2026年11月5日木曜日

[ゲーム][PS] FIST~アーケード基盤の基礎知識


[ゲーム][PS] FIST~アーケード基盤の基礎知識
FIST(Imagineer)
コンシュマー第2回
洗練され尽くしたポリゴン表示
どうしたものか、館主急に格闘技ゲームを紹介したくなりました。
どうも更新は気まぐれで、前回も「銀河仁侠伝」が何時の間にか「ずんずん教」
に変わっていた…なんて事が怏々にして起こったりしまして…。
…いやどーでもいーことでしたか。(^^;
早速このゲームを紹介しようと思い当館のコンシュマー棚を探してみたの
ですが…
どうもお目当てのFISTが見つかりません。
ひょっとしてコースターとして使ってしまったのかも知れません。
そんな訳で今回は保存版にするつもりだったFISTを開封する事にしました。
なに、遊んでこそゲームです。何故かちっとも惜しい気がしないのはきっと館主
がゲーマーだからなんでしょうとも。
このゲ-ム、イマジニア様から1996年に出たPS用対戦格闘技ゲームです。
いや「ゲーム」と言ってしまうと御存じな方から折檻を頂いてしまうかも知れ
ません。「ゲーム」などと言う低俗な言葉で言い表したらFISTに大変失礼
でした。
実は館主、天下のイマジニア様が出したゲームなので必ず面白いだろうと確信
し、予約の上定価で買った忌いや懐かしい過去があったりします。(本当)
今でも某ファミコンショップでは380円もすると言うのですから、未だにその
評判の高さが続いている不朽の名作と言えるのでしょう。
さて、前振りはこの位にして早速このゲームを紹介致しましょう。
…申し訳ありませんが便宜上コンテンツ中では
「FIST」を「ゲーム」と呼ばせて頂きます
こと、皆様平に御容赦下さいませ。
■ ゲーム内容
大変斬新で画期的なポリゴン3D格闘技ゲームです。歴史に残る名作と言って
宜しいでしょう。
いや、これは「名作」と言う陳腐な言葉で語ってはいけませんでしたね。
正しくは「傑作」と言えるものでしょう。
いや、誰しもが「これは傑作だ!」と唸らせる力量を持つゲームです。
実際イマジニア様の3Dポリゴンの技術力はたいしたもので、徹底して洗練
されたポリゴン数が表現するグラフィックを目の当たりにした方であれば誰しも
が驚かされる事でしょう。
発売時、アーケードではバーチャ2などと言う物が一世を風靡していた時期と
記憶しておりますが、営業の方が自信たっぷりに
「同等かそれ以上のデキになります」
とおっしゃったとか聞きましたが(真偽の程は定かではありません。)、本格派
3Dポリゴン格闘技ゲームがコンシュマーで遊べると言うのですから、
当時のマニアはどれ程期待に胸を膨らませていた事でしょう。
■ ゲームストーリー
アイドル。それは少女達の憧れ。
日夜厳しいレッスンに励む者。スカウトマンの目に留まろうと町をさまよう者。
その地位を獲得する為に、少女は様々な努力をする。
今回のオーディション優勝者には有名プロデューサーによる曲が提供され、その
歌はテレビ番組とのタイアップをされると言う。
しかし、その優勝する条件は「誰よりも強い者である事」であった…。
どうしたことか館主、顔が燃えてきてしまいました。
いや、かつて無い斬新なストーリー設定ですね。常人は到底思いも付きません。
以下に登場する「アイドル候補」の8キャラを紹介致しましょう。
男性キャラ2人についてはHP容量の無駄遣い
を回避する為やむなく割愛させて頂きました。
上から順にキャラクター名を紹介すると、
   桃山 愛 (ももやまあい)    バニー・メイ
   青木 真琳(あおきまりん)   マリア・クリステル
   土月 真澄(どつきますみ)    刻風(ときかぜ)
となります。
他2名の野郎キャラ名につきましては、HPの容量の都合上Txt文を少しでも短くする目的で割愛させて頂きました。
上の画像はデモから撮ったものですが、なかなか良くアニメーションしており、何故かしら本編よりも出来が良いのです。
思わず「これは2Dゲームか?」と勘違いしてしまう程です。
真面目な話HPの容量の関係でムービーなど入れられませんから、以下に2枚デモアニメーションの画像を紹介しましょう。
ほら、短い時間にこれだけグリグリアニメするのです。
恐らく本編の開発コストの10倍は掛けたものと思われます。
いえいえ、決して館主個人の趣味で紹介をしてはいませんよ。
ポニテ体操着は世のお約束と言うものに過ぎません。
■ ゲームシステム
8方向3ボタンのゲームです。
ボタンはP(パンチ)、K(キック)、G(ガード)の3つです。
例によって画面上の黄色いライフゲージなるものを削り合うゲームです。
その他、組み合わせにより「ヒップアタック」(まりんちゃん)とか数種類技が出るようです。
ですが、実際ゲームをしてみればお判りになるのですが、技は覚えなくても大丈夫です。
何故ならば、しゃがんだまま連続Kボタン連打をしていれば黙ってエンディングを見る事ができるからです。目をつむっていてOKです。
(本当ですからお試し下さい。)
世の中にはRPG等誰でも暇さえあればクリアできる「盲導犬タイプ」のゲームがあります。
このゲームも恐らく業界初「対戦格闘技版盲導犬ゲーム」だと思われまして、プレイヤーを選ばないその間口の広さには驚かされます。
このゲームを遊び過ぎてコントローラーが壊れるとしたら、それは↓ボタンと×ボタンの2つだけでしょう。
それから、操作性については全てにおいてボタンを押してから一拍置いて
レスポンスがあるシステムですので、上級プレイヤーの高度な読みが必要になっており、そのテクニックを拾得するまで飽きさせない仕様になっています。
「操作性があまりに非道過ぎる」と嘆くのは、きっとその方が初級プレイヤーだからだと思われます。
■ ゲームの合間のビジュアルシーン
対戦を始めて3人目、6人目、8人目をクリアした後にちょっとした御褒美にビジュアルシーンが各キャラ毎にあります。
以下の画像をどうぞ。画像は愛ちゃんプレー時のものです。(3,6人目)と言うか、館主このキャラ以外興味の対象 いや使った事はありません。
この御褒美ビジュアルはなかなか良い出来で、「しゃがみK連打」と言う高度なテクニックを駆使し続けていたゲーマーに取っては心が和む一時なのですが、
…うっかりこれをご覧にならない方が良いかも知れません。
何故ならば、その後ゲーム本編が再開すると言う厳しい現実が待ち受けているからです。
本編の3Dよりも2Dビジュアルの方が良い出来でして、鋭いゲーマーならば
このゲームはラスボスを倒しオーディションに優勝するのでは無く、実は「次の御褒美ビジュアルシーンを見るのがこのゲーム本来の目的」と言う事に程なくして気付くでしょう。
■ 厳しい現実
さて、もう紹介するものは何も無い気がしますが、折角ですから実際のゲーム画像を紹介致しましょう。
あ、皆様、モニターから少しお離れになってからご覧下さい。
あくまで皆様の視力が落ちるのを心配しての気遣いなのですが、ついでに下に何が写っているのかも判り易くなると言う利点があります。
慣れれば人に見えない事はありません。
どうか想像力を逞しくしてご覧になって下さいますよう。
うっかり近くで見てしまうとゼペットじいさんの作り物と勘違いされてしまうかも知れません。
愛ちゃん同キャラ対決。
体操着とスクール水着姿で容易に1P2Pの区別が付くようになっていますね。
色だけで区別しているメーカーが多い昨今、こう言った一部のマニアを考慮した親切仕様は個人的にとても歓迎です。
画像右上は決着が付いた後の「REPLAY」シーンです。
ボタンの入力仕様と言い、ライバルのバーチャファイター2を意識した仕様ですね。
SEGAがどう思っているのかは知りませんが。
もう4枚程紹介しておきましょう。
バニーさんの尻尾が実は四角いと知ったのはこのゲームでです。
いや、PSの機能を駆使した見事なポリゴンぶりですね。
ついでに勝ちポーズをしているところの愛ちゃんのお顔も下にUPしておきましょう。
いやあ、身震いする程美人ですね。ガングロ姐様もこうは行きますまい。
ポリゴン技術もここまで格段に進化したと思うと感慨深いものがあります。
拡大して見れば見る程ピ○ソ顔負けです。
■ VGM
大変良い、聞いていて非常に和む曲ばかりが流れます。
曲自体程々良い出来でして、「しゃがみ連続キック」を目をつむって作業する分にはなかなか心地良く、ついつい眠くなる程です。
しかしまあ、これ程今までの格闘技ゲームに無かった斬新な曲想を良く考え付かれたものです。
そのセンスの前人未踏なハイブロウぶりには改めて感服させられてしまいます。
■ 「キャラ紹介」と言う名のおまけ
コンフィグ項目中に「キャラ紹介」と言うものがあります。
これにより各ポリゴンギャルがあらゆる方向から視点を変えて見る事ができます。
いや、本当見る者に対して情け容赦無いあられもないポリゴン姿が拝めます。
(…実は館主、この「キャラ紹介」の存在こそこのゲームを購入する直接の動機でしたが…。ふっ)
下が「キャラ紹介」の画像ですが、画像をクリックすれば実際どこがどのようにあられも無いか、身を持って思い知らされることでしょう。
その他、クリアしたキャラについては紹介中の「ムービー鑑賞」も選べるように
なりまして、設定資料とか水着姿とか、まああっと言う間に見る暇も無い位に画面が次々切り替わりまして、気が付いたら終わっていると言うサブリミナル仕様ムービーを見る事ができます。
■ あとがき
皆様がこのゲームの魅力を少しでもお知りになって頂けましたら幸いです。
いや、実際このゲームの存在はどれだけ同人ゲーム製作の方々の励みになったことでしょう。
イマジニア様、本当にありがとうございます。
しかしこれをマイナー方面で超える同人ゲームをいまだお目に掛れないのは、館主の運が余程無いと言う事なのでしょう。
いやいや、それだけ同人ゲームが格段に進化したと言う証拠なのだと、イマジニア様の名誉の為に申し上げておきましょう。
文責:館主
               
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[ゲーム][アーケード] Space Chacer~アーケード基盤の基礎知識





[ゲーム][アーケード] Space Chacer~アーケード基盤の基礎知識
レビュー第9回目
Space Chacer (TAITO)
初めて聞いた「1,000万点」
1979年、セガのヘッドオンと同時期にお目見えしたゲーム。
要は、パックマン(1980年)と同じ「ドットイート」タイプのゲーム。
4方向レバーで自機を操作し、画面上のドットを全て消せば面クリアです。
ただ、ヘッドオンやパックマンと違う所は「加速ボタン」があって、
FUELが残っている限り敵ロケットから遠ざかる事が可能になっていました。
面クリアする度、徐々に敵ロケットが増え(最高3機)、バイパスゾーンができて
敵があっと言う間に回り込んで追い付いて来たりで結構難易度は高めでした。
又、パックマンとは逆に、コーナーを曲がる度に1テンポ動作が遅れる事から、
敵との間合いがどんどん縮まっていく、そんな緊迫性を持ったゲームでした。
しかしこの手のゲーム、やはり「パターン」が存在し、5~6面先の最終面形態の
パターンを覚えてしまったら延々エンドレスで遊べてしまいます。
なんとも当時らしいマニアを考えない作りで、ついつい懐かしくなってしまい
ます。(^^)
なんとも「シンプルイズベスト」なタイトル画面。ゲーム名とメーカーロゴ位しか無い地味な画面でした。
しかもゲームロゴがおざなりで、メーカーロゴの方が遥かにかっこいいときたものです…。当時のタイトー社のロゴ、懐かしいですね。(^^)
それからゲームデモ画面はたった1パターン。(当時はみな殆どそうでした。)延々タイトルとデモの短い繰り返しで、モニターが焼き付いたりはしないかついいらぬ心配をしてしまいます。(^^;
-館主談-
さてさて、もう20年も昔のことです。当時予備校通いの身の上だった館主、授業をサボって入り浸たっていたのは、い○き駅前ゲームセンター、JOY○AND。
(昨年ついに諸事情とやらで店閉まいしました…。(T_T))インベーダーP2にも飽き、変なラグビーボールのブロック崩しゲームなぞプレーしていると、そこに現われたのは同じ予備校のゲーム仲間の
鈴木君。(仮名)
鈴「よお、どお、調子は?」
館「いや、どうもこれムズいよ!途中のラグビーの選手が邪魔でさ、ボール
  跳ね返してきやがってオウオウオウ!なんて言っているし、…ああ!!
  ミスった!! … … んもう、おまえが話し掛けるからあ!!」
 (直ぐ人のせいにする12の悪いクセ…いや趣味がバレませんように…(^^;)
鈴「(^^; …いやそれよりもさあ、今度入ったあれ、やってみないか?」
ふと見ると鈴木君、先日館主が試しにプレーし、直ぐにゲームオーバーになっていた「スペースチェイサー」を指さしている…。
館「あれかあ?…よしておくよ…この間やったけど、何か直ぐ終わったし…」
鈴「いや、パターン覚えれば簡単だって!(本当でした)教えてやるよ!」
早速コインを投入しプレーを始める鈴木君。見ると、…
なんとうまいではないか!!
危なそうに敵が近づいて来るけれど、何故か勝手にこちらをかわしてくれる。
しっかりとパターンを作っている事は容易に察しが付いた。
鈴「でさ、燃料を使わなければ、それが得点になるんだ。ほら!!」
…程無くクリアされた画面を見てみると点数計算の画面に。1ドット10点の他に残った燃料分点数が加算されている。
ふむふむ、結構燃料の点数高いじゃないか。(^^)
鈴「でさ、次の面は…最初中に入って、右に回って… … 」
 … … … … …
延々と続く鈴木君のプレー、教えて貰うよりなによりとにかくプレーが終わらない。
およそ50分程は過ぎたであろうか、当時珍しくアップライト筐体に入っていた
このゲーム、いい加減立っているのに疲れた頃、やはりいい加減飽きた鈴木君はわざと自爆しプレーを終了。
(当時のアップライト筐体と言えば椅子など無くスタンディングの姿勢でプレーせざるを得なかったのです。背の低いお子様にはつらかったでしょうね。)
ふとスコアを見てみると、なんと点数が「0000XX点」に化けている。
…、そう、カンストしていたのである。 … … …
その後、館主は実際にプレーしながらの鈴木師匠のパターン伝授により延々と面を重ねられるようになったのは言うまでもありません…。
-後日談-(予備校にて)
館「よう鈴木君!スペースチェイサー遊んでる?」
鈴「ああ、あれね。…実はさ、今度あれで1千万点出す計画なんだ。」
館「いっ、1千万点!?…百万点の間違いじゃないのか!?」(OO;
鈴「それ、この間やったじゃない…、いや、俺の計算では8時間ちょいで
  行くはずなんだ。なに、百万点ごとにマッチの軸を置いていって、途中
  何百万点か判るようにしていってさ…いや、できるはずなんだ!
  朝一ジョイ○ンドに行って夕方までやっていれば…」
  … … … …
館主の記憶のある限り「1千万点」と言うゲームスコアを聞いたのはこれが初めてでした…。
なんともインフレな点数に驚いた、そして鈴木君の熱意に関心した館主でありました。
しかし今のゲームセンターでは考えられない事ですね。(笑)
最近のゲームは舜殺ものばかりで皆100円の重みを忘れていますから、
客が遠のくばかりのような感じがします。
某社が1000人もリストラしたのが判ります。
-基板のウンチク-(素人な館主談)-
この基板、スペースインベーダーの基板とそっくりで、金属ケースに3段になって入っています。
でも良く観察してみると、細部に渡り異なっている事が判ります。電源を入れた時の立ち上がり方からすると、インベーダー同様RAMに
ROMデータを転送している節が伺えますが(すみません確認できません。)何より違っているのは音声ボード。
インベーダーで使用されていた音声用IC、LM3900が、76477、1個に変更されています。
(メインの方は 8080CPUに、今は亡き2708のROMが10個…。)
この基板、一番恐いのは何といってもコネクターの配線がインベーダーと微妙に異なる事でしょう。(^^;
基板に慣れて来ると基板のパターンの太さ等でハーネスの共用が可能か、容易に察しが付くようになるものですが、うっかり分かったふりをして
「インベーダーハーネス」を挿してしまうと立ち上がりません。
(と言うか、壊れる可能性がありますね…。)(^^;
実はハーネスの種類で言えば「ルパ○3世」と同じ種類のもので、もし今後この
基板を入手される機会に恵まれた方がいらっしゃったらトラブらないよう、
違いのある事を知っておいた頂けましたら幸いです。
      
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-基板の各部名称に付いて-
さてさて、このコーナーをUPするのも久しぶりです。当館は基板に興味を持たれた初心な方々に基板の趣味の世界へご案内する大切な趣旨がありました。
今までを振り返ってみるとなんと大切な基礎用語の説明を忘れているではありませんか…(^^;;;
今回は基板の各部の名称に付いて再度基本に返り説明させて頂きます。初心な皆様、是非これを機会に以下の名称を知って下さいね。
快適な基板ライフを始めるに当たって覚えておくと何かと有利です!別に怖がる必要などありません!!
既に基板を趣味にされている方はどうぞパスして下さいましたら。(^^)
-何故覚えておく必要があるのでしょうか?-
ここでUPする名称は、自分に合わせた基板のセッティングを行ったり、ゆくゆくはハーネスの自作(時期を見てUPしますね。)をしてみたりする時に必要になってくるものです。もし知らないと、基板の取り扱い説明書(マニュアル)に書いてある
内容も判らなくなる可能性がありますので、是非知っておきたい基礎中の基礎の用語なのです。それでは、実際に画像を見ながら説明して参ります。
◆ 部品面
上の画像は普通に基板を写しただけのものですが、実は基板には表裏が存在するのです。
ご覧のような電気の部品が沢山載っている面を「部品面」と言います。
「JAMMA」仕様の基板であれば必ず白い文字でエッヂコネクター部(後述)付近に「JAMMA」と印刷されている側の面です。
基板は製造上、必ずPCB(部品を載せている緑色の1.6mm厚さの板。)の片面に部品が集約されるもので、両側に部品はまず載りません。
(後で部品を数点付け足す場合もたまにありますが、これは基板の初期設計の配線ミス等による暫定処置の場合が殆どなのであまり気にしませんよう。)
◆ 半田面
部品面に対しその裏側、部品の載っていない、一面部品の端子が半田付けされている側を「半田面」と言います。
何故このように大概の基板は「部品面」と「半田面」にはっきり分かれるかと言うと
基板の半田付けは部品の端子1本1本を半田コテで半田付けしているのではなく
実は半田槽(熱で溶かされて溶けた半田が入っている、浴槽みたいなものと想像
して下さい)に基板の片面を浸して一気に半田付けしてしまうからです。
水銀状になった半田の槽の上に部品面を上にした基板が浮かんでいる姿を想像
して頂ければよろしいかと思います。
勿論半田槽に基板を浸すのはほんの一瞬の事です。もし長時間浸してしまうと
デリケートな電気部品(半導体系統のIC)が熱で壊れてしまう恐れがある
のです。 …少し余談が過ぎたかも知れません。f(^^;
◆ エッヂコネクター
さて、「基板って何?」のコーナーで紹介致しました「ハーネス」を挿し、電気の信号等をやりとりする端子が沢山並んでいる部分です。
端子は金色に光る「金メッキ」仕様と、銀色に光る「半田メッキ」仕様と、銅色に光る「メッキ無し」仕様があります。勿論、長期に渡り端子とハーネス側コネクターとの間の接触の安定度等の信頼生は、「金」「銀」「銅」の順番になるかと思います
が、余程劣悪な環境で保管しない限り特にどれが駄目とか言うものではありません。
ただアドバイスとして1つ挙げれば、「銅」のものは、高湿な環境に放置しておくと緑色の錆(毒ですから舐めたりしませんよう!)が発生し、導通不具合の原因になったりしますから注意して下さい。
尚、基板によって端子の本数が違います。JAMMA仕様であれば表裏合わせて56本(片側28本)ですが、古い基板だと44本或いは36本の仕様もあります。
ハーネス側コネクターを「36ピン」「44ピン」「56ピン」の3種類購入しておけば、まず殆どの場合基板のハーネスの自作をしたい方は対処可能になります。
…例外で「20ピン」と言うのもありましたが…(笑)
◆ ディップスイッチ
「始めての方向け基板の遊び方」コーナーで以前UPしましたが、復習の意味で再度紹介致します。
小さいレバーが4~8本付いた、小さなスイッチの集合体が「ディップスイッチ」です。
各スイッチの「ON」「OFF」の組み合わせでゲームの難易度や残機設定、エクステンド等の設定が可能になってます。
(設定方法は基板マニュアルに載っています。)
余談ですが、初期より設定が済んでいて、設定を変えてしまうと動かなくなる基板も稀にありますから、くれぐれもまずマニュアルを良く読んでから設定して下さいね。(「モンスターゼロ」等)
更に余談ですが、日本物産の一部の基板ではマニュアル上では「使用せず。常時
OFF」と説明のあるスイッチ(7番,8番の2つ…)を万一いじってしまうと、
デバックモードに入ってしまい、ゲーム中のギャルのあられもない姿を労せず
して全て見れてしまう大変デインジャラスな事態も起こりますので、
皆様この件くれぐれも覚えておいて下さいますよう。
◆ タクトスイッチ
基板の中にはプッシュスイッチが付いているものもあります。
使用方法はマニュアルに書いてありますが、基板によって用途が事なります。
主な用途は、「リセット」「サービススイッチ」「テストモードへの切り変え」「設定モードでの設定変更」等に使用されます。
勿論プレー中に押すものではありません。…別に試してみても構いませんですが。(笑)
◆ ボリューム
スピーカーの音量を調整する為に付いている場合が殆どです。
ただ古い基板ですと、複数個ボリュームが付いていて、各効果音やVGMを個別に調整できる仕様のものもあります。
その他面白いものはNAMCOの「システム2」基板で、ボリュームが全部で4つ付いていて、
「メイン音量」
「ステレオサウンドLRバランス調整」
「BASS」
「TREBLE」
の調整ができるようになっています。(VGMにこだわってますね…。)
例外としては任天堂の一部の基板で、画像の位置調整をする為に付いていたりするものもあります。(便利なんですが…今は見かけませんね。)
勿論、ボリュームの格好は種々雑多ありますので、外観に惑わされませんよう。
-まとめ-
基板の各部に付いて説明させて頂きましたが、もし館主の舌足らずな部分がありましたら申し訳ありません。m(_ _)m
基板は電気の知識が無くても名称や取り扱いの注意点さえしっかり分かっていれば、トラブル無く遊べるものである事をご理解頂けましたら幸いです。
どうぞ皆様、快適な基板ライフを!!(^O^)
by館主
      
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