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2025年6月5日木曜日

[通信][pc] ISDNルータを使った家庭内LAN(1998)~K's tips



[通信][pc] ISDNルータを使った家庭内LAN~K's tips
▼家庭内LANのこーちく
VAIOが届いたその日,LAN計画が発動した!と言っても,恥ずかしながら,ほとんど知らない。シロートそのもの。なにをどうするんだろう。そこで,兎に角,PCデボに行くことにした。
まずは,LANのボードを買う。デスクトップ用のと,ノートPC用と,2種類,一個ずつ買う。この程度は知っている。
しかし,...100MB対応のものが出てきているが,それらはとても高い。みんな,1万円以上する。店員さんに聞くと,「自宅でも会社でも,10mb/sで十分です。」と言われた。それなら安い。
デスクトップ用のLANボード。CoregaEther PCI-Tで\1,970。
ノートPC用のLANカード。Corega Ether PCC-Tで,\4,970なり。ところで,このCoregaって有名なのだろうか?(知らないのだ)。
さて,このあと,ケーブルでつなぐのだから,ケーブルが要る。店員さんに聞くと,「ストレートケーブルを買って下さい」と言う。「それ以外の種類は有るんですか?」「クロスケーブルが有ります。ケーブルの中で,線がクロスしてるんです。ストレートは,クロスしていません。」「クロスケーブルは,どんな時に使うんですか?」「直接コンピュータ同士をつなぐときに使います。ハブやルーターを使うときは,ストレートでつなぎます。」
そうかぁ,と言うわけで,LANでは,ストレートケーブルとなる。クロスケーブルと表示していないケーブルが,ストレートだそうだ。(「ストレート」とは出ていない)
これで,\670×2となる。(3mで\470)。
ちなみに,後で,クロスケーブルも買ったのだが(後述),よく見ると,その違いが分かる。
ケーブルの色が同じように並んでいるのが,ストレートケーブル。
色が並んでいないのが,クロスケーブル。ストレートケーブルの同じ長さに比べると,\200高い。
さて,ケーブルも手に入ったし,今度はハブだ。hubは,「車輪の中心部」のことだが,早い話,たくさんのケーブル同士(コンピュータ同士)を接続する,便利な箱だ。むかし,ビデオ3台をつないで,一台から,2台へダビングするAVセレクターが有ったけど,いわば,ハブはそのパソコン版だ。いろいろな種類があった。いまは,スケルトンが流行っているので,やはり,Coregaのものにした。
これで,\3,700。一番左側は,カスケード接続(デイジーチェーン接続みたいに,ハブとハブをつなげる)時に,使う。実は,通常ここは,クロスケーブルでつなぐ,と本で読んだのだが,この機械は,クロスでも,ストレートでも接続できるらしい。
訂正12/27
ハブ同士をカスケードポートでつなぐ場合はストレート,ハブ同士を通常のポートでつなぐ場合はクロスらしい。
写真の真ん中辺りに見える,黒いスイッチで,クロスケーブル(X)とストレートケーブル(=)に切り分ける事が出来る。便利だけど,普通は付いているのかなぁ?知らない。
さて,LANカード,ケーブル,ハブとそろったので,これで,我が家のマシンは,LAN接続できるのだ!やるぞー。ちょっと,その前に本も買おう。おお,高い。本の方が高かったりして。
そう,自宅のマシンは,WindowsNTとWindows98なので,両方見なくてはいけないのだ。くくく。
\1600+\2500=\4100かぁ。
そうそう,やっぱり,マウスが欲しい。VAIOは,マウスポートがない。リプリケータをつければ,良いのだが,携帯用のUSB(Universal Serial Bus)のタイプがいい。どうも,最近純正のVAIOのマウスが出来たらしいけど,店になかったので,取りあえずかった。結構使いやすい。
値段は\3,470なり。ホントに小さくて,便利です。
さて,イメージしているのは,こんな感じです。VAIOもメモリーは128MBにアップしました。もう怖いもの無しです。
いよいよ,2つのPCを,ケーブルで接続して,LANをやることになった。
▼LANアダプターの取り付け
写真中央のボードが,LANアダプターだ。普通のボードの差込と同じ。このボードはPCI用だった。
マニュアルも安っぽいけど,内容はきちんとしていた。ディスケットからのドライバの組み込みも簡単にあっけなく,終わった。
尚,Windows98のマニュアルもついていた。
LANカードの取り付け
LNKは,ケーブルが通電すると,点灯する。ACTは,信号が来る度に,点滅する。カード側にランプが付いている。矢印の部分の四角いのは,ランプではない。
PCMCIAのカード(TYPEii)も簡単だった。差し込むと,「ピコ」というサウンドがして,ドライバ導入が始まる。マニュアルを良く読んで,ディスケットから読み込ませば,簡単に終わる。
▼ハブとの接続
なにも考えず,ただつないだ。ハブにも電源が要る。また,電気ケーブルが増えた。この方が,やだなあ。
▼Peer to Peer
peerは「対等者,同僚」の意味。Client/Serverが,「奉仕を受けるもの」と,「奉仕をするもの」,に分かれるのに対する概念だろう。Peer to Peerで接続しようと思う。
設定は,いま,記憶にないほど,些細だった。
まず,ケーブル接続で,各ランプの点灯を確認した。
プロトコルはTCP/IPで,アドレスは,どうせプライベートアドレスなので,クラスCで,192.168.1.1から192.168.1.2で設定した。(本に書いてあった。)
デスクトップのネットワークアイコンをクリックしたら,なにやら出てきた。(VAIO上で)↓
なんだ簡単じゃん。で,今度は,NTの方から見てみると,出ている同じものが。↓
よし!で,VAIOの中を見たら,なにも出てこない。ああ,共有の指定を忘れた。フォルダーに共有する指定をしないと出てこない。そうそう,NTも見直そう。CD-ROMも共有指定しないと,使えないや。
これで,問題なく繋がった。なんだ,簡単だったんだ...もっと,面倒なのかと思った。きっと,プライベートアドレスを,申請するグローバルアドレスにすると大変難だろう。それに,たった2台だもんなぁ。兎に角,VAIOを買ったその日のうちに,LANは繋がったのだった。
▼携帯電話と接続
カードで携帯電話と接続する事で,モバイルコンピューティングをしてみよう,と考えた。TDKから出ていたが,少し高い。実は,最終的には,PHSで32Kで接続したいのだ。PHS端末は注文中で,まだ届いていない。DDIポケットのカード型のPHS端末だ。(早く来ないかなぁ)
これが来週に届くだろうから,その間つなぎに,携帯と接続してみたいのだ。そこで,NTTのカードにした。
2896P1で,\12,700なり。
最初,なかなかうまくいかず,悩んだ。繋がっても,すぐに切れてしまうのだ。あ,いま,デスクトップでISDNで接続中だ。テレホタイムだったので,つけっぱなしだったのだ。1ユーザーが同時に2セッションをもてないのだ。これで,すんなり接続。本日23日はここまで。ああ,おもしろかった。
▼ISDNルータ
今度は,ISDNのTAを共有して,VAIOでも,ISDNで,インターネットしたい。また明日,PCデポに行こう。もう目当ては有るのだ。明日は有休を取ってある。(今年は,年末年始が忙しいのだ。)
PCデポで,店員さんに聞いてみた。「デスクトップと,ノートPCで,LANを構築したんですけど,ISDNのTAも共有したいんですが,どうしたらいいですか?」と,聞いたところ,其れですと,ルータが必要になります。そこに置いてあります。TA兼ルータがあった。
うーん,あのTAは今年のはじめに買ったのになぁ。まあ,いいや。そこで,一番安かった,OMRONのMT128-NET/Dを買った。しめて,\36,700なり。あと,ケーブルを追加した。クロスケーブルを買って置いたのだ。何かに使いそうだから。
構想1分,完成1日
家に帰り,早速,設定の開始。これが構想図。ハブはなにも使わなくても良いのだが,もったいないので,使った。
DTE接続を残すのは,FAX(アナログ)の為。ISDNを利用されている方はご存じでしょうが,FAXはISDNでは出来ません(それを出来るようにするソフトもあるけど)。そこで,アナログモデムが必要になるのです。
梱包と接続の開始
値段の割に,シンプルな中身...
10BASE-Tポートは3つ,アナログは2つ,DTEポート,ISDN用機器のS/Tポートが2つ。
ドライバもCD-ROMから導入。また,旧TAを取り替えて,前と同じ事が出来るかを,最初に調べた。すぐに確認が出来た。DTEポートにつないでTAでの接続の確認が出来たわけだ。また,アナログ回線は,ナンバーディスプレイに対応していた。それから,このマシンはバックアップは単三電池で出来るので,手軽だ。
▼LAN
さて,問題は,これをルータとして,VAIOでも,G2Kでも利用できるようにしたいのだ。10BASE-Tに,各PCをつなげて,アドレッシングして,LANになるようにすればいいのだ。
アナログポートは後からつけた,器具で,いちいち切り替えないようにした。又,青いケーブルは,ハブへつなぐ,クロスケーブルだ。
設定は,ブラウザから行う。最初,ブラウザの設定をダイアルアップにしていたので,うまくいかなくて,悩んだ。気が付かなかった。ある時,ふと,あそうだ,「LANで接続」っていうオプションが確か,あった。と気が付き,難なく繋がった。アドレスも,このISDNルータが決めてくれる。簡単に繋がった。DTEよりも接続が早いかもしれない。
ふう,これで,ISDNルータを使ってのLAN環境は完成した。プリンターの共有も出来たし,初めてにしては,早々と,うまくいったですよ。
さらに,進化させよう
この後は,外出先から,PIAFSで,このLANに接続するのだが,肝心のカード端末が来ないので,其れが来たら試そう。
続く...
▼TWO LINK DATA
PHSのカード型電話+モデムが届いた。これ一枚で,電話兼モデムになる。約14000円なり。しかも,PIAFS(PHS Internet Access Forum Standard;ピアフ)で32Kなので,電子メールだけではなく,ネットサーフィンも可能となる。これはすごい。また,カード表面に印刷されている「TWO LINK DATA」とは,DDIが行っているサービスで,発信先を3カ所まで事前登録して,そのほかに発信できないかわり,月々の基本料を980円にするものだ。
このジャックに,マイク+イヤホンを差し込めば,着信して,会話も出来る。着信するときの相手は,どこからでもよい(TWO LINK DATAであっても)。しかし,自分は携帯電話(自動車電話)を持っているので,このカードは通信以外には使う予定は無い。
このように,差し込むと,約2センチ強飛び出す。これは仕方ないだろう。アンテナが必要だからだ。
▼繋ごう
これは,モデムなので,ダイヤルアップの定義をすればいい。しかし,電話番号(アクセスポイント)は,通常の番号ではない。PIAFSは,普通のモデムのプロトコルと互換性が無いので,PIAFS専用のアクセスポイントがある。そこに電話することになる。あとの定義は,ダイアルアップとほとんど同じ。TCP/IPの設定とか,モデムの特性などは,このカード電話のマニュアルに出ていた。そして,あっという間に,繋がった。(あっけないくらい)
接続中は,Tの横の赤いランプが点灯する。点滅は電波が弱い。常灯は,電波状態が良いらしい。自宅では,窓の近くなので,点滅しないが,会社では,窓から離れていてるため,ゆっくり点滅する。横を人が通ると,エラーが起きたりする。でも,接続した後は,無線とは思えないくらい,早い。よしよし,予定通りだ。(ちなみに,Vaioはキーボードにカバーしています。おせんべの粉がキーの間に落ちると,「や」なので。)
▼自宅に繋ぐ
もう一つ,試したかったのは,自宅のLAN環境に,このカード電話から繋いでみたい,と言うことだった。別に,目的は無い。でも,どうしても試してみたい。ダイヤルアップルータは,PIAFSに対応していると,箱にも出ている(実は,このダイヤルアップルータを買うときに,これをみて,これを買うと決めていた)。
でも,どうやって繋ぐのかよく分からない。そこで,NTTのMN128-SOHOに関する本を買った。設定の仕方の画面が,不思議なことに,このMN128の本の内容と,ほぼ同じなのだ。実は,あとで知ったのだが,このOKIのダイヤルアップルータはNTTのと同じなのだそうだ。(SL10の一個前のモデルのOEMらしい...)。この本のおかげで,結構簡単に,設定は終わった。
しかし,繋がらない。いや,繋がって,すぐに切れてしまう。最初,自宅から自宅のPCに繋いだのだが,電話の呼び出し音がしないので,電話を書けていないのかと思った。しかし,よく見ると,着信のランプが付いている。カード電話の電話番号の最後に##3を付け加えるとPIAFSのプロトコルになるのだが,この##3をはずすと,呼び出しベルが鳴ることが分かり,PIAFSにすると,呼び出し音がしないのだ,ということを知った。
その後,なにをどういじったか,覚えていないのだが(多分,ネットワークの定義を削除して,追加したのだと思う),「再立ち上げ」の要請が出て,REIPLした後,急に繋がった。本当は,原因が気になるけれど,もう繋がってしまったので,気にしないことにする。
これで,どこからでも,(電話で立ち上がる機能は無いので,本体のみ立ち上げておけば,)自宅のPCにアクセス出来るようになった。なんか,うれしい。なにに,利用するかは,これから考える...?!
                
K's tips
http://iseries.fc2web.com/colossus/lan02.html
http://iseries.fc2web.com/colossus/lan04.html
http://iseries.fc2web.com/colossus/index.html
                
                
                
                













































Colossus の夢 
2000年1月19日、我が家に、小さなコロッサスがやって来ました。あだ名は、COLO(コロ)。名前の由来は、ある映画から。アメリカのColossusと、ロシアのGuardianって、その映画の主役のコンピュータでしたね。こいつ、時々、夢を見るらしいです。どんな、夢なのか、覗いて見ましょう。
                
K's tips
http://iseries.fc2web.com/colossus/lan01.html
http://iseries.fc2web.com/colossus/lan02.html
http://iseries.fc2web.com/colossus/lan03.html
http://iseries.fc2web.com/colossus/lan04.html
http://iseries.fc2web.com/colossus/index.html
http://iseries.fc2web.com/toppage/index.html
                
                
                
                
                
                













                
                
                
                
                
                
 

2024年11月10日日曜日

[通信][テザリング] Androidクロスデバイスサービス


[通信][テザリング]  Androidクロスデバイスサービス
Androidクロスデバイスサービスでインスタントテザリング
山田祥平のRe:config.sys
山田 祥平
2024年11月9日 06:09
以前から設定項目内に存在していたので、できそうなことは分かっていたし、そのヘルプもあったのに、どうにも有効にできなかった機能が、今月のアップデート以降、ようやく使えるようになったようだ。要するに、Androidスマホのインターネット接続を共有するために、つなぎたい側がつながれる側のインスタントアクセスポイントを有効にする機能だ。
■WANは1つ、接続は全部
それにしても、なかなかPCのWAN化が進まない。モバイルノートであって、持ち運びで使うことが前提の筐体であっても、無線接続はWi-Fiがあればそれで十分というムードがある。5G通信の普及によって、せっかく1Gbpsを超えるような広帯域のWAN接続も現実的になってきたというのに、実にもったいない話だ。WANのデータ通信料金も、かなり安くなってきた。本当なら、一気にWANの時代がやってきてもよさそうなのに……と嘆いてばかりいても仕方がない。その日がくるまでは、なんとか工夫で乗り切ろう。といっても今回の機能はAndroid端末限定だ。ここでもWindowsは置いてけぼりだ。それでもAndoroidが今頃になってこうした機能を実装してくるというのも、WAN接続を持たないデバイスがインターネットに接続するのに一定の手間暇が必要だということが分かっているからなのだろう。AIの時代ではあるが、それ以前の不便を着実に解消していくのがスマートなデバイスというものだ。
というわけで、インスタントアクセスポイントだが、この機能はAndroidのクロスデバイスと呼ばれるサービスの上に成り立っている。クロスデバイスサービスを有効にすると同じGoogleアカウントでログインしている複数のデバイスをグループ化し、グループ内で、いろいろなものを共有できるようになる。このサービスを有効にしたデバイス間でデバイス同士が近くにある場合、互いを検出できるようになり、インターネットもその1つとして共有できる。検出等についてはBluetoothが使われる(Android デバイスでクロスデバイス サービスを使用する)。どうやらQuick ShareがAndoridの既定共有手段となったことから露出されたサービスのようで、アプリを使って別のユーザーを招待したりすることができる機能を拡張したもののようだ。その副作用なのかどうか、Samsung製のデバイスではこの機能が使えなかたっりもする。もっともSamsung製デバイスのAndroidには同等の機能が独自に実装されている。「自動Wi-Fiテザリング」がそれで、同じSamsungアカウントにサインインしているデバイスやファミリーグループのデバイスを招待しておき、インターネット接続を自動的に共有できる(個人のデバイスを Wi-Fi とインスタント アクセス ポイントに自動的に接続する)。
■帯域に改善の余地あり
Android設定>>Googleのサービスと設定>>すべてのサービス>>接続済のデバイスと共有>>クロスデバイスサービス>>クロスデバイスサービスを有効>>Android設定>>インターネット設定>>インターネット共有>>Wi-Fiを自動的に共有する>>インスタントアクセスポイントをオン, デバイスの位置情報を有効>>
クロスデバイスサービスを有効にするには、Androidの設定アプリを使い、「Google」のサービスと設定項目から「すべてのサービス」のタブを開き、「接続済のデバイスと共有」の中から「クロスデバイスサービス」を開く。ここでクロスデバイスサービスを有効にし、そこでインターネット共有を開いて、「Wi-Fiを自動的に共有する」、「インスタントアクセスポイント」をオンにする。デバイスの位置情報を有効にしておくことも求められる。ここまでを手持ちのデバイスすべてで繰り返して設定しておく。これで、1台のデバイスがインターネットに接続していれば、同じアカウントを使ってサインインしているほかのデバイス側から、インターネット共有をオンにして、その接続を利用できる。WANとWi-Fi、どちらでも共有できる。具体的にはWi-Fiアクセスポイントが自動生成され、Wi-Fiの一覧にアクセスポイントとして出現する。通常のWi-Fiとは区別できるように明確に「スマートフォン」と表記され端末名がしっかりと表示される。
接続するのにパスワードは必要ない。正確にはパスワードは設定されているのだが、それも共有されているために入力の必要がないだけだ。また、クロスデバイスサービスからの通知がきて、「スマートフォンのアクセスポイントを使用する」ことができる旨のメッセージが表示されるので、ここから接続することもできる。このとき、もともと端末に設定されていたアクセスポイントは、いったん待避された状態になって見えなくなる。これについては、すべての共有が解除された時点で元通りの設定に戻る。接続には数秒間というそれなりの時間が必要だ。これがまどろっこしい。そして、端末に関わらず、周波数については2.4GHz帯が決め打ちで使われるようだ。リンク速度も1Mbpsとなっている。屋外では5GHz帯が使えない以上、仕方がないとはいえ、6GHz帯が使えるときには使うようになっていれば、もう少し広い帯域幅でのリンクができそうなものだ。現状での接続では、通常のアクセスポイントを手動でオンにして使うよりも明らかに遅い。もしかしたらWi-Fi directも微妙に絡んでいるかもしれない。このあたり、もう少し改善が進んでくれればと思う。
■デバイス相互のリソース共有
メインのスマホは、メールや予定の確認、ドキュメントの閲覧、SNSのチェック、そしてゲームに動画鑑賞、音楽鑑賞と、いろんな用途に使うわけで、そのインターネット接続を頼るWANが使い放題であったとしても、バッテリの残り容量にヒヤヒヤしながら1日を過ごすことが多いのではないだろうか。まるで綱渡りというのが普通だ。そしてピンチのときには充電しようと、モバイルバッテリを持ち歩く。これらの用途に加えてメインのスマホにアクセスポイントの機能を委ねる。手っ取り早いのは、丸一日、そのインターネット共有をオンにしっぱなしにしておくことだ。こうしておけば、WANのないデバイスは自動的に接続して、そのインターネット共有を活用してスマートデバイスとして機能する。もちろんそのためにメインのスマホは余分にバッテリを消費するが、支障が出るほどかというとそうでもない。むしろ、適材適所で複数台のデバイスを使い分けるので、処理が分散して、バッテリ消費も分散するというメリットらしきものもある。個々のデバイスがWANに接続できるのは理想だが、現実的にはなかなか難しい。それでも今後のハイブリッドなAI利用には、個々のデバイスがインターネットに接続できることが望ましい。たとえローカルで処理するオンデバイスAIをメインに使う将来がやってくるのだとしても、その利活用の幅を拡げるにはインターネットは参照できたほうがいい。そのためにも、メインのスマホのあらゆるリソースを共有するための手段は多ければ多いほうがいい。クロスデバイスサービスについては今後の可能性を楽しみにしたい。

PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/1638075.html














2024年9月16日月曜日

[通信] 小規模LAN導入記(1999-2002)

[通信] 小規模LAN導入記(1999-2002)
小規模LAN 導入記
パソコンが2台あればすでに、LAN の導入を。そんなときに知っておけば、便利です。
というより私もはじめてのことでして一緒に乗り切りましょう (^^
現在進行形のため、更新が遅いと思います。
それと、検討などは自己責任の上で行ってください。管理人の責任は追わないこととします。
環境/現在の職場(2001.4 より)
パソコン  PC/AT  6台 (DeskTop 2台 + Note 4台)
プリンター      5台
スキャナー      0台
遠未来増設パソコン  10台くらい(希望 やはり)
環境 2000.6 現在
パソコン  PC/AT  3台 + 1台 (2000.8 増設) + 1台 (▽2001.2 増設)
プリンター      3台
スキャナー      1台
遠未来増設パソコン  10台くらい(希望)
LAN 構築 発端1998
やっと2台目が
思い起こせば、職場に二台目のパソコン導入が決まり、それも一度に2台も、その時は喜んだものでした。
それまではノートパソコン(Pen 90MHz 32+64MB)が、たった一台だったのです。
いざ、くるとOSはWindows95 Pen2 233MHz メモリはたった 64MB のデスクトップとノート(Pen2 166MHz 32MB)でした。
世の中がもうじきWindows98に変わろうとしているときに (^^; 当時のスペックからいえば型落品を安く買ったという感じです。でも、個人が持っていたパソコンはまだ、Pen 200MHz 程度のスペックが多く(私はi486 DX4 100MHzでした) このマシンの速さに少し感動を覚えたものでした。パソコンが2台以上になると、当然のごとく、困った問題がでて来ました。
それまでは、一台のパソコンの横にプリンターがあり快適でしたが、別のフロアにパソコンを設置したため、データ作成や印刷のためにフロッピーにコピーして、別のパソコンまで行かなければならず、徐々に LAN の必要性がでてきたのです。
よく、データの更新を忘れてせっかく更新した前回の作業が、無駄になるケースもしばしば起こりました。当然、媒体がフロッピーしかないため、それ以上のデータは HDD の作業でしており、フロッピーに収めるため圧縮・解凍の手間を掛けなければならなくなり、徐々に使用するパソコンが限定されていきました。
これでは増設した意味はなく、パソコン更新をしたのと同じになってしまいました。
▼1999
▽1999前期
LAN 構築 提案
ある程度パソコンを使う人の中から、LAN の導入案がでてくるが使わない人(トップ) との意思にかなりのずれがあるようだ。
最新の ? マシンを導入したのだからとか・フロッピーで移動するのが、そんなに手間がかかるとは思えない・手間を惜しむのかなど、まったくすれ違いの意見であった。
1999後期
LAN 導入の検討
ずれがあった LAN 導入だが、少しづつ理解されてきた。ある日 LAN 導入検討会が設けられ、意気込んで出席したものの予算がない・メリットは・セキュリティのデメリットのほうが大きいのではなどの意見の中、検討をしてもいいとの回答をなんとか得られた。すこしは、前進したのかどうか・・・
▼2000   
2000.6
パソコン導入の検討
LAN 導入だが、具体的にどうするのか決まらないまま、時間ばかりが経っていく。こんどは、すでに遅くなった・なりつつあるパソコンの更新要望が LAN 導入より先にでてきてしまった。
当然のことかもしれない。なぜか今度はすこし違うようだ。LAN 導入はあっさり認められ、パソコンについても1台であれば検討する。すごい前進だ (^^
LAN の構築検討
いざ、導入許可がでたもののLAN には今まで無縁であったため、戸惑ってしまう。
2・3台であればすぐだが、将来や遠未来の増設のことを考えると・・・現在パソコン・プリンターがそれぞれ3台であり、設置場所を別々して、HUB にてカスケード接続をおこない、将来はサーバーを立てればいいということで、ピァ・ツゥ・ピァ接続で考えている。
将来を考えると10/100BASE 対応したほうが有利であるが、スイッチング HUB をいれないと接続が2台までとなる仕様のようだ。あと、Windows95,98,2000などの OSにも対応した機器にしないといけない。
プロトコルなど設定方法もTCP/IP , NetBEUI など、見たこともない設備を考えるには限界がある。だが、たぶん、にわか管理人にされてしまうのだろう (T_T)
2000.8
パソコン導入
なんと、検討中のパソコンが届いた。ノートタイプであった。それも、すぐにでもLAN接続ができるようにLANカード付きで・・・いそがしくて、まったくLANの検討もしていないのに。いそがなければ・・・
▽2000.11
LANの前にMO
なかなか出来ないLAN
データが彼方此方にあり不便でならない。そこで将来もつかえるMOドライブを導入することにした。フロッピーのようにファイル一つを持ち運ぶのに何枚も必要なのでは実用性が無いからである。
MOであれば最大640MBである。しかし、Windows98SEはMOの640MBのバグがある。違うサイズのメディアを挿入するとWindowsがハングしてしまうのである。仕方ないので通常は230MBにて使用することに決めた。どうしても収まらない時はWindowsを再起動してからということにした。
▽2000.12
やっと検討
時間がなくLANの検討も出来ずそのままとなっていたが少し進展となった。
構成についてはパソコンの台数が少ないため決まっているのだが、ネックは部屋の環境である。
フロア(階)が違う、LANケーブルなどを通す電線路がない。これらが計画を遅らせていた原因だった。
許可が出た頃はこれをクリアするため無線LANを考えていたがまだ、次期早々であった。
しかし、すでに実績も出来、部屋の中では無線LAN、フロア同士の接続は延々とケーブルを引くことで解決?
だが、無線LANには欠点がある。それは速度が11Mbpsまでなのである。たった4台しかないLANなのにスピードが最初から制限されているとは・・・
もう少し、考えた方がいいのかもしれない。うーん あともう少しで21世紀になってしまう。早くしなければ
▽2000.12.18
少しずつ実現へ
LANの構築に向けて情報が少しずつ入ってきた。
1.無線LANに NEC PC9821シリーズのノートは使用できない。有線によりHUB接続しかないようだ。
2.Windows2000のノート場合、LANカードへの電圧が5.xVとなるバグがある。対応した形式の選択しかない。
何か、以上の制限がネックになり、きびしい。NEC PC9821については時代遅れになった感じなので、"まぁいいか"なのであるが、2についてはショックである。
今のところはWindows98で動かしていくつもりだが、将来はWindows2000にしていくつもりなのにOSのバグでハードを変えないといけないとは、・・・
その頃にバグが修正されたOSがでるのを期待するしかない。 あと、もう少しだ。LAN 完成まで・・・。
だがその後は、設定が・・・
▽2000.12.19
新たな情報
LAN構築をしている人と電話で相談した。無線LANにて・・・にするつもりだと言うと、"無線のアクセスポイント(AP)は、どうするの?"当然二箇所に・・・ 。 "それ、上手くいかないかもしれないよ。"であった。
ノートの設定を移動時に別々のアクセスポイントにその都度変更するのであれば可能だが、同じ設定の場合はアクセスポイントからの信号がお互いに干渉して、おかしくなる可能性があるということのようだ。
これは深刻な情報であった。直ちに調査する必要がある。これを確認するにはどこかでデモ機を借りてこなければならない。 うーん、どこで・・・。
▽2000.12.20
ローミング機能
早速アクセスポイントについて確認をしてみた。ローミング機能が有りますから大丈夫とのことで一安心となった。念のためデモの手配も済ませ、後は実際の試験のみである。
▽2000.12.25
仮設LAN
ついに、デモ機がやってきた。実際に職場のパソコンとの相性なども確認するため、アクセスポイントと無線LANカード2枚をお借りしての試験となった。
インストールや設定などどんなものか確認したかったのだが、別の仕事のため同席できなかった。別件も終わり昼休みだというのに動作確認をしてみる。ノート同士の共有フォルダーの確認。プリンターの確認。
無線が何処まで届くかなど試したいことが山ほどあったが、自然の欲求には叶わず食事をすることにした。すでに昼休みも終わろうとしていたのである。午後からは試験をする時間も無くそのままとなり残念だ。
2000.12.28
仮設LAN 実験
今日やっと時間がとれたため、伸び伸びとなっていた無線LANの実験を行なった。設定については次回にするとして、どのくらいの距離まで安全に繋がるかを試してみた。
最長で17m 、確実に接続できる距離は 15m であった。やはり見通し距離だと遠くまで届くようだが、コンクリートの壁(鉄筋入り)があれば、まったく接続できなくなってしまう。
無線のアクセスポイントを増やせば、エリアをカバーできるがパソコン台数が少ないのにそうそう投資は出来ない。一応満足できる結果なので導入することに決定した。やはり今年中は無理だったようだ。でも、来年早々には・・・
▼2001
▽2001.1
LAN 工事
年も明け、業務再開。急いでLAN工事をお願いすることにした。なんとこの間に無線LANカードが値下げしていたのである。うれしいことだ。
二階フロアの床に穴をあけ最短コースで一階と連絡することに決定。いざ長ーいホールソゥにてあけていくがなかなか進まないのである。
実はこのフロアは二重構造になっており厚さ30センチであった。
穴あけも済み配線工事が終わる頃には昼となった。設定は午後からの予定となり別件の仕事のため見ることができず、残念。
仕事も終わり帰ると、何故か設定を行っている最中。うまくいかないようだ。質問をできる雰囲気でもなかったため、待つのみと決め込んだが、以外にも工事のもう一人の方とパソコン談義に・・・であった。
Windows98,Windows2000 などのOSからLANやマザーボードの話題と楽しい時間が過ぎ、気が付くとすでに23時近くになっていたのである。
何時の間にか設定も終わってしまったようである。話に夢中になり、設定等をまったく見ていなかった。
何処をどう設定しかのか・・・。紙に設定等のアドレスやパスワードを書いてくれているが ??? の世界である。にわか管理人失格である。うーん、何事も無ければいいのだが。一階と二階にスイッチングHUBを設け、それぞれ無線アクセスポイント及び、プリントサーバーを接続。
ノートパソコンは無線LANカードを挿してピア・トゥ・ピアの完成である。
▽2001.2
パソコン追加 ?
またまた、新しいパソコンが追加となった。これには驚きである。
CPU Pen3 800EB である。こんなハイスペックのが入るとは・・・
しかし、モニター無しなのである。現在購入中で液晶モニターに決定。
待ちきれず別のハードディスクにWindows2000をインストールすることにした。
ここでつまずく。LANの設定は・・・ うーんであった。
▽2001.2.22
IPアドレス競合
初めての不具合発生
ノートを起動するとIPアドレスが競合しました。・・・ のエラーが発生。
起動後にWinIPcfgにて調べるとPPPAdapter となり無線LANのアダプターが表示されていないのだ。プルダウンボックスにはあり、選択すると正常に書き換わるのだが、OKをクリックで元の設定となってしまう。
一応LAN環境の別のパソコンの情報は見れるようだ。念のため再起動すると、今度はエラーはでないので、メッセージが競合ということで、メインのパソコンも再起動することにした。するとエラーである。何かがおかしい。
それからはエラーメッセージも出ないため、一応調査は打ち切ることにしたが、気になるので、設定した方に質問することにした。返事は偶にIPアドレスを取得する時に競合を起こすことも有るとのことでした。無くすにはIPアドレスを割り振り設定すればいいとのことであったが、それでは管理が大変である。 このままの設定で行くことに決定。お騒がせのメッセージであった。あとPPPAdapter が標準となっているのはモデムが内蔵されているためで問題ないとのことでした。そういえばモデムがあるパソコンはそうみたいである。
▽2001.2.27
液晶モニター
ついに液晶モニターが届き、早速、接続することにした。
ドット抜けが気になるが、うれしいことにまったく無いのである。(気が付いていないだけかも)
時間も無くWindows2000のLAN設定については明日ということになってしまった。
▽2001.2.28
Win2000 LAN設定
やっと時間が空き、この時とばかりにLAN の設定をすることにした。
家では何度も行っているので簡単と思っていたのだが、なかなか上手くいかないのである。
だんだん、泥沼にはまってしまい、再起動をすると作成してもいないユーザーのログオン画面が・・・ 当然パスワードを入力しても受け付けてくれなくなった。
最後の手段 Formatだなぁ と思いつつ、私のユーザー名を入力、パスワードを入れるとすんなりログオンできたのである。そういえばユーザーを作成していたのである。すっかり忘れていた。(^^
何故か LANの設定も何事も無く終わったのである。今までのは何だったのか・・・
▽2001.3.1
印刷ができない
朝接続できていたLAN環境なのに昼過ぎからあちこちでおかしいとの連絡が入る。
二階にあるパソコンからどのプリンターにも印刷ができなくなった。
他では無線 LAN に接続しているノートが見れなくなった。
逆にノートから有線接続のパソコンが見れない。
などの症状であった。設定など確認しても正常。まったくお手上げである。
やはり、お助け24時間? サポート(設定した方)に電話をすることにした。忙しい人なのでなかなか捉まらないのである。やっと連絡が取れ、説明をするとまず、IPアドレスが正常になっているかどうかの確認をであった。WinIPcfgより確認すると165.155.x.x。
まったく関係ないアドレスになっていると分かり原因を調べるため無線LANのアクセスポイントを調べることにしたが、開けないのである。
別のワークグループに割り付けられているためのようだ。これでは堂堂巡りである。
ノートからではどうですか、で確認すると設定画面が開き、一安心であった。だが設定は正常。・・・
最後の手段(電話での)、すべてのパソコンと無線アクセスポイントの電源を切り再起動してください。であった。
ビンゴ。すべての不具合がこれで解消することができ、ひとつ勉強になり、ますますLAN は面白いと感じるのでした。
▽2001.3.7-9
共有フォルダー
時間がないため共有フォルダーの設定はフルアクセスのままで使用しているが、このままでは何が起こるか分からない。
試行錯誤だが実験をしてみることにした。
パソコンA(Win98環境)
古くから多数のユーザーが一つのユーザーにてログオン。
データはOSとは別のドライブ(E:)
パソコンB(Win98(C:)とWin2000(D:)とのデュアルブート)
最新のマシンでデフォルト設定をWin2000としているためパワーユーザーのみがユーザー別にログオン。(すべてのドライブがFAT32にて使用)
データはOSとは別のドライブ(E:)
1.パスワード設定でWin98どうしは難なく開ける。(当然パスワードを入力)
2.パソコンAよりパソコンBのWin2000は "IPC$" のパスワードを聞かれ開くことができない。
  Win2000でパソコンAと同じユーザー名のユーザーを作成すると開けた。
3.パソコンBのWin2000よりパソコンAは難なく開ける。
困った問題が出てきたのである。2.の設定ではWin2000環境なのに自分のユーザーで共有していても、Win98環境からは参照できない。
作成したユーザーの共有フォルダーのみである。
この方法ではWin98環境から見ると他のユーザーが設定した共有フオルダーまですべて開いてしまうのである。この設定方法は論外である。
Win98にユーザーを追加すればそのユーザーからWin2000の共有フォルダーを開けるのではと考えたが、職場のパソコンで試すことに抵抗があり、自宅のパソコンで試すことにした。
Win98の[コントロールパネル]-[ユーザ]で新しいユーザーを追加。Win2000にも同じ名前でユーザーを作成すると、Win2000の新しいユーザーで設定した共有フォルダーが現れ開くことが分かったのである。これで良いと一人で納得していたが、落とし穴が・・・。
Win98環境のパソコンを再起動するとユーザー選択の画面が・・・。と、当然か。
ユーザー別でログオンする方法になれていない多数のユーザーにはこの設定は受け入れてくれないだろう。(T.T)
それよりこの設定を何とか元に戻さないといけない。新しいユーザーを削除すれば一つになるのだからユーザーの画面はでないだろうと思い、削除して、Windowsを再起動するとまたまた現れたのである。
しかも、今度はユーザーが何もなく選択もできない。キャンセルしか受け付けない・・・。ネットワークにも接続できなくなってしまったのである。
困ったが職場で試さなくてよかったと考えながらレジストリの確認をすることにした。(レジストリのバックアップをしていれば・・・)
検索で新しいユーザー名を探すといくつかあり、それを片っ端に元のユーザー名に変更。
これでどうだ で、再起動しても・・・である。ユーザーが消えたのだから元の名前でログオンすればもしかしたらと考え今度は[スタート]-[規定のログオフ]よりログオフして元の名でログオン。
何とか私のユーザーでログオンできたようだ。ネットワークにも接続もでき、安心したが再起動はどうなるのか試すため、再び再起動。
やはり、ユーザー選択画面が・・・。だが今度はユーザーが表示されているのですんなりログオンできるようになった。しかし、面倒である。
もう一台のパソコンのレジストリと比較すると
HKEY_LOCAL_MACHINE\Network\logonに変なエントリーが1となっていたのである。正常なパソコンにはこれはない。
南無さんで削除することに。(皆さんはこんなことしないでください。)
再起動でやっと自動的にログオンができたのである。ふーであった。
だが、これで諦める訳には行かない。修復の時新ユーザーが簡単に作成されたことが不思議に思い、さいどログオフして別のユーザー名でログオンすることにした。元のユーザーでログオン後にWindowsを再起動すると正常にログオンできたのである。(パスワード設定していない)
以外に簡単な方法が、見つかり、職場で試すことにした。
職場ではパスワードを設定してWin98にて新しいユーザーとしてログオン。これでWin2000の私のユーザでの共有フォルダーを確認することに。通常のユーザーは拒否を確認。成功である。
感じたのはWindows98でのセキュリティの無さ、Windows2000はWin98のような柔軟さが無くガチガチなのだと。
Win98とWin2000どちらを取るかと聞かれば、間違いなくWin2000を取るだろう。
この際、Win98を削除しようと本気で考えたのである。しかし・・・
▽2001.3.19
共有プリンター
アクロバットリーダーファイルを開き印刷してもエラーになり、別のパソコンからも同じエラーメッセージでどうしても仕事にならずインストール、アンインストールを繰り返しても正常に印刷ができなくなってしまった。
ここでやっと気がつきプリンターを変えるとあっさりと印刷できた。
リーダーが悪いのでなく共有プリンターが原因であったことに。
電源を入れなおすと正常。ネットワークは不安定なのかもしれない。
▽2001.3.26
異動
学会出席のため暫らく留守をして帰ってくると異動となっていた。(^^;
やっと整えたネットワークなのに、お別れである。今度の職場ではどうなのだろう。何台あり、プロトコルは、気になることばかりである。
▽2001.4.20
LANの使用条件
別の職場となり数週間がたつが、未だに引き継ぎ等ができてなく、前の職場に行くことが多い。この日も連絡に行くと、このパソコンからは印刷できないやこちらからは別のパソコンが見れないなど以前あった症状に似ていた。前回と同じ、すべての電源を切る方法を取った。
これにて一件落着であるが、使い方のクレームがでているようだ。なんと、パスワードの設定が苦になるとのことである。これだけはどうしようもないし、将来オンラインとなりインターネットに接続する時にセキュリティの問題が出るとの説明では納得いかないようだ。
パスワードを聞いてくるのは実際Windows2000が起動中のパソコンなのでデフォルトの起動をWindows98にすることとなった。
ということは、事実上Windows2000の使用を拒否されたことになる。うーんである。
インターネットへの接続を考えている私たちのもくろみは、逆にセキュリティの問題で却下される可能盛大である。だって、Windowsへや、共有フォルダーなど尽くパスワード入力の手間をかけたくないとの大半の意見なのだから・・・。
無法地帯のこの状態でインターネットへ接続すれば考えるだけで恐ろしくなる。この先真っ暗である。
▽2001.4.21
LAN追加
現在の職場の環境を調べてやっとネットワークなどが分かり始めた。
前の職場とピア・ツゥ・ピア方式で無線を使用している点がほぼ同じであるが、HUB、プリントサーバーがないのである。
プリンターはパソコンに直接接続、無線アクセスポイント同士で接続し、デスクトップも無線LANにてアクセスしていた。そのためスピードは無線の制限に縛られているのである。
電源を入れておく必要の無いパソコンもプリンターが接続されているため、常時起動していて電気代が無駄である。何とかならないかと変わった時(異動)から考えていた。
プリンター追加の話が出て、これを機にHUB、プリントサーバーの導入をすることにした。
▽2001.4.26
故障
デスクトップ機が、再起動でエラーがでるとのことで確認することにした。すると、パソコンが起動できなく、起動ディスクからも途中で止まるである。ハードウェアーのチェックをしているときにとまっているようなのでFDDを疑い、外すと難なく起動、接続すると起動できず原因がFDDだと確信し、至急手配をすることに・・・。偶然プリンター関係も揃っているということでいっしょに届けてもらうこととなった。
午後に新しいFDDが届き接続、起動で修理完了かと思ったが、再起動するとまたまたエラーにて起動ができない。おかしい、FDDでなかったのか。何が原因だろう??? 。
バスに刺さっているのは標準からの音源とモデム(ISA)、後付けは無線カードボード(PCI)だけなので外すと正常。接続、位置を変えても接続すると起動できず。原因の特定ができたのである。
ただ、最初になぜFDDを外せば起動できたのかが謎であるが、複雑に壊れていた可能性がある。
電源OFFからの起動はFDDが原因、再起動時は無線カードボードのIRQ衝突が原因ではないかと。以前の管理人さんに確認すると意外な答えが返ってきた。このパソコンはプリインストール。OSはWindows95でアップグレードにて上書きでWindows98をインストールしていたのである。そのためか不安定だったので私が知らずにクリーンインストールをしたため今度はIRQの競合がでたのではと・・・。
衝突しているのは無線カードボードであり、今回の改造でLANボードから直接HUB接続にする予定なのでこのまま外して使うことにした。
しかし、業者のかたがLANボードを忘れていたため今日はこれまでとなった。
▽2001.4.27
LANボードの手配ができず家に余っていた私の予備のボード(家庭内LAN編を参照)を差すことにした。
HDDが標準の3.2GBで今回追加した新しいHDD 40GBに新規にWindows98をインストール。ハードウェアの検出でLANボードが認証され、ドライバーを組み込もうとすると"ドライバーがありません"とのメッセージがでるのである。
インストール失敗かと思い、再びクリーンインストールをすることにしたが、だめであった。以前の環境(HDD3.2GB)でドライバーをインストールするがやはりエラー・・・。何でこんなにトラブルが・・・。
パソコンが古いため、マザーが壊れているのではと思いながらメルコのサポートへ電話をし、説明をするとこのLANボードは前回修理の時にボードごと交換しているし、新しいハードの認証も出ているので壊れているとは考えにくいがドライバーが組み込めないのはおかしいので修理に出してほしいとのことだった。家の環境で確認して壊れているようなら修理に送るということで電話を切り、ネットワークへの接続は見送ることになった。業務に支障が出てせかされ、"我慢してください。お願いします。"で今日のところはスタンドアロンで終日終わったのである。
帰宅して、私のLAN環境が正常であることを確認して、交換。まったく同じボードであるから設定などの必要は無いだろうと思いながら。
起動するとなぜか新しいハードの検出が行われ、やはりドライバーが組み込めない。デュアルブートのWindows2000でも同じである。
やはり壊れている。修理後に確認していればよかった。このボードのために一日が潰れたとは・・・。
▽2001.5.1
復帰
家のLANボードを職場のパソコンに差しドライバーインストールのメッセージで簡単に組み、ネットワークの設定やプリントサーバーの設定などが終わり、やっと業務の再開ができた。
一時間もかからなくLANボードの故障が恨めしく思っていたところ、注文していたLANボードとメモリーが届き、早速交換や取り付けを行い問題が無いことを確認してパソコンのカバーをすることができた。
▽2001.5.2
無線アクセスポイント
今度はWindows2000の設定を行い各パソコンのユーザーを追加し、Windows98からWindows2000の共有フォルダーを確認すると何故かアクセスできないのエラーメッセージが・・・。
有線で繋がっているデスクトップパソコンとWindows2000が起動しているパソコンと同じ部屋にあるノートパソコンはアクセス可能である。
これは無線のローミング機能が上手く作動していないか設定がおかしいのではと思い、確認のため別の部屋のノートパソコンを持って確認するとアクセス拒否。
再起動するとアクセスができるようになった。これで確信し、再び離れたところで再起動して確認すると何故か正常なのである。アクセスできなかった別のノートで再度確認すると正常・・・。
未だに原因が不明であるが、正常なのでそのままにすることにした。
▽2001.5.11
プリンター
デュアルブート機のパソコンでWindows2000を起動。別のパソコンより作業し、印刷をするとエラーメッセージが。
プリンターのプロパティを確認するとオフラインの赤色で、解除しても元に戻る。そういえばWin2000での印刷確認はしていなかった。
ノートパソコンのプリンタープロパティのポート名には別の名前があり、それに切り替えれば正常。だが、Win2000からWin98に起動しなおすと、またまた、印刷できないのである。
これは困ったことになった。設定をいちいち切り替えなければ印刷はできないし、皆が納得してくれないだろう。プリントサーバーを取り付ければ簡単であるが余裕はないし・・・。
プリンターの追加でWindows2000用の設定をすればアプリから指定すれば大丈夫のようだ。でも、皆が納得してくれるのか・・・。
ところが各OSでのプリンター共有名がそのままプリンターポート名になっているのが分かった。
共有名を同じに設定すると切り替え無しで印刷できたのである。
これで一件落着であった。誰にも気付かれず作業終了であった。(^^
▽2001.7
OfficeXP
ついにOfficeXPが発売されました。Office95はバージョンアップ対象(期間キャンペーン中は可能)から外れてしまいました。(といってもこのパソコンはかなり古いため実用的ではない)
LANで接続されているパソコンにはその他にOffice97,Office2000,インストールされていない(業務用)パソコンが混在している。
ネットワーク環境であちこちのパソコンよりデータを編集し保存の時に聞かれる"バージョンが違うため現在の形式に保存しますか?"のメッセージが注意するところです。ファイルによってはアップすると読めなくなってしまうので。
OfficeXPは今までとおり数多くのバグがありますが、使い勝手では一番よかったため、購入計画を始めた。これを機にすべてのOffice製品をXPに統一し、インターネット接続も同時にしたく、裏工作を・・・。ネックであるライセンス認証制度を逆手に、インターネット接続も要求だ。
ただ、古いパソコンが現役で稼動しておりこれについては最新パソコン(プリインストール)を購入の方が得な気もする。
もうすぐ導入するかどうかの会議が開かれそうである。それまでに戦術を考えなければ・・・。
▽2001.7末
ネットワーク化(イントラ)
ついに会議日の通知が・・・。なんと家族旅行中の中日。当然出席できず代理人を立てることに。
旅行から帰りメールで確認すると、少しは前進したようだ。インターネットへの接続はLANとは切り離したオフラインのパソコンとして一台だけ導入。
しかし、条件がメールのチェックのみでWebサイトへは接続できない、なのである。Webサイトには情報が何でもあるのに、残念だ。
期待のOfficeXPの導入は、なんと逆行する意見で再度検討ということになったみたいです。
全台をOffice97に統一すれば、金額も少なくすみいいのではと・・・。VBAを見た事もない人の意見だ。(+_+)
▽2001.8.29
無線LANの故障
あれっ 皆の声が同期したように響いた。突然ネットワークが途切れたようである。どこが接続できていないか調べると、この部屋にあるノート3台が切断されたようである。有線LANは正常、無線LANのみのようだ。
早速、無線のアクセスポイントのランプ表示を確認すると、通信ランプどころか電源ランプも付いていない。"これが原因か。" 正常にアクセスランプが点滅している方の電源アダプターを挿しても駄目であった。このままでは業務に支障が出るためノートが固まっている部屋を正常にするためアクセスポイントを交換して再開することに・・・。
購入業者に電話をかける前に保証書を探し、年月日を確認すると、1年保証で2002/6までの保証だ。すると購入2ヶ月で壊れたことになるではないか? 無線はそんなに弱いものなのか・・・。
▽2001.9.14
無線LAN 修理完了
無線アクセスポイントが壊れ、応急的に一部のエリアを殺し対応してきたが、やはり使いにくい。修理状況を電話で確認すると、すでに完了で取り付けに来てくれる予定であった。
メーカーではこのタイプはすでに生産中止となっており、その為か修理不可能であり新機種と交換となったようである。私のLANボードと同じく修理するより交換のほうが手間がかからないのだろう。
初期設定はすでに済んでいるようでノートパソコンにアクセスポイントの追加をするだけで従来通り使えるようになった。
▽2001.10.31
インターネット接続
7月末にあったネットワーク化会議で決定したインターネット接続が、いよいよ動き出したようだ。下見に業者の方が来られた。どういう形態になるのか聞いてもまだ未定で、そのための調査のようだ。
あれから情報を集めていたが、噂ではメールオンリーで他のパソコンとのLANも許されなく、Webへの接続はほとんど制限をかけているみたいである。本当だとすると何のためのインターネットであろうか???
メールだけであれば個人が持っている携帯(持っていないのは私を含め数人)で十分である。噂が現実でないことを期待したい。
導入には早くて年末、年を越しそうである。
▽2001.12.4
インターネット接続2
インターネット計画の最終確認があった。話を聞いていると、何か勘違いをしているのではと思ってしまう。
やはり、メールは可能だがインターネットへの接続はできないみたいだ。説明している人は理解できていないようである。インターネットに接続でなくイントラネットへの接続のことを話しているようだ。
うわさとおりである。何のための施設導入なのか、疑問に思えてくる。 導入されるパソコンについてもLANに接続しない条件で一台なのにどこでも動かせるからノートにします。であった。
それでは無線アクセスにするのか確認すると、まったく考えていないの返事である。
スペックも恐ろしく旧式のをカタログで見ているようで、来年導入ですから安いところで"セレロン700MHz"程度に・・・。だった。
GHz時代になりもうすぐ3GHzに届こうとしているのにMHzを入れるとは。
あまり期待をしないことにする。メールしか使えないのであれば、十分だからである。
▼2002
▽2002.1.26
イントラネット
期待していなかったパソコンが、遂にやってきた。期待してなくても新しいパソコンにはやはり興味がある。
セッティングしている業者の方に、少し質問をする。セキュリティの問題。壊れた時のリカバリなどである。セキュリティに関して意外な言葉が・・・。
これはインターネットではないので、外部からの進入はありませんよ。でした。そうだった、Webには接続していないのだから、インターネットではなかったんだ。このパソコンへの興味がすぐに無くなってしまった。
極めつけは、サポートである。このパソコンのシステムに関してはいろいろなメーカーが関与しすぎていて、どこからもサポートを受けられず、Formatしても専用ソフトのインストールをすることもできないらしいのである。
簡易な設定を弄ることも、駄目なのである。例えIMEの入力方法を変更するみたいなものでも。(T.T)
結末が寂しいものとなってしまいましたが、この"小規模LAN"も2年近くたち進展もないので、このあたりで終了とします。
職場にインターネットが来るようになる頃には、たぶん世の中は違う方向に向かい進んでいることでしょう。それを期待して・・・。
長々と書きましたが最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。それでは
Since 2000 6.18
             
ソフトの部屋
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岡本憲昌のホームページ
http://www.asahi-net.or.jp/~PU1N-OKMT/
    
    
    
     
    



















2024年8月1日木曜日

[スポット][東京秋葉原] パソコンハウス東映~アキバ総研・秋葉原ログ






[スポット][東京秋葉原] パソコンハウス東映~アキバ総研・秋葉原ログ
▽【LANケーブル】プリンストン製LANケーブルが大特価!
2006年12月29日 12:000
PTC-E6BU1/2/3/5/7/10/15(プリンストン)180~950円  販売ショップ:パソコンハウス東映
プリンストン製ギガビットLANケーブルが大特価で販売中。詳細は画像参照。
いずれも数量限定のため売り切れゴメンとのこと。
▽【外付けHDD】アイ・オー・データ機器「HDC-U250」 9,980円
2006年12月28日 12:000
HDC-U250(アイ・オー・データ機器) 9,980円  販売ショップ:テクノハウス東映
アイ・オー・データ機器製外付けHDDの特価品。接続インターフェイスはUSB2.0/1.1で、容量は250GB。
数量限定のため売り切れゴメンとのこと。
       
アキバ総研
https://akiba-souken.com/article/273/
https://akiba-souken.com/article/274/























                
                
                
                
                
                
                
 

2024年7月18日木曜日

[通信] WindowsネットワークにDOSマシンを接続(1997)


[通信] WindowsネットワークにDOSマシンを接続(1997)
DOSで利用するネットワーク
WindowsネットワークとTCP/IP
WindowsネットワークにDOSマシンを接続
▼ソフトウェアの選択
WindowsネットワークにDOSマシンを参加させるためのクライアントソフトウェアは、MicrosoftのFTPサーバーから無料でダウンロードできます(表「各クライアントの入手先」)。これらを使用することで、DOSマシンからLAN上で共有設定されているディレクトリ、ドライブ、プリンタなどの共有資源が利用できるようになります。Microsoftによるこの手のソフトウェアで最も有名なのはLAN Managerではないかと思いますが、実はその他にもNetwork Client for DOS、Workgroup Connectionがあります。ただし、いずれもPC/AT互換機でしか使用できません。また、英語版ですので一部の2バイト文字がファイル名として使用できない(というよりは、一部を除いてたまたま使えている)という問題があります。なお、Windows NT ServerのCDROMには、PC9801、PC/AT互換機、FMR用の日本語版LAN Managerが収められており、これらは当然2バイト文字のファイル名に対応しています。
さて、同じような用途のソフトウェアが三つもあると、一体どれを選べばよいのか、という話になってきます。本来はOS/2上のサーバーへの接続を目的としていたLAN Manager、Windows NT 3.5に最適なDOSクライアントとしてLAN Managerに代わって位置づけられたNetwork Client for DOS、そしてWindows for Workgroup用の簡便"なDOSクライアントとして開発されたWorkgroup Connection、というふうに生い立ちはそれぞれ異なりますが、いずれもルーツを同じくするソフトウェアですのでまったく別物ということはなく、今回の記事の目的の「Windowsネットワークの共有資源にアクセスする」という点ではそれほど大きな違いありません。
必要最低限の機能が欲しければWorkgroup Connection、プロトコルにNetBEUIではなくTCP/IPを使いたい場合はLAN ManagerかNetwork Client for DOS、といったところでしょうか。ただ、LAN Managerはいろいろと面倒が多く、目立ったメリットもありませんのでNetwork ClientかWorkgroup Connectionを使用したほうが面倒がなくてよいかもしれません。
主な差異を表「各クライアント比較」にまとめておきましたので参考にしてください。
各クライアント入手先
LAN Manager
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-1.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-2.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-3.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/LANMAN/DSK3-4.EXE
Network Client for DOS
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT/DSK3-1.EXE
ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/MSCLIENT/DSK3-2.EXE
Workgrouup Connection ftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/mswgcn.exe
LAN Manager,Network Client共通のドキュメント ftp://ftp.microsoft.com/bussys/Clients/README.NOW
▼インストール
ここでは、インストールに際して最も注意点が多いLAN Managerのインストールを解説します。他の二つについてはまったく説明しませんが、LAN Managerが理解できれば基本は同じですので問題ないでしょう。
クライアントのインストールに先立ち、サーバー側での準備をしておきます。
まずはインストール中に必要となる情報の収集です。既存のLANで使用しているワークグループ名、あるいはNTドメイン名を確認します。また、Windowsネットワークでは同一LANでは各々のコンピュータ名は一意でなければなりませんので、現在どのような名前が使われているのか調査し、LAN Managerをインストールするマシンにつける名前を決めておきます。
次に設定の変更を行います。LAN ManagerからWindows 95やWindows NTのマシンが見えるようにするために、Windows 95の場合はコントロールパネルの「ネットワーク」から「Microsoftネットワーク共有サービス」のプロパティを開き、「LM アナウンス」を「はい」にします。Windows NTの場合はレジストリエディタを使ってHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters\LMannounceを1に設定します。これらの設定は、ネットワーク上のマシンの一覧を得るためにWindows 95などではある場所のリストを参照するブラウズマスタという機構を利用しているのに対し、LAN Managerではブロードキャストですべてのマシンに問い合わせを行うLMアナウンスという機構を利用しているために必要となるものです。これを行わなければ別表のNET VIEWコマンドを使用しても共有サービスが動いているマシンの一覧を参照することができません。Network Client for DOSとWorkgroup Connectionはブラウズマスタを利用しているので、LMアナウンスの設定は必要ありません。Windows NTの場合はさらに、15分アクセスがなかったときに自動切断されるのを防ぐために、HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\NetBT\Parameters\SessionKeepAliveの値をFFFFFFFFにしておいたほうがよいかもしれません。
あと、同じくコントロールパネルの「ネットワーク」でEthernetカードにバインドされているプロトコルを確認し、NetBEUIがなければ追加を行います。
さて、下準備も終わり、やっとインストールです。
表1に示したURLからダウンロードした四つのLAN Manager 2.2の圧縮ファイルからインストールディスクを作成します。
コマンドプロンプトで、
DSK3-1 -d a:
のように実行すると、a:ドライブに挿入されたフォーマット済みのフロッピーディスクにファイルが展開されます。これをDSK3-2、DSK3-3、DSK3-4に対しても行います。それぞれのディスクのラベルには、README.NOWにも記述されているように"Setup"、"Drivers1"、"Drivers2"、"NetWare(R) Client"と記入しておきましょう。そしてchevコマンドなどを使いDOSを英語モードに切り替えてから、"Setup"ディスクのsetup.exeを実行し画面の指示に従ってインストールを進めますが、いくつか注意すべき点があります。
まず、インストール先ディレクトリを選んだ後にEnhanced RedirectorかBasic Redirectorのどちらをインストールするか選択する部分がありますが、Basic Redirectorは機能があまりに少なく使いにくいので、デフォルトのEnhancedを選びます。中盤でネットワークカードのドライバの選択画面になります。いくつかのカードについてはドライバが一覧表示されますが、いずれも古いドライバですので、もし一覧の中に自分が使っているものがあっても、TABを二回押して"Other Driver"を選び、カードに添付のNDISドライバをインストールしたほうが無難です。
その後プロトコルの選択を求められますが、ここではNetBEUIを選びます(次節「LAN Managerでのプロトコル選択」参照)。
その次の「Workstation Setting」では、LANで一意になるようなコンピュータ名を指定し、"Domain Name"の項目では先に調べておいたワークグループ名を入力します。"user name"は、接続相手がWindows 95のみの場合は何でもよいのですが、Windows NTを使用している場合にはNTマシンにアカウントを持ち、共有資源にアクセスする権限を与えられたユーザー名でなければなりません。
LAN Managerのインストール終了後、ネットワークカードの種類によってはLANMAN.DOSディレクトリにあるPROTOCOL.INIを編集してIRQ、IOアドレス、共有メモリエリア(interrupt、ioaddress、memorybase、memorysize)などを記述しなければならない場合があります。この内容についてはカードの種類によってまったく異なりますのでここで一般論を述べることはできません。各自カードのマニュアルを参照してください。
また、LAN ManagerをインストールしたマシンでCD-ROMを使用している場合はAUTOEXEC.BATの中にMSCDEX.EXEをロードしている行があるはずですが、その行をLAN Manager関係のファイルをロードしている部分よりも後ろに移動します。さもないとLAN Managerを使用することができません。この点は特に見落とされてトラブルの原因になりがちですので十分注意してください。
一通り作業が終わりマシンを再起動すると、ドライバ等の読み込みが終わった後に、インストール時に設定したユーザー名でlogonするためのパスワードの入力を求められます。これも、インストール時に設定したユーザー名と同様、接続相手がWindows 95だけであれば何を入れてもかまいませんが、Windows NTがある場合はユーザー名に対応するパスワードをきちんと入力する必要があります。入力後"you were logged on, but have not been validated by a server"という警告メッセージが出ますが、これはLAN Managerでドメインではなくワークグループにログオンしているのが原因です。ここでは無視しても特に問題ありません。また、サーバーが見つからない旨のエラーメッセージが出ることもあります。これは、Windowsマシンの存在がLAN Managerにまだ通知されてないために起こる現象で、NET VIEWコマンドを使用しても共有サービスが動いているマシンの一覧を参照することができません。この時は直接コンピュータ名を指定して
net view \\misako
などと、ある特定のコンピュータの共有資源を参照してみます。そこで図「NETコマンドの実行画面」の中ほどのように指定したマシンの共有資源の一覧が表示されれば、セットアップは無事完了です。
私の環境では、NET VIEWでマシンの一覧を参照できるようになるのにだいたい5分程度かかるようです。
▼LAN Managerでのプロトコル選択
LAN ManagerおよびNetwork Client for DOSでは、NetBEUIの加えてTCP/IP、IPXなどのプロトコルを使用することができます。インターネットへの接続などを考えると、一見TCP/IPを選んだ方が都合がよさそうですが、これらのクライアントソフトウェアに限ると実は話が違ってきます。
まず、NetBEUIのかわりにTCP/IPを利用すると、DOSクライアントではパフォーマンスがかなり落ちます。ネットワークへのアクセスが多い運用であれば影響が大きいでしょう。それでなくても、大きなファイルの転送を行うと実際かなり「待たされている」という印象が強くなりますので、あまり好ましくありません。
また、アプリケーションに対して提供されるインターフェイスがWinSockインターフェイスのみであり、DOSベースのソフトでこれを利用するものはほとんどないのではないかと思われます。Windows 3.1版のNetscape NavigatorをLAN環境で利用したりする分にはちょうどよい(もっとも、LAN Managerにより多くのコンベンショナルメモリが消費されるという問題があるのでそれを解決してからの話)のですが、純粋なDOS環境では使い道がありません。
このような事情がありますので、社内LANにTCP/IP以外のパケットを流すことが禁止されている、NetBIOS over TCP/IPを要求するSambaサーバーのファイルを共有する、あるいはルータを超えて通信を行うなどといった、どうしてもNetBEUIを使えない状況でなければ、DOSクライアントでTCP/IPを使用するのはあまりお勧めできません。
LAN Managerの使い方
ネットワークにログオンしたり、共有資源に接続したりといったネットワークに関連した操作は、NETコマンドを使って行います。表「NETコマンド」に最低限必要なコマンドを挙げておきました。
例えば、TOMOKOというコンピュータにあるDOWNLOADという共有フォルダにアクセスできるようにするには、表中にもあるようにNET USEを使って共有フォルダを自分自身のドライブに割り当てます。これによって、TOMOKOのDOWNLOADがあたかも自分のN:ドライブであるかのようにアクセスできます。Windows 95などでは\\tomoko\downloadといった記述(UNC:Universal Network Convention)を使用してもアプリケーションから共有資源を利用できますが、DOSベースのネットワークではUNCを使用したアクセスはできないので、このような煩雑な手順が必要となります。
LANマネージャのコマンドは表に挙がっているもの以外にも多くありますが、ほとんどの操作はこれだけで事足りるでしょう。これ以外のものについてはNET HELPで表示されるヘルプを参照してください。
NETコマンド(一部)
コマンド
役割
NET VIEW [\\コンピュータ名] 共有資源を持つコンピュータ一覧を表示。ただし、ログオン直後はこのコマンドを実行しても何も表示されないことがある。コンピュータ名を指定すると、そのサーバで利用できる共有資源の一覧を表示。
NET USE [デバイス名] [\\サーバ名\共有資源名] [/DELETE] 共有資源をコンピュータに接続、または切り離す。
【例】
NET USE N:\\TOMOKO\DOWNLOAD
コンピュータTOMOKOの共有フォルダDOWNLOADに、自分自身のN:ドライブとしてアクセスできるようにする。
NET USE LPT1: \\MISAKO\BJC400J
LPT1への出力を、コンピュータMISAKOに接続された共有名BJC400Jというプリンタから出力されるようにする
NET USE N: /DELETE
N:ドライブにマウントした共有資源を切り離す。
NET USE 現在接続されている共有資源の一覧
NET SEND コンピュータ名 |ユーザ名 メッセージ 指定した相手にメッセージを送る。Windows95ではwinpopup.exeを起動しておかなければ受信できない。また、LAN Managerはコードページが437(英語モード)でないと、受信したメッセージをポップアップ表示できない。
NET HELP [コマンド名] ヘルプを表示。コマンド名を指定すると、そのコマンドについてのヘルプを表示。
図「NETコマンドの実行画面」
前田剛 <g_maeda@mars.dti.ne.jp>

DOSで利用するネットワーク
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007890/dos/sd/winnet.html
http://hp.vector.co.jp/authors/VA007890/dos/sd/index.html

2024年7月15日月曜日

[通信][Mac] MacOS9Macと68kMacのLANネットワーク(1999)




[通信][Mac] MacOS9Macと68kMacのLANネットワーク(1999)
X68とMACでネットワークする
~NeptuneによるLAN構築~
近頃世間ではネットワークが大流行の様子ですが,68でも「Neptune-X」を利用することにより安価にLAN環境を構築できるようになりました。しかし,Windowsでの接続例は数あれど,MACと接続した話というのはあまり聞きません。果たしてどれぐらいの人の役に立つかわかりませんが,人柱となって実践してみました(^^;
なお,68側の基本的な設定方法はWindowsの場合と変わらないので,細かく説明していません。DEKOさんのページを参照される事をお勧めします。 このページでは,あくまでMACサイドのフォローという形を取ります(要望があれば68側の設定についてもフォローします)。
必要な機材
今回はLAN接続の実験ですから,MACには10BASE-Tもしくは100BASE-TXの端子が必要です。PowerMacintoshシリーズや,iMACには標準で付いているものがほとんどだと思いますが,Paformaシリーズなどでは拡張ボードを用意する必要があると思われます。
一方の68側ですが,当然「Nuptune-X」(もしくは「Neptune Evolution」等の互換ボード)とNE-2000互換のLANカード(ISA用のカードは普通この規格です)が必要になります(※1)。
その他,10BASE-T用ケーブルとHUBが必要です。クロスケーブルで直結する方法は成功例をあまり聞かないのでお勧めしません。
※1 現在完成品でこのボードを入手する方法は,いりや氏の「Neptune Evolution」の量産化計画しかないわけですが,こちらの方も11月25日で受付終了となりました。ただ不良品交換などのための在庫があるそうですので,念のためにメールで問い合わせてみると良いかもしれません。後は自作しかないわけですが,Shi-MADさんのNeputune-X HomePageに回路図がありますので,腕に自身のある方はチャレンジしてみるのも良いでしょう。
▼TCP/IPの設定
まず最初に「OpenTransport」がインストールされているかどうか確認して下さい。漢字Talk7.5.3以上でインターネットに接続できる環境になっているなら問題ないと思います。MACTCPに関しては環境を持っていないので確認できていません。なお,今回の実験はMacOS8.5で行っています。「OpenTransport」はAPPLETalk以外にTCP/IPをサポートしており,他機種(68含む)とのネットワーク接続ではこちらを利用することになります。
TCP/IPでネットワークするためには,まず自分のマシンのIPアドレス(インターネットでの住所のようなものですね)を設定する必要があります。コントロールパネル等からTCP/IPの設定を開いて下さい。
開いたら,まず新しい設定ファイルを作成します。「ファイル」メニューから「設定」を選択してください。ここで,「複製」を使って新しい設定ファイルを用意し,「名称変更」で新しい名前を付けます。この作業をしないと一々チェックボックスの項目を設定し直す羽目になります(以前はここで勘違いしてました(^^;)。
さて,新しい設定ファイルができましたら,これをLAN接続用の設定に変更していきます。
まず経由先をEthrnetに変更します。IPアドレスとサブネットマスクは空欄になっていると思いますので,何も考えないのであれば下の図と同じように入力して下さい。その他の欄はいじらないで大丈夫です。 ただし,DEKOさんのページとは異なるIPアドレスを設定しているので注意して下さい。MACが「192.168.1.1」,68が「192.168.1.2」です。
設定したら保存するかどうか聞いてきますので,「保存」を選択して下さい。これでMACをネットワークに繋げる用意が出来ました(※2)。
※2 ここで一つ注意すべき点があります。「OpenTranport」はWindowsのように複数の接続方法を混在させることが出来ませんし,自動的に接続ポートを切り替える機能も持っていません。従って,普段モデムやTAをシリアルポートに接続してインターネットに接続している場合,いちいち設定ファイルを切り替える必要があるわけです。
これを回避する方法としては以下のような手段が考えられます。
1)自動切り替えソフトを導入する
2)AppleScriptで自動化する
3)ルータを使用する
最有力なのは最初の切り替えソフトですが,「OtConfig」というのをVECTORで発見しました(シェアウェア)。シェア登録しないと毎日一回ダイアログが出ますが,なかなか便利に使えています。
(http://www.vector.co.jp/vpack/browse/software/mac/net/sn068892.html)
AppleScriptはMacOS8.5からTCP/IPにも対応しているらしいので使い方によっては上記のソフトを使わなくても「クリック一発」で設定変更が可能になるかもしれません。現在研究中です。最後にルータですが,資金に余裕があればこの方法が一番お勧めです。68側からもISDNが使えるようになります。いずれにせよ,今後TAよりこちらが主流になっていくのは確実なので,これを機会に移行するのもよいでしょう。
▼FTPによるファイル転送
FTPを使えば,MACでインターネットから落としたデータなどを68側へ転送することが出来ます。実際にはNeptuneの構造上,(特に大量のデータ転送時は)MO等を使った方が速い場合が多いのですが,普通のサイズのファイルをやり取りする程度でしたら十分実用になります。
TCP/IPを使ったネットワークでは,一方のマシンがサーバー,他方がクライアントという関係でなくてはなりません。しかし,現在68にはサーバプログラムが存在しないため,当然MAC側がサーバーということになります。
FTPサーバーの導入
MAC用のFTPサーバーを色々探してみましたが,「NetPresenz 4.1J」というのが定番ソフトで動作も軽いのでお勧めです。シェアウェアですが,特に機能制限はないようです。
これ以外でフリーのものとなるとMicrosoftの「Personal Web Server」ぐらいですが,Mac版は機能が豊富すぎてFTPサーバーとして使うのは面倒くさいのであまりお勧めできません(Win版は結構使いやすいんですが)。
ファイル共有の設定
FTPやWEB共有などで外部からのアクセスを許可するには「ファイル共有」を設定する必要があります。しかしファイル共有をONにするにはAppleTalkをONにする必要があります。
手順としては以下の通りです。
(1)「AppleTalkをON」 コントロールパネルか,コントロールバーから選択します。
(2)「共有設定をON」対象のドライブかフォルダの上で「control」キーを押しながらクリックし,コンテキストメニューから「共有」を選択します。MacOS8.5以降では「情報」の下位項目にあります。コンテキストメニューに対応していない場合は,ツールバーから「ファイル」→「共有」と選択してください。
(3)「FTPサーバーを起動」NetPresenzの場合,ただ起動すればオッケーです。
これでMAC側の設定は終わりです。後は68側から「ftp.x」等のクライアントソフトで転送を行って下さい。BOMBERさんの「ftpkb.x」を使えばファイラーで楽に操作をすることが出来るのですが,現在「Netprezens」ではうまく動作しないようです。対応をお願いしていますので,そのうち使えるようになったら報告します。
▼NFSによるドライブの共有
ftpが使えればファイルの転送自体は問題なく行えますが,やはり一々ソフトを起動してダウンロードするのは面倒です。NFSプロトコルを使えば,MACのドライブを68側で,まるで増設ドライブのようにマウントし,扱うことが出来るようになります。もちろんファイルのコピーや削除,プログラムの実行も通常のドライブと同じように出来るので,非常に快適な環境を作ることが出来ます。NFSプロトコルの場合もサーバとクライアントという関係が存在しますが,やはりソフトの関係上MAC側がサーバとなります。このNFSサーバプログラムには「NFSd for the Macintosh」というフリーウェアを使用します。
NFSの場合,共有設定などは特に動作している必要はありません。早速プログラムをインストールします。ソフトをダウンロードして任意のフォルダーに解凍して下さい。「NFSd for the Macintosh」というフォルダが出来たはずです。このフォルダを開けるとさらに二つのフォルダがありますが,まず「portmapper UNFSv1.0.0 」というフォルダを開けて下さい。
この中の「portmapper.68k」と「portmapper.ppc」というファイルが機能拡張ファイルなので,これをシステムフォルダに放り込んで・・・と行くところですが,実はこれを使わなくとも「portmapper SLIP/PPP」というプログラムを実行すれば代用できるので,常時ドライブ共有をしないという人はこちらを使いましょう。ただし,一度でもPPPを使った接続をしてしまうとうまく動かなくなってしまうようなので,その場合は再起動するしかありません。
次にサーバプログラムの本体を起動します。「nfsd1.5.0b970906」というほうのフォルダを開けて,「nfsd1.5.0b970906 (fat)」というファイルを実行します。起動したら「File」メニューから「Exports Controle」を選択します。
ここで共有したいドライブ(68側から見えるようにしたいドライブ)をダブルクリックで選択します。ここでは「DATA」というドライブを指定しています。68側でNFSクライアントを起動する際にはこのドライブ名が有効になるので注意して下さい。つまりここの例では「nfs HOST:/DATA」という指定になります。
上記のようにダブルクリックすると,次にこのようなメニューが出ます。最初は空欄になっていると思いますので,「New」のボタンを押します。するとホスト名の入力を求めるダイアログが出ると思いますが,ここではX68000に割り当てられているIPアドレスを指定します。この設定例ではMACが「192.168.1.1」,68が「192.168.1.2」ということになっていますので,当然後者を指定します。MACのアドレスを指定しても意味がないので注意して下さい(自分はここでハマりました・・・)。
「Known Hosts」の欄には過去に設定したホストが記録されます。別のドライブをExportしたい時などには「Add」ボタンを押すと自動入力されるので便利です。設定が終了したら,「Done」を押せばMAC側の設定は完了です。後は68側で「NFS Client」を実行するだけです(実はそこが一番大変なんですが(^^;)。
問題点
現時点ではNFSクライアントもだいぶ改良され,サーバ側マシンがMacであることで起こる障害というのはあまりないようです。ただし,68側でFUを使用すると頻繁にハングアップします。仕方がないので,うちではFTPを使用するときだけmintを使用することにしています。
May/26/1999

えりあ68
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~fumiki/x68k/lan.html