1991年7月14日日曜日
1991年6月27日木曜日
1991年6月18日火曜日
[機器][ゲーム] Konami BeatMania Pocket2
[機器][ゲーム] Konami BeatMania Pocket2
beat mania pocket2
いっそう洗練されたボディ前作の好評を受けて開発された第2弾。この筐体から『~ポケット』の名前が付く様になりました。ボディも凸凹が減り洗練された感じがします (体積的にはあまり変わってないのだが)。
本機からヘッドフォンを使った時のみ音量を段階に変更出来ます。それでもサウンドの音割れ&ノイズは相変わらずなのは残念ですが・・・。残念といえば、GREAT を出した時に光るLEDがひとつ (左のコナミマーク) になったのも残念。しかも、この位置って遊んでる最中って手で隠れるんですよねぇ・・・。
スクラッチテーブルの操作性が上がったのはグッド。とても反応が良くなりました。また、液晶の反射板に薄い色が付いてるのと GREAT,POOR などの文字が独立して表示されるようになったのも良いですね (FREE も今回はちゃんと使えるし)。
収録曲がイマイチなんであまり遊んでませんが、完成度の高いゲームであることは間違いありません。
Practice Mode
1. Reggae (Jam Jam reggae)・・・難易度☆☆☆☆☆
本機の購入者を前作経験者と考えているのでしょうか、いきなりレゲエです。レゲエって特有の裏打ちリズムとかあったりして聴いてる分には良いけど、実際に楽器を弾く時って結構大変なんですよねぇ。
まぁ、このステージの場合は未だそういう面倒なことは要求してこないので、陽気なオジサンの踊りやカレーを食ってるレゲエの顔見ながらプレイしても楽勝でしょう。個人的に、WS版のレゲエよりも好きな曲ではあリます。
2. Dj battle (Dj battle)・・・難易度★☆☆☆☆
おなじみスクラッチバトルモード。今回は、スクラッチテーブルの操作性が良くなったこともあり楽勝です。特に、このステージならオールGREATが当たり前って感じですね。DJのニイチャンの悔しがる姿が目に浮かびそうです。
3. Rave (e-motion)・・・難易度★★☆☆☆
ちょいとテンポが速く、さらにスコアの間隔が短くなるけど列の移動がそれほど無いのでまだまだ楽勝のはず。私は初めて聴いた曲でしたが1発でクリア出来ました。この曲で初めてサンプリングヴォイスが出てきますが、音割れが酷くて何て言ってるか良く聴き取れません (-_-;)
全編ダンサーのシルエットですが、途中に出てくるデジタル数字のようなメッセージは何を意味するのか・・・?
Normal Mode
4. Reggae (Jam Jam reggae)・・・難易度★★☆☆☆
曲もグラフィックも STAGE.1 と同じです。ただ、スコアがより細かくなり、裏打ちリズムの取り方も重要になってます。ただ、それでもまだまだ難易度2。よほどのことが無い限り失敗することは無いと思います。
5. Break-bts (2 gorgeous 4 U)・・・難易度★★☆☆☆
疾走感のあるビートとは裏腹に、曲自体は非常に単調で全然難しくありません。難易度が同じだからアレですけど、ステージの並び順としては4番目にあった方が良いかもしれません (あくまで個人的な感想)。
あと、この曲では FREE ゾーンが出てきます。ここがスコアの稼ぎどき?でも、この曲以外に出てこないのは何故!?
ワープ航法のようなグラフィックに始まって、ダンサーのシルエットがめまぐるしく表示されます。かなり他の曲の使いまわしが多いです (^_^;)
6. Dj battle (Dj battle)・・・難易度★★★☆☆
前作ではここで死ぬことが多かったですが、今回はスクラッチの反応が良いのでまったくノープロブレムです。連続スクラッチが多くなってますが、DJのお手本を良く聴いてタイミングをはかれば簡単にクリア出来るでしょう。
7. Rave (e-motion)・・・難易度★★★☆☆
STAGE.4 と同じ曲です。バーが多く、スクラッチとの複合が増えていますが、列の移り変わりが少なく早押しもあまり必要でないので簡単です。おそらく誰でも1発でクリアできるのではないでしょうか (私が出来たくらいだもの (^_^;))。
8. Funky-jazz groove (Stop violence)・・・難易度★★★★☆
GB版のスイング系のジャズとは違い、ファンク系のジャズ。オリジナル版では艶っぽいホーンセクションが非常に印象的な曲でしたが、携帯機ではさすがに音質の維持は困難だったようです。
しかし、ノイズ混じりながらも音声は出るしリズム的にもちゃんとノレるし頑張っているとは思います。
初心者は、終盤手前の細かいフレーズ移動の所でもたついてグルーヴメーターが一気に下がってしまうと思われます。他の個所は比較的簡単なので、その部分だけ AUTO PLAY で良くフレーズを聴いて練習すると良いでしょう。
有名なサックスを吹いているペンギンの他に、頭がブタ?のヒトの集団 (宇宙人?) が出てくるなど、グラフィックもサウンドに負けず劣らずアクが強いモノとなっています。しかし、最初のウチはコレを見る余裕は無いでしょうね。
9. Eurobeat (LUV TO ME)・・・難易度★★★★★
ダンス系御用達のユーロビート。最後に出てくる (難易度5) だけあって、スコアは多いし、連打は必要だし、テンポは速いし、と正に3重苦。
ただ、他機種版に比べると判定は大アマ。連打ポイントは適当に打っていても何とかなるし、その他の場所もスクラッチとの絡みが減っていて若干ではあるけど押しやすくなっています。それでも、1発でクリアするのは至難の業と思いますけど (^_^;)。
グラフィックは一番シンプル。光 (ランプのトンネル?) と EURO BEAT の文字の表示だけである (途中ダンスシルエットが入りますが)。もっとも、AUTO PLAY にでもしない限りグラフィックを見ている余裕は無いと思うのでこれくらいで良いのかもしれません (容量のこともあるだろうし)。
初代と同じく、ここを乗り切ればエンディングとなります。エンディングに関しては・・・初代と同じです。コレ以上望むのは酷だというコトなのでしょうか・・・。
芸魔の館 -Gamer's House-
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1991年6月15日土曜日
[機器][ゲーム] Konami Beat Mania~音ゲー登場
[機器][ゲーム] Konami Beat Mania~音ゲー登場
beat mania
アーケードの筐体を意識したボディアーケードの興奮をお手軽に、というコンセプトの元に開発された携帯版ビートマニアの第1弾。この時はまだ『~ポケット』という名称ではありませんでした。
アーケード筐体をそのまま小さくしたようなボディと、ボタン&スクラッチテーブルは、操作性はともかくとして (スクラッチテーブルの操作性は最悪>滑りやすい&反応が鈍い) かなりインパクトがありました。
GREAT を出した時に上部のLEDが光るのがクール。また、ドットの荒い液晶ディスプレイながらも雰囲気を盛り上げるグラフィックを表示してくれています。ただ、意味不明の FREE の表示が気になりますが・・・。
残念なのは、音が少し (かなり?) 大きくてスピーカーから出てくるサウンドが割れてしまっていること。ヘッドフォンを使ってもあまり変わらず、それどころかヴォリュームが無いので耳が痛くなってしまいます。
とはいえ、非常にお気に入りのゲームであることは間違い無く、今でもたまに遊んでいます。
Practice Mode
1. Hiphop (U gotta groove!)・・・難易度☆☆☆☆☆
オールドユーザーにはお馴染みの曲ですね (私は本機で初めて知りましたが (^_^;))。難易度表示が示すようにハッキリ言って練習用ステージです。初めての私でも1発でクリア出来ました (^_^)v
ストバスのシュートシーンから始まり、お馴染みのダンスシルエット、シュワちゃんのような男のチョット待ったポーズ (ガチョ~ンでも可 (^_^;))、DJミキサーのグラフィックが目まぐるしく変化します。なかなかクールなステージではあります。
2. Dj battle (Dj battle)・・・難易度★☆☆☆☆
おなじみスクラッチオンリーのステージ。グラフィックもターンテーブルが延々と表示されるのみで普通なら特に問題は無い・・・はずなのですが、本機の場合ターンテーブルの操作性&反応が非常に悪く連続スクラッチをキメるのは至難の技です。
私の場合、ターンテーブルにパチンコのハンドルよろしく棒を貼り付けてそれを弾くように操作しています (これだけでかなり反応が良くなる)。
3. Ballade (Do you love me?)・・・難易度★★☆☆☆
バラードというよりもバラッドといった方がしっくり来る感じがするミディアムテンポのナンバー (バラードって文字で見た感じスローテンポっていう気がするので)。難易度が2になっているもののスコアの数も少なくまだまだ楽勝の部類 (ま、練習モードだしね)。
ビートマニアGBの j-dancepop で使われていた、髪が揺れている女性のシルエットが表示される (元々こっち用のグラフィックだったのかな?)。
Normal Mode
4. Hiphop (U gotta groove!)・・・難易度★★☆☆☆
曲もグラフィックも STAGE.1 と同じです。ただ、スコアがより細かくなり、結構せわしなくボタンを押すことになります。それでもまだまだ難易度2。よほどのことが無い限り失敗することは無いでしょう。
5. Ballade (Do you love me?)・・・難易度★★☆☆☆
これも STAGE.4 と同じで STAGE.3 の強化版といったところ。イントロのスクラッチ4連発と終盤のボタン連打 (早くはないが数が多い) がチョイと曲者。でも、死ぬほどじゃないです (^_^;)。
6. Dj battle (Dj battle)・・・難易度★★★☆☆
ターンテーブルに何も施してない状態だと必ずここで死にます (^_^;)。連続スクラッチの多いパターンが続くので、ノーマル状態だと操作が追いつきません。こんなことなら下手にターンテーブルなんて付けないでボタンにしてくれれば良かったのに \(^_^;) ぉぃ
7. House (20, November)・・・難易度★★★★☆
マニアの間では名曲といわれてるハウス。オリジナルを聴いたこともあるけど、個人的にはこんなのが名曲といってるようじゃ連中の音楽センスも・・・って気もしますが (そんなにこだわるほどの曲かなぁ)、まぁゲームとしては非常にプレイしがいのある曲です。終盤のパターンはタイミングがずれると復活が難しく、おそらくほとんどの人はここでまず壁にぶち当たったことでしょう。
ダンスシルエットとDANCEの文字がめまぐるしく点滅しまくってて目がイタイです。途中に一瞬だけモナリザのような女性の横顔が現れます。左になんか文字が書いてるみたいなんだけど・・・何て書いてあるのかな?
8. Konamix (Salamander beat crush mix)・・・難易度★★★★☆
コナミの名作シューティング沙羅曼荼のBGMをアレンジした曲。アーケード等のオリジナルに比べると難易度はかなり低くなっている様ですが、それでも携帯機のボタンでは入力がツラク最初のうちは終盤のパートでいつも玉砕していました。ま、今ではクリア出来るようになりましたけどね (GB版などに比べると多少押し漏らしがあってもクリア出来るようになっているので (^_^;))。
グラフィックもナカナカ頑張ってます。オープニングで一瞬現れる竜 (サラマンダー) はもちろん、空手バカやレーザーガンを撃つロボットも荒いドットながら迫力が伝わってきます
9. Ska (Ska a go go)・・・難易度★★★★★
いまやスッカリ一般にも浸透したスカ。ハンディマシンとしては本機でしかプレイ出来ない曲である。スカ本来の軽快なリズムと速いテンポはたしかに難易度が高い。特に終盤の連打ポイントは少しでもタイミングが狂うとアッという間にゲージが減ってしまいます。逆にいえば、そこまでは意外なほどに簡単であったりもするんですけどね (実際、GREAT 連発でいけるし)。
グラフィックは他の曲よりも更に謎。何故に、ニワトリがタマゴを産んだり、インベーダー?のような生物がぐしゃっと潰れる場面が出てくるのか・・・真剣に謎です。
さて、ノーマルモードでここを乗り切れば待望のエンディングとなります。エンディングに関しては・・・とりあえず、本体を放り投げないように注意しましょう (^_^;)
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ゲーム貴族
1991年5月14日火曜日
[ゲーム][アーケードゲーム] SDガンダム・サイコサラマンダーの脅威(1991)~下請メーカー・バンプレストの実質デビュー作
バンプレスト/アーケード/1991
Written By T鈴木
ゲーセンにSDガンダム登場!
従来までバンプレスト(コアランド)社は、他社の下請けとしてオリジナルゲームを開発し続けていましたが、初のキャラクターもの、しかもSDガンダムのゲームでアーケードデビュー!
それまでゲーセンにはいわゆる“キャラゲー”の存在は希薄でしたが(「ドカベン」とか「あしたのジョー」とか、いわゆるタイムリーなものではなく、題材的にいつでも遊べるような歴史的名作が多かった)、「ガンダム」「ドラゴンボール」「セーラームーン」など、現在でもタイムリーに商業展開されている作品をアーケードゲームの題材に持ち込むのは、すごく画期的なことではなかったのでしょうか。
その先駆けとなったこの「SDガンダム・サイコサラマンダーの脅威」。
果たしていかなる作品なのでしょうか!?
■ストーリー
地球連邦軍、ジェネラルガンダムは、地球に侵攻してきたモビルスーツを排除しつつ、単機要塞に侵入し、モビルアーマーを破壊するよう歴戦の勇士RX-78に命令を下した。
特命を受けて白いモビルスーツがジャブローの連邦軍秘密基地を後にする。
ガンダム大地に立つ!
ゲームはレバー+ボタン2つの横スクロールのアクションゲーム。
ボタン1でジャンプ(2回押しで2段ジャンプ)ボタン1でバルカン砲を撃つことが出来るぞ。
また、接近戦では自動的にビームサーベルを振り下ろします。
レバー下で「伏せ」。この状態では武器を使うことは出来ない。
また、宇宙面や水中面ではジャンプはできなくなっています。
2プレイも可能で2プレイヤー側は赤いガンダム(プロトタイプ)を使用することになりますが、性能は変わらないので安心だ。
■アイテムのいろいろ
途中に出てくるシャア専用機(シャアザクとかシャアズコックとか)を撃つとアイテムを落としていきます。
基本武器のバルカンだけではちと心もとないので、ぜひGETしよう。
また、アイテムはステージクリア後のルーレットでも入手することが出来るぞ。
使えるアイテムは以下の通り。
・ビームライフル
ガンダムの象徴的ウエポン。ザコなら一撃で破壊。
・拡散ビーム砲
いわゆる3WEYショット。威力はちと弱め。
・バズーカ
実弾式の武器。連射力は弱いがなかなかに威力がある。
・メガビームライフル
最強の威力!だけあってゲーム後半にしか登場しない。
・シールド1
敵の前方からの攻撃からダメージを防ぐ。一定のダメージを受けると消滅。
・シールド2
これはマーク2のシールドかな?用途はシールド1と一緒。
・シールド3
なぜZガンダムのシールドが・・・・。RX-78がこれを持ってる姿はかなりシュールだ。
・シールド4
νガンダムのシールド。伊達じゃない防御力。
・ガンダムハンマー
ガンダムを中心にブンブン振り回す。接近戦には弱いが、まとめて敵を倒す・・・ということが可能に。
・フィンファンネル
勝手に敵を追尾して攻撃してくれる。取れば取るほど複数付けられる。
・ハロ
ガンダムの体力(?)が回復する。
※アイテムの名前は正式名称ではなく、筆者が推測で書いたものです。
正しい名前を知ってる人がいたら教えてネ!
198X
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MS-06 ザクII
MS-09 ドム
MSM-10 ゾック
MSM-07 ズゴック
RMS-106 ハイザック
MSM-03C ハイゴッグ
MSM-07E ズゴックE
MS-14 ゲルググ
MA-05
MA-05
マッドアングラー
プリンツ・オイゲン
「サイコサラマンダー」に登場するモビルスーツ、モビルアーマー、戦艦その他を紹介してみたいと思います。
君の好きな機動兵器はあるかな?
(名前は全てゲーム内キャストロールを参照しています)
・RX-78-2 ガンダム
ご存知、主人公。連邦軍屈指の名機だ。
異名は「連邦の白い悪魔」
・RX-78-1 プロトタイプガンダム
最初に造られた試作ガンダム。
2プレイヤーを選ぶとこれになる。
・MS-05 ザク
ジオン軍最初のモビルスーツ。
一線を退いてからは補給部隊や作業用に回されたようだ。
・MS-06 ザクII
一年戦争中、最も多く生産されたジオン軍量産型機。
全てのモビルスーツの基礎となった、まさにジオンの象徴。
・MSM-04 アッガイ
ザクのパーツを流用したジオン軍水陸両用機。
性能はイマイチだったようだが、カルト的な人気を誇る。
・MSM-04N アッグガイ
両手にヒートロッドを持つ。
初代テレビシリーズには未登場だった。
・MS-06FZ ザク改
ビデオ版「0080」に登場したザクの改修型。
アレックスとの最後の対決が印象的だった。
・MSM-03 ゴッグ
最初に映像に登場した水陸両用モビルスーツ。
かなり頑丈でハイパーハンマーを受け止めたシーンは印象的。
・RMS-108 マラサイ
アナハイム社の開発したティターンズ量産機。
装甲にガンダリウム合金を採用している。
・MS-09 ドム
黒い3連星が搭乗したとして有名なジオン軍重モビルスーツ。
核熱ジェットによるホバー走行が可能。
・MSM-10 ゾック
前後対称という奇抜なデザインの水陸両用モビルスーツ。
9門のメガ粒子砲を持つが、機動力はイマイチ。
・MSM-07 ズゴック
非常に高い性能を示した水陸両用モビルスーツ。
格闘戦、射撃戦と、どちらにも対応できる。
・ユーコン
ジオン軍の主力潜水艦。
モビルスーツも2機搭載することができる。
・MS-07H グフ飛行試験型
陸戦型だったグフにホバー機能を持たせた機体。
飛行は失敗に終わったようだが、その後「Z」にも何気に登場。
・RSM-192M ザクマリナー
ザクを水陸両用に再設計した機体。
後にネオ・ジオン軍も使用。
・RMS-106 ハイザック
一年戦争後、連邦軍が初めて量産した機体。
連邦、ジオン両軍の技術が混ざり合っている。
・MSM-03C ハイゴッグ
ゴッグを全面改修した機体。
非常に巨大な両腕のクローが特徴。
・MSM-07E ズゴックE
水陸両用型では最高傑作と言われたMSM-07をさらに改修。
ズゴックに比べ、飛躍的に性能が向上している。
・MS-18E ケンプファー
ジオングを除いて、ジオン最後のモビルスーツ。
非常に高い戦闘能力を示す(ケンプファーとは独語で「闘士」の意味)。
・RMS-154 バーザム
連邦軍の量産期。
非常にコストパフォーマンスが高く、大量生産された。
・MS-09R リックドム
MS-06を宇宙用に改修した機体。
一年戦争ではザクに次ぐ量産機として定着した。
・MS-14 ゲルググ
一年戦争末期に登場したジオン軍量産機。
ガンダムを超える非常に高い性能を持つが、パイロット不足で活躍できず
・PMX-000 メッサーラ
「木星帰りの男」シロッコが設計した初の変形モビルアーマー。
のちにサラやレコアも搭乗。
・マゼラアッタック
上部のマゼラトップ、下部のマゼラベースに分離可能。
ジオン軍の主力戦車。
・MS-15 ギャン
ゲルググと次期主力モビルスーツの座を争った試作機。
結局量産はされず、マ・クベ専用機となる。
・MS-06D デザートザク
アフリカ戦線における、砂漠戦闘用として設計された。
計114機が生産されたらしい。
・MS-07 グフ
対モビルスーツ白兵戦用として開発された陸戦型モビルスーツ。
ランバ・ラルの愛機としてあまりにも有名。
・MS-06K ザクキャノン
RX-77に対抗して作られたザクの対空砲装備型。
全周式モノアイが特徴。
・AMS-119 ギラドーガ
ネオ・ジオン軍の量産型モビルスーツ。
小隊長機には頭部に頭飾りが付けられている。
・NRX-044 アッシマー
連邦軍初の可変モビルアーマー。
マグネットコーティングで瞬時に変形を可能にする。
・MS-06Z ビショップ
ザクサイコミュ試験型(ビショップとはコードネーム)。
これをテスト機に、のちにジオングに発展。
・MSN-03 ヤクト・ドーガ
ネオジオンのニュータイプ用。
両肩にファンネルを装備している。
・MS-14JG ゲルググJ
サイクロプス隊が使用したゲルググ発展機。
武器はビームマシンガンだ。
・MS-09R2 リックドム2
リックドム改修機。
同じくサイくロプス隊が使用。
・RMS-117 ガルバルディβ
旧ジオンの試作MS、ガルバルディの発展型。
ライラ・ミラ・ライラ等が搭乗。
・RX-139 ハンブラビ
ティターンズの可変MS。
ウミヘビやクモの糸などの特殊攻撃が印象的。
・NRX-055 バウンドドック
強化人間部隊専用可変MA。
一号機は複座式だった。
・PMX-001 パラス・アテネ
ジュピトリスの中でメッサーラの次に制作された。
パイロットはレコア・ロンド。
・MS-06R ザクTYPE-R
各部に改造が施されたザクの高機動型。
歴戦のエースパイロットが使用したことでも名高い。
・PMX-003 ジ・オ
シロッコ専用重MS。
腰部に隠し腕を持つ。
・MS-13 ガッシャ
映像作品未登場の幻のモビルスーツ。
武器は特殊ハンマー。
・MS-06S シャア専用ザク
指揮官専用ザクで、頭部に頭飾りが付いている。
通常のザクより出力30%UPしている。
・MS-07S シャア専用ズゴック
ジムの腹を一撃で貫いたシーンがあまりにも有名。
「さらにできるようになったな、ガンダム!」
・MS-14S シャア専用ゲルググ
ゲルググの先行生産機。
シャアザク同様、頭に中隊長用頭飾りがついている。
・MSN-04 サザビー
シャア最後の愛機。
サイコフレームという新技術採用で、駆動系に操縦者の意思を反映させる。
・MSN-02 ジオング
ジオン最後のモビルスーツ。
出撃時には80%しか完成しておらず、足がない状態だった。
・MAN-08 エルメス
ニュータイプ専用モビルアーマー。通称とんがり帽子。
ゲームでは永パ防止キャラとして登場する。
・RGM-79 ジム
連邦軍の量産型モビルスーツ。
ゲームでは背景で逃げ惑うだけ(笑)。
・ハロ
アムロが制作したコンピューターロボット。
のちのシリーズにも続けて登場。
・MAX-03 アッザム
ミノフスキークラフトで飛行可能。
武器は電磁波の檻で敵を焼く「アッザムリーダー」。
・MA-04X
テスト中止になっていた宇宙用モビルアーマー。
初の拡散ビーム砲を搭載した機体でもある。
・MA-05
ジオン軍宇宙用モビルアーマー。
ザクレロに比べ性能が良かったようで、後に複数生産されている。
・MA-05
ジオン軍水中用モビルアーマー。
魚雷や対空ミサイルの他、巨大な爪で格闘戦にも対応。
・MA-08 ビグザム
ソロモンの秘密兵器。まさに動く要塞。
こんなのが量産されたら連邦など一撃で(逝)。、
・マッドアングラー
ジオン軍の巨大潜水艦。
多数のモビルスーツ、モビルアーマーまで搭載可能。
・プリンツ・オイゲン
ゲームオリジナルのジオン宇宙船間。
グワジンというよりは「チベ」、または「ティベ級」らしい。
・MRX-009 サイコガンダム
ムラサメ研究所が開発したニュータイプ用可変モビルアーマー。
胸部に拡散メガ粒子砲、指にビーム砲、さらに変形して飛行可能など、
姿はガンダムながらもはやバケモンです。
・NZ-333 α・アジール
既存の全サイコミュ兵器を参考とするネオジオン軍最強モビルアーマー。
頭部バルカン、口部メガ粒子砲、有線サイコミュメガアーム砲、ファンネル等搭載などまさに全身武器。
・サイコサラマンダー
このゲームオリジナルのモビルスーツ。
2門のビーム砲の他に、合体・分離攻撃も可能。
・ジェネラルガンダム
連邦軍総司令・・・だがその正体は悪の総元締め「ドッペルガンダム」だった。
かなり弱い。
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■ステージ1:ジャブロー
ゲームはジャブロー地下基地からスタート!
ザクや旧ザク、アッガイといったザコ敵しか登場しないので、サクサク進めるはずです。
背景の連邦軍基地がいい味出してますね。
ジャブロー地下を抜け、地上戦へ!
ボスはトリプルドム!
突進してきたらジャンプでかわし、ビームライフルなどの遠距離攻撃でカタをつけましょう。
■ステージ2:大西洋
ステージ2は大西洋。
水中ステージはジャンプができず、横スクロールシューティングのようなプレイになります。
大西洋を血に染めた、異形の水陸両用モビルスーツとの熾烈な戦いが始まる!!
巨大モビルアーマー、グラブロとの戦い!
正面から発射される魚雷&下部のアームには要注意だ!
マッドアングラー登場!
格納庫から次々とモビルスーツを排出してくるだけでなく、自らも砲台等で攻撃してくる。
こいつを倒せばステージ2はクリアだ。
■ステージ3:南極
ステージ3は南極。
よく見ると、背景に寒冷地用ジムがいるのが凝ってますね(その後ズゴックに破壊されるんだが)。
シャトル基地にて、エレベーターに乗ると、強制的に縦スクロールします。
寸前にガンダムハンマーが出るので、振り回して左右の敵を倒そう。
恐るべき敵、「ケンプファー」!
超重装備のうえ、驚異的な耐久力を誇る。
哀れ破壊されてしまったガンダム・・・。
■ステージ4:砂漠のコロニー
再び宇宙戦。
戦艦プリンツ・オイゲンが襲い掛かる!
対MS戦だけでなく、こういった巨大戦艦とも戦えるところがイカしますね。
原作では鉄クズ扱いされていたザクレロも大挙して登場。
こんな奴ビームサーベルでぶった切れ!
ガンダムの世界に初の「変形」という概念を持ち込んだ(と思う)メッサーラも登場。
木星帰りの男、パプテマス・シロッコが開発したハンドメイドMAだ。
灼熱のアッザムリーダー。
これに捕まると、電子レンジの容量で「チン」されるらしい。
すべてのMAの原型となった機体だ。
「ギャンは私専用に開発されたモビルスーツなのだよ」
と言いながらかどうかは知らないが、ワラワラ出てくるYMS-15。
ここはテキサスコロニーかな?
後ろに控えるマゼラ・アタックは上下分離するジオン軍主力戦車だ。強敵!
蒼い巨星、グフが襲い掛かる!
対MS同士の白兵戦を念頭において開発された、陸専用モビルスーツだ。強いっス!
恐怖!機動ビグ・ザム!
正面からのメガ粒子砲に注意!!
「ビグザムが量産のあかつきには連邦など一撃で叩いてくれるは!」
「悲しいけどこれ戦争なのよね」
という会話が聞こえてきそうです。
■ステージ5:ノイトラール
ガンダム、再び宇宙へ。
マラサイの大群に、メガビームライフルで対抗だ!
「フィン・ファンネル」は自動的に敵を追尾・攻撃してくれるし、
撮り続ければ複数付けられる便利なアイテムだ。
ティターンズの変形モビルアーマー、バウンド・ドッグVSガンダム!
そう言えばジェリドの棺桶となったのもこの機体だった・・・。
ハンブラビのクモの巣攻撃!
これに捕まると一定時間動けなくなる、厄介な武器だ。
再びコロニーに降り立ったガンダムだが、そこは既に廃墟になっていた。
ボスはサイコガンダム!
モビルアーマー形態で登場し、一定のダメージを与えると、そのまがまがしい姿を現す。
強敵!!
■ステージ6:ジェミニ・バンレイ
いよいよ最終面。
この辺になってくると敵の攻撃もかなり激しくなってきます。
メガビームライフルがあればなぁ・・・。
な~んか小さいモビルアーマー、「ビグロ」も量産化。
劇場版「めぐりあい宇宙」の1シーンを思わせる。
巨大モビルアーマー、α・アジール!
このメガ粒子砲を食らってしまうとたちまち宇宙のチリに・・・・。
ボディを吹っ飛ばされてもたくましく生き残っているジオング。
このあと劇場版のポスターでも有名な一場面が・・・・(ないです)。
「ジオ!動けジオー!!」
とパイロットが叫んでいるかどうかは知らないが、
量産型のごとくワラワラ出てくる「ジ・オ」。
ついに最終ブロック到達。
そこでは最終兵器サイコサラマンダーが待っていた!
サイコサラマンダーはその巨体だけでなく、攻撃方法も多彩で、
合体・分離・変形を繰り返しながら襲ってきます。
苦労しつつもサイコサラマンダーを倒したガンダムの前に、
何か様子が変な司令官・ジェネラルガンダム。
もしやジオンの謎の司令官とは・・・!?
姿を現した真の悪の総元締、ドッペルガンダム!
・・・が、弱いのでここはボーナスステージと思ってよいでしょう。
エンディングまでもうすぐだ!
■エンディング
ドッペルガンダムを倒し、全ての戦いを終えたガンダムではあったが、何故か心は晴れなかった。
「ジェミニ・バンレイ」
この敵の最終要塞の名前に新たなる戦いの予感を感じるガンダムだった。
というわけで、いかがでしたでしょうか?「サイコサラマンダーの脅威」
ゲーム的には極めて普通のアクションで、コアなゲーマーにはちと物足りないかもしれませんが、一般層を多く取り込んだ・・・という点では多大な功績を残した作品だと思います。
実際、ちょっとゲーセンに立ち寄った・・・て感じの人もよくやってたし、小学生の団体が、ワイワイ言いながら延々とプレイする姿をよく見かけましたしね。
ところで、これとよく似た作品がスーパーファミコンにありますが、システムは全然違うものの、見た目がかなり激似。
名前を「V作戦始動」といいますが、これって本作に関係あるんですかね?
198X
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1991年4月30日火曜日
1991年4月8日月曜日
[機器][改造] Epson PC-386NoteAR,CPUパワーアップキット
[機器][改造] Epson PC-386NoteAR,CPUパワーアップキット
133MHzに挑戦-PK-EP586×4搭載法
-PK-EP586×4-
PK-EP586×4は、PC-486GR,GR+,GRSuper,HG対応のパワーアップキットでCPU内部クロックを100MHzで駆動させるというものです。
これらのマシンはベースクロックが25MHzですから、このパワーアップキットを使って4倍速で走らせていることになります。しかしながら、Cyrix5x86は一部のサンプル版をのぞいて内部倍率の設定は2倍もしくは3倍です。そこでI・Oデータでは、ベースクロックを下駄上で2倍にして50MHzとし、さらにCPUないで2倍にすることによって4倍速を実現していました。
さて、これをベースクロックが33MHzのマシンに載せたら、どうなるでしょう?機械的に33.3×2×2=133となり、133MHzで駆動するはずです。そう思いさっそく購入してきました。本体のケースをはずし、CPUをZIFソケットから取り外します。PK-EP586×4を装着っと……げっ、基板がC-BUSにあたって載らない!!
そうなんです、PK-EP586×4は前述の基板上の2倍速機構のために、CPUから約2?pほど下駄の基板が出っ張っています。これが本体から垂直に立っているC-BUSの基板に接触してしまい、ZIFソケットにきちんと搭載できないのです。
PK-EP586×4をRSに載せるには、CPUの向きを90度変える下駄を用いるか、PK-EP586×4の下駄の基板がC-BUSとあたらない位置までずらす下駄が必要です。以前は前者の向きを変える下駄が流通していたそうなんですが、今では見かけることがありません。そこでPK-EP586×4を載せるには必然的に後者となります。
実際、RSなどに対応しているPK-EP586×3は、そのようにしてCPUを載せています。「っと、そうだ、PK-EP586×3の下駄を使ってPK-EP586×4を載せればいいんじゃないか?」という考えがひらめき、PK-EP586×3も購入することになりました。
RSにPK-EP586×4を載せるため、PK-EP586×3を購入してきました。これで486用のCPUアクセラレータは3つ目です。我ながら「よくやるなぁ」と思います(笑)。
それでは早速加工を開始します。まずはPK-EP586×3の下駄から、CPUボードの部分を分離します。続いてPK-EP586×4の基盤の下についているCPUソケットを取り外します。どの部分で分離するかは図を参照してください。取り外す際にマイナスドライバーを使ってもいいですが、基盤などに傷を付けないようにするために専用の”こて”を使うことをおすすめします。
続いて取り外したそれぞれのパーツを組み合わせます。図2のようにPK-EP586×3の下駄にPK-EP586×4のCPUボードの部分を載せます。便宜上、このアップグレードCPUキットをPK-EP586×4改と名付けます。しっかりとはめ込んだら、早速本体に載せてみましょう。
-133MHzへのあくなき挑戦-
PK-EP586×4改をRSに載せて、ZIFソケットのレバーをおろしたら、電源スイッチオン!!です。っと、メモリカウントは順調にいきましたが、そこで止まってしまいました。CPUをさわってみると少々熱を持ってはいるものの、熱暴走というわけではありません。原因はほかのところにあるようですが、私の知識ではさっぱりです。
そこでえぷらーの集まっている掲示板で質問をしてみました。すると、
CPUが133MHzに耐えられない
下駄の倍速機構が133MHzに耐えられない
CPUコア電圧が足りない
ではないかということでした。
1.や2.が原因だとすると、手の打ちようがありませんが、3.ならば対応のしようがあります。幸い、NaOさんの情報を元に、山法師さんが昇圧の仕方を掲示してくださったので、それに従って電圧をあげてみました。改造のポイントはレギュレータ脇にあるR1というチップ抵抗です(図3)。
チップ抵抗をはずし、ショップで購入した180Ωの抵抗に付け替えます。狭い場所ですので、ほかの場所に小手先が触れないよう、注意が必要です。
-133MHzの成果-
加工したPK-EP586×4改を再び本体に載せ、熱暴走を防ぐためのファンを取り付けます。今回はHOSINO METAL INDUSTRIES LTD製のWinDyNという厚さ7mmのものを使用しました。薄型のファンを使用しても、FDDとの上部スペースはわずか数ミリです。さて、電源スイッチを入れると、メモリカウントが終了し、HDDの選択画面そしてWindows95の起動画面を経て起動しました。ようやく起動です!!
喜び勇んでHDBENCHを起動し測定すると、これまでよりも2割近く演算能力が上昇しています。そのほかのアプリケーションを起動してみても、これまでよりもスパッスパッとウィンドウが開いてくれるようになりました。これまでに行ってきたCPUパワーアップの遍歴をグラフにして載せておきますが、DX2-66MHzと比べて200%近くものパワーアップ、演算だけならPentium90MHzを抜くまでに至りました。
おーるでぃ'S
http://www.page.sannet.ne.jp/nomu
Ken1-Town
http://www.interq.or.jp/japan/tanoken/mypage/dosv/dosv.html
SSK-BELL/旧鈴木製作所
http://www.ssk.co.jp/
しーど君の工作記
http://seedkun.orz.hm/menu.html
Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm
EPSON PC ROOM
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm
どるこむ
http://www.dorcom.net/
危険!不確実!高リスク!クロックアップ!
■クロックアップとは
パソコンの総合性能はCPU・メモリ・グラフィックアクセラレータの性能で決まります。これらは使っているパソコンによって限界があります。例えば、EPSON98互換機は標準PCISlotを搭載していませんから、今はやりのPERMEDIA2やRIVA128ZXなどを使ったG.A.は使用できません。また、PC-486マシンはMMX搭載のCPUを載せることもできません。ですから、EPSON98互換機を使い続けるためにCPU・メモリ・G.A.などのパワーアップしても、今の最新マシンには太刀打ちできません。そこで、少しでもパワーを稼ぐためにクロックアップという方法が考えられます。
パソコンはクロックと呼ばれるある一定のリズムに乗って処理を行っています。たとえるなら、音楽でいうところのテンポといったところです。1秒間にどれだけのリズム=信号を発生させるかという基準となる単位が「MHz」と呼ばれるもので、これが速ければ速いほど、パソコンの演算処理スピード・能力が上がります。クロックアップはこの信号のスピードを上げてしまおうというものです。
クロックはオシレータ(OSC・クリスタルなどの場合もある)によって生成され、パソコンに供給されています。オシレータのクロックはパソコンによっても違いますが、50MHz・60MHz・66MHzのいずれかであることが多いようです。これらは386・486DXマシンでは半分にしたクロック、Pentiumマシンではそのままが、ベースクロックとしてマシンの処理タイミングを規定します。そしてこのベースクロックがそのマシンの性能を示すともに、限界も示しています。
さて、クロックアップの実際ですが、Pentium搭載マシンでは、オシレータを使わずにクロック生成IC(PLL)を使用していることもあるので、以下は参考にならいかもしれません。
■実践!クロックアップ
私のPC-486RSを参考に、クロックアップの実際を見ていきましょう。RSは66MHz駆動のDX2を搭載しています。ですから、交換の対象となるオシレータは66.666MHzのものです。カバーをはずし、HDD・FDD・CD-ROM・電源部を取り外します。解体する際、はずしたビスはフィルムケースに入れたり、取り外したビス穴に再度取り付けるなどして、なくさないようにしましょう。私はいつも後者の方法をとっています。この方法ならば、ビスを間違えて取り付けることも少なくなりますし。
メインの基板一枚になったら、基板上にあるオシレータを探します。CPUの近くにあることが多いので、CPU周辺をよく見ると66.666MHzと基板上に印刷されていました。改造をする人によっては、ニッパーなどでオシレータの足を切り、スイッチをつけて切り替えができるようにする方もいますが、ここは素直にオシレータを取り外してしまいます。半田吸取機がある方は吸い取るのが簡単でしょうが、私はそんなものをもっていませんので、基板にはんだごてをあて、半田が溶けたらオシレータをマイナスドライバーで浮かせていくということを繰り返しながら取り除きました。ポイントは一気に浮かせず、一本一本少しずつ浮かせていくことです。
オシレータを取り除いたあとは、直接新しいオシレータを載せるのではなく、もとのオシレータと交換できるように下駄を挟みます。ICソケットを取り付けてもいいのですが、半田付けが少々面倒なことになるので、ソケットの「足」の部分だけを使います。ラジオペンチなどで「足」を挟み、少々力を加えてやるとソケットのプラスチックのところから「足」だけが”スポッ”ととれます。この「足」を4つ用意します。
さて、オシレータを取り除いたあと基板の穴に半田が残ってしまいますが、基板の裏側から半田ごてをあて、基板表から「足」を押し込みます。素早くやらないと熱が「足」を伝わってきて火傷していまいますから注意!4カ所すべてに「足」を取り付ければ終了です。新しいオシレータを載せてもとどおりに組み立てればO.K.です。
■クロックアップの成果
クロックアップの結果どうなったかといえば、私の場合はそのままでは起動に成功しませんでした。いろいろ調べた結果、増設RAMボードやG.A.がクロックアップに耐えられないようです。ま、もともと66.666MHz用につくられているわけですから、無理もありません。このように必ずしもクロックアップが成功するとは限りません。ですから、各自の責任のもとで行って下さい。当然、基板に半田ごてをあてると、メーカーの保証はうけられなくなります。
とりあえず原因となっている増設RAM基板などをはずし、DOSで起動したところ、クロックアップした分の成果は上がっていました。エコロジーIIIのベンチマークによると66.66MHz→70MHzで1.049倍、66.66MHz→80MHzで1.19倍とクロック比分の性能の向上が見られました。が、さすがに80MHz駆動時は5分ほどで熱暴走してしまいました。残念。
おーるでぃ'S
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SSK-BELL/旧鈴木製作所
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しーど君の工作記
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