1984年2月11日土曜日

[PCゲーム] NEC PC-8801ゲーム,レリクス~驚愕の高品質グラフィック・アクション








[PCゲーム][PC98] レリクス
■タイトル レリクス
■メーカー ボーステック
■機種 PC-9801、8801、FM7/77/AV,X1/TURBO,MZ-2500,MSX
■メディア FDD,ROM(MSX)
■ジャンル アドベンチャー
■解説 いま、あなたの「意志」だけが影の形でこのレリクスに在る。
ここが何処で
あなたが誰で
目的は何なのか
全てはあなた次第・・・ パッケージ
説明 なんといっても、あのキャラクターである。
がっしゃんこ、がっしゃんこといった歩き方、たまりません。
他にもマルチエンディングなど評判が高いが、
実は「遅れゲー」の筆頭格であることは隠せない。
雑誌に広告が載ってから2年以上たって
やっとこさ出たゲームなのだ。(営業の先走り~)
当時、PCマガジン(休刊)に連載されてた「遅れゲー通信」
ではトップを爆走してたもんね。
また、オープニングテーマとエンディングテーマに
あの「クリスタル・キング」を採用など、
ゲーム以外の部分でも話題を提供したゲームだった。
機種 このゲーム、当時としては珍しく98版が先にリリース
され、遅れて88版が発売されている。
おそらく、当初のスペックが88には荷が重すぎたからだと
思われる。移植の際に以下のダウングレードが
行われている。
・グラフィックの一部減色・塗り直し(BOSSの全身金ラメ化)
・キャラの移動がスクロールから画面切り替えに。
(特に困るのは画面切り替えで、画面が変わった途端
攻撃をくらう・・なんてことがよくあるのだ。)
■余談
・タイトルの「レリクス」はピンク・フロイドのアルバム
 「Relics(邦題:ピンク・フロイドの道)」からとったそうで、
 タイトル横にTMがついてるのはそのため。
パッケージ内の発泡スチロールの台座をひっくり返すとこんな模様が刻まれている
クリ・キン ゲーム内で使用されている曲は、
オープニングの「Woman」と
エンディングの「Smile Again」。
(サードアルバム/Moonに収録。)
クリスタルキング採用の理由は、ボーステック社長と
クリキンのメンバーの一人が友達だったからだそう。

ashen to ashen
http://www3.airnet.ne.jp/ashen/index.htm
http://www3.airnet.ne.jp/ashen/oldgame/Relics.htm

Arcade Fan
http://arcadefan.web.fc2.com/rallyX.html

ゲーム研究所3948
http://hori3948.g2.xrea.com/ff2/index.html
http://hori3948.g2.xrea.com/
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Bingo/3948/
















































































1984年2月9日木曜日

[機器][PC] 沖電気IFシリーズ





[機器][PC] 沖電気if800
いっとーさえてるOKIのパソコンif800
<沖電気のif800について>
沖電気のif800といえば、でかい筺体にプリンタ内臓。ディスプレイやFDD(しかも8インチ)まで一体化したビジネス用PCでした。
メイン機種のモデル30はカラー版が1,498,000円、モノクロ版が1,238,000円と、パソコンとしては最高レベルの価格設定でした(カラー化するのに25万円もかかるのも「?」ですが)。
CPUが5MHzのZ80でモノクロ表示で1,238,000円もするのなら、僕なら断然ヤマハの夢のマシンYISを買っちゃうはずですが、このif800、一時期はどのパソコン誌にも広告が沢山載っており結構な勢力を誇っていました。
そして、沖電気なのですが、ホビーユースを徹底的に否定してました。ビジネス機であることを強調するため、わざわざ「ゲームはありません」なんてコピーを付けた広告もありました(そんな事を書いて何の得になるのやら・・・)。
実際、あのマイナー機の味方ベーマガにすらプログラムが載っているのを見たことがありませんでした。
(この時代にかなりの勢力を誇ったにもかかわらず、今になってもエミュレータが存在していないことからも、いかにこのマシンが個人に人気が無かったかが判ろうというものです)
それに、プリンターが強制的に内蔵ということは、プリンターを使わなかったり共有したりという用途を全く考えてないですね。
で、肝心のビジネスソフトなのですが、普通に1本25万円ぐらいしてました。社員を削減できることを考えたらこれでもいいのかもしれませんが、いかにも高いです。
このへんを見てると、この後に登場したNECのPC-9801が何とお買い得で個人向けにもビジネス向けにもバランスが取れていたことか・・・感心させられますね。
実際、この手の各社から出ていたビジネスパソコンはPC-9801の登場後は完全に沈黙してしまいます。特に、フロッピー内蔵のPC-9801Fが登場してからは98の独走状態となります。
(※唯一PC-98とまともに戦えそうだった富士通が1ランク下のCPUのマシンをPC-9801Fと同じ値段でぶつけたり、満を持して投入したFM-16βに何を思ったかCP/M(8ビット機かっちゅーの)を搭載したりして自滅しちゃいましたからね・・・)
ダサいパソコンの代名詞だった沖電気のif800にもこんなおしゃれなモデルもありました。
(あと、かなり後になってから出たモデル60だけは結構良いデザインだったりします)
こっちはif800の日本語処理が得意であることを謳った広告なのですが、「誰れ」とかいきなり余計な送り仮名が入っちゃってます(バカ過ぎる・・・・)。この広告を出した人が後でどうなったのかが少し心配です。
(※次の号からはちゃんと「誰も追いつけない」に変更されてました。)
 写真では判りにくいのですが、何とディスプレイの画面の下にもファンクションキーが設定されています。
これはネタだったのでしょうか、マジだったのでしょうか?。
本当なら余程の物持ちの良さです(ベストアンサーでも何でもないですが・・・・)。
でも、良く考えたらほとんどのモデルがディスプレイ内臓なので、質問自体がネタのような気もしますが・・・・。
マシンがいっとーさえていたどうかは別にして、末期のifシリースのCMに出てきたお姉さんはとても美人でした。

昔のPCに関するホームページ
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/zatsubun08.html
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/zatsubun14.html
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/







[機器][周辺機器] でぶ~プリンタ・バッファ・デバイダ








超暑苦しいマスコットキャラ「でぶ」
<でぶ>
1984年頃のマイコン工業という会社が出しているプリンタのデータバッファの広告なのですが、太った女の子のイラストに「でぶ」と書いてあります。見てるだけで暑苦しいのですが、広告だけでなく本体の方にもこのキャラがプリントされています(マニア向け商品ということでしょうか・・・)。
よく見たらご丁寧に型番もDEB(=デブ)になっています
目と目の間の開き・・・まるで深海魚のようです。このサスペンダー付きズボンもとってもそれっぽいです。
このキャラをもう少しまともなデザインにするだけで売り上げがだいぶ違ってくるような気もするのですが。
装置そのもののデザインは悪くないのに、ちょっとあんまりなマスコットキャラ。
値段表示の無い広告。
比較の対象が完全に法人向けマシンのif-800ってところからも、個人は全く相手にしてません。
というか、この機械だけ明らかに周囲から浮いてます。
この時代、パソコン雑誌には意味も無くレオタードの女性とかかわいい美少女とかを登場させる広告が多かったのですが、この流れとは正反対のポリシーですね。

昔のPCに関するホームページ
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/zatsubun01.html
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/fm7_kowaza03.html
http://ahirudanna.html.xdomain.jp/

[機器][PC] 富士通FM7







F-BASICのプログラムをジワジワとイメージ化する
昔のFM-7の実機用のプログラムを(手間はかかりますが)確実にエミュレータ用のデータとして落とす方法です。
F-BASICのプログラムを実機からWindowsマシンに移動させる際、カセットI/Fの音声出力とPCの音声入力を直結し、音声信号をまずwav形式のファイルにし、それをwav2t77というフリーソフトを使ってt77形式のファイルに変換するのですが、これがなかなかうまくいきません。
こうして作ったテープイメージはエミュレータで読み込む際にかなりの確率でエラーが出てしまいます。
(※テープから読むこともできますが、その場合はもっと成功する確率が下がります)
そこで、ちょっとした小技なのですが、
SAVE "CAS0:TEST",A
のようにプログラムをアスキーセーブで保存しておけば、エミュレーターでの読み込み時にエラーが出ても、エラー直前の行までプログラムは読み込まれています(例えば1500行でエラーが出た場合は、1490行までのプログラムはメモリに保管されています)
そこで、読み込めた部分だけエミュレーター上でディスクイメージにアスキーセーブしておき、実機上のプログラムの移動が完了した部分をDELETE命令で消していき、また同じ手順で変換をかけます。
そして、エラーが出るまでまたエミュレーター上で次の部分を読み込んで、すでにセーブしてある部分とMARGEしていきます。
この方法なら手間はかかりますが、確実にF-BASICのプログラムをエミュレーターのディスク(あるいはテープ)イメージに落とすことができます。
<追記('10.10.31)>
マシン語の場合でもエラーが出ても途中までデータは読み込まれているのでモニタのDコマンドでどこまで読めたか確認して、エラーが出てからの部分を追加で読んでいけばいいのですね。
というわけで、労力さえかければ確実にプログラムはイメージ化できると・・・。

昔のPCに関するホームページ

Oh!FM-7