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1997年7月27日日曜日

[機器][ワープロ]書院-セリエ MR-2

















2018.1
21年前のワープロ「書院」で2018年にインターネットをしたら、無間地獄に突入した (1/3)
ネット機能を搭載した21年前のワープロで、2018年のネットの世界を見てみました。
[辰井裕紀,ねとらぼ]
20世紀の遺産・ワープロ(ワードプロセッサ)。
文章の入力・編集・印刷ができるためPCが登場する前は大いに普及しました。
しかしPCが普及した90年代後半からは売り上げが落ち、とうとう2003年9月に全て生産中止に。
PCに負けた要因の1つがインターネットへの親和性の低さでしたが、
実は後期には、「ネット接続機能」を備えたワープロがいろいろと登場していたことをご存じでしょうか?
本記事ではその「ネットにつながるワープロ」を手に入れて、2018年のインターネットの世界を閲覧してみることにしました。
果たしてまともに見られるのでしょうか……?
当時28万円の最新機→2000円で入手
今回手に入れたのは、シャープが1997年9月に発売した、書院「セリエ MR-2」。
12.1型のDSTNカラー液晶(当時の業界最大)
フォト印刷対応400dpiカラーインクジェットプリンタ搭載
ブック型原稿も読み取れる着脱可能A4カラーラインスキャナー搭載
……など業界初の機能を搭載した意欲作でした。ちなみに重量は約8.6キロ。
当時は28万円(税別)した高級機を、ネットオークションからわずか2000円で購入した筆者は、実家の電話回線を使い、なつかしのダイヤルアップでのインターネット接続を試みました。
往年のマシン特有の、HDDの動作音とともに立ち上がる
メニュー画面。ワープロならではの選択肢がズラリ
こちらがキーボード。
エンターキーがなく、その役割を右下の「実行」キーが担うところで最も戸惑う
接続までには一苦労……
ただ、初期設定では、既に消滅している「infoweb」というプロバイダーのアクセスポイントに接続するようになっているため、
あらかじめPCから@nifty(アット・ニフティ)のダイヤルアッププランで一番安い「@nifty基本料金(250円)」プランに加入。
そのIDとパスワードを入れた上で、今でも生きているニフティのアクセスポイントに接続しようと試みました。
しかし、一向につながる気配がありません。
そこでサポートに連絡してみたところ、このワープロに搭載されたモデムは33.6kbpsのものですが、
ニフティだと56kbpsのモデムしか対応していないことが判明。
そのため、33.6kbpsのモデムに対応しているプロバイダーのODNに変更することに。
それでもつながらず調べてみたところ、実家は通常の電話回線ではなく、IP電話の回線になっていたことも判明。
そこで筆者は純粋なアナログ電話回線が使える知人宅へお邪魔し、再度トライ。
いろいろとあがいた結果、とうとうネットにつながりました。    
SNSや動画サイトはどうなる?
そうしてつないでみたTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSですが、残念ながらどこもページは表示されず。「iPhoneから送信」ならぬ「ワープロから投稿」の夢はあっけなくついえました。
続いて、動画サイトにも挑戦。しかし当然のごとく、YouTubeのサイトには入れず、どうにか入れたニコニコ動画やGyao、Dailymotionのサイトでも、一向に動画ウィンドウが表示されません。仕方なく「書院で動画」の夢も諦めることに。良い響きなのに。
ワープロでインターネットをやってみた
こちらはニコニコ動画だが、動画ウィンドウなどが表示されず
まともに表示されるサイトを発見!
どこかに正しく表示されるサイトはないのか……。
ならば昔からあるテキストサイトはどうか? 
試しに、当時人気があって今も存在する数少ないサイト「バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳」につないでみると……。
ワープロでインターネットをやってみた
画像の読み込みに時間がかかるも……
ワープロでインターネットをやってみた
おお!なんとばっちりと表示! 
画像もテキストもきれいに読めています! 
やはりネット黎明期から制作されていたWebサイトとは相性が良いようです。
同じく、当時のテキストサイトの代名詞的存在でもあった「侍魂」につないでみると、こちらはTOP画像は出なかったものの、テキストはレイアウト崩れもなく、問題なく読むことができました。
ワープロでインターネットをやってみた
TOPページ。
あの「侍」の画像は出ないが、表示はできた
ワープロでインターネットをやってみた
おお、テキストも読める
読めるだけでうれしい、この気持ちはなんだ
最後に、当サイト「ねとらぼアンサー」に入ってみましょう。
ちなみにねとらぼがオープンしたのが2011年4月。
さらにアンサーができたのは2017年4月で、まだまだ新しいサイトです。
そんなサイトが、21年前のワープロで映せるのかどうか……その結果がこれです。
……!
いけた……! 文字化けもせず、きちんと画像と文字が出ました。こんな身近なところに、21年前のワープロでもしっかり表示できるサイトがあるとは。明らかにレイアウトは崩れていますが、思わず感慨がこみ上げます。
記事を読もうとすると、やはり文字も画像も大きすぎてめちゃくちゃになっていますが、ここまで散々苦労してきただけあって、読める形で表示されるだけでもうれしくなってしまいます。
画像がデカく表示されすぎる
ワープロでインターネットをやってみてのまとめ
やっぱりページの表示速度は遅い
多くのサイトは入ることすらできない
入れても、かなりの確率で文字化けする
画像が出ない場合も多い
動画サイトに入っても、動画ウィンドウが出ない
Googleの通常検索と画像検索は使える
しっかり表示できるのは、昔のテキストサイトなど、数少ないサイトのみ
一言で言うと「まともなブラウジングはできません」。
しかし「21年前のワープロ」が今のサイトをどうにか表示しようとする姿が、けなげでいじらしく感じられます。
さらに、たまにキレイに表示されたときは、妙にうれしい気持ちに浸れることも分かりました。
ワープロならではの文書作成機能が豊富だった
おまけとして、ネット機能だけでなくワープロらしい機能もいろいろと試してみました。
辞書機能や表計算ソフト、ファクス、ハガキ・チラシ作成ソフトなど、当時の最新のソフトが並びます。
中には、質問に答えていくだけで定型文で文書を自動生成してくれる「自動文書作成」という、いかにも未来的な名前の機能もありました。
コレがマジカルファクス。画面にFAXがドーンと出る、ある種究極のGUI
出た、“はがき屋太郎”と“おしゃれ太郎”
「自動文書作成」は、このような文書をすぐ作れる
その名も「面白印刷」。ロゴ画像のドット感が良い
さらに、当時はまだインターネットと並立して存在していた「パソコン通信」の機能も。
NIFTY-Serveなどいろいろな通信先に接続でき、フォーラムごとにさまざまな情報交換ができるのが魅力でした。
パソコン通信は既に2006年にサービスを終了しており使うことはできませんが、今でもデモ使用ができ、当時の雰囲気を味わえます。
「パソコン通信」への接続ページ
このようなターミナル画面が出る
「ホビー館」に入る。各フォーラムのほか、有料クイズコーナーなどもあった
ワープロの電源を入れれば、今の画一化されたPCのOSにはない、メーカー独自の世界観が広がります。
PCではない、もう1つの選択肢が確かに存在していた時代。
デジタル家電の青春期とでも言うべき時代の香りを、今回は思い切り感じ取ることができました。

ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/27/news005.html















1992年3月13日金曜日

[機器][ワープロ] SANYOワープロ




 


[機器][ワープロ] SANYOワープロ
ワープロは過去の遺物なのか
2013/4/15
投稿者:柴
 父親が4月から何やら会の会計役をやるとかで...。ワープロは使用経験有り。PCはからっきしダメ。案内状の作成とか絶対頼まれる様になるのは明らかなので、先手を打って使用経験のあるワープロをオークションで入手。
初代のワープロは富士通製品を新品で購入。2台目も富士通でLX-401をネットオークションで。液晶が映らなくなって廃棄した後、この5~6年は手書きで。そしてこの度3代目。運良く、前と全く同じ機種が手に入りました。
1992年発売の骨董的モデルですが、入手したワープロはとても美品で新品の様。ワープロなんて絶対数が残り少ないので、大事に使ってもらいたいものです。
先日、オークションにて手に入れたワープロ。実は10日ほど使用した後に故障が立て続けに発生。
①パネルの開閉が非常に重くなってしまった。
②フロッピーを認識しなくなってしまった。
③印字されなくなった。
もともとが1992年製という古い機械なので、電子部品もとっくに耐用年数を超えてしまっていのので壊れて当たり前。むしろ、20年経っても動作していたのが不思議な位です。
しかし、問題なのはこのワープロを必要としているのが70歳を過ぎた父親だという事。ワープロなら長年使用しているので、黙っていても一人で使いこなしているのですが、さすがに今からパソコンの操作を覚えて更にwordなどの使い方を覚えろというのは酷な話です。
そこで何とか修理してくれる所は無いかと探して見ると、予想外にも修理してくれる所が有りました!(メーカーではとっくの昔に見捨ててしまって修理なんて受け付けてもくれませんが、とてもありがたい事です。)
例えば、「ワープロ 修理」で検索するとこの通り⇒検索結果
スゴイのが、どんな故障でも修理してくれるという事。とっくの昔に生産終了してしまっているのに、なぜ修理出来るのか?考えられるのは、90年代に大量に売れたワープロがパソコンに買い換えられて不要となり、それらのワープロが廃棄されて、それらを部品取りとして修理に使用している。もう一つは、基盤上のコンデンサなど電子部品が壊れている個所を特定して修理している。
今までは、古いワープロが壊れてメーカーが修理を受け付けなくなれば捨てるしかないというのが常識だったのにどうして修理してまで使い続ける需要が有るのか?やはり、多数の人々がパソコンに移ったもののそれが出来なかった人も大勢居るという事でしょうか?それと、今後絶対新機種が出ないという事。ならば、何が何でも修理して使うという事になるんでしょうね。
80年代後半から90年代中頃までは、文書作成といえばワープロがメインでした。それから約20年たった今、ワープロは淘汰されてパソコンの中のひとつのソフトとなってしまっています。しかし、文書作成だけを行なうワープロの機能は20年前と今を比べても何ら見劣りしていないというのが今現在もワープロの需要がある理由かもしれません。幸い、県内で快く修理を受け付けてくれる所が見つかったので現在修理中です。上記3つの故障の対処は、
①ヒンジ部品のグリスアップ
②フロッピーディスクのデバイス交換
③サーマルヘッドの交換
で直りそうな見込みです。修理をされる方と直接お話ししたのですが、当時のワープロは価格も20万近くした製品とあって作りがしっかりしているそうです。最近のパソコンなどは価格を抑えるために使用する部品もコストダンされて寿命が短いそうです。(言われてみれば、古い機械や車って今と比べると頑丈かも?)


Shiba@ツーリング日誌
https://orange.ap.teacup.com/shiba/285.html

1991年2月27日水曜日

[機器][ワープロ] 富士通, OASYS Pocket



[機器][ワープロ] 富士通, OASYS Pocket
新入社員はNIFTY-Serveを知らぬ世代、30周年記念の「社史」で共有するニフティの歴史・我々の歴史(14/14)
「OASYS Pocket」(1991年発売)は、当時としては画期的な手のひらサイズのワープロ専用機。モデムカードを挿してどこでもNIFTY-Serve通信ができる端末として人気だった(ただし発売当初はまだ携帯電話は普及しておらず固定電話回線が必要だった)

PC Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/743/522/html/13.jpg.html

1989年2月27日月曜日

[機器][ワープロ] 富士通, OASYS 30LX




[機器][ワープロ] 富士通, OASYS 30LX 
富士通のワープロ専用機OASYSシリーズにはNIFTY-Serve通信機能がオプションで用意されていた。写真の「OASYS 30LX」(1989年発売)はラップトップ型だが、約7kgあり、今から見るとかなり大きい

PC Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/743/522/html/13.jpg.html