1999年4月8日木曜日

[機器][改造] EPSON98改造,EPSON98にWindows 98を搭載する

[機器][改造] EPSON98改造,EPSON98にWindows 98を搭載する
EPSON 98にWindows 98を搭載する
ソフト/ハード情報追加!情報求む!
「Winodws 98 日本語版」が登場しました。
しかし、このOSは486DX(DX2)以上を要求しており、SX機は駄目。また、私が長いこと利用してきたEPSON98互換機に到ってはメーカーからのWinodws 98発売はなく、事実上、新OSが利用できないことになりました。
しかし、NECでは486SX機でもODPの使用で、また、DX2以上の機種もWinodws 98の対応機種に含まれており、これと同等、またはそれ以上のスペックを持つEPSON機(486・586シリーズ)がある以上、Windows 98の動作に支障があるとは言い切れないと思います。
そこで、非対応機種とされたマシンを持つユーザー同士が動作を確認できる場を設けようというのが、このページです。
基本的にEPSON機が中心になりますが、他メーカーの機種でもメーカーやMicrosoftからお墨付きがもらえなかった方はどしどし参加してください。
参加していただける方は以下のことを記載したメールをMusa宛に送ってください。
1.機種
2.導入時のOS(95からアップグレード、3.1からアップグレード、DOSからアップグレード)
3.備考:注意事項や制限事項等、インストール時やインストール後の動作について。
必要な周辺機器等があれば記載してください。(例:ODP、グラフィックアクセラレータ)
注意事項
なお、この動作確認は参加者の善意による、動作確認報告とさせていただき、絶対的な動作の保証をするものではありません。
つまり、個々人の環境によっては動作しない可能性もありますので、このページをご覧になった方の環境での動作を保証するものではありません。
よって、メーカーが動作確認していないこれらの機種にWindows 98を導入、運用できないものでも私、および参加者、そしてメーカー各社は一切の責任を負いません。

Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/soft/win98.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epsonupc.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epsonuph.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epsonupg.htm












Windows 98の導入
PC-486NV(鍋)編
Windows98の動作保証をするものではありません。
必ず、自己責任において行ってください。
Windows98の導入
このセットアップ情報はkernelさんからのメールを転載させて頂いてます。かなり細かく書かれていますのでよく読んでから、導入を行ってください。
1.機種
  本体 :PC-486NAV Y1JW
  CPU :IntelDX4(100MHz)
  メモリー :35.6MB(本体3.6MB+16MB(I/O EP-SIMAU-16M)*2)
  HDD :バルク1.3GB(東芝製MK2720FC)
      EPSON純正320MB(東芝製MK2326FC)
2.周辺機器のWin98動作確認一覧
  PCカード:SCSIカード(I/Oデータ PCSC-2)
        56kモデムカード(I/Oデータ PCML-K56f)
        10BASE-T LANカード(TelecomDevice RE450T)
        IDEカード(I/Oデータ PCIDE2)*
  CD-ROM :CDG-PX44(I/Oデータ SCSI方式4.4倍速)
  MO:MOP-230/PCIDE(I/Oデータ IDE方式230MB)
     *IDEカードはこのMO付属のモノです。
3.用意するモノ
  Win95用起動ディスクまたはDOSのシステムディスク
  エプソンのHPからダウンロードしたWin95用修正モジュール 
  ブランクのFD1枚
  時間(1日つぶす覚悟が必要)
4.インストール
  エプソン製Windows95からの上書きインストールです。
イ.HDDをフォーマットし、新規にエプソン製Win95をインストールします。
 --------------- Win95上での下準備 ----------------
ロ.Win95を起動したら、\windows\systemにある「EGCN4.DRV」「GRAB98.3GR」と、\windows\iniにある「WAVE.INF」「MSDISP.INF」のファイルをFDにコピーします(ココは他の導入者と同じです)。
ハ.エプソン純正でないHDDを使用している人は、エプソンのHPからHDDに関しての修正モジュール(EPSON011.INF)をインストールして、システムのプロパティの「スタンダードハードディスクコントローラー」についている「!」印を消して下さい。
ニ.手持ちのPCMCIAカードをWin95上で認識させ、システムのプロパティ   で「PCカードコントローラ」と各々のPCカードのリソース(IRQ、I/Oの範囲、メモリの範囲)をメモします。
ホ.HDDに余裕のある方はWin95のCD-ROMの\win95フォルダ及びWin98のCD-ROMの\win98nフォルダをHDDにコピーしておくことをお勧めします(5.の環境整備でWinのディスクを要求されるので)。
 --------------- Win98のインストール ----------------
ヘ.CD-ROMドライブにWin98のCD-ROMを入れ「ファイル名を指定して実行」から「c:\setup /is(CD-ROMがCドライブの場合)」と入力します。
ト.インストール画面になった直後エラーメッセージが表示されますが、「無視」を選択して、セットアップを続行します。
チ.Win98のファイルをコピーした後、再起動しますが画面が乱れるためWin95またはDOS用の起動ディスクをFDDに入れ、再起動します。
リ.再起動後、ロ.でコピーした「EGCN4.DRV」「GRAV98.3GR」を\windows\systemに上書きコピーします(ココも他の導入者と同じです)。
ヌ.FDを抜き再起動し、セットアップを続行します。これでWin98が640*400、16色で起動します。
5.Win98の環境整備
イ.PCカード経由のSCSI CD-ROMの認識
Win98起動直後はCD-ROMが使えなくなるため、はじめにコレを行います。なお、Win95の下準備の際にWin95とWin98のファイルをHDDにコピーしておいた方は後でも結構です。 
システムのプロパティでデバイスマネージャーをみるとPCMCIAソケットに「NEC PCMCIAカードサービス」が表示されますが、コレはこのまま使えますので、リソースで「手動設定」にして「メモリーの範囲」はWin95と同じに、そしてIRQは「10」に固定します。私の場合Win95ではIRQ=5でしたがWin98では「10」にしなければPCカードが正常動作しませんでした。
次にSCSIカードのリソースをWin95と同じになるよう手動設定します。この時のIRQは「5」でした(コレはWin95と同じ)。
これでCD-ROMが認識されます。
ロ.音源とビデオドライバの認識
「コントロールパネル」-「ハードウェアの追加」を選択し、4.のロ.でコピーした音源(WAVE.INF)とビデオドライバ(MSDISP.INF)を指定します。
途中でWin98のCD-ROMを要求されますが「Win95」のCD-ROMを入れてインストールします。なお、内蔵音源のIRQは「3」に固定しました。
これで鍋(486NAV)なら640*480、256色で音も鳴るようになります。
ハ.手持ちのPCカードの認識
イ.と同じ手順でリソースをWin95と同じに手動設定します。なお、私の手持ちのカードの内、モデムとLANカードについては当初Win98で「IRQ=12」で画面上正常に認識されていましたが、実際にはIRQ=5でないと動作しませんでした。
ニ.Win95用修正モジュールの導入
特にビデオドライバとマウスドライバを導入すれば、かなり画面描画が改善されます(コレはWin95でも同じですが)。
6.備考
イ.Win98起動の安定化
Win98は起動にかなり時間がかかります(鍋で2~3分)。しかも途中でハングアップし起動すらできないこともありました。とりあえず「F8」や「リターン」「スペース」キーなどテキトーに押していれば起動します。
私の場合、(株)アーク情報システムの「HD革命 パワーパック」に含まれる「ブートロケット(Winの起動高速化)」を使うことで(ある程度)安定して起動できるようになりました。コレを使えば起動時間が1分位に短縮できます。
ロ.Win98の必要HDD容量
セットアップ途中にあるWin95のバックアップを行わず、不要なユーティリティ(ペイントとか)をインストールしなければ250MB以内に抑えることができるので予備に340MBのHDDがある方は実験的にそちらにインストールしてみることをお勧めします。
7.さいごに
エプソンノートでのWin98導入はPCカード関連をすべて手動で設定しなければならず、またCPUの性能も低いため、純粋に技術的興味のある方のみ導入した方が良いです(私もメインの1.3GのHDDはWin95に戻しています)。
また、このレポートを書くにあたってはネッCさん、NaOさん、山田さん、Kenさんほかの情報が大変役立ちました。有り難うございます。
最後に、kernelさんにこの場をかりて感謝します!<m(__)m>

Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/soft/win98/epson_nv.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/soft/win98.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epsonupc.htm
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http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epsonupg.htm


 







PC-486GR編
Windows98の動作保証をするものではありません。
必ず、自己責任において行ってください。
Windows98の導入
このセットアップ情報はNaOさんからの情報を基に作成しています。
最初はWindows 95からの上書きセットアップ版です。
使用環境
GA:GA-98NB2
CD-ROM:SoundBlaster外付け"CREATIVE PANASONIC_563 Rev 0.06"
SCSI:IFN-SC(BIOSアップデート済みVer2.14)
Memory:56.6MB (本体/1.6+4+4)+(ERF/4+32)+8EP-RB7/2+2+4+4)-(RECMEM.SYS/1)
CPU:PK-EP586x4(Cyrix5x86-100MHz)
周辺機器のWin98対応
×本体:PC-486GR
×CPU:PK-EP586x4(NEC版PK-586x3/x4も一覧表になし)
○GA:GA-98NB2(メーカーの確認リストにはないがWin98にドライバ添付)
×SCSI:IFN-SC(メーカー確認表中に動作確認予定無)
×Sound:SoundBlaster16/98
用意するもの
1.EPSON版Windows 95
2.フロッピーディスク最低2枚
PK-EP586x4用キャッシュドライバに関する注意事項
Cyrix5x86のキャッシュドライバPK586.COMは、従来のWin95ではConfig.sys中でEMM386.EXEの直後に記述するよう指定され、AUTOEXECに記述したSETCNFG.EXEが監視していたが、Win98ではEMM386.EXEの後に記述すると、PK586.COM組み込み時点で停止するので、HIMEM.SYSの直後に書き換えれば正常に起動できる。
同時に、Configチェックを避けるため、SETCNFG.EXEをAutoexec.batから外す。
(1) 多分、大丈夫だとは思われますが、トラブルを減らす為に、なるべく新規にWindows 95をインストールし直すことをお勧めします。
(2) Windows 95セットアップ時、またはセットアップ後でもかまいませんが、起動ディスクを作成するのを忘れないようにしてください。DOSの起動ディスクでもかまいません。
(3) 新しいフロッピーディスクを用意し、「Windows-System」フォルダ内にある「EGCN4.DRV」「GRAB98.3GR」をフロッピーディスクにコピーしておいてください。
また、エプソン用の各種95ドライバもきちんと用意してください。98をインストールするときにHD内のファイルはきれいになくなります。
(4) Windows 95を起動させたら、「Windows-inf」フォルダを待避しておきましょう。
86互換音源や118音源などはWindows 98用のドライバが用意されますが、PC-9800シリーズ向けのSoundBlasterはメーカーがWindows 98ではサポートしないことを宣言しておりドライバがありません。その為、Windows 95用のドライバを使用する必要があるのでバックアップをする必要があります。
(5) ここまでで事前準備が終了します。もう一度、必要なファイルがそろっているか確認してください。
 Windows 95、またはDOSの起動ディスク
「EGCN4.DRV」「GRAB98.3GR」の2つのファイル
 infフォルダのコピー
(6) Windows 98のCD-ROMを挿入し、インストールを開始します。この時に、プロセッサとメモリ容量のチェックが入ります。
コプロセッサのない486SXや16MB以下のメモリ容量の場合、セットアップができないので注意してください。
(7) セットアップが開始しましたら、95と同様にプロダクトキーの入力等を行い、ファイルのコピーまで進めます。
ファイルのコピーが終了すると、自動的に再起動がかかるのですが、ここでハングしてしまった場合、リセットスイッチでリセットします。
リセット時に、(2)で用意した95用の起動ディスク、またはDOSの起動ディスクをフロッピーディスクに入れて再起動します。
(8) フロッピーディスクで起動したら、(3)でコピーしておいた「EGCN4.DRV」「GRAB98.3GR」ファイルを「Windows-System」フォルダにDOSプロンプトから上書きコピーしてください。
また、Config.sysを書き換えてしまうため、同時にRECMEM.SYSをCONFIG.SYSの先頭に記述し直す必要があり、Config.sysとAutoexec.batを編集して、DOSのCD-ROMのドライバを有効にしておきます。
(9) コピーが終わったら、再び再起動を行い、自動的にセットアップを進めます。
(10) ここまでくれば、後は自動的にセットアップが進みます。Windows 98が起動したら各種の95用ドライバをインストールすれば基本的に問題なく使えるはずです。
SoundBlaster/98ですが、EPSON機専用音源ドライバと同じく、Win95のinfフォルダのバックアップによってセットアップします。DirectSound対応ドライバが配布されているようですが、それを使うとWin98の起動に失敗します。
CD-ROMのドライバはWin98のセットアップ完了後、Win95のinfフォルダのバックアップから、Win95のドライバをセットアップします。Win98にもドライバはあるようですが、うまく動作しません。
最後に、ConfigとAutoexecを編集してDOSのCD-ROMのドライバを外します。
次はDosからのセットアップ版です。この方法はかなり難しいので(というか根気がいるので)自信のない人はやめましょう。^^;
以下、NaOさんの文章を利用しつつ再構成したものを掲載します。
途中までは、9801系(除BX4)なら共通だと思います。
使用環境
GA:GA-98NB2
CD-ROM:SoundBlaster外付け"CREATIVE PANASONIC_563 Rev 0.06"
SCSI:IFN-SC(BIOSアップデート済みVer2.14)
Memory:56.6MB:(本体/1.6+4+4)+(ERF/4+32)+(EP-RB7/2+2+4+4)-(RECMEM.SYS/1)
CPU:PK-EP586x4(Cyrix5x86-100MHz)
用意するもの
1.EPSON版Windows 95
2.Win95のmini1.cab中に含まれるEGCN4.DRV(セットアップされたWin95の物とは別物で、Win98セットアップで使用します。)
3.Win95のWin95_06.cab中に含まれるEGCN4.DRV(セットアップされたWin95と同じ物で、SAFEモードやディスプレイドライバ動作に失敗した場合に使います。)
4.GRAB98.3GR
5.テキストエディタ(セットアップ用のSYSTEM.INIを編集します。起動ディスクを作ったあとはEDITがつかえますが、それ以前の作業用です。
6.RECMEM.SYSやinfのバックアップ等、それぞれの機体に必要な物。(^^;
(1) DOSからセットアップを実行すると、途中から画面が紫と白のぐしゃぐしゃな画面になります。セットアップが進行しますが、ほうっておくと一度止まります。
ここで、リターンキーを押します。そして暫くほうっておきます。
(2) 再び止まると、今度は、何を押しても先に進まなくなります。
同じぐしゃぐしゃな画面でも、それまでの紫に白い四角があって水色のゴミが浮かんでいる画面と微妙に違っています。400ライン機では上から2/5と下1/8くらいに白と水色の混ざった横線が2本づつ出るのが特徴です。
ここで、手動でリセットします。(ここまで、根気よく待たないといけません)
(3) ここでの再起動では、起動時にメッセージが出ます。
再起動したら、WININST0.400と言うフォルダに、Win95のmini1.cabに含まれるegcn4.drv(「用意するもの」の「2」で用意したファイルです)をコピーします。このフォルダはsetupするドライブにあるとは限りません。
(4) 「用意するもの」の「5」で用意したエディタで、WININST0.400内にある、SYSTEM.INIのshell=w98setup.binを、shell=suwin.exeに書き換えます。WININST0.400フォルダから、win386.exeを起動すると、セットアップが続行されます。
(5) 途中で、Win98のCD-ROMをセットするように指定され、CD-ROMにセットしてOKボタンを押すと、CD-ROMがある場所を入力するよう促されますので、Win98CD-ROMのWin98nフォルダを指定してください。暫く灰色の画面になってなにも表示されませんが、セットアップが進みます。
(6) 再起動の表示が出たあとは、Win95からアップグレードするのと同じです。
この再起動の時に、フロッピーディスクで起動し、Win95_06.cabの「EGCN4.DRV」(「用意するもの」の「3」で用意したファイル)、「GRAB98.3GR」(「用意するもの」の「4」で用意したファイル)を「Windows-System」フォルダにDOSプロンプトから上書きコピーしてください。
また、Config.sysを書き換えてしまうため、同時にRECMEM.SYSをCONFIG.SYSの先頭に記述し直す必要があり、Config.sysとAutoexec.batを編集して、DOSのCD-ROMのドライバを有効にしておきます。
(7) コピーが終わったら、再び再起動を行い、自動的にセットアップを進めます。
(8) ここまでくれば、後は自動的にセットアップが進みます。Windows 98が起動したら各種の95用ドライバをインストールすれば基本的に問題なく使えるはずです。
CD-ROMのドライバはWin98のセットアップ完了後、infフォルダのバックアップから、Win95のドライバをセットアップします。Win98にもドライバはあるようですが、うまく動作しません。
最後に、ConfigとAutoexecを編集してDOSのCD-ROMのドライバを外します。
以上が、98のセットアップ方法です。かなり簡単に書いてあるので、解らないところもあるかと思いますが、掲示板、またはメールで質問いただければ、可能な限りでお手伝いします。
最後に、NaOさんにこの場をかりて感謝します!<m(__)m>

Lacis
http://www.ksky.ne.jp/~musa/soft/win98/epson_g.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/soft/win98/epson_nv.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/soft/win98.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epson_ix.htm
http://www.ksky.ne.jp/~musa/hard/epsonupc.htm
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