[くらし] databugベラキャン日記(24.7)
◇ソロキャンプ島ベランダキャンプ
🕐22.10
🏕ベラキャン道場🏕
22.10
大手販売店がキャンプ系にシフトしている感じ。
ビクトリアは神田のメイン・スキー館は改装でキャンプ館へ。新宿ヨドバシ地下のキャンプフロアもデカい。
🕐23.6
🏕ベラキャン道場🏕
23.6.23
5月に買ったジュニアバーナーの火入れ。
CB缶OD缶兼用で中華製。火力は安定していて音もなく,ベランダ向きだと思った。点火装置は動作せず,ライターが要る。昼食のパスタを茹でたが,火の通りにムラがあって,バーナー用の調理法が必要だと思った。ので今後の課題。夏場は災害対策も兼ねてベランダキャンプ。過剰な電力依存から抜け出したい。
23.6.24
ベランダで焼き鳥でイッパイ。開放感からか控えていた分呑んでしまった。日没で締めっていう,なんか原始的な感じがイイ。
夏場は災害対策も兼ねてベランダキャンプ。過剰な電力依存から抜け出したい。
🕐23.7
🏕ベラキャン道場🏕
23.7.2
具なしの焼きうどん。難民食(笑)
23.7.4
鰻丼。料亭の鰻もアメ横の安い鰻も,味バカには同じ(笑)
23.7.18
サラダ麺ばかり食べてる。。
23.7.22
サラダ麺続く。。出来合いのゆで麺にドレッシングのようなものに漬けた野菜とマヨネーズを載せたもの。谷中のアボガドは安くて250円/4コ(以前は250円/6コ)。以前はグズグズなのも混ざってたけど,今日のは果肉が厚くてラッキー。醤油は細切昆布漬けとくとだし醤油になる。
🕐23.8
🏕ベラキャン道場🏕
23.8.3
都内気温35℃。。ニラ焼きそば食べてスタミナ補給。
23.8.8
サラダ麺続く。。蕎麦も素麺も値上がりでうどんばかり。茹でる気力も失せる。酢ものはサビとり効果があって,食べる度に器はピカピカになる♪
23.8.10
飽きずに連日サラダ麺。。型崩れのトマトは酢漬けに。去年買ったままになってたネコ型シリコンストレーナおろす。和むな〜
#ソロキャンプ, #ベラキャン, #サバイバル
#サバキャン,#ライトキャンプ
#防災,#ビパーク,#野宿
23.8.26
明太子パスタ。。量多いが1日1食なんでカンベン。。
23.8.31
ベラキャン食堂〆の時期。サラダ麺も仕上げの時期。。きゅうり浅漬は,以前は前日に漬け腐らせてたりしたので,今は食前に漬ける。1時間ていどでイイ感じにしなる。オーシャンキング(カニカマ)は手軽でよく使う。今日のアボガドは当たりだった。
🕐23.9
23.9.18
茄子パスタとレモン水。「TopValuグリーンアイ」は無添加シリーズ。確かに常温で置いておくと足がはやくて,悪くなって飲めなくなる。シリコン製ネコ茶漉しに相棒追加。
関東地方12:10,33℃。。まだ暑さ続く。
23.9.25
ベランダキャンプ終了。
🕐24.6
🏕ベラキャン道場🏕
24.6.5
ベランダ開き。半年放置していた物置開くと,木の枝が散乱しキャンプチェアにハトの卵がふたつ。ハトに占拠されていた。
24.6.7
雨の日に物置恐る恐る開ける。ハトの卵がかえってヒヨドリ2匹。声あげず静かだが親ハト来るとキーキーうるさい。半年ベランダ放置のバーナー類は無事だろうか。防水バッグの中だが不安はある。
24.6.15
ベランダでイカ焼きとサラダうどん食べる。バーナーの方は,半年のブランクあったが問題なく使えた。やっぱり火入れすると旨味は倍加する。去年は網焼きで音がうるさく挫折。今年はホットサンドメーカー使う。これなら静かでお隣さんにも気付かれず作れる。普段は電気鍋で,ガス式の火器はどこまで行っても恐怖は消えないが,とにかく使う回数重ねてく事だ。イカフライは火入れだけして次のオカズ。
24.6.20
子バトの巣立ちまでどれくらいかかるのか。キーキー声に過敏にヒステリーになる。
24.6.25
連日子バトのバタバタ音。飛行の練習かな。
24.6.29
夏はオフグリッド生活力つけるために,バーナー調理をたまにやる。普段食べてる同じレシピでも,外で食うカレーは格段に美味い。ちょっと林間学校気分。当時,担当教師が「もっと水入れろ」って,カレースープになっちゃった記憶が戻る。
🕐24.7
🏕ベラキャン道場🏕
24.7.2
孵化からほぼ20日,子バトが巣立った。物置からしれっと出て,俺の腹上を堂々と横切る。青に近い黒の艶のある体は見惚れるほど美しい。
24.7.3
巣立ったハトが帰ってきた。俺への警戒はない。足元で一晩眠るハト。物置掃除。ハトのフンが散乱(泣) 住み着かれると困るので物置には猫除けシートを敷き詰める。
24.7.6
アジの開きとメザシで一杯。今年はイワシ豊漁でタイは例年の30倍の漁獲量だって。最高気温36℃。今日はソーラーで扇風機1日回していた。残りメシに飛びつくハト。子バト蹴散らして残りメシを専有する親バト(笑)
24.7.9
アジの開きで晩飯。まだまだ課題あり。アジの旬は6〜8月。お酒は食欲煽るために少し。茶漉し猫クン半年振りに復活😾 最高気温36℃。10月まで長距離走だ。
24.7.21
鮭の西京漬けで晩飯。延々と焼魚続く。コンパクトバーナーxホットサンドメーカーの組み合わせは静かで夜のベランダ調理でも問題ない。AmazonセールでLEDランタン購入。電灯色でいい雰囲気。
24.7.22
昼飯。鯛の漬け焼き,きゅうり浅漬,昆布。今日も最高気温36℃ライン。食べてスタミナつける。ソーラーのファンは1日つけっぱなし。バーナーのCB缶使い切る。去年買い溜めした「My Bombe」の缶ストックはガス漏れするので使えず。「iBombe」はガス漏れなく優秀なので今はそっちをストックしている。
24.7.22
BICアキバでMarshallのBluetoothスピーカー(16800円)買う。エレキギターの起動音がいい。Voxのヘッドフォンの時もそうだったが,良いAV機器に出会った時って,それまでの安物で聴いてた時間を後悔するんだよね。本当に大損してたって思う。録り溜めていた『山下達郎Sunday SongBook(Tokyo FM)』を聴く。6月の『BigWave特集』は神回だったな。水風呂で聴くと椰子の木の別世界に飛ぶ♪ 特に山下達郎の重厚な音像は,安いスピーカーでは再現出来ない。Jazz系だと『スタンダード(ラジオ日本)』も録り溜めていてそっちも重厚感。
24.7.23
今年はまだ夏バテは来ていない。年々猛暑を重ね,生活スタイルも固まってきた。猛暑でも割と食えてる。今年は6月からフル活用のコンパクトバーナーと,ホットサンドメーカーの組み合わせで,海鮮/焼き魚中心のメニュー。炭水化物のほうは,例年夏に常食していたパスタにシフトしたところ酷い下痢に見舞われて米食に戻す。乾麺でも,栽培のプロセスから加えられる農薬添加物の蓄積が酷いのかもしれない。
水のほうは,基本的にボトルウォーターで摂る。311東北震災以降水道水は基本飲んでいない。放射能汚染に加えて北東京エリアはPFAS汚染が酷い。今年夏,つい面倒になって水道水飲んだら大腿骨が痛くなった。良い痛みである気がせず,記憶辿ったら,昔コーラをガブ飲みした時と同じ痛さだと気付いた。やっぱり水道水は相当にヤバいな。もう既に民営化完成しとるし。フランスの会社が日本の水に何入れとるんだろうか? ボトルウォーターのブランドはAEON,ぱぱすなどの大手スーパーと地元スーパーのブランドを転々としている。3コンビニのブランドだと,唯一セブンだけが亜硝酸性窒素のテストで化学物質ゼロだった。ファミマ,ローソンはあまり良くない。特にローソンのは水道水と大差ないらしい。純度で行くとCristal Geiserがトップ。国産だと伊藤園が一番らしいが滅多に買えない。
清涼飲料水は子供の頃は好きだったが,大学生時代以降は飲まなくなった。一方でペット茶はかなりの頻度で飲んでいたが,3月頃に止めた。ガブ飲みを続けて添加物のビタミン剤が蓄積してくのが怖くなったから。それでも外では飲むが,今はボトルウォーターx茶葉の組み合わせが中心。ここ1週間はボトルウォーターで作る蜂蜜レモンにハマっている。夏は蜂蜜は熱で液状になるため摂りやすい。コロナ禍時代にその免疫性で知られるようになった蜂蜜を,夏のうちにしっかり摂っておこうと思う。蜂蜜レモンは一種のデトックス・ウォーターでもある(市販のものはむしろ逆効果だろう…多分)。酒は好きだが夏の間は控える。酒呑まない事で,余計なアルコール分解の仕事を減らして,肝臓の仕事をデトックスに全振りさせる。デトックスウォーター+発汗で,夏の毒出し。
という食生活にシフトして1月。味噌汁,漬物,焼き物…ごく基本的な和食にデトックスウォーター。体調はもちろん良いが,良いというレベルを超えて,体内の古いDNAが動き出す感覚を昨日は感じた。あくまで主観的体感だが,日光のパワーと,これまで飲み続けてきたペット茶を止めた事によるビタミン剤の弊害からの開放。添加物のメンタル抑圧作用からの開放。そして添加物の少ない発酵食。添加物を減らしていく事で得られる効果って,毒が減るっていう効果だけじゃない。添加物が生む抑圧効果ってのが,むしろ恐ろしい。
#ソロキャンプ, #ベラキャン, #サバイバル
#サバキャン,#ライトキャンプ
#防災,#ビパーク,#野宿
yhhhhh pc
精力がつく“絶倫食材”BEST10 (週プレNEWS)
★阿修羅♪ > 不安と不健康15 > 798.html
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/798.html
投稿者 赤かぶ
日時 2013 年 4 月 26 日 11:29:00: igsppGRN/E9PQTweet
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130426-00000635-playboyz-soci
週プレNEWS 4月26日(金)6時10分配信
性欲がなかったり、勃起しにくかったり、射精ができなかったり……。最近、性機能に関するさまざまな悩みを持つ男が増えているという。これらを改善するにはED治療薬を使う手もあるが、日頃の食事で精力のつく食材を取り入れてみてはいかがだろう。以下のビンビンに精力がつく絶倫食材BEST10を参考にしてほしい。
***
◆1位 ニンニク
活力の源となるスコルジンという成分が、極めて優れた滋養強壮効果を発揮。また、血液の循環を促進するため、勃起力も大幅にアップ。疲労回復にも効果アリ!
◆2位 山芋
ネバネバの正体であるムチンは、新陳代謝を活発にし、疲労回復に効果大。また、アルギニンは勃起力を強化し、感度アップにも効果があるといわれている
◆3位 ウナギ
絶倫食の代名詞でもあるウナギ。ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、亜鉛など、精力増進に効果があるといわれる栄養成分をふんだんに含んでいる
◆4位 納豆
“畑の肉”と呼ばれる栄養満点の大豆から作られる納豆。ナットウキナーゼという酵素は血液をサラサラにし、滋養強壮、精力増進を働きかける
◆5位 ニラ
いくら摘んでも伸びてくるという驚異的な生命力を持った野菜。栄養価が高くスタミナのつく食材として、精力強化、疲労回復にも効果を発揮する
◆6位 ゴマ
栄養バランスに優れた食材で、精力を増進させる成分も豊富。また、強力な抗酸化作用を持つセサミンがストレスを軽減し、勃起力アップに効果をもたらす
◆7位 カキ
すべての必須アミノ酸をはじめ、さまざまな栄養素がふんだんに含まれている“海のミルク”。“セックスミネラル”と呼ばれる亜鉛の含有量もトップクラス
◆8位 ショウガ
食欲増進や殺菌作用など、古くから薬効の高い食材として知られるショウガ。ジンゲロールという成分は血行を促進し、勃起機能を高めるなど強壮効果大!
◆9位 オクラ
精力増進を期待できるムチンが新陳代謝を促進し、基礎体力を強化。ミネラルやカルシウムなども豊富に含み、スタミナ増強や夏バテ防止にも効果がある
◆10位 アボカド
男性ホルモンの分泌を促すビタミンEが豊富に含まれ、性欲を刺激し、滋養強壮に効果を発揮。原産地の中南米では「精力増強フルーツ」として知られている
(取材・文/浜野きよぞう)
★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/798.html
焼肉やウナギは逆効果にも 夏バテ予防は「ビタミンB群」重視(日刊ゲンダイ)
★阿修羅♪ > 不安と不健康17 > 276.html
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/276.html
投稿者 赤かぶ
日時 2015 年 8 月 11 日 07:22:40: igsppGRN/E9PQTweet
消化力が衰えている胃にウナギは負担大(C)日刊ゲンダイ
焼肉やウナギは逆効果にも 夏バテ予防は「ビタミンB群」重視
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/162575
2015年8月11日 日刊ゲンダイ
食事をちゃんと取っていても、疲労感が続く“夏バテ”になりやすい。元気に乗り切るには、ある栄養素がカギになる。
「夏は、体が疲れやすくなるさまざまな条件がそろっています」
こう言うのは、管理栄養士の平川あずさ氏だ。“条件”をザッと挙げてみよう。
・食欲が落ちて、栄養不足になる
・食欲はあるが、単品のみ(菓子パンやおにぎりのみ、麺類中心になるなど)で栄養が偏る
・冷たいものや水分を取り過ぎ、胃腸が冷えて消化器官内の消化酵素の働きが低下し、胃腸機能が落ちる
・屋外は暑いが、屋内はクーラーで冷えているため、自律神経の調整がうまくいかなくなり、不調が生じる。胃腸機能低下にも拍車をかける
・汗と一緒にミネラルなどが体外に流れ、不足気味になる
・熱帯夜で眠りの質が下がる
「該当する項目が多いほど、夏バテはひどくなり、長引きます。また、胃腸機能が低下すると、腸は免疫の要ですから、風邪など感染症にかかりやすくなります」
夏バテ対策とばかりに、「肉だ! ウナギだ!」と考えている人も、ちょっと待て。胃腸が弱り、消化力が衰えている体に、脂肪が多く、高カロリーの肉やウナギは負担が大きい。より一層、胃腸機能低下となり、夏バテの負のスパイラルから抜け出せなくなる。
ベストの対策は、主食、主菜、副菜がそろった栄養バランスの良い食事を取ること。しかし、朝夜は自宅で食事、昼は手作り弁当を徹底しているような人でなければ、なかなか難しいだろう。自分で料理ができなければ、妻に迷惑をかけることにもなる。
■自律神経の働きを正常に戻す作用が
そこで、平川氏がおすすめするのが、「ビタミンB群」に重きを置いた食事だ。
「ビタミンB群はエネルギー代謝に欠かせない栄養素です。不足すると、疲労物質が体内に蓄積し、体が疲れやすくなります。ビタミンB群は自律神経の働きを正常に戻す作用があります」
ビタミンB群の疲労解消効果は、複数の動物実験で証明されている。たとえばアサヒグループらの実験では、ビタミンB群が豊富なビール酵母のエキス水溶液を量を変え、マウス5群にそれぞれ10日間摂取させた。そして、マウスを回転カゴに入れて180分間強制歩行させ、その後、自発行動量を測定。疲労が強いほど、自発行動量は減少するが、ビール酵母エキスを全く含まない水溶液を飲んだマウスは、強制歩行をさせなかったマウスに比べて、自発行動量は8分の1まで減少した。また、ビール酵母エキスの量が増えるほどに自発行動量は増え、ある量を過ぎると、強制歩行をさせなかったマウスと自発行動量が同等だった。つまり、強制歩行による疲労が、その後の行動に影響を及ぼさなかったということだ。
今日から積極的にビタミンB群を! 玄米、枝豆、豆腐や納豆などの大豆加工食品、豚肉など肉の赤身などで取れる。
「ビタミンB群は水溶性なので、食品で取るのなら過剰摂取の心配はありません。一方で“取りだめ”ができない。毎食、ビタミンB群が取れる食べ方をすると、効率のいい夏バテ対策になります。玄米や大豆加工食品が日常的に取りやすい。特に玄米は、ナイアシン、ビタミンK、マグネシウム、亜鉛、セレン、鉄といった健康維持に欠かせない栄養素も豊富でおすすめです」
「食べにくい」「炊くのに手間がかかる」と玄米へ苦手意識を持っている人もいるかもしれないが、今は白米と同じような食感のものや、無洗米で手間がかからず炊けるものも出ているので、試してみてはどうだろう。
★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/276.html
赤かぶほか: 夏バテをのりこえる食材 (再掲)
実は肉より魚! 夏バテ&加齢に負けないタンパク質のとり方〈週刊朝日〉
★阿修羅♪ > 不安と不健康18 > 646.html
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/646.html
投稿者 赤かぶ
日時 2018年8月27日 08:15:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLUTweet
実は肉より魚!夏バテ&加齢に負けないタンパク質のとり方
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180824-00000029-sasahi-life
AERA dot. 8/27(月) 7:00配信
週刊朝日2018年8月31日号より抜粋
牛乳とプロセスチーズ
動物性タンパク質ランキング(週刊朝日2018年8月31日号より)
植物性タンパク質ランキング(週刊朝日2018年8月31日号より)
◆タンパク質をしっかり摂取する
連日の猛暑で食欲が落ちて夏バテ気味……そんなときは知らず知らずのうちに,タンパク質不足に陥っているかもしれない。タンパク質の摂取量が落ちると筋力低下を招くばかりか,生活習慣病のリスクも上がる。シニアこそ知ってほしい効率的で効果を上げやすいタンパク質のとり方を紹介する。各地で40度に迫る危険な暑さが記録されている今夏。暑さによる疲れから食欲が減退。気付けば食べる量が減り「のど越しの良いそうめんや冷やしうどんだけで終わり」という人も多いのではないだろうか?だがそんなときは,麺類にしゃぶしゃぶ用の肉をトッピングしてみよう。暑さで消化機能が低下し夏バテになりやすいこの時期こそ,いつもの食事にプラスタンパク質が大事。筋疲労の回復や持久力アップに欠かせない栄養素であるため,タンパク質が不足すると疲れやすくなり,スタミナ切れを起こしやすくなるのだ。タンパク質の必要量に足りなくなると,高齢者は介護が必要な状態の一歩手前のフレイルに陥る危険性もあるという。
「シニアこそ筋肉維持のためにタンパク質をしっかり摂取することが大切です」
発売中の小社刊『筋肉がつく!やせる!タンパク質データBOOK』の監修者で栄養摂取や運動によるタンパク質代謝に詳しい藤田聡教授(立命館大学スポーツ健康科学部)はこう呼びかける。タンパク質は,筋肉や皮膚,内臓をはじめとした体の組織を構成しているほか,ホルモンなどの分泌物や消化酵素なども作る役割がある。体内ではアミノ酸として血液中などに存在し持久力を左右する血液中のヘモグロビンの材料にもなる。体重のおよそ20%を占める身体の主要な構成要素だ。特に筋肉の維持にタンパク質は欠かせない。筋肉量は20代をピークに加齢とともに低下していく。特に中年以降は,1年ごとに1~2%ずつ減り,高齢期に入ると減るスピードがさらに加速するという。
「筋肉量が減ると,転倒の危険性を高めるだけでなく生活習慣病のリスクを増加させてしまいます。筋肉を構成するのはアミノ酸なので,食生活でのタンパク質摂取はシニアになるほど必要不可欠なのです」(藤田教授)
特に75歳以上の後期高齢者は要注意だ。意識的にタンパク質を摂取していないと,健康維持のために必要な栄養が足りなくなり,病気や体調不良を引き起こしてしまう。厚生労働省の食事摂取基準によると,一日に必要なタンパク質摂取量は,成人男性が60グラム,女性が50グラム。食事に含まれるタンパク質量は,ヒレステーキ100グラムで20グラム,白米茶わん1杯で3.8グラムと,1日分のタンパク質を1食でとるのは不可能に近い。さらにシニアは年とともに活動量が低下することで食べる量も減りがち。そこでシニアが効率的にタンパク質を摂取するためのポイントをまとめた。
◆まずは量を若いころと同じくとる
高齢者は若いときと比べて活動量が減っているからといって、タンパク質を減らす必要はない。加齢によって、同じタンパク質量を摂取しても、若いときと同じようには筋肉を維持できなくなっているからだ。
「高齢者は、若い人に比べて食後の筋肉の合成が起こりにくい。だから生活に必要なエネルギーが少なくなっても、タンパク質は若いころと同じ量を、積極的にとってほしい」(同)
高齢者こそ意識してタンパク質の多い食材をメニューに取り入れる必要がある。下記の表は,動物性タンパク質と植物性タンパク質が多い食材と部位をランキングにしたものだ。
「まずは献立でメインの食材を考えるとき,タンパク質量の多いものを選ぶように心がけましょう」(同)
動物性タンパク質では,意外にも肉より「まがれい」や「くろまぐろ」「かつお」などの魚のほうがタンパク質量が多い。豆や大豆製品,穀類などの植物性タンパク質を見ると,納豆より高野豆腐やそば、スパゲティのほうが多い。
◆質も大事「ロイシン」に注目
量に加えて意識してほしいのが、タンパク質の質。特に筋肉の合成に不可欠なアミノ酸「ロイシン」の含有量に注目してほしい。ロイシンとは、20種のアミノ酸で構成されるタンパク質の中の、九つの必須アミノ酸のうちの一つ。筋肉を増やすための司令塔である細胞内の遺伝子に、筋肉を作るよう働きかける役割を担っている。卵やヨーグルト、鮭などに多く含まれている。ランキング表にはロイシンの量も記してあるので参考にしてほしい。
「近年の研究で、筋肉の合成においては、タンパク質の量だけでなく、“質”も重要という指摘がされるようになりました。筋肉量の維持を踏まえると、タンパク質量だけでなく、ロイシンが多く含まれている食材を積極的に選ぶことをお薦めします」(同)
◆バランスも大事、毎食必ず食べる
タンパク質は、3食バランス良くとることも大切だ。筋肉の分解と合成は、運動時だけでなく、睡眠中も含めて一日を通して常に行われており、合成時のタンパク質不足は筋肉減少につながる。それを防ぐには、一日を通して、十分な量のタンパク質を補給することが必要だという。
「筋肉は一日の中で増減を繰り返しているので、筋肉を維持するためには、適切なタイミングでエネルギーを供給する必要があります。だから3食ともにタンパク質をしっかりとり、一定量のアミノ酸を維持することが、効率的な筋肉作りのポイント。3食のバランスが偏り、タンパク質の必要量に足りなくなると、高齢者はフレイルに陥る危険性もあります」(同)
◆植物性だけでは足りない動物性×植物性が最適
献立を考えるときには、動物性タンパク質と、植物性タンパク質とを組み合わせてとることを意識したい。基本的に、大豆製品に代表される植物性タンパク質は、動物性タンパク質に比べて、アミノ酸の含有量が半分以下。だから、筋肉を維持する観点で言えば、植物性だけではアミノ酸が足りないのだ。肉や魚などの動物性タンパク質は、アミノ酸の合成に不可欠なだけでなく、ミネラルやビタミンも豊富に含まれている。管理栄養士のキムアヤンさんは言う。
「動脈硬化や心筋梗塞、脳貧血など、血管系の病気が怖くて、肉や卵などの動物性タンパク質を控える高齢者も多いですが、食品のコレステロールによって血中コレステロールが上がることはありません。植物性タンパク質だけ食べていれば大丈夫というのは誤解。例えば、豆腐には肉を加えて肉豆腐にしたり、豆の煮込みにツナを加えたりと、動物性と植物性をミックスするよう心掛けて」
「糖質オフ」のはやりから、炭水化物を控える人も多いが、そばやうどん、スパゲティなどの麺類も、実はタンパク質量が多い。具材として、そばやうどんには肉をトッピングし、スパゲティにはシーフードミックスなどのタンパク質をプラスすると、一品で十分なタンパク質をとることができる。
「炭水化物ではタンパク質がとれないと誤解している人も多いですが、小麦やそば類には特に多く含まれているんです。ネギや大根おろしなどの薬味だけではなく、肉や魚介類の具材をプラスするよう心がけて」(キムさん)
(本誌・松岡かすみ)
◆タンパク質ランキング
【動物性タンパク質ランキング】
順位 品名 タンパク質量 ロイシン量
01位 まがれい 29.4g 2600mg
02位 くろまぐろ 26.4g 2000mg
03位 かつお(春獲り)25.8g 1800mg
04位 ほっけ(開き干し)24.7g 2000mg
05位 鶏むね肉(若鶏/皮なし)23.3g 1800mg
06位 まかじき 23.1g 1700mg
07位 うなぎ(蒲焼き)23.0g ‐(未測定)
08位 豚ロース肉(大型種/赤肉) 22.7g 1800mg
09位 紅鮭 22.5g 1800mg
10位 豚ヒレ肉(大型種/赤肉) 22.2g 1800mg
11位 豚もも肉(大型種/赤肉) 22.1g 1700mg
12位 牛ランプ肉(乳用肥育/赤肉) 22.0g 1800mg
13位 牛もも肉(乳用肥育/赤肉) 21.9g 1800mg
14位 牛サ-ロイン肉(乳用肥育/赤肉) 21.1g 1700mg
15位 かんぱち 21.0g 1600mg
【植物性タンパク質ランキング】
順位 品名 タンパク質量 ロイシン量
01位 高野豆腐(乾燥)20.2g 1800mg
02位 大豆(炒り、乾燥)18.8g 1600mg
03位 がんもどき 15.3g 1400mg
04位 そば(乾燥)12.6g 820mg
05位 スパゲティ(乾燥)12.2g 940mg
06位 ささげ(乾燥)12.0g 900mg
07位 あわ(精白種)11.2g 1500mg
08位 青えんどう(乾燥)10.9g 750mg
09位 厚揚げ 10.7g 910mg
10位 いんげん豆(乾燥)10.0g 800mg
10位 ひよこ豆(乾燥)10.0g 700mg
12位 そうめん・ひやむぎ(乾燥)9.5g 690mg
12位 テンペ 9.5g 720mg
14位 沖縄豆腐 9.1g 770mg
15位 糸引き納豆、ひきわり納豆 8.3g 650mg
★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/646.html
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/125.html
http://www.asyura2.com/16/health18/index.html
http://www.asyura2.com/09/health15/index.html
夏バテ・熱中症・日焼け対策に効果的なスイカ (@DIME)
★阿修羅♪ > 不安と不健康16 > 125.html
投稿者 赤かぶ
日時 2013 年 8 月 12 日 22:00:00: igsppGRN/E9PQTweet
スイカのどのようなところが好きですかという質問に対する回答結果。「夏の風物詩」や「夏バテ防止」などが上位に入り、夏に欲する果物だということが明らかに。
夏バテ・熱中症・日焼け対策に効果的なスイカ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130812-00000308-dime-sci
@DIME 8月12日(月)18時1分配信
スイカは16世紀にポルトガル人から伝えられたとされ、暑い夏が旬ということもあり夏休みのデザートやスイカ割りなど日本の夏をイメージする果物として浸透している。また、熱帯の国々では、スイカから水分を取るためによく食べられている。タキイ種苗では夏の果物の代表である『スイカ』について20~60代の男女322名を対象に、実際にスイカが好きな人はどれくらいいるのか、スイカの好きな所、食べる頻度などスイカに関する様々な調査を実施。調査の結果、「スイカは好きですか」の問いに対し、大多数の人が「好き」(84.8%)と回答し、改めてスイカが人気の果物ということが分かった。
『スイカ』が人気の理由には美味しさや夏の風物詩という以外にも、夏バテ・熱中症・過度の日焼けなど夏に起こりやすい症状に効果的な栄養が含まれていることが関係していると考えられる。例えば、スイカは果肉の90%以上が水分だが、ビタミンAやカリウムなどのミネラルが豊富で、その成分比率が市販のスポーツドリンクとよく似ており、エネルギーに転換の早い果糖やブドウ糖も含まれていることから、スイカを食べるだけで熱中症や夏バテ防止に効果的。カロリーも低いので、ダイエットにも最適な食べ物なのだ。
また、みずみずしい果実や果汁の赤色色素はリコピンとカロチンの混合物で、ビタミンC、シトルリンも含まれている。リコピンは、シミ・ソバカスの原因となる活性酸素を減らす力が強く、ビタミンCは肌のハリ、弾力に欠かせないコラーゲン繊維の合成に重要な役割を担っており、思いがけず日焼けしてしまった人はスイカを摂取することだという。
■スイカが好きな人は約85%と人気の果物だと実証
「スイカは好きですか?」という質問に対し、「好き」(84.8%)と回答した人は、男性が82.7%、女性が86.9%。スイカのオススメの食べ方を聞くと、最も多かった答えが「そのまま」や「塩をかける」だったが、一方で、定期的に摂取するために「ジュース」や「シャーベット」など食べ方を工夫しているという意見も見られた。ちなみに、タキイ種苗が紹介しているスイカを使った『レッドスムージー』レシピは以下の通り。参考に作ってみる価値はありそうだ。
◎スイカと桃のレッドスムージー
【材料】2人分
スイカ・・・1/8個
桃・・・・・・1個
レモン・・・1/3個
バジル・・・1/2枚
【作り方】
1.スイカ、桃、レモンの皮をむく。
2.桃とレモンは種をとる。
3.ミキサーにすべての食材を入れて撹拌する。
◎スイカとトマトとレモンのレッドスムージー
【材料】2人分
スイカ・・・1/8個
トマト・・・・1/2個
レモン・・・1/8個
【作り方】
1.スイカ、レモンの皮をむき、レモンは種をとる。
2.ミキサーにすべての食材を入れて撹拌する。
ところで、タキイ種苗でユニークなスイカが販売されているのをご存じだろうか? その一部を紹介しよう。
「カメハメハ」
ユニークなネーミングと外観が特徴。糖度が12.5度程度で高く安定する、3~3.5kg程度の小玉スイカ。濃紅色の果肉は肉質がかためで、歯触りのよい食感が楽しめる。
「シュガームーン」
甘くてジューシー。さわやかな風味と甘さで、食味のよい黄肉スイカ。果実は縞皮、高球形で、4kg程度の中玉種。
「紅まくら」
その名の通り、まくらのカタチをしたスイカ。1果重が7~8kg程度の大玉種。果形は枕形で外観がユニークなため差別化が容易。肉質はかためであるがシャリ感が強く、糖度は12~13度と高く、また甘みが数字以上に強く、独特の甘い香りがあり食味がすぐれている。濃い桃紅色の果肉色が印象的だ。
「ブラックボンバー」
小さいけれど、見た目は豪快。黒光りする濃緑色の果皮が印象的な、果重2.5~3kg程度の丸形小玉スイカ。糖度は12程度と甘みも十分。果肉は濃紅色で高品質。
【「スイカ」に関する調査概要】
調査期間:2013年8月2日~5日
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国の20~40代の女性
有効回答数:322サンプル
調査元:タキイ種苗
★阿修羅♪
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/646.html
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/125.html
http://www.asyura2.com/16/health18/index.html
夏バテにはビタミンB群
きのこで菌活。
理由がわかれば怖くない!「夏バテ」の予防法
「夏場になると気分や体調がすぐれなくて……」という方も多いのではないでしょうか。今年の夏を元気いっぱいに楽しむために、今からしっかり夏バテ対策をしておきたいですよね。今週のトレンドコラムでは、モデルの仕事をしながらトライアスロンの選手として活躍する丹羽さんに、身体を健康に強く美しく保つための食に対する考え方について伺っていますが、「きのこで菌活。」では、管理栄養士の松岡里和先生に夏バテのメカニズムとその予防策、インナーケアの大切さについて教えていただきます。暑い季節をパワフルに乗り切るための秘訣とは……?
—————— 教えてくれたひと ——————
松岡里和(ニュートリズム代表・管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・病態栄養認定管理栄養士)
総合病院や医療現場の管理栄養士として勤務し、栄養・給食管理、栄養カウンセリング、NST(栄養サポートチーム)など、チーム医療の実践に尽力。2万人以上の栄養カウンセリング実績を持つ。病院栄養士より独立後、管理栄養士によるコンサルティング事務所ニュートリズム【NUTRism】を設立。『栄養する。そして笑顔になる。』をコンセプトに、講演・セミナー講師、企業や飲食店のコンサルティング、レシピ・商品開発、書籍執筆、メディア出演、アスリートへの栄養サポートなど多方面で活動を行っている。
■夏バテの原因はズバリ“自律神経の乱れ”!
—— 編集部:暑さが増してきて、いわゆる夏バテの症状に陥っている方も多いと思います。夏バテと聞くと、「身体がだるい」、「食欲がない」といった身体の不調が思い浮かびますが、ほかにはどんな症状が挙げられますか?
—— 松岡:一般的には、全身の疲労感や倦怠感、無気力、イライラ、食欲不振、不眠、ふらつき……こういった夏場の体調不良のことをひとくくりにして“夏バテ”と呼んでいます。ですが特にはっきりとした医学的な定義があるわけではないのですよ。
—— 編集部:夏バテが無気力やイライラといった精神的な症状まで引き起こすとは思いませんでした。こういった不調に頭を悩ませている方も多いと思いますが、そもそも、夏バテはなぜ起きるのでしょうか?
—— 松岡:夏バテの原因は大きく分けて3つあります。1つ目は自律神経の乱れです。特に、室内外の温度差によって引き起こされる自律神経の乱れが、現代の日本人にとって一番の原因になっていると言われています。
—— 編集部:暑い外からエアコンで冷えた室内に入ることによる急激な温度変化が、夏場の体調不良を引き起こしているということですか?
—— 松岡:はい、そうですね。身体の体温調節は自律神経の働きによってコントロールされていますが、身体はその都度外気に適応しようとしますから、温度差が大きいとそのストレスによって自律神経が乱れてしまうんです。ただし、温度差がなければいいというわけでもありませんよ。冷えすぎた部屋にずっといると、今度は“冷え”によるストレスから自律神経がうまく働かなくなり、これもまた夏バテを引き起こす要因となってしまいます。
—— 編集部:なるほど、適切な温度管理が大切ということですね。では、2つ目の原因も教えてください。
—— 松岡:2つ目は、高温多湿の環境による体力の消耗や発汗の異常です。暑さによって体力が消耗すると、消化器官の機能低下が起きてしまうんです。疲労感やだるさ、食欲不振などの症状が起こりやすくなるのはこのためです。
—— 編集部:湿気が多いことも、夏バテに関係してくるのでしょうか?
—— 松岡:はい。多湿の状況だと汗の蒸発が妨げられ、発汗異常が引き起こりやすくなります。汗がうまく出せないと体内に熱がこもって体温調整がうまくできなくなるので、疲労感や倦怠感といった症状が助長されてしまうんです。
—— 編集部:なるほど。汗はしっかりかいたほうがいいんですね。
—— 松 岡:そうですね。汗をかくこと自体はとてもいいことですが、逆に大量にかきすぎると水分とミネラル不足による脱水症状を引き起こしてしまうので注意が必要です。また、水分の摂り過ぎも体液のミネラルバランスを崩して体調不良を引き起こしてしまうので、こまめに少しずつ補給するよう心がけて下さいね。
—— 編集部:水分の摂り方にも注意が必要なんですね!では、3つ目の原因はなんでしょうか?
—— 松 岡:他には、熱帯夜による睡眠不足なども原因となります。近年は、夜も気温が下がりにくく寝つきが悪くなりがちですが、十分な睡眠がとれないと日中の疲労回復がうまくできずに疲れがたまってしまい夏バテを引き起こしてしまいます。睡眠不足は自律神経の乱れも招きますので、さらに体調が悪くなるという悪循環に陥ってしまうんですね。
—— 編集部:今伺った3つの原因は、夏場ならば、どれも考えられる事柄ですよね。
—— 松 岡:そうなんです。夏バテは、現代社会で生きていれば誰がなってもおかしくないもの。「健康な人はならない」というわけではないんですよ。
■疲労回復のコツは、「きのこ」にあった!
—— 編集部:では、夏バテにならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
—— 松岡:一番は自律神経の乱れを起こしにくい生活習慣を身につけることです。そのためにはまずバランスの良い食事と規則正しい食生活、そして適度な運動や十分な睡眠が重要ですね。
—— 編集部:運動をする時間をなかなか確保できないという方も多いと思いますが、適度な運動というのは、体操レベルの運動でも構わないのでしょうか?
—— 松岡:はい、体操もいいですね。そのほかにも、自律神経を調整するためにはウォーキングや軽いジョギング、水中歩行といったような適度な運動が効果的です。なかなか時間がとれない…という方は、たとえば隣の駅まで歩くとか、なるべく階段を使うなど、日頃のちょっとした心がけで身体を動かす習慣を取り入れるだけでも違ってきますよ。逆に激しい運動は疲労や脱水、ミネラル不足を引き起こしやすいので、夏場はかえって注意が必要ですね。
—— 編集部:なるほど。ほどよい疲れは心地のよい眠りにつながりそうですし、日頃から意識的に身体を動かすよう心がけたいですね。
—— 松岡:そうですね。ですがやはり一番大切なのは食事です。必要な栄養素をしっかり摂って体力をつけないことには夏バテを撃退することはできません。特に、疲労回復、疲労予防、免疫力アップ効果のある栄養素を上手に摂り入れることで、自律神経のバランスを効果的に整えることができます。
—— 編集部:疲労回復効果のある栄養素というと、具体的にはどのようなものがありますか?
—— 松岡:疲労回復に特に有効な栄養素といえば、ビタミンB群がその代表格です。中でもビタミンB1はエネルギーづくりや筋肉に蓄積された乳酸の代謝を高めるなどの肉体的な疲労にも効果がありますが、同時に精神的な疲労を抑える働きもあるので、特に意識的に摂取していただきたいですね。そして、カリウムも重要です。カリウムは、細胞の浸透圧の維持をして水分を保持する働きや筋肉の収縮を調整する働きがあるので、不足すると脱力感や倦怠感といった疲労感を引き起こしてしまうんです。
—— 編集部:これらの栄養素が豊富に含まれている食材というと、具体的にどんなものがありますか?
—— 松岡:ビタミンB1を豊富に含む代表食材といえば豚肉ですが、マイタケやブナシメジ、エリンギといったきのこ類には、ビタミンB群だけでなくカリウムもたっぷり含まれているのでどちらも効率よく摂取することができます。また、きのこには免疫力アップに効果的なβグルカンという不溶性の食物繊維の一種が豊富に含まれているので、夏バテ対策にはうってつけの食材ですね。
—— 編集部:きのこと豚肉を使った料理は“最強の疲労回復メニュー”ということですか!?
—— 松岡:そうですね!ビタミンB群は自律神経の乱れを調整する働きがあり、ビタミンB群どうしをあわせて摂ると相乗効果が期待できますし、運動時のスタミナも保ってくれますので、きのこと豚肉の組み合わせは夏バテ対策にぴったりです。
ホクト株式会社/ きのこらぼ
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ホクト株式会社/ きのこらぼ
https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/kinkatu/13501/
【夏の薬膳】体の熱を取る食材や、夏バテ回避のための食べ方を知って夏を快適に
2024/7/23(火) 22:10
全国的に梅雨も明け、本格的な夏がやってきました。夏バテが心配な時期ですが、薬膳の考え方を活かせば、選ぶ食材や食べ方によっても体調を整える手助けをすることができます。管理栄養士・薬膳コーディネーターの宮崎さんに、体調管理のコツを教えてもらいました。
■夏ってどんな時期?何に気を付ける?
こんにちは、管理栄養士・薬膳コーディネーターの宮﨑奈津季です。年々暑さが増す夏。体調管理のためにも食べるもの、食べ方には気をつけたいものです。薬膳の視点で考える夏の食事についてお伝えします。
✔「暑邪」に注意
中医学では、病気を引き起こす原因を「邪気」、自然界にある邪気が侵入し、病気の原因となっていることを「外因」と呼びます。よく見られる外因の邪気は6つあり、これを「六淫(りくいん)」と呼んでいます。夏は「陽気」が盛んになる時期とされており、人の体も心も向上します。一方で、夏は体に熱がこもりやすく、六淫のひとつである「暑邪」が強くなるため、熱が出たり汗をかいたり、体液を消耗してしまうことがあります。その結果、食欲不振や夏バテ、熱中症といった症状があらわれることも。適度に体を冷やしてほてりを鎮め、水分のとりすぎに気を付けることが大切な時期です。
✔夏は「心・小腸」に影響が出やすい
中医学では、人の臓器を「肝・心・脾・肺・腎」の「五臓」に分類しています。さらに五臓を補う「胆、小腸、胃、大腸、膀胱」の五腑と体内の空間である「三焦」を「六腑」と呼びます。夏は、五臓の中でも「心」という部分に負荷がかかりやすい時期です。「心」は、意識や五臓をコントロールする働きがあり、全身に流れる血液の循環にも関わっているとされています。また、六腑の中では「小腸」に影響が出やすく、心と小腸は表裏の関係であるとされています。小腸は胃で消化したものを分別する働きがあり、悪くなると心も不安定となり眠れなくなることもあります。
※中医学での「五臓」は、西洋医学での臓器を直接指すものではありません。例えば「肝」=「肝臓」というわけではない点に注意してください。
■夏の体調不良改善のヒントになる薬膳
✔体の熱を取る食材をとろう
夏に旬を迎える食材の中では、「寒性」と「涼性」を持つものがおすすめです。寒性の食材は、体内の余分な熱を取ったり、鎮静の作用もあります。涼性の食材は寒性ほど強くはないですが、余分な熱を取る働きや体温調節にも効果があります。おすすめの食材としては、
きゅうり
なす
トマト
すいか
メロン
あさり
などです。
✔夏におすすめなのは「苦味」
「五味」とは、食材の味を東洋医学の考え方である「五行」に基づいて分類したものです。その中で、夏の時期におすすめなのは「苦味(くみ)」の食材です。苦味には、体の熱を冷ましたり炎症を鎮めたり、排泄を促したりする働きがあります。おすすめの食材としては、
ゴーヤ
レタス
オクラ
などです。
✔夏の薬膳の注意点
体を冷やすことが大切な夏ですが、冷たい飲み物や食べものをとりすぎてしまうと冷やし過ぎてしまう可能性もあります。特に夏の室内は冷房が効きすぎていることもあるため、適度に体を温めることも必要です。にんにくや生姜などの体を温める食材を適度に取り入れるのがおすすめですよ。
✔汗で失われるミネラル分の補給
夏はたくさん汗をかく季節なので、汗とともにミネラルが失われてしまいやすいです。それらを補給するため、肉や魚介類、緑黄色野菜も積極的にとりましょう。激しい運動や汗を長時間だらだらとかいた場合は、スポーツドリンクでこまめに水分補給をし、脱水症状を予防しましょう。汗をたくさんかいたときは塩分も補給することが重要ですが、涼しい部屋で一日過ごした場合はそこまで意識しなくても問題ありません。運動をしていないときにスポーツドリンクをとりすぎてしまうと、エネルギーの過剰摂取にもつながるため注意しましょう。
【参考文献】
・東邦大学医学部東洋医学研究室「薬膳と漢方の食材小事典」日本文芸社(2019)
・飯田薫子、寺本あい「一生役立つ きちんとわかる栄養学」西東社(2019)
・消費者庁「ご存じですか?経口補水液の知識」https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_special_dietary_uses/assets/food_labeling_cms206_20240430_07.pdf(閲覧日:2024年7月17日)
・厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/prevent.html(閲覧日:2024年7月17日)
・厚生労働省 e-ヘルスネット「嗜好飲料(アルコール飲料を除く)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-014.html(閲覧日:2024年7月17日)
宮崎 奈津季
管理栄養士・薬膳コーディネーター。介護食品メーカーで営業を2年間従事した後、フリーランスの管理栄養士に。料理動画撮影やレシピ開発、商品開発、ダイエットアプリの監修、栄養価計算などの経験あり。 現在は、特定保健指導、記事執筆・監修をメインに活動中。
HP:https://www.mnatsuki.com/
X:https://twitter.com/NatsukiMiyazak1
※「崎」は正式には立つ崎(たつさき)です
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