DOSでCD-ROMを使う方法
最終更新: 2003.4.6
はじめに
本稿では、MS-DOSでCD-ROMを使えるようにするための、デバイスドライバの組み込み方等について解説します。対象機種は主にPC/AT互換機ですが、PC-9800シリーズでも基本的には同じです。
MS-DOSは古いOSであるため、CD-ROMは標準ではサポートされておらず、デバイスドライバ等を組み込む必要があります。さらに、SCSIの場合は(特にAT互換機では)ASPIを利用するため、やや複雑になります。 MS-DOS/Windows 3.xが主流であった時代にはごく普通に行われていたことですが、 Windows 95からのユーザーは、インストールやトラブルシューティングなどの際、 DOSからCD-ROMを使う方法がわからなくて困る場合が少なくないようです。そこで、本稿では主にこうしたユーザーのために、 DOSでCD-ROMを使う方法とその仕組みに関して解説していきます。
概要
DOSでCD-ROMを使えるようにするには、 CONFIG.SYSで少なくとも一つのデバイスドライバを組み込み、 AUTOEXEC.BATで一つのTSR(MSCDEX.EXE)を組み込む必要があります。
デバイスドライバは、CD-ROMドライブを制御してCD-ROMを読みとるために必要です。 IDE(ATAPI) CD-ROMや、独自インタフェース(昔のSoundBlasterなど)のCD-ROMでは、必要なデバイスドライバは一つです。しかし、SCSIの場合、通常は二つ必要になります。これは、SCSIカードの制御法がカードによってまちまちなため、 SCSIカードを制御するドライバ(ASPIマネージャー)とCD-ROMドライブを制御するドライバが分離されていて、組み合わせて使うようになっているためです(この仕組みをASPIといいます)。ただし、古いSCSIカードや、PC-9800シリーズの場合は、分離されていない(ASPI対応でない)ものもあり、この場合はデバイスドライバは一つで済みます。
実際にCD-ROMを使うためには、デバイスドライバだけでは不十分です。 CD-ROMのファイルシステム(ISO 9660)は、ハードディスクやフロッピーディスクで使われている通常のFATファイルシステムとは違うため、 CD-ROMファイルシステムを扱えるようにMS-DOSを拡張する必要があります。これを担当するのがMSCDEXです。
デバイスドライバとMSCDEXの間の連係をとるために、 /D:デバイス名 というスイッチを両方につけます。デバイス名は8文字(8バイト)以内の名前なら何でもかまいません。ただし、CONなどの標準のデバイス名と同様、ここでつけたデバイス名はファイル名としては使えなくなるので、ファイル名と衝突しないような名前にしましょう。
各構成要素の関係を図示すると以下のようになります。
* IDE CD-ROMまたは独自インタフェースCD-ROMの場合
MSCDEX.EXE
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| /D:xxxx
|
デバイスドライバ
|
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インタフェース
(IDEなど)
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|
CD-ROMドライブ
* SCSI CD-ROMの場合(ASPI使用の例)
MSCDEX.EXE
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| /D:xxxx
|
デバイスドライバ
(CD-ROMドライバ)
|
| ASPI
|
デバイスドライバ
(ASPIマネージャー)
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|
SCSIカード
|
|
CD-ROMドライブ
DOSでCD-ROMを使う方法
http://euc.jp/periphs/doscdrom.ja.html
2003年4月6日日曜日
2003年4月3日木曜日
[通信][PDA] カシオペアとWindowsNTとの通信
[通信][PDA] カシオペアとWindowsNTとの通信
Windows NT4.0でカシオペアとの通信
Windows95で通信できるようになった時点のハードウェアー構成でNTとの通信を 試みます。
なおパソコンのスペックはこちらを見てください。
(BIOS設定の変更はなく、先に接続できた95側と同じ内容、つまりOS(ドライバーを含む)のみ違う。)
■設定について
1、WindowsNTセットアップ
セットアップ時には、ネットワーク関連を入れずインターネット接続設定の段階で、TCP/IP
を設定ホームページ閲覧とメールの送受信ができる状態にしています。
2、シリアルポートの設定
コントロールパネルからシリアルポートを開けて該当のCOMポートを設定する。
3、H/PCエクスプローラーのインストール
インストールの段階で、リモートアクセスサービスが削除され再度インストールされます。
(インストール時に出てくるメッセージに従い、スキップしない。)
4、RAS(リモートアクセスサービス)の追加
WindowsNTのCD-ROMが必要となります。
インターネットとカシオペアとの通信ができたパソコンにネットワークサービスの一覧
注、H/PCエクスプローラーがインストールされるとインターネットに接続していたモデムが設定
から消えるので再度、「リモートアクセスセットアップ」の追加からモデムの追加が必要になります。
■追加したサービスの項目
(断片的な情報と感を頼りに、いろいろ設定を試して通信できるようになった設定)
ネットワークのアダプタの「MS Loopback アダプタ」の追加が必要です。
■リモートアクセスセットアップの構成から
シリアルケーブル PC-PC 接続(ポートの構成)
ネットワークへ設定から
NetBEUI設定から
TCP/IP設定から
その他の項目
管理者設定項目のユーザー管理で「Administrator]にダイヤルインの許可を与えています。
カシオペア側の項目
接続時にログインしたユーザー名とパスワードを入れて保存する。
以上がカシオペアとWindowsNT4.0との通信ができた設定です。
ひとつづつ追加しては動作確認をしたので不要な項目があるかもしれませんが、別の不具合は発生し
ていませんので、うまくいっているうちはその検証はしません。
また、わたしの場合うまく通信できたが、内容を保証するものではありません。
わたし自身情報不足で困ったので、困った方に少しでも参考になればという思いから公開しています。
H/PC通信
http://www.fk.fuchu.or.jp/~nakatubo/hpc/hpc3.html
http://www.seto.ne.jp/~nakatubo/hpc/hpc3.html
[通信][PDA] カシオペアとPCのシリアル接続
[通信][PDA] カシオペアとPCのシリアル接続
PCとのやり取りをシリアルポートで接続してする場合に、
初期設定のままですと「19200bps」で接続されます。
ですが、PCとカシオペアのシリアルポートの性能を見ますと
「115200bps」まで設定(なんと6倍)ができるので、設定を変更してみました。
■より高速にPCと接続
まず、カシオペアの設定を変更します。 「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」でコントロールパネルを開き、「通信」をダブルクリックします。
「通信プロパテイ」が開きますので、「PCとの接続」ダグをクリックしますと、「接続方法」が「シリアルポート@19200」になっていると思います。
そこで、「変更(C)」ボタンを押します。
「接続方法の変更」ウィンドゥが表示されるので、「シリアルポート@115K」を選択して、右上の「OK」ボタンを押し、「通信のプロパティ」に戻り、右上の「OK」ボタンを押して設定を終了します。
後は、実際にカシオペアと接続してみて下さい。
次にPC側を設定します。
「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」でコントロールパネルを開き、「システム」をダブルクリックします。
「システムのプロパテイ」が開きますので、「デバイスマネージャ」ダグをクリックします。
「接続別に表示(C)」をクリックすると下記の画面が表示されます。
そこで、自分がカシオペアとの接続に使用しているシリアルポートを選択します。 私を例にとりますと「COM2」なので、「COM2上のシリアルケーブル」を選択して、「プロパティ」ボタンを押します。
「COM2上のシリアルケーブルのプロパティ」ウィンドゥが開きますので、「モデム」タグをクリックします。
最高速度が「19200」になっていると思いますので、「115200」を選択して下さい。
そして「OK」ボタンをクリックすれば、作業は完了です。
あるば~と研究所
http://www2.incl.ne.jp/~ruming/CASSIOPEIA/report12.htm
http://www2.incl.ne.jp/~ruming/update.htm
http://www2.incl.ne.jp/~ruming/index.html
Windows95でカシオペアと通信
カシオペアとの通信の可否は、母艦パソコンのハードウェアー構成が影響するようで、最初簡単に通信できた 三菱アプリコットMS 540と同じポート設定(下記のCOM1)にしたら自作機でも通信できた。
Windows95上でカシオペアと通信できた 割り込み要求(IRQ)
CON1seril port 1 3F8H / IRQ4
COM2seril port 2 2F8H/ IRQ3
COM3seril モデム 03E8-03EF IRQ11
3つのシリアルすべて動作確認できています。
(すべてのポートは使えてます。)
Windows95上でカシオペアと通信できたCOM1
カシオペアの通信設定に合わせています。 (早い設定もテストしたが安定通信はこれでした。)
BIOSを変更してシリアルポート2つ有効にした場合の リソースの表示です。
Windows95上でカシオペアと通信できたシリアルケーブル
Windows95の再セットアップはせず、BIOSの設定だけを変更していますのでCOM3の名前が残って います。その為通信ポートの設定でCOM1にしています。
H/PC通信
http://www.seto.ne.jp/~nakatubo/hpc/hpc3.html
[機器][PDA] カシオペアに外付けハードディスクを接続
[機器][PDA] カシオペアに外付けハードディスクを接続
カシオペアがMP3を再生出来るようになったのですが、MP3ファイルを大量に持ち歩きたい。
そこで、カシオペアに外付けでハードディスクを取り付けました。
■大容量を確保するにはハードディスクが安い
MP3形式のファイルは、従来のWaveファイルに比べれば確かに容量は小さいのですが、大量の曲数を持ち歩こうとなると本体の内臓メモリでは、全然容量が足りません。
CF(コンパクト・フフラッシュ)カードは、容量的に大きめですがコストが高いので、何枚も購入する訳にはいきません。
そこで、携帯する時にはCFカードを使用し、車で聴く、又は曲を変更したい時に、わざわざ母艦(PC)に接続しなくても曲を持ち歩けるように外付けハードディスクを取り付ける事にしました。
出張なんかの時には、CFカードに保存された同じ曲ばかりでは嫌ですからね(^^)
■外付けハードディスクを接続しよう
カシオペアにハードディスクを接続するには、PCカード経由しか考えられないと思います。
そこで、ATAPIを認識するPCカードを探してみた所、「PCMCIA 2.5"HDD」と書かれた箱が店頭にありました。
お店の人にいろいろと聞いてみましたが、台湾製だということ以外は解らなかったのです。でもNOTE PCの内蔵用HDD:810MB(東芝製)を付けて約1万2千円だったのですが、試しに購入してみました。
そしてカシオペアに接続した所、ちゃんと認識してくれました(^^)
このPCカードは、正式な名称は、DataStor Technology社の「PCMCIA(ATA/ATAPI)Card」です。
(箱には「PCMCIA 2.5" HDD」と書いてありますが、中に入っている説明書には上記のように書いてあった。多分、こっちが正式だと思う)
説明書には「MS-DOS/Windows3.1、95、98、NT」のOSで使用できるような事が書いてありましたが、WindowsCEでもOKみたいです。
PCカードを差し込むだけで特にドライバをインストールしなくても、カシオペアは認識してくれます。
ハードディスクの電源については、カードスロットから電源供給される為、外部から電源の電源は不要です。
ハードディスクの仕様により外部電源が必要になる場合は、外部からの電源供給出来るように、別にDCジャックは付いています。
付属品として、PS/2ケーブルから電源を取るケーブルが付属していますが、さすがにカシオペアにはついていないので、PCカードからの電源のみで動作させていますが、今の所問題なく稼動しています。
■現状の問題点
さて、無事に接続できたのですが、問題点があります。
1.ハードディスクを取り付けたまま、PC(母艦)とLAN接続できない
これは仕方がないがない事なのです。
PCカードは1つしか無いので、LANカードと同時には使用できません。
シリアルポートでの接続では遅いので、CFカードに一度転送してから、ハードディスクに転送する手間があります。
2.認識される名称が変わる
普通、CFカードは「\Storage Card」、外付けハードディスクは「\Storage Card2」と認識されるのですが、時々入れ替わるのです。
つまり、CFカードは「\Storage Card2」、外付けハードディスクは「\Storage Card」と認識される事があるのです。
これは原因でこうなるのかが解りません。
仕方がないので、MP3のプレイリストは、「Storage Card」版と「Storage Card2」版を作成しています。
誰か、この理由を知っていましたら、教えてください。
あるば~と研究所
http://www2.incl.ne.jp/~ruming/CASSIOPEIA/report12.htm
http://www2.incl.ne.jp/~ruming/update.htm
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