1984年4月30日月曜日
1984年4月27日金曜日
1984年4月25日水曜日
1984年4月18日水曜日
[ゲーム] PC-8001mkII市販ソフト/書籍掲載ソフト/移植もの
[ゲーム] PC-8001mkII市販ソフト/書籍掲載ソフト/移植もの
書籍掲載ソフト(移植もの)
◆3D TANK COMBAT(Pio)
オリジナルは不明。たしかPC-8801かPC-6001mkIIだと思う。PC-8001mkII用はPC-8801からの移植。
動きは非常に高速なのですが,ポリゴンどころかワイヤーフレームも使われない点の集合でオブジェクトを表現していたので,ゲームに没頭するにはかなりの空想力が必要とされます。
◆CANDY CANDY PART2(Pio)
PC-6001用から,作者本人による移植。PART2とあるから続編というべきか。
内容は,上から落ちてくる爆弾を避けながら,爆弾以外の物を拾っていくという非常に単純なものです。
テキストとグラフィックのプライオリティの関係で,オブジェクトが背景の後ろに表示されてしまうのでなんだか違和感があります。
◆CHAKONYAN(Pio)
PC-8001+PCG用からの移植。
敵を超音波で気絶させて踏みつけるという内容だったと思います。
後半になって画面の左右からナイフが飛んでくるあたりから非常に難しくなり,私は結局クリアしていません。
◆FRUIT PARLOR(月刊マイコン)
PC-8801用からの移植。PC-8801用は市販されていたそうですが,PC-8001mkII用については不明。
たしか,パックマンを移植した多部田俊雄氏の作品だったはず。効果音などは全く同じですし。
ゲームの出来は,パックマンと同程度。
◆HOVER ATTACK(Pio)
オリジナルはX1用。PC-8801に移植された物をさらに移植。
非常によくできた面白いゲームなのですが,PC-8001mkII用は市販されなかったため,雑誌に掲載されたステージが1つしかない物しか遊べないので残念です。
◆PCジャンmkII(PC活用研究)
PC-8001用の移植。
PC-8001mkIIが発売された初期の頃のソフトで,まだグラフィックエディタなどが整備されていなかったためか,麻雀牌のグラフィックデータはLINE文やCIRCLE文などで作られているとのことです。
たしかに,なかなか味のあるグラフィックとなっています。
◆SNAKE WORLD(Pio)
PC-8001+PCG用の移植。
オリジナルは,当時有名だった芸夢狂人氏の作品です。
やたらとスピードの速いゲームで,敵の攻撃よりも操作ミスで死ぬことの方が多かったような気がします。
◆THE COCKPIT(Pio)
オリジナルはベーシックマスターLEVEL3用。PC-8801用に移植された物をさらに移植。
大学院で航空力学を勉強していた作者が,航空会社にあったシミュレータに感動したのがきっかけで作られたソフトだそうで,内部では真面目に微分方程式を使用した力学計算を行っているとのことです。さらに効果音用にわざわざPSGカードまで作ったという凝りようで,当時に工学社が行ったプログラムコンテストで最優秀賞を勝ち取っていました。
PC-8001mkII版では,普通のソフトでは滅多に使われないスクリーンモード1がうまく使われていて,普段4色のグラフィックしか見ない目にはなかなか新鮮でした。
◆五目並べ(PC-8001ゲームランド)
PC-8001用からの移植。
グラフィックを強化したしただけの単純移植なので特にコメント無し。
実はPC-8001用の方が操作性がよくて,ほとんどPC-8001用で遊んでいました。
表示は全部グラフィックにし,DMAをOFFにして高速化したりすれば,少しは差別化出来ていたのではないかなぁと思う。
80mkII愛友会
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[ゲーム] ラリパッパ野球団(HOT-B)
[ゲーム] ラリパッパ野球団(HOT-B)
ここは名門、ラリパッパ高校野球部。しかし今や、不良のたまり場と化してしまった。野球部再建にひとり立ち上がった野球部主将と不良部員との、心暖まる青春アクションゲーム。
■物語(マニュアルより)
部室のドアを開けると、中はタバコの煙でモウモウとしていた。ムッとするアルコールのにおい。転がったビールのアキ缶。数人の不良部員がたむろしている。
信じられない。本当に、これがかつての名門、ラリパッパ高校野球部なのだろうか。
部室に来る度、彼はいつも同じ思いにとらわれる。彼はラリパッパ高校野球部キャプテン。名門の名を受け継ぐ、唯一の部員だ。
「よお、キャプテン。またひとりで練習かよ。」
「がんばれよお、スポ根少年。ヒャハハ。」
いつもは耐えて無視するキャプテン。だが今日という今日は、もう我慢できない。今こそ、野球部再建に立ち上がるときだ。
「表へ出ろ、不良ども。お前達の根性を叩き直してやる。」
不良部員の更正には、やはり野球しかない。ノック3本、目にものみせてくれる!
バット片手に、キャプテンはグランドにとび出した。だが、不良も黙っていない。パンチやキック、ナイフ片手に机を両手にふりかざし、一斉にキャプテンに襲いかかった。
危ない! ナイフが飛んできた。よけろ! 不良がノックボールを打ち返したぞ。おっと、こんなことばかりもしてられない。期末テストは受けなくてはならないし、グランド整備もまだなんだ。
ラリパッパ野球団のラリパッパな闘いが今、始まる。
■作品紹介
不良化した部員にノックを3本ぶつけると、選手として更正する。これだけの単純なルールである。(ただ、単純ほどおもしろいうというのがアクションゲームである。)ノックをぶつけるたびに、不良は少しずつユニフォームに着替えていくが、途中で不良に出会うとまた逆戻りする。のべ9人の部員を更正させるとゲームクリアであり、この9人がいくつかのステージに分散して現れる。ステージの間にはフルーツまたはコンダラのボーナスステージがあり、1ゲームクリアごとには単語あわせ(期末テスト)のボーナスステージがある。
一見するとマリオブラザーズの亜流のようだが、やはり武器(?)を持つというところでアクションゲームの爽快感が全く違っている。またフリッキーのようにも見えるが、武器の使い勝手からいえばこちらの方が数段上である。他には一方通行の床があったり、アイテムによってゲームが進行しやすくなっているなど、完成度は高い。さらには当時流行のボーナスステージも盛り込んであり、飽きさせない展開となっている。
また、FMシリーズのサブシステムを欠点を逆利用し、色数を4色に減らした上で、余った16キロバイトを有効活用するなどアイデア的にも面白いことをしている。
■思い出の日々
ラリパッパ野球団。この名前を知っている人が何人いるのだろう?
ふざけたタイトルに背景が真っ黒な画面。そして「不良になった野球部員にノックをぶつけて更正させる」というぶっとんだシナリオ。
これだけおちゃらけたゲーム、今で言えば「バカゲー」だろうか、当時これだけの作品を発表したHOT-B社には恐れ入る。ただ、やはり当時のメイン機種88に移植されなかったこともあり、一部で盛り上がっただけのようであった。
はっきり言って、このゲームは好き嫌いがまっぷたつに分かれると思う。
まず、この世界観にのめり込めるかどうかである。私なんぞはこういう設定自体が好きなので、たいそう気に入ってしまったが、社会問題はマジメに考えないと駄目だという人には全く受け入れられないだろう。また、実際こういう状況に置かれたキャプテン(いるのか?)にも受け入れられるかどうか怪しい。不良を更生させるという目的はともかく、「ノックをぶつけて」という辺りは、PTAと一体になって反撃を喰らいそうな気がする。
ともあれゲームを始めると、ボールを持ったキャプテンと、学ランの不良が登場する。最初のうちはノックをあっさり喰らってくれるのだが、面が進むに連れボールを打ち返してきたり、机やナイフや巨大なボールを投げてきたりする。また、更正しかけた部員が不良に出会うとまた逆戻りしてしまうし、闇雲にノックしたところで自分のノックしたボールに自分で当たってしまってもアウトになる。足場の構成もだんだん動きづらくなっていくのでどんどんやられやすくなってくる。
そのキャプテンを助けるアイテムとしてバット・靴・羽根等がある。これがあると非常に楽になる面もあるので、是非揃えておきたい。
さて、不良にやられた場合キャプテンはいじけてしまい、画面には「がんばって!」の文字が出てくる。これには背景に星が瞬くパターンとマネージャ(?)が歩み寄ってくるパターンがあり、安易に熱血していないのが好感を持てる。
今となってみればさすがに(当時から?)画面構成が少し寂しいが、そのゲーム性は当時から全く色あせることなく光って見える。現在、こういった類の何も考えずに遊べるゲームは皆無と言っていい。そのためか、「ラリパッパ野球団」はたまに無性に遊びたくなるゲームなのである。
■隠しコマンド
GRAPH+A 不良が武器を持つようになる
GRAPH+E 面クリア
GRAPH+M キャプテンが増える
ESC ゲームを一時停止
PF3 ゲームをコールドスタート
■おまけ・・・あなたのラリパッパ度チェック
1.正義感が強い
2.青春ドラマが好き(だった)
3.こういうゲームで社会問題を考えるのも悪くはないと思う
4.愛のムチを許せる(^^;)
5.野球に興味がある
6.身長の3倍程度のジャンプができる(^^;)
7.「ラリパッパ野球団」対応のマシンを今現在持っている
8.PSG単音のBGMが好き(^^;)
9.コンダラを引いたことがある
10.このチェックを最後までやってしまった
一つでもあてはまるようなら、キャプテンの資格があります。
半分以上あてはまるようなら、立派なラリパッパ高校野球部キャプテンです。
■データ
対応機種:FM-7、PC-8001mkII、S1
発売時期:1985年
発売元:HOT-B
価格:3800円(TAPE)/6800円(DISK)
スーパーゲーム図鑑
http://www.tako.ne.jp/~ichiro/game/rari/rari.htm
http://www.tako.ne.jp/~ichiro/game/hadou/hadou.htm
http://www.tako.ne.jp/~ichiro/game/index.htm
1984年4月7日土曜日
[機器][PC] SHARP,X1G~パソコンテレビ
名称(型番) | X1G model 30(CZ-882CB/E) | |
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発売日 | 1986年7月?日 | |
定価 | 118000円 | |
CPU | Z80A 4MHz 1個 80C48 キーボードスキャン用(キーボード内に内蔵) 1個 80C49 テレビコントロール、カセットコントロール用 1個 |
|
フロッピーコントローラ | 8877A 1個 | |
ROM | IPL用ROM 4KB キャラクタジェネレータ用ROM 2KB 漢字ROM 128KB |
|
RAM | プログラム用RAM 64KB ユーザー定義・キャラクタジェネレータ用RAM 6KB V-RAM キャラクタ用RAM 2KB アトリビュート用RAM 2KB グラフィック用RAM 48KB |
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表示能力 | テキスト表示 (カラー8色1文字ごとに可能) |
80文字x25行┓ 40文字x25行┛選択可能 反転文字、点滅、縦・横・縦横2倍表示可能 |
グラフィック表示 *右のいずれかの画面を選択可能 |
640 x 200 dot 1画面、320 x 200 dot 2画面 (カラー8色、ドット単位に指定可能) 640 x 200 dot 3画面、320 x 200 dot 6画面 (カラー8色、1画面単位に指定可能) | |
日本語表示 | 40文字x12行 文字構成 16x16dot 文字種類 JIS第1水準漢字2965種を含む3707種 | |
画面合成 | テキスト画面とグラフィック画面 テキスト画面とグラフィック画面とテレビ画面 テキスト画面とグラフィック画面とビデオ画面 | |
プライオリティ機能 | テキスト、グラフィック画面の優先順位を付けられる | |
パレット機能 | 図形、文字の色を瞬時に変えられる | |
バックグランドカラー | 8色指定可能 | |
ビデオ出力 | RGBセパレート出力方式(6ピンDIN端子) コンポジットビデオ出力方式(マルチビジュアル端子) | |
その他 | PCG 256種 | |
フロッピーディスクドライブ | 両面倍密度 5.25インチFDD 2基内蔵 | |
サウンド出力 | 8オクターブ 3重和音 | |
音声出力 | 300mW | |
スピーカ | 5cm丸型 1個 | |
インタフェース | プリンタインタフェース | セントロニクス社仕様に準拠 8ビットパラレル |
専用カセットインタフェース | 専用データレコーダCZ-8RL1用 | |
ジョイスティックインタフェース | アタリ社仕様に準拠、2個使用可能 | |
拡張I/Oポート | 本体内に2ポート内蔵 | |
時計機能 | 内蔵 | |
定格電圧 | AC 100V | |
消費電力 | 定格 24W、最大(I/O出力1.6A) 35W、待機時 5W | |
定格周波数 | 50/60Hz | |
使用条件 | 使用温度 10~35℃ 使用湿度 35~75% |
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キャビネット | 前面パネル・・・プラスチック 本体部・・・金属 |
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外形寸法 | 幅330(足を含めると336)x奥行300x高さ135mm | |
重量 | 8.0kg(ただし本体のみで、オプションの拡張デバイスは含まない) | |
キーボード部 | キーボード | セパレートタイプ(コンピュータ本体とカールコードで接続) メインキー配列:カナ付ASCII準拠 テンキー、カーソルコントロールキー、ファンクションキー、変換キー、ロールアップ・ダウンキー、ヘルプキー、コピーキー |
キャビネット | オールプラスチック | |
外形寸法 | 幅390x奥行185x高さ35mm | |
重量 | 1.3kg |
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