PC-100
すばらしい性能をもちながら、値段などの面であまり売れなかった日本版Lisaのような悲劇のパソコン。
コンパクトながら贅沢なグラフィック機能、ディスプレイ縦、横対応、VSHELL(MS-DOSをマウスで操作する。
Microsoftが、これのできをみて、本気でWindowsの開発に取りかかったともいわれている)、JS-WORD(一太郎のもとになったワープロ。
これの98版が JS-WORD2 で、そのバージョンアップが JX-WORD太郎。
さらに、そのバージョンアップが一太郎となる。)バンドル等当時としてはすさまじいスペックだった。
それが1983年に発売されていたのだから、NECの技術もすばらしかった。
今のWindowsのもとになったマシンといっても過言ではないかもしれない。
ちなみに、日本語入力FEPとして一太郎から分離されたのが ATOK4 であり、それ以前は、ワープロソフトと一体だった。
(JS-WORDのKTIS、JS-WORD2のKTIS2、JX-WORD太郎のATOK3)
PC-100のお部屋
http://www3.wind.ne.jp/toragiku/kopa/pc100.htm
PC88ゲームライブラリ
http://www9.big.or.jp/~y-romi/library/frame1.htm
正式名称 | PC-100 | |
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発売日 | 1983年10月?日 | |
定価 | Model10:398000円 Model20:448000円 Model30:558000円 PC-100専用ディスプレイ カラー(PC-KD651):198000円 モノクロ(PC-MD651):59800円 |
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CPU | メインCPU | 8086(8MHzバージョン) |
NDP (オプション) |
8087(8MHzバージョン) | |
動作周波数 | 6.9888MHz | |
ROM | 32KB ブートローダ、診断プログラム、キャラクタフォント及びBIOS |
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RAM | メインメモリ | 128KB(標準) 最大768KBまで増設可 |
ビデオRAM(VRAM) | 128KB(標準) カラーボード実装時 512KB |
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表示能力 | 表示方式 | フルビットマップ表示 |
解像度 | 720x512dot(CRT横置き) 512x720dot(CRT縦置き) | |
テキスト表示 | 90文字x32行(8x16フォント)横置標準 64文字x45行(8x16フォント)縦置標準 ユニバーサルフォントのため設定可 | |
カラー表示 | 各ドット単位に512色中16色を表示可 パレット機能により色の設定可 | |
ビデオ出力 | ・モノクロ アナログ映像信号(2値) TTLレベル同期信号 ・カラー(カラーバージョンのみ) アナログ R.G.B 映像信号(8値) TTLレベル同期信号 |
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キーボード | JIS標準配列準拠 | テンキー、5ファンクションキー、コントロールキー、漢字キー、COPYキー、カーソルキー キー総数 91キー |
CPU | 8048CPUにより制御 | |
セパレートタイプ | 本体とカールケーブルにより接続 | |
マウス | セレクトスイッチ2個 分解能 0.25mm(1パルス/mm) 接点方式 |
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フロッピーディスク | 5インチ薄型 両面倍密度 360KB/ドライブ 標準1台又は2台 |
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プリンタインタフェース | パラレルインタフェース(セントロニクス社仕様準拠) | |
シリアルインタフェース | RS-232C規格準拠 150/300/600/1200/2400/4800/9600/19200ボー ボーレートはソフトウェアにより設定可 |
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カレンダークロック | 年・月・日・時・分・秒 NiCd電池によりバックアップ |
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漢字ROM | 文字構成 | 16x16dot |
文字種類 | JIS第1水準(2965字) 非漢字(約700種) |
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割り込み機能 | 8レベルプライオリティ付き ユーザに1レベル開放 |
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電源 | AC100V±10% 50/60Hz 消費電力 最大80W 平均32W(モノクロバージョン) |
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使用条件 | 温度 | 10~35℃ |
湿度 | 20~80%(ただし結露なきこと) | |
外形寸法 | 本体 | 400(W)x350(D)x109(H)mm |
キーボード | 408(W)x195(D)x35(H)mm | |
重量 | 本体 | 10kg(フロッピーディスク2台の場合) |
キーボード | 1.4kg |
型番 | 名称 | 分類 | 標準価格 | 対応機種 | 寸法 (mm) W×D×H | 重量 (kg) | 消費電力 (W) | 備考 |
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PC-10010 | PC-100 model 10 | 本体 | ¥ 398,000 | 400 × 350 × 100 (CPU) 408 × 195 × 35 (KBD) | 約 9 kg (CPU) 約 1.4 kg (KBD) | 5 インチ 2D ドライブ ×1 基搭載 | ||
PC-10020 | PC-100 model 20 | 本体 | ¥ 448,000 | 400 × 350 × 100 (CPU) 408 × 195 × 35 (KBD) | 約 10 kg (CPU) 約 1.4 kg (KBD) | 5 インチ 2D ドライブ ×2 基搭載 | ||
PC-10030 | PC-100 model 30 | 本体 | ¥ 558,000 | 400 × 350 × 100 (CPU) 408 × 195 × 35 (KBD) | 約 10 kg (CPU) 約 1.4 kg (KBD) | 5 インチ 2D ドライブ ×1 基搭載 PC-10000-03 カラーボード 実装済 | ||
PC-10000-03 | カラーボード | 内蔵パーツ | PC-10010 / PC-10020 | モノクロ3画面/カラー1画面 (512 色中 16 色) メモリ容量 384 KB | ||||
PC-10000-05 | 増設 RAM ボード | 内蔵パーツ | ¥ 86,000 | 容量 256 KB | ||||
PC-10000-06 | 512KB RAM ボード | 内蔵パーツ | ¥ 98,000 | PC-IN510 接続用パラレルインターフェース内蔵 | ||||
PC-10000-08 | 5 インチ固定ディスクインターフェースボード | 内蔵パーツ | PC-98H33 / PC-98H31 接続用 | |||||
PC-10000-09 | ユニバーサルボード | 内蔵パーツ | ||||||
PC-10000-11 | 増設フロッピィディスクドライブ | 内蔵パーツ | PC-10010 | |||||
PC-10000-12 | PC-IN510 用パラレルインターフェースボード | 内蔵パーツ | ¥ 29,800 | |||||
PC-10000-13 | PC-IN510 用パラレルケーブル | インターフェース | ¥ 7,500 |