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1999年1月20日水曜日

[設定][Windows] Windows98,Config.sys 設定


[設定][Windows] Windows98,Config.sys 設定
■ Config.sys編
基本的にWindowsと言っても原形はDOSなので、コンベンショナルメモリを多く空けた方がパフォーマンスが向上します。
標準(セットアップされた)のConfig.sysに以下(※)の項目を追加

こわざのへや
http://www.geocities.co.jp/2776/kowaza1.htm







Config.sys 設定例 (98x1編)
ATドライブアサイン

Buffershigh = 15
Dos = high,umb,auto 
Device = c:\windows\himem.sys
Device = c:\windows\emm386.exe RAM /Noems 
Devicehigh = c:\windows\setver.exe
Devicehigh = c:\windows\kkcfunc.sys
Lastdrive = i 




Config.sys 設定例 (PC/AT互換機編)

Buffershigh = 15
Dos=high,umb,auto
Device=c:\windows\himem.sys
Device=c:\windows\emm386.exe RAM /Noems 
Devicehigh=c:\windows\setver.exe 
Devicehigh=c:\windows\biling.sys
Devicehigh=c:\windows\jfont.sys /p=c:\windows
Devicehigh=c:\windows\jdisp.sys
Devicehigh=c:\windows\jkeyb.sys /106 c:\windows\jkeybrd.sys
Devicehigh=c:\windows\kkcfunc.sys
Devicehigh=c:\windows\command\ansi.sys
Lastdrive=i 








[解説]
■ Buffershigh = 15
 Dos=highでHMAを使用できる最大Bufferの数値にします。(15とは限らない) 大きくした場合、コンベンショナルメモリを消費するので、HMAに収まる数値にします。 デェフォルトは20で、コンベンショナルメモリを使用しています。(Windows95の場合)
Windows98の場合は、この記述はいりません。 FilesとBuffersは自動的にUMBに上げられてしまうそうです。 さらにHMAに収まるようにするには、Buffershigh=2でなけらば収まりません。 これではWindowsの動きが鈍くなるので、辞めた方が無難でしょう。
■ Dos = high,umb,auto
この定義を追加することにより、かなりのコンベンショナルメモリが広がります。
■ Device=c:\windows\emm386.exe RAM /Noems 
WindowsはEMSメモリがなくても動きます。 通常、Device=c:\windows\emm386.exe RAM になっているのは、DOSアプリケーションの為のものだと思われます。 
「なら要らないじゃん?」と削除ならびに無効化してしまうと、UMBが使用できません。 UMBを使用する為に、/Noems オプションを使用します。
注意
この設定をすることによりEMSメモリがないので、Windows上からDOSプロンプットを使用する場合は、注意が必要です。 意味がわからない方は、この設定をしない方がいいでしょう。
■ Devicehigh = c:\windows\setver.exe
 Dos=high,umb,autoでsetver.exeがコンベンショナルメモリに残ってしまう場合は、この文章を追加。(残らなければ記入しなくて可)
■ Lastdrive = i
ドライブ最大数を制限して、空きメモリを増やします。 
これは各自使用している環境のドライブ数+1、または+2ぐらいがいいでしょう。(ネットワークドライブ・外付けHDD(CD-ROM含む)を考慮の上、各自設定する必要があります)
またemm386.exeには、highscanのオプションがあり、UMBをさらに拡大できますが、不安定になるので使用していません。
使用前・使用後と言うことで、結果をまとめてみました。
 各自の仕様により、数値には若干違いがあるので、目安として参考にして下さい。

こわざのへや
http://www.geocities.co.jp/2776/kowaza1.htm






▽Config.sys 設定使用前・使用後の結果
Tset環境
起動Command Prompt Only
UtilityZmap.com Ver.1.04





Windows95 98x1 機種 EPSON HX
コンベンショナルメモリ(空き) 使用可能なUMBメモリ
標準 582736 使用できない
編集後(EMSあり) 582736 D16C-DBFE 43296
DE00-DFFF8176
編集後(EMSなし)
/Noemsオプション
621984C16C-DBFE108832
DE00-DFFF8176











1999年1月19日火曜日

[OS][設定] Windows98 起動ディスク

起動時にInvalid system diskと表示され、Windows(R)95またはWindows(R)98が起動しない場合: dynabook.comサポート情報
対応機種
対象OS Windows(R)95,Windows(R)98
カテゴリ 起動時のトラブル
A
回答・対処方法
はじめに
フロッピーディスクが挿入されていないにも関わらず、Windows(R)起動時に以下のメッセージが表示されてしまう場合の確認/対処方法について記載します。
Invalid System disk
Replace the disk, and then press any key
注意
以下の作業を行うにはWindows起動ディスクが必要になります。
起動ディスクは必ず作業するコンピュータで作成した起動ディスクを使用し、以下の手順でMS-DOSを起動してから作業を行ってください。
※ Windows(R)95 起動ディスクからのMS-DOS起動方法
   1. 起動ディスクを挿入しコンピュータの電源を入れます。
   2. ”キーボードのタイプを判定します。”と表示されましたら、キーボードの[半角/全角]または[半/全]キーを押して[106 日本語キーボード]を選択します。
      画面にA:\>と表示されましたら起動作業は終了です。
※ Windows(R)98 起動ディスクからのMS-DOS起動方法
   1. 起動ディスク1を挿入しコンピュータの電源を入れます。
   2. ”Microsoft Windows 98 Startup Menu”が表示されましたら、[2. Start Conputer Without CD-ROM support.]を選択して[Enter]キーを押します。
   3. ”キーボードのタイプを判定します。”と表示されましたら、キーボードの[半角/全角]または[半/全]キーを押して[106 日本語キーボード]を選択します。
   4. ”Windows 98 起動ディスク2を挿入してください。”と表示されましたら、起動ディスク2を挿入して[Enter]キーを押してください。
      画面にA:\>と表示されましたら起動作業は終了です。
1. Windowsがインストールされているハードディスク内のデータが消去している場合
●確認方法
   1. 起動ディスクを挿入しコンピュータを起動します。
   2. A:\>と表示されましたら以下のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。
      ※Windows98の場合は起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ替えてから作業を実行してください。
        A:\>DIR C:
    以下の様なメッセージが表示されます。該当するメッセージの内容を参照してください。
    ●”ファイルが見つかりません。”と表示される場合
    Product Recovery CD-ROM(プロダクトリカバリーCD-ROM)またはCreate System Disks(クリエイトシステムディスク)を使用してWindowsを再インストールしてください。
    ●”無効なドライブの指定です。”と表示される場合
    ハードディスクが正常に認識していない可能性があります。
2. ハードディスク内のデータ(Windowsフォルダなど)があるにも関わらず起動できない場合
作業する機種で作成したWindows起動ディスクからハードディスクへシステム転送を実行します。
   1. 起動ディスクを挿入しコンピュータを起動します。
   2. A:\>と表示されましたら以下のコマンドを入力して[Enter]キーを押します。
      ※Windows98の場合は起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ替えてから作業を実行してください。
        A:\>SYS C:
   3. ”システムが転送されました。”と表示されましたら、フロッピーディスクドライブから起動ディスクを取り出し、コンピュータを再起動してください。
※ 上記手順を実行し再起動後にC:\>またはC:\>の表示で止まってしまう場合は引き続き以下の作業を実行してください。
C:\Windows\MSDOS.SYSをC:\MSDOS.SYSに上書きコピーします。
   1. 再度起動ディスクを挿入しコンピュータを起動します。
   2. A:\>と表示されましたら以下の赤字の文字列(コマンド)を入力して[Enter]キーを押します。(C:\MSDOS.SYSの属性を解除します。)
      ※Windows98の場合は起動ディスク1をフロッピーディスクドライブに入れ替えてから以下の作業を実行してください。
        A:\>ATTRIB -S -H -R C:\MSDOS.SYS
    ※ 入力に間違いが無いのに”ファイルが見つかりません”と表示された場合も引き続き以下の手順に進んでください。
   3. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C:\WINDOWS\MSDOS.SYSの属性を解除します。)
        A:\>ATTRIB -S -H -R C:\WINDOWS\MSDOS.SYS
   4. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C\WINDOWS\MSDOS.SYSをC:\MSDOS.SYSに上書きコピーします。)
        A:\>COPY C:\WINDOWS\MSDOS.SYS C:\
   5. ”C:\MSDOS.SYSを上書きしますか (Yes/No/All)?”と表示されましたら[Y]キーを押し[Enter]キーを押します。
      ※ C:\MSDOS.SYSが存在しない場合はメッセージは表示されません。
   6. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C:\MSDOS.SYSの属性を元に戻します。)
        A:\>ATTRIB +S +H +R C:\MSDOS.SYS
   7. A:\>の後に以下のように赤字の文字列(コマンド)を入力し[Enter]キーを押します。(C:\WINDOWS\MSDOS.SYSの属性を元に戻します。)
        A:\>ATTRIB +S +H +R C:\WINDOWS\MSDOS.SYS
   8. フロッピーディスクドライブから起動ディスクを取り出し、コンピュータを再起動してください。
      以上で作業は終了です。正常に起動することができるかご確認ください。
補足
不測の事態に備えて起動ディスクを作成しておくことをおすすめします。
※ 起動ディスク作成方法(Windows95/Windows98共通手順)
●起動ディスクを作成するために、フォーマット(初期化)済みのフロッピーディスクが必要になります。
フロッピーディスク必要枚数
    (Windows95) → 1枚
    (Windows98) → 2枚
   1. [スタート]ボタン→[設定(S)]→[コントロールパネル(C)]の順に起動して「アプリケーションの追加と削除」アイコンを起動します。
   2. 「起動ディスク」タブを開き、新しいフロッピーディスク(フォーマット(初期化)されても良いディスク)を挿入して[ディスク作成(C)]ボタンをクリックします。

dynabook.com
http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/000311.htm

1999年1月4日月曜日

[機器][通信] EPSON 586RA~ピア・ツー・ピアで接続






ピア・ツー・ピアで接続
最近では個人でも2台以上のPCを持つことが多くなり、LANを組んでいる人も多くなりつつあります。
なんとなく面倒だとか、難しいと思っている人もいるかも知れませんが、Windows 95/98でLANを組むのは非常に簡単です。
ここでは、Windows 95(あるいは98)を利用した、LAN構築について説明しています。
◎LAN構築に必要なもの
◆LANカード
LANアダプタやネットワークカードとか言われてますがどれでも同じです。自分のコンピュータで使えるものを用意します。
コネクタに注意!
LANカードには10BASE-T、10BASE-2、10BASE-5、100BASE-TXなどがあります。このうち、10BASE-Tと100BASE-TXは速度の違いだけで互換性がありますが10BASE-2と10BASE-5はそれぞれ独自のコネクタですので直接の接続はできません。
扱いやすさを考えると10BASE-T、100BASE-TXを選択するのが良いでしょう。
10BASE-Tか100BASE-TXか?
この2つは速度だけが違ってきます。ただし、数字どおり10倍の速度が出るわけではありません。価格的には10BASE-Tの方が安い場合が多いです。ただし、最近は100BASE-TXカードも価格が下がってきているので予算が許せば100BASE-TXのカードを購入したほうが良いでしょう。最もCバスやISAバスでは選択の余地がありませんが・・・。
PCIバスがISA・Cバスか?
PCIバスが余っている人は(いるのか?)はPCIバスの製品を買うのが一番です。PnPで楽です。ISAはCバスしか使えない人は仕方ないですから頑張って設定しましょう。この場合、カードによってはDOS上で設定の必要なものもあります。
◆ハブ
10BASE-Tや100BASE-TXを利用した場合、ハブが必要になります。これも様々な価格のものが出ていますので、予算と接続台数(+α)にあったものを選ぶと良いでしょう。最近は10BASE-Tと100BASE-TXに対応したデュアルスピードのハブもあるので100BASE-TXのカードを使ったマシンがある場合、若干高めですがこれを購入すると良いのではないでしょうか。
※2台しかない場合、クロスケーブルで直接繋ぐ方法もありますが、メーカーではこの方法での動作保証はしていないと思います。
◆ケーブル
これがないと、ハブとマシンを繋げません。必要本数を購入しましょう。ストレートケーブルの「カテゴリー5」と書いてあるものが100BASE-TX対応の製品です。時々、カテゴリー3の製品があるので注意してください。また、クロスケーブルはハブ同士、マシン同士を接続するためのケーブルですので間違えて買わないようにしましょう。
◎LAN設定の手順
LAN設定はおおよそ以下の様な手順で行います。
1.LANカードをマシンにセットアップする。
2.ケーブルを使ってハブとLANカードを接続する。
3.ソフトウェアの設定を行う。
このうち、1はカードとマシンによって変わってくるので、説明書を見ながら取り付けとドライバのインストールを行ってください。また、2は読んで字のごとくLANカードとハブとをケーブルで接続します。ハブによってはカスケード接続用のポート(4ポートなのに5個ポートがあったりする場合)を持っているものがあるので、そこには接続しないようにしましょう。
LANの設定で面倒なのは3の部分です。これは次項で説明します。
◎ネットワークの設定-その1
ここからネットワークのソフトウェア部の設定に入りますが、その前にハードの確認をもう一度しておきましょう。IRQやポートアドレスなどのリソース設定はWindowsとハードウェアであっていますか?もし、ずれている場合、正常に動作しているようでもネットワークが組めません。余計なトラブルを防ぐためにも念を入れて確認しておいてください。
◆TCP/IPを利用したネットワーク
では、ネットワークの設定に入ります。
まず、最初にデスクトップ上の「ネットワークコンピュータ」を右クリックしてメニューから「プロパティ」を選択します。
すると、上の画面が表示されますので、自分でセットアップしたLANカードが表示されているか確認してください。LANカードの名前はそれぞれ違います。
確認後、「追加」ボタン→「プロトコル」→「追加」ボタンを押します。
製造元から「Microsoft」、ネットワークプロトコルから「TCP/IP」を選択し、「OK」ボタンを押します。
同様に、「追加」ボタン→「サービス」→「追加」ボタンを押し、製造元から「Microsoft」、ネットワークサービスから「Microsoft ネットワーク共有サービス」を選択し、「OK」ボタンを押します。
これで、ハードディスクとプリンタを共有するのに最低必要なコンポーネントのインストールが終了しました。
特に必要無いなら、「NetWareネットワーククライアント」「IPX/SPX互換プロトコル」「NetBEUI」は削除して構いません。

Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm

EPSON PC ROOM
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm

どるこむ
http://www.dorcom.net/









システム構成図
我が家の異様なネットワークです。
DELLは和室に、ルーターはダイニングに、それ以外は寝室兼MALの部屋にあります。
特徴としてはゑぷ側は至って普通なのですが、DCのうち1台はブロードバンドアダプタ(BbA)を装備することにより通常のネットワーククライアントとしてLANに参加しています(もちろん固定でIPを振っています)。DC二号機は内蔵モデムからルーターのアナログポート同士の内線機能を利用してWindows2000のDELLに着信接続することにより、LANに参加するという荒技をやってのけています。

EPSON PC ROOM
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm
http://www.mal-o.com/epson%20pc/epsonpchome.htm





1998年12月20日日曜日

[OS] Windows95>>98アップグレード


■Win95教室Ver. 1.27
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◇┳バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:kana(4/9-17:28)No.2510
 ┣━Re: バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:moon(4/10-00:07)No.2511
 ┗┳Re: バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:kana(4/10-10:46)No.2512
  ┗┳Re:^2 バージョンアップしたいのですが・・・。-投稿者:noanoa(5/4-07:45)No.2516
   ┗━Re:^別のかたの質問ですね。-投稿者:井手(5/11-19:32)No.2523

Win95教室Ver. 1.27
http://www.geocities.co.jp/8677/win95/pastlogs1.html











2510 バージョンアップしたいのですが・・・。
kana  4/9-17:28
現在、gate wayで、Win95を使用しています。
Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。

Win95教室Ver. 1.27
http://www.geocities.co.jp/8677/win95/pastlogs1.html






2511 Re: バージョンアップしたいのですが・・・。
moon  4/10-00:07
記事番号2510へのコメント
kanaさんは No.2510「バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>現在、gate wayで、Win95を使用しています。
>Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
>どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
>Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。
Win98のCD-ROMをドライブに挿入し指示に従い行えば良いだけです。
インストール時にセットアップウィザードでシステムファイルの保存と言うのが出ます。
コメント内容は:Win98を後でアンインストールする時のために既存のシステムファイルを保存しますか?
と出ますデフォルトで「はい」にチェックが入っていますので余計な操作しない限りWIN95は残るようになります。
win95を残しておけば後でwin98からWin95に戻す事ができます。
(WIN98アンインストールはコントロールパネルのアプリケーションの追加と削除でアンインストールします。
(インストールすると項目が追加される))
win95を残さない場合は「いいえ」にチェックを入れて下さい。
バージョンアップする前に。
1、98にアップグレードする前に現在Win95の入っているドライブ(C:)の空容量を確認しましょう。
空容量が300MB以上あれば
可能ですが、ありますか?
もちろん、ドライブを圧縮していない状態で。圧縮していれば展開しましょう。
圧縮してあるかどうか分からなければ
<スタート>→<ファイル名を指定して実行>
で「drvspace」と入力し<OK>ボタンでエラー表示されたら圧縮されていないということで。
2、Windows98起動ディスク作成のため、フォーマット済みのフロッピーディスクを2枚ご用意。慎重をきして
3、すべてのアプリケーションや常駐プログラムを終了させて下さい。
4、スクリーンセーバを「なし」に設定して下さい。
5、画面プロバティで領域を640*480ドットに、色を256色に。
もしもの時の為に重要なデータをバックアップ
6、日本語入力ソフト(IME)の辞書、結構忘れがちなのでせっかく登録した<単語/用例登録>のバックアップ。
IMEツールバーの <単語/用例登録>ボタンをクリックし、開いたダイヤログの<単語登録>タブで<辞書ツール>ボタンをクリックする。
辞書ツールダイヤログのメニューから<ツール>→<一覧の出力>を選択
「辞書の場所」にフッロッピーディスクドライブを指定して<出力開始>ボタンをおす。
逆に再登録は<ツール>→<テキストファイルからの登録>を実行し読み込む。
7、IEの<お気に入り>に登録したショートカットを保存
 C:Windowsフォルダ内のFavoritesフォルダを丸ごとフッロッピー
 ディスクに。
8、OEのメールやアドレスのバックアップ
その他ネットワークの設定など、もしもの時の為にメモしておいたほうが良いかと。
セットアップマニュアルがあると思いますのでこのへんで。

Win95教室Ver. 1.27
http://www.geocities.co.jp/8677/win95/pastlogs1.html




2512 Re: バージョンアップしたいのですが・・・。 kana  4/10-10:46
記事番号2510へのコメント
kanaさんは No.2510「バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>現在、gate wayで、Win95を使用しています。
>Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
>どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
>Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。
moonさん
親切なコメントありがとうございます。
でも、やっぱりアプリケーションのインストールと違って結構怖そうですね。
しっかり準備をした上で、進めたいと思います。

Win95教室Ver. 1.27
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2516 Re:^2 バージョンアップしたいのですが・・・。 noanoa E-mail URL 5/4-07:45
記事番号2512へのコメント
kanaさんは No.2512「Re: バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きまし
た。
>kanaさんは No.2510「バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>>現在、gate wayで、Win95を使用しています。
>>Win98にバージョンアップしたいのですが、OSは障ったことがなく、
>>どのようにインストールしたらいいのかわかりません。
>>Win98へのバージョンアップの方法を教えて下さい。
>
>moonさん
>親切なコメントありがとうございます。
>でも、やっぱりアプリケーションのインストールと違って
>結構怖そうですね。
>しっかり準備をした上で、進めたいと思います。
>
すみません。もっと初歩的なことをお聞きしたいです。
わたしは、FM/V-BIBLIO Life Book で95を使用しています。同じく98にアップしたいのですが、win98 って upgrade版と正規のものがありますよね。
upgradeの方で計画していたのですが(現在CD-ROMを探しているところ)、同じ機種を使用している知人がアップできなかったというのです。
以前 VAIO を使用していたのですが、VAIOはVAIO専用のwin-OSを持っていたと記憶しています。これも同じことが言えるのでしょうか? 
だとしたら、upgrade版にも機種の規制があるのか?? 
つまり、正規のものでなければアップは不可能なのか??? それとも、知人のアップ方法に問題アリ?
何でも借りればいいと言うわたしの姿勢に間違いがあるのは認めますが、最近頭が混乱してきて困っています。Microsoftのサイトに行ってもなんだかよくわからないし。
ちなみに、95のCD-ROMは持っていません。どなたか親切な方、助けてください。
98にアップするには何が必要なのか。
機種規制はあるのか。よろしくお願い申し上げます。

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2523 Re:^別のかたの質問ですね。 井手 E-mail  5/11-19:32
記事番号2516へのコメント
>noanoaさんは No.2516「Re:^2 バージョンアップしたいのですが・・・。」で書きました。
>
>わたしは、FM/V-BIBLIO Life Book で95を使用しています。同じく98にアップした
>いのですが、win98 って upgrade版と正規のものがありますよね。upgradeの方で計
>画していたのですが(現在CD-ROMを探しているところ)、同じ機種を使用している
>知人がアップできなかったというのです。
>
>以前 VAIO を使用していたのですが、VAIOはVAIO専用のwin-OSを持っていたと記憶
>しています。これも同じことが言えるのでしょうか? だとしたら、upgrade版にも
>機種の規制があるのか?? つまり、正規のものでなければアップは不可能なの
>か??? それとも、知人のアップ方法に問題アリ?
知人の方がどんな手順で試されたのか分かりませんが、富士通のページに手順が出ています。
http://www.fmworld.net/awindows.html
このページの下のほうにWin98のインストール手順があります。
またWin98用のドライバもダウンロード可能なので事前に準備しておく必要があります。

Win95教室Ver. 1.27
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■Win95教室Ver. 1.27
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◇┳win95でアンイストールができなくなりました。-投稿者:鈴瑚(6/3-02:00)No.2533
 ┗┳Re: win95でアンイストールができなくなりました。-投稿者:井手(6/3-23:26)No.2536
  ┗┳Re:^2 win95をアンイストールができなくなりました。-投稿者:鈴瑚(6/4-21:09)No.2538
   ┗━Re:^3 win95をアンイストールができなくなりました。-投稿者:井手(6/4-23:17)No.2539

Win95教室Ver. 1.27
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2533 win95でアンイストールができなくなりました。
鈴瑚  6/3-02:00
ウィンドウズ95でアンイストールをヘルプとおり、
「コントロールパネルのアプリケーションの削除、追加」
からしようとしたんですが、該当するものがなく、アンイストールができなくなりました。
一体どうすればいいんですか…? 

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2536 Re: win95でアンイストールができなくなりました。
井手 E-mail  6/3-23:26
記事番号2533へのコメント
鈴瑚さんは No.2533「win95でアンイストールができなくなりました。」で書きました。
>ウィンドウズ95でアンイストールをヘルプとおり、
>「コントロールパネルのアプリケーションの削除、追加」
>からしようとしたんですが、該当するものがなく、
>アンイストールができなくなりました。
一体何をインストールしたのですか?
「... 削除、追加」にアンインストールのためのリストが出るのは、そのソフトがインストール時にレジストリに書き込んだものです。
これが無いのは、
1.そのソフトのフォルダごと削除してもかまわないもの。
2.そのソフトのフォルダに、削除、remove、uninstall 等のユーティリティが用意されている。
3.インストール・ユーティリティの不備。
などが考えられます。
マニュアルやフォルダ内の readme.txt などを再度十分確認してください。
スタートメニューから起動しているソフトなら、同じフォルダに削除に関するショートカットがありませんか?
もし、それらが無ければ、仮のフォルダを作って一時的に中身を移動して暫く様子を見ます。
全てにおいて問題が無ければ、仮のフォルダと空になっている元のフォルダを削除すれば良いでしょう。
削除するのは確認できてからです。心配なら、放置しておくことです。

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2538 Re:^2 win95をアンイストールができなくなりました。
鈴瑚  6/4-21:09
記事番号2536へのコメント
すいません、凄く説明不足でした。
ソフトウェアをアンイストールするのではなく、
ウィンドウズ95を、アンイストールしようとしているんです。
方法はないものでしょうか…? 

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2539 Re:^3 win95をアンイストールができなくなりました。 井手 E-mail  6/4-23:17
記事番号2538へのコメント
鈴瑚さんは No.2538「Re:^2 win95をアンイストールができなくなりました。」で書きました。
>すいません、凄く説明不足でした。
>ソフトウェアをアンイストールするのではなく、
>ウィンドウズ95を、アンイストールしようとしているんです。
>方法はないものでしょうか…?
「アプリケーションの追加と削除」はWindows95がサポートしています。
従ってWindows95から自分自身であるWindows95をアンインストールすることは出来ません。
もし、Windows95の代わりに他のOSをインストールするつもりならフォーマットすれば如何ですか?
なお、次のOSがCD-ROMからインストールする必要があるなら、フォーマットする前にそのCD-ROMから起動できるかどうかを確認しておくほうがベターでしょう。
もし起動できないなら、CD-ROMを認識できる起動ディスクを作っておく必要がありそうです。

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戦いの果てに -マッ@とMS-
現在、世界の業界標準は、マッ@である。
中国、ロシア、オーストリア、アメリカ、そして、日本。
どこの国でも、最初に見かけるのが、マッ@の取扱店であり、その製品である。
かつて、MSの製品は、業界でも注目される存在であった。
特に、我が国がバブルに沸いていた時期の末期、MSの勢いは隆盛を極めていたように思われる。
同社の好業績は他の業界でも話題となっていたし、「高級志向」の追い風もあって、MSの製品は他社製品よりも割高であるにもかかわらず、大いに売れていた。
しかし、それも長くは続かなかった。
バブル崩壊に伴う消費者の急激な嗜好の変化~高級志向から、激安志向へ~に伴い、消費者は急速に、割高なMS社製品から、低価格路線に切り替えたマッ@へと移ったのである。
とくに、ビジネスにおけるシェアは、ほとんどの業種で圧倒的にマッ@が大幅に上回るようになる。
ある熱烈なマッ@愛好者などは、こんなことまで言う。
「MS? そんなの、業界シェアからしたら、誤差でしかないね。
そんなの相手にしないで、いっそ全部マッ@にした方が、よっぽど業界が標準化されていいよ。」
しかし、我が国では、未だにMSの愛用者は少なくない。会社員の大金沢降司さん(34歳)も、その一人である。
「ああ、MSとマッ@の話ですか。
そうですねぇ、確かに、現在の状況だと、仕事なんかではマッ@を使わざるをえないでしょうね。
なにしろ、MSは経費がちょっと多くかかりますし、同じ値段を出すなら、
マッ@の方がよっぽど早いことは事実なんですよ。
それに、MS製品では、多様なビジネスニーズに合わせた選択肢も少ないですから。
でもねぇ、いざ個人で使うとなると、やっぱり、MSの方が好きなんですよ。
なぜかなんて聞かれても、ちょっと困るんですけどね。
でもね、MSには、MSの魅力があるんですよ。
そうですね、言ってみれば『味わい』とでも言うんでしょうか。
だから、いくら業界標準がマッ@になっても、私はMSをやめられないんですよ。」

藤木総研・研究部
http://member.nifty.ne.jp/fuzsiki/tanul.html



















1998年11月10日火曜日

[機器] Windows98のセットアップ

Windows98のセットアップ -1-
Windows98の起動ディスクを作る
フロッピーディスクが必要。
PC98x1なら1枚、
PC/AT互換機(DOS/V , PC98-NX)なら2枚
準備する。
とまとま注) 起動ディスクを作るには、[マイコンピュータ]の[コントロールパネル]内にある
[アプリケーションの追加と削除]
で行います。[起動ディスク]というタブがあるので、そこをクリックすると[ディスク作成]というボタンがあるはずです。
ちなみに、フロッピーはフォーマットされていなくてもそのまま入れてOKです。
Windows98の起動ディスク(以下、「起動ディスク」)からパソコンを立ち上げる。ハードディスクが1台でも接続されていないと立ち上がらないので注意。
【注意】
 PC98x1の場合は、起動に使ったドライブがAドライブとなり、そこにWindows98Setupのための一時ファイルを作ろうとするので、フロッピー(以下「FD」)から起動させると、「空き領域が足りません」というメッセージが表示される。
インストールの前に
Windows起動ディスクを使って、パソコンを起動する。
とまとま注)
パソコンの電源を入れて、すぐにWindows98起動ディスクをフロッピードライブにセットします。
PC/AT互換機の場合は起動ディスクが2枚あるので、1枚目をセットします。
しばらくすると、PC98x1、PC/AT互換機とも怪しいメニューが表示されますが、これは「CD-ROMを使える状態にしますか?」という問いです。
今回は単に起動すればいいので、
「CD-ROM/DVD-ROMを使用しない」または
「without CD-ROM support」
を選びます。
PC/AT互換機の場合はその後、キーボード種類の判定があります。
最近のパソコンは[半角/全角]キーを押せばOKです。
その後、2枚目のディスクを挿入しろと言われます。
1枚目のディスクを抜き、2枚目をセットして[Enter]を押してください。
起動ディスクがAドライブになっているので、
A:\>FDISK [Enter] すると、FDISKが起動する。
とまとま注)
PC98x1の場合は、起動ディスクをそのままセットしておいてください。
PC/AT互換機を使っている場合、起動ディスクの1枚目をフロッピードライブにセットしてから行ってください。
「A:\>」
というのは元から表示されているはずなので、
「FDISK」
とだけ入力し、最後に[Enter]キーを押します。
FDISKというのは、ハードディスク内にデータを保存できる領域を確保し、使える状態にするためのツールです。
買ってきたばかりのハードディスクをフォーマットしようとしても使えませんが、それはハードディスクの中に領域が確保されていないためです。
買ってきたばかりのハードディスクは荒れ地のようなものなので、一度区画を整理してやる必要があるのです。
領域確保は区画整理、フォーマットは整地のようなものです(土地なら整地してから区画整理をしますが、ハードディスクの場合は逆なんです)。
「大容量ディスクをサポートしますか。」という表示がでるので、FAT32にしたいなら[Y]、FAT16にしたいなら[N]を押す。
FAT32について
FAT32の利点(FAT:File Allocation Table)
2GB以上のHD領域を認識できる(最大2TBまでサポート)。
アプリケーションの起動時間が短くなる。次に読みとるファイルの先頭を同じトラック上に配置できるチャンスが増えるので、ディスクシークを最小にとどめることができる。
システムのパフォーマンスが上がる。ファイル収納効率が上がるメリットと引き替えに、一度に読み出せるデータ量が小さくなるためにパフォーマンスが下がると言われていたが、Windows98では「Mapcache」「Winalign」という新機能によってパフォーマンス向上。
FAT32の欠点
従来のOSでアクセスできない。FAT16で作ったHD領域からアクセスできない。
FAT32のドライブはドライブスペースで圧縮できない。ドライブスペースは、ディスクの使用領域を自動的に圧縮して仮想的にHD領域を大きく見せるシステム。
従来のアプリケーションなどとの問題。
セーフモードなどをWindows98で使うと遅い。
領域の解放・確保
以下のFDISKの操作は、すべてPC98x1用FDISKのもの。PC/AT互換機では操作方法が異なる場合がある。
FDISKで領域解放。
 FDISKオプション[3]で、今ある領域を削除する。領域がない場合は行わなくてもいい。
FDISKで領域を確保する。
 FDISKオプション[1]を選択。
最大領域で使いたいなら[Y]、そうでないなら[N]を指定する。
とまとま注)
 1個の領域が1個のドライブになります。
たとえば、1台のハードディスクに3つの領域を確保した場合、ハードディスク自体は1台しかなくても、パソコンにはハードディスクドライブが3台あるように認識されます。それぞれのディスク容量は、確保した領域の広さによります。
 6GB程度あるのなら、4GBはOS用、2GBはデータ用として分けておくと便利です。
OSの再インストールを行う際、いちいちフロッピーなどにデータのバックアップをとらなくても、2GBの方にコピーしておけばいいんです。
4GBの方だけフォーマットしてOSを入れ直せば、2GBの方は全く無傷なので、そのままデータを元に戻すことができます。
ただし、最近のパソコンには「ハイバーネーション」という機能が付いているので注意が必要です。
これは一種のサスペンド機能ですが、メモリ内容をハードディスクに待避し、コンピュータ自体の電源を完全にOFFにできるという利点があります。
ハイバーネーション機能の付いたパソコンでは、メモリと同程度の大きさの領域(または1GB程度の領域)がハードディスクに確保されています。
この領域は、必ずハードディスクの先頭(または最後)に存在しないといけないので、その領域を削除してしまうと、ハイバーネーション機能が正常に動作しなくなったり、パソコンが全く起動しなくなったりします。妙に小さな領域がハードディスクにある場合、削除しない方がいいですよ。
boot可にする。
 FDISKオプションで[2]を選択。
「boot可・不可」というところを「可」にする。
FDISKオプション[4]で状態を確認する。
以上の手順が終われば、再起動する。
FDISKで設定したことは、再起動しないと有効にならない。
とまとま注)
さきほど起動した手順と同じ手順で起動させます。
HDをフォーマットして起動できる状態にする
A:\>FORMAT B: [Enter]  これで物理フォーマットが実行される。
「B:」の後に1個スペースを空けて「/Q」をつけると、クイックフォーマットされる。
【注意】 SCSIのHDの場合は、SCSIボードの設定でクイックフォーマットを使用できるようにしないといけない。
SCSIボードにBIOSが載っていない場合は、OSをインストールできない。
BIOSはPC98x1用とPC/AT互換機用があるので注意。
とまとま注) PC/AT互換機の場合は、起動ディスク1を入れていないと
「コマンドまたはファイル名が違います」
と表示されます。
上の例ではPC-98x1で説明しているので「B:」となっていますが、PC/AT互換機の場合、ハードディスクドライブのドライブ番号は「C:」からになります。
 ちなみに、ハードディスクのフォーマットには、
物理フォーマット、
論理フォーマット
の2種類があります。物理フォーマットは、ハードディスクの中を完全に整地するものです。
論理フォーマットは、ファイルシステム(FATやディレクトリ領域)を初期化し、とりあえずフォーマットされたことにするものです。
物理フォーマットを行うと、ファイルシステムを初期化するために自動的に論理フォーマットも行われます。
クイックフォーマットは、論理フォーマットのみを行うものです。
ファイルシステムが初期化されるので、ファイルは存在しないことになりますが、ディスクの中身自体は削除されないので、そのまま廃棄すると第三者にファイル内容が漏れる可能性があります。
2. 3. はPC98x1にのみ必要な作業なので、PC/AT互換機では必要ない。
PC/AT互換機の場合は4.へ飛ぶこと。
起動ディスクの内容をHDにコピーする。
A:\>COPY A:\*.* B:\ [Enter]  Aドライブ(FD)の内容がBドライブ(HD)にコピーされる。
 結局ほしいのはCD-ROMドライブを認識させるためのファイルなので、起動ディスクの内容を全部コピーする必要はないが、面倒なのでこの方法が最適と思われる。
システムファイルの転送をする。
A:\>SYS B: [Enter]
とまとま注) ハードディスク先頭のブート領域と呼ばれる領域に、パソコンを起動させるためのプログラムを書き込むためにSYSコマンドを使用します。SYSコマンドを使わずにシステムを起動するファイルだけをコピーしても、全く起動しません。
以上の手順が終われば、CD-ROMを使える状態で再起動する。
とまとま注) PC/AT互換機の場合は、基本的にさきほど起動した手順と同じ手順で起動させますが、今回はCD-ROMを使えるようにしたいので、怪しいメニューが表示されたら、「CD-ROM support」を選んで[Enter]を押します。後は先ほどと同じです。
 PC-98x1の場合は、もう起動ディスクは使いません。起動ディスクを入れずにそのままパソコンを起動します。するとまたおなじみの怪しいメニューが表示されます。今回はCD-ROMを使えるようにしたいので、自分の機種にあったメニューを選んで、[Enter]を押します。 
Windowsインストールプログラムを起動する
CD-ROMドライブをDドライブとする。DドライブにWindows98のCD-ROMをセットして、
A:\>D: [Enter]
D:\>SETUP [Enter]
とまとま注)
「D:」と打ち込み、続いて「setup」と打ち込めばOKです。
Windowsセットアッププログラムが起動する。

まろん、降臨
http://www.geocities.jp/lem_web/mp/naak/win98_setup1.htm
http://www.geocities.jp/lem_web/mp/mptop.htm









Windows98のセットアップ -2-
Windows98のセットアップを行う
画面に色々表示されるので、[Enter]を2回押す。
自動的にスキャンディスクを行うので、終了したら[X]を押す。
「Windows98をセットアップしますか」と聞かれるので、もちろん続行する。
使用承諾書が表示されるので、とりあえず同意する。
プロダクトキーを入力する。
Windows98のCDケースに書かれているものを入力。
インストールするディレクトリ(フォルダ)の選択をする。
普通はデフォルトのままでOK。
とまとま注)
普通はこの設定を変えない方がいいです。
ソフトによっては、WindowsがCドライブのWindowsというフォルダに入っていることを前提として動作するものもあります。
明らかにそのプログラムの欠陥なのですが、意外に有名メーカー製のソフトでも、そのような不具合があったりするので考えものです。
セットアップ方法の選択。
 標準でもよいが、ここではカスタム設定にする。
ユーザー情報の入力。
 好きなように入力すればいい。
セットアップ方法で「カスタム」を選択していると、「インストールするファイル」というウィンドウが表示される。
インストールするファイルの選択
Microsoft Outlook Express
 Microsoft Outlookの機能限定版。Outlookはスケジュール管理もできるが、Outlook Expressにはメール機能しか付いていない。
 メールソフトとしての機能は十分だが、個人で使うには少し機能が多すぎる(=重い)ところもある。
アクセサリ
 Windowsアクセサリと、システムを強化するツール群。
Windowsスクリプティングホスト
 Windowsでの作業自動化に役立つスクリプトを記述できる。基本的にあまり使わないので不要。
とまとま注)
これをインストールすると、MSDOSでいうバッチファイルのような物をWindowsでできるようになります。
VBスクリプトと呼ばれる簡易言語で、Visual Basicを元に作られています。
結構複雑な動作もさせられるので、便利といえば便利ですが、普通の人はまず必要ありません。
イメージング
イメージビューア、ActiveXカスタムコントロール、およびTWAINサポートが含まれる。
グラフィックソフトでスキャナも扱えるが、市販ソフトの方がよいので不要。
クイックビューア
ドキュメントをいちいち開かずに内容を参照できる。ファイルの内容を見るソフトだが、不要。
とまとま注)
「不要」となっていますが、あると多少便利です。パソコンで事務処理をしない人には不要ですが。
ゲーム
フリーセル、マインスイーパ、ハーツ、ソリティアが含まれる。不要。
スクリーンセーバー
ディスプレイの損傷を防ぐため、コンピュータを一定時間放置すると画面上に動画が表示されるようにする。不要。
とまとま注)
もちろん、使いたい人はインストールすればいいです。
スクリーンセーバーは、同じ画面をずっと表示していると、画面にその残像が残って取れなくなってしまう
「画面焼け」
と呼ばれる現象を防止するものです。
画面が常に動いているため、焼き付くことはありません。
もっとも、最近のディスプレイは、同じ画面を2日以上も連続で表示させたりしない限り、画面焼けでダメになることはありません。
もっぱらパソコンを使ってない時のお遊びで表示させることの方が多いです。
デスクトップの壁紙
 Windowsのデスクトップに表示する模様や絵。不要。
ブリーフケース
 コンピュータ間でファイルの同期をとるために使う。不要。
ペイント
 簡単な絵を作成したり、表示したりする。市販ソフトの方がいいので不要。
マウスポインタ
 いろいろな色やサイズのマウスポインタが使える。普通に使うなら不要。
ワードパット
 Microsoft Wordをインストールする予定なら不要。メモ帳で表示できないような巨大なファイルも読み込み・編集が可能。
外字エディタ
 自分で文字が作れる。不要。
電卓
 不要。
文書テンプレート
 今まで一度たりとも使ったことがない。不要。
インターネットツール
 インターネットアクセス用の便利なツールが含まれる。インターネットに接続するなら必要。
Microsoft FrontPage Express
 定評のあるHTMLエディター。市販ソフトの方がよいので不要。
とまとま注)
確かに市販ソフトの方が性能はいいですが、HTMLがわかる人には結構なことができるHTMLエディターです。
その証拠に、まろんぺーじも最初はFrontPageExpressで作られていました
(今はIBMのホームページビルダーですが)。
ちょっとホームページを作ってみたいという人にはもってこいのソフトです。
その他のインターネットツール
 ほとんど使用することはない(使用することがあっても、インターネット上で簡単にダウンロードできる)ので不要。
オンラインサービス
 インターネットプロバイダを決めかねている人にはいいかもしれないが、普通は不要。
システムツール
 ディスクの圧縮や管理をするツールや、そのほかのシステムユーティリティー。
Microsoft Backup
 バックアップを実行し、データやファイルを保存するアプリケーション。フロッピーまたはテープに保存する。不要。
とまとま注) Microsoft Backupは、死ぬほど大量にバグがあります。
市販ソフト、しかもOSに添付されているツールなのに、これほどまでデバッグに手を抜いているというのは、はっきり言って罪ですね。
おそらくマイクロソフトがどこかの下請けソフトハウスに作らせたものでしょうが、出荷製品の品質は最悪です。
バックアップはできるけど復元ができないとか、復元途中に意味不明なエラーを出して処理を中断するとか、不安定この上ないので絶対に使ってはいけません(経験者は語る‥‥)。
クリップボードビューア
 Windowsのクリップボードの内容を表示するツール。あると便利なこともあるが、ここでは不要としておく。
グループポリシー
 システムポリシー用のグループベースのサポート。よくわからんので不要。
システムモニタ
 システムのパフォーマンスをグラフなどで表示してくれるツール。べつに表示してくれなくても困らないので不要。
ドライブコンバータ(FAT32)
 大容量ハードディスクの空き容量を増やす。FDISKで「大容量ハードディスクをサポートしますか?」と聞かれた時、[Y]にしたなら不要。
ドライブスペース
 Windows上でディスクを圧縮するツール。FAT16では使用できるが、FAT32/NTFSでは使用不可なので不要。
その他のシステムツール
 ほとんど意味のない物なので不要。
マルチメディア
 CD-ROMドライブやサウンドカードで、サウンド、動画、またはビデオなどを再生するプログラム。
CDプレーヤ
 音楽CDを再生するツール。
Macromedia Shockwave Director
 Directorファイルの再生に使用。
Macromedia Shockwave Flash
 Flashファイルの再生に使用。
Microsoft NetShow Player 2.0
 NetShowストリーム マルチメディアのプレーヤ。インターネットやイントラネットから、テレビやラジオのように生放送を受信したり、ローカルまたはネットワーク上にあるコンテンツを表示します。
 このプログラムを入れると、「Fraunhofer IIS MPEG Layer3 codec(高速)」が入る。MP3を作れるが、非常に音が悪い。
オーディオ圧縮
 マルチメディアデータの再生、および録音を行うオーディオ圧縮ツール。
サウンドレコーダ
 サウンドカードを使ってサウンドを録音および再生するツール。60秒しか録音できない。オーディオ圧縮形式を変更できる。

まろん、降臨
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1998年10月12日月曜日

[スポット][東京秋葉原] PC SHOPザグレイスフル/THE GRACEFUL

店舗のご案内
旧店舗と同じ通りに面していています。隣がDOS/Vパラダイス、1Fがプラスワンです。
その右横のフェンスに面した通路を奥にいくと階段があります。そこを上っていただいた3Fです。
現在となりのビルが工事中で通路が大変せまくなっておりますが、チラシ配りの店員と、グレイスフルの 看板が目印です。
※3Fですので1Fのプラスワンさんと間違えないようお願いします。
※階段入り口まで狭く、(階段も狭い?)怪しい雰囲気となってしまっていますが、ちゃんと営業しています!
営業時間
平日 AM 11:00~PM 7:30
土日 AM 10:00~PM 7:30
定休日
毎週火曜日
最寄り駅
JR秋葉原駅 電気街口
おりて徒歩約7分
所在地
東京都千代田区外神田3-11-8
キモトビル3F
お問い合わせ先
TEL 03-5256-0522
FAX 03-5256-0523
振込先
東京三菱銀行 秋葉原支店 普通0614821
名義:ザ グレイスフル

ザグレイスフル/THE GRACEFUL
http://www.the-graceful.com/
info@the-graceful.com








Welcome to DOS/V SHOP THE GRACEFUL
このホームページはNETSCAPE4.0・IE4.0に合わせて作成しています。
GR High Way 300A/BH6
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文字どおり納期2.3日の快速システムです。
システム
【値下げしました】
P3-500新登場!更なる低価格でお届けします。納期は約2.3週間です。
本日の最新情報・特価品
====== ★ 日替りグレイスフル トピックス 2/21(日) ★ ======
■ 秋葉一の安さを競うザ グレイスフルからのお知らせです。
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CELERON300A S370 BLK ¥7.950
CELERON333 BOX ¥9.680
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※注意!!
777GA、777CAについている電源BOXには赤と黒のリード線が2本編み合わされてケース内部に伸びています。
この線は組立に際しては必要のない線です。
が、もし誤ってマザーボードなどに差し込まれますと基盤の一部が燃えたり、電源BOX内部から煙が発生する事があります。
次回入荷からはこの線が使用不可の状
態になるようにいたしますので、ついている状態でご購入された方は十分ご注意下さいますようお願いいたします。
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★☆★  原稿大募集! ★☆☆
G-TECHマガジンにお客様からの情報を載せたいと考えております。
そこで!自作体験談、こんな時こうするとうまくいく、初心者の方にお知らせしたいこと、その他なんでもかんでも役立つ情報をご提供下さい。
グレイスフルのユーザーの方ならきっとなにか知っているはず。
ご投稿はこちらまで。
info@the-graceful.com
皆様からのお便りおまちしております。
□□□ プレゼント当選者の発表! □□□
大分県 清水 幸広様
1月のプレゼントは2点セット 
DTTA350840 and Creative Banshee でした。
さて2月のプレゼントは、超実用的!
Panasonic CD-R CW7502 and SCSICARD AHA2940Uです。
プレゼントの抽選対象者は、"ウィークリーグレイスフルニュース"の購読者の方です。
※すでにご購読されている方は、抽選対象者として登録されています。
まだニュース購読お申し込みされていない方!
sub@the-graceful.comまで、
またはプレゼントコーナーからお申し込み下さい。
※すでにお申し込みされている方=ニュースが配信されている方は、プレゼント内容が変わっても配信解除されない限り抽選対象となっています。
また何度登録されても同じアドレスはひとつとして認識されますのでご注意下さい。
==========================================================
    @@@カードご利用に関するお知らせ@@@
JCBに加え、VISA、MasterCard、DC、American Expressが使用可能になりました。※現在まだ店頭のみの扱いとなります。
→→ パーツのご注文はこちら! →→→→→→→→→→→→→→→→
→ → →    一気に注文フォームへGO!  → → →
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
サポートの受付時間 は12時から18時までです。
サポートの休日は毎週火曜・木曜となっています。
=============================================================
※保証規定をよくお読みの上、ご購入下さい。   
※ 店頭価格とインターネット価格は異なる場合があります。
※ 価格は常に変動しています。よろしくご了承下さい。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 
ご連絡先   東京都千代田区外神田3-11-8 キモトビル3F
TEL 03-5256-0522 / FAX 03-5256-0523
URL www.the-graceful.com / E-mail info@the-graceful.com
営業時間 11:00~ 19:30  土日・祝日 10:00~19.30 毎週火曜定休
(C) THE GRACEFUL 1998

ザグレイスフル/THE GRACEFUL
http://www.the-graceful.com/
info@the-graceful.com






即納システム
GR High Way Series
システムをお買いあげになると届いたそのときから即ご使用になれるマシンがお手元に届きます。 組立工場で完璧な動作チェックの後に出荷されますから安心。
パーツはグレイスフルにより厳選された人気パーツにより構成されていますので、 後々のアップグレードの心配もありません。パーツの選定には、秋葉の店舗でつちかった 多数の販売実績のノウハウを最大限に投入しています。
※注文方法:チェックボックスをチェックして台数を入力し、注文ボタンを押して下さい。
※スペック変更OK!(一部を除きます)次のページの通信欄をご利用ください。
ケースは予告なく変わることがあります。
まちにまったATHLON搭載マシン!!
◆GR HighWay ATHLON 500
CPU: ATHLON 500/FAN
M/B: ATHLON用M/B
MEMORY: 128MB PC100
HDD: 10GB Ultra-DMA
VGA: MGA G400 16MB AGP
SOUND: YMF744 PCI
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: MIDDLE ATX
K/B: 112 JP K/B
MOUSE:PS/2 MOUSE \136,800
ATHLON 550 \169,800
ATHLON 600 \186,800
ATHLON 650 \206,800
※納期はご入金後約3.4日です。
WW-01
即納システムのケースは予告なく変更する
場合があります。
WW-01 ↑(写真)から、NA(09)になりました。
気になる方はお見積時にお問い合わせ下さい。
(写真準備中)
DVD搭載のハイスペックシステムです
◆GR HighWay P3-450/G400
CPU: Pentium3-450/FAN
M/B: 440BX
MEMORY: 128MB PC100
HDD: 15GB Ultra-DMA
VGA: MGA G400 16MB (DVDソフト付)
SOUND: YAMAHA YMF724 PCI
DVD-ROM: DVD -ROM
FDD: 2MODE
CASE: MIDDLE TOWER ATX
OTHER: 112JP,MOUSE
OS:
OPTION \123,800
P3-500 \130,800
P3-550 \160,800
P3-600 \176,000
※納期はご入金後約2.3日です。
P3-500が10万を切った!
◆GR HighWay P3-500/3Dfx
CPU: Pentium3-500/FAN
M/B: 440BX
MEMORY: 64MB PC100
HDD: 9.1GB Ultra-DMA
VGA: Voodoo3 2000 16MB AGP
SOUND: YAMAHA724 PCI
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: MIDDLE TOWER ATX
OTHER: 112JP,MOUSE
OS:
OPTION \97,800
P3-450 \90,800
P3-600 \145,800
Cel-400 \79,800

※納期はご入金後約2.3日です。
お手頃な格安システム。
◆GR HighWay Cel-400/TNT
CPU:Celeron-400(S370)/FAN
M/B: 440BX
MEMORY: 64MB PC100
HDD: 6.4GB Ultra-DMA
VGA: RIVA TNT 16MB AGP
SOUND: YAMAHA YMF724 PCI
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: MIDDLE TOWER ATX
OTHER: 112JP,MOUSE
OTHER: ドーターカード
OS: OPTION \75,800
Cel-433 \78,800
Cel-466 \81,800
Cel-500 \88,800
※納期はご入金後約2.3日です。
限定格安システム。
◆GR HighWay
K6-2-400/RIVA
CPU: K6-2-400/FAN
M/B: Aladdin5
MEMORY: 64MB PC100
HDD: 6.4GB Ultra-DMA
VGA: RIVA128ZX 8MB AGP
CD-ROM: x44 ATAPI
FDD: 2MODE
CASE: ATX MIDDLE TOWER
OTHER: 112JP,MOUSE
OS:
OPTION \62,000
K6-2-450 \63,800
K6-2-500 \70,800
K6-3-450 \75,800
※納期はご入金後約2.3日です。
☆お見積もり・ご注文はこちらへどうぞ!☆
チェックボックスをチェックして台数を入力し、注文ボタンを押して下さい。

ザグレイスフル/THE GRACEFUL
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1998年10月9日金曜日

[機器][改造] 富士通,FMV-5100




[機器][改造] 富士通,FMV-5100
ジャンクのFMVで遊ぶ
98/8/23(日)
友達と秋葉に行った帰り近くの中古屋へ寄りました。
そこで、ジャンク扱いのFMVを発見。立ち上がらないと言うことらしいが、いかにも動きそう。
お店の人の話ではお客さんは立ち上がらないと言って持ってきたがテストはしないでジャンクにしたそうだ。
本体が\10000円キーボードが\1000円だそうな。
ディスプレイ一体型だが、とりあえずディスプレイ部分は生きていそうで分離も出来る。
マルチスキャンのディスプレイが一万と思えばそれだけでも悪くはない。。。要らないが買ってしまった。
 帰って、早速動かしてみる。ディスプレイは問題なく動作し、切り放して使うとディスプレイ単体としても使用できる。
さて、本体は。。。電源をいれてみると確かに立ち上がらない。しかし、BIOSは起動どうやら電源やマザーやメモリ、CPUは生きているらしい。
そこでDOSのFDDを入れてみるとこれは起動し、HDDを見てみると見えるではないか。しかし何故かファイルがほとんどない。フォーマットしてみると不良クラスタがあるとのこと。。なるほど、これが動かない原因か。それなら簡単、丁度余った2GのHDDを入れてメモりも16Mだったので余っているSIMMを32M追加して48Mにしてやった。これでWindows98をインストールすると何も問題なく動いてしまった。
追加したパーツの値段を考えても3万円かかってないな。。要らないが激貧マシンが一台完成。(笑)
・内部(ここのHDDが死にかけているようだ)
・このHDDに交換だ!
・激貧マシン一丁上がり!
なお、スペックは分かる範囲で
CPU:Pentium-100M
MEMORY:48MB
VGA:?
MB:富士通オリジナルだろう
HDD:2G(WDAC-22000)←これは余っているのを入れた。
Sound:SB16
CD-ROM:4倍速?
Disp:一体型14?インチマルチスキャン
MODEM:とりあえず内蔵モデムがオンボードであるようだ。。
ちなみに、このマシンは、10日後には知り合いに譲りました。

DOS/V製作記
http://www4.justnet.ne.jp/~gokomo/

 

1998年8月16日日曜日

[OS] Windows95 再インストール

Windows95 の再インストール方法
起動ディスクでCD-ROMを認識する
1998/08/16
------------------------------------------------------------------------
Q:(一郎兄さん)
 のぶさん、Windows95の起動ディスクで、立ち上げるとCD-ROMを認識しないのだけど。
A:(延さん)
 そうです。Windows95の起動ディスク(アプリケーションの追加と削除で作る)で立ち上げた状態というのはWindows95ではなくて、MS-DOSというOSが動いています。正確な表現ではないですが、MS-DOSではシステムで認識できるのはハードディスクドライブとフロッピーディスクドライブだけで、それ以外の機器は必ず特定のドライバが必要です。ですからMS-DOSでCD-ROMなどを使いたい場合は、そのドライバをシステムに組み込む必要があります。
Q:(一郎兄さん)
 では、そのドライバってのを組み込めば認識するんかい?
A:(延さん)
 そうです。OSR2のWindows95などは全てCD-ROMで配布されていますからセットアップには起動ディスクで立ち上げた状態でCD-ROMを認識することは不可欠ですよね。
Q:(憲さん)
 憲さんです。CD-ROMなんてみんな使うのにどうしてあらかじめ組み込んでおいてくれないのでしょう?
A:(延さん)
 ドライバというのは基本的に機器依存なんだよ。ユーザがどのようは機器(この場合はCD-ROM)を使うか分からないソフトウェア会社(もちろんマイクロソフト)としては、あらかじめ起動ディスクに組み込んでしまう訳にいかないんだ。
 Windows95にはプラグアンドプレイという機能があって、接続された機器の種類を判別して適切なドライバを自動的に組み込んでくれるんだけど、MS-DOSというOSにはそのような機能がないので、利用者がいちいち組み込まないといけないという訳。
Q:(のりこ)
 でもWindows98では、起動ディスクからCD-ROMを認識できたわよ。
A:(延さん)
 姉貴、超初心者のわりにはいい指摘だね。そうWindows98ではついに起動ディスクでCD-ROMが認識できるようになったんだよ。
Q:(憲さん)
 プラグアンドプレイができるようになったのですか?
A:(延さん)
 残念ながら、そうではないようだね。後でも説明するけど、機器依存とは言ってもかなり汎用性が高いんだよ。CD-ROMのドライバーって。結局そのへんに期待して汎用性の高そうなドライバを複数あらかじめ用意して、どれかで動くだろうという結構アバウトは方法のようなんだ。まあ僕の場合アップグレード版しか見てないけど、製品版も似たようなものだと思うよ。だから動作しない場合も稀にあるということを既に聞いています。特にSCSIのCD-ROMの場合、後述するようにSCSIホストアダプターのためのASPIマネージャというのを組み込む必要があるのだけど、Microsoftが用意したASPIマネージャに、Tekramなどかなり多くのSCSIホストアダプターで使われているSymBiosという会社のSCSIチップに対応したものがないので、結局独自に組み込む必要があると聞いています。
Q:(憲さん)
 結局完全ではないということですね。
A:(延さん)
 そうだね。逆にWindows95の時でもメーカー製のパソコンなんかは、
  大抵CD-ROMなどのドライバを組み込んだセットアップディスクというものが添付されています。
  メーカーパソコンの場合、使用するCD-ROMが既に特定していますから、
  正しいドライバを独自に組み込んでしまうことができる訳ね。
 みんなのマシンはメーカー製だからセットアップディスクが付いていたでしょ。
  一郎兄さんのFMVなんかは
  メンテナンスディスクという名称のセットアップディスクが添付されていたはずですが。
Q:(一郎兄さん)
 ああ、あのディスクがCD-ROMのドライバを組み込んである起動ディスクなわけね。
  ただあれで起動すると勝手にセットアップをはじめてしまうのだけど。
A:(延さん)
 そうなんですよね。余計なことをするようになっているセットアップディスクが多いですね。
  中にはフォーマットもしてしまうものもあるようです。
  確かあきつぐのメビウスがそうだったよね。
Q:(あきつぐ)
 そうそう、メニューに従っていったら、フォーマットしますかって聞くから、
  そのままYesで進んでしまって、フォーマットしちゃったよ。
  アプリケーションも全部入れ直さなくちゃならなくて、とても大変だった。
A:(延さん)
 結構余計なお世話的起動ディスクが多いね。
  まああきつぐの場合は、問い合わせがあったんだから、そこで拒否しても良かった訳だけど、
  初心者には何を拒否すればいいのかも分からないもんね。
  それにもし自分で別のCD-ROMなどを買ってきて繋げたら、
  途端に使えなくなってしまいます。
  ここは頑張って自分で独自の起動ディスクを作る方法を覚えてみましょうか?
Q:(貴子)
 難しいの?
A:(延さん)
 全然! 頑張ってみましょうよ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
A:(延さん)
 まずATAPIのCD-ROMを認識するには次の作業が必要です。
* CD-ROMドライバの用意
* システムへのドライバの組み込み
* MS-DOSのCD拡張
最初に兎にも角にもドライバというプログラムファイルを用意します。ATAPIのCD-ROMの場合、正確にはATAPIのMS-DOS用ドライバが必要ですが、CD-ROM用DOSドライバなどという場合もあります。メーカー製のパソコンの場合、セットアップディスクに入っていますし、
どこかにドライバの入ったディスクがある場合もあります。CD-ROMの別に購入した場合も、パッケージ品ならほぼ確実にDOS用ドライバとして、
  製品に添付されていると思います。
  バルク品でもDOSのドライバくらいならフロッピーで添付されていることが多いですから、
  よく探してみましょう。
 どうしてもない場合でも、
  大抵Web上で手に入れることができます。
  少なくともドライブのメーカーと型はちゃんと把握しておきましょう。
  それと実はこのATAPIのDOSドライバというのは、大変汎用性が高くて、
  他のメーカーのものでも結構動いてしまいます。
  以前松下のCD-ROMで別の3社のドライバがいずれも使えました。
  因みにドライバのファイル名は必ず、sysという拡張子がついています。
 ドライバを用意したら、次にシステムへの組み込みですが、
  具体的にはドライバを起動ディスクに入れると共に、
  CONFIG.SYSというファイルにデバイス文を記述することで組み込みます。
  このファイルをメモ帳か何かで編集しましょう。
 最初、CONFIG.SYSファイルは以下のような文だけが書かれていると思います。
[CONFIG.SYS (初期状態 Windows95 OSR2の場合)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
 今ここに貴子のFMV DESKPOWER SEの場合で説明しましょう。
  このマシンのCD-ROMは松下寿製で、ATAPIドライバ「CR_ATAPI.SYS」が
  セットアップディスクのほかにアプリケーションCDにも入っていました。
  このドライバをCONFIG.SYSファイルに組み込んでみます。
[CONFIG.SYS(ATAPIドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ATAPIデバイスドライバ for ATAPI-CD-ROM
DEVICE=CR_ATAPI.SYS /D:MSCD000
 最後の1行がそうです。「DEVICE=ATAPIドライバ名 オプション...」という書式です。
Q:(あきつぐ)
 /D:MSCD000って何?
A:(延さん)
 /D:というのはデバイスオプションスイッチといって、
  その直後にデバイス名を指定します。
  このデバイス名(上記の場合MSCD000)はなんでもいいのです。
  適当なもので構いません。
  ただし後で説明するMSCDEX.EXEのオプションと一致させなければいけません。
Q:(貴子)
 適当でいいけど、無いとだめなのね?
A:(延さん)
 そう。デバイスオプションスイッチは必ず記述して下さい。
 そして最後にMS-DOSのCD拡張です。MS-DOSというOSで採用されているファイルシステムは
  FAT(File Allocation Table)というものですが、
  CD-ROMではそれと全く違うファイルシステムISO 9660が採用されています。
  そこでMS-DOSがこのCD-ROMのファイルシステムを使えるように、
  MS-DOSを拡張してやる必要があります。
  具体的にはMSCDEX.EXE(MicroSoft Compact Disk EXtension)というプログラムを実行するだけです。
  手でコマンド入力してもいいのですが、
  MS-DOSにもWindowsのスタートアップのように起動時にプログラムを自動実行させる方法があるので、
  それを利用します。
 AUTOEXEC.BATというファイルにMSCDEX.EXEを実行する文を記述します。
  このAUTOEXEC.BATというファイルがその名前が示しているように
  MS-DOSが起動されると自動的に実行されるバッチファイルで、
  ここに自動実行したいコマンドやプログラムを記述しておけば、自動的に実行されます。
 メーカー製のパソコンなどで、セットアップディスクで起動しただけで、
  勝手にセットアップやフォーマットをはじめてしまうのは、
  みなこのファイルにそのようなコマンドが記述されているのです。
 因みにこのAUTOEXEC.BATファイルは、元々の起動ディスクには存在しないので、
  新規作成で作って下さい。
Q:(一郎兄さん)
 ところでそのMSCDEX.EXEというプログラムはどこにあるの?
A:(延さん)
 あっそうでしたね。このファイルはWindows95のCD-ROMにも入ってますし、
  Windowsフォルダ¥Commandというフォルダにもあります。
  で、見つけたらやはり起動ディスクにいれ、
  AUTOEXEC.BATに次のように記述して、実行させます。
[AUTOEXEC.BAT(MSCDEXの実行)]
A:¥MSCDEX.EXE /D:MSCD000
 やはりデバイスオプションスイッチが記述してあり、
  CONFIG.SYSに記述したドライバ組み込みのデバイス文で指定したものと同じものを指定します。
 これでドライバの組み込みとCD-ROMを読める環境が整います。どうです? 簡単でしょ。
Q:(憲さん)
 なんだ結構簡単だったんですね。しかしSCSIのCD-ROMも同じようにできるのですか?
A:(延さん)
 さっきもちょっと説明したけど、SCSIの場合はちょっと違います。
  違うというか、もう一つだけやっておかねばならないことがあります。
 それはSCSIのドライバの組み込みです。
  正確にはSCSIホストアダプタのASPIマネージャを組み込む必要があります。
  ASPIマネージャもやはりSCSIカードなどに添付されているのが普通ですが、
  WebなどでGetすることもできます。
Q:(貴子)
 「ASPIマネージャ」って何?
A:(延さん)
 正確に説明すると難しいというか、SCSIの歴史からひも解いていかないとならないけど、
  名前が示す通り単なるマネージャで、
  まあSCSIカードのドライバだと思っていても構わないです。
  因みに「ASPI」とはAdvanced SCSI Program Interfaceの頭文字です。
 組み込み方は、CD-ROMのデバイスドライバの場合と同様、CONFIG.SYSにデバイス文を記述することで行います。
  注意しなければならないのは、必ずデバイスドライバより先に組み込まなければならないことです。
  具体的にはデバイス文を先に書けばいいだけですが。
 私の自作マシンは、SCSIカードとしてAdaptecのAHA-2940Uを、
  SCSI CD-ROMにPioneerのDR-533を使っていますが、次にその場合の記述例を示します。
[CONFIG.SYS(ASPIマネージャとSCSI CD-ROMドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for Pioneer DR-533
DEVICE=DRD60ASP.SYS /D:MSCD000
 AUTOEXEC.BATに関しては、ATAPIの場合と全く同じです。
 またデバイスドライバの方はATAPIのものと同様に汎用性が高く、
  ホストアダプタ(SCSIカード)側が持っている(用意している)CD-ROM用のデバイスドライバが
  大抵のCD-ROMに使えてしまいますから、
  デバイスドライバが手に入れられない場合も困ることはないでしょう。
  Adaptecの場合ASPICD.SYSというCD-ROM用の汎用デバイスドライバがあり、
  大抵のCD-ROMがこれでOKです。私のPioneerのDR-533も大丈夫でした。
  Tekramのカードなどにもこのような汎用デバイスドライバ(TRMCD.SYS)があります。
 更にホストアダプタも選ばない汎用デバイスドライバもWeb上にあり、結構使えます。
  少なくとも私の環境では問題なく使えました。ものはヴェクターのライブラリにありました。
 どうです? こちらもどうってことないでしょ。
Q:(貴子)
 ええ簡単ね。これなら私にもできるわ。
A:(延さん)
 そうだろ。それにここまでできれば、後MOやPD(リムーバブルディスクとして使う場合)、Zipなどの
  リムーバブルディスクを認識する方法もいたって簡単だよ。
  CD-ROMの場合と同じようにASPIマネージャの組み込みの後にMOやPDのデバイスドライバを組み込めばいいだけ。
  その上リムーバブルディスクの場合は、ファイルシステムがFATなので、
  CD-ROMのようにMS-DOSを拡張する必要がありません。
  従ってAUTOEXEC.BATで何も実行する必要がないんです。
 ドライバはやはり製品に添付されているか、Webなどでも取得できます。
  またCD-ROMの場合と同じようにSCSIホストアダプタ側に、
  リムーバブルディスク汎用のデバイスドライバが普通は用意されています。
  AdaptecではASPIDISK.SYS、TekramではTRMDISK.SYSという
  汎用リムーバブルディスク用DOSデバイスドライバが用意されてました。
  いずれも私は使ったことがありませんが、
  大抵のリムーバブルディスクに使えるはずです。
 以下に私のマシンのコニカのMO(OMD-7060)を専用のDOSドライバで認識させた場合の
  CONFIG.SYSを示します。
[CONFIG.SYS(MOドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for KONICA OMD-7060
DEVICE=MSDRVR.SYS -OB -O2K
Q:(憲さん)
 CD-Rなんかもこれでいける訳ですか?
A:(延さん)
 残念ながら、CD-Rを単なるCD-ROMとして使うにはCD-ROMの場合と同様の方法でいいけど、
  書き込むために使えません。
  CD-Rへの書き込みにはドライバだけではだめで
  専用のソフトが必要なのだけど、
  そもそもMS-DOS上で動くCD-R書き込みソフトがないんですよ。
  たとえ作ったとしても、とても起動ディスクに収まるようなコンパクトなものは作れないだろうね。
  テープドライブの場合もほぼ同じような事情で起動ディスクから使うのは難しいです。
 ネットワークドライブはできるようですが、私はやったことがありません。今調査中です。
 後、沢山のドライバを組み込むとコンベンショナルメモリが足りなくなるという問題が起こります。
  これが起こるとインストール用のSetup.exeが実行できないという事態にもなります。
Q:(憲さん)
 憲さんのマシンはメモリに64MB積んでいるの大丈夫だと思います。
A:(延さん)
 ところがね憲さん。コンベンショナルメモリというのは物理メモリをいくら積んでも起こる
  MS-DOSの非常に厄介な問題なんだよ。
  たとえ256MBのメモリを積んでもMS-DOSでメモリ不足ですと言われてしまうんだ。
Q:(憲さん)
 そっそっそうなんですか。それは知りませんでした。
A:(延さん)
 まあ回避策というか、少なくともWindows95のSetup.exeを実行するくらいにメモリを空ける方法は簡単なので、
  また今度説明します。
  因みにこのことに関してはさすがにWindows98で新しくなった起動ディスクは
  ほぼ完璧に手当てされているので、参考にしてみるといいでしょう。
Q:(あきつぐ)
 ところでノートパソコンでPCカード経由のCD-ROMなんかはどうなの?
A:(延さん)
 当然ATAPIのCD-ROMなのか、SCSIなのかによって上記の手続きは必要な訳だけど、
  PCカードの場合は更に予めPCカードを認識させるため、
  そのドライバを別途組み込む必要があります。
  具体的にはソケットサービスドライバ、カードサービスドライバ、イネーブラなどです。
  これらを一まとめにしたようなポイントイネーブラだけでいい場合もあります。
  詳細はこちら「起動ディスク(DOS)でPCカードを使う方法」に記載しておきます。
  基本的はPCカードの「MS-DOSまたはWindows3.Windows95 の再インストール方法

起動ディスクでCD-ROMを認識する
1998/08/16
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Q:(一郎兄さん)
 のぶさん、Windows95の起動ディスクで、立ち上げるとCD-ROMを認識しないのだけど。
A:(延さん)
 そうです。Windows95の起動ディスク(アプリケーションの追加と削除で作る)で立ち上げた状態というのはWindows95ではなくて、MS-DOSというOSが動いています。正確な表現ではないですが、MS-DOSではシステムで認識できるのはハードディスクドライブとフロッピーディスクドライブだけで、それ以外の機器は必ず特定のドライバが必要です。ですからMS-DOSでCD-ROMなどを使いたい場合は、そのドライバをシステムに組み込む必要があります。
Q:(一郎兄さん)
 では、そのドライバってのを組み込めば認識するんかい?
A:(延さん)
 そうです。OSR2のWindows95などは全てCD-ROMで配布されていますからセットアップには起動ディスクで立ち上げた状態でCD-ROMを認識することは不可欠ですよね。
Q:(憲さん)
 憲さんです。CD-ROMなんてみんな使うのにどうしてあらかじめ組み込んでおいてくれないのでしょう?
A:(延さん)
 ドライバというのは基本的に機器依存なんだよ。ユーザがどのようは機器(この場合はCD-ROM)を使うか分からないソフトウェア会社(もちろんマイクロソフト)としては、あらかじめ起動ディスクに組み込んでしまう訳にいかないんだ。
 Windows95にはプラグアンドプレイという機能があって、接続された機器の種類を判別して適切なドライバを自動的に組み込んでくれるんだけど、MS-DOSというOSにはそのような機能がないので、利用者がいちいち組み込まないといけないという訳。
Q:(のりこ)
 でもWindows98では、起動ディスクからCD-ROMを認識できたわよ。
A:(延さん)
 姉貴、超初心者のわりにはいい指摘だね。そうWindows98ではついに起動ディスクでCD-ROMが認識できるようになったんだよ。
Q:(憲さん)
 プラグアンドプレイができるようになったのですか?
A:(延さん)
 残念ながら、そうではないようだね。後でも説明するけど、機器依存とは言ってもかなり汎用性が高いんだよ。CD-ROMのドライバーって。結局そのへんに期待して汎用性の高そうなドライバを複数あらかじめ用意して、どれかで動くだろうという結構アバウトは方法のようなんだ。まあ僕の場合アップグレード版しか見てないけど、製品版も似たようなものだと思うよ。
 だから動作しない場合も稀にあるということを既に聞いています。特にSCSIのCD-ROMの場合、後述するようにSCSIホストアダプターのためのASPIマネージャというのを組み込む必要があるのだけど、Microsoftが用意したASPIマネージャに、Tekramなどかなり多くのSCSIホストアダプターで使われているSymBiosという会社のSCSIチップに対応したものがないので、結局独自に組み込む必要があると聞いています。
Q:(憲さん)
 結局完全ではないということですね。
A:(延さん)
 そうだね。逆にWindows95の時でもメーカー製のパソコンなんかは、
  大抵CD-ROMなどのドライバを組み込んだセットアップディスクというものが添付されています。
  メーカーパソコンの場合、使用するCD-ROMが既に特定していますから、
  正しいドライバを独自に組み込んでしまうことができる訳ね。
 みんなのマシンはメーカー製だからセットアップディスクが付いていたでしょ。
  一郎兄さんのFMVなんかは
  メンテナンスディスクという名称のセットアップディスクが添付されていたはずですが。
Q:(一郎兄さん)
 ああ、あのディスクがCD-ROMのドライバを組み込んである起動ディスクなわけね。
  ただあれで起動すると勝手にセットアップをはじめてしまうのだけど。
A:(延さん)
 そうなんですよね。余計なことをするようになっているセットアップディスクが多いですね。
  中にはフォーマットもしてしまうものもあるようです。
  確かあきつぐのメビウスがそうだったよね。
Q:(あきつぐ)
 そうそう、メニューに従っていったら、フォーマットしますかって聞くから、
  そのままYesで進んでしまって、フォーマットしちゃったよ。
  アプリケーションも全部入れ直さなくちゃならなくて、とても大変だった。
A:(延さん)
 結構余計なお世話的起動ディスクが多いね。
  まああきつぐの場合は、問い合わせがあったんだから、そこで拒否しても良かった訳だけど、
  初心者には何を拒否すればいいのかも分からないもんね。
  それにもし自分で別のCD-ROMなどを買ってきて繋げたら、
  途端に使えなくなってしまいます。
  ここは頑張って自分で独自の起動ディスクを作る方法を覚えてみましょうか?
Q:(貴子)
 難しいの?
A:(延さん)
 全然! 頑張ってみましょうよ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
A:(延さん)
 まずATAPIのCD-ROMを認識するには次の作業が必要です。
* CD-ROMドライバの用意
* システムへのドライバの組み込み
* MS-DOSのCD拡張
 最初に兎にも角にもドライバというプログラムファイルを用意します。
  ATAPIのCD-ROMの場合、正確にはATAPIのMS-DOS用ドライバが必要ですが、
  CD-ROM用DOSドライバなどという場合もあります。メーカー製のパソコンの場合、
  セットアップディスクに入っていますし、
  どこかにドライバの入ったディスクがある場合もあります。
  CD-ROMの別に購入した場合も、パッケージ品ならほぼ確実にDOS用ドライバとして、
  製品に添付されていると思います。
  バルク品でもDOSのドライバくらいならフロッピーで添付されていることが多いですから、
  よく探してみましょう。
 どうしてもない場合でも、
  大抵Web上で手に入れることができます。
  少なくともドライブのメーカーと型はちゃんと把握しておきましょう。
  それと実はこのATAPIのDOSドライバというのは、大変汎用性が高くて、
  他のメーカーのものでも結構動いてしまいます。
  以前松下のCD-ROMで別の3社のドライバがいずれも使えました。
  因みにドライバのファイル名は必ず、sysという拡張子がついています。
 ドライバを用意したら、次にシステムへの組み込みですが、
  具体的にはドライバを起動ディスクに入れると共に、
  CONFIG.SYSというファイルにデバイス文を記述することで組み込みます。
  このファイルをメモ帳か何かで編集しましょう。
 最初、CONFIG.SYSファイルは以下のような文だけが書かれていると思います。
[CONFIG.SYS (初期状態 Windows95 OSR2の場合)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
 今ここに貴子のFMV DESKPOWER SEの場合で説明しましょう。
  このマシンのCD-ROMは松下寿製で、ATAPIドライバ「CR_ATAPI.SYS」が
  セットアップディスクのほかにアプリケーションCDにも入っていました。
  このドライバをCONFIG.SYSファイルに組み込んでみます。
[CONFIG.SYS(ATAPIドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ATAPIデバイスドライバ for ATAPI-CD-ROM
DEVICE=CR_ATAPI.SYS /D:MSCD000
 最後の1行がそうです。「DEVICE=ATAPIドライバ名 オプション...」という書式です。
Q:(あきつぐ)
 /D:MSCD000って何?
A:(延さん)
 /D:というのはデバイスオプションスイッチといって、
  その直後にデバイス名を指定します。
  このデバイス名(上記の場合MSCD000)はなんでもいいのです。
  適当なもので構いません。
  ただし後で説明するMSCDEX.EXEのオプションと一致させなければいけません。
Q:(貴子)
 適当でいいけど、無いとだめなのね?
A:(延さん)
 そう。デバイスオプションスイッチは必ず記述して下さい。
 そして最後にMS-DOSのCD拡張です。MS-DOSというOSで採用されているファイルシステムは
  FAT(File Allocation Table)というものですが、
  CD-ROMではそれと全く違うファイルシステムISO 9660が採用されています。
  そこでMS-DOSがこのCD-ROMのファイルシステムを使えるように、
  MS-DOSを拡張してやる必要があります。
  具体的にはMSCDEX.EXE(MicroSoft Compact Disk EXtension)というプログラムを実行するだけです。
  手でコマンド入力してもいいのですが、
  MS-DOSにもWindowsのスタートアップのように起動時にプログラムを自動実行させる方法があるので、
  それを利用します。
 AUTOEXEC.BATというファイルにMSCDEX.EXEを実行する文を記述します。
  このAUTOEXEC.BATというファイルがその名前が示しているように
  MS-DOSが起動されると自動的に実行されるバッチファイルで、
  ここに自動実行したいコマンドやプログラムを記述しておけば、自動的に実行されます。
 メーカー製のパソコンなどで、セットアップディスクで起動しただけで、
  勝手にセットアップやフォーマットをはじめてしまうのは、
  みなこのファイルにそのようなコマンドが記述されているのです。
 因みにこのAUTOEXEC.BATファイルは、元々の起動ディスクには存在しないので、
  新規作成で作って下さい。
Q:(一郎兄さん)
 ところでそのMSCDEX.EXEというプログラムはどこにあるの?
A:(延さん)
 あっそうでしたね。このファイルはWindows95のCD-ROMにも入ってますし、
  Windowsフォルダ¥Commandというフォルダにもあります。
  で、見つけたらやはり起動ディスクにいれ、
  AUTOEXEC.BATに次のように記述して、実行させます。
[AUTOEXEC.BAT(MSCDEXの実行)]
A:¥MSCDEX.EXE /D:MSCD000
 やはりデバイスオプションスイッチが記述してあり、
  CONFIG.SYSに記述したドライバ組み込みのデバイス文で指定したものと同じものを指定します。
 これでドライバの組み込みとCD-ROMを読める環境が整います。どうです? 簡単でしょ。
Q:(憲さん)
 なんだ結構簡単だったんですね。しかしSCSIのCD-ROMも同じようにできるのですか?
A:(延さん)
 さっきもちょっと説明したけど、SCSIの場合はちょっと違います。
  違うというか、もう一つだけやっておかねばならないことがあります。
 それはSCSIのドライバの組み込みです。
  正確にはSCSIホストアダプタのASPIマネージャを組み込む必要があります。
  ASPIマネージャもやはりSCSIカードなどに添付されているのが普通ですが、
  WebなどでGetすることもできます。
Q:(貴子)
 「ASPIマネージャ」って何?
A:(延さん)
 正確に説明すると難しいというか、SCSIの歴史からひも解いていかないとならないけど、
  名前が示す通り単なるマネージャで、
  まあSCSIカードのドライバだと思っていても構わないです。
  因みに「ASPI」とはAdvanced SCSI Program Interfaceの頭文字です。
 組み込み方は、CD-ROMのデバイスドライバの場合と同様、CONFIG.SYSにデバイス文を記述することで行います。
  注意しなければならないのは、必ずデバイスドライバより先に組み込まなければならないことです。
  具体的にはデバイス文を先に書けばいいだけですが。
 私の自作マシンは、SCSIカードとしてAdaptecのAHA-2940Uを、
  SCSI CD-ROMにPioneerのDR-533を使っていますが、次にその場合の記述例を示します。
[CONFIG.SYS(ASPIマネージャとSCSI CD-ROMドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for Pioneer DR-533
DEVICE=DRD60ASP.SYS /D:MSCD000
 AUTOEXEC.BATに関しては、ATAPIの場合と全く同じです。
 またデバイスドライバの方はATAPIのものと同様に汎用性が高く、
  ホストアダプタ(SCSIカード)側が持っている(用意している)CD-ROM用のデバイスドライバが
  大抵のCD-ROMに使えてしまいますから、
  デバイスドライバが手に入れられない場合も困ることはないでしょう。
  Adaptecの場合ASPICD.SYSというCD-ROM用の汎用デバイスドライバがあり、
  大抵のCD-ROMがこれでOKです。私のPioneerのDR-533も大丈夫でした。
  Tekramのカードなどにもこのような汎用デバイスドライバ(TRMCD.SYS)があります。
 更にホストアダプタも選ばない汎用デバイスドライバもWeb上にあり、結構使えます。
  少なくとも私の環境では問題なく使えました。ものはヴェクターのライブラリにありました。
 どうです? こちらもどうってことないでしょ。
Q:(貴子)
 ええ簡単ね。これなら私にもできるわ。
A:(延さん)
 そうだろ。それにここまでできれば、後MOやPD(リムーバブルディスクとして使う場合)、Zipなどの
  リムーバブルディスクを認識する方法もいたって簡単だよ。
  CD-ROMの場合と同じようにASPIマネージャの組み込みの後にMOやPDのデバイスドライバを組み込めばいいだけ。
  その上リムーバブルディスクの場合は、ファイルシステムがFATなので、
  CD-ROMのようにMS-DOSを拡張する必要がありません。
  従ってAUTOEXEC.BATで何も実行する必要がないんです。
 ドライバはやはり製品に添付されているか、Webなどでも取得できます。
  またCD-ROMの場合と同じようにSCSIホストアダプタ側に、
  リムーバブルディスク汎用のデバイスドライバが普通は用意されています。
  AdaptecではASPIDISK.SYS、TekramではTRMDISK.SYSという
  汎用リムーバブルディスク用DOSデバイスドライバが用意されてました。
  いずれも私は使ったことがありませんが、
  大抵のリムーバブルディスクに使えるはずです。
 以下に私のマシンのコニカのMO(OMD-7060)を専用のDOSドライバで認識させた場合の
  CONFIG.SYSを示します。
[CONFIG.SYS(MOドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for KONICA OMD-7060
DEVICE=MSDRVR.SYS -OB -O2K
Q:(憲さん)
 CD-Rなんかもこれでいける訳ですか?
A:(延さん)
 残念ながら、CD-Rを単なるCD-ROMとして使うにはCD-ROMの場合と同様の方法でいいけど、
  書き込むために使えません。
  CD-Rへの書き込みにはドライバだけではだめで
  専用のソフトが必要なのだけど、
  そもそもMS-DOS上で動くCD-R書き込みソフトがないんですよ。
  たとえ作ったとしても、とても起動ディスクに収まるようなコンパクトなものは作れないだろうね。
  テープドライブの場合もほぼ同じような事情で起動ディスクから使うのは難しいです。
 ネットワークドライブはできるようですが、私はやったことがありません。今調査中です。
 後、沢山のドライバを組み込むとコンベンショナルメモリが足りなくなるという問題が起こります。
  これが起こるとインストール用のSetup.exeが実行できないという事態にもなります。
Q:(憲さん)
 憲さんのマシンはメモリに64MB積んでいるの大丈夫だと思います。
A:(延さん)
 ところがね憲さん。コンベンショナルメモリというのは物理メモリをいくら積んでも起こる
  MS-DOSの非常に厄介な問題なんだよ。
  たとえ256MBのメモリを積んでもMS-DOSでメモリ不足ですと言われてしまうんだ。
Q:(憲さん)
 そっそっそうなんですか。それは知りませんでした。
A:(延さん)
 まあ回避策というか、少なくともWindows95のSetup.exeを実行するくらいにメモリを空ける方法は簡単なので、
  また今度説明します。
  因みにこのことに関してはさすがにWindows98で新しくなった起動ディスクは
  ほぼ完璧に手当てされているので、参考にしてみるといいでしょう。
Q:(あきつぐ)
 ところでノートパソコンでPCカード経由のCD-ROMなんかはどうなの?
A:(延さん)
 当然ATAPIのCD-ROMなのか、SCSIなのかによって上記の手続きは必要な訳だけど、
  PCカードの場合は更に予めPCカードを認識させるため、
  そのドライバを別途組み込む必要があります。
  具体的にはソケットサービスドライバ、カードサービスドライバ、イネーブラなどです。
  これらを一まとめにしたようなポイントイネーブラだけでいい場合もあります。
  詳細はこちら「起動ディスク(DOS)でPCカードを使う方法」に記載しておきます。
  基本的はPCカードの「MS-DOSまたはWindows3.1での使い方」といったマニュアルに従うことになると思います。
  またMS-DOSのCD拡張に関しては変わりありませんので、
  Autoexec.batは同様に作ればいいはずです。
Q:(あきつぐ)
 ところでCD-ROMならWindows95のインストールに必要だから、
  起動ディスクで立ち上げた状態で認識したいというのは分かるけど、
  MOとかを起動ディスクで認識する必要ってあるの?
A:(延さん)
 それがあるんだな。それについてはこちら「システムをフルバックアップしたい)」で説明しています。Windows95 の再インストール方法

起動ディスクでCD-ROMを認識する
1998/08/16
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Q:(一郎兄さん)
 のぶさん、Windows95の起動ディスクで、立ち上げるとCD-ROMを認識しないのだけど。
A:(延さん)
 そうです。Windows95の起動ディスク(アプリケーションの追加と削除で作る)で立ち上げた状態というのはWindows95ではなくて、MS-DOSというOSが動いています。正確な表現ではないですが、MS-DOSではシステムで認識できるのはハードディスクドライブとフロッピーディスクドライブだけで、それ以外の機器は必ず特定のドライバが必要です。ですからMS-DOSでCD-ROMなどを使いたい場合は、そのドライバをシステムに組み込む必要があります。
Q:(一郎兄さん)
 では、そのドライバってのを組み込めば認識するんかい?
A:(延さん)
 そうです。OSR2のWindows95などは全てCD-ROMで配布されていますからセットアップには起動ディスクで立ち上げた状態でCD-ROMを認識することは不可欠ですよね。
Q:(憲さん)
 憲さんです。CD-ROMなんてみんな使うのにどうしてあらかじめ組み込んでおいてくれないのでしょう?
A:(延さん)
 ドライバというのは基本的に機器依存なんだよ。ユーザがどのようは機器(この場合はCD-ROM)を使うか分からないソフトウェア会社(もちろんマイクロソフト)としては、あらかじめ起動ディスクに組み込んでしまう訳にいかないんだ。
 Windows95にはプラグアンドプレイという機能があって、接続された機器の種類を判別して適切なドライバを自動的に組み込んでくれるんだけど、MS-DOSというOSにはそのような機能がないので、利用者がいちいち組み込まないといけないという訳。
Q:(のりこ)
 でもWindows98では、起動ディスクからCD-ROMを認識できたわよ。
A:(延さん)
 姉貴、超初心者のわりにはいい指摘だね。そうWindows98ではついに起動ディスクでCD-ROMが認識できるようになったんだよ。
Q:(憲さん)
 プラグアンドプレイができるようになったのですか?
A:(延さん)
 残念ながら、そうではないようだね。後でも説明するけど、機器依存とは言ってもかなり汎用性が高いんだよ。CD-ROMのドライバーって。結局そのへんに期待して汎用性の高そうなドライバを複数あらかじめ用意して、どれかで動くだろうという結構アバウトは方法のようなんだ。まあ僕の場合アップグレード版しか見てないけど、製品版も似たようなものだと思うよ。
 だから動作しない場合も稀にあるということを既に聞いています。特にSCSIのCD-ROMの場合、後述するようにSCSIホストアダプターのためのASPIマネージャというのを組み込む必要があるのだけど、Microsoftが用意したASPIマネージャに、Tekramなどかなり多くのSCSIホストアダプターで使われているSymBiosという会社のSCSIチップに対応したものがないので、結局独自に組み込む必要があると聞いています。
Q:(憲さん)
 結局完全ではないということですね。
A:(延さん)
 そうだね。逆にWindows95の時でもメーカー製のパソコンなんかは、
  大抵CD-ROMなどのドライバを組み込んだセットアップディスクというものが添付されています。
  メーカーパソコンの場合、使用するCD-ROMが既に特定していますから、
  正しいドライバを独自に組み込んでしまうことができる訳ね。
 みんなのマシンはメーカー製だからセットアップディスクが付いていたでしょ。
  一郎兄さんのFMVなんかは
  メンテナンスディスクという名称のセットアップディスクが添付されていたはずですが。
Q:(一郎兄さん)
 ああ、あのディスクがCD-ROMのドライバを組み込んである起動ディスクなわけね。
  ただあれで起動すると勝手にセットアップをはじめてしまうのだけど。
A:(延さん)
 そうなんですよね。余計なことをするようになっているセットアップディスクが多いですね。
  中にはフォーマットもしてしまうものもあるようです。
  確かあきつぐのメビウスがそうだったよね。
Q:(あきつぐ)
 そうそう、メニューに従っていったら、フォーマットしますかって聞くから、
  そのままYesで進んでしまって、フォーマットしちゃったよ。
  アプリケーションも全部入れ直さなくちゃならなくて、とても大変だった。
A:(延さん)
 結構余計なお世話的起動ディスクが多いね。
  まああきつぐの場合は、問い合わせがあったんだから、そこで拒否しても良かった訳だけど、
  初心者には何を拒否すればいいのかも分からないもんね。
  それにもし自分で別のCD-ROMなどを買ってきて繋げたら、
  途端に使えなくなってしまいます。
  ここは頑張って自分で独自の起動ディスクを作る方法を覚えてみましょうか?
Q:(貴子)
 難しいの?
A:(延さん)
 全然! 頑張ってみましょうよ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
A:(延さん)
 まずATAPIのCD-ROMを認識するには次の作業が必要です。
* CD-ROMドライバの用意
* システムへのドライバの組み込み
* MS-DOSのCD拡張
 最初に兎にも角にもドライバというプログラムファイルを用意します。
  ATAPIのCD-ROMの場合、正確にはATAPIのMS-DOS用ドライバが必要ですが、
  CD-ROM用DOSドライバなどという場合もあります。メーカー製のパソコンの場合、
  セットアップディスクに入っていますし、
  どこかにドライバの入ったディスクがある場合もあります。
  CD-ROMの別に購入した場合も、パッケージ品ならほぼ確実にDOS用ドライバとして、
  製品に添付されていると思います。
  バルク品でもDOSのドライバくらいならフロッピーで添付されていることが多いですから、
  よく探してみましょう。
 どうしてもない場合でも、
  大抵Web上で手に入れることができます。
  少なくともドライブのメーカーと型はちゃんと把握しておきましょう。
  それと実はこのATAPIのDOSドライバというのは、大変汎用性が高くて、
  他のメーカーのものでも結構動いてしまいます。
  以前松下のCD-ROMで別の3社のドライバがいずれも使えました。
  因みにドライバのファイル名は必ず、sysという拡張子がついています。
 ドライバを用意したら、次にシステムへの組み込みですが、
  具体的にはドライバを起動ディスクに入れると共に、
  CONFIG.SYSというファイルにデバイス文を記述することで組み込みます。
  このファイルをメモ帳か何かで編集しましょう。
 最初、CONFIG.SYSファイルは以下のような文だけが書かれていると思います。
[CONFIG.SYS (初期状態 Windows95 OSR2の場合)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
 今ここに貴子のFMV DESKPOWER SEの場合で説明しましょう。
  このマシンのCD-ROMは松下寿製で、ATAPIドライバ「CR_ATAPI.SYS」が
  セットアップディスクのほかにアプリケーションCDにも入っていました。
  このドライバをCONFIG.SYSファイルに組み込んでみます。
[CONFIG.SYS(ATAPIドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ATAPIデバイスドライバ for ATAPI-CD-ROM
DEVICE=CR_ATAPI.SYS /D:MSCD000
 最後の1行がそうです。「DEVICE=ATAPIドライバ名 オプション...」という書式です。
Q:(あきつぐ)
 /D:MSCD000って何?
A:(延さん)
 /D:というのはデバイスオプションスイッチといって、
  その直後にデバイス名を指定します。
  このデバイス名(上記の場合MSCD000)はなんでもいいのです。
  適当なもので構いません。
  ただし後で説明するMSCDEX.EXEのオプションと一致させなければいけません。
Q:(貴子)
 適当でいいけど、無いとだめなのね?
A:(延さん)
 そう。デバイスオプションスイッチは必ず記述して下さい。
 そして最後にMS-DOSのCD拡張です。MS-DOSというOSで採用されているファイルシステムは
  FAT(File Allocation Table)というものですが、
  CD-ROMではそれと全く違うファイルシステムISO 9660が採用されています。
  そこでMS-DOSがこのCD-ROMのファイルシステムを使えるように、
  MS-DOSを拡張してやる必要があります。
  具体的にはMSCDEX.EXE(MicroSoft Compact Disk EXtension)というプログラムを実行するだけです。
  手でコマンド入力してもいいのですが、
  MS-DOSにもWindowsのスタートアップのように起動時にプログラムを自動実行させる方法があるので、
  それを利用します。
 AUTOEXEC.BATというファイルにMSCDEX.EXEを実行する文を記述します。
  このAUTOEXEC.BATというファイルがその名前が示しているように
  MS-DOSが起動されると自動的に実行されるバッチファイルで、
  ここに自動実行したいコマンドやプログラムを記述しておけば、自動的に実行されます。
 メーカー製のパソコンなどで、セットアップディスクで起動しただけで、
  勝手にセットアップやフォーマットをはじめてしまうのは、
  みなこのファイルにそのようなコマンドが記述されているのです。
 因みにこのAUTOEXEC.BATファイルは、元々の起動ディスクには存在しないので、
  新規作成で作って下さい。
Q:(一郎兄さん)
 ところでそのMSCDEX.EXEというプログラムはどこにあるの?
A:(延さん)
 あっそうでしたね。このファイルはWindows95のCD-ROMにも入ってますし、
  Windowsフォルダ¥Commandというフォルダにもあります。
  で、見つけたらやはり起動ディスクにいれ、
  AUTOEXEC.BATに次のように記述して、実行させます。
[AUTOEXEC.BAT(MSCDEXの実行)]
A:¥MSCDEX.EXE /D:MSCD000
 やはりデバイスオプションスイッチが記述してあり、
  CONFIG.SYSに記述したドライバ組み込みのデバイス文で指定したものと同じものを指定します。
 これでドライバの組み込みとCD-ROMを読める環境が整います。どうです? 簡単でしょ。
Q:(憲さん)
 なんだ結構簡単だったんですね。しかしSCSIのCD-ROMも同じようにできるのですか?
A:(延さん)
 さっきもちょっと説明したけど、SCSIの場合はちょっと違います。
  違うというか、もう一つだけやっておかねばならないことがあります。
 それはSCSIのドライバの組み込みです。
  正確にはSCSIホストアダプタのASPIマネージャを組み込む必要があります。
  ASPIマネージャもやはりSCSIカードなどに添付されているのが普通ですが、
  WebなどでGetすることもできます。
Q:(貴子)
 「ASPIマネージャ」って何?
A:(延さん)
 正確に説明すると難しいというか、SCSIの歴史からひも解いていかないとならないけど、
  名前が示す通り単なるマネージャで、
  まあSCSIカードのドライバだと思っていても構わないです。
  因みに「ASPI」とはAdvanced SCSI Program Interfaceの頭文字です。
 組み込み方は、CD-ROMのデバイスドライバの場合と同様、CONFIG.SYSにデバイス文を記述することで行います。
  注意しなければならないのは、必ずデバイスドライバより先に組み込まなければならないことです。
  具体的にはデバイス文を先に書けばいいだけですが。
 私の自作マシンは、SCSIカードとしてAdaptecのAHA-2940Uを、
  SCSI CD-ROMにPioneerのDR-533を使っていますが、次にその場合の記述例を示します。
[CONFIG.SYS(ASPIマネージャとSCSI CD-ROMドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for Pioneer DR-533
DEVICE=DRD60ASP.SYS /D:MSCD000
 AUTOEXEC.BATに関しては、ATAPIの場合と全く同じです。
 またデバイスドライバの方はATAPIのものと同様に汎用性が高く、
  ホストアダプタ(SCSIカード)側が持っている(用意している)CD-ROM用のデバイスドライバが
  大抵のCD-ROMに使えてしまいますから、
  デバイスドライバが手に入れられない場合も困ることはないでしょう。
  Adaptecの場合ASPICD.SYSというCD-ROM用の汎用デバイスドライバがあり、
  大抵のCD-ROMがこれでOKです。私のPioneerのDR-533も大丈夫でした。
  Tekramのカードなどにもこのような汎用デバイスドライバ(TRMCD.SYS)があります。
 更にホストアダプタも選ばない汎用デバイスドライバもWeb上にあり、結構使えます。
  少なくとも私の環境では問題なく使えました。ものはヴェクターのライブラリにありました。
 どうです? こちらもどうってことないでしょ。
Q:(貴子)
 ええ簡単ね。これなら私にもできるわ。
A:(延さん)
 そうだろ。それにここまでできれば、後MOやPD(リムーバブルディスクとして使う場合)、Zipなどの
  リムーバブルディスクを認識する方法もいたって簡単だよ。
  CD-ROMの場合と同じようにASPIマネージャの組み込みの後にMOやPDのデバイスドライバを組み込めばいいだけ。
  その上リムーバブルディスクの場合は、ファイルシステムがFATなので、
  CD-ROMのようにMS-DOSを拡張する必要がありません。
  従ってAUTOEXEC.BATで何も実行する必要がないんです。
 ドライバはやはり製品に添付されているか、Webなどでも取得できます。
  またCD-ROMの場合と同じようにSCSIホストアダプタ側に、
  リムーバブルディスク汎用のデバイスドライバが普通は用意されています。
  AdaptecではASPIDISK.SYS、TekramではTRMDISK.SYSという
  汎用リムーバブルディスク用DOSデバイスドライバが用意されてました。
  いずれも私は使ったことがありませんが、
  大抵のリムーバブルディスクに使えるはずです。
 以下に私のマシンのコニカのMO(OMD-7060)を専用のDOSドライバで認識させた場合の
  CONFIG.SYSを示します。
[CONFIG.SYS(MOドライバの組み込み)]
DEVICE=BILING.SYS
DEVICE=JFONT.SYS /MSG=OFF
DEVICE=JDISP.SYS /HS=LC
DEVICE=JKEYB.SYS
DEVICE=HIMEM.SYS
REM *** ASPIマネージャ for Adaptec AHA2940/U/AU/UW
DEVICE=ASPI8DOS.SYS
REM *** ASPIデバイスドライバ for KONICA OMD-7060
DEVICE=MSDRVR.SYS -OB -O2K
Q:(憲さん)
 CD-Rなんかもこれでいける訳ですか?
A:(延さん)
 残念ながら、CD-Rを単なるCD-ROMとして使うにはCD-ROMの場合と同様の方法でいいけど、
  書き込むために使えません。
  CD-Rへの書き込みにはドライバだけではだめで
  専用のソフトが必要なのだけど、
  そもそもMS-DOS上で動くCD-R書き込みソフトがないんですよ。
  たとえ作ったとしても、とても起動ディスクに収まるようなコンパクトなものは作れないだろうね。
  テープドライブの場合もほぼ同じような事情で起動ディスクから使うのは難しいです。
 ネットワークドライブはできるようですが、私はやったことがありません。今調査中です。
 後、沢山のドライバを組み込むとコンベンショナルメモリが足りなくなるという問題が起こります。
  これが起こるとインストール用のSetup.exeが実行できないという事態にもなります。
Q:(憲さん)
 憲さんのマシンはメモリに64MB積んでいるの大丈夫だと思います。
A:(延さん)
 ところがね憲さん。コンベンショナルメモリというのは物理メモリをいくら積んでも起こる
  MS-DOSの非常に厄介な問題なんだよ。
  たとえ256MBのメモリを積んでもMS-DOSでメモリ不足ですと言われてしまうんだ。
Q:(憲さん)
 そっそっそうなんですか。それは知りませんでした。
A:(延さん)
 まあ回避策というか、少なくともWindows95のSetup.exeを実行するくらいにメモリを空ける方法は簡単なので、
  また今度説明します。
  因みにこのことに関してはさすがにWindows98で新しくなった起動ディスクは
  ほぼ完璧に手当てされているので、参考にしてみるといいでしょう。
Q:(あきつぐ)
 ところでノートパソコンでPCカード経由のCD-ROMなんかはどうなの?
A:(延さん)
 当然ATAPIのCD-ROMなのか、SCSIなのかによって上記の手続きは必要な訳だけど、
  PCカードの場合は更に予めPCカードを認識させるため、
  そのドライバを別途組み込む必要があります。
  具体的にはソケットサービスドライバ、カードサービスドライバ、イネーブラなどです。
  これらを一まとめにしたようなポイントイネーブラだけでいい場合もあります。
  詳細はこちら「起動ディスク(DOS)でPCカードを使う方法」に記載しておきます。
  基本的はPCカードの「MS-DOSまたはWindows3.1での使い方」といったマニュアルに従うことになると思います。
  またMS-DOSのCD拡張に関しては変わりありませんので、
  Autoexec.batは同様に作ればいいはずです。
Q:(あきつぐ)
 ところでCD-ROMならWindows95のインストールに必要だから、
  起動ディスクで立ち上げた状態で認識したいというのは分かるけど、
  MOとかを起動ディスクで認識する必要ってあるの?
A:(延さん)
 それがあるんだな。それについてはこちら「システムをフルバックアップしたい)」で説明しています。
  さて皆さん、起動ディスクでCD-ROMなどを認識する方法はよくわかったでしょ。
Q:(初心者の皆さん)
 はーい!
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http://www37.tok2.com/home/nobusan/faq/windows/startdisk/startdisk.html







1998年4月8日水曜日

[OS] Windows95・98起動Disk改造

[OS] Windows95・98起動Disk改造
Windows95・98共に、同時進行で解説
以下、
Windows98起動Diskを 98起動Disk
Windows95起動Diskを 95起動Disk
と記入します。
■ 98x1シリーズ用 98起動Diskは、起動時にMenuを表示し、各CD-ROMの選択起動が可能な、大変便利な機能があります。 
この機能を95起動Diskにも移植します。 また98起動Diskは、通常の起動Diskに比べ、1ランク上の起動Diskになるでしょう。
■ 上記で示している起動Diskとは、
Windows95・Windows98共に「コントロールパネル・アプリケーションの追加と削除・起動ディスクの作成」で作れるもので結構です。 
またセットアップ時に作成したものでも同じなのでどちらでも構いません。
1. まずは起動ディスクを用意したブランクFDにコピーする。 この作業はWindows98・95共に同じです。 このコピーしたFDをベースに、改造します。 オリジナルの起動Diskは、必要に応じて使用できるように、どこかに保存して置く。
2. そのコピーしたFD内で、あまり必要でないFileを削除します。 
以下のFileは、ほとんど起動Mene(F8)のDOSプロンプトOnlyで起動すれば、使用できるFileばかり。 
Windowsがセットアップしてある状態のみですが。(セットアップしていない状況なら、必要もないだろうし) どうしても必要なFileがある場合は、オリジナルの起動Diskを使用して下さい。(各自必要なものは削除しない)
3. Windows95の方は、98起動DiskからCD-ROMのドライバーを 2.であまり必要でないFileを削除したFDにコピーする。(Fileの先頭文字がnec~で始まるFile(nec*.sys)5個)
Mscdex.exeも同様に、CD-ROMを認識させるのに必要なので、Ebd.cab FileをExtract.exeで展開してコピーする。(Mscdex.exeはDOS 6.2やWindows95内の\Windows\commandのものでも可能だと思われます)
Windows98の方は、CABファイルを展開した中から 2.であまり必要でないFileを削除したFDに、以下のFileをコピーする
4. EMS(Emm386.exe)が必要であれば、Windowsをインストールしたフォンダ(\Windows)から、FDにコピーして置くとよい。
5. これで起動Diskで必要なFileがFD内に入りました。 コマンドFileの準備万端です。 Config.sys・Autoexec.batへと進みます。
6. 98起動Diskは、RamDiskを作成し、ツールを展開しますが、これでは起動が遅いのと、RamDiskにFileを展開するのに失敗する時があるので、RamDiskを作らないで起動します。 Config.sys・Autoexec.batを以下のように編集します。
以下の解説は、私が独自に解析したものであり、間違いがある場合があります。 見つけたら教えてね!
■Menu項目
menuitem = [実行セクション名],[Menu表示文字列]
menuitemは9項目しか設定できません。(Menu番号が9項目の為) 98起動Diskの場合、menuitem = ~ の部分が、そのままMenuに表示される文字列になっていますが、この方式ではMenuにスペース(空白)や好きなことが書けないことから、menuitem = [実行セクション名],[Menu表示文字列]変更します。
[実行セクション名],は、[実行セクション名]を実行すると言う意味です。(Menuの[実行セクション名]と下の[実行セクション名]は、同じでなければなりません)
[Menu表示文字列]は、Menuに表示する文字列を記入します。 Menu項目に表示できる文字数は1行で、Menu番号を含まない76文字まで。 それ以降は、記入があっても無効。(表示されません)
各自使用するCD-ROMをMenuに追加する場合は、ここに記入と、実行セクションを作成する必要があります。
menudefault = [デフォルトセクション実行名(カーソル位置)],[秒]
menudefault = [デフォルトセクション実行名(カーソル位置)] に書かれているものが、デフォルトのカーソル位置になります。
[秒]は、何秒後にデフォルトを実行するか。 私の場合は10秒後に設定
注意
95起動Diskの場合、98起動Diskのように、「menudefault = CD-ROM/CD-R/DVD-ROMドライブを使用しない」にした場合は、この命令文(menudefault = ~)を記入しないか、;(セミコロン)で無効化して下さい。 無効化しなかった場合、起動時に自動的にMenuが表示されません。 Menuを表示させるには「Windowsを起動します」と表示後、ESCキーを押すか、F8を押してBootMenu標準・コマンドプロンプットなどの項目を選択しないとMenuは表示されず、menudefault = ~ が選択されて自動に起動してしまいます。 menudefault =の後ろの項目は、[Menu表示文字列]ではなく、[デフォルトセクション実行名]を記入しなければなりません。
menucolor=7,0
Menuの文字の色とカーソルの色を決める定義。 数字を替えることにより、表示色が変更可能。
[COMMON]
このセクションは、Menu項目実行後に実行するエリアです。 共通のものを書く場所。
各実行セクション [ ~ ] について
Menuで選択されたものを実行します。 使用するCD-ROMのドライバーなどを記入。
7. このようにConfig.sysを編集してしまえば、95起動Diskでも98起動Diskのように、Menu画面が表示されます。 さらに98起動Diskは、menuitem = [実行セクション名],[Menu表示文字列]になっていないので好きな文章やスペース(空白)が使用できません。 上記のようにすることで可能になります。 またまたさらに98起動DiskのMenu番号 2. と3. は、同じCD-ROMのディバイス(ドライバー)を使用しているので、1つに編集してしまうのもいいでしょう。 同様に、Menu番号 4. と5. も、同じディバイス(ドライバー)です。 1行(76文字以内)に表示できないから、このようになっているのではないかと思われます。
IF EXIST cd_101 goto cd
もし、cd_101があれば :cd に移動すると言う意味。 無かった場合は、下のEcho文を表示して終了するようになってます。 このような設定にしておけば、Config.sysを見て分かるようにCD-ROM名をcd_101に統一してあるので、cd_101があればMscdex.exeを実行する設定になっています。
if "%config%"=="~" goto ~
もし、Config.sysのMenu項目で、~を選択したら、~に移動と言う意味
ここではMenuでNoを選択したらendに移動。
8. 上記のようにConfig.sys・Autoexec.batを編集すれば、95起動Diskでも98起動Disk同等になります。 私の場合は1.44MBのFDで作成し、まだ容量に余裕があるのでVzとFilmtn、さらにHDDのアクセスランプ表示などを入れてあります。 そしてMenuに、ScsiのAspi Fuck でCD-ROMを認識させるものを追加しました。 これは「何でもこい!」のOA販売センター用のMenu設定であって、ましてやNECのCD-ROMをお持ちでなければ、ドライバーや、その項目Menuは必要ありません。 各自必要なCD-ROMのドライバーさえあればいい訳であって、すべて98起動Diskと同じにする必要もありません。 各自使用するCD-ROMを、Menuに加えてみてはいかがでしょう。 MO・PDなんかも認識できるものも、簡単に作れます。
9. DOS用(16BITアプリケーション)を使用して、VFATがどうたらこうたらと、文句を言われるようであれば、Config.sysの[COMMON]にdevice = ifshlp.sysを追加して下さい。 FileはWindowsをインストールしたフォンダ(\Windows)のifshlp.sysと\Windows\system\vmm32のifsmgr.vxdをFDにコピーし、[COMMAND]セクションにディバイス登録して下さい。
Windows98の方で、16BITアプリケーションを使用する方は、上記の対策を必ず行って下さい。 16BITアプリケーションを使用しないのであれば、この作業は必要ありません。
注意
Windows95・98では、VFAT(ロングファイル名)が使える為、それに対応したFilerでないと、ロングファイル名を使用したFileの移動・変更・削除は避けて下さい。 VFATの関係で、Windowsシステムが破壊される可能性があります。 8の3(ファイルの文字数)であれば、問題はないと思いますが(若干問題がある場合あり)、Windowsに慣れるまでは、Windows95・98の領域で、VFATに対応していないDOS 16BITアプリケーションは、使用しない方が無難でしょう。

a EPSON PC's Generation Ago
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/2776/index.html












Windows95・98起動Disk改造
あまり必要でないFile
95起動Diskの場合
File Name備考
Attrib.exe属性を替える File
Debug.exeDebug用 File
Ebd.sys?(0バイト File)
Edite.exeText Editer File
私は使い慣れたVzを使うので削除
Regedit.exeレジストリEditer File
Uninstal.exeアンインストール用 File
Scandisk.ini
?(Scandisk定義 File)
Windows95・98起動Disk改造
あまり必要でないFile
98起動Diskの場合
File Name備考
Ebd.cab Windows98のツール群CAB File
Fileを展開したら不要
Extract.exe CAB File展開 File
CAB Fileなどを展開するなら残す
Ext.exe 対話系CAB展開 File
Extract.exe
Findramd.exe RamDisk検索 File
Ebd.sys ?(0バイト File)
Ramdrive.sys RamDisk作成 File
Readme.txt 説明 File
Setramd.bat Ramdisk作成バッチ File
Windows95・98起動Disk改造/CD-ROMのドライバー
CD-ROMのドライバー
Neccdb.sys
Neccdd.sys
Neccdj.sys
Necckd.sys
Neccdm.sys
各自必要でないものはコピーしない
Windows95・98起動Disk改造/CABファイル
CABファイル内で必要なFile
Chkdsk.exe
Format.com
Mscdex.exe
Scandisk.exe
sys.com
各自必要でないものはコピーしない
Windows95・98起動Disk改造/Config.sys設定
Config.sys 設定例 Version 1.10
[Menu]
menuitem = Gscd,GS/Ce/Ap2/An/XaC10W CD-ROM Support.
menuitem = 103cd,CD103/60/60D/60F/170/170N/180/180X/600/800 CD-ROM Support.
menuitem = Cscd,Cs2/Xs/Xp/Xn/XaC9W/Ce2/Xt/As3/Ap3/Cb/Xf CD-ROM Support.
menuitem = 60dcd,CD60D CD-ROM Support.
menuitem = ct-v200cd,Ct20/V200M7 CD-ROM Support.
menuitem = Rcd,Rs20/Rv20/RsⅡ26/RvⅡ26 CD-ROM Support.
menuitem = Othernec,上記ドライバで使用不可の内蔵CD-ROM/CD-R/DVD-ROM CD-ROM Support.
menuitem = scsiaspi,Scsi aspi (My Costom Version) CD-ROM Support.
menuitem = No,No CD-ROM
menudefault = scsiaspi,10
menucolor=7,0

[No]


[Gscd]
devicehigh = neccdb.sys /D:cd_101

[103cd]
devicehigh = neccdb.sys /D:cd_101

[Cscd]
devicehigh = neccdd.sys /D:cd_101

[60dcd] devicehigh = neccdd.sys /D:cd_101

[ct-v200cd]
devicehigh = neccdj.sys /D:cd_101

[Rcd]
devicehigh = necckd.sys /D:cd_101

[Othernec]
devicehigh = neccdm.sys /D:cd_101

[Scsiaspi]
device = icmdos.sys
devicehigh = rexcd.sys /D:cd_101 /I:6

[COMMON]
files = 30
buffers = 20
dos = high,umb
device = himem.sys /verbose
device = emm386.exe /umb /verbose
shell = command.com /p
lastdrive = z

98起動Diskと見比べるとわかりますが、Config.sysの内容に若干違いがあります。
詳しくは下記の解説をご覧ください。

Windows95・98起動Disk改造/Autoexec.bat設定
Autoexec.bat 設定例 Version 1.10
@echo off
if "%config%"=="No" goto end
if exist cd_101 goto cd

cls
echo.
echo CD-ROM Not Contact or CD-ROM Nothing
echo.
goto end

:cd
mscdex /D:cd_101 /e /k
goto end

:end