1984年5月24日木曜日

[機器][PC] Apple/Canon DynaMac~漢字トーク1搭載モデル,日本語版Mac誕生







[機器][PC] Apple/Canon DynaMac~漢字トーク1搭載モデル,日本語版Mac誕生
■DynaMac
キャノン販売が独自に漢字ROMを搭載して発表したモデル。
キャノン販売が採った策は、漢字フォントを格納したROMを基板にクリップでとりつけるという荒技。そして本体にエルゴソフト社のEG Bridgeをバンドルすることで漢字表示をかろうじて実現、難産の末、産声をあげたモデル。
Appleが、クローズされた内部に加工することを認めた唯一のモデル。
DynaMacは512KがベースなのでSCSIポートは不採用。
DynaMacの発売はMacintoshの日本総代理店であるキヤノン販売から1985年8月20日。
DynaMacのカナシステムの作成日は1984年5月になっている。
1986年に発売された漢字トーク V1.0( KanjiTalk 1.0 )はSystem 3.0(English version)をベースに、漢字トークV2.0( KanjiTalk 2.0 )は System 4.1(English system)と密接な関係のもと日本語に対応できるよう拡張。漢字トークV6.0( KanjiTalk 6.0 )以降はSystemのバージョンと 同じ番号を使用。1996年発売の漢字トークV7.55( KanjiTalk 7.55 )がこの名称を、用いる最後となった。Mac OS 7.6以降はすべて「Mac OS」に統一された。
漢字トーク V2.0( KanjiTalk 2.0 )は1988年、Macintosh?U、Macintosh SEと同時期に発表。
System4.1をベースに2度目(second major version)の大幅に改良が加えられた日本語システムでHDDまたは2FDDの使用を前提に開発された。
日本語処理には、スクリプトマネジャー機能が追加された。これにより漢字トークV2.0( KanjiTalk 2.0 )に使われている2.0変換モジュール以外にサードパーティー製のフロントエンドプロセッサーの交換使用が可能となった。
書体の自由度も高まり、12,16,24ドットのKyoto(明朝体)とOsaka(ゴシック体)のフォントを新たにサポート、JIS第二水準の漢字の追加などの充実がなされ認識出来るボリュームも拡大された。
バージョン1.0で慣れ親しまれた、Sapporoフォントは消えることになった。
しかし、大幅な環境の変化がさまざまな問題も生みだされた。
これにより動かない英語のソフトが出てきてしまった為、以後、日本のMac Userは英語と日本語のシステムそのものを切り替えて使うことが、当然のようになってきた。漢字トーク( KanjiTalk )は、このVer2.0をベースにして、漢字トーク(KanjiTalk)V6.0.7まで改良が加えられた。この間にインライン入力がサポートされ日本語ユーザーはスクリーン下部に表示される入力ウィンドウで日本語の変換処理をし、その後テキスト画面に戻すという手間から解放された。
DynaMacについて、茅ヶ崎在住の遠藤さんから貴重な情報を得ることができました。
発売以来、ワンオーナー で大切に所有、現在も現役で活躍中とのことです。
詳しくは、ここからご覧下さい。
2008/8 、本橋 茂さんからDynaMacについて、多くの写真や資料をお借りすることができました。
詳しくは、ここからご覧ください。
「カナシステム」
カナシステムとは、漢字Talk1が発表される以前、英語の表記を全部半角カナで書き換えて使用したシステム。
Enjoy Screenshot of 漢字トークTalk( KanjiTalk )

The Vintage Mac Museum
http://www.d4.dion.ne.jp/~motohiko/

1984年5月23日水曜日

[機器] Commodore Amiga

Amiga 4000/040(24bitグラフィックカード,ビデオカード装備)

Amiga1000
Amiga A600
Amiga A500(GVP A530ハードディスク),13インチモニタ,マウス




























VIC-1001





Commodore 64




コモドール(COMODORE)
アメリカの大手パソコンメーカー。
古くは VIC-1001 や COMODORE64 で、のちアミガ社を吸収して発売した Amiga シリーズなどが有名。
最近の動向は良くわかりません・・・などと思っていたら、つぶれたと言う情報を頂きました。合掌。 
現在の所有機種はVIC-1001のみですが、いずれ'COMODORE64'も手に入れたいです。
Amigaは規格の問題で難しそう&まだ高額で取り引きされているようなので、しばらくは手を付けないでしょう。
所有機種VIC-1001
VIC-1001
私が所有する唯一のコモドール社パソコン。 
中古屋で購入。確か\1,980だった。
低価格化のため、機能的にはかなり貧弱です。 
メインメモリは標準で何と3KBしかありません。 
しかし、音楽機能は3重和音が可能と、当時としては充実していて、 グラフィクス機能も貧弱ながら一応整っていました。
後のパソコン、例えばNECのPC-6001などが、 ほぼこれと同等以上の機能をつけるようにするなど、 周囲に与えた影響は大きかったようです。
 (2004/7/23)

パソコンコレクション










Commodore Amiga WorkBench






[アーケードゲーム] カルテット




[アーケードゲーム] カルテット
カルテット
カルテット2
セガ/アーケード/1986
written by Tsuzuki
■激しい戦闘の四銃操
「カルテット」はセガが1986年に発売したアーケードゲームです。
4人同時プレイが当時としては画期的で、よく「ガントレット(アタリ)の影響を受けているのでは」・・・とささやかれたりしていましたが(事実、ガントレットの筐体にこれの基板が放り込まれている店もあっただろう・・・)内容は全く異なり、ポップでファンキーな世界観が、当時のゲーマーの熱い支持を受けました。
ちなみにその後発売された「カルテット2」では4人同時プレイはなくなりましたが、テーブル筐体でプレイできる、お店にやさしい(笑)カルテットとなっています(内容的には同じ)。
■カルテット・ストーリー
西暦2086年、地球人は過密な地球を離れ、惑星や宇宙空間に浮かぶコロニーに移住していた。
そのひとつ、小国家「テラ」の区域内にあるスペースコロニー「ゼロ6」が宇宙海賊の攻撃を受けた。
「テラ」の要請により、私設救援隊「カルテット」が救援に出動する。
「カルテット」のリー、ジョー、マリ、エドガーはその道のプロ。
4人が力を合わせれば爆発的な能力を発揮するが、血気にはやる隊員たちは。我先に「カギ」を奪い取り、
栄誉を得ようとバラバラの行動をする。
コロニー「ゼロ6」は、個々のブロックに分かれ、それぞれにボスが待ち構える。
「カルテット」はボスを倒し、「カギ」を奪い取ることができるのか。
今、激しいスペースウォーズがはじまろうとしている。
■これがカルテットメンバーだ!
カルテットメンバー4人のうち、1人を選んでプレイすることになります。
それぞれ個性・性能が違うので、多人数プレイのときは喧嘩にならぬよう(笑)。
ちなみに4人でステージをクリアしたとき、最後にドアを出たキャラが隠しボイスを喋るぞ(2ではテストモードで聞ける)。

ドリトモゲーム館
http://homepage3.nifty.com/doritomo/

GAMER'S PARK
http://homepage3.nifty.com/gamers_park/





1984年5月10日木曜日

[ゲーム][TVゲーム][FC][MSX] フォーメーションZ(FORMATION Z)(1984)~変形アクションシューティングの元祖




フォーメーションZ
FORMATION Z
JARECO/1984
Written By Tsuzuki
■ストーリー
西暦2701年、 地球連邦は惑星ザナックの反乱勢力により総攻撃を受け壊滅状態に追い込まれた。
地球連邦は、 ザナック軍の特殊兵器に対抗すべく、可変戦闘メカ「イクスペル」で攻撃する。
■遊び方
どんなゲーム!?
ゲームは至って普通の横スクロールのアクションシューティングですが、何と言ってもこのゲームを象徴するのが「変形」!
自機が「超時空要塞マクロス」のバルキリーよろしく、ロボット→飛行機に変形するのです!
現在から見れば「な~んだ」と思われる有りがちなシステムですが、
当時としては実に画期的で、アイテムで無理やり形態が変化するものはあったものの、
任意で状況に応じて自機を変形させる・・・というのは、おそらくこれが初めてではなかったでしょうか
(ちなみにPCゲーム「テグザー」がヒットを飛ばしたのはこの翌年である)。
■ステージ構成
ステージは平原→海→砂漠→海→宇宙大陸→宇宙空間という構成で進んでいきます。
飛行形態に変形し、空中を飛べばそれだけ早く進むことが出来ますが、
なんと飛行形態はエネルギー制!
燃料がなくなるとアラームが鳴り響き、たちまち地面に落下してしまうのです(汗)。
一応地上に設置されたエネルギータンクで燃料補給できますが、わずか20P。
それすらもわずか数秒で使い果たす、恐るべきランニングコストの悪さを誇る兵器なのです。
イクスペルVS放置戦車の「ヘラ」。
車高が低い上に、ビッグバンでしか倒せないので、
レバーを下に押しながら攻撃して破壊しよう。
もちろん接触したら大爆発だ。
砂漠地帯を進むイクスペル。
背景のスフィンクスがいい感じです。
サンドウォーカーは脚部に当たり判定がないため、
普通に歩いていればすり抜けられるのであった(何のためにいるのか!?)。
対ボス戦!
地上面のボス「STY(サトウ・テム・ユル・ボワク)」登場!
クルクル回転する頭部をビッグバンで狙い撃とう。
なお、ボス戦に限りエネルギーが減らないので、
余裕を持って戦えるぞ。
STYを倒すとボーナスゲームへ。
ブースターと素早く正確に合体し、タイムボーナスをもらおう。
そして戦いの舞台は宇宙(そら)へ・・・・。
そして宇宙(そら)へ
宇宙ステージです。
基本的には地上ステージと変わりませんが、
弱点の海(笑)に落ちる心配がないので、
エネルギー残量はそれほど気になりません。
宇宙大陸を越えると、いよいよ宇宙空間に突入します。
(そして永遠ループ)
最終決戦!
最終ボス「ジズィリアヌ」。
上下には護衛のニジ・アドゥ、ニジ・エイダスが付いている。
すべてビッグバンでしか倒せないが、
ここまで来る腕があったらそう難しくないはず。
ちなみにジズィリアヌを倒すと、何事もなかったかのように
最初の地上面に戻ります。
■移植作
「フォーメーションZ」の移植です。
左がファミコン版、右が日本デクスタ発売のMSX版です。
(他にもPC88版などがあり)
ハッキリいってアーケード版より、ブーム初期に発売されて放っておいても売れた(?)
ファミコン版のほうが知名度があるのではないでしょうか?(逝
           
           
         




■登場兵器大百科
「ロボット」「変形」「宇宙」
・・・・男の子の夢がいっぱい詰まったようなゲーム、
この「フォーメーションZ」を今回は紹介しましょう。。
これが自機だ!
・イクスペル
地球連邦がザナック軍に対抗するため開発した可変戦闘メカ。
武器は連射式のパルスレーザーと、溜め撃ち式のビッグバンだ。
右にしか攻撃できなかったり、やたら燃費が悪かったり、海に触れたら大爆発したり、とにかくやたら欠点の多い未完成っぷりであるが、恐らく敵の強襲に急遽制作された試作型(プロトタイプ)なのであろう。
ちなみにファミコン版では単体で大気圏突破できたが、このAC版ではブースターを装着しないと宇宙に上がれない。
イクスペルの装備
パルスレーザー
イクスペルの基本的な武器。
連射可能で、大抵の敵ならこれで破壊できる。
ビッグバン
ボタン押しっぱなしで貫通力のあるビッグバンが撃てる。
連射力はないが、これでしか倒せない敵もいるので注意だ。
しかしこの頃から「溜め撃ち」という概念があるのが凄いですね。
「フォーメーションZ」に登場する兵器を一挙紹介してみましょう。
どれも個性的な奴ばかりだ!
・ビグ
ザナック軍の浮遊地雷。
イクスペルが近づくとブワッと空に向かって飛んでいく。
・ギルダ
無人ザコ兵器。
主に群れを成して飛行する。
ビッグバンで一掃するとかなり気持ちいい。
・エネルギーコア
イクスペルは飛行形態になると著しくエネルギーを消耗する。
これを取ればとりあえずエネルギーが20P補充されるので、ぜひ取っていきたい。
・ヘラ
ザナック軍の放置戦車。
特に攻撃してくるわけもなく、ただそこに置かれているだけである。
装甲はなかなか硬く、ビッグバンでしか倒せない。
・ミラージュ
突然空中に出現し、弾を発射する異次元兵器。
どことなく「ゼxウス」のザx-トを思わせる。
・アールズィー
海面から飛び出してくる浮遊機雷。
海面にいるときは青が保護色になって形がよく分からん。
・ストライス・ブライア
エイリアンっぽい宇宙空間を浮遊するザコ。
蛇行飛行する。
・サトウ・テム・ユル・ボワク
地上ステージの中ボス。
弱点はクルクル回転する頭だ。
名前が変。
・ヘヴラム
高速で空中を飛び回るので、かなりやっかい。
弾(ニゼム)も発射してくる。
・アエロン
地上付近をフワフワと浮遊している機雷。
敵の弾(ニゼム)に似ているが、よく見ると拡大縮小している。
・ブースター
イクスペルはこれと合体すると大気圏外まで飛ぶことが出来る。
デンドロビウムのように合体したまま戦える…わけではなく、使用後は切り捨てられる。
・サンドウォーカー
って言うか歩かない。
砂漠に放置されているガラクタ。
実は脚部には当たり判定がない。
・コスモギルダー
宇宙版ギルダ。
性能その他ギルダと大差ない。
ビッグバンの標的。
・ザヴィラム
宇宙版ヘヴラム(フルバーニアン?)。
性能はヘヴラムとまったく同じ。
ファミコンソフト「シティコネクション」にゲスト登場していた。
・ニジ・アドゥ
ジズィリアヌを護衛する。
ビッグバンでしか破壊できない。
・ニジ・エイダス
ニジ・アドゥ同様、ジズィリアヌを護衛する。
ガズエル、ガズアルのような存在か。
・ジズィリアヌ
最終ボス。
どことなく「グラディxス」に登場するビッグxアに似ているが、当然こちらが元祖。
中心部をビッグバンで狙い撃とう!
           
198X
http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-suzuki/vol.11/fmz.htm
http://www5d.biglobe.ne.jp/~t-suzuki/
         
         
           
           













         
         
           
           

1984年5月7日月曜日

1984年4月30日月曜日

1984年4月27日金曜日