2002年2月19日火曜日
2002年2月12日火曜日
[通信] アステルFan~アステルの情報配信サービス
◇カスタマーサポート◇
◇着メロ・スーパー着メロ◇
◇アステルFan◇
アステルプラザ県都4店舗が「@ピカラ(アットピカラ)」に店名変更しました
●「アステルPHS電話サービス」全国ローミングおよび付加サービスの終了について
平成16年11月30日をもって、以下の一部サービスを終了することとなりました。
お客さまには多大なご迷惑をおかけすることとなり誠に恐縮でございますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
・全国ローミング(当社提供エリア(四国4県)以外でのアステルPHS電話サービス)
現在、九州(沖縄県を除く)、北海道、北陸、関西地域では、アステルPHSがご利用いただけません。12月以降は、四国地域外のすべての地域でご利用いただけなくなります。
・付加サービス(MOZiOサービス、ドットiサービス、着メロサービス)
●「アステルPHS電話サービス」新規申込受付の終了について
アステル四国
https://www.stnet.co.jp/astel/index.htm
PHSをもっと賢くかつマニアックに使いこなすために
「PHSは使えん!」などとおっしゃているあなた、それはまだまだ使い方を知らない だけです。PHSは「スルメ」です。噛めば噛むほど味が出てくるっていうもんですよ。
ではそのPHSを「スルメ」にしてしまうノウハウを適当に書いておきます。
■高速移動で使えない?
確かにPHSは高速移動は不向きです。かといって何[km/h]で使えないとかいう具体的数字では 現われません。それはPHSのシステムに問題があるのです。
PHSは携帯電話と異なりPHS専用の交換局を持ちません。そのため通話している基地局から 隣の基地局へ移るために基地局と端末間だけで情報のやり取りをします。この間に無音ないしは ハンドオーバー中の音が聞こえるのです。このやり取りに失敗すると通話は当然切断されます。
要はこれをうまく成功させればよいわけで、成功できる範囲で、かつCSが収容されている交換局が 同じなら極端なことをいえば何[km/h]でも良いわけです。特にDDIPはシステムの設定上その 点で有利です。
事実基地局が沿線にそって配置されている電車の中から走行中に通話ができた報告例もあります。
(私もJR関西空港線の日根野~りんくうタウン間でそれを体験しました)
なぜ同一交換局内でないとハンドオーバーができないかというと、端末の所在情報は交換局単位 で登録されており、交換局内のPHSの接続装置によってCS情報はある程度統制されています。ところが、 異なる交換局またぐようなハンドオーバーになるとCS同士のやり取りができないため切断されて しまいます。
特にこの交換局の境界は市町村境や鉄道・主要道路・川によって分けられている事が多く、同じ駅 でもハンドオーバーできない区間は多数あります。
(ex.JR天王寺駅と御堂筋線天王寺駅。JR大阪駅と阪急梅田駅など)
ただし、私の経験上から判断するに、圏外警告音が聞こえるといくら基地局があっても通話が 切断される可能性大です。このあたりの「粘り」が各機種によって違いが出る所で、これが長いほど 強い(?)機種と言えるでしょう。
■コードレスホンの子機としての使用する上での悩み
前述したように、PHSのデジタルコードレスホンの規格がバラバラなため、α-PHS規格のものと その他のPHSとの子機登録ができないのはもちろんのことと、それ以上にその問題をもろに受けて いるのがアステルです。
アステルの端末のうち、通称
NEC(シャープ)プロトコル
A121,A221,AN-11(日本電気製)とA141,241,AS-11(シャープ製)、 A171,271,272(東芝製)、A281(日立製)
松下プロトコル
A131,231,235,232,AP-11(松下通工製)とA111,112,211(日本無線製)、 A151,152,251(鳥取三洋製)、A161,162,261,AD-11(日本電装製)
があり、それぞれデジタルコードレスホンの接続手順が異なります。
現時点で前者は接続装置Z121(日本電気製)だけ、後者はY131,Y132(松下通工製)だけ親機と して使用できます。
(しかしながら、なぜかトランシーバー登録は全機種に対してできる)
しかしながら、NECプロトコルのタイプはNTTPの接続装置(901S,901U,902Uに限る)とシャープの 自社ブランド親機(JD-B7,B5)に子機 登録ができます! 登録方法はこちらへ(901Uの場合)
というのも、NECプロトコルはNTTP共通の子機登録手順(以下NTTP共通方式)の表示は違うものの 手順は結局ほぼ同じなのです。そのためこのような事を生じてしまいます。
また、Z121は機能的にもNTTPの接続装置(親機)よりかなり劣ります(内線通話すらできない)。 NTTP+アステル(NECプロトコル)で固めるならNTTPの親機の方がお勧めです。
ただしトランシーバー登録の場合、NTTPの子機、親機共にアステルの様なトランシーバー専用登録が ないらしく、また根本的に登録手順が異なるアステルの松下プロトコルの端末は登録不可能です。
また、NTTPの各営業所はトランシーバー登録をさせる端末をいったん子機登録させてから、 子機登録させた親機から子機の番号を消し、さらにその子機のトランシーバー番号を変更させて 使えるようにしているようです。
さらに、PanasonicブランドのVE-PX1やVE-PX30などは、外見がほとんど同じアステルのY131,132とは 異なりアステル用のプロトコルを積んでいないため、A131,231,235,232,AP-11 VE-PX201,202,203 以外の端末は子機登録はもとより、トランシーバ専用登録さえできません。また、完全にNTTP プロトコルのNTTPの10*Pや201P,311P,411Pは当然登録不可能です。
例外(?)としてA112(日本無線製)は登録できる事はできるのですが、スクランブルのかけ方が松下 方式とアステル松下系方式とで違うらしく、着信はしますが音声になりません。
まあ、とにかく
はよ、アステル全機種を子機登録できる親機を出してくれー!
トランシーバー機能って使えるの?
PHSに標準で付属されている機能として「トランシーバー機能」というものがありますが、 これはいわゆる同時通話型無線機みたいなものでして、親機にトランシーバー 登録された端末の間のみで通話が可能です。
ここでややこしいことにトランシーバー機能はデジタルコードレスホンについての規格に依存して おり、規格自体根本的に違うDDIPのα-PHS規格のものとその他のPHSとはトランシーバー 機能は使えません。
では、NTTPとアステルはどうかというと、はっきりいえば「できます」。
NTTPとアステルの端末は基本的に同じ会社が作れば中身はほとんど同じでシステムも非常に 似通っています。代表例がシャープの端末で、親機JD-B7-Hの広告では堂々と自社の端末は 子機までにできると公言しています。
ただし松下通信の端末はNTTP向け、アステル向けのプロトコルを完全に分けているため、この間 でのトランシーバー通話は表向き不可能です。
ところが、この技を巧みに利用し、アステル(松下方式含む)とNTTP全機種とのトランシーバー 通話を実現された方が存在します(詳細は後述)。
また、基本的にトランシーバー登録はデジタルコードレスホンの親機ないしは接続装置がないと できないはずですが、例外が1つあります。
それがNTTPの101N,Jyuwakki-PHS(日本電気製)で、これがあると隠しコマンド により親機無しで登録が可能です。しかし、102Nはこの機能はありません。
さらに、白ROM端末とトランシーバー登録との関係ですが、デジタルコードレスホンの規格関係上、 アステルのA121,AN-11(日本電気製)は白ROM状態ではトランシーバー専用登録ができません。
(私はこれで泣きを見ました(;_;))
では実際どのくらいの距離で使えるかといいますと、電波が非常に直進性が強いため市街地で 100mぐらい、郊外の見通しの効くところで200から300mぐらいが限度といったところでしょう。 というわけで「おもちゃ程度」と割り切っておいた方がよさそうです。
さらに、トランシーバー登録はNTTP、アステルは窓口に持ち込めばその場で作業してくれ ますが、DDIPは「親機を買ってください」と拒否されます。しかし最近某DDIPの代理店が1台 1000円(!)という値段でトランシーバー登録をサービスしています。
(ちなみにアステル関西はタダなんだよーん!
これはα-PHS規格の問題で、α-PHS規格の場合、トランシーバー登録が、多くても1つ の親機に十数台しかできないためです。ただし上書き登録が出来るため一応書き込みは 出来ますが、同じトランシーバー番号が何台も登録できるため、同じ親機で同じ番号を登録した 端末はポケベルと化してしまう裏ワザ(?)を生じます。
(当然3人同時通話はできない)
一方、その他の会社の規格は1台の親機に理論的に9999台が登録可能です。
(実際は設定できない番号があるため約8000台)
ついに出来た!NTTPとアステル全機種のトランシーバー通話
前述したように、アステルには子機登録に松下プロトコルとNECプロトコル(NTTP互換)の2種類が 存在します。一方、トランシーバー専用登録(以下TR専用登録と略)はアステル共通プロトコルを とっています。ところが、NTTPの親機にはトランシーバー専用登録というモードがないので実質 子機登録となります。
ここで、NTTPの全機種に親機を使わずに端末だけで子機登録できる画期的な端末がアステルには 存在します。それがシャープのA141,A241です。この機能を巧みに利用してNTTPとアステルの 橋渡しをしてやるわけです。
このA241をたとえばアステルのTR専用登録ができるZ121に子機登録をして、このZ121にアステル の端末をトランシーバー登録をし、A241でNTTPの端末にトランシーバー登録(A241を「オクル」に設定) させれば完成です。
なお、対象となる親機はZ121だけで、アステルのY131,132は不可能ということが判明しました。
(Special Thanks GINさん@So-net)
さらに、シャープのJD-B7は、NTTP全機種+アステルNECプロトコル方式端末が子機登録可能で、 なおかつアステルのTR専用登録モードも保有しています。ということは大本の親機情報が 同じであるため、JD-B7の子機登録で登録した端末とTR専用登録で登録した端末が通話できる、 ということになります。
なお、JD-B7と301Sを使用した手順についてはこちらにまとめてあります。
(Special Thanks 下芝さん@宮崎医科大・ 水野さん@BIGLOBE)
上記から比較すると各社共一長一短ですが、思わぬところで通話料の負担がかかることになります。
たとえば、発信者が普通の家庭の電話で神戸から電話をかけ、契約者が大津で最終登録して圏外に出たと しましょう。応答メッセージ送出時間を10秒、録音時間を20秒と想定して、各社の昼間の時間帯での料金 計算は以下のようになります。
アステルの場合(調査中)
約24km(9.5秒10円*4+10=50円)
神戸(発信者)-------------------×-->大津-×->契約者
|
留守電センター(大阪市)<------
NTTPの場合
約73km(9.5秒10円*4+10=50円)
神戸(発信者)---------------------->大津-×->契約者
|
留守電センター(大阪市)<--------------
約49km(24秒10円*2+10=30円)
発信者負担:50円、契約者負担:30円
DDIPの場合
約73km(18秒10円*2+20=40円)
神戸(発信者)---------------------->大津-×->契約者
|
留守電センター(大阪市?)<--------------
約49km(一律20円)
発信者負担:40円、契約者負担:20円
アステル関西は、以前課金の方法が異なったため、留守電が入る際には契約者に課金がされなかった のですが、留守電サービスのバージョンアップと共に転送扱いとなり、NTTPとほとんど同じ課金方法に なってしまいました、と書きましたところ、指摘がありましたので調査中です。
あと問題なのが留守電の「転送します」というアナウンス。アステル関西はいきなり留守電のための 不在メッセージが流れますが、NTTPやアステル東京などはその前にこのアナウンスが流れてしまいます。 しかもこの段階では転送電話なのか、留守電なのかわからないため、相手先がどんなサービスを受けて いるか分からない限りビビって切ってしまうケースも多いのです。これは早急に改良していただき たいですね。
さらにDDIPは全国留守電を聞くため料金が一律なのがメリットなのですが、留守電確認のために 最低10円の通話料金がかかる事。これは留守電チェックをする上で大きなマイナスです。アステルや NTTPのような感覚で留守電確認すると後でひどい目に遭うでしょう(^^;;
そのために通話終了時に録音有無通知される事を利用して、DDIPの問い合わせ番号である116(通話料はタダ) にかけて確認しようという涙ぐましい技もユーザーの間では検討されているようです。
■留守電サービスを使いこなすために
現在NTTPとアステルがサービスを行っている留守電サービス(NTTPの場合月々100円、 アステルの場合月々100円)ですが、 アステルの留守電の登録有無確認は通話料もかかりませんし、発信してからだいたい数秒で終わり ます。
これに目をつけて確認を高速移動中にやってしまおうという技でして、圏内表示が出たところで すかさず発信をするのです。この方法で窓際で8割ぐらいは確認に成功します。
ただし、当然車内中央部になるほど成功率は低くなります。
■留守電機能のローミング
現在、アステルグループのNTT依存網型であるアステル東京・関西・中国・九州・沖縄で 契約した端末のみで、かつ上記のエリア内でのローミングに限った場合、留守電機能に対しても 特電のみで操作ができます。
ただし、たとえば関西契約だと聞くために大阪市までのPHS料金を払わなければならないので、 それを覚悟の上で・・・・(^^;;
■PHS各キャリアの文字伝送サービス
私自身が対応端末を持っていないので(^^;;なんとも言い難いですが、とりあえず文字伝送サービスの 比較を作成しました。
以前から各キャリアとも同一メーカーの端末間での文字伝送はできていましたが、これを発展させて 互換性を持たせたものがDDIPのPメールになります。
ただし、DDIPはあくまで端末間でのやり取りであるためポケベル並みの使用には耐えません(^^;;
きゃらメールは新しい端末でないと対応しないところがNTTPらしいところですが、文字数を70文字まで 増やしているのが特徴です。
アステルのモジトークは既存の端末でも対応可能(一部制限あり)というのが評価できるところでしょう。 ただしその関係もあり20文字に制限されています。
PHSを使用するにあたっての注意
電源を入れた際にいきなり自分の電話番号が表示されるものがあります。これは私が思うに、結構曲者で 自分の電話番号が他人に知られる危険性がありますのでご注意を。
私の知っている範囲での端末ではアステルのA121,131,231,235,211がそうです。
■ホームアンテナとは?
現在、NTTPから2機種発売されているホームアンテナですが、これはいったいどういう仕組みか 簡単に説明しましょう。
公式の説明では、たとえば「窓際に来た電波を増幅して室内でも使える」と簡単にうたっていますが 実は、あれはPHSが1.5個入った中継器なのです。
右図(若干略している)に示すように、基地局から来る電波(周波数:f1)はホームアンテナで受信 されます。この電波をただ単に増幅して送り出すだけでは基地局からホームアンテナに届く間に 生じるビット誤りそのまま送出してしまいます。また、高周波段階だけの増幅を行うとノイズも 一緒に増幅されますから、いったん復調させてやります。そして符号の誤り訂正とホーム アンテナのIDの付加etc.を行ってから変調し別の周波数f2(具体的には自営用周波数)で端末に 向けて送出します。
ホームアンテナ登録などの作業が要るのはシステム的にホームステーションの子機登録の延長線上に あるためこの信号加工の段階で端末や基地局とやり取りする必要があるためです。すなわちホーム アンテナは基地局に対しては端末、PHS端末に対しては基地局、といった両面を兼ね備えている ものです。というわけで、NTTPのホームアンテナは残念ながら、他社の電波は増幅できません。 ただし、ホームアンテナの公衆登録が他社のものが入っていればできるのでは?と理論上推測 されますが、書き込むものがありませんのでまず一般レベルではできないでしょう。
(ちなみに、アステルでも97年夏をめどにホームアンテナを検討しているとの事)
隠しコマンドを発掘しよう!
PHSだけにこだわらず、いろいろな機器にいわゆる隠しコマンドがあります。 PHSに関しては子機登録に関するものをはじめ、端末情報を登録するものや後に述べる電界強度 測定などが挙げられます。
ではその傾向を各事業者用端末別に紹介しましょう。
NTTP
「保留/内線」押しながら電源ON(NTTP共通系)
DDIP
「3」+「5」+「*」押しながら電源ON(DDIP共通系)
アステル
「通話」or「終了」+「機能」押しながら電源ON
全体的に、NTTPとアステルは松下通信工業製、シャープ製に、DDIPは東芝製に多い傾向が あります
ただし、これを行ったために発生した損害は当方では一切その責を負いません。自己の責任のもとで行ってください。
(ふつう、こんなことやる人は、上記のことは当然の上でやっていますが・・・(^_^;;)
とどめ!電界強度測定モード
各社の端末にはものによっては隠しコマンドにより契約している事業者の基地局からの電波の強さ (電界強度)を測定する機能があります。これは各事業者がサービスエリア調査を行うためにつけ られたもので、ここに表示される電界強度はサービス範囲の基礎データとなります。
では実際にこれができる端末を分かる範囲で以下に示します。
NTTP
101P,102P,103P(松下通工製),101N,102N(日本電気製),101Y,102Y(ソニー製),201D(三菱電気製)
DDIP
PT-101,PS-501,601,701(京セラ製:その他の機種でもできる可能性が高い), TN-PZ3,TN-PZ110,TN-PZ210(日本ビクター製)
アステル
A131,831,231,235(松下通工製),A171(東芝製),A161,162(デンソー製),A221(日本電気製)
NTTピエットブランド
P100(松下通工製),T100(東芝製),Y100(ソニー製)
その他
VE-P201,VE-P202(松下通工製:ASTEL準拠),Jyuwakki-PHS(日本電気製:NTTP準拠)
実際に測定してみると通話エリアの設定は大体通話が十分にできる範囲としての下限として25dB ぐらいに設定されているようです。また、電界強度測定モードは非常に電池の消耗が 激しく数時間でなくなることをお忘れなく。
Kansai PHS Janker's Club
http://www.mahoroba.or.jp/~tukanana/phs4.htm
アステル関西 | NTTP関西 | DDIP関西 | |
サービス開始日 | 95年12月24日 | 96年4月1日 | 96年12月下旬から順次 |
月額使用料(円) | 100 | 100 | 100 |
工事料(円) | 無料 | 2000(注1) | 1500(注1) |
録音可能件数 | 20 | 20 | 20 |
1件あたり録音可能時間 | 120秒 | 120秒 | 60秒 |
メッセージ保存時間 | 72時間 | 72時間 | 73時間(延長可) |
応答メッセージ録音 | ○ | ○ | ×? |
暗証番号設定 | あり | あり | あり |
メッセージ録音自動通知(通話終了時を除く) | なし(ポケベルによる通知あり) | あり(最大4回) | なし |
メッセージ有無確認費用 | 無料(照会のみの専用番号によるもの) | 無料(再生専用電話番号によるもの) | 有料(最低10円) |
メッセージの一般加入回線からの再生 | ○ | ○ | ○ |
留守番電話サービスセンターの所在地 | 大阪市 | 大阪市 | 大阪市? |
留守電メッセージ入力の際、発信者の負担区間 | 発信者のいる場所から契約者の最終位置登録場所まで | 発信者のいる場所から契約者の最終位置登録場所まで | 発信者のいる場所から契約者の最終位置登録場所まで |
留守電メッセージ入力の際、加入者の負担区間 | 契約者の最終位置登録場所 から留守電センターまで | 契約者の最終位置登録場所 から留守電センターまで | 一律1回20円 |
メッセージの再生や諸設定の負担 | 発信者 | 発信者 | 発信者 |
きゃらメール | モジトーク | Pメール | |
サービス開始時期 | 97.04.01 | 97.05.20(東京) | |
必須条件(端末) | 312S以降のきゃらめーる対応機 | アステル全機種(ただし数字表示端末への制限あり) | Pメール対応端末 |
必須条件(サービス) | 別にきゃらめーるサービスに入る必要あり | 留守電サービスのみ | 端末依存のため関係なし |
月額基本料 | \100(留守電サービスと別) | \100(留守電サービスとセット) | \0 |
メッセージ読み出し料金 | \5円/1件(読み出し時に発生) | \5円/1件(蓄積時に発生) | 端末~端末間のPHS料金 |
送受信可能文字数 | 最大70(フリーワードでは69) | 20 | 20 |
センター蓄積可能件数 | 20 | 10 | (不可) |
センター蓄積時間 | 72時間 | 72時間 | |
端末圏外時の対応処理 | センター蓄積 | センター蓄積 | 圏外のまま蓄積はなし |
1接続最大読み出し可能数 | 3 | 1 | |
文字コード変換方法 | STDコード | STDコード | 端末のキー依存 |
定型文の数 | 20 | 26+α(占い+代行サービス) | なし |
ローミング先の使用制限 | なし | あり(読み出しが不可) | なし |
2002年2月11日月曜日
[機器][携帯電話] au PashaPa(パシャパ)~cdmaOne端末用デジカメユニット
[機器][携帯電話] au PashaPa(パシャパ)~cdmaOne端末用デジカメユニット
デジカメになるケータイ 「PashaPa,Treva,J-SH04」
スタパ齋藤
2001/02/19 00:00
■デジカメになるケータイ
去年末あたりから,デジカメとして使える携帯電話類(および携帯電話用デジカメユニット)が出始めた。
携帯電話というデータ通信端末に,デジタルカメラという画像データ生成装置。これらが一体化し,従来の画像生成・転送スタイルに比べてよりシームレスな利用が可能になると何が起きるのかとかいうことは1~2年待てばわかるので気長に鳥瞰したりしなかったりすることにし,とりあえずは“デジカメ機能内包ケータイ”っておもしろそーっスねということで,市場にある製品を片っ端から使ってみた。
片っ端からとは言っても,現在ある製品は3機種。
auの@mail対応cdmaOne端末用デジカメユニットのPashaPa(パシャパ),
DDIポケットのfeel H"端末用デジカメユニットのTreva(トレバ),
J-PHONEのデジカメ内蔵型携帯電話端末のJ-SH04(シャープ製端末)。とりあえず全部買うでしょ!!そして俺内部に潜んでいるっていうか暴れたりもしている「どのデジカメケータイがイイんだよ結局」欲を満たす方向で試しまくってみたので,その印象などを書いてみたい。
■これでスクープ撮るって……
PashaPa
auのcdmaOne用デジタルカメラ「PashaPa」。京セラ製,標準価格4100円。10万画素で,撮影サイズはノーマル120×120,CIF 352×288ピクセルの2種。重量50gで,C310Tと,400番台以後のcdmaOne端末に対応する。
まず,浅野忠信がスクープを撮ってスゴいことになっちゃうCM(関東だけかも!?)で話題となったPashaPa。
詳細はauのPashaPa紹介ページやニュースリリースをご覧いただくとして,この製品,モノとしては単体で撮影できる10万画素のデジタルカメラとなる。PashaPa単体で撮影ができ,撮影した画像を利用する(見たりするわけですな)時に,@mail端末に接続するというスタイル。人差し指と中指を合わせたくらいのサイズで主さ約38g。非常に小さい。撮れる画像はPNG形式で,サイズは120×120ピクセルと352×288ピクセル。本体内には最大30枚の画像(120×120ピクセルの画像の場合)を保存可能。約30センチまでの接写が可能。単4形アルカリ電池1本で動作する。で,お値段4100円(メーカー価格/税抜)。そんな製品だ。
俺が最初に買ったのがコレで,さぁ撮ってみよーと,手持ちのcdmaOne端末のC401SAと組み合わせて使った。で,結論としては,かなり期待外れだった感じ。というのは,全体的にまどろっこしい印象があったこと。
ひとつは撮影時,カメラ自体が特殊な形状で,シャッターが押しにくいと同時に,シャッター音などもせず,さらにファインダーもアテにならない(ファインダーを覗いて撮影してもあまり正確なフレーミングはきない)。使いにくかった。まあ,オモチャ系カメラだからよしとしよう!!とか思わないと「……(泣)」という状態になっちまう感じであった。
それから,画像を端末(C401SA)で表示するなどの作業も,クイックさに欠ける。カメラ画像を表示するモードへ入るのがわかりにくく(サービス→データ転送モード→カメラモード→画像表示というふうにメニューを追う),表示やコピーにも時間がかかるのだ。これはC401SAの操作性からくる“まどろっこしさ”もあるが,結局,どーも,な~んか,残念感が漂う。
加えて,画像だが,これも少々貧弱。256色の画像なのだが,被写体がちょっと明るくても逆に暗くても,256色的発色をしてくれないという印象。まあ,10万画素なので画質を求める方が間違っているのだが,オモチャ的カメラにしてはシビアな露光というか,ある程度キレイに撮るには訓練が必要な製品だと感じた。
当初から画質には期待していなかったので,画質が多少暗いとか色が出ないとかは,さほど問題ではない。むしろ気楽かつ手軽にテキトーな写真が撮れれば遊べるなぁ,と期待していた。が,PashaPa使用時の,個々の手順に手軽さが感じられないのであった。PashaPaで撮影→C401SAへ画像表示・転送→見たりメールしたりして遊ぶ,というコトがスススッとストレスなくできればいいなぁ,とそれだけ。しかし,実際は,やや使いにくいカメラでの撮影→まどろっこしい画像操作→わりと期待以下の画像を見たりメールしたり,というコトになったりする。
まあ,既に使い慣れまくっちゃってPashaPa達人となった人なら問題ないかもしれない。また,@mail端末でどーしてもデジカメケータイ遊びをしたい人も少なくないだろう。でも,俺の場合は,やはり,結局,PashaPaは7~8回使い,その後は全然使わなくなってしまった。
ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3062.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/3070.html
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/06/14/jphone.htm
http://k-tai.impress.co.jp/news/2001/05/11/so503i.htm
2002年2月9日土曜日
[通信][PHS] cdmaOne(PacketOne対応)版EZweb
[通信][PHS] cdmaOne(PacketOne対応)EZweb
cdmaOne(PacketOne対応)EZweb
■EZwebを使ってみました
さてcdmaOneの付加機能(正確にはセルラーデジタル、TU-KAも)である「EZweb」ですが
・EZwebを起動して、メニューから接続するコンテンツ
・EZwebを起動して、直接アドレス(URL)を打ち込み、iモードの様にWWWに接続するコンテンツ(ただし専用の HDML という簡易言語にて書かれていることが条件)
の2種あるみたいです。
前者コンテンツですが、インターネットから接続できないクローズドなWWWなのかもしれません。
とりあえず、前者コンテンツである「着信音ダウンロードのコンテンツ」( 注意!EZGET機能付きの端末で無いと使えない )を試してみました。
EZwebのトップメニューを実行し、その中から選び「 3・EZweb最新情報 」を選択します
数日ごとのEZwebの最新情報が表示されます
さっそく着メロダウンロードを試してみます。
期間限定で、料金無料でした (もちろんEZweb接続料は掛かります)。中から、椎名林檎嬢 の「 ここでキスして 」を選びました。
聴いてみると、音の伸ばし方が嫌だったので、編集しようとしました。できまへーん!
ダウンロードしてきた曲データは通常の曲の様に編集できない。それどころか楽譜を見ることもできません。有料コンテンツなものですから当たり前と言えば当たり前か。
くっそーーーなめやがって!!!なーにが椎名林檎だ!「椎名へきる」か「Seena ~君は風になる~/PC8801」かどうか知らんけど何様だ!!
結論 やっぱ着メロは自分で作らないと気持ち悪い(そうか?)
結局、椎名林檎はやめて、前から耳コピで作っていた某CHUN SOFTのゲームの曲「弟切草メインテーマ(?)」に、下のパートを加えて2和音にしました。かなりイカス音になりましたよ。ゴンゲ~って感じです(?)
ついでに同社「かまいたちの夜メインテーマ(?)」も作成。
結論 やっぱ着メロは他に誰もやってない曲にすべき(そうか?)
ところで、上に書いたようにEZwebでは HDML で書かれたページしか見ることができないそうですが、なんとかして「HTMLのページを見ることは出来ないか?」 「iモード用のページは見れないか?」 の2点を試してみました。
■HTMLのページを見ることは出来ないか?
私の行き付けの掲示板で試してみました
「4・EZインターネット」 を選択し、URLを入力します
しかし...
なんと!入力フォームは、なんとかなりました
しかし「4 次へ...」を押しても
肝心の本文は全く読めませんでした
とにかく入力フォームから書きこみをしてみました
ブラウザは「UP Browser/3.03-TS11 UP Link/3.2.1.3b」 として認識しているようです。
内容は何と書いたのか忘れましたが、
題名 :EZWEB
名前 :えぼPACKET
題名の色:赤
としました。日本語は化けてますがそれなりには書けますね。こんなもんでしょうか
いざと言うときには使えそうです。いざという時 って...何だろう。まぁいいや。
■iモードのページを見ることは出来ないか?
携帯でページを見るためのNTTDoCoMoが提唱している「iモード」のページはどうでしょうか?
サンプルとして、Impress社のAKIBA PC Hotline!のiモード版を見てみました。
おおっ ちゃんと見れてるじゃないですか!
しかし実際、iモードで見た場合は一番上の
「AKIBA PC Hotline!」
の部分がグラフィックで表示されているはずですが
その部分が見れません。内容自体を見ることは出来ましたのでよしとしましょう。
他のページは分かりませんが、iモード用のページは基本的に画像が少なくて文字がメインですので、
多分見れるんじゃないでしょうか?
J-PHONEではどう見えるんでしょうね。
■eメールはどうかな
さて今までの cdmaOne だとこのeメール機能がとても寒いもので、J-PHONEの様に直接端末に送ってこないで「eメールがセンターに届いたよ」 しか知らせてくれませんので自分で ezweb を立ち上げてメールを拾いに行かないといけませんでした。今回のPacketOneでもそれは同じなのですが、メールが届くと自動的に「接続してメール見にいきますか?」と、入力待ちになります(※このダイアログを出さないで、メール到着のみを知らせる設定や、何も出ない設定も出来る)
そこで「OK」を押すと、EZwebの起動画面が表示され、メール受信一覧まで一気に行ってくれます。
もちろん、自動でメールをダウンロードしてしまう J-PHONE や NTTDoCoMo に比べると不便ですが、ボタンを2つ押すだけ(一つはEZweb自動起動確認、もう一つは受信一覧から、その新着メールを閲覧する為に)で、済みますので、まだ改善されています。ただ、車に乗っていたりすると焦る時があります。この eメール機能 ですが「ゴミ箱」や「ゴミ箱から削除」もあったりして、なんだかWindowsみたいです。メールアドレスですが、初期設定では電話番号がアドレスに含まれるのですが、後で自由に名前を変更することが出来ます。
■値段はどうやねん
さてメール送信なのですが、セルラー曰く「 20文字1円 」だそうです。
しかし「1パケット=128byte=0.27円」と書いてあり計算が合いません
そこでセルラーに聞くと、「通信確立のためのパケットも含まれているためです」だそうです。そりゃそうだ。「詳しい内容については、お答えできません」。はぁ、さいですか、企業秘密つーやつやね。しかし、0.27円 = 1パケット ですから 1円 = 3パケット でしょう。つまり
ID/PASS送信に1パケット。
サーバからの応答に1パケット
メールデータ送信に1パケット。
と考えられます。
つまりメールデータ自身を乗せるパケットは、1パケット=128byteあるのですが、それが20文字(全角だと思われるので40Bytes)というのは、残り分 128-40= 68 (bytes)は相手先アドレスなどの付加情報を乗せているからでしょう。それから考えると
2 (円) ÷ 0.27(円/パケット) = 7.x (パケット) 。
2円で7パケット分、送受信できます。あと、上述の通信確立に 2パケット 必要ですから、送れるeメールデータとしては
(7 パケット - 2 パケット ) x 20 = 100。
最低でも「100文字2円」であると思われます(勝手な想像)(追記: そうとは言えないが、20文字=1円 なので 40文字=2円 という事は無く
2円だと40文字以上送れますよ、との事です。
しかし、毎回質問が長くなると、途中で私の携帯番号聞くのは辞めて欲しいです。
くれーまーじゃないっすよー。ただのメカマニアですから)
そこんところちゃんとページに書くなりしてほしいですね。送る時にも文字数を考えてしまいます。
えっ、ドケチって? 倹約家と言ってくれ!
結論 ちりも積もれば山となる
EZwebでいろいろ繋げてみましたが、パソコンを持っていない人や、出先では有効な気がします。出先や通勤途中に、「スキー積雪情報」や「天気予報」、「ニュース」などを見れるのは良い暇つぶしになりそうです。他に 「三和モバイル・バンキング」 や 「クロネコヤマト、荷物追跡サービス/ブックサービス」 と言い、発送した荷物の配送状況を調べることが出来たり、本を宅急便で注文できたり、ANAの 航空券の予約 や チケットレス決済 等のサービスがEZweb上で行えます。
(詳しくはEZwebのサイトに載っています。)
また、新しく「EZmap」というサービスが始まりました。たとえばグルメ情報の店の場所を知りたいときに、その周辺の地図をグラフィックで表示させることが出来る というものです。
全てで行えるわけではなくて、各コンテンツが「EZmap」に対応しないといけません。
これが普及すると、紹介された場所へのアクセスがかなり便利になりそうです。今後もEZwebだけでなく、携帯インターネットには期待できそうですね。
Evolution's REvolution
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/
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cdmaOne(PacketOne対応) 料金・基本性能
関西セルラーの「CDMA ONE」 (Packet One対応機種) 契約してきました。
(関西はセルラーですが、場所によってはIDOだったりします)
以前、旅行先の出石と城崎でPHSが全く通じなかったので、ちょっとカチンと来たのと、PHSの料金が思ったほど安く無さそうなのが乗り換えの原因です。
■一般加入電話に掛ける場合、携帯電話からより、PHSからの方が安い!?
みなさんも「家にTELするなら、携帯からよりPHSからの方が安い」と思ってませんか? 実は必ずしもそうとは言えないのです。
私はDDIを使用してきましたが、毎月の料金が、7~8000円近くになってました。たくさん掛けているからだろう、そう思ってきましたが、もっと頻繁にかけている携帯電話(NTTDoCoMo)の弟の方が安く済んでいるのに驚き、現在のDDIと 購入を検討している関西セルラー(cdmaOne)の値段を比較してみました。
これは一般加入電話に掛けた場合です 10円で掛ける事のできる時間(秒)
セルラーDDIポケット通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間近畿内または
地域隣接県平日50.020.032.5土・日・祝36.5その他の地域平日31.512.520.0土・日・祝22.5通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間同一区域内平日70.060.060.0土・日・祝60.0隣接区域内
・30kmまで平日60.045.045.0土・日・祝45.0
こう見ると、PHSの方が安く感じます。しかし、プランにもよりますが、DDIの場合一通話につき+10円加算されます(10秒以内の通話を除く)。「昼得コース」ですと夜、早朝深夜 の通話料が倍額 「お気軽コース」ですと、すべての通話料が倍額になります。つまり「カエルコール」などの短い電話だと、最低20円は掛かるPHSの方が高くなります。
さらにPHSは距離によって値段が大きくかわります。携帯の場合、上記 「隣接県」 と 「その他の地域」 の2種しかありませんが、PHSの場合は、さらに「~60km」「~100km」「~160km」「160km超」というパターンがあり、隣接県で平日昼間、60秒/10円が、160km超だと15秒/10円にまでなります。もちろん160km以上遠くに掛けることは無いにしても、30~60kmや、~100kmなら有りそうです。
もともとは、携帯と比べて料金が安く 近い距離なら料金無しでトランシーバとしても使え、電話の子機としても使える。と言うのが売りでしたが、携帯電話各社の競争で、PHSの値段もあまり安く感じないし、「トランシーバ機能」は隠し機能のような扱われ方で持っている人ほとんどが知りません。いや、もっと言えばどうやって使うか分かりません(マニュアルにも載ってません)。親機が無いと使え無さそうなのですが..一体どうなんでしょう? また携帯電話の普及で、電話の子機自体が不必要になってきています。このままだと将来性はとてつもなく低いですね。
ついでに相手が携帯電話の場合もみてみましょう。
セルラーDDIポケット通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間同一区域内平日40.016.026.5土・日・祝29.0通話地域曜日早朝・深夜昼間夜間同一区域内平日15.010.015.0土・日・祝15.0
DDIの場合、一通話につき+10円加算されます(10秒以内の通話を除く)となります。
※「昼得コース」「お気軽コース」「標準コース」による違いはありません。
■一定通話料込みコースの違い
各社がやっている「一定額通話料込み」のコースですが、たとえばセルラーは
コミコミコールS
コミコミコールL
コミコミコールジャンボ
の3種類有り
料金は各、
4000円(最大1400円/35分)、
5900円(最大3000円/100分)、
8900円(最大4000円/200分)
となります。おなじくDDIでも、
スーパーパックS
スーパーパックL
料金は
2805円(1200円/最大115分)、
4250円(3000円/最大348分)※括弧内は無料通話分
ところがこの2つは大きく違います。それはDDIがその無料料金分が無料通話になるのに対して、セルラーは無料時間分が無料通話なのです。
セルラーだと、上記の表は全く関係無く、1分単位で計算されます。つまり、家にかけようが、PHSにかけようが、携帯にかけようが違いは有りません。最大通話時間を超えた場合は、おのおの40円/分 30円/分 20円/分の料金体系が適用されます。そのため無料通話時間を超えると、割高の料金を払うことになります。
DDIの場合は料金で計算します。スーパーパックLは同じ料金体系、スーパーパックSは通話料のx1.2倍です。
超えた場合もそのまま計算されます。
また、DDIはPメール、PメールDXの料金は無料通話に含まれるのに対して、
セルラーのEZWEBの料金は、無料時間分には含まれていないので注意が必要です。
どうやらNTTDoCoMoは上記DDIと同じ料金基本タイプで、J-PHONEはセルラーと同じく時間基本タイプのようです。
■締め日と無料通話分の関係
セルラーの場合は月単位で計算します。つまり加入月の基本料金も無料通話分も、締め日まで「日割り」です。「締め日」には注意しましょう。DDIでもそうだと思われますので加入月は満額払う事は無いはずです。たとえば無料通話1000円分のパックに某月15日に加入した場合は、その月は500円分の無料通話しかついてきません。超えた分は別料金になります。たいてい端末を買うと、嬉しがってあちこちに電話してしまうものですので、契約時には無料通話が多いコースにしておき、次の月から無料通話が少ないコースにするといいと思います。
■他社携帯の料金
通話料込みのコースの場合です。
会社SLLL超えた場合料金超えた場合料金超えた場合
NTT DoCoMo
おはなしプラスM
4100円(1300円/可変)
おはなしプラスL
5900円(3000円/可変)
おはなしプラスBIG
9100円(6100円/可変)
関西セルラー
cdmaOne
コミコミコールS
4000円(1400円/35分)
コミコミコールL
5900円(3000円/100分)
コミコミコールジャンボ
8900円(4000円/200分)
40円/分30円/分20円/分
J-PHONE関西
トークパックS
3900円(1400円/35分)
トークパックL
7300円(2400円/120分)
無し
40円/分20円/分
J-PHONEは通話料込みのプランが少ないですが、その分通常のプランが多いです。
こう見てみると、Sクラスのプランは全社ほとんど同じくらいです。イメージとしてNTTDoCoMoが高いと思ってましたがそうでも無い様ですね。ここに書いていないTU-KAですが、実は私の周りでTU-KAな人、あるいはTU-KAを持っているという人を聞いたことが無いのです。しかし携帯屋さんはTU-KA勧めます。報奨金大きいのかな?
知人はなぜかJ-PHONEが大半を占めて、DoCoMoが2人(そのうち一人はPHSと携帯両方所持)、DDIが2人です。弟に聞いたところ謎が解けました。J-PHONEは端末の料金が安いのです。なるほどね。
■cdmaOneはPHS並みの音声を誇る?
さて「CDMA ONE」ですが、よく言われている音声品質の高さはどれくらいでしょう?
売りは「音が良い」と言う事ですが、実際使ってみた結果は、某スタパ斎藤氏が言っているようにヘンです。相手(携帯/一般加入電話) / 自分(cdmaOne)の場合で試してみたところ、通常の携帯電話の様な「AMラジオ」のような雰囲気は有りませんが、妙に音声のみを強調しているため。相手が、ハンズフリーでしゃべっているようなちょっと遠い感じの声になります。もちろん、ハーフレート携帯と比べると雲泥の差ですが、PHSの音質に慣れている私としては奇妙に聞こえます。PHSを辞めて半年近く経ちましたが、慣れてきたらまぁこんなもんかな と言った感じでしょうか。
■cdmaOneの基本性能
さて、このC3xxシリーズはPacketOne対応と言うのが売りです。私は全然知らずに、ホームページに
「東芝のC301Tは、普通のアンテナとは別に、内蔵アンテナが入っててええ具合で電波拾えますよ」(概略)
と書いて有ったのを見て、この「人より余計に電波拾えます」部分に、ググッと来てしまい、HIT SHOPのお姉さんに「携帯お探しですか?」と言われるやいなや「このセルラーのC301Tくれ!!」と切りだし、他の会社および他の端末を進めるのを完全に無視して交渉を始めたのでした。えと、一円も負けてくれませんでした。くそ。端末ごとの違いはいろいろ有るでしょうが、C301Tは基本的な売りとして、
「別途アンテナ内蔵」
「ハンズフリースピーカ内蔵」
「イタズラ電話用ボイスチェンジャ」
くらいでしょうか。内蔵アンテナは周りにcdmaOne使いが居ないので差が分かりません。
ハンズフリースピーカは良さそうなのですが、マイクが使えないという無意味な機能だったりします。 天気予報や時報でも聞けと言うのか? ボイスチェンジャはまだ試してません。しかし先に出た機種( 東芝301T 日立302H )はどうやら「 液晶階調表示が出来ない 」みたいです。しくったかな....それと、多分最近の端末だと常識なのでしょうが通常の「非通知」と「公衆電話」および「通知できない電話」(国際電話など?) おのおの3種類を設定できるため大変重宝してます。もちろん「番号非通知」な、いかがわしい人間は無視です。しかし...番号通知する、いかがわしい間違い電話がバンバン掛かってきます。
結論 「りょう」って誰やねん!! 正しく番号教えとけ!!
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[機器][AV] KANA2000~CFメディア用MP3プレイヤー
22 Feb 2002
KANA2000
コンパクトフラッシュを用いたシリコンオーディオ
近年MP3フォーマットの普及とともに盛り上がってきているのがMP3プレーヤーです。メディアとして、スマートメディア、MMCなどのメモリなどを使用するシリコンオーディオと、MP3フォーマット(あるいはAAC,WMAなど)のファイルとして焼きこんだCDーRを使用するMP3-CDプレーヤとに大きく二分されます。前者のシリコンオーディオのほとんどはスマートメディアを媒体とします。次に松下が推すMMC/SDカード、SONY独自規格のメモリースティック、そして最後がコンパクトフラッシュ(以下、CFと略す)です。
このKANA2000は、メモリで有名な会社である(だった?)グリーンハウスが出したシリコンオーディオのMP3プレーヤーです。VBR(可変ビットレート)には未対応、128KbpsのMP3のみ再生可能です。内蔵メモリは無し、記憶媒体としてCF(TypeII)を使用します。私の知る限りCFを使用するMP3プレーヤーは、この「KANA2000/KANA21」と、MP3プレーヤ黎明期に発売された「FreshMusic」の計3つしか知りません。
CFが盛り上がらないのは、やはり本体のサイズが大きい事と、セキュリティ保護のシステムが無いというのが大きな理由でしょうか? とは言え、今の時点では、自由にデータをやり取りできる、コンピュータで作成したMP3データを使用することを考えると、「書き込んだメディアから読み出せない」と言う程度のセキュリティは有っても無いがごとしですけどね。
ちなみにTypeII対応と言うことはアレが・・そう、CF互換の超小型HDD、IBM社のマイクロドライブ! と思いきや「使えない」そうです。ちなみに試しに挿してみてMicrodriveがぶっ壊れた人も居るそうなのでご注意。
■MP3プレーヤ以外でも
箱の中には、本体、ユーティリティ/ドライバが入ったCD、説明書、USBケーブル、イヤホン、単四電池x2が入っています。
さてこのKANA2000の珍しいところはCFが使える事だけではありません。コンピュータと付属のUSBケーブルで接続することにより、CFリーダライタとしても使えるのです。つまり、デジカメなどからデータを出し入れする際に使用できるんですね。普通のCFリーダライタでも5~6000円程度はします。これにMP3プレーヤ機能がついて11800円はお買い得ではないでしょうか?しかし、リーダライタとして使う場合には少し問題があります。実はUSBのバスパワー(USBからの電源供給のコト)に対応していません。つまりKANAの本体に電池を入れておかないと(無論、使える電池)使えないのです。KANA2000をMP3プレーヤとして使っている人は、使用するのに電池が要るわけなのでそんなに問題は無いと思いますが、MP3プレーヤとしてはあまり使わず、デジカメなどとのデータやりとりを主に使おうとするなら、その都度電池を入れないといけないという事になります。さらに使用できる電池は単四です。ランニングコストを考えるとイマイチですね。
ちなみにこのKANA2000の後継機である「KANA21」ではこの点(バスパワーに対応)だけは改善されているようです。Ni-MH(ニッケル水素)などの充電池には一応対応しているそうで、私が試したところ使用可能でした。保証外ながらもKANA2000を長期的に使おうと思うなら充電池を購入したほうがいいかもしれませんね。最近は単三も単四も充電できる充電器が出ているので、そちらを購入しておいたほうが無難かもしれませんね。 私は以前に単三電池を使用するデジカメを購入したときに、単三・単四充電可能な充電器を買っておいたので、単四のNi-MH充電池を買うだけで済みました。
■CFリーダライタとして使う
コンパクトフラッシュリーダライタとして使ってみました。
まずはCFにMP3ファイルを書き込む為にリーダライタとして使ってみます。接続は簡単でKANA2000とPCを付属のUSBケーブルで繋ぐだけです。付属のUSBケーブルは両端が標準コネクタ(横長のヤツ)になっているのが珍しいですね。リーダライタとして使う場合は、本体上のスライドスイッチをUSBに(左にするとMP3、右にするとUSBになります)します。PCに繋ぐとPnP(プラグアンドプレイ)が動作し、ドライバを入れるよう表示されます。付属のCDからドライバをインストールするだけでもう完了です。エクスプローラ等で見ると、ドライブが一台増え、FDD(フロッピー)と同じように読み書きできる (= リムーバブルデバイスとして認識する) ようになります。 Win98やWin2Kなどではドライバのインストールが必要となりますが、WinMEでは最初からOSにドライバが登録されており、USBに繋ぐだけで自動的にドライバがインストールされます。
さてMP3ファイルの転送ですが、面倒なアプリケーションを使ったりする必要は無く、CFに割り当てられたドライブに対してMP3ファイルをコピーするだけでOKです。とてつもなくラクです。ちなみにディレクトリを掘ってもその配下のファイルは認識しません。ファイル名が日本語でも問題ありません。どうせ表示されませんしね・・・。唯一気をつけてもらいたいのが、「リムーバブルデバイスに対して遅延書き込みを行う設定」をしていた場合(Win98は標準でONになっている)です。あたりまえながらFDDなどと同じく、このCFもリムーバブルデバイスという扱いになりますので、CFへの書き込みが終わったと思ってKANAのケーブルを抜くとブルーバックの画面になったりします。これを防ぐには、遅延書き込みをOFFにしてもいいのですが、わざわざそんな事をしなくても、CFにコピーし終わってからしばらく(10秒程度で良いと思います)待つだけでも十分です。
■MP3プレーヤとして使う
シリコンオーディオとして使うには、本体上部のスイッチをMP3にします。コピーが終わったらそのCFをKANA2000に差込んでスイッチを入れます。5~6秒ほどすると画面に曲数と全体の演奏時間が表示されます。あとは再生するだけです。
再生するには再生ボタンを押します。右を押すと次の曲に、左を押すと前の曲に移行します。再生中に再生ボタンを押すと一時停止、停止ボタンで停止です。あとは音量スイッチだけです。
曲の早送りや巻き戻し機能はありません。早送り巻き戻しは無くてもそんなに困りませんが、ボタンホールドが無いのが気になります。再生中にポケットに入れておいたりすると、変なボタンを押してしまうことが多発します。これは改善してもらいたいですね。
音質はまぁそれなりですが、イヤホンの質も手伝ってか低音があまりでませんのでスカスカした感じになります。バスブースト機能をつけて欲しいです。さて音量の調節は横に付いたVolumeスイッチで行います。これはアナログではなく、デジタルの多段階ボリュームで、現在の音量は液晶画面に2つ刻みでバーで表示されます。
ここで少し問題が。一番小さな音量にしてもそこそこ音が大きいのです。騒がしい電車の中だとなんとかギリギリですが、場所によっては音漏れしそうです。またデジタル多段階なので微妙な大きさの調節が出来ません。アナログのボリュームの方が良かった気がします。あるいはこれはただのマスターボリュームなだけで、別途音量調節できるイヤホンを買え、と言う事なのでしょうか? 確かにその方がいいかもしれません。と言うのもイヤホン自体の作りはかなり安っぽく、音質をどうこう言うレベルではありません。また最近標準となりつつある片方だけ長くて首の後ろから回すタイプではなく、旧型の左右の長さが同じタイプです。そのため首から胸のあたりにかけて、イヤホンのケーブルがこんがらかってしまうことも少なくありません。あくまで付属のイヤホンはおまけだと考えたほうがいいですね。
電池の持ちはどうでしょうか? 私はいきなり充電池を使用したので普通の電池での持ちはわかりませんが、他のサイトで電池で使用した時間が載っているのを見ると、4時間ほどだそうです。充電池だと 3時間 程度と言うところでしょうか。うーむ、ランニングコスト悪いですね。
MP3のフォーマットは、CBR(固定ビットレート)で128Kbpsのみの対応となってます。しかしダメと言われても試したくなるのが男の常。128Kbps以外のビットレートやVBR(可変ビットレート)のMP3ファイルを試してみました。その結果、128Kbps以下のファイルは再生可能でしたが、128Kbpsを超えるファイルはとりあえず再生はするものの、音がブツブツ途切れまくって聞けたものでは在りません。VBRのファイルについては一見問題なく再生できているように思えるのですが、なぜかボリュームボタンを押すといきなり最大の音量になったり、キーを受け付けなくなったりと変な動きをします。
という事で、128Kbps以下のファイルはサポート外ながらも使用可能、128Kbpsを超えるファイルは不可、VBRは単純に再生するだけなら可だがお勧めできない、という事になります。
結局どっちつかず・・・
シリコンオーディオにもなり、コンパクトフラッシュリーダライタにもなる と、話だけ聞くとなかなか良いのですが、実際使ってみるとどちらにも中途半端です。まさに「二兎追うもの一兎も得ず」と言った製品です。唯一の利点は他と比べて安価な事だけ。実は当方は処分セールで6800円で購入しました。ただし、「こういうものだ」と割り切って使うならそこそこ使えます。実際、毎日通勤に使用してますし、遠出する時はデジカメの画像を抜く為にUSBケーブルとKANA2000を持ち歩き、なんだかんだで大活躍してます。まぁ完璧なモノはなかなか無い、という事でしょうかね。在庫処分で安価で売っていれば買ってもいいかもしれませんが、定価で買うの(KANA21も)は勿体無いでしょう。あ、そうそう書き忘れていましたが、このKANA2000(21も)で一番注意してもらいたいのが、CFによっては相性が悪いものが多く、音が飛びまくって使えないらしいのです。運良く知人のSandisk64MB、96MBと私の使用しているLexarの64MBでは使用可能でしたが、同じメーカーでも容量や発売時期によっては使えなかったという情報を聞いたことがあります。発売元のグリーンハウスいわく、自社製CF以外の動作を保証していないそうなので、買う時はご注意を!
Evolution's REvolution
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[通信] Cメール
[通信] Cメール
22 Oct 2002
CメールでcdmaOneを便利に
■日本のキャリア
日本の携帯電話会社(=キャリア)
みなさんもご存知の様に日本の携帯電話のキャリアとしては、NTTDoCoMo、J-Phone、セルラー(含むIDO)、TU-KAと4社有るわけですが、おのおの独自の色を出しています。
J-Phoneの特殊機能は「J-スカイ」と言う名前で統合されており、着信音の受信は「スカイメロディ」、web閲覧は「ウェブ」、サーバから自動で定期的にデータを送ってくれる「ステーション」そして、メールは「スカイメール」となっています。初心者でも直感的に分かりやすいですね。ちなみにユーザが自由に作れるWEBコンテンツもありますが、ほとんど普及していません。
特徴としてメールに強く、受信に関しては料金が掛かりません(ロングメールは除く)。
送信はパケットでは無いけれども、全角64文字、半角128文字までを、トークパックだと2円、それ以外でも月200円払ってメール割引サービスを受けると同様に2円で送ることが出来ます。
また、メール受信時に電源を切っていても何度もセンターから送ってくれるため、大切なメールを見逃す事が少ないのが他に無い特徴です。
NTTDoCoMoは何と言っても通話エリアの広さ。人が住んでいる地域の99%をサポートしているというのはダテでは有りません。そういうこともあってか特にサラリーマンに人気が有ります。
さらに今や携帯コンテンツのスタンダードとなった感も強い「iモード」も人気が有ります。この「iモード」サイトの数は、他社製のそれを大きく引き離しています。
メール送受信については、基本的にはセンターから自動的に送ってきてくれますが、電源を切っていた場合や電波が弱い場所に居た場合などは自らがセンターに接続してメールの有無を確かめないといけません。
パケット通信によって送受信データの長さに応じての課金となり、短いメールは1円で送信できたりもします。
Tu-Kaは..全然知らないです、すまんです。
一応は関東に知人がいるんだけど、メール非対応端末なのでよくわからんです。ちょっと調べて見ましたが、サービス見てると結構良さそうな気もするんだけど..Tu-Ka端末ってJ-Phone系の「スカイメッセージ」とセルラー系の「EzWEB」を両方とも使えるみたいですね。
詳しく調べますと、どうやらTu-Kaは関東、東海、関西しか自前のアンテナを持ってないようです。他の県で使用する場合は、J-Phoneやデジタルセルラー(& IDO)に、ローミング(わてらのアンテナ電波届かない所は、あんたらの会社のアンテナを使わせてください的方法)するみたいです。そういえば昔ニュースでそんな話を聞いたことがあったような気がします。
各社のページにはそう言うことは何一つ載ってないのです。あまり知られたくない話なのでしょうか? ユーザーとして別途料金は掛からないことになっていますが、ローミング先では料金が微妙に異なる事もありますので注意しましょう。
さらに言うとTu-kaはDDIグループ(現在はKDDIグループ)の傘下に入ったので、社名も「株式会社ツーカーセルラー」となってます。
つまり正確に言えばデジタルセルラーへは「ローミング」では無くて、キャリアは違えど自社アンテナを使用している訳ですね。携帯電話会社の裏側を垣間見た気持ちです。また私の記憶が確かならば、J-PHONEとも何か繋がりがあったはずです...ムムム
よくよく考えると、J-Phoneのメール機能、EzWEBのコンテンツ、そしてJ-Phone + tu-ka + デジタルセルラーの広大な通話エリア..tu-kaって結構良いのかもしれませんね。
さて、問題の当方が現在契約しているセルラーです。
セルラーは他のキャリアと比べて少し特殊で携帯に2つの種類が有ります。もとからあったPDCの携帯であるデジタルセルラー。それとは別に現在の主力商品である高音質高容量を実現したcdmaOneです。
cdmaOneの特徴としては、「8kbpsEVRC音声処理技術」と言う一般のPDC方式の携帯電話と違った音声方式を採用しており、PHSにはかなわないものの通話音質的にはカナリ良い部類に入ります。
またウェブ機能としてはNTTDoCoMoの「iモード」に対抗した「EzWEB」があります。iモードの真似しゴンベだと思っていただければいいでしょう。
このEzWEBは、日本独自の規格である「iモード」と違って世界標準規格である「WAP」を採用しています....が、「鎖国」のDNAが残っている為かは知りませんが、日本人は独自路線が大好きな種族なので、日本独自路線である「iモード」に圧倒的な差をつけられています。
EzWEBの料金はiモードと比べて少しだけ安い(DoCoMo0.3円、セルラー0.27円 /1パケット)です。ただしiモードと違ってメールは自動受信できず、必ず自分で接続しなければいけない点が面倒です。モバイルに関しては、現在の所、携帯での最高速度である64Kbpsの通信速度を誇っている点も見逃せないですね。(ただしISP側の対応が必要となります。)
メールはやっぱり...
ここまでの話をメールについてだけでまとめると、
・J-Phoneはメール送信2円、受信が無料。端末がOFFでも何度も送ってきてくれる。
・NTTDoCoMoは送信/受信とも、長さに応じて料金が掛かる。端末がONだとセンターが自動送信してくれる。OFFだと送ってこないので自分でセンターに接続しないといけない。
・セルラーも送信/受信とも、長さに応じて料金が掛かる。端末がOFFでもONでも送ってこないので、毎回自分でセンターに接続しないといけない。(メール着信に関してはお知らせ(Ezチャイム)だけが来る。)
メールという点では、受信0円で、かつ何度も再送してくれるJ-Phoneが最も良さそうですね。また「受信0円」なので、自分のインターネット上のメールボックスに届いたメールをJ-Phoneの端末にコピーして投げるようにしておけば、無料でインターネットメールの到着がリアルタイムに分かります。
逆に一番面倒なのがセルラーですね。
EzWebだと受信にも料金が掛かりますので、同じ事をするととても損です。私はこの事があってJ-Phoneに乗りかえるつもりでいました。
■セルラーのCメールって?
今回、仕事の関係でメール到着と同時に読まないといけない事になった為、インターネットメールをそのままEzWEBのメールに送信するようにしました。私はMLにも加入しているので、もしそのとてつもなく長いMLのメールが届けば読み出し料金がエライ事になる...そう思っていました。
ところが、EzWEBのメールは上に書いたようにセンターに接続して読むのですが、ある程度まで読みこむとそこで一旦止まって、それ以降を読む場合は「次へ」を押して続きを転送してきてもらうという形になります。そのため長いメールが届いたとしても、全部を読まなくても良いので、途中までなら料金はそんなには掛からないのです。うーむ、なかなか使えるじゃないか...とセルラーを見直したのですが、実はもっと料金を減らす事が出来るのです。それは「Cメール」にあります。
この「Cメール」というのは、PHSのPメールや、NTTDoCoMoのショートメールなどと同じく、もともとは同じキャリア同士(つまり、ここではセルラー端末同士)でメールを交換しあうものです。「Cメール」の送信は3円、受信は0円。Eメールの受信もOK、しかしEメールへの送信は不可です。Eメールへの送信ができないなら使えねぇ と思っていたのですが、よくよく考えると「Eメールの受信」が「無料でできる」のですよ!
早速、インターネットメールをこの「Cメール」に投げるようにしてみました。おお!スゴイぞ、 自動で読みこむ上に無料ときたもんだ。今までどうしてこれに気づかなかったのだろうか!
さらに思い出しました。EzWEBのメールも転送機能が有った事を。 EzWEBメールの転送先設定にCメール用のアドレスを書きこみます。EzWEBのアドレスにメールを送りしばし待ちます。おお!来たぞ! 自動受信しました。(転送してもEzWEBのメールはEzWEBのメールボックス内に残ります)
つまりは、インターネットメールと携帯メール(EzWEB)の両方の到着を無料で知る事ができ、さらに頭の半角100文字(全角50文字)を無料で読む事ができるのです!
と言うことで、「メール受信0円」「メール送信はパケット」という、J-PhoneとNTTDoCoMoのオイシイ所を両方ゲットできてしまいました。って、俺が知らなかっただけ?.....ま、まさかね....
ただし問題もあります。
Cメールでインターネットメールを受信した際(この場合は、携帯のメールも含まれる)、相手先情報や題名などがその半角100文字ぶんに含まれるので、メールの一部しか確認できません。これは仕方ないですね。また電源を切っていたり、電波が届かなかった場所でCメールが届いた場合は、しばらく自動受信しないので注意が必要です。私は夜中に電話が掛かってくるのが嫌いですし、電力消費を防ぐために夜中は電源を切るように設定しています。その為、電源がONになってからしばらくして一気にその夜中の分のメールを受信するので、とても驚きます。このあたりはまだJ-PHONEにはかないませんね。しかし、使えネェ~と思っていたcdmaOneがこれほど便利になるとは驚きです。cdmaOneを使用している方は是非試してみてください。
Evolution's REvolution
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/40.htm
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/16.htm
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http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/index.html
22 Oct 2002
CメールでcdmaOneを便利に
■日本のキャリア
日本の携帯電話会社(=キャリア)
みなさんもご存知の様に日本の携帯電話のキャリアとしては、NTTDoCoMo、J-Phone、セルラー(含むIDO)、TU-KAと4社有るわけですが、おのおの独自の色を出しています。
J-Phoneの特殊機能は「J-スカイ」と言う名前で統合されており、着信音の受信は「スカイメロディ」、web閲覧は「ウェブ」、サーバから自動で定期的にデータを送ってくれる「ステーション」そして、メールは「スカイメール」となっています。初心者でも直感的に分かりやすいですね。ちなみにユーザが自由に作れるWEBコンテンツもありますが、ほとんど普及していません。
特徴としてメールに強く、受信に関しては料金が掛かりません(ロングメールは除く)。
送信はパケットでは無いけれども、全角64文字、半角128文字までを、トークパックだと2円、それ以外でも月200円払ってメール割引サービスを受けると同様に2円で送ることが出来ます。
また、メール受信時に電源を切っていても何度もセンターから送ってくれるため、大切なメールを見逃す事が少ないのが他に無い特徴です。
NTTDoCoMoは何と言っても通話エリアの広さ。人が住んでいる地域の99%をサポートしているというのはダテでは有りません。そういうこともあってか特にサラリーマンに人気が有ります。
さらに今や携帯コンテンツのスタンダードとなった感も強い「iモード」も人気が有ります。この「iモード」サイトの数は、他社製のそれを大きく引き離しています。
メール送受信については、基本的にはセンターから自動的に送ってきてくれますが、電源を切っていた場合や電波が弱い場所に居た場合などは自らがセンターに接続してメールの有無を確かめないといけません。
パケット通信によって送受信データの長さに応じての課金となり、短いメールは1円で送信できたりもします。
Tu-Kaは..全然知らないです、すまんです。
一応は関東に知人がいるんだけど、メール非対応端末なのでよくわからんです。ちょっと調べて見ましたが、サービス見てると結構良さそうな気もするんだけど..Tu-Ka端末ってJ-Phone系の「スカイメッセージ」とセルラー系の「EzWEB」を両方とも使えるみたいですね。
詳しく調べますと、どうやらTu-Kaは関東、東海、関西しか自前のアンテナを持ってないようです。他の県で使用する場合は、J-Phoneやデジタルセルラー(& IDO)に、ローミング(わてらのアンテナ電波届かない所は、あんたらの会社のアンテナを使わせてください的方法)するみたいです。そういえば昔ニュースでそんな話を聞いたことがあったような気がします。
各社のページにはそう言うことは何一つ載ってないのです。あまり知られたくない話なのでしょうか? ユーザーとして別途料金は掛からないことになっていますが、ローミング先では料金が微妙に異なる事もありますので注意しましょう。
さらに言うとTu-kaはDDIグループ(現在はKDDIグループ)の傘下に入ったので、社名も「株式会社ツーカーセルラー」となってます。
つまり正確に言えばデジタルセルラーへは「ローミング」では無くて、キャリアは違えど自社アンテナを使用している訳ですね。携帯電話会社の裏側を垣間見た気持ちです。また私の記憶が確かならば、J-PHONEとも何か繋がりがあったはずです...ムムム
よくよく考えると、J-Phoneのメール機能、EzWEBのコンテンツ、そしてJ-Phone + tu-ka + デジタルセルラーの広大な通話エリア..tu-kaって結構良いのかもしれませんね。
さて、問題の当方が現在契約しているセルラーです。
セルラーは他のキャリアと比べて少し特殊で携帯に2つの種類が有ります。もとからあったPDCの携帯であるデジタルセルラー。それとは別に現在の主力商品である高音質高容量を実現したcdmaOneです。
cdmaOneの特徴としては、「8kbpsEVRC音声処理技術」と言う一般のPDC方式の携帯電話と違った音声方式を採用しており、PHSにはかなわないものの通話音質的にはカナリ良い部類に入ります。
またウェブ機能としてはNTTDoCoMoの「iモード」に対抗した「EzWEB」があります。iモードの真似しゴンベだと思っていただければいいでしょう。
このEzWEBは、日本独自の規格である「iモード」と違って世界標準規格である「WAP」を採用しています....が、「鎖国」のDNAが残っている為かは知りませんが、日本人は独自路線が大好きな種族なので、日本独自路線である「iモード」に圧倒的な差をつけられています。
EzWEBの料金はiモードと比べて少しだけ安い(DoCoMo0.3円、セルラー0.27円 /1パケット)です。ただしiモードと違ってメールは自動受信できず、必ず自分で接続しなければいけない点が面倒です。モバイルに関しては、現在の所、携帯での最高速度である64Kbpsの通信速度を誇っている点も見逃せないですね。(ただしISP側の対応が必要となります。)
メールはやっぱり...
ここまでの話をメールについてだけでまとめると、
・J-Phoneはメール送信2円、受信が無料。端末がOFFでも何度も送ってきてくれる。
・NTTDoCoMoは送信/受信とも、長さに応じて料金が掛かる。端末がONだとセンターが自動送信してくれる。OFFだと送ってこないので自分でセンターに接続しないといけない。
・セルラーも送信/受信とも、長さに応じて料金が掛かる。端末がOFFでもONでも送ってこないので、毎回自分でセンターに接続しないといけない。(メール着信に関してはお知らせ(Ezチャイム)だけが来る。)
メールという点では、受信0円で、かつ何度も再送してくれるJ-Phoneが最も良さそうですね。また「受信0円」なので、自分のインターネット上のメールボックスに届いたメールをJ-Phoneの端末にコピーして投げるようにしておけば、無料でインターネットメールの到着がリアルタイムに分かります。
逆に一番面倒なのがセルラーですね。
EzWebだと受信にも料金が掛かりますので、同じ事をするととても損です。私はこの事があってJ-Phoneに乗りかえるつもりでいました。
■セルラーのCメールって?
今回、仕事の関係でメール到着と同時に読まないといけない事になった為、インターネットメールをそのままEzWEBのメールに送信するようにしました。私はMLにも加入しているので、もしそのとてつもなく長いMLのメールが届けば読み出し料金がエライ事になる...そう思っていました。
ところが、EzWEBのメールは上に書いたようにセンターに接続して読むのですが、ある程度まで読みこむとそこで一旦止まって、それ以降を読む場合は「次へ」を押して続きを転送してきてもらうという形になります。そのため長いメールが届いたとしても、全部を読まなくても良いので、途中までなら料金はそんなには掛からないのです。うーむ、なかなか使えるじゃないか...とセルラーを見直したのですが、実はもっと料金を減らす事が出来るのです。それは「Cメール」にあります。
この「Cメール」というのは、PHSのPメールや、NTTDoCoMoのショートメールなどと同じく、もともとは同じキャリア同士(つまり、ここではセルラー端末同士)でメールを交換しあうものです。「Cメール」の送信は3円、受信は0円。Eメールの受信もOK、しかしEメールへの送信は不可です。Eメールへの送信ができないなら使えねぇ と思っていたのですが、よくよく考えると「Eメールの受信」が「無料でできる」のですよ!
早速、インターネットメールをこの「Cメール」に投げるようにしてみました。おお!スゴイぞ、 自動で読みこむ上に無料ときたもんだ。今までどうしてこれに気づかなかったのだろうか!
さらに思い出しました。EzWEBのメールも転送機能が有った事を。 EzWEBメールの転送先設定にCメール用のアドレスを書きこみます。EzWEBのアドレスにメールを送りしばし待ちます。おお!来たぞ! 自動受信しました。(転送してもEzWEBのメールはEzWEBのメールボックス内に残ります)
つまりは、インターネットメールと携帯メール(EzWEB)の両方の到着を無料で知る事ができ、さらに頭の半角100文字(全角50文字)を無料で読む事ができるのです!
と言うことで、「メール受信0円」「メール送信はパケット」という、J-PhoneとNTTDoCoMoのオイシイ所を両方ゲットできてしまいました。って、俺が知らなかっただけ?.....ま、まさかね....
ただし問題もあります。
Cメールでインターネットメールを受信した際(この場合は、携帯のメールも含まれる)、相手先情報や題名などがその半角100文字ぶんに含まれるので、メールの一部しか確認できません。これは仕方ないですね。また電源を切っていたり、電波が届かなかった場所でCメールが届いた場合は、しばらく自動受信しないので注意が必要です。私は夜中に電話が掛かってくるのが嫌いですし、電力消費を防ぐために夜中は電源を切るように設定しています。その為、電源がONになってからしばらくして一気にその夜中の分のメールを受信するので、とても驚きます。このあたりはまだJ-PHONEにはかないませんね。しかし、使えネェ~と思っていたcdmaOneがこれほど便利になるとは驚きです。cdmaOneを使用している方は是非試してみてください。
Evolution's REvolution
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/9681/computer/40.htm
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[機器][PC] Thinkpad i series 1124 (2609-93J)
[機器][PC] Thinkpad i series 1124 (2609-93J)
Thinkpad i series 1124 (2609-93J)
仕事が忙しいのねん。
実を言いますと私は去年はプーでした。いろいろあって一昨年に会社を辞めて、しばらく(?)のんびりしていたのです。
ふと思って自分のページを見直してみると...無職の分際でよくもまぁいろいろ買ったものです。別に私がお金持ちな訳では無く、要らないところ(?)にほとんど金を使わない性格なので、働いていた時の多少の小銭が残っていたわけです。しかしさすがにそれも厳しくなり、世間の風当たりなどもあって21世紀である今年にやっとこさ再就職を果たしました。
が、このご時世に雇ってくれる会社と言うのは、よほど金が余っているか、よほど忙しいかの2つに1つしか無いでしょう。さらに言うとほとんどが後者の部類に入ります。そして例に漏れず、私も後者の会社にあたってしまいました。とにかく忙しくて毎晩夜遅くまで働いています。
家に着くのは夜中、食事して風呂入ってバタンキューです。こういった生活を続けていると平日はメールチェックすらせずに寝てしまい、インターネットから遠ざかってしまいます。ついに当方の地域にも念願のCATVインターネットが来たのですが、それに加入するどころかフレッツISDNすら元が取れているかどうか怪しいくらい使ってません。
働き出して一ヶ月ほどはまさにそんな日々が続き、行きつけの掲示板にもあまり顔を出さず、未読メールが山のように溜まるようになってしまいました。たまに休みの日にまとめて返事を返そうとしたりしていましたが、文章を書くのが苦手(今書いているようなページですら一ヶ月近く掛けてじっくり手直ししてからアップしてます。)ですし、休みはゆっくりしたい と言う事でだんだん面倒になってきてしまいました。
反面、妙に無駄な時間が増えました。それは通勤時間。姫路近くから大阪まで毎日2時間近く掛けて通っていますが、電車の中ですることもなく、ボーっと外を眺めています。この時間を有効利用するにはノートPCしか無い! よっしゃ、しばらく使ってなかったVAIO505の出番がやってきたぜ!!! と思ったら...
壊れてやんの...>VAIO505(初代)。
ウンともスンとも言いません。修理しようかとも思いましたが、いまさらPentium133MHzのものを修理してもろくに使えないでしょう。それならいっそ..いっそ新しいノートPCを買えば良いじゃないか! <バカ?
■NotePCは数あれど
最近のノートPC事情は様変わりしてきて、ほとんど持ち運ばない事を前提に作られている大きなものか、頻繁に持ち歩く事を前提に作られているとても小さなものか、と両極端なものが多い気がします。
前者の場合は、バッテリはNi-H(ニッケル水素)などの安価なものを採用しており、1時間程度しか持たず、本体サイズもA4サイズ以上と大きめで、CD-ROMとFDを内蔵したオールインワンタイプが主流です。サイズを犠牲にした分、汎用的な部品を使えるために、比較的安価という事もあり、省スペースブームの波に乗って、オフィスや家庭でデスクトップの代替として使われている例が多いようです。
そして後者の場合、バッテリはもちろんLi-ion(リチウムイオン)で、そこそこ(2~4時間前後)持ち、サイズはA5や、B5と横幅は同じで縦を縮めた変形サイズなど。FDやCD-ROMはUSBポートを使用して外付け。PCを持ち歩く必要のあるサラリーマンや、PC依存症の若者に人気です。
しかし私の条件として、
・HDDが大きいこと。これはちょっと理由がありますがまた後ほど。それでなくても10Gは欲しいですね。
・B5サイズ以下であること。電車での持ち運びを考えるとA4はキツイでしょう。
・値段は20万円前後。売れ筋はこのくらいの値段は覚悟しておかないとね。
・バッテリが長く持つ事。デスクトップの代替として使うならいざ知らず、電車の往復で使うにはそこそこ持ってほしいですね。往復を考えて3~4時間くらい。
・所詮は車内での暇つぶしなのでCPUはあまり重視しない。400~500MHz程度で十分。
そこでまず考えたのがVAIO C1。サイズは変形B5サイズ。横幅はB5と同じですが、縦が短くなっているため1024 x 480という変わった解像度です。それは良いとしても、先代VAIOは速攻で壊れたという事もあるし、先輩もC1持ってるし、と言う事で却下。次は上記C1と同じく変形B5サイズの富士通LOOX。んー、なんか富士通ってあまり好きく無い、で却下ぁ (^^;; と思ってましたが一般的なIntelでは無くtransmeta(トランスメタ)という会社の、アイドリング時にとても動作電力が低いcrusoe(クルーソー)というCPUを採用しているというのが、新しいもの好きの私には魅力でした。動作電圧が低いと言う事は、バッテリがよく持つと言う事にも繋がります。いいことづくめじゃん!
しかし・・・アイドリング時に電圧が低くなっても、CPUを使っている時はそれなりの電圧が必要になるため、実際には思ったほどバッテリには貢献しません。動作速度も同周波数のPentium!!!と比べると遅めです。
いろいろ考え、やっぱりLOOXかなぁ...と決めかけていた矢先、会社的に上記「crusoeは使わない!」と言い切って居たIBMから、面白いノートPCが発売されると言う記事を読みました。それがこのThinkpad i series 1124(2609-93J)です。
超!
このノートPCのCPUは一般的なノートPCに使われている「低電圧Pentium!!!」ではなく、それをさらに下回る、Intelが上記crusoeに対抗するために作り出した「超低電圧Pentium!!!」なのです。
AC電源を繋いでいる場合は 1.1V駆動のPentium!!!500MHzとして動作し、バッテリになると 1V以下 (正確な電圧は公表されていない) のPentium!!!300MHzとして動作します。今までも同じような仕組み (Intelでは SpeedStepTecnology = スピードステップテクノロジ と呼んでいる) のCPUはありましたが、バッテリモードで1Vを下回るCPUは現在これ以外はありません。上で書いたように電圧が下がればそれに応じてバッテリの持ちも長くなります。そのため標準バッテリで5時間、ロングライフバッテリ( 2001年4月発売予定 )で7.5時間も動作するそうなのです!
これは公表値なので標準バッテリで5時間は無理としても、私の会社までの往復はゆうゆう持ってくれます。以前所持していたVAIOが公表値1.5時間と言いながら、結局1時間すら持たなかった事からすると革命的です。ちなみにバッテリだからといって強制的に300MHzのバッテリモードになるかと言うとそうではなく、常に500MHzで駆動するようにも設定できます。
先日出張で東京に行った際に調べてみましたが、MP3をバックで動かしながらFrontPage2000でHPを作ったり、メールを書いたりしてますと、3時間30分でローバッテリ表示(残り15%)になりました。実働4~4.5時間といったところでしょうか。
他のスペックも見てみましょう。LCDは通常のバックライト付TFT液晶、10.4インチで1024x768です。グラフィックチップはSilicon MotionのLynxEM+、HDDは20G、PCMCIAスロットがひとつ、USBポートがひとつ、LucentのV90モデム、サウンドはCrystalの CS4281。全体的にバランスのとれた構成です。
あとThinpadには変わった特徴があります。B5ノートの分際で、シリアル、パラレル、VGA、PS/2(マウス、キーボード兼用)が直接本体についているのです。USBの普及で最近あまり使われなくなったとは言え、わざわざ別途リプリケータを買わなくても良いというのが便利ですね。
■SpeedStepの威力
さて本当にクロックが変わっているのでしょうか? バッテリモードとACモードとでHDBENCHを取ってみました。まずはバッテリモードで。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Pentium III 298.66MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 6]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[256K]
VideoCard Silicon Motion LynxEM+
Resolution 1024x768 (16Bit color)
Memory 64,596 KByte
OS Windows Me 4.90 (Build: 3000)
Date 2001/03/13 00:43
HDC = Intel 82440MX PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE01
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
9297 11907 12513 6703 9153 11148 7
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
4147 6765 1298 32 15219 12471 8505 C:\100MB
確かに300MHzになってます。しかし...ビデオカードがびっくりするくらい貧弱ですね。スペックとしては最低レベルです。普段ビジネスアプリを動かす分にはあまり遅さを感じないのですけどねぇ。個人的にはRageMobilityを積んで欲しかったと思います。Thinkpadの他モデルではそのRageMobilityを積んでるマシンもありますしねぇ。まぁ電力の問題もあったのでしょう。
さて次にACモードで動作させてみました。要らない部分は省きます。
Processor Pentium III 497.75MHz[GenuineIntel family 6 model 8 step 6]
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
11216 19910 20919 7974 9266 11342 14
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
10190 15162 2277 99 15370 12455 8689 C:\100MB
どうやらちゃんと500MHz駆動しているようですね。数値もそれなりに上がってます。当たり前ですがHDDのアクセス速度は同じですね。演算速度はクロック数に比例して約2倍になってますが、メモリの性能はほとんど変わってません。この結果から見ると、FSBを変えているのではなくて倍率が変わっているようです。つまりバッテリモードは100x3=300MHzで、ACモードは100x5=500MHzで動いているわけですね。性能を考えるとこうするのは当たり前なのですが、IntelのCPUはPentium2 333MHz頃から倍率変更が出来なくなってましたので、それからすると面白いですね。
また、これは本当かどうかわからないのですが、今回の超低電圧Pentium!!!500MHzは、800MHzくらいのCPUの中から、低電圧で動くものを選別して使用しているそうなのです。
■Thinkpadの真髄
さて私は初めてThinkpadユーザになったわけですが、なぜか当方の周りにはThinkpad愛好家が多いのです。たとえば友人のシェルパは、以前からデスクトップマシン( 98NX-PII266MHz )があるにもかかわらず、あとから買ったThinkpadばかりを使い、さらにその後もう一台Thinkpadを買い足して、ノートPCをメインにするという、よくわからない事をしています。私は所詮ノートPCはモバイル用途でしかなく、家に居る場合はノートはまったく使わないというスタンスを取ってきました。一番の理由は強いて使う必要が無いという事ですが、それ以外にもキーが打ちにくいという事、それにポインティングデバイスが使いにくいという事です。
しかし初めてThinkpadを使ってみてわかりました。キーがめちゃ使いやすい! しっかりクリック感がありつつ、メカクリックほど重すぎず、微妙な抵抗感がキーボードを 「打っている」 事を実感させます。 ネット知人のtoshiさんは 「Thinkpadのキーボードは慣れてしまうとデスクトップより使いやすいッス!」 と豪語されていましたが、確かにこれは病みつきになる気持ちもわかります。またポインティングデバイス(トラックポイント)も最初は戸惑いますが、慣れると結構使いやすいです。もちろんマウスにはかないませんが、スライディングパッドなどの他のポインティングデバイスとは比べ物になりません。
・・・と良いことばかり書いてきましたが、少しだけ残念な事があります。まずは本体にLAN機能が付いていない、という事。PCMCIAスロットが一つしかないので、これをLANに奪われると痛いです。
実を言うとこの1124にはこっそりLANのコネクタが付いているのです。にもかかわらず、その機能が(ハード的に)付いていないんですね。このご時世、56KモデムやシリアルポートよりもLANの方が利用価値が高いと思うんですけど...是非次回作にはモデムを削ってでも100/10BASEのLAN機能を付けて欲しいですね。またこれはどのPCでもそうもしれませんが、電源を切断した瞬間に「ブツ!」という大きな音がする事です。たいした問題は無さそうですが、当方はMP3ファイルを大量に入れて、それをイヤフォンで聞きながらメールを書いたりこういったページを書いたりしています。そして電源を落とす際にイヤフォンをさしたままだったりしてびっくりします。あと、ハイバネーションから復帰する際、ACモードだとそうでも無いのですが、バッテリモードだと激遅い(ACモードの倍以上かかる!)のです。強制500MHzにしてもこの部分は変わりません。BIOSの関係で無理なのかもしれませんけど、ここまで遅いのならハイバネーションからの復帰だけでも強制的に500MHzで動作させて欲しかったと思います。
...と、悪いところを探しましたが、所詮はこの程度。まったくもって満足のNotePCです。持ち運びができるNotePCが欲しいが、キーボードなどの入力デバイスを犠牲にしたくないと言う人。そして電池の持ちを重視するという人にはお勧めの一品です。あ、そうそう。i series 1124はこの超低電圧Pentium!!!を積んでいるタイプ(2609-93J)と、ただの低電圧celeronを積んでいるタイプ(2609-73J)がありますので、買う場合はお気をつけを。
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商品番号 | 商品名 | 備考 | 価格(円) | 在庫 | かごに入れる |
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0140-0066 | IBM ThinkPad R30(2656-40J) | 最新機種 R30がこの価格 | 129,800 | ○ | |
0140-0073 | IBM ThinkPad R30(2656-C0J) | Windows2000Pro搭載 | 139,800 | ○ | |
0140-0049 | IBM ThinkPad S30(2639-42J) | Win2000Pro ThinkPadブラックボディ | 189,800 | ○ | |
0140-0076 | IBM ThinkPad S30(2639-45J) | 2月限定特価 | 162,800 | ○ | |
0140-0063 | IBM ThinkPad T21(2647-G5J) | P??-850,32GB,DVD,Win98SE | 228,000 | × | |
0140-0084 | IBM ThinkPad X22 (2662-93J) | 携帯.拡張性に優れたビジネスノートPC(WinXPモデル) | 238,000 | × | |
0140-0081 | IBM ThinkPad X22(2662-9DJ) | 新製品 ワイヤレスLAN内蔵 | 268,000 | × | |
0140-0085 | IBM TranceNote 右利き用(2675-61J) | TranceNoteがこの価格(品切れの際はご容赦ください) | 109,800 | × |
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