[通信] MNO勢力地図(23.10)
スマホの通信契約、「UQ mobile」「Y!mobile」などキャリアサブブランドが増加。総合満足度トップは「ahamo」【MMD研究所調べ】
2023年9月のMNOシェア・満足度を調査。
今井扶美(Web担編集部) 10/25 8:40
調査/リサーチ/統計 | 調査データ
MMD研究所は、「2023年9月 MNOのシェア・満足度調査」を実施した。予備調査では40,000人、本調査では2,700人が回答している。
■MNOの利用率、「UQ mobile」が0.9ポイント増
まず、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞くと、従来プラン・オンライン専用プラン・キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は90.2%となった。そのうち、オンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)の割合は9.1%、キャリアサブブランド(Y!mobile、UQ mobile)の割合は17.9%となり、2023年2月の調査よりも微増していた。また、サブで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞くと、4キャリアの割合は84.4%、オンライン専用プランの割合は14.2%、キャリアサブブランドの割合は12.1%となった。
MNOの利用率の推移を見ると、2023年2月と比べて最も割合が増えたのは「UQ mobile」で0.9ポイント増。次に「ahamo」と「Y!mobile」が0.5ポイント増となった。
■総合満足度1位は「ahamo」、NPS1位は「LINEMO」
利用しているMNOサービスの総合満足度を聞いたところ、「ahamo」が最も高く736ポイント、ついで「LINEMO」が735ポイントとなった。また各サービスのNPS※を算出すると、「LINEMO」が最も高く、ついで「povo」「ahamo」の順となった。反対に最も低かったのは「SoftBank」だった。
※NPS:ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度。家族や友人にすすめたいかどうかを10点満点で評価。
調査概要
【調査期間】2023年9月22日~9月27日
【有効回答】<予備調査>40,000人 ※人口構成比に合わせてウエイトバックを実施 <本調査>2,700人 ※docomo(n=300)、au(n=300)、SoftBank(n=300)、ahamo(n=300)、povo(n=300)、LINEMO(n=300)、Rakuten最強プラン(n=300)、Y!mobile(n=300)、UQ mobile(n=300)
【調査方法】インターネット調査
【調査対象】<予備調査>18歳~69歳の男女 <本調査>MNO利用者
関連リンク:
プレスリリース
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2277.html
MMDLabo
https://www.mmdlabo.co.jp/
MMD研究所
https://mmdlabo.jp/
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Web担
https://webtan.impress.co.jp/n/2023/10/25/45867
[通信] MNO満足度ランキング
通信サービスの満足度はahamoとLINEMOがツートップ、伸び率トップはUQ mobile MMDの調査より
調査リポート
2023年10月19日
[エースラッシュ,ITmedia]
MMD研究所が、10月19日に「2023年9月MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表。NTTドコモの「irumo」「eximo」とauの「auマネ活プラン」認知度は約半数で、総合満足度は「ahamo」、NPSは「LINEMO」がトップとなった。
MMD研究所は、10月19日に「2023年9月MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表した。対象はNTTドコモ、au、ソフトバンク、ahamo、povo、LINEMO、Rakuten最強プラン、Y!mobile、UQ mobileの利用者各300人。予備調査の18~69歳の男女4万人のうち、通信契約しているスマートフォンを所有している3万6331人を対象に、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いた。従来プラン、オンライン専用プラン、キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は90.2%で、ahamo、povo、LINEMOを合わせたオンライン専用プランの割合は9.1%、Y!mobile、UQ mobileを合わせたキャリアサブブランドの割合は17.9%となった。2023年2月の調査と比べるとオンライン専用プランは1.1ポイント、キャリアサブブランドは1.9ポイント増加している。
通信契約しているスマートフォンをサブ利用している4090人へサブ利用の通信サービスを聞いたところ、従来プラン、オンライン専用プラン、キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は84.4%。同様にオンライン専用プランの割合は14.2%、キャリアサブブランドの割合は12.1%となる。
メイン利用しているスマートフォンでMNOを利用している3万2787人を母数とし、MNO各サービス割合を求めて2023年2月調査と比較した。最も割合が増えたのはUQ mobileの0.9ポイント、次にahamoとY!mobileの0.5ポイントとなった。
通信契約しているスマートフォンを所有している3万6331人へ、NTTドコモとauの新プラン「irumo」「eximo」「auマネ活プラン」について聞いた。NTTドコモユーザーのirumo、eximoの認知は半数を超え、auユーザーのauマネ活プランの認知は45.2%となった。MNOを利用している2700人へ利用サービスの総合満足度を聞いたところ、ahamoが最も高く736ポイント、LINEMOが735ポイントとなった。また、家族や友人に勧めたいかどうか10点満点の点数をつけ、9~10点が推奨者、7~8点を中立者、0~6点を批判者とし、推奨者から批判者を引いたNPS(ネットプロモータースコア/顧客推奨度)算出した。サービス別のNPSはLINEMOが最も高く-7.0、次いでpovoが-11.3となった。
■関連記事
携帯電話サービス顧客満足度調査、大手キャリアの1位は? MVNOは3年連続IIJmioが1位 J.D.パワー調べ
J.D.パワーは、9月27日に「2023年携帯電話サービス顧客満足度調査」の結果を発表。業界全体でオンラインサポートの満足度が向上し、特にビデオ通話サポートの評価が高い。「MNPワンストップ」の認知度は低迷している。
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MMD研究所が、9月26日に「通信キャリアの乗り換え経験に関する調査」の結果を発表。通信キャリアの乗り換え経験ありは53.5%で「一度も乗り換えなし」はNTTドコモユーザーがトップ。また、24.5%が乗り換えを検討している。
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MNPの利用経験が最も多い携帯キャリアは? MMD研究所が調査
MMD研究所が「2023年2月通信契約サービスに関する調査」の結果を発表。MNPの利用経験は24.6%で、大手通信キャリアユーザー別にでは「Rakuten UN-LIMIT」と「LINEMO」の半数以上が利用経験ありと回答した。
4キャリアの通信サービス、満足度1位はUQ mobile NPS1位はahamo MMD研究所調べ
MMD研究所が「2023年2月MNOのシェア・満足度調査」の結果を発表。メイン利用はMNOが90.3%だが、オンライン専用プランとキャリアサブブランドが引き続き増加傾向にある。
ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2310/19/news148.html
契約数シェア減少のドコモとソフトバンク、流れた先は「ソフトバンクMVNO」【総務省調べ】
10/25(水) 8:11配信
総務省は、「電気通信サービスの契約数およびシェア」に関する調査結果を発表した。電気通信事業報告規則にもとづき、電気通信事業者からの報告などを集計したもので、四半期ごとに実施。今回は2023年度第1四半期(6月末時点)のデータとなっている。
まず移動系通信の契約数は2億1,282万(前期比+0.9%)、携帯電話の契約数は2億1,268万(前期比+1.0%)となっている。推移を見ると、ここ数期はずっと増加傾向を維持しており、いまだ頭打ちを迎えていない。通信方式については、3GやLTEがなだらかに減少する一方、5Gが急増している様子がうかがえる。
「移動系通信の契約数」の事業者別シェア推移を見ると、「NTTドコモ」と「ソフトバンク」がじょじょに減少。「NTTドコモ(MVNO)」「KDDIグループ」「KDDIグループ(MVNO)」「楽天モバイル」はほぼ変換なし。そして「ソフトバンク(MVNO)」が増加していた。ソフトバンク(MVNO)は、LINEMO、ワイモバイルの他、mineo Sプラン、NUROモバイルSoftBank回線などが該当する。「携帯電話の契約数」においてもこの傾向は変わらない。
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/7484137cc9e116ff9055b90fbf95ed7578fc8a48
[通信] MVNO勢力地図(23.6)
MVNOの契約数は3半期連続プラス,IIJとNTTレゾナントがシェア拡大 MM総研調べ
2023/6/20(火) 17:36
独自サービス型SIMの市場規模
MM総研は、6月20日に「国内MVNO市場調査(2023年3月末時点)」の結果を発表した。
独自サービス型SIMの回線契約数は1312.1万回線となり前年同期比で4.2%増と3半期連続のプラス成長を記録。2023年3月末時点の携帯電話(3G、LTE、5G)契約数は2億747.5万回線で、携帯電話市場全体から見た構成比は6.3%と2021年9月末以降から横ばいで推移している。
2023年3月末時点で独自サービス型SIM市場の事業者シェア1位は
「IIJmio」「BIC SIM」
などを提供するインターネットイニシアティブ(IIJ)の22.4%(293.8万回線),2位は
「OCN モバイル ONE」
などを提供するNTTレゾナントの15.3%(200.7万回線),3位は
「mineo」
を提供するオプテージの9.5%(124.8万回線),4位は
「BIGLOBEモバイル」
などを提供するビッグローブの6.4%(84.6万回線)となった。IIJは個人向けの料金プラン「ギガプラン」が好調で、個人向けサービスが8四半期連続の純増を記録。NTTレゾナントは2021年10月から開始した「ドコモのエコノミーMVNO」が好調で、オンラインショップを通じた端末のセット販売が堅調に推移した結果と考えられる。同社では2024年3月末時点の独自サービス型SIM市場は1450万回線になると予測。IoT用途では今年度以降に市場が拡大する見込みで、2025年3月末時点のIoT向け回線比率は49.4%に達すると予測している。
ITmedia Mobile
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最終更新: 6/20(火) 17:36
(C) ITmedia Inc.
■コメント
('-')
最近は他社に押されて、影が薄いと思ってたビックローブは今でもシェア率や人気度がスゴイんだね。やっぱりYouTube見放題などのエンタメフリーは強いんだろうね。
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc102be3ada718d1c7122d8870622426a118c4
独自サービス型SIM市場シェア(2023年3月末時点)
1位,22.4%(293.8万回線) IIJ(IIJmio,BIC SIM)
2位,15.3%(200.7万回線) OCNモバイルONE
3位,09.5%(124.8万回線) mineo
4位,06.4%(084.6万回線) BIGLOBEモバイル
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc102be3ada718d1c7122d8870622426a118c4
独自サービス型SIM市場(格安SIM)(2023年)
◆MNO
ahamo
irumo(<<OCNモバイルONE)
UQmobile
povo
Y!モバイル
楽天モバイル
LINEモバイル
nuroモバイル
◆MVNO
IIJmio
BIC SIM
mineo
BIGLOBEモバイル
DoneDone(Biglobe)
AEONモバイル
J-COMモバイル
FREETEL
日本通信SIM
U-mobile
y.uモバイル
DMMモバイル
DTIモバイル
格安SIMの基礎知識とおすすめMVNO情報
https://kakuyasu-sim.mobi/basic/mvne/
独自サービス型SIM市場(格安SIM)(2022年)
◆MVNO
OCNモバイルONE
UQmobile
mineo(マイネオ)
イオンモバイル
FREETEL(フリーテル)
U-mobile
IIJmio
BIGLOBEモバイル
LINEモバイル
楽天モバイル
nuroモバイル
DMMモバイル
DTI
格安SIMの基礎知識とおすすめMVNO情報
https://kakuyasu-sim.mobi/basic/mvne/
[通信] 格安SIM,MVNO,MVNE,MNEの基礎知識
APNではなく実際のIPアドレスからMVNOのMVNEを探ってみた
更新日:2019年1月19日
格安SIMの提供事業者がMVNO。そのMVNOへ設備を提供している事業者をMVNEといいます。
要はドコモ・au・ソフトバンクらモバイル通信設備の所有者であるMNOとMVNO各社が皆直接契約しているわけではなく、あいだを取り持っている、「卸し」をしている事業者がMVNEです。
商流で表現すると「MNO→MVNE→MVNO」。
ここでMVNEは自社でも格安SIMを提供している場合がありIIJmioを運営するIIJやOCNモバイルONEを運営するNTTコミュニケーションズはそれにあたります。MVNOでありながらMVNEでもある。
この場合は「MNO→MVNO」。
逆にいうと全てのMVNOがMNOと直接契約している訳ではなくどこかのMVNEから設備一式を借りてMVNOをやっています。最初に書いた
「MNO→MVNE→MVNO」
ですね。
今回MVNO各社のMVNEを調べてみました。
■MVNEのISPとしての実績は格安SIM選び評価ポイントのひとつ
何故こんなことをするかというとISP(インターネットサービスプロバイダ)としての実績をMVNO(格安SIM)の評価ポイントのひとつと考えるから。
POI(相互接続点=MNOとの分岐点)
からインターネットへの接続はISPのクオリティ次第なのでここが「マズい」と繋がりが良くない格安SIMになります。下のスライドはIIJmio meetingでの公開資料の1ページ、分かりやすいので拝借。
図のモバイル網の中でMNOの通信設備からPOIを通じてMVNOに入ってきて、中央のIIJバックボーンがインターネットに接続するための通信網、そこからインターネットに出る。このバックボーンの所有者がISPです。
MNO各社と相互接続しているMVNEはISPです。だから今検討しているMVNOがどのMVNEなのか知ることは格安SIMを選定する上でインターネット接続環境の良し悪しを図る参考材料になります。
MVNOの格安SIMを挿して取得するIPアドレスからどのサーバー(リモートホスト)を経由してネットに出ているか確認が出来ます。このサーバーの所有者がMVNEです。
格安SIMの基礎知識とおすすめMVNO情報
https://kakuyasu-sim.mobi/basic/mvne/
[通信]「OCN モバイル ONE」値下げ〜格安MVNO値下戦争はさらに激化
2021年3月10日
■「OCN モバイル ONE」の新料金プラン発表,3月下旬に延期
NTTコミュニケーションズとNTTレゾナントは,3月12日に予定していた「OCN モバイル ONE」新料金プランの発表を延期することを告知した。発表時期は3月下旬を予定している。日程が決まり次第,Twitterアカウントで告知するとのこと。
[田中聡,ITmedia]
ITmedia Mobile
https://www.google.com/amp/s/www.itmedia.co.jp/mobile/amp/2103/10/news155.html