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2025年10月1日水曜日

[機器][LSI] LSIゲーム・コレクション~MC68000 Maniacs!


[機器][LSI] LSIゲーム・コレクション~MC68000 Maniacs!
◆ カシオ
CASIO SL-880-N  
LSI Games / 2018年06月02日
今年の3月末に発売された,噂のゲーム電卓「CASIO SL-880-N」を今更ながらにゲット。
事前に注文するのをすっかり忘れていて,発売日には結局買えず。すぐにネット注文(ヨドバシ)をしたものの全然届く気配はなく,最近は注文していたこともすっかり頭から消えていて,配送状況の確認も全くしていませんでした。で・・・つい先日,突然宅急便で「CASIO SL-880-N」が届いた次第。アマゾンとかでならいつでも買えましたが,値段が7,000円~8,000円と酷くつり上げられていたので,おとなしく普通の通販にしたら,手元に届くまで 2ヶ月半かかりました(笑)。カシオさんも,こんなマニアックなアイテムがそんなに売れるとは思わなかったんでしょうが,レトロゲームが流行っている最中で売るんですから,もうちょっと作っておいても良かったんじゃないですかね。
見た目は普通のちっちゃな電卓ですが,パッケージ裏に「攻め込んでくる数字のデジタルインベーダーに,照準(数字)を合わせて消すゲーム」と書かれているとおり,電卓の10桁分の液晶表示を利用したシューティングゲーム(?)が搭載されています。実は,だいぶ昔に「CASIO MG-880」という製品が発売されていて,今回と同じようなゲームが搭載されていました。今回の「SL-880-N」は,以前発売された「ゲーム電卓」の復刻版という事になります。
ゲーム内容としては・・・画面右端から,デジタルインベーダー(ランダムな数字)が列を成しながら徐々に接近してきます。プレイヤーは,画面左端にある照準(数字1桁)を,接近してくるデジタルインベーダーと同じ数字になるよう「・」ボタンで変化させ,「+」ボタンで消していきます。消した数字が「10の倍数」になると,UFO(n)が出現。数字と同じように消すことで高得点が得られます。デジタルインベーダーに照準の直前まで侵攻されるとライフ(最大3)が1つ減少し,ライフがゼロになるとゲームオーバーです。ライフはステージクリア毎に全回復します。・・・といった感じ。
単純そうですが,これが結構難しいのです。(´・ω・`)
配送されて来たってことは,メーカーから再出荷されたってことですよね??
もしかしたらヨドバシとかで普通に買えるかもしれませんね。
欲しい人はお店へGO!
◆ バンダイ
バンダイ「DAIJISHIN」  
LSI Games / 2011年11月07日
自分が子供の頃は,世の中にまだ「ファミコン」が登場する前の時代で,発光ダイオードや液晶パネルを使用した「LSIゲーム」が主流でした。学校にまで持ち込んで遊んでいた事を覚えています。頻繁に買ってもらえるものではなかったので,手に入れるチャンスは年に1~2回(誕生日とクリスマス)くらい。それでも自分は買ってもらえた方だと思います。当時持っていたものは・・・「ミサイルベーダー(バンダイ)」から始まり,「デジコム9(エポック社)」,「平安京エイリアン(学研)」,「パクパクマン(エポック社)」,「ドンキーコングJR.(任天堂)」です。購入順も合っている・・・はず。我が家は「テレビゲーム禁止」だったので,テレビにつなぐタイプのゲーム機は一切買ってもらえませんでした。当然「ファミコン」もダメ(泣)。任天堂のゲーム&ウォッチにも何故かあまり手が出ませんでしたね・・・。この後,1年かけて親を口説き落とし,念願のパソコン「PC-6001mkII」を手に入れる事になります。
ゲーム&ウォッチ系のLSIゲームで,当時ひたすらハマッたのが「バンダイ」が発売していたシリーズ。「BAKUDAN MAN」と「DAIJISHIN」です。もちろん友人から借りてのプレイでしたが,かなりやりました。特に後者「DAIJISHIN」は寝ずにやるくらいのハマリようで,電池切れで友人と喧嘩になったほど(笑)。しかし「DAIJISHIN」をプレイしたのは友人から借りていた僅か数日間のみで,それ以降は現在に至るまで1度もプレイする事がありませんでした。中古のLSIゲームでは唯一「欲しい」と思っていたものだったので,今回,地元で中古品を発見した際は,問答無用で購入してしまいました・・・。
液晶表示ははっきりしていて視認性は十分です。外観としては,表面のスチールプレート(?)が若干浮いている事を除けば大きな破損個所などは無し。ボタンがヘタり気味ですがまだ普通にプレイできるレベル。音もきちんと出ます。目立つ不具合としては,スタンドが緩くなっていて使用不能な事くらい。箱なしだったので結構安かったです。ヤフオクに出品されているものと比較しても安かったので,それなりに満足。(高い買い物には違いありませんが・・・)ゲーム内容は,地震で揺れている家具を倒れないように「手で押さえる」という,もぐら叩き的なものです。対象物が「3つ」しかないので,この手のゲームとしてはかなり簡単な部類だと思います。画面左側にある「コンロ」がたまに火を噴く(!)ので,タイミングをみて「火を消す」とボーナスポイントが入ります。ただし,窓から現れる消防士が消してしまう事が殆どなので,しつこく狙わないとボーナスは取れません。ちなみにコンロを放置していてもミスにはなりません・・・(笑)。
これも・・・不謹慎なゲームって事になるんでしょうか・・・。
災害ネタのゲームがまた出せるようになるまで,日本はあと何年かかるでしょうね。
これで遊んでも全然「地震」は思い出しませんけどね。
妄想コントローラ「ゼビウス」  
LSI Games / 2013年07月11日
「妄想コントローラ」とは,2010年にバンダイが発売したゲームコントローラ型のキーチェーンです。キーチェーン本体に電池(LR44 2個)を入れ,電源を入れると,懐かしい「ゼビウス」のオープニング曲が流れます。その後は「音」を聴きながらゲーム画面を「妄想」し,ステージクリアを目指す・・・というなかなか無茶なコンセプトの製品であります。ただし,単に無茶なだけではなく,ちゃんとゲームとしてプレイできるようになっているのが面白いところ。付属のマニュアルには,ゼビウスの「マップイメージ」が掲載されており,空中物と地上物の配置が記されています。そのマップが「スクロール」していく事を想像しながら,目の前の敵を撃破していく・・・という事です。最初は何が何やら判りませんが,理屈がわかってくると結構先まで進めるようになります。
付属マニュアルのマップは簡易的なものですが,公式サイトには経過時間に対応した敵の配置が掲載されています。このマップをみると,左右移動は1レーンずつしかないようです。注意点としては,ソルバルウの初期位置が「左」に書かれていること。ゲームスタート直後にブラスター投下で地上物を撃破できることから,初期位置は「右」であると考えられます。序盤はイメージと勘でなんとか進行。中盤はバキュラとスペシャルフラッグの「音」で自機の位置を確認できます。エリア最後には「アンドアジェネシス」登場。4つのアルゴと中央のコアにブラスターを落とせばクリアとなります。久々ににプレイしましたが,10回やって1回だけクリア。イメージ力が足りませんな(笑)。
「妄想コントローラ」にはもうひとつ「バキュラ破壊バトル」というモードがあります。電源を入れ,オープニング曲が流れている間に「上を約2秒長押し」という裏技じみた操作をするとゲーム開始。Bボタン連打で「バキュラにザッパーを256発撃ち込んで破壊する」までの時間を競います。制限時間は約25秒。タイムオーバーになれば自機が破壊されゲームオーバーです。このモードはそれほど難しくなく,人並みに連射ができれば普通にクリアできると思います。付属のマニュアルに書いてある「実際のゼビウスでは破壊できません」の文字がかなり笑わせてくれます。そもそも最近の若人は「256発ネタ」を知らんでしょう(笑)。
おまけにもうひとつ。電源を入れ,オープニング曲中に「下を約2秒長押し」で「サウンドモード」に入れます。Aボタンでサウンドの切り替え,Bボタンで再生です。安物のおもちゃにここまで詰め込んでいるのは,馬鹿馬鹿しいを通り越して素晴らしいの一言。買った直後はいまいちヒット感がありませんでしたが,2年ちょっと過ぎてからプレイしてみてかなり面白い事に気付きました(笑)。こんな事だったらシリーズ全部買っておくべきでした。(ゼビウスの他に,ストIIとファミスタがありました)
公式サイトが生きてるって事は・・・まだ買えるのかしら??
【関連リンク】
 ・妄想コントローラ ・・・ 妄想コントローラの公式サイト
バンダイ「MameGame ギャラクシアン」  
LSI Games / 2018年01月09日
地元の某ハードオフのジャンクコーナーから LSIゲームの「ギャラクシアン」を拾ってきました。
単色の液晶画面で遊ぶタイプのミニゲームで,たまごっちのような外観をしています。1997年頃のバンダイ製品ですが,しっかりと「(C) NAMCO LIMITED」の文字が入っているので,ナムコ公式の携帯版「ギャラクシアン」ということのようです。まあ・・・今更こんなおもちゃで遊ぶ必要もないと思いますが,ゲーム&ウォッチ世代のおっさんは脊髄反射的に手にとってしまうのです(笑)。もう20年も前に発売された製品の割には外観はかなり綺麗でした。貼り付けられていたセロハンテープが風化して茶色くなっているくらいで大きな痛みはありません。一応「未開封」だったので,本体もかなり綺麗です。デフォルトで入っているボタン電池も奇跡的に液漏れ等はしておらず,新品に交換したら問題なく動きました。
普通のギャラクシアン・・・かなと思ってプレイしてみたら,これがなかなか凄い。なんと「液晶パネルが2層」になっていて,待機中のエイリアン群と飛来して攻撃してくるエイリアンが別々の液晶で処理されています。これによって,攻撃してくるエイリアンが「浮き上がって」見えるのです。これにはちょっとテンションが上がりました。旗艦+護衛の編隊を全滅させて「800点ボーナス」も取れますし,残存エイリアンが少なくなったときの「総攻撃」もありますし,これはなかなか上手にアレンジされているギャラクシアンだと思います。この2層液晶ワザが昔からあれば,往年のゲーム&ウォッチシリーズももっとエキサイティングになったのにな・・・とか無駄なことを考えてしまいました(笑)。
その他,コンティニューができたり,難易度設定を変更できたり,残機設定を変更できたりと,
おもちゃのLSIゲームとしては少々オーバースペックな感じのアイテムになってます。
他にパックマンもラインナップされているようなので,
ちょっと探してみようかと思ってます。
バンダイ「FLフリスキートム」  
LSI Games / 2014年04月18日
またまたLSIゲームをゲット。今度はバンダイの「FLフリスキートム」であります。
バンダイのFL(蛍光表示管)シリーズは,子供の頃に「買ってもらえなかった」シリーズのひとつ。銀色のテクノなボディにFLカラー表示パネル&スティックコントローラという,今になって見てもなかなかクールな外観なので,当時の価格もそれなりに高価。持っていたのはちょっと裕福な家の子供に限られていました(笑)。友人宅でプレイした事があるのは「FLパックリモンスター」と「FLクレイジークライミング」のみで「FLフリスキートム」はプレイしたことがありません。先日「サーチライト」を購入した某駅前ブックオフにて発見したもので,本体は表示部分に若干の擦り傷がある以外は,サビも汚れも無く異常に綺麗。81年発売の製品とは思えません。しかも,痛んではいますが,箱(発泡スチロール含む)&説明書も付いているというなかなかの良品。これは買わない訳にはいかんでしょう。
この「FLフリスキートム」は,ニチブツ(日本物産)のアーケードゲームが原作とのこと。ゲームの箱にニチブツのロゴがしっかり入っていました。そういえば同名のゲームがありましたね。ゲーム内容は,配管工の「トム君」を操作して,いたずらネズミ達の攻撃をかわしつつ,破壊されたた水道管を修復して繋ぎ,画面右下の「バスタブ」に一定量のお湯をためる・・・というもの。いかにもLSIゲーム的な内容ですが,プレイしてみるとこれがなかなか面白いのです。トム君は水道管に「ぶら下がって」移動するため,頭上に水道管がないところに移動してしまうと死亡。また,水道管にいたずらネズミが乗っかっているところに一定時間留まると死亡。2面以降で登場する「爆弾」を爆発させてしまった場合に至っては「即ゲームオーバー」とかなりシビアなルール。慣れの問題もあるのでしょうが,いまだに2面がクリアできません(泣)。
いやあバンダイのFLシリーズはクールですなあ。(≧∇≦)
是非とも「パックリモンスター」と「クレイジークライミング」も入手したいところです。
・・・もちろん売ってればですが。
バンダイ「恐怖の無人島」  
LSI Games / 2015年07月16日
バンダイのLCD SOLARPOWERシリーズ「恐怖の無人島」をゲット。
ゲーム&ウォッチのマルチスクリーンよろしくダブルパネル構造になっているLSIゲームです。ただし液晶パネル自体はひとつしかなく,上画面の位置には「太陽電池」が仕込んであります。つまり「電池不要」という事です。地元のハードオフ「杜せきのした店」で購入したものですが,ゲームはできるけど効果音が出力されない・・・という条件付き。2000円くらいで売られていたものを買ってきました。結果から言ってしまうと,効果音の出力に問題はありませんでした。液晶もちゃんとはっきり表示されていますし,ボタンも死んでいません。効果音の出力有無を切り替えるスイッチが付いているのですが,それを「ON側」にきっちりセットしないでテストしたんじゃないでしょうかね・・・??とりあえずジャンク品でゲームが普通に遊べるってのはラッキーでした。
ゲーム内容は2つのモードに分かれていて,最初は「海に墜落した飛行機から泳いで無人島に逃げ込む途中,サメからひたすら逃げる」というモードからスタート。サメから逃げ続けていると画面左に「無人島」が出現。上陸すると次のモードへ移行します。次は「無人島で波打ち際から襲い掛かってくるサメを棒で殴り倒しつつ,頭上から落ちてくるヤシの実をかわす」モードです。いわゆる「もぐら叩き」ですが,ヤシの実が若干ウザい感じ(笑)。サメを一定数(25匹くらい?)を倒すと,船に救助されてボーナス500点獲得。最初のモードに戻って,以下繰り返しとなります。この頃のゲームとしては画面に動きがあってかなり楽しめる作品です。液晶表示のセグメントを2つのモードで上手く共有しつつ,別のゲームを作っているあたりが面白いところ。太陽電池駆動なので,屋内で使用する場合それなりの明るさが必要である点が,少々面倒ではあります。
カンストにトライしたいところなんですが・・・ヤシの実がウザい!ヤシの実がッ!!
とは言いつつ,この頃のLSIゲームとしては簡単な部類だと思います。
無人島でのサメ叩きは,攻略が解るとそれほど難しくはありません。
足りないのは,おっさんの精神力です。(´・ω・`)
◆ エポック
EPOCH POCKET DEGIT-COM「PAK PAK MAN II」  
LSI Games / 2018年12月19日
「パクパクマン」は,1981年10月にエポック社から発売されたLSIゲーム。いわゆる「パックマン」の類似品で,小さな縦型の液晶画面にオリジナルのマップが構成されていて,モンスターは2匹,パワーエサも2つ配置されています。モンスターに捕まらず,マップ上の全ての「フルーツ」を食べ尽くせばステージクリアとなります。特徴的なのはマップ上に「立体交差(橋)」が2箇所あること。原作にあるような「モンスターが通過しない場所」という訳ではないのですが,橋の下にも「フルーツ」が配置されているので注意が必要です。また,上下4隅は「ワープゾーン」で,左上×右下および左下×右上が対になっています。どちらかが定期的に「閉じて」いるので,使用する場合は「シャッター」が閉まっているかをよく確認する必要があります。
小さな「パクパクマン」を操作して,画面上のすべての「フルーツ」を食べるだけのゲームですが,とにかく「高速」に展開するのがこのゲームの特徴。モンスターの動きは,最大でスタート時の5倍まで加速します。高次ラウンドではモンスターの姿は速過ぎて見えなくなる(!)ので,2個のパワーエサを上手く「食い繋いで」無敵のうちにステージをクリアするパターンを構築できるかが攻略のカギになります。1ステージあたり10秒~20秒でクリアしてしまうので,あとはどれだけミス無く自機を操作しきれるかです。カンストは2,000点。当時は簡単にカンストしていましたが・・・今になってプレイするとスピードについていけません(泣)。自機もモンスターもろくに見えない状況で,淡々とパターンをこなすという,子供が遊ぶにしてはえらく厳しい設定のゲームだなとあらためて思いました。
自分が入手したのは,1982年頃に発売された廉価版の「II(本体が緑色)」の方です。
当時持っていたのは「Ⅰ(本体が白)」だったので,できればそっちが欲しかったところなんですが,
現在は「Ⅰ」の入手が難しくなっているのだとか。
エポック社「デジコムベーダー」  
LSI Games / 2014年11月21日
中古品としては比較的珍しいと思われる,エポック社製「デジコムベーダー」をゲット。
自分たちが子供の頃,スペースインベーダーを模擬して作られたLSIゲームが何種類か発売されていました。当時の最高峰はエポック社が発売した「テレビベーダー」な訳ですが,そもそもLSIゲームではなく「テレビゲーム」なのでこれは対象外。LSIゲームに限定して考えるなら(個人的意見ですが)おそらく「デジコムベーダー」が最高峰にあたるかなと思っています。自分はバンダイ製「ミサイルベーダー」のユーザーでしたが「UFO出現直後にタイミングよくショットをあてると,また同じ位置にUFOが出現する」という残念な仕様により,ただショットボタンを押すだけでスコアがカンストするゲームに成り下がってしまったため,FLでカラー表示される「デジコムベーダー」が余計にうらやましかった記憶があります。
「デジコムベーダー」が優れているのはカラー表示だけではありません。インベーダーが「左右に移動しながら上から下に侵攻してくる」動きをちゃんと再現していて,一番下(自機の真上)まで侵攻されたら「侵略」となり1発ゲームオーバーという仕様もオリジナルと同じ。ポロポロと落ちてくる敵弾をかわしながらインベーダーを撃つ緊張感もよく再現されていると思います。また,ゲームのレベルをプレイヤーの実力に合わせて「3段階」に変えられるのも良いポイント。レベル1でも結構難しいと思うですが・・・レベル3はもはや地獄です(笑)。これカンストできるのかしら??
ゲットしたお店は「ハードオフ 杜せきのした店」。今回の「デジコムベーダー」は,ガラスケース内に入っていたものが一時的に無くなったので「売れちゃった」と一旦諦めたのですが,後日行ってみたら,ジャンク品のおもちゃ棚(?)に普通に放置されていてちょっとびっくり。こんな扱いになってるなら・・・とゲットしてきた次第です。箱付き説明書付きで,本体は発売年(1980年)からすると異常なほど綺麗。一応中古品のようですが,レバーやボタンが全くヘタっていない点と,ACアダプタの接続コネクタ部分や電池ボックスの金具部分,本体裏のネジなどに一切「サビ」が見られない事から,ほとんどプレイされず死蔵されていたものではないかと。箱の傷みは仕方がないにしても,本体がこれだけ綺麗なのはよほど保存環境が良かったものと思われますね。
これに専用ACアダプタが付いていれば最高だったんですけどね。(≧∇≦)
◆ 任天堂
ゲーム&ウオッチ「ボール」復刻版  
LSI Games / 2009年11月23日
クラブニンテンドーの 2009年度プラチナ会員向け特典は,なんとゲーム&ウオッチ「ボール」の復刻版なのだとか。こりゃまたマニアックなものが出てきましたね(笑)。ポイント交換対象品に「GAME&WATCH COLLECTION」があるだけでも 十分マニアックな訳ですが,まさか復刻版を出してくるとは思いませんでしたよ。2008年度のプラチナ会員特典は「マリオの帽子」の他に,諸般の事情による「400ポイント」プレゼントの選択肢が加わっていました。自分はポイントプレゼントの方を選んでいたので 2009年度は自動的にプラチナ会員。これは・・・送られてくるのが非常に楽しみです。
今回の「ボール」は 新たな設計のもと生産されるとの事で,当時の製品とはいくつかの違いがあるようです。公式ページには「ゲーム音のON/OFFが可能」,「本体裏側にクラブニンテンドーのロゴ」,「電池蓋がネジ止め化」の3点が掲載されていました。ただ,画面写真の「スコア」部分が4桁になっていたので,中身のソフトウェアは「DSiショップ」で配信している「ボール」なのかもしれませんね。DSiウェア版のボールは先日購入してしまいましたが,「ゲーム&ウォッチ」の姿で遊べるのなら断然そっちの方が良いです。
まあ・・・DSiウェア版は200円なので,正直,特典に拘る必要はありません。
でも,ゲーム&ウォッチ世代の人にとっては「新品のゲーム&ウォッチ」っていうものは
ちょっとした魅力だと思いますよ。(≧∇≦)
箱はどうなるのかしら。箱も復刻されると嬉しいですね。
続・ゲーム&ウオッチ「ボール」復刻版  
LSI Games / 2010年04月20日
クラブニンテンドーの 2009年度プラチナ会員向け特典「ゲーム&ウオッチ「ボール」復刻版」が届きました。この手の液晶ゲームは今や「数百円」で買えてしまう程度のモノですが,任天堂ゲーム&ウオッチの姿をしている・・・と言うのなら話は別です。特に「ボール」は,ゲーム&ウオッチ初代シリーズの第一作目にあたります。そのレプリカともなれば,リアルタイムにゲーム&ウオッチで遊んだ世代の人ならば,是非「一個欲しい」と思ってしまうアイテムではないでしょうか。いやー・・・プラチナ会員分までポイントが溜まってて良かったです(笑)。
今回の「復刻版」は,ゲーム&ウオッチの外観をほぼ完全に再現しています。違いは,本体裏面に「club Nintendo」の刻印がある事と,電池蓋がネジ止めされている事くらいでしょうか。(型番の表記は違っていました)以前の記事で話題にしていた「外箱」についても,しっかりと復刻デザインになっています。加えて言うなら,説明書も復刻版です。なんだか新品の「ボール」をおもちゃ屋さんから買ってきた気分になりましたね・・・。ゲームの方も,DSiなどでプレイしている感覚とは明らかに違います。今回の復刻版「ボール」から感じる「懐かしさ」は,ソフトウェアのみの復刻版では味わえないものだと思います。
気合を入れてプレイしようとしたら,
ゲーム性のあまりの単純さに耐え切れず「寝落ち」してしまいました(笑)。
現在「GAME A」で 400ポイント前後。ライバルは睡魔です。
なかなか嬉しいプレゼントでした。(≧∇≦)
任天堂さんありがとう。
ゲーム&ウォッチ「ポパイ」  
LSI Games / 2012年04月14日
先日,地元のブックオフを徘徊していたらゲーム&ウォッチの「ポパイ」を発見。即ゲットしてきました。
自分が所持した事のある「任天堂ゲーム&ウォッチ」は,子供の頃に持っていた「ドンキーコングJR」と2008年2月に記事をアップした「ドンキーコングII」のみ。(復刻版「ボール」は除外)今回の「ポパイ」で3機種目になります。当時,ゲームウォッチを持っている友人は多数いましたが「ポパイ」を持っていた友人は・・・確かいなかったハズです。借りて遊んだ記憶がないので,おもちゃ屋さんの店頭で遊んだ事を除けば自分としても「初プレイ」だと思います。箱なし本体のみでしたが1,550円だったので迷わず購入。ヤフオクで調べてみると・・・最安値は箱付きでも1,500円程度。ちょっと高めだったかもしれませんね。ホコリだらけ&ヤニだらけであまり程度が良く感じませんでしたが,クリーニングしてみたらキズも少なくてなかなかの良品。液晶に若干「焼け」があるものの,色が薄くなっている事もなく視認性は問題なし。ボタン類にも異常はなく普通に遊べます。前オーナーさんありがとう。買ったのは俺です(笑)。
とりあえずプレイしてみましたが・・・これは難しいですね(笑)。「オリーブ」が放り投げてくる「物」を,「ブルート」の妨害を回避しながら,海に落とさずに全て受け取る「だけ」なのですが,ブルートが妨害に入るタイミングが非常に掴みづらいため,飛んでくる物がちょっと増えただけでグッと難しくなる感じです。ブルートの妨害を受けると1ミス。3ミスでゲームオーバーになります。物を海に落としても1発ではミスにならず,2個落として1ミスの扱いとなります。ゲームAでは,ブルートは画面左側にしか登場しないのですが,ゲームBでは,画面右側からも登場するようになり,さらに難易度がアップしてます。そもそも・・・オリーブが「受け取り方に悩むような物の投げ方」をしなければもっと楽なんですけどね(笑)。
現在のハイスコアは200ポイント程度。カンストできる気が全然しません。(≧∇≦)
集中力が持続しないのは・・・年齢のせいでしょうかね(泣)。
ゲーム&ウォッチ「ヘルメット」  
LSI Games / 2014年11月05日
先日オープンしたブックオフ「杜せきのした店」にてゲーム&ウォッチの「ヘルメット」をゲット。
地元では「任天堂ゲーム&ウォッチ」の中古品はほとんど見ないので,なかなか貴重であります。当然,箱なし説明書なし本体のみのジャンク品でしたが,液晶画面も本体そのものも経過年数の割にはキズが少なかったので迷わずゲットしてきました。今回の「ヘルメット」は,1981年に発売された「ゲーム&ウォッチ」第2シリーズ(ゴールド)のもの。本体のメタルパーツ部分が金色になっているのが特徴です。以前も書きましたが,自分が持っていた任天堂ゲーム&ウォッチは,第4シリーズ(マルチスクリーン)の「ドンキーコングII」と第7シリーズ(ニューワイド)の「ドンキーコングJR.」の2つ。これら以外で,友人宅などで最も遊んだシリーズが今回の「ゴールド」なのです。特に「マンホール」と今回の「ヘルメット」は,当時欲しくて仕方が無かったのですが・・・結局買って貰えませんでした。30年以上の時間を超え,ついに我が手に(笑)。
ゲームは単純。何故か空から降ってくるスパナやハンマーやバケツを前後に避けながら,左側のドアから右側のドアへ移動するのみです。たまに右側のドアが閉まっている時があるので,落下物を前後に避けつつドアが開くのを待ちます。これが結構難しいのです。「GAME A」でも結構な数の落下物が出現しますし,自キャラの頭上に落下物が表示されてから「当たり判定」が発生するまでの時間が非常に短いので,ギリギリをすり抜けるプレイができ難くなっています。また,ドアからドアへダッシュしようとしてボタンを押し過ぎてしまい,「次の人」がスタート位置から飛び出して落下物に激突・・・なんて事も発生したりと,単純操作ですが慣れが必要なゲームになっています。
さすが「ゲームセンターあらし」もプレイした名作ですな。
でもカンストできる気はいませんね。裏技ないのかな。ワープするとか消えるとか。
ムーンサルトしないとダメかしら。(´・ω・`)
ゲーム&ウォッチ「ドンキーコングJR.」  
LSI Games / 2017年12月28日
個人的にイチオシのゲーム&ウォッチ「ドンキーコングJR.」をゲット。
子供の頃,誕生日プレゼントかなにかで買ってもらい,ものすごくハマッて遊んだ記憶があります。初期シリーズの「ファイアー」や「ボール」のようにルールが単純ではなく,比較的複雑な操作が要求されるゲームになっていて,敵の攻撃の回避方法に独特なテクニックを必要とします。「子ゴリラ(?)」を操作して,マリオに捕らえられた「親ゴリラ(?)」を救出するのがゲームの目的。マリオが放ってくる「自走式のワナ(トラバサミ)」を蔦に掴まったり,ジャンプしたりして回避しながら,親ゴリラが捕まっている「檻」の鍵穴にカギを「4回」差し込む事で救出できます。操作系は,左側の「4つ」のボタンで子ゴリラの移動(左右で移動,上で蔦を昇る,下で蔦から下りる),右側のボタンでジャンプ(敵回避または蔦に掴まる)です。ゲーム&ウォッチのラインナップの中ではかなりアクション性が高いタイトルかと思います。
攻略するうえでは「蔦」をどう使うかがカギ。
子ゴリラは「一定時間しか蔦につかまっていられない」ため,蔦につかまれば安全・・・という訳ではありません。ですが,ゲーム後半は「ワナ」が4~5個隙間なく連なって襲ってくることが多々あるため,普通にプレイしたのでは回避できません。対処としては,ワナとワナの間に「一瞬だけ着地」して,当たり判定が発生するまえに「再びジャンプで蔦に掴まる」ということをします。これで掴まっていられる時間をリセットして敵の攻撃が落ち着くのを待つ訳です。後半になればなるほどワナの移動速度が上がるため着地できる時間も短くなりますが,素早い操作に慣れてしまえば蔦の上で自在に待機することができるようになります。ワナの回避が難しそうな場合は「蔦があるところまで戻る」ようにし,ワナの回避にジャンプは極力使わないようにします。また,蔦から下りるとき進行方向に空きスペースがあっても,左右ボタンを使わず必ず下ボタンで降りるようにします。どちらの場合も子ゴリラに「滞空」時間が発生し,着地のタイミングがコントロールできない事が理由になります。
ライバルになるのは「カラス」です。プレイエリアは上下2段に分かれていますが,下段の場合は蔦に掴まっているとカラスが襲ってきます。上段にはカラスが出現しないので,できるだけ早く上段に移動するのがベスト。あとはどれだけ冷静に粘れるかが勝負ですね。スコアカンスト(999pts.)までそれほど時間がかかりませんが,シングルスクリーンのゲーム&ウォッチシリーズにおいてはトップクラスのアクション性を誇るゲームなので,お薦めです。
ゲームウォッチ マルチスクリーン  
LSI Games / 2008年02月13日
以前,引越しをした際に無くしたと思っていた「ゲームウォッチ マルチスクリーン」が,7~8年振りに発見されました。ゲームは「DONKY KONG II」です。紛失当時から 電池は抜かれていた(と思う)ので 液漏れ等の影響を一切受けず,動作可能状態はキープしています。液晶パネルはさすがに老朽化しており発色がかなり薄くなっていますが,ゲームはなんとかプレイ可能。ボタン類の状態は奇跡的に良好です。
当時,仲間内で「ゲームウォッチ マルチスクリーン」のCMネタが流行った際,興味本意で 某大手オークションサイトから購入したもので,自分が子供の頃から持っていたものではありません。購入した時点で かなり老朽化していた(ジャンク品だった)ため,あまり大事にはしていなかったのですが,それでもここまで生き残ってくれたのはラッキーとしか言いようがないですね(笑)。1983年製であることを考えると,あとどのくらい動いてくれるかは さすがに不安です・・・。
久々にやってみると,かな~り難しいです。
上下の液晶の間を移動する瞬間に やられちゃう事が多いですね。
やっぱ液晶が見づらいのは致命的です。
ゲームウォッチのゲーム自体は「GAME&WATCH COLLECTION」でもプレイできますが,
やっぱり,実物のマルチスクリーンは違います。
「コンパクト? ノー! ゲームウォッチマルチスクリーン!」
「シガレットケース? ノー! ゲームウォッチマルチスクリーン!」
このCMは神ですな。(≧∇≦)
◆ 学研
学研「サーチライト」  
LSI Games / 2014年04月02日
久々にLSIゲームをゲット。学研の「サーチライト」であります。
この手のおもちゃは,首都圏に行けば(値段は別にして)比較的簡単に入手できるので,あまりレア感がありませんが,地元の中古屋さんで「遭遇」する確率はかなり低いので,今回はなかなかのラッキーかと。しかも,箱&説明書付きで画面どころか本体にもほとんど傷なし。操作ボタンも問題なく反応していますし,液晶表示も綺麗。1982年という発売時期を考えればかなりの美品ではないかと思います。とはいえ,やはり古いモノなので,突然調子が悪くなる可能性も十分にあります。大事にしつつ,早めに楽しんでおこうと思います(笑)。ちなみに,2011年頃に入手したバンダイの「DAIJISHIN」は,電池を抜いて保管していたにも関わらず,液晶の劣化がかなり進んでしまいました。辛うじてまだプレイできる状態ではありますが,余命は僅かっぽいです。
「サーチライト」は,刑務所に囚われた囚人を操り,見回りの看守やサーチライトの光を避けつつ進み,見事「脱獄」させる・・・といった内容のゲームです。サーチライトの光は常時照らされていますが,途中に光を避ける事ができる場所(ドラム缶,茂み)があるので,ここを使って光を回避します。画面右端から左端の「壁」まで辿り着いたら,看守に見つかる前に「壁を破壊」して脱獄完了です。あとは延々とこのアクションの繰り返しになります。ちなみに,巡回している看守は2人いて,まずは,壁側を移動している看守が1人います。もうひとりはスタート地点の刑務所を見に来るヤツです。もしも刑務所側に看守が移動していったら,看守が刑務所に着くまえに脱獄を成功させるか刑務所に戻っていないとミスになります。
なかなかハードなスニーキングアクションです。(≧∇≦)
この手のLSIゲームとしては,かなり面白い部類に入ると思います。
カラーっぽく見える液晶表示がなかなか良い感じ。
◆ その他
SHOOTING WATCH  
LSI Games / 2008年12月18日
かの有名な「SHOOTING WATCH(通称:シュウォッチ)」が復刻されました。
以前,高橋名人のサイト「16SHOT」にて復刻が発表された際,本気で買うつもりで「投票」にまで参加したのですが,一旦発売が中止された後は 完全に忘れていました(笑)。仕事帰りに 某大手家電量販店に立ち寄ったところ,復刻版が並んでいたので 反射的に購入してしまいました。GBA用「ハドソンベストコレクション」にも「シュウォッチ」が収録されていたりするので 特に実物が必要な訳ではないんですけどね。
今回の「復刻版」は,当時のシュウォッチが ほぼそのまま再現されています。(素材など細かい違いはあると思います)違っているのは,電池が交換可能になっている事と ショットボタンのゴムの固さを 高橋名人があらためて吟味して選択している事でしょうか。それにしても当時のシュウォッチの電池が交換不能だったとは知りませんでした・・・。隙あらば中古品でも購入してやろうと思っていたところだったので,危なかったです。
久々にトライしてみましたが,記録は「118」止まり。
でも,現在の 高橋名人でも「128」程度らしいので まずまずなのかしら。
ショットボタンはちょっと固めなので,微妙に力が必要です。
一家に一台,是非どうぞ。(≧∇≦)
【関連リンク】
 ・16SHOT ・・・ 高橋名人の公式Webサイト
 ・Hudson Style ・・・ ハドソンの通販ショップ
PocketBoy「ファンタジーゾーン」  
LSI Games / 2014年09月25日
「東京ゲームショウ2014」の帰りにちょっとしたお土産を買ってきました。
2009年頃に「Hashy TOP-IN」より発売された,PocketBoyというLSIゲームシリーズの「ファンタジーゾーン」です。往年のゲーム&ウォッチのような単色の液晶画面で遊ぶゲームであり,液晶セグメントはキャラの形状や表示位置が固定。本体が小さく価格も安いため,ボタン類も一様にチープで押しづらい。こんな条件下への移植対象として「ファンタジーゾーン」を選ぶなんて・・・と最初は思いましたが,これが思いのほか遊べてしまう絶妙な移植になっているのです。「プレイしづらい」事だけをとにかく我慢すれば,ゲーム自体がちゃんと「ファンタジーゾーン」していると思えるはずです。
単色の液晶画面なので,まず背景が一切ありません(笑)。また,右方向への強制スクロールでゲームが進行し,左方向へスクロールさせる事はできません。さらに言えば,ザコ敵と浮遊基地は各1種類ずつしか登場せず,自機「オパオパ」のパワーアップはできません。いろいろとできない事が多い(当然)ですが,自機は奇跡的に上下左右に移動できる(!)ので,ショットでザコを倒しつつ,右から流れてくる浮遊基地をボムで破壊します。画面下の「レーダーマップ」に表示されている浮遊基地をすべて破壊するとボスが登場。ザコと浮遊基地向けの「液晶セグメントを組み合わせて表現」された大型のボスが4種類用意されています。ボス撃破でステージクリア。自機を3回破壊されるとゲームオーバーです。
操作系がもうちょっとマシだったら,LSIゲーム界の「神」になれたかも。
これをプレイせずして「ファンタジーゾーン」のファンは語れないぜ。(≧∇≦)
「Hashy TOP-IN」のサイトをみる限り,オンラインではまだ注文できるみたい。
シリーズのその他のタイトルは・・・ペンゴ,コラムス,クレイジークライマーの3種類があります。
やっぱファンタジーゾーンだけ異質ですね(笑)。
・・・でも,クレイジークライマーの説明ページを読んでみたら地味に凄い。
1,000円だし試しに買ってみようかしら。
【関連リンク】
 ・Hashy TOP-IN ・・・ PocketBoyシリーズ発売元のWebページ
    
MC68000 Maniacs!
https://blog.goo.ne.jp/funnyplace/c/5862e2d70e4e5493a183a5214177f3cd
https://blog.goo.ne.jp/funnyplace/c/7eaac734eeb643e6b91240afc8b2d351
https://blog.goo.ne.jp/funnyplace/c/f2ceadefc5d16643750c3a2316149229/1
https://blog.goo.ne.jp/funnyplace/c/f2ceadefc5d16643750c3a2316149229/3
     
     
     
     
     
     

















     
     
     






 

1982年8月6日金曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,Dr.デンタル(Dr.DENTAL)(1982)~バンダイLCDゲームデジタルシリーズ




Dr.デンタル(Dr.DENTAL)
ゲーム性 ★★★★ オジャマ菌の存在が憎い。テンポの良いシューティング、名作です
操作性 ★★★ 機敏な操作を要求されるが、ボタンが少し小さい(子供には問題なし?)
キャラクタ ★★★★ とても可愛らしいキャラ達、患者が泣く姿もGOOD!
サウンド ★★★★ 消毒液を発射して虫歯菌をやっつけるまでの音がこのゲームならでは
ハード ★★★ とても良く合ってるカラーリング
総合 ☆☆☆☆ さすがバンダイ、アイデア勝利的なモノが見えます。是非GETせよ!





Dr.デンタル(Dr.DENTAL)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
■ゲーム内容:とてもいやな歯医者だが・・・
Dr.デンタルの画面1  歯医者と言えば、子供が嫌いな所ナンバー1と言っても過言では無い場所でしょう。
あのウィーンウィーンの音には、大人も嫌になってしまう程です。
子供が泣くのも当然でしょう。私も例外ではありませんでした。
電子ゲームの大御所とも言えるバンダイは、日常生活からアイデアを取り入れた作品も多く、
この作品も言うまでも無く「歯医者」から取ったものですが、非常にうまくゲーム化されていて
いやな歯医者とは思えないほど面白く仕上がっています。
まず注目したいのは、患者でしょう。絶滅寸前のアフロヘアーなのです(笑)。
ゲーム中は目をパチパチしています。やっぱりチクチク痛いのでしょう。
(それにしても、こんなに虫歯菌に好まれるなんて何を食べていたんでしょう?)
次によく考えると、このゲームは「シューティング」の分類に入ると思います。
シューティングと言うと、TVゲームでも電子ゲームでも戦闘機ものばかり。
それを歯医者に当てはめるなんて、さすがバンダイ・・・と思いました。 Dr.デンタルの画面2
Dr.デンタルの画面3  さて、ゲーム内容ですが、ゲームが始まると上の歯に虫歯菌が現れます。
虫歯菌が歯をカジカジ囓って虫歯にしてしまうので、Dr.デンタルを操作して消毒液を発射し(FIREキー)、
虫歯菌をやっつけます(2点加算)。
ただし下の歯には、オジャマ菌が居て、Dr.デンタルの消毒を妨害します。
オジャマ菌は下の歯を虫歯にする事はありませんが、消毒液がオジャマ菌に当たった場合は
消毒液は消えてしまいます(1点加算)(オジャマ菌も消えます)。
つまり、オジャマ菌のおかげで消毒液が虫歯菌に届かない間は、虫歯菌はやりたい放題です。
虫歯菌がしばらく歯を囓ると、1段階虫歯になります。これが3段階になってしまうと患者が泣き出してしまいミスになります。
これはバンダイのお約束システムなのですが、得点1,000点毎におっかけダンス(左写真)が始まり、
ボーナス500点加算されます。つまり「パックマン」のコーヒーブレイクみたいなものですね。
このゲーム、オジャマ菌のおかげでゲームがとても面白くなっています。
オジャマ菌が原因でミスになる事がよくあります。本当にジャマな存在です(笑)。可愛いけどイヤなヤツですね。
なんとなく音もコミカルで楽しいものとなっています。ゲーム中、たまにある「間」も、虫歯菌との駆け引きには欠かせません。
是非、可愛いキャラの「Dr.デンタル」を是非プレイして下さい。
ちなみに、このゲームの虫歯菌・オジャマ菌がバンダイらしいキャラだと思った人はかなりの通だと思います(笑)
注:キャラの名称などは説明書を紛失してしまった為に正確な名称ではないかもしれません。ご了承下さい。
■本体解説
ゲームデジタル3,980円シリーズについては、「ハンバーガーショップ」「影忍者」をご覧下さい。
カラフルなカラーリングが多いシリーズですが、Dr.デンタルの青は意外に落ち着いていてマッチしていると思います。
■当時の思い出
私はこのゲームがかなり好きでやり込みましたが、当時は歯にこういった虫歯菌が居るモノと信じていた時期がありました(汗)。
当時、「どうしてDr.デンタルと言うんだろう?」と疑問を持った私は英和辞典で調べたら・・・納得。これで「DENTAL」と言う英単語を覚えました。
ゲームで遊べて英単語も学べる・・・うーん、さすが電子ゲーム!(オイオイ)。
     
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1982年6月10日木曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,エッチな小人(1982)~LSD脱衣ゲーム










[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,エッチな小人(1982)~LSD脱衣ゲーム
エッチな小人
H NA KOBITO
(テクトロン/バンダイ)
Written by T鈴木
■組み立てキット、テクトロン!
バンダイの「エッチな小人」です。何とこのゲーム、組み立てキットになっていて、付属のパーツを装着することによって、AMラジオ、スピードメーター、ストップウォッチ、タコメーターなどに使用することができます。なぜそんなことをしなければならないのかは不明ですが、電子ゲーム混迷期には、このような勢いだけで作ったようなモノも多数見受けられ、メーカーの苦悩、試行錯誤した様が伺えます。そう考えると、ちょっと感慨深かったり・・・・ってそんなことないか(笑)。
■電子ゲーム唯一無二の脱衣ゲー
ゲーム内容もかなりバカっぽいです。お姫様(これがお姫様!??)の服を脱がそうと小人が近づいてくるので、天使を操って小人を矢で射りましょう(ひどすぎる・・・)。射るのが遅れると、哀れお姫様の服が脱がされてしまいます。お姫様の服は3段階まで脱げてしまい、最後は全裸になってしまいます(もはや犯罪者ですね・・・)。
これは買えねぇ~!
とは言え、全裸になってもマメ天使がしっかり隠してくれるので、お母さんやPTAも安心です。全国チビッコ電子ゲーマーの「んんだよぉぉぉ!!」と落胆した姿がうかがえます。しかし、いくら高めの年齢層を狙ったこのシリーズでも、これはかなり買うのが恥ずかしいのでは!?筆者の友人でも、同シリーズの「おもらしベイビー」を持っていた人はいましたが、さすがにコレ買った人はいませんでした。
・・・って言うか仲間外れにされるよ、こんなの持ってたら(笑)。
■さあ、組み立てよう!
前述した通り、この本体は、パーツ装着で様々なメカに変身します。しかし、ラジオやストップウォッチはともかく、スピードメーターとして使用した人はいるのでしょうか!?筆者もさすがに、自分の自転車にこれを取り付けるのはイヤでした。・・・って言うか雨降ったらどうすんの!?

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.kobito.htm






1982年5月22日土曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,恐怖の無人島(KYOFU NO MUJINTO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ




[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,恐怖の無人島(KYOFU NO MUJINTO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ
恐怖の無人島(KYOFU NO MUJINTO)
バンダイ/LCDソーラーパワーシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
ゲーム性 ★★★
攻守を織り交ぜた内容は評価出来るが、少々のんびりした印象。
操作性 ★★★
問題なし。
キャラクタ(画面) ★★★★
バンダイの電子ゲームキャラは良いっ!
サウンド ★★
電池式のゲームに比べれば貧弱だがソーラー式でサウンド有りは評価出来る
ハード ★★★★
他社のソーラー製品に比べ、ダントツに良いボディ!
総合 ☆☆☆
ソーラーパワーシリーズの名に恥じないゲームだが少々インパクトに欠けるかも
     
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(上)やっとの思い出で一命を取り留めた遭難者を容赦なく襲うサメの姿・・・。
左端に島が見えたら速攻で上陸せよ!






■ゲーム解説:SOS!!サメと対決、サバイバル(パッケージより)
カメラが捕らえた決定的瞬間!
恐怖!飛行機の墜落現場!はたしてパイロットは助かるのか・・?!
(上)やっとの思い出で一命を取り留めた遭難者を容赦なく襲うサメの姿・・・。  
あなたは「無人島に行きたい」と思った事がありますか?
無人島=夢の楽園・・・。無人島に行けば、苦しい勉学・仕事から解放されて自給自足でのびのび暮らせる・・・。
これは誰でも描く「夢」でしょう。
(「夢の楽園」な「オイシイ所・痛い所」などはレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』で
克明に描写されてましたね。)
私は「無人島」と言えば、1972年1月24日にグアム島密林から奇跡的生還した横井庄一軍曹の
ニュースを思い出します。(と言ってもリアルタイムにこのニュースを観た訳ではないのですが ^^;;)
もしかしたら、ゲームの誕生の背景には、このニュースが題材になっているのかもしれませんね。
(あ、ゲーム発売から10年前のニュースだから少々無理があるかも・・ ^^;;)
横井氏にとってグアム島密林での生活は辛いものだったに違いありません。
「夢の楽園」でありたい無人島・・・・。
しかし、このゲームもタイトルの通り、主人公(遭難者)にとってあまり良い存在では無いのです。
さて、どの様な「無人島」になっているか、ゲームを始めて確かめてみましょう!
ゲームは第1パターンから始まります。
いきなり飛行機が墜落して、主人公が漂流してしまいます。
無地、海に不時着し、何とか一命を取り止めたパイロットですが、物事はそう上手く運びません。
広い海に人間がただ一人残された場合は必ずサメが出てくると相場は決まっているからなのです。(^_^;;;;
(電子ゲームではサメは悪役の人気者で、かなりの数のゲームで登場します。 ^^;)
このゲームも例に漏れず、非情にもしっかりとサメが襲ってきますので、
[LEFT][RIGHT]キーを使ってサメを避けましょう。(10点加算)
(もちろん、サメに襲われると1ミスになります。)
このシーンでミスせずにサメを避け続けて100点以上得点すると、時折左端に無人島が
現れるようになります。島が現れたら[LEFT]キーを連打して主人公を左端まで移動させて
上陸させれば、このパターン終了!ゲームは第2パターンに移ります。
この第1パターンではサメのキャラクタの配置が変則的なので、
避けるのが少々難しいかもしれません。
幸い、サメと遭難者(主人公)が蜂逢わせになっても、ミスになるまで少し時間がありますので素早く行動する事がミスの減少・・・高得点へのカギになるでしょう。
サメの襲撃を避けつつ、無事に上陸出来てホッと一息・・したいのですが、そうはいきません。(涙)しつこいサメが無人島まで襲いかかってくるのです。もしかして飢えているのでしょうか。しかし、このパターン2では遭難者は棍棒を持っているので、反撃出来るのです。これまでの恨みを晴らすべく、サメを退治しまくりましょう!(笑)
(パターン1)
生き延びる為にはサメを避けてまくれ!
パターン1画面:生きる為には避けまくるんダ!
左端に島が見えたら速攻で上陸せよ!
島を発見したら、速攻で上陸だ!!
(パターン2)
ココナッツを避けながら、サメを退治せよ!
パターン2画面:ココナッツを避けつつ、サメに逆襲ダ!
「痛てッ!」ココナッツに当たる遭難者
ココナッツに当たると、棍棒を振る動作をするのは何故だろう?  ところが、無人島の1本しか無いヤシの木から、なんとココナッツが雨の様に
降ってきて、遭難者の行動を妨害してくるではありませんか! ^^;;;
これにあったらひとたまりもありません。ココナッツを避けた結果、サメを退治できなくても
ミスにはなりませんので、ココナッツが落ちてくる方法を素早く見極めて、
無理なく確実にサメを退治していきましょう。棍棒を振るには[ATTACK]キーを押します。
サメを退治する毎に20点加算されます。
サメとの遭難者の当たり判定は甘めに設定されているのですが、サメが出てきて
しばらくしてから退治しにいくとキャラクタが重なった瞬間にミスになる場合がありますので
注意が必要です。
このパターンでサメに噛まれたり、ココナッツにあたると1ミスとなり、舞台は
パターン1に戻ります。
パターン2でミスせずに500点を得点すると、出てきたイカダに遭難者が
飛び移り救助船に乗って500点のボーナス点が加算されます!
そして次の飛行機が墜落し(笑)、次の遭難者が海に投げ出され(汗)、
舞台は再び海の中へ戻ります。(^^;;;
 このゲームをプレイして思った事は少々のんびりした感じを受ける事です。
ソーラーパワーシリーズの宿命でしょうか、サウンドが貧弱なのも、
のんびりした印象を後押しする結果となっているのです。
また、ボーナス制度もゲーム進行の一部の演出にしか見えず、
自動的に加算される方式ではなく、「謎のピラミッド」等の様な条件制「~したらボーナス点」にした方が
有難味があると思いました。
(同じのシステムでも「バクダンマン」等はテンポが早いので、ボーナス加算時にはインターバルにもなって
有り難い存在なのですが・・)
とは言え、当たり判定を易しくなっていたり、効率の良いキャラクタの配置はさすがバンダイ、
名シリーズに恥じない出来と思わざるを得ません。
ソーラーパワーシリーズを集める際に外せない1作ですので、ぜひ手に入れて遊んでみて下さい。
■本体解説:電子ゲームの人気ブランド・シリーズ!
「LCDソーラーパワー」シリーズについては、「大脱走」「激戦!Uボート」をご覧下さい。
太陽電池を用いた電子ゲームは電子ゲーム全盛期(1982年頃)から様々なメーカーで登場しましたが、中でもバンダイ製のこのシリーズは本体デザインがコンパクトの様に折りたたみ式で
とても良く、ゲームに2パターン制を用いたりして、人気ブランドとしてしっかりとした地位を確立していきました。
本体のカラーリングもゲーム内容にマッチしていて「緑色」、
まるで、無人島に生い茂る木を意識したようなカラーになっています。
本体デザインについては電車の中で女性が化粧をすべくコンパクトを出すと思いきや、ソーラーパワーを取りだす・・・と言った事があっても良かったんじゃないかな~と常々思います。(笑)
ただ、ソーラーパワーダブルパネルシリーズはやりすぎ感がありますけどね・・。
     
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1982年5月19日水曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,大脱走(DAIDASSO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ



[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,大脱走(DAIDASSO)(1982)~LCDソーラーパワーシリーズ
大脱走(DAIDASSO)
バンダイ/LCDソーラーパワーシリーズ/1982年頃
(C)1982 BANDAI ELECTRONICS
ゲーム性 ★★★★
看守の目を盗んでの鉄格子ギコギコのスリルが最高!
操作性 ★★★★
操作良好!
キャラクタ(画面) ★★★★
バンダイキャラって本当にいいよねって思わせるゲーム
サウンド ★★
ソーラーパワーでは、仕方がないのか?演出が良いだけに惜しい!
ハード ★★★★
他社のソーラー製品に比べ、ダントツに良いボディ!
総合 ☆☆☆☆
ソーラーパワーの中では1、2番のデキだと思います!

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■ゲーム解説:看守の目を盗んでいるわりにはバレバレ?(笑)
大脱走の第1パターン画面(牢の中)  私がソーラーパワーの存在を知った時、かなり衝撃を受けました。
今まで、電子ゲームを毎日何時間もプレイしていた為に電池代もバカになりませんでした(少ないお小遣いなので)。
それが、ソーラーパワーでは太陽電池の為にボタン電池不要・・・0円になる・・・。
どうして太陽の光だけでゲーム画面が出るのかとオロオロするばかりでした。
後になって考えれば太陽電池式の電卓(ソーラー電卓)が既に出ているんだから、
太陽電池式のゲームが出るのは時間の問題だったのかもしれません。
しかし、当時の私は小学生だったんで電卓なんてロクに触っていないので
ソーラー電卓なんて知る由もありませんでした(汗)。
(それどころか電卓を使ってちゃんと計算しなければいけない仕事なんてあるのか・・と思っていたくらいです)
 さて、大脱走ですが、プレイヤーは何故か捕まっています。こうなると目的は一つ、脱走するだけです(笑)
いじわる(?)な看守は常時、見張っています。プレイヤーはベッドで女性のボスターに見とれているふりをします。
看守がいなくなった隙に鉄格子に近づき、隠し持っていたノコギリで鉄格子をギコギコ切っちゃいます。
看守がドアを開けた時にベッドに戻っていないと、脱走計画がバレてしまってミスになります。
鉄格子を1つ切る(鉄格子の前でLEFTキーを10回押す)と10点加算されます。3本切ると無事外に脱出出来ます。
実はこの看守、かなりのやっかい者でフェイントのオンパレードです。連続でドアを開けたりしてイヤな奴です。
本当に看守の目を盗まないと脱出出来ません(笑)。頑張って脱出しましょう!(題材がヤバい様な気がしますが・・・)
あと、ずっとベッドにいればいいじゃないか・・と思われますが、ベッドに20秒間以上寝ていると、自動的に移動させられます。
大脱走のミス時画面
大脱走の第2パターン画面(牢の外)  脱出成功!・・と思いきや、なんと既にバレバレ状態・・(笑)
数限りない警察犬が襲ってきたり、看守はピストルを発砲しまくったりと、
地獄絵図そのものに見えます(汗)。脱走者を殺す気でしょうか?
プレイヤーは当然、これらを避けなければいけません。警察犬の攻撃を避ける毎に10点加算されます。
向こうに仲間のクルマがある時に駆けつけると、無事脱出成功で500点のボーナスとなります。
牢の外で警察犬に襲われたり、看守の銃に当たってもミスにはならずに牢屋の中に戻されます。
この辺はバンダイのソーラパワーで良く使われているシステムです(ミスは第1パターンのみ)。
このゲーム、牢屋の中と外とでは全く違うゲームになっていて、本当に感心させられます。
バンダイのキャラはなかなか漫画的で表情豊かで良いと思います。
看守の目を盗んで鉄格子をギコギコ・・・これはかなりスリリングな行為です。一見の価値ありなゲームだと思います。
■本体解説:閉じれば非常にコンパクト!電池代不要の凄いヤツ!
上のゲーム解説でも書きましたが、太陽電池式の為にボタン電池などは一切必要ありません。また、コンパクトの様に閉じる事が出来ます。
ソーラーパワーシリーズには他に「天国と地獄」「謎のピラミッド」「恐怖の無人島」「激戦!Uボート」「謎の沈没船」等があり、
液晶板を2枚使って、しかもジョイスティック装備のソーラーパワー・ダブルパネルがあります。
ダブルパネルシリーズには「エアポート・パニック」「悪霊の館」「秘境!アマゾン」「Mr.フランケン」等があります。
LCDソーラーパワーはサウンドを装備している為か、蛍光灯などの弱い光には反応せず、昼間の明るい時や電気スタンドの下でないと動きません。
■当時の思い出
このゲームは、友人のA.Y氏に借りてプレイしました。
個人的にはソーラーパワーの中では「謎のピラミッド」の次に好きな作品です。
ソーラーパワーのボディって白いから、時が経つと黄色く変色しちゃうんですよね。
個人的にこの部分がイヤです(笑)

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1981年8月21日金曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,大地震(DAIJISHIN)(1981)~ワァー大地震だ!どうするどうする




大地震(DAIJISHIN)
ゲーム性 ★★★★ 非常に忙しい!アイデア勝利!2つの要素が楽しめる!
操作性 ★★★★ キー操作に問題無し
キャラクタ ★★★★★ バンダイ初期GDシリーズのキャラはナイス!
サウンド ★★★★ いかにもゲームデジタルっぽい音!
ハード ★★★★ コンパクトで可愛い
総合 ☆☆☆☆ 1万点までは比較的簡単に達成出来るが、その後が難しい!







大地震(DAIJISHIN)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1981年頃
(C)1981 BANDAI ELECTRONICS.
■ゲーム解説:ワァー大地震だ!どうするどうする(パッケージより)
ゲーム開始直後に激震が・・。
もしかして震源地はあなた?
大地震のゲーム画面1
大地震が起きていると言うのに
子供はのんきなモンです(^^.)  「地震・雷・火事・親父」にもあるように地震は大変恐ろしい天災の一つです。
地震は予期出来ないばかりか、火事・津波をも誘発し、毎回多くの犠牲者が出ており、痛ましい限りです。
平成7年に発生した阪神淡路大震災も同様でしたが、地元の方々の努力で復興を成し遂げる事が出来ました。
なんとバンダイはこの恐ろしい「地震」を題材にした電子ゲームを発売していたのです。
これが「バンダイ・LCDゲームデジタル・大地震」です。
地震と言えば、TVゲームでの演出の一種くらいな利用方法を考えると
「大地震」は地震そのものを扱っており、とても異質(貴重)な存在と言えますね。
 さてゲームの方に話は移りますが、舞台は地震の真っ最中!いつになったら、
収まるのか分かりません。(^^;)
料理中だった「奥さん(おばさん)」は大慌て!!
地震で倒れてくる家具(冷蔵庫・花瓶・タンス)をすばやく押さえなくてはなりません。
家具の揺れるパターンは3パターンあります。
3パターン目まで来たら要注意、急いで家具の所に移動させましょう。
家具を押さえると得点が10点加算されます。
(ちなみに得点下部でブラブラ揺れている電灯はゲームには関係ありません。
私は説明書を見るまで電灯だとは思いませんでした・・・(苦笑))
ゲーム画面の左端にガス台があります。地震の影響でガス台から火が燃え上ってしまって
とても危険です。一番左端に移動して、さらに[LEFT]キーを押すと消化器を放出します。
時たま出てくる消防士より先に火を消すとボーナス得点として500点が加算されます。
(何故、消防士が待機しているかは全くの不明なんですが・・・ ^^;)
ガス台の火は必ず消防士が消してくれるので無視していても構いませんが、
これを逃しては高得点は望めません。コツとしては普段はガス台の前で[LEFT]キーを連打
して消化器を放出しておいて、家具が倒れそうになるまで待ってから、
素早くまとめて押さえに行くという方法が良いようです。
「大地震」名場面集
▼家具を押さえろっ!
花瓶を押さえろっ! 冷蔵庫を押さえろっ! タンスを押さえろっ!
▼ビタンッ!倒れる家具!
花瓶が割れたっ! 冷蔵庫が倒れたっ! タンスが倒れてグチャグチャッ!
▼もーイヤ!奥さんミスポーズ集
キャ~! もうイヤ~! あなた助けて~!
待機している消防士よりも
早く火を消せ!
何故か時たま姿を現す消防士 消防士はガスの火を消してくれるが・・・ 自分で消すとボーナスだ!!  
家具が倒れると奥さんが嘆いてポーズ(OH!MY GOD!風)のポーズをとってミスとなります。
もちろん3ミスでゲームオーバーとなります。
尚、ゲーム1の設定は震度5(強震)で、ゲーム2は震度7(激震)となっており、
地震体験にはもってこいです(そんな事ないって ^^;)。
このゲーム、家具が倒れるパターンや2種類あるミスポーズ、燃え上がる炎の表現が
良く出来たゲームだと言えます。ゲーム的には同シリーズの「バクダンマン」に比べてテンポが悪いのですが、
地震という題材を見事にゲーム化したバンダイには頭を下げざるを得ません。
勇敢な奥さんの活躍を是非、ご覧ください。
■本体解説:ちょっと高級感あるゲームデジタル!
何とケースが標準添付!!
ゲームデジタル共通ケースとマスコットキャラ  「バンダイ・LCDゲームデジタル(GD)」4800円シリーズについては「バクダンマン」をご覧下さい。
バンダイゲームデジタルシリーズは初期のシリーズと言う事もあってか、
時刻設定を行う[TIME]スイッチを搭載しているのが「クロスハイウェイ」「バクダンマン」「オットセイランド」
だけで「大地震」「ツッパリカラス」からは省かれており、途中で本体仕様が変わっています。
しかし、初期のGDシリーズのボディは少し高級感があり、任天堂の「ゲーム&ウォッチ」と互角に張りあえる
デザインになっています。
今後、バンダイのLCDゲーム機は子供向け・低価格化でデザインも簡素なものになっていってしまうのが
少し悲しいです。
なお、このシリーズには電卓についている様なソフトケースが付いています。
中には時刻の設定方法が書いてあったり、表にマスコットキャラが書かれていたり
初期のバンダイゲームは気合が入っている事が分かります。
マスコットキャラがあるシリーズゲーム機なんてそうありませんから・・・・。
(って言ってるそばからタカラの「システム カード&アクション」にはマスコットキャラがいた事を
思い出しました(爆))。
■備考:本当に地震が起こったら・・・?!
地震が起こったら、大地震の様にしてはいけません。
まず、出来るだけ倒れそうな家具から離れます。そしてテーブルなどの下に隠れます。座布団等で頭を保護すると尚良し!
ガスは素早く消して元栓も閉めましょう。・・とは言え、現在のガスのマイコンメーターには一定以上の揺れを感知したら
自動的にガスの供給をストップする機能が付いているようです。しかし、そればかりに頼ってはいけません。
詳しくは、「消防庁のホームページ(http://www.fdma.go.jp/)」に載っていますので、これを機会に是非御覧下さい!!
電子ゲームを通じて防災知識を学ぶ・・・素晴らしい事ですよ!!本当に!!
無理せず、
身の安全を考えよう!
大地震のゲーム画面2
参考:「大地震」説明書(バンダイ)/「消防庁ホームページ(消防庁)」
Special Thanks!:ぴょん吉氏

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1981年5月21日木曜日

[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)(1981)~ヨッパライは無事横断出来るか










[ゲーム][LSDゲーム] バンダイ,クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)(1981)~ヨッパライは無事横断出来るか
クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)
バンダイ/LCDゲームデジタルシリーズ/1981年頃
(C)1981 BANDAI ELECTRONICS.
ゲーム性 ★★★★
ゲームバランスに多少難有りだが、微妙な避け行為にドキドキヒヤヒヤ!
操作性 ★★★★
キー操作に問題無し。
キャラクタ(画面) ★★★★
バンダイ初期GDシリーズのキャラはナイス!
サウンド ★★★
単純な音ばかりだが、いかにもゲームデジタルっぽい音!
ハード ★★★★
コンパクトで可愛くブランド感がある。
総合 ☆☆☆☆
好みが分かれると思うが、達成感はある。必ず手に入れたい一品だ。

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■ゲーム解説:ヨッパライは無事横断出来るか!(パッケージより)
車を避けて、道路を横断しよう!
現実にありそうな題材を選んでくるから、バンダイはスゴイ!(笑)  
今から約20年前、現在第一線で活躍している20第後半の世代の人がまだ幼少の頃、
「電子ゲーム」という携帯ゲーム機が発売され、一大ブームを巻き起こしました。
そのブーム時に欲しい物を好きなだけ手に入れる事が出来た人は少ないでしょう。
友達が所有しているのを見て欲しくなる等、「欲しかった」けど数少ない機会の際、
ふとした理由で「別な機種を購入」してしまい、「憧れの機種」で終わったゲームも少なくないと思います。
「クロスハイウェイ」も、筆者の中では憧れの機種でした。
年1回の限られた機会で購入を迫られた私は、欲しかった「クロスハイウェイ」「大地震」が売り切れの中で、
やむを得ず「バクダンマン」を選択しました。これは結果的に良かったのですが、
電子ゲームブーム真っ最中は商品の移り変わりの激しく、翌年に同じ機種が店頭に並ぶ事は
ありませんでした。
 こうして、手に入れる機会を失い、ブームがとうに過ぎた現在に欲しかった電子ゲームを手にしてみると、
TVゲーム慣れした今日では想像できない程、ゲーム内容が単純であっさりしているのに驚く事でしょう。
電子ゲーム後期になると複雑なルールのゲームも発売されるようになりましたが、
それでも1日でも遊べば内容を把握出来るし、単純なゲーム内容の方がずっと多かった実情がありました。
よって、今プレイしても、よほど思い入れが無い限り、長続きしないのが現状でしょう。
しかし、このゲームも当時の人気機種、モノ珍しさだけで子供達が熱中していたのでしょうか・・・・。
さっそく紹介して、その謎を探ってみたいと思います。
★クロスハイウェイ・キャラクタ紹介★
ヨッパライおじさん(プレイヤー)
とクラブのママ(推定) 車(タクシー、トラック、乗用車) 踏切と電車
同じ「避けゲーム」のヘルメットと比べると、なんてアダルトチックなんだろう…。
1台くらい止まってもいいのに、このタクシー群…。
そういえば、交差点前のコンビニで止まっているコンビニのトラック、ムカツキますね、邪魔過ぎて(全然関係なし ^^;)
無理矢理前に入ってくる自動車って嫌ですよね、危なくて。 何を運んでいるトラックなのか、非常に気になるところです。
踏切が上がっているのが一瞬な時があるぞ…大丈夫か?!
クラブのママに見送られ、
デレデレ状態のおじさん。
このママはいったい、何人の
ヨッパライを見送ったのだろうか。
プレイヤーの行く手を阻む存在だが、実は車は何も悪い事は
していない(笑)。道路奥の乗用車はスピードが速いので要注意。
やたら上げ下げの激しい踏切は
業務上問題は無いだろうか(笑)。
最寄り駅のK生駅も
結構上げ下げ激しいです。(^^;
 さて、ゲームの説明に移りますが、まず画面最下段に立ってる「よっぱらいおじさん」、
お土産片手にゴキゲンですね。
このおじさんがキョロキョロしてますが、何をしたいのか分かりますね?(笑)
そうなんです、「道路横断」したいんです!しかし、道路横断って飛び出し事故なんかあって危険ですよね。
お決まりですが、良い子のみんなは決してマネしないようにしましょう!
(って、良い子のみんなは世代が違いすぎて、このページなんか見ないと思いますが ^^;)
でも、このおじさん大丈夫なんでしょうか?
そこであなたはおじさんとなって道路の向こう側に導いてあげましょう。
具体的には、[UP][DOWN]キーでおじさんを前進、後退させるだけなんですが、これがまた交通量が
多いのなんのって(笑)。
なんで近くに横断歩道が無いのか!って疑うほどです。車は車線によって、移動する方向が決まっていますが、
隣り合わせになった瞬間に追突扱いでミスになるという”辛口設定”になっていますので注意してください。
しかも、せっかく向こう側に行こうとしても、なんと踏み切りが上がっている時でないと、
渡り切れないのです。(涙)
避けて避けて避けまくれ!
普通は交通量の多い道路の向こう側に駅は無いよね(ゲームと同じような場所があったら写真希望デス!)
コツをつかもうとしないと即ゲームオーバーだ
とびだし事故に注意しよう!
おじさんより小さいトラックにぶつかっているが、もしこれが本当だったら即死でしょう。減速してないし。(^^;
ピーポー 安易な気持ちは「死」を誘う、サラリーマン魂が試されるゲームだ!(なんのこっちゃ^^;) ポーピー
タクシーが人を轢いたなんて、聞いた事がない…。 ちなみにゲームの流れからして当然の事ながら、この踏み切りは降りている
時間の方が長いです。(笑)
踏み切りを越えると10点加算されて、次のおじさんが出てきますが(笑)、
踏み切りを越える時に電車が来ていると(無事に電車を乗る事ができ)、100点が
加算されます。
このゲームではゲームデジタルシリーズ伝統の500点のボーナス制度が無い為に、
100点は貴重な得点源となります。
…とは言え、踏み切りの上げ下げが気まぐれの為に、そう狙って稼げる訳では
ありませんが、時折、踏み切りが長時間上がっている時があるので、
[UP]キーを押しまくってダッシュしましょう。
もちろん、道路の向こう側に行く事ばかりにこだわると、
あっという間におじさん3人病院送りになってしまいますので、
戻る事も必要です。注意しましょう。
ミスマークの包帯巻いたおじさんの姿が痛々しいじゃありませんか。
このゲームは当たり判定が厳しすぎる為に非常に難しく、ただ黙々とプレイしていても
絶対に高得点は望めません。せいぜい500点止まりでしょう。
では、どう対策するか?
まず、あまり踏み切りの手前で待たないようにする事です。
一番奥の車の移動速度が速いせいもあって、その下の車と重なり、逃げ場が無くなる事が多いのです。
車が来たら、早めに車が来ていない車線に移動しましょう。
次に車線に車があっても、じっくり車の動きを見て移動するようにします。
車が通りすぎたところを素早くに移動するようにすれば、以前は車に挟まれて脱出不可能な場面でも、
切り抜ける事が出来るようになります。
といっても上級者レベルのゲーム2で2000点を越えると、速度制限がかなり緩和されて、
車の速度がアップするので、更なる策を見いださなければなりませんが…。
単純ながらもやりこめば分かるこの駆け引き、奥深さ。
これがこのゲームの面白さなのです。ただ、得点源が10点と100点のみで幅がありすぎてスコアが
上がりにくい実状や、踏み切りの上げ下げの間隔や厳しい当たり判定で高い難易度になっているのが
評価の分かれるところなんですが…。
速度規制大幅緩和のG2は手強い!(笑)
そこまでキケンを冒して、何故道路を渡るのか?電子ゲームのゲーム設定はとにかく"矛盾だらけのゴリ押し"でした・・・。
ゲームスピードは、500点で上がり、
1000点で一時的に低下。
2000点でスピードアップする!
 私自信は「単純=飽きやすい」現状でも、時々ふとプレイしたくなるというリプレイ性の高さが電子ゲームの良いところだと思うのです。
気軽に遊んで気軽にリプレイ・・・。複雑化している近年のゲームではなかなかそうはいきません。
電子ゲームのような気軽にプレイ出来るゲーム内容は非常に「携帯ゲーム」向きであると言えます。
ロールプレイングゲームやシミュレーションゲームは家で腰を据えてじっくりプレイすれば良いのですから。
(余談ですが、私がイチ押ししているリンクスのカリフォルニアゲームスは携帯ゲームの特性を活かした手軽で、
しかも新鮮なゲーム内容だったのですが、残念ながらハード自体がそれほど普及しませんでした。)
このゲームは携帯ゲームらしさだけでなく単純なゲーム内容から見え隠れする「奥深さ」があるのです。
その「奥深さ」をプレイしながら、導き出すのも、また楽しいではありませんか。
★バンダイゲームの人気のヒケツ★
「ハイウェイ(高速道路)に踏切があるか!」とご指摘する方もいるとは思いますが、"ハイウェイ(Highway)"は「公道」の意味がありますので矛盾はありません!
任天堂が「浪漫主義」で、バンダイが「写実主義」って感じかな?  余談ですが、このゲームの人気のあった背景には
ゲームタイトル「クロスハイウェイ」のカッコ良さがあると思います。
同シリーズ「バクダンマン」「大地震」「オットセイランド」「ツッパリカラス」
の中で比べれば歴然でしょう。
バンダイゲームの特徴として、電子ゲーム晩年まで、
実生活に絡んだ題材をゲーム化しており、
非常に親しみやすい内容になっています。
実生活をいかに面白くゲーム化するか…、
これがバンダイゲームの「面白さのヒケツ」なのです。
ゲーム内容的には、業務用のフロッガーを参考にしたか分かりません
が、同タイプのゲームに、「ヘルメット(ゲーム&ウォッチ/任天堂)」
があります。
こちらはバランス調整が絶妙で適度な難易度でお薦めなんですが、
クロスハイウェイの方は高難易度のおかげで、
マラソン等で一線を越えた時のアドレナリンを分泌しまくったような
快感が味わえます。(笑)
いつでもどこでも暇な時に、プレイするところから始めましょう。
きっと虜になるでしょう。
「奥深さはデータの多さじゃない!」を知る事が出来る
ゲームなのです。
■本体解説:電子ゲームのもう1つの顔”ゲームデジタル”
 ゲームデジタルシリーズに関しては「バクダンマン」「大地震」を御覧下さい。
ゲームデジタルの4800円シリーズの第1作がこのゲームです。このシリーズには付属のケースが
付いている事を「大地震」の紹介で説明しましたが、ケースに書いてある説明文が
「クロスハイウェイ」と他とで微妙に違います。[SET]キーがある機種と無い機種がある為です。
ゲームウォッチでは画面サイズが常に固定していましたが、
ゲームデジタルにはゲーム内容によって縦画面と横画面がありますが、このゲームは横画面です。
(縦画面=バクダンマン、ツッパリカラス 横画面=クロスハイウェイ、大地震、オットセイランド)
■備考
このゲームは、後にキャラクターゲーム「なめんなよ」としてリメイクされています。
「クロスハイウェイ」は横画面に対し、「なめんなよ」は縦画面で道路を横に横断するようになっており、
一見すると別ゲームに見えるところが恐ろしいです。誤って両方買ってしまった方は
さぞかしショックだった事でしょう。(^^;

JUN AMANO'S HOMEPAGE             
http://homepage3.nifty.com/lsigame/

         
     
         
       

クロスハイウェイ(CROSS HIGHWAY)(1981)
(LCD GAME DIGITAL/バンダイ)
Written by T鈴木
■バンダイゲームデジタル
バンダイと言えば、アニメのキャラを使用したゲームばかり出していたように思われますが、実は初期の頃は、この「クロスハイウェイ」を初め、「バクダンマン」「大地震」など、実にオリジナリティあふれるゲームを発売していました。コンパクトなボディに、楽しい数々アイデアの詰まったこのシリーズ、「ゲームデジタル」は、電子ゲームファンの間で任天堂G&Wに勝るとも劣らない人気を誇ります(ただし、後期は結局アニメものになったちゃった・・・)。
■主人公はよっぱらい!
主人公はヨッパライのおじさん。自機が酔っ払いだけに、よく見るとお寿司の包みを持っていたりします(芸が細かいですね~)。おそらく飲み屋のママと思われる見送りの女性(この辺が妙に生々しかったり・・・)の手から離れてゲームスタート!トラックやタクシーの行き交う道路を横断しましょう(ちょっとフロッガー入ってます)。遮断機が開いている時に駅にたどり着けばクリア。そのとき電車が来ていればいっきに得点が10倍です!(きょ、極端すぎるのでは・・・・!?)
当時から、なかなか買えず
このクロスハイウェイ、単純ながら大変テンポがよく、なかなか熱くなれるゲームです。
何と言っても、電車が来たときに駅に着くとボーナスというアイデアが秀逸です!
筆者も昔、すごくこのゲームが欲しかったのですが、既に時代は「ドクターデンタル」などの3980円シリーズや、ソーラーパワーに移行しており、手に入りませんでした。
近年やっと入手して、改めてこのシリーズの素晴らしさを確認した次第です(でも、なかなか見つからないんだよなぁ~・・・・)。

週刊電子ゲームレビュー
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kiden/shu.cross.htm