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2007年3月31日土曜日

[市場][打切] NTTドコモ,ポケットベルサービス終了


静かに終了・・・。
2007/3/31(土) 午前 7:58 log 練習用
クイックキャストサービス終了のお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/061011_00.html
日頃より「クイックキャスト(旧ポケットベル)」をご利用いただき、ありがとうございます。
NTTドコモグループ9社では、「2005年4月25日 クイックキャストサービス終了のお知らせ」にてお知らせしました通り、2007年3月31日をもちまして、本サービスを終了させていただきます。
NTTドコモグループでは今後も一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
サービス終了日 2007年3月31日(土曜)
「ポケパック」をお買い上げいただき、まだ開通されていないお客様へのお願い
「ポケパック」をお買い上げいただき、一度もご利用いただいていないお客様で、契約事務手数料と3ヶ月前納料金のいずれかまたは双方をお支払いの場合には、そのお支払い額を返還いたします。
つきましては、該当されるお客様は下記までご連絡をお願いいたします。
お買い上げいただいた端末代金はご返還の対象ではありません。
お客様のご契約内容によってはご返還できない場合があります。
「ポケパック」とは、ドコモショップやコンビニエンスストアなどで販売していた商品です。
販売後、お客様の申し出により開通を受ける形式のクイックキャスト(旧ポケットベル)のことです。
ポケベルっていつの間にか名前変わっていたのね。
ニュースにもあまり話題にならなかったが、TTM(東京テレメッセージ)の廃業の時には大きなニュースになっていたことを思い出す。
残っているのはYOZANが「マジックメール」という名前で関東圏に営業するだけとなった。
PHSもASTEL、NTTパーソナル(Docomo)も終了して、現在はウィルコム1社のみ。
92年に入社してすぐIDOのHICAPを購入して(そういう意味では先端行ってたかな)、将来のカミさんと連絡を取るのにはポケベルを買って、そのうちPHSを持たせたな。
新規参入が始まりつつある携帯もそのうち淘汰されてゆくのだろうか?

DoCoMo
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/061011_00.html

無味無臭的日記
https://blogs.yahoo.co.jp/heineken_suzuki/16713961.html






さらばポケベル
2007/3/27(火) 午前 0:08
戯れ言コラム 練習用
NTTドコモはポケットベルのサービスを2007年3月31日をもって終了するそうです。
これによりポケットベルは株式会社YOZANとその関連会社である沖縄テレメッセージのみとなり、
そのサービスエリアも首都圏1都3県および沖縄本島のみになるそうです。私も一時期持っていたことがありましたがちょっと寂しい限り。
昔はドラマの題名にも使われていたこともあったような気がしますが時の流れは携帯電話を安価に普及させポケットベルを過去の遺物にしてしまいました。
前に携帯電話はペースメーカーなどの電子機器に影響を与えるために医療関係者は未だにポケットベルやPHSを使っていると聞いたことがあります。
医療関係者は緊急の呼び出しが必要だったりするためにやはりまだ存在意義があるんじゃないですかねえ。
もっとも儲けが出ないって言われればそれまでですが、携帯電話の業者は死ぬほど儲かってるんじゃないんですか? 
特にNTTドコモなんて国内シェアナンバー1なんだからそれくらい慈善事業として残したって罰は当たらないと思いますよ。
私が携帯電話メーカーを三国志に例えたとき(ドコモが曹魏、Auが孫呉、ソフトバンクが蜀漢)に名前さえでなかったウィルコムが全国的にPHSや、非音声通信手段である文字電話のサービスを今後も維持させるらしいです。
ドコモが抜ければ独占ですから頑張って欲しいものですねえ。
えーと三国志に例えると南蛮とか公孫淵かって感じですが(オイ。

シュリシア共和国
https://blogs.yahoo.co.jp/rimurer/16419065.html




これも時代の流れ
2007/3/22(木) 午前 0:48
つれづれ文庫 練習用
NTTドコモは3月末、前身の日本電信電話公社時代の1968年から続けてきたポケットベルのサービスを終了します。
ポケベルの契約件数は最盛期の1990年代半ばに1000万件を超えましたが、携帯電話や簡易型携帯電話(PHS)の普及に押され、2007年1月の契約数は計約44万件まで激減しています。
このうちドコモの契約数は約14万件で、残りは通信会社のYOZAN(よーざん)と沖縄テレメッセージの2社。
ドコモのサービス終了後は、首都圏と沖縄でこの2社がサービスを続けます。
携帯電話・PHSの普及に伴い、ポケベル専業で最大手だった東京テレメッセージは1999年、設備投資した資金を回収できず、会社更生法の適用を申請しました。
各地のテレメッセージは2001年までにほぼサービスを停止していました。
(3月21日22時30分配信 読売新聞)
まだ44万人もポケットベルを利用している人がいるんですね。
以前は携帯から出る電磁波が医療機器に影響を及ぼすと言われ、医師などはポケットベルを使っている時期があったようですが、現在では医療用携帯電話(PHS)が使用され始めて居ますから、ポケットベルが使われることが少なくなったのでしょう。
しかし、今でも使っていた人達はどういう理由でポケットベル
何でしょうか。
いまだに携帯電話の電波が通じず、やむなくポケットベルを利用している地域もあるのでしょうかねぇ。

つれづれ日記
https://blogs.yahoo.co.jp/tiger1939jpjp/47890910.html




ポケベル
2007/3/22(木) 午後 1:42
通信!がんがれ! 携帯電話
NTTDoCoMoがポケットベルのサービスを今月末で終了します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070321-00000012-yom-bus_all
ずいぶん前に発表されていたトピックではありますが、いよいよです。
とは言っても、ポケベルというサービス自体がなくなるわけじゃなくって、4月以降、
首都圏ではYOZAN、
沖縄では沖縄テレメッセージ
が事業を継続します。
既に契約数の2/3はこの2社の契約ということなので、大きな混乱はないんじゃないかとも思いますが、
携帯電話が使えない病院などでは、今後どうなるんでしょうかね。
ワタシ自身は、ポケベルを1997年秋から3年ほど持たされました。当時は100人体制で一気に同時に緊急連絡ができるような仕組がなかったというのが理由です。
そういえば今ほど携帯電話が普及するまでは、ポケベルがポピュラーでしたよね。
ポケベルが一番脚光を浴びていたのは
『ポケベルが鳴らなくて』(1993年7-9月 日本テレビ系で土曜21時OA)
の頃か。そういえば、主演の裕木奈江さんは、このドラマが結局は[逆]当たり役になちゃったのね、という感じでしたね。
ドラマの主題歌は同名の 『ポケベルが鳴らなくて』。
作詞:秋元康、作曲:後藤次利の当時の黄金コンビ。
唄:国武万里で、1993年の第35回日本レコード大賞新人賞を受賞。

メディア融合っていうけどさ
https://blogs.yahoo.co.jp/seichan_dave/47504969.html






2007年1月8日月曜日

[機器][スマートフォン] iPhone1発表(2007/1)



[機器][スマートフォン] iPhone1発表(2007/1)
====Newton NEVER DIE!!!!!!====
2007/1/10(水) 午後 3:07 shigeの書庫 Macintosh
現地時間1月9日で行われたMACWORLD SAN FRANCISCOにて行われたApple基調講演にて噂だけ先行していたハンドヘルドデバイスの 形をした
『iPhone』
が発表された!!!!。
電話という形ではない!、PDAの形態をしている。
アップルジャパンではテキスト形式の発表しかしていなので Appleのページから画像を拝借させていただく!。
ハッキリ言って欲しい!!w。
でも、以前萌えたアップルMP130やApple MP2100では非常に苦い想い・・・、煮え湯を飲まされた想いがあるので、しかも携帯電話と銘打っているから日本ではどのキャリアから出るか現時点では不明である!。
ハッキリ言って日本の3大キャリアから出して欲しい!。
イヤだよ~!ボーダ・・・、
SoftBankはw。
J-フォンなら許せるかも!。
ここで驚くのは
『operating system — OS X — is now available on a small』であり、
『desktop-class applications and software』である!!!!。
はいっ↑?!、
Macに載っているOS Xの縮小版で、Macに載っているアプリケーションと同等のモノが用意されている・・・!!!!。
こうゆうPDAやハンドヘルドは安っぽく貧弱さが拭い去れない場合が多いが『iPhone』はいかがか?。
OSがMac OS X small(仮、w)なら
それも心配ない・・・、のかね。
恐らくデータ共有という思想はPalmのHOT SYNCと同じ感じなのかもしれない!。
米国では2007年6月に、欧州では2007年後半に、そしてアジアでは2008年に発売とのロードマップのようである。
Newtonの開発が凍結されて9年・・・、こいつが発売される2008年はNewtonで買った現CEOスティーブ・ジョブスへの恨み辛みは消えていくのだろうか・・・。
『iPhone』という名前なので3G携帯電話にiPodみたいな毛が生えた程度かと思ったけど、Macintoshを思いっきりPDA・ ハンドヘルドにしてしまっている。
デザインも良いし値段も そこそこ良いのならこれは売れる・・・、のかな~w。

shigeのバンドブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/shigehiko_0705/45790521.html





Technical Specifications
Screen size 3.5 inches
Screen resolution 320 by 480 at 160 ppi
Input method Multi-touch
Operating system OS X
Storage 4GB or 8GB
GSM Quad-band (MHz: 850, 900, 1800, 1900)
Wireless data Wi-Fi (802.11b/g) + EDGE + Bluetooth 2.0
Camera 2.0 megapixels
Battery Up to 5 hours Talk / Video / Browsing
Up to 16 hours Audio playback
Dimensions 4.5 x 2.4 x 0.46 inches / 115 x 61 x 11.6mm
Weight 4.8 ounces / 135 grams

shigeのバンドブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/shigehiko_0705/45790521.html










■影を潜めたマイクロソフトの活躍
八十年代以降、コンピューター世界の派権を握り続けてきた企業は、いうまでもなくマイクロソフトだ。
IBMのパソコンにMS-DOSというOSを搭載して以来、パソコン使用にあたってはマイクロソフトのソフトウエアを使用するというのがパソコンでの作業では当たり前とみなされてきた。エクセル、ワード、パワーポイント、インターネット・エクスプローラ、そしてウインドウズ。言い換えれば、パソコンの使用とは、イコール、マイクロソフトのアプリケーションを使うということだった。
これらソフトを使うためにパソコンを購入したと表現すればよいのだろうか。
ところが、最近、マイクロソフトは影が薄い。新製品を発表してパッとしないし、評判もあまり聞かない。業績はまあまあの状態を維持してはいるが、これら利益のほとんどは既存の製品からの売上に依存している。
■マイクロソフトとアップルの拮抗
その一方で、飛ぶ鳥を落とす勢いなのがAppleだ。2010年の第二四半期において、Appleは過去最高の売上と利益を計上した。
しかも、この業績はマイクロソフトと肩を並べるほど。13年前、スティーブ・ジョブスがAppleに復帰した時、Appleは瀕死寸前だったことがウソのことのようにさえ思える。
しかし、なぜこんなにもコンピューターを巡る企業の情勢が変化してしまったのだろうか?今回は、これについて考えて見たいと思う。その際,注目したいのはソフトウェアだ。
僕はソフトウェアをどのように時代状況にあわせてコンピューター市場に適合させるかがコンピューターの世界を左右するキーポイントと考えている。結論を先取りしておけば、マイクロソフトはソフトウェアに固執したがゆえに、パソコンの世界で覇権を獲得したと同時に、現在、覇権を失いつつある。いっぽう、Appleはソフトとハード二つにこだわり続けたゆえに派遣を取りそこねたと同時に,現代では逆にこれにこだわり続けるがゆえに,派遣を握ろうとしている。
次回からはソフトウェアの攻防を巡ってコンピューター世界がどのように変容してきたのか、またどのように変容していくのかを考えていこう。 
■80年代以降、マイクロソフトはいかにして覇権を握ったか
80年代初頭、まだ数あるソフトウェア企業の一つ でしかなかったマイクロソフトがあっという間に派遣を握ることができたのは、その技術力によるのではない。むしろ技術を売る巧みさにあった。
当時、コンピューター企業の巨人であったIBMは、意外なところから脅威を感じはじめていた。
「意外なところ」とは、ヒッピー文化から誕生した「パーソナル・コンピューター」(以下「パソコン」)という、さながら玩具のようなコンピューターだった。
今でこそ、パソコンといえばコンピューターの代名詞的な存在だが、当時、コンピューターとは大型汎用フレーム、つまり一部屋を優に占用するようなバカでかいマシーン=システムを意味しており、もっぱら企業が利用するものだった。
当然、費用も膨大なものとなるのだが、こういったシステムの構築に関して、IBMは巨人的な存在だった。
ところがホビー・マシンとしてしか捉えていなかったパソコン、具体的にはAppleのAppleⅡが、意外にも取り回しが良く、ビジカルクなどの表計算ソフトがビジネス・ユースにも使えることがわかり、人気を博するようになると、IBMはこれを脅威とみなすようになり、対向手段、つまりIBM製のパソコンを急遽開発する必要が生じるに至った。
つまり、IBMは明らかにあわてていたのだ。
急ごしらえパッチワーク・パソコンを作ったIBM
しかし、ちんけなコンピューターであるパソコンとて、そう一朝一夕で開発できるわけではない。そこでIBMは製品のほとんどを外部から集め、これを一つの箱のなかに収め、箱にIBMのロゴを貼りつけて売り出すという急ごしらえの方法を思いつく。その時選ばれたCPUがインテル社のもので、OS、つまり基本ソフトがマイクロソフトのMS-DOS(Microsoft Disk Operation System)だったのだ。
そしてこの時、マイクロソフトは大企業を相手に極めて狡猾なビジネスを展開する。
CEOであるビル・ゲイツはMS-DOSをIBMに売却するのではなく、リースしたのだ。
しかも独占使用権すら与えなかった。
ようするにゲイツはIBMが焦っていることを察知して、弱小ソフトウェア・ハウスが巨人から、自分の商品を保持したまま膨大な金をまきあげることにまんまと成功したのである。
他人のふんどしで相撲をとったマイクロソフト
いや、それだけで話がすむわけではない。
マイクロソフトは巨人の背中に乗っかって、あたかも他人のふんどしで相撲をとるかのようなビジネスを展開する。
IBMがパソコンを販売するということは、その圧倒的な力で、即座にパソコン市場を席捲することを意味している。
そして、それは必然的に搭載されているMS-DOSが市場を席捲すること、つまりMS-DOSがパソコンOSの業界標準になることも意味する。
つまりIBMのネットワークに乗っかることで、IBM自体がマイクロソフトの広告媒体として機能したのである。
これはうまいやりかただった。
いや、それだけではない。
マイクロソフトはIBMとOSのリース、つまり利用契約を結んでいるにすぎない。
前述したように、独占使用権もIBMは持っていない。
いうことは、マイクロソフトは他のエレクトロニクス・メーカーにもMS-DOSをリースしても構わないということだ。
そして、実際、ゲイツはそれを実行した。
その結果、IBMは単なるマイクロソフトの宣伝媒体に成り下がってしまう。
「巨人IBMが採用しているのなら、ウチでも安心して採用していい」
こんな認識が業界全体に漂うようになったのはまもなくだった。逆にIBMの立場からすれば、これはとんでもないことだった。売れば売るほど、他のメーカーも同じものを作ってくるのだから、これは単純に価格競争の激化を生むことになる。儲かるのは、結局のところマイクロソフト(とCPUを提供したインテル)ということになってしまった。(続く)
■Appleを駆逐したのはIBMではなくマイクロソフト
Appleに脅威を感じ、これを駆逐しようとたくらんだIBM。
実際、その目論見自体は見事に功を奏する。
MS-DOSを搭載したパソコンは、瞬く間に市場を席捲した。
しかし、その原因はIBMがパソコンを発売したからではなく、マイクロソフトのOSを搭載したパソコンが様々なメーカーから発売され、Appleのマシンを囲い込んでしまったからだった。これに対抗すべく、1984年Appleはウインドウをベースにした画期的なOSであるMacOSを搭載したパソコン・Macintoshを市場に投入するが、多勢に無勢という状態になってしまった(そのあまりの高額さにユーザーの腰がひけたということもあったということもあったのだが)。
ただし、勝者はIBMではない。
勝ったのは他人のふんどしで相撲をとったマイクロソフトだった。
結局、市場に出回ったのはIBMのパソコンではなく、マイクロソフトのOSを搭載し、インテルのCPUが内蔵されたパソコンだったのだ。
IBMはApple駆逐とともに、自らの首もまた絞めることになってしまう。
最終的に競争に敗北したIBMは2004年、パソコン部門を中国の企業・Lenovoに売却、この市場から撤退する。
IBMの市場を縦横無尽に活用
マイクロソフトの罠にまんまと引っかかったIBM。パソコンを巡る攻防の勝利者は対立したAppleでもIBMでもなく、第三者のマイクロソフトだったのだ。マイクロソフトはIBMにコバンザメのようにぶら下がることで、両者を駆逐することに成功。パソコン業界に帝国を築くまでになっていく。そのプロセスはパソコンと関わってきた人間なら周知のことだろう。MS-DOSに続き、ほとんどAppleのMacOSのパクリに等しいWindows95をリリース。この時点でOSの機能としてはMacOSに比べてはるかに性能的には劣るにもかかわらず、IBMを利用して奪い取った市場を利用して市場をさらに拡大することに成功する。
この成功は、いわば缶コーヒーのジョージアが売れるのと同じ仕組みだ。缶コーヒーはBOSS、Wonda、Fireなど様々な商品が各メーカーから発売されているが、シェアはジョージアがダントツである。これはなにもジョージアが飛び抜けてうまいからだからではない。そうではなくて、ただ単に日本国内でコカコーラ・ボトリングの自販機が圧倒的に多いことから来る結果だ。
マイクロソフトの製品についてはまさにこれと同様で、要するに市場にはWindows95をインストールできるマシンがあちこちにあった。だから、その使い勝手などはともかく、ユーザーは自らのマシンにお手軽にWindows95をインストールしたのである。
二十世紀に現れた二人の巨人は発明していない
ビル・ゲイツは、しばしば「二十世紀最後の巨人」と称されることがある。これは二十世紀最初の巨人がエジソンであったことになぞらえて呼ばれている。
ただし、それは相当の皮肉を込めてであるのだが。
二人は技術については二十世紀を代表する発明家と言うことに表面的にはなる。ただしエジソンはある側面からすると評判が悪い。電球、録音機など、エジソンは様々な発明をした発明王としてつとに有名ではあるが、実のところ彼自らが発明したものはほとんどないと言われている。では、あれら一連の発明はどうやったのかというと、これらを発明した人間から著作権を買い取ったり、奪い取ったりした結果なのだ。つまり人のやったものに自分の名前を貼り付けて売り出したのだ。それが、結果として「発明王」という代名詞になった。
一方、ビル・ゲイツも同様だ。
IBMに搭載されたMS-DOSというOSはキル・ドールが発明したCT-MとというOSをちょっとだけ改造して、MS-DOS名前を貼り付けただけなのだ。
ウインドウズについても同じだ。
これは明らかにMacOSのパクリなのは周知のことだろう。
では、なぜエジソンが二十世紀最初の巨人で、ビル・ゲイツが二十世紀最後の巨人と皮肉を込めて揶揄されるのか。それは、二人には法律に詳しいという共通する特徴があり、法律を縦横無尽に駆使し、自分の地位を築いたからに他ならなかった。要するに「発明王」になるためには、発明の才に長けているよりも法律に詳しいことのほうが大事なのである。
ただし、そうはいっても市場にパソコンを広げることに多大なる貢献をしたのがマイクロソフト=ビル・ゲイツであることを疑う余地はない。そして、それはソフトウエアに特化したことから起きたことであることも。80年代以降、IBMの市場を縦横苦心に駆使しながらマイクロソフトはどのようにして覇権を握っていったのだろう。(続く)
■ソフトとハードを分離したオープン戦略でマイクロソフトが勝利する
マイクロソフトは、いわばオープンな展開をすることで市場を席巻することに成功したと言えるだろう。「オープンな展開」とはソフトとハードを分離し、様々なメーカーのハードに自らのソフトを搭載可能にするやり方をさすのだが、こうすればそれぞれのマシンの特性に依存することなく、ユーザーは自由にマイクロソフトの製品を使用することが出来る。
実を言うと、それまでのコンピューター、パソコン企業のほとんどはこのような考え方とは逆、つまりソフトとハード一体型と展開を基調としていた。しかもハード重視タイプの戦略。つまりエレクトロニクス・メーカーは自らのハード=機械を売りたいがために、これを使用するためのソフトを、いわば「オマケ」的に開発し、販売していたのだ。だが、そういった一体型の売り方というのはいわば「抱き合わせ販売」のようなもの。一旦ソフトがもはや時代の流れに合わないものになってしまったならば、ハードごと全てを取り替えなければならない。これはユーザーの側からすれば少々博打的な色彩を含むものになってしまう。ハードを買って使ってみたらソフトがダメだったということになったとき、それはソフトの交換ではすまされず、ハード=システム全てを交換しなければならなくなるからだ。
ところがマイクロソフトの製品はそうではない。
一般的には大方のマシンに搭載可能だ。だからユーザーは安心してこれを求め、一方でソフトとハード一体型のメーカーは撤退することを余儀なくされていったのだ。
事実上の抱き合わせ販売で他のソフトウエアハウスを凌駕する
ただし、これだけの条件ならば、それはマイクロソフトに限った話ではない。他のソフトウエア・ハウスもマイクロソフトのOS上で稼働するのだから、MS-DOSやWindows以外のアプリケーションに関しては参入の余地があるはずだ。
ところが、ここにもマイクロソフトは、こういった他業種を閉め出す対策をきちんと整えていた。
一つは自らの販売することをマイクロソフトのOSに最適化したこと。
典型的なのはワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトなどからなるアプリケーション・スイートのMicrosoft Officeで、これらはパソコンを買うならマイクロソフトのOSを購入し、マイクロソフトのOSを購入するならばOfficeを購入するという流れを作ってしまう。実際、パソコンにはあらかじめOSがインストール済みなのがあたりまえになり、さらにはOfficeも標準装備かオプションで選択可能というハード販売をハードメーカーに指示するというまでになっていく。またインターネットの世界への参入が遅れたことを察知するやいなや、ブラウザのインターネット・エクスプローラーを投入して失地挽回を図ったのだが、これはなんとWindowsのOSに無料で標準装備されていたのだ。これによって、これまでネットスケイプの独壇場だったインターネット・ブラウザの世界はすっかりエクスプローラーによって凌駕されてしまったのだ。
(こういう強引なやり方は、やがて法律的に不可能になっていくのだが)。(続く)
■革新的なパソコン・マッキントッシュだったが
アップルもまた典型的なハードとソフト一体型の企業だった。そしてアップルもまた当初、ライバルとして危惧していたのはマイクロソフトではなくIBMだった。
だから1984年にマッキントッシュを発表した際にも、販売の際に標的としたのはIBMのパソコンだったのだ。
1984年スーパーボウルのテレビ中継のハーフタイムに一回きりで放映されたマッキントッシュのCMはIBMを明らかな仮想敵にしていた。
そのCMのキャッチコピーは
「1月24日、アプルコンピュータがマッキントッシュを発売します。
今年、1984年が『1984』年のようにならない理由がおわかりになるでしょう」
だったのだが、この『1984年』とはジョージ・オーウェルの小説をさしている。
この作品の中ではビッグブラザーと呼ばれる支配者が人々を一元管理し、人々に自由がなくなるという状況が描かれているのだが、
この物語をCMはもじっている。IBMの代名詞はビッグブルーであったのだが、視聴者にはビッグブルー=ビッグブラザーの図式を暗示することで「IBMのパソコンを購入すると飛んでもない管理社会が登場しますよ。マッキントッシュを使って自由な世界をつくりましょう」とアピールしたのである。
実際のところ、マッキントッシュ(以下、マック)は革命的なパソコンだった。
ウインドウを開きマウスでポインタを操作するという、現在のウインドウの概念のほぼ全てを既に実現していた。
実質的にこれが発売された1984年の時点で、11年後にマイクロソフトがブレイクさせたWindows95よりも優れたOSを構築していたいってもよいくらいだったのだ。
■クローズドな展開がAppleを窮地に追いやる
しかし、前述したようにアップル(当時の名前は「アップルコンピュータ」)もまた敵を間違えていた。
本当の敵はIBMではなく、ソフトをスタンドアローンで展開するマイクロソフトだったのだ。
だから、いくら優れたマシンを作り上げたところで、マックもまたハードとソフト一体型のクローズな製品。
他の撤退を余儀なくされた企業と同様、オープンな展開をおこなっているマイクロソフトには太刀打ちできなかったのである。
ただし、その秀でた機能でマックは唯一、マイクロソフト帝国の中で生き延びることは出来た。そのすばらしさを指示する一部の層(デザイナー、編集業者、医者、そして弁護士)が、マックを買い求めたからだ。
こういったユーザーに限定されたのは、機能的な側面でマックが必要(デザイナー、編集者)か、あるいは高額なオモチャとして所有したいか(マックは極めて高額だった)の、どちらかのニーズしかなかったからだった。
とはいうものの、マイクロソフトの狡猾さはこれだけに留まるのではない。ビル・ゲイツはどこまでも賢いCEO。他にも様々な手を打っていた。
(続く)
ソフトウエアが覇権を握ると言われたコンピューター業界。
しかし、それだけなら何もマイクロソフトが一人勝ちすることはあり得ない。
他のソフトウエア・ハウスにもそのチャンスは平等にあるからだ。
ところがマイクロソフトだけが一人勝ちした。
そしてその理由がパソコンの業界標準であるマイクロソフトのOS(MS-DOSやWindows)に自社のアプリケーションを最適化させたことに一人勝ちの理由があったことは、このブログの前々回で取り上げておいた。
しかし、マイクロソフトのアドバンテージはこれだけに留まらない。
■当初マイクロソフトのアプリには、事実上プロテクトがかかっていなかった
その、もうひとつは、アプリケーションにほとんどプロテクトがかけらていなかったことにある。
前述のOfficeがその典型で、ユーザーたちはこぞって、違法にこれをコピーして使用するようになった。
そしてマイクロソフトはこれを黙認した。
いわば「タダでばらまく」ということをユーザーにやらせたのだ。
これだったら儲けはあがったりということになりかねないが、
ところが、むしろこうすることでマイクロソフトはさらに収益を上げていくことになる。
■タダ乗りユーザーを背後に持つことで巨大なマーケットが獲得される
そのからくりは、ユーザーを二つに設定したことにある。
ひとつは企業や合法的にアプリケーションを使おうとするユーザー。
この手のユーザーは、ルールを守るのでアプリケーションをちゃんと購入した。
そしてマイクロソフトにとっては大事な収入源である。
もうひとつは違法ユーザー。
こちらはおそらく合法ユーザーよりもはるかに多いと考えられる。
ところが、この違法ユーザーたちがこぞって業界トップのアプリケーションであるMicrosoft Officeをタダで使用することで、Officeのユーザーが世界に遍在するようになる。
となれば、Officeの各アプリケーションは、事実上、
業界の基準ソフト=デフォルト・アプリケーション
となる。だがみんなが使うとなれば、やはり一定の割合で正規にアプリを購入するユーザーも存在するわけで、このユーザーが購入するだけで、その利益は膨大なものとなるのだ。
わが国では、このやり方で締め出しを食らってしまった典型的なアプリケーションがジャストシステムの“一太郎”だった。
一太郎は日本におけるワードプロセッサーの業界標準の地位から引きずり下ろされてしまった
(現在、ジャストシステムは、日本語環境だけに特化したされたアプリケーション、フロントエンド・プロセッサ=日本語入力メソッドATOKの企業という位置づけになっている。
日本という文化にローカライズされているがために、この分野だけはマイクロソフトに駆逐されることがなかったのだ)
ちなみにOfficeはいまだに違法コピーが可能だが、事実上の業界独占となったマイクロソフトのOSに関しては、アクティベーションによって極めて強固なプロテクトがかけられている。
つまり「釣った魚に餌はやらない」。
ようするに、自由にコピーさせ、これによって市場を独占した暁には、突如としてプロテクトをかけ、金を払わせるようにする。
「それなら、マイクロソフトOSの使用をやめてやればいい」
ということになるのだが、もう市場は事実上、独占されてしまっていて、ユーザーは選択肢を失っているというわけだ。
マイクロソフトがやったことは、こうやって実質的にアプリケーションをタダでばらまくことで高額な収益をもたらすという、極めて狡猾な方法、近年話題になり始めたFree Businessの先駆け的な営業展開だったのだ。
こうやってパソコン業界は完全にソフトウエアが世界を牛耳るという構造になった。
しかし、このソフトウエア至上主義の支配は21世紀になるとその様子が怪しくなってくる。それが、今回特集のタイトル「マイクロソフトは何故ダメなのか」と言うことになるのだが……(続く)
■21世紀におけるソフトウエア至上主義の崩壊
ソフトウエアがハードウエアを凌駕し、パソコン市場の方向性を決定するという神話は未来永劫続くと思われた。
マイクロソフト帝国が、一層の支配を進め、ビル・ゲイツのもと情報化社会はこれからも動いていくと誰もが疑わないような風潮が21世紀の初頭にはいわば当然のように語られていたのだ。しかし事態は以外の方向に展開する。しかも新展開をもたらしたのはデジタル電子プレイヤーという、意外なハードだった。
■iPodというハード?ソフト?の出現
2001年9月、アップルは突如として、これまでとは全く異なったジャンルのハード機器を発表した。
アップル・コンピュータとは一見、関係なさそうなデジタル音楽プレイヤーだ。
スティーブ・ジョブス復帰以降、アップル・コンピュータは製品ラインナップの大幅な整理を断行していた。
パソコンをディスクトップ、ノートそれぞれたったの二種類、都合四種類に統合し、プロユースの製品には冒頭に”Power”、一般ユーザー向けには”i”を冠し、一方、デスクトップには”Mac”、ノートブックには”book”という表記に統一した。た。つまり
プロユースのデスクトップ=PowerMac、ノート=PowerBook、
一般ユースのデスクトップ=iMac、ノート=iBook
という組み合わせである。そしてこの音楽プレイヤーにも一般ユース用の”i”がつけられていた。
ご存じiPodだ。
スティーブ・ジョブスはキーノートのスピーチの中でiPodを「画期的なソリューション」だとぶち上げたが、一般のマック・ユーザーには全くわけのわからぬピント外れなものに思われた。ユーザーは八百屋が肉を売り始めたような感覚に襲われたのだ。
ただし、この時、ジョブスは「デジタル・ハブ」という構想を併せてぶち上げている。
パソコンがインターネット、テレビなど、様々なメディアの中心となって、これらを機能させるようになるという考えで、こういったハブ構想の一環としてiPodは位置づけられたのだ。
とはいっても、当時の人間からすればこの考えは理屈はわかっても、まったく持ってリアリティのないものだった。
iPodにしたところでいちいちパソコンに繋ぐなんてややこしいことをするよりもCDプレイヤーにCDを入れて、あるいはMDプレイヤーで聴けば十分と考えていたのだ。
■またもやソフト-ハード一体型をチョイスしたアップル
iPodはその内部のソフトウエアはアップルが独自に設計したもので、またもや例によってソフトとハードの一体型という、旧態然としたスタイルをアップルは踏襲した。いやそれどころか、これを操作するためにはパソコン側にiTunesというソフトウエアが必要で、ここでもまたiPodユーザーはアップルが独占的に提供するソフトウエアを使用しなければならないという条件に置かれる。だから、ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代には、どう見てもアナクロな戦略としてしか思えないし、事実、多くのマックユーザーさえもがそう思っていた。
ところが、iPodは意外な展開を遂げる。当初こそ、その売れ行きはどうということもなかったのだが、iTunesがウインドウズマシンにも搭載可能となり、しかもこれをアップルが無償で提供するようになると、iPodは突如としてブレイクしはじめたのだ。(続く)
■カセット・テープの後継を巡る覇権争い
(録音メディアとしてカセット・次世代を争ったCDとMD。しかし覇者はどちらでもなかった)
ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代の時代に、何故、旧態然としたソフト-ハード一体型のiPodがデジタル音楽プレイヤーとしてブレイクしたのだろう?
当時、携帯型音楽プレイヤーは、音楽のデジタル化に伴い、カセット・テープ式のものから他のメディアへの方式によるものが模索されていた。
そしてカセットの後継となるのはCD(Compact Disk)式かMD(Mini Disk)式と目されていた。
たとえばCDについてはPanasonicが、MDについてはSONYがこれを強力に推進していた。
ただし、まだどちらが決定打となるかはハッキリしていなかった。
どちらも決定力に欠けたのは、それぞれがハンディを背負っており、カセットに代わる決定打とは言い難い存在だったからだ。
CDはレコードの次世代メディアとしては、もはや定着していたので、これをそのままプレイヤーに挿入すればすぐに聴くことができるという点で、
CD式はアドバンテージを備えていたが、その反面、約5インチというディスクの大きさ以下にプレイヤーを小型化することが出来ないため、可搬性という点では、明らかにカセット式よりも一歩後退してしまう。
つまり、がさばるのが欠点だった。
一方、MDのほうだが、これは大きさも2.5インチとコンパクトゆえハード本体も小型化が可能だったが、開発元のSONYに追随するメーカーがおらず、また音質的CDに比べると劣ると指摘されたこともあって普及が進むことはなかった。
■CD、MDに共通するデメリット
CD、MDに共通するデメリットも存在した。
一つはコピーがしづらかったこと。
もはやこの時代から、音楽というのはコピーして聴くというのが一般的な入手方法となっていた(そのため98年をピークにCDの売り上げは年々減少を続けている)。つまり、友人からCDを借り受けたり、レンタル店でCDを借り受け、これをコピーするというスタイルが一般化していた(これを防止するためにコンピューターでデータを読み取り不可能にするCCCD(Copy Control CD)が発売されたこともあった)。そして、これをいちばん簡略にやれたのはカセット・テープだったのだ。CDは当時の技術では一枚を焼くのに結構な時間がかかったし、これを焼くためにはCDライター機能付きのパソコンが必要だった。MDの場合はコピーこそ早いが、レンタルビデオ店がMDをほとんどレンタルしなかったため、コピーするものがないという状況だった。また、どちらにしても当時はメディアが高額だった。一方、これがカセット・テープなら音質こそ劣化するが、価格も安く、カセットデッキやラジカセで気軽にコピーが可能だった。だから、カセット・テープによるコピーというのはまだまだ実用的だったのだ。
iPodは、こうした攻防の隙間にCD、MD二つがそれぞれ、そして共通に持っているハンディをクリアし、また新しい魅力を付け加えることで割って入っていく。しかもコピーが横行する時代にもピッタリと適合するかたちで。(続く)
■CD、MDのデメリットをクリアするiPod:コピーが手軽
次世代の携帯音楽プレイヤーの派遣を巡って争っていたCDとMD。だが、ともにそれぞれ、そして共通のハンディを持ち、カセット・テープ式のプレイヤーからの以降は遅々として進んでいなかった。
コピーのスピードが速い
こういったCD、MDの持っているディスアドバンテージをクリアしていたのがiPodだった。
まずコピーの速度。
iPodのコピー方式はCDをコンピュータに挿入しAAC(当初はMP3)というファイル形式でデータを取り込むやり方で、CDのCD-DA方式に比べ圧縮率が高いため(1曲に必要となるメモリー量が十分の一程度になる)、CDからCDにデータをコピーするよりもはるかに早い時間でコピーが完了した(ただし、音質は劣化する)。
コピーする手続きが速い
また、コピーの速さという点では、「機械的なスピード」のみならず、その「手軽さ」というスピードも注目すべき項目だ。つまり転送速度が速いと言うことだけではなく、転送=コピーにいたるまでのプロセスもまた、スピーディなのだ。CDをパソコンのドライブに挿入する。すると即座にアプリケーションのiTunesが立ち上がり「ディスクをコピーすしますか?」とたずねてくる。そしてリターンキーを叩けば、自動的にコピーが始まる。
次に、コピーしたアルバムのリストをiPodの楽曲リストの中から選択して同期すれば、これで出来上がり。それぞれ二度か三度程度のボタン操作で全てが終了するのだ。また、取り込んだ後の本体側での操作も同様で、ほとんどのコントロールがこれまた三つ以内のボタン操作で実現する(これはジョブスが口うるさく指摘したと言うことで知られている)。また操作スイッチが極端に少ない(中央のホイール・ボタンと、あとスイッチ程度)ので、どのボタンを押せばいいのか迷うことがほとんどない。とにかく、簡単なのだ。
実は、iPod以前にデジタル音楽プレイヤーは既に存在していた。にもかかわらずiPod出現までこれらが普及することがなかったのは、ここまで述べてきたようなプレイヤーに取り込むまでの作業が極めてややこしかった、また取り込んだ後のプレイヤー側での操作が面倒くさかったという事情がある。要は煩雑なわけで、これが一般のユーザーの取っつきを悪くしていたのだが、iPodはこのハンディをiTunesと最小限のボタン数、ボタン操作でクリアしたのである。
コピー時代(音楽ソースはコピーされるのがあたりまえとなった時代)のユーザーのニーズを心憎いまでにえぐり出したやり方だった。
だが、iPodの既存のメディアのハンディを克服するだけには留まっていない。
より積極的な機能が付加され、それが絶大な支持を受けることになるのだが……(続く)
■iPodの手軽さ、スピーディさの背後にあるアップルのアナクロ的な思想
パソコン業界における、戦略としてのソフトウエアの位置づけの変容について考えている。
前回、iPodがカセット式の次世代ポータブル音楽プレイヤーとして、CD、MDを押しのけて、その覇権を握った理由として、手軽さ、スピーディさ、ライブラリーの持ち歩きにあると言うことを指摘しておいた。だが、他の形式には存在しなかった、このような利便性をiPodが持ち得たことの背後には、アップルが頑固に持ち続ける、いわばアナクロ的な思想がある。そう、それはマイクロソフトによって否定されてしまったハード・ソフト一体型という考え方だ。今回の特集では、マイクロソフトがパソコンのハードとソフトを分離し、ソフトだけで展開したことによってパソコン業界の覇権を握ったことを指摘しておいたが、iPodではその逆のやり方を頑固にやり続けることで、むしろ成功を遂げることになる。
iPodは、単体で使用することが出来ない。
まずパソコンに楽曲をコピーし、これをiPodにコピーする必要がある。
しかも、まだこれだけではダメで、パソコンとiPodを接続する専用ソフトであるiTunesを使用しなければならない。
しかも、これ以外は接続不可能だ。ユーザーが選択できるインターフェイスはMacを選ぶか、あるいはWindowsを選ぶかと言うことだけだ。
Windowsを選んだところで、接続するためにはWindows用のiTunesをダウンロードして使わなければならない(iTunesは無料)。
要するに選択肢が全くといっていいほどないのだ。
これはソフトウエア至上主義的発想からすれば極めてマーケットを狭めてしまうやり方といえる。
ところが、このクローズドなやり方が見方によってはアドバンテージにもなり得る。
そしてこのことをアップルはiPodで実践して見せたのだ。
ではアドバンテージとは何か。
■機能の複雑化のために必要なこと
確かにハードとソフトを一体化することで、一旦はマーケットが限定される。
しかし、この一体化によってハードとソフトの連携を密にし、より使いやすさを追求したらどうなるだろう?
それがiPodのやり方だったのだ。
つまり手軽さ、スピーディさを極めるためにはソフトウエアだけではだめで、そのソフトウエアにピッタリとあったハードウエアを必要とする。
このことは機能が増えれば増えるほど該当する。
機能がどんどん多機能、複雑になっていき、これに併せて様々なハードが対応すると言うことになれば、ハードとソフトの連携がどんどん中途半端になっていく。つまり「煩雑」になるのだ。マイクロソフトのWindowsがその典型で、あらゆるハードに適合するように作られていると言うことは、操作系がゴチャゴチャになり、反面、それぞれのハードに適合するために勢い、OSは重くなり、なおかつ膨大なメモリーを食うと言うことになる。
そういった機能の多機能化、複雑化に伴うデメリットを一手に引き受けてしまったものこそマイクロソフトのWindowsVistaだった。あまりの重さ、そして既存のアプリケーションへの対応の悪さ、そしてメモリー食いに、さすがのWindowsユーザーも呆れてしまい、旧バージョンのXPにダウングレードしたり、ネットブック搭載の標準OSとしてXPが採用されたり(廉価なネットブックではAtomというロースペックのCPUが搭載されており、これでVistaを稼働させるのはかなり無理があったのだ)という事態が発生。マイクロソフトはVistaを早々にあきらめ、より軽快でメモリーを食わないWindows7をリリースしたことはWindowsユーザーなら周知のことだろう。
Officeは使えないけど、iTunesなら操作できる
iPodはまさに、この機能の複雑化に対する回答を提示していたのだ。
つまり前述したようにハードに適合するソフトを限定してしまいクローズな環境にする代わりに、アップル独自の技術でハードとソフトを一体化し、手軽でスピーディな操作環境を実現する。
たとえばパソコンさえ持っていればiPodの操作は、ほとんど人間が操作可能な簡単なものになっている。
その操作についてはほとんど三つの手順で出来ることは前述したとおりだ。
こうすることで、たとえばワードやエクセル、インターネットブラウザを操作できな人でもiTunesは操作できるということになった。
だからケータイに夢中でパソコンになんてほとんど関心のない若者たちが、ケータイの音楽プレイヤー機能は使わずに、iPodを携帯してこれを使うという事態が生じたのだ。
■複雑になるからこそ、単純化しなければならない
要するに、ここまで情報化が進み、操作が複雑になっていくと、逆に操作系を単純化しなければならないという現象が生じるのだ。
そのまま複雑にしていったならば、それは一部のコンピューター・ナード/コンピューター・オタクのホビーにしかならなくなる。そうではない。こういったテクノロジーをより多くの人間が気軽に使えなければならない。ならばソフトとハードを一体化して、一元管理の下で、操作系を整えるというのがベストと言うことになる。これを推し進めた結果、パソコン音痴の若者までもがこぞってiPodを求めるようになったのだ。もちろん、そのためにはそれぞれの操作系の取り回しの良さを徹底的に研究し、一般の人間までが自由に使いこなせるよいなインターフェイスを用意しなければならないのだが、これが出来る、現状での唯一のメーカーがアップルだったというわけだ(アップルはジョブズの指揮の下、常にインターフェイスが一元管理されるという状況にある)。(続く)
■iPodの先にあるiPhone、そしてiPad
前回、アップルがiPodのソフトとハード一体型戦略によって、複雑化する情報化時代に新しいコンピューターユーザーを掘り起こすことに成功したこと。それは、いいかえればソフトウエア絶対主義から再びソフトととハードが一体化することが優位になる時代の始まりであることを指摘しておいた。
こういったソフトとハード一体型による一元管理をさらに推し進めたのが、言うまでもなくiPhoneだ。しかもiPhoneはiTunesでデータをやりとりする。つまりiPodと同じ感覚で手軽かつスピーディーに操作が可能。さらにホイールボタンではなく、全てタッチ・スクリーンでこれを行うことが出来る。
しかし、例によって一元管理はそのまま。いや、iPod以上に徹底されていると言っていい。
iPhoneのライバルは、現状ではアンドロイドを搭載したSONY製のExperiaとされている。
しかし、この勝負は、少なくともモバイルフォンの分野ではiPhoneの勝ちだろう。
ここまで展開してきたソフトとハード一体型の設計による一元管理の点でiPhoneは圧倒的なアドバンテージを有しているからだ。
ExperiaはWindowsと同様、様々なハードに搭載可能で汎用性が高いが、それゆえ、かえって操作が煩雑。
だから、これを使用するユーザーは一部の「コンピューターに詳しい人間」に限られることになるからだ
(ただし、OSであるアンドロイドはなにもモバイル専用のOSというわけではないので他の分野で用いられるだろうが)。
そして、さらにこの先にアップルがソフトとハード一体型として打ち出したのがiPadだ。
これもまた、複雑な工程をiPhone以上に簡単な操作で可能にするというものだ。
■iPod、iPhone、iPadとパソコンの分離
この「機能の複雑化をソフトとハード一体のシステムで一元管理する」というやり方をアップルは一層推進しようとしている。しかもiPodではじめたパソコンとの接続をやめること、つまりパソコンとの関係を薄くしていくことによって。iPodのラインナップの内、iPod TouchにはWi-Fi機能が標準装備されている。つまりネットをブラウズしたりすることが出来るのだが、その中のアプリケーションには標準でiTunesとAppStoreが搭載されている。前者は言うまでもなく、これまでパソコンにインストールされていたもので、これをWi-Fi経由で利用すればパソコンを使用することなく音楽を購入したりすることが出来る(ただし、コピーは無理)。またAppStoreではApp Apriと呼ばれるアプリケーションが使用可能で、これまたパソコンを介さず様々なソフトを直接購入し、使用することが可能だ。
こうなると、パソコンに関する知識はほとんど必要なくなる。それは、ここまで述べてきたような複雑性をより単純化することを可能にするわけで、そうなると、これまでパソコンにはほとんど関心を示してこなかった若年世代、高齢者の関心を惹起することが出来る。私事で恐縮だが、iPadを母に見せたとき(母は80歳でパソコンを使ってネットブラウズとメールのやりとりをやっている)、母は目を輝かせた。母にとってパソコンは便利な道具だが、厄介な道具でもあり、しばしば操作がわからなくなる、ウイルスが入った、突然壊れるなどでトラブルに巻き込まれるものでもある(そしてその対処を僕がやらされる)。それがiPadならただタッチするだけなのだから。そして原則トラブル・フリーでもある。あやしげなコマンドやウイルスもやってこない。
こういったこと実現しているのは、要するに、ここまで何度となく指摘してきたソフトとハードを一体化したことによるのである。
ヘタにいじれないと言うことは、言い換えれば送り手側が徹底管理してしまうと言うことは、トラブルを最小化する格好の手段なのだ。
コンピュータに関して当初考えられたいたハードとソフト一体型の設計は、ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代を経た。
そして機能が一層複雑化することによって、再びハードとソフト一体型の設計へと戻っていったのだ。(続く)
■パソコンが消えていく?
コンピューター業界の覇権を握るキーがソフトウエアから再びソフトウエア-ハードウエア一体型の戦略に回帰しつつあることをここまで指摘してきた。
ただし、この一体型の構想は、さらに拍車をかけつつある。スティーブ・ジョブスは今年iPhone4を発表するにあたって、ハードそれ自体とともに、より重要な発表を行っている。
それはiPhoneに搭載されるOSの変更だ。
これまでiPhone搭載のOSはMacに搭載されているものとは多少異なるものの、これをベースにしているゆえMacOSと謳っていた。
ところが、今回これをiOSと言い換えたのだ。
というより、これはMacOSに代わるiPhone専用のOS。
つまり、ハードとソフトの一層の一体化を求め、iPhoneはMacOSと袂を分かったのだ。
iOSにはスピードアップした自社製の新しいプロセッサー・Apple A4が用意されたため、課題だったマルチタスクも実現している。
そして、このOSは秋以降、iPadにもバージョンアップのかたちで搭載されることになる(既存ユーザーは無料でアップデートできるはずだ。だからiPadもマルチタスク化するだろう)。こうなるとアップルのアイデンティティであるマッキントッシュというパソコンとは異なるレベルでのアップルの展開が今後のアップルの中心になることが予想される。アップル・ファンの中では「遂にMacが切り捨てられた」と嘆くものまで出る始末だ。切り捨てるかどうかはともかく、iPod、iPhone、iPadのような、いわば「電子家電」こそが、情報化時代の一般的なユーザーのニーズを掘り起こすこと、一方、パソコンというハード・メディアのスタイルが旧式のものになろうとしていること、これだけは確かなようだ。
■それでも、アップルはソフトウエアの会社
ソフトとハード一体型の会社アップル。
この戦略がここに来て功を奏しつつある。
こういった展開で話進めてきたが、最後にここまで展開してきた、アップルがソフトとハードを一体で売るという見方は、
実は間違いであると、この立ち位置をひっくり返すような話で今回の特集を閉じたいと思う。
つまり、ちょっと「ちゃぶ台返し」をしてみよう。
今回のブログで展開したきた、ソフトからソフトとハード一体型へというコンピューターの流れをちょっとひっくり返すみたいになってしまうが。
それは、こんなエピソードだ。
ジョブズはアップルのことをソフトウエア会社と言っている。
つまり、マイクロソフトと同じ形態の企業だと宣言している。
実際、よくよく考えてみればアップルが自社開発しているハードというのはほとんどない。
MacにしてiPodにしてもiPhoneにしても、iPadにしても解体してみれば、そこからはサムソンの液晶や東芝のハードディスク、インテルのプロセッサーが出てくる(最近は前述のA4プロセッサーを自社開発しはじめたが、これとて元々は他の会社が開発していたものを買い取ったものだ)。そう、1981年にIBMがアップルに対抗してパーソナルコンピューターを発売したときと同じことをやっているのだ(プロセッサーに至ってはともにインテル製だ)。
では、どこがマイクロソフトと違うのか?つまりソフトウエア会社としてアップルはマイクロソフトとどう差異化しているのか。その答えをジョブズは用意していいる。
「アップルは最高のソフトウエアを作りたい。そしてそのソフトウエア上でマシンを最高の状態で動かしたい。そのためにはソフトウエアにあったハードも自社で作らなければならいないんだ」
この発言をアップルは厳守している。IBMと違っているのは、買ってきてそのままそれをハードの一部として搭載するようなことが決してない点だ。
買い取った後、自らのソフトウエアの設計、トータル・デザインに合うように徹底的にカスタマイズした後に、これらをはじめて搭載する。つまりハードはソフトのためにあるという認識なのである。

勝手にメディア社会論
https://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/61870348.html
https://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/61890159.html














2006年12月19日火曜日

[閉店][東京秋葉原] 秋葉原デパート撤退決定,2006年























[閉店][東京秋葉原] 秋葉原デパート撤退決定,2006年
速報!秋葉原デパート撤退決定!
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2006/11/8(水) 午前 11:40 秋葉原周辺 東京都
来年1月をもって閉店、2階~3階をリニューアルするそうです。
1,2階の飲食店はそのまま営業を続けるそうですが露出の外配管では確かに見栄え悪いです。

外神田探検隊「一路」写真館
https://blogs.yahoo.co.jp/kanda_ichirono1

http://blogs.yahoo.co.jp/kanda_ichirono1/31417903.html



































































上京、秋葉原デパート、コスプレアイドル。
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2006/12/10(日) 午後 11:44 
日記 練習用
昨晩8:45発の高速バスに乗り、今朝の6:30に新宿駅に到着。
9時間半の道のりのうち、今回は余裕で8時間は寝た。
30名近い定員のうち、乗客は僕も含めて10名程度とがら空きだったから良く眠れたのかもしれない。
高速バスで上京すると、両親がお金をあげるから新幹線で来なさいと必ず言います。
でも、僕はどこでも寝られる人間なので、全然苦にならないのです(笑)。
2ヶ月ぶりの東京は、やや寒い感じでしたが、昨日はもの凄く寒かったらしく、今日は暖かいとのことでした。
朝はグダグダして、昼からちょっと買い物に出かけた。
今回はまず、秋葉原に行ってみました。
何故かというと、秋葉原のシンボル?「秋葉原デパート」が年内閉店というニュースを知ったからです。
ここのゴチャゴチャした雰囲気、怪しげなパーツ屋はある意味、とても秋葉原だった。
特に、改札を出た所の実演販売とそれを取り囲むおじさん(客+さくら)。
何度も来ているのですが、じっくりと聞いたことは無かったので、ある実演販売をじっくり楽しんできました。
そして、その実演販売のテクニックに感心。
最初は興味なかったのですが、グイグイ引き込まれてしまいます(笑)。
商品もどんどん売れていくし・・・。
結局、汚れが良く落ちて、しかも安全という石けんを1000円で購入。
もう、30年近く、売られている商品らしい。
この実演販売のおじさん、安全性を訴えるあまり、石けんをつけて歯を磨いていました。
ある意味、ビックリです。
本当に、そんなに落ちるものなのか、広島に帰ったら大掃除で試してみたい。
今回、私の購入した商品および実演販売人は↓です。
http://www.jituenhanbai.com
ちなみに、私、大学時代に土日だけサトームセンさんでバイトしていました。
その頃と、最近の秋葉原は家電からパソコンにメインが移ったことで大きく違うのですが、
それよりも何よりも、アニメとか、コスプレ、メイドとかの、所謂オタク系文化の色が強くなった。
この日も、実演販売の前にはたくさんのメイドさんやコスプレさんがおられました。
白衣の天使さんの集団もいたりして・・・(なんのコスプレなの?)。
さすがに、カメラで撮ると、非常にオタクっぽいのでためらわれましたが、
中央通りの歩行者天国でとてもかわいいセーラー服姿の子を発見し、思わず撮ってしまいました(笑)。
いやあ、カメラを持って群がる人たちの気持ちも分かりましたね(汗)。
まあ、そそくさと買い物だけ済ませて、1時間ほどの秋葉原滞在でした。
写真を撮ったのはこの1枚だけです。念のため。
この子が気になる人は↓をちぇっく!
http://www.yuuki-star.com/p_index.html]
なんと、
シンガーソングライターなのだそうです。
時代は変わったなぁ・・・。
おじさんはついていけません。
実家に帰って、弟夫婦を交え、忘年会。
自分がお歳暮で送った蟹をみんなで食しました。

ありきたりな日常(秋田単身赴任生活)
https://blogs.yahoo.co.jp/kojiasia/44307993.html







去年のマツは・・・
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2007/1/4(木) 午後 10:38 
お散歩 練習用
話が去年に戻っちゃうけど・・・
写真をPCに落とすやつ見つかったので、写真アップと言うことで、
年末は、恒例のお札貰いに高田馬場まで、行っただすよ~。
一陽来復って言う金銭融通の神様です。
去年よりお金持ちになれたのか?と聞かれるとノーザンスかね、あひゃひゃひゃ。
占いによくあるでしょ?行ってなかったらもっと減ってたんですよ~的な表現が・・・(笑い)
お参りに行ってるから寸止めの所で止まってるとか?まーものは考えようだ。
鰯の頭もなんとやらですよ。
毎年お酒買ってくれるから、ホイホイついて行ってるよなモンだな。(笑い)
そしてお酒買って、帰りは秋葉原行って参りました。
何故かって?あの、有名な秋葉原デパートが閉店だったんですよ。
55年の歴史ある名所がまた、一つ無くなったのでありました。
http://www.ekipara.com/building/K1270R01.html
100円ショップは、よく行ったな~。
流石に閉店二時間前ジュース2個105円~投売り状態だけど、カラカラ。
めぼしい物なし。(・.・;)というか、ほとんどの品物は、売り切れ~だったです。
アキドラ初めて食べたっす。秋葉名物どら焼きでーす。
美味かった~ょ。
閉店の時に始めて食ったつーのも珍しいケドね。
いつも、入り口のとこには、実演販売やってて黒山の人だかり。
この日もいっぱいの人が、見てましたよ~。
タバコ吸いたくなりスモーカースタイルへ~、到着~おりょ?無い。
(゜_゜>)建築中だわ?タバコ吸うの止めて一路帰宅は~っ。
収穫なし。
オチなし。
途中タバコ吸いたくなり東京駅で見かけた張り紙で地下なのに、
ハトにえさあげないで、下さいと書いてあった。
こんな、とこまでハトが来るんだろうか?
年末に受けたギャグを、一つ披露しますわ。
皆様毎度JRをお使いいただき、ありがとうございます。
なを新年の営業は1月4日からになりま~す。駅長より。
ど~もすいません。

楽器でもやってみようか
https://blogs.yahoo.co.jp/nt7551k/26171142.html







終幕まで20時間
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2006/12/30(土) 午後 10:26 風景 写真
秋葉原デパートをご存じでしょうか?
明日午後4時、その55年に及ぶ歴史に幕が下りようとしています。
とても好きな場所だったので閉店するのが残念でなりません。
ある店の店員さんが
「店長今までありがとうございました。明日もがんばってください」
と挨拶しているところに出くわし、一層切ない気分になりました。
4、5、7、8枚目の写真は百円ショップキャンドゥとハンドレッドです。
閉店前日にはほとんど商品が無くなってしまいました。
この二店ははすぐ側の階段を上がると駅の改札になっているのでちょっとした買い物に便利でした。
ユニクロなどの店舗は値引きしているおかげで減ってはいますが、おそらく完売まではいかないでしょうね。
問題なのはマクドナルド。
人が多いなと思ったら何故かメイドさんがいます。
写真を撮っていると、側にいた数人のグループが「一緒に写真撮ってもらいたいな・・・」などと呟いているが聞こえてきました。
明るくかわいい方でしたけど、マックにメイドさんがいるのは違和感があるような。
マクドナルドも街の雰囲気に合わせた接客を始めたのかと思いましたが、そういうことではありませんでした。
(この話はまた別の記事で続けます)

でかけるときはカメラと一緒に
https://blogs.yahoo.co.jp/nightwand/1659551.html

アユム
https://ameblo.jp/ayumunahi




秋葉原デパート閉店
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2006/12/13(水) 午前 6:54 無印 練習用
秋葉原デパート閉店のニュース
この1~2週間、一駅歩く距離を延ばして、この秋葉原駅からでななく、総武快速の新日本橋からオフィスまで歩いているので、気がつかなかったのですが、今日久しぶりにこの駅ビルデパートの中の改札口を通って電気街出口にでる間に、「12月31日閉店」のビラが貼られているのに気がつきました。12月のはじめの発表だったようです。
日本初の駅ビルデパートとはいいながら、フロアーも三つ、あまり広くないし、出来た当時は秋葉原自体が未だ全国ブランドではなかったせいもあり、今まであまり話題にもなりませんでした。
昭和26年11月(朝鮮動乱の始まる前)に秋葉原駅の総武線高架下に開業した秋葉原デパートは年末をもって55年間の幕を閉じることになったようです。
実は、4年前の2002年にも、閉店騒ぎがあって、その時は1時的なリニューワル閉店だった事が後で分かったのですが、今回は全く新しいコンセプトでの再出発のようです。
新店舗はホビー商品やアニメなどのキャラクターグッズを中心としたフロア構成を採用し、店舗名も新たに
「アキハバラデパート フジヤマ」
と改められ、オープンは3月18日だそうです。
「アニメ、マンガ、ゲーム、ホビーの総合セレクトショップ アキハバラデパート フジヤマ」という派手なタイトルとともに、富士山をモチーフにした外人相手の土産物屋というイメージらしい。
秋葉原も北口の青果市場跡の再開発で新たな高層ビルが立ち並ぶ町に変貌しつつあり、
ラジオの組み立て部品を売る屋台の集合体から、安売り電化製品のセンター、パソコン等のIT機器のセンターへ変わりつつあると思っていたら、再開発と共に大手の量販店が殴りこみをかけ更には、フィギュア商品のセンターへとめまぐるしい変貌を更に遂げつつあるようです。
秋葉原デパートもこうした動きに追いつき追い越す為に新たな出直しを余儀なくされたというのが実情のようです。
今や、メイド喫茶やドルフィーが街を引っ張る牽引車だとか?
龍兄ぃもあまりの急速な変貌に取り残されかけています。
どうせ取り残されるなら、反対に時代に逆行してみたら、面白いかも、という事で、来年はじめから何回かに分けて、秋葉原とその周辺地区の「ここにこんな古めかしいものが」というシリーズで行きたいと思います。
その手始めの第1号が、この秋葉原デパートというわけです。いずれももう数年もたつとなくなったしまうものも相当あるのでは、という懸念を持っています。

新・こんなところにこんなものが!
https://blogs.yahoo.co.jp/gulliverbros/44321350.html
















2006年7月21日金曜日

[機器] ウィルコムW-ZERO3es(Advanced ES,アドエス)




[機器] ウィルコムW-ZERO3es(アドエス)
アドエスに機種変更です。
2008/5/30(金) 午後 4:35 Willcom(PHS) 練習用
28日朝、先日ウィルコムストアで注文しておいたPHSが届きました。
おニューPHSは”アドエス(Advanced/W-ZERO3[es])”になります。
今回はキーボード内蔵で、ネットサーフィンが容易に出来そうなモノを選んでみました。
さて、困った事に中々簡単には設定が出来ない様ですね~。(笑)
無線LANの設定をしてるんですけど、一向に通信出来ましぇん。(汗)
一筋縄では上手く行かない事はネットで調べて解っちゃいたが、コレほどとは…、さすがPDA!(笑)
WX320Kからの機種変更だけど、慣れるまでが大変だぁ~。(笑)

かみもとさんのおちゃらけ人生
https://blogs.yahoo.co.jp/takeshi_kamimoto/20889008.html





[WILLCOM][EMOBILE][DoCoMo][SBM]Windows Mobileって...
2008/5/25(日) 午前 10:45 モバイル その他コンピュータ
当国でもスマートフォンが普及し始めてきました。WILLCOMのW-ZERO3(WS007SH)が始まりのように言われています...
以前PDAと呼ばれる携帯端末があって(といっても現存していますが...)、さまざまな基本ソフトウェア(以下、「OS」と略します。)が搭載さえた機器が多く発売されました。主なところはPalmとWindows CEに大別されるかと思います。
現在国内向けに販売されているスマートフォンの多くはWindows CEです。表向きにはWindows Mobileと呼ばれていますが、もとはOSの中心部(コア)がWindows CEであって、機器によっての機能や操作などを管理するプラットホームの名称としてWindows Mobileという位置付けがされています。
携帯電話としてもさまざまなOSによって動作されています。Symbian OSなどは国内をはじめ海外でも多くの機種に搭載されています。WindowsというイメージからPCのOSであるという意識が高くなってきているので、スマートフォンなどにも搭載して身近なソフトにしていこうというところもあると思います。
ほとんどの携帯電話各社でスマートフォンを発売していますが、各携帯電話会社用にと利用を制限しているところもあります、SIMカードなどの差し替えで利用出来る(ロックフリー)スマートフォンも検討されていますが、なかなか難しいようです...
あらためて知る、「Windows Mobile」のルーツと生い立ち(「Windowsケータイってなに?」と聞かれて困らないために(ITmedia +D モバイル))

あおい鉄道ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/aoi_rail/56498522.html








[WILLCOM][EMOBILE][DoCoMo][SBM]Windows Mobileって...
2008/5/25(日) 午前 10:45
モバイル その他コンピュータ
当国でもスマートフォンが普及し始めてきました。
WILLCOMのW-ZERO3(WS007SH)が始まりのように言われています...
以前PDAと呼ばれる携帯端末があって(といっても現存していますが...)、さまざまな基本ソフトウェア(以下、「OS」と略します。)が搭載さえた機器が多く発売されました。主なところはPalmとWindows CEに大別されるかと思います。
現在国内向けに販売されているスマートフォンの多くはWindows CEです。
表向きにはWindows Mobileと呼ばれていますが、もとはOSの中心部(コア)がWindows CEであって、機器によっての機能や操作などを管理するプラットホームの名称としてWindows Mobileという位置付けがされています。
携帯電話としてもさまざまなOSによって動作されています。
Symbian OSなどは国内をはじめ海外でも多くの機種に搭載されています。
WindowsというイメージからPCのOSであるという意識が高くなってきているので、スマートフォンなどにも搭載して身近なソフトにしていこうというところもあると思います。
ほとんどの携帯電話各社でスマートフォンを発売していますが、各携帯電話会社用にと利用を制限しているところもあります、SIMカードなどの差し替えで利用出来る(ロックフリー)スマートフォンも検討されていますが、なかなか難しいようです...
あらためて知る、「Windows Mobile」のルーツと生い立ち(「Windowsケータイってなに?」と聞かれて困らないために(ITmedia +D モバイル))

あおい鉄道ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/aoi_rail/56498522.html






PDAについて。。。
2008/6/8(日) 午後 8:08
PDA 周辺機器
今使っているPDAは初期型W-ZERO3なのです。
ただしW-SIMは入っていないので
電話も出来ないし、PHS回線使っての通信は出来ません。。。
PDAは結構前からいじっており、最初はPalm-OSのVisor(バイザー)そこから始まり
SONYクリエのNX-73、
NX-80、
TG-50 
リナックスザウルスのSL-3000、
ウィンドウズモバイル系だと
CASIOのG-FORT(今も持っています)
モバイルギア、
日立ペルソナ、
DELL AXIMの50VやX3i
など。
スマートフォンも含めると、
702NK(NOKIA6630)、
702NKⅡ(NOKIA6680)
ウィルコムのW-ZERO3(初代)
ソフトバンクモバイルのX01HT、X02HT
などです(順不同)
言っておきますが一介のサラリーマン(小遣制)なので、お金なんかありません(笑)
オクで売ったり買ったりです。。。
今使っているW-ZERO3も中古品です。オクで安価でゲトしました。
こんだけ使ってるのに大した事に使っていないんですがね。。。
予定表とマンガミーヤ(知らない方はググってみて下さい)、バイクの燃費管理。
あとは動画再生、電子地図帳、寝モバ(お布団の中で寝ながらモバイル♪)ぐらいですから。
(ソフトの「燃費ちゃん」「さいすけ」シリーズは重宝してます)
今の初代ZERO3にしたのは、電池の持ちの良さ、VGA大画面、無線LAN内臓、QWERTYキー搭載で使っています。(電話機としてはイマイチでしたね)
通勤電車の友ですな。これでPHS回線でネットに繋げれば最強なんですがいかんせんソフトバンクモバイルで高速データ通信を満喫しちゃったもんですので今更PHSでの激遅データ通信にゃ戻れません。。。お金も掛かるし。
理想なのは高速データ通信可能でGPS搭載、10キー&QWERTYキー付、無線LANとBluetooth搭載
画面はもちろんVGA。高画質AF付カメラも。しかも防水だったら最高♪
こんなのあったら、バイクツーリングでGPSで迷う事無く、記念写真撮って、行き先でネットで情報集めて、BTハンズフリーではぐれた仲間と走行中に電話で連絡。。。
10キー入力での文書作成が苦手(笑)なので、QWERTYキーでメールもサクサク。
イーモバイルのイーモンスターがかなりイイ線いってるんですけどね。。。
ネット絡みは最近はケータイで出来ちゃいますからね。。。
画像のストラップは漫画「チーズスウィートホーム」のチーのフィギュアです。
しっぽの先っちょがスタイラスの代わりなんです(笑)

バイクとタバコと缶コーヒーと・・・
https://blogs.yahoo.co.jp/ttnhrs/10323870.html










willcom
2010/7/22(木) 午後 8:37 ひとりごと 家庭環境
今の時代に合わないですが、PHSのデータ通信を契約しました。
月々980円、使いたい放題に、そそられました。
USB接続でネットブックでインターネット、W-SIMカードを、白ロムで購入していた
「アドエス」
に刺すことでスマートファンでもインターネットが出来ます。でもエリアは狭いですけど
実質通信速度を計測しました。
結果は下り100Kバイト、今時は21Mの時代に突入しています。
200分の1しか出ませんが、Yahooのページくらいならそこそこ動きます。ISDN頃だと思えば
980円で済むかと思ったら、Yahooのモバイル接続の月額210円が必要でした。

junkなMiniとあたい
https://blogs.yahoo.co.jp/fu_hosono/63728552.html







Mio P350
2006/7/7(金) 午後 10:41
ホームラン計画 パソコン
WILLCOMの「W-ZERO3[es]」がいいなー、Palm OSが載らないかなーと、少しいらいらしてきたところで、BCNランキングのPDAの売れ筋情報を見てみると、
ふむふむ、1位はザウルスか・・・
Windows Mobileじゃないんだ・・・ 
っと、3位のMio P350?なにこれ?と思って調べると、
なーるほど、Windows MobileのPDAにGPSを組み込んでほとんどナビ専用機にしたものなのね。
結構安いので、売れているのでしょうね。
誰が買っているのかな?自転車とか、バイクにつけたい人かな??
歩いている人はこれを持って歩きたいかな???auの携帯もナビウォークって機能があるなあ。
私には、使い方が今ひとつピンときませんが、BCNランキングのWindows Mobile機のトップセールスがナビ専用とは、ちょっと情けないぞ!
Windows Mobile(それともみんなW-ZERO3を買っているのか?)。
今でもCLIEを使っている私としては、PDA全体が元気ないので、ちょっとつまらないです。
今日はここまで。

Mio
http://www.mio-tech.jp/products/images/p350-frontal_view.jpg
http://www.mio-tech.jp/products/p350.html

BCN
http://bcnranking.jp/ranking/02-00008958.html

ホームラン計画
https://blogs.yahoo.co.jp/skon_y/





W-ZERO3[es]
2006/7/6(木) 午後 11:48
ホームラン計画 パソコン
話題になっていますね。WILLCOMの「W-ZERO3[es]」
スペックもいいし、これでPalm OSだったらなー・・・即買いなんだけど。
私の今のCLIEから買い換えるのにいいなーと思います。
でも、Windows Mobileは、使ったことないしなあ~。残念!
WILLCOMは最近話題になっていますね。
ちょっと前は、APPLEがW-SIMを使ってiPod携帯を開発!とかありました
(でも、ソフトバンクがリークしてしまっていたので、WILLCOMバージョンはなくなったのかな?)
PalmOS搭載のスマートフォンをどこか出してくれー(最近こればっかり)
ところで、[es]ってなんの略?
今日はここまで。

Willcom
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/007sh/images/color03.jpg
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/ws/007sh/index.html

ホームラン計画
https://blogs.yahoo.co.jp/skon_y/38574937.html





[機器][携帯電話] Nokia702NK,NokiaNM850iG,WillcomW-ZERO3
戦果・・・その2!
2008/1/7(月) 午後 11:46 普通ぅ~のネタ!! 旅行
先日は、思わぬところでポータブルナビを購入してしまいましたが、その後も実に良く手伝いをしてくれています。
実は購入してしまったものがもう一つあります。
正確には昨年末に手にしていたのですが。。。それは
WILLCOMのスマートフォン「W-ZERO3」
ですこれまで、DocomoとSoftBank2台を使い続けてきました。
両方とも同じノキア製の同機種なのですが、なんてことはなく使い方が同じなので使用していたのですが
実に中途半端な使用状態が続いていました。
そもそも購入の流れは、以前コチラのネタで書きましたが
元々はソフトバンクの702NKを使用

近所にできた大型ショッピングセンターの影響である日突然自宅にいながら圏外に・・・

ソフトバンクの窓口に直接言うもまったく改善されず

仕事で携帯が使用できないのは死活問題!!

度々ソフトバンクにネットで要請するも新たなアンテナが立たないため状況は変わらず

結局DocomoNM850iGを購入

購入後半年ほどでソフトバンクのアンテナが近所に立つ

2台を並行使用して現在に至る
この2台、本来機能は同じはずなのに契約元の会社により機能を幾つか制約してあるのがちょっとネックになっていました。
例えば
○850iGで画像を撮影してもIショットに対応していないため10KB以下の容量の画像でなければメール送信できない。
結局必要な場合は850iGから702NKにブルートゥースで送信後、ソフトバンクで送るということを繰り返していました
○702NKはEメール(一般的なPCメール)が使用できるというので購入したのですが、アカウント情報を入れても送信ができない・・・。
問い合わせると「送信できないケースがあるとマニュアルにも記載しています」との事で
よく見直すと「一部プロバイダによっては送信できない場合があります」と注釈事項で欄外に小さく書いてあります。
これでは意味がない上、自動受信設定にしておくとゴミメールも全て受信するため設定をOFFに!
このような状況での通話使用頻度はDocomo97%SoftBank3%ほどに
ところが仕事がネット中心なので、ネットアクセスできる端末の必要度がUPしていました。
ならばパケ放題でドコモを・・・となりますが一部ネットバンキングの使用もあり通常のPCサイトからログインする必要があること、PCサイトなんて今や常識・・・となりますが、同僚の最新型のフォーマで試したところ、閲覧は出来てもログインの際に入れない事が多々あることが判明、ネットだけでも通常のPCと全く同じ使用ができるものを検討していました
ドコモを通話用にしソフトバンクをモバイルフォンにするというのが自然な検討でしょう。
昨年末からソフトバンクのショップに行って聞いていたのですが。
「間もなくX01Tが出ますよ」
と言うので待つことにしていたのです。
X02HTは折りたたみ式でないところが魅力でしたが液晶画面が小さい事(現在の機種と殆ど変わらない)と、やはりキーが極端に押しづらかったのがネックでした。ところがいよいよX01Tが発売されるとブログや掲示板などでの評判がよくないことが判明
「こうすれば使える・・ソフトのダウンロードである程度解消・・操作は自己責任でどうぞ・・」
仕事での使用だと「自己責任」では困ります。と言いつつ再度X02HTと併せて検討しようとショップに詳細を聞きに行きました
「PCサイトへのアクセスメインで無線LAN優先で接続したいんだけど最適な契約形態は何?」
と尋ねると・・・パケットし放題にはじまり、PCサイトブラウザ、サイトダイレクト、と様々な契約を説明してくれるのですが、私のような使用方法だとどこか不完全な内容ばかりなのです。パケットし放題は一般のインターネット接続利用は対象外になることにはじまり、言い方は悪いですが「巧妙に仕組まれている」内容ばかりで、注釈事項を潰しこんでいくと高額な基本料金にEメールなど特別な利用料金が別途加算、もしくは基本料金の上顎が更にUPする「ようである」ことが判明しました。「ようである」というのはショップの方から明確な返答が無かったからです。現在のように複雑な契約形態では無理も無いのでしょうが、私のような使い方の利用者は少なくないはず。また、ソフトバンクのスマートフォンでは無線LAN圏外になった際、自動的にパケット通信に切り替わることも気になりました。それもどちらで通信しているかは使用中でも分からないというのです。。。困りました
「SIMカードを抜いて、無線LANでアクセスできるとことのみで使用する!!」
掲示板で見た究極の使用法がこれのようでした(究極です)
で数日後、これまたヤ○ダ電機に行くと、年末ウィルコムキャンペーンをやっていて事務手数料無料なんて派手にやっておりました。
冷やかし半分で聞いてみるとその返答の早くて的確な事!!
私のような客の扱いに慣れているのでしょう。
予めくるだろう質問の内容を実によく掴んでいます。
それでも疑い深い私に対して
「本当はいけないんですが、私の形態でアクセスしてみてください実際のスピーが分かりますよ」
と実機を使って熱心に説明してくれました。
契約内容も明確で心配なく使えそうなので即決!!
かくして携帯端末が3台に。。。
昨年年末のブログもW-ZERO3で更新。
通常の場所であれば全く問題なく繋がるし主要JR駅や一部のマクドナルドでは、無線LANが快適に使用できます。
たまにセキュリティーのかかっていない無線LANのアクセスポイントが出てきたりもしますが・・・(!)
東北新幹線の車内でも宇都宮から東京方面であれば問題なく使用できたことも驚きでした(車内マナーとしてはイケませんが)
仕事では強力な味方になってくれそうです。
実際昨日もオークション会場で大活躍!W-ZERO3本体についてはまだまだ勉強中ですがいろいろな可能性が隠れていそうです!!
あとは働けよ~!!

ミラノでタンメン、マラネロでもみじ饅頭
https://blogs.yahoo.co.jp/forza126tombow/51210003.html









[es] の書籍
2006/7/16(日) 午後 10:39 W-ZERO3 その他コンピュータ
昨日、現時点では、唯一、[es] の書籍、『W-ZERO3[es] ガイドブック』が届いた。価格のわりには、ちょっと薄すぎます。

おかたんボックス
https://blogs.yahoo.co.jp/g4_u3/

2005年7月6日水曜日

[市場] ボーダフォンに大量のユーザ流入, アステル東京は2005年4月で新規受入廃止



[市場] ボーダフォンに大量のユーザ流入, アステル東京は2005年4月で新規受入廃止
ボーダフォンに大量のユーザが流入☆
2005/7/6(水) 午後 10:38
携帯電話 携帯電話
ボーダフォンに大量のユーザが流入☆==
また、移動体業界に動きがありました。
今回は「YOZAN」(ヨウザン)です。
YOZANはPHS事業グループ『アステル東京』の運営を行っているグループ
アステルのPHS事業は減少が続き、2005年4月で新規の受入れを廃止しています。
現在の加入者数は5月末時で 7万5,400人 (電気通信事業者協会発表)
この既存のユーザに対して
ボーダフォンへの乗換えを促す通知が。
ユーザは「802N」「702NK」「V603T」「V402SH」の4機種から好きなものを選ぶことができる
というものです。
YOZANによると
「さまざまな事業者と話し合いをした結果、ボーダフォンが最も前向きだった。」
とコメント。
「最も前向きだった」も何も、
アステルのようなサービスをここまで長期的に継続しているユーザというのは
「超優良」のお客さん。 
どの事業者だって欲しがるのは当たり前です。
そこで、YOZANとしてはこの資産をできるだけ高く買ってくれる事業者に売りわたしたいわけですが
最も前向きだったのがボーダフォンらしい。
携帯電話の機種を無料で提供してくれるのだ。 
しか~し上記の
「802N」「702NK」「V603T」「V402SH」。
これらは今やどの機種も多くの販売店で1円~無料で販売されている機種です。
つまり、契約成立時の販売奨励金にあたるものがYOZANに入るのですが、この金額がさまざまな事業者の中で
「ボーダフォンが最も高かった」
ということですね。
YOZANは移動体通信事業から撤退しライブドアと提携して新たな、「モバイルIP電話」に賭ける
ボーダフォンは長期契約の期待できるユーザを大量に獲得できるチャンス。
というわけです。
このモバイルIP電話に関しては、のちほど調査したいと思います。

モバイル日記@ヤフログ
https://blogs.yahoo.co.jp/comomorg/6386661.html

2005年3月22日火曜日

[市場] スマートフォンは急成長、PDAは縮小へ――IDC予想


スマートフォンは急成長、PDAは縮小へ――IDC予想
2005/03/17 09:37 更新
スマートハンドヘルド携帯電話が2004年10~12月期の世界PDA市場で68.6%を占めた。
市場は機能豊富なスマートフォンに向かいつつある。(IDG)
スマートハンドヘルドデバイスは2005年を通じて力強い成長が見込めるとIDCは予想、従来型のPDAの販売は落ち込むと示唆している。
2004年10~12月期の統計によれば、従来からあるペン入力型のオーガナイザーが市場で占める割合は31.4%。
これに対してスマートハンドヘルド携帯電話は68.6%を占めている。
全体ではこの四半期中に、スマートハンドヘルドの販売は42.7%増加した。
スマートハンドヘルドの中で群を抜いているのは音声中心のサブカテゴリで、7~9月期から10~12月期にかけて89%の伸びを示した。
Nokiaはこの市場で30.7%と最大のシェアを記録。
次いでHP(17.4%)、
PalmOne(10.6%)、
O2(8.9%)、
Motorola(8.4%)
が上位5社に入っている。
PCハードウェアアソシエートアナリスト、マーシー・クレメント氏は、クリスマス商戦中の堅調なコンシューマー需要によってハンドヘルドの販売が押し上げられたと解説する。HPのiPaqやPalmOneのデータオーガナイザーといったペン入力式のモデルも、この商戦の恩恵を受けた。
しかし2005年はこの分野では最低限の成長しか見込めないと同氏は予想、市場は機能豊富なスマートフォンに向かいつつあると指摘した。
「ペン方式のデバイスはスマートフォンと違って、真のキラーアプリが存在しない」と同氏。
IDCは2005年、スマートハンドヘルド分野で55%の成長を予想している。

ITMedia
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/

2005年2月16日水曜日

[市場] ドコモ,PHS新規受付終了

[市場] ドコモ,PHS新規受付終了
ドコモ、PHS新規受け付け終了正式発表
2005/2/28(月) 午後 6:12 通信 携帯電話
先日日経などが報じたドコモPHSの撤退報道が、やはり正式発表となりました。
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/05/whatnew0228.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22809.html
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0502/28/news041.html
規定路線とはいえ、長らく愛用してきたユーザーとしては、感慨深いものがあります。さようなら611S、ありがとう。そして、ドコモ首脳陣のバカヤロー。
4/30新規受け付け終了となるので、FOMAへの切替え促進策の恩恵にあずかりたい人の駆け込み需要があるでしょう。ただし、ドコモで音声端末を新規に入手するのは困難なので、白ROM端末の持ち込みなどの方法が必要になるでしょう(データ用ならばまだ入手可能)。私は回線追加をするようなことはしませんが、じっくりと今後の対応を見ていこうと思います。
中村社長の発言より、先日発表したデータプランの追加などがPHSの受け皿であるとの考えのようですが、例えばPHSはデータ向けであるパルディオデータプラスの場合、割高とはいえ音声通話も可能でしたが、FOMAのデータプランでは音声通話が不可能なため、代替とはなり得ません。また、PHSは070であったため、080/090を利用するFOMAでは番号を引き継げないという問題もあります。既存ユーザーに対し、携帯電話やFOMAへの移行に向けた各種特典を提供するとのことですが、いくら新規契約の手数料を無料にしたり端末優遇策を提供しても、現状では今まで同様のプランでの利用は不可能なのです。
あくまでもドコモ内でPHSユーザーを吸収したいというのであれば、データプランSSに無料パケットと音声通話を付けたような、現行PHSユーザーが納得できるようなプランを用意してもらいたい。それが出来ないというのなら、自社内で吸収することを断念してWILLCOMへユーザーを移し、契約期間、電話番号などを引き継げる優遇策をとってもらいたい。
これはドコモの都合による廃止であり、まっとうな通信事業者であるというなら、それが責任というものでしょう。
もう一つ中村社長の発言にフルブラウザ端末の投入というものがあったが、これは従来から出ていたモトローラの端末投入の話や、噂が出ているNokia端末のことを指していると考えられる。すなわち、スマートフォンの投入を示唆したものではないかと考えられる。もっとも、噂ではかなり制限の厳しいものになるという話もあり、Vodafone 702NKのような自由度の高い端末にはならないかもしれない。
これも注目発言なのだが…、どうしてもPHS撤退発表と同時だと、霞んでしまうのはいなめない。

三日坊主日記
https://blogs.yahoo.co.jp/jj3mxl_nakagawa/262668.html

2002年5月3日金曜日

[機器][AV] iPod登場










■ソフトとハードを分離したオープン戦略でマイクロソフトが勝利する
マイクロソフトは、いわばオープンな展開をすることで市場を席巻することに成功したと言えるだろう。「オープンな展開」とはソフトとハードを分離し、様々なメーカーのハードに自らのソフトを搭載可能にするやり方をさすのだが、こうすればそれぞれのマシンの特性に依存することなく、ユーザーは自由にマイクロソフトの製品を使用することが出来る。
実を言うと、それまでのコンピューター、パソコン企業のほとんどはこのような考え方とは逆、つまりソフトとハード一体型と展開を基調としていた。しかもハード重視タイプの戦略。つまりエレクトロニクス・メーカーは自らのハード=機械を売りたいがために、これを使用するためのソフトを、いわば「オマケ」的に開発し、販売していたのだ。だが、そういった一体型の売り方というのはいわば「抱き合わせ販売」のようなもの。一旦ソフトがもはや時代の流れに合わないものになってしまったならば、ハードごと全てを取り替えなければならない。これはユーザーの側からすれば少々博打的な色彩を含むものになってしまう。ハードを買って使ってみたらソフトがダメだったということになったとき、それはソフトの交換ではすまされず、ハード=システム全てを交換しなければならなくなるからだ。
ところがマイクロソフトの製品はそうではない。
一般的には大方のマシンに搭載可能だ。だからユーザーは安心してこれを求め、一方でソフトとハード一体型のメーカーは撤退することを余儀なくされていったのだ。
事実上の抱き合わせ販売で他のソフトウエアハウスを凌駕する
ただし、これだけの条件ならば、それはマイクロソフトに限った話ではない。他のソフトウエア・ハウスもマイクロソフトのOS上で稼働するのだから、MS-DOSやWindows以外のアプリケーションに関しては参入の余地があるはずだ。
ところが、ここにもマイクロソフトは、こういった他業種を閉め出す対策をきちんと整えていた。
一つは自らの販売することをマイクロソフトのOSに最適化したこと。
典型的なのはワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトなどからなるアプリケーション・スイートのMicrosoft Officeで、これらはパソコンを買うならマイクロソフトのOSを購入し、マイクロソフトのOSを購入するならばOfficeを購入するという流れを作ってしまう。実際、パソコンにはあらかじめOSがインストール済みなのがあたりまえになり、さらにはOfficeも標準装備かオプションで選択可能というハード販売をハードメーカーに指示するというまでになっていく。またインターネットの世界への参入が遅れたことを察知するやいなや、ブラウザのインターネット・エクスプローラーを投入して失地挽回を図ったのだが、これはなんとWindowsのOSに無料で標準装備されていたのだ。これによって、これまでネットスケイプの独壇場だったインターネット・ブラウザの世界はすっかりエクスプローラーによって凌駕されてしまったのだ。
(こういう強引なやり方は、やがて法律的に不可能になっていくのだが)。(続く)
■革新的なパソコン・マッキントッシュだったが
アップルもまた典型的なハードとソフト一体型の企業だった。そしてアップルもまた当初、ライバルとして危惧していたのはマイクロソフトではなくIBMだった。
だから1984年にマッキントッシュを発表した際にも、販売の際に標的としたのはIBMのパソコンだったのだ。
1984年スーパーボウルのテレビ中継のハーフタイムに一回きりで放映されたマッキントッシュのCMはIBMを明らかな仮想敵にしていた。
そのCMのキャッチコピーは
「1月24日、アプルコンピュータがマッキントッシュを発売します。
今年、1984年が『1984』年のようにならない理由がおわかりになるでしょう」
だったのだが、この『1984年』とはジョージ・オーウェルの小説をさしている。
この作品の中ではビッグブラザーと呼ばれる支配者が人々を一元管理し、人々に自由がなくなるという状況が描かれているのだが、
この物語をCMはもじっている。IBMの代名詞はビッグブルーであったのだが、視聴者にはビッグブルー=ビッグブラザーの図式を暗示することで「IBMのパソコンを購入すると飛んでもない管理社会が登場しますよ。マッキントッシュを使って自由な世界をつくりましょう」とアピールしたのである。
実際のところ、マッキントッシュ(以下、マック)は革命的なパソコンだった。
ウインドウを開きマウスでポインタを操作するという、現在のウインドウの概念のほぼ全てを既に実現していた。
実質的にこれが発売された1984年の時点で、11年後にマイクロソフトがブレイクさせたWindows95よりも優れたOSを構築していたいってもよいくらいだったのだ。
■クローズドな展開がAppleを窮地に追いやる
しかし、前述したようにアップル(当時の名前は「アップルコンピュータ」)もまた敵を間違えていた。
本当の敵はIBMではなく、ソフトをスタンドアローンで展開するマイクロソフトだったのだ。
だから、いくら優れたマシンを作り上げたところで、マックもまたハードとソフト一体型のクローズな製品。
他の撤退を余儀なくされた企業と同様、オープンな展開をおこなっているマイクロソフトには太刀打ちできなかったのである。
ただし、その秀でた機能でマックは唯一、マイクロソフト帝国の中で生き延びることは出来た。そのすばらしさを指示する一部の層(デザイナー、編集業者、医者、そして弁護士)が、マックを買い求めたからだ。
こういったユーザーに限定されたのは、機能的な側面でマックが必要(デザイナー、編集者)か、あるいは高額なオモチャとして所有したいか(マックは極めて高額だった)の、どちらかのニーズしかなかったからだった。
とはいうものの、マイクロソフトの狡猾さはこれだけに留まるのではない。ビル・ゲイツはどこまでも賢いCEO。他にも様々な手を打っていた。
(続く)
ソフトウエアが覇権を握ると言われたコンピューター業界。
しかし、それだけなら何もマイクロソフトが一人勝ちすることはあり得ない。
他のソフトウエア・ハウスにもそのチャンスは平等にあるからだ。
ところがマイクロソフトだけが一人勝ちした。
そしてその理由がパソコンの業界標準であるマイクロソフトのOS(MS-DOSやWindows)に自社のアプリケーションを最適化させたことに一人勝ちの理由があったことは、このブログの前々回で取り上げておいた。
しかし、マイクロソフトのアドバンテージはこれだけに留まらない。
■当初マイクロソフトのアプリには、事実上プロテクトがかかっていなかった
その、もうひとつは、アプリケーションにほとんどプロテクトがかけらていなかったことにある。
前述のOfficeがその典型で、ユーザーたちはこぞって、違法にこれをコピーして使用するようになった。
そしてマイクロソフトはこれを黙認した。
いわば「タダでばらまく」ということをユーザーにやらせたのだ。
これだったら儲けはあがったりということになりかねないが、
ところが、むしろこうすることでマイクロソフトはさらに収益を上げていくことになる。
■タダ乗りユーザーを背後に持つことで巨大なマーケットが獲得される
そのからくりは、ユーザーを二つに設定したことにある。
ひとつは企業や合法的にアプリケーションを使おうとするユーザー。
この手のユーザーは、ルールを守るのでアプリケーションをちゃんと購入した。
そしてマイクロソフトにとっては大事な収入源である。
もうひとつは違法ユーザー。
こちらはおそらく合法ユーザーよりもはるかに多いと考えられる。
ところが、この違法ユーザーたちがこぞって業界トップのアプリケーションであるMicrosoft Officeをタダで使用することで、Officeのユーザーが世界に遍在するようになる。
となれば、Officeの各アプリケーションは、事実上、
業界の基準ソフト=デフォルト・アプリケーション
となる。だがみんなが使うとなれば、やはり一定の割合で正規にアプリを購入するユーザーも存在するわけで、このユーザーが購入するだけで、その利益は膨大なものとなるのだ。
わが国では、このやり方で締め出しを食らってしまった典型的なアプリケーションがジャストシステムの“一太郎”だった。
一太郎は日本におけるワードプロセッサーの業界標準の地位から引きずり下ろされてしまった
(現在、ジャストシステムは、日本語環境だけに特化したされたアプリケーション、フロントエンド・プロセッサ=日本語入力メソッドATOKの企業という位置づけになっている。
日本という文化にローカライズされているがために、この分野だけはマイクロソフトに駆逐されることがなかったのだ)
ちなみにOfficeはいまだに違法コピーが可能だが、事実上の業界独占となったマイクロソフトのOSに関しては、アクティベーションによって極めて強固なプロテクトがかけられている。
つまり「釣った魚に餌はやらない」。
ようするに、自由にコピーさせ、これによって市場を独占した暁には、突如としてプロテクトをかけ、金を払わせるようにする。
「それなら、マイクロソフトOSの使用をやめてやればいい」
ということになるのだが、もう市場は事実上、独占されてしまっていて、ユーザーは選択肢を失っているというわけだ。
マイクロソフトがやったことは、こうやって実質的にアプリケーションをタダでばらまくことで高額な収益をもたらすという、極めて狡猾な方法、近年話題になり始めたFree Businessの先駆け的な営業展開だったのだ。
こうやってパソコン業界は完全にソフトウエアが世界を牛耳るという構造になった。
しかし、このソフトウエア至上主義の支配は21世紀になるとその様子が怪しくなってくる。それが、今回特集のタイトル「マイクロソフトは何故ダメなのか」と言うことになるのだが……(続く)
■21世紀におけるソフトウエア至上主義の崩壊
ソフトウエアがハードウエアを凌駕し、パソコン市場の方向性を決定するという神話は未来永劫続くと思われた。
マイクロソフト帝国が、一層の支配を進め、ビル・ゲイツのもと情報化社会はこれからも動いていくと誰もが疑わないような風潮が21世紀の初頭にはいわば当然のように語られていたのだ。しかし事態は以外の方向に展開する。しかも新展開をもたらしたのはデジタル電子プレイヤーという、意外なハードだった。
■iPodというハード?ソフト?の出現
2001年9月、アップルは突如として、これまでとは全く異なったジャンルのハード機器を発表した。
アップル・コンピュータとは一見、関係なさそうなデジタル音楽プレイヤーだ。
スティーブ・ジョブス復帰以降、アップル・コンピュータは製品ラインナップの大幅な整理を断行していた。
パソコンをディスクトップ、ノートそれぞれたったの二種類、都合四種類に統合し、プロユースの製品には冒頭に”Power”、一般ユーザー向けには”i”を冠し、一方、デスクトップには”Mac”、ノートブックには”book”という表記に統一した。た。つまり
プロユースのデスクトップ=PowerMac、ノート=PowerBook、
一般ユースのデスクトップ=iMac、ノート=iBook
という組み合わせである。そしてこの音楽プレイヤーにも一般ユース用の”i”がつけられていた。
ご存じiPodだ。
スティーブ・ジョブスはキーノートのスピーチの中でiPodを「画期的なソリューション」だとぶち上げたが、一般のマック・ユーザーには全くわけのわからぬピント外れなものに思われた。ユーザーは八百屋が肉を売り始めたような感覚に襲われたのだ。
ただし、この時、ジョブスは「デジタル・ハブ」という構想を併せてぶち上げている。
パソコンがインターネット、テレビなど、様々なメディアの中心となって、これらを機能させるようになるという考えで、こういったハブ構想の一環としてiPodは位置づけられたのだ。
とはいっても、当時の人間からすればこの考えは理屈はわかっても、まったく持ってリアリティのないものだった。
iPodにしたところでいちいちパソコンに繋ぐなんてややこしいことをするよりもCDプレイヤーにCDを入れて、あるいはMDプレイヤーで聴けば十分と考えていたのだ。
■またもやソフト-ハード一体型をチョイスしたアップル
iPodはその内部のソフトウエアはアップルが独自に設計したもので、またもや例によってソフトとハードの一体型という、旧態然としたスタイルをアップルは踏襲した。いやそれどころか、これを操作するためにはパソコン側にiTunesというソフトウエアが必要で、ここでもまたiPodユーザーはアップルが独占的に提供するソフトウエアを使用しなければならないという条件に置かれる。だから、ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代には、どう見てもアナクロな戦略としてしか思えないし、事実、多くのマックユーザーさえもがそう思っていた。
ところが、iPodは意外な展開を遂げる。当初こそ、その売れ行きはどうということもなかったのだが、iTunesがウインドウズマシンにも搭載可能となり、しかもこれをアップルが無償で提供するようになると、iPodは突如としてブレイクしはじめたのだ。(続く)
■カセット・テープの後継を巡る覇権争い
(録音メディアとしてカセット・次世代を争ったCDとMD。しかし覇者はどちらでもなかった)
ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代の時代に、何故、旧態然としたソフト-ハード一体型のiPodがデジタル音楽プレイヤーとしてブレイクしたのだろう?
当時、携帯型音楽プレイヤーは、音楽のデジタル化に伴い、カセット・テープ式のものから他のメディアへの方式によるものが模索されていた。
そしてカセットの後継となるのはCD(Compact Disk)式かMD(Mini Disk)式と目されていた。
たとえばCDについてはPanasonicが、MDについてはSONYがこれを強力に推進していた。
ただし、まだどちらが決定打となるかはハッキリしていなかった。
どちらも決定力に欠けたのは、それぞれがハンディを背負っており、カセットに代わる決定打とは言い難い存在だったからだ。
CDはレコードの次世代メディアとしては、もはや定着していたので、これをそのままプレイヤーに挿入すればすぐに聴くことができるという点で、
CD式はアドバンテージを備えていたが、その反面、約5インチというディスクの大きさ以下にプレイヤーを小型化することが出来ないため、可搬性という点では、明らかにカセット式よりも一歩後退してしまう。
つまり、がさばるのが欠点だった。
一方、MDのほうだが、これは大きさも2.5インチとコンパクトゆえハード本体も小型化が可能だったが、開発元のSONYに追随するメーカーがおらず、また音質的CDに比べると劣ると指摘されたこともあって普及が進むことはなかった。
■CD、MDに共通するデメリット
CD、MDに共通するデメリットも存在した。
一つはコピーがしづらかったこと。
もはやこの時代から、音楽というのはコピーして聴くというのが一般的な入手方法となっていた(そのため98年をピークにCDの売り上げは年々減少を続けている)。つまり、友人からCDを借り受けたり、レンタル店でCDを借り受け、これをコピーするというスタイルが一般化していた(これを防止するためにコンピューターでデータを読み取り不可能にするCCCD(Copy Control CD)が発売されたこともあった)。そして、これをいちばん簡略にやれたのはカセット・テープだったのだ。CDは当時の技術では一枚を焼くのに結構な時間がかかったし、これを焼くためにはCDライター機能付きのパソコンが必要だった。MDの場合はコピーこそ早いが、レンタルビデオ店がMDをほとんどレンタルしなかったため、コピーするものがないという状況だった。また、どちらにしても当時はメディアが高額だった。一方、これがカセット・テープなら音質こそ劣化するが、価格も安く、カセットデッキやラジカセで気軽にコピーが可能だった。だから、カセット・テープによるコピーというのはまだまだ実用的だったのだ。
iPodは、こうした攻防の隙間にCD、MD二つがそれぞれ、そして共通に持っているハンディをクリアし、また新しい魅力を付け加えることで割って入っていく。しかもコピーが横行する時代にもピッタリと適合するかたちで。(続く)
■CD、MDのデメリットをクリアするiPod:コピーが手軽
次世代の携帯音楽プレイヤーの派遣を巡って争っていたCDとMD。だが、ともにそれぞれ、そして共通のハンディを持ち、カセット・テープ式のプレイヤーからの以降は遅々として進んでいなかった。
コピーのスピードが速い
こういったCD、MDの持っているディスアドバンテージをクリアしていたのがiPodだった。
まずコピーの速度。
iPodのコピー方式はCDをコンピュータに挿入しAAC(当初はMP3)というファイル形式でデータを取り込むやり方で、CDのCD-DA方式に比べ圧縮率が高いため(1曲に必要となるメモリー量が十分の一程度になる)、CDからCDにデータをコピーするよりもはるかに早い時間でコピーが完了した(ただし、音質は劣化する)。
コピーする手続きが速い
また、コピーの速さという点では、「機械的なスピード」のみならず、その「手軽さ」というスピードも注目すべき項目だ。つまり転送速度が速いと言うことだけではなく、転送=コピーにいたるまでのプロセスもまた、スピーディなのだ。CDをパソコンのドライブに挿入する。すると即座にアプリケーションのiTunesが立ち上がり「ディスクをコピーすしますか?」とたずねてくる。そしてリターンキーを叩けば、自動的にコピーが始まる。
次に、コピーしたアルバムのリストをiPodの楽曲リストの中から選択して同期すれば、これで出来上がり。それぞれ二度か三度程度のボタン操作で全てが終了するのだ。また、取り込んだ後の本体側での操作も同様で、ほとんどのコントロールがこれまた三つ以内のボタン操作で実現する(これはジョブスが口うるさく指摘したと言うことで知られている)。また操作スイッチが極端に少ない(中央のホイール・ボタンと、あとスイッチ程度)ので、どのボタンを押せばいいのか迷うことがほとんどない。とにかく、簡単なのだ。
実は、iPod以前にデジタル音楽プレイヤーは既に存在していた。にもかかわらずiPod出現までこれらが普及することがなかったのは、ここまで述べてきたようなプレイヤーに取り込むまでの作業が極めてややこしかった、また取り込んだ後のプレイヤー側での操作が面倒くさかったという事情がある。要は煩雑なわけで、これが一般のユーザーの取っつきを悪くしていたのだが、iPodはこのハンディをiTunesと最小限のボタン数、ボタン操作でクリアしたのである。
コピー時代(音楽ソースはコピーされるのがあたりまえとなった時代)のユーザーのニーズを心憎いまでにえぐり出したやり方だった。
だが、iPodの既存のメディアのハンディを克服するだけには留まっていない。
より積極的な機能が付加され、それが絶大な支持を受けることになるのだが……(続く)
■iPodの手軽さ、スピーディさの背後にあるアップルのアナクロ的な思想
パソコン業界における、戦略としてのソフトウエアの位置づけの変容について考えている。
前回、iPodがカセット式の次世代ポータブル音楽プレイヤーとして、CD、MDを押しのけて、その覇権を握った理由として、手軽さ、スピーディさ、ライブラリーの持ち歩きにあると言うことを指摘しておいた。だが、他の形式には存在しなかった、このような利便性をiPodが持ち得たことの背後には、アップルが頑固に持ち続ける、いわばアナクロ的な思想がある。そう、それはマイクロソフトによって否定されてしまったハード・ソフト一体型という考え方だ。今回の特集では、マイクロソフトがパソコンのハードとソフトを分離し、ソフトだけで展開したことによってパソコン業界の覇権を握ったことを指摘しておいたが、iPodではその逆のやり方を頑固にやり続けることで、むしろ成功を遂げることになる。
iPodは、単体で使用することが出来ない。
まずパソコンに楽曲をコピーし、これをiPodにコピーする必要がある。
しかも、まだこれだけではダメで、パソコンとiPodを接続する専用ソフトであるiTunesを使用しなければならない。
しかも、これ以外は接続不可能だ。ユーザーが選択できるインターフェイスはMacを選ぶか、あるいはWindowsを選ぶかと言うことだけだ。
Windowsを選んだところで、接続するためにはWindows用のiTunesをダウンロードして使わなければならない(iTunesは無料)。
要するに選択肢が全くといっていいほどないのだ。
これはソフトウエア至上主義的発想からすれば極めてマーケットを狭めてしまうやり方といえる。
ところが、このクローズドなやり方が見方によってはアドバンテージにもなり得る。
そしてこのことをアップルはiPodで実践して見せたのだ。
ではアドバンテージとは何か。
■機能の複雑化のために必要なこと
確かにハードとソフトを一体化することで、一旦はマーケットが限定される。
しかし、この一体化によってハードとソフトの連携を密にし、より使いやすさを追求したらどうなるだろう?
それがiPodのやり方だったのだ。
つまり手軽さ、スピーディさを極めるためにはソフトウエアだけではだめで、そのソフトウエアにピッタリとあったハードウエアを必要とする。
このことは機能が増えれば増えるほど該当する。
機能がどんどん多機能、複雑になっていき、これに併せて様々なハードが対応すると言うことになれば、ハードとソフトの連携がどんどん中途半端になっていく。つまり「煩雑」になるのだ。マイクロソフトのWindowsがその典型で、あらゆるハードに適合するように作られていると言うことは、操作系がゴチャゴチャになり、反面、それぞれのハードに適合するために勢い、OSは重くなり、なおかつ膨大なメモリーを食うと言うことになる。
そういった機能の多機能化、複雑化に伴うデメリットを一手に引き受けてしまったものこそマイクロソフトのWindowsVistaだった。あまりの重さ、そして既存のアプリケーションへの対応の悪さ、そしてメモリー食いに、さすがのWindowsユーザーも呆れてしまい、旧バージョンのXPにダウングレードしたり、ネットブック搭載の標準OSとしてXPが採用されたり(廉価なネットブックではAtomというロースペックのCPUが搭載されており、これでVistaを稼働させるのはかなり無理があったのだ)という事態が発生。マイクロソフトはVistaを早々にあきらめ、より軽快でメモリーを食わないWindows7をリリースしたことはWindowsユーザーなら周知のことだろう。
Officeは使えないけど、iTunesなら操作できる
iPodはまさに、この機能の複雑化に対する回答を提示していたのだ。
つまり前述したようにハードに適合するソフトを限定してしまいクローズな環境にする代わりに、アップル独自の技術でハードとソフトを一体化し、手軽でスピーディな操作環境を実現する。
たとえばパソコンさえ持っていればiPodの操作は、ほとんど人間が操作可能な簡単なものになっている。
その操作についてはほとんど三つの手順で出来ることは前述したとおりだ。
こうすることで、たとえばワードやエクセル、インターネットブラウザを操作できな人でもiTunesは操作できるということになった。
だからケータイに夢中でパソコンになんてほとんど関心のない若者たちが、ケータイの音楽プレイヤー機能は使わずに、iPodを携帯してこれを使うという事態が生じたのだ。
■複雑になるからこそ、単純化しなければならない
要するに、ここまで情報化が進み、操作が複雑になっていくと、逆に操作系を単純化しなければならないという現象が生じるのだ。
そのまま複雑にしていったならば、それは一部のコンピューター・ナード/コンピューター・オタクのホビーにしかならなくなる。そうではない。こういったテクノロジーをより多くの人間が気軽に使えなければならない。ならばソフトとハードを一体化して、一元管理の下で、操作系を整えるというのがベストと言うことになる。これを推し進めた結果、パソコン音痴の若者までもがこぞってiPodを求めるようになったのだ。もちろん、そのためにはそれぞれの操作系の取り回しの良さを徹底的に研究し、一般の人間までが自由に使いこなせるよいなインターフェイスを用意しなければならないのだが、これが出来る、現状での唯一のメーカーがアップルだったというわけだ(アップルはジョブズの指揮の下、常にインターフェイスが一元管理されるという状況にある)。(続く)
■iPodの先にあるiPhone、そしてiPad
前回、アップルがiPodのソフトとハード一体型戦略によって、複雑化する情報化時代に新しいコンピューターユーザーを掘り起こすことに成功したこと。それは、いいかえればソフトウエア絶対主義から再びソフトととハードが一体化することが優位になる時代の始まりであることを指摘しておいた。
こういったソフトとハード一体型による一元管理をさらに推し進めたのが、言うまでもなくiPhoneだ。しかもiPhoneはiTunesでデータをやりとりする。つまりiPodと同じ感覚で手軽かつスピーディーに操作が可能。さらにホイールボタンではなく、全てタッチ・スクリーンでこれを行うことが出来る。
しかし、例によって一元管理はそのまま。いや、iPod以上に徹底されていると言っていい。
iPhoneのライバルは、現状ではアンドロイドを搭載したSONY製のExperiaとされている。
しかし、この勝負は、少なくともモバイルフォンの分野ではiPhoneの勝ちだろう。
ここまで展開してきたソフトとハード一体型の設計による一元管理の点でiPhoneは圧倒的なアドバンテージを有しているからだ。
ExperiaはWindowsと同様、様々なハードに搭載可能で汎用性が高いが、それゆえ、かえって操作が煩雑。
だから、これを使用するユーザーは一部の「コンピューターに詳しい人間」に限られることになるからだ
(ただし、OSであるアンドロイドはなにもモバイル専用のOSというわけではないので他の分野で用いられるだろうが)。
そして、さらにこの先にアップルがソフトとハード一体型として打ち出したのがiPadだ。
これもまた、複雑な工程をiPhone以上に簡単な操作で可能にするというものだ。
■iPod、iPhone、iPadとパソコンの分離
この「機能の複雑化をソフトとハード一体のシステムで一元管理する」というやり方をアップルは一層推進しようとしている。しかもiPodではじめたパソコンとの接続をやめること、つまりパソコンとの関係を薄くしていくことによって。iPodのラインナップの内、iPod TouchにはWi-Fi機能が標準装備されている。つまりネットをブラウズしたりすることが出来るのだが、その中のアプリケーションには標準でiTunesとAppStoreが搭載されている。前者は言うまでもなく、これまでパソコンにインストールされていたもので、これをWi-Fi経由で利用すればパソコンを使用することなく音楽を購入したりすることが出来る(ただし、コピーは無理)。またAppStoreではApp Apriと呼ばれるアプリケーションが使用可能で、これまたパソコンを介さず様々なソフトを直接購入し、使用することが可能だ。
こうなると、パソコンに関する知識はほとんど必要なくなる。それは、ここまで述べてきたような複雑性をより単純化することを可能にするわけで、そうなると、これまでパソコンにはほとんど関心を示してこなかった若年世代、高齢者の関心を惹起することが出来る。私事で恐縮だが、iPadを母に見せたとき(母は80歳でパソコンを使ってネットブラウズとメールのやりとりをやっている)、母は目を輝かせた。母にとってパソコンは便利な道具だが、厄介な道具でもあり、しばしば操作がわからなくなる、ウイルスが入った、突然壊れるなどでトラブルに巻き込まれるものでもある(そしてその対処を僕がやらされる)。それがiPadならただタッチするだけなのだから。そして原則トラブル・フリーでもある。あやしげなコマンドやウイルスもやってこない。
こういったこと実現しているのは、要するに、ここまで何度となく指摘してきたソフトとハードを一体化したことによるのである。
ヘタにいじれないと言うことは、言い換えれば送り手側が徹底管理してしまうと言うことは、トラブルを最小化する格好の手段なのだ。
コンピュータに関して当初考えられたいたハードとソフト一体型の設計は、ソフトウエア至上主義・絶対主義の時代を経た。
そして機能が一層複雑化することによって、再びハードとソフト一体型の設計へと戻っていったのだ。(続く)
■パソコンが消えていく?
コンピューター業界の覇権を握るキーがソフトウエアから再びソフトウエア-ハードウエア一体型の戦略に回帰しつつあることをここまで指摘してきた。
ただし、この一体型の構想は、さらに拍車をかけつつある。スティーブ・ジョブスは今年iPhone4を発表するにあたって、ハードそれ自体とともに、より重要な発表を行っている。
それはiPhoneに搭載されるOSの変更だ。
これまでiPhone搭載のOSはMacに搭載されているものとは多少異なるものの、これをベースにしているゆえMacOSと謳っていた。
ところが、今回これをiOSと言い換えたのだ。
というより、これはMacOSに代わるiPhone専用のOS。
つまり、ハードとソフトの一層の一体化を求め、iPhoneはMacOSと袂を分かったのだ。
iOSにはスピードアップした自社製の新しいプロセッサー・Apple A4が用意されたため、課題だったマルチタスクも実現している。
そして、このOSは秋以降、iPadにもバージョンアップのかたちで搭載されることになる(既存ユーザーは無料でアップデートできるはずだ。だからiPadもマルチタスク化するだろう)。こうなるとアップルのアイデンティティであるマッキントッシュというパソコンとは異なるレベルでのアップルの展開が今後のアップルの中心になることが予想される。アップル・ファンの中では「遂にMacが切り捨てられた」と嘆くものまで出る始末だ。切り捨てるかどうかはともかく、iPod、iPhone、iPadのような、いわば「電子家電」こそが、情報化時代の一般的なユーザーのニーズを掘り起こすこと、一方、パソコンというハード・メディアのスタイルが旧式のものになろうとしていること、これだけは確かなようだ。
■それでも、アップルはソフトウエアの会社
ソフトとハード一体型の会社アップル。
この戦略がここに来て功を奏しつつある。
こういった展開で話進めてきたが、最後にここまで展開してきた、アップルがソフトとハードを一体で売るという見方は、
実は間違いであると、この立ち位置をひっくり返すような話で今回の特集を閉じたいと思う。
つまり、ちょっと「ちゃぶ台返し」をしてみよう。
今回のブログで展開したきた、ソフトからソフトとハード一体型へというコンピューターの流れをちょっとひっくり返すみたいになってしまうが。
それは、こんなエピソードだ。
ジョブズはアップルのことをソフトウエア会社と言っている。
つまり、マイクロソフトと同じ形態の企業だと宣言している。
実際、よくよく考えてみればアップルが自社開発しているハードというのはほとんどない。
MacにしてiPodにしてもiPhoneにしても、iPadにしても解体してみれば、そこからはサムソンの液晶や東芝のハードディスク、インテルのプロセッサーが出てくる(最近は前述のA4プロセッサーを自社開発しはじめたが、これとて元々は他の会社が開発していたものを買い取ったものだ)。そう、1981年にIBMがアップルに対抗してパーソナルコンピューターを発売したときと同じことをやっているのだ(プロセッサーに至ってはともにインテル製だ)。
では、どこがマイクロソフトと違うのか?つまりソフトウエア会社としてアップルはマイクロソフトとどう差異化しているのか。その答えをジョブズは用意していいる。
「アップルは最高のソフトウエアを作りたい。そしてそのソフトウエア上でマシンを最高の状態で動かしたい。そのためにはソフトウエアにあったハードも自社で作らなければならいないんだ」
この発言をアップルは厳守している。IBMと違っているのは、買ってきてそのままそれをハードの一部として搭載するようなことが決してない点だ。
買い取った後、自らのソフトウエアの設計、トータル・デザインに合うように徹底的にカスタマイズした後に、これらをはじめて搭載する。つまりハードはソフトのためにあるという認識なのである。

勝手にメディア社会論
https://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/61870348.html
https://blogs.yahoo.co.jp/mediakatsuya/61890159.html





2002年3月25日月曜日

[通信] プロバイダ概況,2002,

■OCN
[URL] http://www.ocn.ne.jp
[E-mail] info@ocn.ad.jp
[受付時間] 9:00~21:00(平日) 9:00~17:00(土曜・日曜・祝祭日)
[入会金] 無料
[料金プラン]
・ダイヤルアクセスライト 月々980円(4時間)+10円/分
・ダイヤルアクセスナチュラル 月々1,750円(15時間)+7円/分
・ダイヤルアクセスフラット 月々1,950円 固定
・コミ・デ・400 月々400円(1時間)+10円/分
・コミ・デ・980 月々980円(3時間まで)+10円/分
・コミ・デ・2350 月々2,350円(10時間まで)+10円/分
※ コミ・デ・プランは、接続料と通話料とをセットにしたプラン。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ5MBまで
・フレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL対応(フラットプラン)
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々250円/1個 最大3つまで追加可能
[評価]
経営母体がNTT(現在ではNTTコミュニケーションズ)ということへの信頼からか、あるいは田舎の方では市内通話料で接続できるのがOCNしかないからでもあろうが、その会員数は多い。
実際、全国どこからでも3分10円での接続ができるということを売りにしている。
最近は、他の業者の値下げ競争の影響を受け、ちょっと前までは信じられないほど価格が下がっている。
かつて私自身、OCNを利用していたが、そのころはめちゃくちゃ高かった。
ADSLについては、フレッツ・ADSLに加え、ACCAに対応している(ルータタイプのモデムを選択可能)。
■@nifty
[URL] http://www.nifty.com
[E-mail] feedback@nifty.com
[受付時間] 9:00~21:00(年中無休)
[入会金] 1,000円
[料金プラン]
・お手軽1コース 月々250円(1時間まで)+5円/分
・お手軽5コース 月々950円(5時間まで)+5円/分
・無制限コース 月々2,000円(固定)
・無制限コース(学割) 月々1,500円(固定)
・デイタイムコース 月々1,200円(6:00~21:00使い放題)+5円/分(時間外)
・テレコミ3コース 月々1,000円(3時間まで)+10円/分
・テレコミ10コース 月々2,500円(10時間まで)+10円/分
※ テレコミコースは、接続料と通話料とをセットにしたプラン。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ 10MB
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々200円/1個 最大5つまで追加可能
・ホームページ 月々200円/5MB 30MBまで追加可能
[評価]
NIFTY SERVE(ニフティーサーブ)とInfoWeb(富士通)が統合して生まれたメガ・プロバイダー。
会員数も日本最大となり、旧ニフティー会員は旧InfoWebの、旧InfoWeb会員は旧ニフティーのコンテンツサービスをそれぞれ受けられるようになり、コンテンツの面からは非常に便利になったと思われる。コンテンツ重視の方にはおすすめだ。2000年2月1日、料金体系を一部改定。これにより相場全体が変動したと言っても過言ではなさそうだ。
ただし、深夜につながりにくいとの声も多数聞かれることなどから、パソコン通信時代からの利用者を除いては、果たして加入するだけのメリットがあるかどうかが疑問だ。あまり悪口は書きたくないが、@nifty利用者からは、「つながりにくい」という話は聞くものの、「快適だ」との声を聞いた試しがない。また、@niftyの設定をしに行った先で、サポートセンターに電話すべき事態に遭遇したことがあるが、サポートセンターは話し中だった。
経営側の方針として、コンテンツサービスは充実させても、アクセスを快適にしようとはしていない(する気もない?)ようです。
ここまで読んで、それでも@niftyがいいという方はどうぞ。
(まっ、悪いことは言いません、やめときなさい。)
■ODN
[URL] http://www.odn.ne.jp
[E-mail] odn-support@odn.ne.jp
[受付時間] 9:00~21:00(平日) 9:00~18:00(土・日・祝祭日)
[入会金] 無
[料金プラン]
・ベーシックプラン 月々1,950円 固定
・バリュープラン 月々1,300円 固定(接続時間限定:5:00~22:00)時間外は0088の全国共通アクセスポイントの利用のみ可能
・まるごと1 月々400円(1時間/月までの月額固定料金)+10円/分
・まるごと5 1,400円(5時間/月までの月額固定料金)+10円/分
・まるごと10 2,350円(10時間/月までの月額固定料金)+10円/分
・まるごと20 4,700円(20時間/月までの月額固定料金)+10円/分
※ まるごとプランは、接続料と通話料とをセットにしたプラン。自動くり越し機能を導入しており、今月の残り分を来月使うことが出きるようになった。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・フレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL対応(ベーシックプラン)
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々250円/1個 最大4つまで追加可能
・ホームページ 月々500円/10MB 最大20MBまで
[評価]
経営母体は日本テレコムで、ODNはわりと全国規模でサービスを提供している。
きっと近くにAPが見つかるのではないだろうか。
長所は何と言っても料金であろう。
1,950円で使い放題。別に電話代はかかるけれど、長時間使う人にとっては、この価格での使い放題は何とも嬉しい。
このページの管理者自身が使っているので、ほめすぎているかも知れないが、これといって目立った短所がない。
ホームページは有料だが、私のようにこうして無料でホームページを作ることもできるし、あえて不満に思わなくてもいいかも知れない。
短所としては、地域によっては夜間のビジー状態がひどいところがある。
ただ、加入者が増えた地域では、APの増設に力を入れてくれているようでもある。
ちなみにAPの利用状況はホームページに公開されているので、そちらの方も見ていただきたい。
追加情報
他の業者がどんどん値下げするのに、ちっとも値下げしようとしない。
かつての魅力「安さ」はもう切り札ではなくなった。ゆえに乗り換え。
J-DSLといって、自社回線を用いたADSLのプランを設置。
使ったことがないので、これについてはノーコメント。
■Panasonic Hi-HO
[URL] http://home.hi-ho.ne.jp
[E-mail] info@hi-ho.ne.jp
[受付時間] ?
[入会金] 無 (加入申込書の場合は3,000円)
[料金プラン]
・おてがるコース 月々500円(3時間まで)+7円/分
・じっくりコース 月々1,600円(25時間まで)+7円/分
・固定料金コース 月々1,800円 固定
・まとめTEL 月々1,200円(4時間まで)+9円/分
※ まとめTELは、接続料と通話料とをセットにしたプラン。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ 5MB
・フレッツ・ISDN対応
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々400円/1個 最大3つまで追加可能
・ホームページ 月々500円/1MB 無制限に追加可能
[評価]
松下電器産業(株)が運営しているプロバイダー。
アクセスポイントがかなり多く、きっと近くに見つかるはずだ。
料金的な面で言うと、500円で3時間のおてがるコースは、メールのみのユーザーにお勧めだ。
例えばJustNetなどは、500円が基本料金で、まったく接続時間を含んでいないことを思えば、かなりお得だ。
次に月当たりの利用時間が25時間までのユーザーには、1.600円のじっくりコースをお勧めしたい。
また、アクセスポイントを限定した固定料金コースも登場し、ますます便利になった。なお、決済はクレジットのみ。
■DION
[URL] http://www.dion.ne.jp
[E-mail] support@dion.ne.jp
[受付時間] 9:00~21:00(毎日)
[入会金] 無 (ミニミニコース,ベツベツコースのみ500円)
[料金プラン]
・バリバリコース 月々1,950円 固定
・マイティコース 月々1,480円 固定(通信にはKDDIを使うこと。3分8円)
・バリバリ「フレッツ・ISDN」コース 月々1,950円 固定(フレッツ・ISDNの利用に限定)
・コミコミコースライト 月々1,200円(4時間まで)+10円/分
・コミコミコースレギュラー 月々2,350円(10時間まで)+10円/分
・コミコミコースロング 月々4,700円(20時間まで)+10円/分
・ミニミニコース 月々250円(1時間)+5円/分(課金の上限は3,000円)
・ベツベツコース 5円/分
※ ベツベツコースはなくなっているかも…
※ コミコミコースは、接続料と通話料とをセットにしたプラン。ODNの後を追うように、2001年12月から翌月くり越し制度を開始します。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ 5MB
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々250円/1個 最大9つまで追加可能
・ホームページ 月々50円/1MB 最大10MBまで
[評価]
経営母体はKDDIで、DIONはアクセスにKDDIの電話回線を用いるため、全国規模でサービスが提供されている(コミコミコース)。
近くにAPがあるかどうかと悩む必要はない。
コミコミコースは接続料に通話料も含んでいるという意味である。
ただ、これも一長一短だ。使ったときはそれでいいけれど、使わなかったときにも基本料金に電話代が含まれているので、必要もない電話代を支払わなくてはならないことになる。しかもNTTのタイムプラス等はまったく適用されない(KDDIの電話回線を使うため)し、都市部で低価格の完全固定制を設けている業者を思うと、決して安いとは言えないだろう。もっとも、そういう方のためにはバリューコースがある。
マイティコースは、マイラインの導入を前にした戦略として登場した。
電話代込みのコースを先駆けて設置した以外は、ODN(日本テレコム)の後を追いかけている状況と言わざるを得ない。
また、バリバリコースとバリバリ「フレッツ・ISDN」コースが別れており、ODNやOCNに比べてややこしい。
ADSLはフレッツ対応、及び自社回線。
■DTI,Dream Train Internet
[URL] http://www.dti.ad.jp
[E-mail] service@dti.ad.jp
[受付時間] 11:00~19:00(月~金曜) 11:00~17:00(土曜)
[入会金] 2,000円
[料金プラン]
・Basicプラン 月々1,380円(5時間まで)+8円/分 上限2,980円
・Liteプラン 月々1,000円 (6:00~22:00のみ接続可能 固定)
・Myプラン 月々500円(2時間まで)+10円/3分
・IP網プラン 月々1,380円 固定(フレッツISDN利用の場合に限る)
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ15MB(Liteプランは10MB、Myプランは3MB)
[オプション]
・メールアカウントの追加 初期費用500円 月々300円/1個 
・ホームページ 月々500円/5MB 無制限に追加可能
[評価]
通信環境の安定性からか、インターネット関係の有名雑誌が行った顧客満足度ランキングで、のきなみ上位を独占したDTI。
しかもほとんどが一位か二位であった。
この抜きんでた通信環境は、各APの利用状況をDTIが事細かに把握しており、
ビジーの発生が予測される地域では、APの増強ができるまでは入会制限を行うなどして、常にその品質保持に努めているためのものであろう。
料金の面からは、昼間にしかインターネットを利用しない人には、DTI Liteというのはなかなかおすすめできる。
ただし、決済方法はクレジットのみ。
ライバルのザクソンがランキングの上位から消えていったにも関わらず、DTIは安泰の模様。
■BEKKOAME INTERNET
[URL] http://www.bekkoame.ne.jp
[E-mail] info@bekknet.ad.jp
[受付時間] 10:00~22:00(平日) 10:00~17:00(土・日・祝日)
[入会金] 無料
[料金プラン]
・月々2,200円 固定
・年間24,000円 固定 (福祉割引:年間12,000円)
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ30MB
[評価]
老舗型プロバイダーのベッコアメ。
月額・年額いずれも固定制というのがベッコアメの魅力の一つだろう。
そして基本料金で30MBのディスクスペーズを提供してくれるというのも魅力だ。
裏情報
会員の個人情報の管理体制に問題がある模様。
聞くところによれば、最近数ヶ月の間に会員の個人情報が外部に漏れ、一部会員に対し、密かに謝罪の電話等を入れているようです。
■KCN-Net
[URL] http://www.kcn.ne.jp
[E-mail] info@kcn.ne.jp
[受付時間] 9:00~17:30(平日) 土曜・日曜・祝祭日休み
[入会金] 無料
[料金プラン]
・Kダイヤルアップサービス 月々1,500円 固定
・フレッツ・ISDNオンリープラン 月々1,000円 固定(フレッツ・ISDNからの利用に限る)
・フレッツ・ADSLオンリープラン 月々1,000円 固定(フレッツ・ADSLからの利用に限る)
※ 障害者割引:いずれのプランでも利用料金が半額
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ30MB
・フレッツ・ISDN、フレッツ・ADSL対応
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々100円/1個 最大4つまで追加可能
・ホームページ 月々500円/10MB 無制限に追加可能
[評価]
2001年2月から使い始めたプロバイダー。今のところ不満はない。
KCNは、近鉄ケーブルネットワークの略で、ここは本来CATV回線でのインターネット接続サービスを提供するところのようだが、
ダイヤルアップ接続サービスも提供してくれている。
名前からもお分かりのように、経営母体は近畿日本鉄道である。
したがって、近鉄電車が走っている地域にしかAPが無いため、ここを選択肢に加えられるのは特定の人であると思う
(アクセスポイントは増えてきています)。
京都市(075)、京田辺市・宇治市(0774)、大阪市(06)、富田林市(0721)、堺市(0722,0723)、八尾市(0729)、奈良県内(0742,0743,07439,0744,07443,0745)、伊賀上野市(0595)の各地区の方は、3分10円で利用可能です。
※ 0745-8[],0745-9[]の地域は3分20円です。
これらの隣接地域の方は、NTTのエリアプラスにより3分10円にすることも可能です。
とりあえず、市内通話料で接続可能な地域の方、かなりおすすめです。
障害者はこれで決まり。ちなみに、ビジーはごくたまにしかないらしいです。
最近、Kブロードという形で、ブロードバンドに独自で対応をはじめました。
ADSLは話題のYahooBBより安い月額2,200円です。ただし、地域が限定されているので要注意。
■JustNet
[URL] http://www.justnet.ne.jp
[E-mail] webmaster@justnet.ne.jp
[受付時間] 10:00~19:00(平日) 10:00~17:00(土日祝)
[入会金] 2,000円
[料金プラン]
・はじめてコース 月々100円(1時間)+6分/分
・おきがるコース 月々500円(12:00~18:00使い放題)+6円/分
・ごきげんコース 月々950円(10時間)+6円/分
・たっぷりコース 月々1,950円 固定
・トワイライトフリー 月々1,250円(18時~24時使い放題)+6円/分(指定時間以外)
・デイタイムフリー 月々1,250円(6時~22時使い放題)+6円/分(指定時間以外)
・学割コース 月々950円(6~20時使い放題+3時間/月)+6円/分
・コミとく 月々950円(3時間)+10円/分
※ コミとくコースは、接続料と通話料とをセットにしたプラン。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ 10MB
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々250円/1~4個
・ホームページ 月々500円/5MB 50MBまで追加可能
[評価]
JustNet(ジャストネット)は、
ワープロソフト「一太郎」、
日本語辞書として定評のある「ATOK」
等で有名な、株式会社ジャストシステムが運営しているプロバイダー。
アクセスポイントが全国的に多く、きっと近くに見つかるはずだ。
料金的な面で言うと、つい最近までは「ふざけるなよ!」と言いたくなるほど高かったが、
新・たっpyりコースが新設され、いっきに「お得なプロバイダー」の仲間入りを果たした。
ただし、おきがる・ごきげんの各コースは高いと言わざるを得ないかも知れない。
もっとも、コンテンツサービスが充実している分を考慮すれば、この料金でも仕方がないのかも知れないが、
そう考えると、「新・たっぷりコース」がますますお得なように感じられる。
注意すべき点がある。入会したとき、全員が「おきがるコース」に自動的に登録されてしまう。
(ただし、入会月の基本料金は不要) 
これ以外にも注意すべき点が多いので、詳しくはこちらをご覧ください。
料金の支払いは、クレジット限定。
デイタイムフリー、トワイライトフリーの料金が値下げされた。
雑誌広告には「値下げ」と自慢げに書いてあるが、たった30円の値下げだ。なんかおちょくられた気分。
■NEWEB
※ KDDとDDIとの合併に際し、NEWEBは旧DDIのDIONにブランドが統合されました。
ここに書いてあるのは、古代の遺産(?)です。
[URL] http://www.neweb.ne.jp
[E-mail] info@neweb.ne.jp
[受付時間] 9:00~18:00(月~土) 日曜・祝祭日休み
[入会金] ダイヤル3は無 それ以外は500円
[料金プラン]
・ダイヤル1 12円/分(通話料込み) 完全従量制
・ダイヤル2 月々800円(5時間)+5円/分 課金は3,000円まで
・ダイヤル3 月々1,850円 固定
・ダイヤルくじら 月々1,200円(9:00~21:00は使い放題)+5円/分(21:00~9:00) 課金は3,000円まで
[含まれるサービス]
特になし
[オプション]
・メールアカウント 月々100円/1個 無制限に追加可能
・ホームページ 月々50円/1MB 最大100MBまで
[評価]
経営母体はKDD、NEWEBはかつて、テレウェイが経営したシリウスという名称であったが、
テレウェイがKDDに吸収合併された際に、NEWEBに名を変えた。
このプロバイダーの特徴は、ほとんどインターネットにアクセスしない人からヘビーユーザーまでに対応した料金プランを設けているということであろう。つきに一二度メールを見るくらいならばダイヤル1、月々の利用時間が5時間前後であるならばダイヤル2、どんどん使いたい人にはダイヤル3、と。しかも新たな料金プランとして、昼間に主にインターネットにアクセスする人を対象とした"ダイヤルくじら"ができた。接続できる時間を制限し、料金を安く設定しているところは他にも数多くあるが、ダイヤルくじらの場合は、5円/分の料金が発生するだけで、接続は可能である。注意点としては、ダイヤル1には接続料だけでなく通話料も含まれているということ、ダイヤル2、ダイヤルくじらは月々の料金の上限が3,000円であること、それから、基本料金にメールアカウントが含まれていないことがあげられる。ダイヤル3の月々1,850円というのは、ODNの月々1,950円のプランを意識したように感じられるが、メールを一つ持つことによって、結局同額になる(厳密には、メールボックスの容量がODN 5MBに対しNEWEB 2MBと異なる)。全体的に見て、基本料金は安く設定し、ユーザーが自分のほしいサービスを付け加えるという形である。ホームページも1MB単位で設定できるし、メールボックスの容量追加も1MB/50円で可能だ。ただ、ライバルのODNと比べれば、APの数は少ないし、ビジーが多発しているようである。APの新設・増設が今後のNEWEBの課題とも言えよう。大家族などでメールアカウントがたくさん必要な方、OCNしかないような田舎で主にメールしかしない方にはおすすめです。都市部の人については、大変おすすめと言いたいところですが、深夜のビジーだけが気になります。ちなみに、APの利用状況はホームページにも公開されていますので、そちらもご参照下さい。
■XAXON INTERNET
[URL] http://www.xaxon.ne.jp
[E-mail] info@xaxon.ne.jp
[受付時間] 10:00~22:00(月~金曜) 10:00~18:00(土・日・祝日)
[入会金] 2,000円 ※ 今なら無料
[料金プラン]
・定額制Never Busy!! コース 月々3,000円 固定
・定額制Never Busy!! マルチリンクコース 月々6,000円 固定
・定額制Never Busy!! 早寝早起きコース 月々1,000円 (6:00~22:00のみ接続可能)
・従量制コース 月々480円(5時間まで)+3円/分
・ダブルアカウントコース 月々980円(使い放題)+3円/分(従量アカウントの場合)
※定額制Nerverbusy!!マルチリンク コース、定額制Nerverbusy!!早寝早起きコースの新規受付は、終了しました。
[含まれるサービス]
・メールアドレス1つ
・ホームページ50MB
・フレッツ・ISDN対応(定額制Never Busy!! コース)
[オプション]
・メールアカウントの追加 月々200円/1個 
・ホームページ容量追加 月々200円/5MB 100MBまで追加可能
[評価]
定額制Never Busy!! 3つのコースについて
 この会社の売り文句は"Never Busy!!"。
他のプロバイダーが"No Busy"を唱えるのに対抗してのことだろうが、その品質にはよほどの自信があると見受けられる。
もっとも、この自信のほどは、インターネット関係の有名雑誌で顧客満足度ランキングの上位に名を連ねているというところからも裏付けられるであろうが。コースの違いについての説明を要すると思われるので、解説しておく。
まず、定額制Never Busy!! コースは、Never Busy(話し中ゼロ)の保証を行っている。一回線あたりの利用者を5人以下に限定。使い放題で利用制限はない。またホームページは50MBまで無料で使用でき、商用利用も可能である。アナログ56k、ISDN64kまで。
次の定額制Never Busy!!
マルチリンクコースは、ISDN128kで接続するための専用のコースである。
接続する回線が異なる以外(保証・ホームページの利用条件等)は、Never Busy!! コースに準ずる。
定額制Never Busy!!
早寝早起きコースは、Never Busy!! コースに利用時間の制限が加わり、その代わりに料金がとてもお得になったと考えればよいと思われる
(ホームページの商用利用はできないが、容量は他コースと同じ50MB)。
もちろんだが、Never Busyの保証まで付いてくる。
しかも時間制限がある業者で比較してみても、XAXONは利用可能な時間が長い方である。
コースの名前の通り、早寝早起きを心がける人にはぴったりである。
これも「早起きは三文の得」なのだろうか。6:00~22:00にしかインターネットを利用しないのであれば、月間2,000円の得である。京都・大阪の学生諸君にはお勧めだ。アナログ56k、ISDN64kまで。
ただし、現在では、定額制Nerverbusy!!マルチリンク コース、定額制Nerverbusy!!早寝早起きコースの新規受付は行われていないようである。
従量制コースについて
定額制Never Busy!!
コースがアクセスポイント限定であるにに対して、従量制コースはかなりのアクセスポイントを有する。
ただし料金体系は一つだけであり、決済方法もクレジットに限られる。
ダブルアカウントコースについて
テレホーダイの回線混雑時、使い放題の定額アカウントでつながりにくい場合に、3円/分の従量アカウントでログインすることにより、
ストレスを解消してもらおうというねらい。
料金はカード払いのみになっているようです。
VISA,マスター,JCB,ミリオンの各カードが対象。
最近、ランキングの上位から名前が消えました。
Never Busyに徹していた頃と違い、アクセスポイントの増加などに力を入れすぎたためであると思われます。
さらに決済方法をクレジットに一本化したこと、料金プランについての選択肢を減らして自由度がダウンしたことなどから考えると、この先真っ暗でしょう。
もう救いようがありません。
一時期、契約も考えていたのですが、そんな気なくなりました。

プロバイダー情報
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/1165/provider/hi-ho.htm

NAMA-i Home
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/1005/

マグネット
http://www.magnet.ne.jp/index.html

Nama Home
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/4490/