[ゲーム] Victoria3〜デイトレ日記
題名省略: デイトレ日記(22.12〜24.8)
△2024.8.5
今日の暴落で以前空売りした株を次々と利益確定し,普段の3か月分に相当する金額を1日で儲けた。その一方で,日経225ETF(1329)を買い増しした(計画的ナンピン)。まだ油断できない。計画的ナンピンは,前日の株価に対する上げ幅,下げ幅(変動率)に応じて毎日小刻みに売買 して儲ける手法だ。日経平均株価が最高値から46%下がったところで持ち高が最大になるように計画しているが, 今日の下げを見ると,46%を下回るのではないかと不安になった。下のように考えている。
(悲観要素)
・日経平均株価は今年の1月~7月にかけて最高値を大幅に更新したので,その分,底も深くなるかもしれない
(楽観要素)
・アメリカの政策金利が高く,利下げ余地が大きい
・過去数年間の欧米のインフレ率が高く,欧米の人々は現金に対する不信感を持っている
△2024.7.23
ゲーム『Victoria3』でオスマン帝国を担当し実績「ヨーロッパの健康な人」(国家ランク1位かつ医療制度投資レベル最大)を目指した。 タンジマートの期限が短いため行き詰りかけていたところ,都合よくアップデートで期限が20年から30年に延長されて簡単になった。攻略サイトの情報により,タンジマート後は簡単だと思い込んでいたが,イギリスから独立したインドが国家ランク1位を独走するようになり挫折した。中東系統はヨーロッパや東アジアやインドと比べて人口が少なく,積極的に領土を拡張しないと国家ランク一位は取れないようだ。
△2024.7.13
梅雨とスーパー
6月23日にディオ(岡山)に行くとおつとめ品が多かった。原因は雨だと思い,検証のため雨の日が2日続いた直後にディオに行ってみることにした。6月30日から7月1日にかけて雨が降ったので,7月1日に雨が止んだ直後にディオに行ってみた。予想通りおつとめ品が多くなっていた。有頂天になって自転車で帰る途中で転んだ。高い気温と雨のせいでコンクリートにぬめりが発生していた。危険なので雨の直後を狙ってスーパーに行くのはやめることにした。
△2024.6.29
『Victoria3』をフランス担当で1905年まで進めて,実績「ベル・エポック」を取った。その翌日に大規模アップデートがあり, 過去のセーブデータが使えなくなった。設定を変えれば古いセーブデータも使えるようになるが,新しいバージョンの方がゲーム進行が速く,外国投資などの新要素もあるので,最初からやり直してもいいかもしれないと思った。とりあえずフランスの件は保留にしておいて,ニューイングランド(アメリカから独立)担当で実績「アーミッシュの楽園」を取った。法律「産業禁止」はもう二度と使う機会がないだろう。
△2024.6.20
monoAI technology株が上がったのでまた空売りした。いつものように,ストップ高になったところで新規売停止対策(信用売りと現物買いの両建)をしたが,数日後,1株当たり18円の逆日歩が発生した。当日の株価870円に対して2%にもなり,空売りの利益が大きく減ってしまった。今後の新規売停止対策は信用売りと信用買いの組み合わせにした方が良いと思った。信用買いは年に3%の金利を支払うことになるが,たまに1日2%の逆日歩を支払うことに比べたら遥かにましに感じる。
△2024.6.7
型式認証不正問題の報道があった翌日,本田技研株を売った。儲かったが,あまりうれしくない。日本の円安に対して欧米が文句を言わない今の状況は対外的には素晴らしいが,国の内側に問題を抱えているように思う。このような状況でPBR1倍割れ対策をするのは,政府が関与していないとしても本末転倒だと思う。一部では型式認証制度の方に問題があると言われているが,仮にそうだとしても,自動車関連株には手を出さない方がいいだろう。
△2024.5.24
西尾林太郎『阪谷芳郎』を読んだ。阪谷芳郎は岡山県出身で,渋沢栄一の娘婿で,大蔵大臣になった人だ。大河ドラマ「青天を衝け」にも少し出てきた。県立図書館の郷土史コーナーでなく,一般の伝記コーナーにあり驚いた。阪谷は大蔵省入省後,数年(20代半ば)で,財政の憲法にあたる会計法を起草し,財政の専門官僚として憲法解釈会議に参加した。あまりにも出世が早いが,当時は近代的な教育を受けた人材が貴重だったのかもしれない。日清戦争の戦費を戦争継続期間に応じて3例に分けて見積もり,増税案を提出するのがVictoria3を連想させて特に面白かった。日清戦争後,阪谷は「戦争とは七分が経済で,残りの三分が戦闘である」と語ったらしい。大蔵大臣辞任後の東京市長,貴族院議員としての活動は地味だった。
△2024.5.15
Victoria3で実績「ノートン皇帝」を取った。ノートンが登場してすぐ指導権を与える(リンカーンをノートンに置き換える)と,奴隷禁止が提案できなくなり達成困難になる。リンカーンで奴隷禁止を提案して,地主(プランテーション農家)の勢力を弱めてから,リンカーンをノートンに置き換え,ノートンを大統領にしてから君主制を制定するという複雑な操作が必要で難しかった。1864年にノートンが皇帝に即位してから1年もしないうちに暗殺された。リンカーンの暗殺が起きる前に,リンカーンをノートンに置き換えたのがまずかったのかもしれない。
△2024.5.1
4月28日のサンデーモーニングで円安がトップニュースになり,そろそろ天井かと思ったところ,4月29日に為替介入があり, 当面の天井になった。S&P500カバードコールETFから日経平均カバードコールETFに乗り換えた後も,為替ヘッジ目的のFXを決済せずにおいた(日経平均株価は円安になれば上がり,円高になれば下がるという理由で)。それが含み損になっている。しかし,為替相場は物価と金利で決まり,日本のインフレ率はアメリカのインフレ率よりも低いので,今の円安の原因は日米金利差だけだと思う。したがって,アメリカの金利が下がれば急激な円高になると思う。
△2024.4.19
Victoria3で実績SPQR(教皇領でイタリア統一)に挑戦した。 GDPを上げて国のランクを上げるところまではうまくいったが,他国の支持を集める段階でつまづいた。 両シチリア王国が抵抗し,友好度を上げてもイタリア統一を支持しない。戦争をしかけようにもヌエバ・グラナダ(コロンビア)が介入してきて困った。Victoria3は内政だけやっていると非現実的なほど国力が上がって簡単に感じるのだが,戦争になると 無関係の他国が介入してきて途端に難しくなる。セーブロードを繰り返して試行錯誤したあげく,植民地の割譲をエサに北ドイツ連邦を味方に引き込んでようやく勝てた。
△2024.4.7
monoAI technology利益確定した。 2月26日の記事で紹介したように,節目ごとに株数を増減させて小さい値幅をとるのがいつものやり方なのだが,今回は自信があったので,それに加えて一部,900で空売りして501で決済した。2000年アメリカITバブルの歴史知識が役に立った。その日の3時からディオに買い物に行って,3割引きのサバやおつとめ品コーナーのキャベツなどを買った。お金の使い方が普段と全く変わらないのは自分でも面白かったが,株で生計を立てる人はこうあるべきだと思う。
△2024.3.29
謎の国
Victoria3(チリ担当)
イギリスから関税同盟の誘いがあり,加入すると原材料に困ることがなくなり,移民が押し寄せてきて経済成長が早まった。 1910年代中ごろになると,イギリスが他国と戦争することが多くなり,それまで貿易に使われていたイギリス船が軍隊輸送にとられて, チリとの貿易に悪影響が出るようになった。経済不振からチリの国民が過激化して技術家政治(技術官僚政治)を要求する知識人・労働組合と,土地所有者投票を要求する地主が対立して1930年に内乱寸前に至った。両者の落としどころとして一党独裁にすると政治が安定した。結局,ゲーム終了時点(1936年)のチリは共産党一党独裁なのに製造業などの産業は全く国有化されず,言論の自由が保障された奇妙な国になってしまった。強いて言えば現代中国がリベラル化した状態に近いかもしれない。
△2024.3.22
パソコンゲームVictoria3を買った。Steamスプリングセールで買うつもりだったが,なぜかその1週間前から安くなっていたので買った。 前作に比べて戦争が簡略化されて政治が複雑化した。前作はこれといったゲームの目的が無かったが,今作は実績解除があり,目的が与えられているような感じがする。実績の中にはアメリカ合衆国で君主制を採用してジョシュア・ノートンを皇帝にするというものがあり,是非やってみたい。初心者向けに見える南米チリを担当してみたが,人口が少なすぎて発展が止まってしまった。移民を増やすために,攻略サイトを参考に信教の自由→完全分離(政教分離)の法改正を行ったが,効果がなかった。移民を増やす点では,ジャーナル「アメリカへの入植」が強力だった。
△2024.3.8
テイツー逆日歩
テイツーに8円の逆日歩が発生する日があり,それまでの0.5円の積み重ねと合わせて含み益がなくなった。慌てて決済したが, その後,逆日歩が発生しなくなり,株価も125円から120円に下がった。株主優待の権利確定日と関係あるかもしれないが,自社商品割引券はそれほど魅力的とは思えない。しかも逆日歩8円が発生した日と権利確定日が微妙にずれている。株の貸し手が急に増えたのも不思議だ。
△2024.2.26
monoAI technology空売り
約20年前のアメリカのITバブルと同じように,社名にAIが付く会社の株が見境なく買われているように見える。 monoAI technologyは過去6年間のうち4年間が赤字で,2018年から2020年の間に従業員数が73人→13人→230人と増減し,2020年末に債務超過になっている。2018年から2020年の間に何が起こったかIRニュースで調べてみると,社名を変更したり,Vtuber事業部を立ち上げたり,他の会社から訴訟を起こされたりしていた。大作ゲームソフトの開発費が100億円を超えることを考えると,monoAI technologyの研究開発費,年間1億円はあまりにも少なく,生成AIのようなものはとても作れないと思う。monoAI technologyを空売りするにあたって,500,570,650,750,900,1050と節目を自分で決めて,株価が1つ上の節目に上がるごとに空売りの株数を増やし,1つ下の節目に下がるごとに株数を減らすことにした。一度に少額ずつ売買しているので,株価が2倍になっても大して問題はない。2月20日,monoAI technologyの株価は1050円と900円の間を往復した後900円を下回り,一日で2回儲かった。
△2024.2.15
日経平均株価が史上最高値に近づいたことを受けて2月13日と2月14日のラジオ日経が異様な雰囲気だった。 ある出演者は産業革命を唱え,ある出演者は「証券関係者の食事会に出席したところ参加者全員強気だった」と述べた。 2月初めにドコモショップから新NISA講座の案内メールが届いたのもおかしかった。約20年前にIT革命が起こったばかりなのに,そんなに頻繁に革命が起こるものかと思うし,全員が強気なのは株価が天井であることを示唆していると思う。証券用語解説集のサイコロジカルラインの項に下のような説明がある。投資家心理は株価の上昇が続けば,ますます強気に傾き,逆に株価の下落が続けば弱気に傾きがちである。市場が強気一色になった時,相場はピークを迎え,逆の弱気一色になった時にボトムを付ける傾向を利用している。サイコロジカルラインの有効性はさておき,考え方が重要で,全員が強気になれば次に株を買う人がいないから上げ止まり,全員が弱気になれば次に株を売る人がいないから下げ止まる。したがって,株は強気一色の時に売って,弱気一色の時に買うべきだと思う。
△2024.2.2
節約靴下
ゴムが伸びた靴下を普通の靴下の上にはく(二重にする)ことで破れるまで使うことができる。冬の寒さ対策になり,たぶん外側の靴下(ゴムが伸びた方)だけが擦り減って,内側の靴下(ゴムが伸びていないほう)の寿命が伸びるだろう。
節約イヤホン
イヤホンを長く使っていると,壊れて片方しか聞こえなくなる。それを捨てずに取っておく。片方しか聞こえないイヤホンでも2個あれば,オーディオ分配アダプタにつないで両耳用としてしばらく使える。ここまで節約するほどお金に困っているわけではないが,創意工夫するのが楽しい。
△2024.1.23
パーティー券のKICK BACK
去年の末,パーティー券のキックバックが問題になり始めた頃,誰かが米津玄師の「キックバック」の替え歌を作ると思ったが,しばらく見つからなかった。ついに待ちきれなくなって,チャットGPTに替え歌を作らせてみた。特定のニュースをコピーしてそれを参考にして作らせるよりも,大まかに「政治とカネ」をテーマにして作らせる方がうまくいった。「政治とカネ」をテーマにして以下の歌の替え歌の歌詞を書いて。なお,これは歌になっているので,できるだけ文字数を合わせて。例えば,歌詞内にある『ランドリー』だったら5文字なので5文字に合わせてもらえないと歌えないので注意して。必ず文字数を全体的に合わせて作成して。
(後略)上のような指示をすると以下のような替え歌ができた。(前略)
ランドリー今日は不正が満ちているデイ
買収された人々 それがバイバイ
誰だ誰だ頭の中 呼びかける声は
金が欲しい権力が欲しいと歌っている
不正に手を染めたい カネで生きていたい
この手に掴みたい あなたのその懐の中
(後略)
しばらく後になって,YouTubeで替え歌が3件見つかった。特にKICKBACKの替え歌で「キックバック」が面白かった。
△2024.1.10
去年の末に県立図書館のDVDを初めて借りた。今までツタヤにドキュメンタリーのDVDがほとんど置いていないのが不思議だった。しかし, 県立図書館で借りれば無料かつ貸出期限が2週間なので,店で貸しても商売にならないと思い納得した。ドキュメンタリー「ムガル帝国の興亡」と吉田茂のドラマ「負けて,勝つ」(1,2巻)を借りたが,DVD一枚当たりの時間が短く,もっと多く借りたほうがよかった。「ムガル帝国の興亡」についてはプラッシーの戦いによってイギリスがインドを実質的に支配するようになったと解説するのは端折りすぎだと思った。「負けて,勝つ」は麻生太郎(5歳)が出てきて面白かった。
△2023.12.29
2023年の反省
今年は特に運用成績の悪い年で9月までマイナスだった。10月から調子が良くなったが年間の利益は去年の半分ほどだった。シリコンバレー銀行破綻後に株価が下がると予想して外れたのと,トレーディングカードバブルでテイツーが思った以上に上がったのがよくなかった。ラジオ日経を聞いていると,今年の前半は儲けて後半は損をしたという内容の聴取者の投稿があり面白かった。多分,僕は日経平均株価が次々と高値を更新する相場よりも,下げ相場や往来相場の方が得意なのだろう。来年はアメリカの不景気と,日本の政治的不安定(岸田首相の次に誰が首相になってもしばらく短命政権が続くだろう)で日経平均株価は下がると思う。したがって,僕の運用成績は良くなると思う。
△2023.12.15
ゲーム的に正しい空戦
Eagle Day to Bombing the Reichの1941年キャンペーン(イギリス担当)で勝った。帰りがけの敵を叩くことが決め手だった。つまり,敵機が接近してきても放置して味方の建物を爆撃するに任せ,帰る途中の敵を追い打ちする。帰りがけの方が敵の護衛戦闘機の残燃料が少ないので有利になる。直観に反するが,敵の爆撃機の数を効率よく減らすことができるので,長い目で見れば味方の建物の損害も減らすことができる。現実世界でこのような戦術を使ったら,自国の一般市民に嫌がられるだろう。
△2023.12.6
50円以下貯金の終わり
一人暮らしを始めた頃から,50円以下の小銭をスチール缶に入れて貯まったら銀行に持って行き預金する習慣があった。1回で3~4万円の貯金になった。 最後に預金に行ったのが2016年で,コロナ後は銀行の窓口に行くのが面倒だと思うようになった。セルフレジで小銭を使ってちょうどの金額を払うなどして 少しずつ缶の中の小銭を減らしていったが,なかなか減らなかった。ついに△2024年の1月から中国銀行のATMの硬貨入金限度が1日50枚に制限されるとの発表があった。今後は,平日に外出するたびに中国銀行のATMで少しずつ硬貨を預金することにした。なぜか近所の中国銀行支店のATMはすでに限度が硬貨50枚になっていた。 これも時代の流れだ。
△2023.11.22
パソコンが壊れた原因
パソコンが壊れた原因について考えてみた。
①暑さ 今年は猛暑だったが,パソコンが壊れたのは涼しくなってからなので何とも言えない。今後はパソコンのために室温が35度以上になったらエアコンを使ったほうがいいかもしれない。
②長時間使用 株取引だけでなく,ゲーム,YouTube動画視聴,テレビ視聴にもパソコンを使っているので,寝る時間と外出している時間を除いて,ほとんど常にパソコンの電源を入れっぱなしにしている。1日8時間使用すると9年使い続けられるものでも1日16時間だと4年半で壊れるのかもしれない。
③ほこり 半年に一度カバーを開けて掃除していた。ただし,最後に掃除したときにエアーダスターが切れかけで風圧が弱くなっていたのがよくなかったのかもしれない。新しく買ったパソコンについては,100円ショップで換気扇用のフィルターを買って吸気口を覆った。逆効果かもしれない。
④もともとの不具合 以前から途中でよく画面が黒くなり一切の操作を受け付けなくなった。一発で起動しないことも多かった。これは, SSDが原因だと思っていた。前のパソコンを買った時期が,従来型の磁気のハードディスクからSSDへの移行期にあたり,まだ技術が発展していないせいだと思っていた。 しかし,壊れたパソコンからデータ抜き出しに成功したのでSSDが原因でないことが分かった。もともと壊れやすいマザーボードだったのかもしれない。
△2023.11.11
パソコンが壊れたので,新しいものを買った。11月7日の朝,パソコンの電源を入れても黒い画面のままで起動しなくなった。 パソコンがないと,グーグルマップも使えないので,パソコンを売っている店の位置もわからなくなる。 原始的な方法だが,電話帳と紙の地図を使ってパソコン工房のおおよその場所を確認して,現地に行くと店がない。
代わりに岡山市北区役所近くのアプライドに行って買った。約4年半前に買った先代のパソコンとほぼ同じ性能(Ryzen3 メモリ8GB)のものが,ほとんど当時と同じ価格で売られていた。 それを買うとすぐに時代遅れになって使えなくなると思い,少し性能が上のものを約10万円で買った。後でパソコン工房のパソコンの値段もインターネットで調べてみたが,アプライドとそれほど変わらなかった。パソコンが高いのは多分,円安のせいだろう。今の時期にパソコンが壊れたのは実に惜しい。
△2023.10.26
2015年に賞味期限が切れた醤油(1リットル)をやっと使い終えた。 他の調味料はそれなりに使うので,ここまで長引くことはない。塩もあまり使わないが,賞味期限がない。 前に醤油を買ったときも賞味期限を過ぎたが,ここ数年で塩分摂取量を減らしたので,前回に増して極端に賞味期限を過ぎてしまった。今後は割高になったとしても,もっと小さいものを買おうと思う。
△2023.10.18
10月に入ってから急に儲かるようになってきた。やはり僕のやり方は株価の急落や波乱に強い。 個人情報流出事件のせいか,テイツーの株価がかなり下がってきた。イオンシネマで「沈黙の艦隊」を見た帰りにイオンモール内の「ふるいち」に立ち寄り少し観察した。トレーディングカード自販機(何が出てくるか分からない)の上に要らなくなったカードを置くかごが置いてあった。店頭で買い取ってもらうほどの価値もないカードが自販機から出てくる可能性を示しているので,不健全さが増しているような感じがした。
△2023.10.8映画「沈黙の艦隊」をイオンシネマのIMAXで見た。 月曜日の割引を利用しようと思ったが,券売機を前にして割引になっていないことに気づき,仕方なく通常料金で見た。物語は途中で投げっぱなしで,続きが気になる人は原作を読んでという感じだった。 IMAXは音にこだわったらしく,大音量で館内が震える感じがして戦闘シーンは迫力があった。しかし,潜水艦が発する音は水の振動なので,ソナー(聴音)手以外の乗組員に聞こえるのかどうか疑問に思ってしまった。むしろ,音にこだわるなら水上艦同士の砲撃戦の方がよかったかもしれない。
△2023.9.28
パソコンゲームEagle Day to Bombing the Reich(第二次世界大戦ヨーロッパ戦線の空戦,1472円)を買った 本当はMatrix GamesのサマーセールでGreat Invasionsと一緒に買うつもりだったのだが,サマーセールが始まらないのであきらめていた。9月12日になってなぜか一週間限定のセールが始まり,8割引きで買えた。簡単なものから始めてゲームに慣れようと思い,1941年のキャンペーンでイギリスを担当したが,意外と苦戦している。攻撃側が有利なゲームなのかもしれない。
※9/29追記 1941年のキャンペーンは,ドイツ軍が1941年にソ連に攻め込まずに全力でイギリスと戦うという架空の設定に基づくもので,史実よりもイギリス軍に不利になっている。
△2023.9.18
5月(日経平均バブル後高値更新)以降止めていた計画的ナンピンを8月末に再開した。 本当は日経平均株価が高値から10%下がったところから再開しようと思っていたが,8月末に何か胸騒ぎがして前倒しで再開した。直観は当たり,それから日経平均株価は上昇トレンドに入った。計画的ナンピン(ダブルインバースETF-レバレッジETFの値を計算する方式)は,株価が同じところを行ったり来たりしても少しずつ持ち高が小さくなるので,注意して随時買い増ししていきたい。
△2023.9.4
Great Invasionsの強制終了問題は,ウィンドウモードで起動して,かつdxwndを使って強制的にフルスクリーンモードになるのを防ぐことで,かなり改善した。さて,Great Invasionsでは襲撃者→蛮族→王国→帝国の順を追って国が発展していくが,蛮族から王国になった時に軍の維持費がかかるようになる。軍隊を解雇して収入に見合ったところまで支出を減らしたくなるが,収入で維持費を賄える規模になるまで軍隊を減らすと,小さすぎて外国の侵略から国を守れない。仕方なく軍の規模はそのままにして,維持費が課される1月1日を恐る恐る迎えたが,所持金が0になるだけで何も起こらなかった。軍隊の維持費は支払わなくてよいことがわかった。後になってから,少しずつ領内の物価が上がっていることに気づいたが,物価のことはあきらめるしかないようだ。
△2023.8.22
パソコンゲームGreat Invasions(1538円)を買った。Great Invasionsは350~1066年の古代~中世ヨーロッパの歴史を扱ったゲームで,複数の国を操作する点と,長く続いた国の衰退がどうしても避けられない点が特徴だ。マニアック過ぎてもはやSteamでも売っていないので,Matrix Gamesのサイトでダウンロード販売されているものを買った。自分が操作する国が衰えていく様子を見るのは,忍耐力がいるような感じがする。しかし,それだけでなく,古いゲーム(Windows XP対応)なだけあって,10~20分に1度強制終了する。ひどい時には強制終了の後にゲームソフトそのもの(一部)が消えて再度インストールする必要があり,別の意味で忍耐力が試された。
△2023.8.8
今年も水風呂やシャーベットで夏を乗り切っている。熱中症にはなっていないが,7月末に右ひじの内側に湿疹ができた。水風呂に入った時に洗うのを忘れたのが原因かもしれない。以前から持っていたラナケインを塗るとかゆみは収まったが,皮膚の赤いのは一向に収まらない。アロエクリームを買おうと思ってマツモトキヨシに行ったが,置いていないのでトレンタムGローションを買った。トレンタムGローションを数日使うと皮膚の赤いのが次第に薄くなってきた。
△2023.7.26
ベースフード空売り
ベースフード(2936)を空売りした。数か月前にコンビニでベースブレッドを買って食べてみて,これはだめだと思った。1日に必要な栄養素の3分の1がとれるのが特徴だが,3食で1日に必要な栄養素を摂るよりも,2食で1日に必要な栄養素の3分の2を摂る方が難しい。だから,1日に必要な全栄養素の3分の1が含まれたパンを食べれば,かえって残り2食の献立で困ってしまうだろう。仮に1日3食全部ベースフードを食べたとして1か月で420円×3食×30日=3万7800円になる。僕なら1日に必要な栄養素を摂りながらこの3分の1程度の食費で済ませることができる。クロム,マンガン,セレンなど有名でない栄養素について一応調べてみたが,通常の食生活で不足することはないものが多く,僕が欠乏症になっていないので気にしなくても問題ないと思う。
△2023.7.26
経済史研究メモ(写し)掲載
△2023.7.18ツイッターがいつの間にかログインしないと見れなくなっていた。経済史研究メモの写しをこのホームページに載せて,ついでに順番がバラバラだった1919年~1924年分を日付順に整列させようと思って作業を始めた。 このような場合に備えて過去のデータは全部テキストファイルで保存していたが,件数が多く,思ったより手間がかかる。 経済史研究メモは1945年分まで続けるつもりだが,それより前にツイッターが終わるかもしれない。
△2023.7.7
コレステロール対策のため卵を食べる量を減らしてからずっと,卵を買うときは割高でも1パック6個入りのものを買っていた。 6月のある日,鳥インフルエンザの影響でスーパーに1パック10個入りのものしか置いてなかった。仕方なく1パック10個入りのものを買い,賞味期限+1週間で食べきれないものは冷凍しようと思った。卵の冷凍保存は殻を割って容器に入れて冷凍するものだと思い込んでいた。複数個冷凍して1個ずつ使いたい場合はどうすればいいかとインターネットで調べてみたら,割らずに殻のまま冷凍してもいいことが分かった。自然解凍して削り粉焼きに使ってみても何の問題もなかった。
△2023.6.26
経済史研究メモが1928年6月まで進んだ。1928年6月4日に張作霖爆殺事件が起こったのだが, 神戸大学付属図書館デジタルアーカイブ新聞記事文庫の「中外商業新報」の切り抜きにはなぜか張作霖爆殺事件関係の記事が無かった。物足りないので張作霖爆殺事件に関する本を1~2冊図書館で借りて読みたい。
1928年4月12日の「中外商業新報」に,中国側が鉄道建設費の担保になっていた蒸気機関車3台,貨車40両を無断で持ち出し,その報復(それ以外にも原因があるが)として南満州鉄道株式会社が奉天軍の輸送を拒絶したとの記事があった。ちょうど蒋介石の北伐の時期と重なり影響が大きいと思うが, それが張作霖爆殺事件とどう関わってくるのか気になる。
2023年6月24日のプリゴジンの反乱について真っ先に安禄山(安史の乱,755年)を連想した。インターネットを見てみると,同じように安史の乱を連想する人もいたが,御所巻きとかユリウス・カエサルを連想する人もいて面白かった。
△2023.6.12
話題のチャットGPTを使ってみた。 野々村竜太郎に関する笑える文章を作らせようとしたが,最初はうまくいかなった。 チャットGPTには,2021年9月までの出来事に関する知識があり,ローマ帝国の愚かな皇帝ワースト10とか,中国史の名将ベスト10なら,それなりに挙げることができるのだか, 2014年の野々村竜太郎の号泣会見のことは知らないようだ。そこで,号泣会見のニュースの文字起こしを手に入れて,以下のニュースを参考に,鬼退治から帰ってきた桃太郎が野々村竜太郎になる昔話を書いて
兵庫県の県議会議員が,城崎温泉など 四カ所に,日帰りで200回近く訪れながら,明確な活動内容を示さず,政務活動費としておよそ300万円を支出していたことがわかりました。
(中略)
県議会議所は野々村議員の行動に,違法性はないとしていますが,今後議会の手引について,見直していく方針です。
と指示すると,思ったような文章が出てきた。今のところ,笑える文章を作る以外の使い道がない。そのため僕は,チャットGPTは,昔あった「仮想ニュース速報」(ニュースのひな型をもとに架空のニュースが生成されるホームページ)が大幅に進化したものだと思ったが,「週刊ダイヤモンド」のチャットGPT特集によると,ビジネス文書を作るなどの本格的な使い方もできるようだ。
△2023.5.29
日経平均株価がバブル崩壊後の高値を更新したのは全くの予想外だったが,空売りにはかえって好都合だ。 個別銘柄の空売りは最大で10銘柄にすると自分で決めているが,先週初めの時点でその枠を7つ(休止中のアルメディオ含む)しか使っていなかった。 アメリカの銀行が相次いで破綻した後,日経平均株価は下がると思ったが,特に空売りを増やさなかったのがよかった。それでも,長い目で見ればアメリカ高金利→アメリカ景気後退→アメリカ利下げ→円高で日経平均株価は下がると思う。
今は値上がり率ランキングを頻繁に見て,明らかにおかしい銘柄を探している。
△2023.5.18
小麦粉焼きと冷凍野菜
野菜入り小麦粉焼きを作るとき,野菜がかさばるので野菜を多く入れられないという問題があった。事前に野菜をゆでたり炒めたりすれば,かさは減るが,手間がかかり(2回加熱するので)ビタミンCが壊れて栄養が減る。野菜を刻んで冷凍した後,自然解凍してから小麦粉と混ぜればよいことがわかった。野菜を冷凍すると歯ごたえがなくなり汁が出るという問題があったが,小麦粉焼きなら気にならない。ちょうど冷凍野菜と小麦粉焼きが互いの欠点を補うようになった。おつとめ品の野菜を大量に買ってとりあえず一部冷凍する場合などに向いている。
△2023.5.4
5月1日,アルメディオの新規売停止が解除されないまま決済期限(6か月)が来て損失が確定してしまった。 何年も新規売停止が解除されないままの銘柄もあるが, 今まで僕が空売りした銘柄は全て6か月以内に新規売停止が解除されていたので,新規売停止が解除されないことはめったにないと思っていた。3月27日にストップ高になったのが良くなかったのかもしれない。今後,新規売り停止が解除されているかどうか毎日確認し,解除され次第また空売りしようと思う。
△2023.4.21
「ヘティ・グリーン研究」の大きい誤訳に気づいた。地名のLouisvilleは「ルイスヴィル」ではなく「ルイヴィル(ルイビル)」だった。今まで,Louisはフランス語読みではルイで英語読みではルイスだと理解していた。同じアメリカの地名でもSt. Louis (セントルイス)はSを発音するのに不思議だ。
△2023.4.12
新規上場ETFの運用会社は将来そのETFが下がると思っている(上がると思うなら投資家に売らずに自分で持っておけばいい)という仮説に基づいて,新規上場ETFを調べてみた。
3月10日 ダウ・ジョーンズ工業株価平均
4月13日 USテックトップ20,フィラデルフィア半導体株指数
4月26日 ドイツ国債,フランス国債
ニューヨークダウやアメリカのIT企業の株が下がるのは順当な感じがするが,ドイツ国債,フランス国債は少し意外だった。 今後,景気が悪くなり,欧州中央銀行は利下げする(金利が下がると債券価格は上がる)と思うが,それよりも,軍事費の増加や大規模デモによる財政悪化の影響が大きいと考えているのだろうか。
△2023.3.30
県立図書館のホームページから滞在時間を短くすることを求める(コロナ対策のため)表示が消えた。 そこで,週末に図書館で日経新聞を読む習慣を復活させた。県立図書館に行くのに自転車で片道40分ぐらいかかるので,運動不足の解消にもなる。今まで読めていなかった日経サイエンスやナショナルジオグラフィックもまとめて目を通したい。ちなみに,市立図書館のホームページにはまだコロナ対策の表示が残っている。
△2023.3.30
珍しい食べ物飲み物追加
△2023.3.16
シリコンバレー銀行の破綻をきっかけに世界同時株安が起ったが,それほど驚いていない。かなり以前からアメリカの長期金利と短期金利が逆転(2年国債利回りが10年国債利回りよりも高くなる)し,これは景気が悪くなる前兆だと思っていた。長短金利の逆転が景気悪化の前兆だとする理由は2つあり,
①債券投資家が将来の金利低下を予想している(金利が下がる前にまず景気が悪くなるはず)
②銀行は短期で預金を集めて長期で運用するので,銀行の業績が悪くなる
といわれているが,シリコンバレー銀行の破綻は②に当てはまり,まさに理論通りだ。ラジオ日経の相場解説の論調が3月10日を境に1日で変わり,実にいいかげんなものだと思った。今後もアメリカ株は下がると思う。今回の株安の根本的な原因は長期金利と短期金利の逆転で,アメリカが金利を下げない限り解決しないと思う。また,シリコンバレー銀行が経営があのように無謀なら,スタートアップ企業に対する貸付審査も雑な可能性がある。英語版Wikipediaのシリコンバレー銀行の項(機械翻訳で読んだ)に書いてあった取先,ROKU,Roblox,Vimeoのうち,Roblox,Vimeoは2020~2022年の3年連続営業赤字で,ROKUは 同3年間のうち2年が営業赤字だった。他の銀行がお金を貸さないようなスタートアップ企業に対してシリコンバレー銀行が貸していたというのは何とも怪しい。
△2023.3.9
トルコ大地震でトルコ株が下がると思ったが,期待したほど下がらず,すぐに年初来高値近辺まで上がった。 トルコ政府の株価対策で強引に上げているらしく,無茶な感じがするのでトルコ株ETFを全部売った。今年は全体的には儲かっていないのであまり余裕がないが,トルコ・シリア大地震緊急支援募金に少し寄付した。
△2023.2.23
2月21日,朝起きると目に蚊が張り付いたような黒いものが見えた。しだいに小さくなり,2時間ほどで消えたが,気になったのでその日のうちに眼科に行った。原因は眼底出血で,眼圧が高い(ぎりぎり正常値)と診断された。インターネットで眼圧が高くなる原因を調べると,
・パソコン画面を長時間見る
・睡眠不足
・運動不足
などがあった。目については,眼鏡の度を進めなくても運転免許証の更新の視力検査が合格するので油断していた。仕事柄パソコン画面を見る時間を減らすのは難しいが,遠くを見るなどして,目の筋肉の緊張をほぐした方がいいのかもしれない。
△2023.2.15
去年の11月のSteamオータムセール(ウィンターセールではない)でパソコンゲームRise of Prussia(475円)を買って一通り攻略した。Rise of Prussiaは七年戦争(1756~1763年)を扱ったゲームで,操作方法は Wars of SuccessionやRevolution Under Siegeとの共通点が多い。オーストリアを担当すると簡単なのだが,プロイセンを担当すると難しい。 南からオーストリア,東からロシア,西からフランス,北からスウェーデンが攻めてくるのを相手にしなければならず,すべての方面にまんべんなく部隊を配置しても守りきれない。 そのため,ある方面の守りはあきらめて一つの方面に集中して戦い,敵の頭数を減らす必要がある。近代戦と前近代戦の戦略の違いを感じられた。岡山県立図書館で七年戦争に関する本を検索しても見つからなかった。House of HistoryのYouTube動画が詳しいが,未完結でまだ1759年分までしか公開されていない。
△2023.2.21
2月にインド株ETFが最高値から10%下がったところで計画的ナンピンを始めたが, 計画的ナンピンの規模を小さくして日本の個別銘柄の長期投資をやるべきか迷っていた。そんな中,アメリカの投資会社がアダニ財閥の不正を指摘したのをきっかけにインド株ETFが大きく下がり,(インド株ETFに関しては)身動きが取れなくなってしまった。当分,買い増す気も起こらない。調べてみたら,インドの平均株価ニフティー50指数にアダニ財閥関連企業は2社あり,アダニ財閥の中心企業のアダニ・エンタープライゼスのPERは272だった。ある国のETFに投資する場合,個々の企業のPERをいちいち見ていられないが,インド株の平均PERも22で割高になっていることを見落としていた。
△2023.1.19
1月16日,テイツーの空売りの決済期限(6ヶ月)が迫っているため,いったん決済して再度空売りした。 買い板が薄い時を狙って空売り(新規)→現物買い(現渡用)の同額リンク注文をしたが,買い注文が成立する前にみるみる買い板が厚くなり,株価が上がりだした。仕方なく指値を訂正し,売り値よりも高い値で買うことになった。同額リンク注文は色々試してみたが,空売りの決済期限延長目的では(株価が高くない場合)役に立たないようだ。 チャート分析をして短期売買をするつもりで取り組んだ方がいいかもしれない。 テイツー株は翌日20%近く急落した。決済期限延長を一日待てばよかったと思ったが,実質的な意味はない。
△2023.1.12
去年の11月にカバードコールETFを買ってから1週間後,4円ほど円高ドル安になってからカバードコールETFとVIX指数先物の違いに気づいた。VIX指数先物は差金決済なので,為替変動の影響が小さい。そこからカバードコールETFに乗り換えると,為替変動の影響をまともに受けることになる。僕は今後ドルが下がると思っているので(アメリカ景気後退→利下げ,日米インフレ率の差),ヘッジの意味でETF持ち高の半分の額のドルをFXで空売りした。日米金利差のせいでかなりスワップポイント(手数料)がかかる。そもそも,証券会社の立場に立って考えると,(為替変動の影響を考えなければ)こんな有利な金融商品は市場で売らずに自分で持っておけばよいのにと思ってしまう。大和証券や未来アセットも将来のドル安を予想しているのかもしれない。
△2022.12.29
今年は前半が好調だったが,後半に伸び悩んだ。それでも,グローバルダイニングの逆日歩のせいで不調だった去年と比べればかなり良かった(逆日歩抜きで考えると去年と同水準だった)。2020~2022年は時代の変わり目のような気がする。僕が株を始めた2000年から2019年までずっと日本経済は需要不足に悩まされてきた(2008年の物価上昇は例外だが,すぐ終わった)。金融政策,財政政策を目いっぱいやっても(ゼロ金利,国債残高1000兆円)物価が上がらなかった。僕が株を始めた頃には,定期預金の金利と株の配当利回り(日経平均)を比べて定期預金金利が高いときは預金して,配当利回りが高いときには株を買えばいいと考えていたが,その後,定期預金の金利が配当利回りを上回ることは一度もなかった。つまり,僕が株を始めてから2019年まで概ねずっと,需要不足,デフレ,低金利の時代だった。ところが2020年~2022年にかけてコロナ流行とロシア・ウクライナ戦争で世界的に感染症対策費や軍事費の増額が必要になり,天然ガスなどの資源の供給が危うくなり,重要な工業製品(半導体など)も自国で作った方が安全という風潮になった。どんな商品でも世界中から最も安いものを探して買えるような貿易障壁のない状態で最も物価は安くなり,そうでない方向に進めば物価は上がる。軍事費などの政府支出が増えれば物価は上がる。 好不況の波によって上げ下げはあっても,今後は過去20年と比べて高いインフレ率が続くと思う。金融政策,財政政策を目いっぱいやっても物価が上がらない場合どうすればいいかという問題も解決したような気がする。カーボンニュートラルをやればいい。2021年の経験から言えば,二酸化炭素排出量を減らすというのは,国が国民に対して高い電気を買うことを強制することだった。二酸化炭素排出量削減は,外国製品を買わない口実にもなる。今後は,需要不足を心配しなくてよい,節約と投資が社会にとってますます必要な時代になると思う。
2016年から今まで僕は,VIX指数先物の売りや計画的ナンピンなど,平均株価が同じところを行ったり来たりしても儲かるような方法を主にしてきたが,今後は買い持ち(普通の株式投資)を増やしたほうがいいかもしれない。ただし,来年はアメリカの利上げで(金融政策の効果が出るのは半年~1年後といわれている)株価が下がると思うので,悩むところだ。
題名省略
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