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2024年10月20日日曜日

[機器][携帯電話] Sony/DoCoMo SO503i~iアプリAVケータイ




[機器][携帯電話] Sony/DoCoMo SO503i~iアプリAVケータイ
■ 仕様で見るSO503i
ソニー製のiアプリ対応iモード端末。iモード端末としては初めて6万5536色表示のTFT液晶を搭載し,24和音の着信メロディに対応する。
auのC406Sにも採用された日本語入力支援機能「POBox」を搭載し,少ないキー入力で文章入力が可能になっている。メールやブックマークは,フォルダに分類して管理できる。「マイセレクト」メニューには,設定メニューから任意の項目を追加し,カスタマイズできる。センタージョグで素早い上下のカーソル移動が可能だが,iモード時やメール閲覧時には「マナー」と「メモ」のキーがスクロールキーとなる。
iアプリの保存件数は5~10個と,個々のデータ量により変動する。6万5536色表示の液晶を搭載するが,JPEG画像の表示には対応していない。カーソルキーは上下方向がセンタージョグになっているので,一部のiアプリゲームのプレイは難しくなっている。
【おもな仕様】
サイズ(高×幅×厚) 93×49×28mm(折りたたんだ状態)
重量 115g
連続通話時間 約140分
連続待受時間 約210時間
充電時間 約125分
液晶 120×160ドット,カラー6万5535色TFT液晶
表示文字数 全角8字×8行,10字×9行(メール表示)
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・発信履歴 30件
データ通信速度 9.6kbps(iモード時はパケット通信)
ボディカラー ホワイト&シルバー,チタン&ブラック,キャンディオレンジ
【iアプリ】
iアプリ件数 ・ダウンロード:5~10件
・登録済み:なし
【インターネットメール】
サービス名 iモードのEメールサービス(送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円,別途月額300円のiモード契約が必要)
受信可能文字数 全角250文字まで
メール保存件数 送信:20件(6フォルダ)
受信:150件(6フォルダ)
【着信メロディ】
和音数 24和音
着信音 着信メロディ:最大35曲
・登録済みメロディ:5曲
・ダウンロードおよび自作メロディ:30曲まで
着信パターン:5パターン
登録メロディ
トッカータとフーガ ニ短調
花のワルツ
doop-Sidney Berlin Ragtime Band
Salsa DE ム~チョ
The Song of Life
和音着メロ
ダウンロード 可能(iメロディ対応)
■ スタッフが見たSO503i
コメント
工藤  
先読み変換機能の「POBox」,TFT液晶搭載が嬉しいソニー製iアプリ対応機。液晶はさすがに鮮やか。SO503iとN503iを並べてみると,文字は十分どちらも読みやすいです。ただ,人物撮影画像などを表示させると,やはりSO503iに軍配が上がる。それと視野角はSO503iの液晶の方が広いです。操作性については,個人的にはau端末は同じソニー製「C404S」を使っているのでほとんど違和感なし。ただ,センタージョグの操作性は好みが分かれるところ。万人向けに使いやすいのはN503iかなと思う。
iアプリの実行速度は,これまでのP503i,F503i,N503iの3機種より段違いに速いと思う。ダウンロードできるアプリ本数は最大10本までとN503iと同じ。ただし,SO503iのメモリ容量が現在不明なので確かではないけれど,ゲームや株価ボードなど比較的大きそうなiアプリも含めてダウンロードしてみたら,10本落とせた(N503iよりメモリ容量は大きそう)。ちなみに,iアプリ「パックマン」をやってみたのだけど,センタージョグを上下方向キー代わりに使うのは,ゲームではちょっときついかも。
誰でも使いやすく,そつなくまとまっているN503iか,処理性能の速さやPOBox,TFT液晶など目立つ特長が多いけれども個性的で好みの分かれそうなSO503iか。二つ折り派は悩むところだと思います。ざっくり言えば,液晶ならSO503i>N503i。操作性は一般的にはN503i>SO503i。iアプリの本数,処理速度はSO503i>N503i。デザインは個人の好みなのでなんとも言えないですね。二つ折りにこだわらず,iアプリを最重視するならF503iがいいかなと思うんですが。F503iは方向キーが分かれていてゲームがやりやすいし,ダウンロード本数はダントツ。
あ,ちなみにSO503iの24和音着メロですが,現在のところ,SO503iには対応していない着メロ配信サイトが多いもよう。もっとも時間の問題だとは思いますが。
湯野  
しっかし,奇抜なデザインですな。特にキャンディオレンジ。さすがにこういう色の携帯を首からぶら下げて街を歩く勇気は,私(20代後半・男)にはございません。持ち歩くとすると,やっぱりチタン&ブラックかな。
で,503iシリーズと言えばiアプリ。起動時間については,F503iやN503iなんかと比べてもかなり早く,一般サイトで入手したRPGゲームを試してみたが,スクロールが鬼のように高速。さすが6万色TFTという感じで発色もイイ。
ただ,フォントサイズがやや大きめで,画面から文字がはみ出してしまうiアプリもある。それと,上下カーソルのかわりにセンタージョグを使うことになるので,これまで他機種向けに提供されてきたiアプリを使うと,かなり操作しづらくなるケースもある。とりあえず「パックマン」を試してみたが,あっという間に終わってしまった…。この辺の話については,カーソルのかわりに数字ボタンを利用するなど,プログラム側で対応できなくもないので,開発者のみなさんの努力に期待したい。
そして,着信メロディの自作機能。端末自体は24和音対応ということで,すごく期待していたところだったのだが,残念ながら自作できるのは3和音まで。選択できる音色も少ない。入力インターフェイスについては,センタージョグを使って音階を上下させることができるようになっているが,画面表示は昔ながらのスタイル。オーディオ機器のメーカーとしては,もうちょっとがんばってほしいところ。
そんなわけで,ハードウェアのスペックを活かしきれていないかな,と思ったりもするが,日本語の入力補完機能「POBox」はやっぱり便利。auの「C406S」に搭載されていたが,これのおかげでメール本文の入力はすごく楽。センタージョグとの相性もすごくイイ。もっとも,ポケベル打ちバリバリの人には邪魔なだけかもしれないが,メールのやりとりをメインに考えている人ならとにかくオススメのiモード端末。
白根  
ユーザーインターフェイスが良いと思う。ドコモのSO502iWM,auのC404SとC406Sと同様の,センタージョグを活用できる上下移動を中心にしたリスト式のメニュー。メールやブックマークのフォルダ管理。カスタマイズ可能なメニュー「マイセレクト」。そして文章入力を支援する「POBox」。これらの機能をストレスを感じさせずに使わせる処理速度。使い勝手の評価はデザインと同様,個人の好みに大きく左右されるが,わたしはSO503iが現状トップクラスの使いやすさを持っていると思う(ちなみにauのC306Sも使い勝手がほとんど同じだったりする)。
6万5536色のTFT液晶は,発色が良くて明るい。JPEGには対応していないが,GIF画像でも十分にTFT液晶の恩恵を受けられると思う。実際のSO503iの画面は,このページに掲載されている画面写真よりも美しい。
難点は,センタージョグであろうか。一部のiアプリはカーソルキーを使うことを前提に設計されているのだが,それをセンタージョグと左右キーで代用するのは難しい。特にゲームでは,テンキーをカーソル代わりに使うよう設計されていないと,まともに楽しめないだろう。
iアプリを重視するのであれば,保存数も多く,キーも押しやすいF503iが良いと思う。しかし,普段の使い勝手も重視するのであれば,N503iとSO503iのどちらにするか,悩みどころだ。SO503iの使い勝手もかなりのものだが,N503iのデスクトップ機能なども捨てがたい。ポイントは,センタージョグと派手なデザインのSO503iをどう思うか,だろう。
■URL
・SO503iのニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0306a.html
・SO503iの製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/i/lineup/so503i/so503i.html
・SO503iの製品情報(ソニー)
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/KEITAI/so503i/index.html
・関連記事「ドコモ,6万色TFT液晶搭載のiアプリ対応iモード端末『SO503i』」
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/03/06/so503i.htm
2001/03/09

ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/showcase/2001/03/so503i/
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/03/06/so503i.htm








 

2008年8月8日金曜日

[機器][携帯電話] F502i



[機器][携帯電話] SO505i
だれ??( ̄-  ̄ )
2008/1/14(月) 午前 9:36 ☆お気楽日記☆ 練習用
こんにちは!【たかひろ】です<(_ _)>。
ケータイ買い換えました!!今度はSO505iでございます!!いつもこの間作った片耳かけイヤホンマイクを使って音楽を聴いているので微音量(ほんとに少し聞こえる位)音楽をかけているのですが、F502iだと約六時間しか聞けなかったんですよ。それが今度のSO505iはなんと65時間聞けてしまうという優れもの!!さすが、世界のSONYですね~。なんだかんだでSONY製大好きな僕です。Ipod買いに行ったのにネットワークウォークマン買ってしまうぐらい(´・∀・`)
さてさて、そのケータイの手続きをしている間、近くのホームセンターで買物をしている時の話です。レジを終えて帰ろうとすると近くにいたおじさんがうちの妻をみて、おじさん「こんにちは~、いや~たまにはこういうところで買物をするんですよ~。」と妻に話しかけつつ、僕にも話しかけてきました。
うちの妻はξ´・ω・`ξ 「そうなんですか~?」とか少し話していたので妻の知り合いなのか?でも、僕にも話しかけてくるし・・・。全然思い出せません。
妻と僕は
(´・ω・`)ξ´・ω・`ξ 「それじゃあ、また!」
と挨拶をして別れたのですが、妻が一言・・・
ξ´・ω・`ξ 「今の誰?」
(´・ω・`)「えー??リトルの知り合いじゃなかったんかい??」
(´・ω・`)ξ´・ω・`ξ 「・・・。」
こういうことってありますよね~。まあ、よくよく考えたら新聞の集金の人だったんですけどね~。
前にも一度、僕が知り合いだと思って
(´・ω・`)「よー!久しぶり!元気」
と話しかけたのですが、よくみると別人( ̄-  ̄ )。
別人「元気元気!今どんな感じ?」
とか話を合わせてきたので少し話をして別れましたが、別人の彼は多分誰だっけ??と頭をフル回転
させて、検索をかけていたことでしょう・・・(´-`)
それでは皆様、チャオ\_ρ('ー'*)オチッ

改築・リフォーム屋《匠HOME'S》のヒソヒソ話◇シーズン4◇
http://www.akindo-spirit.com/



2003年2月2日日曜日

[機器][携帯電話] Sony/Docomo SO505i~メモリースティックDuo対応の180°ケータイ







[機器][携帯電話] Sony/Docomo SO505i~メモリースティックDuo対応の180°ケータイ
ケータイ付きデジカメ!? 「SO505i」
スタパ齋藤
■ 505iにピンと来ないワタクシ
NTTドコモ「SO505i」。この変形で変身で変態な感じの構造が斬新!
キターッ!!ドコモの505iシリーズ!!
どうする何にするどの端末買う!?などと巷ではヒッジョーに大きな話題となった“究極の進化形携帯電話”こと505iシリーズ。
……でも、なんか、俺の場合、ハッキリ申しまして、どーもピンと来なかった。
505iシリーズ共通の新機能は、それぞれ目を引くものがある。例えばFlashへの対応。従来のチープなアニメーションと比べたら、非常に表現力が豊かだし、ページやアプリケーションのインターフェイスとしても大いにメリットがある。と同時にデータ記憶容量もFOMA端末並みに増え、Flashデータはもちろんiアプリ等のデータやコンテンツを、さらに余裕をもって扱えるようになった。
ハードウェア的なところでは、QVGA液晶搭載、外部メモリカードスロット搭載、カメラ機能搭載、赤外線リモコン機能搭載あたり。全機種QVGAですかっ!!んーむ赤外線リモコン機能はけっこー愉快なんだよなぁ……そしてカメラ機能&外部メモリで便利そう!!
とは思うわけだが、俺ったらiアプリとかわりと即飽きちゃうヤツだし、外部メモリとか精細液晶とかカメラって……他のキャリアの端末でもあったりして……そっちのほーがメールおよび画像添付メール使いやすかったりするし……と一瞬高まった物欲が速攻で醒めちゃったりして。
いつものよーに、くわッ!!最新機種シリーズ!!ほほほ欲しい!!欲しいぜ欲しいぜ欲しくてキシャーッ!!ポチっとな!!的な勢いに達するほどは、ピンと来なかった。……ソニー・エリクソン製の端末はちょっと興味があるが、んーむ、どーしよっかな~っと。
中途半端な興味を持つローテンション電話野郎となった俺だったが、505iシリーズのソニー・エリクソン製端末を知ったら、ほんの少しだけテンションが上がった。おおっ久々に変形で変身で変態な感じの構造!!斬新ですな。興味深いですな。
そして、実際にそのSO505iをドコモショップ店頭で触ってみたら、んがッ!!俺のゴーストが財布のジッパーに手をかけろと言う!!そして支払った!!すなわち買ってしまったのかーッ!?てなわけで今回は、俺がピンとキちゃった505iシリーズこと、SO505iについて。
■ どうなのこの携帯……じゃなくて形態
携帯時の折りたたみ?状態。液晶画面が露出しているが、はじめから保護フィルムが貼り付けてあるので比較的安心
SO505iを買ったのは、180°スタイル(ワンエイティスタイル!?)と呼ばれる端末の回転ギミックを“やってみたかった”からであり、携帯電話らしからぬデジカメ機能も“やってみたかった”からだと言えよう。さておき、まずは180°スタイルから。
Webサイト等でその独自の端末形態を知り、考えた時は、ハッキリ言って使いにくそーだと思った。だってテンキーにアクセスするのにいちいち端末回転させるわけでしょ!?ジョグダイヤル等がいつも表に出っぱなしなわけでしょ!?そして液晶面がいつも丸出しなわけでしょ!?使うのにヒジョーに都合が悪そうだ。
が、ドコモショップ店頭で実物に触れると、なるほど、机上の空論っつー言葉の存在を改めて思い起こした。
店頭でいじくってみると、むむむ!!この180°スタイルは、ななな何と片手でクイッと回転させられる!!アレだアレ!!クライミング用ナイフを片手で開くあの感覚でシュキャッ!!と開く!!くぅ~っ、カッコイイ!!
また、意外なほどボタンを誤操作しないこともわかった。机上の理屈においては。恐らくジョグダイヤルを不意に回しちまいまくり(回すとアドレス帳が表示されるヨ!!)で、ヘタすると不意に発信しちゃうカモ!?と考えていたが、SO505iのジョグダイヤルは他のソニー・エリクソン製端末のそれとは違い、やや凹んでいると同時にダイヤル上部に誤操作防止と思われる出っ張りがある。ので、軽く表面を撫でた程度では動かないよーになっている。
液晶面が常に丸出しな端末なので、液晶面への傷は……これは予想したとおりだが、まあ最近の端末は最初から透明度の高い保護フィルム貼ってあったりするし、いいかな、てなわけで、店頭でピンとキて買った拙者なのであった。
買って帰って早速使用開始してみたら、なるほど、世の中そんなに甘くないというフレーズの存在を改めて思い起こした。
結論から言えば、180°スタイルは、ナイフを片手で開くような感じでは、開いてくれないのであった。恐らく店頭にあったサンプル端末(実動機でしたけどネ)は、多くのお客によってクルクル開かれて、ヒンジ部分が適度に緩くなっていたのだろう。なので、片手の親指だけでシュキャッ!!と軽快に開けたのだ。
が、ピカピカ新品SO505iの場合、ヒンジ部分がけっこー固い。片手の親指だけで開こうとすると、いつもだいたいテンキーなどのボタンを押してしまう。俺の場合、1と2、あるいは4と2を押してしかうケースが非常に多く、左手片手親指開きを行なうと、ピポとか音がして画面上に12とか42とか表示されつつ発信直前状態になっているのであった。まあその直後にオンフックボタンを押せばいいだけなので、大した問題ではないですけど、前の表示モードがキャンセルされるとか、細かなスムーズ感がなくてウザい感じはする。
アンテナの収納も凝ったデザインになっている
■ 意外にイイかも180°スタイル
ソニー製SO505iであるから記録メディアは当然メモリースティックDuoを採用
180°スタイルという新ギミックに対する不満は、今のところ“片手での開きにくさ”という点くらい。これはいずれヒンジ部がヘタってきた頃解消されるよーな気もしている。それ以外については、この180°スタイル、思ったよりも使いやすいと感じている。
例えば発信と着信だ。SO505iは閉じた(というか短い)状態でも通話できる。が、やはり通話時は端末を開いた(というか長くした)状態にするベキなんだろうなァと思っていたが、実機を見たり使ったり舐めたり嗅いだりしていたら、ああそうか、開いた状態でも閉じた状態でも“同じ”だ、と。
てのは、SO505iのスピーカーとマイクの位置。スピーカーは液晶上部にあり、マイクはちょうど回転部分の下に隠れている。比較的に多くの二つ折り端末は、イヤホンが液晶部パーツの上方、マイクがテンキー部パーツの下方にあって、開いた状態だとイヤホンとマイクがちょうど耳と口の位置に来る。しかしSO505iの場合、マイクがヒンジのところにある二つ折り端末と同じように、開こうが閉じようが、イヤホンとマイクの位置関係は変わらない。ので、通話時に端末を開いた状態にしても、別に特になんかメリットがあるわけではないのだ。
逆に、通話時には口から若干マイクの位置が離れてしまう(頬のあたりにマイクが来ちゃう)ので、俺的印象から言えばSO505iで通話すると“相手に声が伝わりにくいことが多い”と感じた。具体的には通話相手から「あ、すいません、もう一度言ってください」と言われる頻度がやや高めで、要は声が小さめに伝わりがち。スピーカーとマイクの距離がストレート端末よりも短いかもしれない端末なので、まあそのあたりはしょうがないかもネと諦めたりして。
さておき、閉じたままでも通話ができるのは、結局便利である。まず着信を受ける場合、電話がかかってきても端末を開く必要がないこと。オンフック以外のボタンを押せば着信を受けて通話ができる状態になる。キーロック状態ならオフフックボタンを押すだけだ。
発信時は、電話帳に番号を登録してさえあれば、他のソニー・エリクソン製端末と同様にジョグダイヤルの操作のみで電話をかけられる。もちろん、そのときもSO505iを開いた状態にする必要はない。
細かいコトではあるが、このスムーズさはストレート端末と同じだ。大きな液晶画面を搭載でき、かつ、テンキー部分に余裕を持たせられるというメリットがある二つ折り端末の難点のひとつは、通話時に端末を開かなきゃイケナイという点。コレがイヤで現在もストレート端末派って人は少なくない。で、SO505iの場合、閉じた状態のままで発信も着信もできる。通話操作のスムーズさはストレート端末並み……いやジョグがあるからソニーのストレート端末(ってもう売ってねーか)並みに良いと言えよう。
てなことを実感すると、なるほどもしかするとこの180°スタイルってイイかも!!と思う。基本的には閉じたままでコンパクト&クイックに使えて、テンキーが必要な時だけ開く。二つ折り端末とストレート端末のメリットを両取りした、実は、よーく考えられたカタチなのかもしれない。
ちなみに、閉じた状態でのジョグダイヤル操作も予想以上に快適である。当初は、閉じた状態では画面の下、本体の端っこにジョグが来ちゃうので、なんか操作しにくいかも!?と思っていたが、特にそういうことはない。フツーに快適に使えますヨ!!ただ、開いた状態でジョグを使うと、テンキーとジョグの位置が(他一連のソニー・エリクソン製端末と比べて)若干離れているので、ビミョーに使いにくいよーな気もする。
■ ケータイ付きデジカメ!?
こう持つとまるっきりデジカメにしか見えない
実はSO505iを買うにあたって、背中をポンと押した人物がいた。それは拙者のメル友でありProToolsフレンドであり物欲仲間とも言えるラジオ番組ディレクターことコバジュンさんっつー人だ。その人、デジタルガジェットを発売日に速攻購入しちゃったりする人なのだが、SO505iも発売日ゲットであって、ゲット直後に「SO505iおもしろいっスよ~携帯電話というよりデジカメのオマケとして携帯電話が付いてる製品っぽい」というメールが、もちろん彼のSO505iから送られてきた。
ええっ!?カメラ付きケータイじゃなくて……ケータイ付きカメラってコト?そのニュアンスは聞き捨てならん!!ぜひ拙者もその触感を知っていきたい!!行くぜドコモショップ!!ということで本記事書き出しあたりの状態になる。なんか今までのカメラ付きケータイとは違いますヨという点に興味がわいた。
で、どんなモンかとSO505iのカメラ機能を使ってみたら、なるほどこれはケータイ付きデジカメかもしれないと納得した。それは外観であり、使用感であり、画質であり、機能であった。
外観的には、言われてみれば、SO505iはデジタルカメラそのものだ。iとかαとか他の電話関連マークを消したら、たぶん誰もがデジカメだと思うであろー。また、テンキー面裏側、レンズがある面なんざぁこれはもーサイバーショットUとよーく似ているわけである。しかも豪勢にレンズバリアまで装備。非常にデジカメっぽいケータイ付きデジカメと言える。ついでに本格的なフラッシュも付けちゃえばいいのに~と言える。でもそんなことしたら電池がもたないかも~と言える。
基本的な使用感もデジカメ然としている。カメラモードに移るには、メニューを辿るか、シャッターボタンを長押しすればいい。シャッターボタン長押しの場合だと、カメラモードへの移行時間(デジカメにおける起動時間ですな)はおよそ3秒弱。で、その後はフルオートデジカメな感じでシャッターボタンを押すだけで撮影できる。
SO505iのカメラ機能には、まあ他のカメラ付きケータイもだいたい同様だが、AFとかいう概念がないのでシャッターボタン半押しの概念もない。ので、シャッターボタンを押せば即撮影。レリーズタイムラグも非常に短いようで、けっこー動きのある被写体でも(十分に明るい状態なら)カンタン&キレイに撮れたりする。
撮影できる画像サイズはiショット用の120×120ドットと288×352ドット、505iシリーズの待ち受け画面サイズとなる320×240ドット、640×480ドット(VGA)、1280×960(半端なSXGA!?)となる。なお、1280×960ドットのサイズで撮影した場合、画像の保存時間には約7秒かかる。もーちょい速く保存して欲しぇーッ!!と思うが、イラつくほどでもない。
肝心の画質は、既に各Webサイトにサンプル画像が出ているので参照していただきたいが、っていうか撮った写真が比較的にプライベートっていうか肖像権保護のためっていうかお出しできなくて残念なんですけど、携帯電話で撮った写真とは思えないクオリティがある。明るい屋外などで写真を撮ると特にそうで、色鮮やかで十分に“思い出の写真”と言える画像になってくれそうだ。
ただし、やや暗い場所ではノイズっていうかザラザラ感が目立つ。また、レンズがパンフォーカスなのだろうか、被写体や被写体までの距離によっては微妙に“ネムい”画像になる=ピントの切れがいまひとつと思うケースがある。
だけれどもしかし、こういう解像度の写真が撮れちゃうとなると、他の30万画素前後の撮像素子を持つカメラ付きケータイの魅力はガコーンと下がってしまう。どーせ撮るならある程度高解像度のほーがいい───キレイだしツブシが利く。また、デジカメの代替えともなってくれる。
■ けっこーイケてるカメラ機能
メガピクセルを搭載しただけではなく、携帯電話のデジカメ機能として非常に高機能な設定や撮影モードを搭載しているのだ
あとですね、SO505iの主機能と言いたくなるようなデジカメ機能、ヘタなメガピクセル機よりもずっと高機能&便利かも!?と思わせる機能と使い勝手がある。
まず機能。ほとんどの機能をメールボタンで呼び出せて、各機能をジョグダイヤルを中心に変更・設定できる。機能としては、撮影モード(通常撮影、連続撮影、ムービー撮影、フレーム付き撮影)の変更、画像サイズ変更、夜景モード、セルフタイマー、ピクチャーエフェクト(ネガ、ソラリ、セピア、モノトーン)、保存先フォルダ選択、フォトライト、ホワイトバランス(オート、室内、蛍光灯、屋外)、スポット測光(!!)、シャッター音(3種)、オートカメラオフ(30秒、1分、2分、3分)、ファイル番号リセット、アルバム起動などがある。要は、携帯電話のデジカメ機能としては、ヒッジョーに高機能なのだ。
それから使用感。上記の機能群は、ソニー製デジカメと良く似たインターフェイスで使える。画面下に機能群がならび、そのひとつを選ぶと機能の内容がポップアップするというインターフェイスだ。ハードウェアインターフェイスの面では、ジョグダイヤルおよびその左右のボタン、それからiモードボタンとメールボタンの5つのボタンを非常にうまくデジカメ機能操作用に割り当てていると感じた。使用開始直後は若干戸惑うが、すぐに慣れ、実に快適に使いこなすことができる。ソニー製デジカメ使ったことある人なら一発で使いこなせそうな印象。それと、撮影時にはジョグダイヤルで露出補正ができ、ジョグダイヤル左右のボタンでデジタルズームを使用できるあたりも、んーむ、カメラとしてよくこなれている感じ。
26万色表示の2.2インチ液晶をファインダーとし、上記の各機能群を利用し、メモリースティックDuoに画像を保存でき、てなあたりで既に130万画素のサイバーショットUことDSC-U10を凌駕しまくっているSO505i。サムネイル表示可能なアルバム機能や画面の見やすさ、それから全体的な使用感を考えると、ちょっとしたデジカメ以上の扱いやすさがある。もちろんiショットなんかも使えるわけで、SO505iはやっぱりケータイ付きデジカメかもしれない。
てなわけで、一見キワモノ的に見えるSO505iだが、その形状は意外なほど理詰めで作られており、カメラ機能もバッチグー。また、携帯電話としての操作感・実用性を見ても、一連のソニー・エリクソン製端末と同様に使いやすい。ちょいと厚めで重めという難点と、電話関連機能のソフトウェアインターフェイスの表示が荒くてせっかくのQVGA液晶が生かし切れていないとも思うが、実際の使用感から言えばこのスタイルの端末が主流になってもおかしくないような気もする。
そー言えばWRISTOMOにしろSO505iにしろ、最近の端末メーカーはアグレッシブかも!!などと再び携帯電話系ガジェットにオモシロミを感じ始める今日この頃である。こういう風変わり端末がどんどん出てきて、市場がさらに活気づいていくと愉快ですな。
■ URL
 SO505i製品情報(ソニー・エリクソン)
 http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so505i/
 SO505iニュースリリース(NTTドコモ)
 http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0602.html
■ 関連記事
・ SO505i(サイバーシルバー)
・ ドコモ、「505i」シリーズを発表
2003/07/14 17:01

ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/14807.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm
















 

[機器][携帯電話] SonyEricsson/AU A1301S~モーションアイ第二世代ケータイ



[機器][携帯電話] SonyEricsson/AU A1301S~モーションアイ第二世代ケータイ
フツーのケータイが欲しいっ!!「au A1301S」
スタパ齋藤
■ 2003年の俺とケータイ
比較的にフツーの外見であり,スペック的にもフツーのau端末ことソニー・エリクソン製A1301S
このようなサイトでこういったコトを書くのはどーかと思うが,書くと,俺が求める携帯電話は,結局,通話とメール送受信ができりゃイイと言えよう。
……以前は,そうは思っていなかったが,最近アレでしょ,常時接続なPHSデータ通信カードが当然化して,さらにサブノートやPDAの処理能力がこなれてきた。当たり障りがあるかもしれないが,ネット上のコンテンツで,携帯電話向けのものに関しては,全然魅力がないよーに思える昨今。
仕事や生活に必要な事柄を,そういった携帯電話向けサイトで処理できるのは確かに便利だ。また,携帯電話だけしか持っていない状況では大いに役立つ。例えばチケット予約やバンキングや各種情報検索や,あるいはコミュニケーション等々。それからゲーム類ってのもありますな。しかし,当然ではあるが,同様のことをサブノートでもPDAでもヤレる。わざわざケータイでやる必要ってあるんだろーか!?と。
以前は,いわゆる多機能・高機能携帯電話を使い“携帯電話だけでいろいろこなす”というコト自体を楽しんでいた。まあ実際に役立ってもいたわけだが,現在,冷静に考えると,役立つとか利用とかいうことよりもむしろ「俺のポケットに入ってる小さな端末だけでここまでこなせるんだ!!」という興奮が,真の目的だったように思える。つまり,ケータイっていろいろデキるんだゼ!!という事に慣れ,普通でしょソレってと感じられる現在,携帯電話の多機能さや高機能さに,魅力も興奮も感じなくなってしまった拙者。
細かいことは省いて,結論から言えば,拙者思うに携帯電話で快適に行なえることだけヤレりゃぁイイや,と。具体的には,通話とメール送受信だけでイイのダ,と思うに至った。
で,通話&メール,という事を考えると,俺的結論はただひとつ。auのソニー(エリクソン)製端末だ。やはり細かな話は省くが,俺の使用環境においてはauの通信方式が音質的にも安定性的にも最良。そしてPOBoxとジョグダイヤルの組み合わせ(スピードメーラー)による文字入力がイチバン好み。てなわけで,最近はソニー・エリクソン製のau端末を使用中なのだ。
■ フツーのケータイが欲しいっ!!
A1301Sを開いたところ。ヒンジ部にはモーションアイが組み込まれているが,その他ハードウェア的に目立つ部分はない
先日,ソニー・エリクソンからA5402Sというハイエンド(!?)端末が発表された。モーションアイ第二世代端末!!しかもQVGA液晶だしサブ液晶もカラー!!ほほほ欲……と途中まで物欲が高まったが,んーむ,やめとこう,と急激にテンションが下がった。
どうもウワサによると液晶は高精細なものの,表示フォントが精細ではなさそーだし,カメラは相変わらず30万画素台だし……GPSやJAVA(ezplus)に対応したのはいいが,結局俺ってそーゆーのに飽きちゃった奴だし,と。
で,さて,拙者が使用中の端末は何かと言えば,auのソニー・エリクソン製端末ことA1301S。
特徴としては,二つ折り端末で,デュアル着せ替えで,31万画素のカメラ(モーションアイ)内蔵で,スピードメーラー(POBox&ジョグダイヤル)採用というあたり。前述のA5402Sと比べると機能的に見劣りするし,当然だがau製5000番台端末と比べてもかなり見劣りするし,あるいはドコモの505iシリーズなんかと比べるとガックリと見劣りする。
のだが,しかし,俺は非常に気に入って使っている。だいたい俺が使わない機能を最初から持たないってのがサッパリしていて良い。そして,使う機能・性能に関しては,コッソリと非常に実用性が高いというところがまたニクい。
専門用語辞書を入れてスピードメーラーを使っているところ。変換候補として固有名詞が多量に出現
例えばスピードメーラー。使用感は従来のソニー製端末やソニー・エリクソン製端末のそれとあんまり変わらないが,辞書ダウンロードサービスに対応していてコレが最強に便利ッ!!これ,具体的には,ソニー・エリクソンのau製携帯電話専用サイトことSonyEricsson@ezから,POBox専用の専門用語辞書を無料でダウンロードできるというサービスだ。自分の用途等に合った辞書をダウンロードすれば,POBoxの予測変換入力の効率がズバッと高まる。凄く高まる。非常に高まる。ホントに高まりまくりでスゲェ快適!!
辞書は常時130種類以上用意されており,A1301S上で同時に使えるのは20種類まで。辞書のカテゴリとしては,エリア情報,流行・ニュースな言葉,ビジネス・スタディ,エンタテインメント,趣味・スポーツ,生活・文化など。
例えばエリア情報カテゴリから自分が住む地域を選び,方言の辞書をダウンロードすると,その地域独特の言い回しや言葉など(つまり方言ですな)をPOBoxの予測変換候補として使えるようになる。あるいは,ビジネス・スタディのカテゴリからコンピュータ・ITの辞書をダウンロードすると,A1301S上でのコンピュータ用語入力がものすげー効率良くなる。
これまでもスピードメーラー(POBox&ジョグダイヤル)は,俺にとって最高の携帯電話用日本語入力システムだと感じていたが,これに専門用語辞書が使えるとなって,もはや向かうところ敵なし!!これ以上快適にメールを書きまくれるケータイは他に……あ,A5402Sもきっと同様の使いやすさだと思うが,スピードメーラーと辞書ダウンロードサービス最高!!好き好き大好き!!みたいな。
ただ,おもしろがって辞書をバシバシ入れちゃうとけっこー大変なことになる。方言とITと芸能と……みたいにたくさんの辞書を入れて使うと,フツーの表記のメールを書きたいんだけど,なーんかコンピュータ用語とか芸能人名とか方言ばかりが予測変換候補の上位に上がってきたりして。専門用語混じりのメール等を書くときには非常に便利だが,普通に使う分には少々ウザったい変換候補が出まくるというわけだ。
ただ,各辞書の使用・不使用(ON・OFF)は容易に設定できるので,使わないときはOFFにしておけばいい。また,POBoxによる予測変換は学習もするので,ある程度使い込めば,専門用語辞書をONにしたままでも,効率よく日本語変換をしていける。でも,無料だしオモシロいもんで,最初はバシバシ入れちゃいがちなんですよね~専門用語辞書を。
さておき,携帯電話の高機能化が進みまくりの現在において,なーんか今ひとつヒキがない感じのA1301Sだが,メールの送受信をするための端末としてはヒッジョーに最強に使いやすい(ジョグダイヤルを嫌わない人にとっては)。また,音質的にも,俺の使用環境では音が悪いことも通話が途切れることもないので,快適。GPSやJAVAやBREWにクラリとキたりせず,フツーの端末にしよう!!と,いつもと違って禁欲的(!?)なスタンスで選んだA1301Sだが,買って正解,使って大満足というわけだ。
■ 使えるパネル色・柄がある!!
ベーシックな色が増えた着せ替え用パネル。拙者が持ってるのはこれら6色っス。オレンジや緑はややハデめだが,全体的におとなしい色なので持ってて恥ずかしくないのダ
A1301Sはソニー・エリクソン製端末としては初の,っていうかこーゆーギミックはソニエリ端末にしかないが,着せ替え端末であり,かつ,それが表裏デュアルで行なえる。
最初は,なるほどデュアルか……バッテリーカバーがカラフルな着せ替えパネルを兼ねているとゆーのはちょいと新しいアイデアですな,程度にしか思わなかった。着せ替えパネルで遊ぶのは,確かに楽しいし,端末色を変えて気分一新できるということで実用性もある。が,これもやっぱり,GPSやJAVAと同様,俺にとってはけっこースグ飽きちゃうギミックではあった。ので,まあデュアル着せ替えだっつっても遊ぶのは最初のうちでしょうな,とローテンションであった。
しかし実際使ってみると,これまでの着せ替え端末よりも実用性が高いと実感した。着せ替え端末としてこれまで俺が使ったのは,C406S,A3014S,そしてこのA1301Sだ。
で,俺の独断と偏見によれば,どちらの着せ替えパネル群もちょっとハデ過ぎって感じのものばかり。おとなしい色柄のものもあるにはあるが,全体的にケバかったりサイケだったりヤンキーっぽかったり。中年のオッサンが持つには突飛な色柄ばかりであった。ついでに,シンプルさに惚れて一時はA1101Sを買いそうになったが,この端末のパネルはもーハデハデだしパネルが光るしで,やっぱりオッサンには辛い。
一方,A1301Sには,わりとベーシックな色柄のパネルが多いと感じた。ソニー・エリクソンの紹介ページでは,けっこーハデでサイケなパネルが多く紹介されているが,ソニースタイルのパネル売り場には,本体セット色(端末本体に付属するパネル色で別売されているのをあまり見かけないブツ)も揃っている。そこを見ると,ハデ・サイケな色柄よりもプレーンな色柄のほうが多いということがわかる。
てなわけで,速攻で地味系・プレーン系の色柄のパネルを購入し,いろいろ着せ替えてイメチェンを。そしたらですね,楽しいのは当然なんですけど,案の定これが実用的。例えば仕事に行くときは白とか黒とかシルバーとかにして,遊びに行くときはオレンジとか緑とか,そしていつもはブルーなどとし,楽しむと同時に,場所に合わせた色選びってのを“マトモな色柄のパネルを使ってできる”わけなんですよダンナ!!パネルをちょくちょく変えると,いつも新しい端末持ってる気分になれるんですよお嬢さん!!って大したコトじゃないのだが,俺的視点から言えば,パネル色の実用性においても,なかなかイケてるA1301Sである。
■ カシオのMy Sync
デジカメが好きでしょうがねえ俺は,携帯電話に内蔵されているカメラも非常に好き……だったのは以前の話だ。内蔵カメラは確かに楽しいし,時には便利だし,あったほーがイイと思えるデバイスではある。が,俺の場合はわりとすぐに飽きてしまったりする。だってOptio SとかEXILIMとかIXYのほーが便利じゃん,ていうかカメラ付きケータイと比べたら画質もサイズもサイバーショットU20のほーがイイじゃん,てな感じで,所詮は携帯電話に入ってるオマケだと思っちゃったりする。
まぁカメラ付きケータイなんて,暇ん時に撮って遊んで時々メールに添付したりあとは全部消したりするだけの刹那的機能だぜ,てなスタンスだった。が,カシオのMy Syncを使い始めてから,ちょいとその考え方が変わった。
My Syncは,いわゆる携帯電話メモリ編集ソフト,の,高機能版という感じのソフトウェアだ。最初はカシオ製のau端末A3012CA専用のソフトという印象が強かったが,その後続々とauの新端末に対応しまくって,現在はau端末所有パソコンユーザー必携っぽい定番ソフトとなっている。
My Syncは3種類あって,auのカメラ付きケータイ向けのMy Sync Photo 2───ケータイで撮った写真を活用することに特化したバージョン,強力なメモリ編集ソフトとしてのMy Sync Biz───携帯電話のメモリをパソコンにバックアップしたりOutlook等とシンクロナイズ(!!)させられる多機能・汎用バージョン,それからMy Sync Photo 2かMy Sync Bizを購入したユーザーなら無料で使えるMy Sync Address───端末のメモリバックアップとアドレス帳編集を行なえる単機能メモリ編集ソフト,となる。Photo 2かBizを買えば,Addressもゲットでき,つまり写真指向のメモリ編集ソフトと携帯電話PDA化指向のメモリ編集ソフトとしても“買い分けられる”あたり,ユーザー本位な雰囲気があってナイスだ。さておき,俺が使っているのはMy Sync Biz。
My Sync Bizは,個人情報管用ソフトおよびメーラとしてMicrosoft Outlook2002を使っている俺にとって,ヒッジョォォォ~に便利だ。何しろ,何ら工夫ナシ&面倒を気にすることなく,Outlook上の常用データをA1301Sなどのau製端末に転送できる(端末→Outlookへの転送やシンクロナイズもできる)のだ。
My Sync Bizのメイン画面。基本的にはアイコンを一発押すだけで各種処理が始まり,終わる。一見,低機能ソフトっぽいが,けっこー凝ったことがいろいろできたりする My Sync Bizでの環境設定画面。このあたりは,まあ,フツーの携帯電話メモリ編集ソフトと同じよーな雰囲気
俺の場合,Outlookでの個人情報管理として,主に連絡先(アドレス帳),予定表(スケジュール),仕事(ToDo)を利用している。で,My Sync Bizを使って,A1301SとOutlookをつなぐと,スコッと一発でそれら常用データをA1301Sに転送できる。つまりOutlook上の連絡先データがスパァァッと一発でA1301Sに入っちゃうんですよ!!もちろんデータの整合が取れないとかいうダセぇ問題も一切ナシ!!同様に,Outlookの予定表はA1301Sのスケジュールに,仕事はタスクリストに,というふうに転送されるので,ちょいと出かける程度ならPDAやサブノートがほぼ不要に。
……でもまあ,Outlookのメモを転送できないとか,連絡先データ内の詳細項目転送はやっぱり無理など,A1301S等携帯電話側の制限からくる物足りなさもある。また,今時の携帯電話メモリ編集ソフトでは,My Sync Bizとだいたい同等のコトができたりもする。
しかし,なんかですね,使っていて調子イイんですよMy Sync Biz。それと携帯電話端末作ってるメーカーことカシオ製だからか,細かな機能や動作に関しても抜け目がない感じ───例えばOutlookと端末をシンクロナイズさせ,ああっシンクロナイズしちゃマズかったんだ古いデータのほーが正しいんだったぁ~てな場合でも,My Sync Bizのリストア機能を使って,端末側もOutlook側もシンクロナイズ直前の状態に戻すことができたりする。
シンクロナイズや設定の設定画面。Outlookとのシンクロナイズでは,携帯電話側とOutlook側のデータの対応まで詳細に設定可能。他の項目も細かく設定でき,どちらかというとPDA用のシンクロナイズソフトを使用している感覚だ
■ My Syncとカメラ付きau端末
ファイル転送時に表示されるウィンドウ。エクスプローラライクな使用感で,容易に携帯電話・パソコン間でのファイル転送を行なえる
さておき,話を戻して,My Sync Bizを使ったら,カメラ付きケータイの良さを改めて認識した。カメラ付きケータイって,日記的にパシパシと写真を撮って,数週間あるいは数ヶ月もしくは数年後に「あ~以前はこんなコトしてたなぁ」とか思い返すのにうってつけな装置かも!!と。
My Sync Bizには,au端末内の各データフォルダのファイルを,パソコンへ転送する機能もある。使い方はカンタンで,単にボタンを押すだけで,例えば携帯電話の中の写真を,パソコンに転送可能。で,毎日ケータイを持ち歩き,一日の節目節目で写真を撮って,家に帰ったら画像をパソコンに転送する。これをやっていると,わりとアッという間に,パソコン内部がA1301Sの画像だらけに。それら画像を後日見ると,カメラ付きケータイによる写真ってなかなかイイな,と感じる。
これはデジカメを使い始めた頃の感触と似ている。フィルム式カメラだと,そのランニングコストや手間から,あの日あの時の些細な瞬間を取り損ねることが多い。が,デジカメだと,撮ろうかどうしようかと思う前にとりあえず撮っておける。すると,大したコトないデジカメ写真が,後日,意外な味を持ち始めたりする。
カメラ付きケータイだと,この効用(!?)がさらに大きい。デジカメを持ち歩かなくても撮れるからだ。電話をかけたりメールをしたりコンテンツを見たりする“ついでに”パチリと撮れる。電源すら入れる必要がなく,思い立つまでもなく,何となく写真を撮っている。デジカメ以上に撮りまくり状態になるデジカメだと言えよう。
しかし,その画像をパソコンに転送して保管するかと言えば,少々話が変わってくる。だいたい捨てちゃう場合が多いし,自分宛にメールしてまでパソコンに転送……しないのではなかろうか?ていうか拙者は捨てちゃってたし,ロクに転送もしていなかった。のだが,My Sync Bizを使ってからは,ビシビシ転送。カンタンに転送できるので,撮ったらその日か翌日かあたりには,パソコンに保存。となって,なるほどカメラ付きケータイで撮った画像ってのは,画質も状況もデジカメのそれよりも落ちる(というか雑!?)だが,記憶を蘇らせる画像としては非常に強い力を発揮するなぁと思うのだ。
ソニー製端末の大きな特徴であるジョグダイヤルは,ソニー・エリクソン製となっても健在。好き嫌いが別れるインターフェースだが,これを好む人にとっては虜になってしまうほど使いやすい モーションアイ御近影。ハードウェア的にはさほど目立った点はないが,使用感は非常に良い。ケータイのカメラは30万画素程度で十分っスよ,と思うなら非常に魅力的とも言える使用感だ
話が私事に強く傾いてしまったが,My Syncはau端末ユーザーにとってかなり便利に使えるソフトウェアであり,また,カメラ付きケータイのおもしろさをさらに高めてくれるお手軽ソフトじゃないかしら,ということ。お試し版も用意されているので,興味のある人は一度手を出してみると愉快かも知れない。
あ,蛇足だが,いや本来は蛇足にしてはいけない事柄だが,A1301Sのカメラ機能,かなりイイ感じっス。カメラ自体は31万画素で今ひとつパッとしない画素数だが,カメラ部290度回転して多彩な撮影スタンスが取れて便利。またカメラ部を下に向けるとレンズが保護されるので安心&盗撮疑惑を受けるよーなコトもない。撮影機能も,ホワイトバランス調整や露出補正ができ,撮れる画像もこのクラスの内蔵カメラとしては非常にキレイな部類だと言えよう。
それから,撮影時モニタリングスピードは毎秒30フレームで,つまり液晶ファインダーの追従性が非常に高い。動き回るワンちゃんを撮るには向かないが,レンズの向きと液晶表示が一瞬ズレちゃって撮影時にイラつくようなストレスはほとんどない。ついでに,静止画や動画を処理するための専用チップを搭載しているため,撮影後の画像保存や再生が非常に速い。比較的に多くのカメラ付きケータイにありがちな,撮影や再生時の待たされ時間というのがほとんどないので,快適に撮影・再生を楽しめるのであった。
A1301Sは,au端末だけに音質が良く,通話時の安定性が比較的に高く,まずは電話機として気分良く使える。前述のとおりスピードメーラー採用端末で専門用語辞書も使えるので,メールの書きやすさは抜群。ジョグダイヤルに関しては機構・使用感に関わる好みもあるが,それに違和感がないという人なら,携帯電話全体の操作効率を劇的に高めてくれると思う。カメラ機能も,画素数こそ低めだが,画質的にも機構的にも非常に良くできている。てなわけで,一に通話,二にメール,GPSもJAVAもBREWも要らなくて,My Sync Biz使って画像を愉快に楽しむという拙者においては,やっぱりベスト端末だなぁと思えるA1301Sなのだ。
■ URL
au端末「A1301S」製品情報(ソニー・エリクソン)
http://www.sonyericsson.co.jp/product/au/a1301s/index.html
2003/06/09 15:49

ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm











 












スタパ齋藤
1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し,高校時代にコンピュータ野郎と化し,大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。
特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。
収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。

ケータイ Watch
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2001年2月2日金曜日

[機器][携帯電話] DoCoMo/Sony SO503i~iアプリケータイ


[機器][携帯電話] DoCoMo/Sony SO503i~iアプリケータイ
SO503i,iアプリ内の情報が流出するセキュリティーホール
NTTドコモは,SO503iにiアプリデータが不正に消去・読み出しされる不具合があるとし,同端末の販売を一時停止した。不具合が発生するのは,これまでに販売されたすべてのSO503iで,該当端末のユーザーに対しては交換用の改善機が準備でき次第,DMで通知される。
今回明らかになった不具合は,iアプリをバージョンアップする際,データ保存領域の容量が旧バージョンより大きくなるとエラーが発生し,他のiアプリのメモリ領域を上書き・読み出しできるようになるというもの。iアプリをプログラムする際に回避できる問題で,現在iモード公式メニュー内に登録されているiアプリは,バージョンアップを行なってもこのエラーは発生しない。また,ユーザーは安全が確認されていない一般サイトのiアプリをバージョンアップさせず,一度消去してから新しいiアプリをダウンロードすることで,エラーを防ぐことができる。
ただ,偶然もしくは悪意を持って作成されたエラーを含むiアプリをバージョンアップした場合,同じ端末に保存されているiアプリのデータを破壊したり,読み込んでしまうことがある。エラーが発生してもiアプリ以外の機能には支障はなく,iアプリ以外のメモリ領域が読み書きされる可能性はないが,iアプリ内に個人情報などを保存している場合は,そこから情報が流出する可能性がある。
この問題を受け,「リモートメール」を提供しているネットビレッジでは,iアプリ内に記録したメールアカウントを使ってメールチェックを行なう「リモートチェッカー」を,他のiアプリにメールアカウントを読み取られないように改良中で,改良版ができるまでの間,SO503iからリモートチェッカーを削除することを推奨している。
iアプリではセキュリティ保護の観点から,実行中のプログラム自身のメモリにしかアクセスできないような制限を端末側に組み込んでいる。このため,iアプリ内に個人情報を記録しても安全とされていたが,今回の不具合はその前提条件が崩された格好となった。
なお,改善機の準備が整う時期は不明で,交換や販売が再開されるめどはたっていない。この他にもSO503iは,初期生産分に「液晶面に傷がつきやすい」という現象が発生するほか,5月生産分には「留守録サービス接続機能が作動しない」という不具合が発見されている。
URL
・SO503iの不具合についてのお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew0511.html
・ネットビレッジの「リモートメール」に関するお知らせ
http://rmail.netvillage.co.jp/so503i.html
・関連記事:SO503i,交換用製品の留守録サービス接続機能に不具合
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/10/so503i.htm
・関連記事:ドコモのSO503i,キー痕が付いた製品を無償交換
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/04/23/so503i.htm
・関連記事:消された着信メロディ(法林岳之のケータイ・イズ・ノット・イナフ)
http://k-tai.impress.co.jp/column/090/2001/05/02/
(白根 雅彦)
2001/05/11 21:10

ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm
 

1994年4月20日水曜日