2023年2月20日月曜日

[OS] MacOS8~Macユーザのつぶやき(1998)

[OS] Macos8~Macユーザのつぶやき(1998)
[11.18.1997]-[01.29.98]
[10.24.98]
[11.06.98]
■MacOS8を考えてみる
『MacOS8を導入して色々使ってみましたが,どんなもんなんでしょ』
変更点がかなり多岐に渡るので,かいつまんでいくつか書いてみることにする。また,同様の理由で,調査不足の面もあるが,そこら辺御容赦いただきたい。
さらにはMacをそれなりに使い込んでいる人でないとさっぱり判らない記述も多いので,そこらも御容赦を。
ボタン表示機能は,シングルクリックでファイルを実行できて便利だが,ボタンの形が画面を狭くしたりして,不具合も多い。シングルクリックオープンとボタン状の表示は別の機能として分離すべきだ。
新機能の1.5クリックや,ドラッグ等はファイルの名前の部分を使うことで可能なのだが,アイコンの部分でも使えるようにできるはずなので,そのようにすべき。Netscape Navigator等のブラウザやWinではできるようになっているのだし。
細かい操作感が,第一線の格闘ゲームのきめ細かさに比べると,少々大味に感じる。まだ,ブラッシュアップ不足だ。次回のバージョンアップで,細かい操作の設定ができるようになっていることを望む。
(どうも,タイアログ等のために用意されたボタンのツールを流用しているようなので,このような中途半端な仕様になったのだろう)
フォルダの形をはじめとして,見た目の変化を優先して使い勝手が落ちている部分が割合多い(商売的な理由なんでしょうが,以前の形のものも簡単に選択できるようにしておいてほしかった)
フォルダの形は,甚だ全体の統一感を阻害するし,表面積が減るのでオリジナルアイコンを作る時困る。
一枚絵としてはともかく,インターフェース等を含めた総合的なデザインで考えると,あのフォルダは相当にセンスが悪い(開いたフォルダのアイコンも用意してあるので,将来的にはNeXT的な意味が与えられるのかもしれないので,一概に言い切ってしまえないところではある)
コンテクストメニューは以前からWinを羨ましく思っていただけに嬉しいが,control+クリックでは無くて,マウスボタンをしばらく押して出るNetscape Navigator方式にしてほしかった。
これはLook Mum,No Hands!等のシェアウェアなんかが出てきているので,要求の多いものだということが想像できる。多分次かその次ぐらいのバージョンではシステム標準になるだろう。
メニューがグレーになったのは見易くて良い。これもWindowsが羨ましかったことの一つだ。
しかし,ウィンドウの枠が画面を狭くして物凄く邪魔なので,プラチナアピアランスをカットしたら,アプリケーションのメニューが白に戻ってしまい,Finderでしか,その恩恵に預かっていない。
ただ「Appearance 機能拡張」をResEditで見ると,アイコン等のfinderのアピアランス(外観)はシステム本体から切り離されているようなので,次のバージョンでは,細かいカスタマイズができるようになっているだろう。カレイドスコープが不要になる日も,そう遠く無いことだろう。
また「Appearance 機能拡張」に格納されているアイコンには,今まで使用されていなかったタイプのものも多くあり,今後のバージョンアップの方向を示唆している。
細かい説明は端折るが,それはsystemフォルダの整頓と,話しかけるパソコンで述べた個性化であると予想される。
このあたり,OS8の真価(進化)は今後のバージョンアップで次々と明らかになっていくことだろう。
突っ込めOS8
周囲の声はともかく,うちのシステムでは安定性に関しては,かなり落ちたと言わざるをえない。
メインメモリ16M+仮想メモリ32Mという構成もまずいし,二台のパソコンをAppleTalkで繋げているのも不安定化の要因であると思われる。
いきなり,ResEditでシステムをいじりまわしているのも原因の一つだが(笑)
特にHyperCardとの相性が悪く,ことあるごとに沈黙する有り様である。
バージョン2.2は,PowerPCに対応していない68kアプリである上に,いいかげん1994年製なので古いということもあるだろう。
2.3だと少しはちがうかもしれないが,visual effectがうまく動作しなかったりと,結構色々と不具合が報告されているので,かなりダメっぽい気もする。早いところバージョン3.0が出てくれないといかん。
Osakaフォントの形やマージンが少し変わったので,ぎりぎりにフィールドを設定しているスタックでは,微妙に不具合が出ることが予想されるが,自分が作ったものでは,特に問題無いようだ。
あと,MacOS8のCD-ROMの中には,HyperCardのヘルプ一式が入っていたので,かなりラッキーな感じ(HyperCard本体は相変わらず,Playerしかついてこないが)
アップルが言うにはうちのPerforma6410他一部機種では,ごく稀にいきなり起動できなくなったり,ファイルが消失したりするという,なんともはやな欠陥が存在するそうで,これは0S7.6.1でも同様だそうだ。
ばれないように,情報を閉じ込めるようなことをしないのは偉い(当たり前だけど)のだが,これは結構ショック。
早速雑誌から入手した「ドライブ設定 1.3.1」を使ってドライバの更新をして,ことなきをえた。もちろんAppleのサイト等から入手することも可能だ。
最初はこの文章の二倍ぐらいの量を書いてしまったが,それくらい色々と変わっている。システムをいじるだけで結構遊べるくせに,従来と同じように使おうとすることもできる点は大いに評価したい。
「操作性は向上したが,細かい煮詰めが足りない。だが,次作に大いに期待できるバージョンアップと言える」
■MacOS8.5の評価
とりあえず不満点
スクリプティング対応エディタが無くなっている,しかしSimpleTextは全くAppleScriptに対応していない。
どないせーっちゅんじゃ。
Appleは本気でAppleScriptを普及させようと思ってんのかね。
大体MacOS8.5発売と同時に参考書籍が発売されてしかるべきなのに,出る気配もなし。
それでヘルプには「詳しくは参考書籍をお買い求め下さい」みたいな事が書いてある。
だから,それがないっちゅーの。
スクリプト編集エディタがスクリプタブルになってないのが,なんというか間抜けなのだが,今度のバージョンアップでも間抜けなまま。
他にもスクリプタブルになっていない物が多い。まずAppleが作ったアプリケーションがすべてスクリプタブル(さらにはレコーダブル)になるのがAppleScriptを普及させるための第一段階とも言えると思うのだが。
スピードが速くなったとはいえ,アプレットを立ち上げて終了する時間はそれなりにかかるので,実行時間が比較的短いものでは,極端に高速化した感じは無い。
大体,もとが遅すぎたんで,やっと「使っても良いかも」という程度になったとも言える。高速なハードを使っている人には,実用速度と言えるのかもしれないが。
日本語で書かれた用語説明が用意されていないのは少々厳しい,世界同時リリースのための犠牲になったのは想像に難くない。
でも,まぁ英語でも良いかという気もする。ただし,もう少し判りやすく書いてくれないと困る。
スクリプト編集エディタで表現形式が英語しか選べなくなっているのは,予定通りで当然なのでそれはいいのだが,書式設定で英語フォントを選ぶと,解説文が文字化けしてしまう。中途半端に日本語化されているのがバレバレである。
また,未だにスクリプト編集エディタに検索・置換機能が付かないのは納得行かない。
バグは直ったの?
以前アイコンを標準の物に戻すスクリプトを書いたが,何故だか8.1ではうまく動かなかった。
これは試してみると直っていた。
あと,有名なところで,ウィンドウを全て閉じるスクリプトが働かないということがあったが,それは修正されているのだろうか。
tell application "Finder" to close every window
おおっ,閉じる。ちゃんと直ってるじゃ無いの。
構文通り書いているから,閉じるのが当たり前なんだけどね。
他にも色々試してみないと判らないが,結構バグは修正されているようだ。
Appleの事だから抜かり無く(笑)新しいバグも入れてきているとは思うのだが,まぁ,それはおいおい判ってくること,今は修正されたバグに喜んでおこう。
喜ばしい点
PowerPCネイティブだけあって,大量の一括処理をする場合は,てきめんに速くなっている。
それから幾つかのコントロールパネルや機能拡張,Apple システム・プロフィール,ファイル検索,ヘルプビューアがAppleScriptに対応したことは当然の事ではあるが,よりAppleScriptがシステムと親密になったと言える。
フォルダアクションという新しいイベント項目が追加され,かなり面白い使い方ができるようになった。
これらの強化策により,AppleScriptがOpenDocのように突然放り出される心配は殆ど無くなったと言えるので,安心してソフト開発ができる。
日本語の扱いが少々改善されたようで,日本語フォントに\をつけて修正する必要が無くなっているようだ。
ファイルを選択してコピーし,スクリプト編集エディタで「参照をペースト」を実行することでファイル参照を簡単に得ることができるようになった。これは便利。
AppleScriptヘルプのできが比較的良いので,入門には使える。
で,結局
やっとAppleScriptは使う気にさせる程度の機能を持ってきたと言える。
MacOS8.5を導入した人はAppleScriptを積極的に使っていかないと損をする。自分で一からスクリプトを組む必要はないが,フリーのアプレットなんかをどんどん使うべき。
スクリプトを組む前に「DropletMaker」を使って,大体の感じを掴んでみるのも良い(宣伝)
様々な部分で強化されているので,AppleScriptを使うのならば,絶対MacOS8.5にするべき。
日本語表現形式が使えなくなったのは残念だが,より安定し対応アプリケーションのリリースもスピーディーになるはずなので,ここは受け入れてしまうのが賢いだろう(自分は最初から英語形式で入ったので,この点に関しては気楽なもんだな(笑))
■MacOS8.5の展望
『MacOS8.5を導入して色々使ってみましたが,どんなもんなんでしょ』
多少調査不足の面もあるが,そこら辺御容赦いただきたい。
さらにはMacをそれなりに使い込んでいる人でないとさっぱり判らない記述も多いので,そこらも御容赦を。
ボタン表示機能の不具合は,ほとんど改善されていないが,あまり積極的に使っているユーザーもいないのが原因の一つと思われる。
さらに,コンテクストメニューもまだワンボタン操作になっていない。はやいとこ,暫く押したら開くようにしてほしい。
Appleは,一度ファイル操作について,良く考え直してほしい。
私としてはシングルクリックでファイルを開く操作を標準のものとして考えて,ダブルクリックに現在Opt+ダブルクリックで実現されている「ウィンドウを閉じながら開く」等の別の意味を持たせるようにしてほしいと思っている。
今回からエイリアスにWINライクな矢印が付くようになったが,格好わるいことこの上ない。
予想するに
「ヘイ,ジョブズ,君のところのアイディアばっかり使わせてもらうのはフェアじゃないと思ってね。このショートカットアローのクールなデザインを使うのを許可しようじゃないか」
「はっはっは,ビル,君にしちゃよくできたジョークだな。MacOSには「ゴミ箱」があっても,その中に入れるようなクズがないから提供してくれようっていうのかい」
「イーヤァ,君のブラックなユーモアには毎回驚かされるよ,もちろん君と僕の仲だショートカットアローのライセンス料は格安にしとくよ」
NO~!!
ジョブズ,断ってくれよ,ホント。
さて,今回はデスクトップピクチャが統合されてアピアランスコントロールパネルが大幅に強化されたが,カレイドスコープのスキームのようなウィンドウのルックを変える機能はまだ提供されていない。
あきらかにそれを切り替えるためのボタンがあるものの,選択肢が一つしかないので,ある意味ではプラチナアピアランスをカットできた8.0-8.1よりも選択肢が少なくなっている。
さらに,操作した時に出る音も設定できるが,これもまだユーザーがカスタマイズすることはもちろん,一種類しかセットが用意されていないのでON/OFF設定しかできない,そこらも含めて「今後に期待」といったところだろう。
ボクはシャーロック=ムズムズ
MacOS8.0のインプレッション記事では,かなり機能が整頓されてくることだろうと予測していたが,大体その通りになっている。
MacOS8.5では,主にコントロールパネルやシステムフォルダ階層がかなり整頓された。
そこで統合した機能を選択するのに,やたらとタブを使っているのだが,タブの使い方を間違って不必要に増やしているところがある。Microsoftのように二段がさねにするような下品さはないものの,それでもだいぶ品がない頭の悪いかんじがする。
また他にも,統合のされ方が多少無理矢理なところがあるのは要改善。
今回は発売と同時にアップデータが配付されるという,なかなかのボケをかましてくれたが,それ以上に参ったのが,私のPerforma6410の内臓モデムのサポートをスッパリ打ち切りやがったことだ。
幸いMacOS8.0のCD-ROMから必要な機能拡張やコントロールパネルをインストールしてことなきを得たが,持ってなかったらオンラインから閉め出されることになっていた。
全体のパフォーマンスや安定性は流石に向上しているが,これはできて当然。
68kCPUを切り捨てて不安定で遅いままだったら,アップル社にバクダンを仕掛けるものが出かねない。
特にポップアップウィンドウとスクロールがハッキリ分かる程高速になった。
今回の目玉はSherlockと呼ばれる検索システムだが,これはかなりできが良い。
今までは遅すぎて使う度にコーヒーを用意する必要があった検索が,マトモな速さになって実用度があがった。
私は今後のOSの方向性として,検索機能がアイコン+フォルダ操作(MacではFinder)をかなりの部分で置き換えていくと考えているので,検索機能の強化は大いに評価できる。
速いだけでは無く,検索条件が保存できたりと,私の頭の中にある次世代OSが持つべき機能に近いものを提供しているので,かなり驚いたし嬉しい。
しかし,文書の内容検索のスピードに関しては索引を作っていたらの話で,この索引を作るのがめちゃめちゃに時間がかかる(数時間~下手すると十数時間)。これを見るとまだOSの根幹に含まれる機能では無いことが推測できる。
それに,まだまだFinderと比べる程の操作性は実現されていない。
もう一つの目玉であるAppleScriptの強化も大いに評価できる。
まずまだAppleScript事体がメジャーなものでは無いので細かいことは省くが,相当良くなったので,この機会に少しいじってみることをすすめる。
ただ,マトモなマニュアルが無いので,やはり言語の一種であるからには手を出すのには敷き居が高い。
AppleScriptが成功するかどうかは書籍の充実や,オンラインでの開発資料の提供など,Appleの今後のサポート如何にかかっている。
ただ,そこらへんかなり不安でもある。Appleの技術サポートは昔から「 悪い方の評判」には事欠かないし,Mac雑誌の編集者でさえも,この機能に関しては知識が無さ過ぎるので,一般化するのはかなり厳しいかもしれない。
AppleScriptについて詳しくは,AppleScript/Diaryの方で述べることにする。
あちこちでインターネットとの連係が強化されているが,日本の通信環境では,それほど恩恵を享受することはできないのが,残念なところ。
オンラインユーザー登録ができるようになったのはいいが,もう少しセキュリティの高い方法は取れなかったものだろうか?
あとは,リスト表示の項目の入れ替えや,フォルダの表示形式の一括設定など,今まで何故できなかったか不思議だった部分もちゃんとできるようになっている。
QuickTimeのProキーを手に入れることができるようになったのは,嬉しい。
ただのアップグレードと思うと13800円(税抜き)は高いが,QTのことを考えると少しは買得感あり。
あとアップルシステムプロフィールがかなり強化されたので,1000円分ぐらいのシェアウェア程度の価値を考えていいかもしれない。ついでに機能拡張マネージャーと統合してくれれば良かったのだが。
ファイルオープンダイアログがやっと新しくなり,あとは各アプリケーションの対応をまつだけになった。もっと早くバージョンアップして良い機能だっただけに,各アプリケーションで独自に拡張していることも多く,そのことが逆に対応を遅らせはしないかと少々不安である。
「いままでマトモで無かった部分が,ずいぶんマトモになった。後はルック&フィールの改善」
■何故HyperCardか
『HyperCardって白黒だし,遅いし,なんかダセーよな,ってあなたへ』
HyperCardはすげぇ
HyperCardは物凄く良くできたソフトで,その素晴らしさは余りにも明らかである。
と,思っていたのだが,どうもそうでも無いようなので,言葉にして逐一説明することにした。
思い付く限り列挙すると,一生HyperCardがどう凄いか書き続けてしまいそうなので,適当に割愛して凄いと思うところを幾つか並べてみた。
HyperLinkの体現者
HyperCardはその名の通り,インターネットが一般に浸透するずっと前からHyperLinkを実現していた。
これはかっこいい,正直なところ私はシビれたね。
HyperLinkはコンピュータがコンピュータらしく使われる機能で最も顕著なものの一つであるのだが,ベースにその概念を持つHyperCardのカッコよさといったら後光がささんばかりである。
HyperLinkがどう凄いかは,HTMLがこれだけ普及したのだから,今さら説明する必要も無い気もするのだがハイパーテキストの可能性でも書いたように,イマイチ凄いと思われていない気がする。
HyperLinkがどう凄いか説明すると長くなるので,「HyperLinkってのは凄いのです。だからHyperCardも凄いのです」ってことで納得していただきたい。
HyperTalkの言語としての先進性
HyperCardが登場したのは十年前の夏。
ほとんどのアマチュアプログラマーは,BASICなんていう構造化とは無縁の言語を,GUIはおろか1ラインにも等しいお粗末なエディタでシコシコとぐちゃぐちゃのプログラムを組んでいた。
そんな時代にGUIと構造化とオブジェクトの概念を持ったHyperTalkが出てきたのだから驚異的である。
個人的にはインタプリタであるため,実行中に自分自身のコードを書き換えることができるという他に類を見ない自由度の高さにシビれた。
これはコンパイラでは絶対実現できない特徴である。
今後はさらにマシンは高速化し,殆どの処理でコンパイラを使う言語の必要性は無くなってくるのは必然であり,インタプリタ言語の優位性がますます際立ってくるだろう(ちなみに,正確にはHyperTalkは半インタプリタ言語で,実行の前に一時的にコンパイルされる)
HyperTalkの修得の容易さ
さらにHyperTalkの素晴らしい点は,自然言語(英語)に近く,カードの移動を基本としプログラムの流れが視覚的に掴みやすいので,容易に修得可能であるという点にある。
これは小学校など(もちろん大人でも良い)で最初にプログラムを学ぶ場合に最も適した言語の特徴であると言える。
Macintoshプログラマーの多くは,HyperTalkを入り口としてプログラムを始めていることからも,その修得の容易さが伺える。
Macintoshが「残された私達のためのパソコン」ならば,HyperTalkは「残された私達のためのプログラム言語」であると言える。
Macの最もMacらしい部分
多くの人にとってMacintosh=HyperCardであって,MacintoshからHyperCardをとったら,かなりつまらない物になってしまうのは間違いない。
私も,もしFinderが無くなったとしてもHyperCardが無くならなければ,Macを使うだろう。
Macらしいと言われるソフトの殆どはHyperCardをベースとして出現している,つまりHyperCardが無くなったら,MacのMacらしさは潮が引くように無くなり,つまらないハコに成り下がることであろう。
それと同時に,HyperCardのインターフェースはMacOSのそれに捕われず,「さらにその先」を指向していたことも注目に値する。
作ると使うの近しい関係
C言語で作ったアプリケーションは,ユーザーの改造はほとんど不可能であるが,HyperCardのアプリケーション(スタック)は改造できるのが当たり前である。これは現場現場の実情にあった決めの細かいアプリケーション開発が可能であることであり,使う人=作る人であるので,満足感も高い。
使っている途中にちょっとボタンの位置が気に入らなかったら,すぐに動かせるし,背景に好きな模様を書き込んだりして気分を変えたりするのも全く容易である。
これはHyperTalkがインタプリタであるからできることでもあり,インタプリタ言語の優位性を示すものでもある。
ただ,市販アプリなどの悪影響か,ロックした(改造不能の)スタックが近年増えているのは残念な限り。ロックした(特に実用の)スタックの価値は,激減することがイマイチ判っていないようだ。
最も速度の速い言語HyperTalk
ここでいう速度は開発速度である。
HyperCardスタックは開発スピードが非常に速く,発想から完成までのアイディアの劣化が少ない。
つまりは思いつきで完成品が作れてしまう。他のツールや言語では,思いつきで作ったらほとんど必ず挫折が待っている。手続きが面倒すぎるからだ。
スタック作品にはつまらない物が多い,これはとりもなおさずHyperCard(HyperTalk)が優れているということだ。つまらない思いつきでも形にしてくれることの証明である。他のものではこうはいかない。
スタックがつまらないからHyperCardがつまらないと思うのはお門違いである。実際はその逆である。
開発環境が全て入っている
HyperCard以外の開発ツールは,他のグラフィックツールやエディタと組み合わせなければアプリケーションの全ての部品を用意することができない。
HyperCardの場合は,HyperCard以外のツールは基本的に必要のないような設計になっており,特にグラフィックツールはマックペイント直系の非常に使いやすい高性能なものになっている。HyperCardでのペイントのレスポンスの良さに慣れると,なかなか別のペイントツールを使う気になれない。
もちろん,エディタやデバッガ,アイコンや音作りのための方法も用意されている。
白黒であること
よくHyperCardの弱点と言われる,基本が白黒であることは,むしろ利点である。
白黒であると当然扱うデータが少なくなる,これはツールの種類を少なくし取っ付きをよくする。
カラーになるとペイントするときのパレットを選ぶ操作が,これでもかって面倒臭い。白黒ならばパレットを選ぶ必要は無いので,操作に遅滞が無く実にスムーズである。
カラーになると白黒特有のツールの使い方や日本漫画的表現ができにくくなるので,カラーになってもらうと困る面も多い。
それに,今でも「カラーにする程,コンピュータ環境は整ってない」とも思っているし,素人が作ったWebページの色遣いの悪さを見るにつけ,カラーじゃ無い方が上品でいいと思う。
ただ,カラーじゃ無いのが「異常に素人受けが悪い」のは困ったもんである。カラー化されるのはある意味HyperCardの退化とも言えると思うのだが。
カードのメタファの判りやすさ
HyperCardのスタックはその名の通り,カードを基本単位として作られる,これは実に判りやすく,スタックの構造を把握するのを容易にしている。
カードという構造を導入する事により,プログラムの流れを整理することができ。アプリケーション全体の構成を視覚的に把握することができる。
また,文字を読む時は圧倒的にページ単位で開く本の体裁が優れている。コンピュータで主流のスクロールは読みにくく,全体の量も把握しにくい(というわけで,スクロールフィールドの導入はHyperCardの退化であると思っている)
ファイルが軽い
HyperCardファイルであるスタックは主要な機能をHyperCard本体に持っているため,スタックに置くコードは最小限ですむ。
また白黒が標準なので,これもファイルが軽くなる要因となっている。
この軽さはオンラインでやり取りするのに優れている。Directorで作ったファイルをメールで突然送りつけて,それがしょうもない一発ギャグだった日には,温厚な私でもブチきれること請け合いだが,HyperCardのファイルならば少々凝ったことをしても100KBに満たないので,「しょうがねぇなぁ」と思う余裕ができる。
文化の形成に必要なのは,この余裕である。
無料バンドル品
最近はHyperCardPlayerという開発ができないバージョンしかついてこなくなったが,HyperCardはもともとMacOSに付属してくるものだったし,現在もバージョン2.2のlite版はフリーウェアとしてダウンロード可能になっている(開発環境まで無料なのは2.2までなので,私は2.2で解析できることを前提にスタックを開発している。そうしないと「作ると使うの近しい関係」という利点をスポイルしてしまう)
OSに付いてくると言うことは,「試しにプログラムでも」と言う気を起こさせるためには非常に重要なのは言うを待たない。
実際,コンピュータ言語としては散々な言われようのBASICであるが,ほとんどの8bit時代のパソコンに付属していたので,入門として最も多くつかわれたのは異論のないところであろう。
OSに付いているとユーザーも必然的に多くなるので,情報も多くなり,これがさらに修得の容易さを加速する。
言語は「手に入れても,まるっきり使えないかもしれない」という可能性をつねに思い起こさせるものであり,このことは,たとえフリーウェアであっても,入手に二の足を踏ませるに十分である。だが「既に手許にある」のならば話は別だ。失敗しても痛く無いし,むしろ「使わなければ損」と思わせる。
拡張性の高さ
XCMD等の外部関数を追加して,比較的楽に機能を拡張できることがHyperCardの利点とされる事がある。
利点と言えば利点だが,私は正直なところ嫌いである。建て増し住宅は美しく無い。拡張をくり返したという意味では,ペンティアムも嫌いだしDOSVマシンも嫌いだし,Windowsは勿論MacOSも嫌いである。
拡張性が利点であることは判っていても,あまり褒めない。嫌いだから。
スタックと和美
紙に近いツール
総合するとHyperCardがいかに「紙に近いツール」であるのかが判ると思う。
私は他にこれ程,紙に近い感覚で使えるツールをしらない(白黒だって事も関係しているとも思うのだが)
HyperCardの凄いところは紙に近いだけで無く,同時にコンピュータをコンピュータらしく使えるツールでもあることである。
これらの利点を合わせ持つツールは他のコンピュータ(OS)を探しても無い。つまりHyperCardが無くなったら他にHyperCardを置き換えるソフトはどこにも存在しないのだ(OpenDocが順調に開発されていたら置き換えたかもしれないが)
これは非常に重要なことだ,HyperCardが無くなるということは,未来の一つを失うことと等しい。
「HyperCardこそは未来である」
■ハイパーテキストの可能性
『Web上ではVRMLとか色々花盛りみたいだが,根本的な部分の成熟がもっと必要と思う』
従来のメディアのミミック(物まね)も,やってはいけないものとか,やる意味ないもの,まったくばかばかしいものとは言えず,勿論重要なことなのだが,HTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)の特徴を生かした作品というやつがもう少し有ってもいいと思う。
なかなか新しいパラダイム(判断・評価の基準)に適応していくのは大変であるということは見えないものは怖いや多機能・高機能神話で述べた通りである。
しかしながら,常にフロントライン(最前線)はエキサイティングなものなので,チャレンジするにしくは無し。
ハイパーテキストによる小説は従来の小説と大きく異なった形態をとって然るべきであるが,まずは従来の紙メディアでハイパーテキストにフィットしやすい,もしくはハイパーテキストの方が良いものを考えてみる。
火浦(注釈小説家)功氏の作品のように,やたらと文中に注釈を施してザッピングする感覚で読む小説などは,非常にハイパーテキスト小説と相性がいい。
また,SFの「デューン」(フランク=ハーバート 早川文庫)等その世界特有の用語・ガジェット(道具)が頻出するものも実に相性がいいといえる。
ただ,リンク先の情報と本文との整合性や,ネタバレになることをどれくらい受容するか等,従来の小説では気にする必要のなかった部分での問題が出てくる。
また,一時非常なブームとなったゲームブック等は,ハイパーテキストのためにある様な形態の本である。これに近いものは多くのサイトで公開されていることと思うが,こなれるにはプロフェッショナルが積極的にゲームブックタイプのハイパーテキストを製作する必要がある。
もっと積極的にハイパーテキストのリンクを使えば,上記のような従来の紙メディアからスピンオフしたような形態ではなく,さらに新しいタイプの小説(もはや小説と言えるかも定かではないが)も生まれる可能性が有る(もう生まれているかもしれない)
その可能性の一つとして「物語」の提供よりも「世界」の提供に主眼を置いたものが有るだろう。
紙メディアのものでは,TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)の世界設定を扱ったサプリメントが,もっとも近いものといえる。
そういうものでは,紙メディアよりももっと積極的に「世界」を作っていくことができるはずだ。今までは強烈な「世界」を持っている作家がいたとしても,「物語」が書けなければ事実上「世界」を表現する手段がなかったのだが。ハイパーテキストによって「物語」は読者にゆだね「世界」だけを作る作家というものが現れる土壌ができるのではないかと思う。
勿論これまでも「世界」を書いた書物はある,水木しげる氏の妖怪の本などもそれと言っていい。また,永野護氏のエルガイムの本(ファイブスターストーリーのもととなった「重戦機エルガイム」というTVアニメーションの裏設定(というにはあまりに壮大・膨大だが)を書いた本 角川書店)なども「世界」を提供している本であるといえる。
作り方としては,例えばひたすらキャラクターを並べていってもいいし,地図を事細かに記述していってもいいし,年表を作っていってもいい。
そんなものが面白いのかといえば「書き手がよければ抜群に面白いものになる」と私としてはにらんでいる。
とりあえず,このページ上で書いている小説はハイパーテキストでの書き方を模索しながら書いていて,そのうち「世界」に関するハイパーテキストも執筆してみるつもりではあるのだが,なかなか新しいパラダイムを作り上げるのは難儀しそうである。
まあ,それなりのものが完成するには数十年の時間が必要と思われるが,流れの速いコンピュータ世界に一緒に流されてどこかへ行ってしまわないとも限らないところが,少々不安なところではある。
「ハイパーテキストは新しい作家を発掘する。今後期待していい」
私に期待しろというわけではないですよ,期待してもいいですが裏切られるかも(笑)
■欲しい機能と必要な機能
『ユーザーが必要としている機能とはどういう機能なのだろう』
多機能・高機能神話の第二弾的な話になるのだが,原稿が伸びて伸びてたまらなかったので,分割してもう一度書くことにしたものがこれ。
ユーザーが求める機能は,本当に必要な機能とは限らない。アプリケーションに用意されていないだけで,OSに標準搭載されていることを知らないたけだったり,別のアプリケーションに求めるべき機能であることも多い。
アプリケーション内ですべてのことをやろうとして,「重複した機能」が幾つも幾つも作られていくことになる。
大体からして,子供が求めるものを全て与える親は,親として失格であることはだれしも納得がいくことと思う。
開発者と消費者も同じ関係と言え,消費者が求めるものをなんでもかんでも装備するというのは,開発者としてはとても誉められたものではない。
本当に必要な機能とは,ユーザーの想像力の外にあるものだ。しかし,そういう機能はユーザーにアピールできない,当然ながら想像力の外にあるものを説明するのは非常に難しいからだ。
だから商売的には,どうしても判り易いものへと流れがちになる。今まであったものが大きく(小さく),強く,速く,なったとか,今まであったものがくっついたとか,そういうやつである。
しかし,そういう機能は概して,必要もないのに付いてくると言うことになりがちである。ある意味,開発者にとって非常に楽な方法であるからだ。そしてユーザーは必要もない物に対して金を払うことになる。
バージョンアップ内容が,非常に判り易いものだったら,一度疑ってみた方がいい。
ここまで読んで,ユーザーが意見を出すのは愚かなことなのか,と思った方もあるかと思うが,別にそういう訳ではない。
開発者というものは使い方が判っているので,なかなか使い辛い部分に気が付かないし,無意識にイレギュラーな操作はしない。
そういう部分はユーザーの声が特に重要になる。開発者は,けっこう当たり前の部分に気が付かない。
また,開発者の考えは,ユーザーが求めているものからのズレが甚だしいことがよくあるので「アレ欲しい,コレ欲しい」という意見も,大いに参考になる。
これらは,特に本稿の主題とは関係ないが,「ユーザーの声は大事なのよ」という一開発者としての声として,言っておきたい。
ホントに便利?
最初はなかなか取っ付きにくく感じても,今まで考えたこともなかった機能を見つけた時は,多少無理しても使ってみることが,多少遠回りに見てもより良い方法に近付く道となる。
読者の皆さんの身の回りにも,億劫がって折角の便利な機能(道具)を使っていないものが,ゴロゴロしているかもしれない。
時々意味の判らなかった機能(道具)も使ってみた方がいいだろう。
と言いつつ,私も面倒くさがりなので,あまり人に言えたものではない(笑)
道具に限ったことではない。自分に本当に必要なものはなかなか自分では判らないものだ。
自分が全然欲しいと思ってもいなかった事にこそ,本当に必要なもはあるものである。
「求めて与えられたものは,結構つまらない」
        
鳶嶋工房
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/Text/Essay/d012.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/Text/Essay/d016.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/AppleScript/Diary/001.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/AppleScript/Diary/002.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/AppleScript/Diary/004.html
    
    
    
    
    
    
    
[7.9.1997]-[01.29.98]
[7.12.1997]-[01.29.98]
[7.16.1997]-[01.29.98]
[7.25.1997]-[01.29.98]
[8.15.1997]-[01.29.98]
■未来のインターフェイス
『コンピュータを扱う上で,速度や豊富な機能よりも重要な要素が,マシン・マンインターフェイスである。しかしながら「この操作性の良さ」という要素は,意外に軽視されがちな問題でもある』
消費者であれクリエーターであれ,常にモノを使う時にはインターフェースに触れずに済ますことはできない。ここで,少し未来のインターフェースについて考えてみるのも,そう時間の無駄ではないと思う。
未来のインターフェースは,間違いなく「コンピュータゲーム」がその鍵を握っているものと私は思っている(ここで言うのは特に家庭用やアーケード等のゲーム専用ハードのこと)「たかが遊び」と思う事なかれ,コンピュータゲームほど真剣にインターフェースがデザインされ,ユーザーからのシビアなリクエストを受けているものはない。
又,コンピュータゲームはあらゆるコンピュータ最新技術の実験場となっていて,インターフェースについてもその例外ではない。事実コンピュータゲームは常に新しいインターフェースを模索しており,機器にしろその使用法にしろ,非常にバラエティに富んでいて,殆ど1ゲーム1インターフェースという世界だ。世の中には「そりゃあもう大変な数」のゲームがあるので,それと同数のインターフェースが日々作られては消えていっていることになる(ビジネスソフトで「バーチャファイター」のようなインターフェースが出現することは,世界がひっくり返ってもないでしょうね)
ジョイスティックでお仕事
これはゲームの特性上「サイクルが早いこと」と「ソフトウェア専用のハードウェア」が作られてきたことに起因していると思われる(過酷な環境と多種の競争が,急速な進化の要因となった,と言えるんじゃないでしょうか)
また,ゲームを遊んで貰うには複雑なインターフェースはでき得る限り排除しなければいけない(ゲームセンターに行って,電話帳のようなマニュアルが匡体にぶら下がっていたら,だれもゲームをやろうとしないでしょう)ボタン一個を削る,操作一回を減らす,と言うことが大命題となるのだ。このような世界ではインターフェースはストイックなまでに洗練されていく(操作(機能)が増えること「そのもの」が,あたかも素晴しいことのように言われる,パソコンの世界とは大違いです)
実際の話パソコンは,ソフトウェア的には少々変化があるが,十数年も殆ど工夫らしい工夫もなく(むしろウィンドウズキーなど混乱に拍車をかけてさえいる)同じようなハードウェアインターフェース(キーボードとマウス)を使っているが,ゲーム機の入力装置は,圧倒的な進化を経て,初期のものに比べると格段の操作性を実現しているのだ。
「ガキの遊びと,大人の仕事では複雑さが違うんだよ」と言う方もいるかもしれない。
しかし,考えてみれば,未来の担い手である子供は,コンピュータゲームに馴れ親しみ,その操作を熟知し熟達している。もはやこれは大人の及ぶべからざる領域に到達していることは,誰しも肯定せざるを得ないところだ(「スト2」でオレのリュウをボコボコにしたブランカ使いのガキっ!忘れんぞっ!!オレはそのころ波動拳もロクに出せなかったというのに,クソーッ今思い出しても腹の立つ)
そして,優秀なインターフェースとは,「複雑な事を複雑な操作で実現する」のではなく,「複雑な事をシンプルな操作で実現する」ことにあるのだ。
そこで結論。
「パソコンばっかりやってると,時代に取り残されるぞ!コンピュータゲーム(特にゲームセンターの)をやり込め!!」
■見えないものは怖い
『人間何が怖いか,というと圧倒的に「見えないものが怖い」と言えるのではないだろうか。ウィルス,細菌,電磁波,電磁気,そしてプログラム』
人間は視覚により多くの情報を得ているのは間違いないところだ。
例えば,音声によるコミニュケーションである会話も,実は,身振り手ぶりや表情に多くの情報を得ているということが,最近の研究で判ってきている。
「見えない=コントロール(予想)できない」と考えるのか,一般に見えないものに対する恐怖は,並々ならぬものがある。
実際はそれが見えていようと見えていまいと,「コントロールできるものは,コントロールできる」のだから,「見えない=怖い」ではなくて,「コントロールできない=怖い」となるはずなのだが。
「見えない=コントロール(予想)できない」とはどういうことなのか,それは「コントロール(予想)できない=知識が足りない」と言っていい。
ここで「見えない」を「理解できない」と置き換えると,すんなり納得いく。
ということは,さらに「見えない」ことと同様に,「触れない」ことも,理解し辛いものとして,恐れを抱かせることになる。
「よるな,よるな!「○×菌」がうつる!」,いじめられる対象にこれといった理由はない,つまりは原因が「見えない」そこで同じく見えないものである「菌」を比喩的に使用するのかもしれない。
これは,とりもなおさず,子供に「正しい知識」が足りないゆえに起こることと言える。
同じく,昔の人にとってみても,細菌は全くワケの判らないもので,それらは魔女の仕業だったり,妖精の仕業だったりして,「とりあえず定義して納得」して「理解したふりをする」わけなのだが,結局実際とは違うので疑心暗鬼になって,結局恐怖はなくならない。
近年の科学の発達により,ハッキリと原因を特定することができて,恐怖は間違いなく減っている。
プリントアウトで確認
となると,現在発展途上や未開拓の技術・知識も,恐怖の対象となりえるのではないだろうか。
今やほとんどの情報がディスプレイ上で完結している,しかし,ほとんどの人は紙に出力しないと「落ち着かない」,これは必要がそうさせるのではなく,恐怖がそうさせるのだ。
また,電子マネーは,セキュリティの確立などの問題よりも,人々の触れない・見えない物に対する恐怖(無理解)が,その発展の大きな障害になるのではないだろうか。
そこで結論。
「可視の(理解できる)ものを増やすことが恐怖を克服する術だ。でも,理解したフリでは役に立たないぞ」
■不思議な質問
『ときどき意味の解らない質問をしているのを,見たり聞いたり読んだりする。それはまさに,ミステリー』
「タイムマシンがあったらどうしますか?」系の,条件設定の部分に現実には例となるものが無い出来事が入る,と言う質問がある。
私は,この手の質問には前から多いに疑問がある,それはもうピラミッドの謎よりも深い。
試しに下の質問について,詳しく考察してみることにしよう。
「一日が二十五時間になったらどうしますか?」
あなたならどう答えるだろうか?私なら,
「二十五時間になるということは,地球の自転周期が変わるということですか?時間の定義が変わって,二十五時間になるのですか?それとも一時間超常空間にでも行くって訳なんですか?」
と,答える。
一応言っておくが,意地悪で言ってるんじゃなくて(これも「意地悪しないで下さい」などという,トンチンカンな受け答えの経験から類推しているのだが),私には質問の意味が解らないのだ,これがサッパリ。
たとえば,質問者がこの問いにテキトーに答えたとする。
「えと,自転が遅くなったってことで・・・」
「そんなことになったら,地球は天変地異の雨霰(あめあられ)じゃ,おりゃサバイバルしてるね,絶対!!」
てことになる。想像すればすぐ解るだろうに?解らんのか?
これらの質問は,質問に答えられる前に,質問者が答えを用意しているのが見えるのが,非常にいやらしい。
ほべどろげんちょ
「一日が二十五時間になったらどうしますか?」
と言う問いに対して用意してある答えは,恐らく,
「一時間もらえたら,ともかく寝ますね」
「趣味の時間に使いたいです」
あたりのようだ。テレビやラジオから流れてくる町の人々の声を聞くかぎり,そんなことを答えている。
これらの答えから,質問者が期待する「常識」と言うやつを,推察してみる。
「まず24時間は,全く通常通りに時間が経過し,突然一時間自分一人に自由に使える時間が与えられる」
と,言ったところだろうか。
24時間が通常通りすぎると言う前提は,答える人間が「増えた一時間のことしか話題にしていない」ことから推察される。
自分一人が自由に使えると言う前提は,もし他の人々も同様に,一時間増えるのならば,今の24時間サイクルが,25時間サイクルに変わるだけで,特別にその他の変化があるとは思えない(詳しくシミュレートしてみると,意外なことが解るかもしれませんが,そこら辺はこの際問題ではないでしょう)ので,社会的に起こることではなく,個人に起こることだと推察できる。
しかし,この時だれしもおかしなことに気づく(ハズなんだけどなぁ)。自分一人に一時間与えられるならば,その時他の人々はどうなっているのか?
ここまで考察すれば,いかに私でも気が付く,「こいつら,そんなこと何も考えちゃいない」ということに。
しかしながら,私はそこで新たな疑問を浮かべずにはられない,
「何も考えてないのに,何で答えが出るんだ?」
どうも,私の知らないところで「みんなの常識大辞典」を使った勉強会が行われているようだ。
私にも「みんなの常識大辞典」を一冊分けてもらいたいものだ,しかし,その本をもらったところで,「みんなの常識大辞典」を読むための常識,が必要なのだろうが。
そこで結論(つーか,提言)
「すべての人間が自分と同じと思うなよ,むしろ,すべての人間が自分と違うのだ!!」
■バーチャル国家
『インターネットによって,ますます国家間の壁が薄くなっている今日この頃,未来の国家はどうなっていくのだろう』
なんてことの無い,平凡な九州は佐賀在住のサラリーマン一家,陣内(じんのうち)さんのお宅。
「ハル子,ハル子,ちょっとそこに座りなさい。近頃お前プエルトリコなんだってな。
母さんから聞いたよ,お前どういうつもりなんだ。日本人らしくだな・・」
「えー,マジィ。お父さんまだ日本人なの,ヤス子のお父さんなんかトリニダードドバゴなのに,せめてフランスぐらいにしてよぉ」
「なんだと,私たちは日本人なんだから,日本国籍を持って当然なんだ」
「お父さん,本気でいってんのー。お兄ちゃんなんかソマリアなんだから,そんなこといってるのお父さんだけだよ」
「なっ,タカオもか!!
おまえ達いつから日本人じゃなくなったんだ,お父さん気づかなかったぞ!!」
ハンドヘルドコンピュータを片手に,妻トミ子がとんとんと,階段を下りてくる。
「あらどうしたの?それよりみてみてアナタ,あたし今日からオーストラリアンよ,オーストラリア人だと,オージービーフが安くなるのよ,それに所得税だってずっと安いし」
「トミ子,おまえまで・・・」
ひっくり返るお父さん。
「あら,やっぱりイタリア人のままが良かったかしら」
てな社会が,もうすぐあなたの目の前に来る,かもしれない,なんて大胆に予測しちゃったりする。
あんたなに人?
そもそも国なんてモノはなんの実体もないものだ。「バーチャル国家」なんてタイトルをぶち上げているものの,国はそもそもバーチャルなのだ。
あなた国に触れますか,国を見ることができますか?
純粋な情報と言うやつは,金であったり,宗教であったり,惚れたのハレたのなんてのも,実体の無い情報ってやつで,これについては「見えないものは怖い」に書いたことに通じるところもある。
しかし,以前書いたものでは実体のあるものもあったので,そう言うものについては,まだ扱いやすい,実体を特定できるからだ。
純粋な情報というやつは,それらのものに比べるとまっことたちが悪い。そのモノが何であるかが特定できたと思っても,また違うモノに変容してしまったり,違う属性が付加されていったりする。
一つの国に住んで(属して)いても,時事刻々とそのモノは変容していく。
それなら,自分から積極的に国を変えてもいいんじゃないの?
というわけ。
以前から船籍なんてものは,持ち主の国籍にかかわらず,税金的に有利だったり,他に優遇措置があったりする国のものになっている。
「ギリシア船籍のタンカー」なんて言葉を見たり聞いたりしたことがある人も多いことと思う。あれはそう言う理由がある,ギリシアって結構船で儲けているらしい。
インターネットの事も考えてみればそうだ。サーバなんかは利用者にとって何処に存在しているかは全くどうでもいいことだ。サービスのよい所だったら「火星にあったっていい」
実際カリブ辺りの国では,サーバ管理を国の事業にしようというところもある。東南アジア辺りでもかなり盛んだ。
もはや,多くの人のデータは「特定の国籍を持たなくなってきている」
このへんで,持ち主の方も国籍を変えてもいいんじゃないだろうか。
そこで結論。
「コラ日本政府っ!今のうちからいい政策打って海外にアピールしておかないと,日本国籍なんぞ誰も持たんぞ!」
■話しかけるパソコン
『Macが登場して以来,パソコンに大きな革命はない。次の革命はなんだろう』
インターネットを含む通信技術の発達と普及によって,このところパソコンを取り巻く環境は大きく変化したが,パソコンそのものはたいした変化がない。
もちろん性能は大きくアップしているが,それは「直線的な変化」と言ってよく,CUIからGUIへの移行のような変化ではない。
となると文字(charcter base)の1Dから絵(graphic base)の2Dへと行ったのだから,次は3Dだろうと言うことになるが,それではあまりに安直すぎるというものだ。
パソコンはどういうベクトルをもって進化しているのかということを考えると,1D-2D-3Dという流れもあるが,機械(machine)寄りから人(man)寄りへと言う流れが主にあって,3Dへの流れは従だと言える。
言い換えると人間は「楽しよう楽しよう」としているわけだ。
昔:人間が機械に合わせていた。
今:機械が人間に合わせるようになってきたが,結局機械を知らなければいけない。
未来:人間が機械に合わせる必要はなく,対人と同じ感覚で使える。
(本当にこのようになっていくかは,私自身も多少懐疑的なのだが,今回はこうなるものとして話を進める)
具体的には,どうなっていくのだろうか。コンピュータと人間の違いを考えれば,自ずと答えは出る。
それは,「個性」と「自律性」である。
では,それらはコンピュータのシステムとしては,どういうふうに組み込まれてくるだろうか。
卑近な部分で考えてみることにする。
子ギャルマック
「個性」としては,システムの出すインフォメーションダイアログの内容であるテキストは,システム本体から切りはなし,自由にカスタマイズできるようにするのがよろしい。
そうすることにより,ユーザーによるインフォメーションファイルが出回ることにより。システムに色々な味(個性)を出すことができる。
ついでに「多言語化が容易」であること,「アップルやマイクロソフトのライターは日本語が下手なので,それを解消できる(とても重要かもしれない(笑))」というメリットもついてくる。
これを実現するには,システムを提供するときに,幾つかのシステムインフォメーションファイルを(ビルとエレンとスティーブとか(笑))用意する必要がある。
このとき,音声によるインフォメーションファイルも同梱できるようになると更に良い。
「自律性」に関しては,プッシュメディアが今後さらに普及するという,誰でも予想している(と言うかもはや確定している)ことではある。
また,AI的なもの(オフィスに付いてくる「ワン太」なんかは違うぞ(笑)まあやりたいことは解るが)が,次の一手や曖昧な表現を適当に解釈して,提案してくるようになる。
現在もっとも近しいテクノロジーは,FEPもしくはIMなどと呼ばれる日本語入力のプログラムだ。これらのプログラムは現在でも,曖昧な表現を受け止め,正解に近いと思われるものを提案している。
ここらが,次世代の(日本語圏でないコンピュータも含めて)鍵を握っているのではないだろうか。
そこで結論。
「今からしっかり考えて行動する訓練をしてないと,コンピュータが全部考えるようになってしまうぞ」
(よーするにビルゲイツにいいように操られてしまうってことか?)
■完成するものしないもの
『こういうの作りたいなぁ,と思っていてもなかなか作れないもの。モノを作り上げるにはどうしたらいいものか』
趣味や仕事で,特に創造的なことをやっていないと思っている人でも,結構作りかけて,ほうりだしてしまった作品というものが存在しているのではないだろうか。
「私はモノを作るなんて...」という人もちょっと待った。
人の本質的な特徴として「モノを作りだす」ということがある。人間であるかぎり何かを作り出したい,という欲求は誰にでもあるわけで,自然個々人に固有の作品というものがどこかに存在しているはずだ。
それらは,おそらく自分では「恥ずかしくて作品として認めていない」のではないかと思う。
これが,作品が完成しない理由の一つとなっている。
どうも実力と作りたいもののレベルがかけ離れているのだ。
自分が何を作れるかとか,モノを作る作業とかがイメージできていないわけで。
要するに,途中の過程をすっぽかして完成したものだけを夢見ているのだ。これでは,モノが完成するはずはない。
先ず最初は「そうとうなブキッチョや阿呆でもできるだろう」という事から始めれば,確実に完成できるし,モノを作る作業や実力が把握でき,次はもう少し複雑なものが作れるようになる。
どんな人も,これを繰り返すことによって,実力を上げていっているわけで,いきなりすごいものは作れない(のが普通)
未完成なのに...
すこし細かく見ていってみよう。
モノを完成させるためには三つの重要な過程が存在する。
つまり,
「作り始めること」
「作り続けること」
「妥協すること」
何を当たり前のことをと思う方もおられることと思うが,ここで重要なのはこれらの三要素には,「一切実力は関係しない」ということだ。
別の言い方をするならば,「実力がなくてもモノを完成させることができる」ということであり,「いくら実力があっても完成しないこともある」ということなのだ。
この三要素を個別に見ていこう。
作り始めること,これは実に重要で,「作り始めたらその作品の60パーセントは完成している」という人もいるくらいで,ともかくこの部分のハードルは高い。
この部分で完成させる目処がついているかどうかが,モノを完成させるときに重要で,逆にいうとこの時点で目処がついていないものは,大抵完成しない。
作り続けること,これは三要素の中では割合簡単にできることだ。
少しでも作っていれば,遅くても,ともかく完成に近づく。
これがうまくいかない人は,三つ目の要素である「妥協」ができずに,結局作っては戻り作っては戻りとやっていて,全く進んでいない(事実上作っていない)わけだったりする。
妥協すること,完成させるのにもっとも重要な要素がこれだと私は見ている。
何といっても,完成する直前にすることが「妥協」である。この過程を過ぎると完成になるのであるから,これほど重要なものもないだろう。
勿論,妥協しなくても完成する場合があるのだが,「そんな幸せな場合は極々少数」
たまに,完成のイメージだけガバーッとあって,一気に完成させちゃう強者もいるが,それはおいといて,結論。
「自分の実力を見極め,妥協し続けることが完成への道」
(悲しい結論だノウ)
■多機能・高機能神話
『パソコンは勿論,様々なもので多機能・高機能が叫ばれるが,冷静に多機能・高機能がいいものかと考えると,実際はそうでもない』
多機能化は,使用者の習熟期間を増大させ,目的を不明確にし,製造コストを増大させ,複雑化により製品は脆くなり,メンテナンスをやりにくくする。
高機能化は,同一のテクノロジーレベルで作られた製品は,全てを高機能化することはできないので,コスト・スペース・その他諸々の「高機能化のために必要な余計なもの」が付いてくる。
はっきり言って,ろくなことはない。シンプルイズベストとはよく言ったものだ。
それでも多機能・高機能が声高に叫ばれるのは,見えないものは怖いの論旨で行けば,消費者が明確で適切な価値判断基準(知識)を持たないゆえに,従来の価値判断基準(数量)に換算してしまうから,といえる。
曰,国内外8000本のソフトウェアを収録(編集するのが面倒だっただけだろう)
曰,180もの豊富な編集機能を搭載(そのうちいくつが使える機能なんだ)
曰,CD-ROM5枚組で,感動のスペクタクルをお届けする(データを短くまとめきれなかった言い訳か?)
曰,フルカラームービーの映像が貴方のハートを直撃する(フルカラームービーが表示されるのに5分も待たされれば,どんな人にも直撃しない)
etc.etc.
恐らく「知っているが,躍らされてしまう」という人もいることだろう,スペックフェチ,ハイスペックジャンキーとでもいう症状だ。
その手の人に言う言葉は一つしかない「解っているなら踊るな」である。意外に簡単に踊るのを止めることができるだろう。
好きで踊っている人には何も言わない。好きなだけ踊って欲しい。私も時々やる(笑)
それは腕時計じゃない!
例えば,パソコンで動画が動いても,全然たいしたことではないのだ(テレビを見たことがないのか?)コンピュータ上で動くからには,インタラクティブ性を強く持っていないと,テレビやビデオに対する優位性(アドバンテージ)がないからだ。
従来のメディアで可能だったことがパソコンの上で展開されることにさほどの意味はない,問題は「その後」なのだ。
パソコンにテレビを求めてしまうのは,消費者の多くは(潜在的な者も,既に所有している者も)「パソコンが何だか解っていない」からだ。
パソコン(コンピュータ)は登場したときからすごいものだった,何がすごいかというと,他の道具や方法に置き換えることができない能力を持っている,所がすごい。
言い換えれば,他の道具や方法で置き換えることができる部分は,たいしたところではない。
一例を挙げるなら,電子メールは簡単に速く「文字を送れる」のが凄いのではない,文字を送るのに紙という「物質を消費しない」事が凄いのだ。
パソコンは,なにもここ何年かで凄くなったのではない,ここ何年かはパソコンにできることが,視覚に訴えるようになってきたに過ぎない。
そして忘れがちになるが,重要なことは「視覚に訴えることはパソコンの重要な機能ではない」ということだ。
そして,パソコンが何か知らない人は実にちんぷんかんぷんな機能をパソコンに求め,そして失望する。
そこで結論。
「容量のでかいソフトは,悪いソフトと断定して八割がた正解」
■ロマンチックな科学
『科学的で魂を否定する論調は,しばしば冷たく見られがちだが,本当のところはどうなんだろう』
ドーパミンやらエンドルフィン,アドレナリンなど,あまり化学情報に興味がない人でも,どれか一つぐらい聞いたことのある物質があることと思う。
これらの物質はいわゆる麻薬と類似した構造と効果を持つ体内化学物質で,ドーパミンなどは人を「非常に幸福で満たされた気分」にさせてくれると言う。この状態は,麻薬によってもたらされるそれと類似していることが解るだろう。
恋愛状態には,このドーパミンが分泌される量が多くなるそうだ。
極論するならば「自然とお互いに引かれあって恋に至るのも」「麻薬を打っていい気持ちになってヤッちゃう」のも,その瞬間の身体的状態としてはほとんど違いがないと言える(麻薬の方がより直接的かつ急激に供給されるため,長期的には体に非常に悪い)
また,不幸な幼少を過ごすと,分泌器官が十分に発達せず,幸せを感じにくくなるという報告を読んだ記憶もある。
このようにドーパミンなどは「喜びの物質」といっていい。他にも,いろいろな感情に対応した「緊張の物質」やら,「怒りの物質」とでも言うものが発見されている(ただし,まだハッキリとしたデータが取れているのはあまり多くないようだ)
人が悲しくて涙を流すのは,体内にある「悲しみの物質」を排出し,正常なバランスを取るためだという話もある。
他にも,麻薬を常用していると,同じ役割を持つ化学物質の分泌機構が鈍って,必要なときに物質が分泌されなくなるらしい。
このように近年の研究の成果によって,人の性格やそのときどきの感情というものは,物理的・化学的な原因に基づくものであることが,かなりの信憑性を帯びてきたと言える。
(ちなみに,ABOBAの血液型は性格を司るものとしては忘れた方が良い)
「なんか,そんなのって,ちょっと悲しいよねー」
なんて声が聞こえてきそうだが,感情の価値が落ちたのではなく,物質にそれだけの力があることが分ったにということだ。そういう事実事体が,感情の価値を下げたりはしない。
もし,感情制御物質が量産されて手軽に手に入るようになったりしたら,かなり価値は落ちるかもしれない,しかし「嘘の感情」は,今でも結構お目にかかることができるので,たいした違いはないとも言えるかもしれない。
もう一度いうと,科学的に解明されたということだけで,ものの価値はかわらない。問題はその後だ。
科学的なお守りです
例えば,本を読んで感動したりする。映画を,絵を見て感動したりする。
我々は本が紙とインクであることを知っている,だからといって「紙とインクで感動はできない」などと言ったりはしないだろう。他のものにしても同様である。
事実を知ることは,より純粋に本質に近付くことを意味する。本であれば「紙の精霊」の仕業ではなく,小説家の(また,その他本を作った人々の)力で感動したことが解り,本には正当な評価が与えられる。
昔は,月にはウサギがいたり美女がいたりしたものだが,今どきそんなことを言うとバカにされること必至である。
それを「夢が無くなった」と言う人もいるが,科学的な方法によって,月に行くという「夢が実現した」ということを忘れてはならない。
科学は夢を現実にする力がある。私は他の方法を知らないし,おそらく他に方法はないだろう。
これは「科学は夢を見る者の必要条件」と言い換えてもいいと思っている。
「ただ夢見ても夢は実現しない,夢は科学的方法によって実現されてきた」
        
鳶嶋工房
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/Text/Essay/d001.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/Text/Essay/d012.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/Text/Essay/d016.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/Text/Essay/d006.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/AppleScript/Diary/001.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/AppleScript/Diary/002.html
http://member.nifty.ne.jp/ton_b/AppleScript/Diary/004.html
    
    
    
    
    
    
    

2023年2月14日火曜日

[市場] YouTube閲覧数減…ユーチューバーが「稼げない仕事」に激変してしまった根本原因




[市場] YouTube閲覧数減…ユーチューバーが「稼げない仕事」に激変してしまった根本原因
1247万回再生だったのに収益は328円…ユーチューバーが「稼げない仕事」に激変してしまった根本原因
2023/2/7(火) 17:17
広告収入が減ったと告白するYouTuberが相次いでいる。成蹊大学客員教授の高橋暁子さんは「いまはTikTokのようなショート動画の時代。YouTuberが生き残るためには、広告収入に頼る古いビジネスモデルからの脱却が必要だろう」という――。
■「小学生のなりたい職業」3年連続1位
ベネッセコーポレーションの「2022年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」(2022年12月)によると、「小学生がなりたい職業ランキング2022」の1位は3年連続「YouTuber」だった。「好きなことで、生きていく」のキャッチコピー通り、楽しんで稼げる職業という印象が強いためだろう。
「でも『YouTuberはもうオワコンで稼げない』ってみんなが言ってる。そうなのかと思って、ちょっとがっかり」と、ある小学生は肩を落とす。「なりたいと思っていたけど、稼げないんじゃなあ……」
子どもの間で話題になるほど、YouTuberの減収には多くの人が関心を持っているようだ。
■収益が20分の1に減った人気YouTuberも
ラファエルは,2014年にスタートして以来登録者数180万人を超える人気YouTuberだ。ところが昨年12月に更新されたYouTube「令和の虎CHANNEL」で「広告収入は10分の1ぐらいになっています」と激白,「YouTuberというYouTubeで収益を上げて稼ぐビジネスモデルは終わる」とまで断言している。
同じくYouTuberのシバターもFLASH編集部のインタビューに対し,2017年11月の総視聴回数は約1200万回再生だったが,2022年11月の総視聴回数は340万回と,5年前と比べて4分の1程度になっていることを明かしている。なお単価の変動などもあるため再生数が4分の1になっても収益も4分の1になるというわけではない。
最近も登録者数209万人を超えるYouTuberぷろたんが収益が過去最低となり5分の1に減ったことを告白。「10分以上の動画に付けることができる広告を付け忘れていた」ことの影響もあるだろうが,やはり「今YouTubeってすげえ収益下がっているんですよ。YouTube全体がオワコンになっている」と発言している。
その他、登録者数168万人以上のYouTuber、PDS株式会社が全盛期と比べて20分の1になっていたり、登録者数144万人以上のYouTuberカノックスターも1カ月で収益が半減したことを告白するなど、収益が減ったというYouTuberはとても多い。
■限られた広告予算はライバルTikTokへ
Googleを傘下に持つAlphabetは,2022年第3四半期(2022年7月~9月)の決算でYouTubeの広告収入が1.9%減となったことを発表。YouTube広告の売上高を開示するようになった2019年第4四半期以来初の減収となった。インフレ率の急上昇や不況に対する懸念などから広告主が広告出稿を控えたこと、急成長するTikTokとの競争に苦しんでいることの表れだろう。
一方のTikTokは、ダウンロード総数が累計35億件に達した史上5番目のアプリとなっており勢いは衰えない。eMarketerによると2022年のTikTokにおける広告収入は前年比3倍の116億4000万ドルに達する見込み。2019年から5年で約70倍という急成長ぶりだ。限られた広告予算をYouTubeではなくTikTokに割いた企業が多かったと考えられるのではないか。YouTubeに出る広告に品がないものが多くなった印象があるが、大手をはじめとした優良な企業広告がTikTokに流れた結果、誰でも出稿できるようになったということかもしれない。
■YouTubeショートはタイパ志向で人気だが…
そんな低迷期にあるYouTubeで、伸びているコンテンツがショート動画「YouTubeショート」だ。最長60秒の短い動画で、1日あたりの再生回数は全世界で300億回に上り、2021年比で4倍とZ世代を中心に人気を集めている。これは、15秒~10分の動画を投稿できるTikTokを意識して誕生したものと言われており、TikTokと両方に同じコンテンツを投稿しているユーザーは多い。日本版YouTube公式ブログの「国内トップ登録者増加クリエイター」によると、「ながの社長のハッピーチャンネル」や「いくとん」「ささみキッチン」「ひみつ基地。」など、ショート動画でも人気を博したクリエイターが昨年対比で登録者数を大きく伸ばしている。これらのクリエイターはすべてTikTokにも動画を投稿しており、そちらでも人気が高い。YouTubeでもYouTubeショートや切り抜き動画が流行っているように、視聴者は短くて効率よく見られる動画を好む傾向にあるのだ。最近の若者は「タイムパフォーマンス(時間対効果)」を重視する「タイパ志向」と言われるが、ここでもその傾向が表れている。
■1再生あたりの収益はわずか「0.000026円」
ショート動画は昨年9月から収益化できるようになっているが、実は通常の動画と比べて収益性が悪いと言われている。お笑い芸人あしなっすはYouTubeチャンネルも運営しているが、1247万回再生された「98歳と天皇陛下」というショート動画の推定収益がわずか「328円」だったことをツイートしている。1再生あたり0.000026円なので、通常の動画の0.05~0.1円に比べると驚くほど低い。ただし今年から、ショート動画の合間に表示された広告収入の45%をクリエイターが受け取り、合計視聴回数の割合に応じて分配されるとのことなので、もう少し改善される可能性が高いだろう。
■競合がどんどん増え、パイの取り合いが熾烈に
YouTuberが稼げなくなった原因は、YouTube全体の広告収入が減っただけではない。たとえば、YouTuberが増えすぎたことも影響しているだろう。杏や木村文乃、ジャニーズタレントなど、最近は芸能人のYouTube進出が相次いでおり、もともと知名度が高い芸能人による動画と競わなければならないことも影響しているはずだ。視聴者が急激に増えない限り、YouTube内のプレイヤーが増えれば、どうしてもパイの取り合いになってしまう。コロナ禍のステイホームで視聴時間が長くなっていたが、外出制限がなくなった今、ネットよりイベントなどのリアルへの回帰が進んでいることもあるだろう。ネットに限っても、AmazonプライムビデオやNetflix、TVerなど、他の動画配信サービスとの視聴時間の取り合いも熾烈(しれつ)になっている。
このようにみていると、「たしかにYouTuberはオワコンだ」と思ってしまいそうだが、必ずしもそうではなさそうだ。チャンネル登録者数405万人を超える音楽グループRepezen FoxxのDJ社長は、2022年12月の収益が1800万円であったことを明かしている。2021年6月まで収益化していなかったため、以前と比べた収益がどうかはわからないものの、驚くべき金額だ。
■専門性の高いチャンネルはちゃんと見られている
大手予備校で講師の経験があるYouTuberもりてつは、チャンネル登録者数26万人以上を持つ英語系YouTubeチャンネルを運営しており、2022年の年間収益は2237万9805円と明かしている。ある語学系YouTuberは、「YouTuberがオワコンじゃなくて、そのYouTuberが人気がなくなっただけでは」と断言する。「自分は前と特に変わってない。他人と似たようなことを投稿していたら見られなくなるのは当たり前」
すべてのYouTuberが収益を減らしているわけではなく、専門性の高いYouTuberや他にはない特別なコンテンツを持つYouTuberなどは、収益を上げ続けているようだ。一時期、大量に発生した迷惑系YouTuberのような「バズればいい」というやり方ではなく、オリジナリティーのあるコンテンツが求められていると言える。
■広告収入に頼りきりのYouTuberは淘汰される
テスティーの「YouTuberに関する調査2022年下半期版」によると、中高生がYouTuberに持つイメージは「楽しそう」「影響力を持っている」などのポジティブなものが多い。一方、大学生が持つイメージは、ポジティブな意見も多い中で、「大変そう」や「一握りの人しか人気になれない」などのマイナスなイメージが中高生より多くなっていた。YouTuberに対するイメージが現実的になってきたということではないか。なお人気YouTuberラファエルは、昨年7月にヒカルのYouTubeチャンネルで、「月のアベレージ3000(万円)くらい」と収入を告白、シバターは「500(万円)前後」と答えている。ラファエルは会社経営などもしているため、この収入が広告収入のみなのかは不明だ。
1カ月で収益が半減したと告白したカノックスターも「642万4630円」から「379万3417円」への半減であり、一般的な職業と比べるとかなりの高額を稼いでいる。
YouTubeの影響力は大きく、今後もYouTuberへの注目度は高いだろう。しかし、今回紹介したように収益が大きく減ったYouTuberも少なくなく、業界内が二極化している可能性がある。YouTubeの動画投稿だけではなく、YouTubeライブの投げ銭で別収入を得たり、知名度を生かして事業展開したりするYouTuberも目立つ。今後も、音楽や語学など専門性の高いYouTuberが伸びる傾向は続くだろう。さらに炎上目的や、広告収入に頼りきりという古いビジネスモデルのYouTuberは淘汰(とうた)され、名前を売りファンを獲得するための場としてYouTubeを利用し、別の収益源を開拓することが業界のスタンダードになっていくのではないだろうか。
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高橋 暁子(たかはし・あきこ)
成蹊大学客員教授
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、webメディアなどの記事の執筆、講演などを手掛ける。SNSや情報リテラシー、ICT教育などに詳しい。著書に『ソーシャルメディア中毒』『できるゼロからはじめるLINE超入門』ほか多数。「あさイチ」「クローズアップ現代+」などテレビ出演多数。元小学校教員。
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Yahoo! Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/281458774b31845034c0da487036fd46020f5e01&preview=auto










ラファエル: YouTube収入は1/10,総視聴回数は5年前の1/4に〜YouTubeバブルは終焉なのか
ラファエル「収入10分の1」で見えてきたYouTubeバブルの終焉…シバターも「再生数は5年前の4分の1」
2022 /12/14(水) 11:01
人気ユーチューバー・ラファエルの発言が話題を呼んでいる。『令和の虎CHANNEL』チャンネルにゲスト出演し、経営するカレーパン店への投資を呼びかけながら、YouTubeについてこう語ったのだ。
2014年からYouTubeでの活動を開始し、現在、登録者数181万人を超えるまでになったラファエル。収益が減少しているというのは本当なのか。同じく初期から活動し、ラファエルとも親交があるYouTuber・シバターに現状を聞いた。
――ラファエルさんによると、ユーチューバーの収益が減少しているということですが、シバターさんはどうでしょうか?
「一番よかった時期と比べると、全体的な視聴回数が減って収益は落ちていますね。わたしもラファエルさんもヒカルさんもみんなだいたい同じだと思うんですが、2017年あたりが一番視聴回数がよかったかもしれないです。今から5年くらい前がたぶん一番数字が取りやすかった。たとえば、2017年11月の総視聴回数が、僕だと約1200万再生なんですけど、今年11月の総視聴回数は340万なので、5年前と比べて4分の1程度になっているんです。
ただ、単価の変動もあるので、収益も4分の1になったわけではありません。収益については一概には言えなくて、ジャンルとか、どういう動画を上げているかとか、あとはその動画に視聴者がどれだけ滞在してくれたかで違うんです。1つの動画を1分しか見てもらえないのか10分見てもらえるのか。もっと言えば、30分の動画を全部見てもらえるような人だと単価がガンガン上がるんです」
――シバターさんの場合、視聴回数は減少しても、単価が上がり、収益はそこまで落ちていないということでしょうか?
「もともとわたし、ユーチューバーのなかでも1再生あたりの単価がめちゃめちゃ低かったんですよ。それに比べると、今はわりとマシになって、普通に落ち着いた感じですかね」
――ラファエルさんは、ユーチューバーに限界を感じ、いまはカレーパン店に注力しています。このことをどう見ますか?
「結局、ほとんどのユーチューバーがみんな数字を取れなくなっているんですよ。芸能人が軒並み参入したことが大きいです。わたしはもう9年めなんですけど、長年ユーチューバーをやってきた人たちが、どんどん廃業しているんです。ラファエルさんがカレーパン店を始めたのもそうですが、ユーチューバーとして稼いだ知名度を生かして、別の方法でマネタイズするみたいな時代になっているんです。わたしもお肉を売ったり、パチンコの営業をしたり、いろいろな手段でお金を稼いでいますが、ラファエルさんは同志というか、昔から一緒にやってきた仲なんで、一緒にがんばっていきたいとは思います」
――シバターさん自身は、今後どのように活動していくつもりですか?
「わたしはYouTubeをはじめる前から、生放送とか動画作成が趣味だったので、まぁお金を稼げなくなってもたぶんやっていると思うんです。食えなくなるまで、いや……食えなくなっても続けるつもりです」
12月1日に公表された「進研ゼミ小学講座」の調査では、「小学生がなりたい職業」で、3年連続ユーチューバーが1位となっている。だが、もはやYouTubeバブルは過去のものになってしまったようだ。
最終更新: 12/14(水) 14:36
(C) Kobunsha Co., Ltd.
■コメント
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広告主が測るパフォーマンスによってお金の流れは決まるのだから、影響力を失えば金もつかなくなるという単純な理屈ですね。そういう意味では、テレビも同じですよね。YouTubeの問題か、YouTuberの問題か、そのあたりも深掘りされると面白いのですが。収入ではなく、テレビと異なり、個人が動画で発信できるプラットフォームとしての価値や利用の可能性は大きいと思うのですが。
('-')
広告は基本的には視聴者層に合わせてGoogleのAIが振り分けてるので、広告主の意志と言うより再生数の減少が大きい。
加えてこの5年で単価も下がったので、広告再生だけでは稼ぎづらくなりました。
仮に平均で1再生0.1円が変わらずだっだとしたら、シバターさんは100万の収入が30万ほどに減った事になる。
センシティブな内容や子供向きだと収益化できなかったり、楽曲の著作権使用料を支払うとほぼ収益無くなったりもあります。
あとは番組内にPRを入れる案件も、芸能人やモデルのYouTubeのほうが入りやすいでしょうね。HIKAKINだけは別格ですね。
('-')
テレビよりYoutubeが流行り始めた理由は、テレビがマンネリに、コンプライアンスで大人しくつまらなくなっていたところに、何でもありで過激で目新しいコンテンツが詰まったYoutubeに人が移って行ったところにあります。まさにブルーオーシャン。そこにテレビや新聞に広告を出していた企業がネット広告に移行してバブルが起きた。Youtube長者も多く誕生して、楽しくて稼げる職業として子供にも大人気(裏側は必死だが…)。
結果、多くのYoutuberが参入してレッドオーシャンに。更にコンプライアンスが厳しくなりテレビと同じ道に。企業の広告費が増えたわけではないのだから、限られたパイの取り合いになる。しかも、長年トップランナーで走っていたチャンネルのコンテンツは厳しい目で見られるし、飽きられやすい。そりゃ稼ぎは稼ぎは減ります。
今はTokTokの企業案件あたりが稼げるみたいだけどいつまでか…
('-')
ラファエルは如何わしい投資広告とかやってたし、そもそもラファエルを嫌う視聴者も多くて元々見てたユーザーが離れただけじゃないですかね。登録者数が多くても動画を見てくれないと金にはなりませんし。
私自身、5年前によく見てたチューバーの動画は全く見なくなって、最近は興味が別の物に移ったのでそっちの系統の動画しか見てなかったりします。今見てる物も直ぐ飽きる場合もあり、次から次へと移っています。こういう傾向は私だけではないはずですよ。収入が減ると言うことは飽きられてるって事も大いにあると感じます。
('-')
そもそもYoutubeの黎明期など、投稿動画の大半は匿名投稿者のテレビ番組やDVDの違法アップロードで、そんな動画に広告がつくというカオス
残りは「うちのペットを紹介します」などの誰が見るんだ系
ニコニコなどそのYoutubeにタダ乗りを図り、遮断されるというアングラっぷりだった
それに比べたら今は、ちゃんとしたYoutuberがコンプライアンスを遵守して大手企業が広告出稿するような安心感
そりゃ昔の方が面白いに決まってる(違法アップされるTVがそもそも面白かった時代だし)
('-')
総とも限らない、前はYou Tubeしかなかったがいまはtiktokやインスタもある。You Tubeに100時間費やしてた人が3分の1づつみれば単純に3割になるからね。それにいまはYou Tubeもみんなショート動画にいこうしてきてるし。
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シバター2年前は2~300万あると言っていたから
減った減ったと言っても毎月50万~100万はあるでしょう。
ようは金銭の基準が上がり味をしめてしまってから下がったから、どうしようどうしようと、焦るんでしょうな。一般から言わせるとコストもたいしてかかっていないYouTuberして50万でも稼いでいたら充分ですが。
('-')
YouTubeは趣味程度でやらないと、数年前から先も読めない若者がYouTuberを目指しているのが目立ちすぎているけど、時代と共に朽ちて行く職業だと言うことを見抜けないのが残念
分からない奴にもう少し簡単に教えようか?芸能人や有名人が、YouTubeをやり出した時点で無名のYouTuberがやっても殆ど無理だと言う事と同じような志を持ったYouTuberが増えた事で、今更YouTuberで再開回数増やすとか登録者を増やすとか?凡人すぎる万人がYouTuberしても稼げないよ。また色々と規制や法律が厳しくなり今まで売れてるYouTuberもそろそろ終わりに近づいているよ。笑笑
これからのYouTubeは趣味でやらなきゃ!YouTubeで、稼いぐと周りからチヤホヤされ調子に乗って上から目線で物を言う馬鹿なYouTuberにならないように えっと、ひ○るとか言うやついたよな?
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なんでもそうなんじゃないですかね?儲かるのは最初に手を出した人だけ。広がれば広がるほどうま味はなくなるし競争は激しくなる。民放の視聴率でもそうだけど。民放の場合は改変があるから時間帯毎に提供する内容を変えることが出来るがYouTubeの場合そうはいかない。炎上商法なのか自己啓発系なのか面白系なのか。見たい動画を利用者側が決めれることは変わらない。競争が増えて利用者がばらけただけじゃないですかね?続けたい人は儲けることを目標にするのではなく楽しいからという理由で続けてほしいなと思います。
('-')
先駆者が落ちただけってオチですね
今までブルーオーシャンで数少なかったから集中したってのもありますし、全体で見たらYoutubeは落ちてないと思います
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とにかく目立ちたい・儲けようという気持ちが先攻しているユーチューバーは、絶対いつかはスランプや苦悩に陥るでしょう。もちろんその方針でも、しっかりと結果と信頼を手にしている人達もいますけどね。
でも最終的にはやはり、基本的にテレビでやれないことをYouTubeでやる、テレビで尺を取れないからYouTubeで公開するトーク系や、実験的企画などのものが生き残るって感じですかね。いつからかテレビよりやらせの多い世界になってしまって停滞気味なのは一目瞭然でしょう。
('-')
バラエティーや芸能系のYouTubeより、趣味に特化して登録者を確保しているYouTubeはかなり安定した登録者と再生数を確保している。全て一般の方々自分で編集し動画を投稿している。詳しくは言えないが、収入はかなりの額を稼いでいるYouTuberもいることは確か。特にアウトドア・バンライフ・釣りちゃんねるはかなりの参入はあるが人気で長くやってる人達は、一発のラファエルやシバター、宮迫他芸能界から参入来ている方よりかなり安定している。
長く残る方と言うのはこういう方達だと思う。
地元の釣り仲間のチャンネルもコストかからず自分で釣りに出かけ、自分で編集する動画でかなりの年収を得ています。釣り人口がかなりいることも、最近はやりのバンライファーも増えていることの流れが分かることもYouTubeのいいところと感じる。
('-')
中身のないくだらないYouTubeしかなかったのが、今は中身がある物も増えたから選ばれなく
なっただけでは?当時の比較して視聴人口や視聴時間は何倍も増えているのだから。
例えば、イエール大学准教授の成田氏は引っ張りだこで視聴回数増やしています。ただ、他の人と彼の違いは、切り抜きしてもお金を取らないで、生活の足しや子育てに使って欲しいと言えるとこ。ひろゆきは片っ端から取っていますが。結局、人間のレベルが高い人が選ばれるようになるんですね。
('-')
成田氏も恐らく5年後にはほとんど誰も覚えていないか、再生回数が激減しているとかだと思う。
PCからスマホに、そのスマホも4Gになり何倍も手軽に動画コンテンツを視聴できるようになった影響で、その人の消費される速度は昔と比べて何十倍にも上がっている気がします。あまり人にレベルとか付けたくないので、賛同し兼ねますが、消費してもしてもなかなか減らない魅力やテクニックがある人が生き残っていくんだなぁと。これはたぶんTVも同じなのではないでしょうか?
('-')
成田氏は生き残るのでは。
学者系は意見聞きたい人多いし専門分野に強い。
ただのエンターテイメントな人じゃないからね。
むしろ地位が上がり続けて需要が増える気がするが地位が上がると面白いこと言えなくなるかもしれない。けどラファエルと同列で語れる人じゃないかな。
('-')
動画内容もマンネリしてるし、個人的に少し飽きてきた感はあります。それでも好感の持てる方のYouTubeや興味のある趣味的な動画はいまだによく見てます。
子供達に悪影響を与えてしまう内容も多いなか、これからの世代の子達に夢を見させてもらえてるのも事実。良くも悪くも影響力はまだまだあるコンテンツだと思います。
どうあれ生き残る人は生き残るんでしょうね。
('-')
何年もその中に居て苦労を重ね下積みした芸人さんやタレントと違ってやり始めたタイミングだけで運良く波に乗れた人達なので、飽きられても仕方がないのかな?
You Tubeにも規制があってテレビなどと同じく表現できないことも多いので、内容もほぼテレビ的になってきていますしね。
コンテンツとしてはスマホでどこでも観れる便利さとバッテリーと電波さえあれば場所を選ばない魅力があったんでしょうけど、内容が伴って無いのがその原因でしょうね。
You TubeやTikTokなどを超える新しい物が現れたらまたそちらにシフトしてゆく感じで、もうテレビに反撃する力は残ってないでしょうから…
記念すべき昨夜の統一戦も地上波では放送されずでしたから…
('-')
もともとテレビはつまらないから、もっと自由な発想で…みたいな空気が広まり、YouTubeが盛り上がったと記憶しています。ですが、そのYouTuberがテレビ側に出演していたりして、「あれ?あれだけテレビはオワコンだとか言っておいて、結局テレビ側によるの?」と率直に疑問に感じてはいます。YouTuberが流行り、多くの人がYouTuberになりました。小学生のなりたい職業ランキングの上位に入るほどYouTuberは世間に浸透しました。しかし、一方で、動画の中には、価値のない胸糞悪いもの、つまらないものも多数あるのが現状です。私はYouTuberには基本的に批判的な立場ではありますが、よく見るチャンネルもありますのでYouTuberがダメだとは思いません。乱立したYouTuberが精査される時期が来たのでしょう。本当に観たいと動画が生き残る。そもそも日本人は熱しやすく冷めやすいですからね。
('-')
黎明期に始めて稼いだ人たちは感度が高い人たちだから見切るのも早いし、上の方でyoutubeだけの人なんていないよ。むしろ、あいつらがyoutubeだけを生業にしていると思うセンスで良く批判できると思うけどね。
個人的にはyoutubeの広告なんて歯牙にもかけないから、企業様にはムダ金だよといいたいけど
無料でみるためにはそれらのスポンサードが必要なので、効果ないことに気づかず、頑張ってもらいたいと思いますね。
('-')
Youtubeに限らず商売は同じ状況がずっと続づくことはない。
周りの環境は必ずかわる。それに対応できる人、企業が生き延びる。
それはサラリーマンより個人事業主の方が身にしみてるはず。このニュースに出てきた人は成功者でもあるわけだから食いぱぐれることはないでしょ。既に一財産築いただろうしね。

Yahoo! Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d8ece02d4aeb43cb6dc5858a801d7edd7cdb2bc








元タレント人気ユーチューバー、収入激減「1/20に」 ユーチューバー目指す子供たちにアドバイス
1/23(月) 11:38
ペインダンテ将之介インスタグラム(pdssama)から
登録者数168万人の人気ユーチューバー「PDS株式会社」が、23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。現在の収益について語った。
紹介するペインダンテ将之介が運営する同チャンネル。吉本興業所属の芸人・ミカイルは実兄で、自身はジャニーズJr.として活動した経歴を持つ。
2010年から配信活動を始め人気を博していたが、現在は伸び悩んでいるという。「収益1/20に減った日本一だったYouTuber…PDS」と題した動画の中で、「以前ぷろたん(登録者数209万人のユーチューバー)が、収益1/5になったって言っていて、僕もトレンドに沿って動画を撮ろうと思う」と、人気ユーチューバーが収益を暴露したことについて触れ、「タイトルにある通り、僕の収益は…なんと1/20」と告白した。
「全盛期と比べて1/20。まじで笑えないんですけども」と嘆き、「YouTubeの収益が落ちてると言われてますけど、僕からしたら、そんなことはないんです。単純に僕が伸びてない。伸びている人は、それなりにもらっている」と、YouTubeの収益システム自体には変化がないという。「伸びてない僕でも、もらえている感覚はあるので、収益自体はそんなに減っている感じはしてないです」と明かした。
収益激減の理由については「いろんな要因があるんですけど、単純につまんなくなった、アルゴリズムに沿ってやってこれなかった、ショート動画に力を入れ過ぎてしまった」と3つのポイントで分析。特にショート動画については、「数千万再生あっても小遣い程度しかならなくて、ボランティアです…忘れ去られるのが嫌で」と吐露。また、「企業案件が全くない」ことも要因だとした。
続けて「普通の動画を頑張っていくのと、YouTubeだけじゃないので、媒体は。幅広く頑張っていこうと思います」と決意を新たに。「YouTuberを目指したい子供がいるんだとしたら、目指すんじゃなくて、普通に趣味でやったりとか…」とこれから動画配信を始める人に向けてアドバイスを送った。「僕も最初は楽しくやってて、初めてみんなからコメント来た時の喜びが凄かったんです。僕のやったことに感想をくれたり、凄くうれしくて…」と回顧し「再生数がどんなに落ちて、お金がなくなっても、僕はブログ感覚であろうと続けるつもりでやりますので、よろしくお願いします」と改めて呼びかけた。

Yahoo! JAPAN
https://news.yahoo.co.jp/articles/d76febfe25c257000c27ec6257656a13ba3c960c












北海道で自給自足生活を送る「貧困女性YouTuber」が人気に ショート動画の収益化で好転するか?
12/14(水) 12:00
北海道で自給自足の生活を送り、YouTubeやTikTokで日々の貧困生活の様子を動画で投稿する女性がいま、人気を集めている。そのYouTubeチャンネル名は「りんの田舎暮らし」で、チャンネル登録者数は44.1万人を誇る。(2022年12月14日時点)
「りんの田舎暮らし」こと、りんさん(仮名)は独特な雰囲気を醸し出している。自給自足している北海道の家ではガスが使えないらしく、木材を自身で調達して火をおこし、豚のしゃぶしゃぶや手羽先などを調理する動画を投稿している。ただの調理動画に見えるが、とりわけ人気が高い理由は、ツッコミどころ満載な内容にある。動画内では、生の鶏肉を食べようとしたり、自身のワキの臭いを嗅いだりする様子が視聴者を楽しませている。
りんさんはYouTubeで北海道の自給自足の様子を届けながら、自治体との繋がりを積極的に進めている。直近では北海道の1日警察署長を務め、北海道・斜里町の「道の駅うとろ・シリエトク」で、交通安全の案内などを行った。りんさんには北海道の観光に携わる仕事に力を入れたい思いがあるようで、現在も道北のとある自治体とのプロジェクトを計画中とのことだ。
YouTubeの登録者数が40万人以上で、総再生回数も1億回を超えることから「本当は貧困女子じゃないのでは……?」という疑いが度々かけられる。しかし、本人は否定している。実際、2022年10月に公開した動画「【重大発表】謝罪とご報告 貧困女子驚きの月収を大暴露」の中で、最高の月間再生回数1463万回の月の収入は1,280ドル(執筆時点のレートで約17万6,000円)と語った。
収入が少ない理由の1つは、ショート動画の多さにある。2022年現在、YouTubeのショート動画はそれ単体からは収益化できない。(2023年より収益化がスタート予定)
りんの田舎暮らしは、TikTokやYouTubeのショート動画から人気を集めた経緯がある。チャンネル登録者数44.1万人の今でもショート動画がメイン。直近でYouTubeに投稿された動画でも、10本中9本がショート動画であり、単純に計算すれば10%の動画しか収益化できていないことになる。さらに、長尺動画の投稿頻度が低いことが、収益圧迫に拍車をかけている。
また、収益を圧迫する理由は、動画内で使用する楽曲の使用料にある。当チャンネルのショート動画では、松任谷由実さんの「春よ、来い」のほか、中島みゆきさんの楽曲などを使用している。これらの楽曲使用料が実に収益の9割を占めており、収入を圧迫しているとのことだ。貧困女性というキャッチーな枠組みかつ独特な雰囲気を醸し出す彼女。ショート動画の収益化がスタート後、どのように動画を展開していくのか目が離せない。気になる方は、この機会にぜひ視聴してみてほしい。
小川遼

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https://news.yahoo.co.jp/articles/f4e40f81858261a36ca307115c2cc0681101d0c3
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d8ece02d4aeb43cb6dc5858a801d7edd7cdb2bc







ゆたぼんは「日本中からアホだなって思われてる」 ひろゆき持論「こうなりたくない、という良い例」
2022/9/9(金) 11:39
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)」開設者のひろゆきこと西村博之さんが2022年9月8日のYouTube生配信で、不登校YouTuberのゆたぼん(13)さんについて「こうなりたくない、という良い例」などと語った。
【動画】九九を答えられないゆたぼんさん
■「頭の悪い人を見せますかね。こんな大人になりたくないでしょ、って」
ひろゆきさんは8日に行った生配信中、視聴者から寄せられた「『どうして勉強しなきゃいけないの?』と子供が聞いたら何と答えますか?」という質問への回答でゆたぼんさんについて言及した。ひろゆきさんは「頭の悪い人を見せますかね。こんな大人になりたくないでしょ、っていう」などと持論を展開。視聴者からチャットで「ゆたぼん見せればいい」といった投稿が複数寄せられると、ひろゆきさんはこれに反応したのか、
「そうね。掛け算のできない、学校に通っていない高校生(編注:ゆたぼんは中学生)でしたっけ? 掛け算の九九ができないけどハーバードに行きたい、みたいな子供。日本中から『あ、こいつアホだな』って思われてる人を見せて、こうなりたくないよね、九九くらい分かったほうがいいよね、っていうのもいい例なんじゃねえかなぁと思いますね」
などと笑いながら語った。ゆたぼんさんをめぐっては、音楽グループ「Repezen Foxx(旧レペゼン地球)」のYouTube生配信に出演中「ハーバード大学に行きたい」と主張するも、九九の掛け算が言えない一幕があり、SNS上で注目を集めていた。ゆたぼんさんは8日、「九九ができひんとか本気にしてる奴マジで笑えるねんけど、エンタメもわからんとか終わってるやん」とツイートしている。
最終更新: 9/9(金) 11:52
(C) J-CAST, Inc.

Yahoo! Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/542cde026946ca9e6605636b404ccbc3e96dd984

2023年2月13日月曜日

[機器][スマートウォッチ] CASIO G-SHOCK/Bluetooth搭載シリーズ





[機器][スマートウォッチ]  CASIO G-SHOCK/Bluetooth搭載シリーズ
スマホと連携してより便利に!「Bluetooth搭載のG-SHOCK(ジーショック)」おすすめ6選&AmazonランキングTOP10!【2022年12月】
G-SHOCK(ジーショック) GMW-B5000GD-1JF
◆[カシオ] 腕時計 ジーショック 【国内正規品】Bluetooth 搭載 フルメタル 電波ソーラー GMW-B5000GD-1JF メンズ ブラック
52,900円(01/21 03:23時点)
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20,909円(01/21 03:23時点)
2022/12/10 10:13(公開)
出典:Amazon.co.jp
頑丈でタフな腕時計として有名なCASIOの「G-SHOCK(ジーショック)」。優れた耐久性と利便性が魅力で、スポーツやアウトドアなどアクティブなシーンでも安心して使えます。なかでも、Bluetoothによってモバイルリンクできるモデルなら、専用アプリと連携してさまざまな機能を使えるので、ワークアウトや旅行時などにも便利。そこで今回は、「Bluetooth搭載のG-SHOCK(ジーショック)」のおすすめ商品を紹介していきます。
「G-SHOCK GMW-B5000GD-1JF」は、硬質なステンレス素材を用いてフルメタル化を実現したケース・ベゼルに、鮮やかな発色を実現するIPを施したモデル。ケースとバンドへのヘアライン加工で、高級感と落ち着きのあるメタルの質感を最大限引き出しています。Bluetooth接続で専用スマートフォンアプリと連携すれば、インターネット上のタイムサーバーから正確な時刻情報を取得することが可能です。独自の設計思想により、メタル素材とG-SHOCKの起源である樹脂素材を組み合わせて革新的な構造美を追求する「MT-G」シリーズのモデル。バンドを固定するラグやりゅうずガード、ボタンガードの機能を裏蓋に持たせるという新しい構造とデザインで、小型薄型化も実現しています。また、Bluetooth通信機能により専用アプリ 「CASIO WATCHES」と接続し、時刻情報を取得可能。マルチバンド6やタフソーラー、高輝度なLEDライトも搭載した、 実用的な機能も備えるモデルです。
「G-SQUAD GBD-100-2JF」は、多彩な機能で毎日のトレーニングをサポートしてくれる「G-SQUAD」のモデルです。Bluetooth接続によりスマートフォンと連携することで、加速度センサーによる距離計測を補正。距離計測と走行時間計測を連動させることで走行ペースの計測に対応するほか、オートラップ機能も搭載しています。また、専用アプリでライフログやアクティビティ履歴などの確認、トレーニングプランの自動作成ができるなどワークアウトに役立つ多彩な機能が備わっています。
「G-SHOCK GA-B001-1AJF」は、上下別々のベゼルから構成されるデザインのモデルです。フェイスもこれまでのG-SHOCKにはない時字や9時側ディスク針でディテールにもこだわった仕上がりに。また、Bluetoothによりスマートフォンと連携し、専用アプリ内の情報更新を時計の表示で知らせてくれます。スマートフォンリンクと新デザインで新たなタフネスを実現したG-SHOCKです。
「G-SHOCK G-LIDE GBX-100NS-1JF」は、世界のトップサーファーから支持を受けるG-SHOCKのスポーツライン「G-LIDE」の腕時計です。サーフィンなどのマリンスポーツや釣りなどに便利なタイドグラフ、アラームやメッセージの着信を振動で知らせるバイブレーション機能などを搭載。また、Bluetooth通信により機能連動可能なモバイルリンク機能も備えています。
「G-SHOCK(ジーショック)FROGMAN GWF-A1000XC-1AJF」は、ISO規格200m潜水用防水機能を備えた「FROGMAN(フロッグマン)」のアナログシリーズ「GWF-A1000」のカーボンコンポジットバンドモデル。バンドにはフロッグマン初のコンポジットバンドを採用し、ダイビングをする際にウェットスーツの上からも着けやすいよう、中留にエクステンション機構を搭載しています。Bluetooth通信により機能連動可能なモバイルリンク機能も装備したモデルです。

ねとらぼ
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/1120472/

2023年2月9日木曜日

[機器][プリンタ] LetSketch MS-MBPR〜スマホからプリントできるレトロなプリンター



 

[機器][プリンタ] LetSketch MS-MBPR〜スマホからプリントできるレトロなプリンター
#プリンタ,#LetSketch,#モバイル
インクもいらない。ラベルをスマホからプリントできるレトロなプリンター
2023.02.05 15:00
三浦一紀
使い道結構あるな。エアリアから発売されている「レトロモバイルプリンター LetSketch MS-MBPR」は、スマホからワイヤレスで印刷できるモバイルプリンター。しかも、インク不要! 感熱紙を使用するので、インクがいらないんです。なので、いつでも手軽に印刷できます。
■専用アプリでお手軽印刷
スマホ用の専用アプリを使うと、文字やイラスト、写真などをレイアウトして印刷できます。解像度は300dpi。バッテリーは充電式で、充電端子はUSB-C。最大3時間の駆動ができます。ケーブル要らずというのはいいですね。スマートなクルマ社会は道路のみんなをデータでつなぐSponsored by イーデザイン損保
■シールタイプの用紙を使えば用途は∞
専用感熱紙にはシールタイプもあります。これを使えば、いろんなところで使えます。
メモ帳に貼ったり…
ビンのラベルにしたり…
引っ越しのときにも大活躍
本体カラーはレッドとグリーン。タイプライター風のレトロなデザインがかわいいので、ついつい使いたくなっちゃうかもね。お値段は8,580円です。整理整頓にはスマホで使えるテプラ。お手軽だし不思議に安い。キングジムのテプラシリーズにニューフェイスが登場。本体価格8,800円という安さとお洒落なラベルデザインで、手書きラベルにはもう戻れないかも?

GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2023/02/letsketch-ms-mbpr.html
https://www.gizmodo.jp/2023/01/kingjim-tepra-smartphone.html

2023年1月31日火曜日

2023年1月30日月曜日

[電力] 電気代値上げ>>オール電化一戸建住民「電気代10万円超え」 〜値上げ狂奏曲


[電力] 電気代値上げ>>オール電化一戸建住民「電気代10万円超え」 〜値上げ狂奏曲
ねとらぼほか:  電気代値上げ>>オール電化一戸建住民「電気代10万円超え」 〜値上げ狂奏曲
電気代10万円超えも「オール電化」に恨み節 北海道電力の値上げ申請で
2023/1/29(日) 13:55
オール電化住宅のIHクッキングヒーターの前で、北電の値上げ申請に頭を抱える安川智さん
北海道電力が一般家庭の多くが契約する規制料金を6月から平均約35%値上げすることを国に申請し,上川管内の利用者にも反発が広がった。ロシアのウクライナ侵攻などに伴う物価高で家計は厳しさを増しており「これ以上どうすればいいのか」と悲鳴が上がる。
「年金でどうやって生活したらいいんだ」。旭川市でオール電化の一戸建て住宅に暮らす安川智さん(75)は憤る。20年前に自宅を新築した際、北電に「お得」と勧められオール電化を導入。ところが、電気料金は値上がりする一方で、昨年12月の電気代は7万円を超えた。暖房の使用が多い今月は10万円を見込む。食費などの支出も切り詰めているものの、物価高で倹約は限界に近い。北電は泊原発の再稼働後に値下げする方針を示しており「停止中も多額の維持費がかかる原発を廃止し、値下げすべきだ」と切り捨てた。
■自宅にオール電化導入した男性「だまされた」
旭川市の自営業の男性(72)もオール電化住宅の一軒家に妻と暮らし、今月届いた電気料金の請求書を見てがくぜんとした。暖房と給湯などを合わせて約13万円。そんなさなかでの北電の大幅値上げ申請に「暖房の設定温度を下げて、できるだけカーテンを開けて照明も消しているのに」と諦めた様子で語った。10年近く前、灯油のボイラーの故障をきっかけにオール電化を導入。当時は冬でも1カ月の電気代は5万円ほどだったが、値上がりが続く現状に「だまされた」との思いを抱く。値上げが認められれば「来冬はもっと怖い。節約しようがない」とため息を漏らした。
最終更新: 1/29(日) 14:47
(C) The Hokkaido Shimbun Press.
■コメント
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電気工事士です。お客さんにオール電化をどう思いますか?とこれまで200回以上聞かれてますが その都度分散させることを勧めています。特に給湯器に関してはプロパンガスを含めてガスで建築し興味本位でしかないと思われる電気にもしかしたらするかもと声があった場合には隠し配線しておきます。キッチンは好きな方で選んでもらい ガス配管と電気どちらも将来切り替え出来るように建設しています。建築費が少し割高りになりますが安心感のある家造りをしています。プロパンガスは最初の価格交渉が要で
1㎥ 300円〜330円
を目指します。そこが安くても燃料調整費で高くなってしまいますが戦時中なので仕方ないです
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寒冷地の暖房費用って結構家計費に占める割合が高いんじゃないのかな? 実は自分は本州の沿岸部に住んでいて温暖な地域に加えてマンション住まいだから基本暖房は使わない。1人暮らしでガス+電気の使用量は
12月は8000円、
01月は9800円
だった。数年前までは6000円台だった。取材先の人はもともとの使用量が高い上に、今回の諸事情による値上げによるダメージは大きい。これから光熱費の事もよく考えて生活拠点を築かないと結構生涯に支払う家計費の支出項目に差が出て来るのではないかなと思う。
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「暖房中の室温が1番高い都道府県は北海道。」と先日報道されていましたね。真冬に家の中で半袖Tシャツで過ごせるほど暖房してエネルギーを無駄使いしなくともいいんじゃないかな・・・?
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もしかして、安かった時と同じ生活してるんじゃ?床暖使いまくりだったり?以前北海道から転勤してきた人が床暖無い部屋だから寒くてたまらないと言っていました。もしかして、必要以上に暖房使っていたんじゃ?我が家は布団に包まって済むくらいなら暖房使いません…
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一戸建て4人家族,それぞれ持ち部屋あり。12月は電気,ガス,水道,灯油代合わせて32000円くらいです。
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最初の旭川の方。服装はTシャツ・ジャージ?・ベストだけに見える。冬にしては薄着で、暖房温度は軽く20度を超えるだろうと想像する。
外気との温度差が大きくなる程に、熱が逃げやすくなり、1度の温度上げるのに必要なエネルギーは増加する。設定温度を5度も落とせば、暖房費半分になるくらいの差が生じる可能性はある。
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東北の内陸に先月12月住んでたけど電気代3900円
関西に帰ってきても同じ位日頃の使い方次第だと思うけどなぁこの記事の人は高すぎ
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オール電化だけが電気代が高いわけではないです。他の人も書いてるようにガス併用の契約であっても,ガス代も高騰してるし,灯油も必要だし,全部足すとガス併用契約のほうがコストは高いです。実際うちもガス併用からオール電化に変えたけど明らかに光熱費は安くなってます。オール電化が駄目だという考えは間違いです。それにガス併用だとしてもほとんどが電気が必要になる機器が多いです。
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たぶん節電の仕方が甘いのでしょう。我が家は北東北在住で子ども4人の6人家族。値上がり前は2万4000円程だった冬の電気代は値上がり後3万8000円。2倍まではいってません。ずっとつけっぱなしとか使わない電気はこまめに消すなどを怠ると電気代は上がりますよね。湯の沸き上げも夜間にしないと電気代高いし、節電してると言っても緩いのではないでしょうか。
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この方,10万円の電気代ということは深夜電力併用(30円/KWH)と仮定すると月に3000KWH以上使っていると思われます。今月から7円/KWHの補助が始まると月に21,000円の補助を貰うことになります。使う量が多いのは大変でしょうが,ガソリンの補助と一緒で大量に使う人が多くの補助金を貰うというバラマキは早く辞めて欲しいと思います。
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ガスや灯油も値上がりはしてるけど10万はさすがに…蓄熱暖房機とか融雪槽、ロードヒーティングをガンガン入れてたりするのかな。ウチも北海道で3人家族、都市ガスと電気のセントラルだけど併せて5万くらいだよ。
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10万円はえらい高いですね。寒い地域や家の構造の断熱材や家族構成の違いで電気代が変わるのでは?わが家はオール電化で二台のエアコンフル稼働&エアライトフォーム入っています。北海道存在で二人暮らしで6万円です。実家はオール電化無しで三人暮らしで5万8千円でしたのであまり変わりません。オール電化のせいですかね?
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うちもオール電化で、前は冬は1万円超えちゃうな〜と思ってたけど、最近の値上げで2万円もいって驚いてる。(エアコン4だい、なるべくみんなリビングにいるようにしてる)
どうやったら10万円もいくんだろ?うちは、朝はエアコンタイマーでつけて、夕方くらいから(灯油買って)ストーブつけてるけど。
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オール電化の蓄熱は深夜電力を使うからこれくらいいくと思う。給湯もエコキュートじゃないんだと思う。 エコキュートにするだけでもだいぶ違うんじゃ? それかホットロング22とかも高いと聞く
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ウチはキッチンがIHで暖房給湯は灯油ですが、電気代1月は520kwhで2万円超えたくらい。
暖房は24時間つけっぱなしのセントラルですが灯油代は月3万くらいです。
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電気+ガス+灯油の合計だと、電気代10万は同じだと言うコメントもありましたね。地区によって違うのかもしれませんが、
電気+ガス+灯油
の合計でも、雪が多い築35年の気密性が悪い一戸建てでも家族4人で10万はいきません。灯油ファンヒーターは、最近のものはエコで昔に比べて灯油消費が少ないからおすすめ。あとは電気カーペット。使用電力少なくて暖かい。下にアルミシートや厚めのマットを敷きます。あと、屋内でも靴下や服など、しっかり暖かいものを着る。あと、調理のときの煮込みや焼く前に、素材を電子レンジで事前に熱を通すと、ガス使用時間が短くなりますよ。ガン発生率が高まるという焦げも付きにくいし料理時間も短縮できる。ガスも地区や種類によって値段が違うから、それも影響あるのかもしれませんね。エアコンの暖房で暖を取ろうとすると高いかもしれない。エアコン暖房って芯から暖まらないから。
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ファンヒーターについては他の方にもずいぶんツッコまれてたのでちょっとだけ擁護しますが、最近のは多少室温センサーが高性能になって火力を細かく制御してムダな燃料消費を抑えられるようになったということでは灯油の消費量は抑えられるかな〜でもその分機器購入コストが上がるよね笑
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まだまだ、本格的に上がるのはこれからだよ。本当に大事が予想される。
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一般家庭の電気代が2倍になってもたかがしれている,それでも使用量を半分にして電気代を従前通りにしようとするだろう。生活の質は著しく落ちる。店舗や工場などの企業はさらに深刻で電気代2倍,3倍となれば節電も限界があり,かと言って商品価格に上乗せ転嫁すれば当然売れない。庶民は電気代高騰,さらに増税でさらに高くなった商品を買う余力がない。結果企業もつぶれるし一般家庭もつぶれる。電力会社は赤字分は政府が補填するので痛くも痒くもない。補填費用は我々の税金だ,このカラクリで戦争もせずに人口削減できる
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戦争せずに負けていく日本、、、。
軍事費上げて、生活下がる。戦争せずに、少子化で人減って、戦えない。軍事費値上げ賛成派の意見もわかるが、それで生活苦しくなったら意味がない。
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うちの工場の電気もガスも毎月1千万円単位で上がって11月からは夏とほとんど使用量変わらないのに数千万円上がって初のガス、電気ともに月1億超え、そりゃ各メーカー値上げしますわ
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小さい頃ばあちゃんちでは煉炭火鉢が暖房の手段でした。冬が始まる前にばあちゃんちの土間には一冬で使う煉炭が積み上げられました。煉炭は一度つけたらそのままで、24時間火の気があり暖かいのです。
もうそんな頃戻る事はできません。いつでもお湯の使える生活、いろんな便利になれ過ぎてしまいました。デジタル庁とやらも電気をいっぱい使うでしょう。国は原発について真剣に考えないとダメだと思います。
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2011年の福島第一原発事故以降に日本にある原発54基の内44基を
休止していているので現在は10基しか稼働していません。その分を火力発電で補っているので資源の無い日本は燃料を全て輸入しているので電気料金が上げるのは当たり前だと思う。
2011年以来日本は燃料を大量に輸入しているので貿易収支はほとんど赤字なので日本の国富が海外に流失しているので日本人がどんどん貧乏
になっている。石橋を叩いても渡らない日本人の性格なら今後も原発の再稼働は見込めないので日本人は自分で自分の首を絞めていると思う。日本人は杓子定規に規制を作って縛らないで欧米人の様に臨機応変に対応する性格にならないと電気料金どころか食料の輸入も出来なくなって先進国の日本で飢餓が起こると思う。
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お住まいの近くに原発が無いのでは?
隣町に原発があります。
隣町は原発から補助で大金が湧いてくる。
でも、原発が破裂したら、原発がある市町だけじゃなく、近隣の市町に多大な影響がある。まして今時期に再稼働ですか?海外からテポドンが降って来たら、着地地点は自衛隊基地か原発です。原発推進派の方の隣に新規原発を作り稼働させて下さい。もしくわ、新宿副都心でも潰して、原発作りますか?それでしたら、大賛成です。
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なるべく家にいないのが一番
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灯油やガスを併用している家庭はじゃあ、そこまで値上がりしてないのか?って話だか、アホのマスゴミはそんなことは報道しないからなあ。
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10万円を超えても灯油代などの燃料費は掛からないのだから実質負担はそれほどでないね。灯油やガスも値上げされているし。
はっきり言えば、オール電化というのは割安な夜間電力を使って溜め込むエネルギー量(熱量)に大きく依存しているので、溜め込める熱量が少ないほど相対的な料金高になる。初期設備費用との兼ね合いなので損益分岐点をどのあたりに取るかということを考えて導入した人はダメージが少ないはず。
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原発反対してた人たちは文句言う筋合いは無いな。液化天然ガスや石炭石油の輸入価格に左右される火力に頼り切りになった結果がこれ。戦争はたまたまかも知れないがそのリスクは常にあるでしょ。
再生可能エネルギーは安定した供給にはまだまだ時間かかるし蓄電技術も実証実験の段階。いずれは再生可能エネルギーに転換しないといけないとは思うがそんなのまだまだ先の話。
少量のウランで安定した大量のエネルギーを供給する事が出来る唯一の方法で当分乗り切る為には原発を稼働さすしかない。
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自宅の太陽光発電は北海道では通用しないことが多い
 1 積雪
 2 日照時間
 3 設置費用とメンテナンス費用
特に積雪はパネルを覆いつくす為、屋根上設置だとパネルの除雪は不可能に近いから積雪後凍結した場合の発電量は…設置費用についても平均100万~150万程度にメンテナンス費用と撤去費用の積み立ても必要となる。 電気代が年間で50万値上がりすると嘆く人に初期費用100~150万とメンテナンス費用(積雪等での破損)更に撤去時の積み立ては現実的では無い…
出来る対策としてはポータブルストーブ(灯油)、カセットコンロ(ガス)で電気を使うよりマシ程度に生活ランクを落とすしかない。コメ主さんの言う通り利用するインフラを一本に絞るのは危険と考えるのが大切。もっとも灯油とて30年前の3倍近い金額になっており、道民は暖冬を祈り春を待つしかないのが正直なところ。
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電気代高騰を予知して一昨年に太陽光発電を導入しました。10年で投資回収と思ってましたが、このままだと6年で投資回収できそう。どんどんお金持ちになりそうです。
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雪国で太陽光だけど全然プラスなんだけど。
太陽光パネル設置していない人が憶測で語ってるだけでしょ。雪の問題なんて自然落雪の屋根にすれば解決するし日照時間は確かに短くなるけど
それでも初期投資差し引いてもプラスだしな
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我が家もオール電化を進められましたが、電気に全てを牛耳られそうなのが嫌で、割高ですがブロパンガスのガス機器も使用しています。今となってはそれがいい判断だったと思いますが、オール電化にしてまとめる魅力にはすごく心が揺れました。何が起こるかわからないご時世なので、自分自身で選択肢の幅を持ち続けることは必要なコストなのだと痛感しています。携帯と固定電話の併用、もしものときの保険、水の備蓄等、自己防衛のためのコストも考えていると頭がいっぱいになってしまいます。
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記事の中に「だまされたとの思いを抱く」とありますが、だまされたわけではなく、本人が「判断ミスをした」「選択ミスをした」ということだと思います。もしかしたら電気代よりもガス代や灯油代のほうがもっと値上がりする未来もあったかもしれない不確実な将来に対して、自らオール電化を選択して、結果としてそれが失敗だったというだけですよね。太陽光発電などで自前で電気を発電できるのであれば、ガスや灯油を使うより得になっていたかもしれません。あるいは灯油の方が大幅に安いのであれば、ボイラーと電気とのランニングコストの差をボイラー工事費と比較して、どれぐらいの期間で回収できるか計算して乗り換えを検討すればいいだけだと思います。
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気持ちはわかりますよ。ライフラインとして月10万を超えるということは異常ですよ。国民を守るというのであれば、国が介入してもっと電気代を抑える政策は必要だと思います。電気代の圧迫により立ちいかなくなる産業もあるでしょうし、増税議論ばかりでなく、フランス観光は実費で行ってもらうなど、無駄な税金を見直し、減税すべきです。
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もう…お掃除ロボットとかではなく
ホウキにチリトリって感じか笑
昭和に後退
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そもそも災害も多い国でリスク考えたなら何か一つに特化するという考えは間違いと思う。その点も足枷となり日本の自動車メーカーがEVに特化する事に二の足踏んでいたのも理解出来る事。個人的には家も車もハイブリッドが効率もよくリスク対策も兼ねている賢い選択と思う。
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もちろん灯油代も高くなってる。
地方の場合、都市ガスではなくプロパンを使う所も多いからガス代も高いだろう。そういう意味ではオール電化だろうが他の暖房だろうが厳しい冬であることに変わりはない。ニューヨークの、発電所から街中にスチームを送ってスチームで暖房するのはエネルギー効率が良いらしい。とは言え巨額な投資が必要ですが。
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関東の小田原に近いあたりのアパートだけど
プロパン1㎥ 682円とかとんでもないことになっててお湯沸かすのも市販のIH使ったほうが、まだましという状況なんですが
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地域やライフスタイル、本人の寒さ耐性にもよると思いますから比べられないでしょうが、うちは2人暮らしですが、電気ガス水道合わせて15000円もいかないですね。照明と寝るときのこたつと時々あるテレワークの際の足元のストーブは電気、料理とお風呂はガス、寒い時は石油ストーブと石油ファンヒーターですが。石油代もひと冬で1万円くらいでしょうか。出光の20リットル入る灯油缶が5個あれば十分です。特に節約している意識はなく、使いたいだけ使っていますが。節約しまくっても15万越えというご家庭は具体的にどんな使い方なのでしょう。
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都市ガスがないエリアが多いので
災害発生時の火災リスクも含め
オール電化が増えた…我が家も
近隣もオール電化。
灯油が安いとは言え、宅配してもらうには宅配料が加算され、ガソリンが値上げしてるから灯油の値上げと共に宅配料も値上げ。ガスも値上げしてます。水道光熱費の消費税に疑問しかありませ。
電気代が値上げしてますから消費税による税収はウハウハですよね?
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一戸建てでオール電化やるなら、太陽光パネルと蓄電池は最低限付けるべきです。
ライフライン一つは怖いし、金かかりすぎるから辞めました。また、エアコンは止めて、石油ストーブ&ファンヒーターに変えるだけで、今のところ光熱費は抑えられてます。換気はしないとですが…。
集合住宅…特に高層階は大変そうですが…日が当たる場所があるのならアウトドアなどで使うバッテリーとソーラーパネル使えば節約になりますよ☆十万くらいはしますが、レジャーや防災にも役立ちますし、以前より安くて性能も良いものあります☆要は、工夫よね。でも、高過ぎなのにさらなる値上げとかは勘弁だ!
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軒先で七輪使って煮物・汁物作り
室内は掘りごたつ…
昭和に戻るしか無さげ
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>>システムは多重系にしておいて電気が止まっても他があるから当面なんとかなるくらいしておけ電気止まったら給湯も止まる。マンションなら水道も止まる。おたくは準備してるのかい?w
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オール電化は電気が止まると生活が出来無いことは小学生でも分かります。大変便利で安全かもしれませんが、リスク管理から見ると少しでも電気が止まると大変な不自由になりリスク分散はしておくべきでは?またエネルギーコスト面からも考えるべきで、更に太陽光発電との連携は不可欠では?沖縄ならそれ程寒く無いですが、北海道では死活問題になりかねません。床暖房も流行って居ますが必要最小限に止めるべきだと個人的には思います。電気設備はコントローラーが必要なケースが有り、住宅の様な数十年に渡る設備の場合、修理や取り替えが出来ず大問題になるケースも想定しておくべきです。

Yahoo! Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/dad537f0da495d98a6ab131922b31d35d291cb5c
https://news.yahoo.co.jp/articles/f59e25944afa2322f02d2bc20956f7ff1a3ffad5











「死の宣告が来ました」電気代値上げでゲームセンター悲鳴 店長に現状と対策を聞いた
1/28(土) 12:00
「ついに死の宣告が来ました」――。電気代の値上がりによる経営の負担増加を嘆く、とあるゲームセンターのツイートに注目が集まっています。編集部は、ゲームセンターが直面する現状について店長にインタビューしました。
ツイートしたのは岡山県倉敷市のゲームセンター「ファンタジスタ」で店長を務める大島さんです(アカウント:@amfantasista)。大島さんは電力の値上がりを知らせるパンフレットの写真を投稿。「4月から電気代が5割以上値上がりです。目の前が真っ暗に…。試算では年間で150万~200万ほどの負担増の見込みです。」と嘆きを吐露しました。投稿された画像は、中国電力の案内パンフレットを写したもの(参考:公式サイト「電気料金単価表-低圧供給のお客さま(2023年4月1日実施)」の7ページ)。料金見直しにより、電力量料金の単価は季節問わず1kWhあたり、11円以上増加しています。見直し前の価格は、夏季は約19円、冬季は約17円であることから、5割を超える値上がりなのが分かります。
大島さんによると、契約しているのは「低圧後負荷契約」という商店や事務所など向けのプランだと言います。中国電力に取材したところ、これは現在は受付停止中となっている古いプランで、最近のものとは燃料費などの仕組みが異なっているとのこと。4月の値上げに合わせた調整で、このプランで契約している事業者は、特に電気代が急増してしまう事態となっています。こうした現状に対し、SNSでは「ゲーセンやばい……」「えげつないなぁ…」「マジでゲームセンター未来暗い」「ゲーセンじゃ電気使用量減らす工夫も難しいし、サービス価格に反映するのも難しいし、困ったもんだねぇ」など、ゲームセンターの窮状を嘆く声であふれています。中には、「何とか生き残って頂きたい」「今日はジスタに貢ぎに行くか…」など、応援する声も。
編集部は、ファンタジスタの現状や今後の対策について、店長の大島さんに取材しました。
・・・・・・・・・・ 
――ゲームセンターにとって、これまで電気代は経費のどれくらいの割合を占めていたのでしょうか
大島さん:規模やラインアップにもよりますが、コロナ前で15%前後、コロナ禍以降では売上に対する固定費の割合が増えているため20~25%ほどです。今回の値上げが実施されたら、30%を大きく上回ることになると思います。
――現在実施している節電対策はありますか?
大島さん:コロナ禍以降ゲーム機の間引き営業を継続しています。閉店時間が近づいてお客様がいなければ早めに電源を落とす、店内の状況によっては早めに閉店するなどの対応をしていますが、これ以上の節電や時短営業はお客様に不便を強いてしまい集客にも影響するため難しいと考えています。
――今後の対策について教えてください
大島さん:売上増加が見込める機種を積極的に導入していくことが対策の柱ですが、リスクを伴いますので判断が難しいところです。逆にゲーム機の売却などは売上を減少させてしまうので極力避けたいと思っています。来店しなくても可能な支援として、Amazonプライム会員であれば無償で支援が可能なTwitchサブスクライブの周知や、パトロンサイトの登録の呼びかけを継続的に行いつつ、コロナ禍の時に実施したようなチャリティグッズ販売も検討したいと思っています。プレイ料金の値上げについてはユーザーが1日に消費する金額が変わらない限り、遊んでいただく回数が減るだけなので、かえってお店が寂しくなり逆効果になりかねないと思っています。電子マネーについても導入費用に加えて手数料等のコストがかかるため店舗にメリットが少なく、今のところ考えていません。家賃の値下げ交渉も検討したいのですが、コロナ禍の際にも大家さんに助けていただいており心苦しいです。
――電気代が上がって以降、採算をとることはできるのでしょうか?
大島さん:現状の売上で推移するようであれば採算は取れません。電気代の値上げが一過性のものであれば、対策の積み重ねでその期間を耐えて乗り切りたいと思っていますが、今後も電気代の値上げが続くようでしたら閉店は時間の問題です。これは業界全体の話でもあるのでメーカーさんとも力を合わせて対応できればありがたいです。
ねとらぼ
■コメント
('-')    
昔のブラウン管ディスプレイ3画面+ボディソニックのダライアスとかセガの体感ゲームとかの時代に比べれば消費電力は少なくなっていると思いますけど。私が通っていたゲーセンは
「ブレーカーが落ちるからアウトランとアフターバーナーの同時プレイ禁止」
とか張り紙がしてありましたw
('-')
電気代はホントこの数年で上がりに上がってるから辛いと思う。ほんとうにどれくらい上がってるんだろうと思って過去の請求書というか振込用紙の控えを取り出して比べてみたら,同じ家で同じ電力会社からなのに
平成28年1月使用量360で約9200円
令和4年12月使用量320で約14000円
でうわぁと思いました
使用量減ってるのに5千円近く上がってるのがホント厳しいなと思いました。高齢の要介護がいるからエアコンなどをこれ以上削ると逆に病気になった時きついですしホント個人とかでできる対処ではどうにもならなくなってきてると思う。
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これがゲーセンではなくパチンコ屋であれば、廃業してくれた方が日本のためだと考える人も多いだろうな。
積極的な価値を生み出さず、時間を浪費させる業界という意味では、パチンコもゲーセンも似たり寄ったりなのだが、パチンコの方が間違いなくアンチは多いだろう。
('-')
電化住宅を推奨していて、電化住宅にした人達は今後は涙が出そうな電気料金の請求がありそうですね。企業努力しての電気料金値上げで有れば理解出来ますが、ほぼ便乗値上げにみえるでしょう。
('-')
建物が自分のものなら太陽光パネルとかつけた方がいいのかも知れませんね。ここまで値段上がると自家発電の方が良かったりする。電気代が主な経費の仕事では何かしら対策は必要。
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アーケードゲーやメダルゲーは客寄せで値上げは厳しい。結局はUFOキャッチャーでぼったくるしかない。数十秒で100円稼げるからね。最近は優良店でもコスト高で渋くなっている。メルカリで買うのが1番低コストだったりしてゲーセンに行かない客も増えた。タイトーやカプコンなどメーカー直営店やイオン系のモーリーが相当悪質なのは事実。完全独立系のゲーセンや倉庫系は売上が無いと銀行の融資が無くなるので売上の為に少しだけマシってのはある。近所の倉庫系は外壁工事で明らかに渋くなって客が減った。大手は常時ぼったくりだが、中小も余裕が無いって事。これはパチンコ屋も同じ。経営が逼迫すると締める。閉店間際は完全に出さない。パチンコ屋もゲーセンもどうにでも設定可能だからね。「おかしいな?」と思ったらカネを使わず様子見
依存症の奴等を見ればヤバいのがわかる。
('-')
ファンタジスタは良いゲーム置いてないから家からめっちゃ近いけど全く行かない。わざわざラウンドワン妹尾に行ってる!ラウンドワン妹尾のゲームコーナーのエルドラクラウンには毎月5万使ってます!電気代云々より面白いゲーム置けよって思う。ファンタジスタは淘汰されるべくして淘汰されるゲーセンだと思うよ!
('-')
国民の生活だけでなく、ありとあらゆる文化をも潰していく政治。ゲームセンターにしても、インボイスでクリエイターにせよ、大手を支える個人事業者にせよ他にも数え切れないほど多数あるかと。なんでもかんでも政治のせいだとは思いませんが、個人では手出ができないレベルの話になってしまっているのは確かかと。ですが、何故か、そう何故か政治家の皆さんの報酬が下がったとか聞かない。これ何故よ?仮に下げました年間100万円とか言われても2000万前後貰っているという話もあるので到底納得はできない。
電気代1kwあたり7円とか3.5円補助でしたっけ?どれだけケチというか子供だましなんだろと思いますね。脱線しますが、子供手当5000円?粉ミルクとオムツ買ったら1回で終わりますけど。それでも異次元少子化対策とか。ないよりマシレベルで子供を作ろうとは思えない。
('-')
電気料金の高騰は国が電力自由化したことが一因にある。電力の小売電気事業者は供給義務がなくなったことから電気料金の値上げが自由にできるようになったよね!自由化前だとギリギリまで値上げはしなかったのに。競争の世界で生き残るために大手電力会社は不採算の発電所を廃止しているので電力の不足が生じているよね。電気料金の高騰の原因はウクライナ問題もあるけど、電力会社の供給義務を撤廃した国策の失敗が大きいと思います。
('-')
電力自由化って、自由に料金決めれるから、原価上がれば週に上げていいって事。ただコメントにある通り、一部規制料金は残っといるので、その部分については、国の認可が必要で、今回、電力会社が値上げ申請したって報道は、その部分。
いずれにしても、原子力はダメ、石炭も環境に悪いからダメって、変なとこばかり規制してるからこんな事になる。
国の愚策の結果と言うのは間違いない。来月から、国の補助金は出るけど、低圧のお客さまだけなので、高圧の企業は暫く厳しい状況が続くので、悪性のインフレは暫く続く。とっとと原子力動かせよって事だと思います。
('-')
テレビのニュース見てないのかな?世界ほとんどの国で電気代高騰して大変だとなってるよ。日本はまだマシな方。高騰してないのは産油国とか資源国だけでしょ。国策ではどうにもならん。
('-')
この現状を放置しているのが現政権、賃上げとか絵に書いた餅の宣言で目眩ましをしているがインフレ対策皆無の現政権の姿。本来減税等のインフレ対策を実施するべきはずが、海外ばら蒔き政策や、一部世帯に少額の給付金などに目を向けさせるマスコミ誘導するなど、現政権の戦後最大の悪政を実施している事を自覚するべきだと思います、一部エリート官僚と議員達の利権主義は絶対今すぐ辞めさせなくては行けないと思います。
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ゲームセンターの課金制度が基本的に定額だから、値上げしづらいですね。
パチスロみたいに一度ゲームセンターのみのコインを購入して遊べば、そこで微調整できそうですけど、まぁ面倒くさいです。クレジットカードやスマホ決済は手数料を取られるし、スマホを持たない人には不便この上ない。手数料を上積みすると、かなりの値上がりになる可能性もあります。
その点、ガチャガチャはいいかも。
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原発動かしたら電気代が安くなるなんて幻想だ、天然ガス石油だけじゃ無く、天然ウランだって輸入品だ、福島以降、脱原発が世界的に進んで需要が減り生産量が激減、価格が高騰。
円安だからさらに値上がり。
おまけにもんじゅ廃炉でプルサーマル計画は破綻、使用済み核燃料は今までは資産として計上していたのが処分しなきゃならないゴミに。
保有量の上限に達したプルトニウムはフランスに金出して処理してもらわなきゃならない、それも円安だから高騰。
もはや原発は全く安くは無い。
本当に安いならとっくに動かしているよ。
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原発再稼働すればいいみたいなことを言う人いるけど、10年以上止まっている原発を明日から稼働してくださいって言って動くとでも思っているのか?
自分はこの10数年で稼働していた時のスタッフがいない状態の原発を動かすってめちゃくちゃ怖いと思ってしまうし、安全対策であれやこれやと課せられ、クリアできなくてなんだかんだと言っているニュースを見て、原発諦めて高いお金出してでも化石燃料の電気でいいと思っている
化石燃料の発電所で十分だって声高らかに言っていた人たちが望んだことだろ
もっと早いうちに動かしていたらとは思うけど、怖いし今更遅いって思う
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僕には昔から、何故ゲーセンやパチンコ店などがこの世に存在しているのかが理解できなかった
と言うのも、日本には古来より、将棋や囲碁、べえゴマやおはじき、その他にも野球やサッカー等、電気を一切使わなくても楽しめる遊びがいくらでもあるのにも関わらず何をそんなに電気を消費してまで娯楽に勤しもうとするのか
僕は子供の頃から本を読むのが好きだった。
外での遊びも、当時駄菓子屋へ行けばエアガンが普通に買えた時代だったのでよく友人とエアガンの撃ち合いをしては膝から血を流して笑い合ったものである
そんな僕からすれば、遊びの場を軽く照らす光さえ有ればそれで充分としか思えない。
現代の若者や子供たちは今一度昭和の時代を振り返り、電気を使わずに遊ぶ工夫をしていったら良いと思う。
電気が無ければ楽しい遊びが出来ないだなんて、決してそんな事は無いのだとわかってもらえたらこれ程嬉しい事はないのではないだろうか?
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生活水準を落としつつ人生の満足度を上げる方法として、娯楽に対する意識を改める術を身に着けると後々人生に役立つ事になる
例えば、自分の趣味は絵を描く事だとする、絵を描く事は集中できるし金も使わずに済むからだ
勿論、絵を描くのが好きだからといってずっと続けられるわけでは無い、当然飽きが来てしまう、嫌になっても続けろ、というのは収入目的でやっているプロに対する言葉だ、当然飽きたら無理に続けず止めたら良い。
だが、ここで気を付けたいのが、次にとりかかる娯楽は、絵を描く事よりも絶対につまらない物にした方が良い、例えば、虫や花の観察など、絵よりもつまらない事にする、そうする事により、それらに飽きた時、絵を描きたい以上の欲求が生じなくなる
自分はこの考え方で一時期馬鹿みたいにはまっていたパチンコをやめる事が出来た。今では行く意味がわからないまでになっている。風俗も外飲みもキャバクラも行く意味がわからない
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もう枯れ果てたおっさんか、友達がいないか、流行を微塵も感じない方なら、それも趣として理解は出来ますが・・・。
私は昭和のおっさんなので、それらの遊び、駄菓子屋とかの話は理解できますが、じゃあ、その駄菓子屋は今どこにあって、将棋や囲碁の相手をしてくれる若い人は近所にいますか?(当時から普通の駄菓子屋でエアガンはなかったですけどね。駄菓子屋にあるのは銀球やBB弾を弾いていただけでエアガンではなかったです。おもちゃ屋や模型屋が駄菓子も売っていたタイプなら別ですが)
今更、キャッシュレスや公的サービスまで、スマホ無しで他と同じ利便性のある暮らしが出来るかというと不可能です。あなたの理屈なら、冷蔵庫だって氷室があればいいし、服も獣の皮、痛み止めも我慢で済ませないといけません。自分の都合のいい時代の思い出を語っても、現代に生きている人は、それが今の電気に頼ったのが基本なのです。
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いや、話通じない人多すぎる
僕はあそび如きに電力を消費するなって話しをしてる
なにも全部が全部昭和の時代に戻せなんて話はしていない
僕は酒は飲まないし風俗も行かない
娯楽といえば毎日とってる新聞の将棋と囲碁の棋譜を盤面で再現する事
電気だって携帯ぐらいなら普通に使えば良いと思ってるし必要最低限の冷暖房も必要だと思ってる
ただ原発が稼働出来ない今足りない電力をどこで削るかと言えば当然娯楽の類から消していくべきだと思ってるただそれだけだ

Yahoo! Japan
https://news.yahoo.co.jp/articles/dad537f0da495d98a6ab131922b31d35d291cb5c
https://news.yahoo.co.jp/articles/f59e25944afa2322f02d2bc20956f7ff1a3ffad5

2023年1月28日土曜日

[軍事] EMS兵器の脅威〜那野比古『コンピュータ・パニック』(1985)


[軍事] EMS兵器の脅威〜那野比古『コンピュータ・パニック』(1985)
那野比古『コンピュータ・パニック』〜EMS兵器の脅威(1985)
那野比古『コンピュータ・パニック』(1985)
2000年代のコンピュータ無力化戦,ひとたまりもない「電磁波パルス雲」
■核爆発で相手の“頭脳”をパー
1958年に5回,1962年に4回,米国は中部太平洋ジョンストン島上空で超高空核実験を行った。この中には1962年7月9日の実験のように高さ320kmでの14メガトンの水爆実験という大気圏外核爆発も含まれている。現在では,大気圏外での核実験は条約で禁止されているが,この1950年代末〜1960年代初めにかけての核実験では,核爆発が地上の電子機器に及ぼす影響が浮き彫りにされた。同時に現代戦では核爆発一発で,相手側の"頭脳"であるコンピュータを沈黙させえる可能性を改めて示唆した。2000年代の戦争は,コンピュータ戦になるといわれている。中央の戦略超大型コンピュータ群が次々と決定していく戦略を,各作戦本部にある高性能,超小型の戦術コンピュータが受け継ぎ作戦を実行していく。戦況はこの逆のルートでリアルタイムに中央コンピュータに報告されるとともに,中央コンピュータは別個に,偵察衛星,通信傍受衛星,大平洋にひそかに設置してあるソノブイ(水中音響探知装置)ネットワークなどからのデータを総合シミュレーション(模擬演算)を行って戦略に対する修正命令を打ち出す仕組みだ。むろん相手側に攻撃を加える巡航ミサイルや戦闘爆撃機自体もコンピュータのかたまりであることはいうまでもない。
このようなコンピュータ戦では,自国の人的,物的資源の犠牲を最小限に食い止め,しかも戦争を早急に終結させるためには,相手側のコンピュータを"発狂させる"ことが第一ということになる。 戦略コンピュータは黙りこくってしまい,原子力発電所のコンピュータは暴走して原子炉を破壊,ミサイルも使いものにならなくなるといった事態となれば,もはや白旗を掲げる以外に方法はあるまい。身体に打撃を加える前に頭脳をマヒさせろというこの作戦は,各国でも秘密裏に研究が進められている。ひと口にいえば,故意にかつなるべく素早く数多くのコンピュータを使いものにならなくしてしまおうというわけである。
コンピュータは,動作中にわずかな電源電圧,電流の変動があっても誤動作するし,データ消去という故障が生ずる。ましてや瞬間的とはいえ1000万ボルト,9000アンペアといったような超強電流が全配線を駆けめぐれば,以後は発狂状態に陥ることは間違いなしだ。
そんなことが本当にあるのか? それを示したのがジョンストン島の超高空核実験であった。むろんソ連も何回も大気圏外実験を行っており,そのデータはしっかり握っているものと推測されている。
■ 回線通って心臓部直撃        
超高空核爆発は,非常に広範な影響を与える。米国は1958年8月1日,同島上空780kmでメガトン級の核爆発を行った際には,夜中から早朝にかけて1100km離れたハワイで短波ラジオが聞こえなくなり,1962年7月9日に行われた14メガトンという最大規模の実験では,その直後から30 秒以上,ほぼ太平洋全域にわたって極超短波通信が途絶してしまった。しかも極圏でしかみられないオーロラが,何とハワイ,それにサモア,トンガ,フィジーといった南太平洋の諸島でみられたという。ハワイではさらに一部の電灯が破損,消えてしまい,数百の防犯ベルがいっせいに鳴り始めたことも記録されている。 これは核爆発で発生した荷電粒子の運動が,電磁パルスという強力な電磁波のカタマリ,つまり"電磁波の雲"を作り,これが周囲に発散,電離層に穴をあけて通信を不能にしたり,電気回路に殺到してその中に電流を発生させ機能をメチャメチャにしてしまう。
ジョンストン島の実験の場合,この「電磁波パルス雲」の直撃によってハワイの電力線の変圧器の中に1mm秒,つまりは1/1000秒という極めて短時間に1,000万ボルト/9000アンペアという驚くべき超強電流が引き起こされている。電磁波パルス雲が与える影響は極めて広範囲だ。メガトン級の水爆を高度100kmで爆発させれば,直径1000km,東京から下関までが電磁波の雲にさらされる。これを高度350kmまで上げると,アメリカ全土の電子機器に被害を与えることが可能だ。
米国防総省のデータによると,原子力発電所に長さ160m以上の電線,回路が存在すると,電磁波パルス雲に襲われた場合,最大9000ボルトの電圧が生じ,コンピュータ,制御装置,変圧器は一瞬にして焼き切れコントロール不能に陥る可能性があると警告している。この結果恐ろしい炉心溶融や原子炉暴走といった大事故につながる可能性がある。目に見えない電波のカタマリが一瞬襲っただけで,至る所にこれだけの電流が発生するのだからたまったものではない。電線が長いほどこの電磁波の雲に弱いとされている。コンピュータが直撃を受ければ,文字通り"火葬"となる。 電力線やデータ通信回線中に発生した超強電流もコンピュータの中に流れ込んでくる。いくらコンピュータ自体を防御しても,この抜け穴もふさいでおかなければ意味が
なくなる。
コロラド州コロラドスプリングスの地下深くにある北米防空司令部 (NORAD)では,むろん電磁波パルス雲対策が施されている。電磁波をシャットアウトするには,銅や鉄など導電性金属で覆う手がある。電子レンジからの漏洩マイクロ波程度なら,亜鉛の薄膜ですむが,強力な電磁波雲の遮蔽には,ぶ厚い鋼鉄の二重ドアが必要である。
なぜこのような電磁派パルス雲が発生するのだろうか。例えば高さ100kmの核爆発を行うと,発生した強力なガンマ線がチッ素原子や酸素原子を電離させる。このような電離の範囲は,下面の高さが地上50km,直径1000kmのような形をしており,中では原子からはじき出された電子が渦巻き流れる。この電子の流れ,つまり電流が強力な電磁波のパルスを発生させるのである。 放送局のアンテナが電波を出す中央の厚さが80kmという巨大な皿とまったく同じ原理だ。
■ ナッシュビルのミステリー
電磁波が引き起こしたいたずらの実例をお目にかけよう。1970年十12月,米テネシー州ナッシュビルにある内国歳入庁(インランド・リベニュー・サービス)のコンピュータで大変な騒ぎがあった。入力しておいたはずの数千件にのぼる納税記録が,磁気テープからゴッソリ消え去ってしまっていたのである。内部の者の妨害行為かと調べてみたが職員はいずれもシロ。といって外部から侵入した形跡はまったくない。コンピュータ専門家が集められ謎解きが始まった。そして判ったことは,200mほど離れた場所に設置された空軍のレーダーが犯人だった。強力なレーダー・アンテナからの極超短波がコンピュータ・ルームに侵入,磁気テープの内容を消し去ってしまったらしい。 コンピュータ自体の誤動作も疑われた。 この事件はレーダー波という電磁波でコンピュータを狂わせうることを実証している。
国防総省はこの事件が詳しく世間に知られることを極度に恐れた節がある。すでに2000年代戦のためのコンピュータ破壊技術の開発を進めていたからである。この事件が地元紙に報道されると,それ以上の詳細ないきさつの公表を禁止し,コンピュータ自体もそそくさとナッシビルから同州メンフィスへと移転してしまった。「ナッシュビルのミステリー」と呼ばれたこの事件は,電磁波の悪影響としては小規模なものだが,超高空核爆発に伴う電磁波パルス雲の怖さをかいま見せたものとして注目される。超大国はこの電磁雲を相手国コンピュータの"必殺兵器"として真剣に研究を進めているのだ。
■「粒子ビーム砲」に熱を入れる米ソ
過熱する破壊兵器競争
コンピュータ破壊兵器としては電磁波パルス雲発生とこれに関連した粒子ビーム砲(PBW),放射線照射,磁気爆弾,ガス爆弾,レーザー砲などが考えられる。
放射線照射というのは,核爆発の強力な放射能を直接あてるというもので,鋼鉄や重コンクリートをも貫くという中性子爆弾がクローズアップされているのは周知の通りだ。 レーザー砲も直接破壊兵器であり,これも対象はコンピュータばかりとは限らない。 1978年夏,米国はカリフォルニアの砂漠で超音速飛行中の対戦車ミサイルをレーザー・ビームで破壊することに成功している。この時はフッ化水素レーザーが使われたが,その発生装置は小さなビルほどの大きさがあったといわれる。 レーザー砲の開発は空軍が「高エネルギー・レーザー兵器プロジェクト(HW)」を推進しており,射程1000kmのものを開発して衛星や大陸間ミサイル
落とす計画という。海軍も同じ原理の対空レーザー砲を開発中だ。磁気爆弾というのは,強力な磁性材の微小な粉末を磁化させこれをコンピュータ設置上でバラまく。そうするとこの微小磁石は窓のスキ間や空気ダクトを通ってコンピュータ・ルームや磁気媒体保管室に侵入付着して内容をメチャメチャにしようというもの。これはアイディア倒れの感がある。ガス爆弾というのは,腐蝕性のガスを打ち込んでコンピュータうをボロボロにしてしまうのが狙いだ。同じ建物の中でちょっとしたボヤがあっただけなのにコンピュータに大きな被害が出たという事件がしばしばある。英国であるコンピュータ・サービス会社が,レストランの二階を借りて営業していた。このレストランで深夜ボヤが発生,壁や柱の一部を焼いただけで消し止められたが,まったく関係のない二階にあった小型コンピュータは使いものにならなくなってしまった。壁張材は,いまはやりの合成繊維製で火災の規模のわりにはモウモウたる煙を出す。 特に塩化ビニールなどではかなり多量の塩化水素が発生する。 塩化水素はアンモニアなどと並び水に極めてよく溶ける気体で,塩化水素の水溶液は塩酸だ。熱をもつ煙に消火のための水がかかると塩酸の蒸気と化す。 これが二階のコンピュータを襲ったのだからたまらない。翌日には配線の被覆までボロボロになってしまった。ガス爆弾はこの応用というわけだが,一方では毒ガスの戦争への利用は国際条約で禁じられており,これもちょっと実現はむずかしい。となると,やはり対コンピュータ戦には電磁波パルス雲が主流として浮かび上がってくる。核爆発に伴う電磁波現象についてはすでに述べてあるので,ここでは粒子ビーム砲を簡単に眺めてみよう。
■「チェア・ヘリテージ」計画
粒子ビーム砲というのは,文字通り電荷をもつ電子や陽子,宇宙戦では中性の中性子などを加速しビームに集束して目標に当て,これを破損させたり無力化させるもの。これは目標の近くを通過しただけでも粒子ビームが出す電磁波雲で,相手の電子機器を狂わせる能力をもっている。だから必ずしも命中しなくてもよいのである。米海軍が迎撃用に電子ビーム砲の開発に着手した「チェア・ヘリテージ計画」が著名だ。この計画では50億電子ボルトのエネルギーをもつ電子のカタマリに方向性をもたせ1/10億秒発射する(ビーム)のが基本となっており,一群はこれらのビーム20発で構成され,6群/秒発射することを目標にしている。これによるとミサイルなどが粒子ビームの直撃を受けた場合,1km以下ならミサイル自体に孔のあくほどの破壊を受け,3km以下なら内部の電子機器が破壊されてしまう。6,7km離れていてもすぐ近くをこの粒子ビームが通過しただけで,それが発する電磁波パルス雲がミサイルを襲い電子機器に損傷を与え,内蔵のマイクロコンピュータなどを盲目化させてしまう。自然の中では,瞬間的に強電流が流れる例として雷がある。 雷では0.01秒の間に11万ワットの放電が起こるとされているが,粒子ビーム砲ではこの数百倍のエネルギーをコントロールしなければならないむずかしさをもっている。
チェア・ヘリテージ計画では,重さ100tくらいのコンパクトな電子加速器を開発して積み込む計画であるが,これがもっと小型,高性能化されると衛星に搭載させることが出来る。超高空核爆発にかわり,相手国のコンピュータ設置サイトを個々に攻撃することも夢ではなくなる。1967年,米国とソ連は宇宙空間での核兵器禁止条約に調印しており,この条約に世界70数カ国が加盟している。したがって現在,超高空での核爆発は不可能である。これに代わって登場するチャンピオンが粒子ビーム砲というわけだ。では粒子ビーム砲は現実にできているのか。これは米ソとも極秘中の極秘でなかなか真相は明らかにされていない。しかし1977年10月,当時の米国防長官は「ソ連は対衛星兵器実験に成功しており,すでに実用化の段階にある」と語り,粒子ビーム兵器がかなり進歩していることを示唆している。…

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Takahata521: ロシアEMP電磁波兵器の懸念
キエフとホワイトハウスが見た終末の光景
2022/11/16 00:09
📝Για κτύπημα σοκ και δέος μιλούν ΝΑΤΟϊκοί: H Ρωσία θα ψήσει την Ουκρανία με ηλεκτρομαγνητικό παλμό - Ετοιμάζουν τους υπερηχητικούς Zircon (εικόνα) - WarNews247
NATOの人々が語る衝撃と畏怖:ロシアは電磁パルスでウクライナを焼くだろう - 彼らは超音速のジルコンを準備している
英米は、ウクライナ軍に衝撃と畏怖を与える攻撃について話しており、ロシア軍はEMP電磁パルスを引き起こす特殊な武器で攻撃すると強調している。その中で、WarNews247の暴露から2ヶ月後のフィナンシャル・タイムズ、サン、タイムズは、スペツナズ部隊が特殊装備を搭載し、ジルコンミサイルによって攻撃を行うことができると報じている。もしジルコンロケットを使用すると、歴史上初の超音速EMP電磁攻撃が行われることになります!
スペツナズが携帯する非核バージョンのEMPは、最大6マイル離れた電子機器を消滅させることができると考えられています。ロシアの超音速巡航ミサイル「ジルコン」が高高度で容易に発射できる比較的小さな核EMPなら、建物を破壊したり、人を殺したりすることはないかもしれない。しかし、ウクライナ領土の数千平方マイルの電気回路を永久に無効にすることができます。
■EMP 電磁パルスショック
これらの兵器は、コンピューター、発電機、衛星、ラジオ、レーダー受信機、信号機などの電気・電子機器を短絡させる強力なエネルギーパルスを発生させるよう設計されており、ウクライナの軍事・民生インフラを無力化し、光、熱、通信、輸送を失う可能性があります。EMP攻撃は、ロシア国営放送のトークショーで十分に説明され、実際に宣言されています。ロシアの大佐が、バルト海でどのような爆発が起こるか、地図を使って放送で紹介しました。おそらくプーチンとその将軍たちは、不特定多数の『軍事技術的手段』を繰り出すという不可解な脅しで、この可能性をずっと前から警告してきました」と英国の専門家は言います。爆発を起こすために使用される戦術核兵器は、ウクライナ人が領土を取り戻すために展開しているゲリラ戦と通常戦を組み合わせた機動的で散在した部隊に対しては、おそらく効果がない。しかし、核兵器を電磁波の戦いに使うのは別問題です。
この種の攻撃の特徴は、一斉射撃やキノコ雲ではなく、メデューサのような奇妙な電気的な青い球が真上で脈打ち、その後に静寂が続きます。この高度では、音は伝わりません。ロシアの超音速巡航ミサイル「ジルコン」が高高度で容易に展開できる比較的小さな核EMPは、建物を破壊したり、人を殺したりしない可能性があります。しかし、それはウクライナの領土の何千平方マイルの電気回路を永久に無効にすることができます。NATOの同盟国がウクライナに配備している無線機、GPSナビゲーション、航空無人機など、ほぼすべての防衛装備品は、配備、メンテナンス、統合に電子部品に依存しています。電磁波の影響が残るため、3カ月以内に被災地上空の衛星の90%が破壊される可能性があります。しかし、地上でのロシアの情報活動にも影響を受けると思われます。
📝Ο χρόνος κυλά αντίστροφα για χρήση EMP- Ν.Μεντβέντεφ: "Θα χρησιμοποιήσουμε τα όπλα μαζικής καταστροφής στην ώρα τους" - Εκκένωση της Κακχόβκα - WarNews247
メドベージェフ:「いずれ大量破壊兵器を使用する」
ロシア高官が初めて大量破壊兵器の使用を口にし、ロシアが「いずれ時期を見て使用する」ことを認めました。メドベージェフの発言は、イギリスやアメリカの界隈で、計り知れない結果をもたらす電磁パルスを引き起こす兵器の使用が差し迫っているというヒステリーを起こした後に出たものです。
メドベージェフの声明
困難な日常生活の中で、非常に困難な軍事的決断の影響を受けながら、我が国と我々全員にとって極めて重要な今年の成果が表れ始め、敵にとっても悪い結果となりました。私は彼らに気づかせたいのです。将来の世界秩序を形成しているのは、今日のロシアであり、英国や暗黒のキエフのような国家ではないことを忘れてはならない。そして、この新しい平等主義的な世界秩序が構築されます。ロシアはNATOや西側諸国と単独で戦っていることを忘れないでください。したがって、過去との類似性は、不正確であるか、ある特定の条件下でのものです。ただひとつを除いては、私たちだけで強大な敵や敵対する同盟を破壊することができます。ロシアは、できるだけ多くの兵士や民間人の命を救おうと、戦いを挑んでいることを忘れないでください。敵は兵士や民間人の命を数えてはいない。そこに、彼らとの大きなモラルの違いがある。ロシアは、すべての合理的な人々にとって明白な理由のために、潜在的な大量破壊の手段のすべての武器をまだ使用していないことを忘れないでください。そして、それは集落にある潜在的な敵の目標にまったく命中していませんでした。それは、人間が本来持っている善良さによるものだけではありません。
何事にもタイミングがあります。そして、最後になりますが。最も緊密な団結、日々の努力、最高の士気だけが、国の勝利を確かなものにします」と語った。
📝Σκηνικό Αποκάλυψης βλέπουν Κίεβο και Λευκός Οίκος: Εσπευσμένη ειδική αποστολή της CIA - Φόβοι ότι η Ουκρανία θα δεχτεί συντριπτικό πλήγμα - WarNews247
キエフとホワイトハウスが見た終末の光景:CIAの特殊任務が急遽決定-ウクライナに大打撃の懸念も
ウクライナ問題は、アメリカがトルコ国内でロシア高官と会談し、ウクライナで核兵器を使用した場合の影響についてクレムリンに最高レベルで警告せざるを得ないという、非常に重大な局面を迎えている。当初、クレムリンはアンカラでの米国との会談を確認しなかった。しかし、少し前に、公式なアップデートがありました。クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、記者からの質問に答え、会談を確認した。「はい、確かにそのような交渉が行われました。それは、アメリカ側の主導によるものである」という言葉を、その意味するところをすべて含めて強調して述べた。
会談の理由については、少し前にワシントンから確認があった。これは、昨年1月にロシアのセルゲイ・ラブロフ外相がジュネーブで米国のアントニー・ブリンケン外相と会談して以来、米ロが直接会ってハイレベルの外交接触を行う初めてのケースです。ロシアの電磁波兵器使用が発覚し、メドベージェフ大統領が大量破壊兵器の使用を予告した48時間後に、この会談が行われたことは紛れもない事実です。明らかにアメリカはこの方向を示す十分な情報を持っており、これがロシアがヘルソンから撤退した理由かもしれません。
おそらくロシアの参謀本部は、電磁パルスを引き起こす戦術核兵器による攻撃を計画しており、ヘルソン後方の、たとえばニコラエフやオデッサの基地でウクライナ軍を殺傷するつもりなのだろう。そうなれば、モスクワはたとえばトランスニストリアからヘルソンとオデッサの両方で反撃する機会を得ることができた。十分な戦力が間に合えばの話だが。
■ロシアメディアの報道内容
コメルサント紙は、アンカラでロシアとアメリカの代表団による会談が行われていると報じた。ロシアからは、対外情報庁長官のセルゲイ・ナリシキンが出席していた。トルコ当局は公式コメントを発表していない。トルコのNTVチャンネルは、トルコの特別局の情報源を引用して、今回の会談はロシアと米国の間のコミュニケーションラインを確立するために重要なものになるのではないかと推測している。ロシアの新聞「コメルサント」は、クレムリンとワシントンの会談はウクライナ戦争に関するものだったと報じている。しかし、アメリカ政府高官はこれを否定し、今回の会談の中心課題は、ロシアによる核兵器使用の結果であると主張した。
当初、クレムリンはコメルサントの報道について質問されると、肯定も否定もできないと答えた。ロシアのSVRサービスは、コメントの要請に応じなかった。しかしその後、クレムリンはトルコの首都アンカラでロシアとアメリカの情報機関の責任者が「秘密裏に」会談したことを確認した。コメルサントは会談の目的について詳しくは述べないが、会談は事前に公示されていなかったと報じている。
■ホワイトハウスが確認
少し前にアメリカ側も会談を確認した。
「CIAのウィリアム・バーンズ長官は、ロシアの対外情報機関のトップと会談し、ウクライナにおけるロシアの核兵器使用の結果についてメッセージを伝えるためにアンカラに滞在している」とホワイトハウス関係者は言いました。米国当局者は、バーンズ前駐ロシア米国大使がナリシキン氏といかなる交渉も行わないだろうと述べた。ウクライナはバーンズのトルコ訪問について事前に知らされていた、と同関係者は付け加えた。バーンズは、ウクライナ戦争のいかなる解決策も議論しないが、ロシアが核兵器を使用した場合の結果についてのメッセージを伝えるだろう、と付け加えた。
「彼はいかなる交渉も行っていない。彼はウクライナ戦争の解決について議論していない」と当局者は匿名を条件に語り、バーンズ氏はロシアで拘束されている米国人の問題も提起すると付け加えた。
「私たちは、彼の渡航を事前にウクライナに知らせました。私たちは、ウクライナなくしてウクライナのためになるものはない」という基本原則を堅持しています。
米国はキエフに「現実的な要求」をするよう促す
ホワイトハウスは先週、ジェイク・サリバン国家安全保障顧問がウクライナ戦争の開始以来、その拡大を防ぐためにロシア側と電話で連絡を取り合っていることを確認した。トルコ国内でのロシア人とアメリカ人の会談疑惑は、アメリカ当局がウクライナに戦争終結のためにロシアと妥協するよう圧力をかけているとの報道を受けたものである。ウォールストリート・ジャーナル紙は、サリバン氏がウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領に対し、クリミア返還の公約を修正するなど、交渉において「現実的」な要求を採用するよう伝えたと日曜日に報じている。
サリバンは先週、ウクライナを「プッシュ」していることを否定し、バイデン政権が言うように、「ウクライナ抜きでウクライナに関することを議論しない」と繰り返した。米国のマーク・マイリー参謀総長は先週、ロシアとウクライナに対し、この冬に予想される戦闘行為の減少を利用して、戦争の外交的解決策を模索するよう呼びかけた。ゼレンスキー氏や他のウクライナ政府関係者は、クリミアを含むすべての占領地からのロシアの撤退を含む協定が必要だと述べている。
ボレル: モスクワとの交渉を開始するのはキエフ次第です
一方、欧州連合のジョセップ・ボレル外交政策上級代表は今朝、ウクライナでの敵対行為を終わらせるためのロシアとの交渉開始はキエフ自身にかかっており、西側が決めることではない、と述べた。
ベルギーの首都で開催されたEU外相会議に出席していたジャーナリストから、西側諸国はキエフに和平交渉開始を迫っているのかと尋ねられたスペイン外交官は、ロシアとの交渉プロセスに入るかどうかはウクライナ次第であると答えた。
「何をすべきかを決めるのはウクライナです。私たちの仕事は、それをサポートすることです」(ボレル氏)
外交界やメディアの評価は、へルソンを解放したばかりのキエフに、モスクワとの交渉開始を今すぐ受け入れるよう圧力をかけることに集中しています。さらにボレルは、「今日、重要な決定がなされたのは、ウクライナ軍の訓練任務の開始です」と指摘した。この作戦は、数週間後に開始され、運用される予定です。ポーランドで行われ、約15,000人のウクライナ兵を訓練するこのミッションには、多くの国が参加を希望しています。」と述べています。
外相理事会、国防相理事会のいずれもウクライナに焦点を当てる、とボレル氏は言った。
📝Senior U.S. officials have begun nudging Ukraine to begin thinking about peace talks before the winter stalls its momentum on the battlefield https://t.co/7HtyvVvj8k
— The Wall Street Journal (@WSJ) November 14, 2022
米国高官はウクライナに対し、冬に戦場での勢いが衰える前に和平交渉について考え始めるよう働きかけを始めた

メモ・独り言のblog
http://takahata521.livedoor.blog/archives/16574545.html