ラベル ●自作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ●自作 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年6月4日水曜日

[DIY][pc] 水冷PC自作




[DIY][pc] 水冷PC自作
水冷キットAquarius II November 11th, 2003
今まで、空冷では定評のあるALPHAのPAL8045を使っており、来年の夏まではこれで持たせるつもりでした。冬は窓開けて高速ファンを使えば空冷でも十分冷えますから。が、今回安く手に入れる機会がありThermaltake社製のAquarius II (実売17000円程度)を購入しました。水冷入門キットとしては10000円のPOSEIDONもありますが、ポセイドンはラジエーター、水枕がアルミ製であることや、PCの起動と連動してポンプを作動させるためにはリレーを別に買わなければいけないなどの理由でAuarius IIに決めました。 このキットは、
  ・ ポンプ
  ・ ラジエーター
  ・ 水枕
  ・ リサーバー
  ・ これらをつなぐチューブ  から成ります。
当然ながら高級なキットと比べると個々のパーツが少々安っぽいですが、チューブには曲げ防止のスプリングが入っていますし、説明書は英語ですが図入りの丁寧なつくりで好感が持てます。
タンクも兼ねるポンプ。動作中は青色LEDが光ります。消費電力は2Wです。PCIパネルからケース外のリサーバーとラジエーターにチューブを4本出しています。冷却水には薬局で精製水を買ってきて付属のクーラントを入れました。(ついてるクーラントの量が少なく1: 20程度と薄い。)
銅製ラジエーター。標準でついていたファンは回転数可変の物に変更しています。説明書には「ケース内(フロント)に設置」とありますが、冷却能力の点から付属のマグネットにてケース外に固定しています。強力なのでがっちり固定することが可能。
銅製の水枕。やはりアルミ製より重さはかなりあります。重いとなんだか安心感がありますね。CPUとの設置面はかなり荒かったので鏡面処理しました。Pentium4、K7、K8対応です。
組みあがるとこんな感じ。水冷にはフルタワーだと思っていましたがミドルタワーでも平気ですね。かなりギリギリではありますけど。右の写真がリサーバーです。水位が下がってきたらここから精製水を足します。
水枕を通って加熱された冷却水を直後のラジエーターで放熱します。室温と水の温度差が最大の時なので効率がいいはずです。(一般的な配置らしい)
水枕とラジエーターの位置を逆にすると、ラジエーターで冷却された水がCPUを冷やす配置となります。条件次第ではこっちのほうが冷えそうです。
現在、半月ほど使っています。これ1台でゲーム、ネット、ベンチまでなんでもこなすのでもちろん常用前提です。となると静穏性が重要です。その点はPAL8045に2200回転のファンをつけていたのに比べてかなりいい感じです。もちろんラジエーターは外に付いているので同回転数ではうるさいですが、低回転数なファンでも十分に冷えます。ポンプも静かです。また熱がケース内にたまらないので電源ファンの回転数上昇も防げて、ケース側面の12cmファンも止めることができました。肝心の冷却性能は、同回転数ファンを使用した場合ではPAL8045より5度から10位下がりました。常用クロックもAthlonXPの1700+にて2200MHz(1.6V)から2300MHz(1.7V)に上げました。BIOS読みの45度で安定しています。これからはCPUの消費電力も100Wを超え、オーバークロック常用するには水冷じゃなきゃやってられない感じですね。今回水冷デビューしたわけですが、満足な買い物ができました。空冷に対して水冷は水漏れのリスクが伴いますが、それを差し引いても静穏性、冷却製のパフォーマンスから水冷はおすすめです。
今後の課題としては、
・ ラジエーターを換える
・ 水枕を換える
・ ビデオカードの水冷化
・ チューブの交換などを考えています。ラジエーターのファン回転数を最大(3000回転)にしても思ったよりCPU温度が下がらなかったので放熱能力はすでに十分なのかもしれません。よって水枕、あるいはビデオカード用水枕を付け足すつもりです。すると今度はラジエーターが欲しくなって、ポンプも変えたくなって・・・と、空冷よりはるかにお金がかかりそう・・・。チューブは付属のが細いタイプのなので太いのにしたいのですがパーツとの接続を考えると面倒です。これから水冷キットを買う方はチューブの太さでキットを選ぶのもありですね。その後のパーツ交換の分かれ道になると思います。太い物は高級品が多いですけど。チューブ内径は1/2インチ、3/8インチ1/4インチの物があるようです。このAquarius IIは計ってみたら1/4インチでした。また、チューブ曲げ防止用のスプリングは抵抗になるので、取ってしまってもいいかもしれません。
     
蝉音のPC Review
http://atarasiikun.fc2web.com/aquarius2.htm
      
PC水冷デザイン
http://wcd.fc2web.com/tirasi01.html
                
                 
























Poseidonのポンプに交換
January 8th, 2004
Aquarius II付属のポンプ(写真右)は実は可変タイプだったのです!水温が低いときは水を送り出す量が小さく、水温が上がるとたくさん吐き出すらしいです。(CUSTOMの店員さんより)これでは水温を下げるために寒い中頑張っている意味がありません。
そんなわけで最初からフルパワーなPoseidonのポンプ(写真左)を購入しました。
交流115V、7W、600リットル/hと書いてあります。
Aquariusポンプは直流12V、2W、排水量は不明です。
組み込む前に公称値600リットル/時を確認します。1分あたりなら10リットルとなるはずです。
結果、
Poseidonポンプ  2,750ml/分  (165リットル/時)
Aquariusポンプ  950ml/分  (57リットル/時)
毎分10リットルには遠く及びません。交流115Vの時に10リットルなら、100Vの時は
(消費電力 P = V2/R より) 7.5リットルくらいは期待できると思うんだが。
まあAquariusのに比べれば消費電力が約3倍、排水量も3倍なのでそれなりな結果ですが。あ、でもAquariusはこのときは水温が低くて静穏モードでしょうから、2Wの消費電力では無いよなあ。そのうち温水で計ってみよう・・・。
100Vはコンセントからとるのでパソコンのスイッチと連動させるにはリレーが必要ですが、3000円くらいするみたいなので電源タップを買ってきました(500円)。オレンジのスイッチを入れないとPCの電源も入らないのでポンプの回し忘れは無くなります。
~ 注意 ~
付属の固定のための金属タイを使うと左図のようにチューブが切れます。跡がついているだけでなく実際に切れています。一応弱めに締めたつもりだったのですが。器具を使わなくても抜けることは無いので使用しないことにしました。ポンプの真上にHDDがあったので何ヶ月も気づかずに使っていたら・・・。
リサーバーをはずせたので少しスッキリ。精製水のつぎたしはタンクに直接いけます。
CPU温度は、Aquariusポンプがアイドル時45度だったのがPoseidonポンプで42度に。(AthlonXP 216x10.5 = 2268MHz 1.7V 気温25度)騒音は若干うるさくなりましたがまだまだファンのほうが大きい音なので気になりません。
PCの電源を入れる前にポンプとラジエーターファンを動作させ、容量の大きいタンクの水を冷やしてからベンチマークをとろうと思います。
     
蝉音のPC Review
http://atarasiikun.fc2web.com/aquarius2.htm
http://atarasiikun.fc2web.com/pomp.htm
http://atarasiikun.fc2web.com/index.html
      
PC水冷デザイン
http://wcd.fc2web.com/tirasi01.html
















ポンプ性能 (改訂2版 05年9月)
初稿 だんなさん主宰の「ハーフインチ倶楽部」に投稿 05年1月
 ポンプのカタログに記載されている性能数値は、流量(最大で毎分何リットル流れるか、L/min)と揚程(最大で何mまで水を揚げられるか、m)の2種類が表示されていることが多いです。
 ただし、カタログ数値には落とし穴があり、数値が意味するのは下記の通りです。
 流量=揚程0時の最大流量
 揚程=流量0時の最大揚程
 誤解しやすい例として、カタログスペックで流量10L/min、揚程1.5mと表示されたポンプで実際に高さ1.5mまでくみ上げた場合に、流量が10L/min流れると考えてはなりません。最大流量10L/minという数字は、あくまでも揚程ゼロ時の最大流量です。高さ1.5mまでくみ上げたら、流量はゼロになってしまいます。
 カタログの数字だけ見ても実際の配管状態でどれだけ流れるかピンとこないので、一般的には縦軸に揚程、横軸に流量を表した性能曲線を使って判断します。
 PC水冷で定番のエーハイム製ポンプなどは、メーカーさんがきちんと性能曲線を公表しているので問題ありません。実測データもメーカー公表結果と大体一致しており、さすがに一流メーカーと納得できます。
 しかしPC水冷用の電圧可変型DCポンプだと、定格電圧で測定した性能曲線は一応公開されてますが、細かく電圧別に測定した性能曲線は公開されていませんので、自分で測定することとしました。
測定機材と方法は下記の通り
・流量センサ
 キーエンス FD-81 (測定範囲 1~10L/min)
 4-20mA電流出力を1-5V電圧変換し、デジタルテスタでHOLD値を測定。3回平均をL/minに換算。
・圧力センサ
 キーエンス AP-12センサ(旧型、0~1.0Kgf/cm2)
 キーエンス AP-80Aセンサアンプ(表示器)
 手動で約3秒間のピークHOLD値を3回測定。Kgf/cm2表示を直読し、3回平均を水頭cmに換算。
・流路構成
 リザーバ(または水没) - ポンプ - 圧力センサ(T字分岐) - 出口バルブ - 流量センサ - リザーバへ戻る
 写真のように、測定対象ポンプの吐出口からできるだけ太いホースを使って最短距離で圧力センサへ配管し、出口バルブを調節して任意流量時の吐出圧を測定することで性能曲線を得ました。
 水没可能なポンプは洗面器に沈め、吸込み抵抗を最少にした。
 水没不能ポンプでは大型リザーバと15mm大口径ホースで接続して配管ロスを少なくし、なおかつリザーバ水位をできるだけポンプ位置と同じ高さになるように調整して落差が生じないように留意しました。
 測定装置のホースおよびニップル類は可能なかぎり大口径のものを使用し、流路圧損を最少にしている。また、水温が極端に変化すると水の粘性変化によって流量曲線が変化するため、水温を20~25℃に調整して測定した。
 可変電圧DCポンプはDC可変電源に接続し、供給電圧をテスタで実測調整。
また、一部ACポンプでは50Hz商用電源直結と60Hzインバータ接続の両方で測定している。
グラフ凡例
 縦軸 揚程(H) cm
 横軸 流量(Q) L/min
 グラフに描かれた曲線は、二次関数にて近似している。近似式から、任意流量時の揚程を算出できる。
性能曲線データ
Alphacool AP-900
 05年初頭の頃までは、国内調達可能な市販DCポンプの代表格だった。
 オープンインペラー型で12~24Vで使用可能。12V動作時に900L/hrと紹介されているようですが、実測すると24V動作で900L/hrに届くかどうかの実力。カタログの表記ミスが疑われる。
 24V動作時に最大揚程340cmに達するので高圧損型水枕にも使用できるが、24V動作ではそれなりの騒音・振動を発生する。
 12V動作では静音性に優れるが最高揚程120cm程度とローパワーで、高圧損型水枕との組み合わせだと冷却性能で妥協を強いられる可能性もあります。
 また、新型クローズドインペラーポンプと比べると、揚程性能は明らかに劣る。そろそろ旧式化したと言うことでしょう。
(メーカー等への不満、電圧別の性能曲線データはきちんと公開すべき。最大流量と最大揚程を直線で結んだだけのいいかげんなデータは、公表しない方がマシ。)
Laing DDC
 水冷マッキントッシュに採用されたポンプで、最初からPC水冷用に専用開発されたクローズドインペラー型DCポンプです。
 定格12V時に最大揚程400cmを超え、ここで紹介するACポンプも含めた中で最高性能を示します。最大流量は7L/min程度と控え目ですが、多くの水枕で最適流量となる2~5L/minの範囲で十分な吐出圧が得られます。逆に5L/minを超えると急激にパワーダウンするため、大流量型水枕で最大流量を得たい場合には不向き。
 7V以下の低電圧では始動不良となる場合があったので、動作範囲は8~13Vと思われます。電圧調整範囲は狭いですが、定格の半分以下まで絞ることが可能です。また、ここで紹介した中では一番コンパクトなため、内蔵組み込みは容易です。
EHEIM 1048 (50Hz仕様)
 特にコメントの必要もない定番ACポンプ。陸上使用だとわずかに動作音や振動がありますが、おおむね静かなポンプと評されています。ここで比較した中では、本体サイズが大きい方。鑑賞魚飼育用だけに、耐久性や信頼性には定評があります。また定番ポンプだけに、リザーバ等のアクセサリが豊富で便利。能力的にはオープンインペラーらしく低揚程で、AP-900の12V駆動と同様に高圧損型水枕だとややパワー不足に陥る可能性があります。
 ここではポンプに一体装着可能なEH48Rリザーバ装着時のデータも掲載しました。リザーバの吸込み口がポンプ付属バーブよりも少し細いため、最大揚程は変化しないが最大流量は少し下がりました。たかがリザーバでも、いくらかの流路抵抗を示します。
Aquariumsystems Maxi Jet MJ-1000 (CoolingLab扱い品 Ver.1仕様)
 CoolingLab扱いの製品で、他と比べて低価格なACポンプ。
 能力はEHEIM1048よりも上で、西日本地域の60Hz動作時だと余裕も出てくる。騒音・振動はEHEIM1048と比べていくらか大きいが、そこそこ静かに使えるレベル。
 独断と偏見による用途別ポンプ選定
1.水枕1個構成でそこそこ冷えれば十分で、極端な静音を追求しない場合
 どれでも使えるが、この中で一番安いMJ-1000は手が出しやすい?
2.高圧損型水枕で5L/min以下の小・中流量域で冷却性能を追求する場合
 DDCがイチオシ。コンパクトで組込みも楽。
3.低圧損・大流量型水枕で流量勝負の性能追求をする場合
 Laing社の新型D5がイチオシだろうと思う?(未検証)
4.ポンプパワーを落としてでも静音性を追求
 ここで比べた中では、APシリーズの12V使用が一番静かだと思う。
Laing D5を絞って使った場合も静かかもしれない?(未検証)
      
PC水冷デザイン
http://wcd.fc2web.com/tirasi01.html
http://wcd.fc2web.com/pumptest.html
                




                
                
                
                


















2025年5月29日木曜日

[機器][pc] PC自作~ojt0001パソコン改造日記






[機器][pc] PC自作~ojt0001パソコン改造日記
自分の使い方に合ったパソコンを考えて、出来上がったパソコンです。
ちょっと、贅沢をしてしまったところもありますが、あまり費用をかけずに、作り上げることができました。ホームページ作成や、ブログの更新、また自分なりの使い方に特化して、無駄な部分は、省いて、必要な部分には、重点を置いてみました。このパソコンが、出来上がるまでの記録です。
■ はじめに。。
パソコンも最近では、品質のいいものが安く手に入るようになってきました。
メーカー製のものは、OSは、もちろんとして、諸々のソフトも入った状態で売られています。
すぐに使えて、いろいろなことができるのはいいのですが、実は、あまり使わないソフトも多く入ってたりします。
中には常駐するものもありますので、スペックの割には、動作の重いものもあります。
私は、あまりパソコンには、お金をかけていません。でも、持っている台数は多いので、これまでは、
家中のパソコンをLAN でつないで、それぞれ必要なスペックのある機種を使いながら、パソコンと かかわってきました。
でも、事情があって手軽に使える、そこそこのスペックのパソコンが必要となります。
そこで、自分のパソコンの使い方を見直して、無駄のないスペックのパソコンをできるだけ安く、作ってみたいと思います。
まずは、家のパソコンでやる事を考えてみましょう。
インターネットの閲覧
メールの送受信
ホームページの作成
ブログの更新
JW Cadで図面作成
賀状などの作成
楽譜の作成
私の場合は、こんなところです。
ほとんどのことはインターネットに接続して行っているので、使うソフトも、そんなに多くありません。
ひとつひとつの作業から、必要なスペックとハードを考えてみます。
・インターネットの閲覧
動画サイトを見ることがあるので、ブロードバンド環境が必要です。
LANでつなげることができれば、問題はありません。
IEは、現在は、バージョン6を使っています。特に不便は感じません。
PDFの閲覧にAdobeのリーダーが必要になります。
・メールの送受信
メールアドレスは、フリーアドレスも多く使っています。
すべて、アウトルックエクスプレスに設定して使っています。
アカウントと、パスワードを多く使っているので、
ロボフォームなどの、管理ソフトを使います。
・ホームページの作成
私の場合は、テキストにhtmlを書き込んで、そのままアップロードしているため、
ホームページビルダーなどは、使っていません。
転送用にFFFTPを使えることが必要です。
また、写真を利用するため、写真を取り入れるためのハードが必要です。
USBがあれば問題ありませんが、最近は携帯カメラで撮ったものを、
SDカードリーダーで取り込むことが多くなりました。
USB接続のカードリーダーを使っていますが、パソコンに内臓させてもいいかなと、考えています。
タイトルや、ボタンの作成に、「簡単バナー」
画像の加工用に、「PictBearSE」
画像の縮小用に、「縮小専用」
画面の表示用に、「Ozh Copy」
上記のソフトは、HP、ブログともに多用します。
どれも、OSは 98SE以降でしたら、問題なく動作します。
・ブログの更新
基本的には、ホームページの作成と同じです。
サイトにアクセスして更新できるので、これだけに必要なソフトは、特にありません。
稀にですが、PDFの画像をパクろうとする時に、Word を使う場合があります。
・JW Cadで図面作成
家で使う事は、ほとんどありません。
帰りが遅い時などに使うだけです。
めったに使いませんが、この時ばかりは、17インチクラスのモニターが欲しいと感じます。
ソフトは、JWWを使っています。
図形に関しては、CDや、フラッシュメモリーを利用するため、あまり多くは必要ありません。
・賀状などの作成
年に一度だけのイベントかもしれません。
この時だけは、プリンターが活躍します。
住所録は以前は、フロッピーディスクに入れていましたが、
今は、CD-RWを使っています。
「デジカメ一発年賀状」などのソフトを使います。
楽譜の作成
本当に稀にしか使いません。
「Final NotePad 2005」を利用します。
音の確認をする時だけ、まともなスピーカーが欲しくなります。
■ その他の使っているソフトなど
・ウイルス・スパイウェアー対策
ウイルス対策としては、フリーソフトの「AVG」を使っています。
スパイウェアーの対策としては、「SpyBot」を使っています。
よく使うパソコンのOSは、98SEですので、あまり必要もないのですが、念のためといったところです。
・メモリーの解放
「メモリークリーナー」を使っています。
モニターの画面に多くの窓を表示するため、あると便利です。
・PDF作成
「クセロPDF」と、「Open Office org」を使っています。
「Open Office org」があれば、Microsoftの、Office系のファイルは、
すべて開くことができるので便利です。
Officeソフト
あまり使わないのですが、「Office2000 Personal」を使っています。
一部のソフトで、「Excel」などが必要な場合があるため、
インストールしないのも、少し問題があります。
ハードの必要な要件を考える。
パソコンでする作業を整理すれば、ハードに必要な条件が見えてきます。
私の作業の場合でしたら、CPU 700MHz メモリー 256MB 程度の機械で、
あまり問題なくこなしていますので、特に大きいスペックは、
必要では、ありません。
拡張性を考えると、大き目のタワー型のケースが便利ですが、
ちょうど、ハードディスクが壊れたパソコンのケースがあるので、
そちらを再利用してみようと思います。
売り出された時には、Win98が入っていたケースです。
このケースに、今風のスペックを詰め込んでみようと思います。
■ PC自作
・ケース
ケースは、多くのものが売られています。
マザーボードの規格は、「ATX」と、「MicroATX」の2つがあります。
「ATX」が入るケースなら、「MicroATX」も納まります。
自作機向けには、放熱性のいいものが売られています。
今回は、古いケースをそのまま流用します。
これは、「MicroATX」専用のケースです。
約10年ぐらい前に発売されたものです。
フロントには、電源SWとリセットSW。
電源確認のLEDと、ハードディスク動作確認のLEDがあります。
5インチのベイが2つ。3.5インチのベイが1つ。
3.5インチのシャドウベイがひとつあります。
現在は、5インチベイに、CD-ROM ドライブを2台と、
3.5インチベイにフロッピーディスクドライブが1台。
3.5インチシャドウベイに、ハードディスクドライブが納まっています。
・電源
ケースについているものもあります。
最近発売されているケースには、今の規格のマザーボードに
対応した電源がついています。
CPUの性能がいい場合や、ドライブを増設する場合、
また、USBから電源を多く取る場合などには、
余裕を持った電源を載せておきましょう。
また、電源のファンは、スイッチを入れると同時に回ります。
静音性を考えるのでしたら、静かな電源を選びましょう。
マザーボードへの供給コネクターは、24Pin対応のものがいいでしょう。
普通に使うのであれば、400W程度の電源でいいと思います。
約4,000円~10,000円以上まで、価格帯は広いです。
ただし、電源付のケースを探す場合でしたら、
400Wの電源付で、6,000円程度のものもあります。
私は、今回は安い400W程度の電源を探してみます。
ケースファン
最近のケースでは、元々ケース内の冷却は考えられているので、
特に必要ないかもしれません。
古いケースを使う場合や、ベイにドライブ類を詰め込む場合には、
ケースファンを増設したほうがいいでしょう。
これも、回り続けるものなので、静音型を選んだほうがいいでしょう。
価格は、約1,000円ぐらいからです。
・マザーボード
前述したとおり、「ATX」 「MicroATX」とふたつの規格があります。
マザーボードによって、のせられるCPUや、メモリーの大きさは、
決まってきます。
新しいOS「Windows Vista」も、対応しているマザーボードでないと、
搭載できない場合があります。
マザーボード自体に、LANの接続や、サウンドの接続ができる
タイプでしたら、他に必要なボードは少なくなります。
最近では、オンボードとなっている場合が多いので、
後から、カードを付け加えなくても、かなり使える仕様になっています。
今回は、OSは、「WindowsXP」を使う予定です。
CPUは、1GHzもあればいいのですが、
もはや、そのクラスのものは、あまり売られていませんので、
動作クロック2GHz低度のものを考えています。
そのため、マザーボードも対応するものを探します。
ケースの事情で、「MicroATX」となります。
サウンド、LAN が、オンボードとなっているもので、
予算は、8,000円程度でしょうか。
・CPU
同じ動作クロックでも、価格は、バラバラです。
これまで、700MHz程度のものは、いろいろなCPUを使っていますが、
特に不具合が出たものはありません。
マザーボードとの兼ね合いで、探してみようと思います。
割と高い部品ですので、中古品を使うかもしれません。
予算 約7,000円程度で納まれば嬉しいかな。
・メモリー
メモリーも、マザーボードによって使える規格は決まってしまいます。
512MB程度のメモリーを搭載する予定ですが、
価格によって考えます。
動作環境を快適にするために、大きめのメモリーを
搭載したいところです。
予算は、約5,000円です。
こちらも、バルク品か中古品を探す予定です。
フロッピーディスクドライブ
最近、まったく使うことがなくなりました。
今のケースに着いているものを使ってもいいのですが、
たぶん使うこともないので、今回は取り付けない方向でいきます。
ハードディスクドライブ
パソコン内にデーターを貯め込まないので、あまり大きな容量は、
必要ありません。
20GB程度もあれば充分なのですが、バルク品を探せば、
10,000円以下で、80GBのものが買えます。
どうせなら、SATAのものが欲しいとも思います。
予算8,000円程度で探してみます。
光学ドライブ
CDの書込みは、多用します。
DVDは、たまに見る程度ですが、今回はマルチドライブを探して見ます。
DVD +- RW 対応ドライブも内臓型は安くなりました。
5,000円程度の予算で探せると思います。
その他
フロントに、USBの接続口がひとつあれば、フラシュメモリーを
利用する場合に、とても便利です。
また、カードリーダーがあれば、写真の処理が早くできそうです。
現在のケースで使っているベイの内、目隠しのないベイが、
5インチベイに、1つ。3.5インチベイに1つ。 できそうです。
そのあたりに、何か入れてみます。
予算は、5,000円程度。
予算の合計
部品名 予算 備考
ケース   0 既存品
電源 5,000 -
ケースファン 1,000 -
マザーボード 8,000 -
CPU 7,000 -
メモリー 5,000 -
FDD   0 使用しない
HDD 8,000 -
DVD RW 5,000 -
カードリーダーなど 5,000 -
雑費 3,000 ケーブルなど
合計 57,000 概算予算額
このままだと、かなり高い気がします。
とりあえずの予算ということで、
実際には、ショップや、ネットで安いものを探してみます。
この先は、ショップめぐりやインターネットで買物をして、
実際にパソコンが動くようになるまでをレポートします。
最近、ショップでは自作用のキットが売られています。
先日、知合いに頼まれて自作用の組立キットを組み上げましたが、
その価格は、39,800円でした。
それでも、スペックはと言えば、「Windows Vista」も載るほどで、
決して低いものではありません。
OSは、「Windows XP Pro」をのせて、いろいろなソフトを動かしてみましたが、
「ストレスなく動く。」と感じました。
自由度を求めながらの『自分品質』。
どこまでのスペックができるかわかりませんが、
じっくり作り上げていきます。
パソコンのパーツを売っているお店に頻繁に足を運ぶ時間が取れないので、
ネットで、フロントのスペースを埋める部品を検索してみました。
楽天市場 PCパーツ 「フロント」で検索。。
こんな時は、「楽天市場」がいいですね。
価格は、ともかくとして品揃えが多いので、
何を探すにも、おおいに参考になります。
気になったものは、
3.5インチ 4ポートUSBフロントパネル
YD-8V08-WH(ホワイト)
このあたりのパーツで、フロントの空スペースを埋めようと思います。
このようにして、パーツを探している時間が楽しいんですよね^^。。。
予算との兼ね合いで、マザーボード、CPU、メモリーを考えました。
スペックが大きいほど、動作は快適になります。
マザーボード、CPU、メモリーを合計して、20,000円以内となると、
新品では、なかなか大きいスペックのものは、ありませんが...。。
とある、PCショップでセット販売をしているものがありました。
MicroATX規格のマザーボードと、2.66GHzのCeleronのCPU、
そして、512MBのメモリーのセットで、16,800円!
展示品、バルク品を織り交ぜていますが、安い!
このセット、買っちゃいました。
次は、400W程度の電源を探しました。
5,000円程度でも、いろいろ探せます。
マザーボードへの供給が24Pinのもので、SATAのハードディスクへ、
直接電源供給できれば、他はどうでもよかったのですが、
信頼できそうな電源が、3,980円で売られていましたので、
電源は、これに決定しました。
光学ドライブは、今の時代ですので、DVDマルチのものを探してみました。
少し前までは、DVDに書き込みができるものは、10,000円以上でしたが、
今では内臓ドライブでしたら、5,000円以下で探せます。
DVD書き込みソフト(NERO)のついたものが、4,680円でありました。
CD-RWも兼ねているので、こちらを搭載させることにしました。
HDD(ハードディスクドライブ)は、当初は、SATAの80GB程度のものにする
予定でしたが、価格を比べてみると、80GBでも250GBでも、
大差はありませんでした。
壊れる可能性のあるものですので、2台以上搭載してもいいのですが、
同じような価格で安いものがあれば、そちらを買いたくなりますよね^^。
結局は、SATAの250GBのものを購入しました。
バルク品で、価格は、7,670円でした。
ここまでの買い物で、パソコン本体は、動かすことができるようになります。
最低限、必要なものを、どの程度のスペックで組み込むかということです。
この後、オプション的なUSBや、カードリーダー、ケースファンなどを、
いろいろと物色しました。
予算と、実際の価格は、以下のようになりました。
予算と購買価格
部品名 予算 価格 備考
ケース   0   0 既存品
電源 5,000 3,980 -
ケースファン 1,000 899 -
マザーボード 8,000 6,920 セット販売
CPU 7,000 6,000 セット販売
メモリー 5,000 3,880 セット販売
FDD   0   0 使用しない
HDD 8,000 7,670 -
DVD RW 5,000 4,680 -
カードリーダーなど 5,000 2,660 カードリーダーと、フロントUSB
雑費 3,000 1,770 HDD用ファン
合計 57,000 38,459 -
■ 組立
元々のケースの中です。
配線類の一部は既に外してあります。
ケース自体が、MicroATX規格ですので、狭い感は、否めません。
ケースを後ろから見た写真です。
Win98の頃のベーシックなリアビューです。
USBは、2つ。パラレルのポートが多数あります。
LANカードなどは、後付けでした。
新しく買った、400Wの電源です。
マザーボードへの供給は、24Pin対応です。
HDD(ハードディスク・ドライブ)へのSATA電源も2つあります。
色も、黒っぽくて かっこいいです。
でも、前からは全く見えません。
新しい電源と古い電源です。
搭載すると...。
リア・ビューが引き締まった気がします。
電源用の冷却ファンは、電源下部にあります。
かなり、大き目の静音ファンがついています。
次は、古いドライブ類を外しました。
フロッピーディスク、CD-Rom、HDD(ハードディスクドライブ)です。
CDは、2つとも読み込み専用、HDDは、容量4GBでした。
ドライブ類を外すと、ケースもさびしくなります。穴だらけ^^
新しいマザーボードと、CPUです。
マザーボードは、albatrn P4M800+PRO
CPUは、インテルCeleronD 331 (2.66GHz)です。
マザーボードに、CPUを搭載までは、簡単だったのですが。。
このタイプのものは、CPU冷却用Fan が大きいものがついています。
しかも、マザーボードに、直に樹脂製の足で取り付けをします。
はっきり言って、取り付けは変です。
穴に足が入っても、安心しては、いけません。
4つの足が完全に固定されていないと、振動や音が大きくなります。
最悪の場合は、CPUの冷却不良となることも考えられます。
ここだけは、気合を入れましょう。
これは、新しいHDDです。
SATA仕様で、250GBの容量です。
バルク品ですので、箱には入っていますが、取説もありません。
つなぎ方は簡単ですので、さっさと取り付けました。
SATAのハードディスクは、これまでのATAとは、信号線も、電源線も、
変わっています。細くなったので接続は簡単です。
次は、光学ドライブです。
DVD-RWのマルチドライブを取付けます。
昔は、壊れたらいけないと、別置のものなどを考えていましたが、
今では、DVDマルチも手軽になりました。
4,000円以下でも、探すことができます。
これで、CDや、DVDなどのディスクに対応できるようになります。
機能性を高めるための、フロントUSBと、カードリーダーです。
フロッピーディスクのあった場所に納めます。
どちらも、USB2.0対応ですので、機能性は上がる!はず!?。。
ドライブ類を搭載した、フロントビューです。
5インチベイの空間をどうにかしたいと考えました。
5インチベイには、キャップで蓋をしてもいいのですが、
せっかくですから、何か入れようと考えました。
HDD用のクーラー(冷却FAN×3)が、手頃な価格でしたので、
搭載することにしました。
古いケースの場合は、冷却効率は、よくありません。
ケース自体の冷却効率を高めるため、静音Fanを追加しました。
パソコンの接続で、もっともややこしいのは、ケース電源や、LED、
USB機器の接続でしょう。
間違っても、壊れることは少ないのですが、
ここは、説明書を参照しながら、気をつけて行いましょう。
ちなみに、USBの配線ですが、一般的には、
赤  Power(VCC)
白  -Data
緑  +Data
黒  Ground
このように、なっています。
マザーボード上の文字は、細かくて見えにくいので、説明書も参考にして、接続してください。
≪後記≫
こうして、新しいパソコンは、組みあがりました。
今は、このパソコンで、ページを編集しています。
OSは、「Windows XP Home」をインストールしました。
画像関係のソフトも、インストール済みです。
Office2000も、インストールしました。
まだまだ、フルに使っているわけではありませんが、
ストレスなく動く動作環境に満足しています。
この先、不具合などが出た場合には、このページでレポートします。
ここまでの使用で気になる点は、動作時の音と、本体周辺の熱です。
CPUクーラーのヒートシンクのファンが大きいのと、
電源のファンが大きいのはいいのですが、
近くにありすぎて、同時に回転した時の音は、かなり気になります。
吸気と排気の流れが、もう少しスムースになればいいのですが、
このケースでは、難しいかもしれません。
「羊の皮をかぶった狼」をめざしましたので、
多少の音は、しかたないかとも思っています。
同様に、排熱も気になる点ではあります。
ケース内の熱は、外部に放出しないと、
熱暴走による不具合が考えられるため、ファンを多くつけました。
おかげで、ケース内の温度は、高くならないのですが、
周辺温度が高くなってしまいました。
冬は、いいのですが、夏は暑いのが問題かもしれません。
耐え切れないようでしたら、来年は、ペルチェ素子や、
水冷のヒートシンクなどを搭載しようと思っています。
『注意』
ソフトのダウンロードやインストール、利用に関しては使う方の責任においてご利用ください。
万一、使用上または利用上においてトラブルや不利益を被られた場合でも、このページの管理者は一切の責任を負いません。
      
わたしのパソコン改造日記