回避策というか、少なくともWindows95のSetup.exeを実行するくらいにメモリを空ける方法は簡単なので、
  また今度説明します。
  因みにこのことに関してはさすがにWindows98で新しくなった起動ディスクは
  ほぼ完璧に手当てされているので、参考にしてみるといいでしょう。
Q:(あきつぐ)
 ところでノートパソコンでPCカード経由のCD-ROMなんかはどうなの?
A:(延さん)
 当然ATAPIのCD-ROMなのか、SCSIなのかによって上記の手続きは必要な訳だけど、
  PCカードの場合は更に予めPCカードを認識させるため、
  そのドライバを別途組み込む必要があります。
  具体的にはソケットサービスドライバ、カードサービスドライバ、イネーブラなどです。
  これらを一まとめにしたようなポイントイネーブラだけでいい場合もあります。
  詳細はこちら「起動ディスク(DOS)でPCカードを使う方法」に記載しておきます。
  基本的はPCカードの「MS-DOSまたはWindows3.1での使い方」といったマニュアルに従うことになると思います。
  またMS-DOSのCD拡張に関しては変わりありませんので、
  Autoexec.batは同様に作ればいいはずです。
Q:(あきつぐ)
 ところでCD-ROMならWindows95のインストールに必要だから、
  起動ディスクで立ち上げた状態で認識したいというのは分かるけど、
  MOとかを起動ディスクで認識する必要ってあるの?
A:(延さん)
 それがあるんだな。それについてはこちら「システムをフルバックアップしたい)」で説明しています。Windows95 の再インストール方法

起動ディスクでCD-ROMを認識する
1998/08/16
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Q:(一郎兄さん)
 のぶさん、Windows95の起動ディスクで、立ち上げるとCD-ROMを認識しないのだけど。
A:(延さん)
 そうです。Windows95の起動ディスク(アプリケーションの追加と削除で作る)で立ち上げた状態というのはWindows95ではなくて、MS-DOSというOSが動いています。正確な表現ではないですが、MS-DOSではシステムで認識できるのはハードディスクドライブとフロッピーディスクドライブだけで、それ以外の機器は必ず特定のドライバが必要です。ですからMS-DOSでCD-ROMなどを使いたい場合は、そのドライバをシステムに組み込む必要があります。
Q:(一郎兄さん)
 では、そのドライバってのを組み込めば認識するんかい?
A:(延さん)
 そうです。OSR2のWindows95などは全てCD-ROMで配布されていますからセットアップには起動ディスクで立ち上げた状態でCD-ROMを認識することは不可欠ですよね。
Q:(憲さん)
 憲さんです。CD-ROMなんてみんな使うのにどうしてあらかじめ組み込んでおいてくれないのでしょう?
A:(延さん)
 ドライバというのは基本的に機器依存なんだよ。ユーザがどのようは機器(この場合はCD-ROM)を使うか分からないソフトウェア会社(もちろんマイクロソフト)としては、あらかじめ起動ディスクに組み込んでしまう訳にいかないんだ。
 Windows95にはプラグアンドプレイという機能があって、接続された機器の種類を判別して適切なドライバを自動的に組み込んでくれるんだけど、MS-DOSというOSにはそのような機能がないので、利用者がいちいち組み込まないといけないという訳。
Q:(のりこ)
 でもWindows98では、起動ディスクからCD-ROMを認識できたわよ。
A:(延さん)
 姉貴、超初心者のわりにはいい指摘だね。そうWindows98ではついに起動ディスクでCD-ROMが認識できるようになったんだよ。
Q:(憲さん)
 プラグアンドプレイができるようになったのですか?
A:(延さん)
 残念ながら、そうではないようだね。後でも説明するけど、機器依存とは言ってもかなり汎用性が高いんだよ。CD-ROMのドライバーって。結局そのへんに期待して汎用性の高そうなドライバを複数あらかじめ用意して、どれかで動くだろうという結構アバウトは方法のようなんだ。まあ僕の場合アップグレード版しか見てないけど、製品版も似たようなものだと思うよ。
 だから動作しない場合も稀にあるということを既に聞いています。特にSCSIのCD-ROMの場合、後述するようにSCSIホストアダプターのためのASPIマネージャというのを組み込む必要があるのだけど、Microsoftが用意したASPIマネージャに、Tekramなどかなり多くのSCSIホストアダプターで使われているSymBiosという会社のSCSIチップに対応したものがないので、結局独自に組み込む必要があると聞いています。
Q:(憲さん)
 結局完全ではないということですね。
A:(延さん)
 そうだね。逆にWindows95の時でもメーカー製のパソコンなんかは、
  大抵CD-ROMなどのドライバを組み込んだセットアップディスクというものが添付されています。
  メーカーパソコンの場合、使用するCD-ROMが既に特定していますから、
  正しいドライバを独自に組み込んでしまうことができる訳ね。
 みんなのマシンはメーカー製だからセットアップディスクが付いていたでしょ。
  一郎兄さんのFMVなんかは
  メンテナンスディスクという名称のセットアップディスクが添付されていたはずですが。
Q:(一郎兄さん)
 ああ、あのディスクがCD-ROMのドライバを組み込んである起動ディスクなわけね。
  ただあれで起動すると勝手にセットアップをはじめてしまうのだけど。
A:(延さん)
 そうなんですよね。余計なことをするようになっているセットアップディスクが多いですね。
  中にはフォーマットもしてしまうものもあるようです。
  確かあきつぐのメビウスがそうだったよね。
Q:(あきつぐ)
 そうそう、メニューに従っていったら、フォーマットしますかって聞くから、
  そのままYesで進んでしまって、フォーマットしちゃったよ。
  アプリケーションも全部入れ直さなくちゃならなくて、とても大変だった。
A:(延さん)
 結構余計なお世話的起動ディスクが多いね。
  まああきつぐの場合は、問い合わせがあったんだから、そこで拒否しても良かった訳だけど、
  初心者には何を拒否すればいいのかも分からないもんね。
  それにもし自分で別のCD-ROMなどを買ってきて繋げたら、
  途端に使えなくなってしまいます。
  ここは頑張って自分で独自の起動ディスクを作る方法を覚えてみましょうか?
Q:(貴子)
 難しいの?
A:(延さん)
 全然! 頑張ってみましょうよ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
A:(延さん)
 まずATAPIのCD-ROMを認識するには次の作業が必要です。
* CD-ROMドライバの用意
* システムへのドライバの組み込み
* MS-DOSのCD拡張
 最初に兎にも角にもドライバというプログラムファイルを用意します。
  ATAPIのCD-ROMの場合、正確にはATAPIのMS-DOS用ドライバが必要ですが、
  CD-ROM用DOSドライバなどという場合もあります。メーカー製のパソコンの場合、
  セットアップディスクに入っていますし、
  どこかにドライバの入ったディスクがある場合もあります。
  CD-ROMの別に購入した場合も、パッケージ品ならほぼ確実にDOS用ドライバとして、
  製品に添付されていると思います。
  バルク品でもDOSのドライバくらいならフロッピーで添付されていることが多いですから、
  よく探してみましょう。
 どうしてもない場合でも、
  大抵Web上で手に入れることができます。
  少なくともドライブのメーカーと型はちゃんと把握しておきましょう。
  それと実はこのATAPIのDOSドライバというのは、大変汎用性が高くて、
  他のメーカーのものでも結構動いてしまいます。
  以前松下のCD-ROMで別の3社のドライバがいずれも使えました。
  因みにドライバのファイル名は必ず、sysという拡張子がついています。
 ドライバを用意したら、次にシステムへの組み込みですが、
  具体的にはドライバを起動ディスクに入れると共に、
  CONFIG.SYSというファイルにデバイス文を記述することで組み込みます。
  このファイルをメモ帳か何かで編集しましょう。
 最初、CONFIG.SYSファイルは以下のような文だけが書かれていると思います。
[CONFIG.SYS (初期状態 Windows95 OSR2の場合)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
 今ここに貴子のFMV DESKPOWER SEの場合で説明しましょう。
  このマシンのCD-ROMは松下寿製で、ATAPIドライバ「CR_ATAPI.SYS」が
  セットアップディスクのほかにアプリケーションCDにも入っていました。
  このドライバをCONFIG.SYSファイルに組み込んでみます。
[CONFIG.SYS(ATAPIドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ATAPIデバイスドライバ for ATAPI-CD-ROM
DEVICE=CR_ATAPI.SYS /D:MSCD000
 最後の1行がそうです。「DEVICE=ATAPIドライバ名 オプション...」という書式です。
Q:(あきつぐ)
 /D:MSCD000って何?
A:(延さん)
 /D:というのはデバイスオプションスイッチといって、
  その直後にデバイス名を指定します。
  このデバイス名(上記の場合MSCD000)はなんでもいいのです。
  適当なもので構いません。
  ただし後で説明するMSCDEX.EXEのオプションと一致させなければいけません。
Q:(貴子)
 適当でいいけど、無いとだめなのね?
A:(延さん)
 そう。デバイスオプションスイッチは必ず記述して下さい。
 そして最後にMS-DOSのCD拡張です。MS-DOSというOSで採用されているファイルシステムは
  FAT(File Allocation Table)というものですが、
  CD-ROMではそれと全く違うファイルシステムISO 9660が採用されています。
  そこでMS-DOSがこのCD-ROMのファイルシステムを使えるように、
  MS-DOSを拡張してやる必要があります。
  具体的にはMSCDEX.EXE(MicroSoft Compact Disk EXtension)というプログラムを実行するだけです。
  手でコマンド入力してもいいのですが、
  MS-DOSにもWindowsのスタートアップのように起動時にプログラムを自動実行させる方法があるので、
  それを利用します。
 AUTOEXEC.BATというファイルにMSCDEX.EXEを実行する文を記述します。
  このAUTOEXEC.BATというファイルがその名前が示しているように
  MS-DOSが起動されると自動的に実行されるバッチファイルで、
  ここに自動実行したいコマンドやプログラムを記述しておけば、自動的に実行されます。
 メーカー製のパソコンなどで、セットアップディスクで起動しただけで、
  勝手にセットアップやフォーマットをはじめてしまうのは、
  みなこのファイルにそのようなコマンドが記述されているのです。
 因みにこのAUTOEXEC.BATファイルは、元々の起動ディスクには存在しないので、
  新規作成で作って下さい。
Q:(一郎兄さん)
 ところでそのMSCDEX.EXEというプログラムはどこにあるの?
A:(延さん)
 あっそうでしたね。このファイルはWindows95のCD-ROMにも入ってますし、
  Windowsフォルダ¥Commandというフォルダにもあります。
  で、見つけたらやはり起動ディスクにいれ、
  AUTOEXEC.BATに次のように記述して、実行させます。
[AUTOEXEC.BAT(MSCDEXの実行)]
A:¥MSCDEX.EXE /D:MSCD000
 やはりデバイスオプションスイッチが記述してあり、
  CONFIG.SYSに記述したドライバ組み込みのデバイス文で指定したものと同じものを指定します。
 これでドライバの組み込みとCD-ROMを読める環境が整います。どうです? 簡単でしょ。
Q:(憲さん)
 なんだ結構簡単だったんですね。しかしSCSIのCD-ROMも同じようにできるのですか?
A:(延さん)
 さっきもちょっと説明したけど、SCSIの場合はちょっと違います。
  違うというか、もう一つだけやっておかねばならないことがあります。
 それはSCSIのドライバの組み込みです。
  正確にはSCSIホストアダプタのASPIマネージャを組み込む必要があります。
  ASPIマネージャもやはりSCSIカードなどに添付されているのが普通ですが、
  WebなどでGetすることもできます。
Q:(貴子)
 「ASPIマネージャ」って何?
A:(延さん)
 正確に説明すると難しいというか、SCSIの歴史からひも解いていかないとならないけど、
  名前が示す通り単なるマネージャで、
  まあSCSIカードのドライバだと思っていても構わないです。
  因みに「ASPI」とはAdvanced SCSI Program Interfaceの頭文字です。
 組み込み方は、CD-ROMのデバイスドライバの場合と同様、CONFIG.SYSにデバイス文を記述することで行います。
  注意しなければならないのは、必ずデバイスドライバより先に組み込まなければならないことです。
  具体的にはデバイス文を先に書けばいいだけですが。
 私の自作マシンは、SCSIカードとしてAdaptecのAHA-2940Uを、
  SCSI CD-ROMにPioneerのDR-533を使っていますが、次にその場合の記述例を示します。
[CONFIG.SYS(ASPIマネージャとSCSI CD-ROMドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for Pioneer DR-533
DEVICE=DRD60ASP.SYS /D:MSCD000
 AUTOEXEC.BATに関しては、ATAPIの場合と全く同じです。
 またデバイスドライバの方はATAPIのものと同様に汎用性が高く、
  ホストアダプタ(SCSIカード)側が持っている(用意している)CD-ROM用のデバイスドライバが
  大抵のCD-ROMに使えてしまいますから、
  デバイスドライバが手に入れられない場合も困ることはないでしょう。
  Adaptecの場合ASPICD.SYSというCD-ROM用の汎用デバイスドライバがあり、
  大抵のCD-ROMがこれでOKです。私のPioneerのDR-533も大丈夫でした。
  Tekramのカードなどにもこのような汎用デバイスドライバ(TRMCD.SYS)があります。
 更にホストアダプタも選ばない汎用デバイスドライバもWeb上にあり、結構使えます。
  少なくとも私の環境では問題なく使えました。ものはヴェクターのライブラリにありました。
 どうです? こちらもどうってことないでしょ。
Q:(貴子)
 ええ簡単ね。これなら私にもできるわ。
A:(延さん)
 そうだろ。それにここまでできれば、後MOやPD(リムーバブルディスクとして使う場合)、Zipなどの
  リムーバブルディスクを認識する方法もいたって簡単だよ。
  CD-ROMの場合と同じようにASPIマネージャの組み込みの後にMOやPDのデバイスドライバを組み込めばいいだけ。
  その上リムーバブルディスクの場合は、ファイルシステムがFATなので、
  CD-ROMのようにMS-DOSを拡張する必要がありません。
  従ってAUTOEXEC.BATで何も実行する必要がないんです。
 ドライバはやはり製品に添付されているか、Webなどでも取得できます。
  またCD-ROMの場合と同じようにSCSIホストアダプタ側に、
  リムーバブルディスク汎用のデバイスドライバが普通は用意されています。
  AdaptecではASPIDISK.SYS、TekramではTRMDISK.SYSという
  汎用リムーバブルディスク用DOSデバイスドライバが用意されてました。
  いずれも私は使ったことがありませんが、
  大抵のリムーバブルディスクに使えるはずです。
 以下に私のマシンのコニカのMO(OMD-7060)を専用のDOSドライバで認識させた場合の
  CONFIG.SYSを示します。
[CONFIG.SYS(MOドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for KONICA OMD-7060
DEVICE=MSDRVR.SYS -OB -O2K
Q:(憲さん)
 CD-Rなんかもこれでいける訳ですか?
A:(延さん)
 残念ながら、CD-Rを単なるCD-ROMとして使うにはCD-ROMの場合と同様の方法でいいけど、
  書き込むために使えません。
  CD-Rへの書き込みにはドライバだけではだめで
  専用のソフトが必要なのだけど、
  そもそもMS-DOS上で動くCD-R書き込みソフトがないんですよ。
  たとえ作ったとしても、とても起動ディスクに収まるようなコンパクトなものは作れないだろうね。
  テープドライブの場合もほぼ同じような事情で起動ディスクから使うのは難しいです。
 ネットワークドライブはできるようですが、私はやったことがありません。今調査中です。
 後、沢山のドライバを組み込むとコンベンショナルメモリが足りなくなるという問題が起こります。
  これが起こるとインストール用のSetup.exeが実行できないという事態にもなります。
Q:(憲さん)
 憲さんのマシンはメモリに64MB積んでいるの大丈夫だと思います。
A:(延さん)
 ところがね憲さん。コンベンショナルメモリというのは物理メモリをいくら積んでも起こる
  MS-DOSの非常に厄介な問題なんだよ。
  たとえ256MBのメモリを積んでもMS-DOSでメモリ不足ですと言われてしまうんだ。
Q:(憲さん)
 そっそっそうなんですか。それは知りませんでした。
A:(延さん)
 まあ回避策というか、少なくともWindows95のSetup.exeを実行するくらいにメモリを空ける方法は簡単なので、
  また今度説明します。
  因みにこのことに関してはさすがにWindows98で新しくなった起動ディスクは
  ほぼ完璧に手当てされているので、参考にしてみるといいでしょう。
Q:(あきつぐ)
 ところでノートパソコンでPCカード経由のCD-ROMなんかはどうなの?
A:(延さん)
 当然ATAPIのCD-ROMなのか、SCSIなのかによって上記の手続きは必要な訳だけど、
  PCカードの場合は更に予めPCカードを認識させるため、
  そのドライバを別途組み込む必要があります。
  具体的にはソケットサービスドライバ、カードサービスドライバ、イネーブラなどです。
  これらを一まとめにしたようなポイントイネーブラだけでいい場合もあります。
  詳細はこちら「起動ディスク(DOS)でPCカードを使う方法」に記載しておきます。
  基本的はPCカードの「MS-DOSまたはWindows3.1での使い方」といったマニュアルに従うことになると思います。
  またMS-DOSのCD拡張に関しては変わりありませんので、
  Autoexec.batは同様に作ればいいはずです。
Q:(あきつぐ)
 ところでCD-ROMならWindows95のインストールに必要だから、
  起動ディスクで立ち上げた状態で認識したいというのは分かるけど、
  MOとかを起動ディスクで認識する必要ってあるの?
A:(延さん)
 それがあるんだな。それについてはこちら「システムをフルバックアップしたい)」で説明しています。
  さて皆さん、起動ディスクでCD-ROMなどを認識する方法はよくわかったでしょ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
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